JP4630481B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を搬送しながら、その画像をイメージセンサにて読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿用紙を搬送しながら、その原稿用紙の画像を読み取る方式の画像読取装置は、ファクシミリ装置、イメージスキャナ、複写機などに広く適用されている。この方式の画像読取装置では、原稿読取位置まで原稿先端が搬送されてきたことを検出して原稿画像の読取を開始し、また、原稿後端が原稿読取位置からさらに搬送されたことを検出して原稿画像の読取を終了することになる。
【0003】
このため、搬送される原稿の先端部及び後端部を正確に検出する必要があり、従来から、アクチュエータ型フォトセンサなどの先後端検出センサが用いられている。また、このような専用の先後端検出センサをなくして読取装置のコストダウンを図るようにした先後端検出手法も種々提案されている。例えば、特開平7−21347号公報では、原稿の読取位置に特定のパターン画像を配置し、イメージセンサでの読取データが特定のパターン画像であるか否かにより、原稿の先後端検出を行うことが示されている。また、特開2000−174988号公報では、読取位置に配置されたイメージセンサで、原稿の先端部により生じる影を読み取ることで、原稿の先端を検出することが示されている。なお、この例では、原稿後端は、直接検出できず、先端から一定量のデータを読み取ることとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これら従来の特開平7−21347号公報の読取装置では、原稿の読取位置に特定のパターン画像を配しているので、シェーディング用の白波形データを採取することができない。また、特開2000−174988号公報の読取装置では、スキャンラインの両側に光源が配置されたイメージスキャナ等の原稿端部による影が生じないものには適用することができないし、さらに光源の配置によっては原稿の先端検出は可能であるが、原稿の後端部には影を生じないので原稿の後端検出ができないから、後端検出用のセンサを必要とする。
【0005】
そこで、本発明は、原稿読取位置にシェーディング用部材を配置した状態で、イメージセンサの読取データを用いて原稿の先後端検出を正確に行うと共に、原稿の先後端検出用のセンサを不要とする画像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像読取装置は、原稿を副走査方向に搬送する搬送手段と、原稿スキャンライン上にシェーディング補正用のシェーディング部材を設け、少なくとも2種の異なる読取色で読取データを出力するカラーイメージセンサを有するスキャナ手段と、原稿搬送前に上記スキャナ手段からの原稿読取色の読取データに基づいてシェーディング補正用データを取得し、原稿読取中の原稿読取色の読取データにシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、このシェーディング補正された読取データを画像処理し、白黒画像データとして出力する処理出力手段と、上記スキャナ手段からの原稿先端検出色の読取データに基づいて原稿先端を検出する先端検知手段と、上記スキャナ手段からの原稿後端検出色の読取データに基づいて原稿後端を検出する後端検知手段とを備え、上記先端検知手段における原稿先端検出色と、上記原稿読取色とが、異なり、上記シェーディング部材の色を、上記原稿読取色に対してはドロップアウトとなり、かつ、上記原稿先端検出色及び上記原稿後端検出色に対しては非ドロップアウトとなる色であり、上記スキャナ手段には、赤色、緑色、青色別の3つのスキャンライン、または緑色及び赤色もしくは緑色及び青色の2つのスキャンラインを備え、上記先端検知手段における原稿先端検出及び上記後端検知手段における原稿後端検出には、赤色もしくは青色のスキャンラインの出力を用い、上記原稿読取には緑色のスキャンラインの出力を用いるものである。
【0007】
また、本発明の画像読取装置は、原稿を副走査方向に搬送する搬送手段と、原稿スキャンライン上にシェーディング補正用のシェーディング部材を設け、少なくとも2種の異なる読取色で読取データを出力するカラーイメージセンサを有するスキャナ手段と、原稿搬送前に上記スキャナ手段からの原稿読取色の読取データに基づいてシェーディング補正用データを取得し、原稿読取中の原稿読取色の読取データにシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、このシェーディング補正された読取データを画像処理し、白黒画像データとして出力する処理出力手段と、上記スキャナ手段からの原稿先端検出色の読取データに基づいて原稿先端を検出する先端検知手段と、上記スキャナ手段からの原稿後端検出色の読取データに基づいて原稿後端を検出する後端検知手段とを備え、上記後端検知手段における原稿後端検出色と、上記原稿読取色とが、異なり、上記シェーディング部材の色を、上記原稿読取色に対してはドロップアウトとなり、かつ、上記原稿先端検出色及び上記原稿後端検出色に対しては非ドロップアウトとなる色であり、上記スキャナ手段には、赤色、緑色、青色別の3つのスキャンライン、または緑色及び赤色もしくは緑色及び青色の2つのスキャンラインを備え、上記先端検知手段における原稿先端検出及び上記後端検知手段における原稿後端検出には、赤色もしくは青色のスキャンラインの出力を用い、上記原稿読取には緑色のスキャンラインの出力を用いるものである。
【0008】
また、上記スキャナ手段には、赤色、緑色、青色別の3つのスキャンライン、または緑色及び赤色もしくは緑色及び青色の2つのスキャンラインを備え、上記先端検知手段における原稿先端検出及び上記後端検知手段における原稿後端検出には、赤色もしくは青色のスキャンラインの出力を用い、上記原稿読取には緑色のスキャンラインの出力を用いるとよい。
【0009】
また、上記後端検知手段は、原稿読取中に赤色もしくは青色のスキャンラインの出力をモニタし、原稿の後端を検出するものであってよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像読取装置について、図を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る画像読取装置のシステム構成を示す図である。図1において、スキャナ部11は、原稿スキャンライン上にシェーディング補正用データを取得するためのシェーディング部材を設け、主走査方向に延びるカラーイメージセンサを有しており、副走査方向に搬送されてくる原稿の画像を順次読み取り、アナログのカラー画像データを出力する。アナログ/ディジタル(A/D)変換部12は、スキャナ部11からのカラー画像データの内の所定の2色のデータを多値のディジタルデータに変換する。
【0016】
シェーディング部13は、スキャナ部11での白波形歪みを補正するもので、多値のディジタルデータに変換されている原稿画像読取データを、シェーディング補正用データに基づいて、補正する。
【0017】
先端検知部14は、先端検知用の多値ディジタルデータをモニタして、原稿の先端が原稿スキャンライン上に搬送されたことを検出する。後端検知部15は、後端検知用の多値ディジタルデータをモニタして、原稿の後端が原稿スキャンライン外に搬送されたことを検出する。
【0018】
画像処理部16及び出力部17は処理出力手段であり、画像処理部16で、シェーディング補正された原稿画像読取データに所望の例えば出力階調数に応じて2値或いは多値誤差拡散処理などの画像処理や、N値化処理(Nは2以上の自然数)を行い、画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置の通信部などの出力部17に、N値のモノクロ(白黒)画像データを出力する。なお、N値は、プリンタ出力の場合には、その種類に応じて2値〜多値とされ、ファクシミリ送信の場合には2値とされる。
【0019】
メモリ部18は、画像データを一時的に保存するメモリであり、制御部19は、本画像読取装置の各部の制御を司るもので、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータにより構成されている。なお、図1では各構成部はバスにより結合されることが示されているが、その他必要に応じて各構成部同士間で直接結合される。
【0020】
図2は、本発明に適用できる、カラー読取機構の概略例を示す図であり、光源切替によりカラー読取を行うものである。カラー読取ユニット20の内部には、1つのスキャンラインを構成する受光チップ21が主走査方向にライン状に設けられており、その焦点がレンズ22を通してコンタクトガラス24の原稿スキャンライン上に合わされている。光源23は、赤色(以下、R)、緑色(以下、G)、青色(以下、B)の3色の切り替え点灯が行われる。これにより、光源切替方式のカラーイメージセンサが構成される。白波形を採取するためのシェーディング部材26は、原稿スキャンライン上に配置されている。原稿搬送用ローラ25a、25bが配置されており、原稿読取時には、原稿搬送用ローラ25a、25bにより原稿27がコンタクトガラス24とシェーディング部材26との間を通過するように搬送される。この原稿27は、白地に文字などの画像が配された通常のモノクロ(白黒)原稿が想定されている。
【0021】
カラー読取機構の他の構成例としては、光源23を白色光源とし、R,G,B別の色フィルタを有する3スキャンラインの受光チップを備えた、3ライン方式のカラーイメージセンサを構成するカラー読取ユニットでも、同様のカラー読取機構が構成できる。
【0022】
さて、本発明では、搬送されてくる原稿27の先端を検出するための原稿先端検出色及び搬送された原稿27の後端を検出する原稿後端検出色(以下、端部検出色)と、原稿画像を読み取る原稿読取色とを異ならせている。また、スキャンラインに配置されるシェーディング部材26の色をその原稿読取色に対してはドロップアウト色として、シェーディング補正用データを取得可能にする一方、端部検出色に対しては非ドロップアウト色としている。これにより、シェーディング補正用データを得ると共に、原稿端部検出を行う。
【0023】
ここで、原稿読取色、端部検出色、及びシェーディング部材色の選定について、R,G,Bの3色で構成されるカラー読取装置の利用を前提として、検討する。
【0024】
まず、原稿読取色としては、G読取が輝度成分が大きく白色読取に近く、他のR読取やB読取は輝度成分が小さいことから、Gが適している。次に、シェーディング部材26の色は、原稿読取色Gに対してドロップアウト色である薄緑色が選択される。このG読取により、薄緑色と基準白色とのレベル差はないから、シェーディング補正用データを正確に採取できる。
【0025】
次に、端部検出色としては、薄緑を読み取ったときに、非ドロップ色であるRとBとで認識し易い方を使用する。一般的には、Rの方が薄緑色に対する読取値がBよりもやや大きく認識しやすい傾向にあるが、薄緑の色合いによっても異なるから、その薄緑の色合いに応じて、R又はGのいずれかを選択して使用することが望ましい。なお、薄緑色のシェーディング部材に最も適した端部検出色は、薄緑の補色である紫であるので、紫色のイメージセンサが採用できれば最も良い。ただ、紫色のイメージセンサは一般的でないので使用は困難である。
【0026】
また、原稿読取色として、R、Bは、輝度成分が少ないのでモノクロ読取には適さないが、技術的には使用することは可能である。敢えて実施するとした場合には、シェーディング部材色は、R読取に対して薄赤色、B読取に対しては薄青色を用いることができる。
【0027】
以上の検討から、本発明の実施の形態では、原稿読取色としてG、シェーディング部材色として薄緑色、端部検出色としてR、を用いる例について説明する。
勿論、他の色を用いることも可能である。
【0028】
図3は、3ライン方式のカラーイメージセンサを用いる、本発明の画像読取装置の第1の実施の形態にかかるブロック構成図であり、図4はその動作タイミングを示す図である。また、図5は、全体の動作フローを示す図である。
【0029】
図3において、スキャナ部11からは、3ライン方式のカラーイメージセンサによるR,G,B別の読取アナログ信号R-AD,G-AD,B-ADが同時に出力される。原稿読取色をG、端部検出色をRとするから、読取アナログ信号R-AD,G-ADがA/D変換部12に入力され、所定の多値ディジタル信号R-DD、G-DDに変換される。なお、読取アナログ信号B-ADは、この例では使用されない。
【0030】
赤色の多値ディジタル信号R-DDは、A/D変換部12から先端検知部14及び後端検知部15に供給される。先端検知部14及び後端検知部15は多値ディジタル信号R-DDをモニタし、原稿27の先端及び後端を検出する。
【0031】
一方、緑色の多値ディジタル信号G-DDは、A/D検知部12からシェーディング部13に供給される。シェーディング部13では、原稿27が原稿スキャンライン上に搬送されるまでの多値ディジタルデータによりシェーディング補正用データを得て、原稿27が搬送された後の多値ディジタルデータG-DD、即ち画像読取信号をシェーディング補正する。シェーディング補正された画像読取信号は、画像処理部16で所望の画像処理が行われ、出力部17からモノクロN値(N=2以上)データとして出力される。
【0032】
この図3の画像読取装置の動作を、図4のタイミング図及び図5の動作フロー図を参照しつつ説明する。
【0033】
読取動作が開始されると、まず、読み取られるべき原稿27が読取装置にセットされる(ステップS1)。原稿27がセットされた状態では、原稿スキャンライン上に配置されているシェーディング部材26には、まだ原稿27は搬送されていないから、読取ディジタル信号R-DD,G-DDはシェーディング部材26の薄緑色に対する信号である。薄緑色は原稿読取色Gに対してドロップアウト色であるから、このときの緑色の読取ディジタル信号G-DDは、基準色である白色に対する信号とレベル差がなく、シェーディング補正用データとして採取される(ステップS2)。
【0034】
次に、原稿27の搬送が開始されると(ステップS3)、原稿27は、原稿搬送用ローラ25a,25bにより、副走査方向の同期信号と同一である図4(a)のライン同期信号S-LSにしたがって副走査方向に搬送される。このライン同期信号毎に、図4(b)のR読取信号R-DDと、図4(c)のG読取信号G-DDが取得される。
【0035】
原稿27が原稿スキャンラインまで搬送されたことを先端検知部14で検出する(ステップS4)。この先端検知部14では、R読取信号R-DDのレベルがシェーディング部材26の薄緑色に対応するレベルであるか否かをモニタしており、薄緑色に対応するレベルでなくなったときに、原稿27の先端部を検出したと判断する。そして、原稿先端が検出された以後のG読取信号G-DDが原稿読取の有効なデータとして、原稿後端が検出されるまで、出力される(ステップS5)。
【0036】
次に、原稿27が原稿スキャンラインを越えて搬出されたことを、後端検知部15で検出する(ステップS6)。この後端検知部15では、原稿読取中から継続して、R読取信号R-DDが薄緑色に対応するレベルであるか否かをモニタしており、薄緑色に対応するレベルになったときに、原稿27の後端を検出したと判断する。
【0037】
ここで、先端検出(ステップS4)、原稿読取(ステップS5)、後端検出(ステップS6)について、図4を参照して、その動作を説明する。例えば、R読取信号R-DDがR(0)まで薄緑色に対応するレベルの出力であり、R(1)からR(n)までが薄緑色に対応するレベルの出力でなく、R(n+1)で再び薄緑色に対応するレベルの出力になったとする。この場合、R(0)とR(1)との間に原稿27の先端があり、R(n)とR(n+1)との間に原稿27の後端があるから、G読取データG-DDのうち、原稿読取の有効データとして、G(1)からG(n)を出力する。勿論、この原稿読取の有効データG(1)〜G(n)は、G(0)以前のG読取信号G-DDに基づいてシェーディング補正される。
【0038】
次に、読取の行われた後も原稿27を搬送し、所定の位置まで搬送されたときに、搬送を終了する(ステップS7)。
【0039】
この後、更に読み取るべき原稿の有無、即ち読み取った原稿が最終ページであるか否かを判断し(ステップS8)、最終ページでなければステップS2から順次同様の処理を繰り返して行い、読み取るべき原稿がなくなった時、読取動作を終了する。
【0040】
なお、この例では、スキャナ部11には、R,G,B別の色フィルタを有する受光チップを備えた3ライン方式のカラーイメージセンサを用いることとしているが、使用しない青色(もしくは赤色)の色フィルタ、さらにはその色の受光チップラインを持たないイメージセンサ(G及びRもしくはG及びB)を使用することができる。
【0041】
この実施の形態の読取装置によれば、3つあるいは2つのカラースキャンラインを使用し、原稿読取色をGとし、これに合わせてシェーディング部材26をドロップアウト色である薄緑色としているから、基準色である白色とのレベル差がなく、シェーディング用データを正確に採取できる。また、原稿先端検出色及び原稿後端検出色をR(もしくはB)としており、薄緑色のシェーディング部材26と白色の原稿肌地とのレベル差は大きく、また、原稿27を副走査方向に搬送する副走査同期信号と全く同じライン同期信号S-LSと同期してR読取信号R-DD及びG読取信号G-DDを得ているから、原稿27の先後端を正確に検出できる。さらに、原稿読取中にR(もしくはB)のスキャンラインの出力をモニタし原稿27の後端を検出するから、原稿後端をより正確に検出できる。
【0042】
図6は、光源切替方式のカラーイメージセンサを用いる、本発明の画像読取装置の第2の実施の形態にかかるブロック構成図であり、図7はその動作タイミングを示す図である。なお、全体の動作フロー図は図5と同じである。
【0043】
図6において、スキャナ部31からは、光源切替方式のカラーイメージセンサによるR,Gの読取アナログ信号R-AD,G-ADが、光源切替に対応して時系列に順次出力される。なお、原稿読取色をG、端部検出色をRとするから、Bの読取アナログ信号B-ADはこの例では使用されないため、出力されない。
【0044】
読取アナログ信号R-AD,G-ADが、光源切替に対応して順次A/D変換部32に入力され、多値ディジタル信号R-DD、G-DDにそれぞれ変換される。多値ディジタル信号R-DD、G-DDは、切替部33により切り替えられて、多値ディジタル信号R-DDと、多値ディジタル信号G-DD別に、出力される。
【0045】
赤色の多値ディジタル信号R-DDは、切替部33から先端検知部14及び後端検知部15に供給される。先端検知部14及び後端検知部15は多値ディジタル信号R-DDをモニタし、原稿27の先端及び後端を検出する。
【0046】
一方、緑色の多値ディジタル信号G-DDは、切替部33からシェーディング部13に供給される。なお、シェーディング部13、画像処理部16、出力部17の機能は、図3におけると同様である。
【0047】
この図6の画像読取装置の動作を、図7のタイミング図及び図5の動作フロー図を参照しつつ説明する。
【0048】
読取動作が開始されると、まず、読み取られるべき原稿27が読取装置にセットされる(ステップS1)。原稿27がセットされた状態では、原稿スキャンライン上に配置されているシェーディング部材26には、まだ原稿27は搬送されていないから、読取ディジタル信号R-DD,G-DDはシェーディング部材26の薄緑色に対する信号である。薄緑色は原稿読取色Gに対してドロップアウト色であるから、このときの緑色の読取ディジタル信号G-DDは、基準色である白色に対する信号とレベル差がなく、シェーディング補正用データとして採取される(ステップS2)。
【0049】
次に、原稿27の搬送が開始されると(ステップS3)、原稿27は、原稿搬送用ローラ25a,25bにより、図7(a)の副走査方向の同期信号S-SSにしたがって副走査方向に搬送される。図7(b)のイメージセンサのライン同期信号S-LSに同期して、同図(c)のR読取信号R-DDとG読取信号G-DDが交互に出力される。副走査方向の同期信号S-SSは、R読取信号R-DDに対応するライン同期信号S-LSに同期して出力される。なお、副走査方向の同期信号S-SSは、G読取信号G-DDに対応するライン同期信号S-LSに同期して出力されるようにしてもよい。いずれにしても、G読取信号G-DDに副走査方向の原稿移動を比例させるなど関連して制御させればよい。
【0050】
原稿27が原稿スキャンラインまで搬送されたことを先端検知部14で検出すること(ステップS4)、原稿先端が検出された以後のG読取信号G-DDが原稿読取の有効なデータとして、原稿後端が検出されるまで出力されること(ステップS5)、及び原稿27が原稿スキャンラインを越えて搬出されたことを後端検知部15で検出すること(ステップS6)は、図3,図4の第1の実施の形態で説明したと同様である。また、その具体的な動作についても、R読取信号R-DDとG読取信号G-DDが、ライン同期信号S-LS毎に、交互に出力されるが、このR読取信号R-DDとG読取信号G-DDとが切替部33で切り替えられ、先端検知部14,後端検知部15及びシェーディング部13に供給される以外は、やはり第1の実施の形態におけると同様であるので、再度の説明を省略する。
【0051】
次に、読取の行われた後も原稿27を搬送し、所定の位置まで搬送されたときに、搬送を終了する(ステップS7)。この後、更に読み取るべき原稿の有無、即ち読み取った原稿が最終ページであるか否かを判断し(ステップS8)、最終ページでなければステップS2から順次同様の処理を繰り返して行い、読み取るべき原稿がなくなった時、読取動作を終了する。
【0052】
なお、この例では、スキャナ部31には、光源切替方式のカラーイメージセンサを用いるから、使用しない青色(もしくは赤色)の光源を持たず、他の2色の光源G及びR(もしくはG及びB)を備えたものを使用することができる。
【0053】
また、図7では、G読取1回に対して、R読取も1回の例を示しているが、これに限ることなく、G読取複数回に対してR読取を1回とすることもできる。さらに、各読み取りG,R及び各同期信号S-SS、S-LSの組み合わせは、読取装置の要求に合わせて任意に選択することができる。
【0054】
この実施の形態の読取装置によれば、1つのスキャンラインと、R、G(もしくはB、G)の2色の光源の切り替え点灯が行われる光源切替方式のカラーイメージセンサを使用し、原稿読取色をGとし、これに合わせてシェーディング部材をドロップアウト色である薄緑色としているから、基準色である白色とのレベル差がなく、シェーディング用データを正確に採取できる。また、原稿先端検出色及び原稿後端検出色をR(もしくはB)としているから、薄緑色のシェーディング部材と白色の原稿肌地とのレベル差は大きいので、原稿27の先後端を正確に検出できる。さらに、G光源点灯による原稿読取ライン間にR(もしくはB)の読取を、例えば交互に行って、原稿後端を検出し、副走査方向の原稿移動を原稿読取ラインに比例させるなど関連して制御させるから、原稿読取を正しく行うと共に、原稿後端を正確に検出できる。
【0055】
また、以上の各実施の形態では、シェーディング部材27を専用に設けているが、原稿搬送用ローラを原稿スキャンライン上に配置して、シェーディング部材として兼用する構成とすることもできる。この場合には、シェーディング部材として兼用させる搬送用ローラは、本発明にしたがって、特定の色(薄緑色)に形成される。
以上説明した実施形態の画像読取装置によれば、カラーイメージセンサの1つの読取色である原稿読取色の読取データをシェーディング補正してモノクロ(白黒)データとして出力すると共に、他の読取色の読取データで原稿先端を検出することにより、原稿の先端を正確に検出できる。また、原稿の端部検出用のセンサが不要であるから、その分読取装置のコストを低減することができる。
また、カラーイメージセンサの1つの読取色である原稿読取色の読取データをシェーディング補正してモノクロ(白黒)データとして出力すると共に、他の読取色の読取データで原稿後端を検出するようにすれば、原稿の後端を正確に検出できる。また、原稿の端部検出用のセンサが不要であるから、その分読取装置のコストを低減することができる。
また、シェーディング部材の色を原稿読取色に対してドロップアウト色であり、原稿先端検出色及び原稿後端検出色に対して非ドロップアウト色とするようにすれば、シェーディング用データを何ら問題なく採取することができ、かつ原稿の先後端検出を正確に行うことができる。
また、3つあるいは2つのカラースキャンラインを使用し、原稿読取色を緑色とし、これに合わせてシェーディング部材をドロップアウト色である薄緑色とするようにすれば、基準色である白色とのレベル差がなく、シェーディング用データを正確に採取できる。また、原稿先端検出色及び原稿後端検出色を赤色(R)もしくは青色(B)とするようにすれば、薄緑色のシェーディング部材と白色の原稿肌地とのレベル差は大きいので、原稿の先後端を正確に検出できる。さらに、原稿読取中に赤色(R)もしくは青色(B)のスキャンラインの出力をモニタし原稿の後端を検出するようにすれば、原稿後端をより正確に検出できる。
また、1つのスキャンラインに対して3つあるいは2つの光源を切り替えて使用し、原稿読取色を緑色とし、これに合わせてシェーディング部材をドロップアウト色である薄緑色とするようにすれば、基準色である白色とのレベル差がなく、シェーディング用データを正確に採取できる。また、原稿先端検出色及び原稿後端検出色を赤色(R)もしくは青色(B)とするようにすれば、薄緑色のシェーディング部材と白色の原稿肌地とのレベル差は大きいので、原稿の先後端を正確に検出できる。
また、緑色(G)光源点灯による原稿読取ライン間に赤色(R)もしくは青色(B)の読取を行って、原稿後端を検出し、副走査方向の原稿移動を原稿読取ラインに関連させるようにすれば、原稿読取を正しく行うと共に、原稿後端を正確に検出できる。さらに、緑色(G)光源点灯による原稿読取と、赤色(R)もしくは青色(B)光源を点灯した読取とを交互に行うようにすれば、原稿後端をより正確に検出できる。
【0056】
【発明の効果】
以上のような本発明の画像読取装置によれば、カラーイメージセンサの1つの読取色である原稿読取色の読取データをシェーディング補正してモノクロ(白黒)データとして出力すると共に、他の読取色の読取データで原稿端部を検出するから、原稿の端部を正確に検出できるという効果を得る。また、原稿の端部検出用のセンサが不要であるから、その分読取装置のコストを低減することができるという効果も得るまた、シェーディング部材の色を原稿読取色に対してドロップアウト色であり、原稿先端検出色及び原稿後端検出色に対して非ドロップアウト色としているから、シェーディング用データを何ら問題なく採取することができ、かつ原稿の先後端検出を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置のシステム構成図。
【図2】本発明に適用できるカラー読取機構の概略例を示す図。
【図3】本発明の画像読取装置の第1の実施の形態にかかるブロック構成図。
【図4】その動作タイミングを示す図。
【図5】全体の動作フローを示す図。
【図6】本発明の画像読取装置の第2の実施の形態にかかるブロック構成図。
【図7】その動作タイミングを示す図。
【符号の説明】
11 スキャナ部
12 A/D変換部
13 シェーディング部
14 先端検知部
15 後端検知部
16 画像処理部
17 出力部
18 メモリ部
19 制御部
20 カラー読取ユニット
21 受光チップ
22 レンズ
23 光源
24 コンタクトガラス
25a,25b 原稿搬送用ローラ
26 シェーディング部材
27 原稿
31 スキャナ部
32 A/D変換部
33 切替部

Claims (3)

  1. 原稿を副走査方向に搬送する搬送手段と、原稿スキャンライン上にシェーディング補正用のシェーディング部材を設け、少なくとも2種の異なる読取色で読取データを出力するカラーイメージセンサを有するスキャナ手段と、原稿搬送前に前記スキャナ手段からの原稿読取色の読取データに基づいてシェーディング補正用データを取得し、原稿読取中の原稿読取色の読取データにシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、このシェーディング補正された読取データを画像処理し、白黒画像データとして出力する処理出力手段と、前記スキャナ手段からの原稿先端検出色の読取データに基づいて原稿先端を検出する先端検知手段と、前記スキャナ手段からの原稿後端検出色の読取データに基づいて原稿後端を検出する後端検知手段とを備え、
    前記先端検知手段における原稿先端検出色と、前記原稿読取色とが、異なり、
    前記シェーディング部材の色が、前記原稿読取色に対してはドロップアウトとなり、かつ、前記原稿先端検出色及び前記原稿後端検出色に対しては非ドロップアウトとなる色であり、
    前記スキャナ手段には、赤色、緑色、青色別の3つのスキャンライン、または緑色及び赤色もしくは緑色及び青色の2つのスキャンラインを備え、
    前記先端検知手段における原稿先端検出及び前記後端検知手段における原稿後端検出には、赤色もしくは青色のスキャンラインの出力を用い、前記原稿読取には緑色のスキャンラインの出力を用いることを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を副走査方向に搬送する搬送手段と、原稿スキャンライン上にシェーディング補正用のシェーディング部材を設け、少なくとも2種の異なる読取色で読取データを出力するカラーイメージセンサを有するスキャナ手段と、原稿搬送前に前記スキャナ手段からの原稿読取色の読取データに基づいてシェーディング補正用データを取得し、原稿読取中の原稿読取色の読取データにシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、このシェーディング補正された読取データを画像処理し、白黒画像データとして出力する処理出力手段と、前記スキャナ手段からの原稿先端検出色の読取データに基づいて原稿先端を検出する先端検知手段と、前記スキャナ手段からの原稿後端検出色の読取データに基づいて原稿後端を検出する後端検知手段とを備え、
    前記後端検知手段における原稿後端検出色と、前記原稿読取色とが、異なり、
    前記シェーディング部材の色が、前記原稿読取色に対してはドロップアウトとなり、かつ、前記原稿先端検出色及び前記原稿後端検出色に対しては非ドロップアウトとなる色であり、
    前記スキャナ手段には、赤色、緑色、青色別の3つのスキャンライン、または緑色及び赤色もしくは緑色及び青色の2つのスキャンラインを備え、
    前記先端検知手段における原稿先端検出及び前記後端検知手段における原稿後端検出には、赤色もしくは青色のスキャンラインの出力を用い、前記原稿読取には緑色のスキャンラインの出力を用いることを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記後端検知手段は、原稿読取中に赤色もしくは青色のスキャンラインの出力をモニタし、原稿の後端を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
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