JPH08321898A - 複合画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

複合画像形成装置及びその制御方法

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JPH08321898A
JPH08321898A JP7124913A JP12491395A JPH08321898A JP H08321898 A JPH08321898 A JP H08321898A JP 7124913 A JP7124913 A JP 7124913A JP 12491395 A JP12491395 A JP 12491395A JP H08321898 A JPH08321898 A JP H08321898A
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signal
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Hideyuki Makitani
秀之 牧谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な機能に対応する構成を簡単に追加で
き、高速なデータ処理を行える複合画像形成装置及びそ
の制御方法を提供する。 【構成】 ファクス部4が電話回線を介してJBIG圧
縮データ、或いはページ記述言語(PDL)のコードデ
ータを受信すると、その受信データは受信処理と独立し
て動作可能なイメージフォーマッタ部9、或いはPDL
フォーマッタ部8に転送され、ビットマップ画像に展開
される。そして、展開されたビットマップ画像がプリン
タ部2から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に通信回線を介して
受信したデータを、ビットマップ画像データに展開して
出力する複合画像形成装置及びその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、電話回線を介
して受信したデータを、画像データに展開して出力する
だけでなく、通常のFAX機能を拡張したデータを取り
扱える装置も提案されている。
【0003】例えば、JBIG方式で圧縮された画像デ
ータや、プリンタのページ記述言語(PDL)のコード
データといったものをFAX受信して、プリントアウト
するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、新しいデータ圧縮方法やPDLといった新規
のデータフォーマットに対応しようとした場合、それら
を処理するためのハードウェアの追加が困難である、と
いう欠点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、新規な機能に対応する構成を簡単に追加で
き、高速なデータ処理を行える複合画像形成装置及びそ
の制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複合画像形成装置の制御方法は以下の工程
を有する。
【0007】即ち、通信回線を介して所定のデータを受
信する受信工程と、前記受信工程とは独立に制御可能な
少なくとも2つの画像展開工程と、前記画像展開工程の
内、前記受信工程で受信したデータをビットマップ画像
に展開可能な画像展開工程を選択制御する制御工程と、
前記選択工程で選択された画像展開工程により展開され
たビットマップ画像を出力する出力工程とを有する。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
の複合画像形成装置は以下の構成を備える。
【0009】即ち、通信回線を介して所定のデータを受
信する受信手段と、前記受信手段とは独立に動作可能な
少なくとも2つの画像展開手段と、前記画像展開手段の
内、前記受信手段で受信したデータをビットマップ画像
に展開可能な画像展開手段を選択する選択手段と、前記
選択手段で選択された画像展開手段により展開されたビ
ットマップ画像を出力する出力手段とを備える。
【0010】
【作用】かかる構成において、通信回線を介して所定の
データを受信し、その受信とは独立に動作可能な少なく
とも2つの画像展開手段の内、受信したデータをビット
マップ画像に展開可能な画像展開手段を選択し、選択さ
れた画像展開手段により展開されたビットマップ画像を
出力するように動作する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施例による画像形成装置の構
成を示すブロック図である。図1において、1は画像入
力装置(以下「リーダ部」と称する)であり、原稿を光
学的に読み取り、画像データに変換する。2は画像出力
装置(以下「プリンタ部」と称する)であり、複数種類
の記録紙カセットを有し、プリント命令に従って画像デ
ータを記録紙上に可視像として出力する。3は外部装置
であり、リーダ部1と電気的に接続され、各種の機能を
有する。この外部装置3には、各種機能を実行する回路
として、ファクス部4,ファイル部5,またファイル部
5と接続されている外部記憶装置6,ページ記述言語
(以下「PDL」)コードデータを可視像とするための
PDLフォーマッタ部8,イメージデータを各種フォー
マットで圧縮/伸長するイメージフォーマッタ部9,上
述の各機能を制御するコア部10,及びハードディスク
11を備えている。
【0013】また、12はワークステーション(W
S),パーソナルコンピュータ(PC)としての機能を
有するコンピュータであり、13は電話回線である。
【0014】以下、上述した各部について順に説明す
る。
【0015】<リーダ部1の説明>図2は、リーダ部1
及びプリンタ部2の構成を示す断面図であり、以下、構
成及び動作について説明する。
【0016】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿が搬送されると、スキャナ部のランプ103が
点灯、かつスキャナ・ユニット104が移動して原稿を
照射する。原稿からの反射光は、ミラー105,10
6,107を順次介して収束レンズ108を通過後、C
CDイメージ・センサ部109(以下「CCD」と称す
る)に入力される。
【0017】図3は、上述のリーダ部1の信号処理構成
を示す回路ブロック図であり、以下、構成及び動作につ
いて説明する。
【0018】まず、CCD109に入力された画像情報
は、ここで光電変換され電気信号に変換される。CCD
109からのカラー情報RGBは、次の増幅器110
R,110G,110BでA/D変換器111の入力信
号レベルに合わせて増幅される。A/D変換器111か
らの出力信号は、シェーディング回路112に入力さ
れ、ここでランプ103の配光ムラや、CCDの感度ム
ラが補正される。そして、シェーディング回路112か
らの信号は、Y信号生成・色検出回路113と外部I/
F切り替え回路119にそれぞれ入力される。
【0019】このY信号生成・色検出回路113は、シ
ェーディング回路112からの信号を次式により演算
し、Y信号を得る。
【0020】Y=0.3R+0.6G+0.1B 更に、R,G,Bの各信号から7つの色に分離し各色に
対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピート
回路114に入力される。スキャナ・ユニット104の
走査スピードにより副走査方向の変倍を、変倍・リピー
ト回路114により主走査方向の変倍を行う。また、変
倍・リピート回路114により複数の同一画像を出力す
ることが可能である。輪郭・エッジ強調回路115は、
変倍・リピート回路114からの信号の高周波成分を強
調することによりエッジ強調及び輪郭情報を得る。輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0021】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取りマーカの輪郭情報を生成し、次のパターン化
・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこの輪
郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。ま
た、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号に
より、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回
路117からの出力信号はレーザードライバ回路118
に入力され各種処理された信号をレーザーを駆動するた
めの信号に変換する。レーザードライバ118の出力信
号は、プリンタ部2に入力され可視像として画像形成が
行われる。
【0022】次に、外部装置3とのインターフェイスを
行う外部I/F切り替え回路119について説明する。
【0023】まず、外部I/F切り替え回路119はリ
ーダ部1から画像情報を外部装置4に出力する場合、パ
ターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117
からの画像情報をコネクタ120に出力する。また、外
部I/F切り替え回路119は外部装置4からの画像情
報をリーダ部1に入力する場合、コネクタ120からの
画像情報をY信号生成・色検出回路113に入力する。
【0024】上述の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
によりエリア信号生成回路121が上述の画像処理に必
要な各種のタイミング信号を生成する。更にCPU12
2に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通
信を行う。SUB・CPU123は、内蔵されている通
信機能を用いて操作部124と外部装置3との通信を行
う。
【0025】<プリンタ部2の説明>ここで図2に戻
り、プリンタ部2の構成及び動作について説明する。
【0026】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて光信号に変換されて画像信号に従い感光
体202を照射する。照射光によって感光体202上に
作られた潜像は、現像器203によって現像される。上
記現像とタイミングを併せて被転写紙積載部204、若
しくは205より転写紙が搬送され、転写部206にお
いて、上述の現像された像が転写される。転写された像
は定着部207にて被転写紙に定着された後、排紙部2
08より装置外部に排出される。排紙部208から出力
された転写紙は、ソータ220でソート機能が働いてい
る場合には、各ビンに、又はソート機能が働いていない
場合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0027】続いて、順次読み込んだ画像を1枚の出力
用紙の両面に出力する方法について説明する。
【0028】定着部207で定着された出力用紙を一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取とられる
が、転写紙については再給紙用被転写紙積載部210よ
り給紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2
枚の原稿画像を出力することができる。
【0029】<外部装置の説明>外部装置3は、リーダ
部1とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部10
で信号の制御や各機能の制御を行う。外部装置3内に
は、ファクス送受信を行うファクス部4,各種原稿情報
を電気信号に変換し保存するファイル部5,PDLコー
ド情報をイメージ情報に展開するPDLフォーマッタ部
8,コンピュータとのインターフェイスを行うコンピュ
ータ・インターフェイス部7,イメージ情報を各種フォ
ーマットで圧縮/伸長するイメージフォーマッタ部9,
上記各機能を制御するコア部10,及びハードディスク
11を含んでいる。
【0030】ここで、外部装置3に含まれる各部の機能
を詳細に説明する。
【0031】<コア部の説明>まず、コア部10の詳細
な構成について図4を用いて以下に説明する。
【0032】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。コネク
タ1001には、4種類の信号が内蔵されており、まず
信号1057は、8bit多値のビデオ信号である。信
号1055は、ビデオ信号を制御する制御信号である。
信号1051は、リーダ部1内のCPU122と通信を
行う。信号1052は、リーダ部1内のSUB・CPU
123と通信を行う。信号1051と信号1052は、
通信用IC1002で通信プロトコル処理され、CPU
バス1053を介してCPU1003に通信情報を伝達
する。
【0033】信号1057は、双方向のビデオ信号であ
り、リーダ部1とコア部10との間でやり取りされる信
号である。信号1057は、バッファ1010に接続さ
れ、ここで双方向信号から片方向の信号1058、10
70に分離される。信号1058は、リーダ部1からの
8ビット多値のビデオ信号であり、次段のLUT101
1に入力される。LUT1011では、リーダ部1から
の画像情報をルックアップテーブルにより所望する値に
変換する。LUT1011からの出力信号1059は2
値化回路1012又はセレクタ1013に入力される。
2値化回路1012には、多値の信号1059を固定の
スライスレベルで2値化する単純2値化機能,スライス
レベルが注目画素の周りの画素の値から変動する変動ス
ライスレベルによる2値化機能,及び誤差拡散法による
2値化機能を有する。2値化された情報は“0”のとき
00H、“1”のときFFHの多値信号に変換され、次
段のセレクタ1013に入力される。
【0034】セレクタ1013は、LUT1011から
の信号か、2値化回路1012の出力信号かを選択す
る。セレクタ1013からの出力信号1060は、セレ
クタ1014に入力される。セレクタ1014は、ファ
クス部4,ファイル部5,コンピュータインターフェイ
ス部7,PDLフォーマッタ部8,イメージフォーマッ
タ部9からの出力ビデオ信号をそれぞれコネクタ100
5,1006,1007,1008,1009を介して
コア部10に入力される信号1064とセレクタ101
3の出力信号1060をCPU1003の指示により選
択する。セレクタ1014の出力信号1061は、回転
回路1015又はセレクタ1016に入力される。回転
回路1015は入力した画像信号を+90度,−90
度,+180度回転する機能を有する。回転回路101
5は、リーダ部1から出力された情報を2値化回路10
12で2値信号に変換後、回転回路1015にリーダ部
1からの情報として記憶する。次にCPU1003から
の指示により回転回路1015は、記憶した情報を回転
して読み出す。セレクタ1016は、回転回路1015
の出力信号1062と回転回路1015の入力信号10
61の何れかを選択し、信号1063としてファクス部
4とのコネクタ1005,ファイル部5とのコネクタ1
006,コンピュータインターフェイス部とのコネクタ
1007,PDLフォーマッタ部8とのコネクタ100
8,イメージフォーマッタ部とのコネクタ1009とセ
レクタ1017に入力する。
【0035】信号1063は、コア部10からファクス
部4,ファイル部5,コンピュータインターフェイス部
7,PDLフォーマッタ部8,イメージフォーマッタ部
9に画像情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデ
オバスである。信号1064は、ファクス部4,ファイ
ル部5,コンピュータインターフェイス部7,PDLフ
ォーマッタ部8,イメージフォーマッタ部9から画像情
報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。上述の信号1063と信号1064の同期式バスの
制御を行っているのがビデオ制御回路1004であり、
ビデオ制御回路1004からの出力信号1056によっ
て制御を行う。コネクタ1005〜コネクタ1009に
は、ほかに信号1054がそれぞれ接続される。信号1
054は双方向の16ビットCPUバスであり、非同期
式によるデータ・コマンドのやり取りを行う。ファクス
部4,ファイル部5,コンピュータインターフェイス部
7,PDLフォーマッタ部8,イメージフォーマッタ部
9とコア部10との情報の転送には、上述の2つのビデ
オバス1063,1064とCPUバス1054によっ
て可能である。
【0036】ファクス部4,ファイル部5,コンピュー
タインターフェイス部7,PDLフォーマッタ部8,イ
メージフォーマッタ部9からの信号1064は、セレク
タ1014とセレクタ1017に入力する。セレクタ1
016は、CPU1003の指示により信号1064を
次段の回転回路1015に入力する。
【0037】セレクタ1017は、信号1063と信号
1064をCPU1003の指示により選択する。セレ
クタ1017の出力信号1065は、パターンマッチン
グ1018とセレクタ1019に入力される。パターン
マッチング1018は、入力信号1065を予め決めら
れたパターンとパターンマッチングを行い、パターンが
一致した場合、予め決められた多値の信号を信号ライン
1066に出力する。パターンマッチングで一致しなか
った場合は、入力信号1065を信号1066に出力す
る。
【0038】セレクタ1019は信号1064と信号1
066をCPU1003の指示により選択する。セレク
タ1019の出力信号1067は、次段のLUT102
0に入力される。
【0039】LUT1020は、プリンタ2に画像情報
を出力する際に、プリンタの特性に合わせて入力信号1
067を変換する。セレクタ1021は、LUT102
0の出力信号1068と信号1065をCPU1003
の指示により選択する。セレクタ1021の出力信号は
次段の拡大回路1022に入力される。
【0040】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示によりX方向,Y方向独立に拡大倍率を設定する
ことが可能である。拡大方法は1次の線形補間方法であ
る。拡大回路1022の出力信号1070は、バッファ
1010に入力される。
【0041】バッファ1010に入力された信号107
0は、CPU1003の指示により双方向信号1057
となり、コネクタ1001を介してプリンタ2に送られ
プリントアウトされる。
【0042】次に、コア部と各部の信号の流れを説明す
る。 ・PDLフォーマッタ部の情報によるコア部の動作 PDLフォーマッタ部8は、文書ファイルなどのPDL
コードデータをイメージデータに展開する機能を有す
る。CPU1003がコネクタ1008を介してPDL
フォーマッタ部8にデータを転送すると、PDLフォー
マッタ部8は転送されたデータから可視像としてメモリ
に展開する。
【0043】次に、PDLフォーマッタ部8から情報を
受け取り、出力用紙上に画像形成を行う手順について説
明する。まず、PDLフォーマッタ部8からの画像情報
は、コネクタ1008を介して2つの値(00H,FF
H)を有する多値信号1064として伝送される。多値
信号1064はCPU1003の指示により制御される
セレクタ1014,セレクタ1017に入力される。こ
こで、CPU1003の指示によりプリンタ2に画像を
回転して出力する場合には、セレクタ1014に入力し
た信号1064を回転回路1015で回転処理する。回
転回路1015からの出力信号1062はセレクタ10
16,セレクタ1017を介してパターンマッチング1
018に入力されると共に、信号1065としてセレク
タ1021に出力される。また、CPU1003の指示
により画像をそのままプリンタ2に出力する場合には、
セレクタ1017に入力した信号1064をパターンマ
ッチング1018に入力する。
【0044】パターンマッチング1018は、画像のガ
タガタを滑らかにする機能を有する。パターンマッチン
グされた信号は、セレクタ1019を介してLUT10
20に入力される。LUT1020は、画像をプリンタ
2に所望する濃度で出力するために、LUT1020の
テーブルをCPU1003が変換可能となっている。L
UT1020の出力信号1068は、セレクタ1021
を介して拡大回路1022に入力される。拡大回路10
22は、2つの値(00H,FFH)を有する8bit多
値を、1次の線形補間法により拡大処理を行う。拡大回
路1022からの8bitの多値信号は、バッファ10
10とコネクタ1001を介してリーダ部1に送られ
る。リーダ部1は、この信号をコネクタ120を介して
外部I/F切り替え回路119に入力する。外部I/F
切り替え回路119は、ファクス部4からの信号をY信
号生成・色検出回路113に入力する。Y信号生成・色
検出回路113からの出力信号は、前述したような処理
が施された後、プリンタ2に出力され、出力用紙上に画
像形成が行われる。
【0045】次に、イメージフォーマッタ部9から情報
を受け取る場合について説明する。イメージフォーマッ
タ部9は、コネクタ1009を介して8bit多値又は
2値の信号1064をセレクタ1014,セレクタ10
17に伝送する。セレクタ1014又はセレクタ101
7からの出力信号は、CPU1003の指示により、上
述したPDLフォーマッタ部8と同様に、プリンタ2に
出力され、出力用紙上に画像形成が行われる。
【0046】<ファクス部の説明>次に、ファクス部4
の詳細な構成について図5を用いて以下に説明する。
【0047】ファクス部4は、コネクタ400でコア部
10と接続され、各種信号のやり取りを行う。コア部1
0からの2値情報をメモリA405〜メモリD408の
何れかに記憶する場合には、コネクタ400からの信号
453がメモリコントローラ404に入力され、その制
御下でメモリA405,メモリB406,メモリC40
7,メモリD408の何れか、又は2組のメモリをカス
ケード接続したものに記憶される。メモリコントローラ
404は、CPU412の指示によりメモリA405,
メモリB406,メモリC407,メモリD408とC
PUバス462とデータのやり取りを行うモードと、符
号化及び復号化機能を有するCODEC411のCOD
ECバス463とデータのやり取りを行うモードと、メ
モリA405,メモリB406,メモリC407,メモ
リD408の内容をDMAコントローラ402の制御に
より変倍回路403からのバス454とデータのやり取
りを行うモードと、タイミング生成回路409の制御下
で2値のビデオ入力データ454をメモリA405〜メ
モリD408の何れかに記憶するモードと、メモリA4
05〜メモリD408の何れかからメモリ内容を読み出
し信号452として出力するモードの5つの機能を有す
る。メモリA405,メモリB406,メモリC40
7,メモリD408は、それぞれ2Mバイトの容量を有
し、400dpiの解像度でA4相当の画像を記憶す
る。
【0048】タイミング生成回路409は、コネクタ4
00と接続されており、コア部10からの制御信号(H
SYNC,HEN,VSYNC,VEN)459によっ
て起動され、次の2つの機能を達成するための信号46
0を生成する。1つ目は、コア部10からの画像信号を
メモリA405〜メモリD408の何れか1つのメモリ
又は2つのメモリに記憶する機能,2つ目は、メモリA
405〜メモリD408の何れか1つから画像信号を読
み出し、信号452として伝送する機能である。デュア
ルポートメモリ410は、コネクタ400を介してコア
部10のCPU1003と信号461をやり取りし、ま
た内部バスを介してファクス部4のCPU412に接続
されている。各々のCPUは、このデュアルポートメモ
リ410を介してコマンドのやり取りを行う。SCSI
コントローラ413は、図1に示すファクス部4に接続
されているハードディスク11とのインターフェイスを
行う。ファクス送信時やファクス受信時のデータなどの
を蓄積する。
【0049】CODEC411は、メモリA405〜メ
モリD408の何れかに記憶されているイメージ情報を
読み出し、MH,MR,MMR方式の所望する方式で符
号化を行った後、メモリA405〜メモリD408の何
れかに符号化情報として記憶する。また、メモリA40
5〜メモリD408に記憶されている符号化情報を読み
出し、MH,MR,MMR方式の所望する方式で復号化
を行った後、メモリA405〜メモリD408の何れか
に復号化情報、即ち、イメージ情報として記憶する。M
ODEM414は、CODEC411又はSCSIコン
トローラ413に接続されているハードディスク11か
らの符号化情報を電話回線上に伝送するために変調する
機能と、NCU415から送られて来た情報を復調し符
号化情報に変換し、CODEC411又はSCSIコン
トローラ413に接続されているハードディスク11に
符号化情報を転送する。NCU415は、電話回線と直
接接続され電話局などに設置されている交換機と所定の
手順により情報のやり取りを行う。
【0050】<PDLフォーマッタ部8の説明>次に、
PDLフォーマッタ部8の詳細な構成について図6を用
いて以下に説明する。
【0051】コア部10のCPU1003は、コア部1
0のコネクタ1008及びPDLフォーマッタ部8のコ
ネクタ800を介してデータをデュアルポートメモリ8
03に転送する。PDLフォーマッタ部8のCPU80
9は、デュアルポートメモリ803からコードデータを
受け取り、そのコードデータを順次イメージデータに展
開し、メモリコントローラ808を介してメモリA80
6又はメモリB807に転送する。メモリA806及び
メモリB807は各1Mバイトの容量を持ち、1つのメ
モリ(メモリA806又はメモリB807)で300d
piの解像度でA4の用紙サイズまで対応可能である。
また、300dpiの解像度でA3用紙まで対応する場
合には、メモリA806とメモリB807をカスケード
接続してイメージデータを展開する。上述のメモリ制御
は、CPU809からの指示によりメモリコントローラ
808によって行われる。また、イメージデータの展開
の際、文字や図形などの回転が必要な場合には、回転回
路804で回転させた後、メモリA806又はメモリB
807に転送する。メモリA806又はメモリBにイメ
ージデータの展開が終了すると、CPU809はメモリ
コントローラ808を制御し、メモリA806のデータ
バスライン858又はメモリB807のデータバスライ
ン859をメモリコントローラ808の出力に接続す
る。
【0052】次に、CPU809は、デュアルポートメ
モリ803を介してコア部10のCPU1003と通信
を行い、メモリA806又はメモリB807から画像情
報を出力するモードに設定する。一方、コア部10のC
PU1003はコア部10内の通信回路1002を介し
てリーダ部1のCPU122に内蔵している通信機能を
用いてCPU122にプリント出力モードを設定する。
コア部10のCPU1003は、コネクタ1008,及
びPDLフォーマッタ部8のコネクタ800を介してタ
イミング生成回路802に起動をかける。タイミング生
成回路802は、コア部10からの信号に応じてメモリ
コントローラ808にメモリA806又はメモリB80
7から画像情報を読み出すためのタイミング信号を発生
させる。メモリA806又はメモリB807からの画像
情報は、データバスライン858を介してメモリコント
ローラ808に入力される。メモリコントローラ808
からの出力画像情報は、コネクタ800を介してコア部
10に転送される。コア部10からプリンタ2に出力に
関しては、コア部10で説明したので省略する。
【0053】<イメージフォーマッタ部9の説明>次
に、イメージフォーマッタ部9の詳細な構成について図
7を用いて以下に説明する。
【0054】イメージフォーマッタ部9のCPU906
は、デュアルポートメモリ903を介して圧縮データを
受け取り、受け取ったデータをメモリコントローラ90
5を介してメモリ904に転送する。また、イメージフ
ォーマッタ部9はビデオバス954から圧縮データを入
力し、直接メモリ904に格納することもできる。
【0055】CPU906は、メモリ904に格納され
たデータに対して、画像圧縮/伸長処理を行う機能を有
する。処理の方法としては、2値画像を対象とするJB
IG(Joint Bi-level Imaging Group)圧縮方法と、多
値画像を対象とするJPEG(Joint Photographic Exp
erts Group)圧縮方法とがある。また、CPU906は
受け取った圧縮データの伸長処理を行う。尚、イメージ
フォーマッタ部9からのプリント出力については、PD
Lフォーマッタ部8と同様なので省略する。
【0056】次に、本実施例の主要部分である、ファク
ス部4が電話回線から、一例としてJBIG圧縮データ
を受信し、そのデータをイメージフォーマッタ部9が伸
長してプリンタ部2で画像を形成する手順について説明
する。
【0057】図8は、ITU−Tの勧告T30に従った
ファクシミリ呼の伝送手順を示す図である。以下、図8
に従ってデータ送受信の手順を説明する。
【0058】発呼側がダイヤルし、被呼側が回線をつな
ぐと図8の手順が開始される。まずフェーズAで被呼側
がCEDを出し、続いてフェーズBに移り、NSF,C
SI,DISを出す。ここで、NSFのFIF第4オク
テットにおいて本実施例での動作に必要な情報を割り当
てる。
【0059】図9の如く、第1,2オクテットはITU
−Tのメンバーコードであり、第3オクテットはメーカ
ーコードである。そして、第4オクテットのビット0〜
2にそれぞれJBIG,JPEG,PDLの展開能力の
有無を割り当てる。ここで、“1”がその能力有りと
し、発呼側のCPU412は相手の能力をバックアップ
メモリ417に記憶しておく。
【0060】続いて、フェーズBで発呼側がNSS,T
SI,DCSを出す。ここでJBIG圧縮データを送る
場合は、NSSの第4オクテットのビット0を“1”と
する(図9参照)。送信可であればトレーニングを行
い、回線の状態をチェックする。まずは14.4Kbp
sでトレーニングを行う。そして、良好な状態であれば
フェーズCへ移行し、そうでなければボーレートを下げ
ていく。そして、相手の電話番号及びその番号に対応し
た回線の状態をバックアップメモリ417に記憶してお
く。
【0061】次に、データが全て送信されると手順はフ
ェーズDへ移り、発呼側がEOPを出して終了を示すと
被呼側はMCFを出す。そして、フェーズEに移り、D
CNにより回線が閉じられファクシミリ呼は終了する。
【0062】図10は、受信側で実行される処理を示す
フローチャートである。
【0063】まず、ステップS1001において、ファ
クス部4が前述した受信動作を行い、次のステップS1
002で、コア部10のCPU1003がセレクタ10
17をファクス部4からイメージフォーマッタ部9へ切
り替える。ここでは受信したENSS信号によりJBI
G圧縮データであることを知るので、イメージフォーマ
ッタ部9はJBIGデータ用の伸長処理を行う設定とす
る。そして、ファクス部4で受信したデータがコネクタ
1005からデータ1064として出力される。セレク
タ1017は入力したデータ1064を信号1063と
して出力する。イメージフォーマッタ部9はそのデータ
1063を、コネクタ1009から入力し、メモリコン
トローラ905を経由してメモリ904に書き込む。
【0064】次に、ステップS1003では、イメージ
フォーマッタ部9のCPU906がメモリ904に保存
したJBIG圧縮データに対して伸長処理を行う。そし
て、ステップS1004では、イメージフォーマッタ部
9で1ページ分の画像伸長が終了すると、画像がプリン
タ2から出力される。
【0065】そして、ステップS1006で、ファクス
部4にまだデータがあるかチェックし、あればステップ
S1002へ戻り、上述の処理を繰り返す。その後、デ
ータを全て処理すれると動作を終了する。
【0066】本実施例によれば、電話回線からデータを
受信する部分と、受信したデータを処理して出力する部
分とを分離し、独立して動作可能な構成をとることによ
り、新規のデータフォーマットにも容易に対応すること
ができ、また高速にデータを処理することが可能にな
る。
【0067】尚、本実施例では、受信した圧縮画像デー
タを、ビデオバス経由でイメージフォーマッタ部9へ転
送する例を説明したが、デュアルポートメモリを経由し
ても同様の動作が実現できる。
【0068】この場合、コア部10のCPU1003が
ファクス部4のデュアルポートメモリ410からデータ
を読み出し、イメージフォーマッタ部9のデュアルポー
トメモリ903に書き込むことにより、データの転送が
行われる。
【0069】また、ファクス部4が受信したデータがP
DLコードデータであった場合には、データをPDLフ
ォーマッタ部8に転送することにより、同様の手順で画
像を出力することができる。
【0070】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。
【0071】また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新規な機能に対応する構成を簡単に追加でき、高速なデ
ータ処理を行うことが可能となる。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における画像形成装置の構成を示す概
略ブロック図である。
【図2】図1に示すリーダ部1及びプリンタ部2の構成
を示す断面図である。
【図3】図1に示すリーダ部1内の画像処理部の構成を
示すブロック図である。
【図4】図1に示すコア部10の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図1に示すファクス部4の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図1に示すPDLフォーマッタ部8の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図7】図1に示すイメージフォーマッタ部9の詳細な
構成を示すブロック図である。
【図8】本実施例におけるファクシミリ呼の手順を示す
図である。
【図9】本実施例におけるファクシミリ呼の制御信号の
構成を示す図である。
【図10】本実施例における受信側の処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 外部装置 4 ファクス部 5 ファイル部 7 コンピュータ・インターフェイス部 8 PDLフォーマッタ部 9 イメージフォーマッタ部 10 コア部 11 ハードディスク 12 PC/WS

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して所定のデータを受信す
    る受信手段と、 前記受信手段とは独立に動作可能な少なくとも2つの画
    像展開手段と、 前記画像展開手段の内、前記受信手段で受信したデータ
    をビットマップ画像に展開可能な画像展開手段を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段で選択された画像展開手段により展開され
    たビットマップ画像を出力する出力手段とを備えること
    を特徴とする複合画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像展開手段は、前記受信手段から
    同期転送方式により転送された受信データをビットマッ
    プ画像に展開することを特徴とする請求項1記載の複合
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像展開手段は、前記受信手段から
    デュアルポートメモリを介して転送された受信データを
    ビットマップ画像に展開することを特徴とする請求項1
    記載の複合画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、受信データがページ記
    述言語(PDL)のコードデータの場合、PDL展開機
    能を持つ画像展開手段を選択することを特徴とする請求
    項1記載の複合画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、受信データがJBIG
    圧縮データの場合、JBIG展開機能を持つ画像展開手
    段を選択することを特徴とする請求項1記載の複合画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して所定のデータを受信す
    る受信工程と、 前記受信工程とは独立に制御可能な少なくとも2つの画
    像展開工程と、 前記画像展開工程の内、前記受信工程で受信したデータ
    をビットマップ画像に展開可能な画像展開工程を選択制
    御する制御工程と、 前記選択工程で選択された画像展開工程により展開され
    たビットマップ画像を出力する出力工程とを有すること
    を特徴とする複合画像形成装置の制御方法。
JP7124913A 1995-05-24 1995-05-24 複合画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JPH08321898A (ja)

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