JPH09261428A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09261428A
JPH09261428A JP8094708A JP9470896A JPH09261428A JP H09261428 A JPH09261428 A JP H09261428A JP 8094708 A JP8094708 A JP 8094708A JP 9470896 A JP9470896 A JP 9470896A JP H09261428 A JPH09261428 A JP H09261428A
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JP
Japan
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image information
unit
forming apparatus
image
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP8094708A
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English (en)
Inventor
Yasuo Fukatsu
康男 深津
Kenji Kobayashi
賢二 小林
Masaaki Io
猪尾  雅章
Tsutomu Sato
力 佐藤
Katsuya Yamazaki
山崎  勝也
Shinichi Nakamura
真一 中村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ファクシミリ受信された画像情報の検索処理
が容易に行なえ、印刷処理等を行わなくてもその受信画
像情報を確認可能な画像形成装置の提供。 【解決手段】 第1ページから第Lページまでの画像情
報が受信されると、その画像情報はファイル化され、フ
ァイル351としてファイル部304内の記憶領域35
0に記憶される。その画像データを直接印刷出力するよ
うに設定されていない場合は、ファイル351に含まれ
ている画像情報の中から第1ページの画像情報と第Lペ
ージの画像情報とが取り出され、2ページ分の画像情報
が1ページ分の画像情報に縮小加工されてインデックス
ファイル361が作成される。作成されたインデックス
ファイル361は、ファイル部304内のインデックス
ファイル記憶領域360に記憶される。ユーザが画像情
報を検索する場合は、インデックスファイルを見るだけ
で、そのファイルに含まれている画像情報の内容を容易
に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置における機能の複合
化が進み、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能
等の複数の機能が一台の装置で実現されている。その
上、このような画像形成装置はネットワークに接続され
て使用される場合もあり、ネットワークに接続されてい
るパーソナルコンピュータやワークステーション等の通
信端末装置用のプリンタ装置又はスキャナ装置として利
用されるようになっている。
【0003】一般に、上記画像形成装置において画像形
成された記録紙(シート)を処理するシート後処理装置
は、複数の排出トレイを有しており、上述した各機能別
にシートの仕分けを行なうことが可能なように構成され
ている。
【0004】例えば、ネットワークを介して他のパーソ
ナルコンピュータ等から入力された画像情報は、まず画
像形成装置の記憶部に一旦記憶される。その後記憶され
た画像情報は、複写動作の合間をぬって記憶部から取り
出され、又は、画像形成装置の操作部に設けられている
キーの操作によって記憶部の中から検索されて取り出さ
れる。取り出された画像情報はシート上に画像形成さ
れ、プリンタ用の排出トレイに排出される。
【0005】また、電話回線を介してファクシミリ受信
された画像情報についても同様に、画像形成装置の記憶
部に一旦記憶された後、記憶された画像情報は、複写動
作の合間をぬって記憶部から取り出され、又は、画像形
成装置の操作部に設けられているキーの操作によって記
憶部の中から検索されて取り出される。そして、取り出
された画像情報はシート上に画像形成され、ファクシミ
リ用の排出トレイに排出される。
【0006】また、画像形成装置をスキャナ装置として
使用する場合は、画像形成装置のリーダ部により原稿の
画像情報が読み取られ、読み取られた画像情報がネット
ワークを介して所定の通信端末装置に送信される。通信
端末装置に送信された画像情報はその通信端末装置にお
いて加工及び修正を施され、その後再び画像形成装置に
転送され、印刷されて排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置の記憶部に記憶された画像情報を、画像形成装置
の操作部に設けられたキーの操作により検索して印刷す
る場合は、所望の画像情報の検索操作が煩雑であるとい
う問題点があった。特に、記憶される画像情報がファク
シミリ受信された画像情報である場合は、更に画像情報
の検索が困難となっていた。
【0008】また、ファクシミリ受信された画像情報の
内容を予め知ることができないので、内容を確認するた
めに、画像形成装置から少なくとも一部印刷しなければ
ならない。更に、内容を確認することにより複数部数が
必要であると判断された場合には、最初に印刷したもの
をオリジナル原稿として、再び画像形成装置を使用し
て、必要部数を複写しなければならない。従って、受信
された画像情報の処理をスムーズに行なうことができな
いという問題点があった。また、ファクシミリ受信され
た画像情報をネットワークを介して通信端末装置へ送信
する場合であっても、ファクシミリ受信された画像情報
が送信すべき画像情報であるか否かを判断するために
は、その画像情報を少なくとも一部印刷しなければなら
ないという問題点があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、入力された画像情報の検索処理を容易
に行なうことができると共に、印刷出力処理を行わなく
ても入力された画像情報を確認することができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、画像情報を入力する入
力手段と、少なくとも第1及び第2の記憶領域からなり
画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた画像情報の一部を抽出し該抽出された画像情報の加
工合成を行なう画像加工手段と、前記入力手段により入
力された画像情報をファイルとして前記第1の記憶領域
に記憶させると共に前記画像加工手段により加工された
画像情報を前記第2の記憶領域に記憶させる記憶制御手
段と、前記第2の記憶領域に記憶されている画像情報を
参照して前記第1の記憶領域に記憶されているファイル
を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された
ファイルを構成する画像情報を出力する出力手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】請求項2の画像形成装置は、上記請求項1
の画像形成装置における記憶制御手段が、前記入力され
た画像情報の送信元に応じたディレクトリを前記第2の
記憶領域内に作成し、該作成されたディレクトリにより
前記加工された画像情報を管理することを特徴とする。
【0012】請求項3の画像形成装置は、上記請求項2
の画像形成装置における検索手段が、前記ディレクトリ
を検索した後に、前記検索されたディレクトリにより管
理されている前記加工された画像情報を検索して取り出
し、該取り出された前記画像情報を参照して前記第1の
記憶領域に記憶されているファイルを検索することを特
徴とする。
【0013】請求項4の画像形成装置は、上記請求項1
〜3のいずれか1項の画像形成装置における画像加工手
段が、前記入力された画像情報の中から先頭ページ及び
最終ページの画像情報を抽出して加工合成を行なうこと
を特徴とする。
【0014】請求項5の画像形成装置は、上記請求項1
〜4のいずれか1項の画像形成装置における画像加工手
段が、前記入力された画像情報が1ページ分の画像情報
である場合には当該画像情報の加工合成を禁止するよう
に構成されることを特徴とする。
【0015】請求項6の画像形成装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項の画像形成装置における記憶制御手
段が、前記入力された画像情報が1ページ分の画像情報
である場合に、当該入力された画像情報を、そのまま前
記第2の記憶領域に記憶させるように構成されることを
特徴とする。
【0016】請求項7の画像形成装置は、上記請求項1
〜6のいずれか1項の画像形成装置において、前記出力
手段における画像情報の出力順序を設定する設定手段を
備え、前記出力手段は、前記設定手段により設定された
出力順序に従って前記検索手段により検索された画像情
報を出力するように構成されることを特徴とする。
【0017】請求項8の画像形成装置は、上記請求項7
の画像形成装置における設定手段が、前記出力順序を降
順出力及び昇順出力のいずれか一方に設定することを特
徴とする。
【0018】請求項9の画像形成装置は、上記請求項7
又は8の画像形成装置における設定手段が、前記入力手
段により入力された画像情報のページ数が所定値以下で
ある場合は動作しないように構成されることを特徴とす
る。
【0019】請求項10の画像形成装置は、上記請求項
1〜9のいずれか1項の画像形成装置における出力手段
が、画像情報を表示出力するように構成されることを特
徴とする。
【0020】請求項11の画像形成装置は、上記請求項
1〜9のいずれか1項の画像形成装置における出力手段
が、画像情報を印刷出力するように構成されることを特
徴とする。
【0021】請求項12の画像形成装置は、上記請求項
11の画像形成装置において、出力手段から印刷出力さ
れる画像情報の出力部数を指定する部数指定手段を備え
ることを特徴とする。
【0022】請求項13の画像形成装置は、上記請求項
12の画像形成装置における設定手段が、前記部数指定
手段により指定された出力部数が1である場合は動作し
ないように構成されることを特徴とする。
【0023】請求項14の画像形成装置は、上記請求項
12の画像形成装置における設定手段が、前記部数指定
手段により指定された出力部数が2以上である場合に動
作するように構成されることを特徴とする。
【0024】請求項15の画像形成装置は、上記請求項
11〜14のいずれか1項の画像形成装置において、出
力手段により前記画像情報が印刷出力された出力紙のソ
ートを行なうか否かを選択する選択手段を備え、前記設
定手段は、前記選択手段により前記ソートを行なうこと
が選択されている場合に動作するように構成されること
を特徴とする。
【0025】請求項16の画像形成装置は、請求項1〜
15のいずれか1項の画像形成装置において、前記第2
の記憶領域に記憶されている画像情報を表示する表示手
段を備えることを特徴とする。
【0026】請求項17の画像形成装置は、請求項1〜
16のいずれか1項の画像形成装置における入力手段
が、前記画像情報をファクシミリ受信する受信手段から
構成されることを特徴とする。
【0027】請求項18の画像形成装置は、請求項1〜
16のいずれか1項の画像形成装置における入力手段
が、ネットワークに接続されて前記画像情報を当該ネッ
トワークを介して入力されるように構成されることを特
徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0029】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を、図1から図14を参照して説明する。
【0030】図1は、本実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示すブロック図である。同図において、画像形
成装置は、画像入力装置(以下、リーダ部と記述する)
1、画像出力装置(以下、プリンタ部と記述する)2、
外部装置3、原稿搬送装置4及びシート後処理装置5を
主要構成要素としており、リーダ部1とプリンタ部2と
により、本体部が構成されている。
【0031】リーダ部1は、原稿上の画像を読み取って
画像情報を生成するものであり、具体的には、図1の画
像形成装置の構成の縦断断面図である図2に示すよう
に、原稿載置台(プラテンガラス)101、原稿照明用
ランプ(以下、ランプと記述する)102とミラー10
3とを有するスキャナユニット104、ミラー105及
び106、レンズ107、CCD等の光電変換素子を有
するイメージセンサ部(以下、CCDと記述する)10
8等を有している。
【0032】プリンタ部2は、画像情報を記録紙(以
下、シートと記述する)上に可視像として印刷出力する
出力手段を構成する。プリンタ部2は、図2に示すよう
に、露光制御部201、感光体202、現像器203、
複数種類のシートカセット204,205、転写部20
6、定着部207、排紙部208、搬送方向切換部材2
09、再給紙用シート積載部210及び搬送ローラ21
1を有しており、ケーブル1bを介してリーダ部1に接
続されている。
【0033】外部装置3は、本画像形成装置が有する複
数の機能を制御するものであり、ケーブル1aを介して
リーダ部1に接続されている。外部装置3は、電話回線
10を介してファクシミリ送受信を行う入力手段として
のファクシミリ部301、該ファクシミリ部301と接
続されているハードディスク302、各種の原稿情報を
電気信号に変換して光磁気ディスク等からなる外部記憶
装置303に記憶する記憶手段としてのファイル部30
4、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーシ
ョン(WS)等の情報機器と本画像形成装置とを接続す
るLAN6とのインターフェースを行う入力手段として
のコンピュータインターフェース部305、画像情報を
可視像とするためにホストコンピュータから送られてく
るコード情報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部
306、リーダ部1から送られてきた画像情報やホスト
コンピュータから送られてきた各種情報を一時的に蓄積
するためのイメージメモリ部307、及び、上記各部を
制御する画像加工手段、記憶制御手段及び検索手段を構
成するコア部308からなる。なお、本実施の形態で
は、外部装置3を画像形成装置の構成要素の一つとして
説明するが、外部装置3を画像形成装置本体部とはまっ
たく独立した別ユニットとして、ケーブル等により接続
して利用するように構成するようにしてもよいことはい
うまでもない。
【0034】以下、図2を参照して、リーダ部1及びプ
リンタ部2の動作を説明する。
【0035】原稿搬送装置4上に積載された原稿は、最
終ページから順に1枚ずつ原稿載置台101上に搬送さ
れる(原稿搬送装置4の構成及び動作は後述する)。原
稿が原稿載置台101の所定位置に搬送されると、ラン
プ102が点灯し且つスキャナユニット104が移動
し、これにより原稿が照明される。原稿により反射され
た光は、ミラー103,105,106及びレンズ10
7を介してCCD108に入射される。CCD108に
入射された光は、CCD108により光電変換等により
電気信号に変換された後、後述するデジタル処理が行な
われ、画像情報が生成される。生成された画像情報は、
プリンタ部2に入力される。
【0036】プリンタ部2に入力された画像情報は、露
光制御部201において変調された光信号に変換されて
感光体202に照射される。この照射光により感光体2
02上に作られた潜像は、現像器203によって現像さ
れる。該現像された像の先端とタイミングを合わせて、
シートカセット204又は205からシートが搬送さ
れ、転写部206により、現像された像がシートに転写
される。転写された像は定着部207においてシートに
定着された後、排紙部208より装置外部に排出され
る。排出されたシートは、シート後処理装置5(シート
後処理装置5の構成及び動作は後述する)において、予
め指定した動作モードに応じた仕分け処理や綴じ処理等
を施される。
【0037】リーダ部1により読み込まれた画像を1枚
のシートの両面に印刷して排紙する場合、定着部207
にて像が定着されたシートは、一旦排紙部208まで搬
送された後、搬送向きが反転され、搬送方向切換部材2
09を介して再給紙用シート積載部210に搬送され
る。この状態で次の原稿が準備されると、上記プロセス
と同様にして原稿画像が読み取られ、像の転写及び定着
が行なわれる。このとき、シートは再給紙用シート積載
部210から給紙されるので、同一シートの表面及び裏
面に原稿画像を印刷することができる。この後、シート
は、搬送方向切換部材209を介して再給紙用シート積
載部210の方向に搬送される。シートが搬送方向切換
部材209を完全に通過したところで、搬送方向切換部
材209を切り換えると同時に、搬送ローラ211を反
転させることにより、シートは、排紙部208より装置
外部に排紙される。
【0038】図3は、原稿搬送装置4の構成を示す縦断
側面図である。
【0039】原稿搬送装置4は、原稿束を積載する原稿
積載トレイ401と、半月ローラ402、分離搬送ロー
ラ403、分離モータ(図示省略)、レジストローラ4
04、搬送ベルト405、ベルトモータ(図示省略)、
搬送大ローラ406、搬送モータ(図示省略)、排紙ロ
ーラ407、フラッパ408、リサイクルレバー40
9、給紙センサ(図示省略)、反転センサ(図示省
略)、排紙センサ(図示省略)等からなる原稿搬送手段
とを有している。
【0040】半月ローラ402及び分離搬送ローラ40
3は、分離モータにより回転されて、原稿積載トレイ4
01上の原稿束の最下部から原稿を1枚ずつ分離する。
レジストローラ404と搬送ベルト405は、ベルトモ
ータにより回転されて、分離された原稿をシートパス
a、bを介して原稿載置台101上の露光位置(シート
パスc)まで搬送する。搬送大ローラ406は、搬送モ
ータにより回転されて、原稿載置台101上の原稿をシ
ートパスcからシートパスeに搬送する。
【0041】シートパスeに搬送された原稿は、排紙ロ
ーラ407により原稿積載トレイ401上の原稿束の最
上部へ戻される。リサイクルレバー409は原稿給送開
始時に原稿束の最上部に載せられ、原稿が順次給送され
て最終原稿の後端がリサイクル・レバー409を抜ける
時にリサイクルレバー409が自重で落下することを不
図示の検知手段により検知することにより、原稿の一循
環を検知する。
【0042】また、両面原稿を複写する場合、その原稿
が一旦シートパスa、bからcに導きかれて一方の面の
露光が終了した後に、搬送大ローラ406が回転されて
フラッパ408が切り換えられる。これにより、当該原
稿はシートパスdに導かれ、レジストローラ404によ
りシートパスbに送られる。この後、搬送ベルト405
で原稿は原稿載置台101上に搬送され、その結果、原
稿は反転される。即ち、両面原稿を複写する場合は、シ
ートパスc〜d〜bの経路で原稿を搬送して反転させる
ことにより、もう一方の面の露光が行なわれる。
【0043】なお、原稿束の原稿を、1枚ずつシートパ
スa〜eを通して、一循環したことがリサイクルレバー
409により検知されるまで搬送することにより、原稿
の枚数をカウントすることができる。
【0044】図4はシート後処理装置5の構成を示す縦
断断面図であり、図5はシート後処理装置5の斜視図で
ある。
【0045】シート後処理装置5は、図4及び図5に示
すように、機体501、ビンユニット502及びステー
プラ510から構成される。
【0046】機体501は、搬入口503及び該搬入口
503近傍に位置する一対の搬入ローラ504を備えて
いる。搬入ローラ504の下流には、搬送パス505及
び506のいずれか一方へシート搬送方向を切り換える
フラッパ507が配設されている。搬送パス505はほ
ぼ水平方向に延びており、その下流には一対の搬送ロー
ラ508が配設されている。搬送パス506は下方に延
びており、その下流には一対の搬送ローラ509が配設
されている。搬送ローラ509の近傍位置には、ステー
プラ510が配設されている。搬入ローラ504及び搬
送ローラ508、509は、搬送モータ(図示省略)に
より駆動される。搬送パス505にはシートの通過を検
出するノンソートパスセンサ511が、搬送パス506
にはソートパスセンサ512が、それぞれ配設されてい
る。
【0047】ビンユニット502は、多数のビンBを備
えており、搬送ローラ508,509の下流側に配置さ
れている。ビンユニット502は、一端がビンユニット
502の不図示のフックに係合され且つ他端が機体50
1に固定されているバネ(不図示)で重量を保持するこ
とにより、機体501に昇降自在に支持されている。
【0048】ビンユニット502の機体501側の上下
部には、ガイドローラ513、514が回転自在に支持
されている。ガイドローラ513及び514は、機体5
01に上下方向に延びるように設けられた案内溝515
内を転動してビンユニット502を案内するように構成
されている。
【0049】また、機体501にはシフトモータ516
が配設されており、機体501に枢支された回転軸51
7にはリードカム518が固定されている。シフトモー
タ516の出力軸516aにはチェーン519が張設さ
れており、シフトモータ516の回転力がチェーン51
9を介して回転軸517に伝達されるようになってい
る。
【0050】ビンユニット502は、傾斜部及び垂直部
からなる底部フレーム520と、この底部フレーム52
0の先端に垂直に設けられた一対のフレーム521によ
って支持されたカバー522とにより構成されるユニッ
ト本体523を有している。ユニット本体523には、
シートに当接し且つシートを整合するための基準板が設
けられている。底部フレーム520には、第1整合モー
タ(図示省略)により回動する第1下アーム524b
が、支持軸524cを介して回動自在に支持されてい
る。カバー522の第1下アーム524bと対向する位
置には、第1上アーム524aが、支持軸524cを介
して回動自在に支持されている。第1上アーム524a
の先端と第1下アーム524bの先端との間には、第1
整合棒524が架設されている。第1整合棒524は、
第1整合モータにより回動するように構成されている。
【0051】また、底部フレーム520には、第2整合
モータ(図示省略)により回動する第2下アーム525
bが、支持軸525cを介して回動自在に支持されてい
る。カバー522の第2下アーム525bと対向する位
置には、第2上アーム525aが、支持軸525cを介
して回動自在に支持されている。第2上アーム525a
の先端と第2下アーム525bの先端との間には、第2
整合棒525が架設されている。該第2整合棒525
は、第2整合モータにより回動するように構成されてい
る。
【0052】第1及び第2整合モータはステッピングモ
ータであり、第1整合棒524及び第2整合棒525の
位置は、それぞれ、ステッピングモータに与えるパルス
数により正確に制御することができる。また、第1整合
棒524及び第2整合棒525の位置は、整合棒ホーム
センサ(不図示)により検知される。
【0053】ビンBは、その先端両側にそれぞれ係合板
(不図示)が形成されており、係合板がフレーム521
の内側に設けられた支持板(不図示)と係合することに
より、ビンBの先端側が支持される。また、ビンBに
は、支持軸524cから所定距離離れた位置に、第1整
合棒524の回転距離より長く且つ第1整合棒524の
幅よりも十分幅広な長孔526が穿設されており、支持
軸525cから所定距離離れた位置に、第2整合棒52
5の回転距離より長く且つ第2整合棒525の幅よりも
十分幅広な長孔527が穿設されている。
【0054】ビンBの基端部Baは、シート収納面Bb
に対して垂直に立ち上がっている。また、ビンBは、機
体501に対して先端を上に向けて所定角度傾斜してい
る。この傾斜により、シートはシート収納面Bbを滑っ
て後端を基端部Baに当接し、前後方向を整合される。
【0055】また、各ビンB1…Bnのステープラ51
0の進入する部分には切欠部が設けられており、各ビン
B1…Bnがステープラ510と干渉しないようになっ
ている。各ビンB1…Bnの長孔526には第1整合棒
524が嵌挿されており、第1整合棒524は、長孔5
26内を回動して、ビンB上のシートの一端側を整合す
る。同様に、各ビンB1…Bnの長孔527には第2整
合棒525が嵌挿されており、第2整合棒525は、長
孔527内を回動して、ビンB上のシートの他端側を整
合する。
【0056】リードカム518は、ビンBの一部分と係
合している。リードカム518の回転により、ビンユニ
ット502は、案内溝515に沿って昇降するように構
成されている。
【0057】なお、リードカム518の回転は、リード
カム518の近傍に配設されたリードカムセンサ528
によって検出される。また、ビンユニット502の位置
は、ビンホームポジションセンサ529によって検出さ
れる。ビンB上のシートの存在は、ソートトレイシート
有無検知センサ530によって検出される。
【0058】ステープラ510は、図示しないモータの
回転によりビンBに収納されたシートを綴じ(ステープ
ル)処理する電動式のステープラであり、搬送ローラ5
09近傍のシートの搬入方向に直交する位置に、駆動手
段(図示省略)により進退可能に配設されている。ステ
ープラ510は、通常はビンBの上下動の際に干渉しな
いように第1位置イに退避しており、ビンB上のシート
の束の綴じ処理を行なう際に駆動手段により第2位置ロ
に移動される。綴じ処理終了後、ステープラ510は、
駆動手段により第1位置イに復帰移動される。複数のビ
ンB1…Bnに収納されたシートの束の綴じ処理を行な
う場合は、1つのビンBのシートの束の綴じ処理が終了
した後に、ビンユニット502が所定のビン位置に移動
され、次のビンBに収納されたシートの束の綴じ処理が
行なわれる。駆動手段は、図4に示す矢印R方向及び図
5に示す矢印Y方向に、ステープラ510を回転及び移
動(スライド)させることができる。例えば、シートが
反転して排出された場合は、ステープラ510は、駆動
手段により矢印R方向に回転されて上下反転される。ま
た、後述する画像回転回路145により出力画像が回転
された場合は、ステープラ510は、図示しないステー
プラ位置センサの検出結果に応じて、駆動手段により矢
印Y方向にスライドされる。
【0059】また、図5において、531はマニュアル
ステープルキーであり、ソート終了後に該マニュアルス
テープルキー531が押下されると、ステープラ510
による綴じ処理が行なわれる。また、第1整合棒524
の回動動作により、ビンB上のシート束の位置を手前に
押し出すことが可能である。
【0060】図6は、本体部(リーダ部1とプリンタ部
2)に配設された操作・表示パネルの配置構成を示す平
面図である。
【0061】同図おいて、操作・表示パネル600に
は、後述する各種キーと、液晶表示器等からなる出力手
段及び表示手段としての表示部601とが配設されてい
る。
【0062】表示部601は、本装置の状態、コピー枚
数、倍率、選択シート及び各種の操作画面等の複写に関
する情報を表示する。
【0063】602は複写動作を開始する時に押下され
る複写開始キーである。603は設定された複写部数を
解除する場合に押下されるクリア/ストップキーであ
り、待機(スタンバイ)中に押下されるとクリアキーと
して機能し、複写記録中に押下されるとストップキーと
して機能する。
【0064】604は複写部数を設定する場合に押下さ
れる部数設定手段としてのテンキーであり、605は複
写濃度を手動で調節する時に押下される複写濃度調節キ
ーである。606はAE(自動濃度調節)キーであり、
原稿の濃度に応じて複写濃度を自動的に調節する場合、
又はAEを解除して濃度調節をマニュアル(手動)に切
り替える場合に押下される。
【0065】607は、図2に示した複数種類のシート
カセット204,205等を選択する場合に押下される
カセット選択キーである。また、原稿搬送装置4に原稿
が載置されている時は、カセット選択キー607を押下
することにより、APS(自動シート選択)を設定する
ことができる。APSが設定された時は、原稿と同じ大
きさのシートを収納したカセットが自動選択される。
【0066】608は等倍キーであり、等倍(原寸)で
複写する場合に押下される。609はズームキーであ
り、例えば64%〜124%の範囲で任意の複写倍率を
指定する場合に押下される。610及び611は定形変
倍キーであり、定形サイズ間での縮小・拡大倍率と同じ
複写倍率を指定する場合に押下される。
【0067】612は、シート後処理装置5の動作モー
ドの選択又は解除を行なうモードキーである。モードキ
ー612により選択される動作モードには、例えば、排
紙方法(ステープル、ソート、グループ)、綴じ処理モ
ード、ソートモード、記録済みシートの折り(断面Z型
/断面V型)処理モード等がある。
【0068】613は、複写処理モード、例えば、両面
複写モード、綴じ代設定、写真複写モード、多重処理、
ページ連写モード、2in1モード等を設定するため
の、設定手段としての設定キーである。設定キー613
には、後述する手法によりファイル部304に記憶され
たファイルに含まれている画像情報を他のユーザへ転送
する場合に押下されるユーザモードキー613a及び縮
小レイアウト処理等の加工処理を行なう場合に押下され
る画像処理モードキー613bが含まれる。
【0069】616は、ファクシミリ受信されてファイ
ル部604に記憶された画像情報を取り出して各種処理
を行なう際に押下されるファクシミリキーであり、61
7は、ユーザのIDを入力する場合に押下されるID入
力キーである。ID入力キー617が押下されると、操
作・表示パネル600はユーザIDの入力待ち状態とな
る。この状態で、テンキー604からユーザIDが入力
された後再度ID入力キーが押下されると、ユーザID
が確定される。
【0070】なお、上記表示部601は、タッチパネル
として構成してもよく、この場合は、上記各種キーを表
示部601上に配置して、タッチキーとして構成するこ
とが可能である。
【0071】図7は、リーダ部1の構成を更に詳細に説
明するための回路ブロック図である。
【0072】原稿の反射光は、上述したようにCCD1
08に入力され、ここで、レッド(R)、グリーン
(G)、及びブルー(B)のカラー画像信号に変換され
る。カラー画像信号は、増幅器110R、110G、1
10Bにより、A/D変換器111の入力信号レベルに
合わせて増幅される。A/D変換器111により増幅さ
れた信号は、シェーディング回路112に入力され、ラ
ンプ102の配光むらや、CCD108の感度むら等が
補正される。シェーディング回路112により補正され
た画像信号は、Y信号生成・色検出回路113及び外部
インタフェース(I/F)切換回路119に入力され
る。
【0073】Y信号生成・色検出回路113では、シェ
ーディング回路112から入力された画像信号に基づい
て、下記の式(1)を用いた演算が行なわれ、色検出信
号(Y信号)が生成される。
【0074】 Y=0.3R+0.6G+0.1B …(1) Y信号生成・色検出回路113により生成された色検出
信号は、画像信号と共に変倍・リピート回路114に入
力される。変倍・リピート回路114では、画像信号
の、主走査方向の変倍が行なわれる。なお、副走査方向
の変倍は、スキャナユニット104の走査スピードを可
変とすることにより行なうことができる。また、変倍・
リピート回路114により、同一画像を複数回繰り返し
て出力することが可能である。
【0075】変倍・リピート回路114から出力された
画像信号は、輪郭・エッジ強調回路115に入力され
る。輪郭・エッジ強調回路115では、入力された画像
信号の高周波成分を強調することにより、エッジ強調情
報及び輪郭情報が得られる。輪郭・エッジ強調回路11
5から出力された画像信号、エッジ強調情報及び輪郭情
報は、マーカエリア判定・輪郭生成回路116、及び、
パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路11
7に入力される。
【0076】マーカエリア判定・輪郭生成回路116で
は、入力された画像信号の中から、原稿上の指定された
色のマーカペンで書かれた部分が取り出され、マーカの
輪郭情報が生成される。パターン化・太らせ・マスキン
グ・トリミング回路117では、マーカエリア判定・輪
郭生成回路116により生成された輪郭情報に基づい
て、画像信号の太らせ処理、マスキング処理及びトリミ
ング処理が行われると共に、Y信号生成・色検出回路1
13により生成された色検出信号によるパターン化処理
が行われる。パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117から出力される画像信号は、レーザドラ
イバ回路118に入力される。
【0077】レーザドライバ回路118は、入力された
画像信号をレーザ駆動用信号に変換する。レーザ駆動用
信号はプリンタ部2に入力され、該プリンタ部2によ
り、上述した手法による画像形成が行われる。
【0078】外部I/F切換回路119は、リーダ部1
と外部装置3とのインターフェースを行う。すなわち、
画像情報をリーダ部1から外部装置3に出力する場合、
外部I/F切換回路119は、パターン化・太らせ・マ
スキング・トリミング回路117により処理された画像
信号を、画像情報としてコネクタ120に出力する。ま
た、画像情報を外部装置3からリーダ部1に入力する場
合、外部I/F切換回路119は、コネクタ120から
入力された画像情報を、Y信号生成・色検出回路113
に入力する。
【0079】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。また、CPU122により設定された
値に応じて、エリア信号生成回路121は、上記画像処
理に必要な各種のタイミング信号を生成する。
【0080】また、CPU122は通信機能を有してお
り、外部装置3との間で通信を行うことができる。ま
た、サブCPU123は、操作・表示パネル600が有
する通信機能を用いて、外部装置3との間で通信を行う
ことができる。
【0081】図8は、外部装置3のコア部308の構成
を示すブロック図である。
【0082】同図において、コネクタ131は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。コネク
タ131には、4種類の信号ラインが接続されており、
第1の信号ライン187の信号は8ビット多値のビデオ
信号、第2の信号ライン185の信号はビデオ信号を制
御する制御信号、第3の信号ライン181の信号はリー
ダ部1内のCPU122と通信を行う信号、第4の信号
ライン182の信号はリーダ部1内のサブCPU123
と通信を行う信号である。
【0083】第3の信号ライン181の信号及び第4の
信号ライン182の信号は、通信用IC132により通
信プロトコル処理された後、CPUバス183を介して
CPU133に送出される。
【0084】第1の信号ライン187は双方向のビデオ
信号ラインであり、リーダ部1から送られてくる情報を
受け取り、また、情報をリーダ部1に出力する。第1の
信号ライン187はバッファ140に接続されており、
該バッファ140により、双方向信号ラインは片方向の
信号ライン188と170とに分離される。一方の信号
ライン188の信号はリーダ部1からの8ビット多値の
ビデオ信号であり、該ビデオ信号は、LUT141に入
力される。
【0085】LUT141は、リーダ部1から送られて
くる画像情報を、ルックアップテーブルを参照すること
により所望する値に変換する。LUT141から信号ラ
イン189に出力された信号は、二値化回路142及び
セレクタ143に入力される。二値化回路142は、信
号ライン189に出力された多値の信号を固定のスライ
スレベルで画像情報を二値化する単純二値化機能と、注
目画素の周りの画素の値に応じて変動する変動スライス
レベルにより画像情報を二値化する二値化機能と、誤差
拡散法により画像情報を二値化する二値化機能とが備え
られている。
【0086】二値化された情報は、「0」の時「00
H」、「1」の時「FFH」の多値信号に変換され、セ
レクタ143に入力される。セレクタ143は、LUT
141から出力された信号及び二値化回路142から出
力された信号のいずれか一方を選択する。セレクタ14
3から信号ライン190に出力された信号は、セレクタ
144に入力される。セレクタ144は、CPU133
の指示により、ファクシミリ部301、ファイル部30
4、コンピュータインターフェース部305、フォーマ
ッタ部306、又はイメージメモリ部307から、それ
ぞれコネクタ135〜139を介して信号ライン194
に出力されたビデオ信号、及びセレクタ143から信号
ライン190に出力された信号のいずれか一方を選択す
る。
【0087】セレクタ144から信号ライン191に出
力された信号は、画像回転回路145又はセレクタ14
6に入力される。画像回転回路145は、入力された信
号を+90度、−90度又は+180度回転させる機能
を有している。また、画像回転回路145には、二値化
回路142で二値信号に変換された信号がリーダ部1か
らの画像情報として記憶されると共に、CPU133の
指示により、記憶された画像情報が回転されて読み出さ
れる。
【0088】セレクタ146は、画像回転回路145か
ら信号ライン192に出力された信号及びセレクタ14
4から信号ライン191に出力された信号のいずれか一
方を選択し、その信号を、信号ライン193を通してコ
ネクタ135〜139に入力する。
【0089】信号ライン193は、ファクシミリ部30
1、ファイル部304、コンピュータインターフェース
部305、フォーマッタ部306、又はイメージメモリ
部307へ画像情報を送出する同期式8ビットの片方向
ビデオバスである。また、信号ライン194は、ファク
シミリ部301、ファイル部304、コンピュータイン
ターフェース部305、フォーマッタ部306、又はイ
メージメモリ部307から画像情報を受け取る同期式8
ビットの片方向ビデオバスである。信号ライン193と
信号ライン194の同期式バスの制御は、ビデオ制御回
路134が信号ライン186へ制御信号を出力すること
により行なわれる。
【0090】コネクタ135〜139のそれぞれには、
信号ライン184が接続されている。この信号ライン1
84は双方向の16ビットCPUバスであり、CPU1
33と各コネクタ135〜139との間で、非同期式に
よるデータ・コマンドのやり取りを行うために使用され
る。
【0091】すなわち、ファクシミリ部301、ファイ
ル部304、コンピュータインターフェース部305、
フォーマッタ部306及びイメージメモリ部307と、
コア部308との間における情報の転送は、ビデオバス
である信号ライン193及び194と、CPUバスであ
る信号ライン184とによって行なわれる。
【0092】ファクシミリ部301、ファイル部30
4、コンピュータインターフェース部305、フォーマ
ッタ部306及びイメージメモリ部307から信号ライ
ン194へ出力された信号は、セレクタ144及びセレ
クタ147に入力される。セレクタ144は、CPU1
33の指示により、信号ライン194の信号を画像回転
回路145に入力する。セレクタ147は、信号ライン
193の信号及び信号ライン194の信号のいずれか一
方を、CPU133の指示により選択する。セレクタ1
47から信号ライン195への出力信号は、パターンマ
ッチング回路148、セレクタ149及びセレクタ15
1に入力される。
【0093】パターンマッチング回路148は、信号ラ
イン195から入力された信号と所定パターンとのパタ
ーンマッチングを行い、パターンが一致した場合は所定
の多値の信号を信号ライン196に出力する。また、パ
ターンが一致しなかった場合は、信号ライン195の信
号を信号ライン196に出力する。
【0094】セレクタ149は、信号ライン195の信
号及び信号ライン196の信号のいずれか一方を、CP
U133の指示により選択する。セレクタ149から信
号ライン197に出力された信号は、LUT150に入
力される。LUT150は、プリンタ部2に画像情報を
出力する際に、プリンタ部2の特性に合わせて、信号ラ
イン197からの入力された信号を変換し、信号ライン
198に出力する。セレクタ151は、信号ライン19
8の信号及び信号ライン195の信号のいずれか一方
を、CPU133の指示により選択する。
【0095】セレクタ151の出力信号は、拡大回路1
52に入力される。拡大回路152は、CPU133の
指示により、X方向及びY方向に独立して拡大倍率を設
定する。拡大回路152で行なわれる拡大方法には、1
次の線形補間が採用される。拡大回路152から信号ラ
イン170に出力された信号は、バッファ140に入力
される。
【0096】バッファ140に入力された信号は、CP
U133の指示により、双方向信号として信号ライン1
87に出力される。信号ライン187に出力された双方
向信号は、コネクタ131を介してプリンタ部2に送ら
れ、プリントアウトされる。
【0097】ここで、コア部308における信号(画像
情報)の流れについて説明する。
【0098】まず、リーダ部1により読み取られた画像
情報をファクシミリ部301からファクシミリ送信され
する場合について説明する。
【0099】CPU133は、通信IC132を介して
リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン
命令を出す。この命令により、リーダ部1のCPU12
2はスキャナユニット104を制御して原稿をスキャン
し、画像情報を読み取る。読み取られた画像情報は、コ
ネクタ120に出力される。リーダ部1と外部装置3と
の間はケーブルで接続されており、リーダ部1のコネク
タ120から出力された画像情報は、コア部308のコ
ネクタ131に入力される。コネクタ131に入力され
た画像情報は、多値8ビットの信号ライン187を通っ
てバッファ140に入力される。
【0100】バッファ140は、入力された画像信号
を、CPU133の指示により信号ライン187の双方
向信号を片方向信号として、信号ライン188を介して
LUT141に入力する。LUT141は、ルックアッ
プテーブルを用いて、入力された信号を所望の値に変換
する。これにより、例えば、原稿の下地に関する画像情
報を飛ばすことが可能である。
【0101】LUT141から信号ライン189に出力
された信号は、二値化回路142に入力される。二値化
回路142は、信号ライン189の8ビット多値信号を
二値化した後、二値化された信号が「0」の場合「00
H」、「1」の場合「FFH」という多値の信号に変換
する。
【0102】二値化回路142の出力信号は、セレクタ
143及びセレクタ144を介して画像回転回路145
又はセレクタ146に入力される。また、画像回転回路
145から出力された信号もセレクタ146に入力され
る。
【0103】セレクタ146は、信号ライン191の信
号及び信号ライン192の信号のいずれか一方を選択
し、その信号を信号ライン193に出力する。セレクタ
146における信号の選択は、CPU133が信号ライ
ン184及びコネクタ135を介してファクシミリ部3
01と通信を行うことにより決定される。信号ライン1
93に出力された信号は、画像情報として、コネクタ1
35を介してファクシミリ部301に送られる。ファク
シミリ部301では、公知の手法により、画像情報のフ
ァクシミリ送信が実行される。
【0104】次に、ファクシミリ部301においてファ
クシミリ受信された画像情報をプリンタ部2により印刷
して出力する場合について説明する。
【0105】公知の手法によりファクシミリ部301で
ファクシミリ受信された画像情報は、コネクタ135を
介して信号ライン194に送られる。信号ライン194
の信号は、セレクタ144及びセレクタ147に入力さ
れる。CPU133の指示により、プリンタ部2に対し
てファクシミリ受信時の画像情報を回転して出力する場
合は、セレクタ144に入力された信号が、画像回転回
路145で回転処理された後、セレクタ146及びセレ
クタ147を介してパターンマッチング回路148に入
力される。また、CPU133の指示により、プリンタ
部2に対してファクシミリ受信時の画像情報をそのまま
出力する場合は、セレクタ147に入力された信号が、
パターンマッチング回路148に入力される。
【0106】パターンマッチング回路148は、ファク
シミリ受信により生じた画像のガタガタを滑らかにする
機能を有している。パターンマッチング回路148から
出力される信号は、セレクタ149を介してLUT15
0に入力される。ファクシミリ受信された画像情報をプ
リンタ部2において所望の濃度で印刷するため、LUT
150の内部に予め格納されているルックアップテーブ
ルは、CPU133の制御により可変である。LUT1
50から信号ライン198に出力された信号は、セレク
タ151を介して拡大回路152に入力される。拡大回
路152は、00H又はFFHで表現される8ビット多
値信号に対して、1次の線形補間方法により拡大処理を
行う。拡大回路152からの多くの値を有する8ビット
多値信号は、画像情報として、バッファ140及びコネ
クタ131を介してリーダ部1に送られる。
【0107】リーダ部1に入力された画像情報は、コネ
クタ120を介して外部I/F(インターフェース)切
換回路119に入力され、上述した処理がなされた後、
レーザドライバ回路118からプリンタ部2に出力さ
れ、プリンタ部2によりシート上に印刷されて出力され
る。
【0108】次に、リーダ部1により読み取られた画像
情報をファイル部304に記憶する場合について説明す
る。
【0109】CPU133は、通信IC132を介して
リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン
命令を出す。このスキャン命令により、CPU122は
スキャナユニット104を制御して原稿をスキャンし、
画像情報を読み取る。読み取られた画像情報は、コネク
タ120に出力される。リーダ部1と外部装置3とはケ
ーブルで接続されており、リーダ部1のコネクタ120
から出力された画像情報は、コア部308のコネクタ1
31に入力される。コネクタ131に入力された画像情
報は、多値8ビットの信号ライン187を通ってバッフ
ァ140に入力される。
【0110】バッファ140は、入力された画像信号を
CPU133の指示により信号ライン187の双方向信
号を片方向信号として、信号ライン188を介してLU
T141に入力する。LUT141に入力された信号
は、LUT141によって所望する信号に変換される。
LUT141により変換された信号は、セレクタ14
3、144及び146を介してコネクタ136に入力さ
れる。
【0111】即ち、リーダ部1により読み取られた画像
情報は、二値化回路142及び画像回転回路145によ
る処理を施されずに、8ビット多値のままファイル部3
04に転送される。また、信号ライン184を介したフ
ァイル部304との通信により二値化信号のファイリン
グを行う場合、リーダ部1により読み取られた画像情報
は、二値化回路142及び画像回転回路145による処
理が施された後、ファイル部304に転送される。な
お、二値化処理及び画像回転処理は、ファクシミリ部3
01においてファクシミリ通信を行なう場合の処理と同
様である。
【0112】次に、ファイル部304に格納されている
画像情報を取り出し、該取り出された画像情報をプリン
タ部においてシートに印刷して出力する場合について説
明する。
【0113】ファイル部304からの画像情報は、コネ
クタ136及び信号ライン194を介して、8ビット多
値の信号としてファイリングされている場合はセレクタ
147へ、二値の信号としてファイリングされている場
合はセレクタ144又はセレクタ147へ入力される。
二値の信号としてファイル部304にファイリングされ
ている画像情報を取り出す場合の処理は、ファクシミリ
部301においてファクシミリ通信を行なう場合の処理
と同様である。
【0114】多値の信号としてファイリングされている
画像情報を取り出す場合、セレクタ147からの出力信
号である信号ライン195の信号は、セレクタ149を
介してLUT150へ入力される。LUT150では、
CPU133の指示により、所望するプリント濃度に合
わせてルックアップテーブルが作成される。LUT15
0から出力された信号は、セレクタ151を介して拡大
回路152に入力される。拡大回路152によって所望
する拡大率に拡大された8ビット多値信号は、信号ライ
ン170、バッファ140及びコネクタ131を介して
リーダ部1に送られる。リーダ部1に送られた画像情報
は、上述した処理が施された後プリンタ部2に出力さ
れ、シートに印刷されて排紙される。
【0115】次に、コンピュータインターフェース部3
05とコア部308との間で行なわれる画像情報の制御
について説明する。
【0116】コンピュータインターフェース部304
は、SCSI、RS232C又はセントロニクス系との
通信を行う3種類のインターフェースを備えている。各
インターフェースから入力された、画像情報を含む情報
は、コネクタ137及びデータバス184を介してCP
U133に入力される。CPU133は、入力された情
報に応じた各種の制御を行う。
【0117】次に、フォーマッタ部306とコア部30
8との間で行なわれる画像情報の制御について説明す
る。
【0118】フォーマッタ部306は、上述したコンピ
ュータインターフェース部305から送られてきた情報
に含まれているコマンドデータをイメージデータに展開
する機能を有する。
【0119】CPU133は、コンピュータインターフ
ェース部305から入力された情報がフォーマッタ部に
送るべき情報であると判別した場合に、その情報をコネ
クタ138を介して、フォーマッタ部306に出力す
る。フォーマッタ部306は、入力された情報を、文字
や図形等のように意味のあるイメージデータとして、メ
モリ上に展開する。
【0120】次に、フォーマッタ部306からの画像情
報を受け取り、該受け取られた画像情報をシートに印刷
して出力する場合について説明する。
【0121】フォーマッタ部306からの画像情報は、
2つの値(00H,FFH)を有する多値信号として、
コネクタ138を介して信号ライン194に出力され
る。信号ライン194に伝送された信号は、セレクタ1
44及び147に入力される。CPU133の指示によ
り、セレクタ144及び147は制御される。以下の処
理は、ファクシミリ部301においてファクシミリ通信
を行なう場合の処理と同様である。
【0122】次に、リーダ部1により読み取られた画像
情報をイメージメモリ部307に記憶する場合について
説明する。
【0123】CPU133は、通信IC132を介して
リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン
命令を出す。この原稿スキャン命令により、CPU12
2がスキャナユニット104を制御して、原稿の画像情
報がスキャンされる。スキャンされた画像情報は、コネ
クタ120に出力される。
【0124】リーダ部1からの画像情報は、コア部30
8のコネクタ131に入力される。コネクタ131に入
力された画像情報は、多値8ビットの信号ライン187
及びバッファ140を介してLUT141に送られる。
LUT141から出力された信号は、セレクタ143、
144、146及びコネクタ139を介して、イメージ
メモリ部307へ出力され、イメージメモリ部307に
記憶される。
【0125】次に、イメージメモリ部307に記憶され
た画像情報を、LAN6を介して接続されているワーク
ステーション7又はパーソナルコンピュータ8に転送す
る場合について説明する。
【0126】イメージメモリ部307に記憶された画像
情報は、コネクタ139及び信号ライン184を介して
CPU133へ送られる。CPU133は、コンピュー
タインターフェース部305に、イメージメモリ部30
7から送られてきたデータを転送する。コンピュータイ
ンターフェース部305は、上述した3種類のインター
フェース(SCSI,RS232C,セントロニクス)
のいずれかを選択し、選択されたインターフェースを用
いて、LAN6を介して接続されているワークステーシ
ョン7又はパーソナルコンピュータコンピュータ8に転
送する。
【0127】次に、LAN6を介して接続されているワ
ークステーション7又はパーソナルコンピュータ8から
転送された情報をイメージメモリ部307に記憶し、そ
の情報をプリンタ部2により印刷して出力する場合につ
いて説明する。
【0128】コンピュータインターフェース部305を
介して入力された情報は、コア部308のCPU133
に送られる。CPU133は、コンピュータインターフ
ェース部305から信号ライン184を介して送られて
きた情報が、イメージメモリ部307に記憶すべき情報
であると判別すると、その情報を、コネクタ139を介
してイメージメモリ部307に転送する。転送された情
報は、そのままイメージメモリ307に記憶される。
【0129】イメージメモリ部307に記憶された情報
は、コネクタ139及び信号ライン194を介して、セ
レクタ144又は147に入力される。以下の処理は、
ファクシミリ部301においてファクシミリ通信を行な
う場合の処理と同様である。
【0130】図9は、上記構成からなる画像形成装置が
接続されるネットワーク構成を示す説明図である。
【0131】画像形成装置は、図1に示したように、ネ
ットワークインターフェース部305を介してLAN6
に接続されている。LAN6は、複数の情報機器と接続
されており、接続されている任意の機器間におけるデー
タ交換を可能とするネットワークである。
【0132】図9において、画像形成装置は、LAN6
を介してワークステーション(WS)7、パーソナルコ
ンピュータ(PC)8及びファイルサーバ9と接続され
ている。ワークステーション7及びパーソナルコンピュ
ータ8は、画像情報等を含むドキュメントの作成、修
正、及び表示を行う。ファイルサーバ9は、LAN6を
経由して外部装置3、ワークステーション7、パーソナ
ルコンピュータ8等からアクセス可能な、大容量の記憶
装置である。
【0133】また、画像形成装置は、図1に示したよう
に、ファクシミリ部301を介して電話回線10に接続
されている。電話回線10は、画像情報のファクシミリ
送受信に使用される。また、リーダ部1、プリンタ部2
及びLAN6に接続される各機器は、外部装置3のファ
クシミリ部301を利用して、電話回線を介して遠隔地
のネットワークにアクセスすることも可能である。
【0134】図10は、上述したように構成される画像
形成装置において実行される、入力された画像情報の検
索に用いられるインデックスファイルの作成処理手順を
示すフローチャートである。本実施の形態では、以下に
示すように、ファクシミリ受信された画像情報に関する
インデックスファイルが作成され、該インデックスファ
イルを用いて検索が行なわれる場合について説明する。
【0135】なお、以下に説明する各フローチャートを
実行するためのプログラムはコア部308内のROM
(不図示)に格納されており、CPU133により実行
される。
【0136】外部装置3内のファクシミリ部301にお
いて画像情報がファクシミリ受信されると(ステップS
1201)、ファクシミリ受信された画像情報は、コア
部308を介してファイル部304に送られ、ここでフ
ァイル化されて記憶される(ステップS1202)。
【0137】図11は、ファイル部304における、画
像情報の記憶形式の一例を示す図である。同図におい
て、350は、画像情報をファイル化して記憶する記憶
領域である。記憶領域350には、第1ページから第L
ページまでの画像情報を含むファイル351と、第1ペ
ージから第Mページまでの画像情報を含むファイル35
2と、第1ページから第Nページまでの画像情報を含む
ファイル353とが、ファクシミリ部301から送られ
て、ファイル化されて記憶されている。
【0138】図10に戻り、いずれかのファイルに含ま
れている画像情報を直接プリンタ部2により印刷する設
定となっているか否かが判別される(ステップS120
3)。ステップS1203の答が肯定(YES)の場合
は、上述した手法によりファイル部304に格納されて
いる画像情報が取り出され、プリンタ部2によりシート
に印刷されて排紙される(ステップS1204)。ま
た、ステップS1203の答が否定(NO)である場合
は、画像情報に後述する加工処理を施すことによりイン
デックスファイルを作成する処理が行なわれる(ステッ
プS1205)。加工処理が終了すると、作成されたイ
ンデックスファイルが操作・表示パネル600の表示部
601に表示され(ステップS1206)、その後、本
処理手順は終了する。
【0139】図12は、ステップS1204で行なわれ
る加工処理として縮小レイアウト処理を行なった場合の
処理手順を示すフローチャートである。縮小レイアウト
等の加工内容は、ユーザが図6に示した操作・表示パネ
ル600上の画像処理モードキー615bを押下するこ
とにより設定される。
【0140】まず、ファイル部304にファイルとして
図12に示した形式で格納されている画像情報が、ファ
イルとしてコア部308に転送され(ステップS121
1)、コア部308内のCPU133によりファイル内
の画像情報のページ数がカウントされる(ステップS1
212)。そして、カウントの結果、そのファイルに含
まれていた画像情報が2ページ以上であるか否かが判別
され(ステップS1213)、その答が肯定(YES)
である場合は、そのファイルに含まれている画像情報の
中から、先頭ページの画像情報と最終ページの画像情報
とが抽出され(ステップS1214)、抽出された各画
像情報の間引き処理及び間引き処理によるデータ欠落防
止のための補間演算が行なわれ(ステップS1215、
S1216)、インデックスファイル360が作成され
る(ステップS1217)。
【0141】例えば、図11に示した第1ページから第
Lページまでの画像情報を含むファイル351の場合
は、コア部308により、その1ページ目の画像情報と
Lページ目の画像情報とが取り出され、それぞれ間引き
等上述した処理が施され、2ページ分の画像情報が1ペ
ージ分の画像情報に縮小加工されてインデックスファイ
ル361が作成される。作成されたインデックスファイ
ル361は、ファイル部304内のインデックスファイ
ル記憶領域360に記憶される。このように画像情報を
ファイル部304に記憶することにより、ユーザが画像
情報を検索する場合は、インデックスファイルを見るだ
けで、そのファイルに含まれている画像情報の内容を容
易に把握することができる。また、インデックスファイ
ルは、ファクシミリ受信された画像情報の先頭ページと
最終ページを抽出して作成されるので、ファクシミリ受
信された画像情報が1ページ目から正順で受信された
か、又は逆順で受信されたかを知ることができ、画像情
報をファイル部304から取り出して印刷出力する場合
等の便宜を図ることができる。
【0142】上記ステップS1213の答が否定(N
O)である場合、すなわちファイルに含まれている画像
情報が1ページである場合は、加工処理が禁止され(ス
テップS1218)、ファイル内の画像情報をそのまま
用いてインデックスファイルが作成される(ステップS
1217)。
【0143】ステップS1217におけるインデックス
ファイルの作成が終了すると、本処理手順は直ちに終了
される。
【0144】図13は、上述した手法により作成された
インデックスファイルを用いた、ファイル部304に記
憶されている、ファクシミリ受信された画像情報の検索
処理手順を示すフローチャートである。
【0145】操作・表示パネル600上のキー操作によ
り、表示部601にインデックスファイル360が表示
される(ステップS1231)。この状態で、ファクシ
ミリキー616が押下されたか否かが判別され(ステッ
プS1232)、その答が否定(NO)である場合は、
ファクシミリ受信された画像情報の印刷又は検索は行な
れず、そのまま本処理手順は終了する。
【0146】ステップS1232において、ファクシミ
リキー616が押下されたと判別された場合は、インデ
ックスファイル検索モードとなり、所望のインデックス
ファイルの検索が行なわれる(ステップS1233)。
インデックスファイルは、例えば図14に示すようにフ
ァクシミリ送信側の電話番号に対応するディレクトリで
管理されており、ファクシミリ送信側の電話番号を入力
することにより、対応するディレクトリに含まれるイン
デックスファイルのみが表示される。ここで、ユーザの
キー操作により、所望のインデックスファイルが選択さ
れる(ステップS1234)。
【0147】次に、操作・表示パネル600上のユーザ
モードキーが押下され、画像情報をLAN6を介して接
続されているワークステーション7又はパーソナルコン
ピュータ8に転送する転送モードが設定されているか否
かが判別される(ステップS1235)。その答が否定
(NO)の場合は、シート後処理を行なうことが設定さ
れているか否かが判別され(ステップS1238)、そ
の答が肯定(YES)の場合は、後述するシート後処理
が実行される(ステップS1240)。なお、シート後
処理を行なう動作モードの設定は、操作・表示パネル6
00上のモードキー612を押下することにより、行な
われる。ステップS1240におけるシート後処理が終
了すると、本処理手順は終了する。
【0148】また、上記ステップS1238の答が否定
(NO)である場合、すなわちシート後処理を行なうこ
とが設定されていない場合は、ステップS1234で選
択された所望のインデックスファイルに対応するファイ
ルがファイル部304内のファイル記憶領域350から
取り出され、取り出されたファイルに含まれている画像
情報がファクシミリ受信された順番でプリンタ部2によ
り印刷され、印刷されたシートが排紙される(ステップ
S1239)。排紙が終了すると、本処理手順は終了す
る。
【0149】上記ステップS1235の答が肯定(YE
S)である場合は、ユーザがユーザモードキー615を
押下することにより表示部601に表示された、LAN
6を介して接続されているワークステーション7又はパ
ーソナルコンピュータ8の登録ユーザ名の中から、ステ
ップS1234で選択されたインデックスファイルに対
応するファイルに含まれる画像情報を転送する対象とな
るユーザ名が選択される(ステップS1236)。その
後、送信ボタン(不図示)が押下されると、その画像情
報が、転送対象となるワークステーション7又はパーソ
ナルコンピュータ8に転送される(ステップS123
7)。転送処理が終了すると、本処理手順は終了する。
【0150】図15は、上記ステップS1240で行な
われるシート後処理手順を示すフローチャートである。
【0151】ユーザがモードキー612を押下すること
により、シート後処理設定モードが開始され(ステップ
S1251)、ファイル化されている画像情報を逆順印
刷する設定がされているか否かが判別される(ステップ
S1252)。
【0152】ステップS1252の答が肯定(YES)
の場合は、ステップS1234で選択されたインデック
スファイルに対応するファイルに含まれる画像情報がフ
ァイル部304から取り出されてプリンタ部2に転送さ
れ、逆順で印刷が開始される(ステップS1253)。
また、ステップS1252の答が否定(NO)である場
合は、ステップS1234で選択されたインデックスフ
ァイルに対応するファイルに含まれる画像情報がファイ
ル部304から取り出されてプリンタ部2に転送され、
正順で印刷が開始される(ステップS1254)。そし
て、ユーザにより設定された複写部数、ステープルソー
ト、グループ等の設定に応じて、シート後処理装置5に
おけるシートの排紙制御が行なわれる(ステップS12
55)。
【0153】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ファクシミリ受信された画像情報は自動的にファイ
ル形式でファイル部304に記憶されるので、画像情報
の検索が容易になる。また、ファイルに含まれる画像情
報の先頭ページと最終ページを抽出してインデックスフ
ァイル350を作成し、該インデックスファイルを用い
て検索を行うように構成すると共に、作成されたインデ
ックスファイルを、送信元毎に管理するように構成した
ので、画像情報の検索が更に容易になる。
【0154】また、検索時には、操作・表示パネル60
0上に、受信された画像情報から作成されたインデック
スファイルを表示するようにしたので、そのファイルに
含まれている画像情報の内容を容易に把握することがで
きる。従って、従来のようにファクシミリ受信された画
像情報を一旦印刷出力して内容を確認してから必要部数
の複写を行なう等、ファクシミリ受信後の処理の煩雑さ
を解消することができる。また、表示されるインデック
スファイルからファクシミリ受信された画像情報の内容
を容易に確認することができるので、ファクシミリ受信
された画像情報を、LAN6を介して接続されているワ
ークステーション7等に転送する場合であっても、転送
すべき画像情報であるか否かを確認するために一旦プリ
ンタ部2から印刷出力するという処理を省くことがで
き、ファクシミリ受信後の処理の煩雑さが解消される。
【0155】更に、ファイル部304に記憶された画像
情報の検索が容易になるとともに、ユーザは、必要な画
像情報だけを取り出して印刷出力することができるの
で、画像形成装置の排紙部がシートで混雑する等の不具
合を解消することができるようになる。
【0156】更にまた、本実施の形態によれば、インデ
ックスファイルを、ファクシミリ受信された画像情報の
最初のページと最後のページの画像情報を加工して作成
するようにしたので、インデックスファイルを確認する
だけでファクシミリ受信された画像情報が1ページ目か
ら正順で受信されたか、又は最終ページから逆順で受信
されたかを知ることができる。従って、画像情報をファ
イル部304から取り出して印刷出力する時の画像情報
の出力順序を、画像形成装置の出力形態に応じて変更す
ることができる。
【0157】なお、本実施の形態においては、ファクシ
ミリ受信された画像情報についてのインデックスファイ
ルを作成するものについて説明したが、本発明の適用は
これに限られるものではない。例えば、図9に示したL
AN6を介して入力された画像情報又はコンピュータイ
ンターフェースを介して画像形成装置に直接接続される
コンピュータ等から入力された画像情報についても、同
様に本発明を適用することが可能である。
【0158】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図16及び図17を参照して説
明する。本実施の形態は、上述した第1の実施の形態
と、シート後処理手順が異なる。
【0159】図16は、本実施の形態において実行され
る、ファクシミリ受信された画像情報の検索処理手順を
示すフローチャートである。両図において、ステップS
1261〜ステップS1265までの処理手順は、上述
した第1の実施の形態における図13におけるステップ
S1231〜ステップS1235の処理手順と同様であ
る。
【0160】ステップS1265において、転送モード
が設定されていると判別された場合は、ユーザが操作・
表示パネル600上のユーザモードキー615を押下す
ることにより、LAN6を介して接続されているワーク
ステーション7又はパーソナルコンピュータ8の登録ユ
ーザ名が表示される。ここで、ユーザにより、ステップ
S1269で選択されたインデックスファイルに対応す
るファイルに含まれる画像情報を転送する対象となるユ
ーザ名が選択された後(ステップS1266)、送信ボ
タン(不図示)が押下されると、その画像情報が、転送
対象となるワークステーション7又はパーソナルコンピ
ュータ8に転送される(ステップS1267)。転送処
理が終了すると、本処理手順は終了する。
【0161】また、ステップS1265において、転送
モードが設定されていないと判別された場合は、直ちに
シート後処理が実行される(ステップS1268)。シ
ート後処理が終了すると、本手順は終了する。
【0162】図17は、上記ステップS1268で行な
われるシート後処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0163】まず、ファイル化されている画像情報を逆
順印刷する設定がされているか否かが判別され(ステッ
プS1271)、その答が肯定(YES)の場合は、ス
テップS1264で選択されたインデックスファイルに
対応するファイルに含まれる画像情報がファイル部30
4から取り出されてプリンタ部2に転送され、逆順で印
刷が開始される(ステップS1272)。また、ステッ
プS1271の答が否定(NO)である場合は、ステッ
プS1264で選択されたインデックスファイルに対応
するファイルに含まれる画像情報がファイル部304か
ら取り出されてプリンタ部2に転送され、正順で印刷が
開始される(ステップS1273)。
【0164】次に、対象となっている画像情報が2ペー
ジ以上の画像情報であるか否かが判別され(ステップS
1274)、その答が否定(NO)である場合、すなわ
ち画像情報が1ページである場合は、ソート等のシート
後処理を行なう必要がないので、印刷されたシートはそ
のまま最上段のビンに排紙される(ステップS127
8)。
【0165】ステップS1274の答が肯定(YES)
である場合は、ユーザにより設定されている複写部数が
2部以上であるか否かが判別される(ステップS127
5)。ステップS1275の答が否定の場合、すなわち
設定されている複写部数が1部であると判別された場合
は、スタック等のシート後処理をする必要はないので、
ステップS1288に進み、画像情報が印刷されたペー
ジ順で、シートが最上段のビンに排紙される。
【0166】ステップS1275の答が肯定(YES)
である場合は、シート後処理装置の動作モードがソート
モードに設定されているか否かが判別され(ステップS
1286)、その答が肯定(YES)の場合は、画像情
報が印刷されたシートに対するソート処理が実行される
(ステップS1277)。
【0167】また、ステップS1276の答が否定(N
O)である場合は、ユーザにより設定された複写部数、
ステープルソート、グループ等の設定に応じて、印刷さ
れたシートの出力制御が行なわれる(ステップS127
9)。
【0168】ステップS1277、ステップS1278
又はステップS1279の処理が終了すると、本処理手
順は終了する。
【0169】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ファクシミリ受信された画像情報が1ページの場
合、及び、複写枚数が1部である場合は、特にシート後
処理として設定しなくても、印刷されたシートは自動的
にビンに出力される。したがって、ソート処理やグルー
プ処理等の設定をする必要がない場合には、ユーザの操
作を軽減し、ファクシミリ受信後のシート処理を容易に
することができる。
【0170】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の画像形成
装置によれば、入力手段により入力された画像情報から
構成されるファイルを記憶手段の第1の記憶領域に記憶
させると共に、画像加工手段により加工された画像情報
を記憶手段の第2の記憶領域に記憶させ、検索手段によ
りファイルを検索する場合は、前記第2の記憶領域に記
憶されている画像情報から前記第1の記憶領域に記憶さ
れているファイルを検索し、検索された情報を出力手段
により出力するようにしたので、従来と比較して、記憶
手段に記憶された画像情報の検索が容易になるという効
果が得られると共に、必要な画像情報だけを出力するこ
とができるという効果が得られる。
【0171】請求項2又は請求項3の画像形成装置によ
れば、入力された画像情報の入力者に応じたディレクト
リが第2の記憶領域内に作成されると共に該作成された
ディレクトリにより前記加工された画像情報が管理され
るので、入力されて記憶手段に記憶された画像情報の検
索を更に容易に行なうことができるという効果が得られ
る。
【0172】請求項4の画像形成装置によれば、画像加
工手段は、入力された画像情報の中から先頭ページ及び
最終ページの画像情報を抽出して加工合成を行なうよう
にしたので、加工合成後の画像情報を確認するだけで入
力された画像情報が1ページ目から正順で受信された
か、又は最終ページから逆順で受信されたかを知ること
ができるという効果が得られる。
【0173】請求項5の画像形成装置によれば、画像加
工手段は、入力された画像情報が1ページ分の画像情報
である場合には当該画像情報の加工合成を禁止するよう
にしたので、1ページ分の画像情報が入力された時の処
理を簡略化し、スムーズな処理を実現することができる
という効果が得られる。
【0174】請求項6の画像形成装置によれば、入力さ
れた画像情報が1ページ分の画像情報である場合に、当
該画像情報をそのまま前記第2の記憶領域に記憶させる
ようにしたので、1ページ分の画像情報が入力された時
の処理を簡略化し、スムーズな処理を実現することがで
きるという効果が得られる。
【0175】請求項7又は請求項8の画像形成装置によ
れば、出力手段が、設定手段により設定された出力順序
に従って、前記検索手段により検索された画像情報を出
力するようにしたので、画像情報を出力するときの画像
情報の出力順序を、画像形成装置の出力形態に応じて変
更することができるという効果が得られる。
【0176】請求項9の画像形成装置によれば、入力さ
れた画像情報のページ数が所定値以下である場合は前記
設定手段が動作しないように構成したので、ユーザの操
作を簡略化することができるという効果が得られる。ま
た、入力された画像情報のページ数が所定値以下である
場合は設定手段が動作しないように構成することによ
り、ユーザの操作ミスを防止することができるという効
果も得られる。
【0177】請求項11の画像形成装置によれば、出力
手段が画像情報を印刷出力するように構成される画像形
成装置に対して本発明が適用されるので、上述した画像
形成装置による効果に加えて、印刷出力後のシート処理
を容易に行うことができるという効果が得られる。
【0178】請求項13の画像形成装置によれば、部数
指定手段により指定された出力部数が1である場合は設
定手段が動作しないようにしたので、ユーザの操作ミス
を防止すると共に、入力された画像情報のスムーズな処
理を実現することができるという効果が得られる。
【0179】請求項14の画像形成装置によれば、部数
指定手段により指定された出力部数が2以上である場合
に前記設定手段が動作するようにしたので、ユーザの操
作ミスを防止すると共に、入力された画像情報のスムー
ズな処理を実現することができるという効果が得られ
る。
【0180】請求項15の画像形成装置によれば、選択
手段により前記ソートを行なうことが選択されている場
合に前記設定手段が動作するようにしたので、ユーザの
操作ミスを防止すると共に、入力された画像情報のスム
ーズな処理を実現することができるという効果が得られ
る。
【0181】請求項16の画像形成装置によれば、第2
の記憶領域に記憶されている画像情報を表示する表示手
段を備えるようにしたので、そのファイルに含まれてい
る画像情報の内容を一目で容易に把握することができ
る。従って、従来のように入力された画像情報を一旦出
力して内容を確認してからその画像情報に応じた処理を
行なう等、画像情報が入力された後の処理の煩雑さを解
消することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の更に詳細な構成を
示す縦断側面図である。
【図3】原稿搬送装置の構成を示す縦断側面図である。
【図4】シート後処理装置の構成を示す縦断側面図であ
る。
【図5】シート後処理装置の構成を示す斜視図である。
【図6】操作・表示パネルの構成を示す平面図である。
【図7】リーダ部の構成を示すブロック図である。
【図8】コア部の構成を示すブロック図である。
【図9】画像形成装置が接続されるネットワークの構成
を示す説明図である。
【図10】本実施の形態に係るインデックスファイルの
作成処理手順を示すフローチャートである。
【図11】画像情報の記憶形式の一例を示す説明図であ
る。
【図12】加工処理として縮小レイアウト処理を行なっ
た場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】ファクシミリ受信された画像情報の検索処理
手順を示すフローチャートである。
【図14】インデックスファイルの管理形式の一例を示
す図である。
【図15】シート後処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成
装置において実行される、ファクシミリ受信された画像
情報の検索処理手順を示すフローチャートである。
【図17】シート後処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 プリンタ部 5 シート後処理装置 301 ファクシミリ部 304 ファイル部 308 コア部 601 表示部 604 テンキー
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山崎 勝也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力する入力手段と、少なく
    とも第1及び第2の記憶領域からなり画像情報を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報の一
    部を抽出し該抽出された画像情報の加工合成を行なう画
    像加工手段と、前記入力手段により入力された画像情報
    をファイルとして前記第1の記憶領域に記憶させると共
    に前記画像加工手段により加工された画像情報を前記第
    2の記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、前記第2の
    記憶領域に記憶されている画像情報を参照して前記第1
    の記憶領域に記憶されているファイルを検索する検索手
    段と、前記検索手段により検索されたファイルを構成す
    る画像情報を出力する出力手段とを備えることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶制御手段は、前記入力された画
    像情報の送信元に応じたディレクトリを前記第2の記憶
    領域内に作成し、該作成されたディレクトリにより前記
    加工された画像情報を管理することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、前記ディレクトリを検
    索した後に、前記検索されたディレクトリにより管理さ
    れている前記加工された画像情報を検索して取り出し、
    該取り出された前記画像情報を参照して前記第1の記憶
    領域に記憶されているファイルを検索することを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像加工手段は、前記入力された画
    像情報の中から先頭ページ及び最終ページの画像情報を
    抽出して加工合成を行なうことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像加工手段は、前記入力された画
    像情報が1ページ分の画像情報である場合には当該画像
    情報の加工合成を禁止するように構成されることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記憶制御手段は、前記入力された画
    像情報が1ページ分の画像情報である場合に、当該入力
    された画像情報を、そのまま前記第2の記憶領域に記憶
    させるように構成されることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段における画像情報の出力順
    序を設定する設定手段を備え、前記出力手段は、前記設
    定手段により設定された出力順序に従って前記検索手段
    により検索された画像情報を出力するように構成される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、前記出力順序を降順出
    力及び昇順出力のいずれか一方に設定することを特徴と
    する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記入力手段により入
    力された画像情報のページ数が所定値以下である場合は
    動作しないように構成されることを特徴とする請求項7
    又は8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、画像情報を表示出力
    するように構成されることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、画像情報を印刷出力
    するように構成されることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項に記載の画像形成措置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段から印刷出力される画像
    情報の出力部数を指定する部数指定手段を備えることを
    特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記設定手段は、前記部数指定手段に
    より指定された出力部数が1である場合は動作しないよ
    うに構成されることを特徴とする請求項12に記載の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記設定手段は、前記部数指定手段に
    より指定された出力部数が2以上である場合に動作する
    ように構成されることを特徴とする請求項12に記載の
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記出力手段により前記画像情報が印
    刷出力された出力紙のソートを行なうか否かを選択する
    選択手段を備え、前記設定手段は、前記選択手段により
    前記ソートを行なうことが選択されている場合に動作す
    るように構成されることを特徴とする請求項11〜14
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の記憶領域に記憶されている
    画像情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記入力手段は、前記画像情報をファ
    クシミリ受信する受信手段から構成されることを特徴と
    する請求項1〜16のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 前記入力手段は、ネットワークに接続
    されて前記画像情報を当該ネットワークを介して入力さ
    れるように構成されることを特徴とする請求項1〜16
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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