JP2015028594A - カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤が可撓性容器と枠体との間に入り込んだ場合に、その現像剤が良好に排出されるカートリッジを提供する。
【解決手段】 装置本体Aに着脱可能なカートリッジBであって、枠体と、開口を有し、枠体の内部に配置されて現像剤Tを内包する可撓性を有する収容部材103と、収容部材103の下方で枠体との間に配置され、現像剤Tを搬送する搬送部材と、を備え、搬送部材は、収容部材103の開口から排出され、収容部材103と枠体との間に入り込んだ現像剤Tを排出するカートリッジBを構成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 装置本体Aに着脱可能なカートリッジBであって、枠体と、開口を有し、枠体の内部に配置されて現像剤Tを内包する可撓性を有する収容部材103と、収容部材103の下方で枠体との間に配置され、現像剤Tを搬送する搬送部材と、を備え、搬送部材は、収容部材103の開口から排出され、収容部材103と枠体との間に入り込んだ現像剤Tを排出するカートリッジBを構成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、現像剤を内包するカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び、このカートリッジが着脱可能な画像形成装置に関する。
現像装置とは、現像剤担持体を有し、現像剤担持体によって静電像を現像剤で可視像化する装置をいう。
カートリッジには、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジの両方を含む概念である。プロセスカートリッジとは、像担持体、像担持体に作用する作用手段とを一体的にカートリッジ化して、装置本体に対して着脱可能に装着されるものである。
画像形成装置とは、電子写真の画像形成方式を用いて、記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
特許文献1には、カートリッジの枠体の内部に可撓性容器が配置され、この可撓性容器に現像剤が収納された構成が記載される。
しかしながら、特許文献1の構成では、現像剤が、可撓性容器から排出された後に、可撓性容器と枠体との間に入り込んでしまい、現像ローラへと搬送されないものが生じ得る。
本発明は、上記実情に鑑み、現像剤が可撓性容器と枠体との間に入り込んだ場合に、その現像剤が良好に排出されるカートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のカートリッジは、装置本体に着脱可能なカートリッジであって、枠体と、側面に開口を有し、前記枠体の内部に配置されて現像剤を内包する可撓性を有する可撓性容器と、前記可撓性容器の下方で前記枠体との間に配置され、現像剤を搬送する搬送部材と、を備え、前記搬送部材は、前記可撓性容器の前記開口から排出され、前記可撓性容器と前記枠体との間に入り込んだ現像剤を排出することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤が可撓性容器と枠体との間に入り込んだ場合に、その現像剤が良好に排出される。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、実施例1の画像形成装置500の断面図である。図1に示されるように、画像形成装置500は装置本体Aを有する。装置本体Aの内部には『像担持体』としての感光体ドラム62が配置される。感光体ドラム62の周囲には、帯電ローラ66、露光装置3、現像ユニット20、転写ローラ7が配置される。感光体ドラム62、帯電ローラ66、現像ユニット20は、カートリッジB(プロセスカートリッジ)(現像カートリッジ)として構成される。カートリッジBは、装置本体Aに着脱可能に構成される。
また、装置本体Aの内部には、『記録媒体』としてのシートPが収納されるトレイ4が配置される。シートPは、搬送方向Dに向かって、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、感光体ドラム62と転写ローラ7とのニップ部、搬送ガイド8、定着装置9を経由して、排出ローラ対10からトレイ11へと排出される。定着装置9は、加熱ローラ9b及び加圧ローラ9aを有する。
感光体ドラム62の表面では、帯電ローラ66によって一様に帯電され、露光装置3のレーザ光Lによって静電像が形成され、現像ユニット20によって現像剤で現像剤像が形成される。一方で、トレイ4に載置されたシートPは、ピックアップローラ5aから搬送されて、感光体ドラム62と転写ローラ7との転写ニップ部に搬送される。ここで、シートPには、感光体ドラム62の現像剤像が転写される。その後、シートPには、定着装置9によって現像剤像が定着され、画像形成及び画像定着が可能となる。
図2は、カートリッジBの断面図である。図2に示されるように、カートリッジBは、現像ユニット20及びクリーニングユニット60を有する。現像ユニット20は収容容器21、蓋22、現像フレーム23、を有する。収容容器21、蓋22、現像フレーム23の内部には、現像室25及びトナー室28が区画される。トナー室28の内部には現像剤袋100が配置される。現像剤袋100の内部には、現像剤Tが収納される。収容容器21の『床面』としての底面21aは、排出穴103aの側よりも奥の側の方が高く設定される。
トナー室28の内部には、作用部材43が回転可能に取付けられる。作用部材43が回転すると、トナー室28の内部の現像剤Tは、撹拌されつつ現像室25に搬送される。作用部材43は、シート部材43aを有する。このシート部材43aは、シート状で可撓性を有する材質、例えば、PPS、PC、PETで形成される。
現像室25の内部には、現像ローラ32が回転可能に取付けられる。『現像剤担持体』としての現像ローラ32は、内部にマグネットローラ34を有し、その磁力によって表面に現像剤Tを担持する。現像ローラ32が回転すると、現像室25の内部の現像剤Tが現像ローラ32によって感光体ドラム62へと移動する。収容容器21の現像室25に形成される開口には、現像ブレード42が取付けられる。現像ブレード42は、現像ローラ32に当接しており、現像ローラ32の表面に形成される現像剤Tの層厚を規制する。
次に、クリーニングユニット60は、内部に、感光体ドラム62、帯電ローラ66、廃トナー室71bを有する。廃トナー室71bには、クリーニングブレード77が取り付けられる。感光体ドラム62の表面の残トナーは、クリーニングブレード77によって除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。感光体ドラム62から除去されたトナーは、廃トナー室71bに貯蔵される。
図3は、装置本体A及びカートリッジBの斜視図である。図3に示されるように、装置本体Aには、扉13が回動可能に取付けられる。装置本体Aの内側の側壁には、ガイドレール12が形成され、ガイドレール12の一番奥には、駆動軸14が設けられる。カートリッジBが装置本体Aに装着される場合には、カートリッジBの感光体ドラム62の軸がガイドレール12に沿って奥へと導かれ、駆動軸14に嵌る。
後述するが、装置本体Aの図示しないモータによって駆動される駆動軸14が、駆動力受部63a(図5参照)と係合する。そうすると、駆動力受部63aには感光体ドラム62が結合され、感光体ドラム62には、装置本体Aから駆動力を受けて回転する。なお、帯電ローラ66、現像ローラ32は、装置本体Aの給電部(不図示)から給電される。
図4は、カートリッジBの分解斜視図である。図4に示されるように、カートリッジBは、現像ユニット20とクリーニングユニット60とが合体して構成される。現像ユニット20は、収容容器21、蓋22、現像フレーム23、第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rを有する。この現像ユニット20には、更に、図2で説明した現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、作用部材43、現像剤袋100、図4のバネ46が取付けられる。クリーニングユニット60は、枠体71、感光体ドラム62、帯電ローラ66、クリーニングブレード77(図2参照)を有する。現像ユニット20とクリーニングユニット60は、結合部材75によって互いに回動可能に結合されることで、カートリッジBを構成する。
具体的には、現像ユニット20は、長手方向の両端部に現像フレーム23を構成するアーム部23aL、23aRを有する。アーム部23aL、23aRの先端には、現像ローラ32の軸方向に平行な方向に貫通する回動穴23bL、23bRが形成される。また、枠体71の長手方向の両端には、結合部材75が嵌入する嵌入穴71aが形成される。回動穴23bL、23bRと嵌入穴71aの位置が揃えられ、結合部材75が挿入されると、現像ユニット20とクリーニングユニット60とが結合部材75を中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部23aL、23aRの根本に取付けられたバネ46が枠体71と当接し、結合部材75を回動中心として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢する。これにより、現像ローラ32は感光体ドラム62の方へ確実に押し付けられる。そして、現像ローラ32の両端部に取付けられた間隔保持部材38(図6参照)によって、現像ローラ32は感光体ドラム62から所定の間隔で保持される。
図5は、カートリッジBの分解斜視図である。図5に示されるように、カートリッジBは、クリーニングブレード77を有する。クリーニングブレード77は、板金で形成された支持部材77aと、ウレタンゴム等の弾性材料で形成された弾性部材77bと、を有する。支持部材77aは、両端部がビス91で固定されることにより枠体71に対して所定の位置に配置される。
弾性部材77bは、感光体ドラム62と当接し、感光体ドラム62の表面の残トナーを除去する。除去されたトナーは、クリーニングユニット60の廃トナー室71b(図1参照)に貯蔵される。第1シール部材82(図2参照)、第2シール部材83、第3シール部材84、及び、第4シール部材85は、枠体71の所定の位置に両面テープ等で固定される。
第1シール部材82は、長手方向に亘って設けられ、クリーニングブレード77の支持部材77aの裏側から廃トナーが漏出するのを防ぐ。第2シール部材83は、クリーニングブレード77の弾性部材77bの長手方向の両端部から廃トナーが漏出するのを防ぐ。第3シール部材84は、クリーニングブレード77の弾性部材77bの長手方向の両端部から廃トナーが漏出するのを防止しつつ、感光体ドラム62の表面のトナー等の付着物を拭き取る。第4シール部材85は、長手方向に亘って感光体ドラム62に接して設けられ、クリーニングブレード77に対して感光体ドラム62の回転方向の上流側から廃トナーが漏出するのを防ぐ。
電極板81、付勢部材68、軸受67L、67Rは、枠体71に取付けられる。帯電ローラ66の軸部66aは、軸受67L、67Rに嵌め込まれる。帯電ローラ66は、付勢部材68によって感光体ドラム62に対して付勢されると共に、軸受67L、67Rによって回転可能に支持される。そして、感光体ドラム62の回転に伴って従動して回転する。
なお、電極板81、付勢部材68、軸受67L、軸部66aは、導電性を有する。電極板81は、装置本体Aの給電部(不図示)に接触している。これらを給電経路として帯電ローラ66に給電する。
感光体ドラム62は、フランジ64、63と一体的に結合され、感光体ドラムユニット(以下、「ドラムユニット61」という)を形成する。この結合方法は、カシメ、接着、溶着等を用いる。フランジ64には、アース接点等(不図示)が結合されている。また、フランジ63には、装置本体Aから駆動力を受ける駆動力受部63aと、現像ローラ32に駆動力を伝達するフランジギア部63bと、を有する。
軸受部材76がビス90により枠体71の駆動側に一体的に固定され、ドラム軸78が枠体71の非駆動側に圧入固定される。そして、軸受部材76はフランジ63と嵌合し、ドラム軸78はフランジ64の穴64aと嵌合する。これにより、ドラムユニット61は枠体71に回転可能に支持される。
保護部材79は、感光体ドラム62の保護(遮光)及び露出が可能となるように、枠体71に回動可能に支持される。付勢部材80は、保護部材79の駆動側の軸部79aRに取り付けられ、保護部材79を感光体ドラム62を保護する向きに付勢する。保護部材79の非駆動側の軸部79aLと駆動側の軸部79aRは、枠体71の軸受部71cL、71cRに嵌合される。
図6は、現像ユニット20の分解斜視図である。図6に示されるように、収容容器21、蓋22及び現像フレーム23を有する現像枠体は、現像剤袋100を収納する現像室25(図1参照)やトナー室28(図1参照)を形成する。『枠体』としての収容容器21、蓋22、及び、現像フレーム23は、溶着等の手段により一体に結合される。現像剤袋100は、現像剤Tを内包する。封止部材101の一端は現像剤袋100に固定され、封止部材101の他端は作用部材43に固定される。現像剤袋100は蓋22に固定される。
作用部材43は、非駆動側を収容容器21に支持され、駆動側を収容容器21に取付けられた搬送ギア50によって支持される。これにより、作用部材43は、トナー室28の内部で、搬送ギア50の駆動力を受けて回転する。
回転部材54は、非駆動側を収容容器21に支持され、駆動側を収容容器21に取付けられた搬送ギア52によって支持される。これにより、回転部材54は、トナー室28の内部で搬送ギア52の駆動力を受けて回転する。搬送部材53は、この回転部材54と、揺動部材55と、を有する。
現像ブレード42は、板金で形成される支持部材42aと、ウレタンゴム等の弾性材料で形成される弾性部材42bと、を有する。弾性部材42bと清掃部材47は、共に支持部材42aの両端にビス93によって固定された上で、現像フレーム23に固定される。弾性部材42bは、現像ローラ32と当接して現像ローラ32の表面の現像剤量を規制しながら摩擦帯電電荷を付与する。清掃部材47は、現像ローラ32の端部の表面と当接して、現像剤T等の付着物を清掃する。
現像ローラユニット31は、現像ローラ32、マグネットローラ34、フランジ35、間隔保持部材38、軸受部材37、現像ローラギア39等を有する。現像ローラ32の非駆動側端部からマグネットローラ34が挿入され、端部にはフランジ35が圧入されて固定される。フランジ35には導電性の電極線(不図示)が組み込まれており、電極線は現像ローラ32および電極板27に当接している。
導電性の電極板27は、第1サイド部材26Lに固定される。電極板27は、装置本体Aの給電部(不図示)に接触しており、装置本体Aの給電部から、電極板27、電極線を給電経路として現像ローラ32にバイアス電圧が印加される。
間隔保持部材38は、現像ローラ32の両端部に取り付けられる。その外側に軸受部材37が配置され、駆動側においては、その外側に現像ローラギア39が組み込まれる。現像ローラ32は、両端に配置された軸受部材37によって回転可能に支持される。駆動伝達部材である第1ギア48と第2ギア49は、現像フレーム23に回転可能に取り付けられている。これにより、装置本体Aから受けた駆動力は、フランジギア部63b(図5)、現像ローラギア39、第1ギア48、第2ギア49、搬送ギア50、第3ギア51および搬送ギア52が順次噛み合い伝達される。そして、現像ローラ32、作用部材43、搬送部材53へと駆動力が伝達される。
第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rは、長手方向の両端にビス92を用いて現像フレーム23に固定される。その際、現像ローラユニット31の軸受部材37は、第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rによって保持される。
図7は、現像剤袋100の分解斜視図である。図8は、現像剤袋100の組立斜視図である。図7に示されるように、『可撓性容器』としての現像剤袋100は、収容部材103と、シール部材102と、封止部材101と、を有する。『可撓性容器』といった場合には、収容部材103単独を指しても良く、収容部材103及びシール部材102を指しても良く、収容部材103、シール部材102及び封止部材101を指しても良いとする。このような現像剤袋100は、収容容器21、蓋22の内部に配置され、現像剤Tを内包し、可撓性を有する。
収容部材103は、シート状材料が真空成型、圧空成型、プレス成型等されることによって形成される。収容部材103には、内部の現像剤Tを排出する『開口』としての排出穴103aが形成される。排出穴103aは、収容部材103の長手方向に複数設けられた連結部103bで区切られている。封止部材101は、収容部材103の排出穴103aを覆う封止部101bと、『開封手段』として機能する作用部材43の軸43bに固定される固定部101aと、を有する。
図8に示すように、封止部材101の封止部101bは収容部材103の排出穴103aの全体を覆うように熱溶着され、排出穴103aを封止する(図中の領域E参照)。本実施例では、封止部材101にイージーピール性(JIS−Z0238の密封軟包装袋の試験において剥離強さが3N〜10N/15mm程度)を発揮する特殊シーラント層を持つラミネート材を適用している。そして収容部材103には前記特殊シーラント層と溶着可能で可撓性のある材質を適用することで熱溶着部においてイージーピール性をもたせることができる。
収容部材103の排出穴103aが封止部材101の封止部101bにより封止された後、開口103c(図7参照)から収容部材103内に現像剤Tが充填される。充填に際しては、公知のオーガー式充填装置を使用して行うが、同様の機能を有する他の方法を用いてもかまわない。
収容部材103と封止部材101とが接着された状態で、現像剤Tが充填され、シール部材102が開口103cを封止するように開口103cの周囲に熱溶着される(図中領域F参照)。シール部材102は、可撓性を有するシート状の部材であり、空気が透過する微細な穴が形成される。前述のように、現像剤Tが封入された現像剤袋100が完成すると、現像剤袋100の周囲のフランジ部100aには複数の固定穴100bが形成される。
一方、封止部材101の固定部101aは、作用部材43に固定されている。その固定手段としては、熱溶着、超音波溶着、接着、擬似接着に加え、穴と凸による引っ掛け等が挙げられる。
図9(a)は、現像剤袋100と蓋22の分解斜視図である。図9(a)に示されるように、現像剤袋100が蓋22に固定される場合には、蓋22に設けられた複数の固定ボス22aが現像剤袋100の固定穴100bに通される。
図9(b)は、現像剤袋100と蓋22の合体斜視図である。図9(b)に示されるように、固定ボス22aの先端が加熱溶融されて潰される。こうすると、潰されて広がった固定ボス22aの先端部22bによって、現像剤袋100が蓋22に固定される。蓋22と現像剤袋100との固定方法は、ここで説明した方法に限らず、熱溶着、接着、穴と凸による引っ掛け等でもよい。このように、蓋22に現像剤袋100の上端が固定された後、図6に示すように収容容器21に収納される。
図10(a)は、搬送部材53の分解斜視図である。『搬送部材』としての揺動部材55は、収容部材103の下方で収容容器21との間に配置され、現像剤Tを搬送する。揺動部材55は、スライダクランク機構で構成される。揺動部材55は、鉛直方向及び水平方向に揺動する。以下、詳述する。
図10(a)に示されるように、搬送部材53は、回転部材54と、揺動部材55と、を有する。回転部材54は、駆動側端部に設けられた軸部54aRと、クランク部54cRと、非駆動側端部に設けられた軸部54aLと、クランク部54cLと、及び、それらの間にある係合部54bと、を有する。軸部54aRと軸部54aLの軸線は略同一直線上に配置され、軸部54aRと軸部54aLの共通軸線と係合部54bの軸線は略平行である。
また、クランク部54cRは軸部54aRと係合部54bに対してそれぞれ略90度の角度で形成されている。同様に、クランク部54cLは軸部54aLと係合部54bに対してそれぞれ略90度の角度で形成されている。揺動部材55には、駆動側端部に開口部55aRと非駆動側端部に開口部55aLが設けられている。この開口部55aR、55aLは、揺動部材55から上方へと突出する凸状部があって、その内部に開口が形成されたものである。
回転部材54を揺動部材55に組み込む方法を説明する。回転部材54の非駆動側の軸部54aLを揺動部材55の開口部55aLに挿入する。そして、クランク部54cL、係合部54bを揺動部材55の開口部55aLに挿入する。それから、回転部材54の駆動側の軸部54aR、クランク部54cRを揺動部材55の開口部55aRに挿入する。こうして、回転部材54が揺動部材55に組み込まれる。
次に、収容容器21に収納される(図6参照)。収納後の搬送部材53は、軸部54aRとクランク部54cRが搬送ギア52の軸部52bに設けられた溝部52cに係合される(図10(b)参照)。一方で軸部54aLは収容容器21に回転可能に支持される。搬送ギア52が回転すると、回転部材54は軸部54aRと軸部54aLを回転軸として回転する。
図11は、現像剤袋100を開封する過程を示す断面図である。図11(a)は開封前、図11(b)は開封中、図11(c)は開封後の状態を示す。図11に示されるように、トナー室28の内部には、現像剤袋100、封止部材101、作用部材43が収納される。なお、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態では、収容部材103の下方に配置される収容容器21の底面21aの角度は、現像剤Tの安息角よりも小さく設定される。カートリッジBが装置本体Aに装着されると、装置本体Aから駆動力が伝達されて、作用部材43は、矢印G方向に回転して、図11(a)の状態から図11(b)の状態に移行する。
このときに、封止部材101は、作用部材43の軸43bに巻き取られ、同時に封止部101bの収容部材103との熱溶着が剥離し、収容部材103の排出穴103aが露出し始める。さらに、封止部材101は、図10(b)の状態から図10(c)の状態へと移行するように作用部材43に完全に巻き取られ、収容部材103の排出穴103aが完全に露出する。こうして、現像剤Tは、重力方向の分力が作用するので、排出穴103aを介してトナー室28に排出される(図1(c)参照)。
図11(c)に示されるように、現像剤袋100の内部の排出穴103aの上部には、排出した現像剤Tの分量だけ空間Sができる。空間Sと現像剤Tが介在する面を境界面SLとする。水平面に対する境界面SLの角度は、現像剤Tに固有の安息角とほぼ等しく設定される。
図12は、作用部材43、揺動部材55の動作を示す現像ユニット20の断面図である。現像剤袋100の上部は、枠体の天井の蓋22に固定される。このことから、収容部材103の上部が蓋22に固定されることにもなる。図12(a)に示されるように、作用部材43は、収容容器21、蓋22の内部に配置され、排出穴103aの側から収容部材103に作用する。すなわち、作用部材43が矢印G方向に回転して、シート部材43aが現像剤袋100に当接する。作用部材43が現像剤袋100の収容部材103に接触すると、現像剤袋100の収容部材103が揺動する。
作用部材43は、現像剤Tの撹拌及び搬送する機能を有する。作用部材43は、軸43bと、軸43bに取付けられるシート部材43aと、を有する。軸43bは、PS、PC、POM等の剛性を有する材質で形成され、シート部材43aはシート状の可撓性の材質たとえばPPS、PC、PETで形成され、現像剤Tの撹拌と搬送を行っている。
図12(b)に示されるように、作用部材43が更に矢印G方向に回転して、シート部材43aと封止部材101が現像剤袋100に干渉する領域に達する。なお、シート部材43aの先端の撹拌半径は図中r1で示される。シート部材43aと封止部材101は、収容部材103の連結部103b(図7参照)に接触する。これにより、現像剤袋100は、シート部材43aから押圧力を受ける。
現像剤袋100が矢印H方向に変形すると、現像剤袋100の内部の現像剤T、及び、現像剤袋100と収容容器21との間の現像剤Tは、矢印H方向に移動する。現像剤袋100が矢印H方向に最大で変位する瞬間に変形速度は0(零)になる。このときに、現像剤袋100の内部の現像剤Tは、現像剤袋100の中で相対的に矢印H方向に動くような慣性力が働く。これにより、現像剤袋100の内部の現像剤Tは、ほぐされる。
その直後、作用部材43が回転するに伴い、シート部材43aと現像剤袋100とは離間する。シート部材43aが現像剤袋100を押圧する押圧力が解除され、現像剤袋100の自重によって、現像剤袋100の下部の現像剤T、及び、現像剤袋100の内部の現像剤Tは、矢印J方向に移動する。
その後、現像剤袋100は、図12(a)と同じ位置を経て、図12(c)に示すように、作用部材43のシート部材43aが衝突し、現像剤袋100は急減速する。その後、シート部材43aが現像剤袋100に当接する前の位置(図12(a)と同じ位置)まで復帰して停止する。この時、急減速により現像剤袋100内の現像剤Tには、現像剤袋100の中で図中で矢印J方向に動くような慣性力が働く。
現像剤袋100の内部の現像剤Tは、重力及び慣性力による図中で矢印J方向の力により排出穴103aに向かって移動する。発明者は、現像剤袋100のこの揺動運動の変位、速度および加速度を実験にて測定し、現像剤Tに上記で説明した慣性力が働いていることを確認した。
図13は、図12中の矢印JH方向で、時間推移に伴う現像剤袋100の変位、変形速度、変形加速度の関係を示すグラフである。なお、測定にあたっては、現像剤袋100の測定部100d(図12参照)の変位をレーザ変位計で測定した。グラフは上から変位、速度、加速度を示しており、横軸に時間をとっている。現像剤袋100の揺動開始時がt1、揺動解放時がt2、衝突時がt3、完全停止時がt4である。また、縦軸は上向きが図12中の矢印J方向を、下向きが図12中の矢印H方向を示している。
揺動開始時t1には、作用部材43が現像剤袋100の押圧を開始する。揺動開放時t2後に、図12中の矢印J方向に加速度が生じている。このときに、現像剤袋100の内部の現像剤Tには図12中の矢印H方向の慣性力が働く。現像剤袋100は、作用部材43の軸43bに衝突する衝突時t3の直前には、図12中の矢印J方向の加速度が生じているが衝突の瞬間に加速度はH方向に反転する。この衝突の瞬間、現像剤袋100の内部の現像剤Tにとっては、現像剤袋100の加速度方向(図12中の矢印H方向)とは逆の、矢印J方向の慣性力が働く。このように、実験によって、シート部材43aが現像剤袋100に当接してから離間したとき以降の現像剤Tに働く慣性力を確認できた。
上述のように、現像剤袋100とシート部材43aとの当接(押圧)、離間、衝突により、現像剤袋100は揺動する。その揺動に伴い、現像剤袋100の内部の現像剤Tは良好にほぐされ、その後、排出穴103aに向かって移動してゆく。
作用部材43のシート部材43aと現像剤袋100との当接(押圧)、離間、衝突はカートリッジBに駆動が伝達されている間、周期的に繰り返される。上記で説明した揺動運動が連続的に作用して、現像剤Tは良好に排出穴103aより排出される。
図14は、現像ユニット20の一部を切り欠いた斜視図である。図14に示されるように、現像剤袋100の両側面には、収容容器21に対して側面空間部112が設けられる。現像剤袋100と収容容器21の底面21a(図2参照)との間に、下部空間110が形成される。同様に、現像剤袋100と収容容器21の背面21b(図2参照)との間に、背面空間111(図2参照)が形成される。このために、現像剤袋100が収容容器21や揺動部材55と接触しないため、現像剤袋100の揺動、振動が阻害されることがない。よって、現像剤袋100の良い揺動、振動による現像剤Tの排出効果を良好に発揮できる。
図12(c)を参照しつつ、現像剤Tの排出の工程の続きを説明する。現像剤Tは、現像剤袋100の排出穴103aからトナー室28に排出され、作用部材43によってトナー室28に供給される。
トナー室28に現像剤Tがある程度満たされると、現像剤袋100からの現像剤Tの供給が減少し、現像剤袋100、トナー室28、現像室25の内部の現像剤Tの量が均衡状態を保つ。その後、現像ローラ32の表面に担持された現像剤Tが使用されると、その量に応じて現像剤袋100から現像剤Tが供給される。
一方で、現像剤袋100と収容容器21の底面21a(図2参照)の間の下部空間110には、現像剤Tが入り込む。収容容器21の底面21aは、現像剤Tが自重で落ちるのに十分な傾斜(現像剤安息角)では設定されていない。そのために、下部空間110に入り込んだ現像剤Tは、消費されずに下部空間110に滞留し続ける。更に、何らかの原因で装置本体Aの搬送路にシートPが残留した場合に、ユーザがカートリッジBを取り出すことがある。ユーザがカートリッジBを取り出したときに、図2のクリーニングユニット60が上で現像ユニット20が下となるように持つ場合もあるが、こうした場合にも、下部空間110に現像剤Tが入り込む。
図15(a)は、カートリッジBの一部拡大断面図である。図15(a)に示されるように、下部空間110には、搬送部材53が配置される。なお、図15(a)は、駆動側の構成を示している。搬送部材53は、回転部材54と、揺動部材55と、を有する。回転部材54が軸部54aR、54aL(図10参照)を中心に矢印G2方向に回転すると、係合部54bが矢印G2方向に回転する。
揺動部材55の開口部55aRには係合部54bが挿嵌されているため、回転部材54の回転に連動して運動する。(非駆動側の開口部55aLも同様)。なお、係合部54bの断面は直径φd、開口部の幅をh、高さをvとすると。本実施例では幅方向ではほぼ同じ寸法(h≒φd)、高さ方向ではガタを持たせている(v=φd+4mm)。揺動部材55の先端部55bRは自身の自重により収容容器21の底面21aと接する。(非駆動側の先端部55bLも同様)
図15(b)は、回転部材54の回転に連動した揺動部材55の揺動軌跡を示す概略図である。回転位相については、図15(a)において、回転部材54の回転位相を定義する。底面21aに垂直であって軸部54aRの回転軸を通る線の上方のラインを回転基準(0°)とし、基準からのG2方向の回転角度をθとする。
代表点について。図15(a)において、揺動部材55の運動を下面55f上の3つの代表点を用いて説明する。先端を先端部55bR、開口部55aRの直下を後端部55dR、先端部55bRと後端部55dRの中間点を中間部55cRとする。非駆動側の先端部55bL、後端部55dL、中間部55cLも同様に定義する。代表点3つを○で示している。太い2点鎖線は、回転位相に応じて、先端部55bR、中間部55cR、後端部55dRの代表点が辿る軌跡を示してある。
○印は、回転位相、0°、45°、90°、180°、270°、315°の6か所での代表点の位置を意味している。 先端部55bRは、終始、底面21a上を摺擦しながら移動する。0°から90°にてH方向に移動し、90°から270°でJ方向に移動、さらに270°から360°(0°)でH方向に移動して元に戻る。
後端部55dRは0°で底面21aから離れた位置にあり、45°を経て、90°までH方向に移動。90°の時点で底面21aに着地する。90°から180°を経て270°まで底面21a上を摺擦しながらJ方向に移動する。摺擦しながら移動するのは前述の高さ方向でガタを持たせているからである。270°を超えると底面21aから離れ、315°を経て360°(0°)までH方向に移動して元に戻る。
中間部55cRは、後端部55dRと同様に底面21aに対して離れた位置から始まり着地して、さらに離れる軌跡を辿る。
揺動部材55には、駆動側と非駆動側に渡って桟状の搬送部55eが複数設けられている。揺動部材55が90°から270°間で底面21aと平行にJ方向に移動することで、下部空間110に入り込んだ現像剤Tは、搬送部55eによってJ方向に搬送される。
次に、270°から(0°を経て)90°では、先端部55bR以外は底面21aと離間してH方向に移動する。このとき、搬送部55eが離間することで、底面21a直上の現像剤Tの大部分はH方向に搬送されることがない。
図15(c)は、揺動部材55の断面図である。図15(c)に示されるように、揺動部材55は、複数の搬送部55eを有する。すなわち、搬送部55eはリブ状に形成され、搬送部55e同士の間には穴55zが形成される。また、搬送部55eの搬送面55gと揺動部材55の下面55fとで形成される角αは、90°以下に設定される。
この設定により、揺動部材55が矢印J方向に変形するときに、現像剤Tから受ける抗力によって、下面55fが底面21aに押し付けられる(下面55fが底面21aから離間するのを防止)。なお、揺動部材55は、下部空間110の内部で運動するので、揺動部材55が現像剤袋100に当接することがない。これにより、作用部材43の作用による現像剤袋100の揺動、振動から得られる現像剤Tの排出性に悪影響が及ばない。
以上説明したように、揺動部材55は、収容部材103の排出穴103aから排出され、収容部材103と収容容器21、蓋22との間に入り込んだ現像剤Tを排出する。すなわち、揺動部材55は、前述したように摺擦及び離間を伴う揺動運動し、下部空間110の内部に入り込んだ現像剤Tは、矢印J方向に排出される。
これにより、収容容器21の底面21aが現像剤T自重で落ちるに十分な傾斜を有しない構成であっても、現像剤袋100と収容容器21の隙間の下部空間110に入り込んだ現像剤Tは、良好に排出される。この結果、収容容器21の内部に配置される現像剤袋100の内部の現像剤Tは、最大限使用されるので、より多くの画像が形成される。
図16は、実施例2に係る画像形成装置に用いられる搬送部材53の斜視図である。実施例2の構成のうち実施例1と同一の構成に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。搬送部材53は、実施例1と同様に、回転部材54と、揺動部材55と、を有する。但し、クランク部54cR、54cLの長さは、実施例1の場合よりも長く設定される。このクランク部54cR、54cLが長く形成されることで、揺動部材55は、収容部材103の底面21aに周期的に当接する点に特徴がある。このため、収容部材103の底面の傾斜角が変化する。
また、ここでは、揺動部材55には、上方に向かって突出する当接部55X1、55k、55X2が形成される。このうち、当接部55X1、55X2には、下方に向かって切り欠いた開口部55aR、55aL(切欠部)が形成される。また、揺動部材55には、当接部55X1、55X2の基端側の隣の位置で、開口部55aR、55aLと連続するように空間部55jR、55jLが形成される。このように、開口部55aR、55aLや空間部55jR、55jLが形成されることで、回転部材54が図16中の2点鎖線に示されるように揺動部材55に組み込まれるときの挿入スペースが確保されている。
下側解放によって回転部材54に対する下側の規制がなくなるので、長手内側に下側規制部55hR、55hLを設けている。開口部55aR、55aLと下側規制部55hR、55hLの間には空間部55jR、55jLを設け、この空間部55jR、55jLに長くなったクランク部54cR、54cLを通過させることによって組み込む。
図17(a)は、カートリッジBの一部拡大断面図である。図17(a)に示されるように、回転部材54が矢印G2方向に180°回転する。実施例2ではクランク部54cR、54cLが長くなり、揺動部材55の移動範囲が拡大されるので収容容器21の底面21aと同一面上にガイド面21cR、21cL(不図示)を設けてある。
図17(b)は、回転部材54の回転と連動した揺動部材55の軌跡を示す概念図である。図17(b)中では、揺動部材55の代表点は、先端部55bR、中間部55cR、後端部55dRとなるが、これが辿る軌跡である。○印は、回転位相、0°、90°、150°、180°、210°、270°の6か所での代表点の位置を意味している。先端部55bRは、終始、底面21a上を摺擦しながら移動する。
後端部55dRは0°で底面21aから離れた位置にあり、90°を経て、150°までH方向に移動。150°の時点で底面21aに着地する。150°から180°を経て210°まで底面21a上を摺擦しながらJ方向に移動する。摺擦しながら移動するのは実施例1と同様に高さ方向でガタを持たせているからである。210°を超えると底面21aから離れ、270°までJ方向に移動する。さらに270°から360°(0°)までH方向に移動して元の位置に戻る。
中間部55cRは、後端部55dRと同様に底面21aに対して離れた位置から始まり、着地して、さらに離れる軌跡を辿る。揺動部材55が150°から210°間で底面21aと平行にJ方向に移動することで、下部空間110に入り込んだ底面21aに極近い現像剤Tは、搬送部55eによりJ方向に搬送される。また、次に、90°から150°および210°から270°の間では、底面21aの直上の現像剤Tが搬送部55eによりJ方向に搬送される。270°から(0°を経て)90°では、先端部55bR以外は底面21aと離間してH方向に移動する。このとき、搬送部55eが離間することで、底面21a近傍の現像剤Tの大部分はH方向に搬送されることがない。
以上説明したように、摺擦、離間を伴う揺動運動により下部空間110に入り込んだ現像剤Tは揺動部材55の上記運動にて矢印J方向に排出可能となる。これにより、現像剤収容容器内の底面が、現像剤が自重で落ちるのに十分な傾斜を持たない構成においても現像剤袋と現像剤容器の隙間(下部空間110)に入り込んだ現像剤を良好に排出できる。
図18は、実施例2の変形例を示すカートリッジBの断面図である。図18に示されるように、下部空間110には、搬送部材53が配置される。図18は、揺動部材55の回転位相が0°の状態を示す。搬送部材53の揺動部材55は、先端部55bR以外の部位が底面21aに対し最大限離間するように設定される。
揺動部材55には、当接部55kが長手方向と直交する方向に複数本設けられる(図16参照)。当接部55kが収容部材103と当接し、当接部55kに沿って底面103dが矢印M方向に持ち上げられる。そうすると、底面103dは、排出穴103aの側から背面103eに亘って傾斜が大きくなる。なお、収容部材103の変形を容易にするため、背面103eには収容部材103の内側に向かって折り目103gが形成される(図17参照)。折り目103gは、カートリッジBの長手方向に延びる。底面103dの傾斜が大きくなると、現像剤袋100の現像剤はJ方向に移動し排出穴103aから排出される。
これにより、収容容器21の底面21aが、現像剤が自重で落ちるのに十分な傾斜を持たない構成でも現像剤袋100と収容容器21の間の下部空間110に入り込んだ現像剤が良好に排出される。さらに、現像剤袋100の底面103dの傾斜が増加することで、現像剤袋100の現像剤Tが良好に排出される。以上より、現像剤袋100内に封入された限られた量の現像剤Tでより多くの画像を形成することができる。
図19は、作用部材43と搬送部材53との連携状態のタイミングを示すグラフである。横軸は、搬送部材53の回転部材54の回転位相を示す。縦軸は、作用部材43及び搬送部材53が収容部材103に対して作用する量を示す。
まず、図19(a)に示されるように、作用部材43は、収容部材103を矢印J方向及び矢印H方向に揺動させる(図12、図13参照)。図19(a)のグラフは、背面103eの下側稜線103fが矢印J方向に移動する量を示す。作用部材43は、135°〜225°の位相では作用し(作用区間)、その他の位相では作用しない(非作用区間)。このグラフ中で、下向きに振れている箇所では作用し、下向きに振れていない箇所では作用しないということになる。
次に、図19(b)に示されるように、揺動部材55は、収容部材103を矢印M方向に揺動させる(図17(b)、図18参照)。図19(b)のグラフは、背面103eの下側稜線103fが矢印M方向に移動する量を示す。揺動部材55は、0°〜135°と225°〜360°の位相では作用し(作用区間)、その他の位相では作用しない(非作用区間)。このグラフ中で、下向きに振れている箇所では作用し、下向きに振れていない箇所では作用しないということになる。
この現象に関して、更に詳細に説明する。揺動部材55は、0°で最大になり、その後、現像剤袋100の矢印M方向の移動量が減少する。揺動部材55は、収容容器21の底面21aに対して位相角150°で着地する。収容部材103と揺動部材55との間に下部空間110が確保されるので、収容部材103の底面103dと揺動部材55の当接部55kとの接触は、150°の手前、135°にて解かれる。そのために、M方向移動量が0になるのは回転位相が135°のときになる。さらに回転すると収容部材103が持ち上げられるが、揺動部材55が底面21aから離間する位相210°よりも少し遅れ約225°で接触し、360°(0°)になるまでM方向移動量は増加する。
つまり、揺動部材55は収容部材103に対して0°〜135°と225°〜360°の区間で作用し、残りの135°〜225°で作用しない。このように、収容部材103に対する、第1の作用部材であるシート部材43aが作用する区間と、第2の作用部材である揺動部材55が作用する区間を重ねない。これにより、シート部材43aが収容部材103に作用する間に揺動部材55が現像剤袋100に作用しないため現像剤袋100の揺動運動および傾斜角度変化が連続的に最大限作用して、現像剤Tは良好に排出穴103aより排出される。
図20は、実施例3に係るカートリッジBの断面図である。実施例3の構成のうち実施例1や実施例2と同一の構成に関しては、実施例1や実施例2と同一の符号を付して説明を省略する。なお、実施例3は、実施例1の搬送部材の変形形態に相当する。図20に示されるように、回転部材56は、収容容器21に回転可能に支持される。『搬送部材』としての回転部材56は、収容部材103の下方で収容容器21、蓋22との間に配置され、現像剤Tを搬送する。
こうした構成による下部空間110から現像剤Tを排出する方法に関して、以下説明する。回転部材56は、回転する機構で構成される。回転部材56は、非駆動側を収容容器21に回転可能に支持され、駆動側を収容容器21に取付けられた搬送ギア52(図6参照)によって支持される。これにより、回転部材56は、トナー室28の内部の下部空間110で、搬送ギア52(図6参照)に従って矢印G2方向に回転する。
回転部材56は、軸56cと、軸に取付けられる『シート』としてのシート部材56aと、を有する。軸56cは、PS、PC、POM等の剛性を有する材質で形成される。シート部材56aはシート状の可撓性の材質たとえばPPS、PC、PETで形成される。
シート部材56aの先端の撹拌半径は、図中ではr2で記載される。回転部材56が回転すると、シート部材56aの先端が収容容器21の底面21aと摺擦しながら下部空間110に入り込んだ現像剤Tを作用部材43の方向へと搬送する。
なお、シート部材56aの先端は、現像剤袋100に当接しないように設定されている。これにより、作用部材43による現像剤袋100の揺動、振動から得られる現像剤Tの排出性に悪影響が及ばない。
図21は、実施例4に係るカートリッジBの断面図である。実施例4の構成のうち実施例1〜3と同一の構成に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。実施例4は、実施例3の回転部材56の変形形態に相当する。回転部材56が用いられることで、現像剤袋100の底面103dの傾斜角が変化する。
回転部材56は、矢印G2方向に回転する。回転部材56は、シート部材56aが半径方向に延長された当接部56bを有する。当接部56bの先端の回転半径は、図中のr3で記載される。シート部材56aの先端の回転半径は、図中のr2で記載される。
回転部材56が回転すると、シート部材56aの先端が収容容器21の底面21aと摺擦しながら下部空間110に入り込んだ現像剤Tを作用部材43の方向へと搬送する。更に、回転部材56が回転すると、当接部56bが底面103dに接触して、底面103dが持ち上げられ、底面103dの傾斜角が増大する。更に、回転部材56が回転すると、当接部56bと底面103dとの接触状態が解除される。
底面103dの傾斜が大きくなると、現像剤袋100の現像剤Tは矢印J方向に移動し排出穴103aから排出される。これにより、収容容器21の底面21aが、現像剤Tが自重で落ちるのに十分な傾斜を持たない構成においても現像剤袋100と収容容器21の隙間(下部空間110)に入り込んだ現像剤を良好に排出できる。さらに、現像剤袋100の底面103dの傾斜を増加することで、現像剤袋100の現像剤Tを良好に排出できる。以上より、現像剤袋100内に封入された限られた量の現像剤Tでより多くの画像を形成することができる。
図22は、作用部材43と回転部材56が収容部材103に作用するタイミングの連携を示すグラフである。上段の作用部材43のグラフに関しては、縦軸は、作用部材43の矢印J方向の移動量を示し、横軸は、非作用区間、作用区間、非作用区間の回転位相θを示す。回転位相θ(図21参照)が0°の状態が図21の状態に相当する。この図21の状態が、底面21aが最大傾斜角を取る位置となる。
このような作用部材43の作用について説明する。図22で見ているのは、図21中で、作用部材43のシート部材43aが収容部材103に作用して、収容部材103の背面103eの下側稜線103fが矢印J方向に移動する量で示している。図22の点線がこれに相当する。作用位相は135°〜225°の区間になり、その他の位相は作用していない区間を意味する。
下段の回転部材56のグラフに関しては、縦軸は、現像剤袋100の背面103eの下側稜線103fが矢印M方向に移動する移動量を示し、横軸は、非作用区間、作用区間、非作用区間の回転位相θを示す。図21中で、M方向に、現像剤袋100の背面103eの下側稜線103fが移動する。
このような回転部材56の作用について説明する。図22で見ているのは、図21中で、回転部材56の当接部56bが収容部材103に対して作用して、収容部材103の背面103eの下側稜線103fが矢印M 方向に移動する量で示している。図22中の実線がこれに相当する。作用位置は、収容部材103に対して、0°〜88°と307°〜360°の区間になり、残りの88°〜307°では作用しない。作用部材43と回転部材56は、収容部材103に接触するタイミングがずれる。
このように、収容部材103に対する、作用部材43のシート部材43aが作用する区間と、回転部材56の当接部56bが作用する区間を重ねない。これにより、シート部材43aが収容部材103に作用する間に回転部材56が現像剤袋100に作用しないため、現像剤袋100の揺動運動および傾斜角度変化が連続的に最大限作用して、現像剤Tは良好に排出穴103aより排出される。
図23は、実施例5に係るカートリッジBの断面図である。実施例5の構成のうち実施例1〜4と同一の構成に関しては、実施例1〜4と同一の符号を付して説明を省略する。なお、実施例5は、実施例1の搬送部材の変形形態で加振シートを用いた例である。実施例5では、図23に示されるように、弾性部材57が収容容器21に可動可能に設けられ、この『搬送部材』としての弾性部材57が、収容容器21、蓋22との間の空間であって収容部材103の下方の空間に配置され、現像剤Tを搬送するものである。
図23(a)を用いて、下部空間110から現像剤Tを排出する構成に関して、以下説明する。弾性部材57は、厚み50μmのポリエチレンテレフタレートであり、自由端57cの先端を有する可動部57aと、固定部57bとを有する。固定部57bは、収容容器21の底面21a(床面)上でトナー(粉体)の排出方向とは反対方向の端部であって収容容器21に固定される部位である。可動部57aは、固定部57b以外の箇所が収容容器21の底面21a(床面)上で動作可能に設けられた部位である。
可動部57aの一部は、作用部材43の回転領域に突出している。すなわち、弾性部材57は、自由端57cの先端領域がシート部材43aの先端の撹拌半径r1で示す回転領域に突入するように配置される。ここで、弾性部材57の自由端57cはエッヂ21dから4mm突出するように設定されている。このため、作用部材43の回転に連動して弾性部材57の可動部57aが振動するようになっている。
弾性部材57は、自由端57cの他端側を両面テープ120によって収容容器21の底面21aに固定される、この固定された部位を固定部57bとする。固定部57bは現像剤Tの移動方向に関し可動部57aの上流側に配置されている。本実施例における両面テープ120は5mmの幅を有し、長手方向ほぼ全領域にわたって配置されている。
次に、図23(b)を用いて、下部空間110から現像剤Tを排出する構成に関して、以下説明する。作用部材43が矢印G方向に回転すると、シート部材43aの先端が弾性部材57と干渉する。この際、弾性部材57は、弾性変形し、シート部材43aの通過後に平面形状に復元する。このとき、弾性部材57の弾性変形及び形状復元時によって弾性部材57は底面21aと離間・当接を繰り返す。
また、弾性部材57の弾性変形及び形状復元時の振動は、弾性部材57の自由端57cから固定部57bに至る可動部57aの範囲にて弾性部材57を経由して現像剤Tに伝達される。これにより、底面21aの角度が安息角より小さくても下部空間110に入り込んだ現像剤Tは底面21aを滑り落ち、作用部材43の方向へと搬送される。さらに、また、弾性部材57が底面21aと離間・当接を繰り返すことで、弾性部材57と底面21aの間に入り込んだ現像剤Tも作用部材43の方向へと搬送される。
なお、弾性部材57の材質は、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、セルロースの何れでも構わない。また、弾性部材57の厚さは、10マイクロメートル以上100マイクロメートル未満で適用可能である。 さらに、固定部57bは、両面テープ、熱溶着、接着剤、或いは、固定ボスの先端を加熱溶着する方式(図9を用いて説明した現像剤袋100と蓋22の固定方法)や穴と凸によるひっかけ等でも良い。
実施例1乃至実施例4のいずれかの構成によれば、現像剤Tが収容部材103と収容容器21、蓋22との間に入り込んだ場合に、その現像剤Tが良好に排出穴103aへと排出される。その結果、収容部材103の内部の現像剤Tは、最大限に使用される。限りある現像剤Tでより多くの画像が形成できる。
21 収容容器(枠体)
21a 底面
21d エッジ
22 蓋(枠体)
57 弾性部材
57c 自由端
103 収容部材(可撓性容器)
103a 排出穴(開口)
55 揺動部材(搬送部材)
56 回転部材(搬送部材)
57 弾性部材
57b 固定部
57c 自由端
A 装置本体
B カートリッジ
T 現像剤
21a 底面
21d エッジ
22 蓋(枠体)
57 弾性部材
57c 自由端
103 収容部材(可撓性容器)
103a 排出穴(開口)
55 揺動部材(搬送部材)
56 回転部材(搬送部材)
57 弾性部材
57b 固定部
57c 自由端
A 装置本体
B カートリッジ
T 現像剤
また、弾性部材57の弾性変形及び形状復元時の振動は、弾性部材57の自由端57cから固定部57bに至る可動部57aの範囲にて弾性部材57を経由して現像剤Tに伝達される。これにより、底面21aの角度が安息角より小さくても下部空間110に入り込んだ現像剤Tは可動部57aを滑り落ち、作用部材43の方向へと搬送される。さらに、また、弾性部材57が底面21aと離間・当接を繰り返すことで、弾性部材57と底面21aの間に入り込んだ現像剤Tも作用部材43の方向へと搬送される。
Claims (15)
- 装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
枠体と、
側面に開口を有し、前記枠体の内部に配置されて現像剤を内包する可撓性を有する可撓性容器と、
前記可撓性容器の下方で前記枠体との間に配置され、現像剤を搬送する搬送部材と、
を備え、
前記搬送部材は、前記可撓性容器の前記開口から排出され、前記可撓性容器と前記枠体との間に入り込んだ現像剤を排出することを特徴とするカートリッジ。 - 前記装置本体に装着された状態で、前記可撓性容器の下方に配置される前記枠体の底面の角度は、現像剤の安息角よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
- 前記枠体の内部に配置され、前記開口の側から前記可撓性容器に作用する作用部材を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカートリッジ。
- 前記可撓性容器の上部は、前記枠体の天井に固定され、
前記作用部材が前記可撓性容器に接触すると、前記可撓性容器が揺動することを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。 - 前記搬送部材は、鉛直方向及び水平方向に揺動することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記搬送部材は、スライダクランク機構で構成されることを特徴とする請求項5に記載のカートリッジ。
- 前記搬送部材は、回転する機構で構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記搬送部材は、軸と、前記軸に取付けられるシートと、を有することを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
- 前記搬送部材は、前記可撓性容器の底面に周期的に当接することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記作用部材と前記搬送部材は、前記可撓性容器に接触するタイミングがずれることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記搬送部材は、前記枠体の床面上で粉体の排出方向とは反対方向の端部であって前記枠体に固定される固定部と、前記固定部以外の箇所が前記枠体の床面上で動作可能に設けられた可動部と、を有し、
前記可動部の一部は、前記作用部材の回転領域に突出しており、
前記作用部材の回転に連動して前記搬送部材の前記可動部が振動することを特徴とする請求項3乃至請求項10のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記可撓性容器の床面は、前記開口の側よりも奥の側の方が高く設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 像担持体を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 現像剤担持体を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の現像カートリッジ。
- 請求項1乃至請求項12に記載のカートリッジ、及び、請求項13に記載のプロセスカートリッジのいずれかと、
前記装置本体と、
を備える画像形成装置。
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