JP4778337B2 - 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、原稿の画像情報を光学的に読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号を入力して、増幅した後デジタル画像データに変換して出力する画像読取信号処理IC、およびそれを使用するイメージスキャナ等の画像読取装置、さらにその画像読取装置を画像読取部として備えたデジタル複写機、ファクシミリ装置、あるいはこれらの機能を複合した複合機等の画像形成装置に関する。
上述のような画像読取装置や画像形成装置の画像読取部は、一般に原稿を光走査して縮小画像を結像する走査光学系と、その画像情報を一ラインずつ順次電気信号に変換するラインセンサであるCCDと、そのCCDから出力されるアナログ画像信号を増幅した後、デジタル画像データに変換するなどの処理を行う画像読取信号処理回路と、そのデジタル信号に対して、走査光学系における光源の光量分布とCCDの1ラインを構成する各画素の感度のバラツキを補正するためのシェーディング補正回路などを備えている(例えば、特許文献1参照)。
そのシェーデング補正のために、基準白板(基準白色板ともいう)を設け、その基準白板を読み取った画像データを原稿読取時のシェーディング補正の係数として使用するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、この画像読取装置ではカラー画像を読み取るために、赤、緑、青の3色に色分解した画像情報をそれぞれ電気信号に変換するカラーイメージセンサを使用し、その各色の信号をそれぞれ増幅してアナログ・デジタル変換(A/D変換)するようにしている。
特許第3262609号公報 特開2000−122188号公報
このようなカラー画像読取装置において、A/D変換回路のダイナミックレンジの極力広い範囲を使用できるようにするため、カラーイメージセンサの各色の信号をそれぞれ可変ゲインアンプで増幅するようにし、そのゲインを装置全体を制御するマイクロコンピュータ(以下「CPU」という)によるソフトウエア処理によって制御するようにしている。
そのゲイン制御は、基準白板を読み取ったときの1ライン分の画像データ(A/D変換したデータ)のピーク値を検出し、それが予め設定した所定値(目標値)と比較してその差が公差内に入るように、ピーク値が大き過ぎる場合はゲインを下げ、小さ過ぎる場合はゲインを上げるように、各可変ゲインアンプのゲインを制御する。
このような画像読取信号処理回路をIC(半導体集積回路)化したものもあり、その従来例を図17に示す。
この例では、原稿の画像情報を読み取るCCD6が、赤、緑、青の3色の画像読取信号(アナログ画像信号)RO,GO,BOを出力するカラーリニア・イメージセンサである。そして、画像読取信号処理IC100は、CCD6が出力する3色の画像読取信号RO,GO,BOをそれぞれコンデンサCr,Cg,Cbを介して入力する。
この画像読取信号処理IC100には、各入力信号RIN,GIN,BINに対し、コンデンサCr,Cg,Cbによる交流結合後の入力端子電位を規定するためのクランプ(CLMP)回路12R,12G,12Bと、CCD6からの画像読取信号成分のみを取り出すためのサンプルホールド(SH)回路13R,13G,13Bと、その各サンプルホールド後の信号を設定した増幅率で増幅する可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bと、それらによって増幅したアナログ信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路(ADC)15R,15G,15Bとを有している。
そして、その各A/D変換回路15R,15G,15Bを通して各色毎に1系統となったデジタル画像データDRO,DGO,DBOを、前述したシェーディング補正回路を含むCPU基板へ出力する。
この画像読取信号処理IC100はさらに、これらの回路の動作タイミングをとるためのタイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)101を備えている。
入力信号CLMPINはクランプ(CLMP)回路12R,12G,12Bを制御するためのゲート信号、SHはサンプルホールド(SH)回路13R,13G,13Bに画像信号の信号領域をサンプルさせるためのサンプルクロック、MCLKはA/D変換回路(ADC)15R,15G,15Bを制御するための基準クロックである。これらの信号は専用のタイミング発生ASICから、信号SCLK,SD,CSはCPU104からそれぞれTG&I/F101に入力される。
なお、可変ゲインアンプ14R,14G,14Bは、CPU104のデータ・アドレスバスを通して設定されたゲイン設定値を保持するレジスタを持っている。
この画像読取信号処理IC100の可変ゲインアンプ14R,14G,14Bのゲインを自動設定するために、外部に平均化回路102と、ピーク検出回路103と、装置全体を制御するマイクロコンピュータであるCPU104が設けられている。CPU104は画像読取装置全体を制御するCPUが兼ねている。
ゲイン調整を行う際には、図示しない走査光学系が基準白板を光走査したときのCCD6からの3色の画像読取信号RO,GO,BOをこの画像読取信号処理IC100に入力し、そのとき出力されるデジタル画像データDRO,DGO,DBOのうち、この例では緑のデジタル画像データDGOを利用する。
すなわち、その緑のデジタル画像データDGOを平均化回路102でノイズ除去のために平均化処理し、ピーク検出回路103で1ライン中のピークレベルを検出する。
CPU104は、その検出されたピークレベルが白レベル目標値の公差範囲内になっていない場合には、次回ゲインの計算を行い、画像読取信号処理IC100の可変ゲインアンプ14R,14G,14Bにデータ・アドレスバスを通してゲイン設定を行い、基準白板読み取り時のピークレベルが白レベル目標値の公差範囲内になるまで、その処理を繰り返す。上記ピークレベル検出に変えて、システムによっては平均値や最小値を検出する場合もある。
このようなゲイン調整は、画像読取装置の電源立ち上げ時や、光源の光量が変化して基準白板の読み取りレベルが変化した場合などに行われる。
しかしながら、近年画像読取装置や画像形成装置の立ち上げ時間の高速化が求められており、上述した従来の装置のように、CPUによるソフトウエアが介在したゲイン制御を行うのでは、装置全体を制御するCPUの負荷が増加し、ソフトの設計負荷も増加するばかりか、CPUがシステムの立ち上げに必要な処理を行った後に可変ゲインアンプのゲイン制御動作に移行するため、画像読取装置等の立ち上げ時間の遅延を招いていた。
また、CPU104によって1ライン中の信号レベル検出を行う際、例えば1ライン中のピークレベルを検出するためには、CPU104の動作と画像読取信号処理IC100の動作が同期していないため、可変ゲインアンプのゲインを変更した後に変更後の新たな画像データがいつCPU104に入力するか不明である。
そのために、確実にゲイン変更後の画像データを検出できるように余分なライン数の待ち時間が必要になり、さらにゲイン制御が遅れるという問題もあった。
上記可変ゲインアンプに代えて、A/D変換回路によって変換されたデジタル画像データを可変の乗算係数で乗算して増幅するデジタル増幅器を設け、その乗算係数によってデジタル増幅器の自動ゲインを調整をするようにした場合も同様の問題がある。
この発明は、従来のこのような問題点を解消するためになされたものであり、CPUの負荷およびソフトウエア設計の負荷を軽減するとともに、高速で信頼性の高い自動ゲイン調整を行える画像読取信号処理ICを提供することと、それによって画像読取装置および画像形成装置における画像読取部の立ち上げ時間の短縮と信頼性の向上を図ることを目的とする。
この発明は上述したような、原稿のカラー画像情報を光学的に読み取って3色に対応する電気信号に変換したアナログ画像信号を入力でき、そのアナログ画像信号の指定範囲をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、そのサンプルホールド後の信号を増幅する可変ゲインアンプと、その増幅したアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路とを有する信号系統を、上記3色に対応する各アナログ画像信号毎に独立して備えた画像読取信号処理ICであって、上記の目的を達成するため、次のような自動ゲイン調整(AGC)回路を内蔵したことを特徴とする。
その自動ゲイン調整回路は、基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、少なくとも一つの上記信号系統における上記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、上記個別に設けた各信号系統における可変ゲインアンプのゲインをそれぞれ制御する処理を、上記1ライン分の信号レベルの検出値が上前記基準レベルの目標値になるまでライン同期信号に同期して繰り返す。
さらに、上記自動ゲイン調整回路を、上記個別に設けた各信号系統に対して共通に1個設け、上記基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、その自動ゲイン調整回路が、緑に対応する信号系統における上記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、上記個別に設けた各信号系統における可変ゲインアンプのゲインを共通に制御する処理を、上記1ライン分の信号レベルの検出値が上前記基準レベルの目標値になるまでライン同期信号に同期して繰り返すように構成する
上記自動ゲイン調整回路が上記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン中の信号レベルを検出する範囲は、ライン同期信号と該ライン同期信号からの開始位置と終了位置を示すレジスタ、または範囲を示すゲート信号により決定されるようにすることができる。
上記画像読取信号処理ICにおいて、上記可変ゲインアンプに代えて、A/D変換回路によって変換されたデジタル画像データを可変の乗算係数で乗算して増幅するデジタル増幅器を設け、上記自動ゲイン調整回路が、上記デジタル増幅器が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、上記デジタル増幅器の乗算係数を制御する処理を、上記1ライン分の信号レベルの検出値が上前記基準レベルの目標値になるまでライン同期信号に同期して繰り返す回路であってもよい。
上記自動ゲイン調整回路が自動ゲイン調整動作を開始するタイミングは、ゲート信号又はAGC制御レジスタの状態により決定され、自動ゲイン調整動作を終了するタイミングは、上記ゲート信号又は上記AGC制御レジスタの状態又はAGC実行ライン数指定レジスタにより指定したライン数によって決定されるようにしてもよい。
上記自動ゲイン調整回路に、自動ゲイン調整動作の正常終了/異常終了の結果を格納するレジスタ、あるいは自動ゲイン調整の最終結果のデータを格納するレジスタを設けるとよい。
上記自動ゲイン調整回路における自動ゲイン調整の目標値を任意の指定値とすることができる。
この発明による画像読取装置は、上記いずれかの画像読取信号処理ICと、原稿の画像情報を光学的に読み取ってアナログ画像信号に変換し、そのアナログ画像信号を上記画像読取信号処理ICに入力させるリニアイメージセンサとを備えたものである。
また、この発明による画像形成装置は、上記画像読取装置による画像読取部と、その画像読取部が出力するデジタル画像データを記録紙に印刷する画像形成部とを備えたものである。
この発明による画像読取信号処理ICは、自動ゲイン調整回路をICに内蔵することにより、実装面積の低減、CPU負荷の低減、およびソフト設計負荷の低減を図ることができる。また、ライン同期信号に同期して自動ゲイン調整を行うので高速な自動ゲイン調整が可能になり、画像読取装置の立ち上げ時間を短縮することが可能になる。さらに、自動ゲイン調整を行う際に、他の基板との間でハーネスを介して画像データをやり取りする必要がなくなるので、信頼性が向上する。
この発明による画像読取装置および画像形成装置も、上記画像読取信号処理ICを使用するため、立ち上げ時間の短縮および信頼性の向上などを実現することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔各実施形態に共通の走査光学系:図1〕
図1は、この発明の実施形態に係る画像読取装置の走査光学系部分の一例を示す構成図である。
図1において、1はコンタクトガラスであり、その下部に配置された光源7を有する照明光学系によって、その上面に載置された原稿2が照明される。原稿2によって反射された照明光は、第1の走行体3の第1ミラー3aにより反射偏向された後、第2の走行体4の第1ミラー4a及び、第2ミラー4bで順次反射偏向され、結像レンズ5に導かれ、その結像レンズ5によってリニアイメージセンサであるCCD6の受光面上に縮小結像される。
原稿読み取り時には、原稿2の長手方向に沿って、第1の走行体3が速度Vで3′で示す位置まで移動し、同時にそれと連動して第2の走行体4が、第1の走行体3の半分の速度すなわち1/2Vで4’で示す位置まで移動して、原稿2の長手方向全体を読み取る。
また、コンタクトガラス1の図1で左端部にはシェーデイングデータ生成及び自動ゲイン調整に使用する基準白板8が設けられている。この基準白板8はこの画像読取装置の白レベルの基準となるものであり、この基準白板8を読み取った場合の出力レベルが予め決められている。その出力レベルを、以後「白レベル目標値」と称す。
基準白板8の読み取りレベルが白レベル目標値になるように、後述する可変ゲインアンプ(VGA)のゲインを調整する。これは、後述する信号処理IC内のアナログ・デジタル変換回路(A/D変換回路)のダイナミックレンジの極力広い範囲を使いたい理由からである。
〔第1の実施形態:図2〜図5〕
図2は、この発明による画像読取信号処理ICの第1の実施形態を示すブロック図である。
この例では、図1に示したCCD6が、赤、緑、青の3色のアナログ画像信号である画像読取信号RO,GO,BOを出力するカラーリニア・イメージセンサであるものとする。そして、画像読取信号処理IC10は、CCD6が出力する3色の画像読取信号RO,GO,BOをそれぞれコンデンサCr,Cg,Cbを介して入力する3つの入力端子11R,11G,11Bを有する。
この画像読取信号処理IC10は、各入力端子11R,11G,11Bからの入力信号RIN,GIN,BINに対し、コンデンサCr,Cg,Cbによる交流結合後の入力端子電位を規定するためのクランプ(CLMP)回路12R,12G,12Bと、カラーリニア・イメージセンサ6からの画像読取信号の成分のみを取り出すためのサンプルホールド(SH)回路13R,13G,13Bと、その各サンプルホールド後の信号を指定した増幅率で増幅する可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bと、その増幅した信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路(ADC)15R,15G,15Bとを有している。
そして、その各A/C変換回路(ADC)15R,15G,15Bを通して各色毎に1系統となったデジタル画像データDRO,DGO,DBOを3つの出力端子16R,16G,16Bから出力する。
この画像読取信号処理IC10はさらに、自動ゲイン調整回路であるAGC回路17と、タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)18とを備えている。
そのAGC回路17は、CCD6が基準画像である基準白板8を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が画像読取信号RO,GO,BOとしてが入力されたときに、タイミングジェネレータ兼入出力回路18から出力されるゲート信号SHGTが“L”の期間にA/D変換回路15Gから出力される緑の画像データDGOの1ライン内のピークデータを検出して、各可変ゲインアンプ14R,14G,14Bのゲインを調整する。
図3にこのAGC回路17の内部構成を示す。このAGC回路17は、平均化回路171、ピーク検出回路172、白レベル目標値を記憶するメモリ173、ゲイン演算回路174、比較演算回路175、及びゲインレジスタ176から構成されている。
図1におけるA/D変換回路15Gから出力される画像の緑成分のデジタル画像データを入力データDINとして平均化回路171に入力し、そこで前後複数の画素との平均化処理が行われノイズ成分が除去される。ここで緑成分のデータを使用するのは、3色の中で最も明るく、白色に近いからである。
ピーク検出回路172は1ライン中のピークレベル検出が終了するタイミングで信号INT_Peakを“H”レベルにして、検出完了をゲイン演算回路174に通知する。
ピーク検出回路172で検出されたピークレベルはメモリ173に記憶されている白レベル目標値と比較演算回路175によって比較され、ピークレベルが白レベル目標値でない場合には、その差信号によってゲイン演算回路174が次回設定のゲイン演算を行い、算出したゲインデータGDATAをゲインレジスタ176に設定し、ピーク検出回路172への信号P_TGを“H”にして、次回のピークレベル検出を行わせる。
ゲインレジスタ176へのゲイン設定は、タイミングジェネレータ兼入出力回路18が、図示していないCPUからの信号SCLK,SD,CSのシリアル通信により、内部データバス及びアドレスバスを通して設定変更可能な構成となっている。また、ゲインレジスタ176のゲイン設定値を外部からリードすることも可能である。
ゲインレジスタ176に設定された値がゲイン制御データGainとして、各可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bに送られる。ゲイン演算回路174による処理は、外部からの制御信号であるSHGTが“L”の期間に行われる。
このように、ゲインレジスタ176へのゲイン設定を外部信号により設定可能にすることによって、画像読取信号処理IC10の外部から各可変ゲインアンプ14R,14G,14Bのゲイン制御が可能になる。また、ゲイン演算回路の乗算係数の設定もこのAGC回路17又は外部端子から設定可能にすることが可能である。
なお、ゲインレジスタ176にAGC回路17の外部から入力しているCPU_RD,CPU_WR,CPU_DAT,CPU_ADDの各信号はそれぞれゲインレジスタ176に対して外部のCPUからデータの読み出し及び書き込みを行うための読出指令、書込指令、データ信号、およびアドレス信号である。
図4のフローチャートを使用して、このAGC回路17の動作を説明する。
電源ON時にこの図4に示す自動ゲイン調整の処理を開始し、まずステップS1で各可変ゲインアンプ14R,14G,14Bのゲイン初期値設定を行う。そのゲイン初期設定値としては、固定値あるいは前回調整した最終値等が考えられる。
次のステップS2ではゲート信号SHGTをチェックし、SHGT=“L”の条件でピーク検出動作に移行し、ステップS3でゲイン演算回路174がP_TG=“H”とすることでピーク検出回路172にピーク検出動作を開始させる。
ピーク検出が完了すると、ステップS4でピーク検出回路172からの信号INT_Peak=“H”になるまで待ち、INT_Peak=“H”になったら、ステップS5でその時のピークレベルと白レベル目標値とを比較し、ピークレベルと白レベル目標値とが等しい(許容公差範囲内の相違は等しいと見なす)場合には、この自動ゲイン調整を終了する。
ピークレベルと白レベル目標値とが等しくない場合でも、次のステップS6でゲート信号SHGT=“L”でない場合は自動ゲイン調整を終了する。ゲート信号SHGT=“L”であればステップS7へ進んで、白レベル目標値とピークレベルの差分とその時点のゲイン設定値からゲイン演算回路174が次回ゲイン設定値の計算を行う。
そして、ステップS8でその算出したゲインデータGDATAをゲインレジスタ176に設定し、その設定値に応じたゲイン制御データGain を出力して各可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bのゲインを制御する。
1ライン中のピークレベルが白レベル目標値になるまで上記ステップS3〜S8の処理を繰り返す。
ここで、上述したこの発明の第1の実施形態と図17に示した従来例とのAGC動作時間の比較を図5によって説明する。
図5の(a)は、上述した第1の実施形態の画像読取信号処理IC10による自動ゲイン制御(AGC)動作のタイミングチャート例を示す。
画像読取信号処理IC10には画像のライン同期信号XLSYNCが入力されている。AGC動作もこのライン同期信号XLSYNCを基準にして行われる。そして、ゲート信号SHGTが“L”になってから次のライン同期信号XLSYNCに同期してP_TG信号が“H”になる。
ピーク検出回路172はP_TG信号が“H”になったラインのピークレベル検出動作を行い検出が完了するとINT_Peak信号を“H”にする。ゲイン演算回路174は白レベル目標値とピーク検出値との差分値とその時点のゲイン設定値から次回ゲイン設定値を算出し、ゲインレジスタ176に設定する。ピークレベルが白レベル目標値でない場合には、ゲイン演算回路174がその後にP_TG信号を“H”にすることにより、ピーク検出回路172が次回のピークレベル検出を行う。ピークレベル検出期間は、AGC回路17がライン同期信号XLSYNCに同期していることから、次の1ライン分の期間でピーク検出動作を完了することができる。
図5の(b)は、図17に示した従来の画像読取信号処理IC100によるAGC動作のタイミングチャート例を示す。
この場合も、ゲート信号SHGTが“L”になってからピーク検出回路103にピーク検出動作を行わせる。ここで、CPU104はライン同期信号XLSYNCと非同期なため、ピーク検出動作開始タイミングが不明であり、確実に1ライン全ての画素に対してピーク検出が行われる期間である2ライン以上待ってピークレベルをリードする必要がある。
その後、次回のゲインを設定し、再びピーク検出動作を行わせるが、この時も同様にピーク検出動作開始タイミングが不明なために、ゲイン変更後の画像データの1ライン全ての画素に対してピーク検出が行われる期間である2ライン以上待ってピークレベルをリードする必要がある。
このように、この発明による画像読取信号処理ICは、従来の画像読取信号処理ICと比較してAGC動作を2倍の速度で行うことが可能になる。
また、このように画像読取信号処理IC10の内部にAGC回路17を有することで実装面積を低減し、CPUの負荷およびそのソフト設計の負荷も低減することができる。
そして、上述のように高速な自動ゲイン調整が可能なことにより画像読取装置の立ち上げ時間を短縮できるとともに、CPUがシステムの立ち上げ動作を行うのと並行してAGC動作を行うことによって、さらに画像読取装置の立ち上げ時間の短縮が可能になる。
しかも、システムの信頼性の面でも、画像読取信号処理ICとCPUとは別基板でハーネスにより接続されているのが一般的であるが、AGC動作時にそのハーネスを介して画像データをやり取りすることが不要になるため、信頼性が向上する。
上述した画像読取信号処理IC10において、可変ゲインアンプ14R,14G,14Bに代えて、各A/D変換回路15R,15G,15Bによって変換されたデジタル画像データを、それぞれ可変の乗算係数で乗算して増幅する3個のデジタル増幅器を設け、自動ゲイン調整回路17が、緑のデジタル画像データを増幅するデジタル増幅器が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、各デジタル増幅器の乗算係数を制御するようにしてもよい。
その場合、各デジタル増幅器の乗算係数をAGC回路17又は外部端子から設定することも可能である。
〔第2の実施形態:図6〕
この発明による画像読取信号処理ICの第2の実施形態を図6によって説明する。この図6において、図2に示した第1の実施形態と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この第2の実施形態の画像読取信号処理IC20において第1の実施形態と相違する点は、赤、緑、青の各信号系統毎にそれぞれ個別にAGC回路17を設け、その各AGC回路17がそれぞれA/D変換回路15R,15G,15Bから出力されるデジタル画像データDRO,DGO,DBOを個別に入力して、その各ゲイン制御データRGain,GGain,BGainによって、それぞれ可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bのゲインを制御するようにした点だけである。
この画像読取信号処理IC20における各AGC回路17の構成は図3に示したものと同じであり、その機能も同じである。
このように、可変ゲイン機能を持つ信号系統毎にAGC回路17を設けることにより、その各信号系統毎に白レベル目標値を個別に設定して、各色の出力デジタル画像データを個別に白レベル目標値に調整することが可能である。
また、白レベル目標値が3系統共に同じ値の場合でも、各系統ごとに個別に基準白板のピークレベルを白レベル目標値の公差内に調整することが可能である。
このように、可変ゲイン機能を持つ信号系統毎に白基準レベルによる自動ゲイン調整を独立に行うことによって、A/D変換回路によるアナログ・デジタル変換にダイナミックレンジの広い範囲を使用可能にすることができる。
〔第3の実施形態:図7〕
次に、この発明による画像読取信号処理ICの第3の実施形態を図7によって説明する。この図7においても、図2に示した第1の実施形態と対応する部分には同じ数字で英文字部分だけ変えた符号を付しており、それらの詳細な説明は省略する。
この実施形態では、CCD26は赤、緑、青の3色に対し各々2つずつの画像読取信号REとRO、GEとGO、BEとBOを出力するカラーリニアイメージセンサである。そして、画像読取信号処理IC30は、そのCCD26が出力する各画像読取信号を、それぞれコンデンサCre,Cro,Cge,Cgo,Cbe,Cboを介して入力する6つの入力端子11RE,11RO,11GE,11GO,11BE,11BOを有し、各色毎に2系統ずつの信号系統を設けている。
すなわち、この画像読取信号処理IC30は、各入力端子11RE,11RO,11GE,11GO,11BE,11BOからの各入力信号11REIN,11ROIN,11GEIN,11GOIN,11BEIN,11BOINに対し、それぞれクランプ(CLMP)回路12RE,12RO,12GE,12GO,12BE,12BOと、サンプルホールド(SH)回路13RE,13RO,13GE,13GO,13BE,13BOと、可変ゲインアンプ(VGA)14RE,14RO,14GE,14GO,14BE,14BOと、そのゲインをそれぞれAGC制御するための6個のAGC回路17と、増幅した各信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路(ADC)15RE,15RO,15GE,15GO,15BE,15BOとを有している。
さらに、A/D変換回路15REと15ROがそれぞれ出力するデジタル画像データを統合回路であるマルチプレクス回路(MPX)19Rによって交互に選択して1系統の赤成分のデジタル画像データに統合し、A/D変換回路15GEと15GOがそれぞれ出力するデジタル画像データを統合回路であるマルチプレクス回路(MPX)19Gによって交互に選択して1系統の緑成分のデジタル画像データに統合し、A/D変換回路15BEと15BOがそれぞれ出力するデジタル画像データを統合回路であるマルチプレクス回路(MPX)19Bによって交互に選択して1系統の青成分のデジタル画像データに統合する。そのマルチプレクス回路19R,19G,19Bによって、各色毎に1系統に統合されたデジタル画像データDRO、DGO、DBOをそれぞれ出力端子16R,16G,16Bから出力する。
この実施形態におけるAGC回路17は、1色当たり2系統の各信号系統に対して独立に設けられており、それぞれマルチプレクス回路19R,19G,19Bによって統合される前のA/D変換回路15RE,15RO,15GE,15GO,15BE,15BOが出力するデジタル画像データが入力されている。そして、各色ごとに2個ずつのAGC回路17が出力する各ゲイン制御データRGain,RGain,GGain,GGain,BGain,BGainによって、それぞれ可変ゲインアンプ14RE,14RO,14GE,14GO,14BE,14BOのゲインを制御する
このように、各色毎に画像読取信号の信号処理系統を2系統ずつ持つ場合でも、白基準レベルによる自動ゲイン調整を独立に行うことによって、各系統毎のA/D変換回路によるアナログ・デジタル変換にダイナミックレンジの広い範囲を使用可能にすることができる。
〔第4の実施形態:図8〜図10〕
次に、この発明による画像読取信号処理ICの第4の実施形態を図7乃至図10によって説明する。この図8及び図9において、図2,図6及び図3と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この第4の実施形態の画像読取信号処理IC40の構成は、図6に示した第2の実施形態の画像読取信号処理IC20とほぼ同じであるが、タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)28に外部から信号LGTが入力されている。そして、このタイミングジェネレータ兼入出力回路28は、ゲート信号SHGTとライン同期信号XLSYNCに加えて信号LGTも各AGC回路27に送る。
そのAGC回路27は図9に示すように構成されており、図3に示したAGC回路17と異なるのは、1ライン中の信号LGTがローレベル“L”の期間のみピーク検出回路172がピーク検出を行う回路になっている。すなわち、反転入力のAND回路177を設け、そこでゲート信号SHGTとゲート信号LGTのアンドをとって、両信号がいずれもローレベル“L”のときにのみ、AND回路177の出力がハイレベル“H”になって、ピーク検出回路172にピーク検出動作を行わせる。
図10は、ライン同期信号XLSYNCとゲート信号LGTと画像データとのタイミング関係を示すタイミングチャートである。この場合もCCD6から出力されてA/D変換された画像データのうち、有効画像の期間のみでピーク検出を行うことができる。
タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)28の内部で、信号SCLK,SD,CSのシリアル通信により画像読取信号処理IC40のデータ・アドレスバスを通して、ゲート信号LGTの立ち下がりによるピークレベル検出の開始位置、立ち上がりによる終了位置を、ライン同期信号XLSYNCからのレジスタ設定値により生成することにより、レジスタでの制御が可能である。
このように、1ライン中のピーク値を検出する範囲を外部から制御可能にすることにより、レジスタ又は入力端子での制御が可能になり、制御上の選択幅を広げることができ、複数システムに対応可能になる。
〔第5の実施形態:図11,図12〕
次に、この発明による画像読取信号処理ICの第5の実施形態を図11及び図12によって説明する。この第5の実施形の画像読取信号処理ICの構成は図8に示した第4の実施形態とほぼ同じであるが、タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)からAGC回路のゲイン演算回路の動作制御信号に、レジスタ設定による制御信号REG_CtrlとREG_Lineが追加されている。
図11はそのAGC回路の構成を示すブロック図であり、図9と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
このAGC回路37は、図9に示したAGC回路27の構成に加えて、2つの反転入力のNAND回路178,179と、反転入力のOR回路180が設けられている。
そして、ゲート信号SHGTと制御信号REG_LineをNAND回路178に入力させ、制御信号REG_CtrlとREG_LineをNAND回路179に入力させて、その各NAND回路178,179の出力をOR回路180に入力させ、そのOR回路180の出力をゲイン演算回路174に制御信号として入力させている。また、ゲート信号LGTとOR回路179の出力とをAND回路177に入力させ、その出力をピーク検出回路172に制御信号として入力させている。
ここで、制御信号REG_CtrlとREG_Lineについて説明する。
REG_Ctrlは、レジスタ設定によるAGC回路のON/OFF制御信号(“L”でON)である。
REG_Lineは、AGC動作を何ライン実行するかの制御信号であり、レジスタ設定によりライン数を変更可能である。ラインカウントが有る場合は、ゲート信号SHGT又は制御信号REG_Ctrlが“L”になってから設定ライン数経過後に“H”になる。ラインカウントが無い場合は“L”に固定する。
図12にこのAGC回路37による各条件でのAGC実行期間のタイミング関係のタイミングチャートを示す。
(a)は外部端子制御(ラインカウント無し)の場合であり、ゲート信号SHGTの論理によりAGC実行期間が決まる。
(b)はレジスタ制御(ラインカウント無し)の場合であり、制御信号REG_Ctrlの論理によりAGC実行効期間が決まる。
(c)は外部端子制御(ラインカウント有り)の場合であり、ゲート信号SHGTと制御信号REG_Lineの論理和によりAGC実行期間が決まる。
(d)はレジスタ制御(ラインカウント有り)の場合であり、制御信号REG_CtrlとREG_Lineの論理和によりAGC実行期間が決まる。
このように、AGC動作の実行タイミングをレジスタ又は入力端子又は実行後のライン数設定によって制御可能にすることにより、制御上の選択幅を広げることができ、複数システムに対応可能になる。
〔第6の実施形態:図13〕
次に、この発明による画像読取信号処理ICの第6の実施形態を図13によって説明する。この第6の実施形態の画像読取信号処理ICの構成は図2に示した第1の実施形態あるいは図6に示した第2の実施形態とほぼ同じであるが、そのAGC回路17に代えて、図13に示すAGC回路47を設けている。
この図13に示すAGC回路47は、図3に示したAGC回路17の各構成に正常/異常フラグレジスタ181を追加している。この正常/異常フラグレジスタ181の内容はゲイン演算回路174によってライトされ、例えばAGCが正常終了(信号レベル検出結果=白レベル目標値)した場合には、ゲイン演算回路174からの書込信号WR2信号がアクテイブになり、その時にGDATAバスに正常論理信号の“1”を出力することにより、正常/異常フラグレジスタ181に正常終了フラグデータがライトされる。
異常終了した場合にはゲイン演算回路174からの書込信号WR2がアクテイブになり、その時にGDATAバスに正常論理信号の“0”を出力することにより、正常/異常フラグレジスタ181に異常終了フラグデータがライトされる。
そして、外部CPU(図示しない)によりSCLK,SD,CSのシリアル通信を介して、この正常/異常フラグレジスタ181の内容をリードできるようになっている。
このように、AGC動作の正常終了/異常終了の結果をレジスタで確認できることによって、制御の簡略化およびエラー時の対応処理時間の短縮を図ることができる。
この正常/異常フラグレジスタ181を他の実施形態のAGC回路に設けてもよい。
〔第7の実施形態:図14〕
次に、この発明による画像読取信号処理ICの第7の実施形態を図14によって説明する。この第7の実施形の画像読取信号処理ICの構成も図2に示した第1の実施形態あるいは図6に示した第2の実施形態とほぼ同じであるが、そのAGC回路17に代えて、図14に示すAGC回路57を設けている。
この図14に示すAGC回路57は、図3に示したAGC回路17の各構成にAGC最終結果レジスタ182を追加している。
このAGC最終結果レジスタ182には、基準白板の最終的な調整結果のレベルが格納される。そして、AGC動作終了後に、ゲイン演算回路174からの書込信号WR2信号がアクティブになり、その時にGDATAバスに基準白板の最終調整結果を出力することによって、AGC最終結果レジスタ182に最終調整結果データがライトされる。
外部CPU(図示しない)によりSCLK,SD,CSのシリアル通信を介してこのAGC最終結果レジスタ182内容をリードできるようになっている。
このように、AGC結果の最終調整値(基準白板レベル)をレジスタで確認できることによって制御の簡略化ができる。
このAGC最終結果レジスタ182を他の実施形態のAGC回路に設けてもよい。また、前述の実施形態における正常/異常フラグレジスタ181とこのAGC最終結果レジスタ182の両方を、前述した各実施形態のAGC回路に設けるようにしてもよい。
また、上述し各実施形態におけるAGC回路では、デジタル画像データの1ライン中の信号レベルとしてピークレベルを検出しているが、システムによっては平均値や最小値の信号レベルを検出するようにしてもよい。その場合には白レベル目標値もその平均値あるいは最小値に対応する適正な値にするのは勿論である。
さらに、これらの第2乃至第7の実施形態においても、第1の実施形態の場合と同様に、かく可変ゲインアンプに代えて、A/D変換回路によって変換されたデジタル画像データを可変の乗算係数で乗算して増幅するデジタル増幅器を設け、各自動ゲイン調整回路が、その各デジタル増幅器が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、各デジタル増幅器の乗算係数を制御する回路であってもよい。
〔画像読取装置の実施形態:図15〕
次に、この発明による画像読取装置の一実施形態を図15によって説明する。
この図15に示す画像読取装置60において、原稿2の画像情報をCCD6で電気信号に変換する部分は、図1に示した走査光学系を使用する。但しCCD6に変えて図7に示したCCD26を用いてもよい。そのCCDから出力される画像読取信号を処理する画像読取信号処理ICは、便宜上図2に示した第1の実施形態における画像読取信号処理IC10の符号を付しているが、他の実施形態の画像読取信号処理IC20,30,40のいずれを用いてよいし、そのAGC回路もそれらに応じたものを使用すればよい。
画像信号系としてはさらにシェーディング補正回路61とデジタル処理部62が設けられている。シェーディング補正回路61は、画像読取信号処理IC10から出力されるデジタル画像データに対して、図1に示した光源7の光量分布とCCD6の各画素感度のバラツキを補正するために、基準白板8を読み取ったデータをシェーディング補正用データとしてメモリに記憶し、実際の原稿2を読み取るときに、その補正用データメモリから読み出して、シェーディング補正を行う。
デジタル処理部62では、変倍処理、γ変換、色変換等の画像処理を行って、その画像データをスキャナ出力として図示しないパーソナルコンピュータやプリンタなどへ送出する。
さらに、CPUを中心とするスキャナ制御部63と、図1に示した第1の走行体3及び第2の走行体4や冷却ファンなどを駆動するメカ駆動部64と、蛍光灯やランプなどの光源を点灯するランプ点灯回路65と、走行体のホームポジションや光源の温度など検知するセンサ部66なども設けられている。スキャナ制御部63は、上述した画像信号系とこれらの各部の動作及びそのタイミングを制御する。
この画像読取装置60の構成および機能は、画像読取信号処理IC10を除いては従来の画像読取装置と同様であるから、その詳細な説明は省略する。
この画像読取装置60は、前述したこの発明による画像読取信号処理IC10を使用することによって、高速な自動ゲイン調整が可能になることと、スキャナ制御部63のCPUがシステムの立ち上げ動作を行っているのと平行してAGC動作を行えるため、立ち上げ時間の大幅な短縮が可能になる。
さらに、AGC動作時に、画像読取信号処理IC10と他の基板とを接続するハーネスを介しての画像データのやりとりが不要なため、信頼性が向上する。
〔画像形成装置の実施形態:図16〕
次に、この発明による画像形成装置の一実施形態を図16によって説明する。
図16はその画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置70は、この装置全体を制御するCPU71と、そのCPU71の動作プログラムを格納したROM72と、この装置の動作に関する各種のデータを格納するとともにCPU71のワーキングメモリともなるRAM73と、それらを接続するバス79とを有し、これらによってマイクロコンピュータを構成している。
さらに、操作表示部74、画像読取部75、画像形成部76、ページメモリ77、および給紙部78等を備えており、これらもバス79を介してCPU71と接続されるとともに相互に接続されている。
操作表示部74は、この装置の動作状態等の情報を表示するLCD等のディスプレイと、オペレータが各種の入力操作を行うキーボード(タッチパネルも含む)等の入力装置を備えている。
画像読取部75は、前述したこの発明による画像読取装置60に相当し、前述した各実施形態のいずれかの画像読取信号処理ICを備えており、原稿の画像を光学的に読み取ってデジタル画像データを出力し、それをCPU71の制御によってページメモリ77にページ単位で蓄積する。
画像形成部76は、そのページメモリ77に蓄積した画像データを記録紙に印刷するレーザプリンタやインクジェットプリンタ等のプロッタである。給紙部78は、その画像形成部76へ記録紙を給送するため装置であり、給紙トレイ、給紙ローラ、および搬送機構などからなる。
この画像形成装置70は、その画像読取部75に前述したこの発明による画像読取信号処理ICを使用しているので、高速な自動ゲイン調整が可能であり、且つスキャナ制御部63のCPU及び/又はCPU71がシステムの立ち上げ動作を行っている間に、並行してAGC動作を行えるため、電源投入後使用可能な状態になるまで等の立ち上げ時間を大幅に短縮することが可能になる。また、自動ゲイン調整の信頼性も向上し、常に高画質の画像を形成することができる。
この画像形成装置70は、デジタル複写機、ファクシミリ装置、あるいはそれらの機能とプリンタ等の機能を複合化した複合機などのいずれでもよい。
以上説明してきたように、この発明による画像読取信号処理ICは、主として原稿のカラー画像情報を読み取るイメージスキャナ等のカラー画像読取装置、さらにその画像読取装置を画像読取部として備えたデジタル複写機、ファクシミリ装置、あるいはこれらとプリンタ等の機能を複合化した複合機等のカラー画像形成装置に利用できる。それによって、これらの装置の立ち上げ時間を大幅に短縮し、信頼性も高めることができる。
しかしこの発明は、カラー画像情報を読み取って処理するものに限らず、モノクロの画像情報を読み取って処理するモノクロ用画像読取装置や画像形成装置にも利用できる。
この発明の実施形態に係る画像読取装置の走査光学系部の一例を示す構成図である。 この発明による画像読取信号処理ICの第1の実施形態を示すブロック図である。 図2におけるAGC回路17の内部構成を示すブロック図である。 AGC回路17による自動ゲイン調整の処理を示すフローチャートである。 この発明の第1の実施形態と図17に示した従来例とのAGC動作時間を比較説明するためのタイミングチャートである。
この発明による画像読取信号処理ICの第2の実施形態を示すブロック図である。 この発明による画像読取信号処理ICの第3の実施形態を示すブロック図である。 この発明による画像読取信号処理ICの第4の実施形態を示すブロック図である。 図8におけるAGC回路27の内部構成を示すブロック図である。 このAGC回路によるライン同期信号XLSYNCとゲート信号LGTと画像データとのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
この発明の第5の実施形態におけるAGC回路の内部構成を示すブロック図である。 図11に示したAGC回路による4つの異なる条件でのAGC実行期間のタイミング関係を示すタイミングチャートである。 この発明の第6の実施形態におけるAGC回路の内部構成を示すブロック図である。 この発明の第7の実施形態におけるAGC回路の内部構成を示すブロック図である。 この発明による画像読取装置の一実施形態を示すブロック図である。 この発明による画像形成装置の一実施形態を示すブロック図である。 従来の画像読取信号処理ICの一例を示すブロック図である。
符号の説明
1:コンタクトガラス 2:原稿 3:第1の走行体
3a:第1の走行体の第1ミラー 4:第2の走行体
4a:第2の走行体の第1ミラー 4b:第2の走行体の第2ミラー
5:結像レンズ 6,26:CCD(カラーリニア・イメージセンサ)
7:光源 8:基準白板 10,20,30,40:画像読取信号処理IC
11R,11G,11B,11RE,11RO,11GE,11GO,11BE,11BO:入力端子
12R,12G,12B,12RE,12RO,12GE,12GO,12BE,12BO:クランプ(CLMP)回路
13R,13G,13B,13RE,13RO,13GE,13GO,13BE,13BO:サンプルホールド(SH)回路
14R,14G,14B,14RE,14RO,14GE,14GO,14BE,14BO:可変ゲインアンプ(VGA)
15R,15G,15B,15RE,15RO,15GE,15GO,15BE,15BO:アナログ・デジタル変換回路(ADC)
16R,16G,16B,:出力端子 17,27,37,47,57:AGC回路
18,28:タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)
60:画像読取装置 70:画像形成装置 75:画像読取部 76:画像形成部
171:平均化回路 172:ピーク検出回路
173:メモリ(白レベル目標値を記憶) 174:ゲイン演算回路
175:比較演算回路 176:ゲインレジスタ
177:反転入力のAND回路 178,179:反転入力のNAND回路
180:反転入力のOR回路 181:正常/異常フラグレジスタ
182:AGC最終結果レジスタ

Claims (11)

  1. 原稿のカラー画像情報を光学的に読み取って3色に対応する電気信号に変換したアナログ画像信号を入力でき、そのアナログ画像信号の指定範囲をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、そのサンプルホールド後の信号を増幅する可変ゲインアンプと、その増幅したアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路とを有する信号系統を、前記3色に対応する各アナログ画像信号毎に独立して備えた画像読取信号処理ICであって、
    基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、少なくとも一つの前記信号系統における前記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、前記個別に設けた各信号系統における前記可変ゲインアンプのゲインをそれぞれ制御する処理を、前記1ライン分の信号レベルの検出値が前記基準レベルの目標値になるまでライン同期信号に同期して繰り返す自動ゲイン調整回路を内蔵し、
    該自動ゲイン調整回路が、前記個別に設けた各信号系統に対して共通に1個設けられ、前記基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、該自動ゲイン調整回路が、緑に対応する前記信号系統における前記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、前記個別に設けた各信号系統における前記可変ゲインアンプのゲインを共通に制御するようにしたことを特徴とする画像読取信号処理IC。
  2. 原稿のカラー画像情報を光学的に読み取って3色に対応する電気信号に変換したアナログ画像信号を入力でき、そのアナログ画像信号の指定範囲をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、そのサンプルホールド後の信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路と、そのデジタル画像データを可変の乗算係数で乗算して増幅するデジタル増幅器とを有する信号系統を、前記3色に対応する各アナログ画像信号毎に独立して備えた画像読取信号処理ICであって、
    基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、少なくとも一つの前記信号系統における前記デジタル増幅器が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、前記個別に設けた各信号系統における前記デジタル増幅器の乗算係数をそれぞれ制御する処理を、前記1ライン分の信号レベルの検出値が前記基準レベルの目標値になるまでライン同期信号に同期して繰り返す自動ゲイン調整回路を内蔵し、
    該自動ゲイン調整回路が、前記個別に設けた各信号系統に対して共通に1個設けられ、前記基準画像を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、該自動ゲイン調整回路が、緑に対応する前記信号系統における前記デジタル増幅器が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、前記個別に設けた各信号系統における前記デジタル増幅器の乗算係数を共通に制御するようにしたことを特徴とする画像読取信号処理IC。
  3. 前記可変ゲインアンプのゲインを前記自動ゲイン調整回路又は外部端子から設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取信号処理IC。
  4. 前記デジタル増幅器の乗算係数を前記自動ゲイン調整回路又は外部端子から設定可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取信号処理IC。
  5. 前記自動ゲイン調整回路が前記デジタル画像データの1ライン中の信号レベルを検出する範囲は、ライン同期信号と該ライン同期信号からの開始位置と終了位置を示すレジスタ、または範囲を示すゲート信号により決定されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理IC。
  6. 前記自動ゲイン調整回路が自動ゲイン調整動作を開始するタイミングは、ゲート信号又はAGC制御レジスタの状態により決定され、自動ゲイン調整動作を終了するタイミングは、前記ゲート信号又は前記AGC制御レジスタの状態又はAGC実行ライン数指定レジスタにより指定したライン数によって決定されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理IC。
  7. 前記自動ゲイン調整回路に、自動ゲイン調整動作の正常終了/異常終了の結果を格納するレジスタを設けたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理IC。
  8. 前記自動ゲイン調整回路に、自動ゲイン調整の最終結果のデータを格納するレジスタを設けたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理IC。
  9. 前記自動ゲイン調整回路における自動ゲイン調整の目標値を任意の指定値とすることができることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理IC。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取信号処理ICと、原稿の画像情報を光学的に読み取ってアナログ画像信号に変換し、そのアナログ画像信号を前記画像読取信号処理ICに入力させるリニアイメージセンサとを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項10に記載の画像読取装置による画像読取部と、該画像読取部が出力するデジタル画像データを記録紙に印刷する画像形成部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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