JPH08132698A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH08132698A
JPH08132698A JP6275163A JP27516394A JPH08132698A JP H08132698 A JPH08132698 A JP H08132698A JP 6275163 A JP6275163 A JP 6275163A JP 27516394 A JP27516394 A JP 27516394A JP H08132698 A JPH08132698 A JP H08132698A
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JP
Japan
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unit
signal
sheet
image forming
image
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JP6275163A
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English (en)
Inventor
Kenji Kobayashi
賢二 小林
Norifumi Miyake
範書 三宅
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機,ファクシミリ,プリンタ等の複合機
能を持つ画像形成装置を有するシステムにおいて、簡易
な構成で画像形成装置から排出されたシートの反転処理
を高速で行うことができるようにする。 【構成】 循環式の自動原稿給送装置300を装着した
リーダ部(画像入力装置)100と、外部装置250を
接続したプリンタ部(画像出力装置)200とからなる
複合機能の画像形成装置に、該画像形成装置から排出さ
れたシートの表裏反転処理が可能なシート後処理装置4
00を接続する。また、シート後処理装置400には、
画像形成装置からのシートを表裏変えることなく排出す
る通常排出トレイと、表裏反転して排出する反転排出ト
レイとを備え、フラッパ等の手段によりその排出先を制
御信号により切り換えられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に同一機体において
コピー(複写),ファクシミリ通信,外部コンピュータ
からのデータに基づくプリント出力等の複合機能を持つ
画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複合機能を有したシステムにおけ
る画像形成装置は、例えばFAX(ファクシミリ)やプ
リンタの出力紙のページ合わせのためにシート反転部を
備えている。通常、FAXなどは先頭ページから送られ
てくるものであり、プリント面を上にしてトレイに積載
するとページ順が逆さまになってしまう。そこで、シー
トの表裏を反転させるために上記のシート反転部を設け
ている。また、複合機システムによっては、画像形成装
置ではなくシート後処理装置にシート反転部を備えてい
るものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成システムにあっては、シートを反
転させるために専用のスイッチバックパスを設けてお
り、またスイッチバックを行うためにはこのスイッチバ
ックパスの他に正逆転可能な搬送手段と、スイッチバッ
ク時のパスを切り換える切換手段が必要になる。このた
め、制御や機器構成が複雑になるとともに、反転処理時
間が長く、かつ反転処理のためにプリント動作にウェイ
トがかかるなどの問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、簡単な構成で反転排出処理を行うことが
でき、複雑な反転機構が不要で、高速反転排出処理が可
能な画像形成システムを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成シ
ステムは、画像形成装置と、この画像形成装置から排出
されたシートの表裏を変えるシート後処理装置とを備
え、前記シート後処理装置は、画像形成装置からのシー
トを表裏を変えることなく排出する通常排出トレイと、
画像形成装置からのシートを表裏を反転して排出する反
転排出トレイと、その通常排出トレイへの排出と反転排
出トレイへの排出とを切り換える切換手段とを有するよ
うにしたものである。
【0006】また、上記画像形成装置は複写機能を有
し、この複写機能が選択された時は画像形成装置からの
シートを通常排出トレイへ排出するようにしたものであ
る。
【0007】また、上記画像形成装置はプリンタ機能あ
るいはファクシミリ機能を有し、このプリンタ機能ある
いはファクシミリ機能が選択された時は画像形成装置か
らのシートを反転排出トレイへ排出するようにしたもの
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、シート後処理装置に、プリン
ト面を上にして排出する通常排紙トレイの他に、プリン
ト面を下にして排出する反転排出トレイを設けること
で、複雑な反転機構が不要となり、処理速度の速い複合
機システムを実現することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す断面図
であり、ここでは画像形成装置本体のリーダ部100,
プリンタ部200、及び循還式の自動原稿給送装置30
0と、この画像形成装置から排出されたシートの表裏を
変えて排出することが可能なシート後処理装置400の
内部構成を示している。以下、各構成部毎に詳細に説明
する。
【0010】A.本体(リーダ部100及びプリンタ部
200) 図1において、100は原稿を画像データに変換するリ
ーダ部(画像入力装置)、200は複数種類の記録紙カ
セットを有し、プリント命令により画像データを記録紙
上に可視像として出力するプリンタ部(画像出力装
置)、250はリーダ部100と電気的に接続された外
部装置である。
【0011】上記外部装置250は各種の機能を有し、
図示していないが、ファクス(ファクシミリ)部,ファ
イル部,ファイル部と接続されている外部記憶装置,コ
ンピュータと接続するためのコンピュータインターフェ
イス部,コンピュータからの情報を可視像とするための
フォーマッタ部,リーダ部100からの情報を蓄積した
り、コンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積
するためのイメージメモリ部、及び上記各機能部を制御
するコア部等を備えている。
【0012】図2は自動原稿給送装置(DH)300の
構成を示す図で、この上に積載された原稿は、1枚づつ
順次プラテンガラス面102上に搬送される(動作説明
は後述)。原稿がガラス面102上の所定位置へ搬送さ
れると、スキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキ
ャナ・ユニット104が移動して原稿を照射する。この
原稿からの反射光は、ミラー105,106,107及
びレンズ108を通してCCDイメージ・センサ部10
9に入力される。そして、センサ部109に照射された
原稿の反射光は、ここで光電変換等の電気処理が行わ
れ、通常のデジタル処理が施される。その後、これらの
画像信号はプリンタ部200に入力される。
【0013】上記プリンタ部200に入力された画像信
号は、露光制御部201にて変調された光信号に変換さ
れ、感光体202を照射する。この照射光によって感光
体202上に作られた潜像は、現像器203によって現
像される。そして、現像像の先端とタイミングを合わせ
て、転写紙積載部204もしくは205より転写紙が搬
送され、転写部206にて上記現像された像が転写紙に
転写される。この転写された像は、定着部207にて転
写紙に定着された後、排紙部208より装置外部に排出
される。そして、排紙部208から出力された転写紙
は、ソータ400であらかじめ指定された動作モードに
応じて、仕分け、綴じ等が行われる。
【0014】次に、順次読み込む画像を1枚の出力用紙
の両面に出力する方法について説明する。
【0015】定着部207で片面に像が定着された出力
用紙を、一度排紙部208まで搬送した後、用紙の搬送
向きを反転し、搬送方向切り替え部材209を介して再
給紙用被転写紙積載部210に搬送する。そして、次の
原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして原稿画
像が読み取られるが、転写紙については再給紙用被転写
紙積載部210より給紙されるので、結局同一出力紙の
表面,裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
【0016】B.RDF(循還式自動原稿給送装置30
0) 図2に詳細に示すように、自動原稿給送装置300に
は、原稿束Sをセットする第1の原稿トレイとして積載
トレイ310が装備されている。
【0017】また、積載トレイ310には、原稿給送手
段の一方の部分を構成する給送手段330が装備されて
いる。この給送手段は、半月ローラ331と、分離搬送
ローラ332と、不図示の分離モータ(SPRMTR)
と、レジスト・ローラ335と、全面ベルト336と、
不図示のベルト・モータ(BELTMTR)と、搬送大
ローラ337と、不図示の搬送モータ(FEEDMT
R)と、排紙ローラ340と、フラッパ341と、リサ
イクルレバー342と、不図示の給紙センサ(ENT
S),反転センサ(TRNS),排紙センサ(EJT
S)等から構成されている。
【0018】上記半月ローラ331と分離搬送ローラ3
32は、分離モータ(SPRMTR)により回転し、積
載トレイ310上の原稿束Sの最下部から原稿を1枚ず
つ分離する。
【0019】また、レジスト・ローラ335と全面ベル
ト336は、ベルト・モータ(BELTMTR)により
回転し、分離された原稿をシートパスa,bを介して原
稿台ガラス101上の露光位置(シートパスc)まで搬
送する。また、搬送大ローラ337は、搬送モータ(F
EEDMTR)により回転し、原稿台ガラス101上の
原稿をシートパスcからシートパスeに搬送する。この
シートパスeに搬送された原稿は、排紙ローラ340に
より積載トレイ310の原稿束S上に戻される。
【0020】また、リサイクルレバー342は、原稿の
一循還を検知するもので、原稿給送開始時にこのリサイ
クルレバー342を原稿束Sの上部に載せる。そして、
原稿が順次給送され、最終原稿の後端がこのリサイクル
レバー342を抜ける時に自重で落下したことで、原稿
の一循還を検知する。
【0021】上記給送手段330では、両面原稿時に、
原稿を一旦シートパスa,bからcに導き、次いで搬送
大ローラ337を回転し、フラッパ341を切り換える
ことで原稿の先端をシートパスdに導き、次いでレジス
ト・ローラ335によりシートパスbを通し、その後全
面ベルト336で原稿を原稿台ガラス101上に搬送し
て停止することで原稿を反転させている。すなわち、原
稿をシートパスc→d→bの経路で反転させている。
【0022】なお、原稿束Sの原稿を1枚ずつシートパ
スa→b→c→d→eを通して、リサイクルレバー34
2により一循環したことが検知されるまで搬送すること
により、原稿の枚数をカウントすることができる。
【0023】C.シート後処理装置400 次に、図3,図4によりシート後処理装置400につい
て説明する。図に示すように、このシート後処理装置4
00は、搬入口401の近傍に搬入ローラ対403を備
えている。また搬入ローラ対405の下流側には、搬送
パス405あるいは搬送パス407へシート搬送方向を
切り換えるフラッパ(切換手段)409が配設されてい
る。このフラッパ409は、ソレノイド421によって
駆動される。そして、一方の搬送パス405はほぼ水平
方向に延びて、その下流側に搬送ローラ対411が配設
されており、また他方の搬送パス407は上方向に延び
て、その下流側に搬送ローラ対413,415,417
が配設されている。
【0024】上記搬入ローラ対403と搬送ローラ対4
11,413,415,417は、搬送モータ419に
より駆動される。また搬送パス405には、シートの通
過を検出する通常排出センサS401が配設され、搬送
パス407には、反転排出センサS402が配設されて
いる。
【0025】さらに、上記搬送ローラ対411の下流側
には、通常排出トレイ423が配置され、搬送ローラ対
417の下流側には、反転排出トレイ425が配置され
ている。そして、通常排紙トレイ423には、搬送ロー
ラ対411を通過したシートが通常排出口427から排
出され、反転排紙トレイ425には、搬送ローラ対41
7を通過したシートが反転排出口429から排出され
る。
【0026】D.操作部及び表示部(操作・表示パネル
500) 図5は上述の本体(リーダ部100)に設けた操作・表
示パネル500の配置構成例を示す図である。この操作
・表示パネル500は、キーとそのキー表示ができるL
CDディスプレイユニットとを有している。
【0027】図5において、503は複写開始キー(コ
ピースタートキー)であり、複写を開始するときに押
す。504はクリア/ストップキーであり、待機(スタ
ンバイ)中に押すとクリアキー、複写記録中はストップ
キーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複写
枚数を解除するときに押す。
【0028】502はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。505は複写濃度キーであり、複写濃
度を手動で調節するときに押す。506はAEキーであ
り、原稿の濃度に応じて複写濃度を自動的に調節すると
き、あるいはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調節
をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
【0029】508はカセット選択キーであり、上段カ
セット,中段カセット,下段ペーパーデッキを選択する
ときに押す。また、自動原稿給送装置300に原稿が載
っているときには、このキー508によりAPS(自動
用紙選択)を選択することができる。このAPSが選択
されたときには、原稿と同じ大きさの転写紙のカセット
が自動選択される。
【0030】509は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。511はズームキーであり、6
4〜142%の間で任意の倍率を指定するときに押す。
510及び512は定形変倍キーであり、定形サイズの
縮小・拡大を指定するときに押す。
【0031】515はソータの動作モードを選択するキ
ーであり、シート後処理装置400としてソータが接続
された場合に使用される。また排紙方法(ステイプル,
ソート,グループ)として、記録後の用紙をステイプル
で綴じることのできるステイプラが接続されている場合
は、ステイプルモード/ソートモード,記録済用紙の折
り(断面Z形/断面V形)の選択及び解除ができる。
【0032】513,514はさまざまな処理を設定す
るためのキーであり、例えば両面モード,綴じ代設定,
写真モード,多重処理,ページ連写,2inlモード等
を設定することができる。
【0033】501はさまざまなメッセージを表示する
LCDディスプレイであり、複写に関する情報を表示す
るものである。
【0034】(システム全体の説明)図6はシステム全
体の構成を示すブロック図である。図中、1はリーダ部
100の制御部、2はプリンタ部200の制御部、3は
外部装置250の制御部、900はDH部(自動原稿給
送装置)300の制御部、1000はシート後処理装置
400の制御部を示し、これらはバスあるいはシリアル
通信等によりデータのやりとりを行い、同期をとってい
る。
【0035】ここで、本体よりDHに送信するデータ
は、DHに積載されている原稿の給紙を促す給紙信号、
プラテンガラス面上の原稿の排紙を促す排紙信号、及び
原稿の給排紙の形態を決める給排紙モード信号であり、
また本体よりシート後処理装置400に送信するデータ
は、画像形成モード(複写機能,プリンタ機能等)信
号,シート後処理装置400に収納するモード信号,収
納されるシートサイズ及びタイミングの信号等である。
そして、動作を行っている場合には、外部装置250の
どの機能を使った動作なのかを示すデータが、リーダ部
100,プリンタ部200よりそれぞれDH,シート後
処理装置400に通信により伝えられる。
【0036】上記外部装置250の制御部3は、リーダ
部100の制御部1とケーブルで接続されており、内部
のコア部10で信号の制御や、各機能の制御を行う。ま
た、この制御部3内には、ファクス送受信を行うファク
ス部4,各種原稿情報を電気信号に変換して光磁気ディ
スクに保存するファイル部5,コンピュータからのコー
ド情報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部8,外
部コンピュータとのインターフェイスを行うコンピュー
タインターフェイス部7,リーダ部100からの情報を
蓄積したり、コンピュータから送られてきた情報を一時
的に蓄積するためのイメージメモリ部9、及び上記各機
能を制御するコア部10が構成されている。
【0037】E.リーダ部(制御部1) 図7はリーダ部100の制御部1の信号処理系の回路構
成を示すブロック図であり、以下その構成及び動作につ
いて説明する。
【0038】CCDセンサ部109に照射された原稿の
反射光は、ここで光電変換され、レッド(R),グリー
ン(G),ブルー(B)の各色の電気信号に変換され
る。このセンサ部109からのカラー情報信号は、それ
ぞれ次段の増幅器110R,110G,110BでA/
D(アナログ−デジタル)変換器111の入力信号レベ
ルに合わせて増幅される。A/D変換器111からの出
力信号は、シェーディング回路112に入力され、ここ
でランプ103の配光ムラや、CCDの感度ムラが補正
される。シェーディング回路112からの信号は、Y信
号生成・色検出回路113及び外部I/F(インターフ
ェイス)切り替え回路119に入力される。
【0039】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号を次の式により演算を行
ってY信号を得る。
【0040】Y=0.3R+0.6G+0.1B ここで、さらにR,G,Bの信号から7つの色に分離し
て各色に対する信号を出力する色検出回路を有してい
る。
【0041】上記Y信号生成・色検出回路113の出力
信号は、変倍・リピート回路114に入力される。そし
て、スキャナ・ユニット104の走査スピードにより副
走査方向の変倍を行い、この変倍・リピート回路114
により主走査方向の変倍を行う。また、この変倍・リピ
ート回路114により複数の同一画像を出力することが
可能である。
【0042】輪郭・エッジ強調回路115は、変倍・リ
ピート回路114からの信号の高周波成分を強調するこ
とにより、エッジ強調及び輪郭情報を得る。この輪郭・
エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判定
・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキン
グ・トリミング回路117に入力される。
【0043】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取り、マーカの輪郭情報を生成し、次段のパター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でそ
の輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行
う。また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出
信号によりパターン化行う。
【0044】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザードライバ回
路118に入力され、この各種処理された信号がレーザ
ーを駆動するための信号に変換される。レーザードライ
バ回路118の出力信号は、プリンタ部100に入力さ
れ、可視像として画像形成が行われる。
【0045】次に、外部装置250との入出力制御を行
う外部I/F切り替え回路119について説明する。
【0046】外部I/F切り替え回路119は、リーダ
部100から画像情報を外部装置250に出力する場
合、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路
117からの画像情報をコネクタ120に出力する。ま
た、外部装置250からの画像情報をリーダ部100に
入力する場合、外部I/F切り替え回路119は、コネ
クタ120からの画像情報をY信号生成・色検出回路1
13に入力する。
【0047】上述の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
によりエリア信号生成回路121は、上記画像処理に必
要な各種のタイミング信号を生成する。さらにCPU1
22に内蔵されている通信機能を用いて外部装置250
との通信を行う。SUB・CPU123は、操作部及び
表示部124の制御を行うとともに、このSUB・CP
U123に内蔵されている通信機能を用いて外部装置2
50との通信を行う。
【0048】F.外部装置(コア部10) 図8は上述のコア部10の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【0049】コア部10のコネクタ131は、リーダ部
100のコネクタ120とケーブルで接続されている。
このコネクタ131には、4種類の信号線が内蔵されて
いる。信号線187は8ビット(bit)の多値のビデ
オ信号用であり、信号線185はそのビデオ信号を制御
する制御信号用である。また、信号線181はリーダ部
100内のCPU122と通信を行うためのものであ
り、信号線182はリーダ部100内のSUB・CPU
123と通信を行うためのものである。信号線181と
信号線182の信号は、通信用IC132で通信プロト
コル処理され、CPUバス183を介してCPU133
に通信情報を伝達する。
【0050】また、信号線187は双方向のビデオ信号
ラインであり、リーダ部100からの情報をコア部10
で受け取ることや、コア部10からの情報をリーダ部1
00に出力することが可能である。
【0051】信号線187はバッファ回路140に接続
されており、ここで双方向信号から片方向信号の信号線
188と170に分離される。信号線188はリーダ部
100からの8ビットの多値のビデオ信号線であり、次
段のLUT141に入力される。LUT141は、リー
ダ部100からの画像情報をルックアップテーブルによ
り所望する値に変換する。このLUT141から信号線
189を通して出力された信号は、二値化回路142あ
るいはセレクタ143に入力される。二値化回路142
は、信号線189からの多値の信号を固定のスライスレ
ベルで二値化する単純二値化機能,スライスレベルが注
目画素の回りの画素の値から変動する変動スライスレベ
ルによる二値化機能、及び誤差拡散法による二値化機能
を有している。
【0052】上記二値化された情報は、“0”の時「0
0H」、“1”の時「FFH」の多値信号に変換され、
次段のセレクタ143に入力される。セレクタ143
は、LUT141からの信号かあるいは二値化回路14
2の出力信号かを選択する。このセレクタ143から信
号線190を通して出力された信号は、セレクタ144
に入力される。セレクタ144は、ファクス部4,ファ
イル部5,コンピュータインターフェイス部7,フォー
マッタ部8,イメージメモリ部9からの出力ビデオ信号
をそれぞれコネクタ135,136,137,138,
139を介してコア部10に入力した信号と、上記セレ
クタ143の出力信号とをCPU133の指示により選
択する。
【0053】セレクタ144から信号線191を通して
出力された信号は、回転回路145あるいはセレクタ1
46に入力される。回転回路145は、入力された画像
信号を+90度,−90度,+180度に回転する機能
を有している。また回転回路145は、リーダ部100
から出力されて二値化回路142で2値信号に変換され
た情報を、リーダ部100からの情報として記憶する。
【0054】次に、CPU133からの指示により回転
回路145は、上記記憶した情報を回転して読み出す。
セレクタ146は、この回転回路145から信号線19
2を通して出力された信号と、該回転回路145の入力
信号のどちらかを選択し、信号線193を通して、ファ
クス部4とのコネクタ135,ファイル部5とのコネク
タ136,コンピュータインターフェイス部7とのコネ
クタ137,フォーマッタ部8とのコネクタ138、及
びイメージメモリ部とのコネクタ139と、セレクタ1
47に出力する。
【0055】信号線193は、コア部10からファクス
部4,ファイル部5,コンピュータインターフェイス部
7,フォーマッタ部8、及びイメージメモリ部9へ画像
情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスで
ある。信号線194は、ファクス部4,ファイル部5,
コンピュータインターフェイス部7,フォーマッタ部
8、及びイメージメモリ部9からの画像情報の転送を行
う同期式8ビットの片方向ビデオバスである。
【0056】そして、上記の信号線193と信号線19
4の同期式バスの制御を行っているのがビデオ制御回路
134であり、このビデオ制御回路134から信号線1
86を通して出力された信号によって制御を行う。ま
た、コネクタ135〜139には、ほかに信号線184
がそれぞれ接続されている。信号線184は、双方向の
16ビットCPUバスであり、非同期式によるデータ・
コマンドのやり取りを行う。ファクス部4,ファイル部
5,コンピュータインターフェイス部7,フォーマッタ
部8、及びイメージメモリ部9とコア部10との情報の
転送は、上記の2つのビデオバスである信号線193,
194とCPUバスである信号線184によって可能で
ある。
【0057】ファクス部4,ファイル部5,コンピュー
タインターフェイス部7,フォーマッタ部8、及びイメ
ージメモリ部9からの信号は、セレクタ144とセレク
タ147に入力される。セレクタ144は、CPU13
3の指示により信号線194の信号を次段の回転回路1
45に入力する。
【0058】セレクタ147は、信号線193と信号線
194の信号をCPU133の指示により選択する。セ
レクタ147から信号線195を通して出力された信号
は、パターンマッチング回路148とセレクタ149に
入力される。パターンマッチング回路148は、その入
力信号を予め決められたパターンとパターンマッチング
を行い、パターンが一致した場合、予め決められた多値
の信号を信号線196に出力する。またパターンマッチ
ングで一致しなかった場合は、入力信号を信号線196
に出力する。
【0059】セレクタ149は、信号線195と信号線
196の信号をCPU133の指示により選択する。セ
レクタ149から信号線197を通して出力された信号
は、次段のLUT150に入力される。LUT150
は、プリンタ部200に画像情報を出力する際に、プリ
ンタ部200の特性に合わせて入力信号を変換する。
【0060】セレクタ151は、LUT150から信号
線198を通して出力された信号と信号線195からの
信号とをCPU133の指示により選択する。このセレ
クタ151の出力信号は、次段の拡大回路152に入力
される。
【0061】拡大回路152は、CPU133からの指
示によりX方向,Y方向独立に拡大倍率を設定すること
が可能である。その拡大方法は、1次の線形補間方法で
ある。この拡大回路152から信号線170を通して出
力された信号は、バッファ回路140に入力される。バ
ッファ回路140に入力された信号は、CPU133の
指示により双方向信号となり、信号線187及びコネク
タ131を介してプリンタ部200に送られ、プリント
アウトされる。
【0062】以下、上述のコア部10と各部との信号の
流れについて説明する。
【0063】〔ファクス部4の情報によるコア部10の
動作〕まず、ファクス部4に情報を出力する場合につい
て説明する。CPU133は、通信用IC132を介し
てリーダ部100のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部100は、この命令を受け
取ると、原稿をスキャナ・ユニット104にスキャンさ
せて、その画像情報をコネクタ120に出力する。
【0064】この時、リーダ部100と外部装置250
はケーブルで接続されており、リーダ部100からの情
報はコア部10のコネクタ131に入力される。また、
コネクタ131に入力された画像情報は、多値8ビット
の信号として信号線187を通してバッファ回路140
に入力される。このバッファ回路140は、CPU13
3の指示により双方向の信号線187を片方向の信号線
として、信号線188を介してLUT141に画像情報
を入力する。LUT141は、リーダ部100からの画
像情報をルックアップテーブルを用いて所望する値に変
換する。例えば、原稿の下地を飛ばすことなどが可能で
ある。
【0065】上記LUT141の出力信号は、次段の二
値化回路142に入力される。二値化回路142は、そ
の8ビットの多値信号を二値化信号に変換する。この
時、二値化回路142は、二値化された信号が“0”の
場合は「00H」、“1”の場合は「FFH」と2つの
多値の信号に変換する。この二値化回路142の出力信
号は、セレクタ143,セレクタ144を介して回転回
路145あるいはセレクタ146に入力される。また回
転回路145の出力信号もセレクタ146に入力され、
セレクタ146は、信号線1191の信号か信号線19
2の信号のどちらかを選択する。この信号の選択は、C
PU133がCPUバスである信号線184を介してフ
ァクス部4と通信を行うことにより決定する。そして、
セレクタ146の出力信号は、コネクタ135を介して
ファクス部4に送られる。
【0066】次に、ファクス部4からの情報を受け取る
場合について説明する。ファクス部4からの画像情報
は、コネクタ135を介して信号線194に伝送され、
セレクタ144とセレクタ147に入力される。この
時、CPU133の指示によりプリンタ部200にファ
クス受信時の画像を回転して出力する場合には、セレク
タ144に入力した信号線194からの信号を回転回路
145で回転処理する。この回転回路145の出力信号
は、セレクタ146,セレクタ147を介してパターン
マッチング回路148に入力される。
【0067】また、CPU133の指示によりファクス
受信時の画像をそのままプリンタ部200に出力する場
合には、セレクタ147に入力した信号をパターンマッ
チング回路148に入力する。パターンマッチング回路
148は、ファクス受信した際の画像のガタガタを滑ら
かにする機能を有しており、ここでターンマッチングさ
れた信号は、セレクタ149を介してLUT150に入
力される。LUT150は、ファクス受信した画像をプ
リンタ部200に所望の濃度で出力するために、内部の
テーブルはCPU133で変更可能となっている。
【0068】上記LUT150の出力信号は、セレクタ
151を介して拡大回路152に入力される。拡大回路
152は、2つの値(00H,FFH)を有する8ビッ
トの多値信号を1次の線形補間法により拡大処理を行
う。この拡大回路152からの多くの値を有する8ビッ
ト多値信号は、バッファ回路140とコネクタ131を
介してリーダ部100に送られる。リーダ部100は、
この信号をコネクタ120を介して外部I/F切り替え
回路119に入力する。外部I/F切り替え回路119
は、ファクス部4からの信号をY信号生成・色検出回路
113に入力する。Y信号生成・色検出回路113の出
力信号は、前述のような処理を施された後、プリンタ部
200に出力され、出力用紙上に画像形成が行われる。
【0069】〔ファイル部5の情報によるコア部10の
動作〕まず、ファイル部5に情報を出力する場合につい
て説明する。CPU133は、通信用IC132を介し
てリーダ部100のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部100は、この命令により
原稿をスキャナ・ユニット104にスキャンさせ、その
画像情報をコネクタ120に出力する。この時、リーダ
部100と外部装置250はケーブルで接続されてお
り、リーダ部100からの情報はコア部10のコネクタ
131に入力される。このコネクタ131に入力された
画像情報は、バッファ回路140によって片方向の信号
線188に送出される。この多値8ビットの信号は、L
UT141によって所望の信号に変換される。LUT1
41の出力信号は、セレクタ143,セレクタ144,
セレクタ146を介してコネクタ136に入力される。
【0070】すなわち、二値化回路142及び回転回路
145の機能を用いずに、8ビット多値のままファイル
部5に転送する。そして、CPU133のCPUバスで
ある信号線184を通してファイル部5との通信を行
い、二値化信号のファイリングを行う場合には、二値化
回路142,回転回路145の機能を使用する。この二
値化処理及び回転処理は、上述のファクスの場合と同様
なので省略する。
【0071】次にファイル部5からの情報を受け取る場
合について説明する。ファイル部5からの画像情報は、
コネクタ136及び信号線194を通してセレクタ14
4かセレクタ147に入力される。この時、8ビット多
値信号のファイリングの場合はセレクタ147へ、2値
信号のファイリングの場合はセレクタ144あるいはセ
レクタ147に入力することが可能である。
【0072】ここで、2値のファイリングの場合はファ
クスと同様な処理であるので説明を省略するが、多値の
ファイリングの場合は、セレクタ147の出力信号をセ
レクタ149を介してLUT150入力する。LUT1
50は、所望のプリント濃度に合わせてCPU133の
指示によりルックアップテーブルを作成する。このLU
T150の出力信号は、セレクタ151を介して拡大回
路152に入力される。そして、拡大回路152によっ
て所望の拡大率に拡大された8ビット多値信号は、バッ
ファ回路140及びコネクタ131を介してリーダ部1
00に送られる。そして、リーダ部100に送られたフ
ァイル部5の情報は、上述のファクスと同様に、プリン
タ部200に出力され、出力用紙上に画像形成が行われ
る。
【0073】〔コンピュータインターフェイス部7の情
報によるコア部10の動作〕コンピュータインターフェ
イス部7は、外部装置250に接続される外部コンピュ
ータとのインターフェイスを行う。またコンピュータイ
ンターフェイス部7は、SCSI,RS232C,セン
トロニクス系との通信を行う複数のインターフェイスを
備えており、これらの3種類のインターフェイスからの
情報は、コネクタ137とデータバスである信号線18
4を介してCPU133に送られる。CPU133は、
送られてきた内容から各種の制御を行う。
【0074】〔フォーマッタ部8の情報によるコア部1
0の動作〕フォーマッタ部8は、上述のコンピュータイ
ンターフェイス部7から送られてきた文書ファイルなど
のコマンドデータをイメージデータに展開する機能を有
している。CPU133は、コンピュータインターフェ
イス部7からデータバスである信号線184を介して送
られてきたデータがフォーマッタ部8に関するデータで
あると判断すると、コネクタ138を介してデータをフ
ォーマッタ部8に転送する。フォーマッタ部8は、転送
されたデータから文字や図形などのように意味のある画
像としてメモリに展開する。
【0075】次に、フォーマッタ部8からの情報を受け
取り、出力用紙上に画像形成を行う手順について説明す
る。フォーマッタ部8からの画像情報は、コネクタ13
8を介して信号線194に2つの値(00H,FFH)
を有する多値信号として伝送される。この信号は、セレ
クタ144及びセレクタ147に入力される。そして、
CPU133の指示により、セレクタ144及びセレク
タ147を制御する。以後の動作は上記のファクスの場
合と同様なので説明を省略する。
【0076】〔イメージメモリ部9の情報によるコア部
10の動作〕まず、イメージメモリ部9に情報を出力す
る場合について説明する。CPU133は、通信用IC
132を介してリーダ部100のCPU122と通信を
行い、原稿スキャン命令を出す。リーダ部100は、こ
の命令により原稿をスキャナ・ユニット104にスキャ
ンさせ、その画像情報をコネクタ120に出力する。こ
の時、リーダ部100と外部装置250はケーブルで接
続されており、リーダ部100からの情報はコア部10
のコネクタ131に入力される。このコネクタ131に
入力された画像情報は、多値8ビットの信号線187及
びバッファ回路140を介してLUT141に送られ
る。
【0077】上記LUT141の出力信号は、セレクタ
143,144,146及びコネクタ139を介してイ
メージメモリ部9へ入力され、その多値画像情報が転送
される。このイメージメモリ部9に記憶された画像情報
は、コネクタ139からCPUバスである信号線184
を通してCPU133に送られる。CPU133は、上
述のコンピュータインターフェイス部7にイメージメモ
リ部9から送られてきたデータを転送する。コンピュー
タインターフェイス部7は、前述の3種類のインターフ
ェイス(SCSI,RS2322C,セントロニクス)
の中から所望のインターフェイスでコンピュータに転送
する。
【0078】次に、イメージメモリ部9からの情報を受
け取る場合について説明する。コンピュータインターフ
ェイス部7を介してコンピュータから画像情報がコア部
10に送られると、コア部10のCPU133は、その
コンピュータインターフェイス部7からCPUバスであ
る信号線184を介して送られてきたデータを判断し、
そのデータがイメージメモリ部9に関するデータである
と判断すると、コネクタ139を介してイメージメモリ
部9に転送する。イメージメモリ部9は、コネクタ13
9を介してその8ビット多値信号を信号線194に送出
し、セレクタ144,セレクタ147に伝送する。この
セレクタ144あるいはセレクタ147の出力信号は、
CPU133の指示により、上述のファクスと同様にプ
リンタ部200に出力され、出力用紙上に画像形成が行
われる。
【0079】G.RDF制御装置(制御部900) 図9は循環型の自動原稿給送装置300の制御部900
の回路構成を示すブロック図である。図中、901はC
PU(中央演算処理装置)、902はROM(読み出し
専用メモリ)、903はRAM(ランダムアクセスメモ
リ)、904は出力ポート、905は入力ポートであ
り、これらにより制御部900が構成されている。
【0080】上記ROM902には制御プログラムが格
納されており、RAM903には入力データや作業用デ
ータが記憶されている。また出力ポート904には前述
の分離モータ等の各種モータやソレノイド駆動手段が接
続され、入力ポート905には給紙センサ等が接続され
ており、CPU901がROM902に格納された制御
プログラムに従って、バスを介して接続された各部を制
御する。
【0081】また、CPU901はシリアルインターフ
ェイス機能を備えており、リーダ部100のCPU12
2とシリアル通信を行い、リーダ部100との間で制御
データの授受を行っている。DH部よりリーダ部100
に送信されるデータは、原稿のプラテンガラス上への給
紙完了を示す給紙完了信号等である。
【0082】H.シート後処理装置制御装置(制御部1
000) 図10はシート後処理装置400の制御部1000の回
路構成を示すブロック図である。図中、1001はCP
U(中央演算処理装置)、1003はROM(読み出し
専用メモリ)、1005はRAM(ランダムアクセスメ
モリ)、1007は出力ポートで、これらにより制御部
1000が構成されている。
【0083】上記ROM1003には制御プログラムが
格納されており、RAM1005には入力データや作業
用データが記憶されている。また出力ポート1007に
は前述の搬送モータ419や通常排紙センサS401等
の負荷が接続され、CPU1001がROM1003に
格納された制御プログラムに従って、バスを介して接続
された各部を制御する。
【0084】また、CPU1001はシリアルインター
フェイス機能を備えており、プリンタ部200のCPU
とシリアル通信を行って、プリンタ部200からの信号
により各部を制御する。
【0085】次に、本実施例におけるシート後処理装置
400の制御の流れについて、図11〜図13のフロー
チャートを用いて説明する。
【0086】図11は本実施例のシート後処理装置40
0のメインルーチンのフローチャートである。まず、s
tep101で画像形成装置が動作中であることを示す
タイミング信号のソータスタート信号をシリアル通信を
介して受信したか否かを判断する。ソータスタート信号
を受信していなければ、システムはアイドリング状態な
のでシート後処理装置400も動作は行わない。
【0087】上記step101でソータスタート信号
を受け取ると、プログラムはstep102に進行し、
画像形成モードが複写機能であるか否かの判断をする。
複写機能である場合は、自動原稿給送装置300で原稿
束の最終ページから原稿を給送する。この時、複写動作
を行うので、プリント面が上面の状態でトレイに積載す
るとページ順が揃う。そこで、step102で複写機
能を使用していると判断した場合は、通常排出処理であ
るstep103に進行する。
【0088】また、step102で複写機能以外のプ
リンタ機能やFAX機能が選択された場合は、先頭ペー
ジから出力されるので、プリント面を下にして積載する
ことによりページ順を揃えるstep104の反転排出
処理に進行する。そして、step103あるいはst
ep104の処理が終了すると、プログラムはstep
101に戻る。
【0089】図12は上記通常排出処理の動作を示すフ
ローチャートである。この通常排出処理では、まずフラ
ッパ409を通常排出トレイ側に切り換え(step2
01)、搬送モータ419をオンして(step20
3)、画像形成装置から排出されるシートを待つ。そし
て、step205で画像形成装置が動作中であるか否
かを判断するために、ソータスタート信号が有るか否か
を判断する。
【0090】上記step205でソータスタート信号
が有れば、システムは動作中などので、排出される紙を
検出するために通常排出パスセンサがオンになるかを判
断する(step207)。通常排紙パスセンサがオン
でなければ、プログラムはstep205に戻る。しか
しstep207でシートを検知したら、プログラムは
step209に進行し、パスセンサのオフを待ち、次
いで排出終了待ちのタイマをセットする(step21
1)。このタイマは、シートがセンサを通過してからト
レイ上に積載されるまでの時間を計測するためのもので
ある。
【0091】step213で上記タイマのアップが確
認されると、プログラムはstep205に戻る。また
step205でソータスタートがないと判断した場合
は、画像形成装置がアイドリングになったことを示して
いるので、搬送モータを止めて(step215)、通
常排出処理を終了する。
【0092】図13は上記反転排出処理の動作を示すフ
ローチャートである。この反転排出処理では、まずフラ
ッパ409を反転排出トレイ側に切り換え(step3
01)、搬送モータ419をオンして(step30
3)、画像形成装置から排出されるシートを待つ。そし
て、step305で画像形成装置が動作中であるか否
かを判断するために、ソータスタート信号が有るか否か
を判断する。
【0093】上記step305でソータスタート信号
が有れば、排出される紙を検出するために、反転排出パ
スセンサがオンになるかを判断する(step30
7)。反転排出パスセンサがオンでなければ、プログラ
ムはstep305に戻る。しかしstep307でシ
ートを検知したら、プログラムはstep309に進行
し、パスセンサのオフを待ち、次いで排出終了待ちのタ
イマをセットする(step311)。
【0094】step313で上記タイマのアップが確
認されると、プログラムはstep305に戻る。また
step305でソータスタートがないと判断した場合
は、画像形成装置がアイドリングになったことを示して
いるので、搬送モータを止めて(step315)、反
転排出処理を終了する。以上のように動作すると、画像
形成装置から排出された紙は、反転して反転排紙トレイ
425に載置される。
【0095】このように、シート後処理装置400に、
プリント面を上にして排出する通常排紙トレイの他に、
プリント面を下にして排出する反転排出トレイを設ける
ことで、複雑な反転機構を設けなくとも反転処理を行え
る複合機システムを実現することが可能となり、さら
に、簡易な構成で有るにもかかわらず、高速で反転排出
処理を行える良好な画像形成システムを提供することが
可能になる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート後処理装置に画像形成装置からのシートを表裏変
えることなく排出する通常排出トレイと表裏反転して排
出する反転排出トレイとを備え、切換手段によりそれら
の排出先を切り換えるようにしたため、簡易な構成で反
転排出処理を行うことができ、複雑な反転機構が不要と
なり、また高速で反転排出処理を行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す断面図
【図2】 一実施例の原稿給送装置の構成を示す断面図
【図3】 一実施例のシート後処理装置の構成を示す断
面図
【図4】 一実施例のシート後処理装置の構成を示す斜
視図
【図5】 一実施例の操作部及び表示部の外観を示す平
面図
【図6】 一実施例のシステム全体の構成を示すブロッ
ク図
【図7】 一実施例のリーダ部の構成を示すブロック図
【図8】 一実施例のコア部の構成を示すブロック図
【図9】 一実施例の原稿給送装置の制御部の構成を示
すブロック図
【図10】 一実施例のシート後処理装置の制御部の構
成を示すブロック図
【図11】 一実施例の主制御動作を示すフローチャー
【図12】 一実施例の通常排出処理の動作を示すフロ
ーチャート
【図13】 一実施例の反転排出処理の動作を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
100 リーダ部(画像形成装置本体) 200 プリンタ部(画像形成装置本体) 250 外部装置 300 自動原稿給送装置 400 シート後処理装置 409 フラッパ(切換手段) 423 通常排出トレイ 425 反転排出トレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置と、この画像形成装置から
    排出されたシートの表裏を変えるシート後処理装置とを
    備え、前記シート後処理装置は、画像形成装置からのシ
    ートを表裏を変えることなく排出する通常排出トレイ
    と、画像形成装置からのシートを表裏を反転して排出す
    る反転排出トレイと、その通常排出トレイへの排出と反
    転排出トレイへの排出とを切り換える切換手段とを有す
    ることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 画像形成装置は複写機能を有し、この複
    写機能が選択された時は画像形成装置からのシートを通
    常排出トレイへ排出することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 画像形成装置はプリンタ機能あるいはフ
    ァクシミリ機能を有し、このプリンタ機能あるいはファ
    クシミリ機能が選択された時は画像形成装置からのシー
    トを反転排出トレイへ排出することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像形成システム。
JP6275163A 1994-11-09 1994-11-09 画像形成システム Pending JPH08132698A (ja)

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