JP5146735B2 - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に設置されるトナー容器と、それが設置された画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機等の画像形成装置においては、画像形成装置本体に着脱自在に設置される筒状のトナー容器(トナーボトル)が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。これらのトナー容器の内部に収容されるトナーは、画像形成プロセスの現像工程において消費される。そして、トナー容器内のトナーがほぼすべて消費されたときに、トナー容器はユーザーによって適宜に新品のものと交換される。
特許文献1等には、筒状のトナー容器(トナーカートリッジ)であって、内壁に螺旋状の突起部(螺旋溝)が形成された容器本体を回転駆動しながら、容器本体の開口(トナー補給口)からトナーを排出する技術が開示されている。
詳しくは、トナー容器の容器本体の底部(底面)には、容器本体の回転中心軸を基準として180度の分配角で2つの係合部(突部)が設けられている。そして、トナー容器を画像形成装置本体にセットすると、画像形成装置本体に設置された駆動カップリング(駆動軸)の爪部材(突起)が、トナー容器の係合部に係合して、画像形成装置本体からトナー容器本体への回転駆動力の伝達が可能になる。
なお、トナー容器本体が回転駆動されると、容器本体の開口からトナーが排出される。そして、トナー容器の開口から排出されたトナーは、現像装置に向けて搬送されて、現像工程において消費される。
特開2003−330247号公報
上述した特許文献1等の技術は、トナー容器本体を回転駆動する際の負荷変動が大きくて、現像装置に補給するトナー量がばらついてしまう場合があった。
本願発明者は、研究を重ねた結果、従来の技術ではトナー容器本体の底部に形成した係合部の分配角が180度に設定されていて、駆動カップリングの2つの爪部材は同じタイミングで垂直状態(水平面に対して爪部材が直交する状態である。)と水平状態(水平面に対して爪部材が平行になる状態である。)とを繰り返すために、容器本体を駆動する際の負荷変動が大きくなることを知得した。
また、このような現象は、駆動カップリングの駆動源がトナー容器の駆動に加えてトナー容器から排出されたトナーを搬送するトナー搬送スクリュをも駆動する駆動源としても用いられている場合や、低コスト化を目的としてその駆動源としてプラスチック模型等にも用いられる汎用の小型DCモータを用いた場合等には、特に無視できないものになっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、容器本体を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置に補給するトナー量のバラツキが少ない、トナー容器及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー容器は、画像形成装置本体に着脱自在に設置される筒状のトナー容器であって、内壁に螺旋状の突起部を有するとともに、前記画像形成装置本体に回転自在に保持される容器本体を備え、前記容器本体は、内部に収容されるトナーを排出するための開口を長手方向の一端側に具備するとともに、前記画像形成装置本体に設置された駆動カップリングの複数の爪部材に係合する複数の係合部が形成されて当該容器本体に対して嵌合可能に構成された嵌合部材を長手方向の他端側の底部に具備し、前記嵌合部材は、前記複数の係合部が前記容器本体の回転中心軸を基準として90度及び180度を除く分配角で配設されるとともに、前記容器本体に対して前記回転中心軸を中心として所定の角度で回動可能に構成されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1に記載の発明において、前記複数の係合部は、前記嵌合部材の外周面の近傍に配設されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記嵌合部材は、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ABS樹脂のいずれかの樹脂材料で形成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記嵌合部材は、薄板状に形成され、前記複数の係合部における前記複数の爪部材に向かう側の先端が先細り状に形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記複数の係合部は、3つの係合部であって、前記分配角が120度になるように配設されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項5のずれかに記載の発明において、前記画像形成装置本体に対する装着操作によって前記画像形成装置本体に固定保持されるとともに、前記容器本体に対して相対的に回転自在に設置されたキャップ部を備え、前記キャップ部は、前記容器本体の前記開口に連通するトナー排出口と、前記画像形成装置本体に対する着脱操作に連動して前記トナー排出口を開閉するシャッタ部材と、を具備したものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたものである。
本発明は、画像形成装置本体の駆動カップリングの複数の爪部材に係合する複数の係合部を、90度及び180度を除く分配角で容器本体の底部に配設している。これにより、容器本体を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置に補給するトナー量のバラツキが少ない、トナー容器及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図20にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている(図3〜図6をも参照できる。)。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3等を参照できる。)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3〜図12にて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kについて詳述する。
図3〜図5を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。
なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置50Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kが装置本体100のトナー容器収容部31に装着されると、その装着動作に連動してトナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材が移動してトナー排出口Wが開放される。これにより、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容されたトナーが、トナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kのトナータンク部内に貯溜されることになる。
ここで、図9の模式図を参照して、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、その内周面に螺旋状の突起が設けられている(外周面側から見ると螺旋状の溝となっている。)。この螺旋状の突起は、駆動部71(駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア列91〜93等で構成されている。)によってトナー容器32Yを図9の矢印方向に回転駆動してトナー排出口Wからトナーを排出するためのものである。すなわち、駆動部71によってトナー容器32Yが適宜に回転駆動されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(トナー容器収容部31)は、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア列81〜84、91〜93、駆動伝達軸81a、シャッタ86、等で構成されている。
図3〜図7を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの奥側(トナー容器の着脱方向奥側である。)には、トナー容器の底部に形成された係合部32Y2b(図14を参照できる。)に係合する駆動カップリング90が設置されている。駆動カップリング90には駆動モータ80の駆動力がモータギア80a、2段ギア91、従動ギア93を介して伝達されて、駆動カップリング90によってトナー容器32Yの容器本体32Y2が所定方向に回転駆動される。
駆動モータ80は、自動車や戦車のプラスチック模型でよく用いられる小型モータと同程度の大きさ及び出力のDCモータであり、入力電圧が24Vのものを用いている。この駆動モータ80は、1つで、容器本体32Y2をその底部から回転駆動するとともに、底部近傍から頭部であるキャップ部32Y1にかけて延設された伝達軸81aを有するギア92を駆動している。伝達軸81aに伝えられた駆動力によって、駆動伝達方向を変えるためにねじり角が大きく設定されたハス歯ギア81、82等を介して、トナータンク部61Y内の撹拌部材65Yとトナー搬送管63Y内のトナー搬送スクリュ62Yとが駆動されている。上述の複雑な駆動伝達機構と、いずれもトナーを搬送・撹拌することで負荷が大きくなっている3つの駆動対象32Y2、62Y、65Yと、によって、駆動対象の1つである容器本体32Y2の駆動ムラが生じやすくなっている。
ここで、本実施の形態1では、図7(B)を参照して、駆動カップリング90に3つの爪部材90aが設けられている。この3つの爪部材90aは、駆動カップリング90の回転中心軸を基準とした分配角θが120度となるように配設されている。そして、駆動カップリング90の爪部材90aの当接面90a1が、トナー容器32Yの係合部32Y2bの当接面R(図19を参照できる。)に係合して、駆動カップリング90からトナー容器32Yの係合部32Y2bに回転駆動力が伝達される。
一方、2段ギア91に噛合するギア92は、駆動伝達軸81aを介して、トナー補給装置60Yの手前側(トナー容器の着脱方向手前側である。)に設置されたギア81に駆動力を伝達する。そして、手前側のギア81に伝達された駆動力によって、ギア列81〜84を介して、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yの回転駆動がおこなわれる。なお、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yが設置されたトナー補給装置60Yの手前側の構成は、後で図9〜図12にて詳しく説明する。
ここで、図8を参照して、装置本体100の手前側に設置された本体カバー(不図示である。)を開放すると、各トナー容器収容部31Y、31M、31C、31K(トナー容器収容部31)が露呈される。そして、装置本体100の手前側から各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作である。)がおこなわれる。
なお、図示は省略するが、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの挿入口の形状は色ごとに異なっている。
具体的に、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kには、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのキャップ部に形成されたガイドリブ32Y1f(図13等を参照できる。)が係合する第1案内溝と、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのキャップ部に形成された突起部材32Y1d、32Y1e(図13、図16等を参照できる。)が係合する第2案内溝と、が形成されている。そして、第2案内溝は、その形状が色ごとに異なり、所定の挿入口(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)に異なる色のトナー容器が誤セットされないように構成されている。
また、図示は省略するが、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在に並設される、トナー容器収容部31(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)の保持部に、アンテナ基板が設置されている。詳しくは、アンテナ基板には、保持部に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kの周面に設置された電子基板32Y1c(図13、図16等を参照できる。)とそれぞれ通信をおこなうための4つのアンテナが電子基板に対向するように同一平面上に並設されている。
そして、トナー容器32Yの電子基板32Y1cと、アンテナ(アンテナ基板)が設置された画像形成装置本体100と、の間で必要な情報の授受がおこなわれる。双方の間で通信される情報としては、トナー容器の製造番号、リサイクル回数等の情報や、トナーの容量、ロット番号、色等の情報や、画像形成装置本体100の使用履歴等の情報がある。
次に、図9〜図12にて、トナー補給装置60Yの手前側の構成・動作について詳述する。
トナー補給装置60Yの手前側には、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、ギア列81〜84、シャッタ86、等が設置されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yのキャップ部32Y1のトナー排出口Wの下方に配設されていて、トナー容器32Yのトナー排出口Wから排出されたトナーが補給口60Yaを介して貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送部62Y、63Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図9を参照して、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70の制御により駆動部71(駆動モータ80、ギア列91〜93、駆動カップリング90)によってトナー容器32Yを所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の表示部(不図示である。)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61Yの中央(トナーエンドセンサ66Yの近傍である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65Yが設置されている。撹拌部材65Yは、軸部に可撓性部材65Yaが設置されたものであって、図9の時計方向に回転することによりトナータンク部61Y内のトナーを撹拌する。さらに、撹拌部材65Yの可撓性部材65Yaの先端が、回転周期でトナーエンドセンサ66Yの検知面に摺接することで、トナーエンドセンサ66Yの検知面にトナーが固着して検知精度が低下する不具合を抑止している。なお、図11及び図12を参照して、撹拌部材65Yの軸部の一端にはねじり角が45度のハス歯ギア82(歯すじの図示を省略している。)が設置されていて、このハス歯ギア82に噛合するハス歯ギア81(ねじり角が45度に設定されている。歯すじの図示を省略している。)を介して撹拌部材65Yに駆動力が伝達される。
図10を参照して、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方(図10の矢印方向である。)に搬送するものである。詳しくは、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方(落下口64Yaの位置である。)に向けてトナーを直線的に搬送する。そして、トナー搬送部62Y、63Yによって搬送されたトナー(落下口64Yaの位置に達したトナーである。)は、トナー落下経路64Yを自重落下して現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するトナー搬送スクリュ62Y、トナー搬送スクリュ62Yに近接する内壁を有するトナー搬送管63Y、等で構成される。
トナー搬送スクリュ62Y(スクリュ部材)は、軸部に螺旋状にスクリュが形成されたものであって、軸受を介してトナー搬送管63Yに回転自在に支持されている。なお、図11及び図12を参照して、トナー搬送スクリュ62Yの一端にはカサ歯車84が設置されていて、このカサ歯車84に噛合するカサ歯車83(撹拌部材65Yの軸部に設置されている。いずれのカサ歯車も歯すじの図示を省略している。)を介してトナー搬送スクリュ62Yに駆動力が伝達される。
トナー搬送管63Yは、その上流側がトナータンク部61Yに連通していて、その下流側が落下口64Yaを介してトナー落下経路64Yに連通している。トナー搬送管63Yは、樹脂材料で形成された管状部材であって、その内部にトナー搬送スクリュ62Yが軸受を介して回転自在に支持されている。トナー搬送スクリュ62Yのスクリュ外径部と、トナー搬送管63Yの内壁と、の隙間は0.1〜0.2mm程度に設定されている。これにより、トナー搬送部62Y、63Yにおいて、重力方向に逆らった斜め上方へのスムーズなトナー搬送が可能になる。
このように、本実施の形態1では、トナータンク部61Yに貯留されたトナーをトナー搬送部62Y、63Yによって斜め上方に搬送した後に、トナー落下経路64Yによって自重落下により現像装置5Yにトナーを補給している。これにより、現像装置5Yへのトナー補給を終了(休止)する際にトナー搬送スクリュ62Yの回転駆動を停止しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Y内に自重落下してしまう不具合が軽減される。
具体的に、落下口64Yaから離れた位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかその位置に留まることになる。また、落下口64Yaに近い位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、大きな衝撃等が生じたとしても落下口64Yaから多量に自重落下することなく、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかその位置に留まることになる。
したがって、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、現像装置5Yへの精度の高いトナー補給(安定したトナー補給)が可能になり、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)のバラツキを抑えることができる。すなわち、出力画像の画像濃度が高くなったり、トナー飛散や地肌汚れ画像が発生したりしてしまう不具合を抑止することができる。
さらに、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーが多量に現像装置5Y内に補給されてしまうことによりトナータンク部61Yの残トナー量が大きく変動する不具合も抑止される。したがって、トナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知の誤検知も防止される。
図10を参照して、上述した効果を確実にするために、トナー搬送部62Y、63Yは、水平方向に対する傾斜角度αが5度以上になるように形成することが好ましい(α≧5度)。ただし、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを大きくし過ぎると、トナー搬送部62Y、63Yによるトナー搬送性が低下してしまうとともに、装置の鉛直方向の高さが大きくなってしまうことになる。なお、本実施の形態1では、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを10度程度に設定している。
また、図11及び図12を参照して、トナー落下経路64Yには、装置本体100に対する現像装置5Yの着脱動作に連動して開閉するシャッタ86が設置されている。詳しくは、シャッタ86は、現像装置5Yが装着されるときに、スプリング87の付勢力に抗するように現像装置5Yに押動されてトナー落下経路64Yを開放する方向に移動する。これに対して、シャッタ86は、現像装置5Yが取出されるときに、スプリング87の付勢力によってトナー落下経路64Yを閉鎖する方向に移動する。このような構成により、装置本体100から現像装置5Yが取出されても、トナー落下経路64Yから装置本体100内にトナーが飛散する不具合を抑止することができる。
次に、図13〜図19にて、トナー容器32Yについて詳述する。
図13〜図19を参照して、トナー容器32Yは、筒状のトナー容器であって、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とで構成される。
容器本体32Y2は、頭部(一端側)に開口が設けられていて、キャップ部32Y1の内部に連通している。また、容器本体32Y2の内壁には螺旋状の突起32Y2aが形成されている。そして、容器本体32Y2は、画像形成装置本体100の駆動カップリング90(容器本体32Y2の他端側の底部に設けられた係合部32Y2bに係合する。)から駆動力を受けて所定方向に回転して、内部に収容されたトナーがキャップ部32Y1に向けて搬送される。そして、容器本体32Y2の開口から排出されたトナーは、キャップ部32Y1(トナー容器32Y)の周面に設けられたトナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Yのトナータンク部61Yに補給される(図18をも参照できる。)。
図17を参照して、容器本体32Y2の長手方向(回転軸方向)の一端側に設けられた開口には、スクレーパ32Y30が設置されている。スクレーパ32Y30は、容器本体32Yとともに回転して、容器本体32Y内の開口の近傍にあるトナーを効率的にキャップ部32Y1側に移行させるためのものである。
ここで、図14及び図19を参照して、本実施の形態1では、容器本体32Y2の長手方向(回転軸方向)の他端側の底部に設けた複数の係合部32Y2b(駆動カップリング90の爪部材90aに係合する。)を、容器本体32Y2の回転中心軸を基準として90度及び180度を除く分配角θで配設している。具体的に、本実施の形態1では、容器本体32Y2の底部に3つの係合部32Y2bを設けて、それらの分配角θ(等分角度)が120度となるように配設している。
このような構成により、容器本体32Y2の底部に設ける複数の係合部32Y2bを、容器本体32Y2の回転中心軸を基準として90度又は180度の分配角θで配設する場合に比べて、容器本体32Y2を回転駆動する際に駆動カップリング90(又は駆動モータ80)にかかる負荷変動を小さくすることができて、現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキを軽減することができる。
図20は、上述した効果を確認するために、本願発明者がおこなった実験の結果を示すグラフである。
図20において、横軸は時間を示し、縦軸は駆動カップリング90の駆動トルクを示す。また、実線グラフは、係合部32Y2b(爪部材90a)の分配角θを120度としたトナー容器32Y(本実施の形態1の構成のものである。)を用いたときの駆動トルクの変動を示す。これに対して、破線グラフは、係合部32Y2b(爪部材90a)の分配角θを180度としたトナー容器32Y(従来の構成のものである。)を用いたときの駆動トルクの変動を示す。
図20に示すように、分配角θを180度としたものは、駆動カップリング90の2つの爪部材90aが同じタイミングで垂直状態(水平面に対して爪部材90aが直交する状態である。)と水平状態(水平面に対して爪部材90aが平行になる状態である。)とを繰り返すために、容器本体32Y2を駆動する際の負荷変動が大きくなる。そして、駆動モータ80の負荷も大きく変動して、トナー補給装置60Yのトナー搬送スクリュ62Yによって現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキが大きくなっていた。詳しくは、図中の破線で囲んだ係合部320Yを参照して、係合部320Yの爪部材320Y2bが水平状態のときに駆動トルクは最大になり、係合部320Yの爪部材320Y2bが垂直状態のときに駆動トルクは最小になり、これらの周期Hを繰り返す。そして、トナー補給量とそのバラツキとは、0.18グラム/秒±30〜48%であった。
これに対して、本実施の形態1のように分配角θを120度としたもの(分配角θを90度、180度以外に設定したもの)は、駆動カップリング90の3つの爪部材90aが同じタイミングで水平状態や垂直状態にならないために、容器本体32Y2を駆動する際の負荷変動が小さくなる。そして、駆動モータ80の負荷変動も小さく、トナー補給装置60Yのトナー搬送スクリュ62Yによって現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキが小さくなっていた。具体的に、トナー補給量とそのバラツキとは、0.18グラム/秒±10〜20%であった。このように、トナー補給量のバラツキが少ないと、現像装置5Y内に収容された現像剤のトナー濃度が安定して、出力画像上の画像濃度も安定することになる。
なお、トナー補給量の測定は、駆動モータ80を所定時間稼動して、トナー補給装置60Yの落下口64Yaから落下するトナーの重量を測定時間で除算したものである。
また、本実施の形態1では、図14及び図19を参照して、複数の係合部32Y1bを、容器本体32Y2の外周面から離れた位置に配設している。これにより、容器本体32Y2の係合部32Y1bに係合する駆動カップリング90を、比較的コンパクトに形成することができる。
なお、図19にて破線で囲んだ領域は、トナー補給装置60Yへのトナー容器32Yの装着時に爪部材90aと係合部32Y2bとが干渉してしまった場合(爪部材90aの当接面90a1と係合部32Y2bの当接面Rとが嵌合せずに、爪部材90aと係合部32Y2bとが先端面でぶつかり嵌合しない場合である。)に、爪部材90aが退避可能な領域(非嵌合状態から嵌合状態に変化するための退避領域)である。
一方、キャップ部32Y1は、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体)に対する装着操作によってトナー補給装置60Y(画像形成装置本体)に固定保持される。すなわち、トナー補給装置60Yへのセットが完了した後のキャップ部32Y1は、回転駆動されることなく、キャップ部32Y1に対して回転自在に設置された容器本体32Y2のみが回転駆動されることになる。
なお、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とのシール性は、キャップ部32Y1の把持部本体32Y120に貼着されたシール材32Y20b(図17、図18等を参照できる。)によって確保されている。すなわち、図17及び図18を参照して、容器本体32Y2の開口がキャップ部32Y1のシール材32Y20bに食い込み摺動することによって、双方の部材の間からトナーが漏出する不具合が抑止される。
図16及び図17を参照して、キャップ部32Y1には、トナー排出口W、シャッタ部材32Y1a、電子基板32Y1c、非互換用の突起部材32Y1d、カラー識別用リブ32Y1e(突起部材)、ガイドリブ32Y1f、把持部32Y1b、弾性部材125、等が設けられている。
シャッタ部材32Y1aは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に対するトナー容器32Yの着脱操作に連動してトナー排出口Wを開閉するように構成されている。
詳しくは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)にトナー容器32Yを装着する場合、ユーザーはトナー容器32の把持部32Y1b(図13の状態のものである。)を把持しながら、トナー容器32Yを装置本体100の挿入口(図8を参照できる。)から押し込む。そして、トナー容器32Yの底部に設けられた係合部32Y2bが駆動カップリング90に係合した後に、把持部32Y1bを時計方向に約90度だけ手動回転させることで、シャッタ部材32Y1aがトナー補給装置60Yの規制部材に係合して回転が規制されて、トナー排出口Wが開放される。このとき、トナー排出口Wは下方に向いてトナータンク部61Yの補給口60Yaと係合した状態(図18の状態である。)で、キャップ部32Y1がトナー補給装置60Yに固定保持される。これに対して、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)からトナー容器32Yを取出する場合には、上述した装着時の操作と逆の手順で操作がおこなわれることになる。
また、図16を参照して、トナー排出口Wの周囲には、起立部W1が設けられていて、さらにその周囲にはツバW2が設けられている。起立部W1は、シャッタ部材32Y1aがトナー排出口Wを閉鎖しているときにシャッタ部材32Y1aの裏面に貼着された弾性部材125に食い込んで双方の部材のシール性を高めたり、シャッタ部材32Y1aがトナー排出口Wを開放しているときに補給口60Yaの周囲に貼着されたシール部材(不図示である。)に食い込んで双方の部材のシール性を高めたりするためのものである。
電子基板32Y1cは、RFID等であって、画像形成装置本体(アンテナ基板)との間でトナー容器32Yや画像形成装置本体100に関する情報の通信をおこなうためのものである。
非互換用の突起部材32Y1dは、トナー容器32Yが画像形成装置本体100に対して長手方向に装着されるときに画像形成装置本体100に係合して異なる種類の容器の誤セットを防止するためのものである。例えば、非互換用の突起部材32Y1dは、メーカーとは別の会社が画像形成装置を別ブランドで販売するとともにメーカーがトナー容器をその別会社に供給する場合等であって、メーカーの自社ブランドのトナー容器を別会社のものと区別するとき等に設けられる。非互換用の突起部材32Y1dは、シャッタ部材32Y1a(トナー排出口を閉鎖した状態のものである。)とともに電子基板32Y1cを挟むようにトナー容器32Yの周面上に形成されている。
図16を参照して、カラー識別用リブ32Y1e(突起部材)は、イエロー用の挿入口(トナー補給装置60Y)に、イエロー用のトナー容器32Yとは異なる色のトナー容器32M、32C、32Kが誤セットされないように構成されている。すなわち、図16に示すイエロー用のカラー識別用リブ32Y1eと、マゼンタ用のカラー識別用リブと、シアン用のカラー識別用リブと、ブラック用のカラー識別用リブと、は互いにそのリブ位置が異なり、対応する挿入口にのみ合致するように形成されている。
また、図13を参照して、ガイドリブ32Y1fは、トナー補給装置60Yの挿入口(図8を参照できる。)に対して、トナー容器32Yが正しい姿勢で着脱されるように案内するためのものである。
以上説明したように、本実施の形態1では、画像形成装置本体100の駆動カップリング90の複数の爪部材90aに係合する複数の係合部32Y2bを、90度及び180度を除く分配角θで容器本体32Y2の底部に配設している。これにより、容器本体32Y2を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキを少なくすることができる。
実施の形態2.
図21にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図21は、実施の形態2におけるトナー容器の底部を示す概略図である。本実施の形態2におけるトナー容器32Yは、係合部32Y2bが設けられている容器本体32Y2の底部の形状が、前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態2におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とで構成されている。そして、前記実施の形態1のものと同様に、図21を参照して、トナー容器32Yの底部には、分配角θを120度とする係合部34Y2bが3つ配設されている。
ここで、本実施の形態2では、トナー容器32Yの底部において、容器本体32Y2の外周に係合部32Y2bを形成している。したがって、係合部32Y2bが形成された底部(図21(A)の凸状の先端部分である。)にまで、容器本体32Y2の内部にトナーが充填されることになる。
このように、容器本体32Y2の外周に係合部32Y2bを形成することで、先に図19で説明した爪部材90aの退避可能な領域(退避領域)を広く取ることができるために、駆動カップリング90の爪部材90aを大きく設定することができるとともに、小さな力で容器本体32Y2を回転駆動させることができる。なお、駆動カップリング90の爪部材90aの形状は、容器本体32Y2の底部(凸部)に嵌合して係合部32Y2bに係合するようなものになる。
本実施の形態2のようなトナー容器32Yの構成は、係合部32Y2b(爪部材90a)の数が多くなるほど上述した効果が発揮される。すなわち、係合部32Y2b(爪部材90a)の数が多くなると、爪部材90aの退避領域が狭くなるために、トナー補給装置60Yへのトナー容器32Yの装着時に爪部材90aと係合部32Y2bとが干渉してしまう確率が高くなる。前記実施の形態1におけるトナー容器32Yの場合には、爪部材90aが容器本体32Y2の凹状の底部に入り込む構成であるために、爪部材90aをコンパクトに形成することができる反面、爪部材90aの強度を考慮して爪部材90aをある程度の大きさに設定すると上述した退避領域が小さくなってしまう。爪部材90aと係合部32Y2bとの干渉負荷が小さければ、爪部材90aを容器本体32Y2側に付勢する圧縮スプリング(不図示である。)のスプリング力によって、爪部材90aが係合部32Y2bに干渉しても爪部材90aが係合部32Y2b上を滑って凹部に入り込むことになる。しかし、爪部材90a(係合部32Y2b)の数が多くなって干渉負荷が大きくなると、爪部材90aが凹部に入り込まずにセット不良になる可能性がある。本実施の形態2のようなトナー容器32Yの構成は、このような不具合を確実に抑止することができる。
なお、本実施の形態2において、容器本体32Y2の材料として、比較的安価で剛性が高いPET(ポリエチレンテレフタレート)等を用いることができる。これにより、係合部32Y2bの寸法精度を向上させることができる。
なお、容器本体32Y2の底部の形状は、図22及び図23に示すように、凸状部を設けずに形成することもできる。
図22及び図23に示すように、複数の係合部32Y1bは、容器本体32Y2の外周面の近傍に配設されている。このような構成により、複数の係合部32Y1bを容器本体32Y2の外周面から離れた位置に配設した場合(前記実施の形態1における図19のような場合である。)に比べて、駆動カップリング90の爪部材90aを大きく設定することができるとともに、小さな力で容器本体32Y2を回転駆動させることができる。
詳しくは、図23の場合には、図19の場合に比べて、爪部材90aの退避領域(破線で囲んだ領域である。)が広いために、爪部材90aの周方向の大きさを大きく設定することができる。そのため、爪部材90aの機械的強度を高めることができる。さらに、図23の場合には、図19の場合に比べて、爪部材90aが回転中心から離れた位置で係合部32Y2bに当接するために、容器本体32Y2を回転駆動するための負荷を小さくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態2におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、画像形成装置本体100の駆動カップリング90の複数の爪部材90aに係合する複数の係合部32Y2bを、90度及び180度を除く分配角θで容器本体32Y2の底部に配設している。これにより、容器本体32Y2を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキを少なくすることができる。
実施の形態3.
図24にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図24は実施の形態3におけるトナー容器の底部を示す概略図である。本実施の形態3におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y2の底部に係合部111bが設けられた嵌合部材111が嵌合されている点が、前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態3におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とで構成されている。そして、前記実施の形態1のものと同様に、図24を参照して、トナー容器32Yの底部には、分配角θを120度とする係合部111aが3つ配設されている。
ここで、本実施の形態3では、容器本体32Y2の底部には、3つの係合部111bが設けられた嵌合部材111が嵌合されている。詳しくは、図24(A)に示すように、容器本体32Y2の底部にはクビレ部が設けられていて、そのクビレ部に嵌合部材11の穴部を嵌合(締まり嵌め)させて、容器本体32Y2に対して嵌合部材11を固定させる。これにより、駆動カップリング90から係合部111a(嵌合部材111)に回転駆動力が伝達されて、容器本体32Y2は嵌合部材111とともに所定方向に回転駆動されることになる。
このような構成により、容器本体32Y2と、係合部111aが設けられた嵌合部材111と、を別の材料で形成することができる。すなわち、寸法精度や大きな機械強度が要求されない容器本体32Y2は安価で高い射出成形性を有する材料で形成して、寸法精度や大きな機械強度が要求される係合部111aを具備する嵌合部材111は寸法精度や機械的強度の高い材料で形成することができる。
具体的に、本実施の形態3では、容器本体32Y2の材料としてPP(ポリプロピレン)を用い、嵌合部材111の材料としてPOM(ポリアセタール)を用いている。
以上説明したように、本実施の形態3におけるトナー容器32Yも、前記各実施の形態のものと同様に、画像形成装置本体100の駆動カップリング90の複数の爪部材90aに係合する複数の係合部111aを、90度及び180度を除く分配角θで容器本体32Y2の底部に配設している。これにより、容器本体32Y2を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキを少なくすることができる。
実施の形態4.
図25にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図25は実施の形態4におけるトナー容器の底部を示す概略図である。本実施の形態4におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y2の底部に嵌合された嵌合部材111が所定の範囲で回動する点と、係合部111bの先端が先細り状に形成されている点と、が前記実施の形態3のものと異なる。
本実施の形態4におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態3のものと同様に、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とで構成されている。そして、前記実施の形態3のものと同様に、図25を参照して、トナー容器32Yの底部には、分配角θを120度とする3つの係合部111aが設けられた嵌合部材111が嵌合されている。
ここで、本実施の形態4では、嵌合部材111を、容器本体32Y2に対して所定の範囲αで回動可能に構成している。
詳しくは、図25に示すように、嵌合部材111には、3つの係合部111a、爪111b、壁部111c等が形成されている。容器本体32Y2の底部(ボス部)に嵌合部材111の穴部(軸受部)を合わせるように嵌合部材111を押し込むと、容器本体32Y2の溝部V(図25(A)を参照できる。)に爪111bが係合して、容器本体32Y2に対して嵌合部材111が軸方向に抜けないように嵌合される。このとき、嵌合部材111は、容器本体32Y2に対して周方向に約65度の範囲(容器本体32Y2のストッパ部Sから爪111bの側面までの範囲である。)だけ回動できるように嵌合している。
そして、駆動カップリング90の爪部材90aの当接面90a1と、嵌合部材111の係合部111aの当接面(側面)と、が当接して、駆動カップリング90から係合部111a(嵌合部材111)に回転駆動力が伝達されると、嵌合部材111が回転して壁部111cが容器本体32Y2のストッパ部Sに当接して嵌合部材111から容器本体32Y2に回転駆動力が伝達される。こうして、容器本体32Y2は嵌合部材111とともに所定方向に回転駆動されることになる。
このような構成により、本実施の形態4においても、容器本体32Y2と、係合部111aが設けられた嵌合部材111と、を別の材料で形成することができる。具体的に、本実施の形態4では、嵌合部材111の材料として、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ABS等の寸法精度が高く剛性の高い樹脂材料を用いている。また、容器本体32Y2の材料として、ポリプロピレンやポリプロピレンテレフタレート等の低廉でブロー成型が容易な材料を用いている。
また、本実施の形態4では、嵌合部材111を薄板状に形成している。さらに、図25(B)及び図25(C)(図25(B)をZ視方向にみた図である。)に示すように、3つの係合部111aは、3つの爪部材90aに向かう側の先端が先細り状に形成されている。
このように構成することで、トナー補給装置60Yへのトナー容器32Yの装着時に爪部材90aと係合部111aとが干渉してしまう確率を低減することができる。また、爪部材90aと係合部111aとが干渉してしまっても、係合部111aが先細り状に形成されていて、さらに容器本体32Y2に対して嵌合部材111が所定範囲αで回動自在に構成されているために、爪部材90aが退避領域に退避しやすい。
なお、本実施の形態4では、係合部111aの肉厚を2mm程度に設定している。これにより、爪部材90aと係合部111aとが干渉してしまう確率を低減する効果を確保できるとともに、係合部111aと爪部材90aとが衝突したときの係合部111aの強度を充分に確保できる。
以上説明したように、本実施の形態4におけるトナー容器32Yも、前記各実施の形態のものと同様に、画像形成装置本体100の駆動カップリング90の複数の爪部材90aに係合する複数の係合部111aを、90度及び180度を除く分配角θで容器本体32Y2の底部に配設している。これにより、容器本体32Y2を回転駆動する際の負荷変動が小さくて、現像装置5Yに補給するトナー量のバラツキを少なくすることができる。
なお、前記各実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内に2成分現像剤を収容することもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置を示す斜視図である。 トナー補給装置を示す上面図である。 トナー補給装置を示す正面図である。 トナー補給装置を示す側面図である。 駆動部を示す図である。 画像形成装置本体のトナー容器収容部の近傍を示す斜視図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図である。 トナー補給装置を示す断面図である。 トナー補給装置の外観を示す側面図である。 トナー補給装置の外観を示す斜視図である。 トナー容器を示す斜視図である。 トナー容器を底部側からみた斜視図である。 トナー容器を示す3面図である。 トナー容器のキャップ部を示す斜視図である。 トナー容器の頭部近傍を示す断面図である。 トナー補給装置に設置されたトナー容器の頭部側を示す断面図である。 トナー容器の底部を示す背面図である。 実験結果を示すグラフである。 この発明の実施の形態2におけるトナー容器の底部を示す概略図である。 別の形態のトナー容器を底部側からみた斜視図である。 図22のトナー容器の底部を示す背面図である。 この発明の実施の形態3におけるトナー容器の底部を示す概略図である。 この発明の実施の形態4におけるトナー容器の底部を示す概略図である。
符号の説明
5Y 現像装置、
31、31Y、31M、31C、31K トナー容器収容部、
32Y、32M、32C、32K トナー容器、
32Y1 キャップ部、
32Y1a シャッタ部材、 32Y1b 把持部、
32Y2 容器本体、
32Y2b 係合部、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置、
80 駆動モータ、
90 駆動カップリング、
90a 爪部材、
100 画像形成装置本体(装置本体)、
111 嵌合部材、
111a 係合部、 W トナー排出口、 θ 分配角。

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に設置される筒状のトナー容器であって、
    内壁に螺旋状の突起部を有するとともに、前記画像形成装置本体に回転自在に保持される容器本体を備え、
    前記容器本体は、内部に収容されるトナーを排出するための開口を長手方向の一端側に具備するとともに、前記画像形成装置本体に設置された駆動カップリングの複数の爪部材に係合する複数の係合部が形成されて当該容器本体に対して嵌合可能に構成された嵌合部材を長手方向の他端側の底部に具備し、
    前記嵌合部材は、前記複数の係合部が前記容器本体の回転中心軸を基準として90度及び180度を除く分配角で配設されるとともに、前記容器本体に対して前記回転中心軸を中心として所定の角度で回動可能に構成されたことを特徴とするトナー容器。
  2. 前記複数の係合部は、前記嵌合部材の外周面の近傍に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記嵌合部材は、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ABS樹脂のいずれかの樹脂材料で形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー容器。
  4. 前記嵌合部材は、薄板状に形成され、前記複数の係合部における前記複数の爪部材に向かう側の先端が先細り状に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトナー容器。
  5. 前記複数の係合部は、3つの係合部であって、前記分配角が120度になるように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトナー容器。
  6. 前記画像形成装置本体に対する装着操作によって前記画像形成装置本体に固定保持されるとともに、前記容器本体に対して相対的に回転自在に設置されたキャップ部を備え、
    前記キャップ部は、
    前記容器本体の前記開口に連通するトナー排出口と、
    前記画像形成装置本体に対する着脱操作に連動して前記トナー排出口を開閉するシャッタ部材と、
    を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトナー容器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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