JP4989826B2 - プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置 Download PDF

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    • G03G2221/183Process cartridge
    • G03G2221/1853Process cartridge having a submodular arrangement

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体、現像器などの現像プロセスの要素を含み、複数のパーツに分離可能なプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプロセスカートリッジは、感光体、現像器、帯電器、トナーホッパー、クリーニング部、廃トナーボックス等の現像プロセスの各要素を、一つのカートリッジ内に収納したものであった。
【0003】
しかし、プロセスカートリッジに収納される各要素の寿命は、長いものも短いものもある。また、各要素のコストは、高いものも安いものもある。そのため、このプロセスカートリッジをリフィールして再利用する場合、寿命が最も短い要素にプロセスカートリッジ全体の寿命を設定しなければならず、また、高い部品も安い部品も一括して交換しなければならず、ユーザに過度な経済的負担を掛ける結果となる。
【0004】
かかる問題を解決するために、プロセスカートリッジを2つのパーツに分け、第1のパーツに感光体、帯電器、クリーニング部及び廃トナーボックスを収納し、第2のパーツに現像器及びトナーホッパーを収納し、トナーホッパー内のトナーが無くなったら第2のパーツのみ交換するようにしたものがある。一般に、現像器の寿命の方が感光体の寿命よりも短いので、現像器を含む第2パーツのみを交換できれば、リフィールの際にユーザの経済的負担を軽減できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術では、以下のような問題があった。
【0006】
即ち、電子写真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた場合、通常の現像方式の場合と比較して、廃トナーの量が増大する。そのため、廃トナーボックスを収納する第1パーツも、同パーツ内に収納した感光体の寿命が残っているにもかかわらず、第2パーツと同様に寿命が短いものになるという問題がある。
【0007】
かかる問題解決のために、第1パーツから廃トナーボックスを分離し、別体の第3パーツとすることも考えられる。こうすることで、第1のパーツが感光体の寿命前に交換されることを回避でき、ユーザの経済的負担を軽減できる。
【0008】
しかし、プロセスカートリッジを細かく多数のパーツに分解可能な構成とすると、その分、交換部品が増加し、交換の頻度が増加することになる。その結果、プロセスカートリジ内の現像プロセスの各要素を含めてユニット化して装置本体への交換作業を簡素化した利点が失われるという問題が生じる。
【0009】
また、上記の場合では、第2のパーツにおいても、現像器とトナーホッパーが収納されているが、現像器はトナーホッパーに比較してコストが高いにも関わらず、両者は一括して交換されるという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、電子写真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた場合のように廃トナーが多く生じる場合であっても、プロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持しつつ、現像プロセスの各要素の寿命及びコストを考慮してユーザの経済的負担を軽減できるプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような手段を講じた。
【0012】
本発明のプロセスカートリッジは、感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第1状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とをずらし、一方、前記第2状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とを一致させるものであり、前記第1パーツ及び前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合に前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各スライド禁止機構は、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結した時に相手パーツの一部によってスライド禁止状態をそれぞれ解除され、前記相手パーツの一部のうち一方は遮蔽部材と一緒にスライドする可動部材に設けられた凸部であり、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動させると、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライドさせるものとした。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様のプロセスカートリッジは、感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第1状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とをずらし、一方、前記第2状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とを一致させるものであり、前記第1パーツ及び前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合に前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各スライド禁止機構は、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結した時に相手パーツの一部によってスライド禁止状態をそれぞれ解除され、前記相手パーツの一部のうち一方は遮蔽部材と一緒にスライドする可動部材に設けられた凸部であり、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動させると、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライドさせることを特徴とするものである。
【0034】
これにより、前記第1パーツ及び前記第2パーツを連結させて、相手パーツの一部によって前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライド禁止機構のスライド禁止状態を解除した状態で、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動させると、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により他方の遮蔽部材もスライドさせ、スライド禁止状態を解除するための前記可動部材の凸部を他方の遮蔽部材をスライドさせるために兼用するので、前記穴開閉手段の回動という1つの操作で前記第1遮蔽部材又は前記第2遮蔽部材のいずれか一方をスライドさせるだけで、これに連動して前記第2遮蔽部材又は前記第1遮蔽部材のいずれか他方もスライドさせることができ、トナー漏れを防止しつつトナーホッパー部から現像部へのトナー供給が可能なように前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する作業を簡素化できる。
【0035】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様のプロセスカートリッジにおいて、前記第1パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止機構を有するものである。
【0036】
これにより、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態では、前記穴開閉手段を前記パーツの外部から飛出た状態のまま回動しないようにしたことにより、前記穴開閉手段が設けられたパーツを単独で装置本体内部に装着しようとしても前記穴開閉手段が邪魔となって単独ではパーツを装置本体内部に挿入できないので、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結の状態で、即ち、プロセスカートリッジとして機能しない状態で、装置本体内部に収納されることを防止できる。
【0037】
また、本発明の第3の態様は、第1の態様のプロセスカートリッジにおいて、前記第1パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止機構を有し、この回動禁止機構は前記第1パーツと前記第2パーツとを連結すると回動禁止状態を解除するものである。
【0038】
これにより、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結すると、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動できるようすることにより、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結するという作業だけで他の前記回動禁止を解除する特別の作業をする必要がないので、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結の状態で収納されるのを防止しつつ、前記第1パーツと前記第2パーツとの連結作業を容易にすることができる。
【0043】
また、本発明の第4の態様は、感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第1連結面の穴群及び第1遮蔽部材の穴群の各直径は、前記第2連結面の穴群及び前記第2遮蔽部材の穴群の各直径よりも大きいことを特徴とする。
【0044】
これにより、第2パーツのトナーホッパー部から第1パーツ内の現像部にトナーを供給する際、第2パーツのトナーホッパー部から第1パーツ内の現像部へ向けて穴の大きさを大きくすることにより、トナーは現像部の内部に拡散するように供給されるので、トナーホッパー部から供給されたトナーが現像部内の特定個所に集中して注がれて、現像ローラの回転に負荷をかけるの防止できる。
【0045】
また、本発明の第5の態様は、感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第2連結面の穴群、前記第2遮蔽部材の穴群、前記第1遮蔽部材の穴群、前記第1連結面の穴群の順番で、各穴の直径を順次大きくしたことを特徴とする。
【0046】
これにより、各穴群の大きさは、第2連結面の穴群の大きさ、第2遮蔽部材の穴群の大きさ、第1遮蔽部材の穴群の大きさ、第1連結面の穴群の大きさ、の順に大きくなることにより、トナーはトナーホッパー部から現像部にかけて順次拡散するように供給されるので、トナーホッパー部から供給されたトナーが現像器内の特定個所に集中して注がれて、現像ローラの回転に負荷をかけるのを防止できる。
【0047】
また、本発明の電子写真記録装置は、第1から第5の態様のいずれかに記載のプロセスカートリッジを備えたものである。
【0048】
以下、本発明のプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置の実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
【0049】
図1は本実施の形態となるプロセスカートリッジの全体斜視図である。本実施の形態のプロセスカートリッジは、第1パーツ100と第2パーツ200とに分割可能に構成されており、電子写真記録方式を採用した複写機等の電子写真記録装置に装着して使用される。電子写真記録装置には本プロセスカートリッジを装填するためプロセスカートリッジの外形に合わせた形状のプロセスカートリッジ収納部が形成される。一方、本プロセスカートリッジの側壁には、電子写真記録装置のプロセスカートリッジ収納部へ装填する際のガイドとなるガイド部材101、102が突出形成されている。また、本プロセスカートリッジをプロセスカートリッジ収納部へ装填前は感光体を覆い、装填時に感光体を露出させるシャッター機構が設けられている。シャッターアーム103はシャッター機構をプロセスカートリッジの脱着に連動して開閉させるための部材である。第1パーツ100の背面に一対の取手104が設けられている。
【0050】
図2は、本実施の形態のプロセスカートリッジを第1パーツ100と第2パーツ200とに分割した状態の分解斜視図である。第1パーツ100は、潜像が形成される感光体と、この感光体に潜像を形成してトナーを付着させる現像部と、上記感光体に付着した不要のトナーを除去するクリーニング部とを一体化したユニットで構成されている。第2パーツ200は、第1パーツ100の現像部へトナーを供給するトナーホッパー部201と上記クリーニング部によって回収した廃トナーを収容する廃トナーボックス202とを一体化したユニットで構成されている。
【0051】
図3を参照して第1パーツ100及び第2パーツ200の構成要素について説明する。図3は図1に示すA−A´線及びB−B´線でそれぞれ切断した場合に矢視方向から見える構成要素の透視図である。
【0052】
第1パーツ100に収納される現像部の外壁を形成する筐体105に、感光体110、マグネットローラ111及び帯電ローラ112が、図示する配置関係を保った状態で収納されている。
【0053】
感光体110を挟んでマグネットローラ111の反対側には、クリーニングブレード113が感光体110の表面に接触するように設けられている。クリーニングブレード113近傍の筐体105の一部が外方に突出していて廃トナーを一時的に溜めるためのスペースとなる貯留部114を形成している。
【0054】
なお、上記マグネットローラ111、帯電ローラ112及びこれらを電気的に制御する図示していない制御部から上記現像部を構成しており、クリーニングブレード113及び貯留部114で上記クリーニング部を構成している。
【0055】
また、第1パーツ100には、貯留部114の廃トナーを第2パーツ200の廃トナーボックス202へ搬送するための廃トナー搬送パイプ115が設けられている。廃トナー搬送パイプ115の内部には、貯留部114の廃トナーをパイプ先端へ搬送するためのフレキシブルなパイプスクリュー116が配設されている。廃トナー搬送パイプ115のパイプ先端には下側に開口した排出口117が形成されている。一方、第2パーツ200の廃トナーボックス202は、廃トナー搬送パイプ115の排出口117が対面する位置にキャップ203を有している。キャップ203は第1パーツ100と第2パーツ200とを連結した際にずれるように構成されており、キャップ203がずれることにより廃トナー搬送パイプ115と廃トナーボックス202とが連通する。
【0056】
また、筐体105の側壁に、マグネットローラ111の長手方向に沿って長方形の平面領域が形成されている。以後、この領域を第1連結面118と呼ぶ。第1連結面118には複数の貫通穴119が一列に形成されている。図3は、第1連結面118に形成した穴群119のうち、ある穴119aのところで切断した状態を示している。
【0057】
図3には第2パーツ200のトナーホッパー部201と第1パーツ100の現像部との関係が示されている。第2パーツ200のトナーホッパー部201の側壁に、第1パーツ100と第2パーツ200とを結合したときに第1パーツ100の第1連結面118と連結される第2連結面204が形成されている。この第2連結面204に、トナーホッパー部201内のトナーを第1パーツ100の現像部側へ供給するための穴群205が形成されている。図3は、第2連結面204に形成した穴群205のうち、ある穴205aのところで切断した状態を示している。
【0058】
また、上記第1パーツ100の第1連結面118に第1遮蔽部材としての第1スライドシャッター120がスライド可能に設けられており、上記第2パーツ200の第2連結面204に第2遮蔽部材としての第2スライドシャッター206がスライド可能に設けられている。
【0059】
図2に示すように、第1スライドシャッター120は複数の貫通口からなる穴群121が形成されている。第1スライドシャッター120の穴群121は、第1連結面118の穴群119と同一ピッチで形成されており、しかも、図3に示すように第1スライドシャッター120の穴群121と第1連結面118の穴群119とは同一径となっている。図3は、第1スライドシャッター120に形成した穴群121のうち、ある穴121aのところで切断した状態を示している。
【0060】
次に、第1スライドシャッター120及び第2スライドシャッター206をスライドさせるための構造について説明する。
【0061】
図3に示すように、第1パーツ100では、筐体105の外壁であって第1連結面118から上方に連続する所定領域122に対して、長尺なスライド板123が第1スライドシャッター120と同方向にスライド可能に設置されている。スライド板123は第1スライドシャッター120と一部で連結されており、第1スライドシャッター120と一体となってスライドする。
【0062】
図2に示すように、スライド板123の上面に固定アングル135が設置されている。固定アングル135の左側端部に、スライド板123と一部で連結された付属板143が固定アングル135上を摺動可能に配置されている。付属板143はラックギヤ124を備えている。ラックギヤ124のギヤ形成方向は第1スライドシャッター120(スライド板123)のスライド方向と同方向である。一方、筐体105側にはラックギヤ124に近接して穴開閉手段としての回動レバー125が回動自在に設けられている。回動レバー125を寿命が長い第1パーツ100に設けることにより、寿命が短く交換回数が多い第2パーツ200の構造を簡素化できるので、第2パーツ200の交換によるユーザの経済的負担を軽減できる。
【0063】
図4に第1パーツ100の回動レバー125近傍を拡大した斜視図を示す。なお、同図では回動レバー125の形状が現れるようにするため回動レバー125を覆っているカバー部分は取り除いた状態を示している。回動レバー125の回転軸141にカバー142で隠れているピニオンギヤが一体形成されており、このピニオンギヤがラックギヤ124に噛合している。したがって、回動レバー125を回動させることによりラック・ピニオン機構の原理で可動側となる付属板143及びスライド板123、さらに第1スライドシャッター120が回動方向に応じた方向へ移動する。
【0064】
また、付属板143の上面にL字形状のストッパL字溝129が形成されていて、筐体105(図3)に基端が固定されたストッパ130がストッパL字溝129より上方に突出している。ストッパL字溝129は、スライド方向に沿って形成された第1溝部131aと第1溝部131aの先端部から直角に曲がった方向に沿って形成された第2溝部131bとから構成されている。ストッパ130は板バネのような弾性部材が用いられている。
【0065】
ここで、第1パーツ100では、回動レバー125が、図4及び図5に示すように水平に倒れてパーツ外へ飛び出した状態のとき(以後、第1状態と呼ぶ)、第1スライドシャッター120の穴群121と第1連結面118の穴群119は完全にずれた状態になるようにしている。また、回動レバー125が、図1に示すように垂直に立ててパーツ内に収納した状態のとき(以後、第2状態と呼ぶ)、第1スライドシャッター120の穴群121と第1連結面118の穴群119とが一致した状態になるようにしている。
【0066】
また、ストッパ130は、第1状態においては、第2溝部131bによって付属板143のスライドが規制される位置に設けられている。そして、弾性部材で構成されたストッパ130は、図4中で奥側へ押すことにより第1溝部131a側へ傾いて第2溝部131bから脱するが、その押圧力を解除すると第2溝部131b側へ復帰する。ストッパ130が、第2溝部131bにあるときは第2溝部131bに当接して付属板143の移動が規制されるが、ストッパ130が第2溝部131bから脱していればストッパ130が第1溝部131a内を移動するので付属板143がスライド可能になる。すなわち、ストッパ130とストッパL字溝129が第1スライドシャッター120のスライド禁止機構として機能する。
【0067】
また、付属板143の接合面側の側面に、第1スライドシャッター120側へ突出した第1パーツ側突起144が設けられている。この第1パーツ側突起144は、第2パーツ200側のスライド禁止機構を解除すると共に第1スライドシャッター120と第2スライドシャッター206を同時スライドさせる手段として機能する。
【0068】
図5は、第1パーツ100から貯留部114等を形成している外壁部分及びそこに保持されている感光体110等を取り外した状態を示している。固定アングル135の上面には、左右の2箇所にスリット126a、126bが形成されていて、スライド板123に基端が固定された一対のトナーホッパー固定部127a、127bが各スリット126a、126bより上方に突出している。トナーホッパー固定部127a、127bは、スリット126a、126b内を所定距離だけ移動可能になっている。しかも、トナーホッパー固定部127a、127bは、パイプ状の中空部材で構成されていて回動レバー125とは逆側の側面にテーパ面128a、128bが形成されている。
【0069】
また、第1パーツ100の現像部の下面から前面に突出するように受け部132が形成されている。第1パーツ100と第2パーツ200の連結時には、受け部132に第2パーツ200の第2連結面側の下面が載せられる。受け部132には、左右に一対の下側ラッチ133a,133bが設けられている。また、第1パーツ100の回動レバー側の側壁には第2パーツ200側のガイドが挿入されるガイド溝134が形成されている。
【0070】
図6は、上記第1パーツ100に対して連結される第2パーツ200の斜視図であり、第2パーツ200を第2スライドシャッター206側から見た状態を示している。なお、図6は第1パーツ100の回動レバー125が水平状態まで倒れたときの状態(図5の状態)に対応したものである。
【0071】
第2スライドシャッター206は、複数の貫通口からなる穴群207が形成されている。第2スライドシャッター206の穴群207は、第2連結面204の穴群205と同一ピッチで形成されており、しかも、図3に示すように第2スライドシャッター206の穴群207と第2連結面204の穴群205とは同一径となっている。図3は、第2スライドシャッター206に形成した穴群207のうち、ある穴207aのところで切断した状態を示している。
【0072】
ここで、第1連結面118及び第2連結面204における穴の大きさについて図7を参照して具体的に説明する。図7は、第1連結面118及び第2連結面204における穴119a,121a、205a、207aの部分の拡大図である。同図に示すように、本実施の形態ではトナーホッパー部201側の穴となる第2連結面204の穴205a及び第1スライドシャッター206の穴207aの穴径よりも現像部側の穴となる第1スライドシャッター120の穴121a及び第1連結面118の穴119aの穴径のほうが大きくなるようにしている。
【0073】
これにより、第2パーツ200のトナーホッパー部201から第1パーツ100内の現像部にトナーを供給する際、トナーは現像部の内部に拡散するように供給されるので、トナーホッパー部201から供給されたトナーが現像器内の特定個所に集中して注がれて、現像ローラの回転に負荷をかけるのを防止できる。
【0074】
なお、プロセスカートリッジの各穴群の大きさは、第2連結面204の穴群205の大きさ、第2スライドシャッター206の穴群207の大きさ、第1スライドシャッター120の穴群121の大きさ、第1連結面118の穴群119の大きさ、の順に順次大きくなるようにしてもよい。これにより、トナーホッパー部201から現像部に向けて通過穴が順に大きくなることにより、トナーはトナーホッパー部201から現像部にかけて順次拡散するように供給される効果を改善できる。
【0075】
また、図6に示すように、第2スライドシャッター206は、第1パーツ100側の付属板143の突起144に対応した位置となる右端上方部に台形状に突出した突出部208が形成されており、その突出部208に四角のストッパ窓209が形成されている。第1パーツ100と第2パーツ200とを連結した時には、第1パーツ側突起144がストッパ窓209に押し当てられる。
【0076】
図8に第2パーツ200のストッパ窓209近傍を拡大した斜視図を示す。同図に示すシャッター位置は第2パーツ200が単体となっているときのものである。第2パーツ200が単体のときは、ストッパ窓209に第2連結面204に設けられた凸部210が入り込んで、第2スライドシャッター207の移動を規制している。このストッパ窓209と凸部210が第2スライドシャッター207のスライド禁止機構として機能する。図8において凸部210の左右の側面はテーパ面210a、210bとなっている。凸部210は板状の弾性部材で構成されていて、常に第2スライドシャッター207側に付勢されている。また、凸部210の背面には、当該凸部210が第1パーツ側突起144で背面側へ押された時にストッパ窓209から脱するのに十分なスペースが確保されている。
【0077】
ここで、第2パーツ200では、第1パーツ側突起144がストッパ窓209に入り込んで係合することにより、第2スライドシャッター206のスライド禁止状態が解除される。そして、第1パーツ側突起144の形成された付属板143が取り付けられたスライド板123(第1スライドシャッター120)が移動すれば、これに連動して第2スライドシャッター207が同じ方向へスライドする。第2パーツ200が単体のときは、図8に示すようにストッパ窓209に凸部210が係合した状態となっており、回動レバー125の第1状態に対応している。この状態では第2連結面204の穴群205と第2スライドシャッター206の穴群207とが完全にずれてトナーホッパー部201のトナーが漏れ出さないようになっている。また、回動レバー125が第2状態まで回動した時には第1スライドシャッター120のスライドに連動してスライドした第2スライドシャッター207の穴群207と第2連結面204の穴群205とが一致するようになっている。
【0078】
また、第2パーツ200には、第1パーツ100の付属板143が入り込むスペース211が形成されている。このスペース211には付属板143の第2溝部131bに相当する位置、すなわちパーツ分離時にストッパ130が存在する位置にストッパ130を解除方向(図4では紙面奥側)へ押し込む第2パーツ側突起212が設けられている。第2パーツ側突起212は第1パーツ100側のスライド禁止機構を解除する手段として機能する。
【0079】
また、図6に示すように、第2パーツ200は、第1パーツ100のトナーホッパー固定部127a、127bと同じ間隔で一対のトナーホッパー固定突起214a,214bが設けられている。さらに、第2パーツ200は、第1パーツ100の下側ラッチ133a,133bに対応する位置に、下側ラッチ133a,133bに対応した上側ラッチ213a,213bが設けられている。また、第2パーツ200の側面には、第1パーツ100のガイド溝134に嵌合する第2パーツ側ガイド216が形成されている。
【0080】
なお、図6において符号215はトナーホッパー部201内に設けられたアジテータ215を回転させるためのアジテータギヤである。
【0081】
図9は、第1パーツ100の貯留部114内を示す斜視図である。同図に示すように、第1パーツ100の貯留部114には感光体110の全長に亘ってスクリュー150が配設されている。スクリュー150は外部からギヤ機構を介して回転が伝えられ、貯留部114内の廃トナーを廃トナー搬送パイプ115側へ搬送するように動作する。
【0082】
次に、以上のように構成されたプロセスカートリッジの第1パーツ100と第2パーツ200とを連結してプロセスカートリッジを組立てる場合の動作について説明する。
【0083】
図4に示すように、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する前は、第1パーツ100では、回動レバー125が水平に倒れていてパーツ外部へ飛び出た第1状態となっている。第1状態では、付属板143、スライド板123及び第1スライドシャッター120は回動レバー125寄りの位置に移動している。この位置では、ストッパ130がストッパL字溝129の第2溝部131b内に位置しているので、付属板143に対してシャッター開放方向(図4において紙面左方向)の力が働いても、僅かにスライドするだけで第2溝部131bの淵に当接してストッパ130の移動が規制される。
【0084】
これにより、第1パーツ100が単体のときは、ストッパ130が第2溝部131bに当接して、回動レバー125が第1状態から第2状態方向に回転するのを規制することができる。したがって、第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結状態では、回動レバー125を第1パーツ100から飛出た状態のまま回動しないようにしたことにより、第1パーツ100を単独で装置本体のプロセスカートリッジ収納部に装着しようとしても回動レバー125が邪魔となって単独では第1パーツ100をプロセスカートリッジ収納部に挿入できないので、第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結の状態で、即ち、プロセスカートリッジとして機能しない状態で、装置本体内部に収納されることを防止できる。
【0085】
また、第1パーツ100が単体のときは、ストッパ130が第2溝部131bに当接して付属板143が移動できないので、付属板143と一体となっているスライド板123及び第1スライドシャッター120のスライドも規制されることになる。したがって、第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結状態の場合、ユーザが第1パーツ100を単体のままで回動レバー125を誤操作して第1パーツ100の現像部からトナー漏れが生ずるのを確実に防止できる。
【0086】
一方、第2パーツ200が単体のときは、第2スライドシャッター207のストッパ窓209に凸部210が係合していて、このとき、第2連結面204に形成された穴群205であるトナーホッパー部201の穴は、第2スライドシャッター206の穴群207とずれていて第2スライドシャッター206に塞がれた状態となっている。
【0087】
これにより、第2パーツ200が単体のときは、ストッパ窓209が凸部210に係合して第2スライドシャッター206のスライドが規制されるので、第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結状態の場合、ユーザが第2パーツ200を単体のままで第2スライドシャッター206を誤操作して第2パーツ200のトナーホッパー部201からトナー漏れが生ずるのを確実に防止できる。
【0088】
次に、第1パーツ100と第パーツ200とを連結する。そのために、図6に示す第2パーツ200の第2パーツ側ガイド214を、図5に示す第1パーツ100のガイド溝134に挿入し、第2パーツ側ガイド214の挿入端がガイド溝134の最深部に当たるまで押し込む。
【0089】
ここで、第2パーツ200の第2パーツ側ガイド214を、第1パーツ100のガイド溝134に合わせることにより、第1パーツ100側のストッパ130のところに第2パーツ200側の第2パーツ側突起212が位置し、第1パーツ100側の第1パーツ側突起144のところに第2パーツ200側のストッパ窓209(凸部210)が位置し、第1パーツ100側の下側ラッチ133a,133bのところに第2パーツ200側の上側ラッチ213a,213bが位置するように位置決めされる。
【0090】
第2パーツ側ガイド214を第1パーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込む過程で、第2パーツ側突起212が第1パーツ100側のストッパ130をその弾性力に抗してスライド禁止状態を解除する方向となる奥側に押し込む。そして、第2パーツ側ガイド214がガイド溝134の最深部まで押し込まれたところで、ストッパ130がストッパL字溝129の第2溝部131b(スライド禁止位置)から第1溝部131a(スライド禁止解除位置)へ押し出される。これにより、ストッパ130によってスライド禁止状態にあった付属板143、スライド板123及び第1スライドシャッター120がスライド可能な状態となる。
【0091】
一方、第2パーツ側ガイド214を第1パーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込む過程で、上記第1スライドシャッター120のスライド禁止解除動作と同時に、第2スライドシャッター206のスライド禁止解除動作が実行されている。すなわち、第1パーツ100側の第1パーツ側突起144が第2パーツ200側のストッパ窓209から凸部210を押し返す。そして、第2パーツ側ガイド216がガイド溝134が最深部まで押し込まれたところで、ストッパ窓209から凸部210を押し出すと共にストッパ窓209に第1パーツ側突起144が入り込んで係合する。
【0092】
これにより、凸部210によってスライド禁止状態にあった第2スライドシャッター206がスライド可能な状態になる。しかも、第1パーツ100側の第1パーツ側突起144が第2パーツ200側のストッパ窓209に係合するので、第1スライドシャッター120と第2スライドシャッター206とが連動するように連結されたことになる。
【0093】
したがって、第1パーツ100と第2パーツ200とが連結されると第1パーツ100側のストッパ130が第2パーツ側突起212によってスライド禁止状態を解除する方向に押されてスライド禁止状態が解除されるようにしたので、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業をするだけで、その作業の過程でスライド禁止状態が解除され、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業とは別にスライド禁止状態を解除する作業をする必要がないので、スライド禁止状態を解除する手間を省くことができ、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業をトータルとして簡素化できる。
【0094】
また、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結すると、回動レバー125を第2状態に回動できるようすることにより、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結するという作業だけで別途の回動禁止を解除する特別の作業をする必要がないので、第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結の状態で収納されるのを防止しつつ、第1パーツ100と第2パーツ200との連結作業を容易にすることができる。
【0095】
さらに、第1パーツ100と第2パーツ200とが連結されると第1パーツ100側の第1パーツ側突起144が第2パーツ200側のストッパ窓209から凸部210を押し出して第2スライドシャッター206のスライド禁止状態が解除されるようにしたので、第1パーツ100側及び第2パーツ200側双方のスライド禁止状態が夫々解除でき、第1パーツ100と第2パーツ200とを結合するという作業の過程において他に特別な操作をすることなく第1スライドシャッター120と第2スライドシャッター206とは自由にスライド可能な状態となるので、現像部とトナーホッパー部201との境でプロセスカートリッジを分割する場合であってもトナーホッパー部201から現像部へのトナー供給が可能なように、第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業を簡素化できる。
【0096】
しかも、凸部210によって第2スライドシャッター206がスライド可能な状態になると同時に、第1パーツ100側の第1パーツ側突起144が第2パーツ200側のストッパ窓209に係合して第1スライドシャッター120と第2スライドシャッター206とが連動するように連結されるので、第2スライドシャッター206のスライド禁止状態を解除するための構成要素(第1パーツ側突起144)を第2スライドシャッター206をスライドさせるために兼用するので、回動レバー125の回動という1つの操作で第1スライドシャッター120をスライドさせるだけで、これに連動して第2スライドシャッター206もスライドさせることができ、トナー漏れを防止しつつトナーホッパー部201から現像部へのトナー供給が可能なように第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業を簡素化できる。また、第1パーツ100側の第1スライドシャッター120のスライド禁止状態を解除するために第2パーツ200側の一部である第2パーツ側突起212を利用し、第2パーツ200側の第2スライドシャッター206のスライド禁止状態を解除するために第1パーツ100側の第1パーツ側突起144を利用しているので、スライド禁止状態を解除するために別途特別な解除機構を備える必要がなく、部品点数の削減及び構成の簡素化を図ることができる。
【0097】
次に、第2パーツ側ガイド216が第1パーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込まれると、第1パーツ100側の下側ラッチ133a,133bと第2パーツ200側の上側ラッチ213a,213bとが係合する。
【0098】
これにより、第1パーツ100側の下側ラッチ133a,133bと第2パーツ200側の上側ラッチ213a,213bとが係合するので、第1パーツ100又は第2パーツ200にスライド方向と直行する方向の力が働いても双方のラッチがロックしているので分離されるのを防止できる。
【0099】
次に、ユーザは回動レバー125を第1状態から第2状態へ回動操作する。回動レバー125を回動すると、回動レバー125の回転軸141に設けたピニオンギヤの回転を受けたラックギヤ124が図5中紙面右方向へ移動する。このとき、ラックギヤ124と連結されている付属板143は右方向へ移動するので、第1溝部131aに位置しているストッパ130は第1溝部131a内を逆に図5中紙面左方向へ相対移動することになる。図10は、回動レバー125第2状態まで回動したときの第1パーツ100の状態を示している。同図に示すように、ストッパ130は第1溝部131a内の左端に移動している。
【0100】
また、付属板143と連結されているスライド板123も付属板143と同一方向へスライドするので、スライド板123に固定されているトナーホッパー固定部127a,127bも同一方向へスライドする。
【0101】
ところで、第2パーツ側ガイド216を第1パーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込んで第1パーツ100と第2パーツ200とを連結した時に、第2パーツ200側のトナーホッパー側突起214a,214bは、それぞれ対応する第1パーツ100側のトナーホッパー固定部127a,127bの図5中右横を通過して、トナーホッパー固定部127a,127bの背面近傍で停止している。
【0102】
したがって、回動レバー125を第1状態から第2状態へ回動操作した際に、トナーホッパー固定部127a,127bが右方向へスライドすると、トナーホッパー側突起214a,214bがトナーホッパー固定部127a,127bのテーパ面128a,128bに乗り上げて両者が互いに押圧し合ったまま重なった状態となる。この結果、第2パーツ200は下方部においてはラッチ(133a、133b)、(213a,213b)にてロックされ、上方部においてはトナーホッパー固定部127a,127b及びトナーホッパー側突起214a,214bによって強固に固定される。
【0103】
さらに、回動レバー125を第1状態から第2状態へ回動操作すると、付属板143、スライド板123を介して第1スライドシャッター120が、図5中紙面右方向へスライドする。図10は第1スライドシャッター120がシャッター開放位置まで移動した状態を示している。第1スライドシャッター120がシャッター開放位置まで移動すると、図3、図7に示すように第1連結面118の穴群119と第1スライドシャッター120の穴群121とが一致して現像部内に穴群119、121を介してトナーを供給可能な状態となる。
【0104】
一方、第2パーツ200は、第2スライドシャッター206のストッパ窓209に、付属板143の第1パーツ側突起144が係合しているので、付属板143が回動レバー125の回動操作に応じてスライドすれば第1パーツ側突起144によって第2スライドシャッター206が同一方向へ同一距離だけスライドする。図11は第2スライドシャッター206がシャッター開放位置まで移動した状態の第2パーツ200の状態を示している。第2スライドシャッター206は第2連結面204上をスライドして左端まで移動している。
【0105】
第2スライドシャッター206がシャッター開放位置まで移動すると、第2スライドシャッター206の穴群207と第2連結面204の穴群205とが一致してトナーホッパー部201内のトナーが穴群205、207を介して第1パーツ100側の現像部へ供給可能になる。
【0106】
したがって、回動レバー125という共用部材を1つ操作するだけで第1パーツ100の穴群119と第1スライドシャッター120の穴群121と第2パーツ200の穴群204と第2スライドシャッター206の穴群207とを一致させることができるので、現像部とトナーホッパー部201との境でプロセスカートリッジを分割する場合であっても、トナー漏れを防止しつつ、トナーホッパー部201から現像部へのトナー供給が可能なように第1パーツ100と第2パーツ200とを連結する作業を簡素化できる。
【0107】
また、パーツの外部から突出した回動レバー125を操作して第1、第2パーツ100、200の外壁の穴群119、205を開閉するので、ユーザは穴群119、205を開閉するのに第1、第2スライドシャッター120、206に直接触れることはなく、穴群119、205の開閉作業のためにユーザが汚れるのを防ぐことができる。また、回動レバー125の回動動作だけで第1、第2パーツの外壁の穴群119、205を開閉できるので、ユーザは簡易な動作で第1、第2パーツ100、200の外壁の穴群を開閉できる。
【0108】
なお、本プロセスカートリッジの第1パーツ100と第2パーツ200とを分離する場合の動作は、上記連結動作の逆の動作となる。
【0109】
このような本実施の形態によれば、電子写真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた場合のように廃トナーが多く生じる場合であっても、トナーホッパー部201と廃トナーボックス202とを一体とした第2パーツ200を現像プロセスの他の各要素から単独で交換可能とすることにより、廃トナーボックス202が一杯となると第2パーツ200のみを交換すればよいので、プロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持しつつ、他の寿命が長い現像プロセスの他の要素を寿命前に交換させてユーザに過度の経済的負担を掛けるのを防止できる。
【0110】
また、寿命が短くコストの安いトナーホッパー部201及び廃トナーボックス202を一体として、コストの高い現像プロセスの他の各要素から分離して交換することにより、現像プロセスの各要素のコストを考慮してプロセスカートリッジを2つのパーツ100、200に分離したので、プロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持しつつ、ユーザの経済的負担を軽減できる。
【0111】
なお、以上の説明では第2パーツ200に比べて寿命の長い第1パーツ100側に穴開閉手段としての回動レバー125を備えた構成としているが、回動レバー125を備えることによるコストを無視できるのであれば、第2パーツ200側に回動レバー125を備えて第2スライドシャッター206の動きに第1スライドシャッター120を連動させるようにしても良い。
【0112】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、電子写真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた場合のように廃トナーが多く生じる場合であっても、プロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持しつつ、現像プロセスの各要素の寿命及びコストを考慮してユーザの経済的負担を軽減でき、とりわけ、トナー漏れを防止しつつトナーホッパー部から現像部へのトナー供給が可能なように第1パーツと第2パーツとを連結する作業を簡素化できるプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジの斜視図
【図2】上記実施の形態に係るプロセスカートリッジを第1パーツと第2パーツとに分割した斜視図
【図3】図1に示すA−A´線及びB−B´線の位置で切断した場合の透視図
【図4】上記実施の形態において回動レバーが第1状態になる第1パーツの部分拡大図
【図5】上記実施の形態において回動レバーが第1状態にある第1パーツの全体斜視図
【図6】上記実施の形態において図5の第1パーツに対応した第2パーツの全体斜視図
【図7】上記実施の形態において第1連結面及び第2連結面近傍の拡大断面図
【図8】上記実施の形態において図4の第1パーツに対応した第2パーツの部分拡大図
【図9】上記実施の形態において第1パーツの貯留部内を示す斜視図
【図10】上記実施の形態において回動レバーが第2状態にある第1パーツの全体斜視図
【図11】上記実施の形態において回動レバーが第2状態にある第2パーツの全体斜視図
【符号の説明】
100 第1パーツ
101、102 ガイド部材
103 シャッターアーム
104 取手
105 筐体
110 感光体
111 マグネットローラ
112 帯電ローラ
113 クリーニングブレード
114 貯留部
115 廃トナー搬送パイプ
116 パイプスクリュー
117 排出口
118 第1連結面
119 第1連結面の穴群
120 第1スライドシャッター
121 第1スライドシャッターの穴群
123 スライド板
124 ラックギヤ
125 回動レバー
126a,126b スリット
127a、127b トナーホッパー固定部
128a、128b テーパ面
129 ストッパL字溝
131a 第1溝部
131b 第2溝部
132 受け部
133a,133b 下側ラッチ
134 ガイド溝
135 固定アングル
141 回転軸
143 付属板
144 第1パーツ側突起
200 第2パーツ
201 トナーホッパー部
202 廃トナーボックス
203 キャップ
204 第2連結面
205 第2連結面の穴群
206 第2スライドシャッター
207 第2スライドシャッターの穴群
209 ストッパ窓
210 凸部
214a,214b トナーホッパー固定突起
216 第2パーツ側ガイド

Claims (6)

  1. 感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、
    前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、
    前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、
    前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、
    前記第1状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とをずらし、一方、前記第2状態では前記第1パーツの外壁の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群とを一致させるものであり、
    前記第1パーツ及び前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合に前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各スライド禁止機構は、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結した時に相手パーツの一部によってスライド禁止状態をそれぞれ解除され、前記相手パーツの一部のうち一方は遮蔽部材と一緒にスライドする可動部材に設けられた凸部であり、
    前記穴開閉手段を前記第2状態に回動させると、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライドさせることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第1パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止機構を有する請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記第1パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止機構を有し、この回動禁止機構は前記第1パーツと前記第2パーツとを連結すると回動禁止状態を解除する請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  4. 感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、
    前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、
    前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、
    前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、
    前記第1連結面の穴群及び第1遮蔽部材の穴群の各直径は、前記第2連結面の穴群及び前記第2遮蔽部材の穴群の各直径よりも大きいことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 感光体と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、
    前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが収納される廃トナーボックスと、前記トナーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パーツと、
    前記第1パーツ側に設けられ、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結面の穴群と前記第2遮蔽部材の穴群とを一致させて前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能とする穴開閉手段と、を具備し、
    前記穴開閉手段は、前記第1パーツの外部に突出した第1状態と前記第1パーツに収納された第2状態との間で回動自在に設けられ、
    前記第2連結面の穴群、前記第2遮蔽部材の穴群、前記第1遮蔽部材の穴群、前記第1連結面の穴群の順番で、各穴の直径を順次大きくしたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロセスカートリッジを備えた電子写真記録装置。
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