JP4995751B2 - 画像処理装置およびその制御方法およびasic装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像解像度が異なるカラースキャナユニットからRGBカラー読取画像データを入力して処理可能な画像処理装置およびその制御方法およびASIC装置に関する。
従来より、カラー原稿画像を読み取るカラースキャナ装置やカラースキャナユニットでは、カラー画像に色分解するとともに、1ライン分の画像を画素に分解するために、RGBの三原色の色分解フィルタを3つのイメージセンサ(CCDラインイメージセンサ)を副走査方向に配置して設けたカラーイメージセンサ素子が用いられることが多い。
このようなカラーイメージセンサ素子を用いた場合、3つのイメージセンサが副走査方向に離れているため、副走査速度変動に応じて各画像データの位置ズレを補正して色ズレを防止し、黒の再現性を向上させることができる画像読取装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、最近では高解像度スキャナを搭載要求が高くなってきている。全ての入力画像データフォーマットに対応し、解像度変換により画像処理手段を選択する画像処理装置が開示されているが(特許文献2参照)、上述したようなカラースキャナユニットを用いる場合、一般的に画像加工処理を行う場合RGBのライン補正が必要である。
そして、一般的に高解像度で安価なカラーイメージセンサ素子(ライン走査型画像読取装置)はRGBのライン間隔が通常の解像度より大きい為、ライン遅延を補正するためのバッファメモリが通常の解像度より余計に必要となってくる。
特許第3713348号公報 特開2006−303772号公報
一方で、プロッタユニットの能力の制限から高解像度での読み取りはスキャナのみ対応し、一度メモリに蓄積させその後PCのドライバ(ソフトウェア)で画像処理をする場合がある。また、画像処理装置内で画像処理を行う場合でも、高解像度で読み取るときにはユーザの要求が速度よりも画質にあると言え、画像処理装置内のメモリに蓄積してから後で画像処理をすればよい場合がある。
この場合においても、不正なコピー時等において、紙幣や有価証券等のいわゆる特殊原稿の画像データがスキャナから入力されたことが検知された場合においてはメモリへの蓄積をすみやかに防止する必要がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、複数の画像解像度に対応し、かつ、不正コピーを抑止可能な複写機等を低コストで実現可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿を異なるラインから複数のカラー成分の画像データとして読み取る画像読取手段と、画像データの解像度の変換を行う画像データ解像度変換手段と、前記異なるラインの間の配置間隔により生ずる各カラー成分の読取ラインの整合を取るライン間補正バッファ手段と、各カラー成分の画像データに所定の画像処理を適用する第1の画像処理手段と、読取ラインの整合を取った複数の画像データに所定の画像処理を適用する第2の画像処理手段と、読取ラインの整合を取った複数の画像データが特殊原稿であるか否かを検知する検知手段と、を備えた画像処理装置において、前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、前記読取手段により読み取った画像データに前記ライン間補正バッファ手段による処理を行った後、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段と前記検知手段の各処理を行い、前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、前記読取手段により読み取った画像データに前記第1の画像処理手段と前記画像データ解像度変換手段による各処理を行った後、且つ前記検知手段による処理を行う前に、前記ライン間補正バッファ手段による処理を行うようにしたものである。
また、前記画像処理装置は、さらに出力画像データを外部メモリへ転送する格納手段と、前記外部メモリの画像データに所定の画像処理を行う第3の画像処理手段と、を備え、前記格納手段は前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段による各処理を行った後に外部メモリへ転送し、前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、前記第1の画像処理手段を行った後に外部メモリへ転送し、前記外部メモリの画像データに第3の画像処理手段による処理を行うようにしたものである。
また、前記画像処理装置はさらに前記画像読取手段のタイミングに同期して画像データを入力する入力バッファと、前記入力バッファに保存された画像データを装置内部のデータ転送タイミングに同期して出力するための出力バッファを備えた非同期吸収用ライン遅延バッファ手段を有し、前記検知手段が前記特殊原稿を検知した場合には、前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段から所定の不正検知通知用画像データを出力するようにしたものである。
また、前記検知手段が前記特殊原稿を検知した場合には、前記格納手段から所定の不正検知パターンの画像データを外部メモリへ出力するようにしたものである。
また、前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段は、さらに所定テストパターンデータを出力することが可能であり、前記第1の画像処理手段または前記第2の画像処理手段の前に処理を行うようにしたものである。
また、前記第1の画像処理手段は、さらに所定テストパターンデータを出力することが可能であり、前記第2の画像処理手段の前に処理を行うようにしたものである。
また、前記画像データ解像度変換手段は、高画像解像度の画像データを標準画像解像度の画像データへ変換するようにしたものである。
また、上述の画像処理装置を構成するためのASIC装置において、前記ライン間補正バッファ手段と、前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段と、前記第1の画像処理手段と、前記第2の画像処理手段と、前記画像データ解像度変換手段と、前記検知手段と前記格納手段を1つ素子として備えたASIC装置である。
また、原稿を異なるラインから複数のカラー成分の画像データとして読み取る画像読取手段と、画像データの解像度の変換を行う画像データ解像度変換手段と、前記異なるラインの間の配置間隔により生ずる各カラー成分の読取ラインの整合を取るライン間補正バッファ手段と、各カラー成分の画像データに所定の画像処理を適用する第1の画像処理手段と、読取ラインの整合を取った複数の画像データに所定の画像処理を適用する第2の画像処理手段と、読取ラインの整合を取った複数の画像データが特殊原稿であるか否かを検知する検知手段と、を備えた画像処理装置の制御方法において、前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、前記読取手段により読み取った画像データに前記ライン間補正バッファ手段による処理を行った後、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段と前記検知手段の各処理を行うステップと、前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、前記読取手段により読み取った画像データに前記第1の画像処理手段と前記画像データ解像度変換手段による各処理を行った後、且つ前記検知手段による処理を行う前に、前記ライン間補正バッファ手段による処理を行うステップとを備えたものである。
また、前記画像処理装置は、さらに出力画像データを外部メモリへ転送する格納手段と、前記外部メモリの画像データに所定の画像処理を行う第3の画像処理手段と、を備え、前記格納手段は前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段による各処理を行った後に外部メモリへ転送するステップと、前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、前記第1の画像処理手段を行った後に外部メモリへ転送し、前記外部メモリの画像データに第3の画像処理手段による処理を行うステップを備えたものである。
したがって、本発明によれば、標準画像解像度と高画像解像度の2種類のスキャナユニットを接続する場合の両方に適用することができるので、量産効果を向上することができ、その結果、装置コストを低減できるという効果を得る。また、特殊原稿の画像パターンを検知して、読取画像データとして、不正コピー検出時の画像を出力させることができるので、不正コピーを未然に防止できるという効果も得る。また、ASIC装置のデバッグ時に参照されるデータを発生する機能も備えたので、ASIC装置のデバッグ処理を行う際に外付けのデバッガなどが不要となるという効果も得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる画像形成装置(画像処理装置)の一例を示している。
この画像形成装置は、装置を構成する各ユニットの動作などを制御するためのコントローラユニットUN1、ユーザがこの画像形成装置を操作するためのユーザインタフェースを構成する操作表示ユニットUN2、この画像形成装置の各ユニットへ電源を供給する電源ユニットUN3、外部装置やネットワークと接続し、外部装置と種々の情報をやりとりしたり、ネットワークを介して他の端末装置等の間で種々の情報をやりとりするための通信ユニットUN4、原稿画像をカラー読取してカラー読取画像データを形成するためのスキャナユニットUN5、および、複写画像や印刷画像等を記録用紙に記録出力するためのプロッタユニットUN6からなる。
また、画像形成装置を構成する各ユニットのうち、スキャナユニットUN5とプロッタユニットUN6は着脱自在に構成され、また、所定のインタフェース規約(物理的要件を定めたものや信号入出力要件を定めたものなどがある)に従うならば、複数種類のものを適宜に交換して接続することができる。例えば、スキャナユニットUN5には、ADF(自動原稿搬送装置)を備えたもの、標準画像解像度(例えば、600dpi(dot per inch(=25.4mm))のカラー読取機能を備えたもの、高画像解像度(例えば、1200dpi)のカラー読取機能を備えたものなどを適用することができる。また、プロッタユニットUN6には、記録紙の後処理機能(ソート機能、ステープル機能、フォールド機能など)を備えたもの、モノクロ印刷機能を備えたもの、カラー印刷機能を備えたものなどを適用することができる。
同様に、通信ユニットUN4についても装置構成に伴って複数種類から選択して接続することができる。例えば、パーソナルコンピュータ装置などのホスト装置に接続するホストI/Fとネットワークに接続するためのネットワークI/Fを備えたものと、ホストI/Fのみを備えたものの2種類を適宜に接続することが可能である。また、画像形成装置の構成によっては、通信ユニットUN4を接続しない場合もある(いわゆる、スタンドアローンの構成(複写機など))。
例えば、スキャナユニットUN5とプロッタユニットUN6がともに接続されている場合には、複写機能、プリンタ機能、ネットワークプリンタ機能、ネットワークファクシミリ機能、スキャン・ツー・Eメール機能などを備えた画像形成装置を実現することができる。また、この組み合わせにより構成される画像形成装置が備える機能に応じて、適宜な機能を備えた通信ユニットUN4が接続される。
また、プロッタユニットUN6のみが接続されている場合には、プリンタ機能およびネットワークプリンタ機能を備えた画像形成装置を実現することができる。この場合も、同様にして、画像形成装置が備える機能に応じて、適宜な機能を備えた通信ユニットUN4が接続される。
図2は、コントローラユニットUN1の画像処理の部分にかかる構成の一例を示している。
同図において、コントローラユニットUN1は、スキャナユニットUN5から入力するカラー画像読取データを処理するスキャナ画像処理部1、プロッタユニットUN6に出力する印刷データを出力するプロッタ画像処理部2、スキャナ画像処理部1およびプロッタ画像処理部2を他のユニットと接続するための外部インタフェース制御部3、このコントローラユニットUN1の動作を制御するためのCPU(中央処理装置)4、CPU4のワークエリア等を構成するためのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)5、および、CPU4が実行する制御処理プログラムデータなどを記憶するためのROM(リード・オンリ・メモリ)6などから構成されている。
また、スキャナ画像処理部1およびプロッタ画像処理部2は、画像処理ユニット8を構成しており、この画像処理ユニット7と外部インタフェース制御部3は、同一のASIC装置8に作り込まれている。
また、CPU4は、ASIC装置8とバスライン9を介して接続しており、ASIC装置8の動作モードの制御およびASIC装置8との間で行う種々のデータのやりとりを、このバスライン9を介して行っている。
また、CPU4は、スキャナユニットUN5およびプロッタユニットUN6の動作を制御する機能も備えている。
ここで、ASIC装置8の概略について説明する。
一般的に、ASIC装置8は、内部の機能モジュールを構成する複数の機能モジュールユニットと、これらの機能モジュールの動作やデータ入出力パスの切換えを制御するシステムユニットから構成されている。
この機能モジュールには、例えば、データを蓄積するためのメモリモジュール(ROM、RAM、スタック、および、FIFOを含む)、LUT(ルックアップテーブル)などを保存するためのデータテーブルモジュール、各種画像処理などのデータ処理を実行するための処理モジュール(DSPとメモリモジュールの組み合わせで構成される場合もある)、および、データ転送のためのデータ転送モジュールなどの種々のものがある。
また、メモリモジュールでは、用意されている容量の一部または全部を使う動作モードを指定可能である。例えば、10ビット幅の2700画素分のFIFOを4つつなげて構成した10800画素分のデータバッファの全部を使う場合と、その一部の8100(=2700×3)画素分の部分を使う場合などを設定することができる。
各機能モジュール間のデータの入出力は、データバスを用いて行われる場合と、DMA(Direct Memory Access)転送を用いて行われる場合がある。例えば、データ転送速度を確保したい場合には、DMA転送が用いられ、それ以外の場合には、データバスが用いられる。
また、ASIC装置8には、各機能モジュールの動作モードを指定したり、あるいは、各機能モジュール間のデータ入出力を設定するための、外部からアクセス可能な1つ以上のモード設定レジスタが設けられており、このモード設定レジスタに外部のCPU4から値を書き込むことで、システムユニットのコントローラ(CPUなど)へASIC装置8の動作モードを指定することができる。
本実施例では、600dpiのスキャナユニットUN5を接続した場合の標準画像解像度モードと、1200dpiのスキャナユニットUN5を接続した場合の高画像解像度モードが設定されている。
また、コントローラユニットUN1がA3サイズの原稿を600dpiで200%拡大まで処理できる能力を持っている場合、600dpiのスキャナユニットUN5では、最大読取サイズがA3縦原稿(読取幅は297mm)に設定され、1200dpiのスキャナユニットUN5では、最大読取サイズがA4縦原稿(読取幅は210mm)に設定される。
図3は、スキャナ画像処理部1の構成の一例を示している。
同図において、入力制御部11は、スキャナユニットUN5より出力される読取画像データを、スキャナユニットUN5の出力サンプリング周期に同期して取り込むためのものであり、非同期吸収用ライン遅延バッファ12は、入力制御部11が順次入力する1ライン分の読取画像データを入力側のラインバッファ(後述)へ一時保存するとともに、入力側のラインバッファに保存した読取画像データを出力側のラインバッファ(後述)へ転送し、この出力側のラインバッファから次段要素へ、このスキャナ画像処理部1の内部処理のサンプリング周期に同期して、出力するものである。例えば、スキャナ画像処理部1の内部処理のサンプリング周期が、例えば、133MHzである場合、スキャナユニットUN5の出力サンプリング周期としては、例えば、4〜133MHzのうちの任意の値を設定できる。それにより、本実施例にかかる画像形成装置では、出力サンプリング周期が4〜133MHzのスキャナユニットUN5であれば、任意のものを採用することができる。
非同期吸収用ライン遅延バッファ12の構成の一例を図4に示す。
この非同期吸収用ライン遅延バッファ12は、スキャナユニットUN5から出力されるR(赤)読取画像データを蓄積するためのラインバッファ12ra、次段要素へR読取画像データを出力するためのラインバッファ12rb、スキャナユニットUN5から出力されるG(緑)読取画像データを蓄積するためのラインバッファ12ga、次段要素へG読取画像データを出力するためのラインバッファ12gb、スキャナユニットUN5から出力されるB(青)読取画像データを蓄積するためのラインバッファ12ba、次段要素へB読取画像データを出力するためのラインバッファ12bbからなり、ラインバッファ12ra,12ga,12baからラインバッファ12rb,12gb,12bbへのデータ転送は、自動的に行われる。
ここで、スキャナユニットUN5が1200dpiの場合は、最大読取幅がA4サイズの210mmであるので、画素数は9922画素である。一方、スキャナユニットUN5が600dpiの場合は、最大読取幅がA3サイズの297mmであるので、画素数は7016画素である。したがって、この場合、より多い画素数に対応できるため、9922画素以上のサイズが必要となる。また、1画素あたり10ビットであるので、そのビット幅のバッファメモリ要素が必要となる。
本実施例で使用しているASIC装置のシステムで用意されているバッファメモリ要素のサイズが10ビット幅で2700画素であるので、この場合、9922画素以上に対応するために、4つのバッファメモリ要素を連結して10800画素に相当するラインバッファを形成している。
そして、接続されるスキャナユニットUN5が1200dpiの場合には、非同期吸収用ライン遅延バッファ12を10800画素対応の構成(ラインバッファ要素を4つ使用)で用い、接続されるスキャナユニットUN5が600dpiの場合には、非同期吸収用ライン遅延バッファ12を8100画素対応の構成(ラインバッファ要素を3つ使用)で用いるようにしている。したがって、非同期吸収用ライン遅延バッファ12に必要なデータ容量は、10800×10×3×2(ビット)(=0.65Mビット)となる。
ライン間補正ライン遅延バッファ13は、スキャナユニットUN5から出力されるR読取画像データ、G読取画像データ、および、B読取画像データの副走査方向のタイミングのずれを解消して、R読取画像データ、G読取画像データ、および、B読取画像データの画素位置を同一のものとするためのものである。
このようにR読取画像データ、G読取画像データ、および、B読取画像データの画素位置を同一のものとすることで、同一画素の三原色の全ての読取画像データを参照する必要がある画像処理、例えば、フィルタ処理、色変換処理、エッジ強調処理、および、変倍処理などを適切に適用することができる。
例えば、スキャナユニットUN5が600dpiの場合、図5(a)に示すように、CCDラインイメージセンサ21のR読取画像データを形成するためのセンサ21rと、G読取画像データを形成するためのセンサ21gは、副走査方向に4ラインの距離を置いて、基板に設けられている。また、センサ21rと、B読取画像データを形成するための21bは、副走査方向に8ラインの距離を置いて、基板に設けられている。
したがって、この場合には、B読取画像データを4ライン分遅延させるとともに、G読取画像データを8ライン分遅延させることで、R読取画像データと同じ副走査タイミングに合わせることができる。
さらに、本実施例では、スキャナユニットUN5が600dpiの場合には、200%までの拡大処理(変倍処理)を適用できるようにするため、最大のライン遅延量は、R読取画像データとG読取画像データでは8ラインとなり、R読取画像データとB読取画像データでは16ラインとなる。
そこで、この場合に必要なラインバッファの構成は、図6(a),(b)に示すように、G読取画像データを8ライン分遅延させる要素と、B読取画像データを16ライン分遅延させる要素となる。また、この場合、同図(b)に示すように1ライン分は、10ビット幅の2700画素分のラインバッファ要素を3つ連結した8100画素対応のものとなる。
また、スキャナユニットUN5が1200dpiの場合、同図(b)に示すように、CCDラインイメージセンサ22のR読取画像データを形成するためのセンサ22rと、G読取画像データを形成するためのセンサ22gは、副走査方向に24ラインの距離を置いて、基板に設けられている。また、センサ22rと、B読取画像データを形成するための22bは、副走査方向に48ラインの距離を置いて、基板に設けられている。
すると、スキャナユニットUN5が600dpiの場合に用意したラインバッファでは足りなくなる為に、RAM5に書き出してラインずれを補正することになる。しかし、特殊原稿の判断をRAM5に書き出した後に行っていたのでは、適切に処理することができなくなる。
ここで、本実施例では、必要なメモリ容量を抑制するために、1200dpiに対応する場合には、主走査方向と副走査方向にそれぞれ1/2に間引いた600dpiに変換した後にライン間補正を行うので(後述)、R読取画像データとG読取画像データのライン間補正量は12ラインとなり、R読取画像データとB読取画像データのライン間補正量は24ラインとなる。
そこで、この場合に必要なラインバッファの構成は、図7(a),(b)に示すように、G読取画像データを12ライン分遅延させる要素と、B読取画像データを24ライン分遅延させる要素となる。また、この場合、同図(b)に示すように1ライン分は、10ビット幅の2700画素分のラインバッファ要素を4つ連結した10800画素対応のものとなる。
以上のことから、ライン間補正ライン遅延バッファ13に必要なデータ容量は、600dpi(の200%変倍)に対処できるように、8100×10ビット×(16+8)(ビット)(=約2Mビット)となる。
また、画像処理部A14は、R読取画像データ、G読取画像データ、および、B読取画像データで、それぞれ独立して行える画像処理、例えば、読取画信号レベルを正規化するためのシェーディング補正や、明るさを調整するためのガンマ補正処理などを適用するものである。
また、間引き処理部15は、読取画像データを、主走査方向と副走査方向のそれぞれに1/2に間引き、1200dpiの画素を600dpiに変換するための処理を行うためのものである。
画像処理部B16は、おのおのの処理対象の画素について、それぞれR読取画像データ、G読取画像データ、および、B読取画像データがそろった状態で行う必要がある画像処理、例えば、上述したフィルタ処理、色変換処理、エッジ強調処理、および、変倍処理などを行うものである。
検知処理部17は、読取画像データに基づいて、例えば、いわゆる特殊原稿(紙幣、有価証券等)の読取画像データであるか否か、すなわち、不正コピーが行われたか否かを検知する処理を行うためのものである。これは、600dpiの読取解像度で得られた読取画像データについて、あらかじめ登録されている画像パターンを検出することで行われる。
以上の構成で、600dpiのスキャナユニットUN5が接続されている場合、CPU4は、600dpi対応の構成を指示する動作モード値を、ASIC装置8の動作モード設定用のレジスタに書き込む。
これにより、ASIC装置8では、スキャナ画像処理部1の構成を、図8に示すような600dpi対応の構成に設定する。
すなわち、この場合、非同期吸収用ライン遅延バッファ12の出力をライン間補正用ライン遅延バッファ13へ接続し、ライン間補正用ライン遅延バッファ13の出力を画像処理部A14へ接続し、画像処理部A14の出力を画像処理部B16と検知処理部17へ接続し、画像処理部B16の出力を格納処理部18へ接続する。
それとともに、ライン間補正用ライン遅延バッファ13を、図6(a)に示したような600dpi対応の構成に設定する。
それにより、非同期吸収用ライン遅延バッファ12より出力されるR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データは、ライン間補正用ライン遅延バッファ13により、副走査方向のラインずれが補正された態様で画像処理部A14へと出力される。
画像処理部A14では、R読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データのそれぞれについて、シェーディング補正処理やガンマ補正処理などを適用し、その処理結果を画像処理部B16および検知処理部17に出力する。
それにより、画像処理部B16は、入力されたR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データに基づいて、フィルタ処理、色変換処理、エッジ強調処理、および、変倍処理などを行い、その処理結果を格納処理部18へ出力する。
格納処理部18は、画像処理部B16から入力したR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データを、600dpiの所定のデータ形式の画像データへと形式を変換し、外部のメモリ、例えば、RAM5へと出力する。
一方、検知処理部17は、画像処理部B16から入力した600dpiのR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データに基づいて、あらかじめ登録されている特殊原稿の画像パターンを検出するか否かを判定する。そして、特殊原稿の画像パターンを検出すると、不正検知信号S1,S2を、それぞれ格納処理部18および非同期吸収用ライン遅延バッファ12へ出力する。
ここで、不正検知信号S1,S2が出力されたときの動作モードは、次のようになる。例えば、格納処理部18によるデータ書換動作(モード)が指定されている場合、格納処理部18は、不正検知信号S1を入力すると、出力するR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データを、例えば、図9(a)に示したような黒ベタの格子パターンに書き換える。
この処理は、例えば、あらかじめ格納処理部18に黒ベタの格子パターンの発生手段を備えておき、不正検知信号S1が入力されると、その発生手段より発生させた黒ベタの格子パターンを出力画像データとしてRAM5へ出力させることで実現できる。
また、非同期吸収用ライン遅延バッファ12によるデータ書換動作(モード)が指定されている場合、非同期吸収用ライン遅延バッファ12は、不正検知信号S2を入力すると、出力側のデータバッファ12rb,12gb,12bbに保存するデータを、図9(a)に示したような黒ベタの格子パターンに置き換える。
それにより、不正コピーが指示された場合には、黒ベタの格子パターン(不正コピー検知パターン)の複写原稿が記録出力されることとなり、ユーザは、不正コピーが発覚したことを認識することができ、また、そのときの複写物を悪用することができない。
また、1200dpiのスキャナユニットUN5が接続されている場合、CPU4は、1200dpi対応の構成を指示する動作モード値を、ASIC装置8の動作モード設定用のレジスタに書き込む。
これにより、ASIC装置8では、スキャナ画像処理部1の構成を、図10に示すような1200dpi対応の構成に設定する。
すなわち、この場合、非同期吸収用ライン遅延バッファ12の出力を画像処理部A14へ接続し、画像処理部A14の出力を間引き処理部15および格納処理部18へ出力し、間引き処理部15の出力をライン間補正用ライン遅延バッファ13へ出力し、ライン間補正用ライン遅延バッファ13の出力を検知処理部17へ接続する。
それとともに、ライン間補正用ライン遅延バッファ13を、図6(b)に示したような1200dpi対応の構成に設定する。
それにより、非同期吸収用ライン遅延バッファ12より出力されるR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データは、画像処理部A14へと出力される。画像処理部A14では、R読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データのそれぞれについて、シェーディング補正処理やガンマ補正処理などを適用し、その処理結果を間引き処理部15および格納処理部18へ出力する。
格納処理部18は、画像処理部A14から入力したR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データを、1200dpiの所定のデータ形式の画像データへと形式を変換し、外部のメモリ、例えば、RAM5へと出力する。また、この場合、上述した画像処理部B16が行っていた画像処理は、RAM5の上で、ソフトウェア的に実行される。
また、間引き処理部15では、画像処理部A14から入力したR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データを主走査方向および副走査方向にそれぞれ1/2に間引いて、600dpi相当の読取画像データへ変換し、ライン間補正用ライン遅延バッファ13へ出力する。
このようにして、600dpiに間引かれたR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データは、ライン間補正用ライン遅延バッファ13により、副走査方向のラインずれが補正された態様で検知処理部17へ出力される。
それにより、検知処理部17は、ライン間補正用ライン遅延バッファ13から入力した600dpiのR読取画像データ、G読取画像データ、B読取画像データに基づいて、あらかじめ登録されている特殊原稿の画像パターンを検出するか否かを判定する。そして、特殊原稿の画像パターンを検出すると、不正検知信号S1,S2を、それぞれ格納処理部18および非同期吸収用ライン遅延バッファ12へ出力する。なお、不正検知信号S1,S2が入力された場合の格納処理部18および非同期吸収用ライン遅延バッファ12の動作は、上述した例と同じなのでその説明は省略する。
図11は、この場合のCPU4の処理の一例を示している。
CPU4は、まず、スキャナユニットUN5の画像解像度を判定し(処理101)、それが600dpiであった場合(判断102の結果がYES)、ASIC装置8の動作モード設定用のレジスタに、標準画像解像度(600dpi)構成を指示する値をセットし(処理103)、標準画像解像度の処理を開始する(処理104)。
また、スキャナユニットUN5の画像解像度が1200dpiであった場合(判断102の結果がNO)、ASIC装置8の動作モード設定用のレジスタに、高画像解像度(1200dpi)構成を指示する値をセットし(処理105)、高画像解像度の処理を開始する(処理106)。
ところで、上述した実施例では、検知処理部17が不正検知信号S2を非同期吸収用ライン遅延バッファ12に出力したとき、非同期吸収用ライン遅延バッファ12が不正コピー検知のための黒ベタの格子パターンの画像データを、その出力用のバッファ12rb,12gb,12bbに保存するようにしている。このように、非同期吸収用ライン遅延バッファ12の出力用のバッファ12rb,12gb,12bbに任意のデータをセットできるように構成したので、例えば、図9(b)〜(d)に示したようなASIC装置8の動作確認用のパターン、デバッグ用のパターンなどをセットさせることもできる。
また、図9(b)に示したように主走査方向に段階的に濃度が変化するパターンは、例えば、その変化の境界をバッファメモリを構成するバッファメモリ要素のつなぎ目に合わせておけば、メモリアクセスが正常であるか否かを判定する際にも利用することができる。
また、上述した実施例では、不正コピー検知部18をスキャナ画像処理部1の中に設けていたが、図12に示すように、不正コピーを検出するための検知処理部20を外部に設けることもできる。この場合、検知処理部20が不正コピーを検知すると、その旨をあらわす割込をCPU4にかけ、CPU4は、不正コピー検出時の動作をスキャナ画像処理部1に実行させるようにすると良い。
以上説明したように、本発明によれば、通常の解像度における画像処理に必要な最低限の機能やメモリを高解像度要求に対応させることにより様々なバリエーションのマシンスペックに対して1つのASICで実現可能となるため、出荷量が多くなることによりASIC単価が安くなる。またソフトウェアを共通利用することができるため作成工数を削減することもできる。
また、任意データを基にしたパターンを生成することができるので、後段機能モジュールのASICの単体デバックが可能となる。また、固定値だけでなく任意のデータを出力することが可能なため画像加工する場合にトナーの節約となる他、そのような画像を記録した記録紙は、いわゆる裏紙として再利用することができることとなる。
なお、上述した実施例では、スキャナユニットUN5の画像解像度をCPU4が判定して、ASIC装置8に設定しているが、例えば、スキャナユニットUN5を接続するインタフェース部に解像度を入力するピンを設けることで、CPU4を介在させることなく、ASIC装置8のみで内部構成の設定を行うことができることとなる。また、スキャナユニットUN5はユーザの設定により1200dpiと600dpiを切換えても良い。
本発明の一実施例にかかる画像形成装置(画像処理装置)の一例を示したブロック図。 コントローラユニットUN1の画像処理の部分にかかる構成の一例を示したブロック図。 スキャナ画像処理部1の構成の一例を示したブロック図。 非同期吸収用ライン遅延バッファ12の構成の一例を示したブロック図。 CCDラインイメージセンサの構成の概略を示した図。 ライン間補正用ライン遅延バッファ13の600dpi対応の構成の一例を示したブロック図。 ライン間補正用ライン遅延バッファ13の1200dpi対応の構成の一例を示したブロック図。 600dpi対応のスキャナ画像処理部1の一例を示したブロック図。 不正検知パターンなどを例示した概略図。 1200dpi対応のスキャナ画像処理部1の一例を示したブロック図。 CPU4の処理の一例を示したフローチャート。 コントローラユニットUN1の画像処理の部分にかかる構成の他の例を示したブロック図。
符号の説明
UN1 コントローラユニット
UN5 スキャナユニット
1 スキャナ画像処理部
4 CPU(中央処理部)
5 RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
6 ROM(リード・オンリ・メモリ)
11 入力制御部
12 非同期吸収用ライン遅延バッファ
13 ライン間補正用ライン遅延バッファ
14 画像処理部A
15 間引き処理部
16 画像処理部B
17 検知処理部
18 格納処理部

Claims (10)

  1. 原稿を異なるラインから複数のカラー成分の画像データとして読み取る画像読取手段と、
    画像データの解像度の変換を行う画像データ解像度変換手段と、
    前記異なるラインの間の配置間隔により生ずる各カラー成分の読取ラインの整合を取るライン間補正バッファ手段と、
    各カラー成分の画像データに所定の画像処理を適用する第1の画像処理手段と、
    読取ラインの整合を取った複数の画像データに所定の画像処理を適用する第2の画像処理手段と、
    読取ラインの整合を取った複数の画像データが特殊原稿であるか否かを検知する検知手段と、を備えた画像処理装置において、
    前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、
    前記読取手段により読み取った画像データに前記ライン間補正バッファ手段による処理を行った後、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段と前記検知手段の各処理を行い、
    前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、
    前記読取手段により読み取った画像データに前記第1の画像処理手段と前記画像データ解像度変換手段による各処理を行った後、且つ前記検知手段による処理を行う前に、前記ライン間補正バッファ手段による処理を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、さらに出力画像データを外部メモリへ転送する格納手段と、
    前記外部メモリの画像データに所定の画像処理を行う第3の画像処理手段と、を備え、
    前記格納手段は前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、
    前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段による各処理を行った後に外部メモリへ転送し、
    前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、
    前記第1の画像処理手段を行った後に外部メモリへ転送し、前記外部メモリの画像データに第3の画像処理手段による処理を行う
    ことを特徴とした請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置はさらに前記画像読取手段のタイミングに同期して画像データを入力する入力バッファと、前記入力バッファに保存された画像データを装置内部のデータ転送タイミングに同期して出力するための出力バッファを備えた非同期吸収用ライン遅延バッファ手段を有し、
    前記検知手段が前記特殊原稿を検知した場合には、前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段から所定の不正検知通知用画像データを出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記検知手段が前記特殊原稿を検知した場合には、前記格納手段から所定の不正検知パターンの画像データを外部メモリへ出力する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段は、さらに所定テストパターンデータを出力することが可能であり、前記第1の画像処理手段または前記第2の画像処理手段の前に処理を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の画像処理手段は、さらに所定テストパターンデータを出力することが可能であり、前記第2の画像処理手段の前に処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データ解像度変換手段は、高画像解像度の画像データを標準画像解像度の画像データへ変換することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 請求項3に記載の画像処理装置を構成するためのASIC装置であって、
    前記ライン間補正バッファ手段と、前記非同期吸収用ライン遅延バッファ手段と、前記第1の画像処理手段と、前記第2の画像処理手段と、前記画像データ解像度変換手段と、前記検知手段と前記格納手段を1つ素子として備えたASIC装置。
  9. 原稿を異なるラインから複数のカラー成分の画像データとして読み取る画像読取手段と、
    画像データの解像度の変換を行う画像データ解像度変換手段と、
    前記異なるラインの間の配置間隔により生ずる各カラー成分の読取ラインの整合を取るライン間補正バッファ手段と、
    各カラー成分の画像データに所定の画像処理を適用する第1の画像処理手段と、
    読取ラインの整合を取った複数の画像データに所定の画像処理を適用する第2の画像処理手段と、
    読取ラインの整合を取った複数の画像データが特殊原稿であるか否かを検知する検知手段と、を備えた画像処理装置の制御方法において、
    前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、
    前記読取手段により読み取った画像データに前記ライン間補正バッファ手段による処理を行った後、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段と前記検知手段の各処理を行うステップと、
    前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、
    前記読取手段により読み取った画像データに前記第1の画像処理手段と前記画像データ解像度変換手段による各処理を行った後、且つ前記検知手段による処理を行う前に、前記ライン間補正バッファ手段による処理を行うステップとを備えた
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 前記画像処理装置は、さらに出力画像データを外部メモリへ転送する格納手段と、
    前記外部メモリの画像データに所定の画像処理を行う第3の画像処理手段と、を備え、
    前記格納手段は前記画像読取手段が標準画像解像度の場合には、
    前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段による各処理を行った後に外部メモリへ転送するステップと、
    前記画像読取手段が高画像解像度の場合には、
    前記第1の画像処理手段を行った後に外部メモリへ転送し、前記外部メモリの画像データに第3の画像処理手段による処理を行うステップを備えた
    ことを特徴とした請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
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