JP2010026738A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、メモリの有効利用を図った画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】複合装置1は、原稿を読み取って入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離処理を行って、該像域分離処理での抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工処理と、所定のパターン画像の記録されている原稿から読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工処理での該設定パラメータを設定する画像調整処理と、で共通のラインメモリ65を切り替えて使用し、画像処理に利用するラインメモリを有効活用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、メモリの有効利用を図った画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体に関する。
カラー複写装置、カラー複合装置等においては、従来から原稿の文字や線画については、エッジ部分を鮮明にし、写真等の網点画像については、濃淡階調を滑らかにするために、原稿の画像データが文字、線画等の2値画像部(文字領域)であるか、網点画像(写真領域)であるかを示す像域分離データを含む入力画像データに対して、複数のラインメモリを使用して、像域分離処理(画像特性検出処理)を施して該像域分離処理結果を表す像域分離データと画像データとを分離している。
この像域分離データは、1ビットまたは数ビットのデータ構成であり、像域判定の内容には、エッジか文字中(線幅内)か、有彩/無彩等も含まれている場合がある。
そして、このようにして像域分離された画像データは、一旦メモリに保存された後、再度読み出されて、複数のラインメモリを利用して、像域分離データに基づいて、該像域分離結果に対応する特性のMTF補正(空間フィルタ処理)、スキャナγ変換等の補正処理や変換処理のパラメータ設定を行って、画像加工処理が施される(特許文献1参照)。
また、画像処理装置では、所定のパターン画像を用紙に印刷出力して、該パターン画像を印刷した原稿を読み取って、画像調整部で該パターン画像を読み取った結果に基づいて、原稿を読み取ったときに行うが像加工処理のパラメータを調整する画像調整処理を行う。
さらに、画像処理装置においては、スキャナ部の光源光量の主走査方向に関する分布バラツキやCCD(Charge Coupled Device )等のイメージセンサからA/Dコンバータの出力までの特性に起因する主走査方向の画像信号のバラツキを補正するために、原稿読み取り前の所定タイミングに、所定の白基準板を読み取ってA/DコンバータでA/D変換したラインデータをシェーディングデータとして所定のシェーディングメモリに記憶し、シェーディング補正部で、原稿を読み取った画像データに対して、シェーディングメモリのシェーディングデータに基づいて、少なくとも主走査2ライン分のラインメモリを用いて、画素毎にシェーディング補正する(特許文献2参照)。
特開2006−50568号公報 特開2000−324352号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、像域分離処理用のラインメモリを用いて原稿画像データを像域分離して、該像域分離結果に基づいて該原稿画像データに対して画像加工処理を施し、また、パターン原稿画像データに基づいて画像調整処理用のラインメモリを利用して画像加工処理用のパラメータを調整する画像調整処理を行い、さらには、シェーディングメモリを用いてシェーディング補正を行うことで、画像品質の良好な画像データの生成を行っているため、それぞれの画像処理用にラインメモリを必要とし、メモリの有効利用が要望されている。特に、近年、画素密度の高密度化、画像処理の高速化が要望されるのに伴って必要とするメモリ容量が増加し、コストの低減を図る上で、メモリの有効利用が要望されている。
そこで、本発明は、各画像処理で利用するラインメモリを有効活用する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、原稿を読み取って入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離処理を行って、該像域分離処理での抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工処理と、所定のパターン画像の記録されている原稿から読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工処理での該設定パラメータを調整する画像調整処理と、で共通のラインメモリを切り替えて使用することを特徴としている。
また、本発明は、前記画像調整処理で、前記パターン原稿画像データのうち、前記ラインメモリに格納可能な量の画像データのみを取得して該ラインメモリに格納することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記パターン画像を生成するパターン画像生成処理と、該パターン画像を記録部材に記録出力させる記録処理と、を行って、該パターン画像の記録された記録部材を読み取って前記パターン原稿画像データとして入力し、該パターン画像生成処理で、前記ラインメモリに格納可能な量のパターン画像を生成することを特徴としてもよい。
また、本発明は、原稿読み取り処理で白基準板を読み取ったときの白基準データから複数のラインメモリを使用してシェーディング補正値を設定して、該原稿読み取り処理で読み取った原稿の画像データに対してシェーディング補正を行うシェーディング補正処理と、該シェーディング補正処理で使用する該ラインメモリの所定量を該シェーディング補正処理と前記像域分離処理及び前記画像調整処理とでタイミングをずらして共用することを特徴としてもよい。
本発明によれば、像域分離処理で使用するラインメモリと画像加工処理用の設定パラメータをパターン原稿画像データに基づいて調整する画像調整モードで使用するラインメモリを共通で切り替えて使用することで、画像処理に利用するラインメモリを有効活用することができ、コストを削減しつつ画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図5は、本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体の第1実施例を適用した複合装置1のブロック構成図である。
図1において、複合装置1は、コントローラ2、操作表示部3、PSU(Power Supply Unit :電源供給部)4、エンジン制御部5、スキャナ部6、プロッタ部7及びADF(Auto Document Feeder)8等を備えており、コンピュータPC、サーバSV、大容量記憶装置MS等の接続されているLAN(Local Area Network)等のネットワークNWに接続されている。
コントローラ2は、CPU(Central Processing Unit )21、ROM(Read Only Memory)22、ネットワークI/F23、制御ASIC(Application Specific Integrated Circuit)24、NVRAM(Nonvolatile Random Access Memory)25、データ格納用メモリ26及び給電制御部27等を備えており、制御ASIC24は、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)制御部28及びDMAC(Direct Memory Access Controller :DMAコントローラ)29等を備えていて、DMAC29は、FIFO(First-In First-Out)29aを有している。データ格納用メモリ26は、揮発性メモリ26aと不揮発性メモリ26bで構成され、揮発性メモリ26aは、RAM等で構成されて、処理途中の画像データ等がDMAC29によって書き込まれ、また、読み出される。不揮発性メモリ26bは、NVRAM等で構成され、複合装置1の電源がオフの場合にも記憶する必要のあるデーが格納される。
ROM22は、複合装置1としての制御プログラムと必要なシステムデータを格納しており、CPU21は、ROM22内のプログラムに基づいて、複合装置1の各部を制御して、複合装置1としての処理を実行する。
ネットワークI/F23には、上記ネットワークNWが接続されており、CPU21の制御下で制御ASIC24を介してネットワークNW上のコンピュータPC、サーバSV及び大容量記憶装置MSと通信してデータやコマンドの授受を行う。
NVRAM25は、複合装置1の利用の許可されたユーザのID(identification)を含む制御データ格納用に使用され、CPU21によって適宜読み出されたり、登録・編集等が行われる。
制御ASIC24は、CPU21の制御下で、各部の制御処理を実行し、特に、FIFO29aを有するDMAC29及びPCIe制御部28を使用して、エンジン制御部5とデータ格納用メモリ26との間のデータの転送を処理する。
給電制御部27は、PSU4に接続されており、PSU4には、外部商用電源から100Vの交流電圧が供給される。PSU4は、メイン電源スイッチ4aを有し、メイン電源スイッチ4aがONされると、外部商用電源からの100Vの交流電圧を電圧調整、整流処理して、交流(AC)電圧と直流(DC)電圧をコントローラ2の給電制御部27に供給する。
給電制御部27は、PSU4からの各種電圧値の直流電圧と交流電圧を複合装置1の必要な各部に供給する。
操作表示部3は、テンキーやスタートキー等の操作キー及び各種ファンクションキー等を備えるとともに、ディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ等を備えている。操作表示部3の操作キーからは、複合装置1の機能を利用するための各種命令が入力操作され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容や操作内容及び複合装置1からオペレータに通知する各種情報を表示する。
ADF8は、スキャナ部6に取り付けられ、複数枚の原稿がセット可能な原稿台を備えていて、原稿台上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ分離して、スキャナ部6の読み取り位置に搬送する。ADF8は、原稿台上への原稿のセットの有無を検出する原稿有無センサ8a等を備えている。
スキャナ部(原稿読み取り手段)6は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、ADF8によって読み取り位置に搬送されてきた原稿や人手で読み取り位置にセットされた原稿を走査及び副走査して、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。スキャナ部6は、読み取り位置への原稿のセットの有無等を検出する原稿センサ6a等を備えている。
プロッタ部(記録手段)7としては、例えば、電子写真式記録装置等が用いられており、プロッタ部7は、用紙等の記録媒体(以下、単に、用紙という。)に、スキャナ部6で読み取られた原稿画像、受信画像(ファクシミリ受信画像、他の複合装置やコンピュータ等からの受信画像等)やネットワークI/F23がネットワークNWを介して受信した画像データ等を記録出力するとともに、必要な各種レポート等を用紙に記録出力する。プロッタ部7は、用紙の有無やジャム等の発生の有無を検出する用紙センサ7aが設けられている。
エンジン制御部5は、CPU51、ROM52及びエンジンASIC53等を備えており、エンジンASIC53は、画像処理部54とPCIe制御部55等を備えている。
PCIe制御部55は、コントローラ2の制御ASIC24に設けられているPCIe制御部28との間で、要求と応答が分離され、応答を待たずに次の要求を発行できるPCIeによって高速で画像データを転送する。
画像処理部54は、スキャナ制御部56及びプロッタ制御部57を備えており、スキャナ制御部56は、スキャナ部6で読み取られた原稿画像データや受信画像データに必要な画像処理を施す。エンジンASIC53は、コントローラ2の制御ASIC24と連携して、スキャナ部6の処理した画像データ及び必要な処理データをPCIe部55とPCIe部28及びDMAC29を介してデータ格納用メモリ26の揮発性メモリ26aや不揮発性メモリ26bに保管し、また、必要なタイミングで、データ格納用メモリ26から読み出して、スキャナ制御部56で再度画像処理したり、プロッタ制御部57で、記録出力用の画像処理を行わせる。プロッタ制御部57は、データ格納用メモリ26から読み出された画像データに対して、プロッタ部7で用紙に印刷出力するために必要な画像処理、例えば、RGB画像データのCMYK画像データへの色変換処理、速度変換処理、フォーマと変換処理、画素密度調整等を行うとともに、プロッタ部18を制御して、画情報に対応した画像をプロッタ部18により用紙に記録させる。
そして、上記スキャナ制御部56は、図2に示すようにブロック構成されており、シェーディング補正処理部61、モード切り替え部62、像域分離部63、画像調整部64、ラインメモリ65、フィルタ処理部66、パターン発生処理部67及び切り替え部68等を備えている。
シェーディング補正処理部(シェーディング補正手段)61は、スキャナ部6で、原稿を読み取る前に白基準板を読み取ったときの白基準データに基づいて、複数のラインメモリ(図示略)を使用して、原稿を読み取ったときの画像データに対して、スキャナ部6の光源光量の主走査方向に関する分布バラツキやCCD等のイメージセンサからA/Dコンバータの出力までの特性に起因する主走査方向の画像信号のバラツキを補正するシェーディング補正処理を施し、シェーディング補正後の原稿の画像データをモード切り替え部62を介して、像域分離部63または画像調整部64に切り換えて入力させる。
像域分離部(像域分離手段)63は、スキャナ部6から入力される原稿を読み取ったときの像域分離データXの付加された原稿入力画像データRGBXを、ラインメモリ(共通のラインメモリ)65を利用して、像域分離データXと原稿RGB画像データとに分離し、文字、写真、網点等の原稿RGB画像データから画素単位にその特徴量を抽出する像域分離処理を行う。
フィルタ処理部(画像加工手段)66は、像域分離部63の抽出した特徴量に基づいて選択された画質モード(文字、写真、網点等)によってパラメータを設定して、該パラメータを用いて原稿RGB画像データに対して画像加工処理(例えば、ACS(Auto Color Select)、フィルタ処理、誤差拡散処理、γ変換処理等)を施して、切り替え部68を介して、PCIe制御部55に送る。PCIe制御部55は、スキャナ制御部56から送られてきた原稿RGB画像データをコントローラ2のデータ格納用メモリ26の揮発性メモリ26aに、制御ASIC24のPCIe制御部28及びDMAC29を介して転送する。
複合装置1は、スキャナ部6で読み取ってスキャナ制御部56で画像処理した原稿RGB画像データをデータ格納用メモリ26から読み出して、エンジン制御部5のプロッタ制御部57で必要な画像処理を行った後、画像データをプロッタ部7に送って、プロッタ部7で用紙に印刷出力する。
一方、複合装置1は、操作表示部3のキー操作等によってその動作モードとして、画像調整モードが選択されると、エンジン制御部5は、そのCPU51の制御下で、切り替え部68の入力をフィルタ処理部66側からパターン発生処理部67側に切り替え、パターン発生処理部(パターン画像生成手段)67は、例えば、図3に示すようなパターン画像を生成して出力する。このパターン画像は、写真用と文字用があり、また、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、B(ブラック)の各色用の17段の濃度パターンからなっている。なお、図3において、各パターンの中心部分に矩形の黒い部分が明示されているが、この部分を、画像調整部64が、後述する画像処理で取得する画像領域であり、強調的に明示した表示となっている。
複合装置1は、このパターン画像を通常のコピー時の画像データの経路、すなわち、PCIe制御部55→PCIe制御部28→DMAC29→データ格納用メモリ26を通して、データ格納用メモリ26に送り、このデータ格納用メモリ26のパターン画像を逆方向に、プロッタ制御部57へ送ってプロッタ制御部57からプロッタ部7に渡して、プロッタ部7で用紙に記録出力させる。
プロッタ部7でパターン画像の記録出力された用紙をスキャナ部6にセットして、パターン画像の記録された用紙をスキャナ部6に読み取らせる。
複合装置1は、画像調整モードの状態で、スキャナ部6に原稿(パターン記録原稿)がセットされて、読み取り指示が行われると、モード切り替え部(切り替え手段)62が、スキャナ部6が読み取ってシェーディング補正処理部61のシェーディング補正したパターン原稿画像データを画像調整部64に送り込む。
画像調整部(画像調整手段)64は、モード切り替え部62から送り込まれてきたパターン原稿画像データをラインメモリ65を使用して、パターン原稿画像データの各パターンの中心部の所定領域の画像(図3に各パターンの中に黒く矩形で描かれている領域の画像:以下、注目領域画像という。)を取得してラインメモリ(共通のラインメモリ)65に格納する。この場合、全てのパターン原稿画像データをラインメモリ65に蓄積すると、メモリ容量が不足するため、上述のように、例えば、各パターンの代表的な矩形領域を取り出して、この矩形領域の読み取りデータを注目領域画像としてラインメモリ65に格納する。
この注目領域は、読み取り時に適宜パラメータ設定することで指定することができ、例えば、図4に示すよう(a,A)がラインメモリ65への格納スタート位置を示しており、2×bが主走査パッチ読み取りサイズ、2×Bが副走査パッチ読み取りサイズ、データ書き込み間隔設定として、cが主走査パッチ読み取り間隔、Cが副走査パッチ読み取り間隔を示している。
さらに、データ書き込み数についても適宜設定することができ、例えば、mを主走査のパッチ数、nを副走査のパッチ数とすると、図4に示すように、(0,0)から(m−1,n−1)がデータ書き込み数として表され、値の例としては、m,nの最大値255が、複合装置1がA3の画像を扱う場合の適切値であるが、ラインメモリ65の容量に応じて適宜決定してもよい。
画像調整部64は、ラインメモリ65に格納した各パターンの注目領域のデータ値とパターン発生処理部67の発生したパターン値とを比較して、実際の原稿の読み取り時に該原稿の画像データに対してフィルタ処理部66で実行する画像処理に対して必要なパラメータ(画像処理係数)の調整を行う。
なお、複合装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像処理方法を実行する画像処理プログラムを読み込んでROM52や図示しないハードディスク等に導入することで、本発明のラインメモリ65の有効利用を行う画像処理方法を実行する画像処理装置として構築されている。この画像処理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置1は、像域分離部63が像域分離処理用に通常備えているラインメモリ65を画像調整モード時にも活用することで、メモリの有効利用を図って、コストを低減化している。
すなわち、複合装置1は、通常の原稿読み取り時やコピー時には、スキャナ制御部56は、スキャナ部6から入力される画像データをシェーディング補正処理部61でシェーディング補正した後、モード切り替え部62が該画像データを像域分離部63に送り、像域分離部63がラインメモリ65を使用して像域分離処理を行う。
スキャナ制御部56は、像域分離部63の抽出結果に基づいてフィルタ処理部66で適切なフィルタ処理を行わせた後、切り替え部68を介して、PCIe制御部55からコントローラ2のデータ格納用メモリ26に送る。
複合装置1は、コピー動作のときには、このデータ格納用メモリ26の画像データをDMAC29、PCIe制御部28を介してエンジンASICのPCIe制御部55を介してプロッタ制御部57に送り、プロッタ制御部57で必要な画像処理を施した後、プロッタ部7で用紙に印刷出力する。
また、複合装置1は、スキャナモードのときには、スキャナ部6で読み取ってデータ格納用メモリ26に格納した画像データをネットワークI/F23を介してコンピュータPC、サーバSV、大容量記憶装置MS等に送信する。
そして、複合装置1は、上記通常の動作モードから画像調整モードに操作表示部3の操作等で切り替えられると、モード切り替え部62が、スキャナ部6からの画像データを画像調整部64側に切り替えて送るとともに、ラインメモリ65を画像調整部64が利用可能な状態に切り替える。また、切り替え部68は、画像データの入力をフィルタ処理部66側からパターン発生処理部67側に切り替える。
この状態で、パターン発生処理部67は、図3に示したようなパターン画像を生成して出力し、複合装置1は、このパターン画像を通常のコピー時の画像データの経路、すなわち、PCIe制御部55→PCIe制御部28→DMAC29→データ格納用メモリ26を通して、データ格納用メモリ26に送り、さらに、このデータ格納用メモリ26のパターン画像を逆方向に、プロッタ制御部57へ送ってプロッタ制御部57からプロッタ部7に渡して、プロッタ部7で用紙に記録出力させる。
プロッタ部7でパターン画像の記録出力された用紙をユーザがスキャナ部6にセットして、操作表示部3のスタートキーが押されると、複合装置1は、パターン画像の記録された用紙をスキャナ部6に読み取らせ、モード切り替え部62が、スキャナ部6が読み取ってシェーディング補正処理部61のシェーディング補正したパターン原稿画像データを画像調整部64に送り込む。
画像調整部64は、モード切り替え部62から送り込まれてきたパターン原稿画像データから、パターン原稿画像データの各パターンの注目領域の画像(図3に各パターンの中に黒く矩形で描かれている領域の画像)を取得してラインメモリ65に格納する。
画像調整部64は、ラインメモリ65に格納した各パターンの注目領域のデータ値とパターン発生処理部67の発生したパターン値とを比較して、実際の原稿の読み取り時に該原稿に対してフィルタ処理部66で実行する画像処理に対して必要なパラメータの調整を行う。
そして、この注目領域の大きさ、注目領域画素数は、ラインメモリ65の大きさや求められる精度及び処理速度等から適宜設定変更するようにしてもよい。
また、上記処理では、注目領域の画像データをラインメモリ65に格納しているが、パターン画像の各パターンの所定領域の平均値aveを算出して、該算出した平均値aveをラインメモリ65に格納するようにしてもよい。
例えば、図5に示すように、読み取りデータを主走査方向に1/ave_x画素、副走査方向に1/ave_y画素ずつ平均化を行った結果をラインメモリ65に格納する。ここで、ave_x,ave_yは、以下の値をとり、1/1設定時は、平均化することなく、そのまま格納する。
ave_x(0:1/1,1:1/2,2:1/4,3:1/8,4:1/16)
ave_y(0:1/1,1:1/2,2:1/4,3:1/8,4:1/16)
すなわち、(1/ave_x)×(1/ave_y)画素のブロック単位で求めた平均値をラインメモリ65に格納する。
このように、本実施例の複合装置1は、原稿を読み取って入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離処理を行って、該像域分離処理での抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工処理と、所定のパターン画像の記録されている原稿から読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工処理での該設定パラメータを調整する画像調整処理と、で共通のラインメモリ65を切り替えて使用している。
したがって、画像処理に利用するラインメモリを有効活用することができ、コストを削減しつつ画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の複合装置1は、画像調整部64が、パターン原稿画像データのうち、ラインメモリ65に格納可能な量の画像データのみを取得して該ラインメモリ65に格納している。
したがって、ラインメモリ65に応じた量の画像データでフィルタ処理部66のパラメータを適切に設定することができ、パラメータの設定を適切に行いつつ、コストを削減することができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、画像調整部64が、パターン原稿画像データの所定領域毎の平均値を取得してラインメモリ65に格納している。
したがって、ラインメモリ65の容量が少ない場合にも、フィルタ処理部66のパラメータを適切に設定することができ、パラメータの設定をより一層適切に行いつつ、コストを削減することができる。
また、本実施例の複合装置1は、画像調整モードのときに、パターン発生処理部67からパターン画像を生成して、プロッタ部7で用紙に該パターン画像を記録し、スキャナ部6で該パターン画像の記録された用紙を読み取ってパターン原稿画像データとして入力する際に、パターン発生処理部67が、画像調整部64がラインメモリ65に格納可能な量のパターン画像を生成するようにしてもよい。
このようにすると、画像調整部64は、ラインメモリ65への格納可能なデータ量を考慮することなく、データ取得を行って、パラメータ設定処理を行うことができ、回路構成等を簡素化して、より一層コストを削減することができる。
図6及び図7は、本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体の第2実施例を示す図であり、図6は、本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体の第2実施例を適用した複合装置1のスキャナ制御部70のブロック構成図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を簡略化あるいは省略し、また、図示しない部分についても、必要に応じて、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の複合装置1は、そのスキャナ制御部70が、シェーディング補正処理部71のラインメモリの一部(所定量)を、シェーディング補正処理部71と像域分離部63及び画像調整部64とで切り替えて利用する切り替えラインメモリ71aとして備えており、切り替えラインメモリ71aは、SRAM(Static RAM )等が用いられている。
すなわち、シェーディング補正処理部71は、通常、白基準板読み取り時用のラインメモリと原稿データ補正時用のラインメモリの2種類のラインメモリを搭載しており、白基準板読み取り時用のラインメモリは、白基準板を読み取る期間のみ利用され、原稿読み取り期間においては、使用されない。
また、図7に示すように、シェーディング期間(シェーディングデータを取得する期間)と画像読み取り期間(画像データ有効期間)とは、重なっておらず、異なっているため、副走査方向において、シェーディング補正処理部71の白基準板読み取り時用のラインメモリを像域分離部63及び画像調整部64と共用することができる。なお、図7において、shgateは、シェーディング用有効データゲート信号、sfgateは、副走査有効データゲート信号、slsyncは、ライン同期信号、lgateは、主走査有効ゲート信号、cntは、シェーディングネゲートからのラインカウント、sram_selは、切り替えラインメモリ切り替え信号であり、後述するように、切り替えラインメモリ切り替え信号sram_selが、ロー(L)のとき、切り替えラインメモリ71aをシェーディング補正処理部71用に利用し、ハイ(H)のとき、像域分離部63または画像調整部64用に利用する。ラインメモリ71aの動作切り替えは、シェーディング用有効データゲート信号shgateのネゲートからライン単位にラインカウントcntのカウントを開始し、予め設定されたカウント値と実際のカウントラインカウントcntのカウント値が一致すると、シェーディング補正処理部71での使用から像域分離部63または画像調整部64での使用に切り替える。
そこで、この白基準板読み取り時用のラインメモリを切り替えラインメモリ71aとして、像域分離部63及び画像調整部64で共通に用いるラインメモリ65とともに、像域分離部63及び画像調整部64で使用する。
すなわち、原稿読み取り時には、まず、スキャナ部6が黒基準データの取得を行い、白基準板を読み取ると、シェーディング補正処理部71が、白基準板読み取り時用のラインメモリである切り替えラインメモリ71aを使用して、白基準データを取得して、基準値の設定を行う。
その後、スキャナ部6が、原稿を読み取って、該原稿の画像データをシェーディング補正処理部71が原稿データ補正時用のラインメモリを使用してシェーディング補正し、モード切り替え部(メモリ利用タイミング切り替え手段)62がシェーディング補正された原稿の画像データを像域分離部63に渡して、像域分離部63が、ラインメモリ65及び切り替えラインメモリ71aを使用して像域分離して、像域分離結果に基づいてフィルタ処理部66がフィルタ処理する。複合装置1は、フィルタ処理部66でフィルタ処理された画像データを、上記同様に、切り替え部68を介してコントローラ2のデータ格納用メモリ26に転送して格納する。
また、複合装置1は、操作表示部3のキー操作等によってその動作モードとして、画像調整モードが選択されると、エンジン制御部5は、そのCPU51の制御下で、切り替え部68の入力をフィルタ処理部66側からパターン発生処理部67側に切り替え、パターン発生処理部67は、例えば、図3に示したようなパターン画像を生成して出力する。複合装置1は、このパターン画像を通常のコピー時の画像データの経路を通して、データ格納用メモリ26に送り、さらに、このデータ格納用メモリ26のパターン画像を逆方向に、プロッタ制御部57へ送ってプロッタ制御部57からプロッタ部7に渡して、プロッタ部7で用紙に記録出力させる。
プロッタ部7でパターン画像の記録出力された用紙をユーザがスキャナ部6にセットして、操作表示部3のスタートキーが押されると、複合装置1は、パターン画像の記録された用紙をスキャナ部6に読み取らせ、モード切り替え部62が、スキャナ部6が読み取ってシェーディング補正処理部61のシェーディング補正したパターン原稿画像データを画像調整部64に送り込む。
この画像調整モードにおいても、上述のように、シェーディング補正処理部71でのシェーディング補正を行うが、通常の原稿読み取り時と同様に、シェーディング期間とパターン画像の読み取り期間とは重なっておらず、異なっているため、副走査方向において、白基準板読み取り時用のラインメモリである切り替えラインメモリ71aをシェーディング補正処理部71と画像調整部64とで共通して利用する。
そこで、画像調整部64は、モード切り替え部62から送り込まれてきたパターン原稿画像データの注目領域の画像を取得してラインメモリ65及び切り替えラインメモリ71aに格納する。
画像調整部64は、ラインメモリ65に格納した各パターンの注目領域のデータ値とパターン発生処理部67の発生したパターン値とを比較して、実際の原稿の読み取り時に該原稿に対してフィルタ処理部66で実行する画像処理に対して必要なパラメータの調整を行う。
このように、本実施例の画像処理装置1は、シェーディング補正処理部71のラインメモリの所定量である切り替えラインメモリ71aを該シェーディング補正処理部71と像域分離部63及び画像調整部64とでタイミングをずらして共用している。
したがって、ラインメモリ65だけでなく、シェーディング補正用の切り替えラインメモリ71aを利用して、像域分離処理及び画像調整処理を行うことができ、より一層メモリの有効利用を図って、コストを低減させつつ、画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明においては、複合装置1に適用した場合について説明したが、複合装置1に限るものではなく、像域分離部を使用した通常の画像処理モードと画像調整部を使用して画像調整する画像調整モードとを切り替える処理モードを備えた画像処理装置、複写装置等にも同様に適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、画像処理モードと画像調整モードとでラインメモリを共用する複写装置、複合装置等の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体に利用することができる。
本実施例の第1実施例を適用した複合装置のブロック構成図。 スキャナ制御部のブロック構成図。 パターン画像の一例を示す図。 パターン原稿画像データのうちラインメモリへ格納する注目領域画像の設定方法の説明図。 パターン画像読み取りデータの平均値算出方法の説明図。 第2実施例のスキャナ制御部のブロック構成図。 ラインメモリ切り替えタイミングを示すタイミングチャート。
符号の説明
1 複合装置
2 コントローラ
3 操作表示部
4 PSU
4a メイン電源スイッチ
5 エンジン制御部
6 スキャナ部
6a 原稿センサ
7 プロッタ部
7a 用紙センサ
8 ADF
8a 原稿有無センサ
PC コンピュータ
SV サーバ
MS 大容量記憶装置
NW ネットワーク
21 CPU
22 ROM
23 ネットワークI/F
24 制御ASIC
25 NVRAM
26 データ格納用メモリ
26a 揮発性メモリ
26b 不揮発性メモリ
27 給電制御部
28 PCIe制御部
29 DMAC
29a FIFO
51 CPU
52 ROM
53 エンジンASIC
54 画像処理部
55 PCIe制御部
56 スキャナ制御部
57 プロッタ制御部
61 シェーディング補正処理部
62 モード切り替え部
63 像域分離部
64 画像調整部
65 ラインメモリ
66 フィルタ処理部
67 パターン発生処理部
68 切り替え部
70 スキャナ制御部
71 シェーディング補正処理部
71a 切り替えラインメモリ

Claims (11)

  1. 原稿を読み取って画像データを入力する原稿読み取り手段と、該原稿読み取り手段から入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離手段と、該像域分離手段の抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工手段と、所定のパターン画像の記録されている原稿を該原稿読み取り手段で読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工手段の該設定パラメータを調整する画像調整手段と、該像域分離手段と該画像調整手段とで共通のラインメモリを切り替えて使用させる切り替え手段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像調整手段は、前記パターン原稿画像データのうち、前記ラインメモリに格納可能な量の画像データのみを取得して該ラインメモリに格納することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像調整手段は、前記パターン原稿画像データの所定領域毎の平均値を取得して前記ラインメモリに格納することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置は、前記パターン画像を生成するパターン画像生成手段と、該パターン画像を記録部材に記録出力する記録手段と、をさらに備え、前記原稿読み取り手段は、該パターン画像の記録された記録部材を読み取って前記パターン原稿画像データとして入力し、該パターン画像生成手段は、前記画像調整手段が前記ラインメモリに格納可能な量のパターン画像を生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、前記原稿読み取り手段が白基準板を読み取ったときの白基準データから複数のラインメモリを使用してシェーディング補正値を設定して、該原稿読み取り手段が読み取った原稿の画像データに対してシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、該シェーディング補正手段の該ラインメモリの所定量を該シェーディング補正手段と前記像域分離手段及び前記画像調整手段とでタイミングをずらして共用させるメモリ利用タイミング切り替え手段と、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取って画像データを入力する原稿読み取り処理ステップと、該原稿読み取り処理ステップで入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離処理ステップと、該像域分離処理ステップでの抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工処理ステップと、所定のパターン画像の記録されている原稿を該原稿読み取り処理ステップで読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工処理ステップでの該設定パラメータを調整する画像調整処理ステップと、該像域分離処理ステップと該画像調整処理ステップとで共通のラインメモリを切り替えて使用させる切り替え処理ステップと、を有していることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記画像調整処理ステップは、前記パターン原稿画像データのうち、前記ラインメモリに格納可能な量の画像データのみを取得して該ラインメモリに格納することを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記画像処理方法は、前記パターン画像を生成するパターン画像生成処理ステップと、該パターン画像を記録部材に記録出力させる記録処理ステップと、をさらに有し、前記原稿読み取り処理ステップは、該パターン画像の記録された記録部材を読み取って前記パターン原稿画像データとして入力し、該パターン画像生成処理ステップは、前記ラインメモリに格納可能な量のパターン画像を生成することを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像処理方法。
  9. 前記画像処理方法は、前記原稿読み取り処理ステップで白基準板を読み取ったときの白基準データから複数のラインメモリを使用してシェーディング補正値を設定して、該原稿読み取り処理ステップで読み取った原稿の画像データに対してシェーディング補正を行うシェーディング補正処理ステップと、該シェーディング補正処理ステップで使用する該ラインメモリの所定量を該シェーディング補正処理ステップと前記像域分離処理ステップ及び前記画像調整処理ステップとでタイミングをずらして共用させるメモリ利用タイミング切り替え処理ステップと、を有していることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の画像処理方法。
  10. コンピュータに、原稿を読み取って画像データを入力する原稿読み取り処理と、該原稿読み取り処理で入力される画像データから複数のラインメモリを使用して画像特徴量を画素単位で抽出する像域分離処理と、該像域分離処理での抽出結果に基づいて画像データに対して所定の設定パラメータを用いて画像加工を施す画像加工処理と、所定のパターン画像の記録されている原稿を該原稿読み取り処理で読み取ったパターン原稿画像データに基づいて複数のラインメモリを使用して該画像加工処理での該設定パラメータを調整する画像調整処理と、該像域分離処理と該画像調整処理とで共通のラインメモリを切り替えて使用させる切り替え処理と、を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  11. 請求項10記載の画像処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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