JPH07262312A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07262312A
JPH07262312A JP6078024A JP7802494A JPH07262312A JP H07262312 A JPH07262312 A JP H07262312A JP 6078024 A JP6078024 A JP 6078024A JP 7802494 A JP7802494 A JP 7802494A JP H07262312 A JPH07262312 A JP H07262312A
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JP
Japan
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image
unit
cpu
connector
memory
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Pending
Application number
JP6078024A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
Akihiko Sakai
明彦 酒井
Michiko Hirayu
三知子 平湯
Yuka Nagai
由佳 長井
Eiji Ohara
栄治 大原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の斜行を容易に補正でき、外部装置にお
ける文書処理精度を上げるとともに、外部での処理の負
担を軽減できる画像処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 画像読取り装置1に画像の斜行を検出する斜
行検出回路907と画像を任意の角度に回転することが
できる任意角回転回路908を設け、検出した斜行を回
転させて補正したり、原稿をユーザの所望とする角度に
回転させてから、コンピュータ等の外部装置に転送する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の回転処理を行う
画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の飛躍的な発達によ
り、文書の個人レベルでの高度な作成が可能となってき
ており、また、その要求も高まっている。それに伴い、
スキャナ等の画像読取り装置で画像を読取り、それを加
工して文書に組み込む機会も増えてきた。
【0003】さらに、現在では読み取った原稿から、文
字を認識して、コードに変換すること(これを一般的
に、「OCR」という)も可能となっており、さらに原
稿のハンドリングが良くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、OCRを行お
うとする際に、原稿がある角度よりも大きく斜行してい
る場合には、認識するための1つ1つの文字を切り出す
ことができず、結果的に認識することができなかった。
また、高度な文書編集への要求により、読み取る画像に
も水平性等の精度が要求されるようになってきた。
【0005】したがって、このような場合には、原稿を
読取り装置にかける際に、水平性等を非常に気を付けな
ければならなかった。
【0006】また、読み取った画像を適当な角度(90
度、180度等)に回転させた画像のみが必要な場合で
も、一旦画像をコンピュータに読み込んでからコンピュ
ータ内で回転していたので、非常に手間がかかり、無駄
が多かった。
【0007】本発明は、原稿の斜行を容易に補正でき、
外部装置における文書処理精度を上げるとともに、外部
での処理の負担を軽減できる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像読取り装
置に画像の斜行検出手段と画像を任意の角度に回転する
ことができる画像回転手段を設け、検出した斜行を回転
させて補正することにより、画像の精度を上げることが
できる。これにより、原稿を画像読取り装置にセットす
る際に、オペレータが画像の斜行に神経質になって原稿
を適正にセットするための手間を軽減し、さらに、その
後の処理(例えばOCR)の精度を向上させることがで
きる。
【0009】また、画像回転手段により、ユーザの所望
とする角度に回転させてから、コンピュータに転送する
ことにより、コンピュータ側の手間と無駄を軽減でき
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す画像形成シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、リーダ部1は、原稿を画像
データに変換する画像入力装置であり、プリンタ部2
は、複数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令に
より画像データを記録紙上に可視像として出力する画像
出力装置である。
【0012】また、外部装置3は、リーダ部1と電気的
に接続されたものであり、各種の機能を有する。すなわ
ち、この外部装置3には、コンピュータと接続するため
のコンピュータインターフェイス部7、リーダ部1から
の情報を蓄積したり、コンピュータから送られてきた情
報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、およ
び上記各機能を制御するコア部10等を備えている。
【0013】以下、詳細に各部の機能を説明する。
【0014】まず、リーダ部1について説明する。
【0015】図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の
構成を示す断面図である。
【0016】原稿給送装置101上に蓄積された原稿
は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。そして、原稿がガラス面102の所定位置へ搬送さ
れると、スキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキ
ャナユニット104が移動して原稿を照射する。原稿の
反射光は、ミラー105、106、107、およびレン
ズ108を介してCCDイメージセンサ部109(以
下、CCDという)に入力される。
【0017】図3は、上記リーダ部1の信号処理回路の
構成を示すブロック図である。
【0018】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換され、レッド、グリーン、ブルーの
各色の電気信号に変換される。CCD109からのカラ
ー情報は、次の増幅器110R、110G、110Bで
A/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅さ
れる。
【0019】A/D変換器111からの出力信号は、シ
ェーディング回路112に入力され、ここでランプ10
3の配光ムラや、CCDの感度ムラが補正される。シェ
ーディング回路112からの信号は、Y信号生成・色検
出回路113および外部I/F切り替え回路119に入
力される。
【0020】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号について以下の式で演算
を行い、Y信号を得る。
【0021】Y=0.3R+0.6G+0.1B さらに、R、G、Bの信号から7つの色に分離し、各色
に対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生
成・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピー
ト回路114に入力される。スキャナユニット104の
走査スピードにより副走査方向の変倍を行い、変倍・リ
ピート回路114により主走査方向の変倍を行う。ま
た、変倍・リピート回路114により複数の同一画像を
出力することが可能である。
【0022】輪郭・エッジ強調回路115は、変倍・リ
ピート回路114からの信号の高周波成分を強調するこ
とにより、エッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭・エ
ッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判定・
輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキング
・トリミング回路117に入力される。
【0023】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取り、マーカの輪郭情報を生成し、次のパターン
化・太らせ・マスキング・トリミング回路117で、こ
の輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行
う。また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出
信号によりパターン化を行う。
【0024】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され、各種処理された信号をレーザを駆動
するための信号に変換する。レーザドライバ118の出
力信号は、プリンタ2に入力され、可視像として画像形
成が行われる。
【0025】次に、外部装置とのI/Fを行う外部I/
F切り替え回路119について説明する。
【0026】外部I/F切り替え回路119は、リーダ
部1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117から
の画像情報をコネクタ120に出力する。
【0027】また、外部装置3からの画像情報をリーダ
部1に入力する場合、外部切り替え回路119は、コネ
クタ120からの画像情報をY信号生成・色検出回路1
13に入力する。
【0028】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU123によって設定された値
によりエリア生成回路121は、上記画像処理に必要な
各種タイミング信号を生成する。さらに、CPU122
に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通信
を行う。SUBCPU123は、操作部124の制御を
行うとともに、SUBCPU123に内蔵されている通
信機能を用いて外部装置3との通信を行う。
【0029】次に、図2を参照してプリンタ部2の構成
および動作について説明する。
【0030】プリンタ部2に入力された画像信号は、露
光制御部201にて変調された光信号に変換されて感光
体202を照射する。この照射光によって感光体202
上に作られた潜像は、現像器203によって現像され
る。上記現像像の先端とタイミングを合わせて転写紙積
載部204、もしくは205より転写紙が搬送され、転
写部206において、上記現像された像が転写される。
【0031】転写された像は、定着部207にて転写紙
に定着された後、排紙部208より装置外部に排出され
る。排紙部208から出力された転写紙は、ソータ22
0でソート機能が働いている場合には、各ビンに排出さ
れ、またソート機能が働いていない場合には、ソータの
最上位のビンに排出される。
【0032】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0033】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが転
写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給紙
されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原
稿画像を出力することができる。
【0034】次に、外部装置3について説明する。外部
装置3は、リーダ1とケーブルで接続され、外部装置3
内のコア部で信号の制御や、各機能の制御を行う。
【0035】この外部装置3内には、コンピュータとの
インターフェイスを行うコンピュータ・インターフェイ
ス部7と、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コンピ
ュータから送られてきた情報を一時的に蓄積するための
イメージメモリ部9と、上記各機能を制御するコア部1
0等が設けられている。
【0036】まず、コア部10について説明する。
【0037】図4は、上述のコア部10の詳細構成を示
すブロック図である。
【0038】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。このコ
ネクタ1001には、4種類の信号線が内蔵されてお
り、信号線1057は、8bit多値のビデオ信号線で
ある。信号線1055は、ビデオ信号を制御する制御信
号線である。信号線1051は、リーダ1内のCPU1
22と通信を行う信号線であり、信号線1052は、リ
ーダ1内のSUBCPU123と通信を行う信号線であ
る。
【0039】そして、信号線1051と信号線1052
は、通信用IC1002で通信プロトコル処理され、C
PU1053を介してCPU1003に通信情報を伝達
するものである。
【0040】また、信号線1057は、双方向のビデオ
信号ラインであり、リーダ部1からの情報をコア部10
で受け取ることや、コア部10からの情報をリーダ部1
に出力することが可能である。
【0041】この信号線1057は、バッファ1010
に接続され、ここで双方向信号から片方向の信号の信号
線1058と信号線1070に分離される。
【0042】信号線1058は、リーダ部1からの8ビ
ット多値のビデオ信号の信号線であり次段のLUT10
11に8ビット多値のビデオ信号を出力する。LUT1
011では、リーダ部1からの画像情報をルックアップ
テーブルにより所望する値に変換する。LUT1011
からの出力信号線1059の信号は、二値化回路101
2または、セレクタ1013に入力される。
【0043】二値化回路1012には、信号線1059
の多値の信号を固定のスライスレベルで二値化する単純
二値化機能、スライスレベルが注文画素の回りの画素の
値から変動する変動スライスレベルによる二値化機能、
および誤差拡散法による二値化機能を有する。二値化さ
れた情報は、0の時00H、1の時FFHの多値信号に
変換され、次段のセレクタ1013に入力される。セレ
クタ1013は、LUT1011からの信号か、または
二値化回路1012の出力信号かいずれかを選択する。
セレクタ1013からの出力信号線1060の信号は、
セレクタ1014に入力される。
【0044】セレクタ1014は、コンピュータインタ
ーフェイス部7、イメージメモリ部9からのビデオ信号
出力をそれぞれコネクタ1007、1009を介してコ
ア部10に入力された信号の信号線1064の信号と、
セレクタ1013の出力信号線1060の信号とをCP
U1003の指示により選択する。
【0045】セレクタ1014の出力信号線1061の
信号は、回転回路1015、またはセレクタ1016に
入力される。回転回路1015は、入力した画像信号を
+90度、−90度、+180度に回転する機能を有す
る。回転回路1015は、リーダ部1から出力された情
報を二値化回路1012で二値信号に変換した後、回転
回路1015にリーダ部1からの情報として記憶する。
【0046】次に、CPU1003からの指示により回
転回路1015は、記憶した情報を回転して読み出す。
セレクタ1016は、回転回路1015の出力信号線1
062と、回転回路1015の入力信号線1061のど
ちらかの信号を選択し、信号線1063の信号として、
コンピュータインターフェイス部とのコネクタ100
7、イメージメモリ部9とのコネクタ1009、および
セレクタ1017に出力する。
【0047】信号線1063は、コア部10からコンピ
ュータインターフェイス部7、イメージメモリ部9へ画
像情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバス
であり、信号線1064は、コンピュータインターフェ
イス部7、イメージメモリ部9から画像情報の転送を行
う同期式8ビットの片方向ビデオバスである。
【0048】上記の信号線1063と信号線1064の
同期式バスの制御を行っているのがビデオ制御回路10
04であり、ビデオ制御回路1004からの出力信号線
1056の信号によって制御を行う。コネクタ100
7、コネクタ1009には、ほかに信号線1054がそ
れぞれ接続される。
【0049】信号線1054は、双方向の16ビットC
PUバスであり、非同期式によるデータ、コマンドのや
り取りを行う。コンピュータインターフェイス部7、イ
メージメモリ部9とコア部10との情報の転送は、上記
の2つのビデオバス1063、1064とCPU105
4によって可能である。
【0050】コンピュータインターフェイス部7、イメ
ージメモリ部9からの信号線1064の信号は、セレク
タ1014とセレクタ1017に入力される。セレクタ
1014は、CPU1003の指示により信号線106
4の信号を次段の回転回路1015に入力する。
【0051】セレクタ1017は、信号線1063と信
号線1064との信号のいずれかをCPU1003の指
示により選択する。セレクタ1017の出力信号線10
65は、パターンマッチング回路1018とセレクタ1
019に入力される。パターンマッチング回路1018
は、入力信号線1065の信号を予め決められたパター
ンとパターンマッチングを行い、パターンが一致した場
合、予め決められた多値の信号を信号ライン1066に
出力する。また、パターンマッチングで一致しなかった
場合は、入力信号線1065の信号を信号線1066に
出力する。
【0052】セレクタ1019は、信号線1065と信
号線1066をCPU1003の指示により選択する。
セレクタ1019の出力信号は、信号線1067を通
り、次段のLUT1020に入力される。
【0053】LUT1020は、プリンタ部2に画像情
報を出力する際にプリンタの特性に合わせて入力信号線
1067の信号を変換する。
【0054】セレクタ1021は、LUT1020の出
力信号線1068と信号線1065のいずれかの信号を
CPU1003の指示により選択する。セレクタ102
1の出力信号は、次段の拡大回路1022に入力され
る。
【0055】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示により、X方向、Y方向独立に拡大倍率を設定す
ることが可能である。拡大方法は、1次の線形補間方法
である。拡大回路1022の出力信号は、信号線107
0を通ってバッファ1010に入力される。
【0056】バッファ1010に入力された信号線10
70の信号は、CPU1003の指示により双方向信号
線1057を通って、コネクタ1001を介しプリンタ
部2に送られプリントアウトされる。
【0057】以下、コア部10と各部との信号の流れを
説明する。
【0058】まず、コンピュータインターフェイス部7
の情報によるコア部10の動作を説明する。
【0059】コンピュータインターフェイス部7は、外
部装置3に接続されるコンピュータとのインターフェイ
スを行う。コンピュータインターフェイス部7は、SC
SI、RS232C、セントロニクス系との通信を行う
複数のインターフェイスを備えている。コンピュータイ
ンターフェイス部7は、上記の3種類のインターフェイ
スを有し、各インターフェイスからの情報は、コネクタ
1007とデータバス1054を介してCPU1003
に送られる。CPU1003は、送られてきた内容から
各種の制御を行う。
【0060】次に、イメージメモリ部9の情報によるコ
ア部10の動作を説明する。
【0061】まず、イメージメモリ部9に情報を出力す
る場合について説明する。
【0062】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿
をスキャナユニット104がスキャンすることにより読
み取り、画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ
部1と外部装置3は、ケーブルで接続されており、リー
ダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ1001に
入力される。コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ10
10を介してLUT1011に送られる。
【0063】LUT1011の出力信号は、信号線10
59、セレクタ1013、1014、1016、コネク
タ1009を介してイメージメモリ部9へ、多値画像情
報として転送される。イメージメモリ部9に記憶された
画像情報は、コネクタ1009のCPUバス1054を
介してCPU1003に送られる。CPU1003は、
上述したコンピュータインターフェイス部7にイメージ
メモリ部9から送られてきたデータを転送する。コンピ
ュータインターフェイス部7は、上記した3種類のイン
ターフェイス(SCSI、RS232C、セントロニク
ス)のうちで所望するインターフェイスでコンピュータ
に転送する。
【0064】次に、イメージメモリ部9からの情報を受
け取る場合について説明する。
【0065】まず、コンピュータインターフェイス部7
を介してコンピュータから画像情報がコア部10に送ら
れる。コア部10のCPU1003は、コンピュータイ
ンターフェイス部7からCPUバス1054を介して送
られてきたデータが、イメージメモリ部9に関するデー
タであると判断すると、コネクタ1009を介し、イメ
ージメモリ部9に転送する。次にイメージメモリ部9
は、コネクタ1009を介して8bit多値信号を信号
線1064を介して、セレクタ1014、セレクタ10
17に伝送する。
【0066】CPU1003の指示によりプリンタ部2
にイメージメモリ部9の画像を回転して出力する場合に
は、セレクタ1014に入力した信号1064を回転回
路1015で回転処理する。回転回路1015からの出
力信号1062はセレクタ1016、セレクタ101
7、1019を介してLUT1020に入力される。L
UT1020は、イメージメモリ部9の画像をプリンタ
部2に所望とする濃度で出力するために、LUT102
0のテーブルはCPU1003で変更可能となってい
る。
【0067】LUT1020の出力信号1068は、セ
レクタ1021を介して拡大回路1022に入力され
る。拡大回路1022は、8bit多値を1次の線形補
間法により拡大処理する。拡大回路1022からの多く
の値を有する8bit多値信号は、バッファ1010と
コネクタ1001を介してリーダ部1に送られる。
【0068】リーダ部1は、この信号をコネクタ120
を介して外部I/F切り替え回路119に入力する。外
部I/F切り替え回路119は、イメージメモリ部9か
らの信号をY信号生成・色検出回路113に入力する。
Y信号生成・色検出回路113からの出力信号は、前記
したような処理をされた後、プリンタ部2に出力され出
力用紙上に画像形成が行われる。
【0069】次に、コンピュータインターフェイス部7
について図5を用いて説明する。
【0070】コネクタA700およびコネクタB701
は、SCSIインターフェイス用のコネクタである。コ
ネクタC702は、セントロニクスインターフェイス用
コネクタである。コネクタD703は、RS232Cイ
ンターフェイス用コネクタである。コネクタE707
は、コア部10と接続するためのコネクタである。
【0071】SCSIインターフェイスは、2つのコネ
クタ(コネクタA700、コネクタB701)を有し、
複数のSCSIインターフェイスを有する機器を接続す
る場合には、コネクタA700、コネクタB701を用
いてカスケード接続する。また、外部装置3とコンピュ
ータを1対1で接続する場合には、コネクタA700と
コンピュータをケーブルで接続し、コネクタB701に
は、ターミネイタを接続するか、コネクタB701とコ
ンピュータをケーブルで接続し、コネクタA700にタ
ーミネイタを接続する。
【0072】コネクタA700またはコネクタB701
から入力される情報は、信号ライン751を介してSC
SI・I/F−A704またはSCSI・I/F−B7
08に入力される。SCSI・I/F−A704または
SCSI・I/F−B708は、SCSIのプロトコル
による手続きを行った後、データを信号ライン754を
介してコネクタE707に出力する。
【0073】コネクタE707は、コア部10のCPU
バス1054に接続されており、コア部10のCPU1
003は、CPUバス1054からSCSI・I/F用
コネクタ(コネクタA700、コネクタB701)に入
力された情報を受け取る。
【0074】また、コア部10のCPU1003からの
データをSCSI・コネクタ(コネクタA700、コネ
クタB701)に出力する場合は、上記と逆の手順によ
って行う。
【0075】セントロニクスインターフェイスは、コネ
クタC702に接続され、信号ライン752を介してセ
ントロニクスI/F705に入力される。セントロニク
スI/F705は、決められたプロトコルの手順により
データの受信を行い、信号ライン754を介してコネク
タE707に出力する。
【0076】コネクタE707は、コア部10のCPU
バス1054に接続されており、コア部10のCPU1
003は、CPUバス1054から、セントロニクスI
/F用コネクタ(コネクタC702)に入力された情報
を受け取る。
【0077】RS232Cインターフェイスは、コネク
タD703に接続され、信号ライン753を介してRS
232C・I/F706に入力される。RS232C・
I/F706は、決められたプロトコルの手順によりデ
ータの受信を行い、信号ライン754を介してコネクタ
E707に出力する。
【0078】コネクタE707は、コア部10のCPU
バス1054に接続されており、コア部10のCPU1
003は、CPUバス1054からRS232C・I/
F用コネクタ(コネクタD703)に入力された情報を
受け取る。また、コア部10のCPU1003からのデ
ータをRS232C・I/F用コネクタ(コネクタD7
03)に出力する場合は、上記と逆の手順によって行
う。
【0079】次に、イメージメモリ部9について図6に
基づき説明する。
【0080】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部10と接続され各種信号のやり取りを行う。多値
入力信号954は、メモリコントローラ905の制御下
でメモリ904に記憶される。
【0081】メモリコントローラ905は、CPU90
6の指示により、メモリ904とCPUバス957のデ
ータのやり取りを行うモードと、タイミング生成回路9
02の制御下で信号954をメモリ904に記憶するモ
ードと、メモリ904から内容を読み出し、信号ライン
955に出力するモードの3つの機能を有する。
【0082】メモリ904は、32Mbytesの容量
を有し、400dpiの解像度、および256階調でA
3相当の画像を記憶する。タイミング生成回路902
は、コネクタ900と信号ライン952で接続されてお
り、コア部10からの制御信号(HSYNC,HEC、
VSYNC,VEN)により起動され、下記の2つの機
能を達成するための信号を生成する。
【0083】1つ目は、コア部10からの情報をメモリ
904に記憶する機能であり、2つ目は、メモリ904
から画像情報を読み出し信号ライン955に伝送する機
能である。
【0084】デュアルポートメモリ903は、信号ライ
ン953を介してコア部10のCPU1003、信号ラ
イン957を介してイメージメモリ部9のCPU906
が接続されている。各々のCPUは、このデュアルポー
トメモリ903を介してコマンドのやり取りを行う。
【0085】また、斜行検出回路907は、CPU90
6の指令により、メモリ904に記憶された画像の斜行
角を検出し、その結果をCPU906に伝送する。回転
回路908は、CPUの指令により、メモリ904に記
憶された画像の任意角度の回転を行う。斜行検出回路9
07および回転回路908については、さらに後述す
る。
【0086】次に、イメージメモリ部9に画像情報を蓄
積し、この情報をコンピュータに転送する動作例を説明
する。リーダ部1からの8bit多値画像信号は、コネ
クタ900より入力され信号ライン954を介しメモリ
コントローラ905に入力される。メモリコントローラ
905は、コア部10からの信号952によってタイミ
ング生成回路902でタイミング信号956を生成し、
この信号に従って信号954をメモリ904に記憶す
る。
【0087】ここで、斜行検出を必要とするならば、C
PU906は、斜行検出回路907により斜行角を検出
し、その結果を得る。そして、CPU906は、回転回
路908により、メモリ904に記憶された画像を斜行
角を補正するように回転させる。
【0088】CPU906は、メモリコントローラ90
5のメモリ904をCPUバス957に接続する。CP
U906は、メモリ904から順次イメージ情報を読み
出しデュアルポートメモリ903に転送する。コア部1
0のCPU1003は、イメージメモリ部9のデュアル
ポートメモリ903のイメージ情報を信号ライン95
3、コネクタ900を介して読取り、この情報をコンピ
ュータ・インターフェイス部7に転送する。コンピュー
タ・インターフェイス部7からコンピュータに情報を転
送することは、既に説明しているので省略する。
【0089】次に、コンピュータから送られてきたイメ
ージ情報をプリンタ部2に出力する動作例を説明する。
【0090】コンピュータから送られて来たイメージ情
報は、コンピュータインターフェイス部7を介してコア
部10に送られる。
【0091】コア部10のCPU1003は、CPUバ
ス1054およびコネクタ1009を介してイメージメ
モリ部9のデュアルポートメモリ903にイメージ情報
を転送する。
【0092】このときCPU906は、メモリコントロ
ーラ905を制御し、CPUバス957をメモリ904
のバスに接続する。
【0093】CPU906は、デュアルポートメモリ9
03からイメージ情報をメモリコントローラ905を介
してメモリ904に転送する。メモリ904へイメージ
情報を転送し終ると、CPU906は、メモリコントロ
ーラ905を制御し、メモリ904のデータラインを信
号955に接続する。
【0094】CPU906は、デュアルポートメモリ9
03を介してコア部10のCPU1003と通信を行
い、メモリ904からコア部10を通りプリンタ部2に
画像をプリント出力するための設定を行う。
【0095】この設定が終了すると、CPU906は、
タイミング生成回路902に起動をかけ、信号ライン9
56から所定のタイミング信号をメモリコントローラ9
05に出力する。
【0096】メモリコントローラ905は、タイミング
生成回路902からの信号に同期してメモリ904から
イメージ情報を読み出し、信号ライン955に伝送し、
コネクタ900に出力する。
【0097】コネクタ900からプリンタ部2に出力す
るまでは、コア部10で説明したので省略する。
【0098】以下、本発明の実施例において特徴となる
斜行検出回路907および任意角回転回路908につい
て説明する。
【0099】図7は、斜行検出回路907の動作を示す
フローチャートである。
【0100】まず、S1001において、画像を走査し
ていき、画像の黒画素の連結性を調べ、連結黒画素を隣
接する最小の矩形で表す(図8)。次に、S1002に
おいて、矩形の関係(上下左右の隣接間隔)を調べ、文
書が縦書きか横書きかを判定する。そして、S1003
において、文書が横書きならば、矩形の下の部分、縦書
きならば、右の部分を直線でつないで行き、それを参照
水平線または垂直線と比較し、斜行角を得る。
【0101】斜行検出回路907の他の例としては、読
み取る原稿の特定の部分に、原稿に対して水平、垂直と
なる線を記入し、それを原稿と一緒に読取り、その線を
斜行検出回路の中で検出し、参照線と比較して斜行角を
得ることもできる。
【0102】この場合には、原稿に線を書き込まなけれ
ばならないが、先の実施例とは異なり、文書画像以外の
画像にも対応できる。
【0103】次に、任意角回転回路908の例について
説明する。これは、回転角をsとした場合、図9に示す
座標変換の式で表される。
【0104】斜行補正は、まず、スキャナ部1で読み取
られた画像を、上述したようにコア部10を通してイメ
ージメモリ部9に記憶する。ここで、斜行検出回路90
7により斜行角が検出され、回転回路908により斜行
角が補正されるように回転される。そして、インタ−フ
ェイス部7に出力される。
【0105】これにより、微妙に斜行した原稿につい
て、自動的に適正な回転補正が施されて出力されること
になり、OCR等における読取り精度を容易に向上でき
る。
【0106】次に、任意角回転回路908の出力の例に
ついて説明する。
【0107】まず、スキャナ部1で読み取られた画像
を、上述したようにコア部10を通してイメージメモリ
部9に記憶する。ここで、回転回路908により、予め
指定された角度だけ回転され、インタ−フェイス部7に
出力される。
【0108】なお、画像を回転する角度は、操作部12
4の所定のキー操作等により、設定されるものとする。
これにより、斜行した原稿について、任意に補正角度を
設定して複写することで、OCR等における読取り精度
を容易に向上できる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取り装置に斜行検出回路および回転回路を設ける
ことにより、斜行を補正して外部装置に出力することか
ら、外部装置での文書処理精度を上げ、かつ外部での処
理の負担を軽減できる効果がある。
【0110】また、本発明によれば、指定した角度画像
を回転してから外部装置に出力することから、外部装置
での文書処理精度を上げ、かつ外部での処理の負担を軽
減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】上記実施例の構造を示す断面図である。
【図3】上記実施例におけるリーダ部およびプリンタ部
の回路構成を示すブロック図である。
【図4】上記実施例における外部装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】上記実施例におけるコンピュータインターフェ
イス部の構成を示すブロック図である。
【図6】上記実施例におけるイメージメモリ部の構成を
示すブロック図である。
【図7】上記実施例における斜行検出回路の動作を示す
フローチャートである。
【図8】上記実施例において角度補正する画像の一例を
示す説明図である。
【図9】上記実施例において回転回路で使用する座標変
換式を示す説明図である。
【符号の説明】
1…リーダ部、 2…プリンタ部、 3…外部装置、 7…コンピュータインターフェイス部、 9…イメージメモリ部、 10…コア部、 907…斜行検出回路、 908…任意角回転回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 (72)発明者 長井 由佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大原 栄治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、入力画
    像を記憶する記憶手段と、入力画像の斜行を検出する検
    出手段と、画像の任意回転を行う画像回転手段と、画像
    の出力を行う画像出力手段とを有し、 前記画像入力手段より入力されて画像記憶手段に記憶し
    た画像に対し、斜行検知手段により、画像の斜行を検出
    し、検出された斜行を補正するように画像回転手段によ
    り画像を回転し、回転された画像を画像出力手段に出力
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記画像入力手段は、光学的画像読取り装置であること
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記画像入力手段は、外部装置とのインターフェイス手
    段を有し、外部装置から画像を入力するものであること
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記画像出力手段は、プリンタ装置であることを特徴と
    する画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記画像出力手段は、外部装置とのインターフェイス手
    段を有し、外部装置へ画像を出力するものであることを
    特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    その読み取った画像を記憶する記憶手段と、画像の任意
    回転を行う画像回転手段と、外部装置とのインターフェ
    イス手段とを有し、 前記画像読取り手段により読み取った画像を画像記憶手
    段に記憶し、画像回転手段により予め指定された角度に
    回転してから、インターフェイス手段により外部装置に
    出力することを特徴とする画像処理装置。
JP6078024A 1994-03-24 1994-03-24 画像処理装置 Pending JPH07262312A (ja)

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JP6078024A JPH07262312A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 画像処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6466340B1 (en) 1998-03-02 2002-10-15 Konica Corporation Image reading apparatus
US7805003B1 (en) 2003-11-18 2010-09-28 Adobe Systems Incorporated Identifying one or more objects within an image
US8295642B2 (en) 2008-04-25 2012-10-23 Ricoh Company Limited Image processing apparatus, image processing method, and computer program product

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US7805003B1 (en) 2003-11-18 2010-09-28 Adobe Systems Incorporated Identifying one or more objects within an image
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