JP4825581B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ところが、このような画像形成装置は、開閉カバーを開けて装置本体の内部のトナーコンテナやプロセスユニット(感光体ドラムや当該感光体ドラムにトナー像を形成する現像装置等を内蔵するユニット)を取り出す場合、装置本体上面の操作部が占める領域だけ取り出し口(以下、開閉口と称する)を狭くせざるを得ず、トラブル処理やメンテナンスがし難いという問題がある。さらに、このような狭い開閉口では、小型のトナーコンテナやプロセスユニットを使用しなければならず、装置本体の内部空間を十分に活用することもできない。
しかしながら、この特許文献1に記載の画像形成装置は、開閉カバーの開閉動作に伴う振動や衝撃等が操作部に直接伝わり易いので、操作部が故障するおそれがある等、信頼性の確保が難しい。また、開閉カバーを開けた状態においては、操作部は開閉カバーの回転動作に伴って、装置本体の上方から視認できなくなる位置に移動するため、使用者にとって使い勝手が悪い。例えば、使用中に生じた紙詰まりを完全に取り除くことができたか、交換したトナーコンテナがきちんと所定位置に固定されているか等の操作部に表示される情報を使用者の作業位置から直ちに確認することが難しい。
さらに、操作部は装置本体に対して外側方にスライド可能に取付けられ、開閉カバーの開動作および操作部のスライド動作に伴って、装置本体の内部の少なくとも一部が露出されるので、開閉カバーを開けると共に操作部を装置本体の外側方にスライド移動させれば、操作部が開閉カバーのすぐ横で装置本体に固定された従来の画像形成装置よりも広い開閉口を得ることができる。
従って、装置本体の内部がより広く露出され、例えば、トナーコンテナやプロセスユニット等の取り出しや取付けがより容易となる。また、紙詰まり等のトラブル処理、あるいは内部清掃又はトナーコンテナ交換等のメンテナンスもより容易となる。さらに、より大型のトナーコンテナやプロセスユニット等の使用が可能となり、装置本体の内部空間を十分に活用することができる。
また、操作部が、装置本体の外側方にスライドするので、従来のように、上下揺動自在な開閉カバー上に操作部を設けてある画像形成装置と比べると、開閉カバーの開閉動作に伴う振動や衝撃等が操作部に伝わり難い。このため、操作部の動作が安定し信頼性が向上する。さらに、操作部はスライド後もなお装置本体の上面、前面、または上面から前面にかけて存在するため、上方または前方からの視認性が確保され、使用者が操作部を見ながらトラブル処理やメンテナンスをすることが可能となる。
また、本構成の画像形成装置は、連動機構によって開閉カバーの開動作と操作部のスライド動作とを連動させることができるので、開閉カバーと操作部とを別々に動作させる必要がない。つまり、開閉カバーの開閉動作、または操作部のスライド動作の何れか一つを行うだけで、開閉カバーと操作部の両方を同時に動作させることが可能となる。
このように、本構成の画像形成装置は、使用者にとってより使い勝手が良いものである。
また、このようなギア機構は複数のギアを組み合わせるだけの比較的簡単な構成で実現できることから動作の信頼性に優れている。
また、このようなベルト機構は、例えば、柔軟性のある紐状のベルトと複数のプーリーとから構成可能であり、部材の可動空間をあまり大きく確保しなくても動作させることができる。このため、ベルト機構の設置には僅かなスペースがあればよく、画像形成装置をよりコンパクト化することができる。
上記第1動作範囲は、画像形成ユニットの一つであるトナーコンテナの残量確認等のため、開閉カバーを比較的小さく開ける必要があるときの動作範囲である。この場合、画像形成ユニットを装置本体から着脱する作業は発生しないので、操作部のスライド動作を制限しても問題はない。そして、このスライド動作の制限は、同時に、操作部が画像形成ユニットの着脱部付近を上方から覆った状態を維持することにもなるので、使用者が着脱部付近を誤って手で触れたりする等の危険性が低減される。
上記第2動作範囲は、画像形成ユニットを着脱するために、開閉カバーを大きく開ける必要があるときの動作範囲である。この場合、操作部のスライド動作が許容されるので、装置本体の開閉口を大きく確保することができ、作業性が向上する。
このように、本構成の画像形成装置では、通常の内部確認作業等を行う場合は装置本体内部の露出をできるだけ少なくして不意のトラブルの発生を防止し、トナーコンテナの交換等が必要な場合には操作部をスライドさせることで装置本体内部の露出を大きくし、使用者の利便性を図っている。
図5は、開閉カバー6と操作パネル9との連動機構として、ギア機構20を備えたプリンター本体1の要部拡大図である。
図6は、開閉カバー6と操作パネル9との連動機構として、ベルト機構30を備えたプリンター本体1の要部拡大図である。
これまで説明してきた本発明を適用したプリンター本体1は、開閉カバー6の開動作と操作パネル9のスライド動作とが動作開始から動作完了までリニアに連動する構成のものであった。
上で説明した第1動作範囲において、操作パネル9のスライド動作を確実に規制するため、図8に示すロック機構50を備えた構成とすることもできる。
本発明を適用可能な画像形成装置は、実施形態にて示したプリンターに限定されるものでなく、例えば、複写機又はファクシミリあるいはこれらの複合機等にも適用することが可能である。
2 トナーコンテナ(画像形成ユニット)
3 プロセスユニット(画像形成ユニット)
6 開閉カバー
6a 支持部
7a 支持部
9 操作パネル(操作部)
20 ギア機構(連動機構)
21 第1ラック
22 第1ピニオン(ギア)
23 反転ギア(ギア)
24 第2ピニオン(ギア)
25 第2ラック
30 ベルト機構(連動機構)
31 第1掛け具(掛け具)
32 第2掛け具(掛け具)
33 第1プーリー(プーリー群)
34 第2プーリー(プーリー群)
35 ベルト(ベルト部材)
40 リンク機構(連動機構)
50 ロック機構
Claims (8)
- 画像形成ユニットの操作部と、前記画像形成ユニットを内装する装置本体の内部を露出自在な開閉カバーとを、前記装置本体の上面、前面、または上面から前面にかけて設けた画像形成装置であって、
前記操作部は前記装置本体に対して外側方にスライド可能に取付けられ、前記開閉カバーの開動作および前記操作部のスライド動作に伴って、前記装置本体の内部の少なくとも一部が露出されるとともに、
前記開閉カバーの開動作と前記操作部のスライド動作とを連動させる連動機構を備えた画像形成装置。 - 前記連動機構は、前記開閉カバーに設けられて前記開動作の方向に延在する第1ラックと、前記操作部に設けられて前記スライド動作の方向に延在する第2ラックと、前記第1ラックおよび前記第2ラックを連動させる少なくとも一つのギアとを有するギア機構である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記連動機構は、前記開閉カバーおよび前記操作部に夫々設けられた掛け具と、これらの掛け具に両端部が係止されたベルト部材と、このベルト部材の前記開閉カバー側における上方への動作を前記操作部側における外側方への動作に変換するプーリー群とを有するベルト機構である請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成ユニットの操作部と、前記画像形成ユニットを内装する装置本体の内部を露出自在な開閉カバーとを、前記装置本体の上面、前面、または上面から前面にかけて設けた画像形成装置であって、
前記操作部は前記装置本体に対して外側方にスライド可能に取付けられ、前記開閉カバーの開動作および前記操作部のスライド動作に伴って、前記装置本体の内部の少なくとも一部が露出されるとともに、
前記開閉カバーは、その動作範囲として、前記操作部のスライド動作を制限する第1動作範囲と、前記操作部のスライド動作を許容する前記第1動作範囲よりも開度の大きい第2動作範囲とを有している画像形成装置。 - 前記第2動作範囲において、前記開閉カバーの開動作と前記操作部のスライド動作とを連動させる連動機構を備えた請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第1動作範囲では前記操作部をロックし、前記第2動作範囲では前記操作部のロックを解除するロック機構を備えた請求項4または5に記載の画像形成装置。
- 前記開閉カバーは、前記上面または前記前面、あるいはそれらの近傍に設けた支持部を支点として、揺動して開閉する請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記開閉カバーと前記操作部とが互いに隣接して設けられ、前記操作部は、前記開閉カバーから離間する方向にスライド可能である請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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