JP2000293024A - トナーカートリッジ及びこれを用いた記録装置 - Google Patents

トナーカートリッジ及びこれを用いた記録装置

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JP2000293024A
JP2000293024A JP11098566A JP9856699A JP2000293024A JP 2000293024 A JP2000293024 A JP 2000293024A JP 11098566 A JP11098566 A JP 11098566A JP 9856699 A JP9856699 A JP 9856699A JP 2000293024 A JP2000293024 A JP 2000293024A
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agitator
toner
gear
toner hopper
side wall
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JP11098566A
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English (en)
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Eiji Kurosawa
英二 黒沢
Takashi Naito
隆 内藤
Katsumi Hachiman
克己 八幡
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーカートリッジのトナーホッパー内にト
ナーを補給する際にトナーホッパー内のアジテータ及び
攪拌羽根を干渉しない位置に回転させうる構成とする。 【解決手段】 トナーホッパー４に設けたアジテータ９
にアジテータギア１０を所定の回転角度関係となるよう
に連結し、そのアジテータギア１０には、アジテータ９
及びそれに固定された攪拌羽根８の方向を示す目印を付
けておき、アジテータギア１０を、目印を見ながら手で
回転させてアジテータ９及び回転羽根８がトナー補給口
１２の近辺を外れる位置に移動させ、その状態でトナー
補給を行うことで所定量のトナーを敏速に且つ確実に補
給可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機等の電子写真方式の記録装置に用いるト
ナーカートリッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の記録装置には、感光体
と、その感光体表面を一様に帯電させる帯電器と、トナ
ーを収容したトナーホッパーと、トナーを感光体表面に
付与する現像装置と、感光体表面の残トナーを除去して
収容する廃トナーユニット等を備えたトナーカートリッ
ジが使用されている。そのトナーカートリッジのトナー
ホッパーには、内部のトナーを攪拌するための攪拌羽根
を備えたアジテータが設けられており、そのアジテータ
の端部に形成した軸部をトナーホッパーの側壁を貫通し
て外部に延び出させ、その軸部に、外部に設けられた駆
動ギアにかみ合って回転を伝達するためのアジテータギ
アを取り付けていた。また、トナーホッパーの側壁には
トナー補給穴が設けられており、このトナーカートリッ
ジをリフィール用として使用する場合には、このトナー
補給穴からトナーを補給していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成の
トナーカートリッジをリフィールする際において、トナ
ーホッパーに新たなトナーを補給しようとした時に、ト
ナーが入りにくい場合があり、十分な量のトナーが充填
されないことがあるという問題があった。この問題の原
因を検討したところ、アジテータの停止位置によっては
そのアジテータ及び攪拌羽根がトナー補給穴を遮る位置
となっている場合があり、その場合にトナー補給が妨げ
られていた。これを避けるには、アジテータをトナー補
給穴を遮らない位置に停止させておけばよいが、アジテ
ータは外部から見ることがきわめて困難であるので、そ
のアジテータを所望位置に停止させておくことができな
かった。
【０００４】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、アジテータを、そのアジテータ及び攪拌羽
根がトナー補給穴を遮らない位置に停止させておくこと
を可能とする構成のトナーカートリッジを提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の問題点を解決するため、アジテータギアに回転位置を
示す目印を付けておき、且つそのアジテータギアをアジ
テータに対して一定の回転角度関係で連結するように構
成したものである。本発明はこの構成により、トナーホ
ッパーの外部にあるアジテータギアの目印を見てアジテ
ータ及び攪拌羽根の向きを知ることができ、このためそ
のアジテータギアを手で回してアジテータ及び攪拌羽根
をトナー補給穴の近辺から退避させておくことができ、
これによってトナーの補給を支障なく行うことができ、
トナーの充填が不十分なリフィールトナーカートリッジ
が製造されるのを防止できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施形態によるト
ナーカートリッジは、トナーを収容したトナーホッパー
と、そのトナーホッパー内で回転し、トナーを攪拌する
攪拌羽根を備えたアジテータと、そのアジテータに外部
の駆動ギアからの回転を伝達するために連結されたアジ
テータギアを備えており、そのアジテータギアを、アジ
テータに対して一定の回転角度関係で連結される構成と
すると共に、そのアジテータギアに前記攪拌羽根がいず
れの方向を向いているかを示す目印を設けるという構成
としたものである。そして、この構成により、アジテー
タギアをアジテータに連結すると、アジテータギアの目
印はアジテータ及び攪拌羽根に対して一定の回転角度関
係となるため、アジテータギアの目印を見ながらアジテ
ータギアを手で回転させてアジテータ及び攪拌羽根を所
望の向きとすることができ、従ってアジテータ及び攪拌
羽根をトナー補給穴の近辺から退避させておくことがで
き、これによってトナーの補給を支障なく行うことがで
き、トナーの充填が不十分なリフィールトナーカートリ
ッジが製造されるのを防止できる。
【０００７】本発明の他の実施形態は、アジテータ端部
のアジテータギアに連結する連結部をトナーホッパーの
側壁の内側に位置させ、アジテータギアをトナーホッパ
ーの側壁に形成した軸受部に回転自在に保持させると共
に、そのアジテータギアに設けている連結部をトナーホ
ッパーの側壁に形成した穴を貫通して前記アジテータ端
部の連結部に連結させる構成とし、更に、そのアジテー
タギアでトナー漏洩防止部材をトナーホッパーの側壁の
穴の周囲の外面に押し付ける構成としたものである。こ
のように、アジテータ端部の連結部をトナーホッパーの
側壁の内側に位置させる構成としたことにより、従来の
アジテータの端部に軸部を設け、その軸部をトナーホッ
パー側壁から外部に延び出させた形態で取り付ける場合
に比べて取付作業を容易とすることができる。また、ト
ナー漏洩防止部材をアジテータギアでトナーホッパー側
壁に押し付ける構成としたことにより、少ない部品点数
で且つ簡単な構成で、更に簡単な組立構造でトナー漏洩
を防止でき、しかもトナー漏洩防止部材に対して摺動す
る部分はアジテータギアであり、アジテータギアは通
常、摩耗しにくい材料で作られているのでトナー漏洩防
止部材との摺動部分が摩耗することもない。
【０００８】本発明の更に他の実施形態は、アジテータ
端部の連結部と、それに連結されるアジテータギアの連
結部との、一方を平板状に形成し、他方をその平板状の
連結部を挿入させる溝を備えた構成とし、更に、前記平
板状の連結部の側面とそれに対向する前記溝の側面に、
一方には爪を、他方にはその爪を挿入させて引っかける
ための凹部を形成するという構成としたものである。こ
の構成により、アジテータの端部にアジテータギアを連
結する際には、単にアジテータギアをアジテータの端部
に向かって押し込むことで、一方の連結部の溝に平板状
の連結部が挿入され、その側面の爪が凹部に挿入し、引
っかかって連結されることとなり、従って簡単な操作で
連結を行うことができる。また、連結状態では、溝と平
板状の連結部が係合するので、アジテータとアジテータ
ギアを連結する際の回転角度関係を常に一定とでき、且
つ確実に回転伝達を行うことができる。
【０００９】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を
説明する。図１は本発明の一実施例によるトナーカート
リッジの概略断面図、図２はそのトナーカートリッジの
トナーホッパーをアジテータの軸線に平行な面で切断し
て示す概略断面図である。図１、図２において、１はト
ナーカートリッジ、２は感光体、３は感光体２の表面を
一様に帯電させる帯電器（帯電ローラ）、４はトナーを
収容したトナーホッパー、５はトナーを感光体２表面に
付与する現像装置（マグネットローラ）、６は感光体２
の表面の残トナーを除去して収容する廃トナーユニット
である。トナーホッパー４内には、トナーを攪拌するた
めのフィルム状の攪拌羽根８を備えたアジテータ９が回
転自在に設けられており、その一端にはアジテータギア
１０が連結され、且つアジテータギア１０とトナーホッ
パー４の側壁４ａの間にはトナー漏洩防止部材１１が配
置されている。また、トナーホッパー４のアジテータギ
ア１０を配置した側とは反対側の側壁４ｂにはトナー補
充口１２を形成する部材も設けられている。
【００１０】アジテータ９はトナーホッパー４の両側の
側壁４ａ、４ｂの内側に配置される長さに作られてお
り、アジテータギア１０側の端部に連結部９ａを、反対
側の端部に軸部９ｂを備えている。この軸部９ｂはトナ
ーホッパー４の側壁４ｂの内面に形成された軸受部４ｃ
に回転自在に保持されている。
【００１１】次に、アジテータ９とアジテータギア１０
との連結構造を説明する。図３（ａ）はアジテータ９、
トナーホッパー４の側壁４ａ、トナー漏洩防止部材１
１、アジテータギア１０を分解して示す概略断面図、図
３（ｂ）はそれらを組み立てて示す概略断面図、図４
（ａ）はアジテータ９とアジテータギア１０を連結前の
状態で示す概略斜視図、図４（ｂ）はそれらを連結した
状態で示す概略斜視図である。図３、図４において、ト
ナーホッパー４の側壁４ａの外面にはアジテータギア１
０を回転可能に保持するための軸受部４ｄが成形されて
おり、その中央部にアジテータギア１０のアジテータ９
に対する連結部１０ａ（詳細は後述）を通すための穴１
３が形成されている。
【００１２】アジテータギア１０は、ギア部１０ｂと、
トナーホッパー４の軸受部４ｄに回転可能に保持される
円筒部１０ｃと、トナー漏洩防止部材１１をトナーホッ
パー４の側壁４ａの穴１３の周囲の外面に押し付ける円
板部１０ｄと、トナー漏洩防止部材１１の内面を支持す
る円筒部１０ｅ等を備え、先端部分にトナーホッパーの
側壁４ａに形成された穴１３を貫通してアジテータ９の
端部の連結部９ａに連結される連結部１０ａを備えてい
る。この連結部１０ａは平板状に形成されており、その
両面には爪１０ｆが形成されている。一方、アジテータ
９の端部の連結部９ａには、軸端側から前記した連結部
１０ａを挿入可能な溝１５が形成されており、更に、そ
の溝１５の向かい合った側面には穴形状の凹部１６が形
成されている。この凹部１６は爪１０ｆを挿入させて引
っかけさせることができる形状に作られている。また、
爪１０ｆは溝１５内に容易に挿入しうるように先端から
後端に向かって傾斜が付けられ、且つ後端には凹部１６
の縁部に確実に引っかけることができるよう段部が形成
されている。かくして、アジテータギア１０の平板状の
連結部１０ａをアジテータ９の連結部９ａの溝１５内に
アジテータ９の軸線方向に押し込むことで、爪１０ｆを
凹部１６に挿入させて引っかけることができ、アジテー
タギア１０をアジテータ９に対して抜けないように且つ
回転を確実に伝達できるように連結することができる。
また、アジテータギア１０はアジテータ９に対して一定
の回転角度関係で連結される。なお、アジテータギア１
０の連結部１０ａを平板状とする代わりに、アジテータ
９の端部の連結部９ａを平板状とし、アジテータギア１
０の連結部１０ａに溝を形成する構成としてもよい。ま
た、爪１０ｆを溝１５の側面に形成し、平板状の連結部
１０ａの側面にその爪を挿入させる凹部を形成する構成
としてもよい。
【００１３】図４から良く分かるように、アジテータギ
ア１０の外側から良く見える位置には、半径方向に延び
るリブ１０ｇからなる目印が形成されている。この目印
１０ｇはアジテータギア１０の回転角度位置を示すため
のものであり、平板状の連結部１０ａの方向に一致する
よう形成されている。また、アジテータ９の端部の連結
部９ａに形成した溝１５の方向は、アジテータ９及びそ
れに取り付けた攪拌羽根８の方向に一致するように形成
されている。かくして、アジテータギア１０をアジテー
タ９に連結した状態では、図４（ｂ）に示すように、ア
ジテータギア１０に設けている目印１０ｇの方向はアジ
テータ９及び攪拌羽根８の方向と一致しており、この目
印１０ｇからアジテータ９及び攪拌羽根８の方向を知る
ことができる。
【００１４】トナー漏洩防止部材１１は穴１３からのト
ナーの漏洩を防止するためのもので、通常スポンジ等が
用いられる。アジテータギア１０にはギアとしての必要
な強度、耐摩耗性を備えた樹脂が使用され、例えば、ポ
リアセタールが使用される。一方、アジテータ９にはさ
ほど耐摩耗性は要求されず、安価な汎用の樹脂が使用さ
れる。ここで、図３から良く分かるように、トナー漏洩
防止部材１１をアジテータギア１０によって側壁４ａに
押し付け、トナーの漏洩を防止する構成としたので、ア
ジテータ９及びアジテータギア１０の回転中におけるト
ナー漏洩防止部材１１との摺動面はアジテータギア１０
となっており、アジテータギア１０には上記したように
耐摩耗性の樹脂が使用されるので、トナー漏洩防止部材
１１による摩耗の問題は生じない。もし、従来のよう
に、アジテータの端部に軸部を設け、側壁４ａの穴１３
から外部に突出させてその軸部にアジテータギアを取り
付ける構成とした場合には、アジテータの軸部上にトナ
ー漏洩防止部材１１を保持させなければならず、このた
め摺動中にその軸部が摩耗することが多く、この摩耗を
防ぐには軸部に耐摩耗性のスリーブを取り付ける等の対
策を採る必要があり、部品点数が増加してしまうが、本
実施例ではこのような問題を解消しうる。
【００１５】上記構成のトナーカートリッジ１におい
て、トナーホッパー４にアジテータ９及びアジテータギ
ア１０等を組み込む際には、トナーホッパー４内にアジ
テータ９を配置し、その一端の軸部９ｂをトナーホッパ
ー４の側壁４ｂ内面の軸受部４ｃに差し込み、他端の連
結部９ａをトナーホッパー４の側壁４ａの穴１３に対向
した位置に保持し、外側からアジテータギア１０の円筒
面１０ｅにトナー漏洩防止具１１を保持させた状態でそ
のアジテータギア１０を軸受部４ｄに挿入し且つ先端の
連結部１０ａを穴１３を通してアジテータ９の連結部９
ａの溝１５に挿入する。これにより、爪１０ｆが凹部１
６に嵌まり込んで引っ掛かり、アジテータ９とアジテー
タギア１０が確実に連結される。以上の操作によってき
わめて簡単に組立を行うことができる。
【００１６】このトナーカートリッジ１のリフィール時
において、トナーホッパー４にトナー補給を行う場合に
は、トナーホッパー４の外部にあるアジテータギア１０
の目印１０ｇを見ながらアジテータギア１０を手で回し
てアジテータ９及び攪拌羽根８を図１に示すようにトナ
ー補給穴４ｅの近辺から退避させておくことができ、こ
の状態でトナー補給穴１２からトナー補給を行う。これ
により、アジテータ９や攪拌羽根８で邪魔されることな
くトナー補給を行うことができ、所定量のトナーを敏速
に且つ確実に補給できる。
【００１７】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、アジ
テータギアに回転位置を示す目印を付けておき、且つそ
のアジテータギアをアジテータに対して一定の回転角度
関係で連結するように構成したことにより、トナーホッ
パーの外部にあるアジテータギアの目印を見ながらアジ
テータギアを手で回してアジテータ及び攪拌羽根をトナ
ー補給穴の近辺から退避させておくことができ、このた
め、アジテータや攪拌羽根で邪魔されることなくトナー
補給を行うことができ、所定量のトナーを敏速に且つ確
実に補給できるという効果を有している。
【００１８】また、本発明は、アジテータ端部のアジテ
ータギアに連結する連結部を、トナーホッパーの側壁の
内側に位置させ、アジテータギアをトナーホッパーの側
壁に形成した軸受部に回転自在に保持させると共に、そ
のアジテータギアの連結部を、トナーホッパーの側壁の
穴を貫通して前記アジテータ端部の連結部に連結させる
構成とし、更に、そのアジテータギアでトナー漏洩防止
部材をトナーホッパーの側壁の穴の周囲の外面に押し付
ける構成としたことにより、アジテータとアジテータギ
アの連結構造及びトナー漏洩防止構造を簡単化でき、ア
ジテータのトナーホッパー内への配置及びアジテータと
アジテータギアの連結作業等を容易に行うことができ、
しかもトナー漏洩防止部材に対して摺動する部分はアジ
テータギアであるので摩耗しにくい等の効果を有してい
る。
【００１９】また、本発明は、アジテータ端部の連結部
とアジテータギアの連結部の、一方を平板状に形成し、
他方をその平板状の連結部を挿入させる溝を備えた構成
とし、更に、前記平板状の連結部の側面とそれに対向す
る前記溝の側面の、一方には爪を、他方にはその爪を挿
入させて引っかけるための凹部を形成するという構成と
したことにより、単にアジテータギアをアジテータの端
部に向かって押し込むことで、一方の連結部の溝に平板
状の連結部を挿入して連結することができ、きわめて簡
単な操作で連結できると共に、常にアジテータに対して
アジテータギアを一定の回転角度状態で連結できるとい
う効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例によるトナーカートリッジの
概略断面図
【図２】図１に示すトナーカートリッジのトナーホッパ
ーをアジテータの軸線に平行な面で切断して示す概略断
面図
【図３】（ａ）はアジテータ、トナーホッパー側壁、ト
ナー漏洩防止部材、アジテータギアを分解して示す概略
断面図 （ｂ）はそれらを組み立てて示す概略断面図
【図４】（ａ）はアジテータとアジテータギアを連結前
の状態で示す概略斜視図 （ｂ）はそれらを連結した状態で示す概略斜視図
【符号の説明】
１ トナーカートリッジ ２ 感光体 ３ 帯電器 ４ トナーホッパー ４ａ、４ｂ 側壁 ４ｄ 軸受部 ５ 現像装置 ６ 廃トナーユニット ８ 攪拌羽根 ９ アジテータ ９ａ 連結部 １０ アジテータギア １０ａ 連結部 １０ｂ ギア部 １０ｃ、１０ｅ 円筒部 １０ｄ 円板部 １０ｆ 爪 １０ｇ 目印 １１ トナー漏洩防止部材 １２ トナー補充口 １３ 穴 １５ 溝 １６ 凹部
【手続補正書】
【提出日】平成１２年５月８日（２０００．５．８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 トナーカートリッジ及びこれを用い
た記録装置
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機等の電子写真方式の記録装置に用いるト
ナーカートリッジ及びこれを用いた記録装置に関する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、アジテータを、そのアジテータ及び攪拌羽
根がトナー補給穴を遮らない位置に停止させておくこと
を可能とする構成のカートリッジ及びこれを用いた記録
装置を提供することを目的とする。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の問題点を解決するため、アジテータギアに前記アジテ
ータ及び攪拌羽根の方向と一致した方向を示す目印を付
けておき、且つそのアジテータギアをアジテータに対し
て一定の回転角度関係で連結するように構成したもので
ある。本発明はこの構成により、トナーホッパーの外部
にあるアジテータギアの目印を見てアジテータ及び攪拌
羽根の向きを知ることができ、このためそのアジテータ
ギアを手で回してアジテータ及び攪拌羽根をトナー補給
穴の近辺から退避させておくことができ、これによって
トナーの補給を支障なく行なうことができ、トナーの充
填が不十分なリフィールカートリッジが製造されるのを
防止できる。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施形態によるト
ナーカートリッジは、トナーを収容し、側壁にトナー補
充口を設けたトナーホッパーと、そのトナーホッパー内
で回転し、トナーを攪拌する攪拌羽根を備えたアジテー
タと、そのアジテータに外部の駆動ギアからの回転を伝
達するために連結されたアジテータギアを備えており、
そのアジテータギアを、アジテータに対して一定の回転
角度関係で連結される構成とすると共に、そのアジテー
タギアに前記アジテータ及び攪拌羽根の方向と一致した
方向を示す目印を設けるという構成としたものである。
そして、この構成により、アジテータギアをアジテータ
に連結すると、アジテータギアの目印の方向はアジテー
タ及び攪拌羽根の方向と一致するため、アジテータギア
の目印を見ながらアジテータギアを手で回転させてアジ
テータ及び攪拌羽根を所望の向きとすることができ、従
ってアジテータ及び攪拌羽根をトナー補給穴の近辺から
退避させておくことができ、これによってトナーの補給
を支障なく行なうことができ、トナーの充填が不十分な
リフィールカートリッジが製造されるのを防止できる。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】本発明の他の実施形態によるトナーカート
リッジは、トナーを収容し、側壁にトナー補充口を設け
たトナーホッパーと、そのトナーホッパー内で回転し、
トナーを攪拌する攪拌羽根を備えたアジテータと、その
アジテータに外部の駆動ギアからの回転を伝達するため
に連結されたアジテータギアを備えており、そのアジテ
ータギアを、アジテータに対して一定の回転角度関係で
連結される構成とすると共に、そのアジテータギアに前
記アジテータ及び攪拌羽根の方向と一致した方向を示す
部材からなる目印を設けるという構成としたものであ
る。また本発明の更に他の実施形態によるトナーカート
リッジは、トナーを収容し、側壁にトナー補充口を設け
たトナーホッパーと、そのトナーホッパー内で回転し、
トナーを攪拌する攪拌羽根を備えたアジテータと、その
アジテータに外部の駆動ギアからの回転を伝達するため
に連結されたアジテータギアを備えており、そのアジテ
ータギアを、アジテータに対して一定の回転角度関係で
連結される構成とすると共に、そのアジテータギアに前
記アジテータ及び攪拌羽根の方向と一致した方向を示す
リブからなる目印を設けるという構成としたものであ
る。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】本発明の更に他の実施形態に係る記録装置
は、請求項１から請求項３のいずれかに記載のトナーカ
ートリッジを備えたものである。
【手続補正９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】削除
【手続補正１０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１９
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八幡 克己 東京都目黒区下目黒２丁目３番８号 松下 電送システム株式会社内 Ｆターム(参考） 2H077 AA02 AA12 AA25 AB03 AB04 AB06 AB13 BA02 CA13 CA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 トナーを収容したトナーホッパーと、そ
    のトナーホッパー内で回転し、トナーを攪拌する攪拌羽
    根を備えたアジテータと、そのアジテータに外部の駆動
    ギアからの回転を伝達するために連結されたアジテータ
    ギアであって、前記アジテータに対して一定の回転角度
    関係で連結される構造を有し、且つ、前記アジテータ及
    び攪拌羽根がいずれの方向を向いているかを示す目印を
    有するアジテータギアを具備したトナーカートリッジ。
  2. 【請求項２】 トナーを収容したトナーホッパーと、そ
    のトナーホッパー内で回転し、トナーホッパー内のトナ
    ーを攪拌する攪拌羽根を備えたアジテータと、そのアジ
    テータに外部の駆動ギアからの回転を伝達するために連
    結されたアジテータギアであって、前記アジテータに対
    して一定の回転角度関係で連結される構造を有し、且
    つ、前記アジテータ及び攪拌羽根がいずれの方向を向い
    ているかを示す目印を有するアジテータギアと、前記ト
    ナーホッパーの側壁とアジテータギアとの間に配置され
    たトナー漏洩防止部材とを具備し、前記アジテータ端部
    のアジテータギアに連結する連結部はトナーホッパーの
    側壁よりも内側に位置しており、前記アジテータギア
    は、前記トナーホッパーの側壁の外面に形成された軸受
    部に回転自在に保持される円筒部と、前記トナー漏洩防
    止部材を前記トナーホッパーの側壁の穴の周囲の外面に
    押し付ける円板部と、前記トナーホッパーの側壁に形成
    された穴を貫通して前記アジテータ端部の連結部に連結
    される連結部を備えていることを特徴とするトナーカー
    トリッジ。
  3. 【請求項３】 アジテータ端部の連結部と、それに連結
    されるアジテータギアの連結部とは、一方が平板状に形
    成され、他方がその平板状の連結部を挿入させる溝を備
    えており、更に、前記平板状の連結部の側面とそれに対
    向する前記溝の側面には、一方に爪が、他方にその爪を
    挿入させて引っかけるための凹部が形成されていること
    を特徴とする請求項２記載のトナーカートリッジ。
  4. 【請求項４】 トナーを収容したトナーホッパーと、そ
    のトナーホッパー内で回転し、トナーホッパー内のトナ
    ーを攪拌する攪拌羽根を備えたアジテータと、そのアジ
    テータに外部の駆動ギアからの回転を伝達するために連
    結されたアジテータギアと、前記トナーホッパーの側壁
    とアジテータギアとの間に配置されたトナー漏洩防止部
    材とを具備し、前記アジテータ端部のアジテータギアに
    連結する連結部はトナーホッパーの側壁よりも内側に位
    置しており、前記アジテータギアは、前記トナーホッパ
    ーの側壁の外面に形成された軸受部に回転自在に保持さ
    れる円筒部と、前記トナー漏洩防止部材を前記トナーホ
    ッパーの側壁の穴の周囲の外面に押し付ける円板部と、
    前記トナーホッパーの側壁に形成された穴を貫通して前
    記アジテータ端部の連結部に連結される連結部を備えて
    いることを特徴とするトナーカートリッジ。
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