JP2001274953A - 画像処理装置及び画像処理装置の初期化方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の初期化方法

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JP2001274953A
JP2001274953A JP2000083646A JP2000083646A JP2001274953A JP 2001274953 A JP2001274953 A JP 2001274953A JP 2000083646 A JP2000083646 A JP 2000083646A JP 2000083646 A JP2000083646 A JP 2000083646A JP 2001274953 A JP2001274953 A JP 2001274953A
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control unit
image processing
processing apparatus
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透 管野
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DPPCにおいて電源投入、シャットダウン
復帰時のスキャナのホーミングを早期に終了させ、画像
処理動作を早く開始させる。 【解決手段】 電源投入の際、スキャナモータ21を直
接制御するCPU30を初期化した後、EEPROM3
0eに記憶したDPPCが持つ各ファンクションの有無
データをチェックし、スキャナを必要としないファンク
ションの場合、本体制御部からの命令待ちの状態とし、
無駄に動作させない。スキャナを必要とするファンクシ
ョンの場合、本体制御部からの命令によらず直ぐにホー
ミング動作を行い、並列して行われる本体制御部の初期
化後の命令でスキャナ画像データ系の自動調整を行う。
ホーミングを電源投入直後にスキャナ独自に行いスキャ
ナスタンバイを早期化し、本体スタンバイに対応させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多機能のDPPC
に適用し得るスキャナ(画像情報読み取り部)の初期化
処理に関し、より詳細には、読み取りに機械的走査を伴
うスキャナのホーミングをスキャナ内蔵の直接制御部に
より本体からの制御指令によらずに行うようにしたスキ
ャナの初期化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年開発されているDPPC(いわゆ
る、デジタルコピー機)としては、電源SWにてDPP
C全体に電源が供給され、電源キー(ソフトSW)によ
り、監視部分以外の電源供給が停止し、シャットダウン
状態となるものがある。この場合、電源SWのON及び
シャットダウンからの復帰、いずれも本体側の初期化処
理が完了した後に、本体からの命令によりスキャナ部の
ホーミングが開始され、その後、スキャナ部の読み取り
性能の自動調整を行っており、スキャナにおけるかかる
一連の初期化処理は本体側のプログラムに従って実行さ
れる。図15は、電源SWのON及びシャットダウンか
らの復帰時の本体側のプログラムに従って実行されるス
キャナ及び本体の初期化処理の従来のフローを例示す
る。図15に示すように、電源投入及びシャットダウン
からの復帰操作が行われると(S111)、先ず本体側
の初期化処理を行う(S112)。この初期化処理が完
了すると、スキャナの初期化処理に必要な全ての準備が
本体側で完了するので、本体側からの命令により初期化
処理として先ずスキャナホーミングを開始し(S11
3)、その後スキャナの読み取り画像データ系の自動調
整を行う(S114)。一方、同時に、本体側では、画
像の定着プロセスに必要な定着温度へのウォームアップ
を行い(S115)、全ての初期化処理が完了すると、
コピーの使用が可能となる。
【0003】上記フローに従う場合、初期化の完了によ
り、スキャナ部分はレディー状態となるが、従来の機械
に多く見られるケースは、本体側で行われる定着温度へ
のウォームアップに相当な時間が掛かっており、ウォー
ムアップに要する時間の方がスキャナの初期化処理に比
べて長く掛かっていた。従って、DPPCとして使用可
能となるまでの時間(立ち上がり時間)にスキャナのホ
ーミング・自動調整などの初期化処理は制限を与えてい
なかった。図15は、従来行われている電源投入時、或
いはシャットダウン復帰時の初期化処理の動作のタイム
チャートを示すもので、上記した状況を説明するもので
ある。図15(A)に示すように、本体側のウォームア
ップに必要な時間はスキャナ側のホーミング・自動調整
に必要な時間より長く掛かり、ウォームアップの時間に
よりコピー使用可能となる時間が制限されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
省エネルギーを目標として提唱されているZESM規格
に適合させるといった目標に向けた開発努力が続けられ
ており、本体側のウォームアップに必要な時間が大幅に
短くなりつつあり、スキャナの初期化処理がDPPCの
立ち上がり時間を決めてしまう状況になってきている。
つまり、図15(B)に示すように、スキャナ側のホー
ミング・自動調整に必要な時間によりコピー使用可能と
なる時間が制限されるような状況が生まれつつある。本
発明は、DPPCの初期化処理における上述の状況に鑑
みてなされたものであって、その目的は、読み取りに機
械的走査を伴い、そのためホーミングといった初期化処
理を必要とするスキャナをもつ画像処理装置において、
電源投入時、或いはシャットダウン復帰時におけるスキ
ャナの初期化処理を早期に終了させ、画像処理動作を早
く開始することができるようにすることにある。また、
上記した目的を達成する発明がスキャナを通して取り入
れた画像情報と、スキャナ以外の入力手段を通して取り
入れた画像情報をもとに画像処理を行う画像処理装置に
適用される場合、或いは、スキャナを通して取り入れた
画像情報と、スキャナ以外の入力手段を通して取り入れ
た画像情報をもとに複数の異なるファンクションに従う
画像処理装置に適用される場合に、不必要なスキャナの
初期化処理動作が行われ、機械の損耗、無駄なエネルギ
ーの消費、さらに、音や光を無駄に発生させることが無
く、有効にスキャナの初期化処理が行われるようにする
ことをさらなる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、機械
的走査を行うスキャナを通して取り入れた画像情報を処
理する画像処理装置において、スキャナは機械的走査の
直接制御部をもち、電源投入及びシャットダウン状態か
らの復帰の際に、前記直接制御部によるホーミングを画
像処理装置の本体制御部の初期化の完了を待たずに行う
ことを特徴とする画像処理装置である。
【0006】請求項2の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナ及びスキャナ以外の入力手段を通して取り入れた画
像情報を処理する画像処理装置において、スキャナは機
械的走査の直接制御部をもち、電源投入及びシャットダ
ウン状態からの復帰の際に、前記直接制御部によるホー
ミングを画像処理装置の本体制御部の初期化の完了を待
たずに、直接制御部で独自に行うか、画像処理装置の本
体制御部からの命令により行うかを設定する操作手段を
備えたことを特徴とする画像処理装置である。
【0007】請求項3の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナ及びスキャナ以外の入力手段を通して取り入れた画
像情報をもとに複数の異なるファンクションに従う画像
処理を行う画像処理装置において、スキャナは、機械的
走査の直接制御部をもち、電源投入後及びシャットダウ
ン状態からの復帰の際に前記直接制御部によるホーミン
グを、前記複数の異なるファンクションの中にスキャナ
を必要としないファンクションが有る場合に画像処理装
置の本体制御部からの命令により行い、前記ファンクシ
ョンがいずれもスキャナを必要とする場合に画像処理装
置の本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制御部で
独自に行うようにする動作モード選択手段を備えたこと
を特徴とする画像処理装置である。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載された
画像処理装置において、前記動作モード選択手段は、前
記本体制御部により検知した複数の異なるファンクショ
ンそれぞれの有無を記憶する不揮発性メモリを持ち、該
メモリに記憶された各ファンクションの有無に基づいて
動作モードを決定することを特徴とするものである。
【0009】請求項5の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナ及びスキャナ以外の入力手段を通して取り入れた画
像情報をもとに複数の異なるファンクションに従う画像
処理を行う画像処理装置において、スキャナは、機械的
走査の直接制御部をもち、前記直接制御部によるホーミ
ングを、画像処理装置の本体制御部からの命令により行
うか又は画像処理装置の本体制御部の初期化の完了を待
たずに直接制御部で独自に行うようにする動作モード選
択手段を備えるとともに、前記動作モード選択手段は、
前記本体制御部により検知した複数の異なるファンクシ
ョンそれぞれの有無を記憶する揮発性のメモリを持ち、
前記ホーミングを電源投入の際には画像処理装置の本体
制御部からの指令により行い、シャットダウン状態から
の復帰の際には前記揮発性メモリに記憶された中にスキ
ャナを必要としないファンクションが有る場合に画像処
理装置の本体制御部からの命令により行い、ファンクシ
ョンがいずれもスキャナを必要とする場合に画像処理装
置の本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制御部で
独自に行うように動作モードを決定することを特徴とす
る画像処理装置である。
【0010】請求項6の発明は、請求項3乃至5のいず
れかに記載された画像処理装置において、前記複数の異
なるファンクションとして、コピー機能以外にファック
シミリ機能、プリンタ機能、ファイル機能の少なくとも
一つが含まれることを特徴とする画像処理装置である。
【0011】請求項7の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナを通して取り入れた画像情報を処理する画像処理装
置における初期化処理方法であって、スキャナは、電源
投入後及びシャットダウン状態からの復帰の際に、画像
処理装置の本体制御部の初期化処理の完了を待たずに、
機械的走査を行う直接制御部によりスキャナのホーミン
グを行うことを特徴とする初期化処理方法である。
【0012】請求項8の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナを通して取り入れた画像情報を処理する画像処理装
置に用いる初期化処理方法であって、操作により設定さ
れた初期化処理動作モードに従い、選択操作電源投入後
及びシャットダウン状態からの復帰の際に、機械的走査
を行う直接制御部によるスキャナのホーミングを画像処
理装置の本体制御部の初期化処理の完了を待たずに独自
に行う動作モード、或いは画像処理装置の本体制御部か
らの命令により行う動作モードのいずれか選択すること
を特徴とする初期化処理方法である。
【0013】請求項9の発明は、機械的走査を行うスキ
ャナ及びスキャナ以外の入力手段を通して取り入れた画
像情報をもとに複数の異なるファンクションに従って画
像を処理する画像処理装置における初期化処理方法であ
って、装備された複数の異なるファンクションを検知
し、検知した中にスキャナを必要としないファンクショ
ンが有る場合に機械的走査を行う直接制御部によるスキ
ャナのホーミングを画像処理装置の本体制御部からの命
令により行う動作モードを選択し、前記検知したファン
クションのいずれもがスキャナを必要とする場合に画像
処理装置の本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制
御部で独自に行う動作モードを選択することを特徴とす
る初期化処理方法である。
【0014】請求項10の発明は、請求項9に記載され
た初期化処理方法において、画像処理装置に装備された
複数の異なるファンクションを本体制御部により検知
し、検知したデータを不揮発性メモリに記憶し、不揮発
性メモリから検知データを読み出して前記動作モードの
選択に用いることを特徴とするものである。
【0015】請求項11の発明は、機械的走査を行うス
キャナ及びスキャナ以外の入力手段を通して取り入れた
画像情報をもとに複数の異なるファンクションに従って
画像を処理する画像処理装置における初期化処理方法で
あって、画像処理装置に装備された複数の異なるファン
クションを本体制御部により検知し、検知したデータを
揮発性メモリに記憶し、機械的走査を行う直接制御部に
よるスキャナのホーミングを、電源投入の際には画像処
理装置の本体制御部からの指令により行い、シャットダ
ウン状態からの復帰の際には前記揮発性メモリに記憶さ
れた中にスキャナを必要としないファンクションが有る
場合に画像処理装置の本体制御部からの命令により行
い、ファンクションがいずれもスキャナを必要とする場
合に画像処理装置の本体制御部の初期化の完了を待たず
に直接制御部で独自に行うように動作モードを選択する
ことを特徴とする初期化処理方法である。
【0016】請求項12の発明は、請求項7乃至11の
いずれかに記載された初期化処理方法において、前記複
数の異なるファンクションとして、コピー機能以外にフ
ァックシミリ機能、プリンタ機能、ファイル機能の少な
くとも一つが含まれることを特徴とする初期化処理方法
である。
【0017】請求項13の発明は、請求項7乃至12の
いずれかに記載された初期化処理方法を実施するための
プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。ここに示す実施例
は、画像処理装置として多機能DPPC(複写機能の外
に、ファクシミリ機能、プリンタ機能、電子ファイル機
能等の複数の機能を装備したデジタル複写機)に適用し
たものである。図1は、本発明の実施例に係わる多機能
DPPCの全体構成を概略図として示す。この実施例の
多機能DPPCは、図1に示すように、オートシートフ
ィーダ(原稿自動送り装置)1、スキャナ部2、書込部
3、プロセス部4、給紙部I5、給紙部II6、排紙部7
を備える。
【0019】多機能DPPCの動作の概略を説明する。
コピー機能を用いる動作では、オートシートフィーダ1
に設けた原稿台に置かれた原稿は、操作部(図示せず)
のスタートキーが押下されると、給送手段によりスキャ
ナ部2のコンタクトガラス上の所定の位置に給送され、
スキャナによって画像データが読み取られ、読み取りが
完了した原稿は、排出される。次の原稿が有る場合、こ
の原稿読み取り動作を次々に自動的に繰り返す。書込部
3では、スキャナ部2にて読み取られた画像データに基
づいて生成された作像データにより書き込みユニットに
おけるレーザの発光を制御し、感光体にレーザ書き込み
による潜像を作る。この後、感光体はプロセス部4の現
像部でトナー像が形成され、感光体上のトナー像を給紙
部I5、給紙部II6から供給される複写用紙に転写す
る。転写紙は、その後、プロセス部4の定着ユニットに
て画像を定着させ、排紙部7によって本体から排出され
る。また、ファクシミリ機能或いはファイル機能を用い
る動作では、入力手段としてオートシートフィーダ(A
DF)1、スキャナ部2が用いられ、原稿の読み取り、
画像データ化が行われ、出力手段として上記した書込部
3以降の紙出力処理が行われる。さらに、プリンタ機能
を用いる動作では、出力手段として書込部3以降の紙出
力処理が行われる。
【0020】ここで、多機能DPPCのスキャナ部2に
ついて、より詳細に説明する。図2は、図1に示される
スキャナ部2の構成を詳細に示す。この実施例のスキャ
ナ部2は、図2に示すように、原稿搬送ベルト11、コ
ンタクトガラス12、基準白板13、ランプ14、レン
ズ15、HPS(光学位置決めセンサ)16,APS
(原稿サイズ検知センサ)I17,APSII18、センサ
ボード19、スキャナ制御板20、スキャナモータ2
1、ヒータ22、ファン23を備える。スキャナ部2の
動作について述べると、原稿搬送ベルト11により搬送
され、コンタクトガラス12上に載置された原稿がラン
プ14により照射され、その反射光は、3枚のミラーに
より反射され、レンズ15を通してセンサボード19上
のCCDイメージセンサ上に結像される。ランプ14と
ミラー群は、スキャナモータ21によりワイヤで駆動さ
れるキャリッジ上に載せられて走行し、原稿面を走査し
ながらその画像をセンサボード19上のCCDイメージ
センサに伝える。CCDイメージセンサは、入射された
光を電気信号に変換し、スキャナ制御板20の画像処理
部に原稿の画像データとして送出する。原稿サイズは、
APS(原稿サイズ検知センサ)I17,APSII18に
より検出される。ホーミング、センサ出力レベルの調整
等の初期化処理、通常の原稿走査を行うためのスキャナ
モータ21の制御等はスキャナ制御板20の制御部によ
り行う。また、基準白板13は読み取り濃度の基準を与
えるもので、画像データの調整に用いる。結露防止用の
ヒータ22、冷却用のファン23の制御についてもスキ
ャナ制御板20の制御部で行う。
【0021】図3は、図1に示した多機能DPPCの回
路構成を示すブロック図である。この実施例の多機能D
PPCの回路は、作像シーケンスとシステム関係の制御
を行うMPU10を載せたメイン制御板116と、メイ
ン制御板116にスキャナI/F126を介して接続さ
れ、スキャナ関係の制御を行うCPU30を載せたスキ
ャナ制御板20(図2参照)を備える。メイン制御板1
16は、スキャナ制御板20の外に、HDD等の記憶装
置を制御するメモリ制御板112、書込用のレーザダイ
オード(LD)を制御するLD制御板117、レーザ光
を走査するポリゴンモータ126、マザーボード12
0、装置内各部に電源供給を行う電源制御板127、各
種センサやモータ等との入出力を制御するI/O制御板
114等と接続する。スキャナ制御板20は、メイン制
御板116の外に、CCDにより原稿を読み取るセンサ
ーボード19、ユーザインターフェイスとして表示・入
力を行う操作部113、駆動回路21dを介してスキャ
ナモータ21、ADF(原稿自動送り装置)102等と
接続する。マザーボード120には、コピー機能に複合
機能を追加するために、ファクシミリ制御部(FCU)
121と、プリンタ制御部122と、スキャナ制御部1
23と、拡張機能制御部124とが搭載され、ユーザの
操作により選択された機能が動作する。電源制御板12
7は、メイン制御板116の外に、マザーボード120
と、I/O制御板114等と接続する。I/O制御板1
14は、上記の外、両面反転ユニット104と、給紙制
御板118等と接続する。給紙制御板118は、上記の
外、給紙トレイ105と、大容量給紙トレイ106等と
接続する。
【0022】次に、スキャナの初期化処理について、以
下の実施例にもとづいて説明する。本発明においては、
多機能DPPCの本体制御部(メイン制御板116)が
初期化される前の電源投入直後に、スキャナにおける機
械的な位置決め動作をスキャナ内部の直接制御部(スキ
ャナ制御板20のCPU30)により行うことができる
ようにする。図4は、本発明によるスキャナの初期化処
理の第1の実施例を実施する制御部の構成を示す。図4
に示すように、スキャナ内直接制御部はCPU30とモ
ータドライバ21dからなり、この制御下でスキャナモ
ータ21を駆動することで、キャリッジの位置を制御
し、初期化処理におけるホーミング動作を行わせる。
【0023】図5は、電源SWのON及びシャットダウ
ンからの復帰時に実行されるスキャナ及び本体の初期化
処理の第1の実施例のフローを示す。図5に示すよう
に、電源投入及びシャットダウンからの復帰操作が行わ
れると(S11)、スキャナでは、CPU30により電
源投入後のパワーオンリセットを行った後、内部的な種
々の初期化を行い、その後直ぐに、本体メイン制御板1
16からの命令によらずにホーミング動作を行い(S1
2)、本体メイン制御板116からの命令待ちの状態と
なる。本体メイン制御板116では、電源投入及びシャ
ットダウンからの復帰直後に、スキャナのホーミング動
作と並行に初期化処理を行う(S13)。初期化処理が
完了すると、スキャナの読み取り画像データ系の自動調
整を行うために必要な準備が本体側で完了するので、ス
キャナのCPU30との通信を行い、スキャナのホーミ
ングが正常に完了したかを確認する(S14)。なお、
ここで、ホーミングにエラーがあった場合には、異常を
表示して動作を停止させるようにする。スキャナのホー
ミングが終了したことを確認した場合に、本体メイン制
御板116は、スキャナに読み取り画像データ系の自動
調整を行うために必要なデータを提供し、これを受け取
るスキャナ側は、スキャナの自動調整を行う(S1
5)。一方、本体側では、スキャナのホーミング終了を
確認した後、画像の定着プロセスに必要な定着温度への
ウォームアップを行う(S16)。スキャナの自動調
整、本体定着温度へのウォームアップを行い、全ての初
期化処理が完了すると、コピーの使用が可能となる。
【0024】図6は、第1の実施例により行われている
電源投入時、或いはシャットダウン復帰時の初期化処理
の動作のタイムチャートを示すもので、上記した状況を
説明するものである。従来の動作では、スキャナのCP
Uは電源投入後にパワーオンリセット等の初期化を行っ
た後、本体のメイン制御板からの命令待ちの状態となる
(図16参照)。この場合、スキャナのCPUに命令が
発せられる状態になるメイン制御板の初期化処理には相
当長い時間を要し、この間スキャナのCPUは動作を休
止しているが、この実施例においては、図6に示すよう
に、従来待ち時間であった本体初期化の時間にホーミン
グ動作を行う。このように動作させることで、ホーミン
グ動作と本体初期化処理の並行動作が出来、DPPC立
ち上がり時間に対するホーミング動作の影響を無くする
ことが出来る。なお、スキャナ部には電源遮断時はもち
ろんシャットダウン時も給電はされない。この為、電源
投入時・シャットダウン復帰時とも同様な動作となる。
【0025】次に、本発明によるスキャナの初期化処理
の第2の実施例を説明する。この実施例では、電源SW
のON及びシャットダウンからの復帰後直ちにホーミン
グ動作をスキャナ独自に行うか否かを選択するモード選
択手段を備えたものである。図7は、この実施例の初期
化処理を行う制御部の構成を示す。図7に示すように、
スキャナ内直接制御部はCPU30、モータドライバ2
1d、CPU30に対して状態を規定することにより上
記した選択手段として働く抵抗・SW30cからなり、
この制御下でスキャナモータ21を駆動することで、キ
ャリッジの位置を制御し、初期化処理におけるホーミン
グ動作を行わせる。
【0026】図8は、この初期化処理のフローを示す。
図8に示すように、電源投入及びシャットダウンからの
復帰操作が行われると(S21)、スキャナでは、CP
U30により電源投入後のパワーオンリセットを行った
後、内部的な種々の初期化を行い、SW30cのON/
OFF状態をチェックする(S22)。このSW30c
は、CPU30に対して状態を規定するために設けられ
たもので、ON時にCPU入力が“L”となり、OFF
時にCPU入力が“H”となる操作SWで、例えば、オ
ペレータにより操作できるようにしておく。S22で、
SW30cがOFF(CPU入力が“H”)であれば何
もせず、その後、本体メイン制御板116からの命令待
ちの状態となり、SW30cがON(CPU入力が
“L”)であれば、本体メイン制御板116からの命令
によらずに、直ぐにホーミング動作を行い(S23)、
本体メイン制御板116からの命令待ちの状態となる。
【0027】本体メイン制御板116では、電源投入及
びシャットダウンからの復帰直後に、初期化処理を行う
(S24)。初期化処理が完了すると、スキャナの読み
取り画像データ系の自動調整を行うために必要な準備が
本体側で完了するので、、SW30cのON/OFF状
態をチェックし(S25)、SW30cがONであった
場合、スキャナのCPU30との通信を行い、スキャナ
のホーミングが正常に完了したかを確認する(S2
8)。なお、ここで、ホーミングにエラーがあった場合
には、異常を表示して動作を停止させるようにする。ス
キャナのホーミングが終了したことを確認した場合に、
本体メイン制御板116は、スキャナに読み取り画像デ
ータ系の自動調整を行うために必要なデータを提供し、
これを受け取るスキャナ側は、スキャナの自動調整を行
う(S29)。一方、本体側では、スキャナのホーミン
グ終了を確認した後、画像の定着プロセスに必要な定着
温度へのウォームアップを行う(S30)。
【0028】S25で、SW30cがOFFであった場
合、本体側はスキャナ動作が必要かを判断し、必要な場
合にスキャナに対してホーミングを実行する命令を発
し、スキャナ側では、CPU30によりこの命令があっ
たことを確認して(S26)、スキャナのホーミングを
行う(S27)。また、ホーミングに引き続き、スキャ
ナの自動調整を行う(S29)。一方、本体メイン制御
板116は、S27のスキャナのホーミングが正常に終
了したかを確認した(S28)後、上記と同様にウォー
ムアップを行う(S30)。このように、スキャナの自
動調整、本体定着温度へのウォームアップを行い、全て
の初期化処理が完了すると、コピーの使用が可能とな
る。
【0029】図9は、第2の実施例により行われている
電源投入時、或いはシャットダウン復帰時の初期化処理
の動作のタイムチャートを示すもので、上記した状況を
説明するものである。図9(A)はSW30cがONの
場合を、図9(B)はSW30cがOFFの場合の1例
を示す。従来の動作では、スキャナのCPUは電源投入
後にパワーオンリセット等の初期化を行った後、本体メ
イン制御板116からの命令待ちの状態となる(図16
参照)。この場合、スキャナのCPUに命令が発せられ
る状態になる本体メイン制御板116の初期化処理には
相当長い時間を要し、この間スキャナのCPUは動作を
休止しているが、この実施例において、SW30c=O
Nを選択する場合には、従来待ち時間であった本体初期
化の時間にホーミング動作を行う。このように動作させ
ることで、ホーミング動作と本体初期化処理の並行動作
が出来、DPPC立ち上がり時間に対するホーミング動
作の影響を無くすることが出来る。また、SW30c=
OFFの場合には、本体の初期化処理後に本体からの命
令により行う図9(B)の動作を選択する。これは、本
体からの命令がないときは、スキャナの初期化処理を行
わずに待機した状態をとる(なお、この動作は図示とは
相違する)こともあり得ることを意味する。例えば、フ
ァクシミリの受信時にシャットダウンから復帰するよう
な方式の複合機である場合に、スキャナを動作させる必
要がないが、上記第1の実施例のように復帰時直後、常
にスキャナのホーミングを行う方式によると必要のない
スキャナを立ち上げるので、スキャナを無駄に立ち上げ
ることになるが、この実施例ではこの動作を行わせずに
済む。
【0030】次に、本発明によるスキャナの初期化処理
の第3の実施例を説明する。この実施例は、上記第2の
実施例と同様に、電源SWのON及びシャットダウンか
らの復帰後直ちにホーミング動作をスキャナ独自に行う
か否かを選択する手段を備えたものである。第2の実施
例ではSWの状態により、電源投入直後のホーミングを
行うか否かを決定していたが、この例ではEEPROM
に書き込まれた内容に従いホーミングを行うか否かを選
択する。図10は、この実施例の初期化処理を行う制御
部の構成を示す。図10に示すように、スキャナ内直接
制御部はCPU30、モータドライバ21d、各ファン
クションの有無のデータを保持しCPU30に対してこ
のデータを提供することにより上記した選択手段として
働くEEPROM30eからなり、この制御下でスキャ
ナモータ21を駆動することで、キャリッジの位置を制
御し、初期化処理におけるホーミング動作を行わせる。
つまり、CPU30は、EEPROM30eに書き込ま
れた内容に従い電源投入直後のホーミングを行うか否か
を決定する。EEPROM30eへの各ファンクション
の有無のデータの書き込みは、先ず、一番最初に電源を
入れたとき(組立工程内で実施)は、EEPROM30
eに書き込まれた初期値で動作する。次に、本体メイン
制御板116が正常に立ち上がり、ファンクションの有
無を検知し、その内容をEEPROM30eに書き込む
(スキャナのCPU30経由)。次に、電源遮断後の電
源投入、又は、シャットダウン移行後の復帰の際は、E
EPROM30eの内容は現在の各ファンクションの有
無が書き込まれているということになる。
【0031】図11は、この初期化処理のフローを示
す。図11に示すように、電源投入及びシャットダウン
からの復帰操作が行われると(S31)、スキャナで
は、CPU30により電源投入後のパワーオンリセット
を行った後、内部的な種々の初期化を行い、EEPRO
M30eが保持する各ファンクションの有無をチェック
する(S32)。このとき、スキャナを必要としないフ
ァンクションの有無を判断する。S32で、スキャナを
必要としないファンクションがあった場合、何もせず、
その後、本体メイン制御板116からの命令待ちの状態
となる。一方、スキャナを必要とするファンクションが
あった場合、本体メイン制御板116からの命令によら
ずに、直ぐにホーミング動作を行い(S33)、本体メ
イン制御板116からの命令待ちの状態となる。
【0032】本体メイン制御板116では、電源投入及
びシャットダウンからの復帰直後に、初期化処理を行う
(S34)。初期化処理が完了すると、スキャナの読み
取り画像データ系の自動調整を行うために必要な準備が
本体側で完了するので、(S35)、スキャナを必要と
するファンクションがあった場合、スキャナのCPU3
0との通信を行い、スキャナのホーミングが正常に終了
したかを確認する(S38)。なお、ここで、ホーミン
グにエラーがあった場合には、異常を表示して動作を停
止させるようにする。スキャナのホーミングが終了した
ことを確認した場合に、本体メイン制御板116は、ス
キャナに読み取り画像データ系の自動調整を行うために
必要なデータを提供し、これを受け取るスキャナ側は、
スキャナの自動調整を行う(S39)。一方、本体側で
は、スキャナのホーミング終了を確認した後、画像の定
着プロセスに必要な定着温度へのウォームアップを行う
(S40)。
【0033】S35で、スキャナを必要としないファン
クションがあった場合、本体メイン制御板116は、指
示された動作モードにスキャナ動作が必要かを判断し、
必要な場合にスキャナに対してホーミングを実行する命
令を発し、スキャナ側では、CPU30によりこの命令
があったことを確認して(S36)、スキャナのホーミ
ングを行う(S37)。また、ホーミングに引き続き、
スキャナの自動調整を行う(S39)。一方、本体メイ
ン制御板116は、S37のスキャナのホーミングが正
常に終了したかを確認した(S38)後、上記と同様に
ウォームアップを行う(S40)。このように、スキャ
ナの自動調整、本体定着温度へのウォームアップを行
い、全ての初期化処理が完了すると、コピーの使用が可
能となる。
【0034】図12は、第3の実施例により行われてい
る電源投入時、或いはシャットダウン復帰時の初期化処
理の動作のタイムチャートを示すもので、上記した状況
を説明するものである。図12(A)はスキャナを必要
とするファンクションがあった場合を、図12(B)は
スキャナを必要としないファンクションがあった場合の
1例を示す。従来の動作では、スキャナのCPU30は
電源投入後にパワーオンリセット等の初期化を行った
後、本体メイン制御板116からの命令待ちの状態とな
る(図16参照)。この場合、スキャナのCPU30に
命令が発せられる状態になるメイン制御板の初期化処理
には相当長い時間を要し、この間スキャナのCPU30
は動作を休止しているが、この実施例において、スキャ
ナを必要とするファンクションがあるか否かを判断し、
要スキャナを選択する場合には、従来待ち時間であった
本体初期化の時間にホーミング動作を行う。このように
動作させることで、ホーミング動作と本体初期化処理の
並行動作が出来、DPPC立ち上がり時間に対するホー
ミング動作の影響を無くすることが出来る。また、スキ
ャナを必要としないファンクションがあった場合には、
本体の初期化処理後に本体からの命令により行う図12
(B)の動作を選択する。これは、本体からの命令がな
いときは、スキャナの初期化処理を行わずに待機した状
態をとる(なお、この動作は図示とは相違する)ことも
あり得ることを意味する。例えば、ファクシミリの受信
時にシャットダウンから復帰するような方式の複合機で
ある場合に、スキャナを動作させる必要がないが、上記
第1の実施例のように復帰時直後、常にスキャナのホー
ミングを行う方式によると必要のないスキャナを立ち上
げるので、スキャナを無駄に立ち上げることになるが、
この実施例ではこの動作を行わせずに済む。
【0035】次に、本発明によるスキャナの初期化処理
の第4の実施例を説明する。この実施例は、電源SWの
ON及びシャットダウンからの復帰後直ちにホーミング
動作をスキャナ独自に行うか否かを選択する手段を備え
たものである。第3の実施例ではEEPROMに書き込
まれた内容に従いホーミングを行うか否かを決定してい
たが、この例では、第3の実施例のEEPROMに代え
て、揮発性のRAM又はLATCHを使用し、そこにフ
ァンクションのデータを書き込み、その内容に従い動作
モードを選択する。ところで、ここで用いるRAM/L
ATCHの電源は、本体の監視部と同じ電源が使われ、
シャットダウン時でも給電されている。この為、電源遮
断時はRAM/LATCHの内容は消えてしまうが、シ
ャットダウン時はRAM/LATCHの内容は保持され
ている。従って、シャットダウンからの復帰後の初期化
動作については、上記第3の実施例と同様に実行し得
る。この点を詳述すると、RAM/LATCHへの各フ
ァンクションの有無のデータの書き込みは、先ず、電源
を入れたときは、RAM/LATCHの内容は不定であ
り、ホーミングが電源投入直後に行われるか、本体初期
化後に行われるかは不定である。この後、本体メイン制
御板116が正常に立ち上がり、ファンクションの有無
を検知し、その内容がスキャナ側に通知されてくるの
で、それをRAM/LATCHに書き込む(スキャナの
CPU30経由)。こうした動作により、RAM/LA
TCHの内容は現在のファンクションの有無が書き込ま
れ保持されているので、シャットダウン移行後の復帰の
際には、上記第3の実施例と同様にファンクションに応
じたモード選択動作を行うことが可能である。
【0036】一方、電源遮断時にRAM/LATCHに
書き込まれたデータが消えてしまい、その後電源投入時
にRAM/LATCHの内容は不定になることに対処す
る方法として、ここでは、電源投入時には、画像処理装
置の本体からの命令により行うようにする。即ち、電源
投入直後にスキャナのCPU30で直接制御することに
よりホーミングを行わずに、本体の初期化終了後に本体
メイン制御板116からの命令によりホーミングを行う
(従来と同様に動作させる、従って、この動作につい
て、ここでは詳述しない)ようにする。その後、シャッ
トダウン移行後の復帰の際には、RAM/LATCHに
書き込まれた適正なファンクション有無を示すデータに
よって、ファンクションに応じて選択された動作モード
を実行させるようにする。つまり、シャットダウン復帰
時では、本体メイン制御板116から本体初期化後に通
知され、揮発性メモリに記憶されたファンクション有無
を示すデータによって、その中にスキャナを必要としな
いファンクションが有る場合に本体メイン制御板116
からの命令により行い、いずれのファンクションもスキ
ャナを必要とする場合に画像処理装置の本体制御部の初
期化の完了を待たずに直接制御部で独自に行うように動
作モードを選択し、実行する
【0037】図13は、この第4の実施例の初期化処理
を行う制御部の構成を示す。図13に示すように、スキ
ャナ内直接制御部はCPU30、モータドライバ21
d、各ファンクションの有無のデータを保持しCPU3
0に対してこのデータを提供することにより上記した動
作モード選択手段として働くRAM/LATCH30m
からなり、この制御下でスキャナモータ21を駆動する
ことで、キャリッジの位置を制御し、初期化処理におけ
るホーミング動作を行わせる。つまり、CPU30は、
RAM/LATCH30mに書き込まれた内容に従いシ
ャットダウン移行後の復帰直後のホーミングを行うか否
かを決定する。
【0038】この実施例では、本体メイン制御板116
が正常に立ち上がり、ファンクションの有無を検知し、
その内容が通知されてくるスキャナ側では、そのデータ
をRAM/LATCH30mに書き込み(スキャナのC
PU30経由)、シャットダウン移行があってもそのデ
ータは保持されるので、復帰の際にRAM/LATCH
30mの内容は現在のファンクションの有無が書き込ま
れている。従って、各ファンクションの有無のデータの
書き込み手段として上記第3の実施例におけるEEPR
OM30eに代えてRAM/LATCH30mを利用し
たものに相当し、これらの実施例の間には、本体メイン
制御板116が正常に立ち上がってからの動作及びシャ
ットダウン移行後の復帰時の動作に変わりがない。つま
り、上記第3の実施例について図11の初期化処理のフ
ロー、図12の初期化処理の動作のタイムチャートを参
照してそれぞれ説明した初期化処理動作の説明をそのま
ま第4の実施例の動作説明に置き換えることができる。
従って、図11及び図12を用いた上記の説明を参照す
ることにして、ここでは、重複した説明はしない。な
お、電源投入時の動作は不定となるが、これを避けるた
めRAM/LATCH30mの内容が特定のパターンの
時のみファアンクション有り又はファンクション無しと
規定することで、ほぼ、電源投入時の動作を規定でき、
動作不能となることを回避することができる。こうした
対応をとることにより、電源投入時及びシャットダウン
復帰時を通して第3の実施例と同様の動作を行うことも
可能である。
【0039】さらに、本発明においては、スキャナのC
PU30及び本体メイン制御板116のMPU10が実
行する初期化処理方法の処理プログラムとして上記実施
例に示した動作を実行するための手順を記述した処理プ
ログラムを用意し、用意したプログラムを用いることに
より目的とする動作を具体化することができる。このプ
ログラムは、周知のコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に記録され、スキャナのCPU30及び本体メイン制
御板116のMPU10の制御下の記録媒体として用い
るか、記憶手段にインストールされ、記録媒体から読み
出されたプログラムにより初期化処理の制御操作が実行
される。
【0040】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 直接制御部によるスキャナのホーミングを画像処理装置
の本体制御部の初期化の完了を待たずに行うことによ
り、スキャナ側のホーミング、自動調整に要する時間に
より画像処理装置本体の立ち上げ(例えば、本体がDP
PCである場合には、コピー使用が可能となるように立
ち上げる)時間が制限されるようになることが無く、電
源投入時又はシャットダウンからの復帰時の当該画像処
理装置の初期化処理に要する時間の短縮化に寄与するこ
とができる。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 直接制御部により行うホーミングを画像処理装置の本体
制御部の初期化の完了を待たずに、直接制御部で独自に
行う動作モードによるか、画像処理装置の本体制御部か
らの命令により行う動作モードによるかを設定する操作
手段を備えたことにより、ユーザの判断で、スキャナ側
のホーミング、自動調整に要する時間により画像処理装
置本体の立ち上げ時間が制限されるようになることが無
く、電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の当該
画像処理装置の初期化処理に要する時間の短縮を図るモ
ードで動作させるか、ホーミングを含むスキャナの初期
化を待機状態におき、無駄にエネルギーを消費せず、環
境を汚染させる光、騒音を発生させることが無く、機械
の損耗を抑制することが可能なモードで動作させたるか
を設定し、使用に適した動作モードを行わせることがで
きる。
【0041】(3) 請求項3の発明に対応する効果 ホーミングを画像処理装置の本体制御部からの命令によ
り行うか、本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制
御部で独自に行うかの動作モードを装置が装備したファ
ンクションによって選択する手段を備えたことにより、
スキャナを必要とするファンクションの場合、スキャナ
側のホーミング、自動調整に要する時間により画像処理
装置本体の立ち上げ時間が制限されるようになることが
無く、当該画像処理装置の初期化処理に要する時間の短
縮化を図り、スキャナを必要としないファンクション
(例えば、FAX受信やプリンターデータ受信時など)
の場合、ホーミングを含むスキャナの初期化を待機状態
におき、無駄にエネルギーを消費せず、環境を汚染させ
る光、騒音を発生させることが無く、機械の損耗を抑制
することが可能となる。 (4) 請求項4の発明に対応する効果 上記(3)の効果に加えて、画像処理装置が装備する各
ファンクションの有無を記憶する不揮発性メモリに記憶
されたデータに基づいて動作モードを選択するようにし
たことにより当該装置に適した動作モードを自動的に選
択することが可能となる。
【0042】(5) 請求項5の発明に対応する効果 シャットダウン状態からの復帰の際に、画像処理装置が
装備する各ファンクションの有無を記憶する揮発性メモ
リに記憶されたデータに基づいて動作モードを選択する
ようにしたことにより請求項4と同様に当該装置に適し
た動作モードを自動的に選択することが可能となり、ま
た、電源投入の際に、本体の命令によってホーミングを
開始する動作モードを行うようにすることにより、電源
投入時、上記揮発性メモリを用いるとデータが不定とな
ることによる動作の不具合を回避することができる。 (6) 請求項6の発明に対応する効果 複数の異なるファンクションとして、コピー機能以外に
ファックシミリ機能、プリンタ機能、ファイリング機能
の少なくとも一つが含まれ画像処理装置において上記し
た(3)〜(5)の効果を具現化することにより、当該
画像処理装置の性能を向上することができる。
【0043】(7) 請求項7の発明に対応する効果 画像処理装置の本体制御部の初期化処理の完了を待たず
に、機械的走査を行う直接制御部によりスキャナのホー
ミングを行うことにより、スキャナ側のホーミング、自
動調整に要する時間により画像処理装置本体の立ち上げ
(例えば,本体がDPPCである場合には、コピー使用
可能となる)時間が制限されるようになることが無く、
電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の当該画像
処理装置の初期化処理に要する時間の短縮化に寄与する
ことができる。 (8) 請求項8の発明に対応する効果 操作により設定された初期化処理動作モードに従い、機
械的走査を行う直接制御部によるスキャナのホーミング
を画像処理装置の本体制御部の初期化処理の完了を待た
ずに独自に行う動作モード、或いは画像処理装置の本体
制御部からの命令により行う動作モードのいずれかを実
行するようにしたことにより、ユーザの意向に従って、
スキャナ側のホーミング、自動調整に要する時間により
画像処理装置本体の立ち上げ時間が制限されるようにな
ることが無く、電源投入時又はシャットダウンからの復
帰時の当該画像処理装置の初期化処理に要する時間の短
縮を図るモードで動作させたり、ホーミングを含むスキ
ャナの初期化を待機状態におき、無駄にエネルギーを消
費せず、環境を汚染させる光、騒音を発生させることが
無く、機械の損耗を抑制することが可能なモードで動作
させることができる。
【0044】(9) 請求項9の発明に対応する効果 検知した中にスキャナを必要としないファンクションが
有る場合に機械的走査を行う直接制御部によるスキャナ
のホーミングを画像処理装置の本体制御部からの命令に
より行う動作モードを選択し、検知したファンクション
のいずれもがスキャナを必要とする場合に画像処理装置
の本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制御部で独
自に行う動作モードを選択するようにしたことにより、
スキャナを必要とするファンクションの場合、スキャナ
側のホーミング、自動調整に要する時間により画像処理
装置本体の立ち上げ時間が制限されるようになることが
無く、当該画像処理装置の初期化処理に要する時間の短
縮を図り、スキャナを必要としないファンクション(例
えば、FAX受信やプリンターデータ受信時など)の場
合、ホーミングを含むスキャナの初期化を待機状態にお
き、無駄にエネルギーを消費せず、環境を汚染させる
光、騒音を発生させることが無く、機械の損耗を抑制す
ることが可能となる。 (10) 請求項10の発明に対応する効果 上記(9)の効果に加えて、画像処理装置が装備する各
ファンクションの有無を記憶する不揮発性メモリに記憶
されたデータに基づいて動作モードを選択するようにし
たことにより装置に適した動作モードを自動的に選択す
ることが可能となる。
【0045】(11) 請求項11の発明に対応する効
果 シャットダウン状態から復帰する際、揮発性メモリに記
憶された各ファンクションの有無データに基づいて動作
モードを選択するようにしたことにより、請求項10と
同様に当該画像処理装置に適した動作モードを自動的に
選択することが可能となり、一方、電源投入の際、本体
制御部からの命令によりホーミングを行う動作モードと
することにより、電源投入時に揮発性メモリを用いると
データが不定となることによる動作の不具合を回避する
ことができる。 (12) 請求項12の発明に対応する効果 複数の異なるファンクションとして、コピー機能以外に
ファックシミリ機能、プリンタ機能、ファイリング機能
の少なくとも一つが含まれた画像処理方法において上記
した(9)〜(11)の効果を具現化することにより、
当該画像処理方法の性能を向上することができる。 (13) 請求項13の発明に対応する効果 適用する画像処理装置の制御を司るCPUが本発明の記
録媒体に記録されたプログラムを用いることによって、
請求項7〜12の発明に関わる動作を容易に実行するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わる多機能DPPCの全
体構成を概略図として示す。
【図2】 図1のスキャナ部の詳細を示す。
【図3】 図1に示した多機能DPPCの回路構成を示
すブロック図である。
【図4】 本発明によるスキャナの第1の実施例の初期
化処理を行う制御部の構成を示す。
【図5】 第1の実施例のスキャナ及び本体の初期化処
理のフローを示す。
【図6】 第1の実施例による初期化処理の動作のタイ
ムチャートを示す。
【図7】 本発明によるスキャナの第2の実施例の初期
化処理を行う制御部の構成を示す。
【図8】 第2の実施例のスキャナ及び本体の初期化処
理のフローを示す。
【図9】 第2の実施例による初期化処理の動作のタイ
ムチャートを示す。
【図10】 本発明によるスキャナの第3の実施例の初
期化処理を行う制御部の構成を示す。
【図11】 第3,4の実施例のスキャナ及び本体の初
期化処理のフローを示す。
【図12】 第3,4の実施例による初期化処理の動作
のタイムチャートを示す。
【図13】 本発明によるスキャナの第4の実施例の初
期化処理を行う制御部の構成を示す。
【図14】 スキャナ及び本体の初期化処理のフローの
従来例を示す。
【図15】 図14に示す従来例の実施例による初期化
処理の動作のタイムチャートを示す。
【符号の説明】
2…スキャナ部、 4…プロセス部、1
9…センサボード、 20…スキャナ制御
板、21…スキャナモータ、 21d…モータ
ドライバ 30…スキャナのCPU 30c…モード選択
SW 30e…EEPROM 30m…RAM又
はLATCH 116…本体メイン制御板 121…ファク
シミリ制御部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的走査を行うスキャナを通して取り
    入れた画像情報を処理する画像処理装置において、スキ
    ャナは機械的走査の直接制御部をもち、電源投入及びシ
    ャットダウン状態からの復帰の際に、前記直接制御部に
    よるホーミングを画像処理装置の本体制御部の初期化の
    完了を待たずに行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 機械的走査を行うスキャナ及びスキャナ
    以外の入力手段を通して取り入れた画像情報を処理する
    画像処理装置において、スキャナは機械的走査の直接制
    御部をもち、電源投入及びシャットダウン状態からの復
    帰の際に、前記直接制御部によるホーミングを画像処理
    装置の本体制御部の初期化の完了を待たずに、直接制御
    部で独自に行うか、画像処理装置の本体制御部からの命
    令により行うかを設定する操作手段を備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 機械的走査を行うスキャナ及びスキャナ
    以外の入力手段を通して取り入れた画像情報をもとに複
    数の異なるファンクションに従う画像処理を行う画像処
    理装置において、スキャナは、機械的走査の直接制御部
    をもち、電源投入後及びシャットダウン状態からの復帰
    の際に前記直接制御部によるホーミングを、前記複数の
    異なるファンクションの中にスキャナを必要としないフ
    ァンクションが有る場合に画像処理装置の本体制御部か
    らの命令により行い、前記ファンクションがいずれもス
    キャナを必要とする場合に画像処理装置の本体制御部の
    初期化の完了を待たずに直接制御部で独自に行うように
    する動作モード選択手段を備えたことを特徴とする画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された画像処理装置にお
    いて、前記動作モード選択手段は、前記本体制御部によ
    り検知した複数の異なるファンクションそれぞれの有無
    を記憶する不揮発性メモリを持ち、該メモリに記憶され
    た各ファンクションの有無に基づいて動作モードを決定
    することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 機械的走査を行うスキャナ及びスキャナ
    以外の入力手段を通して取り入れた画像情報をもとに複
    数の異なるファンクションに従う画像処理を行う画像処
    理装置において、スキャナは、機械的走査の直接制御部
    をもち、前記直接制御部によるホーミングを、画像処理
    装置の本体制御部からの命令により行うか又は画像処理
    装置の本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制御部
    で独自に行うようにする動作モード選択手段を備えると
    ともに、前記動作モード選択手段は、前記本体制御部に
    より検知した複数の異なるファンクションそれぞれの有
    無を記憶する揮発性のメモリを持ち、前記ホーミングを
    電源投入の際には画像処理装置の本体制御部からの指令
    により行い、シャットダウン状態からの復帰の際には前
    記揮発性メモリに記憶された中にスキャナを必要としな
    いファンクションが有る場合に画像処理装置の本体制御
    部からの命令により行い、ファンクションがいずれもス
    キャナを必要とする場合に画像処理装置の本体制御部の
    初期化の完了を待たずに直接制御部で独自に行うように
    動作モードを決定することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかに記載された
    画像処理装置において、前記複数の異なるファンクショ
    ンとして、コピー機能以外にファクシミリ機能、プリン
    タ機能、ファイル機能の中の少なくとも一つが含まれる
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 機械的走査を行うスキャナを通して取り
    入れた画像情報を処理する画像処理装置における初期化
    処理方法であって、スキャナは、電源投入後及びシャッ
    トダウン状態からの復帰の際に、画像処理装置の本体制
    御部の初期化処理の完了を待たずに、機械的走査を行う
    直接制御部によりスキャナのホーミングを行うことを特
    徴とする初期化処理方法。
  8. 【請求項8】 機械的走査を行うスキャナを通して取り
    入れた画像情報を処理する画像処理装置に用いる初期化
    処理方法であって、操作により設定された初期化処理動
    作モードに従い、選択操作電源投入後及びシャットダウ
    ン状態からの復帰の際に、機械的走査を行う直接制御部
    によるスキャナのホーミングを画像処理装置の本体制御
    部の初期化処理の完了を待たずに独自に行う動作モー
    ド、或いは画像処理装置の本体制御部からの命令により
    行う動作モードのいずれか選択することを特徴とする初
    期化処理方法。
  9. 【請求項9】 機械的走査を行うスキャナ及びスキャナ
    以外の入力手段を通して取り入れた画像情報をもとに複
    数の異なるファンクションに従って画像を処理する画像
    処理装置における初期化処理方法であって、装備された
    複数の異なるファンクションを検知し、検知した中にス
    キャナを必要としないファンクションが有る場合に機械
    的走査を行う直接制御部によるスキャナのホーミングを
    画像処理装置の本体制御部からの命令により行う動作モ
    ードを選択し、前記検知したファンクションのいずれも
    がスキャナを必要とする場合に画像処理装置の本体制御
    部の初期化の完了を待たずに直接制御部で独自に行う動
    作モードを選択することを特徴とする初期化処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された初期化処理方法
    において、画像処理装置に装備された複数の異なるファ
    ンクションを本体制御部により検知し、検知したデータ
    を不揮発性メモリに記憶し、不揮発性メモリから検知デ
    ータを読み出して前記動作モードの選択に用いることを
    特徴とする初期化処理方法。
  11. 【請求項11】 機械的走査を行うスキャナ及びスキャ
    ナ以外の入力手段を通して取り入れた画像情報をもとに
    複数の異なるファンクションに従って画像を処理する画
    像処理装置における初期化処理方法であって、画像処理
    装置に装備された複数の異なるファンクションを本体制
    御部により検知し、検知したデータを揮発性メモリに記
    憶し、機械的走査を行う直接制御部によるスキャナのホ
    ーミングを、電源投入の際には画像処理装置の本体制御
    部からの指令により行い、シャットダウン状態からの復
    帰の際には前記揮発性メモリに記憶された中にスキャナ
    を必要としないファンクションが有る場合に画像処理装
    置の本体制御部からの命令により行い、ファンクション
    がいずれもスキャナを必要とする場合に画像処理装置の
    本体制御部の初期化の完了を待たずに直接制御部で独自
    に行うように動作モードを選択することを特徴とする初
    期化処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11のいずれかに記載さ
    れた初期化処理方法において、前記複数の異なるファン
    クションとして、コピー機能以外にファックシミリ機
    能、プリンタ機能、ファイル機能の中の少なくとも一つ
    が含まれることを特徴とする初期化処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれかに記載さ
    れた初期化処理方法を実施するためのプログラムを記録
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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