JP6406928B2 - 現像剤容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジおよびこれを用いた画像形成装置に関するものである。
特許文献1では、現像ローラを有する現像室と、前記現像室に隣接し、現像剤を現像室に供給する現像剤容器と、を有する現像剤収納ユニットが記載されている。現像室と現像剤収納容器は開口を介して連通されており、この開口は封止部材で封止されている。封止部材は、現像剤収納容器の内部に回転可能に支持された開封部材の端部に取付けられており、開封部材が回転することにより封止部材が剥離される。封止部材が剥離されることにより、開口が開通し、開口を通じて現像剤が移動可能となる。開封部材はプロセスカートリッジの動作に連動して回転する。こうした構成によれば、ユーザーは封止部材を自分で取外すことなく、プロセスカートリッジの動作に連動して封止部材を剥離することができる(特許文献1、図1)。
また、特許文献2では、現像剤袋と封止部材と開封部材と現像剤供給ローラと現像ローラとを有する現像剤収納ユニットが開示されている。現像剤袋は、現像剤を収容できる可撓性の容器であり、現像剤を排出することができる開口を有している。封止部材は、現像剤袋の開口を封止するように現像剤袋に接合され、現像剤収納ユニット内に回転可能に支持される開封部材の回転により巻き取られることで現像袋から剥離される。現像袋に収容される現像剤は、開口が開封されることで開口から排出され、現像剤供給ローラを介して現像ローラに供給される。現像剤が充填された現像剤袋を現像剤収納ユニットに入れ、現像剤収納ユニット内で現像剤袋を開封することで、現像剤収納ユニットに現像剤を充填する際に現像剤が飛散することを防止することができる。(特許文献2、図1)。
特開平5−197288号公報 特開2013−037347号公報
しかしながら、特許文献1では、封止部材を現像剤収納容器の開口に接合した後、現像剤を現像剤収納容器内に充填する際、充填された現像剤の充填圧により開封部材が回転する場合があった。また、プロセスカートリッジ製造時の搬送工程や、プロセスカートリッジの輸送における振動により、開封部材が回転し、封止部材が誤開封する恐れもあった。
特許文献2では、現像剤が充填された現像剤袋を現像剤収納ユニットに入れて、現像剤収納ユニット内で現像剤袋を開封するため、現像剤の充填圧によって開封部材が回転することは防止することができた。しかし、特許文献2においても、振動によって封止部材が誤開封するおそれがある。
そこで本発明の目的は、上記の課題を解決し、意図しない開封部材の回転による封止部材の誤開封を防止する技術を提供することである。
上記目的を達成するためするために、本発明の現像剤容器は、
像剤が収納され現像剤収納室と、前記現像剤収納室に収納された前記現像剤が通過するための開口と、が備えられた枠体と、
前記枠体に取り付けられ、前記開口を封止する封止部材と、
前記封止部材の一部が取り付けられており、回転により前記封止部材を剥離することで前記開口を開封する開封部材であって、前記現像剤収納室の内部に配置され、第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに回転可能な開封部材と
前記開封部材に取り付けられている撹拌部材と、
前記撹拌部材と接触することにより前記開封部材の回転を規制する規制部であって、前記開封部材が動力を受けたときに、前記開封部材の回転を許容し前記開口を開封するように設けられ、かつ第1の規制部と第2の規制部とを含む規制部と、を有し、
前記開封部材が前記第1の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第1の規制部に接触し、
前記開封部材が前記第2の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第2の規制部に接触することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の現像剤収納ユニットは、
像剤を収納する可撓性容器であって、収納された前記現像剤が通過するための開口が備えられた可撓性容器と、
前記可撓性容器が収容される枠体と、
前記開口を封止する封止部材と、
前記枠体内かつ前記可撓性容器外に配置され、前記封止部材の一部が取り付けられており、回転により前記封止部材を剥離することで前記開口を開封する開封部材であって、第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに回転可能な開封部材と
前記開封部材に取り付けられている撹拌部材と、
前記撹拌部材と接触することにより前記開封部材の回転を規制する規制部であって、前記開封部材が動力を受けたときに、前記開封部材の回転を許容し前記開口を開封するように設けられ、かつ第1の規制部と、第2の規制部とを含む規制部と、を有し、
前記開封部材が前記第1の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第1の規制部に接触し、
前記開封部材が前記第2の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第2の規制部に接触することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の現像装置は、
前記現像剤容器と、
現像剤を担持する現像担持体と、
前記現像担持体が設けられるとともに、前記開口を介して前記現像剤収納室と連通する現像室と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の現像装置は、
前記現像剤収納ユニットと、
現像剤を担持する現像担持体と、
前記現像担持体が設けられるとともに、前記枠体の現像剤収納部と連通する現像室と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のプロセスカートリッジは、
前記現像剤容器、または、前記現像剤収納ユニット、または、前記現像装置のいずれか1つと、
前記現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
前記現像剤容器、または、前記現像剤収納ユニット、または、前記現像装置、または、前記プロセスカートリッジのいずれか1つを有し、
前記現像剤により記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、現像剤収納室に形成された開口を開封する現像剤収納ユニットにおいて、開口が誤って開封されることを防止することができる。
本発明の実施例1に係る現像ユニットの構成を示す断面図。 画像形成装置の構成を示す断面図。 プロセスカートリッジの構成を示す断面図。 画像形成装置にプロセスカートリッジを装着する状態を示す斜視図。 プロセスカートリッジの分解斜視図。 クリーニングユニットの分解斜視図。 現像ユニットの分解斜視図。 開封部材ユニットの構成を示す斜視図。 撹拌部材が開口を開封する動作を示す断面図。 係止部が形成されない現像ユニットの動作を示す断面図。 撹拌部材が開口を開封する動作を示す断面図。 実施例2に係る現像剤収納ユニットの構成を示す断面図。 実施例3に係る現像ユニットの構成を示す断面図。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更可能であり、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
(実施例1)
図2および図3を用いて画像形成装置における全体構成および画像形成プロセスについて説明する。
図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。ここで、画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。また、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、この電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を、現像剤を用いて可視像化する現像手段とを一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
図3は、カートリッジBの断面図である。
ここで、画像形成装置の装置本体Aとは、カートリッジBを除いた画像形成装置部分である。
(画像形成装置全体構成)
図2において、画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱可能とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBにおける電子写真感光体ドラム62(像担持体に相当)上側に露
光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。ここで、上側および下側とは、画像形成装置の通常使用時における上下方向のことをいう。
また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収容したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
(画像形成プロセス)
次に、画像形成プロセスの概略を図2、図3を用いて説明する。プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。ここで、矢印R方向とは、シートトレイ4に収容されたシート材Pを排出トレイ11に搬送する際のドラム62の回転方向である。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光Lはドラム62上方の露光窓部74を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像ユニット20は、現像室29と現像剤収納室(以下、トナー収納室28と記載する)を有している。トナー収納室28内の現像剤T(以下、トナーTと記載する)は、開封部材43の回転により、開封部材43に設けられた撹拌部材44によって搬送され、現像室29に送り出される。撹拌部材44は開封部材43に取り付けられており、開封部材43が回転することで、開封部材43と撹拌部材44は一体となって回転する。
トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32(現像剤担持体に相当)の表面に担持される。マグネットローラ34は、現像ローラ32内部に位置している。トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面の層厚が規制される。現像ブレード42は、現像ローラ32の外周面を押圧している。
そのトナーTは静電潜像に応じてドラム62へ転移され、静電潜像がトナー像(現像剤像に相当)として可視像化される。また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から転写位置に向かって給送される。ここで、転写位置とは、ドラム62と転写ローラ7の間の位置をいう。
そして、給送されたシート材Pが転写ガイド6を経由して転写位置へ供給される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに転写されていく。トナー像が転写されたシート材Pは、転写位置から搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9b間のニップ部を通過する。
ニップ部で加圧・加熱定着処理が行われ、トナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出ローラ対10
によって排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。クリーニングブレード77がドラム62の外周面を押圧することで、ドラム62に付着したトナーが除去される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
(カートリッジ着脱)
次に、装置本体AにおけるカートリッジBの着脱について、図4を用いて説明する。
図4は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開いた装置本体A、カートリッジBの斜視図である。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられている。この開閉扉13を開いた状態で、カートリッジBはガイドレール12に沿って装置本体A内に装着される。そして、装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される駆動軸14が、カートリッジBに設けられた駆動力受け部63a(図6)と係合する。
これにより、駆動力受け部63aと結合しているドラム62が装置本体Aに装着される動力源(モータ)から駆動力を受けて回転する。さらに、帯電ローラ66および現像ローラ32(図3)は、装置本体Aの給電部(不図示)より給電される。
(カートリッジ全体の構成)
次にカートリッジBの全体構成について図3、図5を用いて説明する。
図5は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。
カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20と、から構成される。クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77(図3)を備える。
一方、現像ユニット20は、底部材22、現像容器23、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、現像ブレード42(図3)、現像ローラ32(図3)、マグネットローラ34(図3)を有している。また、現像ユニット20は、開封部材43(図3)、トナーT(図3)、付勢部材46(図3)を有している。
これらクリーニングユニット60と現像ユニット20を、結合部材75によって互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。現像ユニット20の長手方向両端部にある第1サイド部材26L及び第2サイド部材26Rに形成したアーム部26aL、26aRの先端に、現像ローラ32と平行な回動穴26bL、26bRが設けられている。ここで、電子写真感光体ドラム及び現像手段としての現像ローラの軸線方向の回転軸線方向を長手方向とする。
また、クリーニング枠体71の長手方向両端部には、結合部材75を嵌入するための嵌入穴71aが形成されている。そして、アーム部26aL、26aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、結合部材75を回動穴26bL、26bRおよび嵌入穴71aに通す。これにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20が結合部材75を回動軸として回動可能に結合される。
このとき、アーム部26aL、26aRの根元に取り付けられた付勢部材46がクリーニング枠体端部71Jに当たり、結合部材75を回動軸として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。
これにより、現像ローラ32(図3)はドラム62の方向へ確実に押し付けられる。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38(図7)によって、現
像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
(クリーニングユニットの構成)
次にクリーニングユニット60の構成について図6を用いて説明する。
図6は、クリーニングユニット60の構成を説明する斜視図である。
クリーニングブレード77は、板金からなる支持部材77aとウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材77bからなり、ビス91によって支持部材77aの両端がクリーニング枠体71に固定される。弾性部材77bがドラム62と当接することで、ドラム62の外周面上から残留トナーを除去される。
除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71b(図3)に貯蔵される。また、第1シール部材82(図3)、第2シール部材83、第3シール部材84及び、第4シール部材85は、クリーニング枠体71の所定の位置に両面テープ等で固定されている。第1シール部材82は、長手方向に渡って設けられ、クリーニングブレード77の支持部材77a(図3)とクリー二ング枠体71(図3)との間から廃トナーが漏出するのを防ぐ。
第2シール部材83は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手方向両端から廃トナーが漏出するのを防ぐ。第3シール部材84は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手方向両端からの廃トナーが漏出するのを防止しつつ、ドラム62上のトナー等の付着物を拭き取る。第4シール部材85(図3、6)は、長手方向に渡ってドラム62に接してクリー二ング枠体71に設けられ、クリーニングブレード77に対してドラム62の回転方向上流側に廃トナーが漏出するのを防ぐ。
電極板81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、67Rは、クリーニング枠体71に取り付けられる。帯電ローラ66の軸部66aは、帯電ローラ軸受67L、67Rにはめ込まれる。帯電ローラ66は付勢部材68によって、ドラム62に対して付勢されるとともに、帯電ローラ軸受67L、67Rによって回転可能に支持される。そして、ドラム62の回転に伴って従動回転を行う。
なお、電極板81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、軸部66aは導電性を有する。電極板81は、装置本体Aの給電部(不図示)に接触している。これらを給電経路として帯電ローラ66に給電する。ドラム62はフランジ63およびフランジ64と一体的に結合され、電子写真感光体ドラムユニット(以下、ドラムユニット61と記載する)となる。この結合方法は、カシメ、接着、溶着等を用いる。
フランジ64には、アース接点等(不図示)が結合されている。また、フランジ63には、装置本体Aに装着される動力源から駆動力を受ける駆動力受け部63aと現像ローラ32に駆動を伝えるフランジギア部63bを有している。軸受部材76がビス90によりクリーニング枠体71の駆動側に一体的に固定され、ドラム軸78がクリーニング枠体71の非駆動側に圧入固定される。ここではビス90による固定であるが、例えば溶着等の方法でもよく限定されない。なお、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を受ける側を駆動側(図6において駆動力受け部63a側)とし、その反対側を非駆動側とする。
そして、軸受部材76は、フランジ63と嵌合し、ドラム軸78は、フランジ64に形成された穴64aと嵌合する。これにより、ドラムユニット61はクリーニング枠体71に回転可能に支持される。保護部材79は、ドラム62の保護(遮光)及び露出が可能となるように、クリーニング枠体71に回動可能に支持される。
付勢部材80は、保護部材79の駆動側の軸部79aRに取り付けられ、保護部材79をドラム62を保護する向きに付勢する。保護部材79の非駆動側の軸部79aLと駆動側の軸部79aRは、クリーニング枠体71の軸受部71cL、71cRに嵌合される。
(現像ユニット)
次に現像ユニット20の構成について、図3、図7を用いて説明する。
図7は現像ユニット20の構成を説明する斜視図である。図7に示すように、底部材22および現像容器23からなる現像剤収納容器は、図3に示すようにトナーTを収納するトナー収納室28や現像室29を形成する。
底部材22および現像容器23は、溶着等の手段により、一体に結合されている。開封部材43は、非駆動側において現像容器23によって支持され、駆動側を現像容器23に取り付けられた開封ギア50によって支持される。これにより、開封部材43はトナー収納室28内で開封ギア50に従い矢印K方向(図1)に回転するように構成されている。
また、図3に示すように、封止部材45は、一端が現像容器23に取り付けられ、他端が底部材22と現像容器23に挟まれるように取り付けられることで、トナー収納室28と現像室29を仕切っている。これにより、カートリッジBの輸送中にトナー収納室28からトナーTが漏出するのを防止する。封止部材45の現像容器23への取り付け方法としては、例えば、熱溶着による固定が考えられるが、レーザー溶着や両面テープ等による固定でもよく限定されない。
開封部材43と封止部材45と撹拌部材44から成る開封部材ユニット21の構成及び、封止部材45が開封され、トナーTが現像室29へ供給される方法の詳細については後述する。図7に示すように、第1シール部材55、第2シール部材56、および第3シール部材57は、現像容器23の所定の位置に設けられている。
第4シール部材58は、底部材22と現像容器23が結合された後に、底部材22の所定の位置に設けられている。第1シール部材55は、現像ブレード42の弾性部材42bの長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐ。現像ブレード42は、板金からなる支持部材42aとウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材42bで構成されている。現像ブレード42は、清掃部材47と共に支持部材42aの両端でビス93によって現像容器23に固定される。
第2シール部材56は、現像ローラ32の長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐ。第3シール部材57(図3)は、長手方向に渡って設けられ、現像ブレード42の支持部材42aと現像容器23の間からトナーTが漏出するのを防ぐ。第4シール部材58(図3)は、長手方向に渡って現像ローラ32に接して設けられ、現像ローラ32下側からトナーTが漏出するのを防ぐ。
弾性部材42b(図3)は現像ローラ32と当接し、現像ローラ32の周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与する。清掃部材47は、現像ローラ32の端部表面と当接して、トナー等の付着物を清掃する。現像ローラユニット31は、現像ローラ32、マグネットローラ34、フランジ35、軸受部材37、間隔保持部材38および現像ローラギア39を備える。
現像ローラ32の非駆動側端部からマグネットローラ34が挿入され、端部にはフランジ35が圧入固定されている。フランジ35には導電性の電極部材27a(不図示)が組み込まれており、電極部材27aは現像ローラ32および電極部材27bに当接している。導電性の電極部材27bは、第1サイド部材26Lに固定される。
電極部材27bは、装置本体Aの給電部(不図示)に接触しており、電極部材27bから電極部材27a(不図示)を給電経路として現像ローラ32に給電する。間隔保持部材38は、現像ローラ32の両端部に取り付けられる。間隔保持部材38の外側に軸受部材37が配置され、駆動側においては、軸受部材37の外側に現像ローラギア39が組み込まれる。
両端に配置された、軸受部材37によって現像ローラ32は回転可能に支持される。駆動伝達部材である第1ギア48と第2ギア49は、現像枠体に回転可能に取り付けられている。これにより、装置本体Aに装着される動力源から受けた駆動力は、フランジギア部63b(図6)、現像ローラギア39、第1ギア48、第2ギア49および、開封ギア50が順次噛み合い、回転することにより、現像ローラ32、開封部材43へ伝達される。
第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rは、長手方向の両端において、ビス92を用いて現像枠体に固定される。その際、現像ローラユニット31の軸受部材37は、第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rによって保持される。
(開封部材ユニット)
次に開封部材ユニット21の構成について、図8を用いて説明する。図8は開封部材ユニット21の構成を説明する斜視図である。
図8(a)で示すように開封部材ユニット21は、開封部材43と封止部材45と撹拌部材44で構成される。
開封部材43は、PSやPOM等の材料で成形され、軸部43aと軸部43aから垂直方向に突出している少なくとも1つ以上の固定用突起43bを有している。
撹拌部材44は、PET、PC,PPSなどの可撓性を有する材料で成形され、固定用突起43bに対応した複数の固定用穴44bを有している。撹拌部材44の構成については詳細に後述する。
封止部材45は、現像容器23の材料と相溶性のある材料、又は、接着層を有する材料で成形され、厚さ10〜100μm程度の屈曲可能なフィルム状のシート材である。封止部材45においても、固定用突起43bに対応した複数の固定用穴45bを有している。
開封部材ユニット21の組付け順は、初めに封止部材45、次に撹拌部材44の順に開封部材43の固定用突起43bと嵌合する。次に、固定用突起43bに熱を加えて加熱しながら溶かし、加締めることで開封部材43、撹拌部材44及び封止部材45は一体化される。開封部材ユニット21の一体化方法については、他にも溶着やスナップフィット、両面テープを用いることができ、その方法を限定しない。
次に開封部材ユニット21の現像容器23への組付けについて説明する。現像容器23は、前述したように底部材22と溶着されることで、図1に示すような現像室29やトナー収納室28を形成する。この時、現像容器23には、現像室29とトナー収納室28とを連通する開口24が形成されている。
図8(b)で示すように封止部材45は、開口24の周囲を囲むように、封止部材45の接合部25を熱溶着によって現像容器23と接合する。なお、溶着された開口24の各四辺を接合部25a〜25dとする。接合方法は熱溶着やレーザー溶着、両面テープ等があり限定されない。
開口24が封止されることにより、カートリッジBの輸送中にトナー収納室28から現像室29にトナーTが漏出するのを防止できる。封止部材45は、開口24を覆うための
接合部25a〜25dを設けることができ、かつ、開封部材43に取り付けられるような長さである必要である。
(開封部材ユニット開封動作及び係止動作)
開封部材ユニット21の回転が第1係止部(第1規制部)101と第2係止部(第2規制部)102によって規制される様子および、開封部材ユニット21が動力源の動力によって回転する様子について、図1、図9、図10、図11を用いて説明する。
図1は、現像ユニット20の組立て完了時の断面図である。なお、実施例1において、現像ユニット20は、現像剤容器に相当する。
現像ユニット20において、開封部材ユニット21は、トナー収納室28内(現像剤収納室内)に配置されており、開封部材43、撹拌部材44および封止部材45を有している。開封部材43は、現像ローラ32の回転軸と平行な回転軸を中心に回転することができ、動力源から動力を受けて回転している。撹拌部材44は、その一端が開封部材43に取り付けられているため、開封部材43が回転することにより、開封部材43と撹拌部材44は一体となって回転する。また、撹拌部材44は、可撓性を有しているため、撹拌部材44に所定の力が加わると撹拌部材44は変形する。
また、開封部材43には封止部材45が取り付けられており、開封部材43が回転することにより、封止部材45が開封部材43によって巻き取られ始める。現像ユニット20が組み立てられた際、開口24は封止部材45によって封止されている。
開封部材43が回転すると、開封部材43に取り付けられた撹拌部材44も一体となって回転する。
このとき、第1係止部101および第2係止部102が設けられていない場合の、撹拌部材44の先端部分である係止受け部100が描く軌道を回転軌道Sとする。また、トナー収納室28内において、第1係止部101は底部材22の内壁(壁部)の一部として、第2係止部102は現像容器23の内壁(壁部)の一部として形成されている。実施例1において、第1係止部101および第2係止部102は回転軌道Sと重なるように設けられているため、開封部材43が回転すると、係止受け部100が第1係止部101または第2係止部102に当接する。
実施例1において、開封部材43が一方に回転した場合には、係止受け部100が第1係止部101に当接し、開封部材43が他方に回転した場合には、係止受け部100が第2係止部102に当接する。これにより、開封部材43のK方向およびL方向における回転を規制可能とし、動力源の駆動力を受けていない場合においては、撹拌部材44は角度αの範囲内でのみ移動することができる。
上述したように、装置本体Aに装着される動力源の駆動力を受けてドラム62(図6)が回転すると、動力源の駆動力は開封ギア50(図7)を介して開封部材43まで伝わる。ここで、開封ギア50及び開封部材43の回転方向は、ドラム62の回転方向により決まることになる。において開封ギア50が固定されていない場合、現像ユニット20が外力を受けて振動することによって、ユーザーが意図しないにもかかわらず開封部材43が回転する場合がある。外力としては、例えば、カートリッジBが組み立てられる際に組立を行う作業者によって加えられる外力や、カートリッジBを輸送する際に他の輸送物と衝突することによって生じる外力などの動力源の駆動力以外の力が考えられる。
図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)は、装置本体Aにプロセスカートリッジが装着され、装置本体Aに装着される動力源の駆動により開封部材43が矢印K方向に回転する際の様子を示した図である。開封部材43が動力源の動力を受けて回転する場
合、封止部材45は現像容器23から剥離され、開口24が開封される。
開封部材43が矢印K方向に回転すると、図9(a)に示すように封止部材45は、開封部材43の外周に沿って巻き取られ始める。上述したように、第1係止部101は回転軌道Sと重なるように設けられているため、開封部材43が回転すると係止受け部100が第1係止部101に当接する。
係止受け部100が第1係止部101に当接すると、開封部材43にはトルクが発生する。ここで、係止受け部100が第1係止部101を乗り越える際に生じるトルクを乗越トルクT1とする。つまり、開封部材43が乗越トルクT1を超えるトルクで回転している場合、開封部材43は第1係止部101に当接しても、係止受け部100が第1係止部101を乗越え、回転し続けることができる。乗越トルクT1は係止受け部100と第1係止部101とのオーバーラップ量(係止部が係止受け部を係止する部分の量)によって異なるが、ここではオーバーラップ量を5mm〜10mm程度に設定している。
第1係止部101を乗り越えて開封部材43がさらに回転すると、図9(b)のように封止部材45は弛みがなくなっていく。開封部材43がさらに回転すると、図9(c)のように封止部材45は接合部25aから剥がれ始め、その後、図8(b)で示す封止部材45の長手両端部である接合部25b、25cが剥がれていき、最後に接合部25dが剥がれていく。そして、図9(d)のように封止部材45が巻き取られ終わると開口24は完全に開封される。開口24が開封されると、開封部材ユニット21の回転毎に撹拌部材44によってトナーTは攪拌され、トナーTはトナー収納室28より現像室29へ供給される。なお、撹拌部材44は、底部材22と摺動することでトナーTを撹拌する。
ここで、実施例1では、開封部材43が装置本体Aに装着される動力源の駆動により回転している場合にだけ、開封部材43の回転が許容されるように第1係止部101および第2係止部102が設けられている。これにより、ユーザーの意図に反して開口24が開封されることを防止し、かつ、動力源の駆動によって開口24を開封することができる。
図10は、係止受け部が係止部と接触しないように構成された現像ユニットにおける開封動作を示す図である。図10において、開封部材ユニット121は、開封部材43、撹拌部材144、封止部材45を有する。撹拌部材144は、図9における撹拌部材44よりも短く形成されている。そのため、撹拌部材144の先端である係止受け部104の回転軌道Uは、第1係止部101および第2係止部102とは重ならず、係止受け部104は第1係止部101および第2係止部102とは当接しない。
ここで、現像ユニットにおいて、トナー充填工程や現像ユニット製造時の搬送工程、プロセスカートリッジ輸送する際などに、開封部材43はK方向とL方向に繰り返し回転する場合がある。
図10(a)に示すように、開封部材43がK方向に回転すると接合部25aには、剥がし力F1が発生する。そして、図10(b)に示すように、開封部材43がL方向に回転すると封止部材45は再び緩むこととなる。そして、開封部材43が、K方向とL方向に繰り返し回転することで、図10(c)に示すように封止部材45が剥がれるおそれがある。
現像ユニット120のように、開封部材43の回転が規制されない場合、トナー充填工程などの際に、ユーザーの意図に反して開口24が開封してしまうおそれがある。実施例1では、開封部材43の回転を規制することで、ユーザーの意図に反して開口24が開封してしまうことを防止することができる。
また、現像ユニット120の場合において、封止部材45が剥がれないようにするためには、封止部材45を現像容器23に強力に固定する必要がある。封止部材45を現像容器23に強力に固定する場合、封止部材45を剥がすために開封部材43に生じるトルクを上げる必要がある。それには、装置本体Aのモーターを大型化し、または、モーターを動かす電力を大きくする必要が生じてくる。
また、封止部材45を現像容器23に強力に固定した場合、封止部材45を剥がす際に開封部材43に加わるトルクが大きくなってしまう。開封部材43に大きなトルクが加わった場合に開封部材43が変形してしまう可能性があるため、開封部材43の強度を上げておく必要が生じてくる。以上のような弊害が生じてくるため、開封部材43が自由に回転できるような構造は望ましくない。
図11は、開封部材がL方向に回転した場合における、現像ユニットの開封動作を示す図である。
図11(a)のように、開封部材43がL方向に回転した場合、撹拌部材44の先端である係止受け部100が第2係止部102に当接する。第1係止部と同様に、第2係止部102は、係止受け部100の回転軌道Sと重なるように形成されている。係止受け部100が第2係止部102に当接すると、開封部材43が装置本体Aに装着される動力源の駆動を受けていない場合には、開封部材43の回転が規制される。一方、開封部材43が動力源の駆動を受けている場合には、開封部材43の回転が許容される。
開封部材43の回転が許容されると、開封部材43がさらに回転して、係止受け部100が第2係止部102を乗り越える。その後、図11(b)に示すように封止部材45の弛みがなくなっていき、開封部材43がそのまま回転を続けることで、開封部材43がK方向に回転する場合と同様、封止部材45が剥がれていく。
ここで、開封部材43がK方向に回転する場合において、封止部材45を剥がす際に開封部材43に生じるトルクを開封トルクT2とすると、T1>T2の関係が成り立つ。T
1とは、上述した通り、係止受け部100が第1係止部101を乗越える際に生じる乗越トルクT1である。実施例1では、封止部材45が剥がれることを第1係止部101によって規制するため、T1>T2の関係が成り立つ必要がある。
また、開封部材43がL方向に回転する場合において、係止受け部100が第2係止部102を乗越える際に生じるトルクを乗越トルクT3(不図示)とし、封止部材45を剥がす際に開封部材43に生じるトルクを開封トルクT4(不図示)とする。このとき、乗越トルクT3と開封トルクT4には、T3>T4の関係が成り立つ必要がある。
(実施例2)
次に、実施例2に係る現像剤収納ユニットについて図12を用いて説明する。なお、実施例2において、実施例1と同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は、現像剤収納ユニット220の組立て完了時における断面図である。実施例2では、トナー収納室28内に可撓性容器204が配置されており、可撓性容器204に設けられた第1係止部201と現像容器23に設けられた第2係止部202によって、開封部材43の回転が規制される。
実施例2では、トナーTが充填された可撓性容器204をトナー収納室28内(枠体内に相当)に収容することによって、トナー収納室28(枠体に相当)に間接的にトナーTを補充する。これにより、プロセスカートリッジ製造時の現像剤充填工程において、現像
剤が飛散することを防止できる。
現像剤収納ユニット220は、トナー収納室28と開封部材43と撹拌部材44と封止部材245と可撓性容器204とを有する。開封部材43と撹拌部材44と封止部材245と可撓性容器204はトナー収納室28内に配置されている。可撓性容器204は、トナーTが排出される開口204aを有し、トナーTを収納している。封止部材245は、
可撓性容器204に形成される開口204aを封止している。開封部材43は、トナー収
納室28の内部であって可撓性容器204の外部に配置されており、封止部材245の一部が取り付けられている。また、開封部材43は動力源から動力を受けて回転する。なお、トナー収納室28の内部の空間であって可撓性容器204の外部の空間が、現像剤収納部に相当する。
封止部材245は、可撓性容器204に接合されることで開口204aを封止している
が、封止部材245の接合方法はとしては、熱溶着、レーザー溶着、接着剤、接着テープ等があり、その方法を限定しない。なお、可撓性容器204は、シート状の素材を真空成形、圧空成形、プレス成形により形成したものである。なお、可撓性容器204の剛性は、底部材22および現像容器23の剛性よりも小さくなっている。
可撓性容器204は、開封部材ユニット221を配置できるスペースを設けるように、トナー収納室28に配置され、開封部材ユニット221はそのスペースに配置されている。つまり、開封部材ユニット221は、可撓性容器204の外部(可撓性容器外に相当)、かつ、トナー収納室28の内部に配置されている。
開封部材ユニット221は、開封部材43、撹拌部材44および封止部材245を有しており、撹拌部材44の一端が開封部材43に取り付けられている。封止部材245は、一端が開封部材43に取り付けられており、開封部材43が回転することにより封止部材245が開封部材43に巻き取られる。実施例1と同様に、撹拌部材44は、可撓性を有している。なお、実施例1と同様に、開封部材43は装置本体Aに装着される動力源の動力を受けて回転する。
実施例1と同様に、開封部材43はK方向またはL方向に回転し、撹拌部材44の先端である係止受け部100は回転軌道S上を移動する。また、可撓性容器204の外壁(壁部)には第1係止部201が形成され、現像容器23の内壁(壁部)には第2係止部202が形成されている。第1係止部201および第2係止部202は、回転軌道Sと重なるように形成されており、開封部材43がK方向に回転すると係止受け部100は第1係止部201に当接し、開封部材43がL方向に回転すると係止受け部100は第2係止部202に当接する。
開封部材43の回転が第1係止部201および第2係止部202によって規制される場合、開封部材43のK方向およびL方向における回転が規制され、開封部材43は角度βの範囲内でのみ移動することができる。実施例2においても、実施例1と同様、第1係止部201および第2係止部202は、開封部材43が装置本体Aに装着される動力源の動力によって回転する場合には、開封部材43の回転が許容されるように設けられている。これにより、ユーザーが意図しない開封部材43の回転を防止しつつ、開封部材43を動力源の動力により回転させる場合には開封部材43を回転させることができる。
ここで、開封部材43が回転することにより封止部材245が剥がされた場合、トナーTは、開口204aを介して可撓性容器204から流出する。流出したトナーTは、撹拌
部材44が回転することにより、現像容器23内において撹拌されることとなる。
以上のように、実施例2では、トナーTが充填された可撓性容器204をトナー収納室28内に設けることで、トナー充填工程においてトナーが飛散することを防止する。また、トナー収納室28の内壁(壁部)およびの可撓性容器204の外壁(壁部)に係止部を設けることで、封止部材245が誤って剥がれることを防止することができる。
ここで、開封部材43がK方向に回転する場合において、係止受け部100が第1係止部201を乗越える際に生じるトルクを乗越トルクT5(不図示)とする。また、開封部材43がL方向に回転する場合において、封止部材245が剥がれる際に生じるトルクを開封トルクT6(不図示)とする。このとき、乗越えトルクT5と開封トルクT6には、T5>T6の関係が成り立つ。
また、開封部材43がL方向に回転する場合において、係止受け部100が第2係止部202を乗越える際に生じるトルクを乗越トルクT7(不図示)とする。さらに、開封部材43がL方向に回転する場合において、封止部材245が剥がれる際に生じるトルクを開封トルクT8(不図示)とする。このとき、乗越トルクT7と開封トルクT8には、T7>T8の関係が成り立つ。
なお、実施例2における現像剤収納ユニット220は、図2の装置本体AにおけるカートリッジBの一部として取り付けられる。
(実施例3)
次に、実施例3である現像ユニットについて、図13を用いて説明する。なお、実施例3において、実施例1と同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図13は、現像ユニット320の組立て完了時の断面図である。実施例3では、第1係止部301および第2係止部302が個別の部材として、現像剤室323および底部材322に取り付けられている。また、第1係止部301および第2係止部302は、可撓性を有する構成となっている。
実施例3では、底部材322に第1係止部301が固定されており、現像剤室323に第2係止部302が固定されている。第1係止部301および第2係止部302は、PET、PC,PPSなどの可撓性を有する材料で形成され、熱溶着、レーザー溶着、接着剤、接着テープ等によってトナー収納室328室の内壁(壁部)に固定されている。
また、現像ユニット320は、トナー収納室328内に開封部材ユニット321を有している。開封部材ユニット321は、開封部材343、撹拌部材344および封止部材345を有しており、撹拌部材344は開封部材343から突き出すように形成されている。撹拌部材344は、実施例1、2における撹拌部材44比べて短い長さに形成されている。また、封止部材345は、トナー収納室328に形成される開口24を封止しており、開封部材343に取り付けられている。
第1係止部301および第2係止部302が開封部材343の回転を規制する方法については、実施例1および2と同様である。ここで、第1係止部301および第2係止部302が設けられていない場合の、撹拌部材344の先端部分である係止受け部300が描く軌道を回転軌道Wとする。撹拌部材344の先端である係止受け部300の回転軌道Wが、トナー収納室328内に突き出した第1係止部301および第2係止部302と重なるため、開封部材343が回転すると係止受け部300が第1係止部301または第2係止部302に当接する。第1係止部301および第2係止部302のトナー収納室328内に突き出した側の一端は自由端となっている。なお、実施例1および2と同様に、開封
部材343は装置本体Aに装着される動力源の動力を受けて回転する。
開封部材343がK方向に回転した場合、第1係止部301によって開封部材343の回転が規制され、開封部材343がL方向に回転した場合、第2係止部302によって開封部材343の回転が規制される。ここで、開封部材343の回転が規制される場合、開封部材343のK方向およびL方向における回転が規制され、開封部材343は角度γ範囲のおいてのみ移動することができる。
また、実施例1および2と同様に、実施例3では、第1係止部301および第2係止部302は、開封部材343が装置本体Aに装着される動力源の動力によって回転する場合には、開封部材343の回転を許容するように設けられている。これにより、ユーザーの意図に反して開封部材343が回転することを規制し、動力源の動力によって開封部材343を回転させる場合は開封部材343の回転を許容することができる。
第1係止部301および第2係止部302が規制することができるトルクの大きさは、第1係止部301および第2係止部302の可撓性および長さ、撹拌部材344の長さ等によって決定される。
以上のように、実施例3では、トナー収納室328の内壁(壁部)に係止部を設けることで、封止部材345が誤って剥がれることを防止し、開口24が誤って開封されることを防止することができる。
ここで、開封部材343がK方向に回転する場合において、係止受け部300が第1係止部301を乗越える際に生じるトルクを乗越トルクT9(不図示)とする。また、開封部材343がK方向に回転する場合において、封止部材345が剥がれる際に生じるトルクを開封トルクT10(不図示)とする。このとき、乗越トルクT9と開封トルクT10には、T9>T10の関係が成り立つ。
また、開封部材343がL方向に回転する場合において、係止受け部300が第2係止部302を乗越える際に生じるトルクを乗越トルクT11(不図示)とする。さらに、開封部材343がK方向に回転する場合において、封止部材345が剥がれる際に生じるトルクを開封トルクT12(不図示)とする。このとき、乗越トルクT11と開封トルクT12の間には、T11>T12の関係が成り立つ。
なお、実施例2における現像剤収納ユニット220は、図2の装置本体AにおけるカートリッジBの一部として取り付けられる。
各実施例では、係止部または撹拌部材の一方のみが可撓性を有している構成が示されているが、これに限られることはない。例えば、各実施例において、係止部および撹拌部材の両方が可撓性を有していてもよい。係止部および撹拌部材の可撓性に関わらず、装置本体Aに装着される動力源の動力によって開封部材が回転する場合には開封部材の回転が規制され、装置本体Aに装着される動力源の動力によって開封部材が回転する場合には開封部材の回転が許容されればよい。
また、各実施例では、開封部材と撹拌部材が同一部材で構成されているものについて説明しているが、必ずしもこれに限られない。例えば、開封部材と撹拌部材とが別々の部材で構成され、それぞれ別々の位置に配置されていてもよい。これは、カートリッジの構造により撹拌すべき位置が開封部材の位置と異なるためである。
20 現像ユニット、21 開封部材ユニット、24 開口、28 トナー収納室、
29 現像室、43 開封部材、44 撹拌部材、45 封止部材、100 係止受け部、101 第1係止部、102 第2係止部、T トナー

Claims (22)

  1. 像剤が収納され現像剤収納室と、前記現像剤収納室に収納された前記現像剤が通過するための開口と、が備えられた枠体と、
    前記枠体に取り付けられ、前記開口を封止する封止部材と、
    前記封止部材の一部が取り付けられており、回転により前記封止部材を剥離することで前記開口を開封する開封部材であって、前記現像剤収納室の内部に配置され、第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに回転可能な開封部材と
    前記開封部材に取り付けられている撹拌部材と、
    前記撹拌部材と接触することにより前記開封部材の回転を規制する規制部であって、前記開封部材が動力を受けたときに、前記開封部材の回転を許容し前記開口を開封するように設けられ、かつ第1の規制部と第2の規制部とを含む規制部と、を有し、
    前記開封部材が前記第1の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第1の規制部に接触し、
    前記開封部材が前記第2の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第2の規制部に接触することを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記第1の方向で、前記第1の規制部は前記開口の上流側に位置し、前記第2の方向で、前記第2の規制部は前記開口の上流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記撹拌部材が前記第1の規制部に接触したとき、および前記撹拌部材が前記第2の規制部に接触したとき、前記封止部材は、前記枠体に取り付けられた部分と、前記封止部材に取り付けられた部分の間で弛んだ状態であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  4. 前記開封部材は、動力源から動力を受けて回転し、前記開口を開封することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  5. 前記規制部によって前記開封部材の回転を規制可能なトルクは、前記開封部材が前記動力によって回転する場合に前記開封部材に生じるトルクよりも小さいことを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  6. 前記規制部は、前記撹拌部材の移動を規制することにより、前記開封部材の回転を規制することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像剤容器。
  7. 前記第1の規制部と前記第2の規制部の少なくともいずれか一方は、前記開封部材の回転により移動する前記撹拌部材と接触するように構成される前記現像剤容器の壁部の一部であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像剤容器。
  8. 前記第1の規制部と前記第2の規制部の少なくともいずれか一方は、自由端が形成されるように前記現像剤容器の壁部に固定され、前記開封部材の回転により移動する前記撹拌部材と前記自由端が接触するように構成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像剤容器。
  9. 前記第1の規制部と前記第2の規制部の少なくともいずれか一方は、可撓性を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像剤容器。
  10. 前記撹拌部材は、可撓性を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像剤容器。
  11. 前記開封部材は、回転により前記封止部材を巻き取ることで前記開口を開封することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  12. 像剤を収納する可撓性容器であって、収納された前記現像剤が通過するための開口が備えられた可撓性容器と、
    前記可撓性容器が収容される枠体と、
    前記開口を封止する封止部材と、
    前記枠体内かつ前記可撓性容器外に配置され、前記封止部材の一部が取り付けられており、回転により前記封止部材を剥離することで前記開口を開封する開封部材であって、第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに回転可能な開封部材と
    前記開封部材に取り付けられている撹拌部材と、
    前記撹拌部材と接触することにより前記開封部材の回転を規制する規制部であって、前記開封部材が動力を受けたときに、前記開封部材の回転を許容し前記開口を開封するように設けられ、かつ第1の規制部と、第2の規制部とを含む規制部と、を有し、
    前記開封部材が前記第1の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第1の規制部に接触し、
    前記開封部材が前記第2の方向に回転した場合に、前記開口の開封が開始される前に、前記撹拌部材は前記第2の規制部に接触することを特徴とする現像剤収納ユニット。
  13. 前記規制部が前記開封部材の回転を規制可能なトルクは、前記開封部材が前記動力によって回転する場合に前記開封部材に生じるトルクよりも小さいことを特徴とする請求項12に記載の現像剤収納ユニット。
  14. 前記規制部は、前記撹拌部材の移動を規制することにより、前記開封部材の回転を規制することを特徴とする請求項12または13に記載の現像剤収納ユニット。
  15. 前記第1の規制部は、前記開封部材が前記第1の方向に回転する場合に、前記開封部材の回転により移動する前記撹拌部材と接触するように構成される前記可撓性容器の壁部の一部であることを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット。
  16. 前記第2の規制部は、前記開封部材が前記第2の方向に回転する場合に、前記開封部材の回転により移動する前記撹拌部材と接触するように構成される前記枠体の壁部の一部であることを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット。
  17. 前記第1の規制部と前記第2の規制部の少なくともいずれか一方は、可撓性を有することを特徴とする請求項12から16のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット。
  18. 前記撹拌部材は、可撓性を有することを特徴とする請求項12から17のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット。
  19. 請求項1から11のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体が設けられるとともに、前記開口を介して前記現像剤収納室と連通する現像室と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  20. 請求項12から18のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニットと、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体が設けられるとともに、前記枠体の現像剤収納部と連通する現像室と、を有することを特徴とする現像装置。
  21. 請求項1から11のいずれか1項に記載の現像剤容器、または、請求項12から18のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット、または、請求項19または20に記載の現像装置のいずれか1つと、
    前記現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  22. 請求項1から11のいずれか1項に記載の現像剤容器、または、請求項12から18のいずれか1項に記載の現像剤収納ユニット、または、請求項19または20に記載の現像装置、または、請求項21に記載のプロセスカートリッジのいずれか1つを有し、前記現像剤により記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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