JP4371317B2 - トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 - Google Patents
トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4371317B2 JP4371317B2 JP2006021362A JP2006021362A JP4371317B2 JP 4371317 B2 JP4371317 B2 JP 4371317B2 JP 2006021362 A JP2006021362 A JP 2006021362A JP 2006021362 A JP2006021362 A JP 2006021362A JP 4371317 B2 JP4371317 B2 JP 4371317B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- toner container
- container
- main body
- held portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
詳しくは、トナー収納容器を装置本体に装着する場合は、まず、ヒンジを中心にして開閉ホルダ(開閉フォルダ)を回転させて開閉ホルダの上方を露出させる。その後、トナー収納容器を開閉ホルダ内にセットする。その後、トナー収納容器がセットされた開閉ホルダがヒンジを中心に回転操作(回転動作)される。これにより、トナー排出口を挟むように口金部材の両側面に設けられた係合部が装置本体の位置決め部材に係合して、装置本体におけるトナー収納容器の位置が定まることになる。さらに、開閉ホルダの回転動作にともない、スプリングの付勢力に抗するように口栓部材(シャッタ部材)がノズルに押動されてパッキン(Gシール)で密封されたトナー排出口を開放する。
しかし、トナー収納容器のトナー容量を多くできずにトナー収容容器の交換頻度が多くなってしまうデメリットがある。すなわち、トナー収納容器は、鉛直方向を長手方向とする袋容器にトナーを収納しているために、トナー容量を多くしようとするとトナー収納容器の高さが大きくなってしまう。これにともない開閉ホルダの高さも大きくなって、画像形成装置全体の高さ方向のレイアウトに影響してしまう。したがって、トナー収納容器のトナー容量はそれほど多くできずに、特許文献1等のトナー容器(水平方向が長手方向になるものである。)に比べて、交換頻度が多くなってしまう。
しかし、ユーザー、販売者、流通業者、生産者等が、トナー容器(画像形成装置にセットされていない未使用のトナー容器である。)を保管する際に、容器本体に対して被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で静置面(静置するための任意の平面である。)に静置することにより、被保持部側でトナーが凝集してしまうことがあった。
このような問題は、被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で、長時間静置した場合や高温高湿環境下で静置した場合等には、特に顕著に発生する。
前記穴部は、前記ノズルが挿入される挿入口を有し、前記静置防止手段は、前記挿入口が形成された面であって前記静置面に対向する前記被保持部の対向面から突出した突出部であり、前記突出部は、前記静置面に当接する当接面の面積が、前記容器本体に対して前記被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で前記静置面に投影される前記容器本体の投影面の面積よりも小さくなるように構成されたものである。
図1〜図14にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1〜図4にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す全体構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図であり、図3はそのトナー補給経路を示す概略図であり、図4はトナー補給装置の一部を示す斜視図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32K(粉体収納容器)が着脱自在(交換自在)に設置されている。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー搬送パイプ43Yに連通している。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
なお、図3は、理解を容易にするために、トナー容器32Y、トナー補給経路43Y、60、70、71、現像装置5Yの配置方向を変えて図示している。実際には、図3において、トナー容器32Yとトナー補給経路の一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1を参照できる。)。
図4を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給経路を経て適宜に各現像装置内に補給される。4つのトナー補給経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
搬送管としてのチューブ71は、その内径が4〜10mmになるように形成されている。チューブ71の材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ71を用いることで、トナー補給経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
なお、本実施の形態1では、ロータ61の螺旋方向(巻き方向)及び回転方向が、トナー容器32Yの容器本体33Yに形成された突起33bの螺旋方向(巻き方向)及び回転方向に一致するように設定されている。
なお、本実施の形態1では、スクリューポンプ60のロータ61を、トナー搬送方向上流側からみて反時計方向に回転させている。また、ロータ61の螺旋方向(巻き方向)を右方向に設定している。これにより、ロータ61の回転によって、スクリューポンプ60内には、右回りの渦気流が形成されることになる。
先に図1及び図4で説明したように、トナー容器収容部31には、4つの略円筒状のトナー容器32Y、32M、32C、32K(トナーボトル)が、着脱自在に設置されている。トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容された各色のトナーは、それぞれ、図3で説明したトナー補給経路を経て、各作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置に適宜補給される。
なお、他の3つのトナー容器32M、32C、32Kも、収容されたトナーの色が異なることと凹部34m及び凸部34nの位置以外は、イエロートナーを収容したトナー容器32Yとほぼ同様の構成となっている。以下、他の3つのトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略して、イエロートナーを収容したトナー容器32Yのみの説明をおこなうことにする。
容器本体33Yの頭部には、容器本体33Yと一体的に回転するギア33cと、開口部A(開口)とが設けられている(図6を参照できる。)。開口部Aは、容器本体33Yの頭部(装着動作において先方となる位置である。)に設けられていて、容器本体33Y内に収容されたトナーを被保持部34Y内のスペース(空洞)に向けて排出するためのものである。
なお、切欠部34hを除く被保持部34Yの一部は、ギア33cの一部(切欠部34hから露呈しない部分である。)を覆うガイド部材として機能することになる。これにより、ギア33cがトナー等で汚れるのを軽減することができる。
また、容器本体33Yの内周面には、螺旋状の突起33bが設けられている(外周面側から見ると螺旋状の溝となっている。)。この螺旋状の突起33bは、容器本体33Yを所定方向に回転駆動して開口部Aからトナーを排出するためのものである。このように構成された容器本体33Yは、その周面上に配設されるギア33cをインジェクション成形した後にブロー成形にて製造することができる。
なお、本実施の形態1におけるトナー容器32Yは、容器本体33Yとともに回転する撹拌部材33fが開口部Aに設置されている。撹拌部材33fは、被保持部34Y内のスペースから容器本体33Y内に向けて延設されるとともに、回転軸(図6中の一点鎖線である。)に対して斜めに配設された棒状部材である。容器本体33Yとともに撹拌部材33が回転することで、開口部Aからのトナー排出性が向上する。
ここで、本実施の形態1では、被保持部34Yの内部に形成された空洞(スペース)が、略円柱状に形成されている。さらに、被保持部34Yの内部に形成された略円柱状の空洞からトナー排出口Bに至るトナー排出経路(垂直経路)がすり鉢状に形成されている。これによって、容器本体33Yの回転によって容器本体33Y内に形成された渦気流が消失されることなく維持されて、トナー排出口Bに向けて効率よく受け渡されることになる。そのため、トナー排出口Bから排出されてチューブ71内を移動するトナーのトナー搬送性が向上する。
なお、本願において「トナー容器収容部へのトナー容器の装着操作を機械的に補助する」とは、トナー容器収容部に対してトナー容器の位置が決まるように装着する際の挿入動作や位置決め動作が容易となるように補助的におこなわれる動作である。したがって、機械的な補助部材としては、位置決め部材31cに係合する係合部34gや、後述の凹部34m及び凸部34nや、図示は省略するがトナー容器の回り止め部材、等がある。
さらに、ホルダ34cとキャップ34aとの係合部には、双方の隙間からのトナーの漏出を抑止するためにOリング等のパッキンが設置されている。
なお、被保持部34Yに設けられた突出部34a1には、IDチップ35の周囲を覆う壁部34a2が設けられている。このようにIDチップ35を壁部34a2で覆うことにより、IDチップ35上に飛散トナーが付着しにくくなる。
なお、本願において「トナー容器収容部へのトナー容器の装着操作を電気的に補助する」とは、トナー容器収容部にトナー容器が動作可能な状態でセットされたか否かを検知(セット検知である。)するためにセット時又はその後におこなわれる通信動作である。したがって、装着操作には直接的に関係のないトナー容器に係わる情報の通信は、「装着操作を電気的に補助する」ものではないことになる。
これによって、トナー排出口B(又は口栓部材34d)からトナー容器32Yの外部にトナーが飛散した場合でも、飛散トナーがIDチップ35(又は、通信回路74)の位置に達しにくくなる。すなわち、IDチップ35(又は、通信回路74)が飛散トナーで汚れることによる、IDチップ35と通信回路74との通信不良やリークが生じる不具合が軽減される。
詳しくは、第1の滑動部34c1は、トナー容器収容部31の滑合面31a(上面であって、図8を参照できる。)に対して平行になるように形成された平面部であって、着脱動作がおこなわれる被保持部34Yの底部に配設されている。また、第2の滑動部34c2は、トナー容器収容部31の滑合面(側面である。)に対して平行になるように形成された平面部であって、着脱動作がおこなわれる被保持部34Yの側部に配設されている。
このような構成によって、所定の色のトナー容器収容部(例えば、シアンのトナー容器収容部である。)に、異なる色のトナー容器(例えば、イエローのトナー容器である。)がセットされて、所望のカラー画像が形成できなくなる不具合が抑止される。
このような構成によって、上述した凹部34mと同様に、トナー容器収容部へのトナー容器の誤セットが抑止される。
これによって、トナー排出口B(又は口栓部材34d)からトナー容器32Yの外部にトナーが飛散した場合でも、飛散トナーが凹部34m及び凸部34n(又は、嵌合部材)の位置に達しにくくなる。すなわち、凹部34m及び凸部34n(又は、嵌合部材)が飛散トナーで汚れることによる、凹部34m及び凸部34nと嵌合部材との嵌合不良が生じる不具合が軽減される。
なお、トナー粒子の円形度は次式で定義される。
円形度=(粒子の投影面積と同じ面積を有する円の周囲長)/(粒子投影像の周囲長)
したがって、円形度が1.00のとき、そのトナー粒子は真球形状となる。なお、トナーの平均円形度の測定は、代表的には、フロー式粒子像測定器「FPIA−2100」(東亜医用電子社製)を用いて測定することができる。
図8を参照して、トナー容器収容部31には、4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kの被保持部の滑動部が滑動する滑合面31a、被保持部のホルダ34cの位置を定める保持部73、ノズル70、容器本体33Yに回転駆動力を伝達するための駆動部(不図示である。)、通信回路74、トナー容器32Yの装着動作に連動して被保持部34Yを保持部73に向けて付勢するアーム対80、トナー容器32Yのトナー排出口Bを閉鎖する方向に口栓部材34dを付勢するレバー(付勢部材)、等が設置されている。
保持部73内には、図9に示すノズル70がトナー色ごとに設置されている。ノズル70には、トナー容器32Yの被保持部34Yに形成されたトナー排出口Bに連通するトナー補給口70aが設けられている。
図10はイエローのトナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着される状態(矢印Q方向の移動である。)を長手方向にみた概略図である。図11はトナー容器32Yの装着が進んだ状態(トナー排出口Bの開放が開始された状態である。)を長手方向にみた概略図である。図12はトナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着された状態(トナー排出口Bの開放が完了した状態である。)を長手方向にみた概略図である。
その後、図10を参照して、トナー容器32Yをトナー容器収容部31内に向けて押し込む(矢印Q方向の移動である。)。すなわち、被保持部34Yが容器本体33Yに対して先方になるように、容器本体33Y(又は、トナー容器32Y)の長手方向に沿って、トナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着される。
このように、トナー容器32Yの滑動部34c1が滑合面31a上を滑動する1つのアクション(本体ドアーの開閉動作を除く。)で、トナー容器32Yの離脱動作が完了することになる。
また、トナー排出口Bからトナーが漏出した場合であっても、補助部材として機能するIDチップ35、係合部34g、凹部34m及び凸部34nが、トナー排出口Bに対して鉛直方向上方(漏出したトナーが重力に逆らって飛翔する方向である。)に配設されているために、IDチップ35、係合部34g、凹部34m及び凸部34nのトナー汚れが軽減されてそれぞれの機能が維持されることになる。
さらに、トナー容器32Yの装着動作は、ユーザーが把持部33dを直接的に把持した状態で滑動部34c1の滑動が開始されて、その後にアーム対80の付勢とともに被保持部34Yの位置決めが開始されて、その後にノズル70の挿入が開始されて、滑動の終了とともに被保持部34Yの位置決めとノズル70の挿入と駆動部の連結とが終了するものである。これにより、ユーザーは被保持部34Yの滑動(1アクションの装着動作)が進むのと同時に、被保持部34Yの位置決めによるクリック感を体感して、装着動作に誤操作が生じていないことを確信することになる。
また、トナー容器32Yは、その長手方向を水平方向として装置本体100に設置されるために、画像形成装置100全体の高さ方向のレイアウトに影響を及ぼすことなく、トナー容器32Yのトナー容量を多くしてその交換頻度を少なくすることができる。
なお、トナー容器32Yにおける「補助部材」は、IDチップ35、係合部34g、凹部34m及び凸部34nに限定されるものではなく、飛散トナーを付着させたくないすべての「補助部材」に対して本発明を適用することができる。
図13は、トナー容器32Yの被保持部34Yを鉛直方向下方に向けて静置面200(画像形成装置外で静置させるための任意の平面である。)に対向させた状態を示す概略図である。
画像形成装置はトナー容器収容部31に設置されたトナー容器34Y内のトナーがなくなると稼動できなくなるため、多くのユーザーは買い置きをして新品のトナー容器34Yを保管(ストック)することになる。このとき、容器本体33Yに対して被保持部34Y側を下に向けた状態でトナー容器32Yが保管されないように、本実施の形態1におけるトナー容器32Yには静置防止手段が設けられている。すなわち、図13に示すように、本実施の形態1におけるトナー容器32Yは、静置防止手段が設けられているために、被保持部34Yを鉛直方向下方に向けた状態では静置面200に静置することができずに、バランスを崩して矢印F方向に倒れてしまうことになる。
ここで、トナー容器32Y(容器本体33Y)内にトナーが充填された状態(未使用状態)では、充填されていない状態(使用状態)に比べて、被保持部34Yを下方に向けてトナー容器32Yを倒立させようとするとその重心が上方になる。これにより、被保持部34Yを下方に向けてのトナー容器32Yの静置はさらに難しくなり、未使用状態のトナー容器32Yの保管時において被保持部34Y側のトナーの凝集が確実に抑止される。
図14は、トナー容器を内部に収納する梱包箱を示す斜視図である。トナー容器32Yが梱包箱40に収納された状態で流通される場合に、梱包箱40に収納したまま保管されることがある。
このような構成により、トナー容器32Yが内部に収容された梱包箱40において、被保持部34Yを鉛直方向下方に向けた状態での静置が防止されるために、トナー容器32Yの保管時に被保持部34Y側にトナーが凝集するのを確実に抑止することができる。
なお、本実施の形態1では、梱包箱40の長手方向の端面を尖頭面40aとしたが、斜面や球面とすることもできる。その場合も、上述したものと同様の効果を得ることができる。
トナーの充填密度が0.7を超えると、容器本体33Yを回転させても突起33bによるトナー搬送性が低下してしまう。その結果、被保持部34Yまでトナーを搬送できずに、トナー排出口Bから排出されるトナー量も減少してしまう。
なお、トナーの充填密度が0.6を超える場合には、充填密度が0.7以下であっても、被保持部34Yに運ばれたトナーに塊が生じやすくなってしまう。スクリューポンプを用いてトナーを排出する場合には、トナー排出口にトナーの塊が入り込むことでトナー排出口からのトナー排出性が低下しまう場合があるために、トナーの充填密度を0.6以下に設定することがより好ましい。
本実施の形態1におけるトナー容器32Yは、使用後のもの(画像形成装置で使用されてトナーが空になったものである。)をリサイクル処理して再利用することができる。
第1のリサイクル製造方法は、まず、回収したトナー容器32Yの容器本体33Yから被保持部34Yを取り外す取外工程がおこなわれる。その後、容器本体33Yの内部にトナー(又は、2成分現像剤)を充填する充填工程がおこなわれる。最後に、容器本体33Yに被保持部34Yを取り付ける取付工程がおこなわれる。
第2のリサイクル製造方法は、まず、容器本体33Yの一部(例えば、把持部33dである。)に貫通穴を形成する加工工程がおこなわれる。その後、貫通穴を介して容器本体33Yの内部にトナーを充填する充填工程がおこなわれる。最後に、貫通穴を塞ぐ封止工程(例えば、貫通穴に封止部材を貼着する工程である。)がおこなわれる。
このように、トナー容器32Yをリサイクルすることで、環境資源を有効利用することができる。
なお、本実施の形態1では、容器本体33Yの把持部34dが、被保持部34Yに対して容器本体33Yを鉛直方向下方に向けた状態での静置面200への静置を防止することになる。したがって、容器本体33Yの把持部34d側(後端側)にトナーが凝集するのも抑止される。
図15〜図18にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図15は、実施の形態2におけるトナー容器の頭部側を示す断面図であって、前記実施の形態1の図6に相当する図である。
また、電子部品(記憶手段)としてのIDチップ35が、装置本体の通信回路74と直接的に接触するように構成されている。さらに、被保持部34Yには静置防止手段としての突出部が設けられずに、IDチップ35とシール材37とが静置防止手段として機能することになる。
図16(A)はイエローのトナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着される状態(矢印方向の移動である。)を長手方向にみた概略図であって、図16(B)はそのときの被保持部34Yのホルダ34c近傍を上方からみた概略図である。図17(A)はトナー容器32Yの装着が進んだ状態(被保持部34Yの位置決めが開始された状態である。)を長手方向にみた概略図であって、図17(B)はそのときの被保持部34Yのホルダ34c近傍を上方からみた概略図である。図18(A)はトナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着された状態(設置完了した状態である。)を長手方向にみた概略図であって、図18(B)はそのときのホルダ34c近傍を上方からみた概略図である。
その後、図16を参照して、トナー容器32Yをトナー容器収容部31内に向けて押し込む(矢印方向の移動である。)。すなわち、被保持部34Yが容器本体33Yに対して先頭になるように、容器本体33Y(又は、トナー容器32Y)の長手方向に沿って、トナー容器32Yがトナー容器収容部31に装着される。
このように、トナー容器32Yの滑動部34c1が滑合面31a上を滑動する1つのアクション(本体ドアーの開閉動作を除く。)で、通信回路74に対するIDチップ35の離脱動作とともに、トナー容器32Yの離脱動作が完了することになる。
さらに、トナー容器32Yの装着動作は、ユーザーが把持部33dを直接的に把持した状態で滑動部34c1の滑動が開始されて、その後に滑動とともに被保持部34Yの位置決めが開始されて、その後にノズル70の挿入が開始されて、滑動の終了とともに被保持部34Yの位置決めとノズル70の挿入とIDチップ35の接続とが終了するものである。これにより、ユーザーは被保持部34Yの滑動(1アクションの装着動作)が進むのと同時に、被保持部34Yの位置決めによるクリック感を体感して、装着動作に誤操作が生じていないことを確信することになる。
また、トナー容器32Yは、その長手方向を水平方向として装置本体100に設置されるために、画像形成装置100全体の高さ方向のレイアウトに影響を及ぼすことなく、トナー容器32Yのトナー容量を多くしてその交換頻度を少なくすることができる。
さらに、本実施の形態2においては、トナー容器32Yに係わる情報が記憶されたIDチップ35を、トナー容器収容部31に対するトナー容器32Yの着脱動作に連動して通信回路74に接離するように被保持部34Yに設置しているので、IDチップ35と通信回路74との接離が確実かつスムーズにおこなわれる。これにより、ハード面に加えてソフト面でもトナー容器32Yの交換時の操作性・作業性が高められて、トナー汚れの発生を確実に軽減することができる。
図19にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図19は、実施の形態3におけるトナー容器を示す断面図である。本実施の形態3のトナー容器は、主として、容器本体33Yが被保持部34Yとともに非回転でトナー容器収容部31に保持される点と、搬送部材としてコイル81Yが設けられている点と、が容器本体33Yが回転することで内部に収容したトナーを開口部Aに搬送する前記各実施の形態のものとは相違する。
容器本体33Yの頭部には開口部Aが設けられていて、その開口部Aの外周部にはギア33cが回転自在に設置されている。ギア33cは、装置本体100の駆動ギアと噛合してコイル81Yを回転駆動するためのものである。
ここで、コイル81Yの外径は、容器本体33Yの内径よりも小さいために、容器本体33Yの内周面から遠い回転中心軸近傍のトナーに対してもトナー搬送力を及ぼすことができる。さらに、コイル81Yは、その形状が比較的フレキシブルであるとともに、一端側のみの支持になっているために、回転時にその姿勢が揺動することになる。これにより、容器本体33Yの内周面から回転中心軸にかけて、全体的にトナー搬送力を及ぼすことができる。したがって、容器本体33Yに多量にトナーが収容されている状態で、環境変動や長期間放置等でトナー凝集が生じた場合であっても、コイル81Yによるトナー搬送力によってその凝集状態を弱めて、排出トナー量の低下を抑止することができる。
なお、本実施の形態3では、搬送部材としてコイル81Yを用いたが、搬送部材としてスクリュを用いることもできる。そして、その場合にも、本実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
図20及び図21にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図20は、実施の形態4におけるトナー容器を示す断面図であって、前記実施の形態3の図19に相当する図である。本実施の形態4のトナー容器は、搬送部材として板状部材84Yが用いられている点が、前記実施の形態3のものとは相違する。
容器本体33Yの頭部には開口部Aが設けられていて、その開口部Aの外周部にはギア33cが回転自在に設置されている。ギア33cは、前記実施の形態3と同様に、装置本体100の駆動ギアと噛合して回転駆動される。
ここで、板状部材84Yの外径は、容器本体33Yの内径よりもやや小さくなるように形成されていて、容器本体33Yの内周面から遠い回転中心軸A近傍にかけてトナーに対してトナー搬送力を及ぼすことができる。したがって、容器本体33Yに多量にトナーが収容されている状態で、環境変動や長期間放置等でトナー凝集が生じた場合であっても、板状部材84Yによるトナー搬送力によってその凝集状態を弱めて、排出トナー量の低下を抑止することができる。
31 トナー容器収容部、
31a 滑合面、 31c 位置決め部材、 31d 嵌合部材、
32Y、32M、32C、32K トナー容器(粉体収納容器)、
33Y 容器本体(粉体収納部)、 33b 突起、 33c ギア、
34Y 被保持部(キャップ部)、 34a キャップ、
34a1 突出部(静置防止手段)、 34a2 壁部、
34b キャップカバー、 34c ホルダ、 34c1、34c2 滑動部、
34d 口栓部材(開閉部材)、 34e パッキン、
34g 係合部(補助部材)、 34h 切欠部、
34m 凹部(補助部材)、 34n 凸部(補助部材)、
35 IDチップ(電子部品、補助部材)、 37 シール材(弾性体)、
40 梱包箱、
59 トナー補給装置、
60 スクリューポンプ、 61 ロータ、 62 ステータ、
70 ノズル、 70a トナー補給口、
71 チューブ(搬送管)、
73 保持部、 74 通信回路、
100 画像形成装置本体(装置本体)、 200 静置面、
A 開口部、 B トナー排出口。
Claims (27)
- 画像形成装置本体のトナー容器収容部に着脱自在に設置されるとともに、内部に収容したトナーが前記画像形成装置本体に設置されたスクリューポンプの吸引力によって現像装置に補給されるトナー容器であって、
内部に収容したトナーを開口部から排出する容器本体と、
前記スクリューポンプに搬送管を介して接続されたノズルが挿脱自在に接続され、前記ノズルが接続された状態で前記容器本体の前記開口部から排出されたトナーを前記ノズルに向けてトナー排出口から排出するとともに、前記トナー容器収容部に非回転で保持される被保持部と、
前記容器本体に対して前記被保持部を鉛直方向下方に向けた状態での静置面への静置を防止する静置防止手段と、
を備え、
前記被保持部は、
前記容器本体の前記開口部を介して前記容器本体と連通し、前記容器本体の長手方向に対して延在するようにその内部に形成された空洞と、
前記空洞が延在する方向に対して直交するように配置されるとともに、前記空洞から前記トナー排出口に向かって流路面積が狭まるようにすり鉢状に形成されたトナー排出経路と、
前記トナー排出口と連通し、前記トナー排出経路の排出方向と直交するように配設された穴部と、
前記穴部に配置され、前記トナー容器収容部に対する着脱動作に連動して前記トナー排出口を開閉する口栓部材と、
を具備し、
前記穴部は、前記ノズルが挿入される挿入口を有し、
前記静置防止手段は、前記挿入口が形成された面であって前記静置面に対向する前記被保持部の対向面から突出した突出部であり、
前記突出部は、前記静置面に当接する当接面の面積が、前記容器本体に対して前記被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で前記静置面に投影される前記容器本体の投影面の面積よりも小さくなるように構成されたことを特徴とするトナー容器。 - 前記当接面は、前記突出部の周囲に形成された壁部であって、
前記壁部によって周囲を覆い前記設置面に接触しないように電子部品を前記突出部上に設置したことを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。 - 前記電子部品は、IDチップであることを特徴とする請求項2に記載のトナー容器。
- 前記突出部は、前記容器本体に対して前記被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で前記静置面に投影される前記容器本体の投影面の中心に対して前記静置面に当接する前記当接面の中心がずれるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記容器本体と前記被保持部との間に弾性体を備え、
前記容器本体に対して前記被保持部を鉛直方向下方に向けた状態で前記静置面に静置しようとしたときに、前記弾性体の変形により前記容器本体の姿勢が不安定になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトナー容器。 - 前記弾性体は、前記被保持部に貼着されたシール材であることを特徴とする請求項5に記載のトナー容器。
- 前記被保持部は、前記トナー容器収容部に保持された状態で当該トナー容器収容部に配設された通信回路との間で通信をおこなうように構成されるとともにトナー容器に係わる情報が記憶された電子部品を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記電子部品は、前記トナー容器収容部に対する着脱方向に直交する前記被保持部の面上であって前記着脱動作において前記通信回路に対向する位置に設置されたことを特徴とする請求項7に記載のトナー容器。
- 前記電子部品は、トナー容器を前記トナー容器収容部に装着した状態で、前記口栓部材の設置位置よりも上方になるように設置されたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のトナー容器。
- 前記電子部品は、IDチップであることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記電子部品は、前記容器本体内に収容されるトナーに係わる情報及びリサイクルに係わる情報のうち少なくとも一方が記憶されたことを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記トナーに係わる情報は、トナー色、製造番号、製造年月日のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項11に記載のトナー容器。
- 前記電子部品が前記トナー排出口よりも先方になるように前記トナー容器収容部に装着されることを特徴とする請求項7〜請求項12のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記容器本体は、回転可能に構成されるとともに、回転に連動して内部に収容したトナーを前記開口部に向けて搬送することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記容器本体は、その周面上であって前記開口部側に当該容器本体に回転駆動力を伝達するギアを備えたことを特徴とする請求項14に記載のトナー容器。
- 前記容器本体は、前記ギアの一部を覆うガイド部材を備えたことを特徴とする請求項15に記載のトナー容器。
- 前記容器本体は、その内周面に螺旋状の突起を備えたことを特徴とする請求項14〜請求項16のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記容器本体は、内部に収容されたトナーを前記開口部に向けて搬送する搬送部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記搬送部材は、回転可能に構成されたコイル又はスクリュであることを特徴とする請求項18に記載のトナー容器。
- 前記搬送部材は、前記容器本体の長手方向に移動可能に構成された板状部材であることを特徴とする請求項18に記載のトナー容器。
- 前記容器本体内にトナーを収容したことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれかに記載のトナー容器。
- 前記容器本体に収容するトナーの充填密度を0.7以下にしたことを特徴とする請求項21に記載のトナー容器。
- 前記容器本体内にキャリアをさらに収容したことを特徴とする請求項21又は請求項22に記載のトナー容器。
- 使用後のトナー容器の前記容器本体から前記被保持部を取り外す取外工程と、前記取外工程後の前記容器本体の内部にトナー又は現像剤を充填する充填工程と、前記充填工程後の前記容器本体に前記被保持部を取り付ける取付工程と、を経てリサイクル処理されたことを特徴とする請求項1〜請求項23のいずれかに記載のトナー容器。
- 使用後のトナー容器の前記容器本体に貫通穴を形成する加工工程と、前記貫通穴を介して前記容器本体の内部にトナー又は現像剤を充填する充填工程と、前記充填工程後に前記貫通穴を塞ぐ封止工程と、を経てリサイクル処理されたことを特徴とする請求項1〜請求項23のいずれかに記載のトナー容器。
- 請求項1〜請求項25のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体の前記トナー容器収容部に着脱自在に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜請求項25のいずれかに記載のトナー容器を新品の状態で内部に収納して保管するための梱包箱であって、
内部に収納された前記トナー容器の長手方向を鉛直方向にした状態での静置面への静置ができないように、長手方向の端面を、斜面、球面、尖頭面のうちいずれかの形状にしたことを特徴とする梱包箱。
Priority Applications (27)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006021362A JP4371317B2 (ja) | 2005-06-20 | 2006-01-30 | トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 |
TW106115655A TWI627514B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
ES14189841.1T ES2605527T3 (es) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Recipiente de tóner y aparato de formación de imagen |
TW095115074A TWI332128B (en) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming apparatus |
TW102141642A TWI534562B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
MXPA06012659A MXPA06012659A (es) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Recipiente de toner y aparato formador de imagen. |
EP14189841.1A EP2889695B1 (en) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming apparatus |
EP06745748.1A EP1876498B1 (en) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
PCT/JP2006/308820 WO2006118185A1 (ja) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | トナー容器、及び画像形成装置 |
TW096101798A TW200732870A (en) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
TW099106476A TWI427442B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
CNB2006800001915A CN100555107C (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | 调色剂容器和成像设备 |
KR1020067022980A KR100809730B1 (ko) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | 토너 용기 및 화상 형성 장치 |
TW099106477A TWI424289B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
TW107110543A TWI650621B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | 碳粉容器及影像形成裝置 |
TW105104937A TWI594090B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
TW102143758A TWI525404B (zh) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Toner container and image forming device |
ES06745748.1T ES2529039T3 (es) | 2005-04-27 | 2006-04-27 | Recipiente de tóner y aparato de formación de imagen |
MX2010013046A MX338002B (es) | 2005-04-27 | 2006-11-01 | Recipiente de toner y aparato formador de imagen. |
US11/567,601 US7706699B2 (en) | 2005-04-27 | 2006-12-06 | Toner container and image forming apparatus |
US11/567,548 US7822371B2 (en) | 2005-04-27 | 2006-12-06 | Toner container and image forming apparatus |
US11/567,589 US7853184B2 (en) | 2005-04-27 | 2006-12-06 | Toner container and image forming apparatus |
US11/567,568 US7702262B2 (en) | 2005-04-27 | 2006-12-06 | Toner container including a container body with a gripper at the end thereof, and associated method |
HK07110177.7A HK1102143A1 (en) | 2005-04-27 | 2007-09-19 | Toner container and image forming device |
HK10107231.2A HK1140835A1 (en) | 2005-04-27 | 2010-07-28 | Toner container and image-forming apparatus |
US12/857,124 US7991334B2 (en) | 2005-04-27 | 2010-08-16 | Toner container and image forming apparatus |
US13/164,303 US8126375B2 (en) | 2005-04-27 | 2011-06-20 | Toner container and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179200 | 2005-06-20 | ||
JP2005315311 | 2005-10-28 | ||
JP2005346038 | 2005-11-30 | ||
JP2006021362A JP4371317B2 (ja) | 2005-06-20 | 2006-01-30 | トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007178969A JP2007178969A (ja) | 2007-07-12 |
JP4371317B2 true JP4371317B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
ID=38304178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006021362A Active JP4371317B2 (ja) | 2005-04-27 | 2006-01-30 | トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4371317B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8295742B2 (en) | 2008-11-10 | 2012-10-23 | Ricoh Company, Limited | Powder container, powder supplying device, and image forming apparatus |
JP5471040B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2014-04-16 | コニカミノルタ株式会社 | トナー容器 |
JP4838340B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2011-12-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤容器梱包体及び梱包容器 |
MX2011012105A (es) | 2010-03-17 | 2011-12-08 | Ricoh Co Ltd | Tapa, recipiente de revelador, dispositivo de suministro de revelador, y aparato formador de imagenes. |
US8948616B2 (en) * | 2010-11-03 | 2015-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus to discriminate toner cartridge |
MX337912B (es) | 2010-12-03 | 2016-03-28 | Ricoh Co Ltd | Recipiente de polvo, dispositivo de suministro de polvo y aparato de formación de imágenes. |
JP5811452B2 (ja) * | 2010-12-06 | 2015-11-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5870647B2 (ja) | 2011-02-17 | 2016-03-01 | 株式会社リコー | 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置 |
CN103562800B (zh) | 2011-03-30 | 2017-05-10 | 株式会社理光 | 墨粉存储容器和图像形成设备 |
CA3039367C (en) | 2011-11-25 | 2023-01-31 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
JP5435380B1 (ja) | 2011-11-25 | 2014-03-05 | 株式会社リコー | 粉体収納容器及び画像形成装置 |
JP6086319B2 (ja) | 2012-06-03 | 2017-03-01 | 株式会社リコー | 粉体収納容器及び画像形成装置 |
CA2975462C (en) | 2012-06-03 | 2019-12-31 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
US9405221B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Powder container and image forming apparatus incorporating same |
US9465317B2 (en) | 2013-02-25 | 2016-10-11 | Ricoh Company, Ltd. | Nozzle insertion member, powder container, and image forming apparatus |
KR101967125B1 (ko) | 2013-03-15 | 2019-04-08 | 가부시키가이샤 리코 | 분체 용기 및 화상 형성 장치 |
CN113805446A (zh) * | 2020-05-30 | 2021-12-17 | 江西亿铂电子科技有限公司 | 被包装的盒、包装材料、盒和芯片替换方法 |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006021362A patent/JP4371317B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007178969A (ja) | 2007-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4371317B2 (ja) | トナー容器、画像形成装置、及び、梱包箱 | |
JP4380639B2 (ja) | トナー容器、画像形成装置、及び、トナー容器の製造方法 | |
JP4803828B2 (ja) | トナー容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4371318B2 (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP4803826B2 (ja) | トナー容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
TWI332128B (en) | Toner container and image forming apparatus | |
EP1921512B1 (en) | Toner container and image forming apparatus | |
JP4748576B2 (ja) | トナー補給装置、トナー容器、及び、画像形成装置 | |
JP4557296B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4368331B2 (ja) | トナーボトル及び画像形成装置 | |
WO2006132259A1 (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP5445774B2 (ja) | 現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2012185437A (ja) | 画像形成装置、および粉体収納容器 | |
JP2009186554A (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP5365110B2 (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP4408864B2 (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP5500505B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2024003440A (ja) | 粉体容器、及び、画像形成装置 | |
JP5915087B2 (ja) | トナー容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090827 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090827 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4371317 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |