JP2010136164A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動する光電変換素子を複数用いて行う時でも、高精度のオフセット補正がなされたデジタル画像信号を出力可能にする。
【解決手段】 光源消灯時に、第1黒レベル生成部302が画像データ(デジタル画像信号)の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成し、第2黒レベル生成部303が画像データのセンサチップ(光電変換素子)の光学的黒画像部に対応する部分(黒画像データ)の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する。その後の原稿の画像読取時に、第3黒レベル生成部304が黒画像データの階調レベルの平均値を第3黒レベルとしてライン毎に生成し、第1黒補正部301が第1黒レベルを画像データの階調レベルからライン毎に減算(オフセット補正)し、その減算後の画像データの階調レベルに第2黒補正部305が第3黒レベルと第2黒レベルとの差分をライン毎に加算する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、原稿の画像を読み取るイメージスキャナ等の画像読取装置(デジタル複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置に搭載された画像読取部あるいは単体の画像読取装置)に関する。
上記のような画像読取装置では、光源を点灯された状態で原稿の画像面を主走査方向に光走査して、その画像面からの反射光をライン毎に光電変換素子を用いて光電変換し、アナログ画像信号として読み取る画像読取手段と、その画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して出力するA/D変換手段とを備えている。
このような構成の画像読取装置では、光電変換素子に光が入らない状態でA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルを基準レベルとする黒レベルとして検出(生成)して保持しておき、原稿の画像読み取り時に、その黒レベルをA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算することにより、オフセットを除去するオフセット補正を行うようにしている。例えば、CCD(Charge Coupled Device)のように複数画素に対して出力バッファを有している光電変換素子では、出力バッファ単位で黒レベルが変動するので、複数画素に対して共通の黒レベルを減算することで対応可能である。
一般的に、CCDを用いた光電変換素子は有効画像部以外に遮光された光学的黒画像部であるオプテイカルブラック(以下「OPB」という)部を有しており、このOPB部に対応する部分のデジタル画像信号の階調レベルである黒レベル(以下単に「OPB部の黒レベル」という)を検出して保持するようにしている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、光電変換素子にCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いた場合、画素単位に出力バッファを有しており、画素単位で黒レベルが変動するために、CCDのようにOPB部の黒レベルの値を全画素に対して減算することでは、正常なオフセット補正が行えず、一般的には原稿の画像読み取り前に予め光源を消灯した状態で画素単位に黒レベルを検出して保持しておき、原稿の画像読み取り時にこの黒レベルを画素単位に減算することでオフセット補正を行っている。
一方、読み取り方式として密着イメージセンサによる読み取り方式を用いた画像読取装置があり、CMOSを用いた光電変換素子であるセンサICチップを、例えば図8に示すように複数個並べて(主走査方向に沿って千鳥状に配列して)等倍光学系と組み合わせたCIS(コンタクトイメージセンサ)がある。
このようなCISを用いた画像読取装置では、黒レベルを画素毎に検出して保持し、原稿の画像読み取り時にこの黒レベルを画素単位に減算するようにしている。
特開2007−158663号公報
しかしながら、上述したようなCISを用いた画像読取装置では、センサICチップの温度特性や回路パス等のセンサICチップ毎の変動要因により、センサICチップ単位で黒レベルの差が発生する。これは、画素単位の黒レベルを生成した後の原稿の画像読み取り時に変動するため、原稿の画像読み取り前の画素単位の黒レベル補正(オフセット補正)では除去できない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、画像読取装置が、原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動するような光電変換素子を複数個用いて行う場合でも、高精度のオフセット補正(黒レベル補正)がなされたデジタル画像信号を出力できるようにすることを目的とする。
この発明は、光源が点灯された状態で原稿の画像面を主走査方向に光走査して、該画像面からの反射光をライン毎に光電変換素子を用いて光電変換し、アナログ画像信号として読み取る画像読取手段と、該画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して出力するA/D変換手段とを有する画像読取装置であって、上記の目的を達成するため、以下のようにしたことを特徴とする。
この発明による画像読取装置は、上記光源が消灯された状態で上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成する第1黒レベル生成手段と、該第1黒レベル生成手段による上記画素毎の第1黒レベルの生成時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する第2黒レベル生成手段と、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成する第3黒レベル生成手段と、上記原稿の画像読み取り時に、上記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルおよび上記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルのオフセット補正を行うオフセット補正手段とを設けたことものである。
なお、上記オフセット補正手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算してオフセット補正を行う第1のオフセット補正手段と、上記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を上記第1のオフセット補正手段によってオフセット補正されたデジタル画像信号の階調レベルに加算してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段とによって構成するとよい。
この場合、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値をライン毎に第3黒レベルとして生成する手段とし、上記第1のオフセット補正手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行う手段とし、上記第2のオフセット補正手段を、上記第3黒レベル生成手段によってライン毎に生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を上記第1のオフセット補正手段によってオフセット補正されたデジタル画像信号の階調レベルにライン毎に加算してオフセット補正を行う手段とすることが望ましい。
さらに、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として前記主走査方向に直交する副走査方向に重加算平均した値を第3黒レベルとして生成する手段とすればよい。
あるいは、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として複数ライン分の平均値を第3黒レベルとして生成する手段としてもよい。
また、上記光源が消灯された状態で上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子に対応する部分の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成する第1黒レベル生成手段と、該第1黒レベル生成手段による上記画素毎の第1黒レベルの生成時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する第2黒レベル生成手段と、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成する第3黒レベル生成手段と、上記原稿の画像読み取り時に、上記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算してオフセット補正を行う第1のオフセット補正手段と、
上記原稿の画像読み取り時に、上記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、上記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段とを設け、上記A/D変換手段が、上記原稿の画像読み取り時に、上記第2のオフセット補正手段によってオフセット補正が行われたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する画像読取装置を提供する。
なお、上記第2のオフセット補正手段が、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、上記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を示す黒レベル調整用のデジタル信号を上記D/A変換手段に入力可能なデジタル信号に変換する信号変換手段とを備え、上記D/A変換手段から出力された黒レベル調整用のアナログ信号に基づいて、上記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行うようにするとよい。
また、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値をライン毎に第3黒レベルとして生成する手段とし、上記第1のオフセット補正手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行う手段とし、上記第2のオフセット補正手段を、上記第3黒レベル生成手段によってライン毎に生成された第3黒レベルと上記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、上記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う手段とすればよい。
この場合、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として前記主走査方向に直交する副走査方向に重加算平均した値を第3黒レベルとして生成する手段とすればよい。
あるいは、上記第3黒レベル生成手段を、上記原稿の画像読み取り時に、上記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として複数ライン分の平均値を第3黒レベルとして生成する手段としてもよい。
この発明によれば、画像読取装置が、光源が消灯された状態でA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成すると共に、A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する。
そして、原稿の画像読み取り時に、A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成すると共に、上記第1黒レベルおよび上記第3黒レベルと上記第2黒レベルとの差分に基づいてA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルのオフセット補正を行う。例えば、上記第3黒レベルを生成すると共に、上記第1黒レベルをA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算してオフセット補正を行い、そのオフセット補正を行ったデジタル画像信号の階調レベルに上記第3黒レベルと上記第2黒レベルとの差分を加算してオフセット補正を行う。
あるいは、原稿の画像読み取り時に、A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の上記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成し、その第3黒レベルと上記第2黒レベルとの差分に基づいて画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行い、そのオフセット補正を行ったアナログ画像信号が入力されたA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号から上記第1黒レベルを減算してオフセット補正を行う。
この発明による画像読取装置によれば、以下に示す効果を得ることができる。
すなわち、複数の光電変換素子を主走査方向に沿って千鳥状に配列することにより、その各光電変換素子の主走査方向の端部にそれぞれ光学的黒画像部(OPB部)を設けることが可能になるため、原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動するような光電変換素子を複数個用いて行う場合でも、上述したように画素単位のオフセット補正(黒レベル補正)に加えて、光電変換素子(センサICチップ)単位のオフセット補正を行うことができ、画素単位および光電変換素子単位の黒レベル差を抑制できる。よって、高精度のオフセット補正(黒レベル補正)がなされたデジタル画像信号を出力することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施形態では、被読取原稿(以下単に「原稿」ともいう)を固定の読取装置部に搬送し、所定の速度で搬送しながら原稿の画像読み取りを行う自動原稿給送機能(ADF)を有する画像読取装置を使用する例について説明する。
〔画像読取装置の構成例〕
まず、この発明の一実施形態である画像読取装置の構成について、図1を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像読取装置の機構部の構成例を示す図である。
図2は、その画像読取装置の制御系の構成例を示すブロック図である。なお、図2では、図示の都合上、図1の第1読取部20の図示を省略している。
画像読取装置は、原稿束をセットする原稿セット部A、そのセットされた原稿束から1枚毎に原稿を分離して給送する分離給送部B、それによって給送された原稿を一次突当整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、それによって搬送される原稿をターンさせて、その読み取り面(片面原稿であれば画像面,両面原稿であれば一方の面である表面)を読み取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の表面画像をコンタクトガラスの下方より読み取る第1読取搬送部E、読み取り後の原稿(両面原稿)の裏面画像を読み取る第2読取搬送部F、表面画像又は両面画像の読み取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読み取り完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜105、一連の動作を制御するコントローラ部100とから構成されている。
画像読み取りを行う原稿束1をセットするのは、原稿セット部Aの可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上であり、ユーザが原稿束1を画像面(両面原稿であれば表面)が上向きの状態でセットする。更に、原稿束1の幅方向(搬送方向と直交する方向)の位置決めを図示しないサイドガイドによって行う。原稿のセットは、セットフィラ4および原稿セットセンサ5により検知され、その検知情報がコントローラ部100からインタフェース(以下「I/F」ともいう)107により本体制御部111へ送信される。
さらに、原稿テーブル2のテーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ30又は31(反射型センサ又は原稿1枚でも検知可能なアクチェータ・タイプのセンサが用いられる)により、原稿の搬送方向の長さの概略が判定される。なお、その判定を可能にするため、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要となる。
可動原稿テーブル3は、底板上昇モータ105により図1に示すa,b方向に上下動可能な構成になっていて、通常は底板HPセンサ6によって検知されるホームポジション(HP)に位置している。
その後、原稿がセットされたことをセットフィラ4および原稿セットセンサ5によって検知されると、その検知情報を受けたコントローラ部100が、底板上昇モータ105を正転させて、原稿束1の最上面がピックアップローラ7と接触する位置まで可動原稿テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で図1に示すc,d方向に動作すると共に、可動原稿テーブル3が上昇し、可動原稿テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がり、給紙適正位置センサ8により上限が検知可能となっている。
本体操作部108上のプリントキーが押下され、その旨がI/F106を介して本体制御部111へ通知され、その本体制御部111からI/F107を介してコントローラ部100へ原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送(給紙)する方向である。
給紙ベルト9は給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動され、分離給送部Bのリバースローラ10は給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿とを分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9と直接接している時、又は原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回動につられて反時計方向に連れ回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10との間に侵入した時には、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転駆動して、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用によって1枚に分離された原稿は、給紙ベルト9によって更に送られ、レジスト部Cの突き当てセンサ11によって先端が検知され、更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる。
そのプルアウトローラ12に突き当たった原稿は、突き当てセンサ11の検知時点から所定量定められた距離だけ送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより、給紙ベルト9の駆動が停止し、待機状態となる。
このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラ7を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト9の搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ12は、上記スキュー補正の機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。また、この時(給紙モータ102逆転時)、プルアウトローラ12と中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されていない。
原稿幅センサ13は、奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向(副走査方向)に直交する幅方向(主走査方向)のサイズを検知する。
また、原稿の搬送方向の長さは、原稿の先端と後端を突き当てセンサ11で検知し、その先端検知時点から後端検知時点まで給紙モータ102の出力パルスをカウントすることによって検知する。
プルアウトローラ12および中間ローラ14の駆動により、レジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を第1読取搬送部Eへ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿の先端が読取入口センサ15によって検出されると、読取入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿の先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ16,読取出口ローラ23,CIS出口ローラ27を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、コントローラ部100が、所定の搬送距離をかけて減速させ、第1読取部20による読取位置の手前で一時停止させると共に、本体制御部111へI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。
その後、コントローラ部100が本体制御部111より読取開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は、第1読取部20による読取位置に先端が到達するまでに所定の搬送速度に立ち上がるように増速されて搬送される。
そして、読取モータ103の出力パルスをカウントすることによって検出された原稿の先端が第1読取部20による読取位置に到達するタイミングで、コントローラ部100により本体制御部111に対して原稿の第1面(表面)の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号の送信が開始され、第1読取部20による読取位置を原稿の後端が抜けるまで送信される。
片面原稿の画像読み取りを行う場合には、第1読取搬送部Eを通過した原稿は第2読取搬送部Fの第2読取部25を経て排紙部Gへ搬送される。この際、コントローラ部100が排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を回転させる。また、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータ104の出力パルスをカウントすることにより、原稿の後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させて、スタック部Hを構成する排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さないように制御される。
第1読取ローラ19は、第1読取部20における原稿の浮きを抑えると同時に、第1読取部20におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
両面原稿の画像読み取りを行う場合には、コントローラ部100が排紙センサ24にて原稿の先端を検知してから読取モータ103の出力パルスをカウントすることにより、第2読取部25による読取位置に原稿先端が到達するタイミングで、コントローラ部100により本体制御部111に対して原稿の第2面(裏面)の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号の送信が開始され、第2読取部25の読取位置を原稿の後端が抜けるまで送信される。
第2読取ローラ26は、第2読取部25における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部25におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
図3は、図1,図2の第2読取部25の制御系の要部構成例を示すブロック図であり、図8と同じ部分には同一符号を付している。なお、第1読取部20の制御系も同様の構成なので、その説明は省略する。
第2読取部25は、LEDアレイ,蛍光灯,又は冷陰極管などからなる光源部200を備えている。
また、例えば図8に示すように主走査方向(原稿幅方向に対応する方向)に沿って千鳥状に配列された複数のセンサICチップ(以下「センサチップ」と略称する)201と、その各センサチップ201に個別に接続された複数のアンプ回路202とからなる画像読取手段、およびその各アンプ回路202に個別に接続された複数のA/Dコンバータ203も備えている。
さらに、その各A/Dコンバータ203の出力信号(デジタル画像信号)にはそれぞれ信号成分以外に黒レベルオフセットがあり、これを除去する複数の黒補正部204も備えている。
さらにまた、画像処理部205,フレームメモリ206,出力制御回路207,I/F回路208も備えている。
複数のセンサチップ201はそれぞれ、等倍密着イメージセンサと称される光電変換素子と集光レンズとを備えたものである。
ここで、第2読取部25による読取位置に原稿が進入するのに先立って、コントローラ部100から光源部200に点灯ON信号が送られる。
これにより、光源部200が点灯して、その光を原稿の画像面に向けて照射し、その画像面を主走査方向に光走査する。そして、原稿の画像面で反射された反射光は、各センサチップ201においてそれぞれ、集光レンズによって光電変換素子に集光されてライン毎に光電変換され、アナログ画像信号として読み取られる。
各センサチップ201でそれぞれ読み取られたアナログ画像信号は、対応する各アンプ回路202によってそれぞれ増幅された後、対応する各A/Dコンバータ203(A/D変換手段)によってそれぞれデジタル画像信号に変換される。
これらデジタル画像信号は、対応する各黒補正部(204)でそれぞれオフセット成分を除去するオフセット補正(黒レベル補正)が行われ、画像処理部205に入力されてシェーデイング補正などが施された後、フレームメモリ206に一時記憶される。
その後、フレームメモリ206に一時記憶されたデジタル画像信号は、出力制御回路207によって本体制御部111に受入可能なデータ形式に変換された後、I/F回路208を経由して本体制御部111に出力される。
なお、コントローラ部100からは原稿の先端が第2読取部25による読取位置に到達するタイミング(そのタイミング以降の画像データが有効データとして扱われる)を知らせるためのタイミング信号や光源の点灯信号、電源等が出力されるようになっている。
以下、この画像読取装置におけるこの発明に関わる特徴的部分の各実施例について、図4〜図7を参照して説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例の黒補正シーケンスについて説明する。
図4は、図3の黒補正部204の構成例を示すブロック図である。
この黒補正部204は、第1黒補正部301,第1黒レベル生成部302,第2黒レベル生成部303,第3黒レベル生成部304,第2黒補正部305,および差分算出部306によって構成されている。
第1黒補正部301は、原稿の画像読み取り時に、第1黒レベル生成部302によって生成された第1黒レベルをA/Dコンバータ203から出力されたデジタル画像信号(以下「画像データ」という)の階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行う第1のオフセット補正手段である。
第1黒レベル生成部302は、光源部200が消灯された状態で画像データの階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成する第1黒レベル生成手段である。
第2黒レベル生成部303は、第1黒レベル生成部302による画素毎の第1黒レベルの生成時に、画像データのセンサチップ201における図8に示す光学的黒画像部(OPB部)に対応する部分(以下「黒画像データ」という)の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する第2黒レベル生成手段である。
第3黒レベル生成部304は、原稿の画像読み取り時に、黒画像データの階調レベルの平均値をライン毎に第3黒レベルとして生成する第3黒レベル生成手段である。
第2黒補正部305は、差分算出部306によるライン毎の算出値を第1黒補正部301によってオフセット補正されたデジタル画像信号の階調レベルにライン毎に加算してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段である。
差分算出部306は、第3黒レベル生成部304によってライン毎に生成された第3黒レベルと第2黒レベル生成部303によって生成された第2黒レベルとの差分を算出する。
図5は、図2のコントローラ部100による黒補正シーケンスの一例を示すフローチャートであり、黒補正データの生成タイミングおよび画像補正タイミングを示している。
コントローラ部100は、第2読取部25による原稿の画像読み取り前に図5の黒補正シーケンスを開始し、まずステップS401で光源部200を消灯させ、ステップS402,S403で図4の第1黒レベル生成部302に対する第1黒レベルの生成と、第2黒レベル生成部303に対する第2黒レベルの生成とを同時に指示する。
第1黒レベル生成部302は、コントローラ部100からの指示により、画像データの階調レベルを第1黒レベルとして画素毎(画素単位)に生成する。つまり、ノイズを除去するために、第1黒レベルを副走査方向に指定ライン(予め指定されたライン)分の平均化を行って画素毎に生成する。第1黒レベルとしては、原稿の画像読み取り終了まで同じ値を保持している。
第2黒レベル生成部303は、コントローラ部100からの指示により、黒画像データの階調レベルを平均処理することで第2黒レベルを生成する。つまり、ノイズを除去するために、第2黒レベルを副走査方向に指定ライン分の平均化を行って生成する。第2黒レベルとしては、原稿の画像読み取り終了まで同じ値を保持している。第2読取部25のセンサICは図8に示したように主走査方向に複数のセンサチップ201を並べた構成となっており、第2黒レベルはセンサチップ201毎に個別に生成される。
コントローラ部100は、ステップS401〜S403の処理後、ステップS404で本体制御部111からの画像読取開始命令を待ち、その画像読取開始命令を受けると、所定のタイミングでステップS405へ進んで第2読取部25の光源部200を点灯させ、第2読取部25による原稿の画像読み取りを開始させる。
そして、その画像読み取り中に、ステップS406で第3黒レベル生成部304(第3黒レベル生成手段)に対して第3黒レベルの生成を指示する。それによって、第3黒レベル生成部304は、ライン毎に黒画像データの階調レベルを平均処理することで第3黒レベルを生成する。つまり、第3黒レベルを主走査方向に黒画像データの画素数分の平均化を行って生成する。
コントローラ部100は、次にステップS407で第1黒補正部301にオフセット補正を指示する。それによって、第1黒補正部301は、ライン毎(ライン単位)に第1黒レベルを画像データの階調レベルから減算してオフセット補正を行う。
コントローラ部100は、次にステップS408で第2黒補正部305にオフセット補正を指示する。それによって、第2黒補正部305は、ライン毎に「第3黒レベル−第2黒レベル」の算出値をステップS407でオフセット補正した後の画像データの階調レベルに加算して更なるオフセット補正を行う。このとき、差分算出部306は、ライン毎に「第3黒レベル−第2黒レベル」を算出して、その算出値を第2黒補正部305へ出力する。
コントローラ部100は、第2黒補正部305にオフセット補正を指示した後、ステップS409で原稿の画像読み取りを終了する。
ここで、第3黒レベルは、ライン毎に黒画像データの階調レベルの平均値から更新される。また、第3黒レベルは、センサチップ201毎に個別に生成される。
第1黒レベルの減算は、画素単位に第1黒レベル生成部302に保持されている値を画像データから第1黒補正部301で減算される。
第3黒レベルと第2黒レベルとの差分の算出値は、第1黒補正部301による減算後の画像データに第2黒補正部305で加算される。
上記差分の算出値は、センサチップ201毎に個別の値となる。
上述したような画素単位のオフセット補正を行う以外に、センサチップ201毎に黒レベル変動量を算出し、センサチップ201毎にオフセット補正を行うことにより、センサチップ201単位に発生する黒レベル変動を除去することが可能となる。
次に、第1〜第3黒レベルの生成タイミングについて説明する。
図6は、図4の第1黒レベル生成部302,第2黒レベル生成部303,第3黒レベル生成部304による第1〜第3黒レベルの生成タイミングを示すタイミングチャートである。
図6の「XLSYNC」はライン(主走査)の同期信号であり、ラインの先頭で数画素分“L(ローレベル)”となる信号である。
「XFGATE」は有効画像領域を示す信号であり、“L”期間が図8に示した有効画像部に対応する有効画像領域を示す。
「LED ON/OFF」信号は、“H(ハイレベル)”で点灯、“L”で消灯と定義する信号である。
XFGATE=“H”期間にLED ON/OFF=“L”とし、光源部200を消灯した状態で第1,第2黒レベル生成信号=“L”とすることで、この期間の画像データから第1,第2黒レベルが生成される。
このタイミングチャートでは、5ライン分の平均値から生成するタイミングチャートとなっている。
次に、XFGATE=“L”期間の有効画像領域では、ラインの先頭になる光学的黒画像部(OPB部)に対応する黒レベル期間に第3黒レベル生成信号=“L”とすることで、ライン単位にOPB部の黒画像データの平均値から第3黒レベルが生成される。
このように、画像読取装置は、光源が消灯された状態で画像データ(A/Dコンバータから出力されたデジタル画像信号)の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成すると共に、画像データのセンサチップ(光電変換素子)における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する。そして、原稿の画像読み取り時に、画像データの上記光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成すると共に、第1黒レベルおよび第3黒レベルと第2黒レベルとの差分に基づいて画像データの階調レベルのオフセット補正を行う。つまり、第3黒レベルをライン毎に生成(更新)すると共に、第1黒レベルを画像データの階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行い、そのオフセット補正を行った画像データの階調レベルに第3黒レベルと第2黒レベルとの差分を加算してオフセット補正を行う。
そして、複数のセンサチップを主走査方向に沿って千鳥状に配列することにより、その各センサチップの主走査方向の端部にそれぞれ光学的黒画像部を設けることが可能になるため、原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動するような光電変換素子を複数個用いて行う場合でも、上述したように画素単位のオフセット補正(黒レベル補正)に加えて、センサチップ単位のオフセット補正を行うことができ、画素単位およびセンサチップ単位の黒レベル変動を抑制できる。また、ライン単位に黒レベル変動が発生する場合でも、ライン単位の黒レベル差も抑制できる。
したがって、高精度のオフセット補正(黒レベル補正)がなされた画像データを出力することができ、出力画像に縦スジが発生することを抑制することができる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。なお、この第2実施例は第1実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
第2実施例では、図4の第3黒レベル生成部304内で前ラインの第3黒レベルの値と現ラインの第3黒レベルの値を重加算平均処理することで、第3黒レベルの値を更新する。例えば、前ライン重み3/4、現ライン重み1/4で重加算平均を行う場合、次式となる。
第3黒レベル値=前ライン第3黒レベル値×3/4+現ライン第3黒レベル値×1/4
このように、第3黒レベルを副走査方向に重加算平均した値として算出することにより、ノイズ量によって重加算平均の係数を調整することで、光学的黒画像部の画素数が少ない場合でもノイズに影響されない精度の良いオフセット補正が可能となる。
すなわち、複数のセンサチップを主走査方向に沿って千鳥状に配列する場合、各センサチップのオーバラップする部分の画素数を多くとれれば、光学的黒画像部を増やしてノイズ除去のための平均化精度を上げることが可能であるが、オーバラップする部分の画素数を増やせない場合がある。この場合、ライン単位に黒画像データの階調レベルを平均化してオフセット補正を実施すると、ノイズの影響で補正精度が悪くなるが、その問題は第2実施例によって解消できる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。なお、この第3実施例は第1実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
第3実施例では、図4の第3黒レベル生成部304内で図8に示した光学的黒画像部(OPB部)の複数ライン分の平均値から第3黒レベルの値を算出する。この場合、第3黒レベルの値の更新は毎ラインではなく、光学的黒画像部(OPB部)の平均化ライン数によって決定される。
このように、第3黒レベルを複数ライン分の平均値とすることにより、第2実施例と同様の効果を得られる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。なお、この第4実施例は第1実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
図7は、図3の黒補正部204とその周辺回路の他の構成例を示すブロック図であり、図4と同じ部分には同一符号を付している。
第4実施例では、図7に示すように黒補正部204から図4の第2黒補正部305を削除し、代わりに黒補正部204の外部にDACコード変換部501,黒補正DAC502,および第2黒補正部503を備えている。これらは、各黒補正部204毎に備えている。
DACコード変換部501は、差分算出部306によるライン毎の算出値(第3黒レベル生成部304によってライン毎に生成された第3黒レベルと第2黒レベル生成部303によって生成された第2黒レベルとの差分)を示す黒レベル調整用のデジタル信号を黒補正DAC502に入力可能なデジタル信号に変換する信号変換手段である。
黒補正DAC502は、DACコード変換部501からの黒レベル調整用のデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段である。
この黒補正DAC502は、デジタル設定値に対して出力されるアナログ値が制御されるので、例えば8ビットのDACと仮定した場合、「0〜255」の設定値毎に出力するアナログ電圧の値が決まる。
よって、オフセット補正なしの場合に、設定値を「127」としておき、DACコード変換部501から入力される黒レベル調整用のデジタル信号の値(差分算出部306によって算出された差分に対応する値)がプラス(正)であれば「127」を大きくする側、マイナス(負)であれば「127」を小さくする側にそれぞれ設定値を制御することにより、第2黒補正部503のオフセットレベルを制御することが可能になる。
この場合、オフセット補正なしの場合でも、黒レベル調整用のアナログ信号として基準レベルのアナログ電圧の値を示すアナログ信号(差分算出部306によって算出された差分「0」に対応する)を第2黒補正部503へ入力するようにしており、その基準レベルのアナログ電圧の値に対して、DACコード変換部501から入力される黒レベル調整用のデジタル信号の値に対応するアナログ電圧の値が正の場合には基準レベルのアナログ電圧の値を高くする側、負の場合には基準レベルのアナログ電圧の値を低くする側に制御し、第2黒補正部503のオフセットレベルを制御することにより、A/Dコンバータ203から出力される画像データの階調レベルのオフセット補正を行うことができる。
第2黒補正部503は、黒補正DAC502から出力された黒レベル調整用のアナログ信号に基づいて、A/Dコンバータ203の前段のアンプ回路202からのアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段である。
この第2黒補正部503は、アナログ加算回路を用いており、黒補正DAC502から入力される黒レベル調整用のアナログ信号が示すアナログ電圧の値をアンプ回路202からのアナログ画像信号が示すアナログ電圧の値に加算することにより、そのアナログ画像信号に対してアナログ的にオフセット補正を行うことができる。
この第4実施例では、コントローラ部100からの指示により、第1〜第3実施例のいずれかと同様に、光源部200が消灯された状態で黒補正部204の第1黒レベル生成部302および第2黒レベル生成部303がそれぞれ第1黒レベル,第2黒レベルを生成して保持し、原稿の画像読み取り時に、第3黒レベル生成部304が第3黒レベルをライン毎に生成する。
また、差分算出部306が、第2黒レベル生成部303によって生成された第2黒レベルと第3黒レベル生成部304によって生成された第3黒レベルがライン毎に入力されると、その入力された第3黒レベルと第2黒レベルとの差分を算出して、その算出値を示す黒レベル調整用のデジタル信号をDACコード変換部501へ出力する。
それによって、DACコード変換部501が、差分算出部306からの黒レベル調整用のデジタル信号を黒補正DAC502に入力可能なデジタル信号に変換して黒補正DAC502へ出力し、その黒補正DAC502が、そのデジタル信号をアナログ信号に変換すし、第2黒補正部503が、そのアナログ信号に基づいてアンプ回路202からのアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う。
さらに、第1黒補正部301が、第2黒補正部503によってオフセット補正が行われたアナログ画像信号が入力されたA/Dコンバータ203から出力されたデジタル画像信号(画像データ)の階調レベルから第1黒レベル生成部302に保持されている第1黒レベルを更に減算してオフセット補正を行う。
このように、画像読取装置は、光源が消灯された状態で画像データ(A/Dコンバータから出力されたデジタル画像信号)の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成すると共に、画像データのセンサチップにおける光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成し、原稿の画像読み取り時に、画像データの上記光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成した後、第1黒レベルおよび第3黒レベルと第2黒レベルとの差分に基づいてアンプ回路からのアナログ画像信号に対してオフセット補正を行い、そのオフセット補正を行ったアナログ画像信号が入力されたA/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルより上記第1黒レベルを減算してオフセット補正を行う。
そして、複数のセンサチップを主走査方向に沿って千鳥状に配列することにより、その各センサチップの主走査方向の端部にそれぞれ光学的黒画像部を設けることが可能になるため、原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動するような光電変換素子を複数個用いて行う場合でも、上述したように画素単位のオフセット補正(黒レベル補正)に加えて、センサチップ単位のオフセット補正を行うことができ、画素単位およびセンサチップ単位の黒レベル変動を抑制できる。また、ライン単位に黒レベル変動が発生する場合でも、ライン単位の黒レベル差も抑制できる。
したがって、高精度のオフセット補正(黒レベル補正)がなされた画像データを出力することができ、出力画像に縦スジが発生することを抑制することができる。
また、オフセット補正を行う部分をデジタル回路のみで構成するよりも小さな回路規模で構成できるため、低コスト化を実現することもできる。
〔第5実施例〕
次に、第5実施例について説明する。なお、この第5実施例は第4実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
第5実施例では、図7の第3黒レベル生成部304内で前ラインの第3黒レベルの値と現ラインの第3黒レベルの値を重加算平均処理することで、第3黒レベルの値を更新する。例えば、前ライン重み3/4、現ライン重み1/4で重加算平均を行う場合、次式となる。
第3黒レベル値=前ライン第3黒レベル値×3/4+現ライン第3黒レベル値×1/4
このように、第3黒レベルを副走査方向に重加算平均した値として算出することにより、ノイズ量によって重加算平均の係数を調整することで、光学的黒画像部の画素数が少ない場合でもノイズに影響されない精度の良いオフセット補正が可能となる。
すなわち、複数のセンサチップを主走査方向に沿って千鳥状に配列する場合、各センサチップのオーバラップする部分の画素数を多くとれれば、光学的黒画像部を増やしてノイズ除去のための平均化精度を上げることが可能であるが、オーバラップする部分の画素数を増やせない場合がある。この場合、ライン単位に黒画像データの階調レベルを平均化してオフセット補正を実施すると、ノイズの影響で補正精度が悪くなるが、その問題は第5実施例によって解消できる。
〔第6実施例〕
次に、第6実施例について説明する。なお、この第6実施例は第4実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
第6実施例では、図7の第3黒レベル生成部304内で図8に示した光学的黒画像部(OPB部)の複数ライン分の平均値から第3黒レベルの値を算出する。この場合、第3黒レベルの値の更新は毎ラインではなく、光学的黒画像部(OPB部)の平均化ライン数によって決定される。
このように、第3黒レベルを複数ライン分の平均値とすることにより、第5実施例と同様の効果を得られる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、画像読取装置が、原稿の画像読み取りを画素単位で黒レベルが変動するような光電変換素子を複数個用いて行う場合でも、高精度のオフセット補正がなされたデジタル画像信号を出力することができる。高画質のデジタル画像信号を出力可能な画像読取装置を提供できる。
この発明の一実施形態である画像読取装置の機構部の構成例を示す図である。 その画像読取装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 図1,図2の第2読取部25の制御系の要部構成例を示すブロック図である。 図3の黒補正部204の構成例を示すブロック図である。
図2のコントローラ部100による黒補正シーケンスの一例を示すフロー図である。 図4の第1黒レベル生成部302,第2黒レベル生成部303,第3黒レベル生成部304による第1〜第3黒レベルの生成タイミングを示すタイミング図である。 図3の黒補正部204とその周辺回路の他の構成例を示すブロック図である。 図3の複数のセンサチップ201の配列の一例を示す図である。
符号の説明
20:第1読取部 25:第2読取部 200:光源部 201:センサチップ
202:アンプ回路 203:A/Dコンバータ 204:黒補正部
301:第1黒補正部 302:第1黒レベル生成部 303:第2黒レベル生成部
304:第3黒レベル生成部 305,503:第2黒補正部 306:差分算出部
501:DACコード変換部 502:黒補正DAC

Claims (10)

  1. 光源が点灯された状態で原稿の画像面を主走査方向に光走査して、該画像面からの反射光をライン毎に光電変換素子を用いて光電変換し、アナログ画像信号として読み取る画像読取手段と、該画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して出力するA/D変換手段とを有する画像読取装置であって、
    前記光源が消灯された状態で前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成する第1黒レベル生成手段と、
    該第1黒レベル生成手段による前記画素毎の第1黒レベルの生成時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する第2黒レベル生成手段と、
    前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成する第3黒レベル生成手段と、
    前記原稿の画像読み取り時に、前記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルおよび前記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルのオフセット補正を行うオフセット補正手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記オフセット補正手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算してオフセット補正を行う第1のオフセット補正手段と、前記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を前記第1のオフセット補正手段によってオフセット補正されたデジタル画像信号の階調レベルに加算してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段とからなることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値をライン毎に第3黒レベルとして生成する手段であり、
    前記第1のオフセット補正手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行う手段であり、
    前記第2のオフセット補正手段は、前記第3黒レベル生成手段によってライン毎に生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を前記第1のオフセット補正手段によってオフセット補正されたデジタル画像信号の階調レベルにライン毎に加算してオフセット補正を行う手段であることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として前記主走査方向に直交する副走査方向に重加算平均した値を第3黒レベルとして生成する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項3記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として複数ライン分の平均値を第3黒レベルとして生成する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  6. 光源を点灯された状態で原稿の画像面を主走査方向に光走査して、該画像面からの反射光をライン毎に光電変換素子を用いて光電変換し、アナログ画像信号として読み取る画像読取手段と、該画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して出力するA/D変換手段とを有する画像読取装置であって、
    前記光源が消灯された状態で前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子に対応する部分の階調レベルを第1黒レベルとして画素毎に生成する第1黒レベル生成手段と、
    該第1黒レベル生成手段による前記画素毎の第1黒レベルの生成時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第2黒レベルとして生成する第2黒レベル生成手段と、
    前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値を第3黒レベルとして生成する第3黒レベル生成手段と、
    前記原稿の画像読み取り時に、前記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルから減算してオフセット補正を行う第1のオフセット補正手段と、
    前記原稿の画像読み取り時に、前記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、前記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う第2のオフセット補正手段とを設け、
    前記A/D変換手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記第2のオフセット補正手段によってオフセット補正が行われたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換することを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項6に記載の画像読取装置において、
    前記第2のオフセット補正手段は、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、前記第3黒レベル生成手段によって生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分を示す黒レベル調整用のデジタル信号を前記D/A変換手段に入力可能なデジタル信号に変換する信号変換手段とを有し、前記D/A変換手段から出力された黒レベル調整用のアナログ信号に基づいて、前記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項6又は7に記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値をライン毎に第3黒レベルとして生成する手段であり、
    前記第1のオフセット補正手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記第1黒レベル生成手段によって生成された第1黒レベルを前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の階調レベルからライン毎に減算してオフセット補正を行う手段であり、
    前記第2のオフセット補正手段は、前記第3黒レベル生成手段によってライン毎に生成された第3黒レベルと前記第2黒レベル生成手段によって生成された第2黒レベルとの差分に基づいて、前記画像読取手段によって読み取ったアナログ画像信号に対してオフセット補正を行う手段であることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項8記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として前記主走査方向に直交する副走査方向に重加算平均した値を第3黒レベルとして生成する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  10. 請求項8記載の画像読取装置において、
    前記第3黒レベル生成手段は、前記原稿の画像読み取り時に、前記A/D変換手段から出力されたデジタル画像信号の前記光電変換素子における光学的黒画像部に対応する部分の階調レベルの平均値として複数ライン分の平均値を第3黒レベルとして生成する手段であることを特徴とする画像読取装置。
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