JP7211238B2 - エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法 - Google Patents

エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7211238B2
JP7211238B2 JP2019078070A JP2019078070A JP7211238B2 JP 7211238 B2 JP7211238 B2 JP 7211238B2 JP 2019078070 A JP2019078070 A JP 2019078070A JP 2019078070 A JP2019078070 A JP 2019078070A JP 7211238 B2 JP7211238 B2 JP 7211238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
color information
boundary
area
background
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019078070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020178192A (ja
Inventor
智彦 小野
元 塚原
寛貴 白土
歩 橋本
祐貴 中田
達也 尾崎
宏 久保
佳明 長尾
公治 柳澤
昌弘 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019078070A priority Critical patent/JP7211238B2/ja
Priority to US16/841,708 priority patent/US11102365B2/en
Publication of JP2020178192A publication Critical patent/JP2020178192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7211238B2 publication Critical patent/JP7211238B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00742Detection methods
    • H04N1/00745Detecting the leading or trailing ends of a moving sheet
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/13Edge detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/194Segmentation; Edge detection involving foreground-background segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/24Aligning, centring, orientation detection or correction of the image
    • G06V10/243Aligning, centring, orientation detection or correction of the image by compensating for image skew or non-uniform image deformations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/56Extraction of image or video features relating to colour
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00742Detection methods
    • H04N1/00748Detecting edges, e.g. of a stationary sheet
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30176Document

Description

本発明は、エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法に関する。
従来、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)の読取画像から検知したスキュー角度やレジスト位置に基づいて、ADF読取時の原稿スキューおよび主副レジストずれを画像処理にて補正するエレキスキュー補正技術が知られている。
特許文献1には、エレキスキュー補正に際して、読取画像から原稿の傾き量を検出するために、読み取った画像における原稿による影エッジから一つの端辺に対応する複数の傾き量からなる傾き量群を取得する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術によれば、画像の影エッジから原稿の傾き量を検出しているが、原稿の状態によっては、原稿による影が形成されず、エッジの検出に失敗して誤った傾き量(角度)検出を行ってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データにおける背景領域と原稿領域との間に形成される影領域の形状によらず、高精度に原稿のエッジを検出することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原稿領域と当該原稿領域の外側の背景領域とを含む画像における前記背景領域の色情報である第一の色情報と前記原稿領域の色情報である第二の色情報とを取得する色情報取得手段と、前記第一の色情報と前記第二の色情報との間の画素値の変化量に基づいて前記背景領域と前記原稿領域の境界を検出する境界検出手段と、を備え、前記境界検出手段は、前記第一の色情報と前記第二の色情報との大小関係を検出し、当該大小関係に応じて、画素値の変化量に基づく前記背景領域と前記原稿領域との境界の検出手法を変えることを特徴とする。
本発明によれば、画像データにおける背景領域と原稿領域との間に形成される影領域の形状によらず、高精度に原稿のエッジを検出することができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置の概略構成を模式的に示す断面図である。 図2は、スキャナの概略構成を模式的に示す断面図である。 図3は、ADFの概略構成を模式的に示す断面図である。 図4は、原稿の読取位置近傍の構成を模式的に示す図である。 図5は、画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、画像処理部の機能を示すブロック図である。 図7は、画像データの一例を示す図である。 図8は、色情報取得部における処理の概要を模式的に示す図である。 図9は、影領域の有無でエッジ検出の成否が変わる場合を示す図である。 図10は、境界検出部における処理の概要を模式的に示す図である。 図11は、境界点群からの境界線の検出(推定)例を示す図である。 図12は、原稿の傾き量(スキュー量)の検出手法を示す図である。 図13は、境界検出部における処理の概要の他の例を模式的に示す図である。 図14は、第2の実施の形態にかかる境界検出部における処理の概要を模式的に示す図である。 図15は、第3の実施の形態にかかる境界検出部における処理の概要を模式的に示す図である。 図16は、第4の実施の形態にかかる境界検出部における処理の概要を模式的に示す図である。 図17は、第5の実施の形態にかかる画像処理部の機能を示すブロック図である。 図18は、第二の色情報取得エリア内の画素値が均一である場合の度数分布例を示す図である。 図19は、第二の色情報取得エリア内の画素値が不均一である場合の度数分布例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置100の概略構成を模式的に示す断面図である。画像処理装置100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機である。
図1に示すように、画像処理装置100は、給紙部103、装置本体104、スキャナ101及び搬送手段として機能する自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)102を備える。
画像処理装置100は、装置本体104内に、画像形成部であるプロッタ120を備える。プロッタ120は、タンデム方式の作像部105と、作像部105に給紙部103から搬送路107を介して記録紙を供給するレジストローラ108と、光書き込み装置109と、定着部110と、両面トレイ111と、を備えている。
作像部105には、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(キー・プレート(ブラック))の4色に対応して4本の感光体ドラム112が並設される。各感光体ドラム112の周りには、帯電器、現像器106、転写器、クリーナ及び除電器を含む作像要素が配置されている。
また、転写器と感光体ドラム112との間には、両者のニップに挟持された状態で駆動ローラと従動ローラとの間に張架された中間転写ベルト113が配置されている。
このように構成されたタンデム方式の画像処理装置100は、ADF102から送られた検知対象物である原稿をスキャナ101で読み取った原稿画像に基づき、YMCKの色毎に各色に対応する感光体ドラム112に光書き込み装置109から光書き込みを行い、現像器106で各色のトナー毎に現像し、中間転写ベルト113上に例えばY,M,C,Kの順で1次転写する。そして、画像処理装置100は、1次転写により4色重畳されたフルカラーの画像を給紙部103から供給された記録紙に2次転写した後、定着部110で定着して排紙することによりフルカラーの画像を記録紙上に形成する。
次に、スキャナ101について説明する。
図2は、スキャナ101の概略構成を模式的に示す断面図である。図2に示すように、スキャナ101は、第1キャリッジ25と、第2キャリッジ26と、結像レンズ27と、撮像手段である撮像部28とを備えており、これらの各構成部材はスキャナ101の本体フレーム101aの内部にそれぞれ配置されている。
また、スキャナ101の本体フレーム101aの内部には、図示しない第1レール及び第2レールが副走査方向(図2中、左右方向)に延在するよう設けられている。第1レールは、副走査方向と直交する主走査方向に所定の間隔をあけて配置された2本のレールからなる。第2レールについても、第1レールと同様の構成である。
第1キャリッジ25は、第1レールに摺動自在に取り付けられ、図示しない駆動モータにより図示しない第1キャリッジ用駆動ワイヤを介して副走査方向に、図2中実線で示す位置と破線で示す位置との間で往復移動可能に構成されている。第1キャリッジ25には、光源24と、第1ミラー部材25aとが設けられている。
また、第2キャリッジ26は、第2レールに摺動自在に取り付けられ、図示しない駆動モータにより図示しない第2キャリッジ用駆動ワイヤを介して副走査方向に、図2中実線で示す位置と破線で示す位置との間で往復移動可能に構成されている。第2キャリッジ26には、第2ミラー部材26aと、第3ミラー部材26bとが設けられている。
ここで、これら第1キャリッジ25及び第2キャリッジ26は、2:1の速度比で副走査方向に移動する。このような移動速度の関係により、第1キャリッジ25及び第2キャリッジ26の移動があっても、原稿面から結像レンズ27までの光の光路長が変化しないようになっている。
結像レンズ27は、各ミラー部材を介して入射された原稿からの反射光を撮像部28に集光結像する。撮像部28は、CCD等の撮像素子で構成され、結像レンズ27を介して結像された原稿の反射光像を光電変換して読取画像であるアナログ画像信号を出力する。
次に、スキャナ101上に搭載されるADF102について説明する。
図3は、ADF102の概略構成を模式的に示す断面図である。
図3に示すように、ADF102は、原稿を載置する原稿トレイ11を備える。原稿トレイ11は、基端部を支点として図中a,b方向に回動する可動原稿テーブル41と、原稿の給紙方向に対する左右方向を位置決めする一対のサイドガイド板42とを有している。可動原稿テーブル41の回動により、原稿の給送方向前端部が適切な高さに合わせられる。
また、原稿トレイ11には、原稿の向きが縦と横の何れになっているかを検知する原稿長さ検知センサ89,90が給送方向に離隔して設けられている。なお、原稿長さ検知センサ89,90としては、光学的手段により未接触で検知する反射型センサ、又は接触式のアクチュエータタイプのセンサを用いてもよい。
一対のサイドガイド板42は、片側が給紙方向に対する左右方向にスライド自在であり、異なるサイズの原稿が載置可能に構成されている。
一対のサイドガイド板42の固定側には、原稿の載置により回動するセットフィラー46が設けられている。また、セットフィラー46の先端部の移動軌跡上の最下部には、原稿トレイ11に原稿が載置されたことを検知する原稿セットセンサ82が設けられている。つまり、原稿セットセンサ82は、セットフィラー46が回動して原稿セットセンサ82から外れたか否かにより、ADF102にセットされた原稿の有無を検知する。
ADF102は、分離給送部51と、プルアウト部52と、ターン部53と、第1読取搬送部54と、第2読取搬送部55と、排紙部56とにより構成される搬送部50を備えている。搬送部50の各搬送ローラは、1つ以上の搬送モータにより回転駆動される。
分離給送部51は、原稿を給紙する給紙口60の近傍に配置されたピックアップローラ61と、搬送経路を挟んで対向するように配置された給紙ベルト62及びリバースローラ63とを有している。
ピックアップローラ61は、給紙ベルト62に取り付けられた支持アーム部材64により支持されており、図示しないカム機構を介して原稿束に接触する接触位置と原稿束から離れた離隔位置との間で図中c,d方向に上下動する。ピックアップローラ61は、接触位置において原稿トレイ11上に積載された原稿のうち、数枚(理想的には一枚)の原稿をピックアップする。
給紙ベルト62は、給送方向に回転し、リバースローラ63は、給送方向と逆方向に回転する。また、リバースローラ63は、原稿が重送された場合に、給紙ベルト62に対して逆方向に回転するが、リバースローラ63が給紙ベルト62に接している場合、又は原稿を一枚のみ搬送している場合には、図示しないトルクリミッタの働きにより、給紙ベルト62に連れ回りする。これにより、原稿の重送が防止される。
プルアウト部52は、搬送経路52aを挟むように配置された一対のローラからなるプルアウトローラ65を有している。プルアウト部52は、プルアウトローラ65とピックアップローラ61の駆動タイミングにより、送り出された原稿を一次突当整合(いわゆる、スキュー補正)し、整合後の原稿を引き出し搬送する。
ターン部53は、上から下に向けて湾曲した搬送経路53aを挟むように配置された一対のローラからなる中間ローラ66及び読取入口ローラ67を有している。ターン部53は、中間ローラ66により引き出し搬送された原稿を、湾曲した搬送経路を搬送することによりターンさせて、読取入口ローラ67により原稿の表面を下方に向けて原稿の読取位置(撮像位置)であるスリットガラス7の近傍まで搬送する。
ここで、プルアウト部52からターン部53への原稿の搬送速度は、第1読取搬送部54における搬送速度よりも高速に設定されている。これにより、第1読取搬送部54に搬送される原稿の搬送時間の短縮が図られている。
第1読取搬送部54は、スリットガラス7に対向するよう配置された第1読取ローラ68と、読取終了後の搬送経路55aに配置された第1読取出口ローラ69とを有している。第1読取搬送部54は、スリットガラス7の近傍まで搬送された原稿の表面を第1読取ローラ68によりスリットガラス7に接触させながら搬送する。この際、原稿は、スリットガラス7を介して、スキャナ101にて読み取られる。このとき、スキャナ101の第1キャリッジ25および第2キャリッジ26は、ホームポジションの位置で停止した状態である。第1読取搬送部54は、読取終了後の原稿を第1読取出口ローラ69によりさらに搬送する。
ここで、図4は原稿の読取位置近傍の構成を模式的に示す図である。なお、図4においては、原稿は、左から右に搬送される。
図4に示すように、ADF102は、スリットガラス7に対向する位置に、撮像背景となる背景部材92を備えている。背景部材92は、例えば可視光領域での反射率が一様に高いとされる白色の部材であり、シェーディング補正に用いられる。原稿は、スリットガラス7と背景部材92との間を搬送される。スキャナ101は、図4に示す読取ラインの位置で、画像読み取りを行う。
第2読取搬送部55は、原稿の裏面を読み取る第2読取部91と、搬送経路55aを挟んで第2読取部91に対向するよう配置された第2読取ローラ70と、第2読取部91の搬送方向下流に配置された第2読取出口ローラ71とを有している。
第2読取搬送部55では、表面読取後の原稿の裏面が第2読取部91により読み取られる。裏面が読み取られた原稿は、第2読取出口ローラ71により排紙口に向けて搬送される。第2読取ローラ70は、第2読取部91における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部91におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。両面読み取りを行わない場合には、原稿は第2読取部91を素通りするようになっている。
排紙部56は、排紙口の近傍に一対の排紙ローラ72が設けられ、第2読取出口ローラ71により搬送された原稿を排紙トレイ12に排紙する。
また、ADF102には、搬送経路に沿って、突き当てセンサ84、レジストセンサ81、排紙センサ83などの各種センサが設けられており、原稿の搬送距離や搬送速度等の搬送制御に用いられる。
さらに、プルアウトローラ65と中間ローラ66との間には、原稿幅センサ85が設けられている。なお、原稿の搬送方向の長さは、突き当てセンサ84やレジストセンサ81での原稿の先端及び後端を読み取りによりモータパルスから検知される。
次に、画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。
ここで、図5は画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、画像処理装置100にはスキャナ101で読み取った原稿画像に所定の処理を施し、画像データとしてプロッタ120に出力する画像処理部200が設けられている。スキャナ101とADF102と画像処理部200は、エッジ検出装置、傾き補正装置および読取装置を構成する。
画像処理部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、メインメモリ205、チップセット206、画像処理ASIC207、コントローラASIC208、メインメモリ209、I/O ASIC210を備える。なお、ASICは、Application Specific Integrated Circuit(特定用途向け集積回路)の略称である。
CPU201は、画像処理装置100を制御するためのものである。メインメモリ205は、CPU201が画像処理装置100を制御するためのプログラムが展開されるワーク領域として使用されたり、扱う画像データなどを一時保管したりするもの(画像メモリ)である。チップセット206は、CPU201と共に用いられコントローラASIC208、I/O ASIC210がメインメモリ205へアクセスすることを制御する。
本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
スキャナ101は、コピー処理する画像データや外部インターフェイスへ出力するための画像データを読み取る機能を有している。プロッタ120は、コントローラASIC208で画像処理された画像データを印刷するための機能を有している。
画像処理ASIC207は、スキャナ101より読み取られた画像データに対して画像処理を行いコントローラASIC208へ画像データを出力する。また、画像処理ASIC207は、コントローラASIC208からの画像データをプロッタ120にて印刷できるように画像処理したり、プロッタ120の印刷タイミングにあわせて画像データを送ったりするものである。
コントローラASIC208は、チップセット206越しのメインメモリ205を使って画像処理装置100で扱う画像データの回転、および編集などを行い、HDD211に蓄積し画像処理ASIC207と画像データを送受信する。メインメモリ209は、コントローラASIC208が画像処理を行う画像メモリとして使用される。HDD(Hard Disk Drive)211は、画像処理した画像データを一時保管するため使用される。
I/O ASIC210は、画像処理装置100に付加機能を与えるための外部インターフェイスである。例えば、I/O ASIC210は、ネットワークインターフェイス、USB、SDカード、操作部、SPI、I2C、原稿幅センサ85などのインターフェイスや画像処理を高速化するためのハードウェアアクセラレータ、暗号化処理回路などが具備されている。
次に、画像処理部200により発揮される機能について説明する。
ここで、図6は画像処理部200の機能を示すブロック図である。なお、ここでは、画像処理部200が発揮する機能のうち、本実施の形態における特徴的な機能について説明する。
図6に示すように、画像処理部200は、画像生成部300と、色情報取得手段である色情報取得部310と、境界検出手段である境界検出部320と、傾き量検出手段である傾き量検出部330と、傾き補正手段である傾き補正部340と、を有する。本実施の形態においては、画像処理ASIC207が画像生成部300を有し、コントローラASIC208が色情報取得部310と、境界検出部320と、傾き量検出部330と、傾き補正部340と、を有する。なお、これに限るものではなく、CPU201がプログラムを実行することにより、色情報取得部310と、境界検出部320と、傾き量検出部330と、傾き補正部340と、を実現するものであってもよい。
画像生成部300は、原稿の読取位置(撮像位置)であるスリットガラス7を通過する原稿に照射した光の反射光を撮像部28で読み取ったアナログ画像信号に基づき、画像情報であるデジタル画像データ(以下、画像データという)を生成する。
ここで、図7は画像データの一例を示す図である。
図7に示すように、画像データには、原稿部分の情報領域である「原稿領域」と、当該原稿領域の外側に位置して背景となる背景部材92の情報領域である「背景領域」が存在する。加えて、画像データには、背景領域と原稿領域との境に影領域が発生する。背景部材92が可視光領域での反射率が一様に高いとされる白色の部材である場合、背景領域と原稿領域の間の影領域は、可視光領域であればどの波長領域であっても形成されるようになる。影領域できることによって画素値の変化が著しくなることから、エッジの検出率が向上する。なお、図7では原稿の上辺及び左辺近傍にのみ影領域を示しているが、実際には原稿の全ての輪郭付近に影領域が発生する。
ところで、主走査方向において原稿と背景部材92との距離が一定であれば、影領域の幅は主走査方向に於いて均一となる。しかしながら、原稿の状態によっては、原稿による影が形成されない場合がある。このような場合には、エッジの検出に失敗して誤った傾き量(角度)検出を行ってしまうという問題がある。
色情報取得部310は、画像データ内の背景領域の一部および原稿領域の一部からそれぞれの色情報(地肌の色など)を取得し、取得した色情報を境界検出部320に出力する。
境界検出部320は、色情報取得部310から入力された二つの色情報の間の色情報の変化から背景領域と原稿領域との境界(境界線)を検出し、境界線情報を傾き量検出部330に出力する。
傾き量検出部330は、画像データ内の背景領域と原稿領域との境界線の検出結果から原稿の傾き量(スキュー量)を検出する。
傾き補正部340は、傾き量検出部330で検出した原稿の傾き量(スキュー量)に基づいて傾きを補正し、補正後画像データとして後段に出力する。
次に、色情報取得部310における処理について詳述する。
ここで、図8は色情報取得部310における処理の概要を模式的に示す図である。図8に示すように、色情報取得部310は、まず、メモリ上の画像データ内の予め定義された背景領域の一部分の画素値を取得し、その統計量(例えば平均値)から、背景領域の色情報を示す第一の色情報を取得する。図8に示す例では、背景領域の上部の領域(破線の長方形で図示)である第一の色情報取得エリアX1から第一の色情報を取得するものとする。
また、色情報取得部310は、メモリ上の画像データ内の予め定義された原稿領域の一部分の画素値を取得し、その統計量(例えば平均値)から、原稿領域の色情報を示す第二の色情報を取得する。図8に示す例では、原稿領域の上部の領域(破線の長方形で図示)である第二の色情報取得エリアX2から第二の色情報を取得するものとする。
背景領域の色が均一で、かつ、原稿領域の輪郭付近の色が原稿の地肌色と同じである場合、図8の左側において示すように、背景領域と原稿領域との境界付近の画素値を主走査方向に調べていくと、その画素値は概ね下記のようになる。
第一の色情報 → 影領域の色情報 → 第二の色情報
なお、第一の色情報と第二の色情報が等価といえる場合、影領域の有無でエッジ検出の成否が変わることが有る。ここで、図9は影領域の有無でエッジ検出の成否が変わる場合を示す図である。図9(a)は影領域なしの場合を示し、図9(b)は影領域ありの場合を示す。図9(a)に示すように影領域がない場合には、エッジ検出が難しいものとなっている。したがって、エッジ検出を行う上では、影領域での画素値の変化量が大きいことが好ましい。その為の条件としては、背景部材92の反射率が高いことや、原稿の透過率が低いことなどが挙げられる。本実施形態は、可視光領域での反射率が一様に高いとされる白色部材を背景部材92として用いることによって、光源のピーク波長に依らず影領域での画素値の変化を大きくなることが特徴であり、その為、エッジ検出に成功する可能性を高めることができる。
また、本実施形態における「色情報」は、例えばRed(赤)、Green(緑)、Blue(青)の様な一つまたは複数の成分の画素値から構成される情報としたものである。本実施形態によれば、画像中の原稿領域や背景領域の組み合わせなどによって、色情報に含まれる成分の中から、着目する成分を選択することでエッジ検出の成功率を高めることができる。
なお、本実施形態においては、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)成分の画素値としたが、これに限るものではなく、例えばCMYK値、三刺激値(XYZ)、Lab色空間におけるLab値などに基づいて構成される情報であっても良い。また、上記の様な可視光に基づく情報にのみ限定したものではなく、他にも可視光でない赤外や紫外の光(非可視光)に基づいて構成された情報が含まれるものであっても良い。
次に、境界検出部320における処理について詳述する。
ここで、図10は境界検出部320における処理の概要を模式的に示す図である。図10に示すように、境界検出部320は、特定の主走査位置、あるいは特定の副走査位置に着目して画素値の変化量を調べる。本実施形態においては、図8に示したように、特定の副走査位置に着目して、主走査方向に画素値の変化量を調べるものとする。
境界検出部320は、第一の色情報と第二の色情報との間の色情報の変化(画素値の変化量)に基づいて原稿領域と背景領域との境界の位置を推定する。例えば、図10に示すように、境界検出部320は、色情報取得部310が取得した第一の色情報と第二の色情報の大小関係に応じて、背景領域と原稿領域との境界点の検出の仕方を変更する。ここでは、以下に示す2つのケースA、Bについて説明する。
[ケースA]
第一の色情報<第二の色情報の場合(原稿が背景部材より反射率が高い場合など)
ケースAの場合、図10(a)に示すように、画素値をプロットしていくと、影領域で画素値が下がり、原稿領域に入ると画素値が上がる為、下に凸となる領域を含む曲線になる。この時、境界検出部320は、注目画素と、注目画素の隣の画素からの画素値の変化量を検査し、変化量が正になった箇所、あるいは変化量が連続で正になった箇所を境界点として検出する。
[ケースB]
第一の色情報>第二の色情報の場合(原稿が背景部材より高濃度の場合や、原稿領域では影領域から更に画素値が下がる場合など)
ケースBの場合、図10(b)に示すように、画素値をプロットしていくと、影領域で画素値が下がり、原稿領域に入ると、原稿が高濃度である為影領域より僅かに画素値が上がるか、あるいは影領域より更に画素値が下がる。その為、背景部分と原稿部分の境界は画素値の変化量が負になっている箇所の近傍に位置することが多い。この時、境界検出部320は、注目画素と、注目画素の隣の画素からの画素値の変化量を検査し、変化量が負になった箇所、あるいは変化量が連続で負になっている箇所を境界点として検出する。
ここで、変化量が連続で正または負になっている箇所における境界点の検出について説明する。上述のように、変化量が連続で正または負になっている箇所においては、連続する箇所の起点、中点、終点などを境界点とすることが可能である。ただし、連続する箇所の起点、中点、終点のいずれを境界点とするかについては、原稿の状態等によって変わるものとなっている。
境界検出部320は、上述の通り、第一の色情報と第二の色情報との間の色情報の変化(画素値の変化量)から背景部材と原稿との境界上にある点(背景領域と原稿領域との境界点)の座標Xを推定する。
そして、境界検出部320は、上記の推定を主走査位置、あるいは副走査位置を変更して繰り返し、背景部材と原稿の境界上にある点(背景領域と原稿領域との境界点)の座標Xの集合(境界点群)を求める。
傾き量検出部330は、境界検出部320が求めた背景部材と原稿の境界上にある点(背景領域と原稿領域との境界点)の座標Xの集合(境界点群)から原稿のエッジとなる境界線を推定(検出)し、原稿の傾き量(スキュー量)を検出する。ここで、図11は境界点群からの境界線の検出(推定)例を示す図である。図11に示す例は、境界点群X[1]~X[N]からの背景領域と原稿領域との境界である境界線の検出(推定)を示すものである。
ここで、傾き量検出部330における原稿の傾き量(スキュー量)の検出手法について説明する。
ここで、図12は原稿の傾き量(スキュー量)の検出手法を示す図である。図12に示すように、傾き量検出部330は、推定された背景領域と原稿領域との境界線の直線式に基づき、原稿領域画像の傾き角度θを算出する。
また、傾き補正部340は、傾き量検出部330にて算出した角度θに応じて、原稿領域内の画像情報に対して行列演算などによる回転処理を施す。回転処理の一例として、下記に示す行列演算によって、座標(x,y)に存在する画素の情報を座導(x’,y’)に転移させて、原稿領域内の画像情報の傾きを補正することができる。
Figure 0007211238000001
このように本実施の形態によれば、画像データにおける背景領域と原稿領域との間に形成される影領域の形状によらず、背景領域と原稿領域の境界近辺の色情報の変化から原稿の傾きを検出することができるため、高精度に原稿のエッジを検出することができる。
なお、本実施形態においては、画素値の変化量に基づいて原稿領域と背景領域との境界の位置を推定するものとしたが、これに限るものではない。図13は、境界検出部320における処理の概要の他の例を模式的に示す図である。図13に示すように、境界検出部320は、特定の主走査位置、あるいは特定の副走査位置に着目して画素値を調べるようにしてもよい。ここでは、図8に示したように、特定の副走査位置に着目して、主走査方向に画素値を調べるものとする。
境界検出部320は、第一の色情報と第二の色情報との間の色情報の変化(画素値)に基づいて原稿領域と背景領域との境界の位置を推定する。例えば、図13に示すように、境界検出部320は、第一の色情報の画素値と第二の色情報の画素値との間で、画素値が所定値以上連続して増加する場合、これらの連続する画素値の何れかを原稿領域と背景領域との境界の位置として推定する。また、境界検出部320は、第一の色情報の画素値と第二の色情報の画素値との間で、画素値が所定値以上連続して減少する場合、これらの連続する画素値の何れかを原稿領域と背景領域との境界の位置として推定する。
これにより、画像データにおける背景領域と原稿領域との間に形成される影領域の形状によらず、背景領域と原稿領域の境界近辺の色情報の変化から原稿の傾きを検出することができるため、高精度に原稿のエッジを検出することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、強調フィルタ(一次微分フィルタなど)を加える点が、第1の実施の形態と異なる。以下、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態と異なる箇所について説明する。
図14は、第2の実施の形態にかかる境界検出部320における処理の概要を模式的に示す図である。図14に示すように、境界検出部320は、特定の主走査位置、あるいは特定の副走査位置に着目して画素値の変化量を調べる。本実施形態においては、図8に示したように、特定の副走査位置に着目して、主走査方向に画素値の変化量を調べるものとする。
境界検出部320は、画素値の変化量が所定の量より大きくなった箇所を境界上にある点として推定する。ここで、本実施形態においては、画素値の変化を検出しやすくする為に、強調フィルタ(一次微分フィルタなど)を加える。すなわち、境界検出部320は、強調フィルタの出力から境界上にある点を推定する。例えば、図14に示すように、境界検出部320は、色情報取得部310が取得した第一の色情報と第二の色情報の大小関係に応じて、背景領域と原稿領域の境界点の検出の仕方を変更する。ここでは、以下に示す2つのケースA、Bについて説明する。
[ケースA]
第一の色情報<第二の色情報の場合(原稿が背景部材より反射率が高い場合など)
ケースAの場合、図14(a)に示すように、強調フィルタ出力は上側に凸型となる領域を含む曲線になる。この場合、境界検出部320は、しきい値を上側に設け、そのしきい値を跨いだ点を境界点として検出する。
図14(a)に示す例において、初めてしきい値を跨いだ点(図中に白丸で図示)を境界点とすると、その場合は実際の境界線の位置と検出した位置とではズレが生じる。そのズレを抑える為には、より原稿領域に近い箇所を境界点として検出するのが好ましい。その方法の一例としては、図14(a)に示すように、強調フィルタの出力値を主走査方向に調べていき、変化量(傾き)が負で、かつ、しきい値を跨いだ箇所を境界点として検出する方法が挙げられる。
[ケースB]
第一の色情報>第二の色情報の場合(原稿が背景部材より高濃度の場合や、原稿領域では影領域から更に画素値が下がる場合など)
ケースBの場合、図14(b)に示すように、強調フィルタ出力は下側の凹型となる領域を含む曲線になる。この場合、境界検出部320は、しきい値を下側に設け、そのしきい値を跨いだ点を境界点として検出する。
図14(b)に示す例においても、前述したように原稿領域により近い箇所を境界点として検出するのが好ましい。この場合では、変化量(傾き)が正で、かつ、しきい値を跨いだ箇所を境界点として検出すると、原稿領域の近傍での境界点を検出することができる。
一般的に、背景領域と原稿領域との境界では画素値が大きく変化する為、画素値の大きな変化が起こっている箇所を検出することによって、境界の位置を正確に検出することができる。
このように本実施の形態によれば、強調フィルタ(一次微分フィルタなど)を加えた構成で、しきい値を適切に設定することによって、正確なエッジ検出が可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、しきい値を超過する画素が存在しなかった場合、しきい値を更新して、再度しきい値を超過する画素を探索する点が、第1の実施の形態ないし第2の実施の形態と異なる。以下、第3の実施の形態の説明では、第1の実施の形態ないし第2の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態ないし第2の実施の形態と異なる箇所について説明する。
図15は、第3の実施の形態にかかる境界検出部320における処理の概要を模式的に示す図である。図15(a)に示すように、原稿領域と背景領域との色の組み合わせ次第では、第一の色情報と第二の色情報とが示す値が近い場合が発生し得る。このような場合、境界検出部320では、しきい値を超過する画素が無く、境界点の検出に失敗する可能性が有る。
そこで、本実施形態にかかる境界検出部320では、図15(b)に示すように、しきい値を超過する画素が存在しなかった場合、しきい値を更新して、再度しきい値を超過する画素を探索する。境界検出部320は、例えば、更新後のしきい値を、予め定めた値に設定するか、あるいは第一の色情報と第二の色情報の差分に基づいて設定する。
このように本実施の形態によれば、原稿領域と背景領域の色情報が類似する場合においても、境界点の検出の成功率を高めることができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、2つの色情報(第一の色情報、第二の色情報)の各成分に関して差分の大きさを評価する点が、第1の実施の形態ないし第3の実施の形態と異なる。以下、第4の実施の形態の説明では、第1の実施の形態ないし第3の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態ないし第3の実施の形態と異なる箇所について説明する。
図16は、第4の実施の形態にかかる境界検出部320における処理の概要を模式的に示す図である。本実施形態は、背景部材92の色情報(第一の色情報)と、原稿の色情報(第二の色情報)が複数の成分(例えばRed,Green,Blueの3成分)からなる場合に有効である。以下においては、一例として、色情報が(Red,Green,Blue)の3成分から構成されている場合について説明する。背景部材92の色情報である第一の色情報を(R1,G1,B1)、原稿の色情報である第二の色情報を(R2,G2,B2)と表現する。
図16に示すように、境界検出部320は、2つの色情報(第一の色情報、第二の色情報)の各成分に関して差分の大きさを評価する。
簡単な例としては、境界検出部320は、下記の数式によって定めるDiff_*で評価できる。
Diff_*=|*2-*1| (*=R,G,B)
続いて、境界検出部320は、Diff_*の値をRed,Green,Blueの3成分の間で比較し、最も値が大きくなっている成分を選択する。
以後、境界検出部320は、選択された成分についてのみ境界点の検出を行う。
本実施の形態によれば、例えば下記の様な場合に、より高精度な境界点の検出を実現することができる。
背景部材:白色 (R1≒G1≒B1)
原稿 :黄色(R2≒G2>B2)
また、R1≒R2、G1≒G2
図16に示す例においては、Red、Greenの情報からでは背景領域と原稿領域とで読取値がほぼ等価といえるが、Blueに関しては背景領域と原稿領域とで読取値の差分は大きい。この場合では、Diff_R、DiFF_G、DiFF_Bの中ではDiff_Bが最も大きい為、Blue成分に基づいて背景と原稿の境界検出を行う。
このように本実施の形態によれば、複数の成分から構成される画像に対して、何れか一つの成分だけでも原稿領域と背景領域とで色情報の差が大きければ、背景領域と原稿領域との境界を精度良く検出することができる。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態は、背景領域や原稿領域の色情報に関する統計量によって動作を変更する点が、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態と異なる。以下、第5の実施の形態の説明では、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態と異なる箇所について説明する。
図17は、第5の実施の形態にかかる画像処理部200の機能を示すブロック図である。図17に示すように、第5の実施の形態にかかる画像処理部200は、統計量取得手段である統計量取得部350を更に備えている。
統計量取得部350は、背景領域や原稿領域の色情報に関する統計量を取得する。そして、境界検出部320は、統計量取得部350により取得された統計量によって動作を変更する。
ここで、図18は第二の色情報取得エリア内の画素値が均一である場合の度数分布例を示す図、図19は第二の色情報取得エリア内の画素値が不均一である場合の度数分布例を示す図である。第1の実施の形態ないし第4の実施の形態においては、例えば図18に示すような第二の色情報取得エリアX2における画素値が概ね均一である場合を想定したものであった。しかしながら、実際には、例えば図19に示すように、第二の色情報取得エリアX2での画素値が不均一となる場合も考えられる。また、第二の色情報取得エリアX2だけでなく、第一の色情報取得エリアX1についても不均一となる場合が考えられ、同様のことが言える。図19に示すように、取得した色情報が場所により不均一である場合、境界検出部320で用いられる色情報が示す値は、色情報が示す値の決定の仕方や原稿部分の画像のパターンなどによって変化する。このような場合では、検出された境界線の信頼性は損なわれる。
そこで、本実施形態においては、統計量取得部350が、背景領域、または原稿領域に含まれる色情報に関する統計量を取得し、境界検出部320が、統計量に基づき動作を変えるようにしたものである。境界検出部320は、例えば原稿領域の画素値の統計量によっては境界検出を行わない、または境界検出結果を棄却する、などと動作を変える。
統計量取得部350は、例えば、色報取得エリア内の画素値の統計量として標準偏差(図18に示すσ1、図19に示すσ2。この時σ1<σ2)を取得する。
境界検出部320は、標準偏差σ1あるいは標準偏差σ2のいずれかが予め定めた値を超過する場合、色情報エリア内の画素値が不均一であると判断し、境界検出を行わない。例えば、図19に示す例では、標準偏差σ2が所定の値を超えている為、境界検出は実行しない。
また、境界検出部320は、例えば図19に示すような状況で境界検出を行わないと判断した場合に、ユーザに対して背景領域の色変更を施した後での再試行を報知するなどしてもよい。これにより、境界検出の成功率を高めるシステムを構築することができる。
このように本実施の形態によれば、信頼性の低いエッジの情報に基づいて画像処理を行うのは、何もしない時よりも却って異常を起こす可能性が有る為、エッジが正しく検出できていない可能性が高いと判断できる場合は、エッジ検出を行わない(あるいは検出結果を棄却する)ことにより、検出された境界線の信頼性を高めることができる。
なお、上記各実施の形態では、エッジ検出装置により検出した背景領域と原稿領域の境界を原稿の傾き量の補正に用いることとして説明したがこれに限るものではない。エッジ検出装置により検出した背景領域と原稿領域の境界を画像中の原稿情報だけを抜き出す処理(トリミング)や、位置補正処理(レジスト調整)などに用いるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態では、本発明の画像処理装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像処理装置であればいずれにも適用することができる。
以上、この発明の各実施の形態について説明したが、それらの各部の具体的な構成、処理の内容、データの形式等は、実施形態で説明したものに限るものではない。また、以上説明してきた実施形態の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
28 撮像手段
92 背景部材
100 画像処理装置
101、102、200 エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置
102 搬送手段
120 画像形成部
310 色情報取得手段
320 境界検出手段
330 傾き量検出手段
340 傾き補正手段
350 統計量取得手段
特開2017-112412号公報

Claims (12)

  1. 原稿領域と当該原稿領域の外側の背景領域とを含む画像における前記背景領域の色情報である第一の色情報と前記原稿領域の色情報である第二の色情報とを取得する色情報取得手段と、
    前記第一の色情報と前記第二の色情報との間の画素値の変化量に基づいて前記背景領域と前記原稿領域の境界を検出する境界検出手段と、
    を備え
    前記境界検出手段は、前記第一の色情報と前記第二の色情報との大小関係を検出し、当該大小関係に応じて、画素値の変化量に基づく前記背景領域と前記原稿領域との境界の検出手法を変える、
    ことを特徴とするエッジ検出装置。
  2. 記境界検出手段は、前記第一の色情報と前記第二の色情報との間において画素値が連続して増加または減少する場合に、連続する画素値の何れかを前記原稿領域と前記背景領域との境界の位置とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエッジ検出装置。
  3. 前記境界検出手段は、
    注目画素と当該注目画素の近隣画素との間での画素値の変化量が所定の値を超過する画素の位置から前記背景領域と前記原稿領域との境界を検出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のエッジ検出装置。
  4. 前記境界検出手段は、
    前記画素値の変化量が所定の値を超過する画素がなかった場合、前記所定の値を変更して、画素値の変化量が所定の値を超過する画素を探索する、
    ことを特徴とする請求項に記載のエッジ検出装置。
  5. 前記色情報は、前記画像中の複数の成分の画素値から構成されるものであって、
    前記境界検出手段は、前記第一の色情報と前記第二の色情報の間で最も差が大きい成分の画素値に基づいて前記背景領域と前記原稿領域の境界を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエッジ検出装置。
  6. 前記原稿領域と前記背景領域との一部分から画素値の統計量を取得する統計量取得手段備え、
    前記境界検出手段は、前記統計量取得手段で取得した前記統計量に基づき動作を選択する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のエッジ検出装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のエッジ検出装置と、
    前記エッジ検出装置により検出した背景領域と原稿領域の境界から前記原稿領域の傾き量を検出する傾き量検出手段と、
    前記傾き量検出手段で検出された傾き量に応じて、前記原稿領域に傾き補正を実施する傾き補正手段と、
    を備えることを特徴とする傾き補正装置。
  8. 背景部材が背景となる撮像位置で原稿を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像から前記背景部材の画像である背景領域と前記原稿の画像である原稿領域の境界を検出する請求項1乃至のいずれか一項に記載のエッジ検出装置と、
    前記エッジ検出装置により検出した前記背景領域と前記原稿領域の境界から前記原稿領域の傾き量を検出する傾き量検出手段と、
    前記傾き量検出手段で検出された傾き量に応じて、前記原稿領域に傾き補正を実施する傾き補正手段と、
    を備えることを特徴とする読取装置。
  9. 前記撮像位置に対して前記原稿を搬送する搬送手段を備え、
    前記撮像手段は、前記原稿が前記搬送手段によって前記撮像位置を通過した際の前記原稿を撮像する、
    ことを特徴とする請求項に記載の読取装置。
  10. 前記背景部材は、白色部材である、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の読取装置。
  11. 請求項ないし10の何れか一項に記載の読取装置と、
    前記読取装置で読み取った画像情報に基づき画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  12. エッジ検出装置におけるエッジ検出方法であって、
    原稿領域と当該原稿領域の外側の背景領域とを含む画像における前記背景領域の色情報である第一の色情報と前記原稿領域の色情報である第二の色情報とを取得する色情報取得工程と、
    前記第一の色情報と前記第二の色情報との間の画素値の変化量に基づいて前記背景領域と前記原稿領域の境界を検出する境界検出工程と、
    を含み、
    前記境界検出工程は、前記第一の色情報と前記第二の色情報との大小関係を検出し、当該大小関係に応じて、画素値の変化量に基づく前記背景領域と前記原稿領域との境界の検出手法を変える、
    ことを特徴とするエッジ検出方法。
JP2019078070A 2019-04-16 2019-04-16 エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法 Active JP7211238B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019078070A JP7211238B2 (ja) 2019-04-16 2019-04-16 エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法
US16/841,708 US11102365B2 (en) 2019-04-16 2020-04-07 Edge detecting device, tilt correction device, reading device, image processing apparatus, and edge detection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019078070A JP7211238B2 (ja) 2019-04-16 2019-04-16 エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020178192A JP2020178192A (ja) 2020-10-29
JP7211238B2 true JP7211238B2 (ja) 2023-01-24

Family

ID=72832147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019078070A Active JP7211238B2 (ja) 2019-04-16 2019-04-16 エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11102365B2 (ja)
JP (1) JP7211238B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7341808B2 (ja) * 2019-09-11 2023-09-11 キヤノン株式会社 画像読取装置およびその制御方法
JP2021141467A (ja) 2020-03-05 2021-09-16 株式会社リコー 読取装置、画像処理装置および特徴量検出方法
JP2022007139A (ja) 2020-06-25 2022-01-13 株式会社リコー 読取装置、画像形成装置および画像読取方法
JP2022018303A (ja) 2020-07-15 2022-01-27 株式会社リコー 情報処理システム、画像形成装置、及び方法
JP2022059491A (ja) 2020-10-01 2022-04-13 株式会社リコー 読取装置、画像形成装置および方法
WO2022079770A1 (ja) * 2020-10-12 2022-04-21 株式会社Pfu 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
JP2022072388A (ja) 2020-10-29 2022-05-17 株式会社リコー 読取装置、画像形成装置および方法
JP2022165794A (ja) * 2021-04-20 2022-11-01 シャープ株式会社 画像読取装置および画像読取方法
JP2023033768A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 シャープ株式会社 原稿読取装置及び原稿読取装置の制御方法
JP2023130132A (ja) 2022-03-07 2023-09-20 株式会社リコー 原稿載置検知装置、画像読取装置、画像形成装置、方法およびプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262234A (ja) 2005-03-18 2006-09-28 Casio Comput Co Ltd 書画台及び書画システム
JP2007088654A (ja) 2005-09-21 2007-04-05 Pfu Ltd 画像読取装置
JP2007189577A (ja) 2006-01-16 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンピュータプログラム、画像入力装置、画像入力システムおよび画像入力方法
JP2012124744A (ja) 2010-12-09 2012-06-28 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像形成装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理装置の制御プログラム
JP2013058937A (ja) 2011-09-08 2013-03-28 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像処理システム
JP2013172243A (ja) 2012-02-20 2013-09-02 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2015109573A (ja) 2013-12-05 2015-06-11 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2017108258A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 コニカミノルタ株式会社 原稿の傾き量検出装置および画像処理装置
JP2017112412A (ja) 2015-12-14 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 原稿の傾き量検出装置および画像処理装置
JP2018137636A (ja) 2017-02-22 2018-08-30 株式会社日立情報通信エンジニアリング 画像処理装置及び画像処理プログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05347687A (ja) 1992-06-15 1993-12-27 Konica Corp 画像読み取り装置
JP2004062460A (ja) 2002-07-26 2004-02-26 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2005223878A (ja) 2004-01-05 2005-08-18 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置および画像読み取り装置付き記録装置
JP4745949B2 (ja) * 2006-12-11 2011-08-10 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法
US8081355B2 (en) 2007-03-05 2011-12-20 Ricoh Company, Ltd. Illumination unit, image read apparatus, image formation apparatus
US8199371B2 (en) 2008-02-25 2012-06-12 Ricoh Company, Ltd. Image reader and image formation apparatus
JP2010206632A (ja) 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、及び複写機
JP2011103575A (ja) 2009-11-11 2011-05-26 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置
JP5652063B2 (ja) 2010-09-02 2015-01-14 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及びシェーディング補正方法
JPWO2013021525A1 (ja) * 2011-08-11 2015-03-05 パナソニック株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び集積回路
JP6060557B2 (ja) 2012-08-13 2017-01-18 株式会社リコー 画像処理装置
JP6222554B2 (ja) 2012-12-25 2017-11-01 株式会社リコー 画像読取装置および画像形成装置
JP6221402B2 (ja) 2013-06-24 2017-11-01 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6354298B2 (ja) 2014-04-30 2018-07-11 株式会社リコー 画像処理装置、画像読取装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP6536238B2 (ja) 2015-07-13 2019-07-03 株式会社リコー 画像読取装置及び画像形成装置
JP6772493B2 (ja) 2016-03-14 2020-10-21 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6200040B1 (ja) * 2016-06-17 2017-09-20 株式会社Pfu 画像処理装置、画像処理方法、および、プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262234A (ja) 2005-03-18 2006-09-28 Casio Comput Co Ltd 書画台及び書画システム
JP2007088654A (ja) 2005-09-21 2007-04-05 Pfu Ltd 画像読取装置
JP2007189577A (ja) 2006-01-16 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンピュータプログラム、画像入力装置、画像入力システムおよび画像入力方法
JP2012124744A (ja) 2010-12-09 2012-06-28 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像形成装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理装置の制御プログラム
JP2013058937A (ja) 2011-09-08 2013-03-28 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像処理システム
JP2013172243A (ja) 2012-02-20 2013-09-02 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2015109573A (ja) 2013-12-05 2015-06-11 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2017108258A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 コニカミノルタ株式会社 原稿の傾き量検出装置および画像処理装置
JP2017112412A (ja) 2015-12-14 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 原稿の傾き量検出装置および画像処理装置
JP2018137636A (ja) 2017-02-22 2018-08-30 株式会社日立情報通信エンジニアリング 画像処理装置及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020178192A (ja) 2020-10-29
US20200336615A1 (en) 2020-10-22
US11102365B2 (en) 2021-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7211238B2 (ja) エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法
JP7131415B2 (ja) 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
JP7196644B2 (ja) 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
JP7196698B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
US10657635B2 (en) Inspection apparatus, inspection method and storage medium
US10194051B2 (en) Device for detecting amount of skew in document and image processing apparatus
US10129415B2 (en) Image reading apparatus, image forming apparatus, image reading method, and storage medium
US11695892B2 (en) Reading device and method of detecting feature amount from visible or invisible image
JP6607019B2 (ja) 原稿の傾き量検出装置および画像処理装置
US8208171B2 (en) Image reading apparatus and method to prevent image erasing due to erroneously line-shaped noise detection
JP3671682B2 (ja) 画像認識装置
JP7383923B2 (ja) 読取装置、画像形成装置および補正方法
JP2013065949A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2022059534A (ja) 読取装置、画像形成装置および補正方法
US20180229956A1 (en) Document conveyance apparatus and image forming apparatus
JP6557104B2 (ja) 画像読取装置
JP7176390B2 (ja) 傾き補正装置、読取装置、画像形成装置および傾き補正方法
JP7243434B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム
US20240037891A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2010245688A (ja) 原稿読取装置
JP5739775B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法、およびプログラム
JP2020077959A (ja) 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム
JP2018121177A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、及び画像処理方法
JP2010268319A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7211238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151