JPH08167976A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08167976A
JPH08167976A JP6310656A JP31065694A JPH08167976A JP H08167976 A JPH08167976 A JP H08167976A JP 6310656 A JP6310656 A JP 6310656A JP 31065694 A JP31065694 A JP 31065694A JP H08167976 A JPH08167976 A JP H08167976A
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unit
signal
image
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signal line
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JP6310656A
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Hirohiko Ito
裕彦 伊藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の左右ページの画像情報を読み取るペー
ジ連写読み取りモードを有し、マークシートの識別処理
を行う画像処理装置において、シート全面に情報が記載
されているマークシートを使用して原稿の左半分及び右
半分の画像情報を適切に処理できるようにする。 【構成】 原稿を光学的に走査してその両面の画像情報
を読み取るとともに、その原稿のサイズをフォトセンサ
等により検知する。また、読み取った原稿の左半分の画
像情報を例えばメモリ(A)506に記憶し、残りの右
半分の画像情報をメモリ(B)507に記憶する。そし
てCPU516により、メモリ506がメモリ507に
記憶された画像情報を原稿サイズの検知結果により調べ
て所定のマークシートであるか否かを識別して、その識
別結果に応じて画像処理の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の左右ページの画
像情報を読み取るページ連写読み取りモードを有し、マ
ークシートの認識処理を行う画像処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、マークシートの認識処理を行う画
像処理装置においては、スキャナ等の画像読み取り装置
で読み取った原稿画像上の所定のパターンを調べ、その
読み取った画像上に所定のパターンを検知した場合は原
稿がマークシートであると判断し、所定のパターンが検
知されない場合はマークシート以外の原稿であると判断
するように構成されている。
【0003】また、このような装置においては、マーク
シートと原稿を原稿給送装置等で自動原稿給送を行い、
一積みの原稿束を順次画像読み取り装置に給送し、ここ
で読み取られた画像データの所定の部分のパターンマッ
チングを行い、その結果によりマークシートを使用して
マークシート以外の原稿に対する所望の処理を行うよう
に構成されている。
【0004】また、従来複写機等の原稿読み取りにおい
ては、一般にページ連写モードと称する原稿の左半分と
右半分の画像を順次読み取る読み取りモードが設けられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像処理装置にあっては、ページ連写モー
ドに設定されている場合は原稿給送装置に載置された原
稿束すべてに対してページ連写読み取りを行うため、例
えばマークシート情報が記載されているシートを用いた
場合についてもシートの右半分と左半分に分割して読み
取ってしまい、マークシートの情報を正しく読み取るこ
とができないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、ページ連写モードで原稿を処理しよう
とする場合でも所定のマークシート情報を読み取り、正
しい設定動作を可能とするとともに、シート全面に情報
が記載されているマークシートを使用して原稿の左半分
及び右半分の画像データを適切に処理することが可能な
画像処理装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、次のように構成したものである。
【0008】(1)原稿の画像情報を読み取る読み取り
手段と、この読み取り手段で読み取る原稿のサイズを検
知する検知手段と、前記読み取り手段で読み取った原稿
の半分の画像情報を記憶する第1の記憶手段及び同原稿
の残りの半分の画像情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段あるいは第2の記憶手段に記憶され
た画像情報を前記検知手段の検知結果をもとに調べて原
稿が所定のシート原稿であるか否かを識別する識別手段
と、この識別手段の識別結果に応じて画像処理の動作を
制御する制御手段とを備えた。
【0009】(2)上記(1)の画像処理装置におい
て、原稿を順次所定位置へ給送する給紙手段を備えた。
【0010】(3)上記(1)または(2)の画像処理
装置において、識別手段は、原稿から読み取った所定位
置のパターンを予め用意した雛型のパターンと比較して
原稿が所定のマークシートであるか否かを判断するよう
にした。
【0011】(4)上記(1)ないし(3)何れかの画
像処理装置において、制御手段は、原稿の左ページの画
像から処理するか右ページの画像から処理するかを選択
するようにした。
【0012】
【作用】本発明においては、ページ連写モードが設定さ
れた場合、原稿の左右の2面分の記憶手段が設けられて
おり、その記憶手段に記憶された左右分の画像情報を調
べて所定のシートであるか否かを識別し、その識別結果
に応じて画像処理を制御するようにしているので、シー
ト全面に情報が記載されているマークシートを使用して
原稿の左半分及び右半分の画像データを適切に処理する
ことができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例による画像処理装置
の全体構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と称する)、2は複
数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令により上
記画像データを記録紙上に可視像として出力する画像出
力装置(以下プリンタ部と称する)、3はリーダ部1と
電気的に接続された外部装置で、各種の機能を有してい
る。
【0015】上記外部装置3には、電話回線を介してフ
ァクシミリ通信を行うファクス部4、ファイル部5、こ
のファイル部5と接続されている外部記憶装置6、外部
のパーソナルコンピュータ(PC)やワークステイショ
ン(WS)などのコンピュータと接続するためのコンピ
ュータ・インターフェイス部7、そのコンピュータから
の情報を可視像とするためのフォーマッタ部8、リーダ
部1からの情報を蓄積したりコンピュータから送られて
きた情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部
9、及び上記各機能部を制御するコア部10等を備えて
いる。
【0016】(リーダ部1の説明)図2はリーダ部1及
びプリンタ部2の構成を示す断面図であり、以下リーダ
部1の構成及び動作について説明する。
【0017】101は原稿を順次所定位置へ給送する原
稿給送装置(給紙手段)で、この上に積載された原稿は
1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送される。そ
して、原稿がガラス面102の所定位置へ搬送される
と、原稿を光学的に走査してその画像情報を読み取るた
めのスキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキャナ
・ユニット104が移動して原稿を照射する。この原稿
の反射光は、ミラー105,106,107、及びレン
ズ108を介して原稿情報の読み取り手段であるCCD
イメージ・センサ部109(以下CCDと称する)に入
力される。また、このリーダ部1には、CCD109で
読み取る原稿のサイズを検知する検知手段としてフォト
センサが設けられている。
【0018】図3は、上記リーダ部1の信号処理系の回
路構成を示すブロック図であり、以下その構成及び動作
について説明する。
【0019】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換され、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の各色の電気信号に変換される。
このCCD109からの各カラー情報信号は、次段の増
幅器110R,110G,110BでそれぞれA/D
(アナログ−デジタル)変換器111の入力信号レベル
に合わせて増幅される。
【0020】上記A/D変換器111の出力信号は、シ
ェーディング回路112に入力され、ここでランプ10
3の配光ムラやCCD109の感度ムラが補正される。
このシェーディング回路112からの信号は、Y信号生
成・色検出回路113及び外部I/F切り換え回路11
9に入力される。上記Y信号生成・色検出回路113
は、シェーディング回路112からの信号を下記の式で
演算を行い、Y信号を得る。
【0021】Y=0.3R+0.6G+0.1B さらに、R,G,Bの信号から7つの色に分離し、各色
に対する信号を出力する色検出回路を有している。
【0022】上記Y信号生成・色検出回路113の出力
信号は、変倍・リピート回路114に入力される。ここ
で、スキャナ・ユニット104の走査スピードにより副
走査方向の変倍を行い、変倍回路・リピート回路114
により主走査方向の変倍を行うようになっている。ま
た、変倍・リピート回路114により複数の同一画像を
出力することが可能である。
【0023】輪郭・エッジ強調回路115は、変倍・リ
ピート回路114からの信号の高周波成分を強調するこ
とによりエッジ強調情報及び輪郭情報を得る。この輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0024】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取ってマーカの輪郭情報を生成し、次段のパター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でそ
の輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行
う。また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出
信号によりパターン化を行う。
【0025】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117の出力信号は、レーザドライバ回路11
8に入力され、ここで各種処理された信号がレーザを駆
動するための信号に変換される。このレーザドライバ1
18の出力信号は、プリンタ部2に入力され、ここで可
視像として画像形成が行われる。
【0026】ここで、外部装置とのI/F(インターフ
ェイス)を行う外部I/F切り換え回路119について
説明する。
【0027】この外部I/F切り換え回路119は、リ
ーダ部1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パ
ターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117
からの画像情報をコネクタ120に出力する。また、外
部装置3からの画像情報をリーダ部1に入力する場合
は、コネクタ120からの画像情報をY信号生成・色検
出回路113に入力する。
【0028】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
によりエリア信号生成回路121は、上記画像処理に必
要な各種のタイミング信号を生成する。さらに、CPU
122に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3と
の通信を行う。またSUB・CPU123は、操作部1
24の制御を行うとともに、内蔵した通信機能を用いて
外部装置3との通信を行う。
【0029】(プリンタ部2の説明)次に、図2を参照
しながらプリンタ部2の構成及び動作について説明す
る。
【0030】プリンタ部2に入力された画像信号は、露
光制御部201により変調された光信号に変換され、感
光体202を照射する。この照射光によって感光体20
2上に作られた潜像は、現像器203により現像されて
可視像となる。この時、上記の現像像の先端とタイミン
グを併せて転写紙積載部204若しくは205より転写
紙が搬送され、転写部206にて上記現像された像が転
写される。
【0031】上記転写された像は、定着部207にて転
写紙に定着された後、排紙部208より装置外部に排出
される。また排紙部208から出力された転写紙は、ソ
ータ220でソート機能が働いている場合には各ビン
に、ソート機能が働いていない場合にはソータ220の
最上位のビンに排出される。
【0032】続いて、リーダ部1にて順次読み込んだ画
像を1枚の出力用紙の両面に出力する方法について説明
する。
【0033】この場合、定着部207で定着された出力
用紙を一度排紙部208まで搬送して用紙の搬送向きを
反転し、搬送方向切り換え部材209を介して再給紙用
被転写紙積載部210に搬送する。そして、次の原稿が
準備されると、上記プロセスと同様にして原稿画像が読
み取られるが、転写紙については再給紙用被転写紙積載
部210より給紙されるので、結局同一出力紙の表面、
裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
【0034】(外部装置3の説明)外部装置3はリーダ
部1とケーブルで接続されており、内部のコア部10で
信号の制御や各機能の制御を行う。また外部装置3内に
は、前述のようにファクシミリ送受信を行うファクス部
4、各種原稿情報を電気信号に変換して光磁気ディスク
に保存するファイル部5、コンピュータからのコード情
報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部8及びコン
ピュータとのインターフェイスを行うコンピュータ・イ
ンターフェイス部7、リーダ部1からの情報を蓄積した
りコンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積す
るためのイメージメモリ部9、及び上記各機能部を制御
するコア部10が備えられている。
【0035】(コア部10の説明)図4はコア部10の
詳細構成を示すブロック図である。
【0036】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続されており、コ
ネクタ1001には4種類の信号線が内蔵されている。
信号線1057は8ビット(bit)の多値ビデオ信号
を伝送する信号線であり、信号線1055はビデオ信号
の制御信号を伝送する信号線であり、信号線1051は
リーダ部1内のCPU122と通信を行うための信号線
であり、信号線1052はリーダ部1内のSUB・CP
U123と通信を行うための信号線である。
【0037】また信号線1051と信号線1052の信
号は、通信用IC1002で通信プロトコル処理され、
CPUバス1053を介してCPU1003に通信情報
を伝達する。
【0038】信号線1057は、双方向のビデオ信号ラ
インであり、リーダ部1からの情報をコア部10で受け
取ることや、コア部10からの情報をリーダ部1に出力
することが可能となっている。
【0039】信号線1057は、バッファ1010に接
続されており、ここで双方向の信号線から片方向の信号
線1058と1070に分離される。信号線1058の
信号は、リーダ部1からの8ビットの多値のビデオ信号
であり、次段のLUT1011に入力される。LUT1
011では、リーダ部1からの画像情報をルックアップ
テーブルにより所望する値に変換する。
【0040】LUT1011から信号線1059に出力
された信号は、二値化回路1012またはセレクタ10
13に入力される。二値化回路1012は、信号線10
59の多値の信号を固定のスライスレベルで二値化する
単純二値化機能、スライスレベルが注目画素の回りの画
素の値から変動する変動スライスレベルによる二値化機
能、及び誤差拡散法による二値化機能を有している。そ
して、二値化された情報は、0の時OOH、1の時FF
Hの多値信号に変換され、次段のセレクタ1013に入
力される。
【0041】セレクタ1013は、LUT1011から
の信号か、あるいは二値化回路1012の出力信号かを
選択する。このセレクタ1013から信号線1060に
出力された信号は、セレクタ1014に入力される。セ
レクタ1014は、ファクス部4、ファイル部5、コン
ピュータ・インターフェイス部7、フォーマッタ部8、
及びイメージメモリ部9からの出力ビデオ信号をそれぞ
れコネクタ1005,1006,1007,1008、
及び1009を介してコア部10に入力した信号線10
64の信号と、セレクタ1013の出力信号1060と
をCPU1003の指示により選択する。
【0042】セレクタ1014から信号線1061に出
力された信号は、回転回路1015あるいはセレクタ1
016に入力される。回転回路1015は、入力した画
像信号を+90度,−90度、及び+180度に回転す
る機能を有している。また回転回路1015は、リーダ
部1から出力された情報を二値化回路1012で2値信
号に変換した信号を、リーダ部1からの情報として記憶
する。そして、CPU1003からの指示により回転回
路1015は、上記記憶した情報を回転して読み出す。
【0043】セレクタ1016は、回転回路1015か
ら信号線1062に出力された信号と、信号線1061
から回転回路1015に入力された信号のどちらかを選
択し、信号線1063を通してファクス部4とのコネク
タ1005、ファイル部5とのコネクタ1006、コン
ピュータインターフェイス部7とのコネクタ1007、
フォーマッタ部8とのコネクタ1008、及びイメージ
メモリ部9とのコネクタ1009とセレクタ1017に
出力する。
【0044】信号線1063は、コア部10からファク
ス部4、ファイル部5、コンピュータ・インターフェイ
ス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9へ画像
情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスで
ある。また信号線1064は、ファクス部4、ファイル
部5、コンピュータ・インターフェイス部7、フォーマ
ッタ部8、イメージメモリ部9から画像情報の転送を行
う同期式8ビットの片方向ビデオバスである。そして、
上記の信号線1063と信号線1064の同期式バスの
制御を行っているのがビデオ制御回路1004であり、
このビデオ制御回路1004から信号線1056に出力
された信号によって制御が行われる。
【0045】コネクタ1005〜コネクタ1009に
は、他に信号線1054がそれぞれ接続されている。信
号線1054は双方向の16ビットCPUバスであり、
非同期式によるデータ・コマンドのやり取りを行う。ま
たファクス部4、ファイル部5、コンピュータ・インタ
ーフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部
9とコア部10との情報の転送は、上記の2つのビデオ
バスである信号線1063、1064とCPUバスであ
る信号線1054によって可能である。
【0046】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タ・インターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9から信号線1064に出力された信号は、
セレクタ1014とセレクタ1017に入力される。セ
レクタ1014は、CPU1003の指示により信号線
1064の信号を次段の回転回路1015に入力する。
【0047】セレクタ1017は、信号線1063と信
号線1064の信号をCPU1003の指示により選択
する。セレクタ1017から信号線1065に出力され
た信号は、パターンマッチング回路1018とセレクタ
1019に入力される。パターンマッチング回路101
8は、信号線1065からの入力信号を予め決められた
パターンとパターンマッチングを行い、パターンが一致
した場合は予め決められた多値の信号を信号線1066
に出力する。またパターンマッチングで一致しなかった
場合は、信号線1065からの入力信号を信号線106
6に出力する。
【0048】セレクタ1019は、信号線1065と信
号線1066の信号をCPU1003の指示により選択
する。このセレクタ1019から信号線1067に出力
された信号は、次段のLUT1020に入力される。
【0049】LUT1020は、プリンタ部2に画像情
報を出力する際にプリンタの特性に合わせて信号線10
67からの入力信号を変換する。
【0050】セレクタ1021は、LUT1020から
信号線1068に出力された信号と信号線1065の信
号とをCPU1003の指示により選択する。またセレ
クタ1021の出力信号は、次段の拡大回路1022に
入力される。
【0051】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示によりX方向、Y方向独立に拡大倍率を設定する
ことが可能であり、その拡大方法は、1次の線形補間方
法となっている。この拡大回路1022から信号線10
70に出力された信号はバッファ1010に入力され
る。
【0052】バッファ1010に入力された信号線10
70からの信号は、CPU1003の指示により信号線
1057の双方向信号となり、コネクタ1001を介し
てプリンタ部2に送られ、プリントアウトされる。
【0053】(ファイル部5の情報によるコア部10の
動作)次に、コア部10とファイル部5との信号の流れ
について説明する。まず、ファイル部5に情報を出力す
る場合について説明する。
【0054】CPU1003は、通信用IC1002を
介してリーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令でスキャナ
・ユニット104が原稿をスキャンすることにより、画
像情報をコネクタ120に出力する。
【0055】リーダ部1と外部装置3はケーブルで接続
されており、リーダ部1からの情報はコア部10のコネ
クタ1001に入力される。このコネクタ1001に入
力された画像情報は、バッファ1010によって信号線
1058の片方向の信号となる。また信号線1058の
多値8bitの信号はLUT1011によって所望の信
号に変換される。このLUT1011から信号線105
9に出力された信号は、セレクタ1013、セレクタ1
014、セレクタ1016を介してコネクタ1006に
入力される。
【0056】即ち、二値化回路1012及び回転回路1
015の機能を用いずに8ビット多値のままファイル部
5に転送する。またCPU1003のCPUバス105
4を介してファイル部5と通信を行って二値化信号のフ
ァイリングを行う場合には、二値化回路1012及び回
転回路1015の機能を使用する。
【0057】二値化回路1012は、信号線1059の
8bit多値信号を二値化信号に変換する。また二値化
回路1012は、二値化された信号が0の場合はOO
H、1の場合はFFHと二つの多値の信号に変換する。
この二値化回路1012の出力信号は、セレクタ101
3、セレクタ1014を介して回転回路1015に入力
されるか、あるいはセレクタ1016に入力される。
【0058】また、信号線1062の回転回路1015
の出力信号もセレクタ1016に入力され、セレクタ1
016は信号線1061の信号かあるいは信号線106
2の信号のどちらかを選択する。この信号の選択は、C
PU1003がCPUバス1054を介してファイル部
5と通信を行うことにより決定する。そして、セレクタ
1016から信号線1063に出力された信号は、コネ
クタ1006を介してファイル部5に送られる。
【0059】次に、ファイル部5からの情報を受け取る
場合について説明する。
【0060】ファイル部5からの画像情報は、コネクタ
1006及び信号線1064を介してセレクタ1014
かセレクタ1017に入力される。この時8bit多値
のファイリングの場合はセレクタ1017に入力し、2
値のファイリングの場合にはセレクタ1014あるいは
1017に入力することが可能である。またCPU10
03の指示によりプリンタ部2にファイル部5の画像を
回転して出力する場合には、セレクタ1014に入力し
た信号線1064の信号を回転回路1015で回転処理
する。この回転回路1015から信号線1062に出力
された信号は、セレクタ1016、セレクタ1017を
介してパターンマッチング回路1018に入力される。
【0061】またCPU1003の指示によりファイル
部5の画像情報をそのままプリンタ部2に出力する場合
は、セレクタ1017に入力した信号線1064の信号
をパターンマッチング回路1018に入力する。
【0062】上記パターンマッチング回路1018は、
ファイル部5の画像のガタガタを滑らかにする機能を有
しており、そのパターンマッチングされた信号は、セレ
クタ1019を介してLUT1020に入力される。L
UT1020は、ファイル部5の画像をプリンタ部2に
所望の濃度で出力するために、内部のテーブルはCPU
1003で変更可能となっている。
【0063】上記LUT1020から信号線1068に
出力された信号は、セレクタ1021を介して拡大回路
1022に入力される。この拡大回路1022は、2つ
の値(OOH,FFH)を有した8bit多値信号を1
次の線形補間法により拡大処理を行う。そして、この拡
大回路1022からの多くの値を有した8bit多値信
号は、バッファ1010とコネクタ1001を介してリ
ーダ部1に送られる。リーダ部1は、この信号をコネク
タ120を介して外部I/F切り換え回路119に入力
する。
【0064】上記外部I/F切り換え回路119は、フ
ァイル部5からの信号をY信号生成・色検出回路113
に入力する。このY信号生成・色検出回路113の出力
信号は、前述のような処理を施された後、プリンタ部2
に出力され、出力用紙上に画像形成が行われる。
【0065】また多値のファイリングを行う場合は、セ
レクタ1017から信号線1065に出力された信号を
セレクタ1019を介してLUT1020に入力する。
LUT1020では、所望のプリント濃度に合わせてC
PU1003の指示によりルックアップテーブルを作成
する。そして、LUT1020から信号線1068に出
力された信号は、セレクタ1021を介して拡大回路1
022に入力される。この拡大回路1022によって所
望の拡大率に拡大された信号線1070の8bit多値
信号は、バッファ1010、コネクタ1001を介して
リーダ部1に送られる。このリーダ部1に送られたファ
イル部5の情報は、プリンタ部2に出力され、出力用紙
上に画像形成が行われる。
【0066】(ファイル部5の説明)図5はファイル部
5の詳細構成を示すブロック図であり、以下その構成と
動作について説明する。
【0067】ファイル部5は、コネクタ500でコア部
10と接続されており、各種信号のやり取りを行う。信
号線551の多値入力信号は、圧縮回路503に入力さ
れ、ここで多値画像情報から圧縮情報に変換され、メモ
リコントローラ510に入力される。圧縮回路503か
ら信号線552に出力された信号は、メモリコントロー
ラ510の制御によりメモリ(A)506,メモリ
(B)507,メモリ(C)508,メモリ(D)50
9のいずれか、あるいは2組のメモリをカスケード接続
したものに記憶される。
【0068】メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により、メモリ(A)506,メモリ(B)5
07,メモリ(C)508,メモリ(D)509及びC
PUバスである信号線560とデータのやり取りを行う
モードと、符号化・復号化を行うCODEC517のC
ODECバスである信号線570とのやり取りを行うモ
ードと、メモリ(A)506,メモリ(B)507,メ
モリ(C)508,メモリ(D)509の内容をDMA
コントローラ518の制御によって変倍回路511から
のバスである信号線562とデータのやり取りを行うモ
ードと、タイミング生成回路514の制御下で信号線5
63の信号をメモリ506〜509のいずれかに記憶す
るモードと、メモリ506〜509のいずれかからメモ
リ内容を読み出して信号線558に出力するモードの5
つの機能を有している。
【0069】また、上記メモリ(A)506,メモリ
(B)507,メモリ(C)508,メモリ(D)50
9は、読み取った原稿の半分の画像情報を記憶する第1
の記憶手段及び同原稿の残りの半分の画像情報を記憶す
る第2の記憶手段として設けられており、それぞれ2M
bytesの容量を有し、400dpiの解像度でJI
S規格A4相当の画像を記憶する。タイミング生成回路
514は、コネクタ500と信号線553で接続されて
おり、コア部10からの制御信号(HSYNC,HE
N,VSYNC,VEN)により起動され、以下の2つ
の機能を達成するための信号を生成する。
【0070】即ち、その1つは、コア部10からの情報
をメモリ506〜509のいずれか1つのメモリ、ある
いは2つのメモリに記憶する機能であり、2つ目は、メ
モリ506〜509のいずれか1つから画像情報を読み
出して信号線556に伝送する機能である。
【0071】デュアルポートメモリ515は、信号線5
54を介してコア部10のCPU1003と接続され、
また信号線560を介してファイル部5のCPU516
と接続されている。そして、各々のCPUは、デュアル
ポートメモリ515を介してコマンドのやり取りを行
う。
【0072】また、上記CPU516は、いずれかのメ
モリに記憶された画像情報をリーダ部1の原稿サイズの
検知信号をもとに調べて原稿が所定のマークシートであ
るか否かを識別する識別手段を構成しており、図1のコ
ア部10は、その識別結果に応じて画像処理の動作を制
御する制御手段を構成している。
【0073】SCSIコントローラ519は、図1のフ
ァイル部5に接続されている外部記憶装置6とのインタ
ーフェイスを行う。外部記憶装置6は、具体的には光磁
気ディスク等で構成され、画像情報などのデータの蓄積
を行う。
【0074】CODEC517は、メモリ506〜50
9のいずれかに記憶されているイメージ情報を読み出し
てMH,MR,MMR方式の所望の方式で符号化を行っ
た後、メモリ506〜509のいずれかに符号化情報と
して記憶する。また、メモリ506〜509に記憶され
ている符号化情報を読み出してMH,MR,MMR方式
の所望の方式で復号化を行った後、メモリ506〜50
9のいずれかに復号化情報即ちイメージ情報として記憶
する。
【0075】次に、外部記憶装置6にファイル情報を蓄
積する場合の例について説明する。リーダ部1からの8
bit多値画像信号は、コネクタ500より入力され、
信号線551を通って圧縮回路503に入力される。こ
の圧縮回路503に入力された信号は、ここで圧縮情報
に変換され、信号線552を通ってメモリコントローラ
510に入力される。
【0076】メモリコントローラ510は、コア部10
からの信号線553の信号によってタイミング生成回路
559で生成された信号線563のタイミング信号に従
って、信号線552の圧縮信号をメモリ(A)506に
記憶する。またCPU516は、メモリコントローラ5
10を介してメモリ(A)506及びメモリ(B)50
7をCODEC517のバスラインである信号線570
に接続する。
【0077】CODEC517は、メモリ(A)506
から圧縮された情報を読み出してMR法により符号化を
行い、その符号化情報をメモリ(B)507に書き込
む。そして、CODEC517が符号化を終了すると、
CPU516はメモリコントローラ510のメモリ
(B)507をCPUバスである信号線560に接続す
る。またCPU516は、符号化された情報をメモリ
(B)507より順次読み出し、SCSIコントローラ
519に転送する。SCSIコントローラ519は、そ
の符号化された信号線572の情報を外部記憶装置6に
記憶する。
【0078】次に、外部記憶装置6から情報を取り出し
てプリンタ部2に出力する場合の一例について説明す
る。CPU516は、情報の検索・プリントのコマンド
を受け取ると、SCSIコントローラ519を介して外
部記憶装置6から符号化された情報を受け取り、その符
号化情報をメモリ(C)508に転送する。この時、メ
モリコントローラ510はCPU516の指示によりC
PUバスである信号線560をメモリ(C)508のバ
スである信号線566に接続する。
【0079】上記メモリ(C)508への符号化情報の
転送が終了すると、CPU516はメモリコントローラ
510を制御することにより、メモリ(C)508とメ
モリ(D)509をCODEC517のバスである信号
線570に接続する。CODEC517は、メモリ
(C)508からその符号化情報を読み取り、順次復号
化した後、メモリ(D)509に転送する。
【0080】ここで、プリンタ部2に出力する際に拡大
・縮小などの変倍が必要な場合は、メモリ(D)509
を変倍回路511のバスである信号線562に接続し、
DMAコントローラ518の制御下でメモリ(D)50
9の内容を変倍する。
【0081】またCPU516は、デュアルポートメモ
リ515を介してコア部10のCPU1003と通信を
行い、メモリ(D)509からコア部10を通してプリ
ンタ部2に画像情報を送ってプリント出力するための設
定を行う。この設定が終了すると、CPU516はタイ
ミング生成回路514に起動をかけ、信号線563から
所定のタイミング信号をメモリコントローラ510に出
力する。
【0082】メモリコントローラ510は、上記タイミ
ング生成回路514からの信号に同期してメモリ(D)
509から復号化情報を読み出し、信号線556に伝送
する。この信号線556の信号は伸張回路504に入力
され、ここで情報が伸張される。また伸張回路504か
ら信号線555に出力された信号は、コネクタ500を
介してコア部10に出力される。以下コネクタ500か
らプリンタ部2に出力するまでは、前述したので省略す
る。
【0083】〔動作の説明〕次に、本実施例の画像処理
装置におけるマークシート処理動作について、図6,図
7及び図8を用いて説明する。
【0084】まず、一般的な例として読み取りモードが
ページ連写しないモードに設定されている場合のマーク
シート処理動作について説明する。
【0085】図6はマークシート2010の基本的なフ
ォーマットを示したものである。同図中、2011,2
012,2013,2014,2015はマークシート
検知用のパターン、2002は各種モード設定欄で、読
み取り解像度設定欄2003、読み取り濃度設定欄20
04、読み取り画質設定欄2005、検索用のシートの
設定欄2006、ファイル区切りの設定欄2007、実
際にマークするマーク欄2008、マークが省略された
場合にデフォルト設定されるマーク欄2009等が設け
られている。
【0086】図7は通常のページ連写しないモードが設
定された場合のマークシートの処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、図中のS1〜S7は各ステ
ップを示す。
【0087】なお、本実施例では一例としてマークシー
トサイズをA4サイズ、ページ連写しない原稿サイズを
A3サイズとして説明するが、他の用紙サイズに関して
も同様であることは言うまでもない。
【0088】まず、ステップS1では、リーダ部1の原
稿給送装置101上に積載されたA4サイズのマークシ
ートとA3サイズの原稿束から1枚ずつ順次原稿台ガラ
ス面102上へ搬送する。そして、リーダ部1で読み取
った原稿の画像情報を前述の信号の流れに従い、前述の
リーダ部1の不図示の原稿サイズ検知用のフォトセンサ
による検知結果をもとに、ファイル部5のメモリ(A)
506あるいはこのメモリ(A)506とメモリ(B)
507をカスケード接続したものに記憶する。
【0089】ステップS2では、上記メモリ(A)50
6に記憶された画像データをCPU516が読み取って
パターンマッチングを行い、メモリ(A)506上の所
定の位置にパターン2011,パターン2012,パタ
ーン2013,パターン2014及びパターン2015
が存在しているかどうかを調べる。
【0090】ステップS3では、ステップS2で調べた
各パターンを予め用意してある雛型のパターンと比較
し、メモリ(A)506上に記憶された画像データが所
定のマークシートであるか否かを判断する。そして、所
定のマークシートである場合はステップS4に進み、所
定のマークシートではない場合は通常の原稿データであ
ると判断してステップS6へ進む。
【0091】ステップS4では、判断されたマークシー
トの基準位置からのオフセット座標を計算し、順次読み
取り解像度設定欄2003,読み取り濃度設定欄200
4、読み取った画像に対する画質設定欄2005、検索
用のシートの設定欄2006、ファイル区切りの設定欄
2007の中の各マーク欄2008及び2009の内容
を読み取る。
【0092】ここで、各マーク欄にマークが記されてい
るか否かの判断は、例えばマーク欄2008中の黒画素
の個数をカウントし、この黒画素の個数が所定のしきい
値を越えているかどうかを調べることによって判断すれ
ばよい。
【0093】次に、ステップS5では、読み取ったマー
ク欄の内容をこれ以降に読み取る原稿の処理モードとし
てCPU516が設定した後、ステップS7へ進む。
【0094】一方、ステップS3の判定で所定のマーク
シートではないと判定した場合は、ステップS6におい
てステップS5で設定された処理モードに従って読み取
った原稿を処理し、ステップS7へ進む。
【0095】ステップS7では、原稿給送装置101上
に積載された原稿束をすべて読み取ったかどうかをCP
U516、CPU1003、及びCPU122が通信す
ることにより判断する。そして、読み取っていない原稿
が原稿給送装置101上に残っている場合はステップS
1に戻り、原稿をすべて読み取った場合には処理を終了
する。
【0096】次に、図8を用いて本実施例の主要な部分
であるページ連写モードに設定されている場合のマーク
シート処理動作について以下に説明する。なお、図中の
S11〜S23は各ステップを示す。
【0097】まず、ステップS11では、操作部124
よりページ連写の読み取りモードの設定が行われている
か否かを調べる。そして、ページ連写モードに設定され
ている場合はステップS12へ進み、ページ連写モード
に設定されていない場合にはステップS13へ進む。
【0098】ステップS12では、原稿給送装置101
上の原稿束からまず1枚目のシートを搬送し、リーダ部
1で読み取った画像情報を前述の信号の流れに従い、前
述したリーダ部1の不図示の原稿サイズ検知用のフォト
センサによる検知結果をもとに、ファイル部5のメモリ
(A)506あるいはこのメモリ(A)506とメモリ
(B)507をカスケード接続したものに記憶する。
【0099】次にステップS13では、上記メモリ
(A)506に記憶された画像データをCPU516が
読み取ってパターンマッチングを行い、メモリ(A)5
06上の所定の位置にパターン2011,パターン20
12,パターン2013,パターン2014及びパター
ン2015が存在しているかどうかを調べる。
【0100】ステップS14では、ステップS13で調
べた各パターンを予め用意してある雛型のパターンと比
較し、メモリ(A)506上に記憶された画像データが
所定のマークシートであるか否かを判断する。そして、
所定のマークシートである場合はステップS15に進
み、所定のマークシートではない場合は通常の原稿デー
タであると判断してステップS18へ進む。
【0101】ステップS15では、判断されたマークシ
ートの基準位置からのオフセット座標を計算し、順次読
み取り解像度設定欄2003,読み取り濃度設定欄20
04,読み取った画像に対する画質設定欄2005,検
索用のシートの設定欄2006,ファイル区切りの設定
欄2007の中の各マーク欄2008及び2009の内
容を読み取る。
【0102】ここで、各マーク欄にマークが記されてい
るか否かの判断は、前述のようにマーク欄2008中の
黒画素の個数をカウントし、この黒画素の個数が所定の
しきい値を越えているかどうかによって判断すればよ
い。
【0103】次に、ステップS16では、読み取ったマ
ーク欄の内容をこれ以降に読み取る原稿の処理モードと
してCPU516が設定した後、ステップS18へ進
む。
【0104】一方、ステップS14でマークシートでは
ないと判定した場合は、ステップS18へ進む。
【0105】ステップS18では、操作部124で設定
されたページ連写モードが左ページ→右ページの順に処
理するか、あるいは右ページ→左ページの順に処理する
かを判断して選択し、左ページ→右ページの順に処理す
る場合はステップS19へ進み、右ページ→左ページの
順に処理する場合はステップS21へ進む。
【0106】ステップS19では、ページの左半分の画
像に対しての処理を行い、次のステップS20では、ペ
ージの右半分に対しての処理を行い、その後ステップS
17へ進む。
【0107】また、ステップS21では、ページの右半
分の画像に対しての処理を行い、次のステップS22で
は、ページの左半分に対しての処理を行い、その後ステ
ップS17へ進む。
【0108】また、ステップS11の判定でページ連写
しないように設定されていた場合は、ステップS23に
おいて前述の図7の手順に従って処理する。
【0109】ステップS17では、原稿給送装置101
上に積載された原稿束をすべて読み取ったかどうかをC
PU516、CPU1003及びCPU122が通信す
ることにより判断する。そして、読み取っていない原稿
が原稿給送装置101上に残っている場合はステップS
11に戻り、原稿をすべて読み取った場合には処理を終
了する。
【0110】なお、以上述べたアルゴリズムは、原稿給
送装置101が原稿束の一番下から順次給送する場合の
みならず、原稿束の一番上から順次給送する場合につい
ても適用可能である。
【0111】また、原稿給送装置101を使用せず、例
えばブック原稿のように原稿台ガラス面102上に見開
き原稿を載置して順に読み取る場合についても同様に適
用可能である。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿を走査してその画像情報を読み取る読み取り手段
と、この読み取り手段で読み取る原稿のサイズを検知す
る検知手段と、前記読み取り手段で読み取った原稿の半
分の画像情報を記憶する第1の記憶手段及び同原稿の残
りの半分の画像情報を記憶する第2の記憶手段と、前記
第1の記憶手段あるいは第2の記憶手段に記憶された画
像情報を前記検知手段の検知結果をもとに調べて所定の
シートであるか否かを識別する識別手段と、この識別手
段の識別結果に応じて画像処理の動作を制御する制御手
段とを備える構成としたため、シート全面に情報が記載
されているマークシートを正しく認識できるとともに、
ページ連写モードにより原稿の左右の画像情報を別々の
ページとして正しく適切に処理することができるという
効果がある。
【0113】また、原稿を順次所定位置へ給送する給紙
手段を設けることにより、一積み分の原稿束に対しても
マークシートを正しく認識できるとともに、順次ページ
連写処理をすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による画像処理装置の全体
構成を示すブロック図
【図2】 リーダ部及びプリンタ部の構成を示す断面図
【図3】 リーダ部の信号処理系の構成を示すブロック
【図4】 コア部の詳細構成を示すブロック図
【図5】 ファイル部の詳細構成を示すブロック図
【図6】 マークシートのフォーマットを示す説明図
【図7】 通常のページ連写しない場合のマークシート
の処理手順の一例を示すフローチャート
【図8】 ページ連写モード時のマークシート処理動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 画像出力装置 10 コア部(制御手段) 506〜509 メモリ(記憶手段) 516 CPU(識別手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取る読み取り手段
    と、この読み取り手段で読み取る原稿のサイズを検知す
    る検知手段と、前記読み取り手段で読み取った原稿の半
    分の画像情報を記憶する第1の記憶手段及び同原稿の残
    りの半分の画像情報を記憶する第2の記憶手段と、前記
    第1の記憶手段あるいは第2の記憶手段に記憶された画
    像情報を前記検知手段の検知結果をもとに調べて原稿が
    所定のシート原稿であるか否かを識別する識別手段と、
    この識別手段の識別結果に応じて画像処理の動作を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 原稿を順次所定位置へ給送する給紙手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 識別手段は、原稿から読み取った所定位
    置のパターンを予め用意した雛型のパターンと比較して
    原稿が所定のマークシートであるか否かを判断すること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、原稿の左ページの画像から
    処理するか右ページの画像から処理するかを選択するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3何れか記載の画像処理
    装置。
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