JP2015109573A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015109573A
JP2015109573A JP2013251672A JP2013251672A JP2015109573A JP 2015109573 A JP2015109573 A JP 2015109573A JP 2013251672 A JP2013251672 A JP 2013251672A JP 2013251672 A JP2013251672 A JP 2013251672A JP 2015109573 A JP2015109573 A JP 2015109573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour
color
pixel
edge
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013251672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6303458B2 (ja
Inventor
裕明 小平
Hiroaki Kodaira
裕明 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013251672A priority Critical patent/JP6303458B2/ja
Publication of JP2015109573A publication Critical patent/JP2015109573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6303458B2 publication Critical patent/JP6303458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】ジャギーを抑え、比視感度に応じた輪郭強調を行う。【解決手段】画像処理装置は、各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出部1と、エッジ検出部1により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定部2と、輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、前記輪郭を強調するように調整する輪郭処理部6と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
画像形成装置は、形成される画像の中間調の再現性を高めるため、画像データをスクリーン処理することが一般的である。
文字又は図形の画像は、スクリーン処理によって輪郭にジャギーが生じることがあるため、ジャギーを軽減する目的で文字又は図形の輪郭を強調することも行われている。
輪郭強調時、周辺画素との画素値の差が閾値よりも大きい画素を輪郭強調の対象として、画素値の調整が行われる。
複数の色により画像を形成する場合、閾値を各色共通の一定値とすると、輪郭強調によって違和感のある画像となることがある。
例えば、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色が用いられる場合、Y色は視認性が低いため、Y色の画素値の差が大きくても、観察者はその差を小さく感じて輪郭であると認識しないことが多い。輪郭と認識されないため、本来なら輪郭強調が不要であるが、各色共通の閾値であると、他の視認性が高い色に合わせて閾値が下げられるため、Y色の画素値の差が輪郭として認識されない差であっても輪郭強調されてしまう。その結果、観察者の比視感度と対応しない、違和感のある画像となってしまう。
また、輪郭の色味を保つためには、画素値の差が大きい色だけでなく、すべての色の画素値を調整して輪郭強調する必要があるが、すべての色の画素値を調整すると、背景上に視認性が低い文字等が重ねられた画像において、モアレが生じることがある。
例えば、視認性が低いY色の文字が、他の色の背景上に重ねられた画像において、文字の色味はY色と背景の色からなる。そのため、Y色の画素値の差が閾値以上であり、文字の輪郭強調が行われる場合、文字に重なる背景部分の輪郭も強調され、目立ってしまう。背景が中間調である場合、この強調された背景の輪郭と、スクリーン処理によって文字に隣接して形成された背景のスクリーンとが干渉し、モアレが生じる。
このような意図しない輪郭強調を避けるため、各色の比視感度に応じて輪郭強調するか否かを決定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、注目画素の画素値から周辺画素の画素値を差し引いた正のエッジ強度と、周辺画素の画素値から注目画素の画素値を差し引いた負のエッジ強度と、を色ごとに求め、各色のエッジ強度を各色の比視感度に応じて重み付けて加算する。重み付けられた正負のエッジ強度の加算値をそれぞれ比較することにより、輪郭強調するか否かを決定している。
特開2005−341249号公報
しかしながら、上述の方法によれば、異なる色であるが、比視感度及び画素値が同じ色の背景が、文字等の輪郭に隣接する場合、重み付けられた正負のエッジ強度の加算値が同値となるため、輪郭強調の対象とならない。輪郭が強調されないため、各色の画像が中間調である場合には、スクリーン処理によって輪郭にジャギーが発生する場合がある。
本発明の課題は、ジャギーを抑え、比視感度に応じた輪郭強調を行うことである。
請求項1に記載の発明によれば、
各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出部と、
前記エッジ検出部により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定部と、
前記輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、前記輪郭を強調するように調整する輪郭処理部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
各画素の画素値を、各画素の位置に対応する閾値と比較し、2値化又は多値化された画素値を得るスクリーン処理部を備え、
前記輪郭処理部は、前記輪郭として決定された画素に対しては、前記輪郭を強調するように調整された画素値を出力し、前記輪郭として決定されなかった画素に対しては、前記スクリーン処理部により得られた画素値を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記エッジ検出部は、前記画素値の差が前記閾値よりも大きい場合にエッジを検出し、
前記色ごとに決定された閾値は、各色のなかで視認性が最も低い色の閾値が、他の色の閾値よりも大きくなるように決定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、
前記視認性が最も低い色の閾値が、前記輪郭に隣接する背景の画素の各色の画素値及び当該背景に形成されるスクリーンの種類に応じて決定されていることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、
各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出工程と、
前記エッジ検出工程により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定工程と、
前記輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、前記輪郭を強調するように調整する輪郭処理工程と、
を含むことを特徴とする画像処理方法が提供される。
本発明によれば、単独の色の差に着目してエッジを検出することができる。輪郭に隣接する背景の色が輪郭と異なる色であれば、色の比視感度及び画素値が同じあっても輪郭強調の対象とすることができ、輪郭強調によってジャギーを抑えることができる。また、各色の比視感度に応じて、エッジの検出に用いる閾値を決定することができ、比視感度に応じた輪郭強調が可能である。
画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施の形態の画像処理装置の機能ブロック図である。 エッジ強度を算出する際に抽出する3×3画素を示す図である。 エッジ検出部及び輪郭決定部の処理手順を示すフローチャートである。 (a)元画像を示す図である。(b)コントーン処理後の画素値を出力して輪郭強調された画像を示す図である。(d)スクリーン処理後の画素値とコントーン処理後の画素値のうちの大きい方を出力して、輪郭強調された画像を示す図である。 画像処理装置による輪郭強調の実施例及び比較例を示している。 画像処理装置による輪郭強調の実施例及び比較例を示している。 画像処理装置による輪郭強調の実施例及び比較例を示している。 Y色の画素値がそれぞれ異なる画像を輪郭処理して得られた各画像を示している。
以下、本発明の画像処理装置及び画像処理方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の画像処理装置Gが搭載された画像形成装置10の構成を機能ごとに示している。
画像形成装置10は、図1に示すように、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像読取部16、画像生成部17、画像処理装置G及び画像形成部18を備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部11は、記憶部12に記憶されているプログラムを読み出し、当該プログラムに従って画像形成装置10の各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像処理装置Gによりビットマップ形式の画像データを生成させて、当該画像データに基づいて、画像形成部18によりトナーを用いて用紙上に画像を形成させる。
記憶部12は、制御部11が読み取り可能なプログラム、ファイル等を記憶している。
記憶部12としては、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体を用いることができる。
操作部13は、操作キー、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を備え、これらの操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。ユーザーは、操作部13により、ジョブの設定、処理内容の変更等の入力操作を行うことができる。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等であることができ、制御部11の指示に従って操作画面等を表示する。
通信部15は、制御部11の指示に従い、ネットワーク上のコンピューター、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等と通信する。通信部15は、例えばユーザー端末から送信されたPDL(Page Description Language)データを受信する。
画像読取部16は、スキャナーを備え、ユーザーによりセットされた原稿を当該スキャナーにより読み取って、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各色の画像データを生成する。
画像生成部17は、通信部15が受信したPDLデータをラスタライズ処理して、ビットマップ形式の画像データを、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色ごとに生成する。
画像生成部17は、PDLデータを解析して、各画素の属性を示す属性データを生成することができる。画像生成部17は、例えば文字のベクトルデータにより描画する領域の画素を文字の属性に、線、四角形等の図形のベクトルデータにより描画する領域の画素を図形の属性に、JPEG等のファイルにより描画する領域の画素を写真の属性に、それぞれ決定することができる。属性は上記文字、図形及び写真に限らず、任意に設定することができる。
また、画像生成部17は、画像読取部16により得られた各色R、G及びBの画像データを色変換処理して、各色C、M、Y及びKの画像データを生成する。
画像生成部17は、生成された画像データを解析して各画素の属性を決定してもよい。例えば、テンプレートマッチングにより文字又は図形の画像領域を抽出し、当該画像領域の属性を文字又は図形に決定することができる。
画像処理装置Gは、画像生成部17から入力されたC、M、Y及びKの画像データに対し、γ補正処理、スクリーン処理及び輪郭処理を施す。
画像形成部18は、画像処理装置Gから入力された各色C、M、Y及びKの画像データに基づいて、用紙上にトナーで画像を形成する。
具体的には、画像形成部18は、C、M、Y及びKの色ごとに設けられた露光部、感光体、現像部等の他、転写体、定着装置等を備えている。
画像形成部18は、露光部により、画像データの各画素の画素値に応じて変調されたレーザービームを、帯電する感光体上に照射して静電潜像を形成し、現像部によりトナーを供給して現像する。画像形成部18は、各感光体上に形成された各色の画像を転写体上に重ねて転写し、当該転写体から用紙上に画像を転写する。画像形成部18は、画像が転写された用紙を、定着装置により加熱及び加圧して定着処理する。
図2は、上記画像処理装置Gの構成を機能ごとに示している。
画像処理装置Gは、図2に示すように、エッジ検出部1、輪郭決定部2、γ補正部3、スクリーン処理部4、コントーン処理部5及び輪郭処理部6を備えている。
エッジ検出部1は、画像データの各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出する。エッジとは、濃淡、明るさ又は色の変化が大きい場所をいう。
具体的には、エッジ検出部1は、図2に示すように、C、M、Y及びKの色ごとに設けられたエッジ強度算出部101及び比較部102を備えている。
エッジ強度算出部101は、画素ごとに、C、M、Y及びKの色ごとのエッジ強度PED[ch]を算出する。[]内のchは、C、M、Y又はKの色を表す変数である。
エッジ強度算出部101は、画像データの各画素を注目画素として1画素ごとに抽出し、当該注目画素の周囲に位置する8つの周辺画素を抽出する。
図3は、注目画素A0と、周辺画素A1〜A8とを表している。各画素A0〜A8の各色の画素値をA0[ch]〜A8[ch]と表す。
エッジ強度算出部101は、下記式に示すように、注目画素A0の各色の画素値A0[ch]から周辺画素A1〜A8の各色の画素値A1[ch]〜A8[ch]をそれぞれ引いた差E1[ch]〜E8[ch]を求める。
E1[ch]=A0[ch]−A1[ch]
E2[ch]=A0[ch]−A2[ch]
E3[ch]=A0[ch]−A3[ch]
E4[ch]=A0[ch]−A4[ch]
E5[ch]=A0[ch]−A5[ch]
E6[ch]=A0[ch]−A6[ch]
E7[ch]=A0[ch]−A7[ch]
E8[ch]=A0[ch]−A8[ch]
各差E1[ch]〜E8[ch]は、注目画素と各周辺画素A1〜A8との間におけるエッジの強さを表すので、エッジ強度算出部101は、各差E1[ch]〜E8[ch]のいずれかをエッジ強度PED[ch]として決定することができる。
なかでも、各差E1[ch]〜E8[ch]のうちの最大値が、最も認識されやすいエッジの強さを表すため、エッジ強度算出部101は、当該最大値をエッジ強度PED[ch]として決定することが好ましい。
なお、PED[ch]が、PED[ch]<0を満たす場合、エッジ強度算出部101は、PED[ch]を0に決定する。
比較部102は、各色のエッジ強度算出部101から入力されたエッジ強度PED[ch]を、色ごとに決定された閾値Th[ch]と比較する。
比較部102は、エッジ強度PED[ch]が閾値Th[ch]より大きい場合、1のエッジ信号ED[ch]を輪郭決定部2に出力する。1のエッジ信号ED[ch]は、注目画素A0と周辺画素A1〜A8間にエッジが検出されたことを示す。
なお、輪郭強調は、スクリーン処理によってジャギーが生じやすい文字又は図形に対して有効である。よって、輪郭強調の対象を、輪郭強調が有効な文字又は図形のみとする場合、比較部102は、エッジ強度PED[ch]が閾値Th[ch]より大きく、さらに注目画素A0の属性データが文字又は図形の属性を示す場合に、1のエッジ信号ED[ch]を出力するようにしてもよい。
また、比較部102は、エッジ強度PED[ch]が閾値Th[ch]以下である場合、0のエッジ信号ED[ch]を輪郭決定部2に出力する。0のエッジ信号[ch]は、注目画素A0と周辺画素A1〜A8間にエッジが検出されなかったことを示す。
各色の閾値Th[ch]は、各色に応じて任意に決定することができるが、比視感度に応じて決定されていることが好ましい。
これにより、比視感度に応じたエッジ検出及び輪郭強調を行うことができ、視覚的に自然な画像を得ることができる。
なかでも、各色C、M、Y及びKのうち、比視感度が最も低いY色の閾値Th[Y]が、他の色の閾値Th[C]、Th[M]及びTh[K]よりも大きくなるように決定されていることが好ましい。
例えば、画素値が0〜255の範囲内にある場合、比視感度が最も高いK色の閾値Th[K]を51に、次に比視感度が高いM色及びC色の閾値Th[M]及びTh[C]をそれぞれ128に、最も比視感度が低いY色の閾値Th[Y]を200に決定することができる。
これにより、視認性が低く、輪郭として認識される画素値の差が他の色よりも大きいY色については、輪郭と認識される程度のエッジ強度PED[Y]が無ければ、輪郭強調の対象とならないようにエッジ検出を行うことができる。
上記視認性が最も低い色の閾値Th[Y]は、輪郭に隣接する背景の各色の画素値及びスクリーン処理部4により当該背景に形成されるスクリーンの種類に応じて決定されていることが好ましい。
色味の再現性の低下を防ぐため、輪郭強調時には輪郭強調の対象とされた画素のすべての色の画素値が調整される。この調整によって、例えば文字が背景上に重ねられた画像は、文字だけでなく、文字に重なる背景の輪郭も強調され、この強調された背景の輪郭と、スクリーン処理によって文字に隣接して形成された背景のスクリーンとが干渉し、モアレが生じることがある。この場合、上述のように背景に応じて閾値Th[Y]を決定することにより、強調された背景の輪郭と、当該輪郭に隣接する背景のスクリーンとの接触を減らして、モアレを抑えることができる。
背景の画素値が大きいほど、背景のスクリーンの濃度が高くなるため、輪郭と接触した場合にモアレが目立ちやすい。よって、背景の画素値が大きいほど、輪郭強調の対象外となるように閾値Th[Y]をより大きく決定することにより、輪郭強調により生じるモアレを抑えることができる。
また、スクリーンの種類には、ドットスクリーン、ラインスクリーン等があり、スクリーンの種類によって輪郭との接触頻度が変わる。よって、輪郭との接触が増えるスクリーンの種類であれば、輪郭強調の対象外となるように閾値Th[Y]をより大きく決定することにより、輪郭強調により生じるモアレを抑えることができる。
例えば、背景のC色の画素値が125であり、背景に形成されるスクリーンの種類が190線のドットスクリーンである場合、文字と背景のY色の画素値の差が100以上となる場合に輪郭強調されるように、Y色の閾値Th[Y]を225(255=125+100)に決定することができる。
輪郭決定部2は、エッジ検出部1により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する。
具体的には、輪郭決定部2は、各色の比較部102から入力されたエッジ信号ED[ch]のいずれかが1である場合、注目画素A0が輪郭を構成する画素であると決定し、1の出力制御信号EDCNを輪郭処理部6に出力する。1の出力制御信号EDCNは、注目画素A0が輪郭であり、輪郭強調の対象であることを示す。
また、輪郭決定部2は、各色の比較部102から入力されたエッジ信号ED[ch]のすべてが0である場合、注目画素A0は輪郭を構成する画素ではないと決定し、0の出力制御信号EDCNを輪郭処理部6に出力する。0の出力制御信号EDCNは、注目画素A0が輪郭ではなく、輪郭強調の対象外であることを示す。
図4は、上述したエッジ検出部1と輪郭決定部2の処理手順を示している。
エッジ検出部1に画像データが入力されると、C、M、Y及びKのそれぞれの色に対応するエッジ強度算出部101が、1画素ごとに各色の画素値を入力する。
図4に示すように、各色のエッジ強度算出部101は、入力された各画素のエッジ強度PED[ch]を算出する(ステップS1)。算出されたエッジ強度PED[ch]は、各色に対応する比較部102に出力される。
各色の比較部102は、入力されたエッジ強度PED[ch]を、各色の閾値Th[ch]と比較する(ステップS2〜S5)。
各色の比較部102は、エッジ強度PED[ch]が閾値Th[ch]より大きい場合(ステップS2;Y、S3;Y、S4;Y、S5;Y)、1のエッジ信号ED[ch]を輪郭決定部2に出力する(ステップS6)。
一方、エッジ強度PED[ch]が閾値Th[ch]以下である場合(ステップS2;N、S3;N、S4;N、S5;N)、各色の比較部102は0のエッジ信号ED[ch]を輪郭決定部2に出力する(ステップS7)。
輪郭決定部2は、各色の比較部102から入力されたエッジ信号ED[ch]のいずれかが1であれば(ステップS8;N)、1の出力制御信号EDCNを出力する(ステップS9)。
一方、各色の比較部102から入力されたエッジ信号ED[ch]のすべてが0である場合(ステップS8;Y)、輪郭決定部2は0の出力制御信号EDCNを出力する(ステップS10)。
γ補正部3は、各色の画像データにγ補正処理を施す。
γ補正部3は、形成される画像の階調特性が、目標とする階調特性と一致するように、各画素の階調値を補正する。具体的には、γ補正部3は、入力された階調値に対して補正された階調値を出力するLUT(Look Up Table)を備え、各画素の階調値に対応する、補正された階調値を当該LUTから取得する。
スクリーン処理部4は、γ補正部3によりγ補正処理された画像データをスクリーン処理する。
スクリーン処理部4は、n×m画素のそれぞれに対して閾値が設定されたディザマトリクスを画像データの各画素と照らし合わせ、各画素のディザマトリクスにおける位置に対応する閾値を取得する。スクリーン処理部4は、各画素の画素値が取得した閾値よりも大きければ、スクリーン処理後の画素値を最大値とし、閾値以下であれば最小値として、各画素の画素値を2値化する。
スクリーン処理部4は、n×m画素のそれぞれに対して2つの閾値が設定されたディザマトリクスを用いることにより、各画素の画素値を多値化することもできる。この場合、スクリーン処理部4は、2つの閾値のうち、小さい方の閾値よりも画素値が小さければ、スクリーン処理後の画素値を最小値とし、大きい方の閾値よりも画素値が大きければ最大値とする。また、スクリーン処理部4は、画素値が2つの閾値の範囲内にあれば、スクリーン処理後の画素値を、2つの閾値の線形補間により、最小値より大きく最大値より小さい中間調値とする。
コントーン処理部5は、γ補正処理された画像データをコントーン処理する。コントーン処理は、γ補正処理された画像データをそのまま輪郭処理部6へ出力する処理である。すなわち、各画素のコントーン処理後の画素値は、γ補正処理後の画素値そのものである。
輪郭処理部6は、輪郭決定部2により輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、輪郭を強調するように調整する輪郭処理を行う。
すべての色の画素値を調整することにより、輪郭強調による輪郭の色味の再現性の低下を防ぐことができる。
輪郭処理部6には、スクリーン処理部4及びコントーン処理部5のそれぞれから、各画素のスクリーン処理後の画素値とコントーン処理後の画素値が同期して入力される。また、これら画素値の入力タイミングと同期して、輪郭決定部2から各画素の出力制御信号EDCNが入力される。
輪郭処理部6は、1の出力制御信号EDCNが入力された画素に対しては、コントーン処理後の画素値を出力し、0の出力制御信号EDCNが入力された画素に対しては、スクリーン処理後の画素値を出力する。
スクリーン処理後の画素値は、所定間隔でドットが形成されるように決定されているため、輪郭の元の画素値が最小値より大きくても、最小値で出力される場合がある。よって、コントーン処理後の画素値、すなわち元の画素値をそのまま出力することにより、輪郭の画素値が最小値より大きくなるように調整して、輪郭を強調することができる。
なお、輪郭処理部6は、1の出力制御信号EDCNが入力された画素に対しては、スクリーン処理後の画素値とコントーン処理後の画素値のうち、大きい方の画素値を出力することもできる。これにより、輪郭をより強く強調することが可能である。
例えば、図5(a)は、中間調の画素値を有する元画像を示している。図5(b)は、図5(a)に示す元画像の輪郭と決定された画素に対してコントーン処理後の画素値を出力し、それ以外の画素に対してスクリーン処理後の画素値を出力することにより得られた画像を示している。図5(b)において、スクリーン処理後の画素値は、コントーン処理後の画素値よりも大きい。
一方、図5(c)は、輪郭と決定された画素に対してはスクリーン処理後の画素値とコントーン処理後の画素値のうちの大きい方を出力して得られた画像を示している。いずれか大きい方の画素値を出力しているため、図5(b)に示す画像に比べて、図5(c)に示す画像の方が輪郭をより強く強調できている。
なお、輪郭を強調する手法はこれに限定されず、輪郭処理部6が、1の出力制御信号EDCNが入力された画素については、当該画素の画素値に応じて画素値を増大させるように調整してもよい。
図6〜図8は、画像処理装置Gによる輪郭強調の実施例及び比較例を示している。
図6は、3の数字と背景とからなる元画像f10を画像処理して得られた画像f11〜f14を示している。
元画像f10は、画素値の取り得る範囲が0〜255であり、数字のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ60、36、153及び0である。また、背景のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ128、0、0及び0である。
画像f11は、元画像f10に対し、画像処理Aを施して得られた画像である。
画像処理Aは、上記画像処理装置Gにおいて、輪郭処理部6により輪郭処理せずに、すべての画素に対してスクリーン処理後の画素値を出力する画像処理である。
輪郭が強調されていないため、スクリーン処理された数字と背景の境界にジャギーが生じている。
画像f12は、元画像f10に対し、画像処理Bを施して得られた画像である。
画像処理Bは、上記画像処理装置Gのエッジ検出部1において、色ごとの閾値Th[ch]ではなく、全色共通の1つの閾値を用いてエッジを検出する以外は、上記画像処理装置Gと同様の画像処理である。
画像処理Bにおいて、全色共通の閾値として51が用いられた場合、数字のC色及びY色の画素値は閾値51よりも大きいため、数字の輪郭が強調された画像f12が得られる。
画像f13は、元画像f10に対し、画像処理Cを施して得られた画像である。
画像処理Cは、上記画像処理装置Gのエッジ検出部1によるエッジの検出方法を、次の検出方法に代えた以外は、上記画像処理装置Gと同様の画像処理である。
画像処理Cでは、エッジ強度PED[ch]に加えて、エッジ強度RED[ch]を色ごとに求める。エッジ強度RED[ch]は、各周辺画素A1〜A8の画素値A1[ch]〜A8[ch]から注目画素A0の画素値A0[ch]を引いた差のうち、絶対値が最も大きい差である。次に、下記式(1)及び式(2)により、各色のエッジ強度PED[ch]及びRED[ch]を比視感度に応じて重み付けて加算し、総合的なエッジ強度PED[All]及びRED[All]を得る。そして、PED[All]>RED[All]を満たす場合、エッジを検出する。
PED[All]=PED[C]×Wc+PED[M]×Wm
+PED[Y]×Wy+PED[K]×Wk・・・(1)
RED[All]=RED[C]×Wc+RED[M]×Wm
+RED[Y]×Wy+RED[K]×Wk・・・(2)
〔上記式(1)及び式(2)において、Wc、Wm、Wy及びWkは、C、M、Y及びKの色ごとに設定された重み付け係数であり、Wc+Wm+Wy+Wk=1を満たす。Wc、Wm、Wy及びWkは、比視感度に応じて決定することができる。〕
画像処理Cにおいて、比視感度に応じて、上記重み付け係数Wc、Wm、Wy及びWkとして、それぞれ2/8、2/8、1/8及び3/8が用いられた場合、元画像f10の数字の輪郭におけるPED[All]及びRED[All]は、次のとおりである。
PED[All]=(60−128)×2/8+(36−0)×2/8+(153−0)×1/8+(0−0)×3/8≒11
RED[All]=(128−60)×2/8+(0−36)×2/8+(0−153)×1/8+(0−0)×3/8≒−11
PED[All]>RED[All]を満たすため、数字の輪郭が強調された画像f13が得られる。
画像f14は、元画像f10に対し、画像処理Dが施された画像である。
画像処理Dは、上記画像処理装置Gと同じ画像処理である。画像処理Dにおいて、各色の閾値Th[C]、Th[M]、Th[Y]及びTh[K]として、それぞれ51、51、200及び51を用いると、数字のC色の画素値が閾値を超えるため、数字の輪郭が強調された画像f14が得られる。
画像f11と、画像f12〜f14とを比較すると、輪郭処理を行うことによって、数字の輪郭が強調され、ジャギーが解消されていることが分かる。
図7は、4の数字が背景上に重ねられた元画像f20に対し、上記画像処理A〜Dをそれぞれ施して得られた画像f11〜f14を示している。
元画像f20は、画素値の取り得る範囲が0〜255であり、数字のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ128、0、100及び0である。また、背景のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ228、0、0及び0である。
画像処理Aによれば、数字の輪郭が強調されないため、数字と背景の境界にジャギーが生じた画像f21が得られるが、数字のY色の視認性が低いため、ジャギー自体が認識されにくい。
画像処理Bによれば、数字と背景のY色の画素値の差が閾値より大きいため、数字の輪郭が強調されるが、数字の輪郭だけでなく、数字に重なる背景部分の輪郭も強調された画像f22が得られる。数字に重なる背景部分の強調された輪郭と、スクリーン処理によって数字の輪郭に隣接して形成された背景のスクリーンが周期的に干渉し、輪郭部分にモアレが生じている。
一方、画像処理Cによれば、Y色の重み付け係数Wyが他の色よりも小さく、数字と背景のY色の画素値の差が大きくても、比視感度に応じて重み付けられるため、エッジ強度PED[All]及びRED[All]への影響が小さい。その結果、PED[All]>RED[All]を満たさず、輪郭強調されない画像f23が得られる。
また、画像処理Dによれば、Y色の閾値Th[Y]が大きく、数字と背景のY色の画素値の差が閾値未満であり、エッジが検出されないため、輪郭強調されない画像f24が得られる。
輪郭強調された画像f22を、輪郭強調されない画像f21、f23及びf24と比較すると、Y色の画素値の差が輪郭として認識されないため、輪郭強調されると、観察者の比視感度と対応せず、違和感のある画像となってしまうことが分かる。
画像処理CはY色の重み付け係数Wcを下げ、画像処理DはY色の閾値Th[Y]を大きくすることにより、Y色の画素値の差が大きくても輪郭として認識される程度の差でなければ、輪郭強調されないように調整しており、比視感度に応じた輪郭強調を行っている。
図8は、1の数字の画像を含む元画像f30に対し、上記画像処理A〜Dをそれぞれ施して得られた画像f31〜f34を示している。
元画像f30は、画素値の取り得る範囲が0〜255であり、数字のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ0、128、0及び0である。また、背景のC、M、Y及びKの画素値が、それぞれ128、0、0及び0である。数字と背景の色は、それぞれ異なるM色及びC色であるが、各色M及びC色の比視感度及び画素値は同じである。
画像処理Aによれば、数字の輪郭が強調されないため、数字と背景の境界にジャギーが生じた画像f31が得られる。
画像処理Bによれば、数字と背景のM色の画素値の差が閾値を超えるため、数字の輪郭が強調された画像f32が得られる。
画像処理Cによれば、PED[All]=RED[All]=0であり、PED[All]>RED[All]を満たさないため、輪郭が強調されない画像f33が得られる。画像f31と同様に、ジャギーが生じている。
画像処理Dによれば、数字と背景のM色の画素値の差が閾値を超えるため、画像f32と同様に、数字の輪郭が強調された画像f34が得られる。
画像f31及びf33を画像f32及びf34と比較すると、比視感度がY色より高いC色及びM色が隣り合うと、輪郭に生じるジャギーが目立ちやすいため、輪郭強調によりジャギーを抑えることが好ましい。
しかし、異なる色であって、比視感度及び画素値が同じ色が隣り合う場合、画像処理Cのエッジ検出方法によってはエッジが検出されないため、輪郭強調することができない。
一方、画像処理Dによれば、色ごとに独立してエッジを検出するため、輪郭と背景の色の関係によらず、エッジを検出することができ、輪郭強調することができる。
図9は、Y色の画素値の大きさと輪郭強調の関係を示している。
図9において、画像f41〜f45は、4の数字が背景上に重ねられた画像であって、数字のY色の画素値がそれぞれ150、175、200、225及び255である元画像に対し、上記画像処理Dを施して得られた画像である。各元画像の数字のY色以外のC、M及びKの画素値は、それぞれ128、0及び0であり、背景のC、M、Y及びKの画素値は、それぞれ128、0、0及び0である。
Y色の閾値Th[Y]が200であるため、数字のY色の画素値が200以下では、数字の輪郭が強調されない画像f41〜f43が得られる。数字のY色の画素値が200を超えると、数字の輪郭が強調された画像f44及びf45が得られる。
図9に示すように、Y色の画素値が大きくなるほど、背景のC色が認識されにくくなるため、数字の輪郭が強調されても、数字とともに強調された背景部分の輪郭と、輪郭に隣接する背景のスクリーンとの干渉が少ないことが分かる。
以上のように、画像処理装置Gは、各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出部1と、エッジ検出部1により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定部2と、輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、輪郭を強調するように調整する輪郭処理部6と、を備える。
色ごとにエッジを検出することにより、単独の色の差に着目してエッジを検出することができる。輪郭に隣接する背景の色が輪郭と異なる色であれば、色の比視感度及び画素値が同じあっても輪郭強調の対象とすることができ、輪郭強調によってジャギーを抑えることができる。
また、各色の比視感度に応じて、各色の閾値Th[ch]を決定することができ、比視感度に応じた輪郭強調が可能である。
上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、制御部11がプログラムを読み取ることにより、上記画像処理装置Gの処理内容を制御部11により実行させることもできる。また、画像形成装置10に限らず、汎用のPC等のコンピューターにより当該プログラムを読み取らせて、上記画像処理装置Gの処理内容を実行させることもできる。
プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、当該プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
10 画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
G 画像処理装置
1 エッジ検出部
2 輪郭決定部
3 γ補正部
4 スクリーン処理部
5 コントーン処理部
6 輪郭処理部
17 画像生成部
18 画像形成部

Claims (5)

  1. 各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出部と、
    前記エッジ検出部により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定部と、
    前記輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、前記輪郭を強調するように調整する輪郭処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 各画素の画素値を、各画素の位置に対応する閾値と比較し、2値化又は多値化された画素値を得るスクリーン処理部を備え、
    前記輪郭処理部は、前記輪郭として決定された画素に対しては、前記輪郭を強調するように調整された画素値を出力し、前記輪郭として決定されなかった画素に対しては、前記スクリーン処理部により得られた画素値を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記エッジ検出部は、前記画素値の差が前記閾値よりも大きい場合にエッジを検出し、
    前記色ごとに決定された閾値は、各色のなかで視認性が最も低い色の閾値が、他の色の閾値よりも大きくなるように決定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記視認性が最も低い色の閾値が、前記輪郭に隣接する背景の画素の各色の画素値及び当該背景に形成されるスクリーンの種類に応じて決定されていることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 各画素の周辺画素との画素値の差を色ごとに算出し、得られた各色の画素値の差を色ごとに決定された閾値と比較した結果に応じて、色ごとにエッジを検出するエッジ検出工程と、
    前記エッジ検出工程により、いずれかの色においてエッジが検出された画素を輪郭として決定する輪郭決定工程と、
    前記輪郭として決定された画素のすべての色の画素値を、前記輪郭を強調するように調整する輪郭処理工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
JP2013251672A 2013-12-05 2013-12-05 画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP6303458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251672A JP6303458B2 (ja) 2013-12-05 2013-12-05 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251672A JP6303458B2 (ja) 2013-12-05 2013-12-05 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015109573A true JP2015109573A (ja) 2015-06-11
JP6303458B2 JP6303458B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=53439632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013251672A Expired - Fee Related JP6303458B2 (ja) 2013-12-05 2013-12-05 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6303458B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020178192A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社リコー エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1051631A (ja) * 1996-08-01 1998-02-20 Ricoh Co Ltd デジタル画像処理装置
JP2002354241A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sharp Corp 画像処理方法、画像処理装置および画像形成装置ならびにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005341249A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
US20090213429A1 (en) * 2008-02-22 2009-08-27 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and computer-readable recording medium for performing color material saving process

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1051631A (ja) * 1996-08-01 1998-02-20 Ricoh Co Ltd デジタル画像処理装置
JP2002354241A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sharp Corp 画像処理方法、画像処理装置および画像形成装置ならびにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005341249A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
US20090213429A1 (en) * 2008-02-22 2009-08-27 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and computer-readable recording medium for performing color material saving process

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020178192A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社リコー エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法
JP7211238B2 (ja) 2019-04-16 2023-01-24 株式会社リコー エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6303458B2 (ja) 2018-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4902837B2 (ja) モノクロ画像への変換方法
JP4189467B2 (ja) 画像処理装置
CN103581637B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
CN104917930B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
JP5874721B2 (ja) 画像処理装置、画像補正方法、及び、プログラム
KR102015926B1 (ko) 화상처리장치, 화상처리장치의 제어 방법 및 기억 매체
JP6417851B2 (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2009266233A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2008199080A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP7447193B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5499981B2 (ja) 画像処理装置
US10348932B2 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium that decrease the lightness of pixels, except for a highlight region, based on a generated lightness histogram
US9237249B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, image processing method, and recording medium
JP4111190B2 (ja) 画像処理装置
JP6131613B2 (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
JP6303458B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4570534B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム
JP6882083B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
US10388021B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus and program
JP2010273393A (ja) 画像処理装置およびその制御方法
US10798267B2 (en) Image processing to set output pixel values subject to edge or thin line correction
JP2013135396A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP6935708B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、及びプログラム
JP6337618B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2006087072A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6303458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees