JP6086319B2 - 粉体収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機やそれら複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置に用いられる現像剤などの粉体を収納する粉体収納容器、及び、その粉体収納容器を備える画像形成装置に関するものである。
像担持体に形成された静電潜像を粉体であるトナーを用いた現像装置によって可視像化する画像形成装置においては、画像形成に伴って現像装置内のトナーが消費されていく。そのため、従来はトナーを収容した粉体収納容器としてのトナー容器を有するトナー補給装置を備え、そのトナー補給装置によってトナー容器に収容されたトナーを現像装置へ補給する画像形成装置が知られている。
このような構成のトナー補給装置においては、トナー容器内のトナーが容器の端部に形成された開口から保管時や輸送時に外部へ漏れないように、栓部材によって開口が閉じられていて、画像形成装置本体に装着された時に栓部材が取り除かれるように構成されている。このようなトナー容器やそれを備えたトナー補給装置や画像形成装置としては、例えば特許文献1が挙げられる。
栓部材を有するトナー容器の場合、栓部材を取り除いてしまうと、容器内のトナーが無くなり新しいトナー容器と交換する場合、開口からのトナーの漏れや飛散が懸念される。また、トナー容器の保管状態は、理想的には容器が軸線方向に長いため、トナー容器の軸線が水平になるように保管するのが好ましい。しかし、開口を下にしてトナー容器を立てた状態で保管すると、開口近傍において、トナーが自重により凝集してしまい、トナー容器を装置本体にセットしたときにトナー排出の妨げによる、トナーの排出や搬送の不安定原因と成り易く、新たな構造が要望されている。更に、そのトナー容器を装置本体に装着するときにはトナー容器の姿勢を安定化させる必要がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、装着時の姿勢の安定化を図るとともに、装着時の姿勢の安定化を図るとともに、容器本体内に収納されている粉体の漏れや飛散を防止しながらも、確実に容器本体外に粉体を排出可能して画像形成用の粉体の排出や搬送が安定して行える新たな構造の粉体収納容器及びその粉体収納容器を備えた画像形成装置を提供することである。
本発明は、粉体補給装置に供給する画像形成用の粉体を収納し、下部に排出口を有し、画像形成装置本体の容器受け部材に載置される容器本体と、前記容器本体の内部に配置され、画像形成装置本体から駆動力が伝達される粉体撹拌手段と、前記容器本体の下方に配置され、前記容器本体の前記排出口から排出された体を画像形成装置本体側に搬送するように前記体補給装置に設けられた搬送管を該排出口の下方に案内する粉体排出部と、を備え、前記粉体排出部は、前記搬送管を前記排出口の下方に案内する入り口である管挿入口を開閉するとともに、該搬送管に設けられた体受入口を前記容器本体から粉体を受け入れ可能とする容器開閉部材と、前記粉体受入口を開閉する粉体受入口開閉部材が該粉体受入口を閉鎖するように付勢される方向と逆方向であって、前記容器開閉部材が前記管挿入口を閉じる位置に向かう方向に、該容器開閉部材を付勢する容器側付勢部材と、前記容器開閉部材および前記容器側付勢部材を収容し、前記体受入口開閉部材側に付勢される容器開閉部材支持部と、粉体収納容器が前記粉体補給装置に装着されるときに、前記容器側付勢部材の復元力により、前記容器受け部材に設けられた第1当接面及び第2当接面それぞれに当接する段部及び端部と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、装着時の姿勢の安定化を図るとともに、粉体収納容器内に収納されている粉体の漏れや飛散を防止しながらも、確実に粉体収納容器外に粉体を排出することができる。
本発明の実施形態に係るトナー容器の一例を示す分解斜視図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図。 図2に示す画像形成装置が備える画像形成部の一例を示す拡大図。 図1に示すトナー容器及びトナー補給装置の構成例を示す部分断面図。 図4のトナー容器をA−A方向からみた断面図。 変形例に係るトナー容器の断面図。 本実施形態に係る発明に係るトナー容器を画像形成装置本体に取り付けている様子を示す説明図。 トナー容器が装着された状態のトナー容器及びトナー補給装置の構成例を示す部分断面図。 (a)及び(b)は本実施形態に係るトナー容器を備えたトナー補給装置の全体構成と現像装置との接続状態を示す斜視図。 本実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図。 同トナー容器の開栓時における断面図。 他の実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図。 同トナー容器の開栓時における断面図。 更に他の実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図。 同トナー容器の開栓時における断面図。 更に他の実施形態に係るトナー容器の断面図。 更に他の実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図。 (a)及び(b)はそれぞれ変形例に係るアジテータの斜視図。 トナー容器を載置した容器トレーの側面図。 図19のB−B断面図。 容器トレーの斜視説明図。 更に他の実施形態に係るトナー容器の断面図。
以下、図を参照して本発明の実施形態を説明する。各実施形態及び変形例等に亘り、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すに留め、重複説明は省略する。
まず、本発明の実施形態に係る画像形成装置全体の構成と動作について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置500の一例を示す概略構成図である。
図2に示すように、画像形成装置本体100の上部に粉体容器収納部としてのトナー容器収容部31を備えている。このトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した粉体収納容器としての4つのトナー容器38Y,38M,38C,38Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。中間転写ユニット15が有する中間転写ベルト8の下方には、中間転写ベルト8に対向して各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y,6M,6C,6Kがベルト移動方向に並設されている。なお、実施形態において、(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した部材には(Y、M、C、K)の符号を付して区別している。
トナー容器38Y,38M,38C,38K内には、画像形成用の粉体としての現像剤である各色のトナーがそれぞれ収納されていて、トナー容器収容部31にトナー容器38Y,38M,38C,38Kが装着される。各トナー容器が装着されると、トナー容器収容部31内に臨んでいる粉体補給装置としてのトナー補給装置160Y,160M,160C,160Kによって、作像部6Y,6M,6C,6Kの各現像装置内に各色のトナーが供給(補給)される。
本実施形態において、作像部、トナー容器、トナー補給装置は、トナーの色以外はほぼ同一構成であるので、以下、1つの構成をそれぞれ代表して説明する。
図3は本実施形態の画像形成装置500が備える画像形成部の一例を示す拡大図である。
図3に示すように、イエローに対応した作像部6Yは、像担持体としての感光ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、図示しない除電部等を備えている。また、作像部6Yは、プロセスカートリッジとして構成されていて、画像形成装置本体100に対して着脱自在とされている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M,6C,6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。
図3において、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図3中の時計方向に回転駆動され、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図2を参照)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程)。感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置(現像領域)に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程)。
現像後の感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
1次転写後の感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程)。感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム1Y上で行なわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M,6C,6Kでも、イエロー作像部6Yと同様に行なわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光装置7から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部6M,6C,6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光装置7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して各感光体ドラム1上に照射する。その後、現像工程を経て各感光体ドラム1上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9K,2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部等で構成されている。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、2次転写バックアップローラ12の回転駆動によって図2中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kとの問に挟み込んで、1次転写ニップを形成している。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kには、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ11との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ11との問に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。中間転写ベルト8は、図示しない中間転写クリーニング部の位置に達し、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト8上で行われる、一連の転写プロセスが終了する。
2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、画像形成装置本体100の下方に配設された給紙部16から、給紙ローラ17やレジストローラ対18等を経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部16には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ17が図2中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対18のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対18に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対18のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対18が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
定着後の記録媒体Pは、排紙ローラ対19のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対19によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図3を用いて作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ21Yと、現像ローラ21Yに対向するドクターブレード22Yと、現像剤収容部23Y,24Y内に配設された2つの搬送スクリュ25Yとを備えている。また、現像装置5Yは、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ26Y等を備えている。現像ローラ21Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部23Y,24Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤YGが収容されている。現像剤収容部24Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路161Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。現像ローラ21Yのスリーブは、図3の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ21Y上に担持された現像剤YGは、スリーブの回転にともない現像ローラ21Y上を移動する。現像装置5Y内の現像剤YGは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器38Yに収容されているトナーが、トナー補給装置160Yからトナー落下経路161Yを介して現像剤収容部24Y内に補給される。
その後、現像剤収容部24Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ25Yによって、現像剤YGとともに混合・攪拌されながら、2つの現像剤収容部23Y,24Yを循環する(図3の紙面垂直方向の移動である。)。そして現像剤YG中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ21Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ21Y上に担持される。
現像ローラ21Y上に担持された現像剤YGは、図3中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード22Yの位置に達する。そして、現像ローラ21Y上の現像剤YGは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域)まで搬送される。そして現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ21Y上に残った現像剤YGはスリーブの回転にともない現像剤収容部23Yの上方に達して、この位置で現像ローラ21Yから離脱される。
次に、トナー補給装置160Y,160M,160C,160Kとトナー容器38Y,38M,38C,38Kについて説明する。なお、各トナー補給装置および各トナー容器は、セットされるトナー容器内のトナーの色以外は同一構成であるので、ここではトナーの色を識別するY,M,C,Kの符号を付さないでトナー補給装置160とトナー容器38として説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るトナー容器38の一例を示す分解斜視図である。図4は、トナー容器38及びトナー補給装置160の構成例を示す部分断面図である。図5は、図4のトナー容器38をA−A方向からみた断面図である。
図1及び図4に示す粉体収納容器としてのトナー容器38は、トナーが内部に収納される容器本体138と、容器本体138の下方に設けられた粉体排出部としてのノズル受入部139と、容器開閉部材としてのシャッター部材140と、を備えている。容器本体138は、概略箱形状を有するハードケースからなり、下面に有する排出口138aを介してノズル受入部139と連通している。また、容器本体138のノズル受入部139側の底面の一部は、容器本体138内のトナーを重力の作用等で排出口138aに向けて案内するようになだらかに傾斜した曲面になっている。また、容器本体138の上部には、容器本体138内にトナーを補充するためのトナー補充口138bを有し、そのトナー補充口138bを開閉するための蓋部材(キャップ)150が取り付けられている。また、容器本体138の手前側(図1の右上側、図4の右側)の側面には、トナー容器38を着脱するときにユーザやオペレータが操作可能な操作部としての取手151が設けられている。
容器本体138の内部には、容器本体138内に収納されたトナーを攪拌するための粉体攪拌手段としての回転可能なアジテータ153が設けられている。アジテータ153は、回転軸153aと、2種類の撹拌部材としてのアジテータアーム(大アジテータアーム153b,小アジテータアーム153c)とを有する。回転軸153aは、容器本体138の互いに対向する手前側及び奥側(図1の左下側、図4の左側)の両側面に設けられた軸受154に回転可能に支持されている。また、2種類の撹拌部材としてのアジテータアーム(大アジテータアーム153b,小アジテータアーム153c)は、回転軸153aに取り付けられ、互いに形状及び大きさが異なる。容器本体138から露出した回転軸153aの端部には、図示しないモータや歯車等で構成された回転駆動手段から回転駆動力を受けるための駆動伝達部材としての駆動歯車155が取り付けられている。
ノズル受入部139は、粉体受入口としてのトナー受け口170を有する搬送ノズル162が挿入される管挿入口としてのノズル受入口(挿入部)139aを有する。更に、ノズル受入部139は、シャッター部材140および容器側付勢部材としてのコイルバネ142を収容し、前記体受入口開閉部材側に付勢される容器開閉部材支持部としてのノズル受入部本体139fを有する。また、ノズル受入部139は、そのノズル受入口139aを形成するように突出させて設けられたノズル受入口形成部139eとを有する。このノズル受入口形成部139eの外周面には、運搬時等にノズル受入口139aを封止する着脱自在の封止部材としての蓋156を装着できるようにネジ部(ネジ山)が形成されている。
ノズル受入部139は、概略円筒形状を成し、そのノズル受入部本体139fの内周面は、シャッター部材140及び搬送ノズル162がスライド移動に構成されている。シャッター部材140は、搬送ノズル162がノズル受入部139に挿入される動作によりスライド移動して排出口138a及びノズル受入口(挿入部)139aを開閉する。容器本体138の排出口138aは、シャッター部材140の移動範囲内に、少なくともその一部が位置するように形成されている。
ノズル受入部139は、その長手方向の一端部にノズル受入口(挿入部)139aが形成され、他端部に、閉空間を形成するとともに後述の容器側付勢部材としてのコイルバネ142を受ける後端内壁部139bが形成されている。ノズル受入口139aの内部には、トナーの漏れを防止する粉体漏れ防止部材としての2種類の第1及び第2のシール部材143、144と、シール受け部材145とが装着される。ここで、第1のシール部材143としては、例えば断面G型のリップシールであるGシールを用いることができる。このGシールに代えて、断面U型、V型のリップシールなど、他の同等な機能を有するシール部材を用いてよい。また、第2のシール部材144としては、例えばスポンジ部材で構成されたリング状のシール部材を用いることできる。
シャッター部材140は円柱状又は筒状の部材であり、ノズル受入部139内に挿入される。ノズル受入口139aと反対側に位置するノズル受入部139の後端内壁部139bとシャッター部材140との間には付勢手段としてのコイルバネ142が介装される。シャッター部材140は、このコイルバネ142によって図4に示す排出口138a及びノズル受入口139aを閉じる位置(閉位置)に向かって付勢されている。シャッター部材140は、次のようなスライド及び移動ができるように構成されている。つまり、シャッター部材140は、搬送ノズル162がノズル受入部139内に挿入されたときに図4に示す閉位置から後端内壁部139bに向かってスライドさせる。そして、シャッター部材140は、排出口138a及びノズル受入口139aを開き、容器本体138とノズル受入部139のノズル受入口139aとを連通状態とする開位置へと移動する。
なお、図6に示すように、シャッター部材140の直径方向にピン141を貫通させ、このピン141をノズル受入部139の各スリット139c内で支持するように構成してもよい。この構成により、シャッター部材140をノズル受入部139の長手方向に移動自在に支持することができる。
図7は、トナー容器38を画像形成装置本体100に取り付けている様子を示す説明図である。トナー容器38は、前扉101がある手前側に容器本体138の取手151が位置するように画像形成装置本体100の手前側から奥側に向かってスライドさせて装着される。トナー容器38が装着されたトナー補給装置160は、現像装置5の駆動部5aとは反対側に設けられた現像剤収容部としてのホッパ部5bに接続されている。
次に、図4及び図8を参照して、トナー補給装置について説明する。図4は、トナー容器が装着される前の状態のトナー容器及びトナー補給装置の構成例を示す部分断面図である。図8は、トナー容器が装着された状態のトナー容器及びトナー補給装置の構成例を示す部分断面図である。
トナー補給装置160は、トナー容器38と、トナー容器38内に挿入されてトナーの供給を受ける搬送管としての搬送ノズル162と、搬送経路161と、を備えている。搬送経路161は、搬送ノズル162と現像装置5とに連結され、搬送ノズル162に供給されたトナーを現像装置5へと搬送する搬送経路である。搬送ノズル162は、トナー容器収納部31(画像形成装置本体100)の手前側で、トナー容器収納部31内に挿入されるトナー容器38のシャッター部材140と対向するように配設されている。搬送ノズル162と搬送経路161の間には、搬送ノズル162で搬送されるトナーを貯めるサブホッパー163が設けられていて、トナーはサブホッパー163を介して搬送経路161へと供給される。
搬送経路161は、ホース161Aと、ホース161A内に配置されていて回転することでサブホッパー163からのトナーを現像装置5に向かって搬送する搬送スクリュ161Bとを備えている。
搬送ノズル162は、トナー容器38のノズル受入部139内に挿入される筒状のノズル部165と、ノズル部165とサブホッパー163とを接続する接続経路166と、ノズル部165内に配置されていて、トナー容器38から供給されるトナーを接続経路166へと搬送する搬送スクリュ167と、シャッター部材140のシール部材143、144と接触してシール面を構成するシール部材168と、付勢手段としてのコイルバネ169を備えている。
ノズル部165は、トナー容器38のノズル受入部139の長手方向に延びていて、その外径は、ノズル受入部139の内部にノズル受入口139aから挿入可能な径とされている。ノズル部165の先端側の外周面には、トナー容器38の容器本体138にある排出口138aからトナーを受けて搬送スクリュ167へと案内するトナー受け口170が形成されている。ノズル部165の長さは、ノズル受入部139の内部に挿入した際に、トナー受け口170が排出口138aと対向可能な長さに設定されている。
接続経路166は、トナー受け口170と反対側に位置するノズル部165の基端と一体的に形成されていて、ノズル部165と連通している。トナー受け口170は、ノズル部165の上面に位置するように形成されている。
搬送スクリュ167は、スクリュ部167aがノズル部165の先端から接続経路166まで形成されていて、ノズル部165に回転自在に支持されている。シール部材168は、スポンジなどでリング状に形成されていて、ノズル部165の外周面において長手方向に移動自在に支持されたホルダー171に装着されている。
コイルバネ169の一方の端部169aは、ノズル部165の外周面に摺動可能及び軸中心に回動可能に保持された粉体受入口開閉部材(当接部)としてのホルダー171に係止されている。また、コイルバネ169の他方の端部169bは、ノズル部165の外周面に保持されたばね受け部材172に係止されている。コイルバネ169は、ホルダー171及びばね受け部材172それぞれに係止されることにより、シール部材168をシール部材143、144側に付勢(ホルダー171がばね受け部材172から遠ざかる方向へ付勢)している。
また、本実施形態のトナー容器38のシャッター部材140の端面140aには円形の窪み部140bが形成され、ノズル部165の先端に窪み部140bに挿入可能な円形の突起165aが形成されている。そして、これらの窪み部140bと突起165aとの接触により、トナー容器38の着脱時におけるシャッター部材のスライド移動の姿勢を安定させることができる。
トナー受け口170は、ノズル部165がノズル受入部139のノズル受入口139aから容器本体138内に挿入した際に、容器本体138の排出口138aと対向するように形成されている。また、トナー受け口170は、ノズル部165の上面に形成されていて、その向きは変わらない。そのため、トナー容器38をトナー容器収納部31に装着したときに、トナー容器38内のトナーを排出口138aからトナー受け口170へとトナーを確実に補給することができる。
次に、トナー補給装置160の駆動手段について説明する。
図9(a)及び(b)は、トナー容器38を備えたトナー補給装置160の全体構成と現像装置5との接続状態を示す斜視図である。図9(a)のトナー補給装置160と図9(b)の現像装置5は、図中の矢印で示すように搬送経路161で接続されている。駆動手段180は、フレーム181に固定された駆動源としての駆動モータ182と、搬送スクリュ167の端部に固定された歯車183と、を備えている。更に、駆動手段180は、トナー容器38をトナー容器収納部31(図2参照)に装着した時に、容器本体138の駆動歯車155に噛合う歯車184と、搬送スクリュ161Bの端部に固定された歯車185と、を備えている。また、駆動手段180は、これら歯車183、185と噛合い駆動モータ182の回転を各歯車に伝達する歯車輪列を備えている。また、歯車183の回転は、歯車186、187、回転軸188及び歯車184を介して容器本体138の駆動歯車155に伝達される。また、駆動モータ182は、トナー容器38がトナー容器装着部31に装着された状態で、トナー補給信号が図示しない制御手段によって検知されると、一定時間回転するように制御手段によって制御される。
次に、図4及び図8を参照して、上記構成のトナー補給装置160の動作を説明する。
トナー容器38は、トナー容器収納部31(図2参照)への装着前、例えば輸送時や保管時において、コイルバネ142により付勢されたシャッター部材140によって、ノズル受入口139a及び容器本体138の排出口138aが閉じられる。つまり、ノズル受入口139aと容器本体138の排出口138aとの連通が絶たれるため略密閉状態とされている。この状態から、ノズル受入口139a側を先端側として、トナー容器収納部31に水平状態にしてトナー容器38を挿入する。挿入が進むと、ノズル部165の先端とシャッター部材140の端面140aとが接触する。
トナー容器38をさらに奥側に向かって移動させると、シャッター部材140がノズル部165によってノズル受入部139内にコイルバネ142の付勢力に抗して押し込まれる。また、トナー容器38の移動に伴い、シール部材168もトナー容器38によってコイルバネ169の付勢力に抗して奥側に押し込まれる。このため、シール部材168とシール部材144とが圧接状態となり、ノズル受入口139aのシール性が確保される。トナー容器38の移動は、トナー容器38がトナー容器収納部31内にすべて収納されて図示しない支持部によって保持されることで停止して装着位置を占める。トナー容器38が装着位置を占めるまで、シャッター部材140は、ノズル部165によってさらに容器内部へとスライド移動され、トナー容器38が装着位置を占めることで、そのスライド移動が停止し、図8に示す開位置を占める。このとき、ノズル受入口139aは開放されるとともに排出口138aも開放され、トナー受け口170は、図8に示すように、容器本体138の排出口138aと対向し、トナー容器38内と連通状態となる。
このように、トナー容器38は、容器本体138の下部に配置され、トナー受け口170を有する搬送ノズル162のノズル部165が挿入されるノズル受入部139を有する。更に、トナー容器38は、ノズル受入口139aを開閉可能にノズル受入部139に支持され、ノズル部165がノズル受入部139内に挿入される動作によりスライド移動して少なくともノズル受入口139a及び排出口138aを開閉するシャッター部材140を有する。このような構成により、ノズル部165がノズル受入部139内に挿入されるまでは、ノズル受入口139a及び排出口138aが閉状態に保たれる。ノズル部165がノズル受入部139内に挿入してシャッター部材140がスライド移動すると、ノズル受入口139a及び排出口138aが開放される。このため、排出口138aからトナー受け口170へのトナーの供給を確実に行えるので、トナー容器38内に収納されているトナーの漏れや飛散を防止しながらも、確実に容器外にトナーを排出することができる。
トナー容器38が装着位置を占め、画像形成装置が作動し、トナー補給信号が図示しない制御手段から出力されると、図9に示す駆動モータ182が回転駆動する。駆動モータ182の駆動力は、歯車183を介してノズル部165内の搬送スクリュ167へ伝達される。この駆動力により、搬送スクリュ167がトナーを接続経路166へ搬送する向きに回転するとともに、図4、8に示す歯車185を介して搬送経路161内の搬送スクリュ161Bへも伝達され、搬送スクリュ161Bがトナーを現像装置5へ搬送する向きに回転する。
ノズル部165の内部に供給されたトナーは、搬送スクリュ167によって接続経路166へ向かって搬送され、接続経路166上で落下する。落下したトナーは、図4、8に示したサブホッパー163を介して搬送経路161内に送られ、搬送スクリュ161Bの回転作用によって現像装置5へと搬送されて補給されることになる。
図10は、本実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図であり、図11は、同トナー容器の開栓時における断面図である。トナー容器38の運搬・保管時には、図10に示すように、ノズル受入部139の端部に位置するノズル受入口形成部139eに、ノズル受入口139aを封止する着脱自在の封止部材としての蓋156が取り付けられる。このとき、蓋156の内側面に形成されたリング状の突起部(リップ)の先端156aが、スポンジ部材で構成されたリング状のシール部材144の側面に当接することにより、トナー容器38からのトナーの漏れを確実に防止できる。一方、トナー容器38の開栓時には、図11に示すように、蓋156が外され、ノズル受入部139のノズル受入口139aに図示しないノズル部165が押し込まれる。これにより、シャッター部材140がノズル受入部139内にコイルバネ142の付勢力に抗して押し込まれる。これにより、排出口138a及びノズル受入口139aを介して容器本体138からトナー補給装置160にトナーを供給できる状態になる。
図12は、更に他の実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図であり、図13は、同トナー容器の開栓時における断面図である。なお、図10及び図11と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。図10及び図11のトナー容器38では、容器本体138内に線状のアジテータアーム(大アジテータアーム153b,小アジテータアーム153c)を有するアジテータ153を備えている。これに対し、図12及び図13のトナー容器38では、板状のアジテータアーム(大アジテータマイラ153d,小アジテータマイラ153e)を有するアジテータ153を備えている。
図14は、更に他の実施形態に係るトナー容器の運搬・保管時における断面図であり、図15は、同トナー容器の開栓時における断面図である。なお、図10及び図11と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。図10及び図11のトナー容器38では、容器本体138内にアジテータ153を備えているが、図14及び図15のトナー容器38では、アジテータ153を備えていない。
図16は、更に他の実施形態に係るトナー容器の断面図。なお、前述の図4等と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施形態のトナー容器38は、開閉部材としてのシャッター部材140及びその周辺の構成が前記実施形態と異なる。本実施形態のシャッター部材140は、シャッター本体140dと、シャッター本体140dのノズル受入口139a側とは反対側に設けられコイルバネ142の内部に挿入される円筒状のガイドアーム140eとを備える。トナー容器38の開栓時には、ノズル受入部139のノズル受入口139aにノズル部165が押し込まれることにより、シャッター本体140dがノズル受入部139内にコイルバネ142の付勢力に抗して押し込まれる。これにより、排出口138a及びノズル受入口139aを介して容器本体138からトナー補給装置160にトナーを供給できる状態になる。このとき、シャッター部材140のガイドアーム140eは、ノズル受入部139の奥側に形成された円柱状の空間からなる逃げ部139dに挿入される。
図17は、更に他の実施形態に係るトナー容器の断面図。なお、前述の図4等と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施形態のトナー容器38では、ノズル受入部139のノズル受入口形成部139eに装着される蓋156が円盤状の鍔部156aを有している。本実施形態では、トナー容器38の運搬・保管時に、蓋156が鍔部156aにより、駆動歯車155等を保護することができる。
図18(a)及び(b)はそれぞれ変形例に係るアジテータの斜視図である。トナー容器38の容器本体138内に設けるアジテータ153としては、図18(a)に示すように、回転軸153aの軸方向に、複数の棒状のアジテータアーム153fを取付角度を順次ずらすように螺旋状に取り付けたものを用いてもよい。また、アジテータ153としては、図18(b)に示すように、放射状のアジテータアーム153gを回転軸153aの軸方向に複数ずらして取り付けたものを用いてもよい。
次に、図19〜21を用いて、トナー容器38を画像形成装置500に装着する装着動作について詳しく説明する。
図19は、トナー容器38を載置した容器受け部材としての容器トレー501の側面図、図20は図19のB−B断面図、図21は容器トレー501の斜視説明図である。
図19に示すように、容器トレー501は、主に第1当接面501a、第2当接面501b、窪み501c、容器トレー側面501dから構成されている。そして、容器トレー側面501dの側面にはサイドレール502が固定されている。このサイドレール502の先端に取り付けられた回転体としてのコロ506が、画像形成装置500に配設されたガイドレール505によって図中矢印Q方向及びその反対方向へ進退可能にガイドされる。
そして、第1当接面501aは、トナー容器38のノズル受入部139の先端側の段部139gが当接するように設けられており、第2当接面501bは、ノズル受入部材139の後端側の端部139hが当接するように設けられている。また、窪み501cはノズル受入部材139が収容されるように凹みが形成されている。
トナー容器38は、次にように上方から容器トレー501に装着される。すなわち、トナー容器38の装着時には、まず、トナー容器38のノズル受入部材139が窪み501cに収容される。そして、ノズル受入部材139の先端側の段部139gが第1当接面501aと当接し、且つ、ノズル受入部材139の後端側の端部139hが第2当接面501bと当接する。以上により、トナー容器38が装着されるときの姿勢が安定化される。更に、トナー容器38が容器トレー501に装着されるとき、トナー容器38の容器本体138の側面が容器トレー501の両側の容器トレー側面501dによって支持されるので、トナー容器38の姿勢が更に安定する。
次に、トナー容器38を載置した容器トレー501を図中矢印Q方向に移動させる。すると、搬送ノズル162のノズル部165の先端とシャッター部材140の端面140aとが接触する前に、サイドレール502に設けた突起502aとガイドレール505に設けた突起505aとが接触する。この接触により、容器トレー501の図中矢印Q方向への移動にブレーキを掛けることができる。
一般的にトナー容器38は樹脂などを用いて構成され、搬送ノズル162は金属などを用いて構成され、搬送ノズル162の方がトナー容器38よりも剛性が高い。このようなトナー容器38が、搬送ノズル162に対して勢い付いた状態で当接すると、ノズル部165がノズル受入部材139に片当たりした場合などに破損させてしまう恐れがある。また、ノズル部165によってノズル受入部材139のシャッター部材140をスライド移動させる動作も難しくなる。
本実施形態では、サイドレール502に設けた突起502aとガイドレール505に設けた突起505aとをトレー進入規制部として機能させることができる。また、突起502aと突起505aとの接触によって容器トレー501の図中矢印Q方向への移動にブレーキを掛けることができる。これにより、上述したようなトナー容器38を破損させてしまうことを防止できる。また、サイドレール502に設けた突起502aとガイドレール505に設けた突起505aとは、トナー容器38の駆動歯車155が本体側の歯車と噛み合うよりも前に接触する。このように構成したことで、駆動歯車155と本体側の歯車とが勢い付いた状態で歯当たりし、破損してしまうことを防止することができる。
また、トナー容器38が装着位置を占めた装着状態では、図8に示すように、搬送ノズル162のコイルバネ169、及びトナー容器38のコイルバネ142が圧縮された状態となる。このとき、2つのバネの圧縮に対する復元力がトナー容器38の下部に作用する。このコイルバネ169及びコイルバネ142の復元力により、駆動歯車155と本体側の歯車との噛み合い位置が支点となって、トナー容器38には、図20における紙面手前側に上部が倒れこむような力のモーメントが生じる。しかしながら、トナー容器38のノズル受入部材139の先端側の段部139gが第1当接面501aと当接し、且つノズル受入部材139の後端側の端部139hが第2当接面501bと当接するように、容器本体138が容器トレー501上に載置される。そして、トナー容器38の上部は、容器前面受部材503によって押圧されている。従って、上記図20における紙面手前側に上部が倒れこむような力のモーメントがトナー容器38に生じても、実際にトナー容器38が傾くことはない。なお、容器頂面受部503aは、トナー容器38を装着するときに、トナー容器38の頂部をガイドし、窪み501cにノズル受入部材139を収容させる。
図22は、更に他の実施形態に係るトナー容器の断面図である。なお、前述の図4等と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
通常、トナー容器38内のトナーTは、トナー充填時には流動化されたトナーTを入れて充填する。充填時のトナーTは空気と混合されて充填されるため、所定時間経過すると脱気し、トナー粉体量は低減する。例えば、容器本体138内の70〜90[%]程度の量になる。
トナーTが収容された新品のトナー容器38をトナー補給装置160に装着して使用し始めるときには、排出口138a近傍にトナーTが多くある。そのため、2つのアジテータ604を回転させて流動化させたりしなくても、排出口138a及びトナー受け口170を介して搬送ノズル162内にトナーを取り込むことができる。逆に、このようなトナーTが多い状態で、2つのアジテータ604を回転させようとすると、容器本体138内にトナーTが多く存在するために回転の負荷が大きくなってしまう。そのため、本実施形態に係るトナー容器38では、駆動歯車155から容器本体138の内部のアジテータ604への駆動伝達経路にトルクリミッタ600を介在させるように構成した。
具体的には、小アジテータ604bを固定した中心軸603の外周に同心となるようにトルクリミッタ600を設け、大アジテータ604aを固定した中空軸602との間に介在させた。そして、中空軸602の外周を駆動歯車155と固定した。なお、トルクリミッタ600は、既知の同心上に配置可能な構成を適用することができる。
トルクリミッタ600のトルク設定は、次の(1)及び(2)の機能を発揮する設定になっている。
(1)容器本体138内にトナーTが十分に充填されているときなど、アジテータ604に大きな負荷が掛かるときには、小アジテータ604bへの駆動伝達を制限して大アジテータ604aのみを回転させる。
(2)容器本体138内のトナーTが消費されたときなど、アジテータ604に掛かる負荷が小さいときには、大アジテータ604a及び小アジテータ604bに駆動を伝達する。
また、図22に示す例では、小アジテータ604bの先端側に、回転時の負荷を調整する調整部としての面部604cを設けている。このように小アジテータ604bが面部604cを有すると、この面部604cの面積に応じて小アジテータ604bを回転させる回転負荷を増加させるように調整することができる。一般的なトルクリミッタ600は、駆動伝達を遮断する負荷トルク値が規格値として定められている。そして、例えば使用するトナーの流動性などに応じて小アジテータ604bを回転させたり回転させなかったりする調整を行いたい場合に、上述の面部604cの面積を適宜変更する。この面部604cの面積の変更により、小アジテータ604bを回転させる負荷トルクについて上述の負荷トルク値を超えないように調整したり、負荷トルク値を超えるように調整したりすることができる。
なお、上記各実施形態において、トナーの流動性が高いと、本願が課題としているトナー補給容器着脱に伴うトナー飛散が生じ易い。
トナーの流動性を示す指標として、加速凝集度[%]や、ゆるめ見かけ密度[g/cm]が知られている。本願のトナー容器に内容するトナーでは、体積平均粒径5.5[μm]程度、加速凝集度13[%]程度、ゆるめ見かけ密度0.36[g/cm]程度のものに、シリカを3.3[質量部]程度、チタンを0.6[質量部]程度添加して用いている。このトナーは120[℃]程度の熱量で定着可能なトナーであり、所謂低温定着性に優れたトナーである。
また、体積平均粒径4.5[μm]程度、加速凝集度18[%]程度、ゆるめ見かけ密度0.38[g/cm]程度のものに、シリカを2.3[質量部]程度、チタンを0.7[質量部]程度添加した他のトナーを用いることも可能である。また、上記各実施形態においては、例示した以外のトナーを用いることも可能である。
トナーは、既知の重合法や粉砕法を用いて製造することができる。
トナー粒子の粒度分布の測定方法としては、コールターカウンター法を適用することができる。この方法による測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)が挙げられる。
トナーの加速凝集度は、パウダーテスタ(ホソカワミクロン社製)を用いて気温24[℃]、湿度72[%]の環境下で計測した。その他の条件は次の表1の通りである。
Figure 0006086319
測定後、下記に示す計算式(a)〜(c)により、トナー(粉体)の凝集度[%]を求める。
上段のフルイに残った粉体の質量%×1 …(a)
中段のフルイに残った粉体の質量%×0.6 …(b)
下段のフルイに残った粉体の質量%×0.2 …(c)
凝集度[%]=(a)+(b)+(c)
トナーの凝集度の測定結果(単位:%)は、次の表2の通りである。表2において、トナー種D,Eのトナーを流動性が低いと評価した。
Figure 0006086319
ゆるめ見かけ密度は、容器にゆるめにトナーを充填し、すき切りし、容器の体積で内容物(トナー)の質量を割って計算した値である。
トナーの流動性が高いとトナー飛散が生じ易いが、本実施形態のトナー容器とトナー補給装置とは、トナー容器の内部でトナー補給装置へトナー補給するよう構成されている。そのため、流動性がそれ程高くないトナーに対しても勿論有効な構成であるが、この様な流動性の高いトナーに対して一層有効な構成であるといえる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
粉体収納容器であって、トナー補給装置等の粉体補給装置に供給するトナーなどの画像形成用の粉体を収納し、下部に排出口138aを有し、画像形成装置本体の容器トレー501などの容器受け部材に載置される容器本体138と、容器本体138の内部に配置され、画像形成装置本体から駆動力が伝達されるアジテータ153などの粉体撹拌手段と、容器本体138の下方に配置され、容器本体138の排出口138aから排出された体を画像形成装置本体側に搬送するように体補給装置に設けられた搬送ノズル162などの搬送管を排出口138aの下方に案内するノズル受入部139などの粉体排出部と、を備える。前記粉体排出部は、搬送管を排出口138aの下方に案内する入り口であるノズル受入口139aなどの管挿入口を開閉するとともに、搬送管に設けられたトナー受け口170などの体受入口を容器本体138から粉体を受け入れ可能とするシャッター部材140などの容器開閉部材と、粉体受入口を開閉するホルダー171などの粉体受入口開閉部材が粉体受入口を閉鎖するように付勢される方向と逆方向であって、容器開閉部材が管挿入口を閉じる位置に向かう方向に、容器開閉部材を付勢するコイルバネ142などの容器側付勢部材と、容器開閉部材および容器側付勢部材を収容し、体受入口開閉部材側に付勢されるノズル受入部本体139fなどの容器開閉部材支持部と、トナー容器38などの粉体収納容器が粉体補給装置に装着されるときに、容器側付勢部材の復元力により、容器受け部材に設けられた第1当接面501a及び第2当接面501bそれぞれに当接する段部139g及び端部138hと、を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、容器本体が画像形成装置本体の容器受け部材に載置されるように粉体収納容器が画像形成装置に装着される。この粉体収納容器の装着時に、粉体排出部の容器開閉部材支持部が体受入口開閉部材側に付勢され、容器側付勢部材の付勢力に抗して容器開閉部材が、容器開閉部材支持部内で排出口及び管挿入口を開くように容器側付勢部材側に移動する。この容器開閉部材の移動により、粉体排出部の管挿入口が開かれ、体補給装置に設けられた搬送管が容器本体の排出口の下方に案内される。これにより、搬送管に設けられた体受入口を、粉体撹拌手段が駆動されている容器本体から粉体を排出口を介して受け入れ可能とすることができ、容器本体の排出口から排出された体を画像形成装置本体側に搬送することができる。
一方、粉体排出部の容器開閉部材支持部の体受入口開閉部材側への付勢を解除するように粉体収納容器を取り外すと、容器側付勢部材の付勢力により、容器開閉部材が、容器開閉部材支持部内で排出口及び管挿入口を閉じるように移動する。これにより、粉体収納容器内に収納されている粉体の漏れや飛散を防止できる。
このように容器開閉部材の移動をガイドすることにより、容器開閉部材を容器本体の排出口及び体補給装置側の搬送管が挿入される管挿入口を開く位置と閉じる位置とに確実に移動させることができる。
また、上記粉体収納容器の装着時に、容器側付勢部材の復元力により、粉体排出部に設けられた段部139g及び端部138hが、画像形成装置本体の容器受け部材に設けられた第1当接面501a及び第2当接面501bそれぞれに当接する。この当接により、粉体収納容器が画像形成装置本体の体補給装置側から離れるような姿勢の変化を規制し、粉体収納容器の姿勢を安定させることができる。
以上により、装着時の姿勢の安定化を図るとともに、粉体収納容器内に収納されている粉体の漏れや飛散を防止しながらも、確実に粉体収納容器外に粉体を排出することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、前記粉体撹拌手段は、異なる回転軸に支持される少なくとも2つの撹拌部材を有し、前記異なる回転軸間にトルクリミッタ600を介在させた。
これによれば、上記実施形態について説明したように、容器本体138内の粉体の充填状況及び撹拌部材に係る負荷に応じて、異なる回転軸に支持される少なくとも2つの撹拌部材の全体を回転させたり一部を回転させたりすることができ。
(態様C)
上記態様Bにおいて、トルクリミッタ600を介在させて駆動伝達される回転軸に支持される撹拌部材は、回転時の負荷を調整する調整部を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、トルクリミッタ600の駆動伝達を遮断する負荷トルク値や攪拌対象の粉体の流動性などに応じて、攪拌部材の回転の有無が切り替わる回転負荷を変更することができる。
(態様D)
画像形成装置500であって、トナー等の画像形成用の粉体を収容するトナー容器38等の粉体収納容器と、粉体収納容器内に挿入されて粉体収納容器の排出口から現像剤が供給されるトナー受け口を備えた搬送ノズル162を有する粉体補給装置と、搬送ノズル162と現像装置5とに連結され、搬送ノズル162に供給された現像剤を現像装置5へと搬送する搬送経路161と、前記粉体収納容器が載置される容器トレー501などの容器受け部材と、を有し、前記粉体収納容器として上記態様A乃至Cのいずれかに記載の粉体収納容器を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体の飛散を防止でき、粉体の飛散に起因する粉体収納容器の位置決め精度の低下や、粉体収納容器の回転トルクの上昇を防止することができる。従って、粉体の搬送先である現像装置に向けて、安定した粉体搬送を行うことができる。
(態様E)
上記態様Dにおいて、前記粉体収納容器の装着時に粉体収納容器における上部と当接する容器前面受部材503を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、現像装置に補給される現像剤の量が安定するため、画像濃度が安定し、良好な画像形成を行うことができる。
(態様F)
上記態様D又はEにおいて、粉体収納容器が現像装置5の外側にある。
これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体収納容器38を容易に交換できる。
5(Y、M、C、K)現像装置
38(A〜D) トナー容器
138 容器本体
138a 排出口
138b トナー補充口
139 ノズル受入部材
139a ノズル受入口
139b 後端内壁部
139e ノズル受入口形成部
139f ノズル受入部本体
139g 段部
139h 端部
140 シャッター部材
140a 端面
140b 窪み部
140d シャッター本体
140e ガイドアーム
141 ピン
142 コイルバネ
143 シール部材
144 シール部材
145 シール受け部材
150 蓋部材(キャップ)
151 取手
153 アジテータ
155 駆動歯車
156 蓋
160 トナー補給装置
161 搬送経路
162 搬送ノズル
170 トナー受け口
500 画像形成装置
501 容器トレー
501a 第1当接面
501b 第2当接面
501c 窪み
501d 容器トレー側面
502 サイドレール
502a 突起(トレー進入規制部)
503 容器前面受部材
503a 容器頂面受部
504 スポンジ(弾性部材)
505 ガイドレール
505a 突起(トレー進入規制部)
506 コロ
600 トルクリミッタ
601 軸受
602 中空軸
603 中心軸
604 アジテータ
604a 大アジテータ
604b 小アジテータ
604c 面部
特許第3492856号公報

Claims (6)

  1. 粉体補給装置に供給する画像形成用の粉体を収納し、下部に排出口を有し、画像形成装置本体の容器受け部材に載置される容器本体と、
    前記容器本体の内部に配置され、画像形成装置本体から駆動力が伝達される粉体撹拌手段と、
    前記容器本体の下方に配置され、前記容器本体の前記排出口から排出された体を画像形成装置本体側に搬送するように前記体補給装置に設けられた搬送管を該排出口の下方に案内する粉体排出部と、
    を備え、
    前記粉体排出部は、
    前記搬送管を前記排出口の下方に案内する入り口である管挿入口を開閉するとともに、該搬送管に設けられた体受入口を前記容器本体から粉体を受け入れ可能とする容器開閉部材と、
    前記粉体受入口を開閉する粉体受入口開閉部材が該粉体受入口を閉鎖するように付勢される方向と逆方向であって、前記容器開閉部材が前記管挿入口を閉じる位置に向かう方向に、該容器開閉部材を付勢する容器側付勢部材と、
    前記容器開閉部材および前記容器側付勢部材を収容し、前記体受入口開閉部材側に付勢される容器開閉部材支持部と、
    体収納容器が前記粉体補給装置に装着されるときに、前記容器側付勢部材の復元力により、前記容器受け部材に設けられた第1当接面及び第2当接面それぞれに当接する段部及び端部と、
    を有することを特徴とする粉体収納容器。
  2. 請求項1に記載の粉体収納容器において、
    前記粉体撹拌手段は、異なる回転軸に支持される少なくとも2つの撹拌部材を有し、
    前記異なる回転軸間にトルクリミッタを介在させたことを特徴とする粉体収納容器。
  3. 請求項2に記載の粉体収納容器において、
    前記トルクリミッタを介在させて駆動伝達される回転軸に支持される撹拌部材は、回転時の負荷を調整する調整部を備えることを特徴とする粉体収納容器。
  4. 画像形成用の粉体を収容する粉体収納容器と、
    前記粉体収納容器内に挿入されて前記粉体収納容器の排出口から粉体が供給されるトナー受け口を備えた搬送ノズルを有する粉体補給装置と、
    前記搬送ノズルと現像装置とに連結され、前記搬送ノズルに供給された粉体を現像装置へと搬送する搬送経路と、
    前記粉体収納容器が載置される容器受け部材と、を有し、
    前記粉体収納容器として請求項1乃至3のいずれかに記載の粉体収納容器を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記粉体収納容器の装着時に該粉体収納容器における上部と当接する容器前面受部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、
    前記粉体収納容器が現像装置の外側にあることを特徴とする画像形成装置。
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