JP6560942B2 - 画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム Download PDF

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本発明は、画像形成装置、並びにその画像形成装置に適用される制御方法及び制御プログラムに関し、特に原稿やそのサイズの検知技術に関する。
複写機や複合機等の画像形成装置として、原稿台に置かれた原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知装置を備えたものが多く存在する。そして、この様な原稿サイズの検知は、原稿読取り時のスキャン領域や印刷時の用紙サイズを決定するために必要とされている。
しかし、この原稿サイズ検知装置は、通常、予め設定された原稿サイズ(主に規格サイズ。以下、「検知可能サイズ」と称す。)のみを検知の対象としている。従って、規格外サイズの原稿が原稿台に置かれた場合や、原稿台に原稿が置かれていない場合、原稿サイズ検知装置は、原稿サイズを検知することができない。
このため、原稿サイズ検知装置が原稿サイズを検知することができない場合、操作パネルへの表示等により、ユーザに原稿サイズの指定を促すことが、従来から行われている。
特開2000−181323号公報
しかしながら、上述した従来の画像形成装置は、原稿サイズを指定するという煩わしい操作をユーザに強いることになっている。このため、ユーザは、次の様な画像形成装置を望んでいる。即ち、たとえ原稿サイズ検知装置が原稿サイズを検知することができない場合でも、ユーザに原稿サイズの指定を促すことなく、原稿の読取りが実行され、且つ、読み取られた画像が所望サイズの用紙に印刷されることを、ユーザは望んでいる。
原稿サイズの検知が可能な自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、自動原稿送り装置にて原稿サイズが検知されない場合に、別の手段により原稿サイズを自動検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、自動原稿送り装置が、自身に原稿がセットされたか否かを判別するための機械的な機構を持っている。そして、その機構により「原稿がセットされている」と判断されたときにのみ(即ち、原稿が確実に存在するときにのみ)、自動原稿送り機構は、原稿サイズの自動検出と原稿の読取りとを実行する。
一方、自動原稿送り装置とは異なり、原稿台に原稿がセットされたか否かを機械的に判別することは困難である。このため、原稿台を用いて画像形成を行う場合において、原稿サイズ検知装置にて原稿サイズが検知されないとき、そのことが、原稿サイズが検知可能サイズでないことに起因しているのか、原稿台に原稿が置かれていないことに起因しているのかが、不明である。従って、原稿サイズ検知装置にて原稿サイズが検知されないからといって、単に、提案されている従来の自動検出技術を適用するとすれば、原稿台に原稿が置かれていないにも拘らず、原稿サイズの自動検出と原稿の読取りとが実行されてしまうことになる。即ち、画像形成装置に無駄な動作を強いることになる。
そこで本発明の目的は、原稿台に置かれた原稿の読取りを効率良く実行することが可能な画像形成装置、並びにその画像形成装置に適用される制御方法及び制御プログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、原稿検知部と、画像入力装置と、制御部とを備える。原稿検知部は、原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。画像入力装置は、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取る。そして、制御部は、原稿台に原稿が置かれていると原稿検知部が判断したとき、画像入力装置に画像の読取りを実行させる。
上記画像形成装置によれば、原稿検知部において、原稿台に原稿が置かれているか否かの判断が、精度良く実行されることになる。即ち、原稿検知部にて「原稿が置かれている」と判断されたとき、原稿台には、高い確率で原稿が置かれていることになる。よって、原稿台に原稿が置かれていないにも拘らず、制御部が画像入力装置に原稿の読取りを実行させるといった無駄がなくなる。
上記画像形成装置の具体的な構成において、画像形成装置は、操作部を更に備える。そして、ユーザの操作に応じて生成される信号には、ユーザによる操作部の操作に応じて生成される第1信号が含まれる。原稿検知部は、第1信号を受信したとき、原稿台に原稿が置かれていると判断する。
上記画像形成装置の他の具体的な構成において、画像形成装置は、開閉検知部を更に備える。開閉検知部は、原稿台に置かれた原稿を抑える原稿抑えカバーの開閉を検知する。そして、ユーザの操作に応じて生成される信号には、開閉検知部が原稿抑えカバーの開閉を検知したときに生成する第2信号が含まれる。原稿検知部は、第2信号を受信したとき、原稿台に原稿が置かれていると判断する。
上記画像形成装置の他の具体的な構成において、ユーザの操作に応じて生成される信号には、ユーザの操作が、それまでに実行した操作を無効にする操作であったときに、その操作に応じて生成される第3信号が含まれる。そして、原稿検知部は、第3信号を受信したとき、原稿台に原稿が置かれていないと判断する。
これらの具体的な構成によれば、原稿検知部において、原稿台に原稿が置かれているか否かの判断が、簡易な方法であるにも拘らず高い精度で実行されることになる。
上記画像形成装置の更なる他の具体的な構成において、画像形成装置は、処理開始ボタンを更に備える。そして、原稿台に原稿が置かれていないと原稿検知部が判断したとき、制御部は、処理開始ボタンが押されたか否かを判断する。そして、処理開始ボタンが押されたと制御部が判断したとき、制御部は、画像入力装置に画像の読取りを実行させる。この構成によれば、原稿検知部にて「原稿台に原稿が置かれていない」と判断された場合であっても、原稿の読取りを実行させることが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の制御方法は、判断ステップ及び読取り実行ステップを有する。判断ステップでは、原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを、原稿検知部に判断させる。判断ステップの実行により、原稿台に原稿が置かれていると原稿検知部が判断したとき、読取り実行ステップにおいて、画像入力装置に、原稿台に置かれている原稿の画像の読取りを実行させる。
本発明に係る制御プログラムは、画像形成装置に、判断ステップ及び読取り実行ステップを実行させる。判断ステップでは、原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを、原稿検知部に判断させる。判断ステップの実行により、原稿台に原稿が置かれていると原稿検知部が判断したとき、読取り実行ステップにおいて、画像入力装置に、原稿台に置かれている原稿の画像の読取りを実行させる。
本発明に係る画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラムによれば、原稿台に置かれた原稿の読取りを効率良く実行することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置について、コピーモードが選択されているときの動作を示したブロック図である。 原稿サイズ判定部の構成を示したブロック図である。 原稿サイズ判定部による判定処理の説明に用いられる画像データの図(a)〜(c)である。 コピーモードが選択されているときに画像形成装置において実行される制御の流れを示したフローチャートである。 原稿検知処理にて実行される制御の流れを示したフローチャートである。 画像形成装置について、イメージ送信モードが選択されているときの動作を示したブロック図である。 イメージ送信モードが選択されているときに画像形成装置において実行される制御の流れを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って具体的に説明する。
[1]第1の実施形態
[1−1]画像形成装置の構成
図1に示される様に、画像形成装置は、画像入力装置1、画像処理装置2、画像出力装置3、操作部4、送受信装置5、記憶部6、制御部7、及び原稿検知部8を備える。この画像形成装置は、様々な動作モード(コピーモード、プリンタモード、ファクシミリ送受信モード、イメージ送信モードなど)を持った複合機である。尚、図1は、コピーモードが選択されたときの画像形成装置の動作を示している。
≪画像入力装置≫
画像入力装置1は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を光学的に読み取る装置である。画像入力装置1は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサを持ったスキャナであり、読取り可能な最大領域(例えば、A3の原稿サイズに対応した領域など)についての読取り(走査)を実行することができる。具体的には、画像入力装置1は、原稿から反射してきた光をR(赤)、G(緑)、B(青)の3色に分解すると共に、分解後の光をそれぞれ電気信号(以下、「RGBアナログ信号」と称す。)に変換する。RGBアナログ信号は、画像処理装置2に入力される。
画像入力装置1の動作は、以下に説明する原稿検知部8での検知結果に応じて、制御部7により制御される。ここで、制御部7は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)により構成される。
≪原稿検知部≫
原稿検知部8は、原稿台に原稿が置かれているか否かを判断する。そして、「原稿が置かれている」と原稿検知部8が判断したとき、原稿検知部8は、原稿を検知したものとして検知結果を出力する。具体的な検知方法は、以下の通りである。
第1の検知方法として、原稿検知部8は、原稿台に置かれた原稿のサイズを原稿サイズ検知装置(図示せず)が検知したとき、その検知結果の信号を受けて「原稿が置かれている」と判断する。一例として、原稿サイズ検知装置は、画像入力装置1に設けられた光電変換素子(フォトトランジスタ等)により構成されており、原稿台に置かれた原稿について、主走査方向のサイズ及び副走査方向のサイズをそれぞれ検知する。
即ち、第1の検知方法では、原稿サイズ検知装置が、ユーザの操作に応じた信号(ここでは、検知結果の信号)を生成する信号生成部として機能し、原稿検知部8は、その信号生成部にて生成された信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。
第2の検知方法として、原稿検知部8は、ユーザが操作部4(タッチパネルや操作ボタン等)を操作したとき、「原稿が置かれている」と判断する。具体的には、ユーザが操作部4を操作することにより、ユーザからの何らかの指令を制御部7が受け取ったとき、制御部7は、指令受取信号を原稿検知部8へ向けて送信する。そして、原稿検知部8は、指令受取信号を受信したとき、「原稿が置かれている」と判断する。
一例として、制御部7は、コピーモード、イメージ送信モード、ファクシミリ送信モード等の動作モードの選択に応じた指令を受け取ったとき、指令受取信号を送信する。他の例として、制御部7は、原稿の種類の選択、色(カラー又は白黒)の選択、複数の原稿の画像を1枚の原稿に集約させる処理(以下、「ページ集約処理」と称す。)の選択等に応じた指令を受け取ったとき、指令受取信号を送信する。更なる他の例として、制御部7は、送信先の入力や選択に応じた指令を受け取ったとき、指令受取信号を送信する。ここで、「選択」とは、操作部4を通じて実行されるユーザによる選択を意味する。
即ち、第2の検知方法では、制御部7が、ユーザの操作に応じた信号(ここでは、指令受取信号)を生成する信号生成部として機能し、原稿検知部8は、その信号生成部にて生成された信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。尚、第2の検知方法において、操作部4自身が、信号生成部として、ユーザによる操作部4の操作に応じた信号を生成してもよい。
第3の検知方法として、原稿検知部8は、ユーザが原稿抑えカバー(図示せず)を開閉させたとき、「原稿が置かれている」と判断する。具体的には、原稿台又は原稿抑えカバーには、原稿抑えカバーの開閉を検知する開閉検知部102が設けられている。そして、原稿検知部8は、開閉検知部102が原稿抑えカバーの開閉を検知したとき、その検知結果の信号を受けて「原稿が置かれている」と判断する。一例として、開閉検知部102は、原稿抑えカバーの開閉時に機械的に切り替わるスイッチである。
即ち、第3の検知方法では、開閉検知部102が、ユーザの操作に応じた信号(ここでは、検知結果の信号)を生成する信号生成部として機能し、原稿検知部8は、その信号生成部にて生成された信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。
第4の検知方法として、原稿検知部8は、制御部7が画像形成装置を省エネモードから通常モードへ復帰させたとき、「原稿が置かれている」と判断する。一例として、通常モードへの復帰は、ユーザによる操作部4の操作の開始等により、実行される。このとき、制御部7は、省エネモードから復帰させたことを示す復帰信号を生成する。
即ち、第4の検知方法では、制御部7が、ユーザの操作に応じた信号(ここでは、復帰信号)を生成する信号生成部として機能し、原稿検知部8は、その信号生成部にて生成された信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。
第5の検知方法として、原稿検知部8は、原稿送り装置(図示せず)に原稿が置かれたとき、「原稿が置かれている」と判断する。具体的には、原稿送り装置には、原稿の有無を機械的に検知する検知スイッチが設けられている。そして、原稿検知部8は、検知スイッチが原稿を検知したとき、その検知結果の信号を受けて「原稿が置かれている」と判断する。
即ち、第5の検知方法では、検知スイッチが、ユーザの操作に応じた信号(ここでは、検知結果の信号)を生成する信号生成部として機能し、原稿検知部8は、その信号生成部にて生成された信号に基づいて、原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する。
第1及び第5の検知方法によれば、原稿台に置かれた原稿が、機械的且つ直接的に検知される。一方、第2〜第4の検知方法によれば、原稿台に置かれた原稿が、制御部7や開閉検知部102を通じて間接的に検知されることになる。そして、原稿検知部8は、原稿台に原稿が置かれているか否かを判断する際、上述した第1〜第5の検知方法の何れか1つを用いてもよいし、上述した第1〜第5の検知方法の幾つか又は全てを組み合わせて用いてもよい。
尚、原稿検知部8による原稿の検知方法は、第1〜第5の検知方法に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。又、原稿検知部8は、次の様な判断を行ってもよい。即ち、ユーザが、例えばキャンセルボタンやリセットボタン、ホームボタン等の操作ボタンを押すことにより、それまでに実行された操作を無効にする指令を制御部7が受け取ったとき、制御部7は、指令受取信号を原稿検知部8へ向けて送信する。そして、原稿検知部8は、指令受取信号を受信したとき、「原稿が置かれていない」と判断する。
上述した検知方法により原稿検知部8が「原稿が置かれている」と判断したとき、その検知結果を受けて、制御部7は、原稿台に置かれた原稿の読取りを画像入力装置1に実行させる。又、上述した検知方法により原稿検知部8が「原稿が置かれていない」と判断したときであっても、ユーザが、コピー、イメージ送信、ファクシミリ送信等の処理を開始させるべく、処理開始(スタート)ボタン101を押したときには、制御部7は、原稿台に置かれた原稿の読取りを画像入力装置1に実行させる。詳細について、後述の制御方法にて説明する。
≪画像処理装置(コピーモード選択時の動作)≫
画像入力装置1により原稿の読込みが実行された場合、画像処理装置2は、画像入力装置1にて生成されたRGBアナログ信号に基づいて画像処理を実行する。このとき実行される画像処理は、画像形成装置にて選択されている動作モード(コピーモード、ファクシミリ送受信モード、イメージ送信モードなど)に応じて異なる。
ここでは、図1を参照して、コピーモードが選択されているときの画像処理装置2の動作について説明する。このときの画像処理装置2では、A/D変換部201、シェーディング補正部202、入力処理部203、圧縮処理部204、伸張部205、原稿サイズ判定部206、原稿切出し部207、原稿自動判別部208、領域分離部209、下地除去処理部210、色補正部211、黒生成/下色除去部212、空間フィルタ部213、変倍処理部214、出力階調補正部215、及び中間調生成部216の各々が処理を実行する。尚、画像処理装置2の各部で実行される処理や、信号や画像データの受渡し等の動作は、制御部7により制御される。
<A/D変換部>
A/D変換部201は、画像処理装置2に入力されたRGBアナログ信号を、デジタル信号に変換することにより、RGBの3色で構成された画像データ(以下、「RGB画像データ」と称す。)を生成する。
<シェーディング補正部>
シェーディング補正部202は、A/D変換部201にて生成されたRGB画像データから、画像入力装置1の照明系、結像系、及び撮像系の各々で生じた歪みを取り除く。
<入力処理部>
入力処理部203は、シェーディング補正後のRGB画像データに対して、γ補正処理を施す。
<圧縮処理部>
圧縮処理部204は、γ補正後のRGB画像データを、例えば、JPEG圧縮アルゴリズムに基づいてJPEGコードに圧縮する。
圧縮後のRGB画像データ(以下、「圧縮画像データ」と称す。)は、記憶部6に格納される。そして、記憶部6に格納された圧縮画像データは、ファイリングデータとして、制御部7により管理される。又、画像形成装置にて画像形成が実行される場合、記憶部6から圧縮画像データが読み出される。
<伸張部>
伸張部205は、記憶部6から読み出された圧縮画像データに対して、復号化処理を施す。以下、復号化処理により生成されたRGB画像データを、特に断らない限り、単に「RGB画像データ」と呼ぶことにする。
<原稿サイズ判定部>
原稿サイズ判定部206は、伸張部205にて生成されたRGB画像データに基づき、画像入力装置1で読み取った原稿(以下、「読取り原稿」と称す。)のサイズを判定する。尚、この判定は原稿検知部8にて「原稿が置かれている」と判断されたときや、原稿検知部8にて「原稿が置かれていない」と判断されたときであっても、ユーザが処理開始(スタート)ボタン101を押したときに、実行される。
具体的には、原稿検知部8にて「原稿が置かれている」と判断されたときや、処理開始(スタート)ボタン101が押されたとき、制御部7は、画像入力装置1に、読取り可能な最大領域についての読取りを実行させる。これによって得られるRGB画像データには、読み取られた原稿のサイズにもよるが、図3(a)に示される様に原稿以外の領域のデータが含まれることになる。そして、その様なRGB画像データに対して、原稿サイズ判定部206はサイズの判定を行う。より具体的には、以下の通りである。
図2に示される様に、原稿サイズ判定部206では、2値化処理部206a、座標点算出部206b、及び原稿サイズ算出部206cが、順に処理を実行する。先ず、2値化処理部206aは、RGB画像データをグレースケールに変換した後、変換後の画像データに対して閾値処理を施す(図3(b)参照)。例えば、2値化処理部206aは、変換後の画像データ(256階調)を構成する各画素について、階調(画素値)が閾値以上である場合にはその階調を255(白)に変換し、階調が閾値より小さい場合にはその階調を0(黒)に変換する。
次に、座標点算出部206bは、2値化処理後の画像データにおいて、階調が0(黒)である領域を全て含む長方形領域Raを設定する(図3(b)参照)。このとき、長方形領域Raは、その面積が最小となる様に設定されることが好ましい。そして、座標点算出部206bは、設定した長方形領域Raが持つ4つの頂点T1〜T4について、それらの座標を算出する(図3(c)参照)。尚、長方形領域Raの設定方法は、これに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。又、長方形領域Raの設定方法として、公知の様々な方法(例えば、特開2012−5062号公報参照)を使用することができる。
その後、原稿サイズ算出部206cは、座標点算出部206bにより設定された長方形領域Raの大きさに近い原稿サイズを、頂点T1〜T4の座標に基づいて算出する。一例として、原稿サイズ算出部206cは、予め設定された原稿サイズ(A4やB4等の規格サイズ、名刺サイズ、はがきサイズ、レターサイズ等)の各々について、読取り解像度に応じた縦横それぞれの画素数を記憶しておく。そして、原稿サイズ算出部206cは、頂点T1〜T4から算出した縦横それぞれの画素数を、記憶している画素数と比較することにより、予め設定された原稿サイズの中から近いものを1つ選択する。尚、原稿サイズ算出部206cは、近いものを選択することが困難であると判断した場合、読取り原稿は不定形サイズであると判定してもよい。
上述した原稿サイズ判定部206によれば、原稿台に置かれた原稿の画像に相当する部分がRGB画像データから抽出されると共に、その部分の大きさに応じた適切な原稿サイズが算出されることになる。
<原稿切出し部>
原稿切出し部207は、原稿サイズ判定部206の座標点算出部206bにより算出された4つの頂点T1〜T4に基づいて、RGB画像データから、長方形領域Ra(図3(b))を含むと共にその長方形領域Raに近い原稿サイズの大きさを持った領域を切り出す。そして、原稿切出し部207は、切り出した領域を新たなRGB画像データとして出力する。即ち、原稿切出し部207により、原稿台に置かれた原稿の画像に相当する部分がRGB画像データから切り出される。
<原稿自動判別部>
原稿自動判別部208は、原稿切出し部207から出力されたRGB画像データに基づき、読取り原稿が、カラー原稿であるのか、或いは、白黒原稿であるのかを判別する。この判別処理は、自動カラー判別(ACS:Auto Color Selection)処理と呼ばれる。判別結果のデータは、原稿自動判別部208から出力されると共に、記憶部6に格納される。そして、その判別結果のデータ(原稿判別データ)は、必要に応じて、記憶部6から読み出されると共に、下地除去処理部210、色補正部211、黒生成/下色除去部212、空間フィルタ部213、及び中間調生成部216にて使用される。
尚、原稿自動判別部208は、自動カラー判別処理に加えて、或いは、その処理に代えて、次に様な処理を実行してもよい。即ち、原稿自動判別部208は、原稿切出し部207から出力されたRGB画像データに基づき、読取り原稿がブランク原稿であるか否か(無地の原稿であるか否か)を判別する処理や、読取り原稿が、文字原稿、印刷写真原稿、或いは、文字と印刷写真とが混在した原稿の何れであるのかを判別する処理、更には、読取り原稿の下地の濃さを判別する処理を実行してもよい。
<領域分離部>
領域分離部209は、原稿自動判別部208による判別処理後のRGB画像データに基づき、その画像データを構成する各画素について、その画素が属する画像領域の種類を判別する。ここで、画像領域には、黒文字領域、色文字領域、網点領域等の種類が存在する。判別結果のデータは、領域分離部209から出力されると共に、記憶部6に格納される。そして、その判別結果のデータ(領域分離データ)は、必要に応じて、記憶部6から読み出されると共に、黒生成/下色除去部212、空間フィルタ部213、及び中間調生成部216にて使用される。
<下地除去処理部>
下地除去処理部210は、原稿自動判別部208による判別処理後のRGB画像データに対して、下地除去処理を施す。具体的に、下地除去処理部210は、原稿自動判別部208での判別結果(原稿判別データ)や、ユーザによる操作部4の操作により指定された下地除去レベルに基づいて、下地除去処理を実行する。
<色補正部>
色補正部211は、下地除去処理部210による処理後のRGB画像データを、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の3色で構成される画像データ(以下、「CMY画像データ」と称す。)に変換する。即ち、色空間を、RGB空間から、補色の関係にあるCMY空間に変換する。即ち、色補正部211は、RGB画像データに対して、色再現性を高める処理を施す。このとき、原稿自動判別部208での判別結果(原稿判別データ)が、必要に応じて使用される。
<黒生成/下色除去部>
黒生成/下色除去部212は、色補正部211にて生成されたCMY画像データを、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色で構成される画像データ(以下、「CMYK画像データ」と称す。)に変換する。即ち、色空間を、CMY空間からCMYK空間に変換する。このとき、原稿自動判別部208及び領域分離部209での判別結果(原稿判別データ及び領域分離データ)が、必要に応じて使用される。
<空間フィルタ部>
空間フィルタ部213は、黒生成/下色除去部212にて生成されたCMYK画像データに対して、強調処理や平滑化処理等の処理を施す。このとき、原稿自動判別部208及び領域分離部209での判別結果(原稿判別データ及び領域分離データ)が、必要に応じて使用される。
<変倍処理部>
変倍処理部214は、空間フィルタ部213による処理後のCMYK画像データに対して、変倍処理を施す。一例として、ユーザが操作部4を操作することにより、倍率が指定されたとき、変倍処理部214は、指定された倍率でCMYK画像データを拡大又は縮小させる。他の例として、ユーザが操作部4を操作することにより、ページ集約処理で集約させる原稿の枚数が指定された場合、変倍処理部214は、指定された枚数に応じた倍率(予め設定された倍率)でCMYK画像データを拡大又は縮小させる。更なる他の例として、ユーザが操作部4を操作することにより、縁なし印刷等の印刷方法が指定された場合、変倍処理部214は、指定された印刷方法に応じた倍率(予め設定された倍率)でCMYK画像データを拡大又は縮小させる。尚、倍率によっては(例えば等倍率の場合)、変倍処理部214による変倍処理は実行されなくてもよい。
<出力階調補正部>
出力階調補正部215は、CMYK画像データに対して、これを用紙等の記録媒体に出力したときに出力画像が適切な明るさを持つことができる様に、出力γ補正処理を施す。
<中間調生成部>
中間調生成部216は、出力階調補正部215による処理後のCMYK画像データに対して、これを用紙等の記録媒体に出力したときに出力画像が読取り原稿の画像の階調を再現することができる様に、階調再現処理を施す。このとき、原稿自動判別部208及び領域分離部209での判別結果(原稿判別データ及び領域分離データ)が、必要に応じて使用される。
≪画像出力装置≫
画像出力装置3は、中間調生成部216による処理後のCMYK画像データに基づいて、用紙への画像形成を実行する。このとき、使用する用紙として、原稿サイズ判定部206にて決められたサイズ(図2参照)のものが選択される。画像出力装置3は、電子写真方式プリンタやインクジェット方式プリンタ等、用紙に画像を印刷する装置である。尚、用紙には、普通紙、厚紙、OHPフィルム等、シート状の種々の記録媒体が含まれる。
[1−2]画像形成装置の制御方法
次に、上述した画像形成装置において制御部7が実行する制御について説明する。図4及び図5に示される様に、制御部7は、先ず、原稿検知処理(ステップS1)を実行する。具体的には、以下の通りである。
原稿検知処理(ステップS1)が開始されると、制御部7は、原稿台に原稿が置かれているか否かを原稿検知部8に判断させる(ステップS11)。そして、「原稿が置かれている」と原稿検知部8が判断したとき、原稿検知部8は、原稿を検知したものとして検知結果を出力する。具体的な検知方法として、上述した第1〜第5の検知方法の何れか1つが用いられてもよいし、上述した第1〜第5の検知方法の幾つか又は全てを組み合わせたものが用いられてもよい。
ステップS11の実行により、原稿検知部8が「原稿が置かれている」と判断したとき、その検知結果を受けて、制御部7は、原稿検知処理(ステップS1)を終了して、図4に示される次の画像入力処理(ステップS2)を開始する。一方、原稿検知部8が「原稿が置かれていない」と判断したとき、制御部7は、ユーザにより処理開始(スタート)ボタン101が押されたか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12にて「処理開始(スタート)ボタン101が押された」と制御部7が判断したとき、制御部7は、原稿検知処理(ステップS1)を終了して、図4に示される次の画像入力処理(ステップS2)を開始する。一方、ステップS12にて「処理開始(スタート)ボタン101が押されていない」と制御部7が判断したとき、制御部7は、ステップS11に戻り、再び原稿検知処理(ステップS1)を実行する。
画像入力処理(ステップS2)では、制御部7は、原稿台に置かれた原稿の読取りを画像入力装置1に実行させる。具体的には、制御部7は、読取り可能な最大領域についての読取りを、画像入力装置1に実行させる。
ステップS2の実行後、制御部7は、画像処理装置2に、図1に示された画像処理を実行させる(ステップS3)。詳細は、上述した「画像処理装置(コピーモード選択時の動作)」にて説明した通りである。そして、ステップS3の実行後、制御部7は、画像処理装置2から出力されるCMYK画像データに基づいて、画像出力装置3に、用紙への画像形成を実行させる(ステップS4)。このとき、使用する用紙として、原稿サイズ判定部206にて決められたサイズのものが選択される。
尚、上述した制御は、画像形成装置に制御プログラムを実行させることにより、実現されてもよい。そして、その様な制御プログラムは、読み取り可能な状態で記録媒体(ハードディスクやメモリカード等)に記録されていてもよい。
本実施形態の画像形成装置及びその制御方法によれば、原稿検知部8において、原稿台に原稿が置かれているか否かの判断が、簡易な方法であるにも拘らず高い精度で実行されることになる。即ち、原稿検知部8にて「原稿が置かれている」と判断されたとき、原稿台には、高い確率で原稿が置かれていることになる。よって、原稿台に原稿が置かれていないにも拘らず、制御部7が画像入力装置1に原稿の読取りを実行させるといった無駄がなくなり、従って、原稿台に置かれた原稿の読取りが効率良く実行されることになる。
又、従来は、原稿台において原稿を置く位置が予め決められていた。そして、その位置からずれた位置に原稿が置かれた場合、その原稿が、実際のサイズより大きいサイズのものとして検知され、その結果として、原稿サイズより大きいサイズの用紙に画像が印刷されるという不具合が生じる虞があった。しかし、本実施形態の画像形成装置及びその制御方法によれば、この様な不具合が解消されると共に、原稿台への原稿の置き方について自由度が増すことになる。
即ち、原稿検知部8にて「原稿が置かれている」と判断されたときや、原稿検知部8にて「原稿が置かれていない」と判断されたときであっても、処理開始(スタート)ボタン101が押されたとき、制御部7は、画像入力装置1に、読取り可能な最大領域についての読取りを実行させる。そして、原稿サイズ判定部206により、原稿台に置かれた原稿の画像に相当する部分がRGB画像データから抽出されると共に、その部分の大きさに応じた適切な原稿サイズが算出されることになる。又、原稿切出し部207により、原稿台に置かれた原稿の用紙サイズに相当する部分がRGB画像データから切り出される。よって、原稿台への原稿の置き方に拘らず(原稿台から原稿がはみ出ない置き方であることが好ましい。)、その原稿の画像に応じた適切なサイズの用紙に、その画像が印刷されることになる。
[2]第2の実施形態
上述した画像形成装置にて実行される原稿検知処理(ステップS1)及び画像入力処理(ステップS2)は、画像形成装置の動作モードとしてコピーモードが選択されている場合に限らず、原稿の読取りが必要な他の動作モード(イメージ送信モードやファクシミリ送受信モード等)が選択されている場合にも適用することができる。
そして、他の動作モードにおいても、画像入力処理(ステップS2)の実行後、画像入力装置1にて生成されたRGBアナログ信号に基づいた画像処理が、画像処理装置2にて実行される。以下では、図6を参照して、イメージ送信モードが選択されているときの画像処理装置2の動作について説明する。
≪画像処理装置(イメージ送信モード選択時の動作)≫
イメージ送信モードが選択されているときの画像処理装置2では、A/D変換部201、シェーディング補正部202、入力処理部203、圧縮処理部204、伸張部205、原稿サイズ判定部206、原稿切出し部207、原稿自動判別部208、領域分離部209、下地除去処理部210、色補正部211、空間フィルタ部213、変倍処理部214、出力階調補正部215、及びフォーマット化処理部217の各々が処理を実行する。尚、色補正部211、空間フィルタ部213、変倍処理部214、出力階調補正部215、及びフォーマット化処理部217以外の各部が実行する処理は、コピーモード選択時の処理と同じであるので、説明を省略する。
<色補正部>
色補正部211は、下地除去処理部210による処理後のRGB画像データについて、色空間を、RGB空間から、一般的に普及した表示装置の表示特性に適合した色空間(例えば、sRGB色空間)に変換する。変換後の画像データは、黒生成/下色除去部212での処理を受けずに、そのまま空間フィルタ部213に入力される。以下では、この色空間の変換により生成される画像データを「R’G’B’画像データ」と称す。
<空間フィルタ部>
空間フィルタ部213は、色補正部211にて生成されたR’G’B’画像データに対して、強調処理や平滑化処理等の処理を施す。このとき、原稿自動判別部208及び領域分離部209での判別結果(原稿判別データ及び領域分離データ)が、必要に応じて使用される。
<変倍処理部>
変倍処理部214は、空間フィルタ部213による処理後のR’G’B’画像データに対して、変倍処理を施す。具体的な処理の例は、コピーモード選択時に変倍処理部214が実行する処理の例と同じであるので、説明を省略する。尚、倍率によっては(例えば等倍率の場合)、変倍処理部214による変倍処理は実行されなくてもよい。
<出力階調補正部>
出力階調補正部215は、R’G’B’画像データに対して、画像が適切な明るさを持つことができる様に、出力γ補正処理を施す。処理後のR’G’B’画像データは、中間調生成部216での処理を受けずに、そのままフォーマット化処理部217に入力される。
<フォーマット化処理部>
フォーマット化処理部217は、出力階調補正部215による処理後のR’G’B’画像データについて、そのファイル形式をPDF(Portable Document Format)に変換する。このとき、その画像データの原稿サイズとして、原稿サイズ判定部206にて決められたサイズ(図2参照)のものが選択される。
≪送受信装置≫
送受信装置5は、ネットワークを介して画像データの送受信を行う。具体的には、送受信装置5は、パーソナルコンピュータ等の外部接続装置から画像データを受信する機能と、外部接続装置へ画像データを送信する機能とを備える。送受信装置5が受信した画像データは、例えば、記憶部6に格納される。
送信の例として、送受信装置5は、フォーマット化処理部217にて生成されたPDFファイルを、図示しないメール処理部にて電子メールに添付された状態で、ネットワーク網や通信回線を通じて外部接続装置へ送信する。
≪画像形成装置の制御方法≫
図7に示される様に、制御部7は、先ず、原稿検知処理(ステップS1)を実行する。原稿検知処理の詳細は、上記実施形態と同様(図5参照)であるので、説明を省略する。その後、画像入力処理(ステップS2)が開始されると、制御部7は、原稿台に置かれた原稿の読取りを画像入力装置1に実行させる。具体的には、制御部7は、読取り可能な最大領域についての読取りを、画像入力装置1に実行させる。
ステップS2の実行後、制御部7は、画像処理装置2に、図6に示された画像処理を実行させる(ステップS5)。詳細は、上述した「画像処理装置(イメージ送信モード選択時の動作)」にて説明した通りである。そして、ステップS5の実行後、制御部7は、画像処理装置2から出力されるPDFファイルの送信を、送受信装置5に実行させる(ステップS6)。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 画像入力装置
2 画像処理装置
3 画像出力装置
4 操作部
5 送受信装置
6 記憶部
7 制御部
8 原稿検知部
101 処理開始(スタート)ボタン
102 開閉検知部
201 A/D変換部
202 シェーディング補正部
203 入力処理部
204 圧縮処理部
205 伸張部
206 原稿サイズ判定部
206a 2値化処理部
206b 座標点算出部
206c 原稿サイズ算出部
207 原稿切出し部
208 原稿自動判別部
209 領域分離部
210 下地除去処理部
211 色補正部
212 黒生成/下色除去部
213 空間フィルタ部
214 変倍処理部
215 出力階調補正部
216 中間調生成部
217 フォーマット化処理部
Ra 長方形領域
T1〜T4 頂点

Claims (8)

  1. 原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、前記原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する原稿検知部と、
    前記原稿台に置かれた原稿の画像を読み取る画像入力装置と、
    前記原稿台に原稿が置かれていると前記原稿検知部が判断した場合に、前記画像入力装置に画像の読取りを実行させる制御部と、
    操作部と、
    を備え
    前記信号は、ユーザによる前記操作部の操作に応じて生成される第1信号を含み、
    前記原稿検知部は、前記第1信号を受信した場合に、前記原稿台に原稿が置かれていると判断する、画像形成装置。
  2. 前記第1信号は、前記制御部が、前記操作部の操作によるユーザからの指令を受け取った場合に前記原稿検知部へ向けて送信する指令受取信号である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿台に置かれた原稿を抑える原稿抑えカバーの開閉を検知する開閉検知部を更に備え、
    前記信号は、前記開閉検知部が前記原稿抑えカバーの開閉を検知した場合に生成する第2信号を含み、
    前記原稿検知部は、前記第2信号を受信した場合に、前記原稿台に原稿が置かれていると判断する、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記信号は、ユーザの操作が、それまでに実行した操作を無効にする操作であった場合に、その操作に応じて生成される第3信号を含み、
    前記原稿検知部は、前記第3信号を受信した場合に、前記原稿台に原稿が置かれていないと判断する、請求項1〜3の何れか1つに記載の画像形成装置。
  5. 処理開始ボタンを更に備え、
    前記原稿台に原稿が置かれていないと前記原稿検知部が判断した場合、前記制御部は、
    前記処理開始ボタンが押されたか否かを判断し、
    前記処理開始ボタンが押されたと判断した場合に、前記画像入力装置に画像の読取りを実行させる、請求項1〜4の何れか1つに記載の画像形成装置。
  6. 原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、前記原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する判断ステップと、
    記原稿台に原稿が置かれていると前記判断ステップで判断された場合に、前記原稿台に置かれている原稿の画像の読取りを実行する実行ステップと、
    を有し、
    前記信号は、ユーザによる操作部の操作に応じて生成される第1信号を含み、
    前記判断ステップは、前記第1信号を受信した場合に、前記原稿台に原稿が置かれていると判断する、画像形成装置の制御方法。
  7. 画像形成装置に、
    原稿台に原稿が置かれた後のユーザの操作に応じて生成される信号に基づいて、前記原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する判断ステップと、
    記原稿台に原稿が置かれていると前記判断ステップで判断された場合に、前記原稿台に置かれている原稿の画像の読取りを実行する実行ステップと、
    を実行させ
    前記信号は、ユーザによる操作部の操作に応じて生成される第1信号を含み、
    前記判断ステップは、前記第1信号を受信した場合に、前記原稿台に原稿が置かれていると判断する、制御プログラム。
  8. 原稿台に原稿が置かれたか否かを判断する原稿検知部と、
    前記原稿台に置かれた原稿の画像を読み取る画像入力装置と、
    前記原稿台に原稿が置かれていると前記原稿検知部が判断した場合に、前記画像入力装置に画像の読取りを実行させる制御部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記原稿検知部は、前記制御部が前記画像形成装置を省エネモードから通常モードへ復帰させた場合に、前記原稿台に原稿が置かれていると判断する、画像形成装置。
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