JP2003198813A - 画像読み取り装置、その制御方法、画像読み取り方法、及びそのプログラム - Google Patents

画像読み取り装置、その制御方法、画像読み取り方法、及びそのプログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直列に複数個並べられたセンサチップとから
なるコンタクトイメージセンサで、黒レベルの変動を抑
え複数チップ間の画像のつなぎを良好にする。 【解決手段】 直列に複数個並べられたセンサチップか
らなるコンタクトイメージセンサ202と、前記コンタ
クトイメージセンサ202からのアナログ画像信号を処
理するアナログイメージプロセッサ101と、黒を画素
ごとにシェーディング補正する手段104と、白を画素
ごとにシェーディング補正する手段104とを持つ。ア
ナログイメージプロセッサ101後の信号に対し、各々
のチップに相当する黒オフセット値をデジタル的にモニ
タする手段106と、前記黒を画素ごとにシェーディン
グ補正する手段104の前段にチップごとに黒オフセッ
ト変動量を加減算する手段103とを持ち、制御手段1
08の指示に基づき黒オフセットを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のチャネルを
有する画像を読み取り装置、画像読み取り方法、及びそ
のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体プロセス、生産技術の進歩
により、コストが安価であること、光源の光量が少なく
て済むなどの特徴から、コンシューマ用のスキャナにお
いてコンタクトイメージセンサ(CIS:Contact Imag
e Sensor)が使用されている。
【0003】近年のコンシューマ用のスキャナは主走査
周期が10〜20ms程度であるのに対し、いわゆる複
写機と呼ばれる画像読み取り装置は種走査周期300μ
s程度と二桁ほど、速度が速くなっている。
【0004】ここで、二桁高速な画像読み取り装置にお
いてCISを使用した場合の問題点として、センサチッ
プの温度上昇による黒のオフセットレベル(入力される
信号レベルを演算することで黒信号としての基準レベル
へ補正するための信号レベルであって、これにより入力
される信号間の信号レベル差を相殺(オフセット)する
ことができる。)の変動が上げられる。具体的には、自
動原稿供給装置(ADF: Auto Document feeder)を使
用した、50枚程度までの連続原稿読取モードにおい
て、有効画像信号のレベル差(例えば、均一の濃度基準
板を読み込んだとときのラインセンサ内での各画素信号
のレベル差)をオフセットするシェーディング補正は、
ジョブ(たとえばオペレータの指示などに基づく画像読
み取り動作)の最初に1回だけ行なう。これは、シェー
ディング補正を原稿ごとに行なうと、複写の生産性が落
ちるためである。また、例えば、近年進む低消費電力の
要望から、スキャンしないときはCISに電力を供給せ
ず、スキャンする直前に電力を供給したのち、数十枚の
原稿を連続してコピーする場合がある。
【0005】こういった場合、センサチップやアナログ
プロセッサの温度が、冷えた状態から最初の1分ほどは
急激に上昇し、その後も徐々に上昇するため、黒のオフ
セットレベルが変化してしまう。更に、センサチップや
アナログプロセッサの自己発熱に加えて、例えば原稿照
明光源として、Xeランプなどが使用される場合には、
これも発熱源となり変動が強調されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の技
術においては次のような課題が発生する。すなわち、例
えば、ADFに載せられた50枚の原稿の連続読取に1
枚目の読取開始から50枚目の読取終了まで3分かかっ
た場合、1枚目の読取時と50枚目の読取時では、大幅
に黒のオフセットレベルが変化してしまう。
【0007】これは、センサチップを複数配置したいわ
ゆるマルチチップセンサを使用した場合はより深刻であ
る。つまり、センサチップ間の個体差により、この黒オ
フセットレベルの変動量が複数チップ間で不均一なので
ある。したがって、黒信号としての基準レベルが複数の
チャネル間で異なり、各々に相当する画像領域ごとに輝
度レベルの段差を生じ画像の品質上の著しい劣化をもた
らす。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の画像読み取り装置は、複数のチャネ
ルを有し、被写体からの光を受光可能な受光部から出力
される第1の信号と被写体からの光が遮光された遮光部
から出力される第2の信号とを前記チャネルごとにそれ
ぞれ出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力される
信号を格納する格納手段と、前記チャネルごとに前記第
2の信号に基づいて前記第1の信号をそれぞれ補正する
信号補正手段と、前記撮像手段からチャネルごとにそれ
ぞれ出力される信号を並び替える並び替え手段と、前記
格納手段に格納された第3の信号と前記遮光部から出力
された前記チャネルごとのそれぞれの第2の信号とに基
づいて前記信号補正手段により前記チャネルごとの第1
の信号をそれぞれ補正するよう制御する制御手段とを有
し、前記第3の信号及び前記第2の信号は、前記受光部
から前記チャネルごとにそれぞれ出力され、前記並び替
え手段により並び替えられた信号である。
【0009】また、請求項11に記載の画像読み取り装
置の制御方法は、複数のチャネルを備え被写体からの光
を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
とを前記チャネルごとにそれぞれ出力する撮像手段を有
する画像読み取り装置の制御方法であって、前記受光部
から前記チャネルごとに出力される第3の信号を格納手
段にそれぞれ格納した後、前記格納手段に格納された前
記第3の信号と前記遮光部から出力される前記チャネル
ごとの第2の信号とに基づいて前記チャネルごとの第1
の信号をそれぞれ補正するよう制御し、前記第3の信号
および前記第2の信号は、前記受光部から前記チャネル
ごとにそれぞれ出力され、並び替えられた信号である。
【0010】また、請求項21に記載の画像読み取り方
法は、複数のチャネルを備え被写体からの光を受光可能
な受光部から出力される第1の信号と被写体からの光が
遮光された遮光部から出力される第2の信号とを前記チ
ャネルごとに出力する撮像手段を有する画像読み取り装
置を用いた画像読み取り方法であって、前記受光部から
前記チャネルごとに出力される第3の信号を格納手段に
それぞれ格納した後、前記格納手段に格納された前記第
3の信号と前記遮光部から出力される前記チャネルごと
の第2の信号とに基づいて前記チャネルごとの第1の信
号をそれぞれ補正し、前記第3の信号と前記第2の信号
は、前記受光部から前記チャネルごとにそれぞれ出力さ
れ、並び替えられた信号である。
【0011】また、請求項22に記載の画像読み取り装
置は、複数のチャネルを備え被写体からの光を受光可能
な受光部から出力される第1の信号と被写体からの光が
遮光された遮光部から出力される第2の信号とを前記チ
ャネルごとに出力する撮像手段を有し、チャネルごとに
出力された第1の信号と第2の信号とを並び替える並び
替え手段を有する。
【0012】また、請求項26に記載の画像読み取り装
置の制御方法は、複数のチャネルを備え被写体からの光
を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
とを前記チャネルごとに出力する撮像手段を有する画像
読み取り装置の制御方法であって、チャネルごとに出力
された第1の信号と第2の信号とを並び替える。
【0013】また、請求項30に記載の画像読み取り方
法は、複数のチャネルを備え被写体からの光を受光可能
な受光部から出力される第1の信号と被写体からの光が
遮光された遮光部から出力される第2の信号とを前記チ
ャネルごとに出力する撮像手段を有する画像読み取り装
置を用いた画像読み取り方法において、チャネルごとに
出力された第1の信号と第2の信号とを並び替える。
【0014】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>図1は、本
発明の実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す
図である。同図において、イメージスキャナ部200
は、被写体としての原稿を読み取り、デジタル信号処理
を行なう。また、プリンタ部300は、イメージスキャ
ナ部200にて読み取られた原稿の画像に対応した画像
を、用紙上にフルカラーでプリント出力する。
【0015】本実施例の形態で使用するCISモジュー
ル202について図2を用いて説明する。
【0016】同図は長手方向が主走査方向であるCIS
モジュール202の主走査方向を輪切りにした断面図で
ある。同図に示されるように、CISモジュール202
は次のように構成される。すなわち、カバーガラス20
21、LED(Light Emitting Diode)からなる照明光
源2022、セルフォックレンズ等からなる等倍結像レ
ンズ2023、カラーラインセンサ2024が基板20
25上に実装されており、それらがモールド2026に
取り付けられることによって一体のCISモジュール2
02が構成される。また、図3は、図2の構成を斜めか
ら見た図である。
【0017】図4は、CISモジュール202のカラー
ラインセンサ2024の微視的部分を拡大した図であ
る。同図において、2024−1は赤色光(R)を読み
取るための受光素子列(フォトセンサ)であり、202
4−2,2024−3は、それぞれ、緑色光(G),青
色光(B)の波長成分を読み取るための受光素子列であ
る。そのため、R色のフォトセンサ2024−1上に
は、可視光の内、R色の波長成分を透過するRフィルタ
が配置される。同様に、G色のフォトセンサ2024−
2上にはGフィルタが、また、B色のフォトセンサ20
24−3上にはBフィルタが配置されている。
【0018】ここで、R、G、Bひとつひとつの矩形
は、受光手段としての受光部のうち光を受光することで
有効画素信号を出力する有効領域の読み取り画素を表し
ている。これは600dpi(dpi:dots per inch)の
等倍読取用のCISモジュールであるので、1画素の大
きさは42×42μm2である。
【0019】また、上記の3本の異なる光学特性を持つ
受光素子列は、R,G,Bの各センサが原稿の同一ライ
ンを読み取るべく、互いに平行に配置されるように、同
一のシリコンチップ上においてモノリシック構造をと
る。これは、RGB三原色のフィルタが形成してあるフ
ォトダイオードからなる読み取り開口部画素2024−
1、2024−2、2024−3からなり、R、G、B
それぞれ3つの読み取りラインは副走査方向に1画素4
2μm間隔で読み取り画素のラインが構成される。主走
査方向の画素ピッチも42μm間隔で構成される。この
開口部のフォトダイオードフォトセンサによって、蓄積
時間の間、入射光量に対応した電荷が発生する。
【0020】電荷転送部2024−4では、次のように
電荷の授受がある。すなわち、1ラインの先頭のタイミ
ングで、シフトパルスを与えることにより、開口部画素
2024−1、2024−2、2024−3から電荷が
電荷転送部2024−4に移動する。さらに、電荷転送
部2024−4に移動した電荷は、転送クロックの受信
のタイミングで、GBRGBR・・・の順番(すなわ
ち、開口部画素2024−1、2024−2、2024
−3に蓄積された信号を互いに交互の順番)に出力アン
プ部2024−5に時分割で転送される。出力アンプ部
2024−5にて、電荷を電圧に変換した後、電圧出力
としてGBRGBRの順番に信号が出力される。また、
図示しない画素において遮光されており、後述するオフ
セットのための基準信号を出力するいわゆるオプティカ
ルブラック(OB:Optical Black)部がチップごとに
形成されている。
【0021】図5に上述したカラーラインセンサ202
4を有するCISモジュール202からの出力信号OS
1〜OS16を示す。
【0022】図6は、カラーラインセンサ2024を図
4に対して巨視的に見た図である。基板2024−6上
に、16個のセンサチップとしてのCCDチップが直線
上に実装されて形成されている。それぞれのチップか
ら、信号が出力されるため、それぞれのチップに対応し
て同時に、あるいは順番に16ch(ch:Chann
el)の信号が読み出される。チップごとにOB部を有
することは前述のとおりである。本実施の形態ではチッ
プ単位でチャネルが設けられている。したがって、16
チャネルからそれぞれOB信号と有効画素信号とをチャ
ネル単位で別々に出力することができる。
【0023】16chの信号は、アナログ信号処理部1
01にて、ゲインオフセット調整されたあと、A/Dコ
ンバータ102にてデジタル信号に変換される。
【0024】ここで、イメージスキャナ部200におい
て、図1に示すように、ADFの原稿圧板203にて原
稿台ガラス(プラテン)205上に載置された原稿20
24−1を、図2に示すCISモジュール202内の照
明光源2022からの光で照射する。この原稿204−
1からの反射光はレンズ2023によりカラーラインセ
ンサ2024上に像を結ぶ。
【0025】また、流し読みガラス208の位置にCI
S204を移動させることにより、ADF203から連
続的に原稿を供給して読み取ることができる。
【0026】カラーラインセンサ2024は、原稿から
の光情報を色分解して、それによりフルカラー情報のレ
ッド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分を読み
取った後、信号処理部100に送る。カラーラインセン
サ2024の各色成分に対応した信号を読み取るそれぞ
れのラインセンサの列は、各々が7500画素から構成
されている。これにより、原稿台ガラス205上に載置
される原稿の中で最大サイズである、A3サイズの原稿
の短手方向297mmを600dpiの解像度で読み取
る。
【0027】なお、CISモジュール202は速度V
で、その電気的な走査方向(以下、主走査方向という)
に対して垂直方向(以下、副走査方向という)に機械的
に動くことにより、原稿204−1の全面を走査する。
【0028】濃度基準としての標準白色板206におけ
る反射光の読み取りにより、カラーラインセンサ上に形
成されているR,G,Bセンサ2024−1〜2024
−3での読み取リデータの補正データを発生する。この
標準白色板206は、可視光でほぼ均一の反射特性を示
し、可視では、白色の色を有している。本実施の形態で
は、この標準白色板206を用いて、R,G,Bセンサ
2024−1〜2024−3からの出カデータの補正を
行なう。
【0029】また、画像信号処理部209では、読み取
られた信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解して、それをプリンタ部200に送る。また、本実
施の形態では、イメージスキャナ部201における1回
の原稿走査(スキャン)につき、M,C,Y,Bkの
内、1つの成分がプリンタ部300に送られ複写プリン
トアウトが完成する。
【0030】プリンタ部300では、イメージスキャナ
部301からのM,C,Y,Bkの各画像信号がレーザ
ドライバ312に送られる。レーザドライバ312は、
画信号に応じて半導体レーザ313を変調駆動する。そ
して、レーザ光は、ポリゴンミラー314、f−θレン
ズ315、ミラー316を介して、感光ドラム317上
を走査する。
【0031】現像器は、マゼンタ現像器319、シアン
現像器320、イエロー現像器321、ブラック現像器
322により構成され、これら4つの現像器が交互に感
光ドラム317に接して、感光ドラム317上に形成さ
れたM,C,Y,Bkの静電潜像を、対応するトナーで
現像する。また、転写ドラム323は、用紙カセット3
24、または用紙カセット325より給紙された用紙を
転写ドラム323に巻き付け、感光ドラム317上に現
像されたトナー像を用紙に転写する。
【0032】このようにして、M,C,Y,Bkの4色
についてのトナー像が順次、転写された後、用紙は、定
着ユニット326を通過して排紙される。
【0033】次に、画像信号処理部100について説明
する。
【0034】図7は、本実施の形態に係るイメージスキ
ャナ部200の画像信号処理部100における画像信号
の流れを示すブロック図である。各ブロックは制御手段
としてのCPU108により制御される(CPU:cent
ral processing unit)。具体的には、同図に示すよ
うにCISモジュール202より出力される画像信号
は、アナログ信号処理部101に入力され、そこでゲイ
ン調整,オフセット調整(クランプ回路などによるアナ
ログ信号の信号レベル差の相殺)をされた後、A/Dコ
ンバータ102で、各色信号ごとに10bitのデジタ
ル画像信号R1,G1,B1に変換される。このとき、
CISモジュールから出力された信号(前述の図4で述
べたように開口部画素2024−1、2024−2、2
024−3に蓄積された信号を互いに交互の順番で出力
された信号)は、アナログ信号処理部101における並
び替え部の機能により、R,G,Bそれぞれの出力に並
び替えられた後、A/D変換部102に入力される。こ
の並び替えによって、後述する図11の画像信号のよう
にR1,G1,B1が生成されることになる。
【0035】なお、図8に信号の並び替えの構成を説明
する。すなわち、CISモジュール202から出力され
たChip1〜ChipNのそれぞれの信号OS1〜O
S16は、アナログ信号処理部101に入力され、A/
D変換部102によってデジタル信号に変換される。そ
して並び替え部105によって、後述する図11の画像
信号のようにR1,G1,B1が生成されることにな
る。R0,G0,B0とR1,G1,B1とはアナログ信
号、デジタル信号である点において互いに異なる。
【0036】次にシェーディング補正部103に入力さ
れ、色ごとに標準白色板206を読み取った際の有効信
号を用いたシェーディング補正が施される。クロック発
生部121は、1画素単位のクロックを発生する。ま
た、主走査アドレスカウンタ122では、クロック発生
部121からのクロックを計数し、1ラインの画素アド
レス出力を生成する。そして、デコーダ123は、主走
査アドレスカウンタ122からの主走査アドレスをデコ
ードして、シフトパルスやリセットパルス等のライン単
位のセンサ駆動信号や、カラーイメージセンサからの1
ライン読み取り信号中の有効信号領域を示すVE信号、
ライン同期信号HSYNCを生成する。なお、主走査ア
ドレスカウンタ122はライン同期信号HSYNCに基
づいてクリアされ、次ラインの主走査アドレスの計数を
開始する。
【0037】図9は、有効画像信号のレベル差(例え
ば、均一の濃度基準板を読み込んだとときのライン内で
の各画素信号のレベル差)をオフセットするシェーディ
ング補正部104を説明する図である。簡単のため、R
GBのうちのひとつのみ示している。また、図10は、
シェーディング補正部104の動作フローを示す図であ
る。当該動作フローは制御手段としてのCPU105に
より制御される。
【0038】本実施の形態におけるシェーディング補正
を行なうためのデータ採取動作にあっては、まず、画像
を読み取るJOBの指示を受け場合(ステップS1
0)、最初に光源を消す(ステップS11)。光源が消
灯され、開口部のフォトセンサ2024−1〜3には、
光が入力されないようにしている状態で、画素ごとに黒
基準(黒オフセットレベル)としての信号Bk(i)を
読み取り(ステップS12)、画素ごとにラインメモリ
A1043に格納保存する(ステップS13)。ここで
格納される信号Bk(i)は、入力される信号レベルを
演算することで黒信号としての基準レベルへ補正するた
めの信号レベルである。
【0039】次に、濃度基準板としての白基準板の位置
にて、光源を点灯させる(ステップS14)。光源が点
灯されている状態で、白基準の信号WH(i)を画素ご
とに読み取る(ステップS15)。
【0040】この信号WH(i)に対して白シェーディ
ング補正データに変換する(式1)のような演算を行っ
て(ステップS16)、その結果をラインメモリB10
44に格納保存する(ステップS17)。なお、ライン
メモリA1043とラインメモリB1044とは、本実
施の形態のように別の記憶媒体として形成されても、あ
るいは同一の記憶媒体として形成してもかまわない。
【0041】 1/(WH(i)−Bk(i))・・・(式1) 実際の画像読取の際には、ラインメモリA、ラインメモ
リBに保存されているデータを利用して、(式2)のよ
うな演算がリアルタイムでCISモジュール202から
入力される有効画素信号ごとに行われ、シェーディング
補正後のデータとして出力される。
【0042】
【外1】
【0043】ここで信号IN(i)は、i番目の画素の
入力信号、信号OUT(i)はi番目の画素の出力信
号、信号Bk(i)はラインメモリAのi番目の画素の
黒基準(黒オフセットレベル)である。そして、上述の
とおり1/(WH(i)―Bk(i))は、i番目の画
素の白シェーディング補正データである。
【0044】なお、上述のように信号Bk(i)が画素
ごとにメモリA1043に格納保存される理由は以下の
とおりである。すなわち、一般に、縮小光学系に比べて
CISの場合には、画素が大きいため黒のノイズが大
きいこと、また、複数のチップについてそれぞれオフ
セットの値が異なることなどから、画素ごとにオフセッ
トレベルを補正する必要がある。したがって画素ごとの
補正値を格納するだけのメモリが必要であるという特徴
がある。一方、縮小光学系でのCCDで前述のの理
由がなければ、黒シェーディングにあっては、画素ごと
の補正値を保存格納するのではなく、センサ単位(セン
サの1ラインの画素をODDとEVENに分けて出力す
る場合には、ODDとEVENごと)のオフセット補正
のための補正値を格納保存し、当該補正値を使ってシェ
ーディングを行なうことが一般である。
【0045】図11はCISモジュール203から出力
された信号並び替えた後であるRGB信号のうち、1の
信号のタイミングチャートを示す図である。
【0046】図5で説明したようにCISモジュールか
ら出力された信号は、画像信号として、ライン同期信号
HSYNCに対応して、まずはしばらくダミー信号が出
力される。次に有効画素領域の信号が出力されることと
なり、n個のセンサチップの信号が、先頭チップから順
番に、Chip1、Chip2、・・・、ChipNの
ように出力される。本実施の形態では、Nは16までで
ある。またChipごとに468画素の画素を持ち、し
たがって、468×16=7488画素の有効画素の信
号が出力される。そして、OB(光学的黒)画素信号
が、Chip1(OB)、Chip2(OB)、・・
・、ChipN(OB)の順番に各々、4画素づつ出力
される。その後、再びダミー画素が出力される。
【0047】並び替えることによって、互いに異なる波
長領域の光であるR,G,Bのそれぞれの信号系統(R
1,G1,B1)に出力する。これによりR,G,B交
互に出力されていた信号(図5参照)について、絵の画
像として成り立つ順番にする。また、OB信号について
も各チップからの出力をまとめるよう並べ替えることで
適切なクランプ期間を確保できるとともに、並び替え前
には錯綜しており困難であった、OB画素のデータが容易
にサンプリングできるようになり、各チップ間の熱変動
を伴った経時基準信号の変動を捕らえることができる。
【0048】図12は、黒オフセット変動補正部103
を説明する図である。また、図13は、黒オフセット変
動補正部103などを利用した本実施の形態における黒
オフセットレベルの補正動作を説明するフローチャート
である。この黒オフセット変動補正部103などの動作
は制御部CPU108により制御される。
【0049】以下の説明は、16個あるチップのうちC
hip1から出力される信号について主として説明す
る。それ以外のChipから出力される信号についても
同様だからである。
【0050】まず、図10を用いて上述に説明したよう
に、ジョブ(JOB:たとえばオペレータの指示などに
基づく画像読み取り動作)の最初に、第1のOB信号と
して各チップのOB画素部(遮光部)からの出力信号を
読み取る(ステップS30)。次に、ADFを使った流
し読みにおける読み取りの紙間にて、第2のOB信号と
して各チップのOB画素部の出力信号を読み取る(ステ
ップS31)。これは、シェーディング補正部104、
黒オフセット変動補正部103をスルーにして、つまり
シェーディング補正部104、黒オフセット変動補正部
103において信号補正を行なわずに、黒オフセットモ
ニタ106を使用して行なうよう制御される。なお、シ
ェーディング補正部104の前の信号を黒オフセット量
モニタ部106でモニタにする場合には、上記のスルー
処理は行なわずに済むであろう。
【0051】ここで黒オフセットモニタ106は後述す
るように加算平均値を保持する機能を持つ。すなわち制
御手段CPU106からこのデータにアクセスして(式
3)の演算を行なう(ステップS32)。
【0052】 Chip1(OB(0))−Chip1(OB(k))=Chip1(D) ・・・(式3) (式3)中のChip1(OB(0))はジョブ開始時
のChip1のOB画素データ、Chip1(OB
(k))はジョブの途中の紙間(複数原稿がある場合の
その原稿読み取りと原稿読み取りとの時間的間)にて採
取したChip1のOB画素のデータである。変数kは
紙間の回数に対応する。また、Chip1(D)はそれ
らの差分である。なお上述のように他のチップからの出
力信号についても同様に、Chip2(D)、Chip
3(D)、・・・、ChipN(DN)としてオフセッ
トレベルの補正用のデータが求められる。制御手段10
8により補正用のデータとしての補正値が、加減算設定
部1037に書き込まれる。
【0053】以上の設定を紙間にて行なうのである。こ
のように紙間で行なうのは、被写体としての紙と紙との
読み取りの間に僅かながらの時間があり、当該時間を利
用するためである。したがって、本実施の形態では紙間
において上記設定を行なう構成としたが、これに限るも
のではなく、所定の時間に応じて上記設定を行なう構成
にしても構わない。ただし、この場合、画像読み取り速
度に影響が出る場合があるかもしれない。
【0054】さて、次の原稿2024−2が、ADF2
03から供給されると、原稿の読み取り中、加減算値設
置部1037は、信号HSYNCと信号VCLKに応じ
て、黒オフセットレベルの変動を補正する。これは、図
10に示した有効画素中の各チップに対応する補正値を
図9に示したタイミングチャートに従って、RGB各々
のレジスタ1034、1035、1036にロードし
て、加算器1031、1032、1033を使用するこ
とで黒レベルオフセット変動の補正を行なう(ステップ
S33)。上述の差分(ChipN(D))から黒オフ
セット変動補正回路103において、有効画素信号の黒
オフセットレベルの変動を逐次補正するのである。これ
によりJOBの最初の状態における黒オフセットレベル
に各チップ単位(OBは各チップに配設されているた
め)で、シェーディング補正部104でシェ−ディング
補正されるのである(ステップS34)。
【0055】このようにして、原稿204−1(数十
枚)からの反射画像を数分にわたって読み取る場合にお
いても、黒レベルにおけるオフセットの変動を抑制し、
JOBの最初の状態、すなわちセンサのライン単位での
基準信号レベルのズレが解消された最初のシェーディン
グ補正直後の基準信号レベルを維持することができる。
【0056】特にマルチチップセンサなどの複数のチッ
プにより構成され、複数のチャネルごとに信号が出力さ
れるセンサを使用した場合には有効である。こういった
場合、チップごとにオフセットレベルの経時変動が異な
って現れるため、有効信号の基準レベルがチャネルごと
に異なることになってしまい、結果読み取り画像に基準
レベルの相違がスジとして表れることになるからであ
る。本実施の形態の発明によれば、こうした読み取り画
像のスジを極めて効率よく軽減できる。加えて、画像出
力(画像入力)の生産性は維持されるのである。
【0057】別言すれば、CISで縮小光学系と比して
顕著になる黒のレベルが、徐々に変動してしまう問題が
解決され、第一に画像の黒レベルの絶対レベル変動を効
果的に抑制でき、第二に複数チップ間の黒レベルの変動
量が不均一である場合においても、画像に複数チップの
各々に相当する画像領域ごとに、輝度段差が発生してし
まい視覚品質上著しい劣化をもたらす問題を解決でき
る。
【0058】これはCISでセンサから複数チャネルか
ら出力される信号の並び替えを行なう場合には特に有効
である。
【0059】また、前述のCISモジュール202はR
GBの3ラインセンサで構成したが、複数のチップで構
成される1ラインセンサでも本実施の形態で説明した技
術に有効な技術である。
【0060】上記のようにアナログプロセッサ101に
おいてアナログ信号のオフセット変動補正を行なうのは
次の理由からである。すなわち、前述のようにアナログ
プロセッサ自体も発熱をおこし、したがって、アナログ
プロセッサでのオフセットレベルの経時変動が起こるか
らである。このことは本実施形態のように複数チャネル
を有する場合には信号量が多いのでなお一層顕著である
といえるかもしれない。
【0061】なお、本実施の形態では、図7に示された
画像処理部100により構成したが、これに限られるも
のはなく例えば、図14に示された画像処理部100A
により構成しても構わない。以下に本構成における実施
の形態を説明するが、図14においては、図7と同様の
ブロックについては同じ番号を付し、その説明を省略す
る。
【0062】図14に示された画像処理部100Aは、
シェーディング補正部104への信号の入力に先立って
各チャネルのOB信号を黒オフセット量モニタ106で
検出し、この検出したそれぞれのOB信号に基づいてシ
ェーディング補正を行なう構成である。言い換えれば格
納手段としてのラインメモリAとラインメモリBとに格
納されたCISモジュール202からの信号を遮光部で
あるOB部から出力されるチャネルごとのOB信号とし
てのBk(i)信号に基づいてそれぞれ補正した後、チ
ャネルごとの有効信号としてのIN(i)信号をそれぞ
れ補正してOUT(i)信号を出力するようCPU10
8が制御するのである。
【0063】次に、図15を用いて図14の画像処理部
100を用いた場合の動作フローについて説明する。な
お、この動作フローは制御手段としてのCPU108に
よって制御されるものである。なお、上述の図10に示
された動作フローにしたがってラインメモリA、ライン
メモリBにそれぞれデータが保存される。その後図15
に示した動作フローによる。また、図中動作フローはチ
ャネル1について記載したものであるが、ほかのチャネ
ルからの出力も同様の動作フローとなる。
【0064】まず、第3のOB信号として黒オフセット
モニタ106によりチャネルごとのOB信号がそれぞれ
検出読み取られる(ステップS51)。そのそれぞれの
第3のOB信号によりラインメモリA、ラインメモリB
にチャネルごとにそれぞれ保存されているデータBk
(i)とデータ1/(WH(i)−Bk(i))を加減算補
正する(ステップS52)。その演算結果をチャネルご
とにラインメモリA,Bに保存格納し(ステップS5
3)、その後の画像読み取りにおいては、有効画像信号
に対してラインメモリA,Bに保存格納されているデー
タを用いて上述のようなシェーディング補正を行なう
(ステップS54)。
【0065】上述のように図7に示された画像処理部1
00以外に例えば図14に示した画像処理部100Aで
本実施の形態を構成しても構わない。なお、図14に示
した画像処理部100Aで構成した場合、シェーディン
グ補正部104で記憶格納されているCISモジュール
202が遮光された状態での出力信号を黒オフセット量
モニタ106での検出結果において補正しなければなら
ないので、図7に構成した画像処理部100でのデータ
の記憶容量よりも大きくなければならない。
【0066】<第2の実施の形態>図16に基づいて、
本発明の画像読み取り装置をシートフィード式の装置に
適用した場合の一実施例について詳述する。
【0067】図16は、本実施の形態における原稿画像
を読み取る原稿画像読取装置の概略図である。
【0068】501は、密着型のイメージセンサ(以下
“CIS”とも呼ぶ)であり、固体撮像素子502、セ
ルフォックレンズ503、LEDアレイ504及びコン
タクトガラス505から構成されている。
【0069】搬送ローラ506は、CIS1の前後に配
置されており、原稿を配置させるために使用される。コ
ンタクトシート507は、原稿をCIS501に接触さ
せる為に使用される。510は、制御回路であり、CI
S501からの信号の処理を行ない、第1の実施の形態
での制御部108と同様の制御機能を有する。
【0070】原稿検知レバー508は、原稿が差し込ま
れたことを検知するためのレバーであり、原稿が差し込
まれたことを検知すると、原稿検知レバー508が傾く
ことにより、原稿検知センサ509の出力が変化するこ
とにより、その状態を制御回路510内のCPUに伝達
することにより、原稿が差し込まれたと判断して、原稿
搬送ローラ506駆動用モータ(図示せず)を駆動させ
ることにより、原稿搬送を開始させ読み取り動作を行な
う。
【0071】上記のような構成においても、第1の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0072】<その他の実施の形態>上述の各実施例の
画像読取装置は、上述の各実施形態の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)としての
前述の制御手段108が記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読出し実行することによっても、達成される
ことはいうまでもない。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施例の機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施例の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行ない、その処理によって前述した実施例の機能が実
現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行な
い、その処理によって前述した実施例の機能が実現され
る場合も含まれることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のチャネルを有する場合においても熱変動を伴った
経時基準信号の変動を効率的に抑制することで良好な画
像読み取りを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における実施例の複写機の構成を
示す図である。
【図2】本実施の形態におけるCISの断面を示す図で
ある。
【図3】本実施の形態におけるCISの構成を示す図で
ある。
【図4】本実施の形態におけるCISの微視的構造を示
す図である。
【図5】本実施の形態におけるCISモジュールからの
信号読み出し動作を示す図である。
【図6】本実施の形態におけるCISの巨視的構造を示
す図である。
【図7】本実施の形態における画像処理部100を示す
図である。
【図8】本実施の形態の並べ替えの構成を示す図であ
る。
【図9】本実施の形態におけるシェーディング補正部1
04を示す図である。
【図10】本実施の形態におけるシェーディング補正動
作を示すフロー図である。
【図11】本実施の形態におけるタイミングチャートを
説明する図である。
【図12】本実施の形態における黒オフセット変動補正
部を説明する図である。
【図13】本実施の形態におけるオフセットレベルの補
正動作を示すフロー図である。
【図14】本実施の形態における画像処理部100Aを
示す図である。
【図15】本実施の形態における画像処理部100Aで
構成した場合の動作を示すフロー図である。
【図16】本実施の形態におけるシートフィード式の装
置を示す図である。
【符号の説明】
100 信号処理部 101 アナログイメージプロセッサ部 102 A/Dコンバータ 103 黒オフセット変動補正部 104 シェーディング補正部 106 黒オフセット量モニタ部 107 画像処理部 108 CPU 121 クロック発生部 122 主走査アドレスカウンタ 123 デコーダ 200 イメージスキャナ部 202 CISモジュール 203 ADF 204−1 被写体としての原稿 204−2 被写体としての原稿 205 原稿台ガラス(プラテン) 206 標準白色板 208 流し読みガラス 209 画像信号処理部 1031 加算器 1032 加算器 1033 加算器 2021 カバーガラス 2022 照明光源 2023 等倍結像レンズ 2024 カラーラインセンサ 2024−1 開口部 2024−2 開口部 2024−3 開口部 2024−4 電荷転送部 2024−5 出力アンプ 2024−6 基板 2025 基板

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネルを有し、被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとにそれぞれ出力する撮像手段と、 前記撮像手段から出力される信号を格納する格納手段
    と、 前記チャネルごとに前記第2の信号に基づいて前記第1
    の信号をそれぞれ補正する信号補正手段と、 前記撮像手段からチャネルごとにそれぞれ出力される信
    号を並び替える並び替え手段と、 前記格納手段に格納された第3の信号と前記遮光部から
    出力された前記チャネルごとのそれぞれの第2の信号と
    に基づいて前記信号補正手段により前記チャネルごとの
    第1の信号をそれぞれ補正するよう制御する制御手段と
    を有し、 前記第3の信号及び前記第2の信号は、前記受光部から
    前記チャネルごとにそれぞれ出力され、前記並び替え手
    段により並び替えられた信号であることを特徴とする画
    像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記並び替えは、チャネルごとにそれぞ
    れ出力された第1の信号と第2の信号について、複数の
    第1の信号からなる第3の信号と複数の第2の信号とを
    有する第4の信号に並び替えることを特徴とする請求項
    1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の信号は、前記受光部に光が入
    射されないようにした場合に該受光部から出力される信
    号であることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記遮光部から出力さ
    れる前記チャネルごとの第2の信号に基づいて前記チャ
    ネルごとの第1の信号を第4の信号へそれぞれ補正した
    後、前記第4の信号を前記格納手段に格納された前記第
    3の信号に基づいてそれぞれ補正するよう制御すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読み
    取り装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記遮光部から出力さ
    れる前記チャネルごとの第2の信号に基づいて前記格納
    手段に格納された前記第3の信号を第5の信号へそれぞ
    れ補正した後、前記チャネルごとの第1の信号を前記第
    5の信号に基づいてそれぞれ補正するよう制御すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読み
    取り装置。
  6. 【請求項6】 前記信号補正手段により前記第1の信号
    に対するオフセットレベルが補正されることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 被写体としての原稿と前記撮像手段とを
    相対的に移動させる移動手段を有し、前記撮像手段は前
    記原稿画像を読み取るとともに、前記制御手段は前記原
    稿が複数ある場合に前記原稿画像の紙間において前記遮
    光部から出力される第2の信号に基づき前記第1の信号
    を補正するよう制御することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記被写体を照射する光源を有し、 前記第3の信号は前記光源が消灯している場合に前記受
    光部から出力される信号であることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段から出力されるアナログ信
    号をデジタル信号に変換する変換手段を有し、前記信号
    補正手段は、前記変換手段により変換された信号を前記
    チャネルごとに前記第2の信号に基づいてそれぞれ補正
    することを特徴とする請求項1〜8に記載の画像読み取
    り装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像手段は複数のチップからな
    り、前記チャネルは前記チップごとに設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像読
    み取り装置。
  11. 【請求項11】 複数のチャネルを備え被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとにそれぞれ出力する撮像手段を有
    する画像読み取り装置の制御方法であって、 前記受光部から前記チャネルごとに出力される第3の信
    号を格納手段にそれぞれ格納した後、前記格納手段に格
    納された前記第3の信号と前記遮光部から出力される前
    記チャネルごとの第2の信号とに基づいて前記チャネル
    ごとの第1の信号をそれぞれ補正するよう制御し、前記
    第3の信号および前記第2の信号は、前記受光部から前
    記チャネルごとにそれぞれ出力され、並び替えられた信
    号であることを特徴とする制御方法。
  12. 【請求項12】 前記並び替えは、チャネルごとにそれ
    ぞれ出力された第1の信号と第2の信号について、複数
    の第1の信号からなる第3の信号と複数の第2の信号と
    を有する第4の信号に並び替えることを特徴とする請求
    項11に記載の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第3の信号は、前記受光部に光が
    入射されないようにした場合に該受光部から出力される
    信号であることを特徴とする請求項11または12に記
    載の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記遮光部から出力される前記チャネ
    ルごとの第2の信号に基づいて前記チャネルごとの第1
    の信号を第4の信号へそれぞれ補正した後、前記第4の
    信号を前記格納手段に格納された前記第3の信号に基づ
    いてそれぞれ補正するよう制御することを特徴とする請
    求項11〜13のいずれかに記載の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記遮光部から出力される前記チャネ
    ルごとの第2の信号に基づいて前記格納手段に格納され
    た前記第3の信号を第5の信号へそれぞれ補正した後、
    前記チャネルごとの第1の信号を前記第5の信号に基づ
    いてそれぞれ補正するよう制御することを特徴とする請
    求項11〜13のいずれかに記載の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記補正により前記第1の信号に対す
    るオフセットレベルが補正されることを特徴とする請求
    項11〜15のいずれかに記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記被写体としての原稿と前記撮像手
    段とを相対的に移動させることで前記撮像手段は前記原
    稿画像を読み取るよう制御するとともに、前記原稿が複
    数ある場合に前記原稿画像の紙間において前記遮光部か
    ら出力される第2の信号に基づき前記第1の信号を補正
    するよう制御することを特徴とする請求項11〜16の
    いずれかに記載の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記画像読取装置は前記被写体を照射
    する光源を有し、前記第3の信号は前記光源が消灯して
    いる場合に前記受光部から出力される信号であることを
    特徴とする請求項11〜17のいずれかに記載の制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記撮像手段から出力されるアナログ
    信号をデジタル信号に変換した後に、変換された信号を
    前記チャネルごとに前記第2の信号に基づいてそれぞれ
    補正するよう制御することを特徴とする請求項11〜1
    8のいずれかに記載の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記撮像手段は複数のチップからな
    り、前記チャネルは前記チップごとに設けられることを
    特徴とする請求項11〜19のいずれかに記載の制御方
    法。
  21. 【請求項21】 複数のチャネルを備え被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとに出力する撮像手段を有する画像
    読み取り装置を用いた画像読み取り方法であって、 前記受光部から前記チャネルごとに出力される第3の信
    号を格納手段にそれぞれ格納した後、前記格納手段に格
    納された前記第3の信号と前記遮光部から出力される前
    記チャネルごとの第2の信号とに基づいて前記チャネル
    ごとの第1の信号をそれぞれ補正し、前記第3の信号と
    前記第2の信号は、前記受光部から前記チャネルごとに
    それぞれ出力され、並び替えられた信号であることを特
    徴とする画像読み取り方法。
  22. 【請求項22】 複数のチャネルを備え被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとに出力する撮像手段を有し、 チャネルごとに出力された第1の信号と第2の信号とを
    並び替える並び替え手段を有することを特徴とする画像
    読み取り装置。
  23. 【請求項23】 前記並び替えは、チャネルごとにそれ
    ぞれ出力された第1の信号と第2の信号について、複数
    の第1の信号からなる第3の信号と複数の第2の信号と
    を有する第4の信号に並び替えることを特徴とする請求
    項22に記載の画像読み取り装置。
  24. 【請求項24】 前記受光部は、第1の波長領域に対応
    する光電変換部を第1の方向に並べた第1の受光領域と
    前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域に対応する
    光電変換部を第1の方向に並べた第2の受光領域とを有
    し、 前記並び替え手段は、前記第1の受光領域と前記第2の
    受光領域とから交互に順次出力された第1の信号を前記
    第1の波長領域に対応する第5の信号と前記第2の波長
    領域に対応する第4の信号とに並び替えることを特徴と
    する請求項22又は23に記載の画像読み取り装置。
  25. 【請求項25】 前記撮像手段は複数のチップからな
    り、前記チャネルは前記チップごとに設けられているこ
    とを特徴とする請求項22〜24に記載の画像読み取り
    装置。
  26. 【請求項26】 複数のチャネルを備え被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとに出力する撮像手段を有する画像
    読み取り装置の制御方法であって、 チャネルごとに出力された第1の信号と第2の信号とを
    並び替えることを特徴とする制御方法。
  27. 【請求項27】 前記並び替えは、チャネルごとにそれ
    ぞれ出力された第1の信号と第2の信号について、複数
    の第1の信号からなる第3の信号と複数の第2の信号と
    を有する第4の信号に並び替えることを特徴とする請求
    項26に記載の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記受光部は、第1の波長領域に対応
    する光電変換部を第1の方向に並べた第1の受光領域と
    前記第1の波長領域とは異なる第2の波長領域に対応す
    る光電変換部を第1の方向に並べた第2の受光領域とを
    有し、 前記並び替えは、前記第1の受光領域と前記第2の受光
    領域とから交互に順次出力された第1の信号を前記第1
    の波長領域に対応する第5の信号と前記第2の波長領域
    に対応する第4の信号とに並び替えることを特徴とする
    請求項26又は27に記載の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記撮像手段は複数のチップからな
    り、前記チャネルは前記チップごとに設けられているこ
    とを特徴とする請求項26〜27のいずれかに記載の制
    御方法。
  30. 【請求項30】 複数のチャネルを備え被写体からの光
    を受光可能な受光部から出力される第1の信号と被写体
    からの光が遮光された遮光部から出力される第2の信号
    とを前記チャネルごとに出力する撮像手段を有する画像
    読み取り装置を用いた画像読み取り方法において、 チャネルごとに出力された第1の信号と第2の信号とを
    並び替えることを特徴とする画像読み取り方法。
  31. 【請求項31】 請求項11〜21、26〜30のいず
    れかに記載の画像読み取り方法を制御手段により実行可
    能であるプログラム。
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