JP2007219417A - トナーカートリッジ,プロセスカートリッジ,イメージングカートリッジおよびそれらが取り付けられる画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ,プロセスカートリッジ,イメージングカートリッジおよびそれらが取り付けられる画像形成装置 Download PDF

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雄一 山本
Masafumi Kawai
雅史 川井
Tomiko Imoto
富子 井本
Takayuki Ogawa
隆之 小川
Akiyoshi Jiyoudai
明儀 上代
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Abstract

【課題】トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各カートリッジを装着することのできるトナーカートリッジ,プロセスカートリッジ,イメージングカートリッジおよびそれらが取り付けられる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とは,それぞれトナー出入り口を開閉してスライド移動するシャッタを有している。これらがカラープリンタに取り付けられて,固定レバー32によって固定されることにより,両カートリッジのシャッタと固定レバー32とが一体的に移動できる。これらをスライド移動させることにより両シャッタが開放されてトナーの供給が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は,電子写真方式の画像形成装置とそれに対して着脱される各種のカートリッジに関する。さらに詳細には,トナーを収容するトナーカートリッジ,現像装置等のプロセス部を含むプロセスカートリッジ,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとを含むイメージングカートリッジ,およびこれらが取り付けられる画像形成装置に関するものである。
従来より電子写真方式の画像形成装置では,像担持体に形成された静電潜像を現像装置によってトナーで現像して,画像を形成する。そして,このトナーが収容されているトナー収容部と現像装置部分を含むプロセス部とが,それぞれ別々にユニット化されているものがある。この場合,トナー収容部とプロセス部とはそれぞれ画像形成装置本体に対して着脱可能にされる。一般に,両方ともが装置本体に取り付けられ,画像形成が可能となっている状態では,トナー収容部とプロセス部とを接続するトナー搬送管等を介してトナーが搬送される。
このような画像形成装置で,トナー収容部あるいはプロセス部が取り外される時には,トナーが装置内にこぼれることを防止する必要がある。そのため一般に,間をつなぐトナー搬送管等を退避させるかあるいは閉止させることが行われていた。これに対し,特許文献1には,トナー搬送管が中途位置で分割されている画像形成装置が開示されている。この文献に記載の装置によれば,分割された両端部がそれぞれのユニットに固定されている。そして,ユニットの着脱に伴ってこの搬送管も結合あるいは分離される。さらに,搬送管の連結部に,ユニットの着脱に連動して開閉するシャッターを設けたものも開示されている。
また,特許文献2には,トナーカートリッジの底面に,スライドシャッタが設けられた画像形成装置が開示されている。この文献に記載の装置では,トナーカートリッジとトナーホッパとがロック部材により係合されている。そして,スライドシャッタを閉めることによって,ロック部材のロックが解除される。これにより,スライドシャッタを閉止した状態でなければ,トナーカートリッジを取り外しできないようにされている。
特開2000−98713号公報 特開平7−152239号公報
しかしながら,前記した従来の画像形成装置では,以下のような問題点があった。特許文献1に記載の装置では,ユニットの着脱と連動してシャッターが開閉するため,着脱動作の途中ではシャッターも半開き状態となっている。そのため,途中で着脱動作をやり直したり,スムーズな着脱ができなかった場合には,半開き状態のシャッター部からトナーがこぼれるおそれがある。
また,特許文献2に記載の画像形成装置では,トナーカートリッジを取り付け後,スライドシャッタの開放を忘れると画像形成ができない。また,トナーホッパ側にはシャッタがなく,着脱動作中にトナーが飛び散る等のおそれがあった。すなわち,従来の各画像形成装置では,ユニットの着脱時にトナーによって手や周囲を汚さないためには,慎重かつスムーズな着脱が必要とされる。しかし,まれにしかこのような作業を行わないユーザにとっては,容易なこととはいえなかった。
本発明は,前記した従来の装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各カートリッジを装着することのできるトナーカートリッジ,プロセスカートリッジ,イメージングカートリッジおよびそれらが取り付けられる画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明のトナーカートリッジは,画像形成に供するトナーを収容し,画像形成装置に取り付けて使用され,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジであって,トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動するシャッタと,固定して設けられた第1のツメと,シャッタに設けられ,第1のツメに引っ掛かることによりシャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメとを有するものである。
本発明のトナーカートリッジによれば,第1のツメと第2のツメとが引っ掛かることによりシャッタは閉鎖位置から開放位置への動きが阻止されているので,トナー出口は塞がれている。従って,トナーカートリッジからのトナーの漏出は防止されている。
また,本発明のプロセスカートリッジは,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジであって,トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動するシャッタと,シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,突出部材を突出位置へ付勢する付勢部材とを有するものである。
本発明のプロセスカートリッジによれば,突出部材が付勢部材によって突出位置に付勢されているので,シャッタは閉鎖位置から開放位置への動きが阻止されている。従って,トナー入口は塞がれているので,トナーの漏出が防止されている。
また,本発明のイメージングカートリッジは,画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジとに分割されており,ともに画像形成装置に取り付けて使用されるイメージングカートリッジであって,トナーカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する上シャッタと,固定して設けられた第1のツメと,上シャッタに設けられ,第1のツメに引っ掛かることにより上シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメと,上シャッタに設けられ,プロセスカートリッジへ向けて突出する凸部とを有し,プロセスカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する下シャッタと,トナーカートリッジへ向けて突出することにより下シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,突出部材を突出位置へ付勢する突出部材付勢部材と,トナーカートリッジを固定するとともに,トナーカートリッジを固定した状態では第2のツメと第1のツメの引っ掛かりを解除する固定レバーとを有し,凸部は,トナーカートリッジをプロセスカートリッジに固定することにより突出部材を退避位置に退避させるものである。
本発明のイメージングカートリッジによれば,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとに分割されており,そのそれぞれからのトナーの漏出は防止されている。さらに,固定レバーを有しているので,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとを固定すれば,トナーカートリッジのツメやプロセスカートリッジの突出部材によるシャッタの閉鎖は解除される。
さらに,本発明のイメージングカートリッジでは,固定レバーは,下シャッタとともにスライド移動するものであり,トナーカートリッジを固定した状態では上シャッタとともにスライド移動するものであることが望ましい。
このようになっていれば,固定レバーの移動により,下シャッタと上シャッタとがともに移動されるので,シャッタ開放のための動作は容易である。
さらに,本発明のイメージングカートリッジでは,トナーカートリッジは,上シャッタよりもトナーの流れの上流に位置し,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,筒状シャッタとともに回転するギヤとを有し,固定レバーは,下シャッタとともにスライド移動するものであり,そのスライド移動と平行に設けられたラック部を有しており,トナーカートリッジを固定した状態では,ラック部がギヤに噛み合い,上シャッタとともにスライド移動するものであることが望ましい。
このようになっていれば,スライドシャッタのみでなく,筒状シャッタによってもトナーの漏出が防止されている。さらに,筒状シャッタは,ギヤとラック部との組み合わせによって上シャッタのスライドと同時に開放させることができるので,シャッタ開放動作は容易である。
また,本発明のトナーカートリッジは,画像形成に供するトナーを収容し,画像形成装置に取り付けて使用され,トナーを供給するトナーカートリッジであって,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,筒状シャッタとともに回転するギヤと,ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する回転阻止部材と,回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する付勢部材とを有するものであっても良い。
このようなトナーカートリッジであっても,筒状シャッタによってトナー流路は塞がれ,その筒状シャッタの回転は回転阻止部材によって阻止されている。従って,トナーカートリッジからのトナーの漏出は防止されている。
また,本発明のプロセスカートリッジは,トナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジであって,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,筒状シャッタとともに回転するギヤと,ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する回転阻止部材と,回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する付勢部材とを有するものであっても良い。
このようなプロセスカートリッジであっても,筒状シャッタによってトナー流路は塞がれ,その筒状シャッタの回転は回転阻止部材によって阻止されている。従って,プロセスカートリッジからのトナーの漏出は防止されている。
また,本発明のイメージングカートリッジは,画像形成に供するトナーを収容し,トナーを供給するトナーカートリッジと,トナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジとに分割されており,ともに画像形成装置に取り付けて使用されるイメージングカートリッジであって,トナーカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する上筒状シャッタと,上筒状シャッタとともに回転する上ギヤと,上筒状シャッタを回転させる操作を受ける被操作部と,上ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する上回転阻止部材と,上回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する上回転阻止部材付勢部材とを有し,プロセスカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する下筒状シャッタと,下筒状シャッタとともに回転する下ギヤと,下ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する下回転阻止部材と,下回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する下回転阻止部材付勢部材と,トナーカートリッジを固定するとともに,トナーカートリッジを固定した状態では上回転阻止部材および下回転阻止部材を退避位置に退避させる固定レバーと,固定レバーに設けられ,固定レバーでトナーカートリッジを固定した状態では被操作部に噛み合う操作キーとを有し,トナーカートリッジをプロセスカートリッジに固定した状態では上ギヤと下ギヤとが噛み合うものであっても良い。
このようなイメージングカートリッジであっても,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとに分割されており,そのそれぞれからのトナーの漏出は防止されている。さらに,固定レバーを有しているので,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとを固定すれば,上回転阻止部材と下回転阻止部材とはともに退避されるので,上下の筒状シャッタは回転できる状態となる。さらにこのとき,上ギヤと下ギヤとが噛み合えば,操作キーによって上筒状シャッタを回転させることで,ギヤを介して下筒状シャッタも回転される。従って,シャッタの開放動作は容易である。
さらに,本発明のイメージングカートリッジでは,トナーカートリッジにおけるプロセスカートリッジに接する面とプロセスカートリッジにおけるトナーカートリッジに接する面との少なくとも一方に設けられた弾性体のパッキンを有することが望ましい。
パッキンを圧縮するようにトナーカートリッジとプロセスカートリッジとを近づければ,これらの間からのトナーの漏出が防止される。
また,本発明の画像形成装置は,画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有するプロセスカートリッジとを取り付けて使用するとともに,トナーカートリッジおよびプロセスカートリッジの取り付け箇所を開閉する開閉扉を有する画像形成装置であって,トナーカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する上シャッタと,固定して設けられた第1のツメと,上シャッタに設けられ,第1のツメに引っ掛かることにより上シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメと,上シャッタに設けられ,プロセスカートリッジへ向けて突出する凸部とを有し,プロセスカートリッジは,トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する下シャッタと,トナーカートリッジへ向けて突出することにより下シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,突出部材を突出位置へ付勢する付勢部材と,トナーカートリッジを固定するとともに,トナーカートリッジを固定した状態では第2のツメと第1のツメの引っ掛かりを解除する固定レバーとを有し,凸部は,トナーカートリッジをプロセスカートリッジに固定することにより突出部材を退避位置に退避させるものであり,開閉扉は,トナーカートリッジを固定していない状態での固定レバーにより閉動作が阻止され,上シャッタおよび下シャッタが閉鎖位置にある状態での固定レバー,上シャッタ,下シャッタの少なくとも1つにより閉動作が阻止されるものである。
本発明の画像形成装置によれば,トナーカートリッジとプロセスカートリッジとのいずれからもトナーの漏出が防止されている。さらに,開閉扉を有しているので,いずれかのカートリッジが取り付けられていない状態や,シャッタが正しく開放されていない状態では,閉動作が阻止される。従って,不慣れなユーザでも各カートリッジが確実に取り付けられたかどうかが容易に判断できる。
また,本発明の画像形成装置は,画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有するプロセスカートリッジとを取り付けて使用するとともに,トナーカートリッジおよびプロセスカートリッジの取り付け箇所を開閉する開閉扉を有する画像形成装置であって,トナーカートリッジの脱着時の移動経路を規定するとともに,その動作位置の手前の位置ではそのトナー出口をプロセスカートリッジから離隔させるトナーカートリッジレールと,プロセスカートリッジの脱着時の移動経路を,トナーカートリッジからの距離方向に余裕を持って規定するプロセスカートリッジレールと,プロセスカートリッジに規定される移動経路内のプロセスカートリッジをトナーカートリッジへ向けて付勢する弾性部材と,プロセスカートリッジのトナーカートリッジへの接近を規制する固定部材とを有し,プロセスカートリッジには,その動作位置の手前の位置では固定部材と干渉する突起が設けられているものである。
本発明の画像形成装置によれば,トナーカートリッジレールとプロセスカートリッジレールとを有しているので,各カートリッジの脱着時には両カートリッジが離隔されて移動される。従って,脱着動作中に周囲を汚すことが防止されている。
本発明のトナーカートリッジ,プロセスカートリッジ,イメージングカートリッジおよびそれらが取り付けられる画像形成装置によれば,トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各カートリッジを装着することができる。
「第1の形態」
以下,本発明を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,トナー収容部とプロセス部とがそれぞれユニット化されたカラープリンタに本発明を適用したものである。
本形態のカラープリンタ10は,図1にその概略を示すように,YMCKの4色のトナーを使用してカラー画像を形成する画像形成装置である。このカラープリンタ10は,4色それぞれのトナーカートリッジ11Y,11M,11C,11Kとプロセスカートリッジ12Y,12M,12C,12Kとを有している。各ユニットは,図1に示すように,その長手方向が奥行き方向になるように左右に並べて配置されている。なお,各トナーカートリッジ11Y,11M,11C,11Kはいずれも同じ構成であるので,以下ではYMCKの添え字を省略してトナーカートリッジ11と表す。また,各プロセスカートリッジ12Y,12M,12C,12Kはいずれも同じ構成であるので,以下ではYMCKの添え字を省略してプロセスカートリッジ12と表す。
カラープリンタ10は,図1に示している箇所より手前側に,開閉可能な開閉扉を有している。例えば,手前面上半部が上方から手前下方へ開く開き扉等である。この開閉扉を開くと,各トナーカートリッジ11や各プロセスカートリッジ12の手前側端部が見えるようになっている。このカラープリンタ10はさらに,図1に示すように,用紙搬送装置13,作像システム14,定着部15等の画像形成のための各種の構成を有している。なお,画像形成動作については,従来と同様であり,ここでは説明を省略する。
各トナーカートリッジ11および各プロセスカートリッジ12はいずれも,それぞれ単独でカラープリンタ10の本体に対して着脱可能にされている。そして,カラープリンタ10に装着された状態では,図2に示すように,各色ごとにトナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とが互いに接続される。この図2は,図1中手前側から見た様子である。カラープリンタ10の前面の開閉扉(図12の43参照)を開けると,各ユニットが図2のように見える。この状態では,トナーカートリッジ11内に収容されているトナーを,プロセスカートリッジ12へ供給することができる。なお以下では,上下左右の各方向は,図2に示している向きを基準として説明する。
まず,トナーカートリッジ11について説明する。トナーカートリッジ11は,図3に示すように,図1中奥行き方向に奥側のトナー収容部21と前面側の接続部22とが設けられている。この接続部22が,図2に示した部分である。接続部22の内部には,図4に示すように,トナー収容部21のトナーをプロセスカートリッジへ流す連通路23が接続部22のメインボディ22aに固定して形成されている。この図は,接続部22のうち図3中右下の一部分の断面を示している。接続部22の下面には,図4に示すように,左右方向へスライドするシャッタ24が取り付けられている。
また,シャッタ24の上面には,ある程度の弾性を有するシール部材25が接着されている。シャッタ24とシール部材25とには,上下に重なる位置に同形状の連通孔26が形成されている。連通孔26は,連通路23の開口部(図4中下側)とほぼ同じ形状および大きさにされている。従って,シャッタ24を左方向にスライドさせれば,連通路23と連通孔26とを連通させることができる。図4では,シャッタ24によって連通路23が閉止されている状態を示している。
さらに,接続部22を図2中手前下側から見た様子を図5に示す。シャッタ24にはツメ27が形成されている。また,接続部22のメインボディ22aにはツメ28が形成されている。ツメ27とツメ28とは,その先端部で噛み合っている。そのため,この状態では,シャッタ24を左方向へスライドさせることはできない。すなわち,自然な状態では,連通路23はシャッタ24によって閉止されるとともに,シャッタ24のスライドはツメ27とツメ28とによって規制されている。従って,トナーカートリッジ11単体で不用意にトナーが洩れることは防止されている。なお,ツメ27にはある程度の弾力性があり,所定の方向へ押されれば,ツメ28との係止は外れる。また,シャッタ24の下面には,凸部29が形成されている。
次に,プロセスカートリッジ12について説明する。プロセスカートリッジ12において,図2に見えているのは接続部31であり,その奥側にプロセス部(例えば,図16の「52」の辺り)が形成されている。プロセスカートリッジ12の接続部31には,図2中手前面に固定レバー32が取り付けられている。固定レバー32は,略板状の部材であり,接続部31の上辺部分にその回転軸41が設けられている。固定レバー32は,各ユニットの着脱に際して,ユーザによって手前側から上下方向に回転されて持ち上げられる。固定レバー32の上下移動によって,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とが接続あるいは解除される。図2では,固定レバー32が上方に持ち上げられてトナーカートリッジ11にはめ込まれ,両ユニットが接続されている様子を示している。
プロセスカートリッジ12の接続部31の上部の断面図を図6に示す。接続部31には,トナーカートリッジ11からトナーを受け入れるための連通路33が形成されている。接続部31の上面には,左右方向へスライドするシャッタ34が取り付けられている。また,シャッタ34の下面には,ある程度の弾性を有するシール部材35が接着されている。また,シャッタ34の上面には,シール部材35より厚くて弾性の大きいパッキン36が接着されている。これらのシャッタ34とシール部材35とパッキン36とには,上下に重なる位置にほぼ同形状の連通孔37が設けられている。連通孔37は,連通路33の開口部(図6中上側)とほぼ同じ形状および大きさにされている。従って,シャッタ34を左方向にスライドさせれば,連通路33と連通孔37とを連通させることができる。この図6では,シャッタ34によって連通路33が閉止されている状態を示している。
また,接続部31の上面には,ピン38が突出している。このピン38は,バネ39によって図6中上方へ付勢されている。さらに,このピン38は,シャッタ34の図6中左側に配置されている。そのため,ピン38が突出した状態ではシャッタ34を左向きにスライドさせることはできない。すなわち,自然な状態では,連通路33はシャッタ34によって閉止されるとともに,シャッタ34のスライドはピン38によって規制されている。従って,プロセスカートリッジ12単体で不用意にトナーが洩れることは防止されている。
次に,このトナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とを,カラープリンタ10に装着する際の手順について説明する。これらのユニットは,図1の手前側から奥向きに挿入される。まず,両ユニットを本体の所定の位置に挿入すると,図7に示すように,連通路23と連通路33とがほぼ同軸位置に重なる。また,連通孔26と連通孔37とが上下に重なる。また,図8は,図7の状態のA−A断面図である。図8において,固定レバー32は回転軸41を中心に矢印の方向へ回転できる。またこのとき,ピン38の直上にトナーカートリッジ11の裏面の凸部29が位置する。
トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とがともに所定の位置にはめ込まれたら,図9に示すように,ユーザが固定レバー32を下から上へ回転させる。そして,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とを近づけるようにパッキン36を圧縮しながら,固定レバー32をトナーカートリッジ11の接続部22の前面(図2に正面として現れている面)にはめ込む。固定レバー32の内面側の面32aは,図9に示すように,接続部22の外面形状に合わせて形成されている。従って,固定レバー32をはめ込む動作により,接続部22は,固定レバー32の上部と回転軸41付近とによって挟み込まれる。これにより,図9や図10に示すように,パッキン36が圧縮された状態に保持される。その結果,図7や図8の状態よりも,接続部22と接続部31とがやや接近した位置に固定される。
固定レバー32がはめ込まれることによって,接続部22のツメ27が,固定レバー32の一部(図9に丸Pで囲って示した部分)によって押される。そして,押された状態では,ツメ27とツメ28との係止が外れている。従って,トナーカートリッジ11のシャッタ24はスライド可能となる。また同時に,接続部22の下面の凸部29によって,接続部31のピン38が押される。そして,ピン38は,バネ39の付勢力に抗して押し下げられる。従って,プロセスカートリッジ12のシャッタ34はスライド可能となる。
すなわち,固定レバー32を接続部22にはめ込むことにより,固定レバー32とシャッタ24とシャッタ34とが一体的にスライド可能な状態となる。そこで,ユーザが手で,これらを一緒に左方向へスライドする。この結果,図11に示すような配置になる。そして,連通路23と連通路33とは,連通孔26と連通孔37とを介して連通される。この状態が,図2に示す連通状態である。従って,トナーが搬送される経路は,装着途中のどの段階においても,外部に開いている部分はない。また,図11の状態のままでは,後述する理由によりいずれのユニットも取り外せない。なお,各ユニットを取り外す際には,以上の装着動作を逆順に行えばよい。
ここで,本形態のカラープリンタ10は,図1の手前側に,開閉可能な開閉扉43を有している(図12,図13参照。)。そして,上記のように各ユニットを着脱する場合には,この開閉扉43を開放状態にして行う。両ユニットの装着が完全に終了し,この開閉扉43がきちんと閉められてからでなければ,カラープリンタ10は動作しないようにされている。
本形態のカラープリンタ10の開閉扉43は,図12,図13に示すように,回転軸44を有して,矢印のように開閉されるものである。これらは,図1の左側から見た様子を示している。回転軸44は,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とが装着される位置よりやや下方に設けられている。開閉扉43は,回転軸44より上側部分が図1での手前側(図12中右側)に倒れることにより開放される。これにより,ユーザはトナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12との装着箇所に触れることができる。
例えば,図12に示すように,両ユニットをその装着位置に挿入したのみで固定レバー32が倒れたままの状態で開閉扉43を閉めようとすると,開閉扉43の図中丸Qで示した位置が固定レバー32と干渉する。すなわち,固定レバー32と開閉扉43の内面とが当接し,開閉扉43をきちんと閉めることはできない。このときの両ユニットは,図8に示した状態である。
また,開閉扉43には,図12,図13に示すように,その内側にボス45が設けられている。そのため,図13に示すように,固定レバー32を上げただけの状態で開閉扉43を閉めようとすると,図中丸Rで示した位置が干渉する。即ち,ボス45が固定レバー32に当接する。このときの両ユニットは,図9に示した状態である。この状態を図10に示した方向から見ると,図14に示すように,ボス45と固定レバー32の位置が重なっているからである。なお,ボス45は,4色のユニットのそれぞれの固定レバー32に対応した位置に計4箇所設けられている。
そして,固定レバー32をシャッタ24,34とともにスライドさせると,図15に示すように,ボス45と固定レバー32の位置が重ならない状態となる。すなわち,すべてのユニットの装着が完全に終了して初めて,開閉扉43を正しく閉めることが可能となる。すなわち本形態では,各ユニットの装着動作の途中の状態では,開閉扉43が閉まらない。従って,不慣れなユーザであっても,ユニットの装着が不完全である場合にはそのことを容易に認識できる。これにより,シャッタの開放を忘れるおそれはない。
次に,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とをカラープリンタ10の本体に対して脱着する移動経路について説明する。カラープリンタ10の本体の内部には,図16に示すように,トナーカートリッジ11を誘導するレール51と,プロセスカートリッジ12を誘導するレール52とが形成されている。各レール51,52は,各ユニットが挿入される位置の両側面に沿って設けられている。図16では,図1の左側から見た様子を簡略化して示している。つまり,図16中右側がカラープリンタ10の前面側で,図16中左側がカラープリンタ10の背面側である。
トナーカートリッジ11の両側面には,レール51に係合する突起46,47が形成されている。また,プロセスカートリッジ12の両側面には,レール52に係合する突起48,49が形成されている。各レール51,52はいずれも,突起46〜49に比較して幅広く形成されている。レール51は少し幅広く,レール52はかなり幅広く形成されている。そのため,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とは,図16中上下方向へある程度移動させることができる。
まず,トナーカートリッジ11の挿入について説明する。トナーカートリッジ11は,図16中右側から左方向へ向かって挿入される。レール51は,図中右側(入口側)ではやや上方に,図中左側(奥側)ではやや下方になるように,途中で曲がって設けられている,そのため,挿入途中の段階でのトナーカートリッジ11は,突起46に比較して突起47の方が上方に保持される。そして,接続部22をやや上方へ向けた状態で挿入される。従って,プロセスカートリッジ12が先に挿入されている場合でも,トナーカートリッジ11の接続部22をプロセスカートリッジ12の接続部31に途中で触れさせることなく挿入できる。挿入が完了すると,両方の突起46,47がレール51の水平部分に位置するので,トナーカートリッジ11はほぼ水平配置となる。
次に,プロセスカートリッジ12の挿入について説明する。プロセスカートリッジ12も図16中右側から左方向へ向かって挿入される。レール52は全体に幅広く形成されているので,挿入途中ではプロセスカートリッジ12はやや上下方向に移動可能である。また,カラープリンタ10の本体には,プロセスカートリッジ12が配置される位置の上下に弾性部材を内蔵した押上部材53,54および固定部材55,56がそれぞれ設けられている。押上部材53,54は,プロセスカートリッジ12が配置される位置の下方に設けられ,プロセスカートリッジ12を上方へ付勢する。また,固定部材55,56は,プロセスカートリッジ12の配置される位置の上方に設けられ,押し上げられたプロセスカートリッジ12がこれに当接することによって位置決めされる。
さらに,プロセスカートリッジ12には,接続部31より奥方向の上面に突起57が形成されている。そのため,プロセスカートリッジ12をレール52に沿ってまっすぐ挿入しようとすると,突起57と固定部材56とが途中で当接する。ユーザはそこで,プロセスカートリッジ12をやや押し下げる。これにより,押上部材53,54が押し下げられ,突起57が固定部材56を回避する。つまり,レール52の幅はこの回避ができる程度の幅である。従って,先にトナーカートリッジ11が挿入されている場合でも,プロセスカートリッジ12の接続部31がトナーカートリッジ11の接続部22に触れないように挿入できる。突起57が固定部材56を通過すると,プロセスカートリッジ12は再び,押上部材53,54によって押し上げられた位置に戻る。
また,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とをカラープリンタ10の本体から取り外す場合も同様に,プロセスカートリッジ12の接続部31とトナーカートリッジ11の接続部22とが触れることは防止されている。すなわち,トナーカートリッジ11は,レール51によって接続部22をやや上方へ向けて取り外される。また,プロセスカートリッジ12は,突起57が固定部材56を回避するように,一旦接続部31を押し下げて取り外される。従って,いずれのユニットを取り外す場合でも,他方のユニットの接続部に触れないように取り外すことができる。これらのことから,プロセスカートリッジ12の接続部31とトナーカートリッジ11の接続部22とが,着脱時に擦り合わされることが防止されている。
さらに,挿入されたプロセスカートリッジ12は,突起57が固定部材56の奥側に位置した状態で押上部材53,54によって押し上げられている。そのため,図16中右方向にそのまままっすぐ引き抜くことはできない。突起57の前面が固定部材56の背面に当接するからである。また,トナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とが正しく装着され,固定レバー32によって接続されていれば,これらをまとめて押し下げることもできない。突起46,47がレール51によって規制されるからである。従って,不慣れなユーザによって,不用意に取り外されるおそれはない。
なお,本形態のカラープリンタ10では,画像形成時の画像の位置ずれ等を防止するために,プロセスカートリッジ12の配置は本体に対して比較的正確に位置決めされることが望ましい。その一方,トナーカートリッジ11の配置は,プロセスカートリッジ12に対して位置決めされればよい。そのため,トナーカートリッジ11は,単に挿入したのみではカラープリンタ10の本体に対しては若干の自由移動範囲を持っている。その後,固定レバー32によってプロセスカートリッジ12に対して接続されることにより,位置決めされて固定される。
以上詳細に説明したように,本形態のカラープリンタ10によれば,トナーカートリッジ11にシャッタ24が,プロセスカートリッジ12にシャッタ34が,それぞれ設けられている。従って,個別の状態では,いずれからもトナーがこぼれることはない。また,これらのユニットを本体に装着する際には,固定レバー32によってシャッタ24とシャッタ34とが一体的に移動される。そのため,装着動作の途中でいずれかのユニットがずれたり,シャッタの合わせ目が開くおそれはない。装着をやり直す場合でも,完全にシャッタ24,34を閉じてからでなければ,取り外すことはできない。さらに,完全に装着されていない状態では本体の開閉扉43を閉めることができない。従って,トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各ユニットを装着することのできるカラープリンタ10となっている。
「第2の形態」
次に,本発明を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,トナー収容部とプロセス部とがそれぞれユニット化されたカラープリンタに本発明を適用したものである。本形態は,第1の形態のトナーカートリッジ11にさらに筒状シャッタを設け,他のシャッタと同時に開閉されるようにしたものである。第1の形態と同様の部材については,同じ符号を付して説明を省略する。
本形態のカラープリンタでは,図17と図18に示すように,トナーカートリッジ61の連通路62に,筒状シャッタ63を有している。筒状シャッタ63は,その一部に連通孔64が形成された筒状の部材である。筒状シャッタ63は,連通路62の内面に回転可能に嵌合されている。さらに,筒状シャッタ63の図17中右端部は封止され,その外周にギヤ65が形成されている。ギヤ65は,連通路62よりも図中右方向に突出して設けられている。また,本形態では,プロセスカートリッジ66の固定レバー68にラック部69が形成されている。なお,図17と図18に示しているのは,両ユニット61,66を本体に挿入し,まだ固定レバー68を上げていない状態である。
その後,固定レバー68を上げると,図19と図20に示すように,筒状シャッタ63のギヤ65と固定レバー68のラック部69とが噛み合う。この状態では,筒状シャッタ63,シャッタ24,シャッタ34のいずれも閉止されている。そして,第1の形態と同様に,固定レバー68を図20中左方向へ移動させる。すると,図21に示す状態となる。すなわち,固定レバー68と一体的にシャッタ24,34が図中左方へ移動される。同時に,ラック部69によってギヤ65が回転され,筒状シャッタ63が回転される。このとき,ラック部69の移動終了時にちょうど連通孔64が図中下方を向くようにされている。従って,トナーカートリッジ61の連通路62は,筒状シャッタ63の連通孔64,シャッタ24の連通孔26,シャッタ34の連通孔37を介して,プロセスカートリッジ66の連通路33と連通される。
以上詳細に説明したように,本形態のカラープリンタでは,第1の形態よりさらに確実に,トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各ユニットを装着することのできるカラープリンタとなっている。
「第3の形態」
次に,本発明を具体化した第3の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,トナー収容部とプロセス部とがそれぞれユニット化されたカラープリンタに本発明を適用したものである。本形態は,第1の形態のトナーカートリッジ11とプロセスカートリッジ12とのシャッタ構成をやや変更したものである。本形態ではスライド式のシャッタは有していない。第1の形態と同様の部材については,同じ符号を付して説明を省略する。
本形態のカラープリンタでは,図22に示すように,トナーカートリッジ71の連通路に,筒形状の筒状シャッタ72を有している。筒状シャッタ72には,連通孔73が形成されている。また,筒状シャッタ72の一端面にはギヤ74が形成されている。ギヤ74の一部は,トナーカートリッジ71のケースの下面より図中下方へ突出している。また,トナーカートリッジ71は,ギヤ74の歯の一つに噛み合うストッパ75を有している。ストッパ75は,バネ76によって図中右手前方向に付勢されている。
また,ギヤ74の中心部には,キー付き孔77が形成されている。図22に示す状態では,キー部78が上方に配置されている。さらに,トナーカートリッジ71のケースには,図中下面に貫通孔79が形成されている。筒状シャッタ72を回転させると,連通孔73と貫通孔79とが対面することができる。図22に示したのは,単体での自然な状態である。この状態では,連通孔73と貫通孔79とは互いに対面していないので,連通孔73はケースによって閉止されている。この状態ではまた,ギヤ74の回転はストッパ75によって防止されているので,トナーがこぼれることはない。
また,本形態のカラープリンタでは,図22に示すように,プロセスカートリッジ81の連通路に,筒形状の筒状シャッタ82を有している。筒状シャッタ82には,連通孔83が形成されている。また,筒状シャッタ82の一端面にはギヤ84が形成されている。ギヤ84の一部は,プロセスカートリッジ81のケースの上面より図中上方へ突出している。また,プロセスカートリッジ81は,ギヤ84の歯の一つに噛み合うストッパ85を有している。ストッパ85は,バネ86によって図中右手前方向に付勢されている。
さらに,プロセスカートリッジ81のケースには,図中上面に貫通孔87が形成されている。筒状シャッタ82を回転させると,連通孔83と貫通孔87とが対面することができる。図22に示したのは,単体での自然な状態である。この状態では,連通孔83と貫通孔87とは互いに対面していないので,連通孔83はケースによって閉止されている。この状態ではまた,ギヤ84の回転はストッパ85によって防止されているので,トナーがこぼれることはない。さらに,トナーカートリッジ71とプロセスカートリッジ81との間には,図22と図23に示すように,パッキン91が配置される。パッキン91には,貫通孔79や貫通孔87と同程度の貫通孔92が形成されている。パッキン91は,トナーカートリッジ71の底面またはプロセスカートリッジ81の上面に貼り付けられている。
また,プロセスカートリッジ81には,図23と図24に示すように,固定レバー93が設けられている。図24は,図23の右方向から見た様子である。固定レバー93は回転軸94を中心に回転可能にされている。固定レバー93のうち,両ユニット71,81に装着されたときに内側となる面には,凸部95,96が形成されている。さらに,固定レバー93には,回転レバー97が回転可能に取りつけられている。回転レバー97の回転軸は図23中の水平奥行き方向である。回転レバー97には,キー部98が形成されている。
次に,本形態のカラープリンタにおいて,トナーカートリッジ71とプロセスカートリッジ81とを装着する動作について説明する。まず,図23と図24に示したように,両ユニット71,81をカラープリンタの本体に挿入する。この状態では,両ユニット71,81の間はやや離れている。次に,図25に示すように,固定レバー93を回転軸94を中心として回転させ,両ユニット71,81にはめ込む。この固定レバー93によって,パッキン91が圧縮されて両ユニット71,81が互いに近づけられる。
さらに,固定レバー93の凸部95によってプロセスカートリッジ81のストッパ85が押し込まれる。また,固定レバー93の凸部96によってトナーカートリッジ71のストッパ75が押し込まれる。また,回転レバー97がキー付き孔77に挿入される。また,回転レバー97のキー部98は,キー付き孔77のキー部78に挿入される。さらに,ギヤ74とギヤ84とが,それぞれのケースから突出している部分で互いに噛み合う。さらに,両ユニット71,81のケースに形成された貫通孔79と貫通孔87とが,パッキン91の貫通孔92を介して連通される。
図25の状態を図中右方向から見ると,図26に示すようになる。このとき,キー部98によって回転レバー97とギヤ74とは互いに係止される。そこで,回転レバー97を図26中に矢印で示すように,反時計回りに約90°回転させる。すると,回転レバー97とともにギヤ74が回転されるので,トナーカートリッジ71の筒状シャッタ72が反時計回りに約90°回転される。同時に,ギヤ74とギヤ84との噛み合いにより,プロセスカートリッジ81の筒状シャッタ82が時計回りに約90°回転される。これにより,図27に示すように,筒状シャッタ72の連通孔73は,貫通孔79,パッキン91の貫通孔92,貫通孔87を介して,筒状シャッタ82の連通孔83と連通される。
以上詳細に説明したように,本形態のカラープリンタによっても,第1の形態と同様に,トナー収容部とプロセス部とのいずれからもトナーの漏出が防止され,不慣れなユーザであっても周囲を汚すことなく確実に各ユニットを装着することのできるカラープリンタとなっている。
なお,本形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,第3の形態においても,本体の開閉扉に回転レバーの回転位置に対応するボス等を設けても良い。また例えば,本発明は,カラープリンタに限らず,コピー機,FAX等の画像形成装置に適用可能である。
第1の形態に係るカラープリンタの概略構成を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジとを組み合わせた状態の正面図である。 トナーカートリッジの外観図である。 トナーカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジの接続部を示す斜視図である。 プロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 トナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 接続部と開閉扉との関係を示す断面図である。 接続部と開閉扉との関係を示す断面図である。 接続部と開閉扉との関係を示す断面図である。 接続部と開閉扉との関係を示す断面図である。 カラープリンタ本体のユニット装着経路を示す説明図である。 第2の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 第2の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 第2の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 第2の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 第2の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す断面図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す透視図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す説明図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す説明図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す説明図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す説明図である。 第3の形態に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの接続部を示す説明図である。
符号の説明
10 カラープリンタ
11,61,71 トナーカートリッジ
12,81 プロセスカートリッジ
24,34 シャッタ
26,37 連通孔
27,28 ツメ
29 凸部
32,68,93 固定レバー
36 パッキン
38 ピン
39 バネ
43 開閉扉
51,52 レール
53,54 押上部材
55,56 固定部材
63,72,82 筒状シャッタ
65,74,84 ギヤ
69 ラック部
75,85 ストッパ
76,86 バネ
77 キー付き孔
97 回転レバー

Claims (11)

  1. 画像形成に供するトナーを収容し,画像形成装置に取り付けて使用され,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジにおいて,
    トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動するシャッタと,
    固定して設けられた第1のツメと,
    前記シャッタに設けられ,前記第1のツメに引っ掛かることにより前記シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメとを有することを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジにおいて,
    トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動するシャッタと,
    前記シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,
    前記突出部材を突出位置へ付勢する付勢部材とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジとに分割されており,ともに画像形成装置に取り付けて使用されるイメージングカートリッジにおいて,
    前記トナーカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する上シャッタと,
    固定して設けられた第1のツメと,
    前記上シャッタに設けられ,前記第1のツメに引っ掛かることにより前記上シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメと,
    前記上シャッタに設けられ,前記プロセスカートリッジへ向けて突出する凸部とを有し,
    前記プロセスカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する下シャッタと,
    前記トナーカートリッジへ向けて突出することにより前記下シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,
    前記突出部材を突出位置へ付勢する突出部材付勢部材と,
    前記トナーカートリッジを固定するとともに,前記トナーカートリッジを固定した状態では前記第2のツメと前記第1のツメの引っ掛かりを解除する固定レバーとを有し,
    前記凸部は,前記トナーカートリッジを前記プロセスカートリッジに固定することにより前記突出部材を退避位置に退避させるものであることを特徴とするイメージングカートリッジ。
  4. 請求項3に記載のイメージングカートリッジにおいて,前記固定レバーは,
    前記下シャッタとともにスライド移動するものであり,
    前記トナーカートリッジを固定した状態では前記上シャッタとともにスライド移動するものであることを特徴とするイメージングカートリッジ。
  5. 請求項3に記載のイメージングカートリッジにおいて,
    前記トナーカートリッジは,
    前記上シャッタよりもトナーの流れの上流に位置し,トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,
    前記筒状シャッタとともに回転するギヤとを有し,
    前記固定レバーは,
    前記下シャッタとともにスライド移動するものであり,
    そのスライド移動と平行に設けられたラック部を有しており,
    前記トナーカートリッジを固定した状態では,前記ラック部が前記ギヤに噛み合い,前記上シャッタとともにスライド移動するものであることを特徴とするイメージングカートリッジ。
  6. 画像形成に供するトナーを収容し,画像形成装置に取り付けて使用され,トナーを供給するトナーカートリッジにおいて,
    トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,
    前記筒状シャッタとともに回転するギヤと,
    前記ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する回転阻止部材と,
    前記回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する付勢部材とを有することを特徴とするトナーカートリッジ。
  7. トナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジにおいて,
    トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する筒状シャッタと,
    前記筒状シャッタとともに回転するギヤと,
    前記ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する回転阻止部材と,
    前記回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する付勢部材とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 画像形成に供するトナーを収容し,トナーを供給するトナーカートリッジと,トナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有し,画像形成装置に取り付けて使用されるプロセスカートリッジとに分割されており,ともに画像形成装置に取り付けて使用されるイメージングカートリッジにおいて,
    前記トナーカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する上筒状シャッタと,
    前記上筒状シャッタとともに回転する上ギヤと,
    前記上筒状シャッタを回転させる操作を受ける被操作部と,
    前記上ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する上回転阻止部材と,
    前記上回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する上回転阻止部材付勢部材とを有し,
    前記プロセスカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー流路を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー流路を開放する開放位置とを含む角度範囲にわたって回転する下筒状シャッタと,
    前記下筒状シャッタとともに回転する下ギヤと,
    前記下ギヤに噛み込む回転阻止位置と噛み込まない退避位置とを含む範囲を移動する下回転阻止部材と,
    前記下回転阻止部材を回転阻止位置へ付勢する下回転阻止部材付勢部材と,
    前記トナーカートリッジを固定するとともに,前記トナーカートリッジを固定した状態では前記上回転阻止部材および前記下回転阻止部材を退避位置に退避させる固定レバーと,
    前記固定レバーに設けられ,前記固定レバーで前記トナーカートリッジを固定した状態では前記被操作部に噛み合う操作キーとを有し,
    前記トナーカートリッジを前記プロセスカートリッジに固定した状態では前記上ギヤと前記下ギヤとが噛み合うことを特徴とするイメージングカートリッジ。
  9. 請求項3または請求項8に記載のイメージングカートリッジにおいて,
    前記トナーカートリッジにおける前記プロセスカートリッジに接する面と前記プロセスカートリッジにおける前記トナーカートリッジに接する面との少なくとも一方に設けられた弾性体のパッキンを有することを特徴とするイメージングカートリッジ。
  10. 画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有するプロセスカートリッジとを取り付けて使用するとともに,前記トナーカートリッジおよび前記プロセスカートリッジの取り付け箇所を開閉する開閉扉を有する画像形成装置において,
    前記トナーカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー出口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー出口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する上シャッタと,
    固定して設けられた第1のツメと,
    前記上シャッタに設けられ,前記第1のツメに引っ掛かることにより前記上シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する第2のツメと,
    前記上シャッタに設けられ,前記プロセスカートリッジへ向けて突出する凸部とを有し,
    前記プロセスカートリッジは,
    トナー通過孔が形成されており,トナー入口を塞ぐ閉鎖位置とトナー通過孔によりトナー入口を開放する開放位置とを含む範囲をスライド移動する下シャッタと,
    前記トナーカートリッジへ向けて突出することにより前記下シャッタの閉鎖位置から開放位置への動きを阻止する突出位置と阻止しない退避位置とを含む範囲を移動する突出部材と,
    前記突出部材を突出位置へ付勢する付勢部材と,
    前記トナーカートリッジを固定するとともに,前記トナーカートリッジを固定した状態では前記第2のツメと前記第1のツメの引っ掛かりを解除する固定レバーとを有し,
    前記凸部は,前記トナーカートリッジを前記プロセスカートリッジに固定することにより前記突出部材を退避位置に退避させるものであり,
    前記開閉扉は,
    前記トナーカートリッジを固定していない状態での前記固定レバーにより閉動作が阻止され,
    前記上シャッタおよび前記下シャッタが閉鎖位置にある状態での前記固定レバー,前記上シャッタ,前記下シャッタの少なくとも1つにより閉動作が阻止されるものであることを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成に供するトナーを収容し,トナー出口からトナーを供給するトナーカートリッジと,トナー入口からトナーの供給を受けて画像を形成するプロセス部を有するプロセスカートリッジとを取り付けて使用するとともに,前記トナーカートリッジおよび前記プロセスカートリッジの取り付け箇所を開閉する開閉扉を有する画像形成装置において,
    前記トナーカートリッジの脱着時の移動経路を規定するとともに,その動作位置の手前の位置ではそのトナー出口を前記プロセスカートリッジから離隔させるトナーカートリッジレールと,
    前記プロセスカートリッジの脱着時の移動経路を,前記トナーカートリッジからの距離方向に余裕を持って規定するプロセスカートリッジレールと,
    前記プロセスカートリッジに規定される移動経路内の前記プロセスカートリッジを前記トナーカートリッジへ向けて付勢する弾性部材と,
    前記プロセスカートリッジの前記トナーカートリッジへの接近を規制する固定部材とを有し,
    前記プロセスカートリッジには,その動作位置の手前の位置では前記固定部材と干渉する突起が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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