JP2002204355A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002204355A
JP2002204355A JP2000402962A JP2000402962A JP2002204355A JP 2002204355 A JP2002204355 A JP 2002204355A JP 2000402962 A JP2000402962 A JP 2000402962A JP 2000402962 A JP2000402962 A JP 2000402962A JP 2002204355 A JP2002204355 A JP 2002204355A
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image reading
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JP2000402962A
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Kazue Taguchi
和重 田口
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像周波数に応じて、カットオフ周波
数を変更する帯域制限を行い、SN比の向上、及びOE
差低減をはかることのできる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 原稿画像を照明する照明手段と、その光
像を光電変換手段へ導く光学系と、光電変換手段からの
アナログ信号を処理するアナログ処理手段と、アナログ
処理手段で処理されたアナログ信号を帯域制限する帯域
制限手段と、帯域制限されたアナログ信号をデジタル信
号へと変換するA/D変換手段と、を有する画像読取装
置であって、この画像読取装置は、画像データの画像周
波数に応じて、アナログ信号のカットオフ周波数を変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換手段を用
いて原稿画像を読み取る画像読取装置に関し、特にアナ
ログ信号を帯域制限する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD等の光電変換手段を用いて
原稿画像を読み取る画像読取装置がある。これらの画像
読取装置は、画像データのアナログ信号を帯域制限し、
アナログ信号に重畳しているクロックノイズを低下さ
せ、これにより、SN比の向上及びOE差の低減をはか
っている。
【0003】ここで、オリジナルの画像に忠実な画像を
形成できる画像データをSN比が高い画像データと呼
ぶ。
【0004】また、画像読取装置は、受光素子が同一濃
度の画像を読み取った場合、隣同士の画素(奇数画素と
偶数画素)の画像データの差をなるべく小さくするよう
に構成されている。ここで、隣同士の画素(奇数画素と
偶数画素)の画像データの差のことをOE差と呼ぶ。
【0005】従来の画像読取装置には、CRローパスフ
ィルタによってアナログ信号の帯域制限を行うものがあ
る。しかし、従来の帯域制限回路は、パッシブフィルタ
であった。この場合において、フィルタのCとRの値
は、カットオフ周波数が画像周波数以上となるよう決め
られている。また、画像データのアナログ信号は、帯域
制限された後、A/Dコンバータに入る。
【0006】ここで、最近の高速A/Dコンバータは、
電荷比較型であることが多く、電荷比較型のA/Dコン
バータ(以下、ADCという。)の場合、ADC入力波
形は、クロックの立ち下がり付近では、ADC内部の電
荷とぶつかり合うため歪んだ波形となるが、クロックの
立ち上がり時までには復帰しているので基本的には問題
はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読取装置における帯域制限回路の構成は、カットオ
フ周波数を変更することが困難である。そのため、回路
構成を変更して、カットオフ周波数が異なるCRフィル
タを並列に配置して、スイッチにより切り換えて使用す
る場合もある。
【0008】しかし、この場合において、ADC入力波
形は、先に述べたように、クロックの立ち下がり付近で
は、ADC内部の電荷とぶつかり合うために歪んだ波形
となり、CとRの変化量を多く取る(帯域制限を多くす
る)と、歪みが大きくなり、ADCのサンプルポイント
が傾斜し、正確に量子化することができない。また、R
の値を大きくすると、出力インピーダンスが高くなるた
めADCの入力レベルにも影響を与えてしまう。
【0009】そのため、上記従来技術では、原稿の画像
周波数に応じてカットオフ周波数を変更することと、S
N比を向上させ、OE差を低減させることの両立は難し
かった。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、原稿の画像周波数に応じてカットオフ周波数を変
化させ、帯域制限を行うことができ、SN比の向上、及
びOE差低減をはかることのできる画像読取装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像読取装置の発明は、原稿画
像を照明する照明手段と、その光像を光電変換手段へ導
く光学系と、光電変換手段からのアナログ信号を処理す
るアナログ処理手段と、アナログ処理手段で処理された
アナログ信号を帯域制限する帯域制限手段と、帯域制限
されたアナログ信号をデジタル信号へ変換するA/D変
換手段と、を有する画像読取装置であって、帯域制御手
段は、画像データの画像周波数に応じてカットオフ周波
数を変更することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、光電変換手段はRGB光を変
換し、帯域制限手段は、カットオフ周波数をR、G、B
信号別に変更することを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、照明手段はRGB光を切り換
え、帯域制限手段は、カットオフ周波数をR、G、B信
号別に変更することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれか1項に記載の画像読取装置において、原稿の
種類に応じて、画像データのアナログ信号の帯域制限を
行い、カットオフ周波数を変更することを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の画像読取装置において、操作表示部から選択された、
原稿の種類に応じて、帯域制限手段のカットオフ周波数
を変更することを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の画像読取装置において、A/D変換手段で変換された
画像データのデジタル値により原稿の種類を判定する原
稿種判定手段を有し、判定手段の検出結果に応じて帯域
制限手段のカットオフ周波数を変更することを特徴とす
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の画像読取装置において、原稿種判定手段の判定がプレ
スキャンによって行われることを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
のいずれか1項に記載の画像読取装置において、帯域制
限手段がアクティブフィルタであることを特徴とする。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の画像読取装置において、帯域制
限手段のコンデンサの容量を変化させることによりカッ
トオフ周波数を変更することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明を
実施するための画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。画像形成装置は、システム制御ユニット1と、画像
読み取りユニット(スキャナー)2と、画像処理ユニッ
ト3と、画像書き込みユニット4と、操作部ユニット5
と、複写機機構部6と、画像表示ユニット7と、ドラム
ユニット8と、中間転写部9と、現像部10と、給紙部
11と、定着部12と、を有する。
【0021】この画像形成装置は、画像読取ユニット2
により、原稿を光源により照射しながら原稿を走査し
て、原稿からの反射光を3ラインCCDセンサにより画
像を読み取り、画像データを画像処理ユニットに送る。
【0022】画像処理ユニット3は、スキャナγ補正、
色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処理、階
調補正処理等の画像処理を行なった画像データを画像書
き込みユニット4へ送る。
【0023】画像書き込みユニット4は、画像データに
応じてLD(レーザ−ダイオード)の駆動を変調する。
【0024】ドラムユニット8は、一様に帯電された回
転する感光体ドラムにLDからのレーザービームにより
潜像を書き込み、現像ユニットによりトナーを付着させ
て顕像化させる。
【0025】感光体ドラム上に作られた画像は、中間転
写部9の中間転写ユニットの転写ベルト上に再転写され
る。中間転写ベルト上にはフルカラーコピーの場合、4
色のトナーが順次重ねられる。フルカラーコピーの場合
には、Bk、C、M、Yの4色作像、転写工程が終了し
た時点で中間転写ベルトから4色同時に転写紙にトナー
が転写される。
【0026】トナーが転写された転写紙は、搬送部を経
て定着部12に送られ、定着ローラと加圧ローラによっ
て熱定着され、排紙される。また、コピーモードなどの
ユーザが設定するものは、操作部ユニット5によって入
力される。
【0027】設定されたコピーモードなどの操作モード
は、システム制御ユニット1に送られ、システム制御ユ
ニット1では、設定されたコピーモードを実行するため
の制御処理を行う。
【0028】このとき、システム制御ユニット1から、
画像読み取りユニット2、画像処理ユニット3、画像書
き込みユニット4、画像表示ユニット7などのユニット
に対して制御指示を行なう。
【0029】画像処理ユニット3から出力された画像デ
ータは、図2に示す画像表示ユニット3の機能ブロック
図のFIFO21を介して、CPU内臓のDMAコント
ローラ23によって、画像データ格納用のDRAM22
に格納される。
【0030】画像表示ユニット7には、画像データと共
に画像データ制御信号も送られているので、有効画像領
域だけを取り込むことが可能である。
【0031】DRAM22に格納された有効画像データ
は、CPU23によってVRAM24にDMA転送され
る。このとき、CPU23によってDRAM22内の画
像データの任意の部分を転送したり、拡大、縮小、間引
きなどの処理を行うことも可能である。
【0032】VRAM24に転送された画像データは、
LCDC(LCDコントローラ)25の制御により、L
CDパネル26に表示される。
【0033】図2は、画像表示ユニット3の機能ブロッ
ク図である。画像表示ユニット3は、FIFO(ライン
バッファ)21と、DRAM(画像データメモリ)22
と、CPU23と、VRAM(ビデオメモリ)24と、
LCDC(LCDコントローラ)25と、LCD(液晶
パネル)26と、ROM27と、SRAM28と、シリ
アル通信ドライバ29と、画像データ信号バッファ(ド
ライバ/レシーバ)30と、キーボード31と、を有す
る。
【0034】図3は、画像表示ユニット3の説明図であ
る。画像表示ユニット3は、画像をLCDに表示させ、
その画面内で編集、加工のエリア指定/モード設定を行
うためのディスプレイエディタを兼用してもよい。図3
の各設定キーは、図2の機能ブロック図においては、キ
ーボード31にあたる。
【0035】図4に操作部ユニットの一例を示す。操作
部ユニットは、テンキー41と、モードクリア/予熱キ
ー42と、割り込みキー43と、画質調整キー44と、
プログラムキー45と、プリントスタートキー46と、
クリア/ストップキー47と、エリア加工キー48と、
輝度調整つまみ49と、LCD(液晶パネル)上に配置
されたタッチパネルキー50と、初期設定キー51と、
を有する。
【0036】テンキー41は、コピー枚数などの数値入
力を行う場合に使用する。モードクリア/予熱キー42
は、設定したモードを取り消して初期設定に戻す場合
や、一定時間以上の連続押下で予熱状態トする設定を行
う。割り込みキー43は、コピー中に割り込み、別の原
稿のコピーを行う場合に使用する。画質調整キー44
は、画質の調整を行うときに使用する。プログラムキー
45は、よく使用するモードの登録や、呼び出しを行う
場合に使用する。プリンタスタートキー46は、コピー
開始のためのキーである。クリア/ストップキー47
は、入力した数値をクリアする場合や、コピー途中でコ
ピーを中断する場合に使用する。エリア加工キー48
は、画像表示ユニット(ディスプレイエディタ)上で、
エリア加工、編集などのモードを使用する場合に使用す
る。輝度調整つまみ49は、LCDパネルの画面の明る
さを調整する。また、タッチパネルキー50は、LCD
パネル上に表示された各種のキーの範囲と同じ範囲にキ
ーエリアを設定して、タッチパネルが設定された範囲内
の押下を検出すると、その設定されたキーの処理を行
う。初期設定キー51は、ユーザが各初期設定を選択で
きるときに押下する。
【0037】図5は、LCD(液晶表示画面)の一例を
示す。LCD画面上でカラーモード、自動濃度、マニュ
アル濃度、画質モード、自動用紙選択、用紙トレイ、用
紙自動変倍、等倍、ソート、スタックなどのモード選択
表示があり、さらにクリエイト、カラー加工、両面、変
倍などのサブ画面選択表示もある。各表示の大きさと同
様の大きさのキーがタッチパネル上に設定されている。
【0038】図6は、図5上の変倍キー押下による画面
展開の一例を示す。変倍キーが押下されると、画面下方
から変倍設定画面がスクロールアップされる。変倍設定
画面には、定型変倍(あらかじめ変倍率が設定されてい
る変倍モード)用のキーが設定されている。
【0039】例えば、71%の部分のタッチパネルキー
を押下すると、変倍率71%が選択される。また、この
画面には、定型変倍以外の変倍モードを選択するため、
ズームキー、寸法変倍キー、独立変倍/拡大連写キーが
画面左側に設定されている。
【0040】図7は、タッチパネル検出回路の一例を示
したものである。また、図8は、X1、X2、Y1、Y
2の設定状態を示したものである。コントローラは、検
出端子をHigh状態にして、X1、X2、Y1、Y2
を図8に示されるように設定する。Y1、Y2の回路は
抵抗でプルアップされているので、タッチパネルOFF
のとき、Y1は、+5vになり、ONのときは0vにな
る。したがって、A/Dコンバータの出力からON/O
FF状態を確認する。コントローラは、タッチパネルO
Nの状態を検知すると、測定モードに切り換える。X方
向のときは、X1は+5v、X2は0vになり、入力位
置の電位がY1を通してA/Dコンバータに接続されて
座標が算出される。Y方向の座標も回路を切り換えて同
様に算出される。このような検出回路によって、タッチ
パネルの押下位置が検出される。
【0041】図9は、操作部ユニットのブロック図を示
したものである。CPU61からのアドレス信号は、ア
ドレスラッチ60に取り込まれ、CPUからの信号によ
りここでコントロールされる。アドレスラッチ60をで
たアドレス信号は、その一部がアドレスデコーダ62に
入り、ここで各ICへのチップセレクト信号を作り、メ
モリマップの作成に使用される。また、アドレスは、R
OM、RAMなどのメモリやLCDC67に入り、アド
レス指定に使用される。
【0042】一方、CPU61からのデータバスはメモ
リやLCDC67に接続され、データの双方向通信が行
われる。LCDC67は、CPU61からのアドレスバ
ス、データバスの他に、LEDドライバ68、キーボー
ド69、アナログタッチパネル70、LCDモジュール
71、そして表示データ用のROM63、RAM64等
が接続されている。
【0043】LCDC67は、キーボード69からの信
号やタッチパネル70からの信号によりROM63、R
AM64のデータから表示データを作成し、LCD上へ
の表示をコントロールする。また、CPU61には光フ
ァイバー用コネクタが接続されており、外部との通信を
行っている。
【0044】本発明の画像読取装置の全体ブロック図を
図10に示す。スキャナIPU制御部上のCPU101
は、ROM102に格納されたプログラムを実行し、R
AM103にデータ等を読み書きすることで、スキャ
ナ、IPU部の全体の制御を行っている。また、CPU
101は、システム制御部104とシリアル通信で接続
されており、コマンド及びデータの送受信により、指令
された動作を行う。
【0045】さらに、システム制御部は、操作表示部1
05とシリアル通信で接続されており、ユーザからのキ
ー入力指示により動作モードなどの指示を設定すること
ができる。
【0046】CPU101は、I/O106である原稿
検知センサ、HPセンサ、圧板開閉センサ、冷却ファン
等に接続されており、検知及びON/OFFの制御をし
ている。
【0047】スキャナモータドライバ107は、CPU
101からのPWM出力によりドライブされ、励磁パル
スシーケンスを発生し、原稿走査駆動用のパルスモータ
108を駆動する。
【0048】原稿画像は、ランプレギュレータ109に
駆動されたハロゲンランプ110の光量出力により光信
号を複数ミラー及びレンズを通り3ラインCCD111
に結像される。
【0049】3ラインCCD111は、スキャナIPU
制御上のタイミング回路112によって、各駆動クロッ
クを与えられて各RGBのODD、EVENのアナログ
の画像信号をエミッタフォロワ113〜115に出力し
ている。エミッタフォロワからアナログ処理回路116
〜118へ入力された信号は、アナログ処理回路で減算
法CDS実行し、CCDのオプティカルブラック部で、
ラインクランプ実施し、ODDとEVENの出力差を補
正し、それぞれのアンプゲイン調整を行う。ゲイン調整
後は、マルチプレクサで合成して、最終的にDCレベル
のオフセット調整後にA/Dコンバータ119〜121
へ入力される。
【0050】A/Dコンバータへ入力されたアナログ信
号は、デジタル化されて、シェーディング回路122へ
入力される。シェーディング回路では、照明系の光量不
均一やCCDの画素出力のバラツキを補正する機能を持
っている。シェーディング補正された画像データは、ラ
イン間補正メモリ123、124へ入力されて、3ライ
ンCCDのBとG、BとRのライン数の画像データをメ
モリで遅延させてBGRの読み取り画像の1ライン以上
の位置合わせを行い、ドット補正部125へ出力する。
【0051】ドット補正部125は、ライン間補正メモ
リから出力された画像データをRGBデータの1ライン
以内ドットのズレを補正する。
【0052】スキャナγ補正部126は、反射率リニア
データをルックアップテーブル方式で補正する。この補
正後の画像データは、自動原稿色判定回路128と自動
画像分離回路129とディレーメモリ127を介してR
GBフィルタ、色変換処理、変倍処理、クリエイト13
0に入力される第1ルートと画像データメモリR、G、
Bに入力され第2ルートに分かれる。
【0053】画像データメモリは、スキャナ最大読み取
り領域の画像データをRGB別に蓄積できるDRAMで
構成されており、1スキャンでRGBの画像データを取
り込むことも可能であり、フルカラー重ね画像出力時や
リピート複写時は、この画像メモリから出力し、第1ル
ートに戻ることで対応できるようになっている。
【0054】自動原稿色判定回路128では、ACS
(有彩/無彩判定)処理を実行し、自動画像分離回路1
29では、像域分離(文字/網点)処理を実行する。A
CS処理は、黒、及び灰色の判定を行う。像域分離処理
は、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判
定)、写真判定(文字、網点外で画像データがある場
合)を行い、文字及び印刷(網点)部、写真部の領域を
判定してCPUに伝え、後段のRGBフィルタ色変換プ
リンタγ補正、YMCKフィルタ、階調処理でパラメー
タや係数の切り換えに使用される。
【0055】画像データは、RGBフィルタに入力され
る。RGBフィルタでは、RGBのMTF補正、平滑
化、エッジ強調、スルー等のフィルタ係数を先の判定領
域により切り換え、設定される。色変換処理では、RG
BデータからYMCK変換、UCR、UCA処理を実行
する。変倍処理に入力され、主走査の画像データに対し
て拡大/縮小処理を実行する。画像表示部132の分岐
はこの処理後に行われる。I/Fを介して画像表示部に
接続されている。
【0056】クリエイトでは、クリエイト編集、カラー
加工を行う。クリエイト編集では、斜体、ミラー、影付
け、中抜き処理等を実行する。カラー加工では、カラー
変換、指定色消去、アンダーカラー等を実行する。
【0057】プリンタγ補正、YMCKフィルタでは、
先の判定領域にもとづいて、プリンタγ変換とフィルタ
係数の設定を行う。階調処理ではディザ処理を実行し、
ビデオコントロールでは、書き込みタイミング設定や、
画像領域、白抜き領域の設定やグレースケールやカラー
パッチ等のテストパターン発生を行うことができ、最終
画像データを書き込み処理でLD(レーザダイオード)
へ出力できるように処理されてLDへ出力する。
【0058】各機能処理は、CPUに接続されており、
ROMに格納されているプログラムにより各処理の設定
と動作をシステム制御部の指示により実行する。
【0059】次に、本発明の帯域制限について説明す
る。図11は、図10の画像読取装置のアナログ処理回
路とA/Dコンバータ間において行われるアナログ信号
の帯域制御の詳細回路ブロック図である。また、図11
は、R用の回路ブロック図について示しているが、G、
B用も同回路ブロックが挿入されている。
【0060】次に、図11の動作概略を説明する。エミ
ッタフォロワからの出力がアナログ処理ICへ入力され
る。アナログ処理回路ではAGC実行(黒レベルOE差
補正、黒レベルDC補正、白レベル補正)とOE合成し
たアナログ信号をMPXOUT端子(2〜4V出力範囲
2Vp−p)より出力する。A/Dコンバータは、差動
入力をシングルエンド入力として使用するので、入力範
囲は1Vp−pとなる。このため、OP1では、反転増
幅回路(1/2増幅)として入力レベルと入力オフセッ
トをA/Dコンバータに合わせてIN−端子(反転入力
端子)に入力する。このIN−端子の前段に従来技術の
帯域制限回路が挿入されている。これは、受動素子のみ
のパッシブフィルタで構成され、CRローパスフィルタ
となっている。
【0061】グレーバランス調整及びAE実行のためA
DCのリファレンス調整をする場合は、CPUからのD
/Aコンバータ(DAC)に接続しているOP3により
VRB(REFB)基準(2V固定)として抵抗分割に
よりADCのREFT、IN−、IN+のオフセット電
圧が供給される。内部A/Dコアは差動入力差のREF
B〜REFT間電圧基準に10bitのデジタル値に変
換する。サンプリングクロックは、立ち上がりエッジで
ホールド開始、立ち下がりエッジでサンプル開始とな
る。ADCは、電荷比較型(最近の高速ADCは電荷比
較型が多い。)のため、ADC入力波形はクロックの立
ち下がり付近では、ADC内部の電荷とぶつかり合うた
め、歪んだ波形となるがクロックの立ち上がり時までに
は復帰しているので問題はない。
【0062】この従来技術の帯域制限回路では、画像周
波数以上のカットオフ周波数になるようにCとRの値を
決めている。この構成によると、カットオフ周波数を変
更することは困難であった。回路構成を変更してカット
オフ周波数が異なるCRフィルタを並列に構成して切り
換える方法もあるが、これは先に述べたADC入力波形
は、クロックの立ち下がり付近ではADC内部の電荷と
ぶつかり合うため、歪んだ波形となり、CとRの変化量
を多く取る(帯域制限を多くする)と歪みが大きくな
り、ADCのサンプルポイントが傾斜し、正確に量子化
することができなくなり問題となる。また、Rの値を大
きくすると、出力インピーダンスが高くなるため、AD
Cの入力レベルにも影響を与える不具合がある。
【0063】従来技術の帯域制限回路(CRフィルタ)
の計算例としてローバスフィルタのカットオフ周波数の
計算例を以下に示す。 fc2=1/(2π×C2×R5)=1/(2π×10
pF×100)=159.2MHz
【0064】図12は、本発明の画像読取装置における
帯域制限回路ブロックを示す図である。図11における
パッシブフィルタであるCRフィルタを取り除き、代わ
りに反転増幅器OP1のフィードバック抵抗R4と並列
にコンデンサを多段に接続させる。個々のコンデンサの
電気的接続は、アナログスイッチにより接続及び解放を
行う。コンデンサの選択は、CPUよりa1〜a5のポ
ート信号により切り換える。LレベルでON(接続)、
HレベルでOFF(解放)となる。
【0065】本発明の反転増幅器の帯域制限のカットオ
フ周波数の計算例を以下に示す。 fc1=1/(2π×C1×R4)
【0066】CPU選択ポートとカットオフ周波数の関
係は次の表1のようになる。
【0067】
【表1】
【0068】a1〜a5の内の1ポートを選択した場合
を例にしたが、同時に2ポート以上選択しても良い。こ
の場合は、選択されたコンデンサの容量が加算されてカ
ットオフ周波数の選択範囲は拡がる。
【0069】図示しないG、B信号処理回路も同様にそ
れぞれCPUポートのb1〜b5、c1〜c5により色
信号ごとにカットオフ周波数を変更できる構成となって
いる。
【0070】カットオフ周波数を変更する例として、読
み取り解像度を変更した場合や読み取り線速を変更した
場合は、画像周波数を変更すると最適なカットオフ周波
数が変わるので、本発明の帯域制限変更(切り換え)手
段によって変更することによって、CCDの駆動クロッ
クやアナログ処理回路のサンプルホールドクロックなど
によるアナログ信号に重畳されているクロックノイズを
低減させることにより、SN比の向上やOE差の低減を
はかることが可能となる。
【0071】例えば、画像周波数37MHz→17.5
MHzに変更した場合は、CPUポートの選択をa2→
a3に変更することによりカットオフ周波数を42.4
MHz→21.2MHzに変更する。
【0072】また、図10に示すR、G、B信号別に回
路ブロックを持った、光電変換手段によりRGB光を変
換する画像読取装置においては、3ラインCCDのRG
Bフィルタの分光感度と光源の分光感度によりRGB信
号の出力レベルが異なる。そのため、R、G、B信号別
にカットオフ周波数を変更する必要がある。一般に、C
CDのランダムノイズは、出力レベルに左右されること
が多く、出力レベルが小さくなるとSN比が悪くなる傾
向がある。
【0073】例えば、B光出力レベルが小さく、SN比
が低い(悪い)場合は、B光回路の帯域制限をR、G光
と比較して大きくすることによりSN比を向上させるこ
とが可能となる。
【0074】また、RGB光源切り換え方式の画像読取
装置(図示なし)においては、CCD、信号処理回路、
本発明の帯域制限回路は1回路系である。そのため、R
GB光源の各色光量は異なるので、光源切り換えごとに
各色出力レベルに応じてカットオフ周波数を選択するこ
とでSN比やOE差の低減をはかることが可能となる。
RGB光源切り換え方式に限らず、カラー画像の読み取
りにおいて、色によっては画像周波数よりカットオフ周
波数を低く設定し、MTFを低下させても目立たない場
合がある。
【0075】例えば、B光の補色はイエローになるが、
イエローは人間の目に認識されにくいのでSN比を向上
させたほうが全体の画質レベルを上げることができる。
画像周波数37MHzの時、R、G光信号の帯域制限
は、a2、b2ポートを選択し、カットオフ周波数は、
42.4MHzとし、B光信号はc3ポートを選択して
カットオフ周波数21.2MHzとしてアナログ画像信
号を帯域制限する。
【0076】上記の画像読取装置は、RGBの各信号に
応じた帯域制限に加えて、原稿の種類に応じた帯域制限
を行うことにより、さらに画質を向上させることが可能
となる。そのため、文字モード、文字写真モード、写真
モード、印刷原稿モード、複写原稿モード等の原稿の種
類を操作表示部上のタッチパネルキーで選択可能な画像
読取装置では、選択されたモードに応じてドット補正以
降の画像処理部で最適なパラメータや係数でデジタル処
理されるのは言うまでもないが、それと合わせてアナロ
グ信号での最適な帯域制限を行い、画質を向上させるこ
とができる。原稿の種類によっては、帯域制限を行って
MTFを下げても問題にならない原稿や、むしろMTF
を下げたほうがモアレやボソツキを低下させる場合があ
る。
【0077】例えば、印刷原稿は、網点原稿なのでモア
レが発生する。このモアレはMTFを下げることにより
低減することができるので、帯域制限手段のカットオフ
周波数を下げることにより画質の低下を防ぐことができ
る。また、複写原稿は、プリンタの出力解像度と同等か
それ以下に設定した方が粒状性からくるボソツキを低下
することができる。さらに、文字原稿と写真原稿におい
て、文字原稿では滑らかさよりくっきりさが要求される
ため、MTFを下げる帯域制限は行えないが、写真原稿
では、滑らかさの要求も高くなり帯域制限をかけること
も可能となる。画質モードとカットオフ周波数の関係を
次の表2に示す。
【0078】
【表2】
【0079】また、上記の画像読取装置に、原稿の種類
を自動的に判定できるよう、原稿種判定手段を設けるこ
とも可能である。これにより、操作者が原稿の種類を選
択する手間を省くことができる。
【0080】この場合における原稿種の判定は、図10
の自動原稿色判定回路と自動画像分離回路によって判定
される。自動原稿色判定回路では、ACS(有彩/無彩
判定)処理が行われ、自動画像分離回路では、像域分離
(文字/網点)処理が行われこれらの処理によって、原
稿の種類を判定する。
【0081】ACS処理では、黒、及び灰色の判定を行
う。像域分離処理では、エッジ判定(白画素と黒画素の
連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピーク
画素の繰り返しパターンにより判定)、写真判定(文
字、網点外で画像データがある場合を判定)を行う。こ
の処理によって、文字及び印刷(網点)部、写真部の領
域を判定してCPUに送信する。この結果に応じて画像
処理部は、RGBフィルタ、色変換プリンタγ補正、Y
MCKフィルタ、階調処理におけるパラメータや係数の
切り換えを行うことは言うまでもないが、この領域判定
に応じて、アナログ信号のカットオフ周波数の変更も行
う。
【0082】また、上記画像読取装置において、原稿種
判定をプレスキャンによって行うようにすることも可能
である。プレスキャンによって原稿種類判定を行う場
合、プレスキャン時はアナログ信号の帯域制限なし(ア
ナログスイッチが全てOFF)の状態で、原稿全面に対
して判定を行う。そのため、切り貼り原稿で2つ以上の
画質モードを1枚の原稿に含んでいる場合においても、
画質モードごとに正確にカットオフ周波数を選択するこ
とが可能となる。
【0083】また、本発明の画像読取装置の構成におけ
る反転増幅器の帯域制限において、カットオフ周波数の
変数値は、フィードバック抵抗値と並列コンデンサの容
量値である。しかしながら、フィードバック抵抗値を変
更すると反転増幅器のゲインが変更してしまうため、コ
ンデンサの容量値を変更することにより、カットオフ周
波数を変化させる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、原稿の画像データの画像周波数の値に応じ
て、画像データのアナログ信号のカットオフ周波数を変
更し、帯域制限を行うことができる。そのため、アナロ
グ信号に重畳しているクロックノイズを低下することが
でき、SN比を向上させ、OE差を低減させることがで
きる。
【0085】また、本発明によれば、カラー光電変換手
段が、画像データをR、G、Bそれぞれの色に分離する
場合において、色ごとにカットオフ周波数を変更し、帯
域制限を行うことにより、SN比を向上させ、OE差を
低減させることができる。
【0086】また、本発明によれば、照明手段がRGB
光を切り換える場合において、色ごとにカットオフ周波
数を変更し、帯域制限を行うことにより、SN比を向上
させ、OE差を低減させることができる。
【0087】また、本発明によれば、原稿の種類に応じ
て、カットオフ周波数を変更し、帯域制限を行うことに
より、SN比を向上させ、OE差を低減させることがで
きる。
【0088】また、本発明によれば、操作者が操作部上
から原稿の種類を選択することにより、原稿の種類に応
じてカットオフ周波数を変更し、帯域制限を行うことに
より、SN比を向上させ、OE差を低減させることがで
きる。
【0089】また、本発明によれば、原稿種判定手段に
よって原稿の種類を判別し、最適な画質モードを選択す
ることにより、原稿の種類に応じて、カットオフ周波数
を変更し、帯域制限を行うことにより、SN比を向上さ
せ、OE差を低減させることができる。
【0090】また、本発明によれば、原稿種判定手段に
よって原稿の種類を自動的に判別することができるの
で、操作者が原稿の種類を操作部上で選択する手間を省
くことができる。
【0091】また、本発明によれば、プレスキャンによ
って、原稿全面に対しての原稿種を判別することができ
る。そのため、切り貼り原稿等の一枚の原稿に複数の原
稿種が含まれる場合においても、それぞれの原稿種を確
実に判別することができ、原稿の種類に応じてカットオ
フ周波数を変更し、帯域制限を行うことにより、SN比
を向上させ、OE差を低減することができる。
【0092】また、本発明によれば、帯域制限回路にお
けるCRローパスフィルタとして、反転増幅器(オペア
ンプ)を用いたアクティブフィルタを使用する。そのた
め、従来の帯域制限回路におけるパッシブフィルタの不
具合を防止することができる。パッシブフィルタにおけ
る不具合としては、CまたはRの値を大きくすると波形
歪みが大きくなり、サンプリングポイントでは傾斜が大
きくなってしまうこと、また、Rの値が大きくなると出
力インピーダンスが高くなり、ADCの入力レベルが低
下してしまうこと等が挙げられる。
【0093】また、本発明によれば、帯域制限回路にお
けるローパスフィルタとして、反転増幅器(オペアン
プ)を用いたアクティブフィルタであるCRフィルタを
使用するが、この反転増幅器の帯域制限において、カッ
トオフ周波数の変数値としてフィードバック抵抗値と並
列コンデンサの容量値がある。しかしながら、フィード
バック抵抗値を変更すると、反転増幅器のゲインが変更
してしまうのでコンデンサの容量値を変更する。そのた
め、反転増幅器のゲインの変更を防ぎながら、カットオ
フ周波数を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための画像形成装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】画像表示ユニットの機能ブロック図である。
【図3】画像表示ユニットの一例を示す図である。
【図4】操作部ユニットの一例を示す図である。
【図5】LCDの一例を示す図である。
【図6】図5上の変倍キー押下による画面展開の一例を
示す図である。
【図7】タッチパネル検出回路の一例を示す図である。
【図8】X1、X2、Y1、Y2の設定状態を示す図で
ある。
【図9】操作部ユニットのブロック図である。
【図10】本発明の画像読取装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図11】従来技術の帯域制限回路ブロック図である。
【図12】本発明の帯域制限回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 システム制御ユニット 2 画像読み取りユニット 3 画像処理ユニット 4 画像書き込みユニット 5 操作部ユニット 6 複写機機構部 7 画像表示ユニット 8 ドラムユニット 9 中間転写部 10 現像部 11 給紙部 12 定着部 21 FIFO(ラインバッファ) 22 DRAM 23 CPU 24 VRAM 25 LCDコントローラ 26 LCDパネル 27 ROM 28 SRAM 29 シリアルレベル変換 30 画像データレベル変換 31 キーボード 32 ディスプレイ 33 カーソル 34 表示基準 41 テンキー 42 モードクリア/予熱キー 43 割り込みキー 44 画質調整キー 45 プログラムキー 46 プリントスタートキー 47 クリア/ストップキー 48 エリア加工キー 49 輝度調整つまみ 50 LCD(液晶パネル)上に配置されたタッチパネ
ルキー 51 初期設定キー 60 アドレスラッチ 61 CPU 62 アドレスデコーダ 66 光トランシーバ 67 LCDコントローラ 68 LEDドライバ 69 キーボード 70 タッチパネル 71 LCDモジュール 72 システムセット 104 システム制御部 105 操作表示部 106 I/O 107 モータドライバ 108 パルスモータ 109 ランプレギュレータ 110 ハロゲンランプ 111 3ラインCCD 112 タイミング回路 113〜115 エミッタフォロワ(R、G、B用) 116〜118 アナログ処理回路(R、G、B用) 119〜121 A/Dコンバータ(R、G、B用) 122 シェーディング回路 123、124 ライン間補正メモリ(R、G用) 125 ドット補正部 126 スキャナ補正部 127 ディレーメモリ 128 自動原稿色判定回路 129 自動画像分離回路 130 RGBフィルタ、色変換、変倍処理、クリエイ
ト 131 プリンタγ補正、書き込み処理 132 画像表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を照明する照明手段と、その光
    像を光電変換手段へ導く光学系と、光電変換手段からの
    アナログ信号を処理するアナログ処理手段と、該アナロ
    グ処理手段で処理されたアナログ信号を帯域制限する帯
    域制限手段と、帯域制限されたアナログ信号をデジタル
    信号へ変換するA/D変換手段と、を有する画像読取装
    置であって、 前記帯域制限手段は、画像データの画像周波数に応じて
    カットオフ周波数を変更することを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記光電変換手段はRGB光を変換し、
    前記帯域制限手段は、カットオフ周波数をR、G、B信
    号別に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像
    読取装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段はRGB光を切り換え、前
    記帯域制限手段は、カットオフ周波数をR、G、B信号
    別に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像読
    取装置。
  4. 【請求項4】 原稿の種類に応じて、画像データのアナ
    ログ信号の帯域制限を行い、カットオフ周波数を変更す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記
    載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 操作表示部から選択された、原稿の種類
    に応じて、前記帯域制限手段のカットオフ周波数を変更
    することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記A/D変換手段で変換された画像デ
    ータのデジタル値により原稿の種類を判定する原稿種判
    定手段を有し、該判定手段の検出結果に応じて前記帯域
    制限手段のカットオフ周波数を変更することを特徴とす
    る請求項4に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿種判定手段の判定がプレスキャ
    ンによって行われることを特徴とする請求項6に記載の
    画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記帯域制限手段がアクティブフィルタ
    であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項
    に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記帯域制限手段のコンデンサの容量を
    変化させることにより前記カットオフ周波数を変更する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載
    の画像読取装置。
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