JP2008078812A - 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 - Google Patents
画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008078812A JP2008078812A JP2006253360A JP2006253360A JP2008078812A JP 2008078812 A JP2008078812 A JP 2008078812A JP 2006253360 A JP2006253360 A JP 2006253360A JP 2006253360 A JP2006253360 A JP 2006253360A JP 2008078812 A JP2008078812 A JP 2008078812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image reading
- abnormality
- reading
- signal processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
【解決手段】基準白板を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、A/D変換回路15が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、可変ゲインアンプ14のゲインを制御するAGC回路17を内蔵する。AGC回路17は、自動ゲイン調整時以外にも1ライン毎の画像データの最大値を検出し、内蔵する異常検出回路19が、その1ライン毎の画像データの最大値を予め設定された異常検出レベルと比較し、その最大値が異常検出レベルより小さかった場合に、基準白板の読取異常を検出する。
【選択図】 図1
Description
また、ランプ7を点灯し、第1キャリッジ3および第2キャリッジ4をシートスルー用コンタクトガラス9の下方に停止させた状態で、簡略化して示す原稿搬送装置24によって原稿2′をシートスルー用コンタクトガラス9上を通して搬送し、その搬送される原稿2′の画像情報を読み取る読取方式を選択することも可能である。
そのデジタル画像データは、画像処理回路等を経てプリンタ等の出力装置に送られ、用紙にプリント出力されたり、あるいは記憶装置に送られて画像情報が記憶される場合等種々の利用形態があり、それぞれ画像読取装置の情報として使用される。
一般的には、基準白板の読み取りレベルが白レベル目標値になるように、後述する可変ゲインアンプ(VGA)のゲインを調整することによって白レベル調整が行われる。これは、画像読取信号処理IC内部のA/D変換器のダイナミックレンジを極力広い範囲で使用することを可能にするためである。
そのゲイン制御は、基準白板を読み取ったときの1ライン分の画像データ(A/D変換したデータ)のピーク値を検出し、それが予め設定した所定値(目標値)と比較してその差が公差内に入るように、ピーク値が大き過ぎる場合はゲインを下げ、小さ過ぎる場合はゲインを上げるように、各可変ゲインアンプのゲインを制御する。
この画象読取装置は、画像読取信号として赤(R),緑(G),青(B)の3原色に対応するアナログ画像信号RO,GO,BOを出力するカラーリニア・イメージセンサであるCCD60と、その各出力を入力して信号処理をする回路をIC(半導体集積回路)化した画像読取信号処理IC100と、その画像読取信号処理IC100が出力する3色のデジタル画像データDRO,DGO,DBOを入力する画像処理部101とからなる。
画像読取信号処理IC100は、その各入力信号RIN,GIN,BINに対して、コンデンサCr,Cg,Cbによる交流結合後の入力端子電位を規定するためのクランプ(CLMP)回路12R,12G,12Bと、CCD60からの画像読取信号成分のみを取り出すためのサンプルホールド(SH)回路13R,13G,13Bと、その各サンプルホールド後の信号を設定した増幅率で増幅する可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bと、それらによって増幅したアナログ信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路(ADC)15R,15G,15Bとを、各色ごとに1系統ずつ有している。
この画像読取信号処理IC100はさらに、内部の各回路の動作タイミングをとるためのタイミングジェネレータ及びインタフェース(TG&I/F)回路180を備えている。
なお、各可変ゲインアンプ14R,14G,14Bは、CPU105のデータ・アドレスバスを通して設定されたゲイン設定値を保持するレジスタを持っている。
前述した基準白板を読取った時に、画像読取信号処理IC100から出力される画像データDRO,DGO,DBOは、後段の画像処理部101の画像処理回路102に入力されるが、同時にピーク検出部110にも入力され、平均化回路103でノイズ除去のために平均化処理がなされた後、ピーク検出回路104で1ライン中の有効画像領域内でのピークレベルが検出される。
基準白板読み取り時のピークレベルが白レベル目標値±公差の範囲内になるまで、上記基準白板の読取画像データの検出と可変ゲインアンプ(VGA)へのゲイン設定値の演算及び設定を実行する。
画像読取装置の電源ON時に、ステップS1で各可変ゲインアンプ(VGA)へのゲイン初期値を設定する。ゲイン初期設定値としては固定値あるいは前回の調整の最終値等が考えられる。
各色ごとに、1ライン中のピークレベルが白レベル目標値の公差内になるまで上記の動作を繰り返し、全て目標値に収束すれば調整終了となる。
上記調整が終了した後は、基準白板の読取レベルは一定のレベル以上の出力に保たれているはずであるが、ランプやインバータの故障などの原因により、スキャン動作を行っているときにランプが不点灯になってしまった場合など、正常な原稿画像データが読み取れくなってしまう場合がある。
あるいは、図21のフローチャートに示すように、基準白板の読み取りを行った後、基準白板の読取レべルを確認して、基準白板の読取レベルが異常か否かを判断する。異常でなければ原稿の読み取りを行った後処理を終了し、異常であれば異常処理を行った後処理を終了するようにしてもよい。
基準白板を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、上記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、上記可変ゲインアンプのゲインを制御する自動ゲイン調整回路を内蔵する。
その自動ゲイン調整回路は、自動ゲイン調整時以外にも1ライン毎の画像データの最大値を検出する手段を有する。
さらに、その1ライン毎の画像データの最大値を予め設定された異常検出レベルと比較し、上記最大値が上記異常検出レベルより小さかった場合に、基準白板の読取異常を検出する異常検出回路を内蔵した。
また、上記異常検出回路は、上記基準白板の読取異常を検出したときには、その異常検出結果を単線信号として外部に出力する手段を有するようにしてもよい。
上記外部に出力する単線信号は画像読取信号処理ICに内蔵したLVDS回路のLVDS信号を利用することもできる。
その場合、上記1ライン毎の画像データの最大値を検出する領域およびタイミングの指定は、画像読取信号処理ICのレジスタによる設定若しくは外部からの制御信号、あるいはその両方を選択的に用いることができる。
この画像読取装置において、上記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときには画像読取動作を停止させる手段を有するとよい。
また、上記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときに、操作表示部に異常発生を表示する手段を有するようにしてもよい。
さらに、上記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したとき、異常発生を通信手段により外部に対して通報する手段を有するようにしてもよい。
この画像形成装置において、上記画像読取部の異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときには画像形成動作を停止させる手段を有するのが望ましい。
また、上記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときに、操作表示部に異常発生を表示する手段を有するとよい。
さらに、上記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したとき、異常発生を通信手段により外部に対して通報する手段を有するようにしてもよい。
これが、各請求項に係る発明に共通の効果であり、各従属項に係る特有の効果については、発明の各実施の形態の説明において述べる。
この発明による画像読取装置も、その走査光学系部分の構成は図17によって説明した従来例と同様なものでよい。
まず、この発明による画像読取信号処理IC及び画像読取装置の第1の実施形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
図1は、この発明による画像読取信号処理IC及び画像読取装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、図18と同じ部分には同一の符号を付している。この図1に示す画像読取信号処理IC10は、AGC回路17R,17G,17B及び異常検出回路19を設けた点以外は、図18に示した画像読取信号処理IC100と同じ構成である。
CCD60が出力する3原色に対応するアナログ画像信号RO,GO,BOは、それぞれコンデンサCr,Cg,Cbを介して画像読取信号処理IC10の各入力端子11R,11G,11Bに入力する。
その画像処理部30には、各色毎のデジタル画像データDRO,DGO,DBOを入力して、変倍処理、γ変換処理、色変換処理等の画像処理を行う画像処理回路32と、この画像処理回路32を含む画像読取装置全体を制御するCPU35を有している。
なお、各可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bは、AGC回路17R,17G,17Bによってそれぞれ設定されるゲイン設定値を保持するレジスタを持っている。
各色用のAGC回路17R,17G,17Bは全て同じ構成なので、図2ではAGC回路17として説明する。
このAGC回路17は、平均化回路171(省略可能)、ピーク検出回路172、白レベル目標値を記憶するレジスタ173、ゲイン演算回路174、減算回路175、およびゲインレジスタ176からなる。
このように、ゲインレジスタ176に設定された値がGainとして可変ゲインアンプ(VGA)に反映される。ゲイン演算回路174は、ゲート信号であるSHGT及びLGTが“L”の期間に上述の処理を行う。
ただし、平均化回路171を設けることにより、画像データのノイズの影響を低減し、ピーク検出回路172によるピークレべルの検出精度を向上させることが可能になる。
一例としては、以下のような調整動作が行われる。原稿読取装置に電源が投入されると、図17に示した第1、第2キャリッジ3,4のホーミング動作を行い、その位置制御が可能になる。キャリッジ駆動のイニシャライズ処理が終了後、ランプ7を点灯させ、第1キャリッジ3を基準白板8の下部に移動する。そして、基準白板8の反射光をCCD60(図17のCCD6に相当する)により読み取る。
ゲインの自動調整が終了したら、ランプ7を消灯して第1キャリッジ3を待機位置(ホームポジション)に移動させる。このような調整を実行した後、原稿読取動作が可能になる。
基準白板の読取レベルが異常であると判定した場合には、異常検出結果を特定のレジスタに保持する。
異常検出のレベルは、図1に示したCPU35によってCPU_IF(CS、SCLK、DI、DO)を介して予め異常検出レベルレジスタ191に設定される。
異常検出部192は例えば図5に示すように、比較回路1921とフリップフロップ回路(FF)1922からなる。
図6は、図1に示した画像読取装置による画像読取時の主走査方向の同期信号及びゲート信号とCCD出力画像データとの関係を示すタイミングチャートである。主走査同期信号LSYNCに同期して、CCD60から1ライン毎の読み取りが行われる。CCD60の1ラインごとの出力画像データのうち、図中の主走査ゲート信号LGTが“L”の期間が、CCD出力として有効な画像データの期間である。
したがって、原稿スキャン中のゲート信号SHGTが“L”の期間に基準白板のピークレベルの検出動作が実行される。
この実施形態においては、AGC動作が終了した後にゲート信号SHGTがアサートされた(“L”になった)場合には、AGC回路においては1ライン毎のピーク検出のみが実行される。
その確定したピークレべルのデータが、異常検出回路19の異常検出部192に入力され、図5に示した比較回路1921によって、予め異常検出レベルレジスタに設定された異常検出レベル(CPU_IFによるレジスタ設定)と比較される。
この実施形態によれば、CPU35によるソフトウエア処理によらず、画像読取信号処理IC10内の各AGC回路17R,17G,17Bによって、シェーディング補正等のために各色ごとの可変ゲインアンプ(VGA)14R,14G,14Bのゲイン調整(AGC)を行うことができ、異常検出回路19によって基準白板の読取レベル異常の検出を行えるので、CPU35の負荷低減と画像読取装置の立ち上げ時間の高速化を図り、後段の画像処理部30の構成を簡素化してコストの低減も図ることができる。この効果は、以後に説明する各実施形態に関しても共通である。
次に、この発明による画像読取信号処理IC及び画像読取装置の第2の実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。
図8はその画像読取信号処理IC及び画像読取装置の構成を示すブロック図、図9は図8におけるAGC回路と異常検出回路の構成例を示すブロック図である。これらの図において、図1及び図2と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
なお、図8における異常検出回路19とCPU35及び図9における異常検出部192は、図1における異常検出回路19とCPU35及び図2における異常検出部192とは若干相違しており、したがって画像読取信号処理IC10と画像処理部30も、図8と図1では若干相違するが、便宜上同一の符号を付している。
このように、異常検出回路19による異常検出結果を外部に出力するので、外部での異常検出を容易にし、異常発生時の異常処理を迅速に行うことが可能になる。
次に、この発明による画像読取信号処理IC及び画像読取装置の第3の実施形態について、図10を参照して説明する。
図10はその画像読取信号処理IC及び画像読取装置の構成を示すブロック図であり、図1及び図8と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
LVDS回路21は、パラレルデータを低振幅(低電圧)差動信号レベルのシリアルデータに変換して出力する。
次に、この発明による画像読取信号処理IC及び画像読取装置の第4の実施形態について、図11〜図14を参照して説明する。
図11はその画像読取信号処理IC及び画像読取装置の構成を示すブロック図、図12は図11におけるAGC回路と異常検出回路の構成例を示すブロック図である。これらの図において、第1の実施形態の図1,図2及び第2の実施形態の図8、図9と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
図12に示すAGC回路17におけるピーク検出回路172と、異常検出回路19の異常検出部192の機能も、図9に示したピーク検出回路172及び異常検出部192の機能と若干相違するが、便宜上同一の符号を付している。
これらの第2の基準白板22及び第3の基準白板23の配設位置は、CCD60による主走査方向の有効画像読取範囲内であって、原稿画像としての読取領域外である。この第2の基準白板22と第3の基準白板23のいずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
ゲート信号LGT2は、CCD60による1ライン毎の主走査方向の読み取り時における図13に示した第2の基準白板22と第3の基準白板23の読取期間を規定する信号である。
異常検出部192は、ゲート信号SHGTが“H”で副走査ゲート信号FGATEが“L”(原稿読取領域)のときにピーク検出回路172から送られるピークレベルのデータは、第2の基準白板22又は第3の基準白板23の読取画像データのピークレベルとして、設定された異常検出レベルと比較し、それより小さい場合は異常検出信号WERRを異常検出フラグレジスタに保持すると共に、外部に出力する。この動作がこの実施形態の特徴である。
また、シートスルースキャンの場合にも、原稿を副走査方向に搬送しながら読み取る時に、1ライン毎に第3の基準白板23を読み取って読取画像データのピークレベルを検出し、そのレベルが異常検出レベル以下になった場合には即時に異常の検出が行われる。
上述した各実施形態の画像読取信号処理ICにおいて、主走査及び副走査のタイミング信号を画像読取信号処理IC内で生成するために、タイミング設定用レジスタをもち、その設定によって内蔵のタイミングジェネレータ(TG)によってタイミング信号を生成することが可能になる。
また、異常検出回路19によって異常を検出した場合に、オペレータが操作の指示を行う画像読取装置の操作部に異常の発生を表示するようにするとよい。
さらに、異常検出回路19によって異常を検出した場合に、異常の発生を通信回線を通してサービスセンター等の遠隔管理装置に対して異常の発生を通報することもできる。それによって、異常処理の効率の改善を図ることが可能になる。
また、この発明はカラー画像読取装置だけでなく、モノクロの画像読取装置にも適用できる。
次に、この発明による画像形成装置の一実施形態を図15によって説明する。
図15はその画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置70は、この装置全体を制御するCPU71と、そのCPU71の動作プログラムを格納したROM72と、この装置の動作に関する各種のデータを格納するとともにCPU71のワーキングメモリともなるRAM73と、それらを接続するバス79とを有し、これらによってマイクロコンピュータを構成している。
操作表示部74は、この装置の動作状態等の情報を表示するLCD等のディスプレイと、オペレータが各種の入力操作を行うキーボード(タッチパネルも含む)等の入力装置を備えている。画像読取部75が基準白板の読取異常を検出したときに、その異常をこの操作表示部74のディスプレイに表示することができる。
画像形成部76は、そのページメモリ77に蓄積した画像データを記録紙に印刷するレーザプリンタやインクジェットプリンタ等のプロッタである。給紙部78は、その画像形成部76へ記録紙を給送するため装置であり、給紙トレイ、給紙ローラ、および搬送機構などからなる。
この画像形成装置70は、デジタル複写機、ファクシミリ装置、あるいはそれらの機能とプリンタ等の機能を複合化した複合機などのいずれでもよい。
図16は、この発明による画像形成装置(ここで「複写装置」とする)70を用いた遠隔管理システムの一例を示す構成図である。
図では、複写装置70を1台だけ示しているが、実際には多数の複写装置70をデータ通信装置81及び通信回線82を介して集中管理センターの管理装置(ホストコンピュータ)80に接続し、その管理装置80は通信回線83を介してサービス拠点の各端末装置84に接続されている。
しかしこの発明は、カラー画像情報を読み取って処理するものに限らず、モノクロの画像情報を読み取って処理するモノクロ用画像読取装置や画像形成装置にも利用できる。
3a:第1ミラー 4:第2キャリッジ 4a:第2ミラー 4b:第3ミラー
5:結像レンズ 6:CCD(リニア・イメージセンサ) 7:ランプ
8:基準白板(第1の基準白板) 9:シートスルー用コンタクトガラス
60:CCD(カラーリニア・イメージセンサ)
10,20:画像読取信号処理IC 30,50:画像処理部
12R,12G,12B:クランプ(CLMP)回路
13R,13G,13B:サンプルホールド(SH)回路
14R,14G,14B:可変ゲインアンプ(VGA)
15R,15G,15B:A/D変換回路(ADC)
16R,16G,16B:出力端子
17R,17G,17B:AGC回路
18:タイミングジェネレータ兼入出力回路(TG&I/F)
19:異常検出回路 21,51:LVDS回路
30:画像処理部 32:画像処理回路 35:CPU
70:画像形成装置 75:画像読取部 76:画像形成部
171:平均化回路 172:ピーク検出回路
173:レジスタ(白レベル目標値を設定) 174:ゲイン演算回路
175:減算回路 176:ゲインレジスタ
191:異常検出レベルレジスタ 192:異常検出部
193:異常検出フラグレジスタ
Claims (15)
- 原稿の画像情報を光学的に読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号を入力でき、そのアナログ画像信号の指定範囲をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、そのサンプルホールド後の信号を増幅する可変ゲインアンプと、その増幅したアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路とを有する画像読取信号処理ICであって、
基準白板を読み取って電気信号に変換したアナログ画像信号が入力されたときに、前記A/D変換回路が出力するデジタル画像データの1ライン分の信号レベルを検出し、その値が基準レベルの目標値に近づくように、前記可変ゲインアンプのゲインを制御する自動ゲイン調整回路を内蔵し、
該自動ゲイン調整回路が、自動ゲイン調整時以外にも1ライン毎の画像データの最大値を検出する手段を有し、
その1ライン毎の画像データの最大値を予め設定された異常検出レベルと比較し、前記最大値が前記異常検出レベルより小さかった場合に、基準白板の読取異常を検出する異常検出回路を内蔵したことを特徴とする画像読取信号処理IC。 - 請求項1記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記異常検出回路は、前記基準白板の読取異常を検出したときには、その異常検出結果を保持するレジスタを有することを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項1記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記異常検出回路は、前記基準白板の読取異常を検出したときには、その異常検出結果を単線信号として外部に出力する手段を有することを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項3記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記外部に出力する単線信号は画像読取信号処理ICに内蔵したLVDS回路のLVDS信号であることを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記1ライン毎の画像データの最大値は、1ラインの中で主走査方向に複数画素のデータを平均化したデータの最大値であることを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記1ライン毎の画像データの最大値を検出する領域は、主走査及び副走査の任意の領域およびタイミングを指定可能にしたことを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項6記載の画像読取信号処理ICにおいて、前記1ライン毎の画像データの最大値を検出する領域およびタイミングの指定は、画像読取信号処理ICのレジスタによる設定若しくは外部からの制御信号、あるいはその両方を選択的に用いることを特徴とする画像読取信号処理IC。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の画像読取信号処理ICと、原稿の画像情報を光学的に読み取ってアナログ画像信号に変換し、そのアナログ画像信号を前記画像読取信号処理ICに入力させるリニアイメージセンサとを備えたことを特徴とする画像読取装置。
- 請求項8記載の画像読取装置において、前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときには画像読取動作を停止させる手段を有することを特徴とする画像読取装置。
- 請求項8又は9記載の画像読取装置において、前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときに、操作表示部に異常発生を表示する手段を有することを特徴とする画像読取装置。
- 請求項8から10のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したとき、異常発生を通信手段により外部に対して通報する手段を有することを特徴とする画像読取装置。
- 請求項8に記載の画像読取装置による画像読取部と、該画像読取部が出力するデジタル画像データを記録紙に印刷する画像形成部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項13記載の画像形成装置において、前記画像読取部の前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときには画像形成動作を停止させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項12又は13記載の画像形成装置において、前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したときに、操作表示部に異常発生を表示する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項12から14のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記異常検出回路が基準白板の読取異常を検出したとき、異常発生を通信手段により外部に対して通報する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006253360A JP2008078812A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006253360A JP2008078812A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008078812A true JP2008078812A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39350444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006253360A Pending JP2008078812A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008078812A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022174843A (ja) * | 2021-05-12 | 2022-11-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | 読取装置、方法及びプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105135A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-04-15 | Toshiba Corp | 集積回路装置およびそれを用いた画像読取装置もしくは画像形成装置 |
JP2002330265A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
-
2006
- 2006-09-19 JP JP2006253360A patent/JP2008078812A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105135A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-04-15 | Toshiba Corp | 集積回路装置およびそれを用いた画像読取装置もしくは画像形成装置 |
JP2002330265A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022174843A (ja) * | 2021-05-12 | 2022-11-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | 読取装置、方法及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4545719B2 (ja) | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 | |
JP4778337B2 (ja) | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 | |
JP4699417B2 (ja) | アナログ処理回路およびアナログ集積回路装置および画像読取装置および画像形成装置 | |
JP4597932B2 (ja) | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 | |
JP2005223515A (ja) | 印刷結果検査装置および印刷結果検査方法 | |
US10200559B2 (en) | Image scanning apparatus with two-sided scanning, control method therefor, and multifunction apparatus | |
JP2008028542A (ja) | 画像処理装置及び画像読取装置 | |
JP2008078812A (ja) | 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置 | |
JP4215087B2 (ja) | 画像処理装置及び画像読取装置 | |
US20140063561A1 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method | |
US7733519B2 (en) | Compensation method of digital image data | |
US8699094B2 (en) | Image reader and image forming apparatus | |
JP2010016514A (ja) | 原稿読取装置 | |
JPH11220569A (ja) | カラー画像読取装置 | |
JP4995751B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法およびasic装置 | |
KR100250360B1 (ko) | 화상 입력장치의 전처리기 및 이를 이용한 화상왜곡보정방법 | |
JP2006229706A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2006165993A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2021083011A (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2002204355A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2007036514A (ja) | 画像変換システム | |
JPH09247437A (ja) | 画像再生装置 | |
JP2001111754A (ja) | 処理部群の自己診断方法 | |
JP2005311946A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2007028004A (ja) | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110315 |