JP3210180B2 - 画像処理装置の制御装置及び方法及びデータ処理装置 - Google Patents

画像処理装置の制御装置及び方法及びデータ処理装置

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JP3210180B2 JP14017594A JP14017594A JP3210180B2 JP 3210180 B2 JP3210180 B2 JP 3210180B2 JP 14017594 A JP14017594 A JP 14017594A JP 14017594 A JP14017594 A JP 14017594A JP 3210180 B2 JP3210180 B2 JP 3210180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置の制御装置
及び方法に関し、詳しくは画像データを取り扱う複数の
画像処理装置間における画像データの送受信を制御する
制御装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像データを複数の画像処理装
置間で転送するときに、各々の画像処理装置で扱う解像
度が違う場合には、解像度変換を行う必要があった。例
えば、コンピュータから送られたページ記述言語のコー
ドデータを、フォーマッタ装置において300dpiの
ビットマップデータに展開し、400dpiで記録を行
うプリンタ装置に出力する場合には、プリンタ装置に解
像度変換能力があれば、プリンタ装置において300d
piの画像データを400dpiへと解像度変換を行
う。また、400dpiで読み取りを行うスキャナ装置
により原稿を読み込んで、ファクシミリ装置が8pel
の解像度で送信する場合には、スキャナ装置に解像度変
換能力があれば、スキャナ装置において400dpiの
画像データを8pelへと解像度変換を行う。このよう
に、複数の装置間で扱う解像度が異なるときに、解像度
変換能力のある装置側が、変換を実行していた。
【0003】また、画像データの転送を行う双方の装置
に解像度変換能力がある場合には、より高速に、また高
画質を保ちつつ解像度の変換を行うことができる側の装
置で解像度変換を行わせたいが、どちら側の装置で解像
度変換を行うか決定する制御プログラムが必要である。
この制御プログラムはスキャナ装置で読み取った画像デ
ータをファクシミリ装置で送信する場合はスキャナ装置
で解像度変換を行わせ、ファイリング装置内のデータを
ファクシミリ装置で送信する場合はファクシミリ装置で
解像度変換を行わせる、といった具合にあり得るすべて
の組み合わせについて解像度変換をどちらの装置が行う
か指示するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、2つの画像処理装置間で画像データを転送する場
合、双方の装置に解像度変換能力がある場合に、どちら
側の装置で変換を行うかを決定する制御プログラムを、
種々の画像処理装置の場合ごとに作成する必要があった
ため複雑になり、また、新規の画像処理装置が追加され
たときに、制御プログラムも全て変更しなければならな
いといった欠点があった。本発明は、上記の問題点に鑑
みなされたもので、異なる解像度変換能力を持つ2つの
装置間で画像データの転送を行わせる場合に、容易な制
御で最適な装置で解像度変換を行わせることができる画
像処理装置の制御装置、方法及びデータ処理装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置の制御装置は以下の構成を備
える。
【0006】即ち、複数の画像処理装置間における画像
データの送受信を制御する制御装置において、前記複数
の画像処理装置をそれぞれ接続するコネクタと、前記複
数の画像処理装置のそれぞれの解像度変換能力を表すレ
ベルを登録する登録手段と、前記複数の画像処理装置の
うちの2つの画像処理装置間で画像データの転送を行う
場合、前記登録手段に登録されているそれぞれの画像処
理装置の解像度変換能力を表すレベルを比較する比較手
段と、前記比較手段の比較結果、解像度変換能力の高い
方の画像処理装置に対し解像度変換の実行を指示する指
示手段とを備え、転送元の画像処理装置の方が解像度変
換能力の高い場合は転送元で解像度変換を行ってから前
記コネクタを経由して転送先へ転送させ、転送先の方が
解像度変換能力の高い場合は前記コネクタを経由して転
送先に転送させ、転送先で解像度変換を行うことを特徴
とする。
【0007】
【作用】以上の構成により、本発明の画像処理装置の制
御装置では、コネクタは複数の画像処理装置のそれぞれ
を接続し、登録手段は前記複数の画像処理装置のそれぞ
れの解像度変換能力を表すレベルを登録し、比較手段は
前記複数の画像処理装置のうちの2つの画像処理装置間
で画像データの転送を行う場合、前記登録手段に登録さ
れているそれぞれの画像処理装置の解像度変換能力を表
すレベルを比較し、指示手段は前記比較手段の比較結
果、解像度変換能力の高い方の画像処理装置に対し解像
度変換の実行を指示し、転送元の画像処理装置の方が解
像度変換能力の高い場合は転送元で解像度変換を行って
から前記コネクタを経由して転送先へ転送させ、転送先
の方が解像度変換能力の高い場合は前記コネクタを経由
して転送先に転送させ、転送先で解像度変換を行うよう
にする。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明に係る好適な
一実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例である制御装置を
適用した画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は原稿を画像データに変換する画像入
力装置( 以下、「リーダ部」と称する) 、2は複数種類
の記録紙カセットを有し、プリント命令により画像デー
タを記録紙上に可視像として出力する画像出力装置(以
下、「プリンタ部」と称する)、3はリーダ部1と電気
的に接続された外部装置であり、各種の機能を行うこと
ができる。外部装置3には各種画像処理機能を実行する
回路として、画像データの送受信を行うファクス部4、
各種データをファイリングするファイル部5、またファ
イル部5と接続されている外部記憶装置6、コンピュー
タ12からの情報を可視像とするためのフォーマッタ部
8、リーダ部1からの情報を蓄積したりコンピュータ1
2から送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメ
ージメモリ部9、及び上記画像処理装置(リーダ部1、
プリンタ部2、ファクス部4、ファイル部5、外部記憶
装置6、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9)の各
機能を制御する制御装置10(以下、「コア部」と称す
る)とを備えている。11はハードディスク、12はワ
ークステーション(WS)、パーソナルコンピュータ
(PC)としての機能を有するコンピュータであり、1
3は電話回線である。
【0010】以下、上記の各部の機能を説明する。
【0011】・リーダ部1の説明 リーダ部1の詳細な説明を図2、図3を用いて行う。
【0012】図2はリーダ部1及びプリンタ部2の構成
を示す断面図であり、以下、構成及び動作について説明
する。
【0013】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿が搬送されると、スキャナ部のランプ103が
点灯し、かつスキャナ・ユニット104が移動して原稿
を照射する。原稿の反射光は、ミラー105、106、
107を順次介してレンズ108を通過、その後CCD
イメージ・センサー部109(以下CCDと記す。)に
入力される。
【0014】次に、図3を用いてリーダ部1内の画像処
理について詳しく説明する。
【0015】図3は、上記のリーダ部1の信号処理構成
を示す回路ブロック図であり、以下、構成及び動作につ
いて説明する。
【0016】CCD109に入力された画像情報は、こ
こで光電変換され電気信号に変換される。CCD109
からのカラー情報は、次の増幅器110R,110G,
110BでA/D変換器111の入力信号レベルに合わ
せて増幅される。A/D変換器111からの出力信号
は、シェーディング回路112に入力され、ここでラン
プ103の配光ムラや、CCD109の感度ムラが補正
される。シェーディング回路112からの信号は、Y信
号・色検出回路113及び外部I/F切り替え回路11
9に入力される。Y信号生成・色検出回路113は、シ
ェーディング回路112からの信号を所定の式で演算を
行いY信号を得る。さらに、R,G,Bの信号から7つ
の色に分離し各色に対する信号を出力する色検出回路を
有する。Y信号生成・色検出回路113からの出力信号
は、変倍・リピート回路114に入力される。スキャナ
ーユニット104の走査スピードにより副走査方向の変
倍を行い、変倍・リピート回路114により主走査方向
の変倍を行う。この変倍・リピート回路114では、リ
アルタイムで多値のデータの解像度変換を行うことがで
きるので高画質を保つことができる。変倍・リピート回
路114の解像度変換の方法については後に詳述する。
また変倍・リピート回路114により複数の同一画像を
高速に出力することが可能である。輪郭・エッジ強調回
路115は、変倍・リピート回路114からの信号の高
周波成分を強調することによりエッジ強調および輪郭情
報を得る。輪郭・エッジ強調回路115からの信号は、
マーカエリア判定・輪郭生成回路116とパターン化・
太らせ・マスキング・トリミング回路117に入力され
る。マーカエリア判定・輪郭生成回路116は、原稿上
の指定された色のマーカペンで書かれた部分を読みとり
マーカの輪郭情報を生成し、次のパターン化・太らせ・
マスキング・トリミング回路117でこの輪郭情報から
太らせやマスキングやトリミングを行う。また、Y信号
生成・色検出回路113からの色検出信号によりパター
ン化を行う。パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され各種処理された信号をレーザを駆動す
るための信号に変換する。レーザドライバ回路118の
信号は、プリンタ部2に入力され可視像として画像形成
が行われる。
【0017】ここで、変倍・リピート回路114の解像
度変換の方法について図9を用いて説明する。
【0018】図9(a)は変倍・リピート回路114に
おける解像度変換の方法を説明するための図である。
【0019】まず、解像度を高くする場合の処理につい
て説明する。解像度を高める場合には補間法を用いる
が、新たに加える内挿点の画素値Eは、内挿点を囲む4
点(4点の画素値をA,B,C,Dとする)との位置関
係により下式1を用いて決定する。 (数1) E=(1−i)(1−j)A+i・(1−j)B+j・
(1−i)C+ijD…(式1) {但し、画素間距離を「1」とした場合に、Aから横方
向にi、縦方向にjの距離があるとする。(i≦1、j
≦1)}
【0020】次に解像度を低くする処理について説明す
る。解像度を低くする場合には変換後の画素値Eを求め
るために変換後の画素位置の周辺4点(4点の画素値を
A,B,C,Dとする)の画素との位置関係により上式
1を用いて決定する。
【0021】この方法により、平均化され、スムージン
グのかかった高画質な画像を得ることができる。
【0022】各画素値は00H〜FFHの256段階の
多値レベルで表されているが、2値データの解像度変換
を行う場合にはレベル0のデータは00H、レベル1の
データはFFHとして変換を行うので変倍・リピート回
路114は2値と多値のどちらのデータであっても扱う
ことができる。
【0023】次に、外部装置とのインタフェースを行う
外部I/F切り替え回路119について説明する。
【0024】外部I/F切り替え回路119は、リーダ
部1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117から
の画像情報をコネクタ120に出力する。また、外部装
置3からの画像情報をリーダ部1に入力する場合、外部
I/F切り替え回路119は、コネクタ120からの画
像情報をY信号生成・色検出回路113に入力する。
【0025】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。また、CPU122によって設定され
た値からエリア生成回路121は、上記画像処理に必要
な各種のタイミング信号を生成する。またCPU122
に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通信
を行う。CPU122にはメモリ122aが接続されて
おり、メモリ122aにはリーダ部1の解像度変換能力
を表すレベルを記憶しておく。これは製造時にROMに
格納しておくものでもよいし、ユーザが判断してRAM
に格納する構成にしてもよい。また、CPU122は後
に詳述するように電源投入後にリーダ部1自身の解像度
変換能力を表すレベルをメモリ122aから読み出し、
外部装置3のコア部10に申告する。SUB・CPU1
23は、操作部124の制御を行うと共に内蔵されてい
る通信機能を用いて外部装置3との通信を行う。
【0026】・プリンタ部2の説明 以下、図2を参照しながらプリンタ部2の構成及び動作
について説明する。
【0027】プリンタ部2に入力された画像信号は、図
2の露光制御部201にて光信号に変換されて感光体2
02に光ビームを照射する。照射光によって感光体20
2上に作られた潜像は現像器203によって現像され
る。上記潜像とタイミングを合わせて被転写紙積載部2
04、もしくは205より転写紙が搬送され、転写部2
06に於て、上記現像された像が転写される。転写され
た像は定着部207にて被転写紙に定着された後、排紙
部208より装置外部に排出される。排紙部208から
出力された転写紙は、ソータ220で、ソート機能が働
いている場合には、各ビンに、またはソート機能が働い
ていない場合には、ソータの最上位のビンに排出され
る。
【0028】・外部装置3の説明 外部装置3はリーダ部1とケーブルで接続され、外部装
置3内のコア部10で信号の制御や、各機能の制御を行
う。外部装置3内には、ファクシミリ送受信を行うファ
クス部4、各種原稿情報を電気信号に変換し保存するフ
ァイル部5、コンピュータからのコード情報をイメージ
情報に展開するフォーマッタ部8とコンピュータとのイ
ンターフェイスを行うコンピュータ・インターフェイス
部7、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュー
タから送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメ
ージメモリ部9、及び上記各機能を制御するコア部10
からなる。
【0029】以下、図4に示すブロック図を参照しなが
ら外部装置3のコア部10の構成及び動作について詳細
に説明する。
【0030】・コア部10の説明 図4は、上述のコア部10の詳細構成を示すブロック図
である。
【0031】各制御はCPU1003が行い、各装置か
ら受け取ったデータ等は読み書き可能なメモリ(RA
M)1030に記憶しておくことができる。
【0032】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。コネク
タ1001には、4種類の信号線が内蔵されており信号
線1057は、8bitの多値のビデオ信号線である。
信号線1055は、ビデオ信号を制御する制御信号線で
ある。信号線1051は、リーダ部1内のCPU122
と通信を行う信号線である。信号線1052は、リーダ
部1内のSUB・CPU123と通信を行う信号線であ
る。信号線1051と信号線1052は、通信用IC1
002で通信プロトコル処理されCPUバス1053を
介してCPU1003に通信情報を伝達する。
【0033】信号線1057は、双方向のビデオ信号ラ
インであり、リーダ部1からの情報をコア部10で受け
取ることや、コア部10からの情報をプリンタ部2で出
力することが可能である。信号線1057は、バッファ
1010に接続され、ここで双方向信号線から片方向の
信号線1058と1070に分離される。信号線105
8は、リーダ部1からの8ビット多値のビデオ信号を扱
う信号線であり次段のルックアップテーブル(LUT)
1011に入力される。LUT1011では、リーダ部
1からの画像情報を所望する値に変換する。LUT10
11からの出力信号線1059は2値化回路1012及
び、セレクタ1013と接続されている。2値化回路1
012には、多値の信号を扱う信号線線1059の信号
を固定のスライスレベルで2値化する単純2値化機能、
スライスレベルが注目画素の周りの画素の値から変動す
る変動スライスレベルによる2値化機能、および誤差拡
散法による2値化機能を有する。2値化された情報は0
の時00H、1のときFFHの多値信号に変換され、次
段のセレクタ1013に入力される。セレクタ1013
は、LUT1011からの信号か、または2値化回路1
012の出力信号の一方を選択する。セレクタ1013
からの出力信号線1060は、セレクタ1014に接続
されている。セレクタ1014は、ファクス部4、ファ
イル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォー
マッタ部8、イメージメモリ部9からの出力ビデオ信号
をそれぞれコネクタ1005、1006、1007、1
008、1009を介してコア部10に入力した信号線
1064の信号とセレクタ1013の出力信号線106
0の信号との一方をCPU1003の指示により選択す
る。セレクタ1014の出力信号線1061は、回転回
路1015、またはセレクタ1016に入力される。回
転回路1015は入力した画像信号を+90度,−90
度、+180度に回転する機能を有する。回転回路10
15は、リーダ部1から出力された情報を2値化回路1
012で2値信号に変換された後、回転回路1015に
リーダからの情報として記憶する。次にCPU1003
からの指示により回転回路1015は、記憶した情報を
回転して読み出す。セレクタ1016は、回転回路10
15の出力信号線1062の信号と、回転回路1015
の入力信号線1061の信号とのどちらかを選択し、信
号線1063の信号として、ファクス部4とのコネクタ
1005、ファイル部5とのコネクタ1006、コンピ
ュータインターフェイス部とのコネクタ1007、フォ
ーマッタ部8とのコネクタ1008、イメージメモリ部
9とのコネクタ1009とセレクタ1017に出力す
る。
【0034】信号線1063はコア部10からファクス
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9に画像情報
の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。信号線1064は、ファクス部4、ファイル部5、
コンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9から画像情報の転送を行う同期
式8ビットの片方向ビデオバスである。上記の信号線1
063と信号線1064の同期式バスの制御を行ってい
るのがビデオ制御回路1004であり、ビデオ制御回路
1004からの出力信号線1056によって制御を行
う。コネクタ1005〜コネクタ1009には、ほかに
信号線1054がそれぞれ接続される。信号線1054
は、双方向の16ビットCPUバスであり、非同期式に
よるデータ・コマンドのやり取りを行う。ファクス部
4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9とコア部1
0との情報の転送には、上記の2つのビデオバス106
3、1064とCPUバス1054によって可能であ
る。
【0035】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9からの信号線1064は、セレクタ1014
とセレクタ1017に入力される。セレクタ1016
は、CPU1003の指示により信号線1064の信号
を次段の回転回路1015に入力させる。
【0036】セレクタ1017は、信号線1063と信
号線1064の信号の一方をCPU1003の指示によ
り選択する。セレクタ1017の出力信号線1065
は、パターンマッチング回路1018とセレクタ101
9に入力される。パターンマッチング回路1018は、
入力信号線1065の信号を予め決められたパターンと
パターンマッチングを行いパターンが一致した場合、予
め決められた多値の信号線を信号ライン1066に出力
する。パターンマッチングで一致しなっかた場合は、入
力信号線1065の信号を信号1066に出力する。
【0037】セレクタ1019は信号線1065の信号
と信号線1066の信号の一方をCPU1003の指示
により選択する。セレクタ1019の出力信号は信号線
1067を通り、次段のLUT1020に入力する。
【0038】LUT1020は、プリンタ部2に画像情
報を出力する際にプリンタの特性に合わせて入力信号線
1067の信号を変換する。
【0039】セレクタ1021は、LUT1020の出
力信号線1068の信号と信号線1065の信号の一方
をCPU1003の指示により選択する。セレクタ10
21の出力信号線の信号は次段の拡大回路1022に入
力する。
【0040】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示によりX方向(副走査方向)、Y方向(主走査方
向)独立に拡大倍率を設定することが可能である。拡大
方法は、1次の線形補間方法である。拡大回路1022
の出力信号線1070の信号は、バッファ1010に入
力される。
【0041】バッファ1010に入力された信号線10
70の信号は、CPU1003の指示により双方向信号
線1057を通ってコネクタ1001を介しプリンタ部
2に送られプリントアウトされる。
【0042】以下、コア部と各部の信号の流れを説明す
る。
【0043】・ファクス部4からの情報によるコア部1
0の動作 ファクス部4に情報を出力する場合について説明する。
CPU1003は、通信IC1002を介して、リーダ
部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン命令を
出す。リーダ部1は、この命令により原稿をスキャナユ
ニット104がスキャンすることにより、画像情報をコ
ネクタ120に出力する。リーダ部1と外部装置3は、
ケーブルで接続されておりリーダ部1からの情報は、コ
ア部10のコネクタ1001に入力される。コネクタ1
001に入力された画像情報は、多値8bitの信号ラ
イン1057を通ってバッファ1010に入力する。バ
ッファ回路1010はCPU1003の指示により双方
向信号1057を片方向信号として信号ライン1058
を介してLUT1011に入力する。LUT1011で
はリーダ1からの画像情報をルックアップテーブルを用
いて所望する濃度値に変換する。例えば、原稿の下地を
飛ばすことなどが可能である。LUT1011の出力信
号線1059は次段の2値化回路1012に入力する。
2値化回路1012は信号線1059の8bit多値信
号を2値化信号に変換する。2値化回路1012は、2
値化された信号が0の場合00H,1の場合FFHと2
つの多値の信号に変換する。2値化回路1012の出力
信号は、セレクタ1013、セレクタ1014を介し回
転回路1015または、セレクタ1016に入力され
る。回転回路1015の出力信号線1062の信号もセ
レクタ1016に入力され、セレクタ1016は、信号
線1061の信号か、信号線1062の信号のどちらか
を選択する。信号の選択は、CPU1003がCPUバ
ス1054を介してファクス部4と通信を行うことによ
り決定する。セレクタ1016からの出力信号線106
3の信号は、コネクタ1005を介してファクス部4に
送られる。
【0044】次にファクス部4からの情報を受け取る場
合について説明する。ファクス部4からの画像情報はコ
ネクタ1005を介して信号ライン1064に伝送され
る。信号線1064の信号は、セレクタ1014とセレ
クタ1017に入力される。CPU1003の指示によ
りプリンタ部2にファクシミリ受信時の画像を回転して
出力する場合には、セレクタ1014に入力した信号線
1064の信号を回転回路1015で回転処理する。回
転回路1015からの出力信号線1062の信号はセレ
クタ1016、セレクタ1017を介してパターンマッ
チング回路1018に入力される。信号線1064の信
号を、信号線1065に出力する。CPU1003の指
示によりファクシミリ受信時の画像をそのままプリンタ
部2に出力する場合には、セレクタ1017に入力した
信号線1064の信号をパターンマッチング回路101
8に入力する。
【0045】パターンマッチング回路1018は、ファ
クシミリ受信した際の画像の斜線部分のギザギザを滑ら
かにするスムージング機能を有する。パターンマッチン
グされた信号は、セレクタ1019を介してLUT10
20に入力する。LUT1020は、ファクシミリ受信
した画像をプリンタ部2に所望する濃度で出力するため
に、LUT1020の濃度変換テーブルをCPU100
3で変更可能となっている。LUT1020の出力信号
線1068の信号は、セレクタ1021を介して拡大回
路1022に入力される。拡大回路1022は、2つの
値(00H,FFH)を有する8bit多値を、1次の
線形補間法により拡大処理を行う。拡大回路1022か
ら出力される00H〜FFHの間の多くの値を有する8
bit多値信号は、バッファ1010とコネクタ100
1を介してリーダ部1に送られる。リーダ部1は、この
信号をコネクタ120を介し外部I/F切り替え回路1
19に入力させる。外部I/F切り替え回路119は、
ファクス部4からの信号をY信号生成・色検出回路11
3に入力する。Y信号生成・色検出回路113からの出
力信号は、前記したような処理をされた後、プリンタ部
2に出力され出力用紙上に画像形成が行われる。
【0046】・ファイル部5からの情報によるコア部1
0の動作 ファイル部5に情報を出力する場合について説明する。
CPU1003は、通信IC1002を介して、リーダ
部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン命令を
出す。リーダ部1は、この命令により原稿をスキャナユ
ニット104がスキャンすることにより、画像情報をコ
ネクタ120に出力する。リーダ部1と外部装置3は、
ケーブルで接続されておりリーダ部1からの情報は、コ
ア部10のコネクタ1001に入力される、コネクタ1
001に入力された画像情報は、バッファ1010によ
って片方向の信号線1058に伝送される。信号線10
58の多値8bitの信号はLUT1011によって所
望の濃度値の信号に変換される。LUT1011の出力
信号線1059の信号は、セレクタ1013、セレクタ
1014、セレクタ1016を介してコネクタ1006
に入力される。即ち2値化回路1012および回転回路
1015の機能を用いずに8ビット多値のままファイル
部5に転送する。CPU1003のCPUバス1054
を介してファイル部5との通信により2値化信号のファ
イリングを行う場合には、2値化回路1012、回転回
路1015の機能を使用する。2値化処理および回転処
理は、上記したファクスの場合と同様なため説明は省略
する。
【0047】次にファイル部5から情報を出力する場合
について説明する。ファイル部5からの画像情報はコネ
クタ1006を介し、信号線1064を通ってセレクタ
1014かセレクタ1017に入力される。8bit多
値のファイリングの場合はセレクタ1017へ、2値の
ファイリングの場合には、セレクタ1014または、1
017に画像信号を入力することが可能である。2値の
ファイリングの場合は、ファクスと同様な処理の為説明
は省略する。多値のファイリングの場合セレクタ101
7からの出力信号線1065の信号をセレクタ1019
を介してLUT1020に入力する。LUT1020で
は、所望するプリント濃度に合わせてCPU1003の
指示によりルックアップテーブルを作成する。LUT1
020からの出力信号線1068の信号は、セレクタ1
021を介して拡大回路1022に入力される。拡大回
路1022によって所望する拡大率で拡大した8bit
多値信号線1070の信号は、バッファ1010、コネ
クタ1001を介してリーダ部1に送られる。リーダ部
1に送られたファイル部5の情報は、上記したファクス
と同様に、プリンタ2に出力され出力用紙上に画像形成
が行われる。
【0048】・コンピュータ・インターフェイス部7か
らの情報によるコア部10の動作 コンピュータ・インターフェイス部7は、外部装置3に
接続されるコンピュータとのインターフェイスを行う。
コンピュータ・インターフェイスとしてSCSI,RS
232C,セントロニクス系との通信を行う複数のイン
ターフェイスを備えている。コンピュータ・インターフ
ェイス部7は、上記3種類のインターフェイスを持ち、
各インターフェイスからの情報は、コネクタ1007と
データバス1054を介しCPU1003に送られる。
CPU1003は、送られてきた内容により各種の制御
を行う。
【0049】・フォーマッタ部8からの情報によるコア
部10の動作 フォーマッタ部8は、上に述べたコンピュータインター
フェイス部7から送られてきた文書ファイルなどのコマ
ンドデータをイメージデータに展開する機能を有する。
CPU1003は、コンピュータ・インターフェイス部
7からデータバス1054を介して送られてきたデータ
が、フォーマッタ部8に関するデータであると判断する
と、コネクタ1008を介しデータをフォーマッタ部8
に転送する。フォーマッタ部8は、転送されたデータか
ら可視像としてイメージデータメモリに展開する。
【0050】次にフォーマッタ部8からの情報を受け取
り出力用紙上に画像形成を行う手順について説明する。
フォーマッタ部8からの画像情報はコネクタ1008を
介して、信号ライン1064に2つの値(00H,FF
H)を有する多値信号として伝送される。信号線106
4の信号は、セレクタ1014、セレクタ1017に入
力される。CPU1003の指示によりセレクタ101
4および1017を制御する。以後、上記したファクス
の場合と同様なため説明は省略する。
【0051】・イメージ・メモリ部9からの情報による
コア部10の動作 イメージ・メモリ部9に情報を出力する場合について説
明する。CPU1003は、通信IC1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキ
ャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿を
スキャナユニット104がスキャンすることにより、読
み取った画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ
部1と外部装置3は、ケーブルで接続されており、リー
ダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ1001に
入力される。コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ10
10を介してLUT1011に送られる。LUT101
1の出力信号線1059の信号は、セレクタ1013、
1014、1016、コネクタ1009を介してイメー
ジメモリ部9へ、多値画像情報を転送される。イメージ
メモリ部9に記憶された画像情報は、コネクタ1009
のCPUバス1054を介してCPU1003に送られ
る。CPU1003は、上に述べたコンピュータインタ
ーフェイス部7にイメージメモリ部9から送られてきた
データを転送する。コンピュータインターフェイス部7
は、上記した3種類のインターフェイス(SCSI,R
S232C,セントロニクス)のうちで所望するインタ
ーフェイスでコンピュータ12に転送する。
【0052】次にイメージメモリ部9からの情報を受け
取る場合について説明する。まず、コンピュータインタ
ーフェイス部7を介してコンピュータから画像情報がコ
ア部10に送られる。コア部10のCPU1003は、
コンピュータ・インターフェイス部7からCPUバス1
054を介して送られてきたデータが、イメージメモリ
部9に関するデータであると判断すると、コネクタ10
09を介しイメージメモリ部9に転送する。次にイメー
ジメモリ部9は、コネクタ1009を介して信号線10
64の8bit多値信号をセレクタ1014、セレクタ
1017に伝送する。セレクタ1014または、セレク
タ1017からの出力信号は、CPU1003の指示に
より、上記したファクス部4と同様に、プリンタ部2に
出力され出力用紙上に画像形成が行われる。
【0053】・ファクス部の説明 以下、図5に示すブロック図を参照しながら図1に示し
たファクス部4の構成について詳細に説明する。
【0054】図5は、図1に示したファクス部4の詳細
構成を説明するブロック図である。
【0055】ファクス部4は、コネクタ400でコア部
10と接続され各種信号のやり取りを行う。CPU41
2にはメモリ412aが接続されておりファクス部4の
解像度変換能力を表すレベルが格納されている。メモリ
412aには製造時にROMに格納しておいてもよい
し、ユーザが判断してRAMに格納しておく構成にして
おいてもよい。電源投入後にCPU412はファクス部
4の変倍回路403で可能な解像度変換能力を表すレベ
ルをメモリ412aから読み出し、コア部10に申告す
る。変倍回路403では、図9(b)に示したように、
解像度を高めるときには加える画素の画素値Eと周囲2
画素(2点の画素値をA,Bとする)との位置関係より
相対的に内挿点の濃度値を求め、解像度を低くするとき
には注目画素と変換前の2画素との位置関係より変換後
の画素の濃度値を求める。この方法では4画素との相関
により求めるリーダ部1より画質は劣るかもしれない
が、回路規模は抑えることができる。コア部10からの
2値情報をメモリA405〜メモリD408のいずれか
に記憶する場合には、コネクタ400からの信号線45
3の信号が、メモリコントローラ404に入力され、メ
モリコントローラの制御下でメモリA405、メモリB
406,メモリC407,メモリD408のいずれか、
または2組のメモリをカスケード接続したものに記憶さ
れる。メモリコントローラ404は、CPU412の指
示により、メモリA405、メモリB406、メモリC
407、メモリD408とCPUバス462とデータの
やり取りを行うモードと、符号化・復号化機能を有する
CODEC411のCODECバス463とデータのや
り取りを行うモードと、メモリA405、メモリB40
6、メモリC407、メモリD408の内容をDMAコ
ントローラ402の制御によって変倍回路403からの
バス454とデータのやり取りを行うモードと、タイミ
ング生成回路409の制御下で2値のビデオ入力データ
454をメモリA405〜メモリD408のいずれかに
記憶するモードと、メモリA405〜メモリD408の
いずれかからメモリ内容を読みだし信号ライン452に
出力するモードの5つの機能を有する。メモリA40
5、メモリB406、メモリC407、メモリD408
は、それぞれ2Mbytesの容量を有し、400dp
iの解像度でA4相当の画像を記憶する。タイミング生
成回路409は、コネクタ400と信号ライン459で
接続されており、コア部10からの制御信号(HSYN
C,HEN、VSYNC,VEN)により起動され、下
記の2つの機能を達成するための信号を生成する。1つ
は、コア部10からの画像信号をメモリA405〜メモ
リD408のいずれか1つのメモリ、または2つのメモ
リに記憶する機能、もう1つは、メモリA405〜メモ
リD408のいずれか1つから画像信号を読みだし、信
号ライン452に伝送する機能である。デュアルポート
メモリ410は、信号ライン461を介してコア部10
のCPU1003と、信号ライン462を介してファク
ス部4のCPU412とが接続されている。各々のCP
Uは、このデュアルポートメモリ410を介してコマン
ドのやり取りを行う。SCSIコントローラ413は、
図1のファクス部4に接続されているハードディスク1
1とのインターフェイスを行い、ファクシミリ送信時
や、ファクシミリ受信時のデータなどを蓄積する。CO
DEC411は、メモリA405〜メモリD408のい
ずれかに記憶されているイメージ情報を読みだしMH,
MR,MMR方式の所望する方式で符号化を行った後、
メモリA405〜メモリD408のいずれかに符号化情
報として記憶する。また、メモリA405〜メモリD4
08に記憶されている符号化情報を読みだしMH,M
R,MMR方式の所望する方式で復号化を行った後、メ
モリA405〜メモリD408のいずれかに復号化情
報、すなわちイメージ情報として記憶する。MODEM
414は、CODEC411またはSCSIコントロー
ラ413に接続されているハードディスク11からの符
号化情報を電話回線上に電送するために変調する機能
と、NCU415から送られて来た情報を復調し符号化
情報に変換し、CODEC411または、SCSIコン
トローラ413に接続されているハードディスク11に
符号化情報を転送する。NCU415は、電話回線と直
接接続され電話局などに設置されている交換機と所定の
手順により情報のやり取りを行う。
【0056】以下、ファクシミリ送信処理における一例
を説明する。リーダ部1からの2値化画像信号は、コネ
クタ400より入力され信号ライン453を通りメモリ
コントローラ404に達する。信号線453の信号は、
メモリコントローラ404によってメモリA405に記
憶する。メモリA405に記憶するタイミングは、信号
線453を介してリーダ部1から伝送されるタイミング
信号線459の信号によってタイミング生成回路409
で生成される。CPU412は、メモリコントローラ4
04のメモリA405及びメモリB406をCODEC
411のバスライン463に接続する。CODEC41
1は、メモリA405からイメージ情報を読みだしMR
法により符号化を行い、符号化情報をメモリB406に
書き込む。A4サイズのイメージ情報をCODEC41
1が符号化すると、CPU412は、メモリコントロー
ラ404のメモリB406をCPUバス462に接続す
る。CPU412は、符号化された情報をメモリB40
6より順次読みだし、MODEM414に転送する。M
ODEM414は、符号化された情報を変調し、NCU
415を介し電話回線上にファクシミリ情報を送信す
る。
【0057】次に、ファクシミリ受信処理における一例
を説明する。電話回線より送られてきた情報は、NCU
415に入力され、NUC415で所定の手順でファク
ス部4と電話回線とを接続する。NCU415からの情
報は、MODEM414に入り復調される。CPU41
2は、CPUバス462を介してMODEM414から
の情報をメモリC407に記憶する。1画面の情報がメ
モリC407に記憶されるとCPU412は、メモリコ
ントローラ404を制御することによりメモリC407
のデータライン457をCODEC411のライン46
3に接続する。CODEC411は、メモリC407の
符号化情報を順次読みだし、復号化し、すなわちイメー
ジ情報としてメモリD408に記憶する。CPU412
は、デュアルポートメモリ410を介してコア部10の
CPU1003と通信を行い、メモリD408からコア
部10を通りプリンタ部2に画像をプリント出力するた
めの設定を行う。設定が終了すると、CPU412は、
タイミング生成回路409に起動をかけ、信号ライン4
60から所定のタイミング信号をメモリコントローラに
出力する。メモリコントローラ404は、タイミング生
成回路409からの信号に同期してメモリD408から
イメージ情報を読み出し、信号ライン452に伝送し、
コネクタ400に出力する。コネクタ400からプリン
タ部2に出力するまでは、コア部10で説明したので省
略する。
【0058】・ファイル部5の説明 以下、図6に示すブロック図を参照しながらファイル部
5の詳細構成及び動作について説明する。
【0059】図6は、図1に示したファイル部5の詳細
構成を説明するブロック図である。
【0060】ファイル部5は、コネクタ500でコア部
10と接続され、各種信号のやりとりを行う。CPU5
16にはメモリ516aが接続されており、ファイル部
5の解像度変換能力を表すレベルが格納されているが、
これは製造時にROMに格納しておいてもよいし、ユー
ザが判断してRAMに格納する構成にしてもよい。電源
投入後CPU516はファイル部5の変倍回路511で
可能な解像度変換能力をメモリ516aから読み出し、
コア部10に申告する。変倍回路511では解像度を低
くする場合は単純な間引き及び解像度を高くする場合は
同じデータを繰り返し使用する方法によって解像度変換
を行う。信号線551は、双方向の8ビット多値の画像
信号線であり、圧縮回路503に接続される。信号線5
51の多値入力信号は圧縮回路503に入力され、ここ
で多値画像情報から圧縮情報に変換されメモリコントロ
ーラ510に出力される。圧縮回路503からの出力信
号線552の信号は、メモリコントローラ510の制御
下でメモリA506、メモリB507、メモリC50
8、メモリD509のいずれか、または2組のメモリを
カスケード接続したものに記憶される。メモリコントロ
ーラ510は、CPU516の指示により、メモリA5
06、メモリB507、メモリC508、メモリD50
9とCPUバス560とデータのやりとりを行うモード
と、符号化・復号化を行うCODEC517のCODE
Cバス570とデータのやりとりを行うモードと、メモ
リA506、メモリB507、メモリC508、メモリ
D509の内容をDMAコントローラ518の制御によ
って変倍回路511からのバス562とデータのやりと
りを行うモードと、タイミング生成回路514の制御下
で信号線563の信号をメモリA506〜メモリD50
9のいずれかに記憶するモードと、メモリA506〜メ
モリD509のいずれかからメモリ内容を読み出し、信
号ライン558に出力するモードの5つの機能を有す
る。メモリA506、メモリB507、メモリC50
8、メモリD509はそれぞれ2Mbytesのメモリ
容量を有し、400dpiの解像度でA4サイズ相当の
画像を記憶する。タイミング発生回路514は、コネク
タ500と信号ライン553で接続されており、コア部
10からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYN
C,VEN)により起動され、下記の2つの機能を達成
するための信号を生成する。1つは、コア部10からの
情報をメモリA506〜メモリD509のいずれか1つ
のメモリ、または2つのメモリに記憶する機能、もう1
つは、メモリA506〜メモリD509のいずれか1つ
から画像情報を読み出し、信号ライン556に伝送する
機能である。デュアルポートメモリ515は、信号ライ
ン554を介してコア部10のCPU1003と、信号
ライン560を介してファイル部5のCPU516と接
続されている。各々のCPU1003、516は、この
デュアルポートメモリ515を介してコマンドのやりと
りを行う。SCSIコントローラ519は、図1のファ
イル部5に接続されている外部記憶装置6とのインター
フェイスを行う。外部記憶装置6は、具体的には光磁気
ディスクで構成され、画像情報などのデータの蓄積を行
う。CODEC517は、メモリA506〜メモリD5
09のいずれかに記憶されているイメージ情報を読み出
し、MH,MR,MMR方式の所望する方式で符号化を
行った後、メモリA506〜メモリD509のいずれか
に符号化情報として記憶する。また、メモリA506〜
メモリD509に記憶されている符号化情報を読み出
し、MH,MR,MMR方式のいずれかの方式で復号化
を行った後、メモリA506〜メモリD509のいずれ
かに復号化情報、すなわちイメージ情報として記憶す
る。
【0061】以下、外部記憶装置6にファイル情報を蓄
積する処理の一例について説明する。リーダ部1からの
8bit多値画像信号は、コネクタ500より入力され
信号ライン551を通り圧縮回路503に入力される。
信号線551の信号は、圧縮回路503に入力され、こ
こで圧縮情報に変換され信号線552へ伝送される。信
号線552の圧縮情報は、メモリコントローラ510に
入力される。メモリコントローラ510はコア部10か
らの信号線553の信号によってタイミング生成回路5
14でタイミング信号を生成し、信号線559を通り、
この信号に従って信号線552の圧縮信号をメモリA5
06に記憶する。CPU516は、メモリコントローラ
510のメモリA506及びメモリB507をCODE
C517のバスライン570に接続する。CODEC5
17は、メモリA506から圧縮された情報を読み出
し、MR法により符号化を行い、符号化情報をメモリB
507に書き込む。CODEC517が符号化を終了す
ると、CPU516は、メモリコントローラ510のメ
モリB507をCPUバス560に接続する。CPU5
16は、符号化された情報をメモリB507より順次読
み出し、SCSIコントローラ519に転送する。SC
SIコントローラ519は、信号線572の符号化され
た情報を外部記憶装置6に記憶する。
【0062】次に、外部記憶装置6から情報を取り出し
てプリンタ部2から出力するプリント処理の一例につい
て説明する。情報の検索・プリントの指示を受け取る
と、CPU516は、SCSIコントローラ519を介
して外部記憶装置6から符号化された情報を受け取り、
その符号化情報をメモリC508に転送する。このとき
メモリコントローラ510は、CPU516の指示によ
りCPUバス560をメモリC508のバス566に接
続する。メモリC508への符号化情報の転送が終了す
ると、CPU516は、メモリコントローラ510を制
御することにより、メモリC508とメモリD509を
CODEC517のバス570に接続する。CODEC
517は、メモリC508から符号化情報を読み取り、
順次復号化した後、メモリD509に転送する。プリン
タ部2に出力する際に拡大・縮小などの変倍が必要な場
合、メモリD509を変倍回路511のバス562に接
続し、DMAコントローラ518の制御下でメモリD5
09の内容を変倍する。CPU516は、デュアルポー
トメモリ515を介してコア部10のCPU1003と
通信を行い、メモリD509からコア部10を介してプ
リンタ部2に画像をプリント出力するための設定を行
う。設定が終了すると、CPU516は、タイミング生
成回路514に起動をかけ信号ライン559から所定の
タイミング信号をメモリコントローラ510に出力す
る。メモリコントローラ510は、タイミング生成回路
514からの信号に同期してメモリD509から復号化
情報を読み出し、信号ライン556に伝送する。信号ラ
イン556の信号は、伸張回路504に入力され、ここ
で復号化情報が伸張される。伸張回路504の出力信号
は信号線555を介してコネクタ500に出力され、さ
らにコア部10に出力する。コネクタ500からプリン
タ部2に出力するまでは、コア部10で説明したので省
略する。
【0063】・フォーマッタ部8の説明 以下、図7に示すブロック図を参照しながら、図1に示
したフォーマッタ部8の構成及び動作について説明す
る。
【0064】図7は、図1に示したフォーマッタ部8の
詳細構成を説明するブロック図である。
【0065】CPU809に接続されているメモリ80
9aにはフォーマッタ部8が解像度変換を行えないこ
と、つまり解像度変換能力を表すレベルが0であること
を製造時に登録またはユーザが登録する。CPU809
はメモリ809aから解像度変換能力を表すレベルを読
み出し、コア部10に申告する。図1に示したコンピュ
ータ・インターフェイス部7からのデータは、コア部1
0で判別され、フォーマッタ部8に関するデータである
場合には、コア部10のCPU1003は、コア部10
のコネクタ1008およびフォーマッタ部8のコネクタ
800を介してコンピュータからのデータをデュアルポ
ートメモリ803に転送する。フォーマッタ部8のCP
U809は、デュアルポートメモリ803からコンピュ
ータから送られてきたコードデータを受け取る。CPU
809は、このコードデータを順次イメージデータに展
開し、メモリコントローラ808を介してメモリA80
6、またはメモリB807にイメージデータを転送す
る。メモリA806及びメモリB807は、各1Mby
tesの容量を持ち、1つのメモリ(メモリA806ま
たは、メモリB807)で300dpiの解像度でA4
サイズの画像を記憶可能である。300dpiの解像度
でA3サイズの画像を記憶する場合には、メモリA80
6とメモリB807をカスケード接続してイメージデー
タを展開する。上記のメモリの制御は、CPU809か
らの指示によりメモリコントローラ808によって行わ
れる。また、イメージデータの展開の際、文字や図形な
どの回転が必要な場合には、回転回路804にて回転し
たのちメモリA806または、メモリB807に転送す
る。メモリA806またはメモリBにイメージデータの
展開が終了すると、CPU809は、メモリコントロー
ラ808を制御しメモリA806のデータバスライン8
58または、メモリB807のデータバスライン859
をメモリコントローラ808の出力ライン855に接続
する。次にCPU809は、デュアルポートメモリ80
3を介しコア部10のCPU1003と通信を行いメモ
リA806または、メモリB807から画像情報を出力
するモードに設定する。コア部10のCPU1003
は、コア部10内の通信回路1002を介しリーダ部1
のCPU122に内蔵している通信機能を用いてCPU
122にプリント出力モードに設定する。プリント出力
モードに設定する。コア部10のCPU1003は、コ
ネクタ1008、及びフォーマッタ部8のコネクタ80
0を介してタイミング生成回路802に起動をかける。
タイミング生成回路802は、コア部10からの信号に
応じてメモリコントローラ808にメモリA806また
はメモリB807から画像情報を読みだす為のタイミン
グ信号を発生する。メモリA806または、メモリB8
07からの画像情報は、信号ライン858を介しメモリ
コントローラ808に入力される。メモリコントローラ
808からの出力画像情報は、信号ライン851及びコ
ネクタ800を介してコア部10に転送する。コア部1
0からプリンタ部2の出力に関しては、コア部10で説
明したので省略する。
【0066】次に、コア部10が、上記述べてきた画像
処理装置(リーダ部1、プリンタ部2、ファクス部4、
ファイル部5、フォーマッタ部8)間の画像データ転送
時における、解像度変換を実行させる装置の決定、及び
決定した装置に解像度変換の実行を指示するまでの手順
について以下に図8を用いて詳細に説明する。
【0067】本実施例においては、リーダ部1、プリン
タ部2、ファクス部4、ファイル部5、フォーマッタ部
8の各画像処理装置から構成される複合装置について説
明する。
【0068】図8は、コア部10で制御される処理の流
れを示すフローチャートである。
【0069】各画像処理装置のCPUは、電源立ち上げ
時(S1)に、自分の持つ解像度変換能力を制御部であ
るコア部10に申告する。解像度変換能力は例えば0か
ら255までの256段階のレベルで表わされ、予め各
画像処理装置にセットされているものとし、レベル0は
変換能力なし、レベル255は最高度の能力を示す。こ
こでいう最高度の能力とは、解像度の変換を行う速度、
画質の保存性等を考慮にいれて、高速にかつ高画質を保
ちつつ変換を行えるものをいう。リーダ部1、プリンタ
部2は、ともにリアルタイムで多値の解像度変換を行え
るのでレベル255とし、CPU122はレベル255
をコア部10に申告する。フォーマッタ部8は、解像度
の変換機能を持たないので、CPU809はレベル0を
コア部10に申告する。ファクス部4とファイル部5
は、それぞれ解像度変換を行うためのゲートアレイ(変
倍回路403、511)を持っているが、扱える画像デ
ータが2値であることと、ファクス部4のゲートアレイ
(変倍回路403)の方が画質が良いことを考慮して、
例えばCPU412はレベル200、CPU516はレ
ベル100をそれぞれコア部10に申告する。コア部1
0は各画像処理装置からこれらの申告された解像度変換
能力を表すレベルをCPU1003で認識する(S
2)。
【0070】続いてステップS3でコア部10内のCP
U1003は各画像処理装置から申告された解像度変換
能力を表すレベルのデータをRAM1030に記憶す
る。
【0071】ステップS4でコア部10は、画像データ
転送要求の発生の有無を待ち、画像データの転送要求が
発生したときに、CPU1003はRAM1030に格
納されている各画像処理装置から申告された解像度変換
能力を表すレベルデータの中から転送元と転送先の解像
度変換能力のレベルの比較を行い(S5)、レベルの高
い方の装置に対して、解像度変換実行の指示を出す。即
ち、転送元の解像度変換能力のレベルが転送先の解像度
変換能力のレベルよりも高いときには、転送元の画像処
理装置で解像度変換を行うように指示し(S6)、転送
先の解像度変換能力のレベルが転送元の解像度変換能力
のレベルよりも高いときには、転送先の画像処理装置で
解像度変換を行うように指示する(S7)。
【0072】上記のような手順で解像度変換を実行する
装置が決定したら、通常の画像データの転送のためのシ
ーケンスを実行する(S8)。
【0073】以上の流れにおいて、実際の画像データ転
送での解像度変換実行装置は、以下のように決定され
る。
【0074】(1)ファクシミリ送信(リーダ部1で読
み取った画像データをファクス部4で送信する) コア部10のCPU1003はRAM1030からリー
ダ部1の解像度変換能力レベルの255とファクス部4
の解像度変換能力レベルの200とを読み出し、この2
つのレベルを比較する。この結果リーダ部1のレベルの
方がファクス部4のレベルよりも大きいため、コア部1
0のCPU1003はリーダ部1で解像度変換を行うこ
とをリーダ部1のCPU122に通知し、リーダ部1で
読み取った画像データをCPU122は変倍・リピート
回路114で解像度変換を行わせ、ファクス部4で送信
する。
【0075】(2)ファクシミリ受信(ファクス部4で
受信した画像データをプリンタ部2で出力する) コア部10のCPU1003はRAM1030からファ
クス部4の解像度変換能力レベルの200とプリンタ部
2の解像度変換能力レベルの255とを読み出し、この
2つのレベルを比較する。この結果プリンタ部2のレベ
ルの方がファクス部4のレベルよりも大きいため、コア
部10のCPU1003はプリンタ部2で解像度変換を
行うことをプリンタ部2のCPU、即ちCPU122に
通知し、ファクス部4で受信した画像データをプリンタ
部2に転送し、CPU122は変倍・リピート回路11
4で解像度変換を行わせ、出力する。
【0076】(3)ファイル部5でファイリングされて
いる文書をファクス部4でファクシミリ送信 コア部10のCPU1003はRAM1030からファ
イル部5の解像度変換能力レベルの100とファクス部
4の解像度変換能力レベルの200とを読み出し、この
2つのレベルを比較する。この結果ファクス部4のレベ
ルの方がファイル部5のレベルよりも大きいため、コア
部10のCPU1003はファクス部4で解像度変換を
行うことをファクス部4のCPU412に通知し、ファ
イル部5でファイリングされている文書ファイルをファ
クス部4に転送し、CPU412は変倍回路403で解
像度変換を行わせ、送信する。
【0077】(4)フォーマッタ部8で出力されるコン
ピュータ12から送られてきた文書をファクス部4でフ
ァクシミリ送信 コア部10のCPU1003はRAM1030からフォ
ーマッタ部8の解像度変換能力レベルの0とファクス部
4の解像度変換能力レベルの200とを読み出し、この
2つのレベルを比較する。この結果ファクス部4のレベ
ルの方がフォーマッタ部8のレベルよりも大きい(フォ
ーマッタ部8は解像度変換能力を持たない)ため、コア
部10のCPU1003はファクス部4で解像度変換を
行うことをファクス部4のCPU412に通知し、コン
ピュータ12から送られてきたコードデータをフォーマ
ッタ部8でイメージデータとしファクス部4に転送し、
CPU412は変倍回路403で解像度変換を行わせ、
送信する。
【0078】これら以外の組み合わせにおいても、単純
な数値の比較だけで、解像度変換を実行させる画像処理
装置を決めることができる。このための制御プログラム
は簡単に構成することができる。
【0079】以上説明したように、本実施例によれば、
各画像処理装置が自分の持つ解像度変換能力を制御部に
申告し、制御部がそのレベルに基づき各装置に解像度変
換実行を指示することにより、あらゆる組み合わせの画
像データ転送においても、最適な解像度変換を選択する
ことができるようになる。また、この画像形成装置に、
新規の画像処理装置を追加した場合にも、新規の装置が
同様の変換レベル申告の手続きを行うことにより、制御
部のプログラムを変更することなく対応が可能になる。
この新規に追加する画像処理装置の解像度変換能力を表
すレベルは既に組み込まれている画像処理装置の解像度
変換能力、即ち、変換の速度、画質の保存性等を考慮に
いれて、相対的にレベルの設定を行うことにより最適な
画像処理装置で解像度変換を行うことが可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の画像処理装置の解像度変換能力を登録しておき、
2つの装置間で転送を行う場合にそれぞれの解像度変換
能力を比較してどちらの装置で解像度変換を行うか決定
するので最適な装置で解像度変換を行わせることができ
るとともに画像処理装置の追加や変更等にも柔軟に対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した画像形成装置の構
成を表すブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部1及びプリンタ部2の構
成を示す断面図である。
【図3】図2に示したリーダ部1の信号処理構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1に示したコア部10の詳細構成を表すブロ
ック図である。
【図5】図1に示したファクス部4の詳細構成を表すブ
ロック図である。
【図6】図1に示したファイル部5の詳細構成を表すブ
ロック図である。
【図7】図1に示したフォーマッタ部8の詳細構成を表
すブロック図である。
【図8】図1に示したコア部10で制御される処理の流
れを示すフローチャートである。
【図9】図3に示した変倍・リピート回路114及び図
5に示した変倍回路403における解像度変換の方法を
示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 外部装置 4 ファクス部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピュータ・インターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 ハードディスク 12 コンピュータ 13 電話回線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像処理装置間における画像デー
    タの送受信を制御する制御装置において、前記複数の画像処理装置をそれぞれ接続するコネクタ
    と、 前記複数の画像処理装置のそれぞれの解像度変換能力を
    表すレベルを登録する登録手段と、前記複数の画像処理装置のうちの2つの画像処理装置間
    で画像データの転送を行う場合、 前記登録手段に登録さ
    れているそれぞれの画像処理装置の解像度変換能力を表
    すレベルを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果、解像度変換能力の高い方の画
    像処理装置に対し解像度変換の実行を指示する指示手段
    とを備え 転送元の画像処理装置の方が解像度変換能力の高い場合
    は転送元で解像度変換を行ってから前記コネクタを経由
    して転送先へ転送させ、転送先の方が解像度変換能力の
    高い場合は前記コネクタを経由して転送先に転送させ、
    転送先で解像度変換を行う ことを特徴とする画像処理装
    置の制御装置。
  2. 【請求項2】 コネクタを介してそれぞれ接続された
    数の画像処理装置間における画像データの送受信を制御
    する制御方法において、 前記複数の画像処理装置のそれぞれの解像度変換能力を
    表すレベルを登録し、前記複数の画像処理装置のうちの2つの画像処理装置間
    で画像データの転送を行う場合、 前記登録したそれぞれ
    の画像処理装置の解像度変換能力を表すレベルを比較
    し、 前記比較した結果、解像度変換能力の高い方の画像処理
    装置に対し解像度変換の実行を指示し、 転送元の画像処理装置の方が解像度変換能力の高い場合
    は転送元で解像度変換を行ってから前記コネクタを経由
    して転送先へ転送させ、転送先の方が解像度変換能力の
    高い場合は前記コネクタを経由して転送先に転送させ、
    転送先で解像度変換を行うよう制御 することを特徴とす
    る画像処理装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の画像処理装置と、前記複数の画像
    処理装置とそれぞれコネクタを介して接続され、前記複
    数の画像処理装置間における画像データの送受信を制御
    する制御装置とからなるデータ処理装置において、 前記複数の画像処理装置はそれぞれ解像度変換能力を表
    すレベルを前記コネクタを介して前記制御装置に対し通
    知する通知手段を有し、 前記制御装置は前記複数の画像処理装置から通知された
    複数の解像度変換能力を表すレベルを登録する登録手段
    と、前記複数の画像処理装置のうちの2つの画像処理装
    置間で画像データの転送を行う場合、前記登録手段に登
    録されているそれぞれの画像処理装置の解像度変換能力
    のレベルを比較する比較手段と、前記比較手段で比較し
    た解像度変換能力のうち高い方の解像度変換能力を有す
    る画像処理装置に解像度変換の実行を指示する指示手段
    とを有し、 転送元の画像処理装置の方が解像度変換能力の高い場合
    は転送元で解像度変換を行ってから前記コネクタを経由
    して転送先に転送させ、転送先の方が解像度変換能力の
    高い場合は前記コネクタを経由して転送先に転送させ、
    転送先で解像度変換を行う ことを特徴とするデータ処理
    装置。
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