JP5802799B2 - トナー搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、トナー搬送装置及びこのトナー搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラム等の表面に形成された静電潜像に現像器からトナーを供給することで、現像処理を行っている。また、このような現像処理に用いられるトナーは、トナーコンテナや中間ホッパー等のトナー収納容器から現像器に供給されている。
通常、上記したトナー収納容器の周壁には、種々の目的で開口部が設けられている。例えば特許文献1には、トナー収納容器の周壁にトナー充填用の開口部(特許文献1では、「充填口2a」)を設け、トナー充填の完了後に開口部にキャップを圧入して、開口部を封止する構成が開示されている。
特開2005−156837号公報
しかしながら、上記した従来技術においては、開口部へのキャップの圧入のみによりキャップをトナー収納容器の周壁に固定しているため、通常よりも大きな寸法誤差や組付誤差が発生しているような場合にキャップの固定強度が不十分となり、トナーの流動等に伴う負荷によってキャップがトナー収納容器の周壁から脱落してしまう虞があった。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、部品点数を増加させることなくキャップの固定強度を高めて、キャップがトナー収納容器の周壁から脱落するのを防止することを目的とする。
本発明のトナー搬送装置は、トナーを収納する第1トナー収納容器と、前記第1トナー収納容器と現像器の間に配置される第2トナー収納容器と、を備え、前記第2トナー収納容器は、トナーを排出する排出口が底壁に設けられると共に開口部が周壁に設けられる容器本体と、該排出口の外周に沿って前記底壁の下面に貼着されたトナーシールと、該開口部を閉止するキャップと、を備え、前記トナーシールは、前記底壁の下面から前記周壁の外面に延出されて前記キャップに貼着され、該キャップの脱落防止機能を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することで、キャップの周壁に対する固定強度を高めることが可能となり、通常よりも大きな寸法誤差や組付誤差が発生しているような場合であっても、キャップが第2トナー収納容器の周壁から脱落してしまうのを防止することが可能となる。また、トナーシールにキャップの脱落防止機能を持たせることで、部品点数を増加させることなくキャップの脱落を防止することが可能となり、装置の構成の簡易化を図ることが可能となる。
本発明のトナー搬送装置は、前記第1トナー収納容器は、回転可能に設けられる攪拌部材と、回転可能に設けられる搬送部材と、前記攪拌部材及び前記搬送部材に接続される駆動部と、を備え、前記駆動部により前記攪拌部材及び前記搬送部材を回転させることで、前記第1トナー収納容器内のトナーが攪拌されつつ前記第2トナー収納容器に供給されても良い。
本発明のトナー搬送装置は、前記第2トナー収納容器は、前記容器本体に回転可能に設けられる搬送手段と、前記搬送手段に接続される駆動源と、を備え、前記駆動源が回転すると、この回転が前記搬送手段に伝達されて前記搬送手段が回転し、前記第2トナー収納容器内のトナーが前記排出口を介して前記現像器内に導入されても良い。
また、本発明のトナー搬送装置は、該搬送手段の前記周壁側の端部が前記キャップに軸支されていても良い。
このような構成を採用することにより、開口部の閉止機能と搬送手段の軸支機能の両方をキャップに持たせることが可能となり、キャップの機能の向上を図ることが可能となる。
また、本発明の画像形成装置は、上記したいずれかのトナー搬送装置を備えていることを特徴とする。
本発明は、部品点数を増加させることなくキャップの固定強度を高めて、キャップがトナー収納容器の周壁から脱落するのを防止することを可能とする。
本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーを示す正面側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーを示す背面側からの側断面図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口が開放されている状態を示す左側からの側断面図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、トナーシールの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口の近傍を示す背面側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口が閉止されている状態を示す左側からの側断面図である。
まず、図1を用いてモノクロプリンター1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの構成の概略を示す模式図である。
モノクロプリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には転写紙(図示せず)を収納した給紙カセット3が設けられ、プリンター本体2の上端には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の一側面(図面上右側面)の下部には、開閉可能な手差しトレイ5が設けられている。
プリンター本体2の下部中央には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器6が配置され、プリンター本体2の一側(図面上右側)には、画像形成部7が設けられている。画像形成部7には、感光体ドラム8が回転可能に設けられており、感光体ドラム8の周囲には、帯電器10と、現像器11と、転写部12と、クリーニング装置13と、除電器14とが、転写プロセス順に配置されている。
現像器11の下部には一対の攪拌ローラー15が設けられ、攪拌ローラー15の上方には磁気ローラー16が設けられ、磁気ローラー16の上方には現像ローラー17が設けられている。現像器11の上方には、トナー搬送装置18が設けられている。トナー搬送装置18の詳細については後述する。
プリンター本体2の一側(図面上右側)には、転写紙の搬送経路19が設けられている。搬送経路19の上流端には給紙部20及び手差し給紙部21が設けられ、搬送経路19の下流部には定着部22が設けられ、搬送経路19の下流端には排紙口23が設けられている。プリンター本体2の一端(図面上右端)には、反転経路24が設けられている。
次に、このような構成を備えたモノクロプリンター1の画像形成動作について説明する。
モノクロプリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着部22の温度設定等の初期設定が実行される。そして、モノクロプリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器10によって感光体ドラム8の表面が帯電された後、露光器6からのレーザー光により感光体ドラム8に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム8の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器11がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部20又は手差し給紙部21によって給紙カセット3又は手差しトレイ5から取り出された転写紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部12へと搬送され、転写部12において感光体ドラム8上のトナー像が転写紙に転写される。トナー像を転写された転写紙は、搬送経路19を下流側へと搬送されて定着部22に進入し、この定着部22において転写紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された転写紙は、排紙口23から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム8上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置13及び除電器14によって除去される。
次に、図1〜図7を用いて、トナー搬送装置18について説明する。以下、説明の便宜上、図1における手前側をトナー搬送装置18の正面側として説明する。図1は、前述のように、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの構成の概略を示す模式図である。図2は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーを示す正面側からの斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーを示す背面側からの側断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口が開放されている状態を示す左側からの側断面図である。図5は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、トナーシールの構成を示す断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口の近傍を示す背面側からの斜視図である。図7は、本発明の一実施形態に係るモノクロプリンターの中間ホッパーにおいて、排出口が閉止されている状態を示す左側からの側断面図である。
図1に示されるように、トナー搬送装置18は、プリンター本体2の上部に設けられたトナーコンテナ25(第1トナー収納容器)と、このトナーコンテナ25と現像器11の間に配置されたトナー収納容器としての中間ホッパー26(第2トナー収納容器)と、を備えている。
トナーコンテナ25には、例えば磁性トナー及びキャリアにより構成される2成分現像剤(以下、単に「トナー」と称する)が収納されている。トナーコンテナ25は、プリンター本体2に設けられたトナーコンテナ装着部(図示せず)に着脱可能に装着されており、トナーを使い切った時には、必要に応じて交換できるようになっている。
トナーコンテナ25の下部には、左右一対の攪拌部材27が回転可能に設けられており、右側の攪拌部材27の右下方には、搬送部材28が回転可能に設けられている。各攪拌部材27及び搬送部材28は、トナーコンテナ25に対して着脱可能なコンテナ駆動ユニット(図示せず)に設けられたコンテナ駆動モーター(駆動部)と接続されている。そして、コンテナ駆動モーターにより攪拌部材27及び搬送部材28を回転させることで、トナーコンテナ25内のトナーが、攪拌されつつ中間ホッパー26に供給されるように構成されている。
図2、図3に示されるように、中間ホッパー26は、上面が開口された容器本体30と、この容器本体30の上面を覆う蓋体31と、を備えている。
図4に示されるように、容器本体30の前壁32の下端には、挿通穴33が設けられている。容器本体30の後壁34には、挿通穴33と対応する高さに、後方に向かって筒状の周壁としての突出壁35が設けられており、この突出壁35の後端に設けられた開口部36にキャップ37が圧入されている。キャップ37には、突出壁35の内面に圧接する円筒部38と、円筒部38の前面を閉止する平板部40と、平板部40の中央に設けられた凹部状の軸支部41と、円筒部38の後端に設けられて開口部36に密接するフランジ部42と、を備えている。
容器本体30の底壁43の後部には排出口44が穿設されており、この排出口44の外周に沿って、底壁43の下面にトナーシール45が貼着されている。図5に最も良く示されるように、トナーシール45は、弾性材で形成される中間層46と、PETフィルム等の樹脂フィルム材で形成されて中間層46の上下両面を被覆する表面層47a、47bと、を備えた三層構造を成している。なお、本実施形態では、上記弾性材として、スポンジ材を用いている。
中間層46の上面には上側の表面層47aの下面が接合され、中間層46の下面には、下側の表面層47bの上面が接合されている。中間層46の後部には、上面から下面まで中間排出穴48が穿設され、各表面層47a、47bの後部には、中間排出穴48と対応する位置に、表面排出穴50a、50bがそれぞれ穿設されている。以下、中間排出穴48と表面排出穴50a、50bを合わせて、排出穴51と称する。上側の表面層47aの上面は、排出口44に沿って底壁43の下面に貼着されている。
下側の表面層47bの後端部には、上方に向かって略垂直に折曲された折曲部52が設けられており、この折曲部52によって、中間層46の後端面及び上側の表面層47aの後端部が覆われている。図4に示されるように、折曲部52は突出壁35の後面に延出されており、折曲部52の内面に形成された貼着面53が、キャップ37のフランジ部42に貼着されている。折曲部52の上下方向中央には、上方に向かって先細り形状を成すテーパー部54(図6参照)が設けられている。折曲部52の上端部は前方に折り返されており、この前方に折り返された部分の貼着面53が、突出壁35の上面に貼着されている。
トナーシール45の下方には、シャッター55が設けられている。シャッター55は、容器本体30に設けられたガイドレール(図示せず)に前後方向スライド可能に支持されている。シャッター55は、容器本体30に設けられたバネ部材56(図3及び図6参照)によって後方に付勢されている。シャッター55の前端部には、後方に向かって当接部57が設けられている。
図3、図4に示されるように、容器本体30には、排出口44の上方に、搬送手段としての搬送スクリュー58が回転可能に設けられ、搬送スクリュー58には回転軸60が前後方向に設けられている。回転軸60は、前壁32の挿通穴33に貫挿される前側部分61と、この前側部分61と同軸上に設けられて、前側部分61の後端部に連結される後側部分62と、を備えている。
前側部分61は、挿通穴33を介して前壁32の前方に突出している。前側部分61の前端部には、搬送ギア63が設けられている。前側部分61の後端部には、嵌合受部64が設けられている。
後側部分62の前端部には凹部状の嵌合部65が設けられており、この嵌合部65を前側部分61の嵌合受部64に嵌合させることにより、前側部分61に後側部分62が連結されるように構成されている。後側部分62の外周には、排出口44よりも前方にスパイラルフィン66が同心で設けられている。後側部分62の外周には、排出口44よりも後方に、突出壁35の内面と所定の間隔を介して仕切壁67が設けられている。後側部分62の後端部は、キャップ37の軸支部41に軸支されている。
図3に最も良く示されるように、容器本体30には、搬送スクリュー58の左上方に第1攪拌パドル68が回転可能に設けられ、第1攪拌パドル68の前端部には第1攪拌ギア70(図2参照)が設けられている。第1攪拌パドル68の左方には、第2攪拌パドル71が回転可能に設けられ、第2攪拌パドル71の前端部には第2攪拌ギア72が設けられている(図2参照)。
図2に最も良く示されるように、容器本体30の前下部には駆動モーター73(駆動源)が装着され、駆動モーター73には右上方に向かってモーター軸74が設けられている。モーター軸74にはウォーム75が固定され、ウォーム75の右側には搬送ギア63が噛合している。そして、駆動モーター73のモーター軸74が回転すると、この回転がウォーム75及び搬送ギア63を介して回転軸60の前側部分61に伝達されて、搬送スクリュー58が回転するように構成されている。そして、この搬送スクリュー58の回転に伴って、中間ホッパー26内のトナーが、排出口44及び排出穴51を介して、現像器11内に導入されるようになっている(図4の矢印参照)。
駆動モーター73のモーター軸74に固定されたウォーム75の左側は、攪拌ギアユニット76を介して、第1攪拌ギア70及び第2攪拌ギア72と接続されている。そして、駆動モーター73のモーター軸74が回転すると、この回転がウォーム75及び攪拌ギアユニット76を介して第1攪拌ギア70及び第2攪拌ギア72に伝達されて、第1攪拌パドル68及び第2攪拌パドル71が回転するように構成されている。そして、この各攪拌パドル68、71の回転に伴って、中間ホッパー26内のトナーが、攪拌されつつ搬送スクリュー58の方向に移送されるようになっている。
前述の如く容器本体30の上面を覆う蓋体31は、容器本体30に対して超音波溶着されている。蓋体31の左右方向中央部付近には導入口77が設けられ、この導入口77を介して、トナーコンテナ25から搬送されるトナーが中間ホッパー26の内部に導入されるように構成されている。
上記の如く構成されたものにおいて、シャッター55の開閉動作について説明する。
中間ホッパー26を現像器11に組み付ける前の状態においては、バネ部材56の付勢力によりシャッター55が底壁43の後部側に配置されており、容器本体30の排出口44がシャッター55によって閉止されている(図7参照)。この状態から中間ホッパー26をスライドさせながら現像器11に組み付けて行くと、図4に示されるように、シャッター55の当接部57が現像器11の上端に設けられた押圧部80によって押圧され、バネ部材56の付勢力に抗してシャッター55が容器本体30に対して前方にスライドする。これに伴って容器本体30の排出口44が開放され、排出口44、排出穴51及び現像器11に設けられた受給口81を介して、容器本体30の内部と現像器11の内部が連通する。
また、中間ホッパー26を現像器11から取り外すと、シャッター55の当接部57に対する現像器11の押圧部80の押圧が解除される。これに伴って、バネ部材56の付勢力によりシャッター55が容器本体30に対して後方にスライドし、シャッター55によって排出口44が閉止される(図7参照)。
本実施形態では前述の如く、トナーシール45の下側の表面層47bをPETフィルムで形成しているため、上記の如くシャッター55が開閉する際に、シャッター55とトナーシール45の間に生じる摩擦力を軽減して、シャッター55の開閉を円滑に行うことが可能となる。また、中間層46がスポンジ材で形成されているため、現像器11に対して中間ホッパー26を組み付けた際には、トナーシール45の下側の表面層47bが、受給口81の周囲において現像器11の上面に弾性的に密着する。そのため、中間ホッパー26と現像器11の間のシール性を高めて、トナーの漏洩を防止することが可能となる。
次に、搬送スクリュー58の中間ホッパー26への組付けの一例について説明する。
まず、搬送スクリュー58の回転軸60の前側部分61を、前壁32の挿通穴33に前方から貫挿させる。次に、搬送スクリュー58の回転軸60の後側部分62を、開口部36から突出壁35の内側の空間に後方から挿入していき、後側部分62の嵌合部65を前側部分61の嵌合受部64に嵌合させて、搬送スクリュー58の回転軸60を一体化させる。そして、後側部分62の後端部を軸支部41に差し込みながらキャップ37を開口部36に圧入していき、キャップ37により開口部36を閉止する。
そして、トナーシール45の折曲部52の貼着面53をキャップ37のフランジ部42に貼着する。更に、折曲部52の上端部を前方に折り返し、この折り返された部分の貼着面53を突出壁35の上面に貼着する。これにより、中間ホッパー26への搬送スクリュー58の組付けが完了する。
本実施形態では上記のように、トナーシール45の下側の表面層47bに設けられた折曲部52をキャップ37に貼着しているため、キャップ37の突出壁35に対する固定強度を高めることが可能となる。これにより、通常よりも大きな寸法誤差や組付誤差が発生しているような場合であっても、キャップ37が突出壁35から脱落してしまうのを防止することが可能となる。また、トナーシール45にキャップ37の脱落防止機能を持たせることで、部品点数を増加させることなくキャップ37の脱落を防止することが可能となり、装置の構成の簡易化を図ることが可能となる。
また、下側の表面層47bの突出壁35側の端部を上方に折曲してキャップ37に貼着しているため、中間層46の突出壁35側の端面を、下側の表面層47bで覆うことが可能となる(図5参照)。そのため、中間層46の突出壁35側の端面を露出させる場合と比較して、下側の表面層47bと中間層46が互いに剥がれにくくなる。
また、搬送スクリュー58の突出壁35側の端部がキャップ37に軸支されているため、開口部36の閉止機能と搬送スクリュー58の軸支機能の両方をキャップ37に持たせることが可能となり、キャップ37の機能の向上を図ることが可能となる。
なお、このようにキャップ37で搬送スクリュー58の回転軸60の端部を軸支する構成を採用する場合には、搬送スクリュー58の回転軸60の回転に伴う振動が直接的にキャップ37に伝達されることで、キャップ37の脱落の危険性が高まる虞がある。しかしながら、本発明の構成を適用することで、確実にキャップ37の脱落を防止することが可能となる。このように、本発明は、キャップ37で搬送スクリュー58等の回転部材を軸支する構成に好適である。
本実施形態では、トナーシール45を中間層46、上側の表面層47a、下側の表面層47bと3層に分ける構成で説明しているが、一体型のトナーシール45(複数の層に分かれていないトナーシール45)を用いても良い。また、本実施形態では、下側の表面層47bのみをキャップ37に貼り付けているが、この構成に限らず3層全てを折り曲げてキャップ37に貼り付けても良い。
本実施形態では、キャップ37を搬送スクリュー58の回転軸60に対して着脱可能とする場合について説明したが、他の異なる実施形態では、キャップ37を、軸受を介して搬送スクリュー58の回転軸60と一体化しても良い。この場合には、搬送スクリュー58の回転軸60をキャップ37に差し込む必要が無いため、中間ホッパー26に対する搬送スクリュー58の組み付け作業の容易化を図ることが可能となる。
本実施形態では、搬送スクリュー58を挿入するための開口部36に本発明の構成を適用する場合について説明したが、開口部36の形成目的はこれには限定されず、例えば、トナー充填用の開口部に本発明の構成を適用しても良い。本実施形態の搬送スクリュー58では、前側部分61と後側部分62が別体に形成された回転軸60を用いたが、他の異なる実施形態では、一体型の回転軸60を用いても良い。本実施形態では、搬送スクリュー58を搬送手段として用いたが、他の異なる実施形態では、ローラー状の部材を搬送手段として用いても良い。
本実施形態では、中間ホッパー26をトナー収納容器として用いたが、他の異なる実施形態では、トナーコンテナ25をトナー収納容器として用いても良い。この場合には、トナーコンテナを直接現像器11に対して接続しても良いし、トナーパイプ等を介して、トナーコンテナを現像器11に接続しても良い。
本実施形態では、モノクロプリンター1に本発明を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カラープリンター、複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の他の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
1 モノクロプリンター(画像形成装置)
11 現像器
25 トナーコンテナ(第1トナー収納容器)
26 中間ホッパー(第2トナー収納容器)
27 攪拌部材
28 搬送部材
30 容器本体
35 突出壁(周壁)
36 開口部
37 キャップ
43 底壁
44 排出口
45 トナーシール
58 搬送スクリュー(搬送手段)
73 駆動モーター(駆動源)

Claims (5)

  1. トナーを収納する第1トナー収納容器と、
    前記第1トナー収納容器と現像器の間に配置される第2トナー収納容器と、を備え、
    前記第1トナー収納容器から前記第2トナー収納容器にトナーが導入され、前記第2トナー収納容器から前記現像器にトナーが導入されるように構成され、
    前記第2トナー収納容器は、
    トナーを排出する排出口が底壁に設けられると共に開口部が周壁に設けられる容器本体と、該排出口の外周に沿って前記底壁の下面に貼着されたトナーシールと、該開口部を閉止するキャップと、を備え、
    前記トナーシールは、前記底壁の下面から前記周壁の外面に延出されて前記キャップに貼着され、該キャップの脱落防止機能を備えていることを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記第1トナー収納容器は、
    回転可能に設けられる攪拌部材と、
    回転可能に設けられる搬送部材と、
    前記攪拌部材及び前記搬送部材に接続される駆動部と、を備え、
    前記駆動部により前記攪拌部材及び前記搬送部材を回転させることで、前記第1トナー収納容器内のトナーが攪拌されると共に前記第1トナー収納容器から搬送されるトナーが前記第2トナー収納容器に導入されることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記第2トナー収納容器は、
    前記容器本体に回転可能に設けられる搬送手段と、
    前記搬送手段に接続される駆動源と、を備え、
    前記駆動源が回転すると、この回転が前記搬送手段に伝達されて前記搬送手段が回転し、前記第2トナー収納容器内のトナーが前記排出口を介して前記現像器内に導入されることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー搬送装置。
  4. 該搬送手段の前記周壁側の端部が前記キャップに軸支されることを特徴とする請求項3に記載のトナー搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナー搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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