JP5084596B2 - 画像形成装置及びカートリッジ保持部材 - Google Patents

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Description

本発明は、カートリッジを取り外し可能に装着する画像形成装置及び前記カートリッジを移動させるためのカートリッジ保持部材に関する。
今日、カラーレーザプリンタ等の電子写真画像形成装置が広く用いられている。前記画像形成装置には、複数の現像カートリッジを回転可能なロータリに装着する。そして、前記ロータリを回転させて各色の現像カートリッジを電子写真感光体ドラムに対向させてカラー画像を形成するロータリ現像方式の電子写真画像形成装置が知られている。
前記画像形成装置において、現像カートリッジを交換する際、装置本体内部に設けられた現像カートリッジ装着部に対する現像カートリッジの着脱操作を容易にする構成が求められる。特に、ロータリ現像方式の画像形成装置においては、現像カートリッジを装着したときに回転するロータリから脱落しないように装置本体にロックし、取り外すときには前記ロックを解除する必要がある。
上記要望に応えるために、カートリッジの長手方向中央部に把手部を設ける。そして、前記把手部を摘んでカートリッジを装置本体に対して着脱可能にする。そして、前記把手部の操作によって、現像カートリッジを装置本体にロックする、及び、ロックを解除させるようにしたものがある(特許文献1)。
特開2003−202793号公報
しかしながら、近時、現像カートリッジが小型化されるとともに、装置本体が小型化されると、操作に要する空間を充分に確保することが難しくなってきた。そのため、現像カートリッジが小型化されても、着脱操作性の良い構成が望まれている。
本発明は上記点に鑑みてなされたものである。
本発明の目的は、カートリッジを小型化しても着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供するものである。
本発明の他の目的は、装置本体に対して着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供するものである。
本発明の他の目的は、小型化したカートリッジを装置本体の奥側に着脱するにあたって、着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供するものである。
本発明の他の目的は、装置本体に対して装着操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供するものである。
本発明の他の目的は、装置本体に対して取り外し操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
カートリッジを取り外し可能に装着する装着部と、
前記カートリッジを保持して、前記カートリッジを前記装着部まで移動させるカートリッジ保持部材と、
前記カートリッジを前記カートリッジ保持部材に解除可能に係止する、前記カートリッジ保持部材に設けられた係止部材と、
前記カートリッジ保持部材が前記カートリッジを前記装着部まで移動させた後に、前記係止部材によって前記カートリッジ保持部材に係止されている前記カートリッジの係止を解除する係止解除部材と、
前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記係止解除部材が前記係止部材と接触するように前記カートリッジ保持部材に設けられた空間部と、
を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するための他の本発明における代表的な手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の本体に設けられた装着部にカートリッジを移動させるためのカートリッジ保持部材であって、
前記カートリッジを前記装着部に装着する際に、前記カートリッジを前記本体の外側から前記装着部まで移動させるために、前記カートリッジの有する第一被係止部と解除可能に係止する係止部材と、
前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記本体に設けられた係止解除部材が前記係止部材と接触するように設けられた空間部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、カートリッジを小型化しても着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供することができる。
本発明によれば、装置本体に対して着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供することができる。
本発明によれば、小型化したカートリッジを装置本体の奥側に着脱するにあたって、着脱操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供することができる。
本発明によれば、装置本体に対して装着操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供することができる。
本発明によれば、装置本体に対して取り外し操作性の良い画像形成装置、及び、カートリッジ保持部材を提供することができる。
次に本発明の一実施形態に係る現像カートリッジを装着して画像形成を行う電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態に係る画像形成装置である4色フルカラーのレーザービームプリンタの全体模式説明図である。まず、図1を参照して本実施形態の画像形成装置の全体構成について、画像形成動作とともに説明する。
[電子写真画像形成装置]
以下説明する実施形態において、電子写真画像形成装置は、カートリッジ(現像カートリッジ5、プロセスカートリッジ30)を取り外し可能に装着して、シートS(記録媒体)に画像を形成するものである。本実施形態の画像形成装置は、図1に示すように、略中央部にドラム形状の電子写真感光体である感光体ドラム2を有する。感光体ドラム2の周囲には、感光体ドラム2を一様に帯電するための帯電ローラ3と、感光体ドラム2に画像情報に応じたレーザー光を照射して静電潜像を形成するための露光手段4と、が配置されている。また、感光体ドラム2の周囲には、感光体ドラム2に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像装置(現像カートリッジ)5、感光体ドラム2上の残留トナーを除去するクリーニング装置6とが配置されている。
尚、本実施形態の現像装置は、複数(4個)の現像手段をカートリッジ化した現像カートリッジ5(5a,5b,5c,5d)を回転可能なロータリ1に着脱可能なロータリ式現像装置である。即ち、現像装置は、現像剤を用いて、感光体ドラム2に形成された静電潜像を現像する。尚、カートリッジ5aは、イエロー色の現像剤を収納しており、イエロー色の現像剤でもって前記潜像を現像する。また、カートリッジ5bは、マゼンタ色の現像剤を収納しており、マゼンタ色の現像剤でもって前記潜像を現像する。また、カートリッジ5cは、シアン色の現像剤を収納しており、シアン色の現像剤でもって前記潜像を現像する。また、カートリッジ5dは、ブラック色の現像剤を収納しており、ブラック色の現像剤でもって前記潜像を現像する。尚、各カートリッジ5は、収納している現像剤の色が異なるのみで、構成は同じである。また、各カートリッジは、現像ローラ(現像部材)25を有している。現像ローラ25は、前記現像剤(以下、トナーと称する)を用いて、前記潜像を現像する。
ここで、感光体ドラム2、各現像装置5a〜5dは、それぞれ装置本体Aに対して着脱可能なカートリッジとして構成されている。即ち、感光体ドラム2は、装置本体Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジ30に設けられている。また、各現像装置5(5a〜5d)は、装置本体Aに対して着脱可能な現像カートリッジ5(5a〜5d)である。各カートリッジは、操作者(ユーザ)によって、装置本体Aに各々独立して取り外し可能に装着されている。本実施形態では、カートリッジ30は、感光体ドラム2の他に、帯電ローラ(帯電部材)3、クリーニング装置(クリーニング部材)6、及び、クリーニング装置6によって除去した現像剤を収容する残留現像剤収容部31を有する。また、各カートリッジ5(5a〜5d)は、それぞれ装置本体Aに設けられた回転可能なロータリー(回転支持体)1に対して着脱可能である。
尚、プロセスカートリッジとは、例えば、電子写真感光体と、前記プロセス部材としての、帯電ローラ3、クリーニング装置6の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものである。したがって、プロセスカートリッジとしては、電子写真感光体と、前記プロセス部材としての、帯電ローラ3、クリーニング装置6を一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。また、例えば、電子写真感光体と、前記プロセス部材としての帯電ローラ3を一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。
画像形成に際しては、感光体ドラム2を、中間転写ベルト7の回転と同期させて、図2の矢印方向(反時計回り)に回転させる。そして、感光体ドラム2表面を帯電ローラ3によって均一に帯電する。また、露光手段4によってイエロー画像に応じた光照射を行い、感光体ドラム2にイエローの静電潜像を形成する。
前記潜像の形成と同時に、ロータリ1を回転してイエローの現像カートリッジ5aを現像位置18Xに位置させる。そして、感光体ドラム2に形成された潜像にイエロー現像剤が付着するように、現像ローラ25に、感光体ドラム2の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を印加する。これによって、前記潜像にイエロー現像剤を付着させて現像する。即ち、現像ローラ25が、前記潜像を現像する。
その後、転写ベルト7の内側に配置された一次転写ローラ8に現像剤(以下、トナーと称する)と逆極性の電圧を印加する。これによって、感光体ドラム2に形成されたイエロー色のトナー像(現像剤像)を転写ベルト7上に一次転写する。
同様にして、ロータリ1を回転させてマゼンダ、シアン、そしてブラックの各色のカートリッジ5b,5c,5dを順次感光体ドラム2に対向させる。そして、各カートリッジによって、前記潜像を現像する。そして、現像したトナー像を転写ベルト7上に重ね合わせるように転写する。これにより、転写ベルト7にカラー画像を形成する。
転写ベルト7へトナー像を転写する間、二次転写ローラ10は転写ベルト7とは接触していない。また、転写ベルト7をクリーニングするクリーニングユニット9も転写ベルト7とは接触していない。
一方、前記画像形成動作と同期して、記録媒体であるシートSが搬送手段によって画像形成部へと搬送される。本実施形態にあっては、装置下部に設けられたカセット11にシートSが積載収納されている。そして、画像形成動作と同期してカセット11内のシートSが給送ローラ12によって一枚ずつ分離給送される。そして、給送されたシートSは、レジストローラ対13により転写ベルト7と転写ローラ10との間の二次転写部に送り出される。尚、記録媒体とは、画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等である。
転写ローラ10にはトナーと逆極性の電圧が印加されており、転写ベルト7上に重ね合わせた4色のトナー像は、一括して搬送されてきたシートSの表面に二次転写される。
そして、トナー像が転写されたシートSは、定着器14に送られる。定着器14においては、シートSが加熱、加圧され、転写されたトナー像がシートS上に定着される。これにより、シートS上には画像が形成される。これにより、シートSは、定着器14から装置外部の上カバー15の排出部へ排出される。
[現像カートリッジの着脱構成]
ロータリ1にはカートリッジ5の装着部60(60a,60b,60c,60d)が複数設けられている。尚、装着部60は、回転するロータリ1に複数箇所設けられており、各々の装着部60(60a,60b,60c,60d)に色の異なった現像剤を収納しているカートリッジ5(5a、5b、5c、5d)が装着される。即ち、各カートリッジ5はロータリ1(装着部60)に取り外し可能に装着される。本実施形態にあっては、カートリッジ5を係止及び係止解除可能な保持手段によって保持する。即ち、カートリッジ5を解除可能に係止する保持手段によって保持する。そして、この保持手段を用いて、各カートリッジ5をロータリ1(装着部60)に着脱する。
次にそのための構成及び着脱動作について説明する。ここで、カートリッジ5a,5b,5c,5dは、ロータリ1に設けられた装着部60a,60b,60c,60dに、取り外し可能に装着される。
4個のカートリッジ5a,5b,5c,5dは、それぞれロータリ1に対して取り外し可能に装着されるが、トナーの色が異なるのみで構成は同一である。カートリッジ5は、カートリッジ枠体5h内に、感光体ドラム2に形成された前記潜像をトナーを用いて現像するための現像手段を有する。現像手段は、トナーを収納するトナー収納部、前記収納部内のトナーを供給するトナー供給ローラ24、供給されたトナーを感光体ドラム2に供給してトナー現像する現像ローラ25により構成されている。即ち、現像手段は、トナーを用いて、感光体ドラム2に形成された静電潜像を現像する。
カートリッジ5a,5b,5c,5dのうち、例えばイエロー色のトナーを収納しているカートリッジ5aをロータリ1(装着部60)から取り出す場合について説明する。図2に示すように、ロータリ1の回転により、カートリッジ5aを現像位置18Xとは異なる着脱ポジション18Yに位置させる。なお、現像位置18Xとは現像ローラ25が感光体ドラム2と対向する位置(図1)である。そして、着脱ポジション18Y(図2)は、どのカートリッジ5も現像位置18Xには存在しない位相となっている。この状態で、図3に示すように、操作者が、カートリッジを着脱する際に開閉するカートリッジドア(開閉部材)16を開く。なお、ドア16は、支点16aを中心にして装置本体Aに対して回動自在に取り付けられている。
ドア16の内側にはカートリッジ5を保持する保持手段となるアダプタ部材(カートリッジ保持部材)17が設けられている。操作者がドア16を開くとアダプタ部材17が露出する。
(カートリッジ保持手段)
アダプタ部材17はアダプタ部17bの長手方向両側に脚部17cが一体的に設けられている。脚部17cの端部が、支点17aを中心にして装置本体Aに対して回動自在に取り付けられている。このアダプタ部材17は、カートリッジ5aと係止してカートリッジ5aを保持可能である。アダプタ部材17がカートリッジ5aを保持した状態で、図3に示すように、アダプタ部材17を開くと、カートリッジ5aはアダプタ部材17の回転動作とともに、装置本体Aの外側に移動される。そして、図4に示すように、アダプタ部材17からカートリッジ5aの係止を解除して、矢印A方向に引き抜く。これによって、カートリッジ5aのみを装置本体Aから取り出すことができる。尚、操作者が、ドア16を開く。次いで、操作者が、アダプタ部材17の上部に設けられた把持部(操作部)100を掴んで、アダプタ部材17を装置本体Aの外側へ回動する。また、操作者が、把持部(操作部)100を掴んで、アダプタ部材17を装置本体Aの内側へ回動する。
次に、アダプタ部材17がカートリッジ5を係止して保持するための構成及び係止を解除するための構成について説明する。
図5はカートリッジ5aがアダプタ部材17に対して係止されている状態を示す断面説明図である。尚、ドア16は開いた状態を示している。
図5に示すように、アダプタ部材(カートリッジ保持部材)17のアダプタ部17bの長手方向一端側と他端側には、係止部材18が支点18aを中心に回動自在に設けられている。ここで、係止部材18はネジリコイルバネで構成した付勢部材(弾性部材)35によって、それぞれ図5の矢印方向に付勢されている。尚、係止部材18は、アダプタ部材17に一体的に設けられたストッパ36によってその回転が規制されている。
一方、カートリッジ5aには、係止部材18が係止するための窪み(第一被係止部)37が設けられている。そして、係止部材18に一体的に設けられたロックピン38が窪み37に係止している。ピン38が窪み37に係止した状態では、付勢部材35の付勢力(弾性力)によってカートリッジ5aはアダプタ部材17に保持された状態となる。即ち、カートリッジ5aはアダプタ部材17に係止している。
また、係止部材18は、カートリッジ5をアダプタ部材(カートリッジ保持部材)17に解除可能に係止する。
また、アダプタ部材17は、カートリッジ5を保持して、カートリッジ5を装着部60まで移動させる。
窪み37は、カートリッジ5の枠体5hの長手方向一端側と他端側とにもうけら得ている。また、同様に、係止部材18は、アダプタ部材17の長手方向一端側と他端側とに設けられている。
尚、図3に示すように、アダプタ部材17がカートリッジ5aを保持した状態で、アダプタ部材17を回動するときは、付勢手段35の付勢力によって、ピン38と窪み37との係止状態は維持される。そして、付勢手段35の付勢力は、アダプタ部材17からカートリッジ5aが脱落しない力に設定されている。一方、図4に示すように、操作者が、係止されたアダプタ部材17からカートリッジ5aを引き抜くときは(図5の矢印D方向)、付勢部材35の付勢力は、前記付勢力(弾性力)に抗して、ピン38が窪み37の斜面39を乗り上げて係止が外れる力に設定されている。これにより、カートリッジ5aをアダプタ部材17(装置本体A)から独立した状態で取り出すことができる。また、操作者が、カートリッジ5aを矢印E方向(図5)に移動させて、アダプタ部材17にセットする。これによって、斜面39によって再びピン38が案内されて、ピン38が窪み37に対して係止する。即ち、ピン38が窪み37に嵌る。
尚、他のカートリッジにおいても同様である。
本実施形態によれば、操作者がドア16を開く。次いで、操作者が、アダプタ部材17を装置本体Aの外側に回動させる(図3)。この状態で、操作者が、カートリッジ5を手で持って、矢印B方向(図4)からアダプタ部材17の所定の位置に載せる。これによって、アダプタ部材17の長手方向一端側に設けられたピン38が、カートリッジ5の長手方向一端側に設けられた窪み37に嵌る。また、同様に、アダプタ部材17の長手方向他端側に設けられたピン38が、カートリッジ5の長手方向他端側に設けられた窪み37に嵌る。そして、付勢部材35の付勢力によって、ピン38が窪み37に嵌った(係止した)状態が維持される。その状態で、操作者がドア16を閉じる。次いで、操作者がアダプタ部材17を装置本体Aの内側に回動させる(図3)。そして、カートリッジ5がロータリ1に設けられた装着部60(60a〜60d)に位置する。
尚、カートリッジ5をアダプタ部材17から取り外す際には、操作者が、前記一端側と他端側とに設けられている係止部材18を、矢印F方向(図5)とは反対側に回転させる。これによって、ピン38が窪み37から外れる。その後、操作者が手でもって、カートリッジ5を矢印A方向(図4)に引出せば良い。尚、係止部材18の前記回転は、付勢部材35の付勢力に抗して行われる。
前述した通り、アダプタ部材(カートリッジ保持部材)17は、カートリッジ5を保持して、カトリッジ5を装着部60まで移動させる。また、アダプタ部材17は、カートリッジ5を保持させるために開口部80の外側に位置する外側位置(図3、図4に図示する位置)と、アダプタ部材17に保持したカートリッジ5を装着部60まで移動させるために、開口部80の内側に位置する内側位置(図1、図2に図示する位置)とを取り得る。尚、後述する実施形態では、外側位置は図10、図12、図13に図示する位置、及び、内側位置は図14、図15に図示する位置である。
尚、本実施形態のカートリッジ5は、ロータリ1に装着される。即ち、本実施形態はロータリ式の現像装置である。そのため、前述したように、アダプタ部材17で保持したカートリッジ5をロータリ1に装着した後は、ロータリ1を回転させるためにカートリッジ5aとアダプタ部材17との係止状態を解除する必要がある。
そのため、本実施形態では、アダプタ部材17によるカートリッジ5aの係止、及び、係止の解除を切り替える切り替え手段が設けられている。その構成を図6を参照して説明する。尚、図6はカートリッジ5aがアダプタ部材17に対するロックから解除されている状態を示す断面説明図である。そして、図6はドア16が装置本体Aに対して閉じた状態を示している。
図5及び図6に示すように、アダプタ部材17に設けられた係止部材18には、略90度の角度をもってアーム部18b,18cが突出して設けられている。一方側のアーム部18bにはロックピン38が設けられている。そして、他方側のアーム部18cに向い合ってアダプタ部材17にスリット(空間部)41が設けられている。
また、図6に示すように、ドア16の内面には切り替え手段を構成する突き当てリブ(係止解除部材)40が設けられている。リブ40は、ドア16を閉じたときに、スリット41内に入る位置に設けられている。
前述した通り、アダプタ部材17を閉じることによって、カートリッジ5aはガイド70がガイド61に案内されながら、装着部60の所定の位置に至る。即ち、カートリッジ5aは装着部60に装着される。そして、カートリッジ5aは、後述するロック部材(係止部材)28にロック(係止)されることによって、装着部60の所定の位置に位置決めされる。
また、前述した通り、ドア16を閉じることによって、係止部材18がリブ40によって押されて、矢印g方向(図6)方向に回転する。これによって、ピン38が窪み37から外れる。
即ち、アダプタ部材17に係止された状態で、ロータリ1に設けられた装着部60に装着されたカートリッジ5は、操作者がドア16を閉じることによって、アダプタ部材17との係止状態を解除される。リブ(係止解除部材)40は、アダプタ部材17がカートリッジ5を装着部60まで移動させた後に、係止部材18によってアダプタ部材17に係止されているカートリッジ5の係止を解除する。尚、リブ40は、ドア16の内側に設けられている。
従って、アダプタ部材17にカートリッジ5aを保持した状態で、カートリッジ5aをロータリ1に設けられた装着部60a装着する。次に、操作者が、ドア16を閉じると、突き当てリブ40がスリット41内に入り込む。これによって、係止部材18を付勢部材35の付勢力に抗して、矢印方向(図6)に回転させる。これにより、係止部材18はカートリッジ5aに対する係止を解除する。尚、係止部材18は、ロータリ1の回転軌跡から回避されるように配置されている。尚、カートリッジ5aを装着部60aに装着するために、設けられたカートリッジ側ガイド70が本体側ガイド61に嵌る。ここで、ガイド70は、カートリッジ5aの枠体5hの長手方向一端と他端とに設けられている。また、ガイド61は、ロータリ1の長手方向一端と他端とに設けられている。尚、ガイド70は、枠体5hから突出している。また、ガイド61は溝である。
(カートリッジロック手段)
ロータリ式の現像装置にあっては、カートリッジ5を装着したロータリ1が回転するために、ロータリ1に装着したカートリッジ5がロータリ1から外れないようにしなければならない。そのため、本実施形態では、ロータリ1に装着したカートリッジ5をロータリ1に対してロック及びロックの解除を可能とするカートリッジロック手段が設けられている。即ち、前記カートリッジロック手段は、ロータリ1に対してカートリッジ5を解除可能にロック(係止)する。
次に図7及び図8を参照して前記カートリッジロック手段の構成について説明する。なお、図7及び図8においては、便宜上アダプタ部材17を不図示としている。
図7はドア16が開いた状態であり、ロータリ1に対するカートリッジ5のロックが解除された状態を示す断面説明図である。
図に示すように、ロータリ1には、ロック部材28が支点28aを中心に回動自在に設けられている。ロック部材28は、付勢手段(不図示)により図7の時計回り方向に付勢モーメント(弾性力)が作用する。
また、装置本体Aにはリンク部材29が支点29aを中心に回動自在に設けられている。リンク部材29も、付勢手段(不図示)により、時計回り方向に付勢モーメント(弾性力)が作用する。ここで、リンク部材29に作用している付勢モーメントは、ロック部材28に作用している付勢モーメントよりも確実に大きくなるように設定されている。尚、ロック部材28及びリンク部材29は、カートリッジ5を装置本体Aに進入させる進入方向と直交する方向において、一端側或いは一端側と他端側とに配置されている。
そして、リンク部材29の一端部29bはロック部材28の一端部28cを押し上げるようにリンクしている。そのため、図7に示す状態においては、リンク部材29がロック部材28の端部28cを押し上げる。そのため、ロック部材28は反時計回りに回転する。尚、ロータリ1には回転規制部32が設けられている。そして、前記反時計回りに回転するロック部材28は、回転規制部32に接触して回転が止まる。即ち、ロック部材28は規制部32によって、回転を規制される。
前述したように、ロック部材(装着部係止部材)28が規制部32に接触した状態では、ロック部材28の一端部28bはカートリッジ5aに干渉しない位置にある。即ち、カートリッジ5aの枠体5hの下方に設けられたロック係合部34から一端部28bが抜け出る。このときロック部材28はロック解除状態にある。したがって、ドア16が開いた状態では、ロータリ1に対して、カートリッジ5aは着脱自在となる。
一方、図8はドア16が本体Aに対して閉じた状態であり、ロータリ1に対してカートリッジ5aがロックされた状態を示す断面説明図である。
本実施形態では、ロック部材28のロック状態とロック解除状態とは切り替え手段(解除部材)によって切り替えるように構成されている。そのために、ドア16に切り替え手段を構成するリブ(装着部係止解除部材)33が設けられている。このリブ33は、図8に示すように、ドア16を閉じるとリンク部材29の端部29cを押圧し、リンク部材29を反時計回り方向に回転させる。
リンク部材29の回転に伴い、リンク部材29のロック部材28に対する接触が外れる。それとともに、ロック部材28は付勢手段(不図示)によって時計回りに回転する。そして、その端部28bが、装着部60に装着されているカートリッジ5aに設けられたロック係合部(第二被係止部)(凹部)34の空間内に係止される。この状態では、カートリッジ5aはロータリ1の装着部60aにロックされた状態であり、カートリッジ5aは装着部60aから抜け出ることはない。これにより、ドア16を閉じた状態においては、カートリッジ5aはロータリ1に対して固定される。
前述した通り、ロック部材(装着部係止部材)28は、カートリッジ5を装着部60に解除可能に係止する。また、リブ(装着部係止解除部材)33は、カートリッジ5を装着部60から取り出す際に、ロック部材28による装着部60に対するカートリッジの係止を解除する。
本実施形態では、リブ33は、ドア16の内側に設けられているが、これに限定されるものではない。しかしながら、本実施形態のように、リブ33がドア16の内側に設けられていた場合には、ドア16を閉じると装着部60に対するカートリッジの係止を解除することができる。従って、操作性が向上する。
リブ(装着部係止解除部材)33は、ドア16を開放する際に、ロック部材(装着部係止部材)28による装着部60に対するカートリッジ5の係止を解除する。そして、リブ33は、のドア16内側に設けられている。
(アダプタ部材の位置決め)
上記のようにアダプタ部材17によってカートリッジ5aを保持し他状態で装置本体Aに対して装着する。すなわち、カートリッジ5aを、開かれたアダプタ部材17に対してセットすると、係止部材18によってカートリッジ5aがアダプタ部材17に対して固定保持される(図4→図3参照)。この状態からアダプタ部材17を装置本体Aに対して閉じると、カートリッジ5aはロータリ1内の所定の位置に移動する(図2参照)。この動作の際、アダプタ部材17は、装置本体Aに位置決めされる。
ここで、アダプタ部材17の位置決め構成について説明する。図9はアダプタ部材17を装置本体Aに対して位置決めをする構成を示す説明図であり、図2のC視図である。ここでは便宜上、ドア16は図示していない。
装置本体Aに設けられた、アダプタ位置決め部19(図2乃至図4)は、装置本体Aに設けられた突き当て面20及び位置決めボス21を有する。アダプタ部材17を閉じると、アダプタ部材17が突き当て面20に接触するとともに、アダプタ部材17に設けられた穴22及び横長丸穴23が対応する位置決めボス21に係合する。ここで、アダプタ部材17は突き当て面20に対して付勢手段(不図示)により付勢力が作用している。
これにより、閉じたアダプタ部材17は装置本体Aに位置決めされる。そして、アダプタ部材17に保持されたカートリッジ5がロータリ1の装着部60aに確実に挿入される。
そして、ドア16を閉じると、前述した如く、この動作に連動してカートリッジ5aはロータリ1(装着部60)に対してロックされる。かつ、係止部材18がカートリッジ5aに対する係止を解除するとともに、アダプタ部材17内に退避する。これにより、現像切り替えを伴う画像形成を行なう際、ロータリ1はアダプタ部材17や係止部材18に干渉することなく、回転することができる。これによって、ロータリ1は円滑な動作を行なうことができる。
前述したとおり、アダプタ部材17は、カートリッジ5aを係止する係止部材18を有する。そして、係止部材18は、カートリッジ5aを装置本体Aから着脱するときに、カートリッジ5aをアダプタ部材17に係止する位置と、カートリッジ5aが装着部60に装着されたときに、カートリッジ5aとの係止を解除する位置と、をとり得る。
尚、画像形成動作時は、レーザー光路26(図1参照)が感光体ドラム2の表面に到達する空間が必要である。図10は、アダプタ部材17がカートリッジ5aを保持した状態を示す斜視図である。ここで、アダプタ部材17には孔部27が設けられている。そして、アダプタ部材17を装置本体Aに対して収納した状態においては、レーザー光が前記孔部27を通過するように構成している。これによって、アダプタ部材17がレーザー光路26の邪魔にならないようにしている。
以上のように、本実施形態の構成により、ロータリ現像方式の画像形成装置におけるカートリッジの着脱を容易にすることが可能となる。
なお、本実施形態においては、感光体ドラム2、帯電ローラ3、クリーニング装置6で構成されるプロセスカートリッジ30も装置本体Aに対して着脱自在に構成されている。即ち、プロセスカートリッジ30も装置本体Aに取り外し可能に装着されている。そして、カートリッジ30を装置本体Aに装着した状態でも、カートリッジ5の着脱が可能である。そして、カートリッジ5a〜5dと、プロセスカートリッジ30のいずれも、装置本体Aの前面から着脱操作が可能となる。即ち、両カートリッジ5、30共に、ドア16の設けられた側から装置本体Aに着脱可能である。即ち、ドア16が外側に回動することによって開放される開口部80から、両カートリッジ5、30は共に装置本体Aに着脱できる。
このように、開口部80は、装置本体A(装着部60)にカートリッジ5を装着する際に、及び、本体Aからカートリッジ5を取り外す際に、カートリッジ5が通過する。また、ドア(開閉部材)16は、開口部80を開放可能に閉鎖する。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る装置について、図11乃至図14を参照して説明する。尚、本実施形態の装置の基本構成は前述した実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
前述した第1実施形態では、アダプタ部材17を装置本体Aに回動可能に取り付けた例を示した。しかし、以下に述べる実施形態のように、前記アダプタ部材は装置本体とは分離し、独立した部材として構成してもよい。
図11はアダプタ部材の斜視説明図であり、図12乃至図14は本実施形態のアダプタ部材により現像カートリッジを保持したカートリッジユニットを装置本体に装着する状態を示す説明図である。
[アダプタ部材]
本実施形態のアダプタ部材(カートリッジ保持部材)50は、第1実施形態におけるアダプタ部材17から脚部17c取り除き、アダプタ部17bのみで構成したものと同様である。
アダプタ部材50には、図11及び図12に示すように、これを用いて現像カートリッジ5を装置本体Aに着脱する際に、操作者が把持するための把持部(操作部)51が設けられている。そして、把持部51の長手方向両側には、第1実施形態のアダプタ部材17と同様に、カートリッジ5を解除可能に係止する係止部材18(図5参照)が設けられている。そして、係止部材18は、付勢手段35によって付勢されている。尚、図11及び図12において、係止部材18は図示を省略している。尚、本実施形態において、係止部材18により係止野構成は、図5に図示している構成と同じである。
また、把持部51の長手方向両側には、係止部材18を係止状態から係止解除状態に動作させるために、ドア16に設けられた突き当てリブ40が入り込むスリット41が設けられている。
尚、現像カートリッジの構成やロック機構等のその他の構成は前述した第1実施形態と同様である。
本実施形態のアダプタ部材50は、カートリッジ5aに対して係止部材18によって係止され、これらが一体となったカートリッジユニットUとして取り扱われる。そして、アダプタ部材50とカートリッジ5aとが一体となった状態では、図12に示すように、アダプタ部材50が現像ローラ25の表面を覆うように構成されている。このため、操作者がカートリッジ5aの取り出し操作を行なう際、操作者が現像ローラ25を不用意に触れてしまうことがない。
カートリッジユニットUの装置本体Aに対する装着は、操作者が把持部51を持つ。そして、操作者が、図13に示すように、カートリッジ5aをアダプタ部材50に保持した状態で、矢印F方向に装着を行なう。このとき、カートリッジ5a及びアダプタ部材50、ガイド70が、装置本体A(ロータリ1)に設けられたガイド61に沿って挿入される。そして、ユニットUは、装置本体A内に収納可能である。
そして、カートリッジ5aがロータリ1の装着部60に挿入され、かつ、アダプタ部材50が装置本体A内に収納された後、図14に示すように、操作者がドア16を閉じる。ドア16を閉じることにより、ドア16に設けられたリブ40、33により前述した第1実施形態と同様に、カートリッジ5aは、アダプタ部材50との係止が解除される。一方、カートリッジ5aは、前記ロック手段により装置本体A(ロータリ1)にロックされる。
また、カートリッジ5を装置本体A(ロータリ1)から取り出すときは、図15に示すように、ドア16を開けた状態で、操作者がアダプタ部材50を持ちながら、容易に矢印G方向に引き出すことができる。尚、ドア16を開けた状態で、カートリッジ5とアダプタ部材50は係止される。
前述した各実施形態によれば、カートリッジ5は、装着部60に装着される際に、アダプタ部材(カートリッジ保持部材)17、50に係止された状態で移動する。カートリッジ5は、アダプタ部材17、50に係止された状態で、本体Aの外側から装着部60まで移動させられる。そして、カートリッジ5は、アダプタ部材17、50に係止されるために、アダプタ部材17、50に設けられた係止部材18に解除可能に係止される窪み(第一被係止部)37を枠体5hに設けている。
また、前述した各実施形態によれば、カートリッジ5は、装着部60にカートリッジ5が解除可能に係止されるために、ロック部材(装着部係止部材)28に解除可能に係止されるロック係合部(第二被係止部)(凹部)34を有する。ロック係合部34は、枠体5hの長手方向一端側と他端側とに設けられている。
また、窪み(第一被係止部)37は、カートリッジ5が装着部60に装着された状態で、係止部材18との係止状態が解除される。また、ロック係合部(第二被係止部)34は、カートリッジ5が装着部60から取り外される際にロック部材(装着部係止部材)28との係止状態が解除される。
また、前述した各実施形態によれば、アダプタ部材17、50は、操作者の操作によって、カートリッジ5を装着部60に装着する際に、カートリッジ5を本体Aの外側から装着部60まで移動させる。そのために、アダプタ部材17、50は、カートリッジ5の有する窪み37に係止する係止部材18を有する。また、アダプタ部材17、50は、
係止部材18による係止状態を解除するために、本体Aに設けられたリブ(係止解除部材)40が係止部材18と接触するように設けられたスリット(空間部)41を有する。
更に、アダプタ部材17は、アダプタ部材17がカートリッジ5を装着部60に移動させる際に、操作者がアダプタ部材17を操作するための把持部(操作部)51を有する。また、アダプタ部材50は、アダプタ部材17、50がカートリッジ5を装着部60に移動させる際に、操作者がアダプタ部材50を操作する(持ち運ぶ)ための把持部(操作部)51を有する。また、アダプタ部材17は、アダプタ部材17がカートリッジ5を装着部60に移動させる際に、操作者がアダプタ部材17を操作する(回動する)ための把持部(操作部)100を有する。ここで、把持部(操作部)51は、操作者が前アダプタ部材50を持ち運ぶ際に把持するものである。また、操作者が、前記本体Aに回転可能に取り付けられているアダプタ部材17を本体内Aへ移動する際に把持するものである。前記各実施形態によれば、アダプタ部材17、50を用いることによって、操作者は、装置の手前側からカートリッジの着脱操作を行うことができる。したがって、小型化したカートリッジを装置本体の奥側に着脱するにあたって、着脱操作性を向上させることができる。
また、前述実施形態によれば、カートリッジや電子写真画像形成装置装置のより小型化を図ることができる。
また、前述した実施形態によれば、保持手段により現像カートリッジを係止して装着部に装着することができる。また、カートリッジを装着する際は、カートリッジ保持部材にカートリッジを係止した状態で、カートリッジ保持部材を操作してカートリッジを装着することができる。これにより、カートリッジの着脱操作性が向上する。
前述した通り、本発明は、感光体ドラム2と感光体ドラム2に作用するプロセス部材(帯電ローラ3、クリーニング装置6等)とを一体に有して、前記電子写真画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジに適用できる。及び、本発明は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を現像するための現像ローラ25と現像ローラ25が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部とを一体に有して、本体Aに着脱可能な現像カートリッジに適用できる。また、本発明は、装着部がロータリに設けられている構成に限定されるものではない。例えば、装着部が本体に固定して設けられていても良い。
第1実施形態に係る画像形成装置である4色フルカラーのレーザービームプリンタの全体模式説明図である。 第1実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。 第1実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。 第1実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。 現像カートリッジがアダプタ部材に対して係止されている状態を示す断面説明図であり、カートリッジドアは開いた状態を示す説明図 現像カートリッジがアダプタ部材に対するロックから解除されている状態を示す断面説明図である。 カートリッジドアが開いた状態であり、ロータリに対する現像カートリッジのロックが解除された状態を示す断面説明図である。 カートリッジドアが本体に対して閉じた状態であり、ロータリに対して現像カートリッジがロックされた状態を示す断面説明図である。 アダプタ部材の装置本体に対する位置決めを示す説明図である。 アダプタ部材が現像カートリッジを保持した状態を示す斜視説明図である。 第2実施形態に係るアダプタ部材の斜視説明図である。 第2実施形態に係る現像カートリッジを保持したアダプタ部材を使用者が持った状態を示す斜視説明図である。 第2実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。 第2実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。 第2実施形態に係るカラー画像形成装置の現像カートリッジ着脱動作を説明する断面図である。
符号の説明
1 …ロータリ
2 …感光体ドラム
5 …現像装置
5a,5b,5c,5d …現像カートリッジ
16 …カートリッジドア
17 …アダプタ部材
17b …アダプタ部
18 …係止部材
19 …アダプタ位置決め部
25 …現像ローラ
28 …ロック部材
29 …リンク部材
30 …プロセスカートリッジ
33 …リブ
34 …ロック係合部
35 …付勢手段
36 …ストッパ
37 …窪み
38 …ロックピン
39 …斜面
40 …突き当てリブ
41 …スリット
50 …アダプタ部材
51 …把持部
U カートリッジユニット

Claims (13)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    カートリッジを取り外し可能に装着する装着部と、
    前記カートリッジを保持して、前記カートリッジを前記装着部まで移動させるカートリッジ保持部材と、
    前記カートリッジを前記カートリッジ保持部材に解除可能に係止する、前記カートリッジ保持部材に設けられた係止部材と、
    前記カートリッジ保持部材が前記カートリッジを前記装着部まで移動させた後に、前記係止部材によって前記カートリッジ保持部材に係止されている前記カートリッジの係止を解除する係止解除部材と、
    前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記係止解除部材が前記係止部材と接触するように前記カートリッジ保持部材に設けられた空間部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 更に、前記カートリッジを前記装着部に解除可能に係止する装着部係止部材と、前記カートリッジを前記装着部から取り出す際に、前記装着部係止部材による前記装着部に対する前記カートリッジの係止を解除する装着部係止解除部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. カートリッジを取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の本体に前記カートリッジを装着する際に、及び、前記本体から前記カートリッジを取り外す際に、前記カートリッジが通過するための開口部と、
    前記開口部を開放可能に閉鎖する開閉部材と、
    前記カートリッジを取り外し可能に装着する装着部と、
    前記カートリッジを保持して、前記カートリッジを前記装着部まで移動させるカートリッジ保持部材であって、前記カートリッジ保持部材に前記カートリッジを保持させるために前記開口部の外側に位置する外側位置と、前記カートリッジ保持部材に保持した前記カートリッジを前記装着部まで移動させるために前記開口部の内側に位置する内側位置とを取り得るカートリッジ保持部材と、
    前記カートリッジを前記カートリッジ保持部材に解除可能に係止する、前記カートリッジ保持部材に設けられた係止部材と、
    前記カートリッジ保持部材が前記カートリッジを前記装着部まで移動させた後に、前記係止部材によって前記カートリッジ保持部材に係止されている前記カートリッジの係止を解除する係止解除部材であって、前記開閉部材の内側に設けられた係止解除部材と、
    前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記係止解除部材が前記係止部材と接触するように前記カートリッジ保持部材に設けられた空間部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 更に、前記カートリッジを前記装着部に解除可能に係止する装着部係止部材と、前記カートリッジを前記装着部から取り出す際に、前記装着部係止部材による前記装着部に対する前記カートリッジの係止を解除する装着部係止解除部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. カートリッジを取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の本体に前記カートリッジを装着する際に、及び、前記本体から前記カートリッジを取り外す際に、前記カートリッジが通過するための開口部と、
    前記開口部を開放可能に閉鎖する開閉部材と、
    前記カートリッジを取り外し可能に装着する装着部と、
    前記カートリッジを保持して、前記カートリッジを前記装着部まで移動させるカートリッジ保持部材であって、前記カートリッジ保持部材に前記カートリッジを保持させるために前記開口部の外側に位置する外側位置と、前記カートリッジ保持部材に保持した前記カートリッジを前記装着部まで移動させるために前記開口部の内側に位置する内側位置とを取り得るカートリッジ保持部材と、
    前記カートリッジを前記カートリッジ保持部材に解除可能に係止する、前記カートリッジ保持部材に設けられた係止部材と、
    前記カートリッジを前記装着部に解除可能に係止する装着部係止部材と、
    前記カートリッジ保持部材が前記カートリッジを前記装着部まで移動させた後に、前記係止部材によって前記カートリッジ保持部材に係止されている前記カートリッジの係止を解除する係止解除部材であって、前記開閉部材の内側に設けられた係止解除部材と、
    前記開閉部材を開放する際に、前記装着部係止部材による前記装着部に対する前記カートリッジの係止を解除する装着部係止解除部材であって、前記開閉部材の内側に設けられた装着部係止解除部材と、
    前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記係止解除部材が前記係止部材と接触するように前記カートリッジ保持部材に設けられた空間部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記カートリッジは、電子写真感光体ドラムと前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス部材とを一体に有して、前記画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、又は、前記カートリッジは、前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラと前記現像ローラが前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部とを一体に有して、前記本体に着脱可能な現像カートリッジであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記装着部は、回転するロータリに複数箇所設けられており、前記各々の装着部に色の異なった現像剤を収納している前記カートリッジである現像カートリッジが装着されるカラー電子写真画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 更に、前記画像形成装置は
    前記装着部に取り外し可能に装着する前記カートリッジであって、前記カートリッジを前記装着部に装着する際に、前記カートリッジ保持部材に前記カートリッジが係止されるために前記係止部材に解除可能に係止される第一被係止部と、前記装着部に前記カートリッジが解除可能に係止されるために前記装着部係止部材に解除可能に係止される第二被係止部と、を有する前記カートリッジを備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置
  9. 前記第一被係止部は、前記カートリッジが前記装着部に装着された状態で、前記係止部材との係止状態が解除される、及び、前記第二被係止部は前記カートリッジが前記装着部から取り外される際に前記装着部係止部材との係止状態が解除されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置
  10. 前記カートリッジは、電子写真感光体ドラムと前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス部材とを一体に有して、前記画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、又は、前記カートリッジは、前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラと前記現像ローラが前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部とを一体に有して、前記本体に着脱可能な現像カートリッジであることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置の本体に設けられた装着部にカートリッジを移動させるためのカートリッジ保持部材であって、
    前記カートリッジを前記装着部に装着する際に、前記カートリッジを前記本体の外側から前記装着部まで移動させるために、前記カートリッジの有する第一被係止部と解除可能に係止する係止部材と、
    前記係止部材による前記カートリッジとの係止状態を解除するために、前記本体に設けられた係止解除部材が前記係止部材と接触するように設けられた空間部と、
    を有することを特徴とするカートリッジ保持部材。
  12. 更に、前記カートリッジ保持部材は、前記カートリッジ保持部材が前記カートリッジを前記装着部に移動させる際に、操作者が前記カートリッジ保持部材を操作するための操作部を有することを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ保持部材。
  13. 前記操作部は、操作者が前記カートリッジ保持部材を持ち運ぶ際に把持する把持部である、又は、操作者が、前記本体に回転可能に取り付けられている前記カートリッジ保持部材を前記本体内へ移動する際に把持する把持部であることを特徴とする請求項12に記載のカートリッジ保持部材。
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