JP2004357144A - 情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面に情報(画像)有する原稿を同時に流し読み方式で読み取る場合における読み取り情報(画像)の劣化を防止することができる情報読取装置を提供する。
【解決手段】原稿自動搬送手段により複数枚の原稿を連続して搬送して、前記原稿の情報(画像)を読み取り手段により読み取リ(ステップS1108)、その際に、搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出し(ステップS1110)、所定値以上の光量変動が検出された場合(ステップS1111)、前記読取手段のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新する(ステップS1103、ステップS1104)。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿自動搬送手段によって搬送された原稿の情報(画像等)を読み取る複写機等の情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿自動搬送手段によって搬送された原稿の情報を読み取る画像(情報)読取装置として、複写機が知られている。
【0003】
このような複写機では、原稿自動搬送手段により原稿を原稿台ガラス上に移動・載置した後に、原稿を照射するための光源を搭載したミラーユニットを前記原稿台ガラス上に移動させることにより、原稿の画像を読み取る構成であった。
【0004】
しかし、最近では単位時間当たりの原稿読取枚数を増加させるために、ミラーユニットを所定位置で固定し、原稿自動搬送手段により原稿を読取手段へ搬送しながら原稿の画像を読み取る、所謂流し読み方式が採用されつつある(先行技術文献の開示はありません)。
【0005】
更に、原稿の両面にある画像を高速で読み取るために、原稿の裏面の画像を読み取るセンサを原稿自動搬送手段に配置し、両面に画像を有する原稿を原稿自動搬送手段により搬送しながら、原稿の両面にある画像を同時に読み取る方式が提案されている(先行技術文献の開示はありません)。
【0006】
原稿を流し読み取り方式で読み取る場合には、原稿を多数枚連続で読み取ることになるため、キセノン管ランプの点灯時間が数分間に及ぶ場合には、その光量が変動してしまい、原稿の画像が正確に読み取れない場合があった。
【0007】
このような問題を解消するために、流し読み原稿読取ガラスの端部には、光量基準白板が貼付されており、この光量基準白板を読み取った場合に得られるデータに応じて、公知のシェーディング補正回路で画像データを補正している。
【0008】
具体的には、通常、原稿台ガラス上に設けられた第1の基準白板を読み取った場合の読み取りデータが240レベル(8bit:0〜255)となるように各画素に対して補正係数を設定しているが、光量基準白板を読み取った場合に得られるデータが2%低下した場合には、第1の基準白板を読み取った場合の読み取りデータが245レベルとなるように、つまり、原稿の読み取り情報信号のレベルが2%増加するように、補正係数をリアルタイムで変更して、キセノン管ランプの光量変動を補正している。
【0009】
同様に第2の読取部では、第2の基準白板を読み取ることにより、公知のシェーディング補正回路で読み取りデータを補正している(特許文献3参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−352434公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の画像読取装置においては、読み取るべき原稿が白黒原稿の場合には、前記補正方法を用いれば、光源であるキセノン管ランプの光量変動の影響が原稿の読み取り画像に表れることはないが、読み取るべき原稿がカラー原稿の場合には、キセノン管ランプの光量変動に伴う配光の微妙な変動及び発光周波数特性の微妙な変動が原稿の読み取り画像に表れてしまい、正確に原稿の画像を読み取ることができなかった。
【0012】
本発明は、このような従来技術の有する問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、両面に情報(画像)有する原稿を同時に流し読み方式で読み取る場合における読み取り情報(画像)の劣化を防止することができる情報読取装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報読取装置は、両面に情報を有する原稿を原稿自動搬送手段により搬送しながら前記原稿の両面の情報を読取手段により同時に読み取ることが可能な情報読取装置であって、前記原稿を複数枚連続して前記原稿自動搬送手段により搬送して原稿の情報を読み取る際の搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出する検出手段と、前記検出手段により所定値以上の光量変動が検出された場合に前記読取手段のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0015】
尚、本実施の形態では、本発明の適用例として複写機が示されているが、これに限るものではなく、他の種々の装置に適応できることは言うまでもない。
【0016】
図1は、本実施の形態に係る画像(情報)読取装置であるカラー複写機の内部構成を示す側断面図であり、このカラー複写機は、流し読み方式を採用したものである。
【0017】
図1に示すように、カラー複写機は、原稿自動搬送手段100と、イメージスキャナ部101と、プリンタ部102とを主構成要素としている。
【0018】
原稿自動搬送手段100は、原稿をイメージスキャナ部101に搬送する。イメージスキャナ部101は、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う。プリンタ部102は、イメージスキャナ部101で読み取られた原稿の画像(情報)に対応した画像を、記録用紙等の記録用シートにフルカラーでプリント出力する。
【0019】
以下、原稿表面の画像の読み取り動作について説明する。
【0020】
イメージスキャナ部101において、原稿台ガラス(以下、プラテンと記述する。)103上の原稿104は、光源であるキセノン管ランプ105の光で照射され、原稿104からの反射光は、反射ミラー106及び反射ミラー107に導かれ、レンズ108により3ラインイメージセンサ部109上に結像される。3ラインイメージセンサ部109は、レッド(R)成分、グリーン(G)成分及びブルー(B)成分にそれぞれ対応するセンサ(受光素子)109−1,109−2,109−3を有している。そして、前記反射光から、フルカラー画像であるレッド(R)成分、グリーン(G)成分及びブルー(B)成分にそれぞれ対応する電気信号を取り出して、信号処理部110へ送信する。
【0021】
信号処理部110では、3ラインイメージセンサ部109から送信された各電気信号に所定の信号処理を施した後、プリンタ部102に出力する。このプリンタ部102では、信号処理部110からの信号に基づいて、原稿104の画像と同じ複写画像を形成する。
【0022】
尚、キセノン管ランプ105及び反射ミラー106を有する第1のミラーユニット111は速度Vで、反射ミラー107を有する第2のミラーユニット112は速度V/2で、3ラインイメージセンサ部109の電気的走査方向(以下、主走査方向と記述する。)に対して垂直方向(以下、副走査方向と記述する。)に、図示しないモータにより駆動されて、原稿104の全面が走査される。
【0023】
流し読み原稿読取ガラス113の端部には、図3に示すように、光量基準白色板301が貼付されており、この光量基準白色板301を読み取ったときに得られるデータに応じて、公知のシェーディング補正回路で読み取り画像データを補正している。
【0024】
標準白色板114は、キセノン管ランプ105を使用時の3ラインイメージセンサ部109の読み取り画像データの補正に用いる。
【0025】
また、原稿自動搬送手段100を用いて原稿104を流し読み方式で読み取る場合には、第1のミラーユニット112を流し読み原稿読取ガラス113の下に保持し、原稿を原稿自動搬送手段100で連続して搬送することにより、原稿の連続読み取りを短時間で実現できる。
【0026】
イメージスキャナ部101では、第1の読取部として装置内の第1のミラーユニット111と原稿とを相対的に移動させながら、原稿の表面にある画像を読み取る。
【0027】
原稿自動搬送手段100では、第2の読取部として密着型イメージセンサ部と原稿とを相対的に移動させながら原稿の裏面にある画像を読み取る。密着型イメージセンサ部は、図示していないが、光源であるキセノン管ランプ、レンズ及びコンタクトイメージセンサから構成されている。
【0028】
尚、図1において、118はレーザドライバ、119は半導体レーザ、120はポリゴンミラー、121はf−θレンズ、122はミラー、123は感光ドラム、124は回転現像器、125はマゼンダ現像器、126はシアン現像器、127はイエロー現像器、128はブラック現像器、129は転写ドラム、130は用紙カセット、131は用紙カセット、132は定着ユニットである。
【0029】
図2は、原稿自動搬送手段100の内部構成を示す側断面図であリ、同図において、100は原稿自動搬送手段、201は原稿、202は原稿とレイ、203は原稿給紙ローラ、204は分離パッド、205は中間ローラ対、206は大径ローラ、206は、207は第1従動ローラ、208は第2従動ローラ、209は原稿ガイド板、210はジャンプ台、211は第3従動ローラ、212は第2の基準白色板、213は原稿排紙ローラ対、214は密着型イメージセンサ部、215は(御教示下さい。)である。
【0030】
図2に示すように、原稿201は、原稿トレイ202の上に載置セットされる。原稿給紙ローラ203は、分離パッド204と対になっていて、原稿201を1枚ずつ給送する。給送された原稿201は、中間ローラ対205で更に装置内に送られ、大径ローラ206と第1従動ローラ207とによる搬送系に渡され、大径ローラ206を回る形で第2従動ローラ208による搬送が行われる。大径ローラ206と第2従動ローラ208とで搬送される原稿201は、流し読み原稿読取ガラス113と原稿ガイド板209との間を通り、ジャンプ台210を経て再び大径ローラ206と第3従動ローラ211とにより搬送される。流し読み原稿読取ガラス113と原稿ガイド板209との間では、原稿ガイド板209により原稿201は、流し読み原稿読取ガラス113に接触する状態で搬送される。
【0031】
原稿201が搬送される前に、第1、第2の読取部でシェーディング補正を行う。第1の読取部は、第1の基準白色板114(図1参照)を読み取り、第2の読取部は、第2の基準白色板212を読み取ることによって、それぞれ適正な白色レベルを得ることにより、公知であるシェーディング補正を行う。
【0032】
原稿201は、流し読み原稿読取ガラス113上を通過する際に、露光部により流し読み原稿読取ガラス113に接している面を露光される。前記露光部は、露光することにより原稿201から反射して来る原稿画像情報を第1ミラーユニット111(図1参照)に伝達する。伝達された原稿画像情報は、レンズ108(図1参照)を通過し集光されて、CCD3ラインイメージセンサ部109(図1参照)にて電気信号として変換される。
【0033】
以上の過程で原稿201の第1の面(表面)の画像が読み取られる。
【0034】
次に、大径ローラ206と第3従動ローラ211とにより搬送された原稿201は、その第2の面(裏面)の画像が、原稿排紙ローラ対213の方向へ搬送される過程で密着型イメージセンサ部214によって読み取られ、その後、装置外部へ排出される。
【0035】
再び図1に戻って説明すると、信号処理部110では、CCD3ラインイメージセンサ部109によって読み取られた原稿の表面画像信号及び密着型イメージセンサ部214(図2参照)によって読み取られた原稿の裏面画像信号を、それそれデジタル信号に変換し、所定の処理を施した後に、一旦メモリ(図示せず)に記憶する。そして、原稿がカラー画像の場合には、プリンタ部102の画像形成プロセスに同期させてマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の各成分に分解した画像信号をプリンタ部102に送信する。また、原稿が白黒画像の場合には、信号処理部110内の前記メモリに記憶した画像信号をデジタル処理し、プリンタ部102の画像形成プロセスに同期させてブラック(BK)成分の画像信号をプリンタ部102に送信する。
【0036】
イメージスキャナ部101から送信されて来るM,C,Y,BKの各画像信号は、レーザドライバ112に送信される。レーザドライバ118は、送信された画像信号に応じて、半導体レーザ113を変調駆動する。レーザ光は、ポリゴンミラー120、f−θレンズ121及びミラー122を介して、感光ドラム123上を走査する。
【0037】
回転現像器124は、マゼンタ現像器125、シアン現像器126、イエロー現像器127及びブラック現像器128によって構成され、これら4つの現像器125〜128が交互に感光ドラム123に接し、この感光ドラム123上に形成されたM,C,Y,BKの各静電潜像を対応するトナー現像器により現像する。
【0038】
転写ドラム129は、第1の用紙カセット130または第2の用紙カセット131から給紙された用紙を巻き付け、該用紙に感光ドラム123上に現像されたトナー像を転写する。
【0039】
このようにして、順次M,C,Y,BKの4色が用紙に転写された後、この用紙は、定着ユニット132を通過して装置外部へ排出される。
【0040】
また、オペレータが両面プリントを望む場合には、片面画像を用紙に定着した後に、図示しない反転ユニットで用紙を裏返し、上述のプリント動作を繰り返した後、両面画像をプリント出力する。
【0041】
図4は、CCD3ラインイメージセンサ部109の構成の一例を示す図である。
【0042】
図4において、109はCCD3ラインイメージセンサ部で、R,G,Bの各センサ(受光素子)109−1,109−2,109−3を有しており、これら各センサ109−1〜109−3は、それぞれR,G,Bの各波長成分を読み取るためのものである。
【0043】
この3本の異なる光学特性を持つCCD3ラインイメージセンサ部109は、そのR,G,Bの各センサ109−1〜109−3が原稿の同一ラインを読み取るべく互いに平行に配置されるように、同一のシリコンチップ上にモノリシックに構成されている。
【0044】
図5は、前記図4の受光素子であるR,G,Bの各センサ109−1〜109−3の拡大図である。
【0045】
図5に示すように、各センサ109−1〜109−3は、主走査方向に一画素当たり、例えば、10μmの幅を有している。そして、各センサ109−1〜109−3は、A3サイズの原稿の短手方向(297mm)を600dpiの解像度(一画素のサイズは42.33μm角)で読み取ることができるように、主走査方向に7500画素ある。即ち、原稿画像は、レンズ108(図1参照)により1/4.233(=10/42.33)に縮小されてCCD3ラインイメージセンサ部109上に結像される。また、R,G,Bの各センサ109−1〜109−3のライン相互間距離は、例えば、80μmであり、600lpiの副走査解像度に対して各8ラインずつ離れている。更に、各センサ109−1〜109−3は、R,G,Bの所定の分光特性を得るために、その表面に光学的なフィルタが形成されている。
【0046】
図6は、密着型イメージセンサ部(以下、CISと記述する。)214(図2参照)の構成の一例を示す図である。
【0047】
図6において、受光素子である各センサ214−1,214−2,214−3は、それぞれR,G,Bの各波長成分を読み取るためのものである。
【0048】
この3本の異なる光学特性を持つ密着型イメージセンサ部214は、R,G,Bの各センサ214−1〜214−3が原稿201の同一ラインを読み取るべく互いに平行に配置されるように、同一のシリコンチップ上にモノリシックに構成されている。
【0049】
図6に示すように、受光素子である各センサ214−1〜214−3は、主走査方向に一画素当たり、42.33μmの幅を有している。即ち、各センサ214−1〜214−3は、A3サイズの原稿の短手方向(297mm)を600dpiの解像度で読み取ることができるように、主走査方向に7500画素ある。また、R,G,Bの各センサ214−1〜214−3の相互間距離は、例えば、0であり、600lpiの副走査解像度に対して各1ラインずつ離れている。更に、各センサ214−1〜214−3は、R,G,Bの所定の分光特性を得るために、その表面に光学的なフィルタが形成されている。
【0050】
図7は、イメージスキャナ部101の構成を示すブロック図である。ここではCCD3ラインイメージセンサ部109の出力信号を処理するブロックについて説明するが、CIS214の出力信号処理は、CCD3ラインイメージセンサ部109の各センサ109−1〜109−3相互間及びCIS214の各センサ214−1〜214−3相互間の物理的距離の補正処理以外は同様の処理を行うため、ここでは、その説明を省略する。
【0051】
図7において、109はCCD3ラインイメージセンサ部、109−1〜109−3はR,G,Bの各センサ、701はアナログ信号処理部、702はシェーディング補正部、703はラインメモリ、704は係数メモリ、705は乗算器、706,707,708はディレイ素子、709は第1のルックアプテーブル(以下、LUTと記述する。)、710はメモリ、711,712,713はlog変換器、714は第2のルックアプテーブル(以下、LUTと記述する。)、715はマスキング/UCR回路である。
【0052】
図7において、CCD3ラインイメージセンサ部109及びCIS214から出力される画像信号はアナログ信号処理部701に入力され、このアナログ信号処理部701内で8bitのデジタル画像信号に変換された後に、シェーディング補正部702に入力される。
【0053】
図8は、アナログ信号処理部701の構成を示すブロック図である。ここでは、R,G,Bの処理回路が全て同一であるため、1色分の回路のみが示されている。
【0054】
図8において、801はサンプル&ホールド(S/H)回路、802は第1のクランプ回路、803は可変増幅器、804は第2のクランプ回路、805はA/D変換器、806は電圧コントロール回路である。
【0055】
図8において、CCD3ラインイメージセンサ部109及びCIS214から出力された画像信号は、サンプル&ホールド(S/H)回路801でアナログ信号の波形を安定させるためにサンプル&ホールドされる。図示しないCPUは、電圧コントロール回路806を介して、画像信号がA/D変換器805のダイナミックレンジをフルに活用できるように、可変増幅器803及び第2のクランプ回路804を制御する。A/D変換器805は、アナログ画像信号を、例えば、8bitのデジタル画像信号に変換する。
【0056】
図7に戻り、8bitのデジタル画像信号は、シェーディング補正部702において、公知のシェーディング補正方法によってシェーディング補正処理が施される。シェーディング補正データ読み取り時、CCD3ラインイメージセンサ部109及びCIS214からの読み取り信号に対して、前記CPUは、3ラインイメージセンサ部109の場合は、第1の基準白色板114(図1参照)からの1ライン分の読み取り信号をラインメモリ703に記憶し、CIS214の場合は、第2の基準白色板212(図2参照)からの1ライン分の読み取り信号をラインメモリ703に記憶し、このラインメモリ703に記憶された各画素の読み取りデータを所定レベル、例えば、240にするためのシェーディング補正係数を画素毎に求め、これを1ライン分の係数メモリ704に記憶する。そして、実際の原稿読み取り時にCCD3ラインイメージセンサ部109及びCIS214のライン読み取りによる各画素の出力に同期して、その画素に対応するシェーディング補正係数を係数メモリ704から読み出して、乗算器705でCCD3ラインイメージセンサ部109及びCIS214からの各画素信号に乗算することによりシェーディング補正処理を行う。
【0057】
原稿を流し読み方式で読み取る場合には、原稿と原稿との間で、第1の読み取り部においては、流し読み原稿読み取りガラス113(図1及び図3参照)の主走査方向の端部に貼付された光量基準白色板301(図3参照)の主走査方向の端部を、第2の読み取り部においては、第2の基準白色板212(図2参照)の主走査方向の端部をそれぞれ読み取って得られるデータを、原稿相互間毎に最初に読み取った値と比較することにより光量の変動を検知し、所定値以上に光量変動が検出された場合には、シェーディング補正処理のための補正データの取り込み動作を再度行うことにより光量変動を補正する。
【0058】
次に、CCD3ラインイメージセンサ部109の物理的距離の補正について説明する。
【0059】
図6に示したように、CCD3ラインイメージセンサ部109の各センサ109−1,3ラインセンサ109−2及び3ラインセンサ109−3、及びCIS214の各センサ214−1,214−2,214−3は、一定の距離を隔てて配置されているため、ディレイ素子706〜708によって副走査方向の空間的ずれを補正している。具体的には、CCD3ラインイメージセンサ部109では、第1ミラーユニット111(図1参照)を走査して原稿を読み取る圧板読みの場合には、B信号に対して副走査方向で先に読み込まれたG,Rの各信号を、それぞれ8ライン分、16ライン分副走査方向に遅延させることによりB信号に重畳する。
【0060】
また、原稿を原稿自動搬送装置100で搬送しながら、その画像を読み取る流し読みの場合には、R信号に対して副走査方向で先に読み込まれたG,Bの各信号を、それぞれ8ライン分、16ライン分副走査方向に遅延させることによりR信号に重畳する。CIS214では、B信号に対して副走査方向で先に読み込まれたG,Rの各信号を、それぞれ1ライン分、2ライン分副走査方向に遅延させることによりB信号に重畳する。
【0061】
第1のLUT709は、原稿画像読み取り信号の階調性を補正するためのものである。
【0062】
図9に示す所定濃度の画像が描かれた原稿をプラテン103の上に載置して、その原稿の画像データを読み取り、図10に示すように、読み取りレベル1001に直線性がない場合には、直線性を得るために補正曲線1002で入力信号を補正して、出力1003を得るようにしている。
【0063】
図7のメモリ710は、画像信号を一旦記憶し、プリンタ部102(図1参照)に同期させて画像信号を出力する。また、メモリ710では、圧板読みの場合と流し読みの場合とでメモリ710に入力されて来る画像信号の順番が異なるため、メモリ710からの出力時に画像信号の出力順番を変更することにより画像の向きを調整し、一定方向のプリント出力が可能となるように処理する。また、メモリ710からは、所定濃度(以下、「PG」と記述する。)のデータを出力し、プリンタ部102によって図9に示す画像と同様のPG画像を生成する。
【0064】
log変換器711〜713は、ルックアップテーブルROMにより構成され、輝度信号を濃度信号に変換するものである。第2のLUT714は、第1のLUT709と同様の回路でプリンタ部102の階調補正を行う。
【0065】
メモリ710から出力されたPGデータに基づいたPG画像は、イメージスキャナ部101(図1参照)によって読み取られ、この読み取られたデータとメモリ710から出力されたPGデータとが比較され、PG画像に直線性が得られない場合には、図10に示すように補正曲線で入力信号が補正されて出力される。
【0066】
マスキング/UCR回路715は、公知のものであり、その詳細な説明は省略するが、入力された3原色信号により出力のためのY,M,C,BKの信号が各読み取り動作のたびに順次所定のビット長、例えば、8bitで出力される。
【0067】
以上の各回路は、図示しないCPUによって制御される。
【0068】
以下、上述のように構成された本実施の形態に係る画像読取装置の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。
【0069】
図11において、オペレータが原稿201を原稿自動搬送装置100の原稿給紙トレイ202の上にセットし(ステップS1101)、スタートキーによりコピー動作をスタートさせる(ステップS1102)。これにより不図示のCPUは、第1の読み取り部において第1のミラーユニット111を第1の基準白色板114の下に移動させ、1ライン分のシェーディング補正用データをCCD3ラインイメージセンサ部109で読み取り、演算で求めたシェーディング補正係数をシェーディング補正部702内の係数メモリ704にセットする(ステップS1103)。また、第2の読み取り部において第2の基準白色板212をCIS214で読み取り、演算で求めたシェーディング補正係数をシェーディング補正部702内の係数メモリ704にセットする(ステップS1104)。
【0070】
次に、第1のミラーユニット111を流し読み原稿ガラス113の下に移動させる(ステップS1105)。
【0071】
次に、第1の読み取り部では第1の基準白色板114の端部を読み取り、R,G,Bそれぞれの基準輝度レベルを、図示しないCPUに付随するメモリに記憶させる(ステップS1106)。更に、第2の読み取り部では、第2の基準白色板212の端部を読み取り、R,G,Bそれぞれの基準輝度レベルを、図示しないCPUに付随するメモリに記憶させる(ステップS1107)。
【0072】
次に、原稿給紙ローラ203、分離パッド204で原稿201を1枚ずつ給送する。給送された原稿201は、中間ローラ対205で更に装置内に送られ、大径ローラ206と第1従動ローラ207とによる搬送系に渡され、大径ローラ206を回る形で第2従動ローラ208による搬送が行われる。大径ローラ206と第2従動ローラ208とで搬送される原稿201は、流し読み原稿読み取りガラス113と原稿ガイド板209との間を通り、CCD3ラインイメージセンサ部109により原稿201の表面画像が読み取られる。表面画像を読み取られた原稿201は、ジャンプ台210を経て再び大径ローラ206と第3従動ローラ211とにより搬送される。大径ローラ206と第3従動ローラ211とにより搬送された原稿201は、原稿排紙ローラ対213の方向へ搬送される過程で、密着型イメージセンサ部214によって原稿201の裏面画像が読み取られ、読み取られた画像データは、表面、裏面ともにメモリ710に記憶され、その後、原稿201は装置外部へ排出される(ステップS1108)。
【0073】
次に、原稿自動搬送装置100では、次の原稿201があるか否かを判定し(ステップS1109)、次の原稿201がある場合には、次の原稿201が第1の読み取り部の読み取り位置に到達する前に、第1の読み取り部では、第1の基準白色板114の端部を読み取り、第2の読み取り部では、第2の基準色白板212の端部を読み取り(ステップS1110)、読み取った各基準白色板114,212の端部のR,G,B輝度データの全てが、前記ステップS1106及びステップS1107においてメモリ710に記憶された基準輝度レベルに対して±2%以内の場合には、次の原稿201に対しても流し読みを続け、また、読み取った各基準白色板114,212の端部のR,G,B輝度データの内のいずれか一つでも、前記ステップS1106及びステップS1107においてメモリ710に記憶した基準輝度レベルに対して±2%以上変動がある場合には(ステップS1111)、第1及び第2の読み取り部の両方でシェーディング補正データを読み取り、シェーディング補正係数をシェーディング補正部702内の係数メモリ704に再設定し(ステップS1103及びステップS1104)、以下、最終原稿の読み取りが終了するまで以上の読み取り動作を繰り返し、プリンタ部102の画像形成タイミングに従って、メモリ710から画像データをプリント出力し(ステップS1112)、その後、複写処理動作を終了する。
【0074】
尚、本実施の形態では、第1及び第2の読み取り部のどちらか一方での光量変動が所定値を越えた場合には、第1及び第2の読み取り部の両方ともシェーディング補正係数を更新したが、光量変動が所定レベルを超えた読み取り部に関してだけシェーディング係数を更新するようにしても良い。
【0075】
(他の実施の形態)
尚、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0076】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0077】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしても良い。
【0078】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0081】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0082】
[実施態様1] 両面に情報を有する原稿を原稿自動搬送手段により搬送しながら前記原稿の両面の情報を読取手段により同時に読み取ることが可能な情報読取装置であって、
前記原稿を複数枚連続して前記原稿自動搬送手段により搬送して原稿の情報を読み取る際の搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出する検出手段と、
前記検出手段により所定値以上の光量変動が検出された場合に前記読取手段のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報読取装置。
【0083】
[実施態様2] 両面に情報を有する原稿を読み取り位置に一枚ずつ自動的に搬送する原稿自動搬送手段と、該原稿自動搬送手段によって搬送中の原稿の第1の面に有る情報を読み取る第1の読取手段と、前記原稿自動搬送手段によって搬送中の原稿の第2の面に有る情報を読み取る第2の読取手段と、前記第1の読取手段のシェーディング補正を行う第1のシェーディング補正手段と、前記第2の読取手段のシェーディング補正を行う第2のシェーディング補正手段と、前記第1の読取手段において読み取られる原稿を照射する第1の光源と、前記第2の読取手段において読み取られる原稿を照射する第2の光源と、前記第1の光源の光量を検出する第1の検出手段と、前記第2の光源の光量を検出する第2の検出手段とを有する情報読取装置であって、
前記原稿を複数枚連続で前記原稿自動搬送手段により搬送することにより原稿画像を読み取る場合に、最初の原稿を読み取る前に前記第1及び第2の検出手段により前記第1及び第2の光源光量を検出した第1及び第2の初期光量値を記憶し、搬送される前記原稿と原稿との間で前記第1の検出手段及び前記第2の検出手段により前記第1及び第2の光源光量を検出し、前記光源光量が前記第1及び第2の初期光量値に対して所定以上の割合で変動した場合には、シェーディング補正を行うためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御手段を有することを特徴とする情報読取装置。
【0084】
[実施態様3] 前記制御手段は、前記第1及び第2の読取手段の内のいずれか一方の読取手段のみで読み取りを行う際に、所定以上の割合で光源光量が変動した場合には、所定値以上の光量変動が発生した読取手段に対してのみシェーディング補正係数の更新を実行するように制御することを特徴とする実施態様2に記載の情報読取装置。
【0085】
[実施態様4] 前記制御手段は、前記第1及び第2の読取手段の少なくとも一方の読取手段で読み取りを行う際に、所定以上の割合で光源光量が変動した場合には、前記第1及び第2の読取手段の両方に対してシェーディング補正係数の更新を実行するように制御することを特徴とする実施態様2に記載の情報読取装置。
【0086】
[実施態様5] 両面に情報を有する原稿を原稿自動搬送工程により搬送しながら前記原稿の両面の情報を読取工程により同時に読み取ることが可能な情報読取方法であって、
前記原稿を複数枚連続して前記原稿自動搬送工程により搬送して原稿の情報を読み取る際の搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出する検出工程と、
前記検出工程により所定値以上の光量変動が検出された場合に前記読取工程のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御肯定とを有することを特徴とする情報読取方法。
【0087】
[実施態様6] 両面に情報を有する原稿を読み取り位置に一枚ずつ自動的に搬送する原稿自動搬送工程と、該原稿自動搬送工程によって搬送中の原稿の第1の面に有る情報を読み取る第1の読取工程と、前記原稿自動搬送工程によって搬送中の原稿の第2の面に有る情報を読み取る第2の読取工程と、前記第1の読取工程のシェーディング補正を行う第1のシェーディング補正工程と、前記第2の読取工程のシェーディング補正を行う第2のシェーディング補正工程と、前記第1の読取工程において読み取られる原稿を第1の光源により照射する第1の照射工程と、前記第2の読取工程において読み取られる原稿を第2の光源により照射する第2の照射工程と、前記第1の光源の光量を検出する第1の検出工程と、前記第2の光源の光量を検出する第2の検出工程とを有する情報読取方法であって、
前記原稿を複数枚連続で前記原稿自動搬送工程により搬送することにより原稿の情報を読み取る場合に、最初の原稿を読み取る前に前記第1及び第2の検出工程により前記第1及び第2の光源光量を検出した第1及び第2の初期光量値を記憶し、搬送される前記原稿と原稿との間で前記第1の検出工程及び前記第2の検出工程により前記第1及び第2の光源光量を検出し、前記光源光量が前記第1及び第2の初期光量値に対して所定以上の割合で変動した場合には、シェーディング補正を行うためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御工程を有することを特徴とする情報読取方法。
【0088】
[実施態様7] 前記制御工程は、前記第1及び第2の読取工程の内のいずれか一方の読取工程のみで読み取りを行う際に、所定以上の割合で光源光量が変動した場合には、所定値以上の光量変動が発生した読取工程に対してのみシェーディング補正係数の更新を実行するように制御することを特徴とする実施態様6に記載の情報読取方法。
【0089】
[実施態様8] 前記制御工程は、前記第1及び第2の読取工程の少なくとも一方の読取工程で読み取りを行う際に、所定以上の割合で光源光量が変動した場合には、前記第1及び第2の読取工程の両方に対してシェーディング補正係数の更新を実行するように制御することを特徴とする実施態様6記載の情報読取方法。
【0090】
[実施態様9] 両面に情報を有する原稿を原稿自動搬送手段により搬送しながら前記原稿の両面の情報を読取手段により同時に読み取ることが可能な情報読取装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、前記原稿を複数枚連続して前記原稿自動搬送手段により搬送して原稿の情報を読み取る際の搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出する検出工程と、前記検出工程により所定値以上の光量変動が検出された場合に前記読取手段のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする情報読取装置の制御プログラム。
【0091】
[実施態様10] 両面に情報を有する原稿を読み取り位置に一枚ずつ自動的に搬送する原稿自動搬送手段と、該原稿自動搬送手段によって搬送中の原稿の第1の面に有る情報を読み取る第1の読取手段と、前記原稿自動搬送手段によって搬送中の原稿の第2の面に有る情報を読み取る第2の読取手段と、前記第1の読取手段のシェーディング補正を行う第1のシェーディング補正手段と、前記第2の読取手段のシェーディング補正を行う第2のシェーディング補正手段と、前記第1の読取手段において読み取られる原稿を照射する第1の光源と、前記第2の読取手段において読み取られる原稿を照射する第2の光源と、前記第1の光源の光量を検出する第1の検出手段と、前記第2の光源の光量を検出する第2の検出手段とを有する情報読取手段装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
前記原稿を複数枚連続で前記原稿自動搬送手段により搬送することにより原稿の情報を読み取る場合に、最初の原稿を読み取る前に前記第1及び第2の検出手段により前記第1及び第2の光源光量を検出した第1及び第2の初期光量値を記憶し、搬送される前記原稿と原稿との間で前記第1の検出手段及び前記第2の検出手段により前記第1及び第2の光源光量を検出し、前記光源光量が前記第1及び第2の初期光量値に対して所定以上の割合で変動した場合には、シェーディング補正を行うためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御工程をコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする情報読取装置の制御プログラム。
【0092】
[実施態様11] 実施態様10及び11に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、両面に情報(画像)有する原稿を同時に流し読み方式で読み取る場合における読み取り情報(画像)の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報(画像)読取装置の概略構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る情報読取装置における原稿自動搬送装置の構成を示す側断面図である。
【図3】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられる流し読みガラスの構成を示す底面図である。
【図4】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられるCCD3ラインイメージセンサ部の構成を示す図である。
【図5】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられるCCD3ラインイメージセンサ部における受光素子の拡大図である。
【図6】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられる密着型イメージセンサ部の構成を示す図である。
【図7】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられる信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置で用いられるアナログ信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置におけるPG画像の一例を示す図である。
【図10】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置における階調補正の一手法を説明するための図である。
【図11】本実施の一実施の形態に係る情報読取装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 原稿自動搬送装置
101 イメージスキャナ部
102 プリンタ部
103 原稿台ガラス(プラテン)
104 原稿
105 キセノン管ランプ
106 反射ミラー
107 反射ミラー
108 レンズ
109 CCD3ラインイメージセンサ部
109−1 センサ
109−2 センサ
109−3 センサ
110 信号処理部
111 第1のミラーユニット
112 第2のミラーユニット
113 流し読み原稿読み取りガラス
114 第1の標準白色板
118 レーザドライバ
119 半導体レーザ
120 ポリゴンミラー
121 f−θレンズ
122 ミラー
123 感光ドラム
124 回転現像器
125 マゼンダ現像器
126 シアン現像器
127 イエロー現像器
128 ブラック現像器
129 転写ドラム
130 用紙カセット
131 用紙カセット
132 定着ユニット
201 原稿
202 原稿トレイ
203 原稿給紙ローラ
204 分離パッド
205 中間ローラ
206 大径ローラ
207 第1従動ローラ
208 第2従動ローラ
209 原稿ガイド板
210 ジャンプ台
211 第3従動ローラ
212 第2の基準白色板
213 原稿排紙ローラ対
214 密着型イメージセンサ部
214−1 センサ
214−2 センサ
214−3 センサ
215 (御教示下さい。)
301 光量基準白色板
701 アナログ信号処理部
702 シェーディング補正部
703 ラインメモリ
704 係数メモリ
705 乗算器
706 ディレイ素子
707 ディレイ素子
708 ディレイ素子
709 第1のLUT(ルックアップテーブル)
710 メモリ
711 log変換器
712 log変換器
713 log変換器
714 第2のLUT(ルックアップテーブル)
715 マスキング/UCR回路
801 サンプルホールド(S/H)回路
802 第1のクランプ回路
803 可変増幅器
804 第2のクランプ回路
805 A/D変換器
806 電圧コントロール回路

Claims (1)

  1. 両面に情報を有する原稿を原稿自動搬送手段により搬送しながら前記原稿の両面の情報を読取手段により同時に読み取ることが可能な情報読取装置であって、
    前記原稿を複数枚連続して前記原稿自動搬送手段により搬送して原稿の情報を読み取る際の搬送される原稿と原稿との間において前記原稿を照射する光源の光量変動を検出する検出手段と、
    前記検出手段により所定値以上の光量変動が検出された場合に前記読取手段のシェーディング補正を実行するためのシェーディング補正係数を更新するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8411336B2 (en) 2009-10-30 2013-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reader, image forming device having the same, and computer-readable storage medium for the same
JP2016225843A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

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