JPH08272707A - 通信コントローラ - Google Patents

通信コントローラ

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JPH08272707A
JPH08272707A JP7071204A JP7120495A JPH08272707A JP H08272707 A JPH08272707 A JP H08272707A JP 7071204 A JP7071204 A JP 7071204A JP 7120495 A JP7120495 A JP 7120495A JP H08272707 A JPH08272707 A JP H08272707A
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JP
Japan
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unit
memory
signal
cpu
connector
Prior art date
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JP7071204A
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English (en)
Inventor
Yuka Nagai
由佳 長井
Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
Akihiko Sakai
明彦 酒井
Michiko Hirayu
三知子 平湯
Eiji Ohara
栄治 大原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デバイスの未装備、故障があっても所定の処
理を実行する。 【構成】 コア部10内のCPUは、デバイス1(イメ
ージメモリ部9)、デバイス2(ファクス部4)、デバ
イスn((n=3)ファイル部5)それぞれの有無を認
識し、本来のデバイスにて所定の機能を実現できない場
合は、速やかにその機能を代行できる他のデバイスに切
り換えを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の機能を実現する
複数のデバイスを収容する通信コントローラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信コントローラとして、各
種機能を備えた、複数の取り外し可能なデバイスを選択
的に装備することにより、ユーザの要求に従った動作を
するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信コントローラでは、コントローラ内に装備され
ているデバイスが1つでも故障した場合等、そのデバイ
スの有する機能を全く実現することができなかったり、
他のデバイスとの複合動作にも影響を及ぼすという問題
がある。
【0004】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、デバイスが装備されて
いなかったり、デバイスに故障が起きて実行不能になっ
ても、同等の処理を実現できる通信コントローラを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、本発明は、複数の
デバイスを収容し、所定の機能と該複数のデバイスとの
対応関係を記憶する通信コントローラにおいて、実行要
求された機能を認識する手段と、前記認識された機能を
実行すべき第1のデバイスの有無を判断する手段と、前
記第1のデバイスがない場合、前記記憶された対応関係
より、該第1のデバイスと同等の機能を備えた第2のデ
バイスを特定する手段と、前記認識された機能の実行を
前記特定された第2のデバイスに切り換える切換手段と
を備える。
【0006】また、他の発明は、複数のデバイスを収容
し、所定の機能と該複数のデバイスとの対応関係を記憶
する通信コントローラにおいて、実行要求された機能を
認識する手段と、前記認識された機能を実行すべき第1
のデバイスでの障害の有無を判断する手段と、前記第1
のデバイスに障害がある場合、前記記憶された対応関係
より、該第1のデバイスと同等の機能を備えた第2のデ
バイスを特定する手段と、前記認識された機能の実行を
前記特定された第2のデバイスに切り換える切換手段と
を備える。
【0007】以上の構成において、デバイスの未装備、
故障があっても所定の処理を実行するよう機能する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例に係る通信コント
ローラの構成を示すブロック図である。同図において、
符号1は、原稿画像を画像データに変換する画像入力装
置(以下、リーダ部と称する)、2は、複数種類の記録
紙カセットを有し、プリント命令により画像データを記
録紙上に可視像として出力する画像出力装置(以下、プ
リンタ部と称する)、3は、リーダ部1と電気的に接続
された通信コントローラであり、後述する各種の機能を
有する。
【0010】通信コントローラ3は、ファクス部4、フ
ァイル部5、ファイル部5に接続されている外部記憶装
置6、コンピュータ端末(PC/WS)13との接続を
行なうためのコンピュータ・インターフェース部7、リ
ーダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュータ端末1
3から送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメ
ージメモリ部9、及び、上記各機能を制御するコア部1
0等を備えている。
【0011】以下、上記各部の機能について詳細に説明
する。 <リーダ部1の説明>図2は、本実施例のリーダ部1、
及びプリンタ部2の構成を示す断面図である。以下、そ
の構成及び動作を説明する。
【0012】図2の原稿給送装置101上に積載された
原稿(不図示)は、1枚づつ順次、原稿台ガラス面10
2上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャナ部の
ランプ103が点灯し、かつ、スキャナ・ユニット10
4が移動して原稿に光を照射する。そして、原稿からの
反射光は、順次、ミラー105,106,107を介し
てレンズ108を通過後、CCDイメージ・センサ部1
09(以下、CCDと称する)9に入力される。
【0013】図3は、リーダ部1での信号処理を説明す
るためのブロック図である。同図において、CCD10
9に入力された画像情報は、ここで光電変換され、R
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)各色の電気
信号に変換される。このCCD109からのカラー情報
は、次の増幅器110R,110G,110Bで、次段
のA/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅
される。そして、A/D変換器111からの出力信号
は、シェーディング回路112に入力され、ここで、ラ
ンプ103の配光ムラや、CCD109の感度ムラが補
正される。シェーディング回路112からの信号は、Y
信号・色検出回路113、及び外部I/F切り替え回路
119に入力される。
【0014】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号に対して、下記の式
(1)に従った演算を行ない、Y信号を得る。
【0015】 Y=0.3R+0.6G+0.1B …(1) Y信号生成・色検出回路113は、さらに、R,G,B
の信号から7つの色に分離し、各色に対する信号を出力
する色検出回路を有する。このY信号生成・色検出回路
113からの出力信号は、変倍・リピート回路114に
入力され、スキャナユニット104の走査スピードに基
づく副走査方向の変倍を、また、変倍・リピート回路1
14により主走査方向の変倍を行なう。また、この変倍
・リピート回路114により、複数の同一画像を出力す
ることが可能である。
【0016】輪郭・エッジ強調回路115では、変倍・
リピート回路114からの信号の高周波成分を強調する
ことにより、エッジ強調及び輪郭情報を得る。この輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0017】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上において、指定された色のマーカペンで書か
れた部分を読み取り、マーカの輪郭情報を生成して、次
のパターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路1
17で、この輪郭情報から、太らせやマスキング、トリ
ミングを行なう。また、Y信号生成・色検出回路113
からの色検出信号によりパターン化を行なう。
【0018】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され各種処理された信号をレーザを駆動す
るための信号に変換する。レーザドライバ118の出力
信号は、プリンタ2に入力され可視像として画像形成が
行われる。
【0019】次に、通信コントローラ3とのインターフ
ェイス(I/F)を行なう外部I/F切り替え回路11
9について説明する。
【0020】外部I/F切り替え回路119は、リーダ
部1から画像情報を通信コントローラ3に出力する場
合、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路
117からの画像情報をコネクタ120に出力する。ま
た、通信コントローラ3からの画像情報をリーダ部1に
入力する場合、外部切り替え回路119は、コネクタ1
20からの画像情報をY信号生成・色検出回路113に
入力する。
【0021】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行なわれ、かつ、CPU122によって設定され
た値により、エリア信号生成回路121は、上記画像処
理に必要な各種のタイミング信号を生成する。さらに、
CPU122に内蔵されている通信機能を用いて通信コ
ントローラ3との通信を行なう。なお、SUB・CPU
123は、操作部124の制御を行なうとともに、SU
B・CPU123に内蔵されている通信機能を用いて通
信コントローラ3との通信を行なう。 <プリンタ部2の説明>図2を参照して、プリンタ部2
の構成及び動作について説明する。
【0022】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて光信号に変換され、画像信号に従って感
光体202を照射する。この照射光によって感光体20
2上に作られた潜像は、現像器203によって現像され
る。上記の現像とタイミングを合わせて被転写紙積載部
204、もしくは被転写紙積載部205より転写紙が搬
送され、転写部206において、上記の現像された像が
転写される。転写された像は、定着部207にて被転写
紙に定着された後、排紙部208より装置外部に排出さ
れる。そして、排紙部208から出力された転写紙は、
ソータ220でソート機能が働いている場合には、その
各ビンに排出され、ソート機能が働いていない場合に
は、ソータ220の最上位のビンに排出される。
【0023】次に、順次読み込む画像を1枚の出力用紙
の両面に出力する方法について説明する。
【0024】順次読み込む画像を1枚の出力用紙の両面
に出力する場合、定着部207で定着された出力用紙
を、一度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを
反転し、搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用
被転写紙積載部210に搬送する。そして、次の原稿が
準備されると、上記のプロセスと同様に原稿画像が読み
取られるが、転写紙については、この再給紙用被転写紙
積載部210より給紙されるので、結局、同一出力紙の
表面、裏面に2枚分の原稿画像を出力することができ
る。 <通信コントローラ3の説明>通信コントローラ3は、
リーダ部1とケーブル12にて接続され、通信コントロ
ーラ3内のコア部10で、信号の制御や各機能の制御を
行なう。この通信コントローラ3は、上述のように、フ
ァクス送受信を行なうファクス部4、各種原稿情報を電
気信号に変換し、光磁気ディスクに保存するファイル部
5、コンピュータ端末13とのインターフェースを行な
うコンピュータ・インターフェース部7、コンピュータ
端末13からのコード情報をイメージ情報に展開するフ
ォーマッタ部8、リーダ部1からの情報を蓄積したり、
コンピュータ端末13から送られてきた情報を一時的に
蓄積するためのイメージメモリ部9、及び、上記各機能
を制御するコア部10からなる。 <コア部10の説明>図4は、コア部10の詳細構成を
示すブロック図である。
【0025】図4に示すコア部10のコネクタ1001
は、リーダ部1のコネクタ120とケーブルで接続され
る。コネクタ1001には、4種類の信号が内蔵され、
信号1057は、8bit多値のビデオ信号、信号10
55は、ビデオ信号を制御する制御信号、信号1051
は、リーダ部1内のCPU122と通信を行なうための
信号、そして、信号1052は、リーダ部1内のSUB
・CPU123と通信を行なうための信号である。これ
らの信号の内、信号1051と信号1052は、通信用
IC1002で通信プロトコル処理され、それがCPU
バス1053を介してCPU1003に通信情報として
伝達される。
【0026】CPU1003は、不図示のデバイス認識
手段を有し、コネクタ1005,1006,1007,
1008,1009を介して入力される信号1054に
よって、各デバイス(ファクス部4、ファイル部5、コ
ンピュータ・インターフェース部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9)が装備されているか否かを認
識する。
【0027】上記の信号1057の伝送路は、双方向の
ビデオ信号ラインであり、リーダ部1からの情報をコア
部10で受け取ることや、コア部10からの情報をリー
ダ部1に出力することが可能である。
【0028】この信号1057に係る伝送路は、バッフ
ァ1010に接続され、ここで、双方向信号から片方向
の信号1058,1070に分離される。これらの内、
信号1058は、リーダ部1から入力される8ビット多
値のビデオ信号であり、次段のLUT1011に入力さ
れる。LUT1011では、リーダ部1からの画像情報
を、内蔵するルックアップテーブルを参照して所望の値
に変換する。
【0029】LUT1011からの出力信号1059
は、2値化回路1012、または、セレクタ1013に
入力される。2値化回路1012には、多値の信号10
59を固定のスライスレベルで2値化する単純2値化機
能、スライスレベルが注目画素の回りの画素の値から変
動する変動スライスレベルによる2値化機能、及び誤差
拡散法による2値化機能を有する。そして、2値化され
た情報は、その値が‘0’のとき00Hに、‘1’のと
きFFHの多値信号に変換され、それらが次段のセレク
タ1013に入力される。
【0030】セレクタ1013は、LUT1011から
の信号、または、2値化回路1012の出力信号のいず
れかを選択し、セレクタ1013からの出力信号106
0は、セレクタ1014に入力される。セレクタ101
4は、ファクス部4、ファイル部5、コンピュータイン
ターフェース部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ
部9からの出力ビデオ信号を、それぞれコネクタ100
5,1006,1007,1008,1009を介し
て、コア部10に入力した信号1064と、セレクタ1
013からの出力信号1060とを、CPU1003の
指示により選択する。
【0031】セレクタ1014からの出力信号1061
は、回転回路1015、またはセレクタ1016に入力
される。この回転回路1015は、入力した画像信号を
+90度、−90、+180度に回転する機能を有す
る。回転回路1015は、リーダ部1から出力された情
報が2値化回路1012で2値信号に変換された後の情
報を、リーダ部1からの情報として記憶する。
【0032】次に、CPU1003からの指示により、
回転回路1015は、記憶した情報を回転して読み出
す。セレクタ1016は、回転回路1015からの出力
信号1062と、回転回路1015への入力信号106
1のいずれかを選択し、信号1063として、ファクス
部4とのコネクタ1005、ファイル部5とのコネクタ
1006、コンピュータインターフェース部7とのコネ
クタ1007、フォーマッタ部8とのコネクタ100
8、イメージメモリ部9とのコネクタ1009、及びセ
レクタ1017に出力する。
【0033】信号1063の経路は、コア部10からフ
ァクス部4、ファイル部5、コンピュータインターフェ
ース部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9へ画
像情報の転送を行なう、同期式8ビットの片方向ビデオ
バスである。また、信号1064の経路は、ファクス部
4、ファイル部5、コンピュータインターフェース部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9から画像情
報の転送を行なう、同期式8ビットの片方向ビデオバス
である。そして、上記の信号1063,1064の同期
式バスの制御を行なっているのがビデオ制御回路100
4であり、このビデオ制御回路1004からの出力信号
1056によってこの制御を行なう。
【0034】コネクタ1005,1006,1007,
1008,1009には、上記の信号の他に信号105
4がそれぞれ接続される。この信号1054の経路は、
双方向の16ビットCPUバスであり、非同期式による
データ・コマンドのやり取りを行なう。また、ファクス
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェース部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9とコア部1
0との情報の転送には、上記の2つのビデオバス106
3、1064とCPUバス1054によって可能とな
る。
【0035】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タインターフェース部7、イメージメモリ部9からの信
号1064は、セレクタ1014とセレクタ1017に
入力される。また、セレクタ1014は、CPU100
3の指示により信号1064を次段の回転回路1015
に入力する。
【0036】セレクタ1017は、信号1063と信号
1064のいずれかをCPU1003の指示により選択
する。このセレクタ1017からの出力信号1065
は、パターンマッチング1018とセレクタ1019に
入力される。パターンマッチング1018は、入力信号
1065に対して、あらかじめ決められたパターンとの
パターンマッチングを行ない、それらのパターンが一致
した場合、あらかじめ決められた多値の信号を信号ライ
ン1066に出力する。しかし、このパターンマッチン
グで一致が見られなかった場合には、入力信号1065
をそのまま信号1066として出力する。
【0037】セレクタ1019は、信号1065と信号
1066のいずれかをCPU1003の指示により選択
し、その出力信号1067は、次段のLUT1020に
入力される。LUT1020は、プリンタ部2に画像情
報を出力する際、プリンタ特性に合わせて入力信号10
67を変換する。
【0038】セレクタ1021は、LUT1020から
の出力信号1068と上記の信号1065とを、CPU
1003の指示により選択し、このセレクタ1021か
らの出力信号は、次段の拡大回路1022に入力され
る。拡大回路1022は、CPU1003からの指示に
より、X方向、Y方向独立に拡大倍率を設定することが
可能であり、ここでの拡大方法は、1次の線形補間方法
をとる。そして、拡大回路1022からの出力信号10
70は、バッファ1010に入力される。
【0039】バッファ1010に入力される信号107
0は、CPU1003の指示により双方向信号1057
となり、これがコネクタ1001を介してプリンタ部2
に送られることで、プリントアウトされる。
【0040】次に、コア部10と各部との信号の流れに
ついて説明する。 <ファクス部4の情報によるコア部10の動作> (1)ファクス部4に情報を出力する場合 スキャナ部1からの画像情報をファクス部4に出力する
場合、CPU1003は、通信用IC1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行ない、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1では、この命令によりス
キャンユニット104が原稿をスキャンし、得られた画
像情報をコネクタ120に出力する。上述のように、リ
ーダ部1と通信コントローラ3は、ケーブル12にて接
続されており、リーダ部1からの情報は、コア部10の
コネクタ1001に入力される。また、コネクタ100
1に入力された画像情報は、多値8bitの信号ライン
1057を通ってバッファ1010に入力される。
【0041】なお、CPU1003の指示により、信号
1070を再びバッファ1010に入力することもでき
る。
【0042】バッファ回路1010は、CPU1003
の指示により、双方向信号1057を片方向信号とし
て、信号ライン1058を介してLUT1011に入力
する。LUT1011では、リーダ部1からの画像情報
を、内蔵するルックアップテーブルを用いて所望の値に
変換する。例えば、この変換により、原稿の下地を飛ば
すこと等が可能である。
【0043】LUT1011からの出力信号1059
は、次段の2値化回路1012に入力され、2値化回路
1012は、8bit多値信号1059を2値化信号に
変換する。2値化回路1012は、2値化された信号が
‘0’の場合00Hを、それが‘1’の場合FFHを出
力するというように、入力信号を2つの多値信号に変換
する。そして、2値化回路1012からの出力信号は、
セレクタ1013、セレクタ1014を介して、回転回
路1015、またはセレクタ1016に入力される。
【0044】回転回路1015からの出力信号1062
もまた、セレクタ1016に入力され、セレクタ101
6は、信号1061か信号1062のいずれかを選択す
る。この信号の選択は、CPU1003のCPUバス1
054を介してファクス部4と通信を行なうことにより
決定する。そして、セレクタ1016からの出力信号1
063は、コネクタ1005を介してファクス部4に送
られる。 (2)ファクス部4からの情報を受け取り、それを出力
する場合 ファクス部4からの画像情報は、コネクタ1005を介
して信号ライン1064に伝送される。この信号106
4は、セレクタ1014とセレクタ1017に入力され
る。
【0045】CPU1003の指示により、プリンタ部
2にファクス受信時の画像を回転して出力する場合に
は、その画像をセレクタ1014に入力し、選択した信
号1064を回転回路1015で回転処理する。そし
て、回転回路1015からの出力信号1062は、セレ
クタ1016、セレクタ1017を介してパターンマッ
チング1018に入力される。
【0046】なお、CPU1003の指示により、ファ
クス受信時の画像をそのままプリンタ部2に出力する場
合には、セレクタ1017に入力した信号10164を
パターンマッチング1018に入力する。
【0047】パターンマッチング1018は、ファクス
受信の際の画像のガタガタを滑らかにする機能を有す
る。パターンマッチングされた信号は、セレクタ102
9を介してLUT1020に入力され、LUT1020
は、ファクス受信した画像をプリンタ部2に所望の濃度
で出力するために、そこに内蔵されたテーブルの内容が
CPU1003にて変更可能となっている。
【0048】LUT1020からの出力信号1068
は、セレクタ1021を介して拡大回路1022に入力
される。拡大回路1022は、2つの値(00H,FF
H)を有する8bit多値を、1次の線形補間法により
拡大処理を行なう。
【0049】ファクス部4からの画像情報をプリンタ部
2に出力する場合には、拡大回路1022からの8bi
t多値信号1070は、バッファ1010とコネクタ1
001を介してリーダ部1に送られる。リーダ部1は、
この信号を、コネクタ120を介して外部I/F切り替
え回路119に入力する。そして、外部I/F切り替え
回路119は、ファクス部4からの信号をY信号生成・
色検出回路113に入力する。なお、このY信号生成・
色検出回路113からの出力信号は、上述したような処
理を施された後、プリンタ部2に出力され、出力用紙上
に画像形成が行なわれる。 <ファイル部5の情報によるコア部10の動作> (1)ファイル部5にリーダ部1からの情報を出力する
場合 スキャナ部1からの画像情報をファイル部5に出力する
場合、CPU1003は、通信用IC1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行ない、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1では、この命令により、
スキャナユニット104が原稿をスキャンすることによ
り、画像情報がコネクタ120に出力される。
【0050】上述のように、リーダ部1と通信コントロ
ーラ3はケーブル12で接続されており、リーダ部1か
らの情報は、コア部10のコネクタ1001に入力され
る。また、コネクタ1001に入力された画像情報は、
さらにバッファ1010に入力される。これにより、片
方向の多値8bit信号である信号1058は、LUT
1011によって所望の信号に変換される。
【0051】LUT1011からの出力信号1059
は、セレクタ1013、セレクタ1014、さらに、セ
レクタ1016を介してコネクタ1006に入力され
る。すなわち、2値化回路1012及び回転回路101
5の機能を用いずに、8ビット多値のまま信号をファイ
ル部5に転送する。
【0052】しかし、CPU1003のCPUバス10
54を介して、ファイル部5との通信により2値化信号
のファイリングを行なう場合には、2値化回路101
2、回転回路1015の機能を使用する。なお、ここで
の2値化処理及び回転処理は、上記のファクスにおける
処理と同様なため、ここでは、その説明を省略する。 (2)ファイル部5からの情報を受け取り、出力する場
合 ファイル部5からの画像情報は、コネクタ1006を介
して信号ライン1064に伝送される。この信号ライン
上の信号1064は、セレクタ1014とセレクタ10
17に入力され、8bit多値のファイリングの場合
は、セレクタ1017へ、2値のファイリングの場合に
は、セレクタ1014、またはセレクタ1017に入力
することが可能である。なお、2値のファイリングの場
合の処理は、上記のファクスと同様な処理のため、その
説明を省略する。
【0053】多値のファイリングの場合、セレクタ10
17からの出力信号1065を、セレクタ1019を介
してLUT1020に入力する。このLUT1020で
は、所望のプリント濃度に合わせて、CPU1003の
指示によりルックアップテーブルを作成する。LUT1
020からの出力信号1068は、セレクタ1021を
介して拡大回路1022に入力される。
【0054】ここで、ファイル部5からの画像信号をプ
リンタ部2に出力する場合、拡大回路1022によって
所望の拡大率に拡大した8bit多値信号1070は、
バッファ1010、コネクタ1001を介して、リーダ
部1に送られる。そして、リーダ部1に送られたファイ
ル部5の情報は、上記のファクスの場合と同様、プリン
タ部2に出力され、そこで出力用紙上に画像形成が行な
われる。 <コンピュータ・インターフェース部7の情報によるコ
ア部10の動作>コンピュータ・インターフェース部7
は、通信コントローラ3に接続されるコンピュータ端末
13とのインターフェースを行なう。コンピュータ・イ
ンターフェース部7は、SCSI,RS‐232C、セ
ントロニクス系との通信を行なう複数のインターフェー
スを備えている。上記各インターフェースからの情報
は、コネクタ1007とデータバス1054を介してC
PU1003に送られる。そして、CPU1003は、
送られてきた情報の内容から、以下に説明する各種の制
御を行なう。 <フォーマッタ部8の情報によるコア部10の動作>フ
ォーマッタ部8は、上記のコンピュータ・インターフェ
ース部7から送られてきた文書ファイル等のコマンドデ
ータをイメージデータに展開する機能を有する。CPU
1003は、データバス1054を介してコンピュータ
・インターフェース部7から送られてきたデータが、フ
ォーマッタ部8に関するデータであると判断すると、コ
ネクタ1008を介してフォーマッタ部8にデータを転
送する。フォーマッタ部8は、転送されたデータから文
字や図形等の意味ある画像としてメモリに展開する。
【0055】フォーマッタ部8からの情報を出力用紙上
に画像形成する場合、フォーマッタ部8からの画像情報
は、コネクタ1008を介して、信号ライン1064に
2つの値(00H,FFH)を有する多値信号として伝
送される。この信号ライン1064上の信号は、セレク
タ1014,1017に入力される。
【0056】なお、これらセレクタ1014,1017
は、CPU1003の指示により制御されるが、この制
御については、上記のファクス部における場合と同じで
あるため、その説明を省略する。 <イメージ・メモリ部9の情報によるコア部10の動作
> (1)リーダ部1より読み込まれた画像情報をイメージ
・メモリ部9に出力する場合 CPU1003は、通信用IC1002を介して、リー
ダ部1のCPU122と通信を行ない、原稿スキャン命
令を出す。リーダ部1では、この命令によりスキャナユ
ニット104が原稿をスキャンすることにより、画像情
報をコネクタ120に出力する。リーダ部1と通信コン
トローラ3は、ケーブル12で接続されているので、リ
ーダ部1からの画像情報は、コア部10のコネクタ10
01に入力される。
【0057】コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ10
10を介してLUT1011に送られる。そして、LU
T1011からの出力信号1059は、セレクタ101
3,1014,1016、及びコネクタ1009を介し
て、多値画像情報としてイメージメモリ部9へ転送され
る。
【0058】イメージメモリ部9に記憶された画像情報
は、コネクタ1009のCPUバス1054を介してC
PU1003に送られる。CPU1003は、上記のコ
ンピュータ・インターフェース部7に、イメージメモリ
部9から送られてきたデータを転送する。コンピュータ
・インターフェース部7は、上記3種類のインターフェ
イス(SCSI,RS‐232C、セントロニクス)の
内、所望のインターフェイスでコンピュータに転送す
る。 (2)イメージメモリ部9からの画像情報を受け取る場
合 まず、コンピュータ・インターフェース部7を介してコ
ンピュータ端末13から画像情報がコア部10に送られ
る。コア部10のCPU1003は、コンピュータ・イ
ンターフェース部7からCPUバス1054を介して送
られてきたデータがイメージメモリ部9に関するデータ
であると判断すると、それをコネクタ1009を介して
イメージメモリ部9に転送する。
【0059】次にイメージメモリ部9は、コネクタ10
09を介して、8bit多値信号1064をセレクタ1
014、セレクタ1017に伝送する。そして、セレク
タ1014、またはセレクタ1017からの出力信号
は、CPU1003の指示により、上記のファクスの場
合と同様、プリンタ部2に出力され、そこで、出力用紙
上に画像形成が行なわれる。 <ファクス部4の説明>図5は、ファクス部4の詳細構
成を示すブロック図である。
【0060】ファクス部4は、コネクタ400を介して
コア部10と接続され、各種信号のやり取りを行なう。
例えば、コア部10からの2値情報をメモリA405〜
メモリD408のいずれかに記憶する場合には、コネク
タ400からの信号453がメモリコントローラ404
に入力され、このメモリコントローラ404の制御下
で、メモリA405、メモリB406、メモリC40
7、メモリD408のいずれか、または、これらの内、
2組のメモリをカスケード接続したものに記憶される。
【0061】ただし、信号453に係る信号ラインは、
多値8bitの信号ラインであり、2値情報を転送する場
合には、8bitに拡張してからメモリコントローラ40
4に入力される。
【0062】メモリコントローラ404は、CPU41
2の指示により、メモリA405、メモリB406、メ
モリC407、メモリD408とCPUバス462との
データのやり取りを行なうモードと、符号化・復号化機
能を有するCODEC411のCODECバス463と
データのやり取りを行なうモード、メモリA405、メ
モリB406、メモリC407、メモリD408の内容
をDMAコントローラ402の制御によって、変倍回路
403からのバス454とデータのやり取りを行なうモ
ード、タイミング生成回路409の制御下で、2値のビ
デオ入力データ454をメモリA405〜メモリD40
8のいずれかに記憶するモード、そして、メモリA40
5〜メモリD408のいずれかからメモリ内容を読み出
し、それを信号ライン452に出力するモードという、
計5つの機能を有する。
【0063】なお、メモリA405、メモリB406、
メモリC407、メモリD408は、それぞれ2Mby
tesの容量を有し、400dpiの解像度で、A4サ
イズ相当の画像を記憶する。
【0064】タイミング生成回路409は、コネクタ4
00と信号ライン459で接続されており、コア部10
からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)により起動され、以下の2つの機能を達成するた
めの信号を生成する。その1つは、コア部10からの画
像信号をメモリA405〜メモリD408のいずれか1
つのメモリ、または、これらの内の2つのメモリに記憶
する機能、2つ目の機能は、メモリA405〜メモリD
408のいずれか1つから画像信号を読み出し、それを
信号ライン452に伝送する機能である。
【0065】デュアルポートメモリ410は、信号ライ
ン461を介してコア部10のCPU1003と、ま
た、信号ライン462を介して、本ファクス部4のCP
U412と接続されている。そして、各々のCPUは、
このデュアルポートメモリ410を介してコマンドのや
り取りを行なう。また、SCSIコントローラ413
は、図1に示すように、ファクス部4に接続されている
ハードディスク11とのインターフェースを行なう。こ
のハードディスク11には、ファクス送信時や、ファク
ス受信時のデータ等を蓄積する。
【0066】CODEC411は、上記のメモリA40
5〜メモリD408のいずれかに記憶されているイメー
ジ情報を読み出し、MH,MR,MMR方式の内、所望
の方式で符号化を行なった後、それをメモリA405〜
メモリD408のいずれかに符号化情報として記憶す
る。また、メモリA405〜メモリD408に記憶され
ている符号化情報を読み出し、MH,MR,MMR方式
の内、所望の方式で復号化を行なった後、それをメモリ
A405〜メモリD408のいずれかに復号化情報、す
なわち、イメージ情報として記憶する。
【0067】MODEM414は、CODEC411ま
たはSCSIコントローラ413に接続されているハー
ドディスクからの符号化情報を電話回線上に伝送するた
めの信号の変調機能と、NCU415を介して電話回線
から送られてくる情報を復調し、それを符号化情報に変
換して、CODEC411またはSCSIコントローラ
413に接続されているハードディスクにその符号化情
報を転送する。このNCU415は、電話回線と直接接
続され、電話局等に設置されている交換機と所定の手順
により情報のやり取りを行なう。 (1)ファクス送信の説明 リーダ部1からの2値化画像信号はコネクタ400より
入力され、信号ライン453を通ってメモリコントロー
ラ404に達する。この信号453は、メモリコントロ
ーラ404によってメモリA405に記憶される。メモ
リA405に記憶するタイミングは、リーダ部1からの
タイミング信号459によって、タイミング生成回路4
09で生成される。
【0068】CPU412は、メモリコントローラ40
4に接続されたメモリA405及びメモリB406を、
CODEC411のバスライン463に接続する。CO
DEC411は、メモリA405からイメージ情報を読
み出し、例えば、MR法により符号化を行なって、その
符号化情報をメモリB406に書き込む。A4サイズの
イメージ情報をCODEC411が符号化すると、CP
U412は、メモリコントローラ404のメモリB40
6をCPUバス462に接続する。そして、CPU41
2は、符号化された情報をメモリB406より順次読み
出し、MODEM414に転送する。MODEM414
は、符号化された情報を変調し、NCU415を介して
電話回線上にファクス情報として送信する。 (2)ファクス受信の説明 電話回線より送られてきた情報は、NCU415に入力
され、NCU415で所定の手順でファクス部4と接続
される。NCU415からの情報は、MODEM414
にて復調される。CPU412は、CPUバス462を
介して、MODEM414からの情報をメモリC407
に記憶する。1画面の情報がメモリC407に記憶され
ると、CPU412は、メモリコントローラ404を制
御することにより、メモリC407のデータライン45
7をCODEC411のライン463に接続する。そし
て、CODEC411は、メモリC407の符号化情報
を順次読み出して復号化、すなわち、イメージ情報とし
てメモリD408に記憶する。
【0069】CPU412は、デュアルポートメモリ4
10を介して、コア部10のCPU1003と通信を行
ない、メモリD408から、コア部10を通ってプリン
タ部2に画像をプリント出力するための設定を行なう。
この設定が終了すると、CPU412は、タイミング生
成回路409に起動をかけ、信号ライン460から所定
のタイミング信号をメモリコントローラ404に出力す
る。メモリコントローラ404は、タイミング生成回路
409からの信号に同期して、メモリD408からイメ
ージ情報を読み出し、それを信号ライン452に伝送
し、コネクタ400に出力する。
【0070】なお、コネクタ400からプリンタ部2に
出力するまでの方法は、コア部10における場合と同じ
であるので、説明を省略する。 <ファイル部5の説明>図6は、ファイル部5の詳細構
成を示すブロック図である。
【0071】ファイル部5は、コネクタ500を介して
コア部10と接続され、各種信号のやり取りを行なう。
多値の画像信号である入力信号551は、圧縮回路50
3に入力され、ここで、多値画像情報から圧縮情報に変
換され、メモリコントローラ510に出力される。
【0072】圧縮回路503からの出力信号552は、
メモリコントローラ510の制御下で、メモリA50
6、メモリB507、メモリC508、メモリD509
のいずれか、または、これらのメモリの内、2組のメモ
リをカスケード接続したものに記憶される。
【0073】メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により、メモリA506、メモリB507、メ
モリC508、メモリD509とCPUバス560との
データのやり取りを行なうモードと、符号化・復号化を
行なうCODEC517のCODECバス570とデー
タのやり取りを行なうモード、メモリA506、メモリ
B507、メモリC508、メモリD509の内容を、
DMAコントローラ518の制御によって、変倍回路5
11からのバス562とデータのやり取りを行なうモー
ド、タイミング生成回路514の制御下で、信号563
をメモリA506〜メモリD509のいずれかに記憶す
るモード、メモリA506〜メモリD509のいずれか
からメモリ内容を読出し信号ライン558の出力するモ
ードの5つの機能を有する。
【0074】なお、メモリA506、メモリB507、
メモリC508、メモリD509は、それぞれ2Mby
tesの容量を有し、400dpiの解像度で、A4サ
イズ相当の画像を記憶する。
【0075】タイミング生成回路514は、コネクタ5
00と信号ライン553で接続されており、コア部10
からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)により起動され、下記の2つの機能を達成するた
めの信号を生成する。その1つは、コア部10からの情
報を、メモリA506〜メモリD509のいずれか1つ
のメモリ、または、それらの中の2つのメモリに記憶す
る機能、2つ目の機能は、メモリA506〜メモリD5
09のいずれか1つから画像情報を読み出し、それを信
号ライン556に伝送する機能である。
【0076】デュアルポートメモリ515は、信号ライ
ン554、コネクタ500を介してコア部10のCPU
1003と、また、信号ライン560を介して、本ファ
イル部5のCPU516と接続されている。各々のCP
Uは、このデュアルポートメモリ515を介してコマン
ドのやり取りを行なう。また、SCSIコントローラ5
19は、図1に示すファイル部5に接続された外部記憶
装置6とのインターフェースを行なう。
【0077】なお、この外部記憶装置6は、具体的には
光磁気ディスクで構成され、画像情報等のデータ蓄積を
行なう。
【0078】CODEC517は、メモリA506〜メ
モリD509のいずれかに記憶されているイメージ情報
を読み出し、MH,MR,MMRの内、所望の方式で符
号化を行なった後、メモリA506〜メモリD509の
いずれかに符号化情報として記憶する。また、CODE
C517は、メモリA506〜メモリD509に記憶さ
れている符号化情報を読み出し、MH,MR,MMR方
式の内の所望の方式で復号化を行なった後、メモリA5
06〜メモリD509のいずれかに復号化情報、すなわ
ち、イメージ情報として記憶する。 (1)外部記憶装置6にファイル情報を蓄積する場合の
説明 リーダ部1からの8bitの多値画像信号はコネクタ50
0より入力され、信号ライン551を通って、圧縮回路
503に入力される。そして、圧縮回路503に入力さ
れた多値画像信号は、圧縮情報552に変換された後、
メモリコントローラ510に入力される。メモリコント
ローラ510は、コア部10からの信号553によって
タイミング生成回路559で生成されたタイミング信号
559に従って、圧縮信号552をメモリA506に記
憶する。
【0079】CPU516は、メモリコントローラ51
0のメモリA506及びメモリB507をCODEC5
17のバスライン570に接続する。CODEC517
は、メモリA506から圧縮された情報を読み出し、M
R法により符号化を行ない、得られた符号化情報をメモ
リB507に書き込む。CODEC517が符号化を終
了すると、CPU516は、メモリコントローラ510
のメモリB507をCPUバス560に接続する。そし
て、CPU516は、符号化された情報をメモリB50
7より順次読み出し、それをSCSIコントローラ51
9に転送する。SCSIコントローラ519は、符号化
された情報572を外部記憶装置6に記憶する。 (2)外部記憶装置6から情報を取り出し、プリンタ部
2に出力する場合の説明 情報の検索・プリントのコマンドを受け取ると、CPU
516は、SCSIコントローラ519を介して、外部
記憶装置6から符号化された情報を受け取り、その符号
化情報をメモリC508に転送する。このとき、メモリ
コントローラ510は、CPU516の指示により、C
PUバス560をメモリC508のバス566に接続す
る。そして、メモリC508ヘの符号化情報の転送が終
了すると、CPU516は、メモリコントローラ510
を制御することにより、メモリC508とメモリD50
9をCODEC517のバス570に接続する。COD
EC517は、メモリC508から符号化情報を読み取
り、それを順次復号化した後、メモリD509に転送す
る。
【0080】プリンタ部2及びイメージメモリ部9に出
力する際、拡大・縮小等の変倍が必要な場合、メモリD
509を変倍回路511のバス562に接続し、DMA
コントローラ518の制御下で、メモリD509の内容
を変倍する。
【0081】CPU516は、デュアルポートメモリ5
15を介して、コア部10のCPU1003と通信を行
ない、メモリD509からコア部10を通り、プリンタ
部2に画像をプリント出力するための設定を行なう。こ
の設定が終了すると、CPU516は、タイミング生成
回路514に起動をかけ、信号ライン559から所定の
タイミング信号をメモリコントローラ510に出力す
る。
【0082】メモリコントローラ510は、タイミング
生成回路514からの信号に同期してメモリD509か
ら復号化情報を読み出し、それを信号ライン556に伝
送する。信号ライン556上の信号は伸長回路504に
入力され、ここで情報の伸長がなされる。伸長回路50
4からの出力信号555は、コネクタ500を介してコ
ア部10に出力され、コネクタ500からプリンタ部2
に出力されるが、この出力までの経路等は、コア部10
における場合と同じであるので、その説明は省略する。 <コンピュータ・インターフェース部7の説明>図7
は、コンピュータ・インターフェース部7の構成を示す
ブロック図である。
【0083】図7において、コネクタA700及びコネ
クタB701は、SCSIインターフェース用のコネク
タ、コネクタC702は、セントロニクスインターフェ
ース用コネクタ、コネクタD703は、RS‐232S
インターフェース用コネクタ、そして、コネクタE70
7は、コア部10と接続するためのコネクタである。
【0084】SCSIインターフェースは、2つのコネ
クタ(コネクタA700、コネクタB701)を有し、
複数のSCSIインターフェースを有する機器を接続す
る場合には、コネクタA700、コネクタB701を用
いてカスケード接続する。また、通信コントローラ3と
コンピュータを1対1で接続する場合には、コネクタA
700とコンピュータをケーブルで接続し、コネクタB
701にはターミネイタ(終端器)を接続するか、コネ
クタB701とコンピュータをケーブルで接続し、コネ
クタA700にターミネイタを接続する。
【0085】これらのコネクタA700、またはコネク
タB701から入力される情報は、信号ライン751を
介してSCSI・I/F−A704、または、SCSI
・I/F−B708に入力される。SCSI・I/F−
A704、または、SCSI・I/F−B708は、S
CSIのプロトコルによる手続を行なった後、データ
を、信号ライン754を介してコネクタ707Eに出力
する。コネクタE707は、コア部10のCPUバス1
054に接続されており、コア部10のCPU1003
は、CPUバス1054から、SCSI・I/F用コネ
クタ(コネクタA700、コネクタB701)に入力さ
れた情報を受け取る。
【0086】なお、コア部10のCPU1003からの
データをSCSI・コネクタ(コネクタA700、コネ
クタB701)に出力する場合は、上記と逆の手順によ
って行なう。
【0087】セントロニクス・インターフェースは、コ
ネクタC702に接続され、信号ライン752を介して
セントロニクスI/F705に入力される。セントロニ
クスI/F705は、決められたプロトコルによりデー
タの受信を行ない、それを信号ライン754を介してコ
ネクタE707に出力する。コネクタE707は、コア
部10のCPUバス1054に接続されており、コア部
10のCPU1003は、CPUバス1054から、セ
ントロニクスI/F用コネクタ(コネクタC702)に
入力された情報を受け取る。
【0088】RS‐232Cインターフェースは、コネ
クタD703に接続され、信号ライン753を介してR
S‐232C・I/F706に入力される。このRS‐
232C・I/F706も、決められたプロトコルによ
りデータの受信を行ない、その信号を信号ライン754
を介してコネクタE707に出力する。コネクタE70
7は、コア部10のCPUバス1054に接続されてお
り、コア部10のCPU1003は、CPUバス105
4から、RS‐232C・I/F用コネクタ(コネクタ
D703)に入力された情報を受け取る。
【0089】なお、コア部10のCPU1003からの
データを、RS‐232C・I/F用コネクタ(コネク
タD703)に出力する場合は、上記と逆の手順によっ
て行なう。 <フォーマッタ部8の説明>図8は、フォーマッタ部8
の構成を示すブロック図である。
【0090】上述のコンピュータ・インターフェース部
7からのデータは、コア部10で判別され、それがフォ
ーマッタ部8に関するデータである場合には、コア部1
0のCPU1003は、コア部10のコネクタ1008
及びフォーマッタ部8のコネクタ800を介して、コン
ピュータ端末13からのデータをデュアルポートメモリ
803に転送する。
【0091】フォーマッタ部8のCPU809は、上記
のデュアルポートメモリ803を介して送られてきたコ
ードデータを受け取る。CPU809は、このコードデ
ータを順次、イメージデータに展開し、それをメモリコ
ントローラ808を介して、メモリA806、またはメ
モリB807に転送する。なお、これらのメモリA80
6、メモリB807は、各1Mbytesの容量を有し、1
つのメモリで300dpiの解像度でA4の用紙サイズま
で対応可能である。また、300dpiの解像度でA3の
用紙サイズまで対応する場合には、メモリA806とメ
モリB807をカスケード接続してイメージデータを展
開する。
【0092】上記のメモリの制御は、CPU809から
の指示によりメモリコントローラ808にて行なわれ、
イメージデータの展開の際、文字や図形等の回転が必要
な場合は、回転回路804にて回転した後、メモリA8
06またはメモリB807に転送する。そして、メモリ
A806、またはメモリB807にイメージデータの展
開が終了すると、CPU809は、メモリコントローラ
808を制御して、メモリA806のデータバスライン
858、またはメモリB807のデータバスライン85
9を、メモリコントローラ808の出力ライン851に
接続する。
【0093】次にCPU809は、デュアルポートメモ
リ803を介して、コア部10のCPU1003と通信
を行ない、メモリA806、またはメモリB807から
画像情報を出力するモードに設定する。コア部10のC
PU1003は、コア部10内の通信用IC1002を
介して、リーダ部1のCPU122に内蔵している通信
機能を用いて、CPU122にプリント出力モードを設
定する。
【0094】このプリント出力モードが設定されると、
コア部10のCPU1003は、コネクタ1008、及
びフォーマッタ部8のコネクタ800を介して、タイミ
ング生成回路802に起動をかける。タイミング生成回
路802は、コア部10からの信号に応じてメモリコン
トローラ808に、メモリA806、またはメモリB8
07から画像情報を読み出すためのタイミング信号を発
生する。これにより、メモリA806、またはメモリB
807からの画像情報は、信号ライン858または信号
ライン859を介してメモリコントローラ808に入力
される。
【0095】メモリコントローラ808からの出力画像
情報は、信号ライン851及びコネクタ800を介して
コア部10に転送されるが、コア部10からプリンタ部
2への出力については、上記のコア部10と同じである
ため、その説明を省略する。 <イメージメモリ部9の説明>図9は、イメージメモリ
部9の構成を示すブロック図である。
【0096】イメージメモリ部9は、コネクタ900を
介してコア部10と接続され、各種信号のやり取りを行
なう。多値の入力信号954は、メモリコントローラ9
05の制御下でメモリ904に記憶される。このメモリ
コントローラ905は、CPU906の指示により、メ
モリ904とCPUバス957とのデータのやり取りを
行なうモード、タイミング生成回路902の制御下で、
信号954をメモリ904に記憶するモード、メモリ9
04からメモリ内容を読み出し、それを信号ライン95
5に出力するモードの3つの機能を有する。
【0097】メモリ904は、400dpi解像度、及
び256階調でA3サイズ相当の画像を記憶することが
可能な、32Mbytesのメモリ容量を持っている。
また、タイミング生成回路902は、コネクタ900と
信号ライン952で接続されており、コア部10からの
制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,VEN)
により起動され、下記の2つの機能を達成するための信
号を生成する。
【0098】その1つは、コア部10からの情報をメモ
リ904に記憶する機能、2つ目は、メモリ904から
情報を読み出し、それを信号ライン955に伝送する機
能である。
【0099】デュアルポートメモリ903は、信号ライ
ン953を介してコア部10のCPU1003が、ま
た、信号ライン957を介してイメージメモリ部9のC
PU906が接続されている。各々のCPUは、このデ
ュアルポートメモリ903を介してコマンドのやり取り
を行なう。 (1)イメージメモリ部9への画像情報の蓄積、及びそ
の情報のコンピュータへの転送の説明 リーダ部1からの8bit多値画像信号は、コネクタ90
0より入力され、信号ライン954を介してメモリコン
トローラ905に入力される。メモリコントローラ90
5は、コア部10からの信号952によって、タイミン
グ生成回路902で生成されたタイミング信号956に
従って、上記の信号954をメモリ904に記憶する。
【0100】CPU906は、メモリコントローラ90
5のメモリ904をCPUバス957に接続する。CP
U906は、メモリ904から順次、イメージ情報を読
み出し、それをデュアルポートメモリ903に転送す
る。コア部10のCPU1003は、イメージメモリ部
9のデュアルポートメモリ903のイメージ情報を、信
号ライン953、コネクタ900を介して読み取り、こ
の情報をコンピュータ・インターフェース部7に転送す
る。
【0101】なお、コンピュータインターフェース部7
からコンピュータへの情報の転送については、上述した
ため、ここではその説明を省略する。 (2)コンピュータ端末13からのイメージ情報をプリ
ンタ部2に出力する場合の説明 コンピュータ端末13からのイメージ情報は、コンピュ
ータ・インターフェース部7を介してコア部10に送ら
れ、コア部10のCPU1003は、CPUバス105
4及びコネクタ1009を介して、イメージメモリ部9
のデュアルポートメモリ903にイメージ情報を転送す
る。このときCPU906は、メモリコントローラ90
5を制御し、CPUバス957をメモリ904のバスに
接続する。CPU906は、デュアルポートメモリ90
3からイメージ情報をメモリコントローラ905を介し
てメモリ904に転送する。
【0102】CPU906は、メモリ904へイメージ
情報の転送し終わると、メモリコントローラ905を制
御して、メモリ904のデータラインを信号ライン95
5に接続する。CPU906は、デュアルポートメモリ
903を介して、コア部10のCPU1003と通信を
行ない、メモリ904からコア部10と通って、プリン
タ部2に画像情報をプリント出力するための設定を行な
う。
【0103】上記の設定が終了すると、CPU906
は、タイミング生成回路902に起動をかけ、信号ライ
ン956から、所定のタイミング信号をメモリコントロ
ーラ905に入力する。メモリコントローラ905は、
タイミング生成回路902からの信号に同期してメモリ
904からイメージ情報を読み出し、それを信号ライン
955に伝送し、コネクタ900に出力する。
【0104】なお、コネクタ900からプリンタ部2に
出力するまでの経路等は、上記のコア部10における場
合と同じであるので、その説明は省略する。 <デバイス切り換えの動作説明>以下、本実施例におけ
るデバイス切り換え時の動作について詳細に説明する。
【0105】図10は、デバイス切り換え時の処理手順
を示すフローチャートである。ここでは、特に画像情報
をコンピュータに取り込む場合の系について詳細に説明
する。また、デバイス1をイメージメモリ部9、デバイ
ス2をファクス部4、デバイスn(n=3)をファイル
部5とする。このデバイス1とは、命令された処理を本
来実行すべきデバイスを指し、以下、デバイス2〜n
は、デバイス1と同様の機能等を有するデバイスで、あ
らかじめ優先順位を設定しておくものとする。
【0106】すなわち、同等の処理を実行可能な複数の
デバイスをその処理ごとにグループ分けし、さらに、各
グループ内で優先順を付けて、このデバイスグループを
テーブルとして用意しておく。
【0107】上述のように、CPU1003は、通信用
IC1002を介して、リーダ部1のCPU122と通
信を行ない、原稿スキャン命令を出す。リーダ部1で
は、この命令によりスキャナユニット104が原稿をス
キャンすることにより、画像情報をコネクタ120に出
力する。リーダ部1と通信コントローラ3は、ケーブル
12で接続されているので、リーダ部1からの画像情報
は、コア部10のコネクタ1001に入力される。
【0108】この処理実行命令受信(図10のステップ
S1001)が行なわれると、本実施例では、画像情報
の記憶処理であるので、記憶処理グループに含まれるデ
バイスをテーブルより検索し、あらかじめ付与された優
先順に従って、そのグループに含まれるデバイスを、デ
バイス1,2,3…nに対応させる。そして、CPU1
003は、信号1054を用いて、まず、最も優先順位
の高く設定されているイメージメモリ部9の認識を始め
る(ステップS1002)。そして、イメージメモリ部
9が装備されていることを認識すると、ステップS10
06において、上記の<イメージ・メモリ部9の情報に
よるコア部10の動作>の項にて説明した処理が実行さ
れる。
【0109】しかし、ステップS1002で、イメージ
メモリ部9を認識できない場合には、処理をステップS
1003に移行し、CPU1003は、第2の優先順位
であるファクス部4の認識を行なう。そして、ここでフ
ァクス部4が認識できたならば、CPU1003は、速
やかにデバイスを切り換え、本来イメージメモリ部9で
すべき処理をファクス部4にて実行する(ステップS1
006)。
【0110】そこで、コネクタ1001に入力された画
像情報は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ
1010を介してLUT1011に送られ、さらに、こ
のLUT1011からの出力信号1059は、セレクタ
1013,1014,1016、コネクタ1005を介
してファクス部4に送られる。
【0111】なお、以降の信号の流れは、図5に示すフ
ァクス部における信号453が、メモリ405〜408
に記憶されるまでの処理と同じである。
【0112】ファクス部4のCPU412は、メモリコ
ントローラ404のメモリ405〜408をCPUバス
462に接続し、これらのメモリから順次、イメージ情
報を読み出して、デュアルポートメモリ410に転送す
る。コア部10のCPU1003は、ファクス部4のデ
ュアルポートメモリ410のイメージ情報を信号ライン
461、コネクタ400を介して読み取り、その情報を
コンピュータ・インターフェース部7に転送する。
【0113】ステップS1003でファクス部4の認識
ができない場合には、処理をステップS1004に移行
し、第3の優先順位であるファイル部5の認識を行な
う。ここでファイル部5の認識ができれば、コア部10
のCPU1003は、速やかにデバイスを切り換えて、
本来イメージメモリ部9ですべき処理をファイル部5に
て実行する(ステップS1006)。
【0114】そこで、コネクタ1001に入力された画
像情報は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ
1010を介してLUT1011に送られ、さらに、こ
のLUT1011からの出力信号1059は、セレクタ
1013,1014,1016、コネクタ1006を介
してファイル部5に送られる。そして、ファイル部5の
コネクタ500に介して入力された信号は、信号ライン
557を介してメモリコントローラ510に入力され
る。
【0115】上述のように、メモリコントローラ510
は、コア部10からの信号553によって、タイミング
生成回路514でタイミング信号559を生成し、この
信号に従って信号557をメモリ506〜509に記憶
する。そして、CPU516は、これらのメモリ506
〜509から順次、イメージ情報を読み出し、デュアル
ポートメモリ515に転送する。
【0116】コア部10のCPU1003は、ファイル
部5のデュアルポートメモリ515のイメージ情報を、
信号ライン554、コネクタ500を介して読み取り、
この情報をコンピュータ・インターフェース部7に転送
する。
【0117】しかしながら、あらかじめ優先順位の設定
されているすべてのデバイスに対して、そのデバイスの
認識ができない場合は、ステップS1005で、デバイ
スの切り換えが実行不能であると判断して、本処理を終
了する。
【0118】なお、上記のデバイス切り換えにおいて
は、対象となるデバイスの装備の有無をもとに切り換え
処理を実行しているが、本来処理を実行すべきデバイス
に何らかの障害が発生して、処理不能に陥った場合につ
いても、同様に切り換え処理を行なう。
【0119】以上説明したように、本実施例によれば、
各種機能を備えた複数のデバイスを仮想的に動作させ、
通信コントローラに当該デバイスが装備されていなかっ
たり、当該デバイスの機能に障害が発生して、その機能
の実行が不能な状態になった場合でも、通信コントロー
ラの複合動作に影響を与えずに、当該デバイスの機能の
実行が可能となる。
【0120】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用して
も良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デバイスの未装備やデバイスの故障が起きても、複合動
作に影響を与えずに、他のデバイスにて同等の処理を実
現できる。
【0122】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る通信コントローラの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】リーダ部1及びプリンタ部2の構成を示す断面
図である。
【図3】リーダ部内の信号処理の構成を示すブロック図
である。
【図4】コア部10の構成を示すブロック図である。
【図5】ファクス部4の構成を示すブロック図である。
【図6】ファイル部5の構成を示すブロック図である。
【図7】コンピュータインターフェース部7の構成を示
すブロック図である。
【図8】フォーマッタ部8の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】イメージメモリ部9の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】デバイス切り換え処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像入力装置(リーダ部) 2 画像出力装置(プリンタ部) 3 通信コントローラ 4 ファクス部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピュータ・インターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 ハードディスク 13 コンピュータ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平湯 三知子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大原 栄治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイスを収容し、所定の機能と
    該複数のデバイスとの対応関係を記憶する通信コントロ
    ーラにおいて、 実行要求された機能を認識する手段と、 前記認識された機能を実行すべき第1のデバイスの有無
    を判断する手段と、 前記第1のデバイスがない場合、前記記憶された対応関
    係より、該第1のデバイスと同等の機能を備えた第2の
    デバイスを特定する手段と、 前記認識された機能の実行を前記特定された第2のデバ
    イスに切り換える切換手段とを備えることを特徴とする
    通信コントローラ。
  2. 【請求項2】 複数のデバイスを収容し、所定の機能と
    該複数のデバイスとの対応関係を記憶する通信コントロ
    ーラにおいて、 実行要求された機能を認識する手段と、 前記認識された機能を実行すべき第1のデバイスでの障
    害の有無を判断する手段と、 前記第1のデバイスに障害がある場合、前記記憶された
    対応関係より、該第1のデバイスと同等の機能を備えた
    第2のデバイスを特定する手段と、 前記認識された機能の実行を前記特定された第2のデバ
    イスに切り換える切換手段とを備えることを特徴とする
    通信コントローラ。
  3. 【請求項3】 前記対応関係には、前記所定の機能に対
    する前記複数のデバイスの優先順位が含まれ、前記切換
    手段は、該優先順位をもとにデバイスの切り換えを行な
    うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通
    信コントローラ。
JP7071204A 1995-03-29 1995-03-29 通信コントローラ Pending JPH08272707A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7071204A JPH08272707A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 通信コントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7071204A JPH08272707A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 通信コントローラ

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