JP3332593B2 - 画像形成装置および方法 - Google Patents

画像形成装置および方法

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JP3332593B2 JP19069294A JP19069294A JP3332593B2 JP 3332593 B2 JP3332593 B2 JP 3332593B2 JP 19069294 A JP19069294 A JP 19069294A JP 19069294 A JP19069294 A JP 19069294A JP 3332593 B2 JP3332593 B2 JP 3332593B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置および方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント装置に関しては、LIP
Sの様なページ記述言語をビットマップに展開してプリ
ントするレーザービームプリンター(LBPと略す)が
知られている。
【0003】この種のLBPには、出力をソートする装
置も接続することができる様になっているのもあり、両
面プリント装置も付加できたり、元来接続できる様に構
成されているものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下の様な問題点があった。
【0005】両面プリント機構を有しているLBPで
は、LBPのプリント機構に依存してプリントしてい
る。例えば、6ページのデータをプリントする動作につ
いて説明すると、最初に1ページめのデータをプリント
する。次にプリントされた第一の用紙は両面機構で反転
動作に入りこの間に3ページめのデータを第二の用紙に
プリントする。第二の用紙にプリントが終わると両面機
構で反転された第一の用紙がプリント部に入り2ページ
めを印刷する。この時第二の用紙は両面機構に入り反転
動作に入る。第一の用紙の2ページめのプリントが終了
すると、第三の用紙が給紙され今度は5ページめのプリ
ントを行う。5ページめのプリントが終了すると反転さ
れた第二の用紙に4ページめがプリントされる。これが
繰り返されて、両面6ページのプリントが終了する。こ
の例では、両面プリント機構を有したLBPで、LBP
の機内に3枚分の用紙が存在する例を示した。
【0006】LBPの機構の違いによってはこの様なプ
リントシーケンスではなく、4枚分,5枚分といった機
構に依存したプリント方法になっている。即ち、各々の
LBPに応じたプリントを制御するファームウェアが必
要になり、LBP機内に存在できる紙が多くなればなる
ほど、複雑なプリントシーケンスが必要になっている
が、現状のLBPの機内に存在できる用紙は2〜3枚な
ので、比較的簡単なプリントシーケンスで両面プリント
が達成できている。
【0007】しかしながら、毎分20枚以上程度の高速
両面プリントが可能なデジタル複写機に、プリント機能
を付加する際には、機内に存在しうる紙の枚数が多く、
従来のLBPのプリントシーケンスが応用できず、デジ
タル複写機の両面機構に合わせた特殊なプリントシーケ
ンスを組まなければならないという問題点があった。
【0008】底で本発明の目的は以上のような問題を解
消した画像形成装置および方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、両面印刷時に第1面が印刷され
た用紙を一時的に積載する積載部を有する画像形成部を
備えた画像形成装置であって、複数ページの画像データ
を複数部両面印刷で出力する場合に、1部あたりのペー
ジ数と部数と前記積載部における用紙の積載可能枚数と
に基いて、画像データを前記画像形成部に出力するペー
ジ順を並び替える制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、前
記制御手段は、前記画像形成部へ出力するための画像デ
ータをメモリに記憶している際にメモリ容量不足が発生
した場合には、更に前記ページ順を並び替えることを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明は、両面印刷時に第1面が
印刷された用紙を一時的に積載する積載部を有する画像
形成部を備えた画像形成装置による画像形成方法であっ
て、複数ページの画像データを複数部両面印刷で出力す
る場合に、1部あたりのページ数と部数と前記積載部に
おける用紙の積載可能枚数とに基いて、画像データを前
記画像形成部に出力するページ順を並び替えることを特
徴とする。請求項4の発明は、請求項3において、前記
画像形成部へ出力するための画像データをメモリに記憶
している際にメモリ容量不足が発生した場合には、更に
前記ページ順を並び替えることを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成シス
テムの構成を表わすブロック図である。
【0013】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と称する)、2は複
数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令により画
像データを記録紙上に可視像として出力する画像出力装
置(以下プリンタ部と称する)、3は1のリーダ部と電
気的に接続された外部装置であり、各種の機能を有す
る。3の外部装置には、ハードディスク4Aを接続した
ファクス部4、ファイル部5、またファイル部5と接続
されている外部記憶装置6、コンピュータ7Aと接続す
るためのコンピュータインターフェイス部7、コンピュ
ータからの情報を可視像とするためのフォーマッタ部
8、1のリーダ部からの情報を蓄積したり、コンピュー
タから送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメ
ージメモリ部9、および上記各機能を制御するコア部1
0等を備えている。
【0014】以下、詳細に1−9の各部の機能を説明す
る。
【0015】リーダ部1の説明 図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の構成を示す断
面図であり、以下、構成および動作について説明する。
【0016】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、
スキャナ部のランプ103が点灯、かつスキャナ・ユニ
ット104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光
は、ミラー105,106,107、レンズ108を介
してCCDイメージ・センサー部109(以下CCDと
称する)に入力される。図3は、上記のリーダ部1の信
号処理構成を示す回路ブロック図であり、以下、構成お
よび動作について説明する。
【0017】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換され、レッド、グリーン、ブルーの
各色の電気信号に変換される。CCD109からのカラ
ー情報は、次の増幅器110R,110G,110Bで
A/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅さ
れる。A/D変換器111からの出力信号は、シェーデ
ィング回路112に入力され、ここでランプ103の配
光ムラや、CCDの感度ムラが補正される。シェーディ
ング回路112からの信号は、Y信号・色検出回路11
3および外部I/F切り替え回路119に入力される。
【0018】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号を下記の式で演算を行い
Y信号を得る。
【0019】Y=0.3R+0.6G+0.1B さらに、R,G,Bの信号から7つの色に分離し各色に
対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピート
回路114に入力される。スキャナーユニット104の
走査スピードにより副走査方向の変倍を、変倍回路・リ
ピート回路114により主走査方向の変倍を行う。また
変倍・リピート回路114により複数の同一画像を出力
することが可能である。輪郭・エッジ強調回路115
は、変倍・リピート回路114からの信号の高周波成分
を強調することによりエッジ強調および輪郭情報を得
る。輪郭・エッジ強調回路115からの信号は、マーカ
エリア判定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ
・マスキング・トリミング回路117に入力される。
【0020】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読みとりマーカの輪郭情報を生成し、つぎのパターン
化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこの
輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。
また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号
によりパターン化を行う。
【0021】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され各種処理された信号をレーザを駆動す
るための信号に変換する。レーザドライバ118の出力
信号は、プリンタ部2に入力され可視像として画像形成
が行われる。
【0022】次に、外部装置3とのI/F(インタフェ
ース)を行う外部I/F切り替え回路119について説
明する。
【0023】外部I/F切り替え回路119は、リーダ
部1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117から
の画像情報をコネクタ120に出力する。また、外部装
置3からの画像情報をリーダ部1に入力する場合、外部
切り替え回路119は、コネクタ120からの画像情報
をY信号生成・色検出回路113に入力する。
【0024】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
によりエリア生成回路121は、上記画像処理に必要な
各種のタイミング信号を生成する。さらにCPU122
に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通信
を行う。SUB・CPU123は、操作部124の制御
を行うと共にSUB・CPU123に内蔵されている通
信機能を用いて外部装置3との通信を行う。
【0025】プリンタ部2の説明 図2を参照しながらプリンタ部2の構成および動作につ
いて説明する。
【0026】プリンタ部2に入力された画像信号は、露
光制御部201にて変調された光信号に変換されて感光
体202を照射する。照射光によって感光体202上に
作られた潜像は現像器203によって現像される。上記
現像像の先端とタイミングを併せて転写紙積載部20
4、もしくは205より転写紙が搬送され、転写部20
6において、上記現像された像が転写される。転写され
た像は定着部207にて転写紙に定着された後、排紙部
208より装置外部に排出される。排紙部208から出
力された転写紙は、ソータ220でソート機能が働いて
いる場合には、各ビンに、またはソート機能が働いてい
ない場合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0027】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0028】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読みとられるが転
写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給紙
されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原
稿画像を出力することができる。
【0029】外部装置3の説明 外部装置3はリーダ部1とケーブルで接続され、外部装
置3内のコア部10で信号の制御や、各機能の制御を行
う。外部装置3内には、ファクス送受信を行うファクス
部4、各種原稿情報を電気信号に変換し光磁気ディスク
に保存するファイル部5、コンピュータからのコード情
報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部8とコンピ
ュータとのインターフェイスを行うコンピュータ・イン
ターフェイス部7、リーダ部1からの情報を蓄積した
り、コンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積
するためのイメージメモリ部9、および上記各機能を制
御するコア部10からなる。
【0030】コア部10の説明 図4は、上述のコア部10の詳細構成を示すブロック図
である。
【0031】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。コネク
タ1001には、4種類の信号線が内蔵されており、信
号線1057は、8bit多値のビデオ信号線である。
信号線1055は、ビデオ信号を制御する制御信号線で
ある。信号線1051は、リーダ1内のCPU122と
通信を行う信号線である。信号線1052は、リーダ1
内のSUB・CPU123と通信を行う信号線である。
信号線1051と信号線1052は、通信用IC100
2で通信プロトコル処理されCPUバス1053を介し
てCPU1003に通信情報を伝達する。
【0032】CPU1003は、制御プログラムを格納
したROMおよびワークエリアとしてのRAMを有し、
コア部10内の各構成を前記ROM内制御プログラムに
従って以下に述べるように制御する。
【0033】信号線1057は、双方向のビデオ信号ラ
インであり、リーダ部1からの情報をコア部10で受け
取ることや、コア部10からの情報をリーダ部1に出力
することが可能である。
【0034】信号線1057は、バッファ1010に接
続され、ここで双方向信号から片方向の信号の信号線1
058と1070に分離される。信号線1058は、リ
ーダ部1からの8ビット多値のビデオ信号の信号線であ
り次段のLUT1011に8ビット多値のビデオ信号を
出力する。LUT1011では、リーダ部1からの画像
情報をルックアップテーブルにより所望する値に変換す
る。LUT1011からの出力信号線1059の信号は
二値化回路1012または、セレクタ1013に入力さ
れる。二値化回路1012には、信号線1059の多値
の信号を固定のスライスレベルで二値化する単純二値化
機能、スライスレベルが注目画素の回りの画素の値から
変動する変動スライスレベルによる二値化機能、および
誤差拡散法による二値化機能を有する。二値化された情
報は0の時00H、1のときFFHの多値信号に変換さ
れ、次段のセレクタ1013に入力される。セレクタ1
013は、LUT1011からの信号か、または二値化
回路1012の出力信号かいずれかを選択する。セレク
タ1013からの出力信号線1060の信号は、セレク
タ1014に入力される。セレクタ1014は、ファク
ス部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス
部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9からのビ
デオ信号出力をそれぞれコネクタ1005,1006,
1007,1008,1009を介してコア部10に入
力された信号の信号線1064の信号と、セレクタ10
13の出力信号線1060の信号とをCPU1003の
指示により選択する。セレクタ1014の出力信号線1
061の信号は、回転回路1015、またはセレクタ1
016に入力される。回転回路1015は入力した画像
信号を+90度,−90度,+180度に回転する機能
を有する。回転回路1015は、リーダ部1から出力さ
れた情報を二値化回路1012で2値信号に変換した
後、回転回路1015にリーダ部1からの情報として記
憶する。次にCPU1003からの指示により回転回路
1015は、記憶した情報を回転して読み出す。セレク
タ1016は、回転回路1015の出力信号線1062
と、回転回路1015の入力信号線1061のどちらか
の信号を選択し、信号線1063の信号として、ファク
ス部4とのコネクタ1005、ファイル部5とのコネク
タ1006、コンピュータインターフェイス部とのコネ
クタ1007、フォーマッタ部8とのコネクタ100
8、イメージメモリ部とのコネクタ1009とセレクタ
1017に出力する。
【0035】信号線1063の信号はコア部10からフ
ァクス部4、ファイル部5、コンピュータインターフェ
イス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9への
画像情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバ
スの信号である。信号線1064は、ファクス部4、フ
ァイル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォ
ーマッタ部8、イメージメモリ部9から画像情報の転送
を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスである。上記
の信号線1063と信号線1064の同期式バスの制御
を行っているのがビデオ制御回路1004であり、ビデ
オ制御回路1004からの出力信号線1056の信号に
よって制御を行う。コネクタ1005〜コネクタ100
9には、ほかに信号線1054がそれぞれ接続される。
信号線1054は、双方向の16ビットCPUバスであ
り、非同期式によるデータ・コマンドのやり取りを行
う。ファクス部4、ファイル部5、コンピュータインタ
ーフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部
9とコア部10との情報の転送には、上記の2つのビデ
オバス1063,1064とCPUバス1054によっ
て可能である。
【0036】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9からの信号線1064の信号は、セレクタ1
014とセレクタ1017に入力される。セレクタ10
14は、CPU1003の指示により信号線1064の
信号を次段の回転回路1015に入力する。
【0037】セレクタ1017は、信号線1063と信
号線1064との信号のいずれかをCPU1003の指
示により選択する。セレクタ1017の出力信号線10
65は、パターンマッチング回路1018とセレクタ1
019に入力される。パターンマッチング回路1018
は、入力信号線1065の信号を予め決められたパター
ンとパターンマッチングを行いパターンが一致した場
合、予め決められた多値の信号を信号ライン1066に
出力する。パターンマッチングで一致しなかった場合
は、入力信号線1065の信号を信号線1066に出力
する。
【0038】セレクタ1019は信号線1065と信号
線1066をCPU1003の指示により選択する。セ
レクタ1019の出力信号は信号線1067を通り、次
段のLUT1020に入力される。
【0039】LUT1020は、プリンタ部2に画像情
報を出力する際にプリンタの特性に合わせて入力信号線
1067の信号を変換する。
【0040】セレクタ1021は、LUT1020の出
力信号線1068と信号線1065のいずれかの信号を
CPU1003の指示により選択する。セレクタ102
1の出力信号は次段の拡大回路1022に入力される。
【0041】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示により画像のX方向、Y方向独立に拡大倍率を設
定することが可能である。拡大方法は、1次の線形補間
方法である。拡大回路1022の出力信号は信号線10
70を通って、バッファ1010に入力される。
【0042】バッファ1010に入力された信号線10
70の信号は、CPU1003の指示により双方向信号
線1057を通って、コネクタ1001を介しプリンタ
部2に送られプリントアウトされる。
【0043】以下、コア部10と各部との信号の流れを
説明する。
【0044】〔ファクス部4との間の情報伝送によるコ
ア部10の動作〕まず、ファクス部4に情報を出力する
場合について説明する。CPU1003は、通信IC1
002を介して、リーダ1のCPU122と通信を行
い、原稿スキャン命令を出す。リーダ部1は、この命令
により原稿をスキャナユニット104がスキャンするこ
とにより読みとり、画像情報をコネクタ120に出力す
る。リーダ部1と外部装置3は、ケーブルで接続されて
おり、リーダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ
1001に入力される。また、コネクタ1001に入力
された画像情報は、多値8bitの信号ライン1057
を通ってバッファ1010に入力される。バッファ回路
1010はCPUの指示により双方向信号線1057の
信号を片方向信号として信号ライン1058を介してL
UT1011に入力する。LUT1011ではリーダ部
1からの画像情報をルックアップテーブルを用いて所望
する値に変換する。例えば、原稿の下地を飛ばすことな
どが可能である。LUT1011の出力信号は信号線1
059を通って次段の二値化回路1012に入力され
る。二値化回路1012は信号線1059の8bit多
値信号を二値化信号に変換する。二値化回路1012
は、二値化された信号が0の場合00H、1の場合FF
Hと2つの多値の信号に変換する。二値化回路1012
の出力信号は、セレクタ1013、セレクタ1014を
介し回転回路1015または、セレクタ1016に入力
される。回転回路1015の出力信号も信号線1062
を介してセレクタ1016に入力され、セレクタ101
6は、信号線1061の信号か、信号線1062の信号
のどちらかを選択する。信号の選択は、CPU1003
がCPUバス1054を介してファクス部4と通信を行
うことにより決定する。セレクタ1016からの出力信
号線1063の信号は、コネクタ1005を介してファ
クス部4に送られる。ファクス部4は受取った情報をハ
ードディスク4Aに記憶することもできる。
【0045】次にファクス部4からの情報を受け取る場
合について説明する。
【0046】ファクス部4からの画像情報はコネクタ1
005を介して信号ライン1064に伝送される。信号
線1064の信号は、セレクタ1014とセレクタ10
17に入力される。CPU1003の指示によりプリン
タ部2にファクス受信時の画像を回転して出力する場合
には、セレクタ1014に入力された信号線1064の
信号を回転回路1015で回転処理する。回転回路10
15からの出力信号線1062の信号はセレクタ101
6、セレクタ1017を介してパターンマッチング回路
1018に入力される。
【0047】CPU1003の指示によりファクス受信
時の画像をそのままプリンタ2に出力する場合には、セ
レクタ1017に入力した信号線1064の信号をパタ
ーンマッチング回路1018に入力する。
【0048】パターンマッチング回路1018は、ファ
クス受信した際の画像のガタガタを滑らかにする機能を
有する。パターンマッチングされた信号は、セレクタ1
019を介してLUT1020に入力されるLUT10
20は、ファクス受信した画像をプリンタ部2に所望す
る濃度で出力するために、LUT1020のテーブルは
CPU1003で変更可能となっている。LUT102
0の出力信号線1068の信号は、セレクタ1021を
介して拡大回路1022に入力される。拡大回路102
2は、2つの値(00H,FFH)を有する8bit多
値信号を、1次の線形補間法により拡大処理を行う。拡
大回路1022から出力された00−FFの値を有する
8bitの多値信号は、バッファ1010とコネクタ1
001を介してリーダ部1に送られる。リーダ部1は、
この信号をコネクタ120を介し外部I/F切り替え回
路119に入力する。外部I/F切り替え回路119
は、ファクス部4からの信号をY信号生成・色検出回路
113に入力する。Y信号生成・色検出回路113から
の出力信号は、前記したような処理をされた後、プリン
タ部2に出力され出力用紙上に画像形成が行われる。
【0049】〔ファイル部5との間の情報伝達によるコ
ア部10の動作〕ファイル部5に情報を出力する場合に
ついて説明する。
【0050】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿
をスキャナユニット104がスキャンすることにより読
みとり、画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ
部1と外部装置3は、ケーブルで接続されておりリーダ
部1からの情報は、コア部10のコネクタ1001に入
力される。コネクタ1001に入力された画像情報は、
バッファ1010を介して片方向の信号線1058に入
力される。8bit多値の信号である信号線1058の
信号はLUT1011によって所望する信号に変換され
る。LUT1011の出力信号は信号線1059、セレ
クタ1013、セレクタ1014、セレクタ1016を
介してコネクタ1006に入力される。
【0051】即ち二値化回路1012および回転回路1
015の機能を用いずに8ビット多値のままファイル部
5に転送される。CPU1003のCPUバス1054
を介してファイル部5との通信により二値化信号のファ
イリングを行う場合には、二値化回路1012、回転回
路1015の機能を使用する。二値化処理および回転処
理は、上記したファクス部4の場合と同様なため省略す
る。
【0052】次にファイル部5からの情報を受け取る場
合について説明する。
【0053】ファイル部5からの画像情報はコネクタ1
006、信号線1064を介して、セレクタ1014が
セレクタ1017に入力される。8bit多値のファイ
リングの場合はセレクタ1017へ、2値のファイリン
グの場合には、セレクタ1014または、1017に入
力することが可能である。2値のファイリングの場合
は、ファクス部4と同様な処理のため説明を省略する。
【0054】多値のファイリングの場合セレクタ101
7からの出力信号を信号線1065、セレクタ1019
を介してLUT1020に入力する。LUT1020で
は、所望するプリント濃度に合わせてCPU1003の
指示によりルックアップテーブルを作成する。LUT1
020からの出力信号は信号線1068、セレクタ10
21を介して拡大回路1022に入力される。拡大回路
1022によって所望する拡大率に拡大した8bit多
値信号1070は、バッファ1010、コネクタ100
1を介してリーダ部1に送られる。リーダ部1に送られ
たファイル部5の情報は、上記したファクス部4と同様
に、プリンタ部2に出力され出力用紙上に画像形成が行
われる。
【0055】〔コンピュータ・インターフェイス部7と
の間の情報伝送によるコア部10の動作〕コンピュータ
・インターフェイス部7は、外部装置3に接続されるコ
ンピュータ7Aとのインターフェイスを行う。コンピュ
ータ・インターフェイス部7は、図5に示すように、S
CSI,RS232C,セントロニクス系との通信を各
々行う複数のインターフェイス704〜706,708
を備えている。700〜703は外部装置3側との間の
コネクタ、707はコア部10側との間のコネクタであ
る。コンピュータ・インターフェイス部7は、上記の3
種類のインターフェイスを有し、各インターフェイスか
らの情報は、コネクタ1007とデータバス1054を
介しCPU1003に送られる。CPU1003は、送
られてきた内容から各種の制御を行う。
【0056】〔フォーマッタ部8との間の情報伝送によ
るコア部10の動作〕フォーマッタ部8は、例えば上に
述べたコンピュータインターフェイス部7からコア部1
0を通して送られてきたコンピュータ7Aからの文書フ
ァイルなどのコマンドデータをイメージデータに展開す
る機能を有する。CPU1003は、コンピュータ・イ
ンターフェイス部7からデータバス1054を介して送
られてきたデータが、フォーマッタ部8に関するデータ
であると判断すると、コネクタ1008を介しデータを
フォーマッタ部8に転送する。フォーマッタ部8は、転
送されたデータから文字や図形などの様に意味のある画
像としてメモリに展開する。
【0057】図6は、フォーマッタ部8の構成を示すブ
ロック図である。本図を用いてフォーマッタ部8の構成
と動作を説明する。
【0058】先に説明したコンピュータ・インターフェ
イス部7からのデータは、コア部10で判別され、フォ
ーマッタ部8に関するデータである場合には、コア部1
0のCPU1003は、コア部10のコネクタ1008
およびフォーマッタ部8のコネクタ800を介してコン
ピュータからのデータをデュアルポートメモリ803に
転送する。フォーマッタ部8のCPU809は、デュア
ルポートメモリ803を介してコンピュータから送られ
てきたコードデータを受け取る。CPU809は、この
コードデータを順次イメージデータに展開し、メモリコ
ントローラ808を介してメモリA806、またはメモ
リB807にイメージデータを転送する。メモリA80
6およびメモリB807は、各1MB(バイト)の容量
を持ち、1つのメモリ(A806またはメモリB80
7)で300dpiの解像度でA4の用紙サイズまで対
応可能である。300dpiの解像度でA3用紙まで対
応する場合には、メモリA806とメモリB807をカ
スケード接続してイメージデータを展開する。上記のメ
モリの制御は、CPU809からの指示によりメモリコ
ントローラ808によって行われる。また、イメージデ
ータの展開の際、文字や図形などの回転が必要な場合に
は、回転回路804にて回転したのちメモリA806ま
たは、メモリB807に転送する。メモリA806また
はメモリB807にイメーージデータの展開が終了する
と、CPU809は、メモリコントローラ808を制御
しメモリA806のデータバスライン858または、メ
モリB807のデータバスライン859をメモリコント
ロー808の出力ライン855に接続する。つぎにCP
U809は、デュアルポートメモリ803を介しコア部
10のCPU1003と通信を行いメモリA806また
は、メモリB807から画像情報を出力するモードに設
定する。コア部10のCPU1003は、コア部10内
の通信回路1002を介しリーダ部1のCPU122に
内蔵している通信機能を用いてCPU122にプリント
出力モードを設定する。
【0059】プリント出力モードが設定されると、コア
部10のCPU1003は、コネクタ1008およびフ
ォーマッタ部8のコネクタ800を介してタイミング生
成回路802に起動をかける。タイミング生成回路80
2は、コア部10からの信号に応じてメモリコントロー
ラ808にメモリA806またはメモリB807から画
像情報を読み出すためのタイミング信号を発生する。メ
モリA806または、メモリB807からの画像情報
は、信号ライン858を介しメモリコントローラ808
に入力される。メモリコントローラ808からの出力画
像情報は、信号ライン851およびコネクタ800を介
してコア部10に転送される。コア部10からプリンタ
部への出力に関しては、コア部10で説明したので略
す。
【0060】次にフォーマッタ部8からの情報を受け取
り出力用紙上に画像形成を行う手順について説明する。
【0061】フォーマッタ部8からの画像情報はコネク
タ1008を介して、信号ライン1064に2つの値
(00H,FFH)を有する多値信号として伝送する。
信号線1064の信号は、セレクタ1014、セレクタ
1017に入力される。CPU1003の指示によりセ
レクタ1014および1017を制御する。以後、上記
したファクス部4の場合と同様なため説明を省略する。
【0062】ついでコア部10から送られてきた画像デ
ータおよび制御データを処理するフォーマッタ部8の動
作の詳細を以下に述べる。
【0063】図7にて両面プリント用紙の動きの詳細を
説明する。図7は再給紙用被転写紙積載部210での実
際の用紙の積載方法を示している。用紙は第1番目に
給紙された紙であり、以下用紙から用紙まで順番に
積載される。この時、各用紙端の▼記号は第1回目にプ
リントされたことを示している面である。つぎに、再給
紙用被転写紙積載部210から積載された用紙を取り出
し裏面プリントするときには、用紙から用紙という
逆順に取り出され裏面プリントされる。
【0064】次に、裏面をプリントした後に、排紙され
ソーター220に出力されたときに、デジタル複写機と
して最適な出力方法は1頁目が1番上であとは頁順に出
力されることである。図8にはこの時の用紙から用紙
の排紙順序を示す。この時、各用紙端の▽記号は第2
回目にプリントされたことを示している面である。
【0065】従って、 用紙▽には1ページ 用紙▼には2ページ 用紙▽には3ページ 用紙▼には4ページ 用紙▽には5ページ 用紙▼には6ページ 用紙▽には7ページ 用紙▼には8ページ 用紙▽には9ページ 用紙▼には10ページ となることがよい。この様に整理された状態でプリント
されるためには、図7の状態を考慮すると、 用紙▼には2ページ 用紙▼には4ページ 用紙▼には6ページ 用紙▼には8ページ 用紙▼には10ページ とまずプリントし、次に、 用紙▽には9ページ 用紙▽には7ページ 用紙▽には5ページ 用紙▽には3ページ 用紙▽には1ページ とプリントすることで達成できる。このとき、再給紙用
被転写紙積載部210の積載容量が50枚であるときに
は、再給紙用被転写紙積載部210に対して、部数とプ
リントした面数との間に以下のようなテーブルデータ
(式1)で表わされる関係が成立する。
【0066】テーブルデータ(式1): [部数13部から16部の時にはプリントできる最大6面分の用紙 部数11部から12部の時にはプリントできる最大8面分の用紙 部数9部から10部の時にはプリントできる最大10面分の用紙 部数8部の時には プリントできる最大12面分の用紙 部数7部の時には プリントできる最大14面分の用紙 部数6部の時には プリントできる最大16面分の用紙 部数5部の時には プリントできる最大20面分の用紙 部数4部の時には プリントできる最大24面分の用紙 部数3部の時には プリントできる最大32面分の用紙 部数2部の時には プリントできる最大50面分の用紙 部数1部の時には プリントできる最大100面分の用紙] というように部数Nと面数Mとの関係は、 N*M<=100 が成立する。従って、そこで本発明は、フォーマッタ部
8にデータを送る際に、コア部10でこのアルゴリズム
に従ってプリント順序を指示する制限データを作成し、
フォーマッタ部8へ送ることで高速両面プリントを達成
しようというものである。
【0067】ついでコア部10からフォーマッタ部8に
送られた6ページ8部のデータを両面プリントする例を
挙げて説明する。
【0068】コア部10から前述したアルゴリズムに従
って以下のような順序でフォーマッタ部8に制御データ
を送ってくる。
【0069】両面印刷設定 表面印刷 2ページ目のデータ 8部 表面印刷 4ページ目のデータ 8部 表面印刷 6ページ目のデータ 8部 裏面印刷 5ページ目のデータ 8部 裏面印刷 3ページ目のデータ 8部 裏面印刷 1ページ目のデータ 8部 印刷終了 この様に制御データを送ることで、制御データを受ける
フォーマッタ部8では、この指示に従って単純にプリン
トすることでソーター220に所望のプリント出力が、
所望の整理のされ方で出力される。以上は、1度の印刷
で再給紙用被転写紙積載部210におさまる例である
が、次に、例は、10ページ15部のデータの時には、
コア部10では前述したアルゴリズムに従って以下のよ
うな順序で制御データを送ってくる。
【0070】両面印刷設定 表面印刷 6ページ目のデータ 15部 表面印刷 8ページ目のデータ 15部 表面印刷 10ページ目のデータ 15部 裏面印刷 9ページ目のデータ 15部 裏面印刷 7ページ目のデータ 15部 裏面印刷 5ページ目のデータ 15部 表面印刷 2ページ目のデータ 15部 表面印刷 4ページ目のデータ 15部 裏面印刷 3ページ目のデータ 15部 裏面印刷 1ページ目のデータ 15部 印刷終了 以上述べた例で、フォーマッタ部8では単純に命令され
るままに、表面印刷時は、転写紙積載部204もしくは
205から給紙し、プリント後、再給紙用被転写紙積載
部210へ排出し、裏面印刷時は、再給紙用被転写紙積
載部210から給紙し、ソーター220へ排出するとい
うプリントシーケンスさえ持てば良い。
【0071】さて、以上の例からフォーマッタ部8での
プリントシーケンスは、制御データに指示されたままに
単純なものでよいことが明らかになったが、コア部10
における上述の制御データの決定方法を説明する。
【0072】コア部10のCPU1003内のROMま
たはRAMは、プリンタ部2の特徴である再給紙用被転
写紙積載部210に対する前述した部数とプリントした
面数との関係テーブルデータ(式1)を記憶しておく。
コンピュータインターフェイス部7を介してコンピュー
タからプリントデータを受けたコア部10は、これが両
面プリントであるかいなかを判定し両面プリントできな
いときには、このままプリントデータをフォーマッタ部
8へ送る。両面プリントであるときには、トータルのペ
ージ数と印刷部数をプリントデータから認識し、前記テ
ーブルデータ(式1)からページ番号と部数の関係を次
のように決める。
【0073】たとえば、トータル20ページのデータを
7部プリントする場合には、次のように分割する。
【0074】(1)1−14ページまで7部プリントの
ジョブ1 (2)15−20ページまで6ページ分データの7部プ
リントのジョブ2 これによりまず初めにジョブ2を行うために、ジョブ2
のデータのプリント順序並べ代えを次のように行う。
【0075】6ページ分のデータのプリント順序を並べ
代えは、16ページ、18ページ、20ページ、19ペ
ージ、17ページ、15ページである。次にジョブ1を
行うために、ジョブ1のデータのプリント順序並べ代え
を次のように行う。
【0076】14ページ分のデータのプリント順序並べ
代えは、2ページ、4ページ、6ページ、8ページ、1
0ページ、12ページ、14ページ 13ページ、11ページ、9ページ、7ページ、5ペー
ジ、3ページ、1ページである。
【0077】したがって、プリント順序並べ代え終了後
の制御データは、16ページ、18ページ、20ペー
ジ、19ページ、17ページ、15ページ、2ページ、
4ページ、6ページ、8ページ、10ページ、12ペー
ジ、14ページ、13ページ、11ページ、9ページ、
7ページ、5ページ、3ページ、1ページと言うように
ならんでいる。
【0078】以上の作業をコア部10のCPU1003
が行い、このプリント順序並べ代えデータ、つまり、制
御データをフォーマッタ部8へ送る。これにより、前述
したプリントシーケンスにより高速にプリントできるも
のである。
【0079】さて、このようなプリント指示を制御デー
タにより行う場合には、プリントデータによって、ジャ
ム処理の為、最後にプリントするデータの保持のため、
フォーマッタ部8において、プリントデータを記憶して
おく必要がある。この時にこの記憶に必要とするRAM
などのメモリの記憶容量不足が生じる場合がある。この
場合には、最適な両面プリントシーケンスで両面プリン
ト中に、このエラーが発生したか否かを判定する判定手
段によりこれを判定する。すなわち、最適な両面プリン
トシーケンスでプリント中、未使用メモリ容量がある値
以下になったときエラーと判定する。
【0080】この判定手段により、エラーが発生した場
合には、コア部10にエラーが発生した事を知らせる。
エラーが発生した事を知らされたコア部10はつぎのよ
うな方法にてフォーマッタ部8へ再指定する制御データ
を送る。
【0081】例えば、トータル20ページのデータを7
部プリントする場合に、前述したエラーがジョブ2にて
発生した場合には、次のように再指定する制御データを
作成する。
【0082】トータル20ページのデータを7部プリン
トする場合には、 (1)1−14ページまで7部のプリントのジョブ1 (2)15−20ページまで6ページ分データの7部プ
リントのジョブ2 となり、前述したように、16ページ、18ページ、2
0ページ、19ページ、17ページ、15ページ、2ペ
ージ、4ページ、6ページ、8ページ、10ページ、1
2ページ、14ページ、13ページ、11ページ、9ペ
ージ、7ページ、5ページ、3ページ、1ページと言う
ようにならんでいる。このデータでジョブ2でエラーが
起きたのであるから、 (1)1−14ページまで7部プリントのジョブ1 (2)15−20ページまで6ページ分データの7部プ
リントのジョブ2 のジョブ2の分割を行う。つまり、 (2−1)15−16ページまで2ページ分データの7
部プリントのジョブ2−1 (2−2)17−20ページまで4ページ分データの7
部プリントのジョブ2−2と分割する。次にジョブ2−
2のデータのプリント順序並べ代えを次のように行う。
【0083】4ページ分のデータのプリント順序並べ代
えは、18ページ、20ページ、19ページ、17ペー
ジである。次にジョブ2−1を行うために、ジョブ2−
1のデータのプリント順序並べ代えを次のように行う。
【0084】16ページ、15ページである。次にジョ
ブ1については前述と同じになるのでここでは説明を省
く。ジョブ1の14ページ分のデータのプリント順序並
べ代えは、2ページ、4ページ、6ページ、8ページ、
10ページ、12ページ、14ページ、13ページ、1
1ページ、9ページ、7ページ、5ページ、3ページ、
1ページである。
【0085】したがって、プリント順序並べ代え終了後
の制御データは、18ページ、20ページ、19ペー
ジ、17ページ、16ページ、15ページ、2ページ、
4ページ、6ページ、8ページ、10ページ、12ペー
ジ、14ページ、13ページ、11ページ、9ページ、
7ページ、5ページ、3ページ、1ページと言うように
ならんでいる。
【0086】以上の作業をコア部10で行い、このプリ
ント順序並べ代えデータ、つまり、再指定する制御デー
タをフォーマッタ部8へ送る。これにより、エラーを起
こしたときでも前述したプリントシーケンスにより高速
に両面プリントできるものである。
【0087】他の実施例として、エラーが発生した場合
には、コア部10にエラーが発生した事を知らせずにフ
ォーマッタ部8で通常の両面プリントを行なってもよ
い。
【0088】例えば、トータル20ページのデータを7
部プリントする場合に、前述したエラーがジョブ2にて
発生した場合には、トータル20ページのデータを7部
プリントする場合には、 (1)1−14ページまで7部プリントのジョブ1 (2)15−20ページまで6ページ分データの7部プ
リントのジョブ2 となり、前述したように、16ページ、18ページ、2
0ページ、19ページ、17ページ、15ページ、2ペ
ージ、4ページ、6ページ、8ページ、10ページ、1
2ページ、14ページ、13ページ、11ページ、9ペ
ージ、7ページ、5ページ、3ページ、1ページと言う
ようにプリント指示制御がされている。この制御データ
のジョブ2でエラーが起きたのであるから、 (1)1−14ページまで7部プリントのジョブ1 (2)15−20ページまで6ページ分データの7部プ
リントのジョブ2 のジョブ2にて通常の画面プリント処理を行なう。つま
り、20ページ、19ページ、18ページ、17ペー
ジ、16ページ、15ページである。
【0089】次にジョブ1については前述と同じになる
のでここでは説明を省く。ジョブ1の14ページ分の制
御データのプリント順序並べ代えは、2ページ、4ペー
ジ、6ページ、8ページ、10ページ、12ページ、1
4ページ、13ページ、11ページ、9ページ、7ペー
ジ、5ページ、3ページ、1ページである。
【0090】したがって、プリント順序並べ代え終了後
の制御データは、20ページ、19ページ、18ペー
ジ、17ページ、16ページ、15ページ、2ページ、
4ページ、6ページ、8ページ、10ページ、12ペー
ジ、14ページ、13ページ、11ページ、9ページ、
7ページ、5ページ、3ページ、1ページと言うように
ならんでいる。
【0091】以上の作業をフォーマッタ部8で行い、こ
れにより、エラーを起こしたときでも高速に両面プリン
トできるものである。
【0092】以上のように、両面プリントするに際し
て、簡単にプリント制御データに従うままに、両面プリ
ントすることにより、デジタル複写機の持つ高性能を維
持したままかつ簡単なシーケンスで両面プリントするこ
とが可能となった。また、エラーが発生したときでも、
再プリント制御データに従うままに、両面プリントする
ことにより、同様のシーケンスで両面プリントすること
も可能になった。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面印刷時に第1面が印刷された用紙を一時的に積載す
る積載部を利用して高速な両面プリントシーケンスを実
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体図である。
【図2】リーダ部1およびプリンタ部2の断面図であ
る。
【図3】リーダ部2内の画像処理部のブロック図であ
る。
【図4】コア部10のブロック図である。
【図5】コンピュータインターフェイス部7のブロック
図である。
【図6】フォーマッタ部8のブロック図である。
【図7】再給紙用被転写紙積載部上の用紙積載状態を示
す図である。
【図8】ソータ上の用紙積載状態を示す図である。
【符号の説明】
2 プリンタ 8 フォーマッタ部 10 コア部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 13/00 G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面印刷時に第1面が印刷された用紙を
    一時的に積載する積載部を有する画像形成部を備えた画
    像形成装置であって、 複数ページの画像データを複数部両面印刷で出力する場
    合に、1部あたりのページ数と部数と前記積載部におけ
    る用紙の積載可能枚数とに基いて、画像データを前記画
    像形成部に出力するページ順を並び替える制御手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記画像形成部へ出力
    するための画像データをメモリに記憶している際にメモ
    リ容量不足が発生した場合には、更に前記ページ順を並
    び替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 両面印刷時に第1面が印刷された用紙を
    一時的に積載する積載部を有する画像形成部を備えた画
    像形成装置による画像形成方法であって、 複数ページの画像データを複数部両面印刷で出力する場
    合に、1部あたりのページ数と部数と前記積載部におけ
    る用紙の積載可能枚数とに基いて、画像データを前記画
    像形成部に出力するページ順を並び替えることを特徴と
    する画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成部へ出力するための画像デ
    ータをメモリに記憶している際にメモリ容量不足が発生
    した場合には、更に前記ページ順を並び替えることを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
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