JP5327626B2 - 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる粉体を収納する粉体収納容器、並びに、その粉体収納容器を備える粉体補給装置及び画像形成装置に関するものである。
潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを用いた現像装置によって可視像化する画像形成装置においては、画像形成に伴って現像装置内のトナーが消費されていく。そのため、従来よりトナーを収納したトナー容器を有するトナー補給装置を備え、そのトナー補給装置によってトナー容器に収納されたトナーを現像装置へ補給する画像形成装置が知られている。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、容器本体内にトナーを収納した円筒状のトナー容器を着脱自在に保持するトナー補給装置が備えられている。トナー容器の一端側には、トナー容器内に収納されたトナーを排出するトナー排出口が形成されている。トナー容器内には、トナー容器軸方向に延在する軸とその軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュが配設されている。トナー補給装置は、モータなどからなる駆動部によって搬送スクリュを回転せしめトナー容器内のトナーを搬送スクリュによりトナー排出口側に搬送させて、トナー排出口から現像装置側にトナーを送り出して現像装置にトナーを補給する。
また、トナー容器に関する情報(トナー容器のロット、製造年月日、トナー充填量、充填時期、充填されたトナーの種類など)を記憶するためのICチップなどの情報格納手段をトナー容器に取り付け、この情報格納手段からトナー容器の前記情報を読み込む画像形成装置が知られている。
情報格納手段をトナー容器に取り付ける場所としては、トナー容器の外周面が考えられる。しかしながら、情報格納手段をトナー容器の外周面に取り付けると、トナー容器を落としてしまったときに、情報格納手段が床などと衝突して情報格納手段に直接的な打撃が加わり、情報格納手段が破損するといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、情報格納手段に直接的な打撃が加わって情報格納手段が破損してしまうのを抑制できる粉体収納容器、並びに、その粉体収納容器を備えた粉体補給装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、粉体を収納する容器本体と、少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、前記情報格納手段が設けられた管状部材を有し、該管状部材の中空内部に前記搬送スクリュの軸が位置するように該管状部材が該搬送スクリュの軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、粉体を収納する容器本体と、少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、前記搬送スクリュの軸に設けられた円盤部材と、前記情報格納手段が設けられた管状部材とを有し、該管状部材の中空内部に該円盤部材が位置するように該管状部材が該円盤部材の外周面に取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、粉体を収納する容器本体と、少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、前記情報格納手段が設けられた環状部材を有し、該環状部材の中空内部に前記搬送スクリュの軸が位置するように該環状部材が該搬送スクリュの軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2または粉体収納容器において、少なくとも、上記情報格納手段と、前記情報格納手段に電気接続され上記情報の送受信を外部の通信手段との間で非接触で行う情報送受信部と、前記情報格納手段と前記情報送受信部とが設けられた電子基板とによって構成されたRFIDタグが上記搬送スクリュに取り付けられたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、装置本体に対して着脱可能な粉体収納容器に収納された粉体を被粉体補給部に補給する粉体補給装置において、前記粉体収納容器として、請求項1、2、3または粉体収納容器を用いることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の粉体補給装置において、上記容器本体を回転駆動させる駆動手段を有しており、該駆動手段によって該容器本体を回転駆動させて、上記粉体搬送部材により該容器本体内の粉体を上記開口側に向かって搬送することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の粉体補給装置において、上記粉体搬送部材を駆動させる駆動手段を有しており、該駆動手段によって該粉体搬送部材を駆動させて、該粉体搬送部材により該容器本体内の粉体を上記開口側に向かって搬送することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、像担持体と、該像担持体状に形成された潜像を粉体の現像剤によって現像する現像手段と、該現像剤を収納した粉体収納容器を着脱可能に保持し該現像手段に該粉体収納容器の容器本体内の現像剤を補給する粉体補給手段と、該粉体収納容器に取り付けられ少なくとも該容器本体に係る情報を格納する情報格納手段と、画像形成装置本体に設けられ該情報格納手段に格納された情報を読み取る通信手段とを備えた画像形成装置において、前記粉体収納容器として、請求項1、2、3または粉体収納容器を用いることを特徴とするものである。
本発明においては、容器本体内に情報格納手段を配設したので、粉体収納容器を落としても容器本体内に位置する情報格納手段は床などと衝突しない。よって、床などから情報格納手段に直接的な打撃が加わらないので、情報格納手段に直接的な打撃が加わることで情報格納手段が破損してしまうのを抑制することができる。
以上、本発明によれば、情報格納手段に直接的な打撃が加わって情報格納手段が破損してしまうのを抑制できるという優れた効果が得られる。
構成例1に係るトナー容器の模式図。 実施形態に係る複写機の概略構成図。 作像部の概略構成図。 トナー容器の斜視図。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図。 容器本体の縦断面図。 トナー補給装置を示す側面図。 容器本体を底部側から見た場合の斜視図。 複写機本体のトナー容器収容部の近傍を示す斜視図。 トナー容器収容部を覆うカバーを示す正面図。 トナー容器収容部の保持部を示す斜視図。 短冊形状のRFIDタグを管状にする際の説明図。 RFIDタグの一例を示す模式図。 構成例1に係るスクリュの模式図。 容器本体とキャップ部とを組み付ける前の状態を示す模式図。 容器本体とキャップ部とを組み付けた後の状態を示す模式図。 構成例2に係るトナー容器の模式図。 構成例2に係るスクリュの模式図。 キャップ部の内側をスクリュ軸方向から見た場合の模式図。 容器本体とキャップ部とを組み付けた後の状態を示す模式図。 構成例3に係るトナー容器の模式図。 構成例3に係るスクリュの模式図。 環状のRFIDタグの模式図。 容器本体とキャップ部とを組み付けた後の状態を示す模式図。 構成例4に係るトナー容器の模式図。 構成例4に係るスクリュの模式図。 キャップ部の拡大断面図。 キャップ部の内側をスクリュ軸方向から見た場合の模式図。 4つの支持部材を介してスクリュの軸をキャップ部に支持した場合の模式図。 構成例5に係るトナー容器の模式図。 円盤状のRFIDタグの模式図。 構成例5に係るスクリュの模式図。 構成例6に係るトナー容器の模式図。 外周面に管状のRFIDタグが取り付けられた円盤部材の模式図。 構成例6に係るトナー容器の模式図。 スクリュを回転駆動させてトナーを搬送するトナー容器の模式図。 トナー搬送部材としてアジテータを用いたトナー容器の模式図。 トナー搬送部材としてコイルを用いたトナー容器の模式図。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例について説明する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図2に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器収容部31に収容されたトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kに保持される。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図3を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図3を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図3中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図2を参照)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び一次転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(一次転写工程)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光装置7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光装置7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して各感光体ドラム1上に照射する。その後、現像工程を経て各感光体ドラム1上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図2を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、二次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、二次転写バックアップローラ12の回転駆動によって図2中の矢印方向に無端移動される。
4つの一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで一次転写ニップを形成している。そして、一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの一次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて一次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、二次転写ローラ79との対向位置に達する。この位置では、二次転写バックアップローラ12が、二次転写ローラ79との間に中間転写ベルト8を挟み込んで二次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この二次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、二次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、画像形成装置本体100の下方に配設された給紙部86から、給紙ローラ87やレジストローラ対88等を経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部86には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ87が図2中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対88のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対88に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対88のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対88が回転駆動されて、記録媒体Pが二次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、二次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対89のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対89によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図3にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。現像ローラ51Yのスリーブは、図3の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Yを介して現像剤収容部54Y内に補給される。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図3の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図3中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
まず、本実施形態にかかる、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kについて説明する。なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置60Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。また、イエローに対応した部材であることを示す符号Yの記載も省略する。
図4に示すような容器本体33とキャップ部34とからなるトナー容器32が、図5に示すように画像形成装置本体100のトナー容器収容部31に収容されトナー補給装置60に装着されると、その装着動作に連動して図4に示すキャップ部34のシャッタ部材37が移動してトナー排出口Wが開放される。これにより、トナー容器32内に収容されたトナーがトナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60のトナータンク部61内に貯溜されることになる。
図6は、ABS、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、又は、ポリエチレン+ポリカーボネイトなどの合成樹脂からなる容器本体33の一例を示した縦断面図である。容器本体33は、ほぼ円筒状をしており、その一端面のほぼ中央に容器本体33内に収容されたトナーが容器本体33外に排出される開口23が形成されている。この開口23は容器本体33の一部である円筒状の口部24の先端に形成されている。口部24の外壁面には、キャップ部34に対して容器本体33が回転可能なようにキャップ部34の保持つめ38(図4参照)によって保持されるフランジ31が形成されている。また、容器本体33の底部には、トナー補給装置60の後述する駆動カップリング290(図7参照)と係合する係合部35が形成されている。
図5に示した円筒状のキャップ部34は、図6に示す容器本体33の一端側に形成された開口23を覆い、容器本体33がキャップ部34に対して回転軸を中心に回転可能なように容器本体33の口部24に取り付けられる。キャップ部34には、軸41の周囲に螺旋羽根42が設けられたスクリュ40の軸41の一端側がキャップ部34に支持されるように一体で成型されており、トナー容器32にキャップ部34を取り付けた際、トナー容器32の回転軸と略同軸上にスクリュ40の軸41が位置する。スクリュ40は、駆動部71(図7に示す駆動モータ280、駆動カップリング290、ギア291等で構成されている)によって容器本体を図5の矢印方向に回転駆動した際に、トナー容器32内のトナーを容器本体33の開口23側に向かって搬送するためのものである。すなわち、駆動部71の駆動カップリング290が、容器本体33の底部に形成された係合部35に係合することによってトナー容器32の容器本体33が適宜に回転駆動され、トナータンク部61にトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32は、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
トナータンク部61は、トナー容器32のキャップ部34のトナー排出口Wの下方に配設されていて、トナー容器32のトナー排出口Wから排出されたトナーが貯留される。トナータンク部61の底部は、トナー搬送手段62の上流部に接続されている。
また、トナータンク部61の壁面(底部から所定高さの位置)には、トナータンク部61に貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66が設置されている。トナーエンドセンサ66としては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図5を参照して、トナーエンドセンサ66によってトナータンク部61に貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70の制御により駆動部71によってトナー容器32Yを所定時間回転駆動してトナータンク部61へのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66によるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32内にトナーがないものとして、画像形成装置本体100の表示部(不図示)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61の中央(トナーエンドセンサ66の近傍)には、トナータンク部61に貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65が設置されている。撹拌部材65は、軸部に可撓性部材が設置されたものであって、図5の時計方向に回転することによりトナータンク部61内のトナーを撹拌する。
トナータンク部61に貯留されたトナーは、トナー搬送手段62によって搬送されて最終的に現像装置5内に補給される。
図7を参照して、トナー補給装置60の奥側(トナー容器32の着脱方向奥側)には、図8に示すような容器本体33の底部に形成された係合部35に係合する駆動カップリング290が設置されている。駆動カップリング290には駆動モータ280の駆動力が2段のギア291を介して伝達されて、駆動カップリング290によってトナー容器32の容器本体33が所定方向に回転駆動される。
一方、ギア291に噛合するギア292は、駆動伝達軸281aを介して、トナー補給装置60の手前側(トナー容器32Yの着脱方向手前側である。)に設置されたハス歯ギア281に駆動力を伝達する。そして、手前側のハス歯ギア281に伝達された駆動力によって、ギア282などを介して、トナー搬送手段62Yや撹拌部材65の回転駆動がおこなわれる。
ここで、図9を参照して、画像形成装置本体100の手前側に設置された本体カバー(不図示である。)を開放すると、各トナー容器収容部31Y、31M、31C、31K(トナー容器収容部31)が露呈される。詳しくは、画像形成装置本体100の本体カバーを開放すると、図10を参照して、4つの挿入口109Y、109M、109C、109Kが形成されたインナーカバー109が露呈する。そして、画像形成装置本体100の手前側から各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器32の長手方向を着脱方向とする着脱操作)がおこなわれる。
また、キャップ部34は、トナー補給装置60(画像形成装置本体)に対する装着操作によってトナー補給装置60(画像形成装置本体)に固定保持される。すなわち、トナー補給装置60へのセットが完了した後のキャップ部34は、回転駆動されることなく、キャップ部34に対して回転可能に設置された容器本体33のみが回転駆動されることになる。
また、本実施形態では、図11に示すように、トナー容器32が着脱自在に並設される、トナー容器収容部131(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)のガイド板136に、単数のアンテナ基板122が設置されている。詳しくは、アンテナ基板122には、ガイド板136に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kの周面に設置された後述するRFIDタグとそれぞれ無線にて通信をおこなうための4つのアンテナ121Y、121M、121C、121Kがトナー容器32のRFIDタグに対向するように同一平面上に並設されている。さらに詳しくは、アンテナ基板122は、ガイド板136に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kに対して下方に配設されている。本実施形態では、アンテナ基板122やアンテナ121Y、121M、121C、121Kなどで、RFIDタグと情報を非接触で通信しRFIDタグに対して読込みと書き込みとを行うRFIDリーダアンドライター(以下、RFIDリーダという)120を構成している。
なお、図11においては、画像形成装置本体前側でトナー容器32のRFIDタグとアンテナ121とが対向するようにアンテナ基板122をガイド板136に設けた構成の一例を示しているが、ガイド板136にアンテナ基板122を設ける箇所はこれに限定されるものではなく、トナー容器32のRFIDタグとアンテナ121とが対向するような箇所に適宜アンテナ基板122をガイド板136に設ければ良い。また、極端に言えば、トナー容器32のRFIDタグとアンテナ121との間で良好な通信が行える箇所であれば良い。
そして、トナー容器32がトナー容器収容部131にセットされた状態で、トナー容器32のRFIDタグと、RFIDリーダ120が設置された画像形成装置本体100と、の間で必要な情報の授受がおこなわれる。すなわち、RFIDタグに記憶された情報がRFIDリーダ120を介して画像形成装置本体100の図示しない制御部に送信されたり、その制御部で取得した画像形成装置本体100の情報がRFIDリーダ120を介してRFIDタグに送信され記憶されたりすることになる。そして、これらの情報に基いて、画像形成装置本体100が最適に制御される。例えば、上記情報からトナー容器収容部131に設置されるべきトナー色と異なると色のトナーを収納したトナー容器32がトナー容器収容部131に設置されていることが検知された場合などに、トナー補給装置60の稼働を停止させたりする。
[構成例1]
図1に本構成例に係るトナー容器32の模式図を示す。本構成例においては、図14に示すように、スクリュ40の軸41の一端側の外周面を囲むように管状のRFIDタグ90が取り付けられている。また、図12に示すように、短冊形状のRFIDタグ90(電子基板91)の一端のおもて面と他端の裏面とを両面テープなどの接着部材45によって貼り合わせることによってRFIDタグ90を管状にしている。RFIDタグ90をスクリュ40の軸41に取り付ける際には、まず、短冊形状のRFIDタグ90(電子基板91)をスクリュ40の軸41の外周面に沿って巻き付け、その後、上記一端のおもて面と上記他端の裏面とを接着部材45によって貼り合わせて、最終的にスクリュ40の軸41に対し管状でRFIDタグ90を取り付けている。なお、スクリュ40の軸41の外周面と管状のRFIDタグ90の内周面とを接着部材で接着させても良い。
本構成例で用いるRFIDタグ90は、図13に示すような、可撓性を有する電子基板91、その電子基板91上に設けられ、トナー色、トナーの容量、トナーの製造番号(製造ロット)、トナーの製造年月日等のトナーに係わる情報や、リサイクル回数、リサイクル年月日、リサイクルメーカ等のトナー容器32のリサイクルに係わる情報などを格納するICチップ92、及び、そのICチップ92に電気接続され電子基板91の全周にわたって設けられたアンテナ部93などから構成されている。
また、図15に示すように、スクリュ40の軸41のRFIDタグ90が取り付けられる一端側をキャップ部34の軸方向内側端面に取り付けることで、スクリュ40がキャップ部34に支持される。なお、本構成例においては、キャップ部34の軸中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上となるようにスクリュ40をキャップ部34に取り付けている。そして、キャップ部34に取り付けられたスクリュ40を容器本体33の開口23から容器本体内に挿入しつつ容器本体33の口部24にキャップ部34を組み付けることで、図16に示すように、容器本体33内のトナーがキャップ部34に形成されたトナー排出口Wを通ってトナー容器32外に排出されるトナー排出経路が形成される。
図13に示すようなアンテナ部93が電子基板91の全周にわたって設けられたRFIDタグ90をスクリュ40の軸41の外周面に管状で取り付けることで、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ90のアンテナ部93と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ90を容器本体33内に配設されたスクリュ40の軸41に取り付けることで、トナー容器32を床に落としても容器本体33の外周壁は床と衝突するが、その外周壁よりも容器本体内側に位置するRFIDタグ90は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ90に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ90が破損するのを抑制することができる。
ここで、スクリュ40は一般にポリスチレン等の樹脂で成型される。長期のトナー容器32内での稼動により、トナーの固着によるトナー搬送不良や摺動摩耗による軸受部からのトナー漏れが生じ、リサイクル使用に適さない場合がある。特に予めトナーの中に一定量キャリアを含有させ、現像装置5にトナー補給とともに少量ずつのキャリアを補充する補給方式(いわゆるトリクル現像方式やプレミックストナー補給方式といわれる方式)においては、トナーより硬質のキャリア(鉄粉やフェライト製)の攪拌を長期間行うことになるが、その場合、スクリュ40の螺旋羽根の削れや軸受け部へのキャリアの噛み込み等による劣化がより生じやすくなる。そこで、そのようなスクリュ40のリサイクル性を判別すべく、その使用履歴を画像形成総枚数や画素形成総数、スクリュ回転総数等のスクリュ40の経時使用に係る情報をRFIDリーダ120との通信によってRFIDタグ90のICチップ92に逐時記録し、トナー容器32のリサイクル時に再び組み付けるスクリュ40の部品良否判定で上述したスクリュ40の経時使用に係る情報を読み出して、スクリュ40の再利用が可能か否かの判定の材料にすることができる。
[構成例2]
図16に本構成例に係るトナー容器32の模式図を示す。本構成例においては、図17に示すように、スクリュ40の軸41の一端側をキャップ部34の軸方向内側端面に取り付けることで、スクリュ40がキャップ部34に支持される。なお、本構成例においては、キャップ部34の軸中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上となるようにスクリュ40をキャップ部34に取り付けている。
図18はキャップ部34内をスクリュ40の軸方向から見た場合の模式図である。本構成例においては、図18に示すようにキャップ部34の内周面に沿って管状のRFIDタグ90が取り付けられている。なお、このRFIDタグ90としては、構成例1でスクリュ40の軸41に取り付けたRFIDタグ90と同様の構成である、アンテナ部93が電子基板91の全周にわたって設けられたRFIDタグ90を用いており、その構成の説明は省略する。
また、図19に示すように、キャップ部34に取り付けられたスクリュ40を容器本体33の開口23から容器本体内に挿入しつつ容器本体33の口部24にキャップ部34を組み付けることで、容器本体33内のトナーがキャップ部34に形成されたトナー排出口Wを通ってトナー容器32外に排出されるトナー排出経路が形成される。
このように、アンテナ部93が電子基板91の全周にわたって設けられたRFIDタグ90をキャップ部34の内周面に沿って管状で取り付けることで、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢、特にキャップ部34の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ90のアンテナ部93と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ90をキャップ部34の内周面に取り付けることで、トナー容器32を床に落としてキャップ部34の外周面が衝突したとしても、キャップ部34の外周面よりもキャップ部内側に位置するRFIDタグ90は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ90に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ90が破損するのを抑制することができる。
[構成例3]
図20に本構成例に係るトナー容器32の模式図を示す。本構成例においては、図21に示すようにスクリュ40の軸41の一端側に環状のRFIDタグ95が設けられており、図22に示すように自身の中空内部である開口内にスクリュ40の軸41が位置するように、3つの支持部材140を介して環状のRFIDタグ95が設けられている。またRFIDタグ95の外周端面とキャップ部34の内周面とは接着部材によって接着されておりRFIDタグ95がキャップ部34内に固定されている。
本構成例では、RFIDタグ95の螺旋羽根42に面する側の電子基板96の面に、上述した情報を格納するICチップ97や、そのICチップ97に電気接続されRFIDタグ95の円中心と同一中心である複数の円状または渦巻状に形成されたアンテナ部98などが設けられている。
スクリュ40の軸41がキャップ部34内に固定されたRFIDタグ95の開口内で3つの支持部材140を介してキャップ部34に支持されることで、図23に示すように容器本体33内に収容されスクリュ40によって容器本体33の開口23側に搬送されたトナーが環状のRFIDタグ95の開口を通ってトナー排出口Wから排出される。なお、スクリュ40が支えられれば、必ずしも3つの支持部材140を介してスクリュ40の軸41をRFIDタグ95の開口内で支持させる三ツ矢構造でなくても良い。
本構成例においては、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ95のアンテナ部98と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ95とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、トナー補給動作時に回転していた容器本体33の回転が停止した際に、RFIDタグ95と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ95とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ95をキャップ部34の内側に取り付けることで、トナー容器32を床に落としてキャップ部34の外周面が衝突したとしても、キャップ部34の外周面よりもキャップ部内側に位置するRFIDタグ95は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ95に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ95が破損するのを抑制することができる。
[構成例4]
図24に本構成例に係るトナー容器32の模式図を示す。本構成例においては、図25に示すように、キャップ部34の内側でスクリュ40の軸41の一端側が支持部材141を介してキャップ部34に支持されている。図26は図25におけるキャップ部32Y2の拡大断面図であり、図27はキャップ部32Y2の内側をスクリュ40の軸方向から見た模式図である。図26や図27に示すように、キャップ部34の内周面に沿って管状のRFIDタグ90が取り付けられている。なお、このRFIDタグ90としては、構成例1でスクリュ40の軸41に取り付けたRFIDタグ90と同様の構成である、アンテナ部93が電子基板91の全周にわたって設けられたRFIDタグ90を用いており、その構成の説明は省略する。
なお、スクリュ40が支えられれば、必ずしも図28に示すように3つの支持部材141を介してスクリュ40の軸41をキャップ部34で支持させる三ツ矢構造でなくても良く、例えば、図29に示すようにスクリュ40の軸41が4つの支持部材142を介してキャップ部34に支持された構造でも良い。
本構成例のように、アンテナ部93が電子基板91の全周にわたって設けられたRFIDタグ90をキャップ部34の内周面に沿って管状で取り付けることで、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢、特にキャップ部34の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ90のアンテナ部93と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ90をキャップ部34の内周面に取り付けることで、トナー容器32を床に落としてキャップ部34の外周面が衝突したとしても、キャップ部34の外周面よりもキャップ部内側に位置するRFIDタグ90は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ90に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ90が破損するのを抑制することができる。
[構成例5]
図30に本構成例に係るトナー容器32の模式図を示す。本構成例においては、図31に示すような円盤状のRFIDタグ110を、図32に示すようにスクリュ40の軸41の一端側にスクリュ40の軸41に直交させて、RFIDタグ110の円中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上に位置するように取り付けている。RFIDタグ110のトナー排出方向上流側の電子基板111の面には、上述した情報を格納するICチップ112や、そのICチップ112に電気接続されRFIDタグ110の円中心と同一中心である複数の円状または渦巻状に形成されたアンテナ部113などが設けられている。
また、図30に示すように、スクリュ24はRFIDタグ110が取り付けられた側とは反対側の端部がキャップ部34の軸方向内側端面に取り付けることで、スクリュ40がキャップ部34に支持される。なお、本構成例においては、キャップ部34の軸中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上となるようにスクリュ40をキャップ部34に取り付けている。そして、キャップ部34に取り付けられたスクリュ40を容器本体33の開口23から容器本体内に挿入しつつ容器本体33の口部24にキャップ部34を組み付けることで、RFIDタグ110が容器本体33内に位置する。
これにより、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ110のアンテナ部113と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ110とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ110とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ110を容器本体33内に配設されたスクリュ40の軸41に取り付けることで、トナー容器32を床に落として容器本体33の外周壁が床と衝突しても、その外周壁より容器本体内側に位置するRFIDタグ110は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ110に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ110が破損するのを抑制することができる。
[構成例6]
図33に本構成例に係るトナー容器32に模式図を示す。本構成例においては、図34に示すような外周面に管状のRFIDタグ90が取り付けられた円盤部材150を、図33に示すようにスクリュ40の軸41の一端側にスクリュ40の軸41に直交させて、円盤部材150の円中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上に位置するように取り付けている。なお、このRFIDタグ90としては、構成例1でスクリュ40の軸41に取り付けたRFIDタグ90と同様の構成のものを用いることができるので、その構成の説明は省略する。
RFIDタグ90を円盤部材150の外周面に取り付ける際には、まず、短冊形状のRFIDタグ90(電子基板91)を円盤部材150の外周面に沿って巻き付け、その後、上記一端のおもて面と上記他端の裏面とを接着部材45によって貼り合わせて、最終的に円盤の外周面に対し管状でRFIDタグ90を取り付けている。なお、円盤部材150の外周面と管状のRFIDタグ90の内周面とを接着部材で接着させても良い。
また、図33に示すように、スクリュ24は円盤部材150が取り付けられた側とは反対側の端部がキャップ部34の軸方向内側端面に取り付けることで、スクリュ40がキャップ部34に支持される。なお、本構成例においては、キャップ部34の軸中心とスクリュ40の軸中心とが同軸上となるようにスクリュ40をキャップ部34に取り付けている。そして、キャップ部34に取り付けられたスクリュ40を容器本体33の開口23から容器本体内に挿入しつつ容器本体33の口部24にキャップ部34を組み付けることで、RFIDタグ90が容器本体33内に位置する。
これにより、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ90のアンテナ部93と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。
また、RFIDタグ90を容器本体33内に配設されたスクリュ40の軸41に設けられた円盤部材150の外周面に管状で取り付けることで、トナー容器32を床に落として容器本体33の外周壁が床と衝突しても、その外周壁より容器本体内側に位置するRFIDタグ90は床と衝突しない。よって、トナー容器32を床に落としても床からRFIDタグ90に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ90が破損するのを抑制することができる。
本実施形態においては、トナー補給装置60に対する装着操作によってトナー補給装置60にキャップ部34が固定保持され、キャップ部34に対して回転可能に設置された容器本体33のみが回転駆動されることで、容器本体33内のトナーがスクリュ40により容器本体33の開口23に向かって搬送されるが、トナー補給装置60にキャップ部34と容器本体33とを固定保持し、スクリュ40を回転駆動させることで容器本体33内のトナーをスクリュ40により容器本体33の開口23に向かって搬送する構成でも良い。
例えば、図36に示すように、トナー容器32の容器本体33の底部に、トナー補給装置60の駆動部71の駆動カップリング290と係合する係合部材39を、容器本体33に対して容器本体33の軸と同軸上で回転可能に設ける。また、スクリュ40の一端と係合部39とを一体化し、スクリュ40の他端をキャップ部34の内壁面に回転自在に保持させる。ここで、係合部材39の形状を図8などに示した係合部35と同じようにトナー補給装置60の駆動カップリング290と係合可能な形状とすることで、トナー容器32を搭載するために図7で示したトナー補給装置60の構成を変更することなく、トナー容器32をトナー補給装置60に搭載することができる。そして、このトナー容器32をトナー補給装置60に装着することで、駆動カップリング290には駆動モータ280から駆動力が伝達された駆動カップリング290によってスクリュ40が所定方向に回転駆動される。なお、この際、容器本体33及びキャップ部34は、回転駆動されることなくトナー補給装置60に保持される。
スクリュ40を回転駆動させて容器本体33内のトナーを搬送する構成であったとしても、上述したような各構成例のようにRFIDタグ90をトナー容器32に取り付けることで、トナー補給装置にトナー容器32を装着した際、トナー容器32の姿勢によらず、常に、トナー容器32のRFIDタグ90のアンテナ部と、画像形成装置本体100に設置されたRFIDリーダ120のアンテナ121との間の距離が、RFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行える所望の距離となる。よって、RFIDタグ90と画像形成装置のRFIDリーダ120のアンテナ121との間の通信距離が遠くなってRFIDタグ90とRFIDリーダ120との間で良好に通信が行えなくなるような不具合が生じるのを抑制することができる。また、トナー容器を床に落としても床からRFIDタグ90に直接的な打撃が加わらないので、RFIDタグ90が破損するのを抑制することができる。
また、トナー容器32内のトナーを容器本体33の開口23側に向かって搬送するトナー搬送部材としては、上述したようなスクリュ40に限るものではなく、図37に示すようなアジテータ46や、図38に示すようなコイル47などを用いることができる。
以上、本実施形態によれば、粉体であるトナーを収納する容器本体33と、少なくとも容器本体33に係る情報を格納する情報格納手段であるICチップ92とを備えた粉体収納容器であるトナー容器32において、ICチップ92を容器本体33内に配設したことで、トナー容器32を床に落としても容器本体33内に位置するICチップ92は床と衝突しない。よって、床からICチップ92に直接的な打撃が加わらないので、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、容器本体33の一端に備えられた開口23と、容器本体33内に配設され、容器本体33内の粉体であるトナーを開口23側に向かって搬送する、容器本体長手方向に延在する軸41と前記軸41の周囲に設けられた羽根部材とからなる粉体搬送部材であるスクリュ40と、を備えており、ICチップ92をスクリュ40に取り付ける。これにより、トナー容器32を床に落としても容器本体33内に位置するICチップ92は床と衝突しない。よって、床からICチップ92に直接的な打撃が加わらないので、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ICチップ92が設けられた管状部材である電子基板91を有しており、電子基板91の中空内部にスクリュ40の軸41が位置するように電子基板91をスクリュ40の軸41に取り付ける構成を採用することで、上述したように、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。また、ICチップ92に記憶されたスクリュ40の経時使用に係る情報を読み出して、スクリュ40の再利用が可能か否かの判定の材料にすることができる。
また、本実施形態によれば、スクリュ40の軸41に設けられた円盤部材150と、ICチップ92が設けられた管状部材である電子基板91とを有しており、電子基板91の中空内部に円盤部材150が位置するように電子基板91を円盤部材150の外周面に取り付ける構成を採用することで、上述したように、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ICチップ92が設けられた環状部材である電子基板91を有しており、電子基板91の中空内部にスクリュ40の軸41が位置するように電子基板91をスクリュ40の軸41に取り付ける構成を採用することで、上述したように、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、少なくとも、ICチップ92と、ICチップ92に電気接続され上記情報の送受信を外部の通信手段であるRFIDリーらとの間で非接触で行う情報送受信部であるアンテナ部と、ICチップ92とアンテナ部とが設けられた電子基板91とによって構成されたRFIDタグ90をスクリュ40に取り付けることで、容器本体33内などにRFIDタグ90が位置していても画像形成装置に設けられたRFIDリーダとの間で通信を行うことができる。
また、本実施形態によれば、装置本体に対して着脱可能な粉体収納容器であるトナー容器に収容された粉体であるトナーを被粉体補給部に補給する粉体補給装置であるトナー補給装置60において、トナー容器として本発明のトナー容器32を用いることで、トナー補給装置60に対してトナー容器32を着脱した際に、トナー容器32を床に落としてしまったとしても、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、トナー補給装置60が容器本体33を回転駆動させる駆動手段を有しており、前記駆動手段によって容器本体33を回転駆動させて、スクリュ40により容器本体33内のトナーを開口23側に向かって搬送する構成において、上述したようにICチップ92を搬送スクリュに取り付けることで、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、トナー補給装置がスクリュ40を回転駆動させる駆動手段を有しており、前記駆動手段によってスクリュ40を回転駆動させて、スクリュ40により容器本体33内のトナーを開口23側に向かって搬送する構成において、上述したようにICチップ92をスクリュ40に取り付けることで、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、像担持体である感光体ドラム1と、感光体ドラム1上に形成された潜像を粉体の現像剤であるトナーによって現像する現像手段である現像装置5と、トナーを収納した粉体収納容器であるトナー容器を着脱可能に保持し現像装置5にトナー容器内のトナーを補給する粉体補給手段であるトナー補給装置60と、トナー容器32に取り付けられ少なくともトナー容器32の容器本体33に係る情報を格納する情報格納手段であるICチップ92と、画像形成装置本体に設けられICチップ92に格納された情報を読み取る通信手段とを備えた画像形成装置において、トナー容器として、本発明のトナー容器32を用いることで、画像形成装置に対してトナー容器を着脱する際に、トナー容器32を床に落としてしまったとしても、ICチップ92に直接的な打撃が加わってICチップ92が破損してしまうのを抑制することができる。
1 感光体ドラム
2 クリーニング部
2a クリーニングブレード
4 帯電部
5 現像装置
6 作像部
7 露光装置
8 中間転写ベルト
9 一次転写バイアスローラ
12 二次転写バックアップローラ
15 中間転写ユニット
20 定着部
24 スクリュ
30 スタック部
31 トナー容器収容部
32 トナー容器
33 容器本体
34 キャップ部
40 スクリュ
41 軸
42 螺旋羽根
45 接着部材
51 現像ローラ
52 ドクターブレード
53 現像剤収容部
54 現像剤収容部
55 搬送スクリュ
56 濃度検知センサ
60 トナー補給装置
61 トナータンク部
62 トナー搬送手段
64 トナー落下経路
65 撹拌部材
66 トナーエンドセンサ
70 制御部
71 駆動部
79 二次転写ローラ
86 給紙部
87 給紙ローラ
88 レジストローラ対
89 排紙ローラ対
90 タグ
91 電子基板
92 ICチップ
93 アンテナ部
95 タグ
96 電子基板
97 ICチップ
98 アンテナ部
100 画像形成装置本体
109 インナーカバー
110 タグ
111 電子基板
112 チップ
113 アンテナ部
120 RFIDリーダ
121 アンテナ
122 アンテナ基板
131 トナー容器収容部
136 ガイド板
140 支持部材
141 支持部材
142 支持部材
150 円盤部材
280 駆動モータ
281 ハス歯ギア
281a 駆動伝達軸
282 ギア
290 駆動カップリング
291 ギア
292 ギア
特開2007−114429号公報

Claims (8)

  1. 粉体を収納する容器本体と、
    少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、
    前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、
    前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、
    前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、
    前記情報格納手段が設けられた管状部材を有し、該管状部材の中空内部に前記搬送スクリュの軸が位置するように該管状部材が該搬送スクリュの軸に取り付けられていることを特徴とする粉体収納容器。
  2. 粉体を収納する容器本体と、
    少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、
    前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、
    前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、
    前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、
    前記搬送スクリュの軸に設けられた円盤部材と、前記情報格納手段が設けられた管状部材とを有し、該管状部材の中空内部に該円盤部材が位置するように該管状部材が該円盤部材の外周面に取り付けられていることを特徴とする粉体収納容器。
  3. 粉体を収納する容器本体と、
    少なくとも前記容器本体に係る情報を格納する情報格納手段とを備えた粉体収納容器において、
    前記情報格納手段を前記容器本体内に配設しており、
    前記容器本体の一端に形成された開口と、前記容器本体内に配設され、該容器本体内の粉体を前記開口側に向かって搬送する粉体搬送部材とを備え、前記情報格納手段を前記粉体搬送部材に取り付けており、
    前記粉体搬送部材は、容器本体長手方向に延在する軸と該軸の周囲に設けられた羽根部材とからなる搬送スクリュであり、
    前記情報格納手段が設けられた環状部材を有し、該環状部材の中空内部に前記搬送スクリュの軸が位置するように該環状部材が該搬送スクリュの軸に取り付けられていることを特徴とする粉体収納容器。
  4. 請求項1、2または粉体収納容器において、
    少なくとも、上記情報格納手段と、前記情報格納手段に電気接続され上記情報の送受信を外部の通信手段との間で非接触で行う情報送受信部と、前記情報格納手段と前記情報送受信部とが設けられた電子基板とによって構成されたRFIDタグが上記搬送スクリュに取り付けられたことを特徴とする粉体収納容器。
  5. 装置本体に対して着脱可能な粉体収納容器に収納された粉体を被粉体補給部に補給する粉体補給装置において、
    前記粉体収納容器として、請求項1、2、3または粉体収納容器を用いることを特徴とする粉体補給装置。
  6. 請求項の粉体補給装置において、
    上記容器本体を回転駆動させる駆動手段を有しており、
    該駆動手段によって該容器本体を回転駆動させて、上記粉体搬送部材により該容器本体内の粉体を上記開口側に向かって搬送することを特徴とする粉体補給装置。
  7. 請求項の粉体補給装置において、
    上記粉体搬送部材を駆動させる駆動手段を有しており、
    該駆動手段によって該粉体搬送部材を駆動させて、該粉体搬送部材により該容器本体内の粉体を上記開口側に向かって搬送することを特徴とする粉体補給装置。
  8. 像担持体と、
    該像担持体状に形成された潜像を粉体の現像剤によって現像する現像手段と、
    該現像剤を収納した粉体収納容器を着脱可能に保持し該現像手段に該粉体収納容器の容器本体内の現像剤を補給する粉体補給手段と、
    該粉体収納容器に取り付けられ少なくとも該容器本体に係る情報を格納する情報格納手段と、
    画像形成装置本体に設けられ該情報格納手段に格納された情報を読み取る通信手段とを備えた画像形成装置において、
    前記粉体収納容器として、請求項1、2、3または粉体収納容器を用いることを特徴とする画像形成装置。
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