JP7131415B2 - 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法 - Google Patents

傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法に関する。
従来、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)の読取画像から検知したスキュー角度やレジスト位置に基づいて、ADF読取時の原稿スキューおよび主副レジストずれを画像処理にて補正するエレキスキュー補正技術が知られている。
特許文献1には、エレキスキュー補正に際して、読取画像から傾き量を検出するために、読み取った画像の影エッジから主走査の複数位置でスキュー量を検出し、原稿傾き量の精度向上のために、複数位置の結果から最頻値・平均値を算出してスキュー量を決定する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術によれば、読取画像から傾き量を検出するために、影エッジを主走査の複数位置で検出し、その中の最頻値・平均値を算出してスキュー量を決定する構成であるが、原稿ダメージ(折れ、カール)による変動を受けやすい影エッジのみを使用しているため誤検出を抑制すことが難しいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エレキスキュー補正精度を高めることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、背景部材が背景となる撮像位置で撮像部によって撮像された検知対象物の画像である画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記背景部材と前記検知対象物の影との境界を検出する第1の境界検出部と、前記画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記検知対象物の影と前記検知対象物との境界を検出する第2の境界検出部と、前記複数の検出位置における前記第2の境界検出部の検出結果からなる境界群を検出する境界群検出部と、前記第1の境界検出部と前記第2の境界検出部と前記境界群検出部とでそれぞれ検出した検出結果から前記画像情報における前記検知対象物の傾きを検出する傾き検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、エレキスキュー補正精度を高めることができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置の概略構成を模式的に示す断面図である。 図2は、スキャナの概略構成を模式的に示す断面図である。 図3は、ADFの概略構成を模式的に示す断面図である。 図4は、原稿の読取位置近傍の構成を模式的に示す図である。 図5は、画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、画像処理部の機能を示すブロック図である。 図7は、画像データの一例を示す図である。 図8は、影領域の幅について例示的に示す図である。 図9は、背景領域と影領域の境界(影エッジ)及び影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)の検出方法を示す図である。 図10は、画像データからの傾き量検出の一例を示す図である。 図11は、原稿エッジの変動が大きい場合を示す図である。 図12は、傾き量群検出部における処理を示す図である。 図13は、階級で区切られた度数分布の一例を示すグラフである。 図14は、画像読取処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図15は、第2の実施の形態にかかる画像処理部の機能を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置100の概略構成を模式的に示す断面図である。画像処理装置100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機である。
図1に示すように、画像処理装置100は、給紙部103、装置本体104、スキャナ101及び自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)102を備える。
画像処理装置100は、装置本体104内に、画像形成部であるプロッタ120を備える。プロッタ120は、タンデム方式の作像部105と、作像部105に給紙部103から搬送路107を介して記録紙を供給するレジストローラ108と、光書き込み装置109と、定着部110と、両面トレイ111と、を備えている。
作像部105には、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(キー・プレート(ブラック))の4色に対応して4本の感光体ドラム112が並設される。各感光体ドラム112の周りには、帯電器、現像器106、転写器、クリーナ及び除電器を含む作像要素が配置されている。
また、転写器と感光体ドラム112との間には、両者のニップに挟持された状態で駆動ローラと従動ローラとの間に張架された中間転写ベルト113が配置されている。
このように構成されたタンデム方式の画像処理装置100は、ADF102から送られた検知対象物である原稿をスキャナ101で読み取った原稿画像に基づき、YMCKの色毎に各色に対応する感光体ドラム112に光書き込み装置109から光書き込みを行い、現像器106で各色のトナー毎に現像し、中間転写ベルト113上に例えばY,M,C,Kの順で1次転写する。そして、画像処理装置100は、1次転写により4色重畳されたフルカラーの画像を給紙部103から供給された記録紙に2次転写した後、定着部110で定着して排紙することによりフルカラーの画像を記録紙上に形成する。
次に、スキャナ101について説明する。
図2は、スキャナ101の概略構成を模式的に示す断面図である。図2に示すように、スキャナ101は、第1キャリッジ25と、第2キャリッジ26と、結像レンズ27と、撮像部28とを備えており、これらの各構成部材はスキャナ101の本体フレーム101aの内部にそれぞれ配置されている。
また、スキャナ101の本体フレーム101aの内部には、図示しない第1レール及び第2レールが副走査方向(図2中、左右方向)に延在するよう設けられている。第1レールは、副走査方向と直交する主走査方向に所定の間隔をあけて配置された2本のレールからなる。第2レールについても、第1レールと同様の構成である。
第1キャリッジ25は、第1レールに摺動自在に取り付けられ、図示しない駆動モータにより図示しない第1キャリッジ用駆動ワイヤを介して副走査方向に、図2中実線で示す位置と破線で示す位置との間で往復移動可能に構成されている。第1キャリッジ25には、光源24と、第1ミラー部材25aとが設けられている。
また、第2キャリッジ26は、第2レールに摺動自在に取り付けられ、図示しない駆動モータにより図示しない第2キャリッジ用駆動ワイヤを介して副走査方向に、図2中実線で示す位置と破線で示す位置との間で往復移動可能に構成されている。第2キャリッジ26には、第2ミラー部材26aと、第3ミラー部材26bとが設けられている。
ここで、これら第1キャリッジ25及び第2キャリッジ26は、2:1の速度比で副走査方向に移動する。このような移動速度の関係により、第1キャリッジ25及び第2キャリッジ26の移動があっても、原稿面から結像レンズ27までの光の光路長が変化しないようになっている。
結像レンズ27は、各ミラー部材を介して入射された原稿からの反射光を撮像部28に集光結像する。撮像部28は、CCD等の撮像素子で構成され、結像レンズ27を介して結像された原稿の反射光像を光電変換して読取画像であるアナログ画像信号を出力する。
次に、スキャナ101上に搭載されるADF102について説明する。
図3は、ADF102の概略構成を模式的に示す断面図である。図3に示すように、ADF102は、原稿を載置する原稿トレイ11を備える。原稿トレイ11は、基端部を支点として図中a,b方向に回動する可動原稿テーブル41と、原稿の給紙方向に対する左右方向を位置決めする一対のサイドガイド板42とを有している。可動原稿テーブル41の回動により、原稿の給送方向前端部が適切な高さに合わせられる。
また、原稿トレイ11には、原稿の向きが縦と横の何れになっているかを検知する原稿長さ検知センサ89,90が給送方向に離隔して設けられている。なお、原稿長さ検知センサ89,90としては、光学的手段により未接触で検知する反射型センサ、又は接触式のアクチュエータタイプのセンサを用いてもよい。
一対のサイドガイド板42は、片側が給紙方向に対する左右方向にスライド自在であり、異なるサイズの原稿が載置可能に構成されている。
一対のサイドガイド板42の固定側には、原稿の載置により回動するセットフィラー46が設けられている。また、セットフィラー46の先端部の移動軌跡上の最下部には、原稿トレイ11に原稿が載置されたことを検知する原稿セットセンサ82が設けられている。つまり、原稿セットセンサ82は、セットフィラー46が回動して原稿セットセンサ82から外れたか否かにより、ADF102にセットされた原稿の有無を検知する。
ADF102は、分離給送部51と、プルアウト部52と、ターン部53と、第1読取搬送部54と、第2読取搬送部55と、排紙部56とにより構成される搬送部50を備えている。搬送部50の各搬送ローラは、1つ以上の搬送モータにより回転駆動される。
分離給送部51は、原稿を給紙する給紙口60の近傍に配置されたピックアップローラ61と、搬送経路を挟んで対向するように配置された給紙ベルト62及びリバースローラ63とを有している。
ピックアップローラ61は、給紙ベルト62に取り付けられた支持アーム部材64により支持されており、図示しないカム機構を介して原稿束に接触する接触位置と原稿束から離れた離隔位置との間で図中c,d方向に上下動する。ピックアップローラ61は、接触位置において原稿トレイ11上に積載された原稿のうち、数枚(理想的には一枚)の原稿をピックアップする。
給紙ベルト62は、給送方向に回転し、リバースローラ63は、給送方向と逆方向に回転する。また、リバースローラ63は、原稿が重送された場合に、給紙ベルト62に対して逆方向に回転するが、リバースローラ63が給紙ベルト62に接している場合、又は原稿を一枚のみ搬送している場合には、図示しないトルクリミッタの働きにより、給紙ベルト62に連れ回りする。これにより、原稿の重送が防止される。
プルアウト部52は、搬送経路52aを挟むように配置された一対のローラからなるプルアウトローラ65を有している。プルアウト部52は、プルアウトローラ65とピックアップローラ61の駆動タイミングにより、送り出された原稿を一次突当整合(いわゆる、スキュー補正)し、整合後の原稿を引き出し搬送する。
ターン部53は、上から下に向けて湾曲した搬送経路53aを挟むように配置された一対のローラからなる中間ローラ66及び読取入口ローラ67を有している。ターン部53は、中間ローラ66により引き出し搬送された原稿を、湾曲した搬送経路を搬送することによりターンさせて、読取入口ローラ67により原稿の表面を下方に向けて原稿の読取位置(撮像位置)であるスリットガラス7の近傍まで搬送する。
ここで、プルアウト部52からターン部53への原稿の搬送速度は、第1読取搬送部54における搬送速度よりも高速に設定されている。これにより、第1読取搬送部54に搬送される原稿の搬送時間の短縮が図られている。
第1読取搬送部54は、スリットガラス7に対向するよう配置された第1読取ローラ68と、読取終了後の搬送経路55aに配置された第1読取出口ローラ69とを有している。第1読取搬送部54は、スリットガラス7の近傍まで搬送された原稿の表面を第1読取ローラ68によりスリットガラス7に接触させながら搬送する。この際、原稿は、スリットガラス7を介して、スキャナ101にて読み取られる。このとき、スキャナ101の第1キャリッジ25および第2キャリッジ26は、ホームポジションの位置で停止した状態である。第1読取搬送部54は、読取終了後の原稿を第1読取出口ローラ69によりさらに搬送する。
ここで、図4は原稿の読取位置近傍の構成を模式的に示す図である。なお、図4においては、原稿は、左から右に搬送される。
図4に示すように、ADF102は、スリットガラス7に対向する位置に、撮像背景となる背景部材92を備えている。背景部材92は、例えば白色であり、シェーディング補正に用いられる。原稿は、スリットガラス7と背景部材92との間を搬送される。スキャナ101は、図4に示す読取ラインの位置で、画像読み取りを行う。
第2読取搬送部55は、原稿の裏面を読み取る第2読取部91と、搬送経路55aを挟んで第2読取部91に対向するよう配置された第2読取ローラ70と、第2読取部91の搬送方向下流に配置された第2読取出口ローラ71とを有している。
第2読取搬送部55では、表面読取後の原稿の裏面が第2読取部91により読み取られる。裏面が読み取られた原稿は、第2読取出口ローラ71により排紙口に向けて搬送される。第2読取ローラ70は、第2読取部91における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部91におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。両面読み取りを行わない場合には、原稿は第2読取部91を素通りするようになっている。
排紙部56は、排紙口の近傍に一対の排紙ローラ72が設けられ、第2読取出口ローラ71により搬送された原稿を排紙トレイ12に排紙する。
また、ADF102には、搬送経路に沿って、突き当てセンサ84、レジストセンサ81、排紙センサ83などの各種センサが設けられており、原稿の搬送距離や搬送速度等の搬送制御に用いられる。
さらに、プルアウトローラ65と中間ローラ66との間には、原稿幅センサ85が設けられている。なお、原稿の搬送方向の長さは、突き当てセンサ84やレジストセンサ81での原稿の先端及び後端を読み取りによりモータパルスから検知される。
次に、画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。
ここで、図5は画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、画像処理装置100にはスキャナ101で読み取った原稿画像に所定の処理を施し、画像データとしてプロッタ120に出力する画像処理部200が設けられている。スキャナ101とADF102と画像処理部200は、傾き検出装置および読取装置を構成する。
画像処理部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、メインメモリ205、チップセット206、画像処理ASIC207、コントローラASIC208、メインメモリ209、I/O ASIC210を備える。なお、ASICは、Application Specific Integrated Circuit(特定用途向け集積回路)の略称である。
CPU201は、画像処理装置100を制御するためのものである。メインメモリ205は、CPU201が画像処理装置100を制御するためのプログラムが展開されるワーク領域として使用されたり、扱う画像データなどを一時保管したりするもの(画像メモリ)である。チップセット206は、CPU201と共に用いられコントローラASIC208、I/O ASIC210がメインメモリ205へアクセスすることを制御する。
本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
スキャナ101は、コピー処理する画像データや外部インターフェイスへ出力するための画像データを読み取る機能を有している。プロッタ120は、コントローラASIC208で画像処理された画像データを印刷するための機能を有している。
画像処理ASIC207は、スキャナ101より読み取られた画像データに対して画像処理を行いコントローラASIC208へ画像データを出力する。また、画像処理ASIC207は、コントローラASIC208からの画像データをプロッタ120にて印刷できるように画像処理したり、プロッタ120の印刷タイミングにあわせて画像データを送ったりするものである。
コントローラASIC208は、チップセット206越しのメインメモリ205を使って画像処理装置100で扱う画像データの回転、および編集などを行い、HDD211に蓄積し画像処理ASIC207と画像データを送受信する。メインメモリ209は、コントローラASIC208が画像処理を行う画像メモリとして使用される。HDD(Hard Disk Drive)211は、画像処理した画像データを一時保管するため使用される。
I/O ASIC210は、画像処理装置100に付加機能を与えるための外部インターフェイスである。例えば、I/O ASIC210は、ネットワークインターフェイス、USB、SDカード、操作部、SPI、I2C、原稿幅センサ85などのインターフェイスや画像処理を高速化するためのハードウェアアクセラレータ、暗号化処理回路などが具備されている。
次に、画像処理部200により発揮される機能について説明する。
ここで、図6は画像処理部200の機能を示すブロック図である。なお、ここでは、画像処理部200が発揮する機能のうち、本実施の形態における特徴的な機能について説明する。
図6に示すように、画像処理部200は、画像生成部300と、第1の境界検出部として機能する第1傾き量検出部310と、第2の境界検出部として機能する第2傾き量検出部320と、処理決定部330と、傾き検出部として機能する傾き補正部340と、境界群検出部として機能する第1傾き量群検出部400と、を有する。本実施の形態においては、画像処理ASIC207が画像生成部300を有し、コントローラASIC208が第1傾き量検出部310、第2傾き量検出部320、処理決定部330、傾き補正部340および第1傾き量群検出部400を有する。なお、これに限るものではなく、CPU201がプログラムを実行することにより、第1傾き量検出部310と、第2傾き量検出部320と、処理決定部330と、傾き補正部340と、第1傾き量群検出部400と、を実現するものであってもよい。
画像生成部300は、原稿の読取位置(撮像位置)であるスリットガラス7を通過する原稿に照射した光の反射光を撮像部28で読み取ったアナログ画像信号に基づき、画像情報であるデジタル画像データ(以下、画像データという)を生成する。
ここで、図7は画像データの一例を示す図である。
図7に示すように、画像データには、背景領域と原稿領域との境に影領域が発生する。背景部材92が白色である場合、影は必ず出現するものである。なお、図7では上辺のみに影領域を示しているが、原稿の輪郭には全て影領域が発生する。
ところで、主走査方向において原稿と背景部材92との距離が一定であれば、影領域の幅は主走査方向に於いて均一となる。しかしながら、画像データにおける影領域の幅は、原稿と背景部材92との間の距離によって変化する。図7の影領域は、原稿の先端にカールや折れ等が発生して原稿先端に変動が発生することで、影幅が均一にならない例を示している。例えば、原稿が上方、すなわち背景部材92側にある場合、影領域の幅は細くなる。一方、原稿が下方、すなわちスリットガラス7側にある場合、影領域の幅は太くなる。
ここで、図8は影領域の幅について例示的に示す図である。図8(a)に示すように、A点からC点にかけて原稿がカールしており主走査方向における原稿と背景部材92との間の距離が一定とならない。そのため、図8(b)に示す影領域の例では、A点からC点にかけて影幅が均一となっていない。
第1傾き量検出部310は、背景領域を含む画像データ内の原稿の主走査方向の輪郭の一部又は全てから所定ライン数の範囲で、後述する図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、背景領域と影領域の境界(原稿の影エッジ)の検出結果から原稿の傾き量(スキュー量)を検出する。
本実施の形態においては、第1傾き量検出部310は、上辺における背景部材92と原稿影との境界を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量(スキュー量)を検出する。
上述したように、主走査方向に於いて影幅が均一であれば、第1傾き量検出部310の検出結果によりで正確な傾き量を検出することが可能である。しかし、原稿の先端にカールや折れ等が発生している場合、主走査の影幅が均一とならず、第1傾き量検出部310の傾き量検出結果には、影幅変動の影響による誤差が発生する。すなわち、影領域の傾き量のみを使用する補正の場合、原稿にダメージがあると誤補正が発生してしまう。
そこで、第2傾き量検出部320が、背景領域を含む画像データ内の原稿の主走査方向の輪郭の一部又は全てから所定ライン数の範囲で、後述する図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。
本実施の形態においては、第2傾き量検出部320が、画像データ内の上辺における原稿影と原稿との境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。
例えば、スキャナ101の装置構成により、主走査方向の輪郭、副走査方向の輪郭の安定性が異なる。主走査方向の輪郭の安定性が高い場合は、主走査方向の輪郭のみから傾き量を検出することで検出精度を向上させることができる。
ここで、図9は背景領域と影領域の境界(影エッジ)及び影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)の検出方法を示す図である。図9(a)は、図7に示した画像データにおける副走査方向の階調変化であり、背景部材92を白色、原稿の下地色を明色とした場合の例を示している。
画素値(階調値)は明度または輝度であって、明るい画素では大きく暗い画素では小さい。画素値は、白色を有する背景領域から影領域に移ると、230[digit]から20[digit]まで小さくなる。続いて、影領域から原稿領域に移ると、画素値は、210[digit]まで大きくなる。
図9(b)は、図9(a)で得られた画素値の変化量を示すグラフである。図9(b)に示すグラフは、変化量を微分演算によって算出し、副走査方向の位置に対して演算後の画素値をプロットしている。なお、変化量は符号を持つが、ここでは簡単のため絶対値を扱う。
演算後の画素値は画素間の変化量が大きいほど大きくなるため、背景領域と影領域の境界(影エッジ)及び影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)においてピークが検出される。なお、このときノイズ成分を除去するために、所定の閾値との比較を行って境界画素を判定している。例えば、閾値thが25[digit]の場合には、図9(b)に示すグラフ上の斜線部で示す副走査方向の位置が境界画素となる。
なお、境界検出方法は、本実施形態に記載の内容に限定されるものではない。例えば、微分演算ではなく、ハフ変換等の画像処理を用いても良い。
ここで、図10は画像データからの傾き量検出の一例を示す図である。図10は、影領域の幅が変動した場合における、背景領域と影領域の境界検出結果から算出された第1傾き量検出部310の傾き量検出結果(1)と、影領域と原稿領域の境界検出結果から算出された第2傾き量検出部320の傾き量検出結果(2)とを示すものである。これらは、図9に記載に示した境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、その絶対座標を基に傾き量として算出される。
図10(a)は、背景領域と影領域の境界(影エッジ)に変動が生じている画像データを示している。図10(a)に示す例は、原稿に、折れおよびカールが発生しており、原稿と背景部材92との距離が主走査方向に於いて均一でない例である。そのため、第1傾き量検出部310の傾き量検出結果(1)は、原稿と背景部材92との距離が原稿の主走査方向においてばらついているため、原稿の主走査方向において影が均一とならず、影幅に変動が発生している。
ここで、傾き角度は、図10(b)に示すように、原稿主走査方向1024[pixel]に対する副走査方向の傾き量gap(gap∈自然数,0<gap≦1024)として扱う。以降においては、傾き角度をgapで記載するが、値の管理方法はこれに限定されるものではない。
一般に、境界画素から傾き量を算出する方法として、簡単には、原稿の一部または全部から境界画素の絶対座標を取得し、各座標から最小二乗法等を用いて近似直線を求め、その傾きを傾き量として決定する方法がある。しかし、この方法によれば、影エッジに変動がある場合、実際の原稿傾き量との誤差が大きくなるという問題がある。
影エッジが安定しない理由の1つに、影エッジは原稿と背景部材92との間の距離及びスキャナ101の構成によって決まる係数(光源強度、光源角度等)との乗算値で伸縮するため、原稿端部の微小な折れやカールの影響を大きく受けてしまうことが挙げられる。
ただし、このような場合でも、影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)から算出された第2傾き量検出部320の傾き量検出結果(2)は、誤差は含むものの、これらの影響は小さく原稿の輪郭に近い傾き量となっている。
そこで、例えば傾き量検出結果(2)を基準として、傾き量検出結果(1)の変動を算出し、その結果から原稿先端におけるカール、折れ等の変動の有無を検出することで、誤補正を行うことのない傾き量補正機能を提供することが可能となる。一例の演算式としては、例えば傾き量(1)-傾き量(2)の絶対値をとるものである。
ここで、図11は原稿エッジの変動が大きい場合を示す図である。図11は、背景領域と影領域の境界(影エッジ)及び影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)に変動があり、また原稿端部の一部に欠けがある画像データを示す。
図10を参照して説明したように、原稿に折れやカール等があっても原稿輪郭の変動は小さいという前提の下で、原稿輪郭を影の変動量を検出する基準として用いると説明した。しかしながら、図11に示すように、傾き量検出領域(境界検出領域)に物理的な欠けや変動の大きな領域がある場合には、原稿端部の信頼性が担保されず基準とならない。
例えば、図11に示す画像データでは、基準となる傾き量検出結果(2)と傾き量検出結果(1)との差が小さくなるため、原稿端部に折れやカールは無いものと判定されるがこれは誤りである。当該傾き量検出領域で検出される傾き量は、実際の原稿傾き量から大きく外れた値をとることになる。
そこで、第2傾き量検出部320の出力は、さらに第1傾き量群検出部400に入力される。以下において、第1傾き量群検出部400における処理について詳述する。図12は、第1傾き量群検出部400における処理を示す図である。
図11で説明した問題点を鑑みて、第1傾き量群検出部400は、先ず原稿輪郭の変動が少ない傾き量検出領域を決定する。続いて、処理決定部330は、決定した傾き量検出領域に対して傾き量検出結果(1)を基準としたときの傾き量検出結果(2)の変動を算出し、原稿先端におけるカールや折れ等の変動の有無を検出して処理を決定する。
これにより、原稿端部に物理的な欠けや変動の大きな領域がある場合でも適切な基準を生成することが可能となる。そして、従来技術と比較して、スキューやレジスト補正精度を高めることが可能で、原稿エッジが検出できない可能性のある濃度の高い原稿でも誤検出を抑制することが可能となる。
より詳細には、図12(a)に示すように、第1傾き量群検出部400は、画像データの主走査方向に対して所定の幅・所定の間隔で傾き量検出領域を複数設定し、各傾き量検出領域に対して原稿輪郭から境界(境界群)を検出し、当該境界(境界群)の検出結果から原稿の傾き量を取得する。
第1傾き量群検出部400は、図12(a)から得られた各傾き量検出領域の傾き量を傾き量群とする。この傾き量群における各傾き量を度数分布(ヒストグラム)として表したグラフが、図12(b)である。
第1傾き量群検出部400は、傾き量検出領域の決定方法として、傾き量群の度数分布から最頻値を求め、最頻値が得られた領域を傾き量検出領域として決定する。最頻値は、異常値(外れ値)の影響を受けない統計量であるため精度が期待できる。
図12(b)に示されるように、原稿に折れやカールがある場合でも原稿エッジは受ける影響が小さいため、gap=4付近にピークを持つ正規分布が確認される。ただし、図12(b)に示されるように、傾き量検出領域1(図12(a)参照)に代表される原稿端部の一部に欠けがあるようなダメージの大きい箇所が存在するため、gap=40付近にも小さなピークが確認される。
原稿エッジは比較的変動が少ないため、度数を大きくとるgap(≒4)が正確な原稿端部の傾き量で、度数を小さくとるgap(≒40)が異常値(外れ値)である。すなわち、傾き量検出領域1(図12(a)参照)で検出される傾き量は、実際の原稿傾き量から大きく外れた値をとるため影変動検出の基準とならない。
そこで、第1傾き量群検出部400は、処理決定部330において使用する傾き量検出領域を決定する。
これにより、原稿にカールや折れ等がある場合でも、誤補正を最小にしながら、傾き補正が可能となる。
ただし、処理系の分解能や検出領域の個数(サンプル数)によっては度数分布が平坦となり(ピークが検出されなくなり)、適切な最頻値が得られないことがある。例えば、本実施形態では、傾き量を10bit分解能で扱っているが(原稿主走査方向1024[pixel]に対する副走査方向の傾き量)、これが12bit分解能やそれ以上と大きくなる場合、最頻値として値を取り出すことが難しくなる。
そこで、第1傾き量群検出部400は、傾き量検出領域の決定方法として、傾き量群の度数分布から傾き量検出領域の個数(サンプル数)に応じた階級幅を決定し、最も度数の大きな階級値を持つ領域を傾き量検出領域として決定するようにしてもよい。階級で区切られた度数分布の最頻値は、異常値(外れ値)に影響されにくい統計量であるため精度が期待できる。このように処理系の分解能を大きくすることにより、最頻値が得られない場合においても最頻値を取り出すことが可能となる。階級幅、階級数を傾き量群から決定する方法として、簡単にはスタージェス(Sturges)の公式「The problem with Sturges' rule for constructing histograms」(Rob J Hyndman 1995)を用いる方法がある。この方法は、サンプルサイズをn、階級数をkとしたとき、k=log2N+1から階級数を求め、データ幅(min値~max値)を階級数kで割り階級数を求める方法である。
これにより、原稿にカールやれ等がある場合でも誤補正を最小にしながら、傾き補正が可能となる。また、処理系の分解能が大きく度数分布が平坦(ピークが検出されなくなり)となり、最頻値が得られない場合においても階級幅で区切ることで最頻値を取り出すことが可能となる。
図13は、階級で区切られた度数分布の一例を示すグラフである。図13の例では、階級値(3-6)の度数が最も大きくなるため、この傾き量を持つ領域を検出領域として決定する。ただし、検出領域の個数(サンプル数)が少ない場合には最頻値として値を取り出すことが難しくなる。
そこで、第1傾き量群検出部400は、傾き量検出領域の決定方法として、傾き量群の度数分布から中央値を求め、中央値が得られた領域を検出領域として決定するようにしてもよい。中央値は異常値(外れ値)に影響されにくい統計量であるため、精度が期待できる。
中央値とは、データを小さい順に並べたとき中央に位置する値として定義される統計量である。これにより、検出領域の個数(サンプル数)が少ない場合においても、若干の異常値(外れ値)の影響は受けるものの、度数の大きな傾き量を検出することが可能となる。また、度数分布から検出領域の個数(サンプル数)に応じた階級幅を決定するといった計算コストも掛からない。
これにより、原稿にカールや折れ等がある場合でも誤補正を最小にしながら、傾き補正が可能となる。また、検出領域の個数(サンプル数)が少ない場合においても、中央値を用いることで若干の異常値(外れ値)の影響は受けるものの、度数の大きな傾き量を検出することが可能となる。
また、第1傾き量群検出部400は、検出領域決定処理の前処理として、傾き量群の度数分布に対して異常値(外れ値)除去を実施するようにしてもよい。
これにより、統計処理の精度向上が期待できる。異常値(外れ値)を検出する方法として、簡単にはスミルノフ・グラブス(Smirnov-Grubbs)検定の繰り返し処理が知られている。ただし、これを含めて多くの異常値(外れ値)検出方法は度数分布が正規分布している仮定の下で機能するため、異常値(外れ値)検出方法は本実施形態に限定されるものではなく、例えば最大値、最小値を除去するだけでも良い。
処理決定部330には、第1傾き量検出部310、第2傾き量検出部320、及び第1傾き量群検出部400からの出力が入力される。処理決定部330は、第1傾き量検出部310、第2傾き量検出部320及び第1傾き量群検出部400から入力された検出値を所定のアルゴリズムで演算した傾き量から画像データへの処理を決定する。
処理決定部330は、決定した傾き量検出領域に対して傾き量検出結果(1)を基準としたときの傾き量検出結果(2)の変動を算出し、原稿先端におけるカールや折れ等の変動の有無を検出して処理を決定する。
原稿先端におけるカールや折れ等の変動の有無の検出方法は、例えば傾き量(1)-傾き量(2)の絶対値をとる演算式を用いるものである。第1傾き量群検出部400は、演算結果が最も小さくなる検出領域の傾き量検出結果(2)を原稿傾き量として決定する。
傾き補正部340は、処理決定部330で決定した画像処理を実施して画像データにおける原稿の傾きを検出するとともに検出した傾きを補正し、補正後画像データとして後段に出力する。
ここで、処理決定部330による画像データへの処理の決定例について、例示的に説明する。
例えば、処理決定部330は、(1)-(2)の絶対値があらかじめ決められた所定値以上である場合、傾き補正部340に対して補正を行わない命令を通知する。この場合、傾き補正部340は、傾き量の補正を行わない。これにより、原稿にカール、折れ等がある場合、誤った補正を行わないことが可能となる。
一方、処理決定部330は、(1)-(2)の絶対値があらかじめ決められた所定値以下である場合、傾き補正部340に対して、第2傾き量検出部320の傾き量検出結果(2)での補正命令を通知する。この場合、傾き補正部340は、傾き量(2)での補正を行う。
上記により、全ての原稿に対して、誤補正を行うことのない傾き量補正機能を提供することが可能となる。
次に、本実施の形態の画像処理装置100における画像読取処理について説明する。
ここで、図14は画像読取処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図14に示すように、ADF102により原稿搬送が開始されると、画像処理部200は、ADF102により読取位置であるスリットガラス7に搬送された原稿をスキャナ101が読み取った画像データを取得する(ステップS1)。
次いで、画像処理部200(第1傾き量検出部310および第2傾き量検出部320)は、傾き量(1)および傾き量(2)を検出する(ステップS2)。
次いで、画像処理部200(第1傾き量群検出部400)は、原稿輪郭の変動が少ない傾き量検出領域を決定する(ステップS3)。
次いで、画像処理部200(処理決定部330)は、決定した傾き量検出領域における第1傾き量検出部310および第2傾き量検出部320で算出した傾き量(1)および傾き量(2)から画像データへの処理を決定する(ステップS4)。
次いで、画像処理部200(傾き補正部340)は、ステップS4において決定した画像処理を実施して画像データにおける原稿の傾きを補正し、補正後画像データとして後段に出力する(ステップS5)。
このように本実施の形態によれば、原稿輪郭を検出するために、背景領域と影領域の境界(原稿の影エッジ)、影領域と原稿領域の境界(原稿エッジ)の2種類のエッジ検出結果から原稿スキュー・レジスト量を検出する構成に於いて、検出領域を複数領域に分割し、各々の領域に対して検出した原稿エッジの統計量をもとに原稿ダメージの小さい領域を1つ以上決定し、当該領域で検出した影エッジ・原稿エッジの2つの検出結果の差から、補正処理を決定する。これにより、スキュー、レジスト補正精度を高めることが可能で、原稿エッジが検出できない可能性のある濃度の高い原稿でも誤検出を抑制することができ、エレキスキュー補正精度を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、画像データ内の上辺を使って傾き量を検出するようにしたが、これに限るものではなく、画像データ内の下辺を使って傾き量を検出するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、原稿エッジのうち主走査方向に対しての傾き量の検出について説明したが、当該処理は副走査方向に対しての傾き量の検出であってもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、上辺または下辺を使って主走査方向に対しての傾き量を検出するとともに、縦辺を使って副走査方向に対しての傾き量を検出する点が、第1の実施の形態と異なる。以下、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態と異なる箇所について説明する。
図15は、第2の実施の形態にかかる画像処理部200の機能を示すブロック図である。図15に示すように、画像処理部200は、画像生成部300と、第1傾き量検出部310と、第2傾き量検出部320と、処理決定部330と、傾き補正部340と、第1傾き量群検出部400とに加え、第1の境界検出部として機能する第3傾き量検出部350と、第2の境界検出部として機能する第4傾き量検出部360と、境界群検出部として機能する第2傾き量群検出部410と、を有する。コントローラASIC208が、第3傾き量検出部350、第4傾き量検出部360および第2傾き量群検出部410を有する。なお、これに限るものではなく、CPU201がプログラムを実行することにより、第3傾き量検出部350と、第4傾き量検出部360と、第2傾き量群検出部410と、を実現するものであってもよい。
第1傾き量検出部310は、背景領域を含む画像データ内の上辺から所定ライン数の範囲で、図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、背景領域と影領域の境界を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。
第2傾き量検出部320は、背景領域を含む画像データ内の上辺から所定ライン数の範囲で、図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、影領域と原稿領域の境界を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。第2傾き量検出部320の出力は、さらに第1傾き量群検出部400に入力される。
第1傾き量群検出部400は、複数の検出位置における第2傾き量検出部320での検出結果からなる傾き量群から処理決定部330において使用する傾き量検出領域を決定する。
第3傾き量検出部350は、背景領域を含む画像データ内の左の縦辺から所定ライン数の範囲で、図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、背景領域と影領域の境界を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。
第4傾き量検出部360は、画像データ内の左の縦辺から所定ライン数の範囲で、図9に記載の境界検出方法を用いて境界画素を抽出し、影領域と原稿領域の境界を検出し、当該境界の検出結果から原稿の傾き量を検出する。第4傾き量検出部360の出力は、さらに第2傾き量群検出部410に入力される。
第2傾き量群検出部410は、複数の検出位置における第4傾き量検出部360での検出結果としての境界群に基づく傾き量群から処理決定部330において使用する傾き量検出領域を決定する。
処理決定部330には、第1傾き量検出部310、第2傾き量検出部320、及び第1傾き量群検出部400からの出力が入力される。また、処理決定部330には、第3傾き量検出部350、第4傾き量検出部360、及び第2傾き量群検出部410からの出力が入力される。処理決定部330は、第1傾き量検出部310、第2傾き量検出部320及び第1傾き量群検出部400から入力された検出値、および第3傾き量検出部350、第4傾き量検出部360及び第2傾き量群検出部410から入力された検出値を所定のアルゴリズムで演算した傾き量から画像データへの処理を決定する。
傾き補正部340は、処理決定部330で決定した画像処理を実施して画像データにおける原稿の傾きを補正し、補正後画像データとして後段に出力する。
このように本実施の形態によれば、スキャナ101の装置構成により、主走査、副走査方向両方の輪郭の安定性が高い場合は、両方の輪郭から傾き量を検出することで検出精度を向上させることができる。また、副走査方向の輪郭を検出することで、主走査のレジストを高精度で補正することができる。
なお、上記各実施の形態においては、スキャナ101とADF102と画像処理部200を傾き検出装置とし、検査対象物(原稿)の搬送時の傾き検知について説明したが、これに限るものではない。例えば、各実施の形態の傾き検出装置は、FA(Factory Automation)検査装置の検査対象物の傾き検知にも適用可能である。
また、上記各実施の形態においては、検知対象物(原稿)を搬送して固定の撮像部28で画像取得を行っているが、逆に止まっている検知対象物(原稿)を撮像部28が移動して検知対象物(原稿)の傾きを検知する方法でも良い。
なお、上記各実施の形態では、本発明の画像処理装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像処理装置であればいずれにも適用することができる。
以上、この発明の各実施の形態について説明したが、それらの各部の具体的な構成、処理の内容、データの形式等は、実施形態で説明したものに限るものではない。また、以上説明してきた実施形態の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
28 撮像部
100 画像処理装置
101、102 傾き検出装置、読取装置
120 画像形成部
310、350 第1の境界検出部
320、360 第2の境界検出部
330 処理決定部
340 傾き検出部
400、410 境界群検出部
特開2017-112412号公報

Claims (10)

  1. 背景部材が背景となる撮像位置で撮像部によって撮像された検知対象物の画像である画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記背景部材と前記検知対象物の影との境界を検出する第1の境界検出部と、
    前記画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記検知対象物の影と前記検知対象物との境界を検出する第2の境界検出部と、
    前記複数の検出位置における前記第2の境界検出部の検出結果からなる境界群を検出する境界群検出部と、
    前記第1の境界検出部と前記第2の境界検出部と前記境界群検出部とでそれぞれ検出した検出結果から前記画像情報における前記検知対象物の傾きを検出する傾き検出部と、
    を備えることを特徴とする傾き検出装置。
  2. 背景部材が背景となる撮像位置で検知対象物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された前記検知対象物の画像である画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記背景部材と前記検知対象物の影との境界を検出する第1の境界検出部と、
    前記画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記検知対象物の影と前記検知対象物との境界を検出する第2の境界検出部と、
    前記複数の検出位置における前記第2の境界検出部の検出結果からなる境界群を検出する境界群検出部と、
    前記第1の境界検出部と前記第2の境界検出部と前記境界群検出部とでそれぞれ検出した検出結果から前記画像情報における前記検知対象物の傾きを検出する傾き検出部と、
    を備えることを特徴とする読取装置。
  3. 前記第1の境界検出部および前記第2の境界検出部は、前記検知対象物の主走査方向の輪郭から前記境界を検出し、当該境界の検出結果から前記検知対象物の傾き量を検出し、かつ、前記検知対象物の副走査方向の輪郭から前記境界を検出し、当該境界の検出結果から前記検知対象物の傾き量を検出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
  4. 前記境界群検出部は、前記境界群に基づく傾き量群から成る度数分布において最頻値が得られた領域を、前記第1の境界検出部および前記第2の境界検出部における境界検出領域とする、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の読取装置。
  5. 前記境界群検出部は、前記境界群に基づく傾き量群から成る度数分布から境界検出領域の個数に応じた階級幅を決定し、最も度数の大きな階級値を持つ領域を前記第1の境界検出部および前記第2の境界検出部における境界検出領域とする、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の読取装置。
  6. 前記境界群検出部は、前記境界群に基づく傾き量群から成る度数分布から中央値を求め、当該中央値が得られた領域を境界検出領域として決定する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の読取装置。
  7. 前記境界群検出部は、前記境界群に基づく傾き量群から成る度数分布に対して異常値除去を実施する、
    ことを特徴とする請求項4ないし6の何れか一項に記載の読取装置。
  8. 前記第1の境界検出部と前記第2の境界検出部とでそれぞれ検出した傾き量から前記画像情報への処理を決定する処理決定部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の読取装置。
  9. 請求項2ないし8の何れか一項に記載の読取装置と、
    前記読取装置で読み取った画像情報に基づき画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  10. 背景部材が背景となる撮像位置で撮像部によって撮像された検知対象物の画像である画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記背景部材と前記検知対象物の影との境界を検出する第1の境界検出工程と、
    前記画像情報の前記検知対象物の輪郭のうち主走査方向と副走査方向のいずれかにおける複数の検出位置で前記検知対象物の影と前記検知対象物との境界を検出する第2の境界検出工程と、
    前記複数の検出位置における前記第2の境界検出工程の検出結果からなる境界群を検出する境界群検出工程と、
    前記第1の境界検出工程と前記第2の境界検出工程と前記境界群検出工程とでそれぞれ検出した検出結果から前記画像情報における前記検知対象物の傾きを検出する傾き検出工程と、
    を含むことを特徴とする傾き検出方法。
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