JP6205885B2 - 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法 - Google Patents

光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法に関する。
スキャナなどの画像読取装置は、原稿からの反射光を光電変換する光電変換素子と、光電変換素子が出力するアナログ信号をAD変換して処理するアナログ処理部と、デジタル信号に変換された画像データに対して各種の補正を施す画像補正部を有するものが知られている。光電変換素子として、従来はCCDが使われることが多かったが、近年は高速化・低電力化の要求により、CMOSリニアイメージセンサが注目されている。また、近年では、複数画素を1つの画素群(カラム)として、カラム毎に処理回路を設けられたものが知られている。
しかしながら、従来のカラム毎に処理するCMOSリニアイメージセンサは、一括露光方式によりアナログ信号を一旦保持し、順次に読み出す必要があった。アナログ信号の保持には、保持時間に応じた容量が素子に必要である。即ち、CMOSリニアイメージセンサを小型化できないという問題があった。また、従来のCMOSリニアイメージセンサでは、順次露光方式によりアナログ信号の保持を行わないようにすると、色ずれなどによって画質が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、素子の小型化と、画質低下の防止とを両立することができる光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、主走査方向に配列され、且つ受光する色毎に副走査方向に配列され、順次露光方式の露光による電荷を蓄積する複数の画素と、副走査方向に配列された複数の画素を一つの画素群とする画素群毎に、複数の画素がそれぞれ蓄積した電荷量を示すアナログ信号をデジタル信号とするAD変換処理を行う複数のAD変換部と、を有し、画素群内の複数の画素は、順次露光方式による露光により各画素間で生ずる露光タイミングの差を、画素群内における物理的な位置で相殺するように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、素子の小型化と、画質低下の防止とを両立することができるという効果を奏する。
図1は、画素群ごとにAD変換する一括露光方式の光電変換素子の構成を示す図である。 図2は、図1に示した光電変換素子の動作を示すタイミングチャートである。 図3は、光電変換素子が一括露光方式で画像を読取る動作を示す図である。 図4は、画素群ごとにAD変換する順次露光方式の光電変換素子の構成を示す図である。 図5は、図4に示した光電変換素子の動作を示すタイミングチャートである。 図6は、光電変換素子が順次露光方式で画像を読取る動作を示す図である。 図7は、第1実施形態にかかる光電変換素子の構成を示す図である。 図8は、光電変換素子が画像を読取る動作を示す図である。 図9は、第2実施形態にかかる光電変換素子の構成を示す図である。 図10は、図9に示した光電変換素子の動作を示すタイミングチャートである。 図11は、光電変換素子が画像を読取る動作を示す図である。 図12は、第3実施形態にかかる光電変換素子の構成を示す図である。 図13は、光電変換素子が画像を読取る動作を示す図である。 図14は、光電変換素子を有する画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図である。 図15は、画像読取装置が機械的に読取線速を変更した場合の光電変換素子の動作を示す図である。 図16は、画像読取装置が機械的に変倍した場合に、光電変換素子が行う色ずれ防止の動作を示すタイミングチャートである。 図17は、画像読取装置が機械的に変倍した時の色ずれを防止した読取画像を示す図である。
まず、本発明をするに至った背景について説明する。CMOSリニアイメージセンサは、入射光をフォトダイオードで光電変換する点はCCDと同じである。しかし、CCDが電荷をシフトレジスタで転送し、転送後に電荷検出部で電荷−電圧変換するのに対し、CMOSセンサは、画素付近で電荷−電圧変換して後段に出力する点が異なる。また、CMOSセンサは、CMOSプロセス(CCDはNMOSプロセス)で製造できるため、ロジック回路を内蔵でき、AD変換器を内蔵することも可能である。また、CCDが電荷転送で画像信号を順次出力するのに対し、CMOSセンサは、画像信号を画素毎に接続されたスイッチを切替えることによって順次出力する。
一方、近年では、複数の画素を1つの画素群(カラム)として、カラム毎にAD変換器や他の処理回路を構成するカラム方式の光電変換素子が知られている。図1は、画素群ごとにAD変換する一括露光方式の光電変換素子1の構成を示す図である。図1(a)は、副走査方向に並ぶRGB各1画素の計3画素を1カラムとした場合の光電変換素子1を示している。光電変換素子1は、CMOSリニアイメージセンサであり、例えば画像読取装置の主走査方向に配列された7000個の画素ごとに、受光する受光素子(フォトダイオード:PD)10と、画素回路(Tr)12とを有する。また、受光素子10及び画素回路12は、R,G,Bの光をそれぞれ受光するように、画像読取装置の副走査方向へ3列並べられている。また、受光素子10は、R−G及びG−Bの副走査方向の間隔が、画像読取装置が読取る原稿上の2ラインピッチに対応している。
図1(a)に示すように、アナログメモリ(MEM)14及びAD変換部(ADC)16は、それぞれカラム毎に設けられている。図1(b)は、アナログメモリ14の構成を例示する図である。アナログメモリ14は、色ごとにコンデンサ(容量)Cr,Cg,Cbを有し、スイッチS1〜S3が切替えられることにより、各色のアナログ画像信号を順次に記憶する。AD変換部16は、アナログメモリ14が順次に記憶した各色のアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。
光電変換素子1では、RGBそれぞれの受光素子10が露光した光は、光電変換により電荷量として蓄積され、電荷−電圧変換されて電圧画像信号として画素回路12に転送される。画素回路12は、受光素子10から入力される画像信号を転送するためのスイッチやバッファ(図示せず)を有する。
画素回路12それぞれから出力されたRGBの各アナログ画像信号はアナログメモリ14に書き込まれる。アナログメモリ14に書き込まれた画像信号は、順次AD変換部16に読み出され、A/D変換が行われる。A/D変換後のデジタル画像データは、図示しないラインメモリに保持され、パラレル−シリアル変換された後に、全画素のシリアル画像データとして後段に出力される。
ここで、アナログメモリ14は、A/D変換が開始されるまでアナログ画像信号を保持しておく必要がある。アナログメモリ14がアナログ画像信号を保持する期間は、最大で1ライン周期程度であり、時間にすると例えば数十〜数百μsとなる。従って、アナログメモリ14の容量値も数百F〜数十pFと大きくする必要がある(半導体チップ上に形成する容量としては非常に大きい)。つまり、アナログメモリ14は、回路規模が大きいために、受光素子10の面積を小さくして開口率を下げなければならないといった問題や、素子のサイズ(チップサイズ)が大きくなって製造コストが増大してしまうという問題を生じさせる。
なお、光電変換素子1は、R→G→Bの順に画像を読取る場合を例に説明するが、順序はこれに限定されない。また、スキャン方向とは、原稿に対して光電変換素子1が画像を読取りながら移動する方向(原稿に対する相対的な方向)とする。以下、光電変換素子1を構成する各部と実質的に同一の構成には、同一の符号が付してある。
図2は、図1に示した光電変換素子1の動作を示すタイミングチャートである。受光素子10は、ほぼ1ラインの走査を行う期間(PD=”H”期間)露光している。また、RGBそれぞれの受光素子10は、露光タイミングが同一となっている。これにより、光電変換素子1は、全画素の一括露光を実現している。
光電変換素子1は、受光素子10による露光が完了すると、蓄積された電荷を画素回路12に転送する(Tr=”H”期間)。RGBのアナログ画像信号は、それぞれのアナログメモリ14に書き込まれる。アナログメモリ14は、各信号毎にA/D変換が完了するまでアナログ画像信号を保持する(MEM=”H(Hold)”)。アナログメモリ14が保持したアナログ画像信号は、AD変換部16によって読み出され、R→G→Bの順にA/D変換される。
図2に示すように、光電変換素子1は、受光素子10が露光を開始してアナログメモリ14が書き込みを行うまでは画素毎にパラレル処理を行い、アナログ画像信号をアナログメモリ14から読み出してAD変換するまでの処理は画素群(カラム)内のシリアル処理となっている。
最初にA/D変換されるRのアナログ画像信号は、アナログメモリ14に保持される期間が最も短い。逆に、最後にA/D変換されるBのアナログ画像信号は、最も長くほぼ1ライン程度の期間保持しておく必要がある。なお、lsyncは、図1には示していないが1ラインを走査する同期信号である。
図3は、光電変換素子1が一括露光方式で画像を読取る動作を示す図である。光電変換素子1は、一括露光方式により、RGB全画素を同一タイミングで露光する。図3に示すように、黒→白の原稿である場合、Rの受光素子10が読取るR画像は、原稿に応じて黒→白となる。Gの受光素子10は、図1に示したように、Rの受光素子10との間隔が2ライン分となっている。つまり、Gの受光素子10は、Rの受光素子10に対して2ライン遅れて原稿の黒→白を読み取ることになる。さらに、Bの受光素子10もGの受光素子10に対して2ライン分の間隔(Rの受光素子10に対しては4ライン分の間隔)があるため、Gの受光素子10に対して2ライン分遅れて原稿の黒→白を読み取ることになる。
ここで、G/Bの受光素子10がRの受光素子10に対して副走査方向にそれぞれ2ライン/4ライン分ずれて位置しているので、G/Bの読取画像もRの読取画像に対して2ライン/4ライン分遅れて原稿を読む。しかし、RGBでの露光タイミングに差がないため、RGB各画素が読んでいる原稿の位置は同じとなる(同じ原稿位置を異なるタイミングで読んでいることになる)。
RGBそれぞれの受光素子10が読取った画像は、後段の画像処理部(図示せず)がライン間隔による読取画像の電気的な遅れを補正(ライン間補正)するので、補正後にはRGBでタイミングが合った画像となる。
なお、図3においては、説明を簡略化するために、原稿の白と黒の境界が読取ラインの境界と等しい場合を例とし、MTF(Modulation Transfer Function)は理想状態としている。実際には、MTFにより、黒→白の境界の前後では黒と白の中間色(灰色)として読まれる。また、スキャン方向として原稿に対してR→G→Bの順で読むような例としている。
図4は、画素群ごとにAD変換する順次露光方式の光電変換素子2の構成を示す図である。図1に示した一括露光方式の光電変換素子1に対し、図4に示した光電変換素子2は、順次露光方式であるためにアナログメモリ(図1におけるアナログメモリ14)が不要となっている。光電変換素子2は、図1に示した光電変換素子1に対してアナログメモリ14が削除されている以外の差異はなく、画素群もRGB各1画素の計3画素を単位としている。
順次露光方式では、露光した画素から順にA/D変換を行うためにアナログメモリは不要となる。これは逆に言えば、順次にA/D変換を行うためには、カラム内の画素間で露光タイミングをずらす必要があるということになる。
図5は、図4に示した光電変換素子2の動作を示すタイミングチャートである。受光素子10は、図2に示した動作例と同様に、ほぼ1ラインの走査を行う期間(PD=”H”期間)露光している。ただし、RGBそれぞれの受光素子10、即ちPD(R),PD(G),PD(B)は、露光タイミングがずれている。ここでは、RGBの露光時間を1/3ライン≒0.33ラインずらしている。
各受光素子10での露光が完了すると、蓄積された電荷は画素回路12に転送され(Tr=”H”期間)、AD変換部16に転送されてA/D変換される。この処理を光電変換素子2はR→G→Bの順に順次行う。
図6は、光電変換素子2が順次露光方式で画像を読取る動作を示す図である。順次露光方式では、図3に示した動作とは異なり、RGBの各受光素子10は、異なる読取位置に対して露光する。
図6に示すように、黒→白の原稿である場合、Rの受光素子10が読取るR画像は、原稿に応じて黒→白となる。Gの受光素子10は、図4に示したように、Rの受光素子10に対して2ライン分の間隔がある。ただし、Gの受光素子10は、図5で示したように露光時間がRの受光素子10に対して約0.33(1/3)ライン分遅れて露光する。よって、Gの受光素子10は、R画像に対して約1.67ライン遅れた、つまり約0.33ライン後の原稿位置を読み取ることになる。
そのため、Rの受光素子10が黒→白の境界を区別して読み取れたのに対し、Gの受光素子10は、図6に示したように、原稿の境界直前の白を灰色(薄グレー)と読んでしまう。これは、露光時間が約0.33ライン分遅れたことにより、それまで白と読んでいたものに約0.33ライン分の黒が混ざって露光されるためである。
さらに、Bの受光素子10は、Gの受光素子10に対して物理的に2ライン分の間隔(Rの受光素子10に対しては4ライン分の間隔)がある。Bの受光素子10は、Gの受光素子10対して露光時間が約0.33ライン(Rの受光素子10に対しては約0.66ライン)分遅れている。よって、Bの受光素子10は、Gの受光素子10に対して約1.67ライン(R画像に対して3.34ライン)分遅れた位置の画像を読み取り、Gの受光素子10と同様に、露光時間が遅れたことにより原稿の境界付近を灰色(濃グレー)と読んでしまう。つまり、G/Bの画素の物理的な画素位置が、R画素に対して副走査方向にそれぞれ2ライン/4ライン分ずれていることに加え、RGBで露光時間がずれていることにより、RGB各画素が読んでいる原稿の位置は異なってしまう。
一方、RGBそれぞれの受光素子10が読取った画像は、後段の画像処理部(図示せず)がライン間隔による読取画像の遅れ(電気的な遅れ)を補正するが、補正後にもRGBで同一のタイミングとならない。よって、白黒の境界ではG/Bが灰色、つまり色ずれした画像(色付き画像)となり、原稿画像を正しく読めていないという問題が発生する(厳密な意味で同じ原稿を読んでいないということになる)。
なお、RGB画像にラインピッチの整数倍の読取位置のずれが生じている場合は、原稿を読んでいるタイミングが異なるだけである。つまり、RGBの各受光素子10は、原稿を読んでいる位置(厳密な意味でRGBでの読み取る対象)は同じとなる。したがって、整数ライン相当のずれに対しては、通常FIFOメモリを用いて電気的な遅延を合わせることにより容易に補正することができる。
しかし、ラインピッチの整数倍でないずれ(小数ラインのずれ)は、本質的に読み取っている対象が異なっているため、RGB画像のタイミングを合わせても色間での画像の相違を補正することはできない。つまり、上述した色ずれの問題を回避するためには、RGBの各受光素子10が読み取る画像位置の差異を少なくともラインピッチの整数倍にしておく必要がある。
なお、図6においても説明を簡略化するために、原稿の白と黒の境界がRの読取ラインの境界と等しい場合を例とし、MTFは理想状態としている。
(第1実施形態)
図7は、第1実施形態にかかる光電変換素子3aの構成を示す図である。図6に示した色ずれは、RGBで露光タイミングが異なることにより発生しており、物理的な画素位置と露光タイミングが画像読取装置の原稿読取位置において等しく影響する、つまり等価なものであると考えることができる。そこで、第1実施形態にかかる光電変換素子3aでは、順次露光方式におけるRGBの露光時間の差を画素の相対位置関係によって相殺する構成とする。
図7に示した光電変換素子3aは、図4に示した光電変換素子2の構成とほぼ同じであるが、RGBの画素間隔を副走査方向に約2.33ラインピッチとしている点が異なっている。即ち、読取画像のずれが物理的な位置ずれと露光時間の遅延との差で決まる事から、露光時間の遅れ(約0.33ライン)を物理的な画素位置の違い(+約0.33ライン)で相殺している。これにより、露光タイミングがずれていても、RGBにおける読取位置ずれを図1に示した場合と同様に2ライン相当のずれにする(整数ライン化する)ことができるため、図6に示した色ずれの問題を回避することができる。
なお、色ずれ(読取位置のずれ)は読取対象が動く(画像読取装置では原稿と光電変換素子とを相対的に動かしていることになる)ことにより発生しており、この課題はエリアセンサでも同様である(エリアセンサでは動画の歪み:フォーカルプレーン歪みとなって現れる)。しかし、ビデオなどに用いられるエリアセンサでは、動画等を撮影するために、エリアセンサと撮像対象の速度関係が一定ではない。これに対し、リニアセンサ(スキャナ)での動く対象は読取キャリッジや原稿であり、それらの速度(読取線速)は一定である。すなわち、第1実施形態にかかる技術は、予め色ずれ量を予測することが可能であるリニアセンサ固有に実現可能な技術である。
図8は、光電変換素子3aが画像を読取る動作を示す図である。光電変換素子3aの動作は、図6に示した動作と同様に、G/B画像のR画像に対する電気的なタイミングが同じである。しかし、露光時間の遅れによる約0.33ライン分の遅れは、図7に示した物理的な位置(+約0.33ライン分)のずれで相殺される。よって、図6に示した原稿読取位置のずれ(約1.67ライン)があっても、RGBの各受光素子10が原稿を読んでいる位置のずれはそれぞれ2ライン分となる。すなわち、原稿を読んでいる位置は図3に示した例と同じとなる。したがって、原稿の境界付近を灰色と読むことはなく、ライン間補正後の画像において色ずれの発生をなくすことができる。
以上のように、順次露光方式の場合にカラム内の画素間で発生する露光時間の差を、物理的な画素位置で相殺して読取位置のずれをラインピッチの整数倍(整数ライン相当)とすることにより、RGBで読み取っている対象を本質的に等しくすることができ、色ずれを抑えることができる。これにより、等価的に一括露光方式の持つ露光同時性を維持しながら、順次露光方式で画素を駆動することが可能となるため、一括露光方式同等としながらもアナログメモリを削減し、チップサイズや製造コストの増大を抑えることができる。
なお、図8において、RGBの露光時間の差を約0.33ライン分としたが、これは1/3ラインという意味である。スキャナ等の画像読取装置では、通常、ライン周期と読取線速(スキャン速度)は1対1の関係にあるため、物理的に読んでいる原稿の位置はライン周期の比率によって決まる(例えば1/3ラインの場合は原稿面の距離で1/3ラインに相当するずれがあるということになる)。したがって、ライン周期に関わらず露光時間の差をライン周期の比率が一定となるよう設定しておくことにより、露光時間差によるラインの遅延量を常に一定とし、物理的な画素位置を図7に示したままの状態で様々なライン周期に対応することが可能となる。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態にかかる光電変換素子3bの構成を示す図である。図7ではカラム内画素がRGB各1画素ずつである場合を示したが、回路規模という観点ではカラム内の画素がRGB複数画素ずつであるほうが小さくなる。第2実施形態にかかる光電変換素子3bは、カラム内画素がRGB各2画素ずつとなっている。
光電変換素子3bは、RGBそれぞれの2画素をEven/Oddと区別し、カラム内の画素を構成している。光電変換素子3bは、光電変換素子3aに比べると、カラム内の画素数が3画素から6画素に増えているため、露光時間の差も1/3から1/6ライン(≒0.165ライン)と短く設定し、物理的な画素位置はOdd画素をEven画素に対して約0.165ラインずらしている(相対的にOdd画素がEven画素に対してスキャン方向上流側に約0.165ラインずれていればよい)。
図10は、図9に示した光電変換素子3bの動作を示すタイミングチャートである。カラム内画素がRGBそれぞれ複数画素ずつの場合の動作は、受光素子10、画素回路12、AD変換部16がRGB→Re/Ro/Ge/Go/Be/BoとEven/Odd毎に分かれる点と各画素の露光時間差が約0.165ライン(1/6ライン)となっている点が異なる。それ以外の動作は図5に示した動作と同様である。各画素の処理はRe→Ro→Ge→Go→Be→Boの順で順次行われる。
図11は、光電変換素子3bが画像を読取る動作を示す図である。カラム内画素がRGBそれぞれ複数画素ずつであっても、その効果は図8に示した動作の場合と同じである。原稿を読み取った場合、RGB間の露光タイミングの遅延(約0.33ライン)を図9に示した物理的な画素位置(+0.33ライン)で相殺することにより、RGBそれぞれの受光素子10の読取位置を等しくしている。また、Even−Odd間の露光タイミングの遅延(約0.165ライン)も同様であり、図9に示すように物理的な画素位置をEven−Odd間で約+0.165ラインとして相殺することにより、Even−Odd間の読取位置(副走査方向の位置)を等しくしている。
このように、カラム内画素がRGBそれぞれ複数画素ずつであっても、同様にRGB、Even/Oddで読み取っている対象(副走査位置)を本質的に等しくすることができる。つまり、色ずれや画素ずれ(Even−Odd間で読取位置が異なる場合は画素ずれとなる)を抑えることができ、図8に示した動作と同様の効果を得ることができる。
なお、図11においては、説明のために光電変換素子3bによる読取画像やライン間補正後画像をEven/Oddを分けて表現しているが、一般に光電変換素子内、又は後段の画像処理部においてEven/Oddの画像は合成される(図示せず)。
(第3実施形態)
図12は、第3実施形態にかかる光電変換素子3cの構成を示す図である。第1実施形態及び第2実施形態においては、カラム内の露光時間の差を画素の副走査方向の位置関係で相殺することを述べてきた。しかし、実際の画像読取装置では画素間の読取位置のずれを完全に抑えなくても、許容可能なレベルにまで低減できれば使用上は何ら問題がない。また、露光時間の差は予め分かっているため、制御により影響を低減することも可能である。
第3実施形態では、光電変換素子3c内に画素補正部18を設け、画素値の補正を行うことにより、露光タイミングの差の影響を低減する。図12(a)に示すように、画素補正部(PIX_CAL)18は、AD変換部16の後段に設けられている。画素補正部18は、露光タイミングの差に応じて画素レベル(画素データ)の補正を行う。
画素補正部18は、図12(b)に示すように、RGB毎にラインメモリ180を有し、例えば対象とするラインの次のラインを含めた合計2ライン分のデータを保持する。また、画素補正部18は、RGB毎に補正演算部182を有する。補正演算部182は、前のライン又は後ろのラインのデータを用いて、画素データを補正する。
より具体的には、例えば光電変換素子3cは、露光タイミングの差が約0.33ラインであるため、G画素データはR画素データに対して下式1に示した割合で混合して露光することになる。
対象ラインのレベル:次のラインのレベル=約0.67:約0.33 ・・・(1)
これを復元するように、光電変換素子3cは、下式2によって補正を行う。
対象ラインの補正後レベル
=(対象ラインのレベル−次のラインのレベル×0.33)/0.67
・・・(2)
このとき、G画素データに対してB画素も同様の関係となり、これをR画素に対しての関係で考えると、B画素データはR画素データに対して、下式3,4を用いて補正を行い、画素データを復元する。
対象ラインのレベル:次のラインのレベル=約0.34:約0.66 ・・・(3)
対象ラインの補正後レベル
=(対象ラインのレベル−次のラインのレベル×0.66)/0.34
・・・(4)
従って、光電変換素子3cは、RGBでの露光タイミングの差の影響を低減することが可能である。なお、上述した例では、R画素データを基準にG画素データ/B画素データを補正している。この場合、R画素データ自体は補正する必要はないが、図12(b)に示した例では画像のタイミングを合わせるために、R画素データに対するラインメモリ180を設けている。
また、光電変換素子3cは、光電変換素子3bのようにカラム内画素がRGBそれぞれ複数ずつ設けられている場合、Even/Oddを分けて補正するように構成される。また、上述した例では、補正演算の対象範囲を対象の次のラインとしているが、前のラインや前後の複数ライン、及び主走査方向(隣接画素や連続する複数画素)にも演算対象を拡張することにより、さらに高精度に補正することが可能となる。
図13は、光電変換素子3cが画像を読取る動作を示す図である。図13において、光電変換素子3cは、RGBの各受光素子10が露光タイミングの違いでずれて画像を読み取り、それにより白黒の境界線付近が灰色と読めてしまう点は図6に示した場合と同様である。しかし、光電変換素子3cが画素補正を行った後は、白→黒の境界直前(本来白と読まれる)で灰色と読まれてしまったラインのデータは、その次のラインの黒を用いて補正され、ほぼ白のデータとなる。同様に、黒→白の境界直後(本来黒と読まれる)で灰色と読まれてしまったラインのデータはその次のラインの白を用いて補正され、ほぼ黒のデータとなる。なお、図13においては、光電変換素子3cが図12(b)に示したように画素補正部18にラインメモリ180を有しているため、ラインメモリ180を用いてライン間補正を行う(画素補正部18がライン間補正を兼ねる)こととしている。
以上のように、光電変換素子3cは、画像処理を行うことにより、色ずれや画素ずれ等の読取位置のずれを許容可能なレベルにまで低減することができる。よって、光電変換素子3aと同様に、一括露光同等としながらもアナログメモリを削減し、チップサイズや製造コストの増大を抑えることができる。
なお、光電変換素子3cはラインメモリ180を有しているが、ラインメモリ180は、せいぜい数ライン分であり、アナログメモリの規模に比べて十分に小く、チップサイズに大きく影響することはない。また、カラム毎にAD変換を行う光電変換素子では、AD変換器の後段にパラレル−シリアル変換部(ラインメモリ、図示せず)が構成されるが、ラインメモリ180をパラレル−シリアル変換部と共用することにより、チップサイズに対する影響をほとんどなくすことができる。
次に、光電変換素子3a〜3cのいずれかを有する画像読取装置を備えた画像形成装置について説明する。図14は、光電変換素子3a〜3cのいずれかを有する画像読取装置4を備えた画像形成装置5の概要を示す図である。画像形成装置5は、画像読取装置4と画像形成部6とを有する例えば複写機やMFP(Multifunction Peripheral)などである。
画像読取装置4は、例えば光電変換素子3a(又は光電変換素子3b、3cいずれか)、LEDドライバ40及びLED42を有する。LEDドライバ40は、タイミング制御部36aが出力するライン同期信号(lsync)及び図示しない複数のAD変換部16の動作に同期して、LED42を駆動する。LED42は、原稿に対して光を照射する。光電変換素子3aは、ライン同期信号(lsync)及び複数のAD変換部16の動作に同期して、原稿からの反射光を受光して図示しない複数の受光素子10が電荷の蓄積を開始する。そして、光電変換素子3aは、光電変換、AD変換及びパラレルシリアル変換を行った後に、LVDS34によって画像データを画像形成部6に対して出力する。
画像形成部6は、処理部60とプリンタエンジン62とを有し、処理部60とプリンタエンジン62とがインターフェイス(I/F)64を介して接続されている。
処理部60は、LVDS600、画像処理部602及びCPU604を有する。CPU604は、光電変換素子3aなどの画像形成装置5を構成する各部を制御する。
LVDS34は、後段のLVDS600に対して画像データ、ライン同期信号(lsync)及び伝送クロックなどを出力する。LVDS600は、受入れた画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどをパラレル10ビットデータに変換する。画像処理部602は、変換された10ビットデータを用いて画像処理を行い、画像データなどをプリンタエンジン62に対して出力する。プリンタエンジン62は、受入れた画像データを用いて印刷を行う。
このように、光電変換素子3a(又は光電変換素子3b、3cいずれか)を画像読取装置に適用することにより、色ずれや画素ずれなどの読取位置ずれを防止した画像読取装置を提供することができる。
また、光電変換素子3cの画素補正部18での処理は、画像処理部602内で実施されるドット補正と兼ねたり、ドット補正の機能を拡張することによって実現されてもよい。ドット補正では、RGBでの小数ラインのずれによる影響を補正するため、画像補正によってRGBでの色間の画像差を低減する。したがって、画素群ごとにAD変換する順次露光方式の光電変換素子と、上述したドット補正のようなカラム内画素間の露光タイミングの差を補正する手段とを後段に備えていれば、光電変換素子3a又は光電変換素子3cと同等の効果を出すことも可能である。なお、上述したドット補正、又はその拡張版によって行う画素補正は、光電変換素子3cの画素補正部18と同じ補正であってもよい。
(変形例)
次に、実施形態にかかる光電変換素子の変形例について説明する。図15は、画像読取装置が機械的に読取線速を変更した場合の光電変換素子の動作を示す図である。第1実施形態から第3実施形態においては、等倍(100%)で原稿を読み取る場合について説明した。画像読取装置では、変倍率や解像度を変更する場合などに、読取線速を変更して画像を読み取ることにより副走査方向の変倍率を変える場合がある。
図15(a)は、等倍時と変倍時(50%)に読み取られる画像の例を示している。例えば、主走査幅及び副走査幅がそれぞれW、L[mm]である原稿を読み取った場合、等倍時には図15(a)の左図のように、主走査幅及び副走査幅がW、Lとなって読み取られる。これに対し、変倍時(50%)では、主走査幅及び副走査幅がW、L/2となり、副走査方向のみが1/2、つまり50%に縮小される。ここでは、等倍時の読取線速(A[mm/s])に対し、変倍時(50%)の読取線速はその2倍の2A[mm/s]としている。
具体的には、50%の変倍を行う場合は読取線速を等倍時の2倍とし、ライン周期は等倍時と同じとする。このとき、変倍時に原稿を読む速度は2倍となり、原稿を読むのに掛かる時間は1/2となる。それに対してライン周期は一定であるため、読み取った画像に含まれるライン数は等倍時の1/2となる。つまり、副走査方向のサイズが1/2となるために副走査は50%に縮小された画像が読み取られる。なお、ライン数が1/2になっているのは読み取ったラインが間引かれているわけではなく、等倍時の2ラインの平均値が1ライン化されていると解釈することができる。
一方、読取画像内のライン数が1/2になることは、読取解像度が1/2となっていることと等価である。そのため、読取線速による変倍は変倍率を変えるだけでなく、読取解像度を変更する目的で用いられる場合もある。なお、読取線速による変倍は副走査方向のみであり、主走査方向は変倍されない(主走査方向は光電変換素子の物理的な画素数で決まる)ため、主走査方向の変倍は画像処理(間引き+フィルタ処理)で実施されるのが一般的である。
このように、読取線速を変更することによって変倍率や解像度を変更できる一方、電気的な1ライン、つまりライン周期と原稿面上での1ライン相当の読取幅との関係は等倍時に対して変わることになる。例えば、解像度が副走査600dpiであり、かつ等倍の場合にはライン周期1ラインに相当する原稿面上の読取幅は約42μmとなる。しかし、600dpi・50%変倍(300dpi・等倍でもよい)の場合には、ライン周期1ラインに相当する原稿上の読取幅は、その2倍の約84μmとなる。これは光電変換素子の面でも同様の考え方が適用でき、光電変換素子の面での物理的なライン間隔が1ライン(1画素サイズ)である場合、等倍時はライン周期1ライン相当のずれとなるが、変倍時は逆に0.5ライン相当のずれとなる。つまり、変倍時の物理距離のライン周期換算値は、変倍率に比例して変わることになる。
光電変換素子3aを例にすると、RGB画素間の物理的なライン間隔(約2.33ライン)は、等倍時にはライン周期で約2.33ラインのずれとなるが、50%変倍時では原稿面上の読取幅で約1.165ライン相当となる。このラインのずれ(原稿の読取位置のずれ)約1.165ラインに対して、露光タイミングの差(約0.33ライン)を考慮すると、R画素に対してG/B画素ではそれぞれ約0.835ライン/1.67ラインと小数ライン相当のずれとなる。つまり、図15(b)に示した動作では、図6に示した動作と同様に、色ずれが発生してしまう。
なお、図15(b)における原稿画像は光電変換素子側(センサ側)から見た画像を示しており、50%変倍時は読取線速が2倍となっていることにより、原稿画像の副走査方向のサイズが1/2に見える。
図16は、画像読取装置が機械的に変倍した場合に、光電変換素子が行う色ずれ防止の動作を示すタイミングチャートである。変倍率や解像度を変更する場合、光電変換素子は、カラム内の画素の露光タイミングの差を読取線速に応じた設定にすることにより、色ずれの問題を回避する。図16(a)は、等倍時におけるカラム内の画素間の露光タイミングを示している。図16(b)は、変倍時(50%)におけるカラム内の画素間の露光タイミングを示している。
等倍時と変倍時の露光タイミング差は下式5によって示される。
変倍時の露光タイミングの差
=等倍時の露光タイミングの差×読取線速比(0.5=A/2A[mm/s])
・・・(5)
すなわち、図16(b)に示すように、変倍時(50%)では、R−G、G−B間の露光タイミングの差を等倍時(約0.33ライン)に対して1/2の約0.165ラインとすればよい。これにより、図15に示した50%変倍時におけるR画素に対するG/B画素の読取位置のずれは、(5)式から算出される露光タイミングの差(0.165ライン/0.33ライン)を考慮することにより、最終的に1ライン/2ラインとなり、整数ライン相当のずれとすることができる。
このように、読取変倍率や解像度を変更する場合、読取線速を変更しても色ずれや読取位置ずれを回避することができる。また、カラム内の画素がRGBそれぞれ複数である場合も同様であり、例えば図9に示したようにRGBそれぞれ2画素ずつであった場合、画素間の露光タイミングの差は等倍時で約0.165ラインであるのに対し、50%変倍時はその半分の約0.0825ラインとすればよい。なお、図16(a)は、等倍時の露光タイミングの差を示しており、図5の動作と同じである。
図17は、画像読取装置が機械的に変倍した時の色ずれを防止した読取画像を示す図である。変倍時(50%)のR−G、G−B間の露光時間差を等倍時(0.33ライン)に対して1/2の0.165ラインとすることにより、R画素に対するG/B画素の物理的な読取位置のずれを露光タイミングの差で相殺することができる。その結果、最終的なR画素に対するG/B画素の読取位置のずれを1ライン/2ラインと整数ライン相当とすることができるため、ライン間補正後の画像において色ずれを抑えることができる。
1、3a、3b、3c 光電変換素子
10 受光素子
12 画素回路
14 アナログメモリ
16 AD変換部
18 画素補正部
180 ラインメモリ
182 補正演算部
34 LVDS
36a タイミング制御部
4 画像読取装置
40 LEDドライバ
42 LED
5 画像形成装置
6 画像形成部
60 処理部
600 LVDS
602 画像処理部
604 CPU
62 プリンタエンジン
64 インターフェイス(I/F)
特開2011−205512号公報

Claims (7)

  1. 主走査方向に配列され、且つ受光する色毎に副走査方向に配列され、順次露光方式の露光による電荷を蓄積する複数の画素と、
    前記副走査方向に配列された複数の前記画素を一つの画素群とする画素群毎に、複数の前記画素がそれぞれ蓄積した電荷量を示すアナログ信号をデジタル信号とするAD変換処理を行う複数のAD変換部と、
    を有し、
    前記画素群内の複数の画素は、前記順次露光方式による露光により前記各画素間で生ずる露光タイミングの差を、前記画素群内における物理的な位置で相殺するように配置されていること
    を特徴とする光電変換素子。
  2. 前記画素群内には、所定の色毎の画素が、それぞれ一つ又は複数設けられており、
    前記各色の画素は、前記露光タイミングの差を、前記画素群内における物理的な位置で相殺するように配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記画素群内の画素は、それぞれ異なる色である第1の色の画素、第2の色の画素及び第3の色の画素が、それぞれ整数ライン分の間隔に、前記順次露光方式による露光時間の遅れに相当するライン分の間隔を加算した間隔で、前記副走査方向に沿って配置されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光電変換素子。
  4. 前記第1の色〜第3の色の各画素は、それぞれ前記主走査方向に沿って配列された同色の画素のうち、偶数行の画素が、奇数行の画素に対し、前記偶数行の画素及び前記奇数行の画素の露光タイミングの差を相殺するように、前記副走査方向に沿ってずらした位置に配置されていること
    を特徴とする請求項3に記載の光電変換素子。
  5. 請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の光電変換素子を有する画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った画像の画像データに対して所定のデータ処理を施すデータ処理部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 主走査方向に配列され、且つ受光する色毎に副走査方向に配列された複数の画素毎に一つの画素群を形成し、順次露光方式による露光により前記各画素間で生ずる露光タイミングの差を、前記画素群内における物理的な位置で相殺するように配置された前記画素群内の複数の画素により、前記順次露光方式の露光による電荷を蓄積する電荷蓄積ステップと、
    複数のAD変換部が、前記画素群毎に、複数の前記画素がそれぞれ蓄積した電荷量を示すアナログ信号をデジタル信号とするAD変換処理を行うAD変換ステップと、
    を有する画像読取方法
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