JP2003066815A - プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記録装置

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JP2003066815A JP2001253406A JP2001253406A JP2003066815A JP 2003066815 A JP2003066815 A JP 2003066815A JP 2001253406 A JP2001253406 A JP 2001253406A JP 2001253406 A JP2001253406 A JP 2001253406A JP 2003066815 A JP2003066815 A JP 2003066815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナーが多く生じる場合であっても、
プロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維
持しつつユーザの負担を軽減すること。 【解決手段】 プロセスカートリッジを第1パーツ10
0と第2パーツ200とで構成する。第1パーツ100
は、感光体110と現像部、クリーニング部113、1
14、廃トナーの搬送パイプ115とをユニット化した
ユニット化したものであり、第2パーツ200は、感光
体110へトナーを供給するトナーホッパー部201、
搬送パイプ115により搬送された廃トナーが収納され
る廃トナーボックス202とをユニット化したものであ
る。第1パーツ100と第2パーツ200とは、第1パ
ーツ100の現像部と第2パーツ200のトナーホッパ
ー部201とで連結するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体、現像器な
どの現像プロセスの要素を含み、複数のパーツに分離可
能なプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロセスカートリッジ
は、感光体、現像器、帯電器、トナーホッパー、クリー
ニング部、廃トナーボックス等の現像プロセスの各要素
を、一つのカートリッジ内に収納したものであった。
【0003】しかし、プロセスカートリッジに収納され
る各要素の寿命は、長いものも短いものもある。また、
各要素のコストは、高いものも安いものもある。そのた
め、このプロセスカートリッジをリフィールして再利用
する場合、寿命が最も短い要素にプロセスカートリッジ
全体の寿命を設定しなければならず、また、高い部品も
安い部品も一括して交換しなければならず、ユーザに過
度な経済的負担を掛ける結果となる。
【0004】かかる問題を解決するために、プロセスカ
ートリッジを2つのパーツに分け、第1のパーツに感光
体、帯電器、クリーニング部及び廃トナーボックスを収
納し、第2のパーツに現像器及びトナーホッパーを収納
し、トナーホッパー内のトナーが無くなったら第2のパ
ーツのみ交換するようにしたものがある。一般に、現像
器の寿命の方が感光体の寿命よりも短いので、現像器を
含む第2パーツのみを交換できれば、リフィールの際に
ユーザの経済的負担を軽減できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、以下のような問題があった。
【0006】即ち、電子写真記録方式においてジャンピ
ング現像方式を用いた場合、通常の現像方式の場合と比
較して、廃トナーの量が増大する。そのため、廃トナー
ボックスを収納する第1パーツも、同パーツ内に収納し
た感光体の寿命が残っているにもかかわらず、第2パー
ツと同様に寿命が短いものになるという問題がある。
【0007】かかる問題解決のために、第1パーツから
廃トナーボックスを分離し、別体の第3パーツとするこ
とも考えられる。こうすることで、第1のパーツが感光
体の寿命前に交換されることを回避でき、ユーザの経済
的負担を軽減できる。
【0008】しかし、プロセスカートリッジを細かく多
数のパーツに分解可能な構成とすると、その分、交換部
品が増加し、交換の頻度が増加することになる。その結
果、プロセスカートリジ内の現像プロセスの各要素を含
めてユニット化して装置本体への交換作業を簡素化した
利点が失われるという問題が生じる。
【0009】また、上記の場合では、第2のパーツにお
いても、現像器とトナーホッパーが収納されているが、
現像器はトナーホッパーに比較してコストが高いにも関
わらず、両者は一括して交換されるという問題があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、電子写真記録方式にお
いてジャンピング現像方式を用いた場合のように廃トナ
ーが多く生じる場合であっても、プロセスカートリッジ
の交換作業を簡素化した利点を維持しつつ、現像プロセ
スの各要素の寿命及びコストを考慮してユーザの経済的
負担を軽減できるプロセスカートリッジ及びこれを用い
た電子写真記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような手段を講じた。
【0012】本発明のプロセスカートリッジは、感光体
と、前記感光体に像を形成する現像部と、前記感光体か
ら残留トナーを回収するクリーニング部と、前記回収さ
れた廃トナーを廃トナーボックスへ搬送する搬送手段と
をユニット化した第1パーツと、前記感光体へトナーを
供給するトナーホッパー部と、前記搬送手段により搬送
された廃トナーが収納される前記廃トナーボックスとを
ユニット化し、前記第1パーツと着脱可能な第2パーツ
と、で構成され、前記第1パーツと前記第2パーツと
は、前記第1パーツの現像部と前記第2パーツのトナー
ホッパー部とで連結するものとした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様のプロセスカ
ートリッジは、感光体と、前記感光体に像を形成する現
像部と、前記感光体から残留トナーを回収するクリーニ
ング部と、前記回収された廃トナーを廃トナーボックス
へ搬送する搬送手段とをユニット化した第1パーツと、
前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、前
記搬送手段により搬送された廃トナーが収納される前記
廃トナーボックスとをユニット化し、前記第1パーツと
着脱可能な第2パーツと、で構成され、前記第1パーツ
と前記第2パーツとは、前記第1パーツの現像部と前記
第2パーツのトナーホッパー部とで連結されることを特
徴とするものである。
【0014】これにより、電子写真記録方式においてジ
ャンピング現像方式を用いた場合のように廃トナーが多
く生じる場合であっても、トナーホッパー部と廃トナー
ボックスとを一体とした第2パーツを現像プロセスの他
の各要素から単独で交換可能とすることにより、廃トナ
ーボックスが一杯となると前記第2パーツのみを交換す
ればよいので、プロセスカートリッジの交換作業を簡素
化した利点を維持しつつ、他の寿命が長い現像プロセス
の他の要素を寿命前に交換させてユーザに過度の経済的
負担を掛けるのを防止できる。
【0015】また、寿命が短くコストの安いトナーホッ
パー部及び廃トナーボックスを一体として、コストの高
い現像プロセスの他の各要素から分離して交換すること
により、現像プロセスの各要素のコストを考慮してプロ
セスカートリッジを2つのパーツに分離したので、プロ
セスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持し
つつ、ユーザの経済的負担を軽減できる。
【0016】また、本発明の第2の態様のプロセスカー
トリッジは、感光体と、前記感光体に像を形成する現像
部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口からな
る穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群に
対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可能
に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、前記感光
体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃トナーが
収納される前記廃トナーボックスと、前記トナーホッパ
ー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴群を有す
る第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応した穴群
を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆う第2遮
蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な第2パー
ツと、前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて
前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記
第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前
記第1連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第
2連結面の穴群と前記第2連結部材の穴群とを一致させ
て前記トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を
可能とする穴開閉手段と、を具備するものである。
【0017】現像部とトナーホッパー部とを分離して別
々のパーツに収納すると、通常、現像部はトナーホッパ
ー部に向けて開口し、トナーホッパー部は現像部に向け
て開口しているので、そのままではトナー漏れが生ず
る。一方、現像部の開口及びトナーホッパー部の開口を
覆うと、両パーツを結合した際、トナーホッパー部から
トナーが供給されなくなる。
【0018】そこで、本発明では、第1パーツの現像部
の外壁に複数の穴群を設け、その外壁を複数の穴群を有
する第1遮蔽部材でスライド自在に覆った。一方、第2
パーツの現像部の外壁に複数の穴群を設け、その外壁を
複数の穴群を有する第2遮蔽部材でスライド自在に覆っ
た。そして、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結
すると前記各穴群を一致させ、一方、前記第パーツと前
記第2パーツとを分離すると前記第1遮蔽部材で前記第
パーツの穴群を覆うとともに前記第2遮蔽部材で前記第
2パーツの穴群を覆うように機能する穴開閉部材を設け
ることにより、各パーツが分離した状態では現像部及び
トナーホッパー部は各々外部から密閉され、一方、各パ
ーツが連結した状態では現像部及びトナーホッパー部は
相互に前記穴群を介してトナーホッパー部から現像部へ
のトナー供給が可能となるので、現像部とトナーホッパ
ー部との境でプロセスカートリッジを分割する場合であ
っても、パーツ連結部分からのトナー漏れを防止できる
と共に、トナーホッパー部から現像部へのトナー供給を
可能とすることが出きる。
【0019】また、本発明の第3の態様は、上記第2の
態様のプロセスカートリッジにおいて、前記第1パーツ
及び前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パー
ツとが非連結状態の場合、前記第1遮蔽部材及び前記第
2遮蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構を有
するものとした。
【0020】これにより、前記第1パーツと前記第2パ
ーツとが非連結状態の場合、前記穴開閉手段は前記第1
遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを禁止するス
ライド禁止機構を有することにより、各パーツの穴群と
各遮蔽部材の穴群とを一致させるためには前記第1パー
ツと前記第2パーツとを連結させなければならないの
で、ユーザが各パーツを単体のままで前記穴開閉手段を
誤操作して各パーツからトナー漏れが生ずるのを確実に
防止できる。
【0021】また、本発明の第4の態様は、第3の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記スライド禁止機
構は、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結すると
スライド禁止状態が解除されるものである。
【0022】これにより、前記各スライド禁止機構を前
記第1パーツと前記第2パーツとが連結されると解除さ
れる構成とすることにより、前記第1パーツと前記第2
パーツとを連結する作業をするだけで、その作業の過程
で前記スライド禁止状態が解除され、前記第1パーツと
前記第2パーツとが連結する作業とは別に前記スライド
禁止状態を解除する作業をする必要がないので、前記ス
ライド禁止状態を解除する手間を省くことができ、前記
第1パーツと前記第2パーツとを連結する作業をトータ
ルとして簡素化できる。
【0023】また、本発明の第5の態様は、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記第1パーツ及び
前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツと
が非連結状態の場合、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮
蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構をそれぞ
れ有し、前記各スライド禁止機構は、前記第1パーツと
前記第2パーツとを連結した時に相手パーツの一部によ
ってスライド禁止状態がそれぞれ解除されるように構成
した。
【0024】これにより、前記第1パーツの第1遮蔽部
材と前記第2パーツの第2遮蔽部材とは、それぞれスラ
イド禁止機構を有し、前記第1パーツと前記第2パーツ
を結合する際前記各スライド禁止機構のスライド禁止状
態が相手パーツの一部によって夫々解除されるようにす
ることにより、前記第1パーツと前記第2パーツとを結
合するという作業の過程において他に特別な操作をする
ことなく前記第1遮蔽部材と前記第2遮蔽部材とはスラ
イド自在となるので、現像部とトナーホッパー部との境
でプロセスカートリッジを分割する場合であってもトナ
ーホッパー部から現像部へのトナー供給が可能なよう
に、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する作業
を簡素化できる。
【0025】また、各パーツの一部は相手パーツのスラ
イド禁止機構に対してその解除機構としても機能するの
で、各パーツはスライド禁止機構とその解除機構を別個
に有する必要がなく、部品点数を削減することもでき
る。
【0026】また、本発明の第6の態様は、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記穴開閉手段は、
前記第1パーツと前記第2パーツとが連結状態におい
て、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にス
ライドさせる機構である。
【0027】これにより、前記穴開閉手段を、前記第1
パーツと前記第2パーツとが連結状態にある場合、前記
第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライドさ
せる機構とすることにより、前記穴開閉手段という共用
部材を1つ操作するだけで前記第1パーツの穴群と前記
第1遮蔽部材の穴群と前記第2パーツの穴群と前記第2
遮蔽部材の穴群とを一致させることができるので、現像
部とトナーホッパー部との境でプロセスカートリッジを
分割する場合であっても、トナー漏れを防止しつつ、ト
ナーホッパー部から現像部へのトナー供給が可能なよう
に前記第1パーツと前記第2パーツとを連結する作業を
簡素化できる。
【0028】また、本発明の第7の態様は、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記第1パーツ及び
前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツと
が非連結状態の場合に前記第1遮蔽部材及び前記第2遮
蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構をそれぞ
れ有し、前記各スライド禁止機構は、前記第1パーツと
前記第2パーツとを連結した時に、相手パーツの一部よ
ってスライド禁止状態をそれぞれ解除され、前記相手パ
ーツの一部のうち一方は遮蔽部材と一緒にスライドする
可動部材に設けられた凸部であり、また、前記穴開閉手
段は、前記第1パーツと前記第2パーツとが連結状態に
おいて、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をス
ライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸
部との結合により前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部
材を同時にスライドさせるものである。
【0029】これにより、前記第1パーツと前記第2パ
ーツとが非連結状態の場合に、前記第1遮蔽部材及び前
記第2遮蔽部材のスライドを禁止するスライド禁止機構
を夫々有し、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結
することで双方のスライド禁止状態がそれぞれ解除する
ようにし、また、前記穴開閉手段を、前記第1パーツと
前記第2パーツとが連結状態にある場合に、前記可動部
材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで
他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により前
記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライド
させる機構としたので、穴開閉手段という共用部材を1
つ操作するだけで前記第1パーツの穴群と前記第1遮蔽
部材の穴群と前記第2パーツの穴群と前記第2遮蔽部材
の穴群とを一致させることができるので、現像部とトナ
ーホッパー部との境でプロセスカートリッジを分割する
場合であっても、トナー漏れを防止しつつ、トナーホッ
パー部から現像部へのトナー供給が可能なように前記第
1パーツと前記第2パーツとを連結する作業を簡素化で
きる。
【0030】また、本発明の第8の態様は、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記穴開閉手段は、
前記第1パーツ又は前記第2パーツのいずれかに当該パ
ーツの外部に突出した第1状態と前記パーツ側に収納さ
れた第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第1状
態では前記パーツの外壁の穴群と前記パーツに対応する
遮蔽部材の穴群とをずらし、一方、前記第2状態では前
記パーツの外壁の穴群と前記遮蔽部材の穴群とを一致さ
せるようにした。
【0031】これにより、パーツの外部から突出した穴
開閉手段を操作して前記パーツの外壁の穴群を開閉する
ので、ユーザは前記穴群を開閉するのに遮蔽部材に直接
触れることはなく、穴群の開閉作業のためにユーザが汚
れるのを防ぐことができる。
【0032】また、前記穴開閉手段の回動動作だけで前
記パーツの外壁の穴群を開閉できるので、ユーザは簡易
な動作で前記パーツの外壁の穴群を開閉できる。さら
に、非連結状態では、前記穴開閉手段を外部に突出した
第1状態とすることにより、前記第1パーツと前記第2
パーツとが非連結状態の場合は前記穴開閉手段が妨げと
なって、前記非連結状態のトナーカートリッジを装置本
体に挿入できないので、トナーカートリッジが機能しな
い状態のまま装置本体に誤って収納されるを防止でき
る。
【0033】また、本発明の第9の態様は、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記穴開閉手段は、
前記第1パーツ又は前記第2パーツのいずれかに当該パ
ーツの外部に突出した第1状態と前記パーツ側に収納さ
れた第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第1状
態では前記パーツの外壁の穴群と前記パーツに対応する
遮蔽部材の穴群とをずらし、一方、前記第2状態では前
記パーツの外壁の穴群と前記遮蔽部材の穴群とを一致さ
せるものであり、前記第1パーツ及び前記第2パーツ
は、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の
場合、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライ
ドを禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各
スライド禁止機構は前記第1パーツと前記第2パーツと
を連結した時に相手パーツの一部によってスライド禁止
状態をそれぞれ解除し、前記穴開閉手段を前記第2状態
に回動させると、前記可動部材を有するパーツ側の遮蔽
部材をスライドさせることで他方の遮蔽部材と前記可動
部材の凸部との結合により前記第1遮蔽部材及び前記第
2遮蔽部材を同時にスライドさせるものである。
【0034】これにより、前記第1パーツ及び前記第2
パーツを連結させて、相手パーツの一部によって前記第
1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライド禁止機構の
スライド禁止状態を解除した状態で、前記穴開閉手段を
前記第2状態に回動させると、前記可動部材を有するパ
ーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで他方の遮蔽部
材と前記可動部材の凸部との結合により他方の遮蔽部材
もスライドさせ、スライド禁止状態を解除するための前
記可動部材の凸部を他方の遮蔽部材をスライドさせるた
めに兼用するので、前記穴開閉手段の回動という1つの
操作で前記第1遮蔽部材又は前記第2遮蔽部材のいずれ
か一方をスライドさせるだけで、これに連動して前記第
2遮蔽部材又は前記第1遮蔽部材のいずれか他方もスラ
イドさせることができ、トナー漏れを防止しつつトナー
ホッパー部から現像部へのトナー供給が可能なように前
記第1パーツと前記第2パーツとを連結する作業を簡素
化できる。
【0035】また、本発明の第10の態様は、第8又は
第9の態様のプロセスカートリッジのいずれかにおい
て、前記第1パーツ又は前記第2パーツは、前記第1パ
ーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開
閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止
機構を有するものである。
【0036】これにより、前記第1パーツと前記第2パ
ーツとが非連結状態では、前記穴開閉手段を前記パーツ
の外部から飛出た状態のまま回動しないようにしたこと
により、前記穴開閉手段が設けられたパーツを単独で装
置本体内部に装着しようとしても前記穴開閉手段が邪魔
となって単独ではパーツを装置本体内部に挿入できない
ので、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結の状
態で、即ち、プロセスカートリッジとして機能しない状
態で、装置本体内部に収納されることを防止できる。
【0037】また、本発明の第11の態様は、第8又は
第9の態様のプロセスカートリッジのいずれかにおい
て、前記第1パーツ又は前記第2パーツは、前記第1パ
ーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合、前記穴開
閉手段を前記第2状態に回動するのを禁止する回動禁止
機構を有し、この回動禁止機構は前記第1パーツと前記
第2パーツとを連結すると回動禁止状態を解除するもの
である。
【0038】これにより、前記第1パーツと前記第2パ
ーツとを連結すると、前記穴開閉手段を前記第2状態に
回動できるようすることにより、前記第1パーツと前記
第2パーツとを連結するという作業だけで他の前記回動
禁止を解除する特別の作業をする必要がないので、前記
第1パーツと前記第2パーツとが非連結の状態で収納さ
れるのを防止しつつ、前記第1パーツと前記第2パーツ
との連結作業を容易にすることができる。
【0039】また、本発明の第12の態様は、第8から
第11の態様のプロセスカートリッジのいずれかにおい
て、前記穴開閉手段は、前記第1パーツに設けられたも
のである。
【0040】これにより、前記穴開閉手段を寿命が長い
前記第1パーツに設けることにより、寿命が短く交換回
数が多い第2パーツの構造を簡素化できるので、第2パ
ーツの交換によるユーザの経済的負担を軽減できる。
【0041】また、本発明の第13の態様は、第2の態
様のプロセスカートリッジにおいて、前記穴開閉手段
は、前記第1パーツ又は前記第2パーツのいずれかに前
記パーツの外部に突出した第1状態と前記パーツ側に収
納された第2状態との間で回動自在に設けられ、前記第
1状態では前記第1パーツと前記第2パーツとを分離す
ると同時に前記遮蔽部材をスライドさせて第1前記パー
ツの外壁の穴群を覆い、一方、前記第2状態では前記第
1パーツと前記第2パーツとを連結すると同時に前記遮
蔽部材をスライドさせて前記遮蔽部材の穴群を前記パー
ツの外壁の穴群に一致させるものである。
【0042】これにより、前記第1パーツと前記第2パ
ーツとを分離した場合にはそれと同時に各パーツの穴群
は塞がれ、一方、前記第1パーツと前記第2パーツとを
連結した場合にそれと同時に前記各遮蔽部材をスライド
させて前記各遮蔽部材の穴群を前記各パーツの外壁の穴
群に一致させることにより、前記第1パーツと前記第2
パーツとを分離した場合にはその分離作業をするだけで
前記各パーツの各穴群が塞がれるので、前記各穴群から
トナーが漏れて周囲が汚れるのを確実に防止でき、一
方、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結した場合
にはその連結作業をするだけでトナーホッパー部から現
象部へトナー供給が可能な状態となるので、現像部とト
ナーホッパー部との境でプロセスカートリッジを分割す
る場合であっても、前記第1パーツと前記第2パーツと
を連結する作業を簡素化できる。
【0043】また、本発明の第14の態様は、第2の態
様のプロセスカートリッジにおいて、前記第1連結面の
穴群及び第1遮蔽部材の穴群の各直径は、前記第2連結
面の穴群及び前記第2遮蔽部材の穴群の各直径よりも大
きいものとする。
【0044】これにより、第2パーツのトナーホッパー
部から第1パーツ内の現像部にトナーを供給する際、第
2パーツのトナーホッパー部から第1パーツ内の現像部
へ向けて穴の大きさを大きくすることにより、トナーは
現像部の内部に拡散するように供給されるので、トナー
ホッパー部から供給されたトナーが現像部内の特定個所
に集中して注がれて、現像ローラの回転に負荷をかける
の防止できる。
【0045】また、本発明の第15の態様は、第2の態
様のプロセスカートリッジにおいて、前記第2連結面の
穴群、前記第2遮蔽部材の穴群、前記第1遮蔽部材の穴
群、前記第1連結面の穴群の順番で、各穴の直径を順次
大きくしたものである。
【0046】これにより、各穴群の大きさは、第2連結
面の穴群の大きさ、第2遮蔽部材の穴群の大きさ、第1
遮蔽部材の穴群の大きさ、第1連結面の穴群の大きさ、
の順に大きくなることにより、トナーはトナーホッパー
部から現像部にかけて順次拡散するように供給されるの
で、トナーホッパー部から供給されたトナーが現像器内
の特定個所に集中して注がれて、現像ローラの回転に負
荷をかけるのを防止できる。
【0047】また、本発明の電子写真記録装置は、第1
から第15の態様のいずれかに記載のプロセスカートリ
ッジを備えたものである。
【0048】以下、本発明のプロセスカートリッジ及び
これを用いた電子写真記録装置の実施の形態について図
面を参照して具体的に説明する。
【0049】図1は本実施の形態となるプロセスカート
リッジの全体斜視図である。本実施の形態のプロセスカ
ートリッジは、第1パーツ100と第2パーツ200と
に分割可能に構成されており、電子写真記録方式を採用
した複写機等の電子写真記録装置に装着して使用され
る。電子写真記録装置には本プロセスカートリッジを装
填するためプロセスカートリッジの外形に合わせた形状
のプロセスカートリッジ収納部が形成される。一方、本
プロセスカートリッジの側壁には、電子写真記録装置の
プロセスカートリッジ収納部へ装填する際のガイドとな
るガイド部材101、102が突出形成されている。ま
た、本プロセスカートリッジをプロセスカートリッジ収
納部へ装填前は感光体を覆い、装填時に感光体を露出さ
せるシャッター機構が設けられている。シャッターアー
ム103はシャッター機構をプロセスカートリッジの脱
着に連動して開閉させるための部材である。第1パーツ
100の背面に一対の取手104が設けられている。
【0050】図2は、本実施の形態のプロセスカートリ
ッジを第1パーツ100と第2パーツ200とに分割し
た状態の分解斜視図である。第1パーツ100は、潜像
が形成される感光体と、この感光体に潜像を形成してト
ナーを付着させる現像部と、上記感光体に付着した不要
のトナーを除去するクリーニング部とを一体化したユニ
ットで構成されている。第2パーツ200は、第1パー
ツ100の現像部へトナーを供給するトナーホッパー部
201と上記クリーニング部によって回収した廃トナー
を収容する廃トナーボックス202とを一体化したユニ
ットで構成されている。
【0051】図3を参照して第1パーツ100及び第2
パーツ200の構成要素について説明する。図3は図1
に示すA−A´線及びB−B´線でそれぞれ切断した場
合に矢視方向から見える構成要素の透視図である。
【0052】第1パーツ100に収納される現像部の外
壁を形成する筐体105に、感光体110、マグネット
ローラ111及び帯電ローラ112が、図示する配置関
係を保った状態で収納されている。
【0053】感光体110を挟んでマグネットローラ1
11の反対側には、クリーニングブレード113が感光
体110の表面に接触するように設けられている。クリ
ーニングブレード113近傍の筐体105の一部が外方
に突出していて廃トナーを一時的に溜めるためのスペー
スとなる貯留部114を形成している。
【0054】なお、上記マグネットローラ111、帯電
ローラ112及びこれらを電気的に制御する図示してい
ない制御部から上記現像部を構成しており、クリーニン
グブレード113及び貯留部114で上記クリーニング
部を構成している。
【0055】また、第1パーツ100には、貯留部11
4の廃トナーを第2パーツ200の廃トナーボックス2
02へ搬送するための廃トナー搬送パイプ115が設け
られている。廃トナー搬送パイプ115の内部には、貯
留部114の廃トナーをパイプ先端へ搬送するためのフ
レキシブルなパイプスクリュー116が配設されてい
る。廃トナー搬送パイプ115のパイプ先端には下側に
開口した排出口117が形成されている。一方、第2パ
ーツ200の廃トナーボックス202は、廃トナー搬送
パイプ115の排出口117が対面する位置にキャップ
203を有している。キャップ203は第1パーツ10
0と第2パーツ200とを連結した際にずれるように構
成されており、キャップ203がずれることにより廃ト
ナー搬送パイプ115と廃トナーボックス202とが連
通する。
【0056】また、筐体105の側壁に、マグネットロ
ーラ111の長手方向に沿って長方形の平面領域が形成
されている。以後、この領域を第1連結面118と呼
ぶ。第1連結面118には複数の貫通穴119が一列に
形成されている。図3は、第1連結面118に形成した
穴群119のうち、ある穴119aのところで切断した
状態を示している。
【0057】図3には第2パーツ200のトナーホッパ
ー部201と第1パーツ100の現像部との関係が示さ
れている。第2パーツ200のトナーホッパー部201
の側壁に、第1パーツ100と第2パーツ200とを結
合したときに第1パーツ100の第1連結面118と連
結される第2連結面204が形成されている。この第2
連結面204に、トナーホッパー部201内のトナーを
第1パーツ100の現像部側へ供給するための穴群20
5が形成されている。図3は、第2連結面204に形成
した穴群205のうち、ある穴205aのところで切断
した状態を示している。
【0058】また、上記第1パーツ100の第1連結面
118に第1遮蔽部材としての第1スライドシャッター
120がスライド可能に設けられており、上記第2パー
ツ200の第2連結面204に第2遮蔽部材としての第
2スライドシャッター206がスライド可能に設けられ
ている。
【0059】図2に示すように、第1スライドシャッタ
ー120は複数の貫通口からなる穴群121が形成され
ている。第1スライドシャッター120の穴群121
は、第1連結面118の穴群119と同一ピッチで形成
されており、しかも、図3に示すように第1スライドシ
ャッター120の穴群121と第1連結面118の穴群
119とは同一径となっている。図3は、第1スライド
シャッター120に形成した穴群121のうち、ある穴
121aのところで切断した状態を示している。
【0060】次に、第1スライドシャッター120及び
第2スライドシャッター206をスライドさせるための
構造について説明する。
【0061】図3に示すように、第1パーツ100で
は、筐体105の外壁であって第1連結面118から上
方に連続する所定領域122に対して、長尺なスライド
板123が第1スライドシャッター120と同方向にス
ライド可能に設置されている。スライド板123は第1
スライドシャッター120と一部で連結されており、第
1スライドシャッター120と一体となってスライドす
る。
【0062】図2に示すように、スライド板123の上
面に固定アングル135が設置されている。固定アング
ル135の左側端部に、スライド板123と一部で連結
された付属板143が固定アングル135上を摺動可能
に配置されている。付属板143はラックギヤ124を
備えている。ラックギヤ124のギヤ形成方向は第1ス
ライドシャッター120(スライド板123)のスライ
ド方向と同方向である。一方、筐体105側にはラック
ギヤ124に近接して穴開閉手段としての回動レバー1
25が回動自在に設けられている。回動レバー125を
寿命が長い第1パーツ100に設けることにより、寿命
が短く交換回数が多い第2パーツ200の構造を簡素化
できるので、第2パーツ200の交換によるユーザの経
済的負担を軽減できる。
【0063】図4に第1パーツ100の回動レバー12
5近傍を拡大した斜視図を示す。なお、同図では回動レ
バー125の形状が現れるようにするため回動レバー1
25を覆っているカバー部分は取り除いた状態を示して
いる。回動レバー125の回転軸141にカバー142
で隠れているピニオンギヤが一体形成されており、この
ピニオンギヤがラックギヤ124に噛合している。した
がって、回動レバー125を回動させることによりラッ
ク・ピニオン機構の原理で可動側となる付属板143及
びスライド板123、さらに第1スライドシャッター1
20が回動方向に応じた方向へ移動する。
【0064】また、付属板143の上面にL字形状のス
トッパL字溝129が形成されていて、筐体105(図
3)に基端が固定されたストッパ130がストッパL字
溝129より上方に突出している。ストッパL字溝12
9は、スライド方向に沿って形成された第1溝部131
aと第1溝部131aの先端部から直角に曲がった方向
に沿って形成された第2溝部131bとから構成されて
いる。ストッパ130は板バネのような弾性部材が用い
られている。
【0065】ここで、第1パーツ100では、回動レバ
ー125が、図4及び図5に示すように水平に倒れてパ
ーツ外へ飛び出した状態のとき(以後、第1状態と呼
ぶ)、第1スライドシャッター120の穴群121と第
1連結面118の穴群119は完全にずれた状態になる
ようにしている。また、回動レバー125が、図1に示
すように垂直に立ててパーツ内に収納した状態のとき
(以後、第2状態と呼ぶ)、第1スライドシャッター1
20の穴群121と第1連結面118の穴群119とが
一致した状態になるようにしている。
【0066】また、ストッパ130は、第1状態におい
ては、第2溝部131bによって付属板143のスライ
ドが規制される位置に設けられている。そして、弾性部
材で構成されたストッパ130は、図4中で奥側へ押す
ことにより第1溝部131a側へ傾いて第2溝部131
bから脱するが、その押圧力を解除すると第2溝部13
1b側へ復帰する。ストッパ130が、第2溝部131
bにあるときは第2溝部131bに当接して付属板14
3の移動が規制されるが、ストッパ130が第2溝部1
31bから脱していればストッパ130が第1溝部13
1a内を移動するので付属板143がスライド可能にな
る。すなわち、ストッパ130とストッパL字溝129
が第1スライドシャッター120のスライド禁止機構と
して機能する。
【0067】また、付属板143の接合面側の側面に、
第1スライドシャッター120側へ突出した第1パーツ
側突起144が設けられている。この第1パーツ側突起
144は、第2パーツ200側のスライド禁止機構を解
除すると共に第1スライドシャッター120と第2スラ
イドシャッター206を同時スライドさせる手段として
機能する。
【0068】図5は、第1パーツ100から貯留部11
4等を形成している外壁部分及びそこに保持されている
感光体110等を取り外した状態を示している。固定ア
ングル135の上面には、左右の2箇所にスリット12
6a、126bが形成されていて、スライド板123に
基端が固定された一対のトナーホッパー固定部127
a、127bが各スリット126a、126bより上方
に突出している。トナーホッパー固定部127a、12
7bは、スリット126a、126b内を所定距離だけ
移動可能になっている。しかも、トナーホッパー固定部
127a、127bは、パイプ状の中空部材で構成され
ていて回動レバー125とは逆側の側面にテーパ面12
8a、128bが形成されている。
【0069】また、第1パーツ100の現像部の下面か
ら前面に突出するように受け部132が形成されてい
る。第1パーツ100と第2パーツ200の連結時に
は、受け部132に第2パーツ200の第2連結面側の
下面が載せられる。受け部132には、左右に一対の下
側ラッチ133a,133bが設けられている。また、
第1パーツ100の回動レバー側の側壁には第2パーツ
200側のガイドが挿入されるガイド溝134が形成さ
れている。
【0070】図6は、上記第1パーツ100に対して連
結される第2パーツ200の斜視図であり、第2パーツ
200を第2スライドシャッター206側から見た状態
を示している。なお、図6は第1パーツ100の回動レ
バー125が水平状態まで倒れたときの状態(図5の状
態)に対応したものである。
【0071】第2スライドシャッター206は、複数の
貫通口からなる穴群207が形成されている。第2スラ
イドシャッター206の穴群207は、第2連結面20
4の穴群205と同一ピッチで形成されており、しか
も、図3に示すように第2スライドシャッター206の
穴群207と第2連結面204の穴群205とは同一径
となっている。図3は、第2スライドシャッター206
に形成した穴群207のうち、ある穴207aのところ
で切断した状態を示している。
【0072】ここで、第1連結面118及び第2連結面
204における穴の大きさについて図7を参照して具体
的に説明する。図7は、第1連結面118及び第2連結
面204における穴119a,121a、205a、2
07aの部分の拡大図である。同図に示すように、本実
施の形態ではトナーホッパー部201側の穴となる第2
連結面204の穴205a及び第1スライドシャッター
206の穴207aの穴径よりも現像部側の穴となる第
1スライドシャッター120の穴121a及び第1連結
面118の穴119aの穴径のほうが大きくなるように
している。
【0073】これにより、第2パーツ200のトナーホ
ッパー部201から第1パーツ100内の現像部にトナ
ーを供給する際、トナーは現像部の内部に拡散するよう
に供給されるので、トナーホッパー部201から供給さ
れたトナーが現像器内の特定個所に集中して注がれて、
現像ローラの回転に負荷をかけるのを防止できる。
【0074】なお、プロセスカートリッジの各穴群の大
きさは、第2連結面204の穴群205の大きさ、第2
スライドシャッター206の穴群207の大きさ、第1
スライドシャッター120の穴群121の大きさ、第1
連結面118の穴群119の大きさ、の順に順次大きく
なるようにしてもよい。これにより、トナーホッパー部
201から現像部に向けて通過穴が順に大きくなること
により、トナーはトナーホッパー部201から現像部に
かけて順次拡散するように供給される効果を改善でき
る。
【0075】また、図6に示すように、第2スライドシ
ャッター206は、第1パーツ100側の付属板143
の突起144に対応した位置となる右端上方部に台形状
に突出した突出部208が形成されており、その突出部
208に四角のストッパ窓209が形成されている。第
1パーツ100と第2パーツ200とを連結した時に
は、第1パーツ側突起144がストッパ窓209に押し
当てられる。
【0076】図8に第2パーツ200のストッパ窓20
9近傍を拡大した斜視図を示す。同図に示すシャッター
位置は第2パーツ200が単体となっているときのもの
である。第2パーツ200が単体のときは、ストッパ窓
209に第2連結面204に設けられた凸部210が入
り込んで、第2スライドシャッター207の移動を規制
している。このストッパ窓209と凸部210が第2ス
ライドシャッター207のスライド禁止機構として機能
する。図8において凸部210の左右の側面はテーパ面
210a、210bとなっている。凸部210は板状の
弾性部材で構成されていて、常に第2スライドシャッタ
ー207側に付勢されている。また、凸部210の背面
には、当該凸部210が第1パーツ側突起144で背面
側へ押された時にストッパ窓209から脱するのに十分
なスペースが確保されている。
【0077】ここで、第2パーツ200では、第1パー
ツ側突起144がストッパ窓209に入り込んで係合す
ることにより、第2スライドシャッター206のスライ
ド禁止状態が解除される。そして、第1パーツ側突起1
44の形成された付属板143が取り付けられたスライ
ド板123(第1スライドシャッター120)が移動す
れば、これに連動して第2スライドシャッター207が
同じ方向へスライドする。第2パーツ200が単体のと
きは、図8に示すようにストッパ窓209に凸部210
が係合した状態となっており、回動レバー125の第1
状態に対応している。この状態では第2連結面204の
穴群205と第2スライドシャッター206の穴群20
7とが完全にずれてトナーホッパー部201のトナーが
漏れ出さないようになっている。また、回動レバー12
5が第2状態まで回動した時には第1スライドシャッタ
ー120のスライドに連動してスライドした第2スライ
ドシャッター207の穴群207と第2連結面204の
穴群205とが一致するようになっている。
【0078】また、第2パーツ200には、第1パーツ
100の付属板143が入り込むスペース211が形成
されている。このスペース211には付属板143の第
2溝部131bに相当する位置、すなわちパーツ分離時
にストッパ130が存在する位置にストッパ130を解
除方向(図4では紙面奥側)へ押し込む第2パーツ側突
起212が設けられている。第2パーツ側突起212は
第1パーツ100側のスライド禁止機構を解除する手段
として機能する。
【0079】また、図6に示すように、第2パーツ20
0は、第1パーツ100のトナーホッパー固定部127
a、127bと同じ間隔で一対のトナーホッパー固定突
起214a,214bが設けられている。さらに、第2
パーツ200は、第1パーツ100の下側ラッチ133
a,133bに対応する位置に、下側ラッチ133a,
133bに対応した上側ラッチ213a,213bが設
けられている。また、第2パーツ200の側面には、第
1パーツ100のガイド溝134に嵌合する第2パーツ
側ガイド216が形成されている。
【0080】なお、図6において符号215はトナーホ
ッパー部201内に設けられたアジテータ215を回転
させるためのアジテータギヤである。
【0081】図9は、第1パーツ100の貯留部114
内を示す斜視図である。同図に示すように、第1パーツ
100の貯留部114には感光体110の全長に亘って
スクリュー150が配設されている。スクリュー150
は外部からギヤ機構を介して回転が伝えられ、貯留部1
14内の廃トナーを廃トナー搬送パイプ115側へ搬送
するように動作する。
【0082】次に、以上のように構成されたプロセスカ
ートリッジの第1パーツ100と第2パーツ200とを
連結してプロセスカートリッジを組立てる場合の動作に
ついて説明する。
【0083】図4に示すように、第1パーツ100と第
2パーツ200とを連結する前は、第1パーツ100で
は、回動レバー125が水平に倒れていてパーツ外部へ
飛び出た第1状態となっている。第1状態では、付属板
143、スライド板123及び第1スライドシャッター
120は回動レバー125寄りの位置に移動している。
この位置では、ストッパ130がストッパL字溝129
の第2溝部131b内に位置しているので、付属板14
3に対してシャッター開放方向(図4において紙面左方
向)の力が働いても、僅かにスライドするだけで第2溝
部131bの淵に当接してストッパ130の移動が規制
される。
【0084】これにより、第1パーツ100が単体のと
きは、ストッパ130が第2溝部131bに当接して、
回動レバー125が第1状態から第2状態方向に回転す
るのを規制することができる。したがって、第1パーツ
100と第2パーツ200とが非連結状態では、回動レ
バー125を第1パーツ100から飛出た状態のまま回
動しないようにしたことにより、第1パーツ100を単
独で装置本体のプロセスカートリッジ収納部に装着しよ
うとしても回動レバー125が邪魔となって単独では第
1パーツ100をプロセスカートリッジ収納部に挿入で
きないので、第1パーツ100と第2パーツ200とが
非連結の状態で、即ち、プロセスカートリッジとして機
能しない状態で、装置本体内部に収納されることを防止
できる。
【0085】また、第1パーツ100が単体のときは、
ストッパ130が第2溝部131bに当接して付属板1
43が移動できないので、付属板143と一体となって
いるスライド板123及び第1スライドシャッター12
0のスライドも規制されることになる。したがって、第
1パーツ100と第2パーツ200とが非連結状態の場
合、ユーザが第1パーツ100を単体のままで回動レバ
ー125を誤操作して第1パーツ100の現像部からト
ナー漏れが生ずるのを確実に防止できる。
【0086】一方、第2パーツ200が単体のときは、
第2スライドシャッター207のストッパ窓209に凸
部210が係合していて、このとき、第2連結面204
に形成された穴群205であるトナーホッパー部201
の穴は、第2スライドシャッター206の穴群207と
ずれていて第2スライドシャッター206に塞がれた状
態となっている。
【0087】これにより、第2パーツ200が単体のと
きは、ストッパ窓209が凸部210に係合して第2ス
ライドシャッター206のスライドが規制されるので、
第1パーツ100と第2パーツ200とが非連結状態の
場合、ユーザが第2パーツ200を単体のままで第2ス
ライドシャッター206を誤操作して第2パーツ200
のトナーホッパー部201からトナー漏れが生ずるのを
確実に防止できる。
【0088】次に、第1パーツ100と第パーツ200
とを連結する。そのために、図6に示す第2パーツ20
0の第2パーツ側ガイド214を、図5に示す第1パー
ツ100のガイド溝134に挿入し、第2パーツ側ガイ
ド214の挿入端がガイド溝134の最深部に当たるま
で押し込む。
【0089】ここで、第2パーツ200の第2パーツ側
ガイド214を、第1パーツ100のガイド溝134に
合わせることにより、第1パーツ100側のストッパ1
30のところに第2パーツ200側の第2パーツ側突起
212が位置し、第1パーツ100側の第1パーツ側突
起144のところに第2パーツ200側のストッパ窓2
09(凸部210)が位置し、第1パーツ100側の下
側ラッチ133a,133bのところに第2パーツ20
0側の上側ラッチ213a,213bが位置するように
位置決めされる。
【0090】第2パーツ側ガイド214を第1パーツ1
00のガイド溝134の最深部まで押し込む過程で、第
2パーツ側突起212が第1パーツ100側のストッパ
130をその弾性力に抗してスライド禁止状態を解除す
る方向となる奥側に押し込む。そして、第2パーツ側ガ
イド214がガイド溝134の最深部まで押し込まれた
ところで、ストッパ130がストッパL字溝129の第
2溝部131b(スライド禁止位置)から第1溝部13
1a(スライド禁止解除位置)へ押し出される。これに
より、ストッパ130によってスライド禁止状態にあっ
た付属板143、スライド板123及び第1スライドシ
ャッター120がスライド可能な状態となる。
【0091】一方、第2パーツ側ガイド214を第1パ
ーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込む過程
で、上記第1スライドシャッター120のスライド禁止
解除動作と同時に、第2スライドシャッター206のス
ライド禁止解除動作が実行されている。すなわち、第1
パーツ100側の第1パーツ側突起144が第2パーツ
200側のストッパ窓209から凸部210を押し返
す。そして、第2パーツ側ガイド216がガイド溝13
4が最深部まで押し込まれたところで、ストッパ窓20
9から凸部210を押し出すと共にストッパ窓209に
第1パーツ側突起144が入り込んで係合する。
【0092】これにより、凸部210によってスライド
禁止状態にあった第2スライドシャッター206がスラ
イド可能な状態になる。しかも、第1パーツ100側の
第1パーツ側突起144が第2パーツ200側のストッ
パ窓209に係合するので、第1スライドシャッター1
20と第2スライドシャッター206とが連動するよう
に連結されたことになる。
【0093】したがって、第1パーツ100と第2パー
ツ200とが連結されると第1パーツ100側のストッ
パ130が第2パーツ側突起212によってスライド禁
止状態を解除する方向に押されてスライド禁止状態が解
除されるようにしたので、第1パーツ100と第2パー
ツ200とを連結する作業をするだけで、その作業の過
程でスライド禁止状態が解除され、第1パーツ100と
第2パーツ200とを連結する作業とは別にスライド禁
止状態を解除する作業をする必要がないので、スライド
禁止状態を解除する手間を省くことができ、第1パーツ
100と第2パーツ200とを連結する作業をトータル
として簡素化できる。
【0094】また、第1パーツ100と第2パーツ20
0とを連結すると、回動レバー125を第2状態に回動
できるようすることにより、第1パーツ100と第2パ
ーツ200とを連結するという作業だけで別途の回動禁
止を解除する特別の作業をする必要がないので、第1パ
ーツ100と第2パーツ200とが非連結の状態で収納
されるのを防止しつつ、第1パーツ100と第2パーツ
200との連結作業を容易にすることができる。
【0095】さらに、第1パーツ100と第2パーツ2
00とが連結されると第1パーツ100側の第1パーツ
側突起144が第2パーツ200側のストッパ窓209
から凸部210を押し出して第2スライドシャッター2
06のスライド禁止状態が解除されるようにしたので、
第1パーツ100側及び第2パーツ200側双方のスラ
イド禁止状態が夫々解除でき、第1パーツ100と第2
パーツ200とを結合するという作業の過程において他
に特別な操作をすることなく第1スライドシャッター1
20と第2スライドシャッター206とは自由にスライ
ド可能な状態となるので、現像部とトナーホッパー部2
01との境でプロセスカートリッジを分割する場合であ
ってもトナーホッパー部201から現像部へのトナー供
給が可能なように、第1パーツ100と第2パーツ20
0とを連結する作業を簡素化できる。
【0096】しかも、凸部210によって第2スライド
シャッター206がスライド可能な状態になると同時
に、第1パーツ100側の第1パーツ側突起144が第
2パーツ200側のストッパ窓209に係合して第1ス
ライドシャッター120と第2スライドシャッター20
6とが連動するように連結されるので、第2スライドシ
ャッター206のスライド禁止状態を解除するための構
成要素(第1パーツ側突起144)を第2スライドシャ
ッター206をスライドさせるために兼用するので、回
動レバー125の回動という1つの操作で第1スライド
シャッター120をスライドさせるだけで、これに連動
して第2スライドシャッター206もスライドさせるこ
とができ、トナー漏れを防止しつつトナーホッパー部2
01から現像部へのトナー供給が可能なように第1パー
ツ100と第2パーツ200とを連結する作業を簡素化
できる。また、第1パーツ100側の第1スライドシャ
ッター120のスライド禁止状態を解除するために第2
パーツ200側の一部である第2パーツ側突起212を
利用し、第2パーツ200側の第2スライドシャッター
206のスライド禁止状態を解除するために第1パーツ
100側の第1パーツ側突起144を利用しているの
で、スライド禁止状態を解除するために別途特別な解除
機構を備える必要がなく、部品点数の削減及び構成の簡
素化を図ることができる。
【0097】次に、第2パーツ側ガイド216が第1パ
ーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込まれる
と、第1パーツ100側の下側ラッチ133a,133
bと第2パーツ200側の上側ラッチ213a,213
bとが係合する。
【0098】これにより、第1パーツ100側の下側ラ
ッチ133a,133bと第2パーツ200側の上側ラ
ッチ213a,213bとが係合するので、第1パーツ
100又は第2パーツ200にスライド方向と直行する
方向の力が働いても双方のラッチがロックしているので
分離されるのを防止できる。
【0099】次に、ユーザは回動レバー125を第1状
態から第2状態へ回動操作する。回動レバー125を回
動すると、回動レバー125の回転軸141に設けたピ
ニオンギヤの回転を受けたラックギヤ124が図5中紙
面右方向へ移動する。このとき、ラックギヤ124と連
結されている付属板143は右方向へ移動するので、第
1溝部131aに位置しているストッパ130は第1溝
部131a内を逆に図5中紙面左方向へ相対移動するこ
とになる。図10は、回動レバー125第2状態まで回
動したときの第1パーツ100の状態を示している。同
図に示すように、ストッパ130は第1溝部131a内
の左端に移動している。
【0100】また、付属板143と連結されているスラ
イド板123も付属板143と同一方向へスライドする
ので、スライド板123に固定されているトナーホッパ
ー固定部127a,127bも同一方向へスライドす
る。
【0101】ところで、第2パーツ側ガイド216を第
1パーツ100のガイド溝134の最深部まで押し込ん
で第1パーツ100と第2パーツ200とを連結した時
に、第2パーツ200側のトナーホッパー側突起214
a,214bは、それぞれ対応する第1パーツ100側
のトナーホッパー固定部127a,127bの図5中右
横を通過して、トナーホッパー固定部127a,127
bの背面近傍で停止している。
【0102】したがって、回動レバー125を第1状態
から第2状態へ回動操作した際に、トナーホッパー固定
部127a,127bが右方向へスライドすると、トナ
ーホッパー側突起214a,214bがトナーホッパー
固定部127a,127bのテーパ面128a,128
bに乗り上げて両者が互いに押圧し合ったまま重なった
状態となる。この結果、第2パーツ200は下方部にお
いてはラッチ(133a、133b)、(213a,2
13b)にてロックされ、上方部においてはトナーホッ
パー固定部127a,127b及びトナーホッパー側突
起214a,214bによって強固に固定される。
【0103】さらに、回動レバー125を第1状態から
第2状態へ回動操作すると、付属板143、スライド板
123を介して第1スライドシャッター120が、図5
中紙面右方向へスライドする。図10は第1スライドシ
ャッター120がシャッター開放位置まで移動した状態
を示している。第1スライドシャッター120がシャッ
ター開放位置まで移動すると、図3、図7に示すように
第1連結面118の穴群119と第1スライドシャッタ
ー120の穴群121とが一致して現像部内に穴群11
9、121を介してトナーを供給可能な状態となる。
【0104】一方、第2パーツ200は、第2スライド
シャッター206のストッパ窓209に、付属板143
の第1パーツ側突起144が係合しているので、付属板
143が回動レバー125の回動操作に応じてスライド
すれば第1パーツ側突起144によって第2スライドシ
ャッター206が同一方向へ同一距離だけスライドす
る。図11は第2スライドシャッター206がシャッタ
ー開放位置まで移動した状態の第2パーツ200の状態
を示している。第2スライドシャッター206は第2連
結面204上をスライドして左端まで移動している。
【0105】第2スライドシャッター206がシャッタ
ー開放位置まで移動すると、第2スライドシャッター2
06の穴群207と第2連結面204の穴群205とが
一致してトナーホッパー部201内のトナーが穴群20
5、207を介して第1パーツ100側の現像部へ供給
可能になる。
【0106】したがって、回動レバー125という共用
部材を1つ操作するだけで第1パーツ100の穴群11
9と第1スライドシャッター120の穴群121と第2
パーツ200の穴群204と第2スライドシャッター2
06の穴群207とを一致させることができるので、現
像部とトナーホッパー部201との境でプロセスカート
リッジを分割する場合であっても、トナー漏れを防止し
つつ、トナーホッパー部201から現像部へのトナー供
給が可能なように第1パーツ100と第2パーツ200
とを連結する作業を簡素化できる。
【0107】また、パーツの外部から突出した回動レバ
ー125を操作して第1、第2パーツ100、200の
外壁の穴群119、205を開閉するので、ユーザは穴
群119、205を開閉するのに第1、第2スライドシ
ャッター120、206に直接触れることはなく、穴群
119、205の開閉作業のためにユーザが汚れるのを
防ぐことができる。また、回動レバー125の回動動作
だけで第1、第2パーツの外壁の穴群119、205を
開閉できるので、ユーザは簡易な動作で第1、第2パー
ツ100、200の外壁の穴群を開閉できる。
【0108】なお、本プロセスカートリッジの第1パー
ツ100と第2パーツ200とを分離する場合の動作
は、上記連結動作の逆の動作となる。
【0109】このような本実施の形態によれば、電子写
真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた場合
のように廃トナーが多く生じる場合であっても、トナー
ホッパー部201と廃トナーボックス202とを一体と
した第2パーツ200を現像プロセスの他の各要素から
単独で交換可能とすることにより、廃トナーボックス2
02が一杯となると第2パーツ200のみを交換すれば
よいので、プロセスカートリッジの交換作業を簡素化し
た利点を維持しつつ、他の寿命が長い現像プロセスの他
の要素を寿命前に交換させてユーザに過度の経済的負担
を掛けるのを防止できる。
【0110】また、寿命が短くコストの安いトナーホッ
パー部201及び廃トナーボックス202を一体とし
て、コストの高い現像プロセスの他の各要素から分離し
て交換することにより、現像プロセスの各要素のコスト
を考慮してプロセスカートリッジを2つのパーツ10
0、200に分離したので、プロセスカートリッジの交
換作業を簡素化した利点を維持しつつ、ユーザの経済的
負担を軽減できる。
【0111】なお、以上の説明では第2パーツ200に
比べて寿命の長い第1パーツ100側に穴開閉手段とし
ての回動レバー125を備えた構成としているが、回動
レバー125を備えることによるコストを無視できるの
であれば、第2パーツ200側に回動レバー125を備
えて第2スライドシャッター206の動きに第1スライ
ドシャッター120を連動させるようにしても良い。
【0112】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、電
子写真記録方式においてジャンピング現像方式を用いた
場合のように廃トナーが多く生じる場合であっても、プ
ロセスカートリッジの交換作業を簡素化した利点を維持
しつつ、現像プロセスの各要素の寿命及びコストを考慮
してユーザの経済的負担を軽減できるプロセスカートリ
ッジ及びこれを用いた電子写真記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジの斜視図
【図2】上記実施の形態に係るプロセスカートリッジを
第1パーツと第2パーツとに分割した斜視図
【図3】図1に示すA−A´線及びB−B´線の位置で
切断した場合の透視図
【図4】上記実施の形態において回動レバーが第1状態
になる第1パーツの部分拡大図
【図5】上記実施の形態において回動レバーが第1状態
にある第1パーツの全体斜視図
【図6】上記実施の形態において図5の第1パーツに対
応した第2パーツの全体斜視図
【図7】上記実施の形態において第1連結面及び第2連
結面近傍の拡大断面図
【図8】上記実施の形態において図4の第1パーツに対
応した第2パーツの部分拡大図
【図9】上記実施の形態において第1パーツの貯留部内
を示す斜視図
【図10】上記実施の形態において回動レバーが第2状
態にある第1パーツの全体斜視図
【図11】上記実施の形態において回動レバーが第2状
態にある第2パーツの全体斜視図
【符号の説明】
100 第1パーツ 101、102 ガイド部材 103 シャッターアーム 104 取手 105 筐体 110 感光体 111 マグネットローラ 112 帯電ローラ 113 クリーニングブレード 114 貯留部 115 廃トナー搬送パイプ 116 パイプスクリュー 117 排出口 118 第1連結面 119 第1連結面の穴群 120 第1スライドシャッター 121 第1スライドシャッターの穴群 123 スライド板 124 ラックギヤ 125 回動レバー 126a,126b スリット 127a、127b トナーホッパー固定部 128a、128b テーパ面 129 ストッパL字溝 131a 第1溝部 131b 第2溝部 132 受け部 133a,133b 下側ラッチ 134 ガイド溝 135 固定アングル 141 回転軸 143 付属板 144 第1パーツ側突起 200 第2パーツ 201 トナーホッパー部 202 廃トナーボックス 203 キャップ 204 第2連結面 205 第2連結面の穴群 206 第2スライドシャッター 207 第2スライドシャッターの穴群 209 ストッパ窓 210 凸部 214a,214b トナーホッパー固定突起 216 第2パーツ側ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 準平 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA05 BA13 BA16 BA19 BA29 BA35 BA36 DA08 DA13 DA15 2H077 AA02 AA07 AA34 BA08 BA09 CA12 GA04 2H134 GA01 GB02 HD00 JA02 JA07 JB02 JB03 KF02 KF05 KG03 KH07 KH16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、前記感光体に像を形成する現
    像部と、前記感光体から残留トナーを回収するクリーニ
    ング部と、前記回収された廃トナーを廃トナーボックス
    へ搬送する搬送手段とをユニット化した第1パーツと、 前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、前
    記搬送手段により搬送された廃トナーが収納される前記
    廃トナーボックスとをユニット化し、前記第1パーツと
    着脱可能な第2パーツと、で構成され、 前記第1パーツと前記第2パーツとは、前記第1パーツ
    の現像部と前記第2パーツのトナーホッパー部とで連結
    されるプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 感光体と、前記感光体に像を形成する現
    像部と、前記現像部の外壁に形成され複数の貫通口から
    なる穴群を有する第1連結面と、前記第1連結面の穴群
    に対応した穴群を有し且つ前記第1連結面をスライド可
    能に覆う第1遮蔽部材とを有する第1パーツと、 前記感光体へトナーを供給するトナーホッパー部と、廃
    トナーが収納される前記廃トナーボックスと、前記トナ
    ーホッパー部の外壁に形成され複数の貫通口からなる穴
    群を有する第2連結面と、前記第2連結面の穴群に対応
    した穴群を有し且つ前記第2連結面をスライド可能に覆
    う第2遮蔽部材とを有し、前記第1パーツと分離可能な
    第2パーツと、 前記第1連結面と前記第2連結面とを結合させて前記第
    1パーツと前記第2パーツとを連結する際、前記第1遮
    蔽部材及び前記第2遮蔽部材をスライドさせて前記第1
    連結面の穴群と前記第1遮蔽部材の穴群と前記第2連結
    面の穴群と前記第2連結部材の穴群とを一致させて前記
    トナーホッパー部から前記現像部へトナー供給を可能と
    する穴開閉手段と、を具備したプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記第1パーツ及び前記第2パーツは、
    前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場
    合、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライド
    を禁止するスライド禁止機構を有する請求項2記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記スライド禁止機構は、前記第1パー
    ツと前記第2パーツとを連結するとスライド禁止状態を
    解除されることを特徴とする請求項3記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第1パーツ及び前記第2パーツは、
    前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場
    合、前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライド
    を禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各ス
    ライド禁止機構は、前記第1パーツと前記第2パーツと
    を連結した時に相手パーツの一部によってスライド禁止
    状態をそれぞれ解除することを特徴とする請求項2記載
    のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記穴開閉手段は、前記第1パーツと前
    記第2パーツとが連結状態において、前記第1遮蔽部材
    及び前記第2遮蔽部材を同時にスライドさせる機構であ
    ることを特徴とする請求項2記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記第1パーツ及び前記第2パーツは、
    前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の場合
    に前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを
    禁止するスライド禁止機構をそれぞれ有し、前記各スラ
    イド禁止機構は、前記第1パーツと前記第2パーツとを
    連結した時に、相手パーツの一部よってスライド禁止状
    態をそれぞれ解除され、前記相手パーツの一部のうち一
    方は遮蔽部材と一緒にスライドする可動部材に設けられ
    た凸部であり、また、前記穴開閉手段は、前記第1パー
    ツと前記第2パーツとが連結状態において、前記可動部
    材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせることで
    他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合により前
    記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスライド
    させることを特徴とする請求項2記載のプロセスカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記穴開閉手段は、前記第1パーツ又は
    前記第2パーツのいずれかに当該パーツの外部に突出し
    た第1状態と前記パーツ側に収納された第2状態との間
    で回動自在に設けられ、前記第1状態では前記パーツの
    外壁の穴群と前記パーツに対応する遮蔽部材の穴群とを
    ずらし、一方、前記第2状態では前記パーツの外壁の穴
    群と前記遮蔽部材の穴群とを一致させる請求項2記載の
    プロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記穴開閉手段は、前記第1パーツ又は
    前記第2パーツのいずれかに当該パーツの外部に突出し
    た第1状態と前記パーツ側に収納された第2状態との間
    で回動自在に設けられ、前記第1状態では前記パーツの
    外壁の穴群と前記パーツに対応する遮蔽部材の穴群とを
    ずらし、一方、前記第2状態では前記パーツの外壁の穴
    群と前記遮蔽部材の穴群とを一致させるものであり、 前記第1パーツ及び前記第2パーツは、前記第1パーツ
    と前記第2パーツとが非連結状態の場合に前記第1遮蔽
    部材及び前記第2遮蔽部材のスライドを禁止するスライ
    ド禁止機構をそれぞれ有し、前記各スライド禁止機構
    は、前記第1パーツと前記第2パーツとを連結した時に
    相手パーツの一部によってスライド禁止状態をそれぞれ
    解除され、前記相手パーツの一部のうち一方は遮蔽部材
    と一緒にスライドする可動部材に設けられた凸部であ
    り、 前記穴開閉手段を前記第2状態に回動させると、前記可
    動部材を有するパーツ側の遮蔽部材をスライドさせるこ
    とで他方の遮蔽部材と前記可動部材の凸部との結合によ
    り前記第1遮蔽部材及び前記第2遮蔽部材を同時にスラ
    イドさせる請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記第1パーツ又は前記第2パーツ
    は、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の
    場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁
    止する回動禁止機構を有する請求項8又は請求項9記載
    のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記第1パーツ又は前記第2パーツ
    は、前記第1パーツと前記第2パーツとが非連結状態の
    場合、前記穴開閉手段を前記第2状態に回動するのを禁
    止する回動禁止機構を有し、この回動禁止機構は前記第
    1パーツと前記第2パーツとを連結すると回動禁止状態
    を解除する請求項8又は請求項9記載のプロセスカート
    リッジ。
  12. 【請求項12】 前記穴開閉手段は、前記第1パーツに
    設けられたことを特徴とする請求項8から請求項11の
    いずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記穴開閉手段は、前記第1パーツ又
    は前記第2パーツのいずれかに前記パーツの外部に突出
    した第1状態と前記パーツ側に収納された第2状態との
    間で回動自在に設けられ、前記第1状態では前記第1パ
    ーツと前記第2パーツとを分離すると同時に前記遮蔽部
    材をスライドさせて前記第1パーツの外壁の穴群を覆
    い、一方、前記第2状態では前記第1パーツと前記第2
    パーツとを連結すると同時に前記遮蔽部材をスライドさ
    せて前記遮蔽部材の穴群を前記パーツの外壁の穴群に一
    致させる請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記第1連結面の穴群及び第1遮蔽部
    材の穴群の各直径は、前記第2連結面の穴群及び前記第
    2遮蔽部材の穴群の各直径よりも大きいことを特徴とす
    る請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記第2連結面の穴群、前記第2遮蔽
    部材の穴群、前記第1遮蔽部材の穴群、前記第1連結面
    の穴群の順番で、各穴の直径を順次大きくしたことを特
    徴とする請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれかに
    記載のプロセスカートリッジを備えた電子写真記録装
    置。
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