JPH10254229A - 電子写真複写機におけるトナー補給装置 - Google Patents
電子写真複写機におけるトナー補給装置Info
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- JPH10254229A JPH10254229A JP9069251A JP6925197A JPH10254229A JP H10254229 A JPH10254229 A JP H10254229A JP 9069251 A JP9069251 A JP 9069251A JP 6925197 A JP6925197 A JP 6925197A JP H10254229 A JPH10254229 A JP H10254229A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つの円筒形回転容器の中に複数個のトナー
カートリッジをコンパクトに収納し、使用量の多いトナ
ーカートリッジと他のものとの容積を変えることがで
き、トナーカートリッジ内のトナーを複写機本体側にほ
ぐした状態で円滑に、且つ重力を利用して効率的に供給
し、更に、トナーのこぼれや飛散を防止し、必要な時期
に必要なトナーの供給が可能な電子写真複写機における
トナー補給装置を提供する。 【解決手段】 単一の円筒形回転容器１内には各色のト
ナーを充填収納するトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２
Ｙ，２Ｃがコンパクトに収納される。トナーカートリッ
ジ２Ｂ等内のトナーは円筒形回転容器１の回転によるト
ナーカートリッジ２Ｂ等の公転により搬送機構部のトナ
ー案内路２０Ｂ等内をスクリュー状の羽根２４Ｂ等によ
りほぐらかせられて排出口１７Ｂ側に送られ、重力によ
り複写機本体１５の受け口１８に落下して感光ドラム側
に供給される。
カートリッジをコンパクトに収納し、使用量の多いトナ
ーカートリッジと他のものとの容積を変えることがで
き、トナーカートリッジ内のトナーを複写機本体側にほ
ぐした状態で円滑に、且つ重力を利用して効率的に供給
し、更に、トナーのこぼれや飛散を防止し、必要な時期
に必要なトナーの供給が可能な電子写真複写機における
トナー補給装置を提供する。 【解決手段】 単一の円筒形回転容器１内には各色のト
ナーを充填収納するトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２
Ｙ，２Ｃがコンパクトに収納される。トナーカートリッ
ジ２Ｂ等内のトナーは円筒形回転容器１の回転によるト
ナーカートリッジ２Ｂ等の公転により搬送機構部のトナ
ー案内路２０Ｂ等内をスクリュー状の羽根２４Ｂ等によ
りほぐらかせられて排出口１７Ｂ側に送られ、重力によ
り複写機本体１５の受け口１８に落下して感光ドラム側
に供給される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のトナー
を複写機等の装置本体側に補給するトナー補給装置に係
り、特に、各種の所望の色のトナーが必要量だけ確実に
補給され、且つコンパクトで低コストに形成される電子
写真複写機におけるトナー補給装置に関する。
を複写機等の装置本体側に補給するトナー補給装置に係
り、特に、各種の所望の色のトナーが必要量だけ確実に
補給され、且つコンパクトで低コストに形成される電子
写真複写機におけるトナー補給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】トナー補給装置に関する公知技術は極め
て多いが、本発明の関連する公知技術としては、例え
ば、特開昭６１−１４６２６５号公報，特開昭６０−１
６５６７６号公報，特開昭６０−２３８８７２号公報，
特開昭６１−１１０１７５号公報，特開昭６１−１１２
１６９号公報，特開昭６１−１２８２７２号公報，特開
昭６１−１６２０７１号公報，特開平６１−１８８５６
４号公報，特開昭６１−１９６２７１号公報等が挙げら
れる。
て多いが、本発明の関連する公知技術としては、例え
ば、特開昭６１−１４６２６５号公報，特開昭６０−１
６５６７６号公報，特開昭６０−２３８８７２号公報，
特開昭６１−１１０１７５号公報，特開昭６１−１１２
１６９号公報，特開昭６１−１２８２７２号公報，特開
昭６１−１６２０７１号公報，特開平６１−１８８５６
４号公報，特開昭６１−１９６２７１号公報等が挙げら
れる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特開昭６１−１４６２
６５号公報の「乾式複写機におけるトナー補給装置」は
指定されたトナーを収納したトナーカートリッジのみが
トナー容器側にセットでき、異種トナーとの互換性をな
くすようにしたものである。従って、複数種類のトナー
カートリッジを同時にセットし、全てのトナーを装置本
体側に供給することができない。また、特開昭６０−１
６５６７６号公報の「現像装置」は複数種類の現像剤
（トナー）を供給順序通りに供給するため各現像剤の出
口をシール部材で覆い、該シール部材の開封方向を現像
剤の配列方向に沿って配置したものである。従って、ト
ナーの供給順序が一定となり、複数種類のトナーを同時
に供給することができない。
６５号公報の「乾式複写機におけるトナー補給装置」は
指定されたトナーを収納したトナーカートリッジのみが
トナー容器側にセットでき、異種トナーとの互換性をな
くすようにしたものである。従って、複数種類のトナー
カートリッジを同時にセットし、全てのトナーを装置本
体側に供給することができない。また、特開昭６０−１
６５６７６号公報の「現像装置」は複数種類の現像剤
（トナー）を供給順序通りに供給するため各現像剤の出
口をシール部材で覆い、該シール部材の開封方向を現像
剤の配列方向に沿って配置したものである。従って、ト
ナーの供給順序が一定となり、複数種類のトナーを同時
に供給することができない。
【０００４】特開昭６０−２３８８７２号公報は感光体
ドラムに筐体を近接して配置し、該筐体内に複数種類の
現像剤を回動可能に収納して前記の筐体の開口部に順次
現像剤を移動位置決めして現像剤を感光体ドラム側に供
給するものである。また、前記開口部の閉止構造も開示
されている。しかしながら、この技術では感光体ドラム
側へのトナーの供給口が一箇所の開口部に限定され、必
要なトナーカートリッジをこの開口部に向けて割り出し
位置決めすることが必要になり、複数種類のトナーの同
時供給ができない。また、装置構造も複雑である。
ドラムに筐体を近接して配置し、該筐体内に複数種類の
現像剤を回動可能に収納して前記の筐体の開口部に順次
現像剤を移動位置決めして現像剤を感光体ドラム側に供
給するものである。また、前記開口部の閉止構造も開示
されている。しかしながら、この技術では感光体ドラム
側へのトナーの供給口が一箇所の開口部に限定され、必
要なトナーカートリッジをこの開口部に向けて割り出し
位置決めすることが必要になり、複数種類のトナーの同
時供給ができない。また、装置構造も複雑である。
【０００５】特開昭６１−１１０１７５号公報の「トナ
ー補給装置」，特開昭６１−１１２１６９号公報の「ト
ナー補給装置」，特開昭６１−１８８５６４号公報の
「現像剤補給装置」および特開昭６１−１９６２７１号
公報の「現像剤補給装置」は夫々その構成が類似する公
知技術であり、各色のトナーを収納するホッパからワイ
ヤ状の搬送手段でトナーを回転体の所定の補給孔側に送
るものである。ワイヤー状の搬送手段は露出し、大きな
設置空間を必要とし、全体構造がコンパクトにまとめら
れない。また、複数個のホッパは並設され大きな容積を
必要とする。
ー補給装置」，特開昭６１−１１２１６９号公報の「ト
ナー補給装置」，特開昭６１−１８８５６４号公報の
「現像剤補給装置」および特開昭６１−１９６２７１号
公報の「現像剤補給装置」は夫々その構成が類似する公
知技術であり、各色のトナーを収納するホッパからワイ
ヤ状の搬送手段でトナーを回転体の所定の補給孔側に送
るものである。ワイヤー状の搬送手段は露出し、大きな
設置空間を必要とし、全体構造がコンパクトにまとめら
れない。また、複数個のホッパは並設され大きな容積を
必要とする。
【０００６】また、特開昭６１−１２８２７２号公報の
「現像装置」は搬送ロールと磁場を利用して複数種類の
現像剤をチャンバ側に搬送するものであり、搬送構造や
シール構造が複雑である。また、特開昭６１−１６２０
７１号公報の「カラー複写機」はトナーカートリッジを
現像装置にセットする場合に、目的外のトナーカートリ
ッジがセットされないように判別溝とそれに係止するピ
ンを設けたものであり、複数種類の同時供給ができな
い。
「現像装置」は搬送ロールと磁場を利用して複数種類の
現像剤をチャンバ側に搬送するものであり、搬送構造や
シール構造が複雑である。また、特開昭６１−１６２０
７１号公報の「カラー複写機」はトナーカートリッジを
現像装置にセットする場合に、目的外のトナーカートリ
ッジがセットされないように判別溝とそれに係止するピ
ンを設けたものであり、複数種類の同時供給ができな
い。
【０００７】前記した公知技術は夫々特徴を有するもの
であるが、本発明は以上の問題点を解決するものであ
り、複数個のトナーカートリッジが円筒形回転容器内に
コンパクトに、且つ十分な容積をもって収納され、装置
の小型化が図れると共に、前記容器に接する複写機本体
側に所望のトナーを同時に円滑、且つ確実に導入でき、
各トナーカートリッジのシール性もよく、比較的安価に
実施できる電子写真複写機におけるトナー補給装置を提
供することを目的とする。
であるが、本発明は以上の問題点を解決するものであ
り、複数個のトナーカートリッジが円筒形回転容器内に
コンパクトに、且つ十分な容積をもって収納され、装置
の小型化が図れると共に、前記容器に接する複写機本体
側に所望のトナーを同時に円滑、且つ確実に導入でき、
各トナーカートリッジのシール性もよく、比較的安価に
実施できる電子写真複写機におけるトナー補給装置を提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、回転駆動される円筒形回転容器内に公
転可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内のト
ナーを前記容器の排出口から複写機本体側に導くトナー
補給装置であって、前記トナーカートリッジには、その
内部に前記トナーを前記トナーカートリッジの公転に伴
ってその出口部側に導く導出機構部が設けられる電子写
真複写機におけるトナー補給装置を構成するものであ
る。更に具体的に、前記導出機構部が、前記トナーカー
トリッジ内に一体的に形成されるスパイラルであり、複
数個の前記トナーカートリッジが、トナーの使用頻度に
対応してその容積を可変にするものであり、前記トナー
カートリッジのトナーの収納部が、円筒形又は前記容器
をトナーカートリッジの数に対応して分割した分割輪郭
内にほぼ充填して収納される輪郭形状のものからなるこ
とを特徴とする。
達成するために、回転駆動される円筒形回転容器内に公
転可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内のト
ナーを前記容器の排出口から複写機本体側に導くトナー
補給装置であって、前記トナーカートリッジには、その
内部に前記トナーを前記トナーカートリッジの公転に伴
ってその出口部側に導く導出機構部が設けられる電子写
真複写機におけるトナー補給装置を構成するものであ
る。更に具体的に、前記導出機構部が、前記トナーカー
トリッジ内に一体的に形成されるスパイラルであり、複
数個の前記トナーカートリッジが、トナーの使用頻度に
対応してその容積を可変にするものであり、前記トナー
カートリッジのトナーの収納部が、円筒形又は前記容器
をトナーカートリッジの数に対応して分割した分割輪郭
内にほぼ充填して収納される輪郭形状のものからなるこ
とを特徴とする。
【０００９】また、回転駆動される円筒形回転容器内に
公転可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内の
トナーを、夫々のトナーカートリッジに対応する前記容
器の排出口に導く搬送機構部を有するトナー補給装置で
あって、前記容器を保持する複写機本体側には、前記容
器の前記排出口に対応する受け口が該容器の下方側に夫
々形成される電子写真複写機におけるトナー補給装置を
構成するものである。更に具体的に、前記搬送機構部
が、前記トナーカートリッジのトナーの出口部側と前記
容器の排出口間に架設されるトナー案内路と、該トナー
案内路内に回転可能に収納されスクリュー機構部とから
なり、前記スクリュー機構部のスクリューは、前記トナ
ー案内路内に送られてくるトナーをトナーカートリッジ
内から前記排出口側に送る方向又は前記トナーカートリ
ッジ側に戻す方向に形成されるものであり、前記スクリ
ュー機構部には、前記トナー案内路内に送られてくるト
ナーを撹拌するベーンが設けられることを特徴とする。
公転可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内の
トナーを、夫々のトナーカートリッジに対応する前記容
器の排出口に導く搬送機構部を有するトナー補給装置で
あって、前記容器を保持する複写機本体側には、前記容
器の前記排出口に対応する受け口が該容器の下方側に夫
々形成される電子写真複写機におけるトナー補給装置を
構成するものである。更に具体的に、前記搬送機構部
が、前記トナーカートリッジのトナーの出口部側と前記
容器の排出口間に架設されるトナー案内路と、該トナー
案内路内に回転可能に収納されスクリュー機構部とから
なり、前記スクリュー機構部のスクリューは、前記トナ
ー案内路内に送られてくるトナーをトナーカートリッジ
内から前記排出口側に送る方向又は前記トナーカートリ
ッジ側に戻す方向に形成されるものであり、前記スクリ
ュー機構部には、前記トナー案内路内に送られてくるト
ナーを撹拌するベーンが設けられることを特徴とする。
【００１０】また、回転駆動される円筒形回転容器内に
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを複
写機本体のトナーの受け口側に導くための排出口を前記
円筒形回転容器に設け、該容器を前記複写機本体に装着
して該複写機本体側にトナーを供給するトナー補給装置
であって、前記円筒形回転容器の前記排出口はシール部
材の一端部によりシールされ、該シール部材の他端部は
前記容器の外周に摺動可能に支持されるリング部材に固
着され、該リング部材は前記容器を複写機本体に挿入す
る際に前記容器の外周に沿って移動して前記リング部材
に固着する前記シール部材の前記一端部を移動させ、前
記排出口を開口して該排出口と複写機本体側のトナーの
受け口とを連通すべく形成される電子写真複写機におけ
るトナー補給装置を構成するものであり、回転駆動され
る円筒形回転容器内に収納される複数個のトナーカート
リッジ内のトナーを複写機本体のトナーの受け口側に導
くための排出口を前記円筒形回転容器に設けるトナー補
給装置であって、前記排出口と連通する前記トナーカー
トリッジのトナーの出口部にはシール部材の一端側が前
記出口部を閉止して密着し、前記シール部材の他端側は
前記容器側にはみ出して配置され、該はみ出し箇所を引
き出すことにより前記シールの一端側の前記出口部との
密着が解除される電子写真複写機におけるトナー補給装
置を構成するものである。
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを複
写機本体のトナーの受け口側に導くための排出口を前記
円筒形回転容器に設け、該容器を前記複写機本体に装着
して該複写機本体側にトナーを供給するトナー補給装置
であって、前記円筒形回転容器の前記排出口はシール部
材の一端部によりシールされ、該シール部材の他端部は
前記容器の外周に摺動可能に支持されるリング部材に固
着され、該リング部材は前記容器を複写機本体に挿入す
る際に前記容器の外周に沿って移動して前記リング部材
に固着する前記シール部材の前記一端部を移動させ、前
記排出口を開口して該排出口と複写機本体側のトナーの
受け口とを連通すべく形成される電子写真複写機におけ
るトナー補給装置を構成するものであり、回転駆動され
る円筒形回転容器内に収納される複数個のトナーカート
リッジ内のトナーを複写機本体のトナーの受け口側に導
くための排出口を前記円筒形回転容器に設けるトナー補
給装置であって、前記排出口と連通する前記トナーカー
トリッジのトナーの出口部にはシール部材の一端側が前
記出口部を閉止して密着し、前記シール部材の他端側は
前記容器側にはみ出して配置され、該はみ出し箇所を引
き出すことにより前記シールの一端側の前記出口部との
密着が解除される電子写真複写機におけるトナー補給装
置を構成するものである。
【００１１】また、回転駆動される円筒形回転容器内に
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前
記容器側に導入させるトナー補給装置であって、前記ト
ナーカートリッジのトナー出口側にはその開口部に嵌脱
可能に係着する閉止部材が設けられ、前記容器側には必
要なトナーを収納する前記トナーカートリッジの前記閉
止部材を押し出して前記出口側を開口する押出し機構部
が設けられる電子写真複写機におけるトナー補給装置を
構成するものであり、更に具体的に、前記閉止部材がラ
ムネ式の蓋であることを特徴とする。
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前
記容器側に導入させるトナー補給装置であって、前記ト
ナーカートリッジのトナー出口側にはその開口部に嵌脱
可能に係着する閉止部材が設けられ、前記容器側には必
要なトナーを収納する前記トナーカートリッジの前記閉
止部材を押し出して前記出口側を開口する押出し機構部
が設けられる電子写真複写機におけるトナー補給装置を
構成するものであり、更に具体的に、前記閉止部材がラ
ムネ式の蓋であることを特徴とする。
【００１２】また、回転駆動される円筒形回転容器内に
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前
記容器側に供給するための開閉機構部を有するトナー補
給装置であって、前記開閉機構部は、前記容器側に保持
されるノブシャッタからなり、該ノブシャッタは回転に
より前記容器側のトナーの排出口と前記ノブシャッタ側
の排出口とを連通させてトナーを容器外に排出可能にす
る電子写真複写機におけるトナー補給装置を構成するも
のであり、回転駆動される円筒形回転容器内に収納され
る複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前記容器側
に供給するための開閉機構部を有するトナー補給装置で
あって、該開閉機構部が、前記容器側に回動可能に支持
され前記トナーカートリッジ側と連通可能な開放孔を形
成する回動板と、該回動板を手動又は自動で回動する回
動機構部とからなる電子写真複写機におけるトナー補給
装置を構成するものである。
収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前
記容器側に供給するための開閉機構部を有するトナー補
給装置であって、前記開閉機構部は、前記容器側に保持
されるノブシャッタからなり、該ノブシャッタは回転に
より前記容器側のトナーの排出口と前記ノブシャッタ側
の排出口とを連通させてトナーを容器外に排出可能にす
る電子写真複写機におけるトナー補給装置を構成するも
のであり、回転駆動される円筒形回転容器内に収納され
る複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前記容器側
に供給するための開閉機構部を有するトナー補給装置で
あって、該開閉機構部が、前記容器側に回動可能に支持
され前記トナーカートリッジ側と連通可能な開放孔を形
成する回動板と、該回動板を手動又は自動で回動する回
動機構部とからなる電子写真複写機におけるトナー補給
装置を構成するものである。
【００１３】複数種類のトナーを収納するトナーカート
リッジは回転駆動される円筒形回転容器内に並設されて
コンパクトに収納され、前記容器の回転により公転する
トナーカートリッジ内のトナーはその公転により導出機
構部を介してその出口部側から搬出されると共に前記容
器の排出口に連通する搬送機構部を介し正流又は逆流お
よび撹拌されながら送られ、複写機本体の受け口と前記
排出口との位置合わせにより重力で落下し、複写機側に
送られる。また、容器の排出口やトナーカートリッジの
前記出口部側とはシール部材等により開閉可能にシール
され、必要時にトナーが搬送されるように形成される。
また、トナーカートリッジも消費量に応じて容積を可変
とすると共に、前記容器の容積内に十分に収納し得る形
態のものからなる。また、全体としてコンパクトにまと
められ、低コストに形成される。
リッジは回転駆動される円筒形回転容器内に並設されて
コンパクトに収納され、前記容器の回転により公転する
トナーカートリッジ内のトナーはその公転により導出機
構部を介してその出口部側から搬出されると共に前記容
器の排出口に連通する搬送機構部を介し正流又は逆流お
よび撹拌されながら送られ、複写機本体の受け口と前記
排出口との位置合わせにより重力で落下し、複写機側に
送られる。また、容器の排出口やトナーカートリッジの
前記出口部側とはシール部材等により開閉可能にシール
され、必要時にトナーが搬送されるように形成される。
また、トナーカートリッジも消費量に応じて容積を可変
とすると共に、前記容器の容積内に十分に収納し得る形
態のものからなる。また、全体としてコンパクトにまと
められ、低コストに形成される。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子写真複写機に
おけるトナー補給装置の実施の形態を図面を参照して詳
述する。図１は本発明の電子写真複写機におけるトナー
補給装置の原理的構造を示す概要的構成図である。中心
軸４によって複写機本体（図略）側に枢支される円筒形
回転容器１の内部には、例えば、ブラック（Ｂ），マゼ
ンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ）およびシアン（Ｃ）のトナ
ーを充填したトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，２
Ｃが中心軸４に沿って収納される。各トナーカートリッ
ジ２Ｂ等にはトナーを送り出すための出口部３が夫々開
口形成される。円筒形回転容器１を中心軸４まわりに回
転駆動する駆動装置としては駆動モータ５と駆動コロ６
からなり、駆動コロ６は円筒形回転容器１の外周に圧接
し、両者間の摩擦力により円筒形回転容器１は回転され
る。
おけるトナー補給装置の実施の形態を図面を参照して詳
述する。図１は本発明の電子写真複写機におけるトナー
補給装置の原理的構造を示す概要的構成図である。中心
軸４によって複写機本体（図略）側に枢支される円筒形
回転容器１の内部には、例えば、ブラック（Ｂ），マゼ
ンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ）およびシアン（Ｃ）のトナ
ーを充填したトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，２
Ｃが中心軸４に沿って収納される。各トナーカートリッ
ジ２Ｂ等にはトナーを送り出すための出口部３が夫々開
口形成される。円筒形回転容器１を中心軸４まわりに回
転駆動する駆動装置としては駆動モータ５と駆動コロ６
からなり、駆動コロ６は円筒形回転容器１の外周に圧接
し、両者間の摩擦力により円筒形回転容器１は回転され
る。
【００１５】図１の場合と異なり単体型のトナーカート
リッジ２としては図２に示すものが一般に用いられてい
る。このトナーカートリッジ２は円筒容器７とその外周
に形成される駆動ギヤー８とからなり、円筒容器７の内
部には内部のトナーを送り出す導出機構部であるスパイ
ラル１１が一体的に形成される。然し乍ら、図１に示し
た複数個のトナーカートリッジ２Ｂの場合は、前記した
ように円筒形回転容器１内に収納されるタイプのトナー
カートリッジ２Ｂ等のため、前記のトナーカートリッジ
２のように駆動ギヤー８は不要であり、円筒形回転容器
１の回転により公転してトナーを送出する構造のものか
らなる。勿論、図１に示した各トナーカートリッジ２Ｂ
等もその内部に導出機構部としてのスパイラル（図略）
が形成される。
リッジ２としては図２に示すものが一般に用いられてい
る。このトナーカートリッジ２は円筒容器７とその外周
に形成される駆動ギヤー８とからなり、円筒容器７の内
部には内部のトナーを送り出す導出機構部であるスパイ
ラル１１が一体的に形成される。然し乍ら、図１に示し
た複数個のトナーカートリッジ２Ｂの場合は、前記した
ように円筒形回転容器１内に収納されるタイプのトナー
カートリッジ２Ｂ等のため、前記のトナーカートリッジ
２のように駆動ギヤー８は不要であり、円筒形回転容器
１の回転により公転してトナーを送出する構造のものか
らなる。勿論、図１に示した各トナーカートリッジ２Ｂ
等もその内部に導出機構部としてのスパイラル（図略）
が形成される。
【００１６】図３に示すように、円筒形回転容器１の内
部に収納されるトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，
２Ｃは図示のように放射状に配置され、図略の支持機構
およびシール部材を介して円筒形回転容器１に保持され
る。従って、所望のトナーカートリッジ２Ｂ等は必要時
に自由に交換できる。また、トナーの使用量はトナーの
種類に応じて一定ではない。特にブラック（Ｂ）のトナ
ーの使用量が多い。そこで図４に示すように、トナーカ
ートリッジ２Ｂを他のものより大きな容積のものを用い
て円筒形回転容器１内に収納する。これにより、トナー
カートリッジ２Ｂ等の交換時期を一定に整えることがで
きる。
部に収納されるトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，
２Ｃは図示のように放射状に配置され、図略の支持機構
およびシール部材を介して円筒形回転容器１に保持され
る。従って、所望のトナーカートリッジ２Ｂ等は必要時
に自由に交換できる。また、トナーの使用量はトナーの
種類に応じて一定ではない。特にブラック（Ｂ）のトナ
ーの使用量が多い。そこで図４に示すように、トナーカ
ートリッジ２Ｂを他のものより大きな容積のものを用い
て円筒形回転容器１内に収納する。これにより、トナー
カートリッジ２Ｂ等の交換時期を一定に整えることがで
きる。
【００１７】図５は円筒形回転容器の内部空間内に極力
多量なトナーを収納する実施の形態を示す。図示のよう
に円筒形回転容器を４分割し、１／４円弧状の画成空間
９を形成する。この画成空間９内には図６に示すように
画成空間９の輪郭形状に見合ったトナーカートリッジ２
Ｂ′，２Ｍ′，２Ｙ′，２Ｃ′が充填収納される。図６
に示すように、本例のトナーカートリッジ２Ｂ′等は前
記画成空間と相似は外輪郭を有する中空容器１０からな
り、出口部３が一端側に形成される。また、中空容器１
０の内部にはスパイラル１１が形成される。
多量なトナーを収納する実施の形態を示す。図示のよう
に円筒形回転容器を４分割し、１／４円弧状の画成空間
９を形成する。この画成空間９内には図６に示すように
画成空間９の輪郭形状に見合ったトナーカートリッジ２
Ｂ′，２Ｍ′，２Ｙ′，２Ｃ′が充填収納される。図６
に示すように、本例のトナーカートリッジ２Ｂ′等は前
記画成空間と相似は外輪郭を有する中空容器１０からな
り、出口部３が一端側に形成される。また、中空容器１
０の内部にはスパイラル１１が形成される。
【００１８】以上の構造のトナーカートリッジ２Ｂ，２
Ｍ，２Ｙ，２Ｃ又は２Ｂ′，２Ｍ′，２Ｙ′，２Ｃ′を
円筒形回転容器１内に収納し、円筒形回転容器１を回転
することによりトナーカートリッジ２Ｂ内のトナーがス
パイラル１１等により出口部３側に送り出され、円筒形
回転容器１の排出口（図略）から複写機本体側に排出さ
れ図略の感光体に付着される。
Ｍ，２Ｙ，２Ｃ又は２Ｂ′，２Ｍ′，２Ｙ′，２Ｃ′を
円筒形回転容器１内に収納し、円筒形回転容器１を回転
することによりトナーカートリッジ２Ｂ内のトナーがス
パイラル１１等により出口部３側に送り出され、円筒形
回転容器１の排出口（図略）から複写機本体側に排出さ
れ図略の感光体に付着される。
【００１９】図７および図８は搬送機構部１２を備えた
本発明の電子写真複写機におけるトナー補給装置の実施
の形態を示す。円筒形回転容器１の拡径部１３内には前
記したようにトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ等が収納さ
れる。円筒形回転容器１の縮径部１４は複写機本体１５
側のカプラ１６に挿着されて保持される。また、縮径部
１４には、Ｂ，Ｍ，Ｙ，Ｃのトナーを排出する排出口１
７Ｂ，１７Ｍ等が開口形成される。また、カプラ１６側
には排出口１７Ｂ，１７Ｍ等に相対向する位置に受け口
１８Ｂ，１８Ｍ等が形成される。なお、受け口１８Ｂ，
１８Ｍは図示のように円筒形回転容器の下側に形成され
る。
本発明の電子写真複写機におけるトナー補給装置の実施
の形態を示す。円筒形回転容器１の拡径部１３内には前
記したようにトナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ等が収納さ
れる。円筒形回転容器１の縮径部１４は複写機本体１５
側のカプラ１６に挿着されて保持される。また、縮径部
１４には、Ｂ，Ｍ，Ｙ，Ｃのトナーを排出する排出口１
７Ｂ，１７Ｍ等が開口形成される。また、カプラ１６側
には排出口１７Ｂ，１７Ｍ等に相対向する位置に受け口
１８Ｂ，１８Ｍ等が形成される。なお、受け口１８Ｂ，
１８Ｍは図示のように円筒形回転容器の下側に形成され
る。
【００２０】トナーカートリッジ２Ｂ等は連通シール１
９を介して円筒形回転容器１側に気密支持され、その出
口部３と円筒形回転容器１の縮径部１４の先端との間に
は排送機構部であるトナー案内路２０Ｂ，２０Ｍ等が架
設される。なお、トナー案内路２０Ｂ等は縮径部１４の
前記先端側に開口部２１Ｂ等を形成し、トナーカートリ
ッジ２Ｂ等の内部と連通する。
９を介して円筒形回転容器１側に気密支持され、その出
口部３と円筒形回転容器１の縮径部１４の先端との間に
は排送機構部であるトナー案内路２０Ｂ，２０Ｍ等が架
設される。なお、トナー案内路２０Ｂ等は縮径部１４の
前記先端側に開口部２１Ｂ等を形成し、トナーカートリ
ッジ２Ｂ等の内部と連通する。
【００２１】図７，図８に示すように、トナー案内路２
０Ｂ等の内部にはスクリュー機構部２２Ｂ等が収納され
る。スクリュー機構部２２Ｂ等はトナー案内路２０Ｂ等
に沿って配設される可撓性の回転軸２３Ｂ等と、この回
転軸２３Ｂ等に固定されるスクリュー状の羽根２４Ｂ又
は図略のベーンと、回転軸２３Ｂの一端側に固定される
歯車２５Ｂ等とからなる。一方、図７および図１０に示
すように、複写機本体１５側には内歯車２６が枢着され
る。この内歯車２６は図略の駆動源や制御装置を介して
回転駆動制御される。内歯車２６は回転軸２３Ｂ，２３
Ｍ，２３Ｙ，２３Ｃの歯車２５Ｂ，２５Ｍ，２５Ｙ，２
５Ｃのすべてに同時に噛合する。なお、図８に示すよう
に円筒形回転容器１にはトナーカートリッジ２Ｂ等を挿
脱するための蓋２７が設けられている。
０Ｂ等の内部にはスクリュー機構部２２Ｂ等が収納され
る。スクリュー機構部２２Ｂ等はトナー案内路２０Ｂ等
に沿って配設される可撓性の回転軸２３Ｂ等と、この回
転軸２３Ｂ等に固定されるスクリュー状の羽根２４Ｂ又
は図略のベーンと、回転軸２３Ｂの一端側に固定される
歯車２５Ｂ等とからなる。一方、図７および図１０に示
すように、複写機本体１５側には内歯車２６が枢着され
る。この内歯車２６は図略の駆動源や制御装置を介して
回転駆動制御される。内歯車２６は回転軸２３Ｂ，２３
Ｍ，２３Ｙ，２３Ｃの歯車２５Ｂ，２５Ｍ，２５Ｙ，２
５Ｃのすべてに同時に噛合する。なお、図８に示すよう
に円筒形回転容器１にはトナーカートリッジ２Ｂ等を挿
脱するための蓋２７が設けられている。
【００２２】以上の構造により、複写機本体１５側の図
略の駆動装置により円筒形回転容器１の中心軸を回転駆
動すると共に内歯車２６を回転することにより、円筒形
回転容器１が回転し、これに伴って各トナーカートリッ
ジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｃが公転し、同時に歯車２５
Ｂ，２５Ｍ，２５Ｙ，２５Ｃを介して回転軸２３Ｂ，２
３Ｍ，２３Ｙ，２３Ｃが回転してスクリュ状の羽根２４
Ｂ，２４Ｍ，２４Ｙ，２４Ｃと図略のベーンを回転させ
る。これにより、各トナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２
Ｙ，２Ｃ内のトナーがトナー案内路２０Ｂ，２０Ｍ，２
０Ｙ，２０Ｃ側に搬送され、且つスクリュ状の羽根２４
Ｂ等や前記ベーンにより正流又は逆流および撹拌されて
開口部２１Ｂ，２１Ｍ，２１Ｙ，２１Ｃから排出され
る。このトナーは円筒形回転容器１の縮径部１４の排出
口１７Ｂ，１７Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃから重力で受け口１
８Ｂ側に排出され、カプラ１６の受け口１８Ｂ，１８
Ｍ，１８Ｙ，１８Ｃと合致した状態でカプラ１６から複
写機本体１５側の感光体ドラムに供給される。
略の駆動装置により円筒形回転容器１の中心軸を回転駆
動すると共に内歯車２６を回転することにより、円筒形
回転容器１が回転し、これに伴って各トナーカートリッ
ジ２Ｂ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｃが公転し、同時に歯車２５
Ｂ，２５Ｍ，２５Ｙ，２５Ｃを介して回転軸２３Ｂ，２
３Ｍ，２３Ｙ，２３Ｃが回転してスクリュ状の羽根２４
Ｂ，２４Ｍ，２４Ｙ，２４Ｃと図略のベーンを回転させ
る。これにより、各トナーカートリッジ２Ｂ，２Ｍ，２
Ｙ，２Ｃ内のトナーがトナー案内路２０Ｂ，２０Ｍ，２
０Ｙ，２０Ｃ側に搬送され、且つスクリュ状の羽根２４
Ｂ等や前記ベーンにより正流又は逆流および撹拌されて
開口部２１Ｂ，２１Ｍ，２１Ｙ，２１Ｃから排出され
る。このトナーは円筒形回転容器１の縮径部１４の排出
口１７Ｂ，１７Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃから重力で受け口１
８Ｂ側に排出され、カプラ１６の受け口１８Ｂ，１８
Ｍ，１８Ｙ，１８Ｃと合致した状態でカプラ１６から複
写機本体１５側の感光体ドラムに供給される。
【００２３】前記したように、円筒形回転容器１はそれ
自体として持ち運びが自在なユニットからなるが、前記
したように縮径部１４に排出口１７Ｂ，１７Ｍ，１７
Ｙ，１７Ｃが開口形成される。そのため、円筒形回転容
器１を複写機本体１５側のカプラ１６にセットする前に
は排出口１７Ｂ等からトナーがこぼれる恐れがある。そ
こで、この部分には使用前の状態ではシール部材２８が
設けられている。
自体として持ち運びが自在なユニットからなるが、前記
したように縮径部１４に排出口１７Ｂ，１７Ｍ，１７
Ｙ，１７Ｃが開口形成される。そのため、円筒形回転容
器１を複写機本体１５側のカプラ１６にセットする前に
は排出口１７Ｂ等からトナーがこぼれる恐れがある。そ
こで、この部分には使用前の状態ではシール部材２８が
設けられている。
【００２４】図１１はシール部材２８の一例を示すもの
である。舌状の細長いシール部材２８の一端側は、図１
２に示すように排出口１７Ｂ，１７Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃ
を閉止すべく縮径部１４内に接着されている。また、シ
ール部材２８の他端側はリング部材２９に固着される。
なお、リング部材２９は図１１，図１２等に示すように
円筒形回転容器１の拡径部１３にその軸線方向に沿って
摺動可能に支持される。
である。舌状の細長いシール部材２８の一端側は、図１
２に示すように排出口１７Ｂ，１７Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃ
を閉止すべく縮径部１４内に接着されている。また、シ
ール部材２８の他端側はリング部材２９に固着される。
なお、リング部材２９は図１１，図１２等に示すように
円筒形回転容器１の拡径部１３にその軸線方向に沿って
摺動可能に支持される。
【００２５】図１３はシール部材２８のはがし方法を説
明するものである。図示のように、本例ではカプラ１６
は円筒形回転容器１の縮径部１４とこれに連設される拡
径部１３の一部が装着される筒体状のものからなる。こ
のカプラ１６に円筒形回転容器１を挿入するとカプラ１
６の入口側の端縁によりリング状部材２９が押され、リ
ング状部材２９は拡径部１３上を後退する。そのため、
リング状部材２９に他端側を固着されているシール部材
２８が引き出され、その一端側が剥がれる。そのため、
排出口１７Ｂ，１Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃが開放される。即
ち、カプラ１６に円筒形回転容器１をセットした状態で
はシール部材２８が剥がれて排出口１７Ｂ等が開放さ
れ、排出口１７Ｂはカプラ１６の受け口１８Ｂ等と相対
向し得る位置にセットされる。
明するものである。図示のように、本例ではカプラ１６
は円筒形回転容器１の縮径部１４とこれに連設される拡
径部１３の一部が装着される筒体状のものからなる。こ
のカプラ１６に円筒形回転容器１を挿入するとカプラ１
６の入口側の端縁によりリング状部材２９が押され、リ
ング状部材２９は拡径部１３上を後退する。そのため、
リング状部材２９に他端側を固着されているシール部材
２８が引き出され、その一端側が剥がれる。そのため、
排出口１７Ｂ，１Ｍ，１７Ｙ，１７Ｃが開放される。即
ち、カプラ１６に円筒形回転容器１をセットした状態で
はシール部材２８が剥がれて排出口１７Ｂ等が開放さ
れ、排出口１７Ｂはカプラ１６の受け口１８Ｂ等と相対
向し得る位置にセットされる。
【００２６】図１４は、円筒形回転容器１内に収納され
ている各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３を一度に
開口するためのワンタッチ式のシール手段の概要構造を
示すものである。本例ではシール部材３０の一端側は各
トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３を覆って配置さ
れ、他端側のタブ３１は円筒形回転容器のトナーカート
リッジ２Ｂ等の挿入口側からはみ出してセットされてい
る。タブ３１を引き抜くことにより、各トナーカートリ
ッジ２Ｂ等の出口部３が開口される。
ている各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３を一度に
開口するためのワンタッチ式のシール手段の概要構造を
示すものである。本例ではシール部材３０の一端側は各
トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３を覆って配置さ
れ、他端側のタブ３１は円筒形回転容器のトナーカート
リッジ２Ｂ等の挿入口側からはみ出してセットされてい
る。タブ３１を引き抜くことにより、各トナーカートリ
ッジ２Ｂ等の出口部３が開口される。
【００２７】図１５はトナーカートリッジ２Ｂ等の出口
部３を直接の閉止する閉止部材の一例を示すものであ
る。トナーカートリッジ２Ｂの出口部３側にはラムネ瓶
のような凹部３２とこれに冠着される閉止蓋としての球
体シール３３が設けられている。この球体シール３３に
より内部のトナーのこぼれが防止される。トナーカート
リッジ２Ｂ等の使用時には、図１６に示すように、例え
ば、押出し機構部の１つであるトナー補給管３４等を用
いて球体シール３３を内部に押し込むことにより出口部
３が開口される。
部３を直接の閉止する閉止部材の一例を示すものであ
る。トナーカートリッジ２Ｂの出口部３側にはラムネ瓶
のような凹部３２とこれに冠着される閉止蓋としての球
体シール３３が設けられている。この球体シール３３に
より内部のトナーのこぼれが防止される。トナーカート
リッジ２Ｂ等の使用時には、図１６に示すように、例え
ば、押出し機構部の１つであるトナー補給管３４等を用
いて球体シール３３を内部に押し込むことにより出口部
３が開口される。
【００２８】図１７は円筒形回転容器１の排出口１７Ｂ
を使用時において開口させる開閉機構部の実施の形態の
１つを示す。この場合、円筒形回転容器１の縮径部１４
側にはノブ３５を有するノブシャッタ３６が装着され
る。ノブシャッタ３６には開口部３７Ｂ等が形成され、
ノブ３５を回動することにより開口部３７がトナーカー
トリッジの排出口１７Ｂ等に連通する。
を使用時において開口させる開閉機構部の実施の形態の
１つを示す。この場合、円筒形回転容器１の縮径部１４
側にはノブ３５を有するノブシャッタ３６が装着され
る。ノブシャッタ３６には開口部３７Ｂ等が形成され、
ノブ３５を回動することにより開口部３７がトナーカー
トリッジの排出口１７Ｂ等に連通する。
【００２９】図１８は各トナーカートリッジ２Ｂ等の出
口部３を開閉する開閉機構部の実施の形態を示す概要図
である。円筒形回転容器１には図１９に示す回動板３８
が回動可能にセットされる。回動板３８には各トナーカ
ートリッジ２Ｂ等の出口部３と連通可能な開口孔３９が
形成されると共に、回動板３８を手動で回動させるため
のノブ４０が設けられている。ノブ４０は図１８に示す
ように円筒形回転容器１のスリット４１に係合する。ノ
ブ４０をスリット４１に沿って移動させることにより開
口孔３９と各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３が合
致し、出口部３が開口される。
口部３を開閉する開閉機構部の実施の形態を示す概要図
である。円筒形回転容器１には図１９に示す回動板３８
が回動可能にセットされる。回動板３８には各トナーカ
ートリッジ２Ｂ等の出口部３と連通可能な開口孔３９が
形成されると共に、回動板３８を手動で回動させるため
のノブ４０が設けられている。ノブ４０は図１８に示す
ように円筒形回転容器１のスリット４１に係合する。ノ
ブ４０をスリット４１に沿って移動させることにより開
口孔３９と各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３が合
致し、出口部３が開口される。
【００３０】図２０は各トナーカートリッジ２Ｂ等の出
口部３を自動的に開閉する開閉機構部の実施の形態を示
す。図１８に示した場合と同様に円筒形回転容器１には
各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３と係合する回動
板３８がスリット４１に係合して設けられる。回動板３
８には図１９に示したノブ４０の替りに歯車片４２が設
けられている。一方、回動板３８を回動する回動機構部
としては、歯車片４２に噛合するピニオンギヤー４３
と、この回転軸４４と、回転軸４４を支持するレバー４
５等とからなる。レバー４５を回動することにより回転
軸４４が回動し、ピニオンギヤー４３と歯車片４２を介
して回動板３８が回動し、各トナーカートリッジ２Ｂ等
の出口部と開口孔３９が合致する。
口部３を自動的に開閉する開閉機構部の実施の形態を示
す。図１８に示した場合と同様に円筒形回転容器１には
各トナーカートリッジ２Ｂ等の出口部３と係合する回動
板３８がスリット４１に係合して設けられる。回動板３
８には図１９に示したノブ４０の替りに歯車片４２が設
けられている。一方、回動板３８を回動する回動機構部
としては、歯車片４２に噛合するピニオンギヤー４３
と、この回転軸４４と、回転軸４４を支持するレバー４
５等とからなる。レバー４５を回動することにより回転
軸４４が回動し、ピニオンギヤー４３と歯車片４２を介
して回動板３８が回動し、各トナーカートリッジ２Ｂ等
の出口部と開口孔３９が合致する。
【００３１】以上のように、トナーカートリッジ２Ｂ等
は不使用時には開閉機構部や閉止部材等により閉止さ
れ、使用時には開放されてトナーがこぼれないように配
慮されている。使用時には、前記したように、各トナー
カートリッジ２Ｂ等のトナーは円滑に排出口側に搬送さ
れ、重力により落下しカプラ１６の受け口１８Ｂ等から
複写機本体１５側に供給される。
は不使用時には開閉機構部や閉止部材等により閉止さ
れ、使用時には開放されてトナーがこぼれないように配
慮されている。使用時には、前記したように、各トナー
カートリッジ２Ｂ等のトナーは円滑に排出口側に搬送さ
れ、重力により落下しカプラ１６の受け口１８Ｂ等から
複写機本体１５側に供給される。
【００３２】
１）本発明の請求項１乃至４に記載の電子写真複写機に
おけるトナー補給装置によれば、１つの円筒形回転容器
の中に複数個のトナーカートリッジをコンパクトに、且
つシールされた状態で収納でき、各トナーカートリッジ
が前記容器の回転に伴って公転し、内部のトナーを円滑
に排出させることができる。また、トナーカートリッジ
はトナーの使用量の多いものと少ないものとで容積区別
して配置することができる。また、全体がコンパクトに
まとめられ、取り扱い性がよく、低コストで実施でき
る。 ２）本発明の請求項５乃至８の電子写真複写機における
トナー補給装置によれば、各トナーカートリッジ内のト
ナーは円筒形回転容器の決められた排出口に導かれ、重
力により受け口側から複写機本体側に円滑に供給され
る。また、トナーは搬送中に正流又は逆流および撹拌さ
れ、ほぐされた状態で供給される。また、各色のトナー
を同時に送られ、且つ消費されたトナーの補給が確実に
行なわれる。 ３）本発明の請求項９乃至１４の電子写真複写機におけ
るトナー補給装置によれば、トナーカートリッジはシー
ルされ、取り扱い中にトナーが外部にこぼれたり飛散し
たりすることが防止される。また、開閉手段の開閉をト
ナーの使用に同期させて必要なトナーを確実に補給する
ことができる。
おけるトナー補給装置によれば、１つの円筒形回転容器
の中に複数個のトナーカートリッジをコンパクトに、且
つシールされた状態で収納でき、各トナーカートリッジ
が前記容器の回転に伴って公転し、内部のトナーを円滑
に排出させることができる。また、トナーカートリッジ
はトナーの使用量の多いものと少ないものとで容積区別
して配置することができる。また、全体がコンパクトに
まとめられ、取り扱い性がよく、低コストで実施でき
る。 ２）本発明の請求項５乃至８の電子写真複写機における
トナー補給装置によれば、各トナーカートリッジ内のト
ナーは円筒形回転容器の決められた排出口に導かれ、重
力により受け口側から複写機本体側に円滑に供給され
る。また、トナーは搬送中に正流又は逆流および撹拌さ
れ、ほぐされた状態で供給される。また、各色のトナー
を同時に送られ、且つ消費されたトナーの補給が確実に
行なわれる。 ３）本発明の請求項９乃至１４の電子写真複写機におけ
るトナー補給装置によれば、トナーカートリッジはシー
ルされ、取り扱い中にトナーが外部にこぼれたり飛散し
たりすることが防止される。また、開閉手段の開閉をト
ナーの使用に同期させて必要なトナーを確実に補給する
ことができる。
【図１】本発明の電子写真複写機におけるトナー補給装
置の基本的構造を説明するための斜視図。
置の基本的構造を説明するための斜視図。
【図２】従来一般に使用されるトナーカートリッジの概
要構造を示す斜視図。
要構造を示す斜視図。
【図３】円筒形回転容器内のトナーカートリッジの配列
の一実施の形態を示す横断面図。
の一実施の形態を示す横断面図。
【図４】円筒形回転容器内のトナー収納容量の異なるト
ナーカートリッジの配列の他の実施の形態を示す横断面
図。
ナーカートリッジの配列の他の実施の形態を示す横断面
図。
【図５】制限された容積の円筒形回転容器の内に極力大
量なトナーを充填したトナーカートリッジを収納した実
施の形態を示す横断面図。
量なトナーを充填したトナーカートリッジを収納した実
施の形態を示す横断面図。
【図６】図６における個々のトナーカートリッジの概要
構造を示す斜視図。
構造を示す斜視図。
【図７】本発明の電子写真複写機におけるトナー補給装
置の全体詳細構造の一実施の形態を示す軸断面図。
置の全体詳細構造の一実施の形態を示す軸断面図。
【図８】図７における１つのトナーカートリッジおよび
搬送機構部等の構造を示す部分軸断面図。
搬送機構部等の構造を示す部分軸断面図。
【図９】本発明の円筒形回転容器の排出口まわりの外観
を示す部分平面図。
を示す部分平面図。
【図１０】本発明の円筒形回転容器の全外観の概要を示
す斜視図。
す斜視図。
【図１１】排出口のシール部材の一実施の形態を示す斜
視図。
視図。
【図１２】図１１の内部構造の概要を示す模式図。
【図１３】図１１のシール部材のシールの解除動作を示
す模式図。
す模式図。
【図１４】本発明のトナーカートリッジの出口部のシー
ル手段の概要を示す模式図。
ル手段の概要を示す模式図。
【図１５】トナーカートリッジの出口部の閉止部材の一
つの実施の形態を示す軸断面図。
つの実施の形態を示す軸断面図。
【図１６】図１５の閉止部材の解除方法の概要を示す軸
断面図。
断面図。
【図１７】本発明のトナーカートリッジの開閉機構部の
一つの実施の形態を示す斜視図。
一つの実施の形態を示す斜視図。
【図１８】本発明のトナーカートリッジの開閉機構部の
他の実施の形態を示す斜視図。
他の実施の形態を示す斜視図。
【図１９】図１８における回動板の斜視図。
【図２０】トナーカートリッジの開閉用の回動板を自動
的に開閉する回転機構部を有する円筒形回転容器の概要
構造を示す斜視図。
的に開閉する回転機構部を有する円筒形回転容器の概要
構造を示す斜視図。
１ 円筒形回転容器 ２ トナーカートリッジ ２Ｂ トナーカートリッジ ２Ｍ トナーカートリッジ ２Ｙ トナーカートリッジ ２Ｃ トナーカートリッジ ３ 出口部 ４ 中心軸 ５ 駆動モータ ６ 駆動コロ ７ 円筒容器 ８ 駆動ギヤー ９ 画成空間 １０ 中空容器 １１ スパイラル １２ 搬送機構部 １３ 拡径部 １４ 縮径部 １５ 複写機本体 １６ カプラ １７ 排出口 １７Ｂ 排出口 １７Ｍ 排出口 １７Ｙ 排出口 １７Ｃ 排出口 １８ 受け口 １８Ｂ 受け口 １８Ｍ 受け口 １８Ｙ 受け口 １８Ｃ 受け口 １９ 連通シール ２０ トナー案内路 ２０Ｂ トナー案内路 ２０Ｍ トナー案内路 ２０Ｙ トナー案内路 ２０Ｃ トナー案内路 ２１ 開口部 ２１Ｂ 開口部 ２１Ｍ 開口部 ２１Ｙ 開口部 ２１Ｃ 開口部 ２２ スクリュー機構部 ２２Ｂ スクリュー機構部 ２２Ｍ スクリュー機構部 ２２Ｙ スクリュー機構部 ２２Ｃ スクリュー機構部 ２３ 回転軸 ２３Ｂ 回転軸 ２３Ｍ 回転軸 ２３Ｙ 回転軸 ２３Ｃ 回転軸 ２４ スクリュー状の羽根 ２４Ｂ スクリュー状の羽根 ２４Ｍ スクリュー状の羽根 ２４Ｙ スクリュー状の羽根 ２４Ｃ スクリュー状の羽根 ２５ 歯車 ２５Ｂ 歯車 ２５Ｍ 歯車 ２５Ｙ 歯車 ２５Ｃ 歯車 ２６ 内歯車 ２７ 蓋 ２８ シール部材 ２９ リング部材 ３０ シール部材 ３１ タブ ３２ 凹部 ３３ 球体シール ３４ トナー補給管 ３５ ノブ ３６ ノブシャッタ ３７ 開口部 ３８ 回動板 ３９ 開口孔 ４０ ノブ ４１ スリット ４２ 歯車片 ４３ ピニオンギヤー ４４ 回転軸 ４５ レバー
Claims (14)
- 【請求項１】 回転駆動される円筒形回転容器内に公転
可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナ
ーを前記容器の排出口から複写機本体側に導くトナー補
給装置であって、前記トナーカートリッジには、その内
部に前記トナーを前記トナーカートリッジの公転に伴っ
てその出口部側に導く導出機構部が設けられることを特
徴とする電子写真複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項２】 前記導出機構部が、前記トナーカートリ
ッジ内に一体的に形成されるスパイラルである請求項１
に記載の電子写真複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項３】 複数個の前記トナーカートリッジが、ト
ナーの使用頻度に対応してその容積を可変にすることを
特徴とする請求項１に記載の電子写真複写機におけるト
ナー補給装置。 - 【請求項４】 前記トナーカートリッジのトナーの収納
部が、円筒形又は前記容器をトナーカートリッジの数に
対応して分割した分割輪郭内にほぼ充填して収納される
輪郭形状のものからなる請求項１又は３に記載の電子写
真複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項５】 回転駆動される円筒形回転容器内に公転
可能に収納される複数個のトナーカートリッジ内のトナ
ーを、夫々のトナーカートリッジに対応する前記容器の
排出口に導く搬送機構部を有するトナー補給装置であっ
て、前記容器を保持する複写機本体側には、前記容器の
前記排出口に対応する受け口が該容器の下方側に夫々形
成されることを特徴とする電子写真複写機におけるトナ
ー補給装置。 - 【請求項６】 前記搬送機構部が、前記トナーカートリ
ッジのトナーの出口部側と前記容器の排出口間に架設さ
れるトナー案内路と、該トナー案内路内に回転可能に収
納されスクリュー機構部とからなる請求項５に記載の電
子写真複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項７】 前記スクリュー機構部のスクリューは、
前記トナー案内路内に送られてくるトナーをトナーカー
トリッジ内から前記排出口側に送る方向又はには前記ト
ナーカートリッジ側に戻す方向に形成されるものである
請求項６に記載の電子写真複写機におけるトナー補給装
置。 - 【請求項８】 前記スクリュー機構部には、前記トナー
案内路内に送られてくるトナーを撹拌するベーンが設け
られるものである請求項６又は７に記載の電子写真複写
機におけるトナー補給装置。 - 【請求項９】 回転駆動される円筒形回転容器内に収納
される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを複写機
本体のトナーの受け口側に導くための排出口を前記円筒
形回転容器に設け、該容器を前記複写機本体に装着して
該複写機本体側にトナーを供給するトナー補給装置であ
って、前記円筒形回転容器の前記排出口はシール部材の
一端部によりシールされ、該シール部材の他端部は前記
容器の外周に摺動可能に支持されるリング部材に固着さ
れ、該リング部材は前記容器を複写機本体に挿入する際
に前記容器の外周に沿って移動して前記リング部材に固
着する前記シール部材の前記一端部を移動させ、前記排
出口を開口して該排出口と複写機本体側のトナーの受け
口とを連通すべく形成されることを特徴とする電子写真
複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項１０】 回転駆動される円筒形回転容器内に収
納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを複写
機本体のトナーの受け口側に導くための排出口を前記円
筒形回転容器に設けるトナー補給装置であって、前記排
出口と連通する前記トナーカートリッジのトナーの出口
部にはシール部材の一端側が前記出口部を閉止して密着
し、前記シール部材の他端側は前記容器側にはみ出して
配置され、該はみ出し箇所を引き出すことにより前記シ
ールの一端側の前記出口部との密着が解除されることを
特徴とする電子写真複写機におけるトナー補給装置。 - 【請求項１１】 回転駆動される円筒形回転容器内に収
納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前記
容器側に導入させるトナー補給装置であって、前記トナ
ーカートリッジのトナー出口側にはその開口部に嵌脱可
能に係着する閉止部材が設けられ、前記容器側には必要
なトナーを収納する前記トナーカートリッジの前記閉止
部材を押し出して前記出口側を開口する押出し機構部が
設けられることを特徴とする電子写真複写機におけるト
ナー補給装置。 - 【請求項１２】 前記閉止部材がラムネ式の蓋である請
求項１１に記載の電子写真複写機におけるトナー補給装
置。 - 【請求項１３】 回転駆動される円筒形回転容器内に収
納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前記
容器側に供給するための開閉機構部を有するトナー補給
装置であって、前記開閉機構部は、前記容器側に保持さ
れるノブシャッタからなり、該ノブシャッタは回転によ
り前記容器側のトナーの排出口と前記ノブシャッタ側の
排出口とを連通させてトナーを容器外に排出可能にする
ことを特徴とする電子写真複写機におけるトナー補給装
置。 - 【請求項１４】 回転駆動される円筒形回転容器内に収
納される複数個のトナーカートリッジ内のトナーを前記
容器側に供給するための開閉機構部を有するトナー補給
装置であって、該開閉機構部が、前記容器側に回動可能
に支持され前記トナーカートリッジ側と連通可能な開放
孔を形成する回動板と、該回動板を手動又は自動で回動
する回動機構部とからなることを特徴とする電子写真複
写機におけるトナー補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9069251A JPH10254229A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電子写真複写機におけるトナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9069251A JPH10254229A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電子写真複写機におけるトナー補給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254229A true JPH10254229A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13397345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9069251A Pending JPH10254229A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電子写真複写機におけるトナー補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254229A (ja) |
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