JP6504359B2 - 粉体容器、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、トナーなどの粉体が収容されて画像形成装置本体に対して着脱可能に設置される粉体容器と、それを備えた画像形成装置と、に関し、特に、略円筒状の容器本体が所定の回転方向に回転駆動される粉体容器、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、粉体容器(トナー収容器)における略円筒状の容器本体(ボトル部)を所定の回転方向に回転駆動して、容器本体の排出口から粉体(トナー)を排出して、排出された粉体(トナー)を現像装置に供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、粉体容器(トナー収容器)における容器本体(ボトル部)の底部には、画像形成装置本体に設置された駆動カップリングに嵌合する従動カップリング(駆動入力部)が形成されている。そして、画像形成装置本体の駆動カップリングから従動カップリングに駆動が伝達されて、容器本体が所定の回転方向に回転して、容器本体の内部に収容された粉体が排出口に向けて回転軸方向に沿って搬送されることになる。
一方、特許文献1には、粉体容器(トナー収容器)における容器本体(ボトル部)の内壁面に粉体(トナー)が付着してしまう不具合を解決することを目的として、容器本体の外周面に周方向に沿って複数の突起部(収容部突起)を形成して、容器本体が回転することによって、これらの突起部が、容器本体を保持する保持部に形成された保持部突起に接離することで、容器本体に振動を与える技術が開示されている。
上述した従来の粉体容器は、容器本体の回転にともない、容器本体の外周面に周方向に沿って形成された複数の突起部(収容部突起)を保持部突起に当接させて、容器本体に振動を与えているため、容器本体の内壁面に粉体が付着してしまう不具合を防止する効果が大いに期待できる。
しかし、複数の突起部が保持部突起に当接するときに、駆動カップリングと従動カップリング(駆動入力部)とが嵌合する部分に大きな負荷がかかってしまい、容器本体の駆動不良が生じてしまったり、容器本体に充分な振動を与えられなかったり、容器本体を回転駆動するための部品が破損してしまったりする可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、駆動カップリングと容器本体の従動カップリングとが嵌合する部分に大きな負荷がかかることなく、容器本体の内壁面に粉体が付着してしまう不具合が軽減される、粉体補給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる粉体補給装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置される粉体容器であって、前記画像形成装置本体の駆動カップリングに嵌合する従動カップリングが底部に形成されて、前記駆動カップリングから前記従動カップリングに駆動が伝達されて所定の回転方向に回転することで、内部に収容された粉体を排出口に向けて回転軸方向に搬送する略円筒状の容器本体を備え、前記容器本体は、前記容器本体の外周面から突出するように形成されて、前記容器本体が回転するときに前記画像形成装置本体において前記容器本体を回転可能に保持する保持部に当接して前記容器本体を所定方向に往復移動させる突起部を具備し、前記従動カップリングは、前記突起部が前記保持部に当接して前記容器本体が往復移動するときに、前記駆動カップリングに嵌合した状態で前記駆動カップリングの嵌合面に対して前記所定方向に摺動可能に構成されたものである。
本発明によれば、駆動カップリングと容器本体の従動カップリングとが嵌合する部分に大きな負荷がかかることなく、容器本体の内壁面に粉体が付着してしまう不具合が軽減される、粉体補給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置を示す斜視図である。 トナー補給装置を示す側面図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図である。 トナー補給装置の一部を示す断面図である。 トナー容器を示す斜視図である。 トナー容器の底部側を示す斜視図である。 駆動カップリングを示す斜視図である。 トナー容器の容器本体が回転する動作を底部側から回転軸方向にみた概略図である。 トナー容器の容器本体に形成された突起部を回転軸方向にみた拡大図である。 変形例としての、トナー容器の容器本体を底部側から回転軸方向にみた概略図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つの粉体容器としてのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱可能(交換可能)に設置されている(図3〜図5をも参照できる。)。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容された粉体としてのトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Yの表面で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Yの表面にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光装置7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム1M、1C、1K上に向けて照射される。詳しくは、露光装置7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3等を参照できる。)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3〜図6等を用いて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(粉体補給装置)について詳述する。
図3〜図5を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。
なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置50Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kが装置本体100のトナー容器収容部31に装着されると、その装着動作に連動してトナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材が移動してトナー排出口Wが開放される。これにより、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容されたトナーが、トナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kのトナータンク部内に貯溜されることになる。
ここで、図5の模式図を参照して、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、その容器本体32Y2の内周面には螺旋状の突起32Y2aが設けられている(外周面側から見ると螺旋状の溝となっている。)。この螺旋状の突起32Y2aは、駆動部(駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア91等で構成されている。)によってトナー容器32Yの容器本体32Y2を図5の矢印方向に回転駆動して開口部A(トナー排出口W)からトナーを排出するためのものである。すなわち、駆動部によってトナー容器32Yの容器本体32Y2が適宜に回転駆動されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
図3〜図6を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(トナー容器収容部31)は、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア列81、82、91、92、駆動伝達軸81a、保持部95、等で構成されている。
図3〜図6を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの奥側(トナー容器の着脱方向奥側である。)には、トナー容器32Y(容器本体32Y2)の底部に形成された従動カップリング32Y2b(駆動入力部)に係合する駆動カップリング90が設置されている(図8、図9をも参照できる。)。駆動カップリング90には駆動モータ80の駆動力が2段ギア91を介して伝達されて、駆動カップリング90によってトナー容器32Yの容器本体32Y2が所定の回転方向に回転駆動される。
一方、2段ギア91に噛合するギア92は、駆動伝達軸81aを介して、トナー補給装置60Yの手前側(トナー容器の着脱方向手前側である。)に設置されたギア81に駆動力を伝達する。そして、手前側のギア81に伝達された駆動力によって、ギア列81、82を介して、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yの回転駆動がおこなわれる。なお、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yが設置されたトナー補給装置60Yの手前側の構成は、後で図6等を用いて詳しく説明する。
ここで、図示は省略するが、装置本体100の手前側に設置された本体カバーを開放すると、トナー容器収容部31が露呈される。詳しくは、装置本体100の本体カバーを開放すると、4つの挿入口が形成されたインナーカバーが露呈する。そして、装置本体100の手前側(図4の左方である。)から各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作である。)がおこなわれる。
本実施の形態では、図3〜図5に示すように、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが、トナー容器収容部31(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)の保持部95に着脱可能に並設される。保持部95は、画像形成装置本体100においてトナー容器32Yの容器本体32Y2を回転可能に保持するものであって、平面状(又は、容器本体32Y2の外周面の形状に合わせて曲面状)に形成されている。
次に、図6等を用いて、トナー補給装置60Yの手前側の構成・動作について詳述する。
図6(及び、図3〜図5)を参照して、トナー補給装置60Yの手前側には、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、ギア列81、82、等が設置されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yのキャップ部32Y1のトナー排出口Wの下方に配設されていて、トナー容器32Yのトナー排出口Wから排出されたトナーが貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送部62Y、63Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図5を参照して、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70による駆動モータ80の制御によって、トナー容器32Y(容器本体32Y2)を所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の表示部(不図示である。)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61Yの中央(トナーエンドセンサ66Yの近傍である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65Yが設置されている。撹拌部材65Yは、軸部に可撓性部材65Yaが設置されたものであって、図5の時計方向に回転することによりトナータンク部61Y内のトナーを撹拌する。さらに、撹拌部材65Yの可撓性部材65Yaの先端が、回転周期でトナーエンドセンサ66Yの検知面に摺接することで、トナーエンドセンサ66Yの検知面にトナーが固着して検知精度が低下する不具合を抑止している。
図6を参照して、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方(図6の矢印方向である。)に搬送するものである。詳しくは、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方(落下口64Yaの位置である。)に向けてトナーを直線的に搬送する。そして、トナー搬送部62Y、63Yによって搬送されたトナー(落下口64Yaの位置に達したトナーである。)は、トナー落下経路64Yを自重落下して現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するトナー搬送スクリュ62Y、トナー搬送スクリュ62Yに近接する内壁を有するトナー搬送管63Y、等で構成される。
トナー搬送管63Yは、その上流側がトナータンク部61Yに連通していて、その下流側が落下口64Yaを介してトナー落下経路64Yに連通している。トナー搬送管63Yは、樹脂材料で形成された管状部材であって、その内部にトナー搬送スクリュ62Yが軸受を介して回転可能に支持されている。
次に、図7、図8等を用いて、粉体容器としてのトナー容器32Y、32M、32C、32Kについて説明する。
図7、図8等を参照して、粉体容器としてのトナー容器32Yは、略筒状のトナー容器であって、キャップ部32Y1と、略円筒状の容器本体32Y2と、で構成される。キャップ部32Y1や容器本体32Y2は、それぞれ、公知の樹脂材料で形成することができる。
容器本体32Y2は、頭部に開口部A(図5を参照できる。)が設けられていて、キャップ部32Y1の内部に連通している。また、容器本体32Y2の内壁には螺旋状の突起32Y2aが形成されている。そして、容器本体32Y2は、画像形成装置本体100の駆動カップリング90(容器本体32Y2の底部に設けられた従動カップリング32Y2bに嵌合する。)から駆動が伝達されて所定方向(図8の矢印方向である。)に回転して、内部に収容されたトナー(粉体)が開口部A(排出口)に向けて回転軸方向(長手方向であって、図5の左方から右方に向かう方向である。)に搬送される。そして、容器本体32Y2の開口部Aから排出されたトナーは、キャップ部32Y1(トナー容器32Y)の周面の一部に設けられたトナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Yのトナータンク部61Yに補給される。
ここで、図8〜図10を参照して、本実施の形態では、装置本体100の駆動カップリング90の2つの爪部材に係合する、2つの爪部材(容器本体32Y2の回転中心軸を基準として180度の分配角で配設されている。)からなる従動カップリング32Y2b(駆動入力部)を、容器本体32Y2の底部に一体的に形成している。
すなわち、従動カップリング32Y2bは、容器本体32Y2の回転軸を中心にして180度位相がずれた位置に、それぞれ、駆動カップリング90の嵌合面90aに当接する被嵌合面(摺動面32Y2b1である。)が形成されている。そして、この従動カップリング32Y2b(駆動入力部)は、一体成形によって、容器本体32Y2の一部として底部から回転軸方向外側に突出するように形成されている。
なお、この従動カップリング32Y2bについては、後で図8、図10等を用いてさらに詳しく説明する。
一方、キャップ部32Y1は、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に対する装着操作によってトナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に固定保持される。すなわち、トナー補給装置60Yへのセットが完了した後のキャップ部32Y1は、回転駆動されることなく、キャップ部32Y1に対して相対的に回転可能に設置された容器本体32Y2のみが回転駆動されることになる。
図7を参照して、キャップ部32Y1には、トナー排出口Wを開閉するシャッタ部材32Y1a、キャップ部32Y1を回転操作するための把持部32Y1b、等が設けられている。
シャッタ部材32Y1aは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に対するトナー容器32Yの着脱操作に連動してトナー排出口Wを開閉するように構成されている。
詳しくは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)にトナー容器32Yを装着する場合、ユーザーはトナー容器32の把持部32Y1bを把持しながら、トナー容器32Yの容器本体32Y2の底部から装置本体100の挿入口に向けて押し込む。そして、容器本体32Y2が保持部95に回転可能に保持された状態で、容器本体32Y2の底部に設けられた従動カップリング32Y2bが駆動カップリング90に嵌合した後に、把持部32Y1bを時計方向に約90度だけ手動回転させることで、シャッタ部材32Y1aがトナー補給装置60Yの規制部材に係合して回転が規制されて、トナー排出口Wが開放される。このとき、トナー排出口Wは下方に向いてトナータンク部61Yの補給口60Yaと係合した状態(図5、図6の状態である。)で、キャップ部32Y1がトナー補給装置60Yに固定保持される。これに対して、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)からトナー容器32Yを取出する場合には、上述した装着時の操作と逆の手順で操作がおこなわれることになる。
以下、図8〜図11等を用いて、本実施の形態における粉体容器としてのトナー容器32Yについて、特徴的な構成・動作について説明する。
先に図8等を用いて説明したように、本実施の形態におけるトナー容器32Y(粉体容器)には、略円筒状の容器本体32Y2が設けられている。そして、この容器本体32Y2には、画像形成装置本体100の駆動カップリング90に嵌合する従動カップリング32Y2bが底部に形成されていて、駆動カップリング90から従動カップリング32Y2bに駆動が伝達されて容器本体32Y2が所定の回転方向に回転することで、容器本体32Y2の内部に収容された粉体としてのトナーが排出口(開口部A)に向けて回転軸方向に搬送される。
ここで、図8、図10、図11を参照して、本実施の形態において、容器本体32Y2には、容器本体32Y2の外周面から径方向に突出するように突起部32Y2cが形成されている。この突起部32Y2cは、容器本体32Y2が回転するときに、保持部95(画像形成装置本体100において容器本体32Y2を回転可能に保持するための部材である。)に当接して容器本体32Y2を所定方向(本実施の形態では、上下方向である。)に往復移動(上下動)させるためのものである。
具体的に、図10(A)に示すように、容器本体32Y2は、その外周面が保持部95(保持面)に当接した状態で矢印方向に回転する。そして、図10(B)に示すように、容器本体32Y2の回転が進んで、容器本体32Y2の突起部32Y2bが保持部95(保持面)に当接した状態になると、保持部95を乗り上げるように、容器本体32Yが上方(黒矢印方向である。)に移動する。そして、図10(C)に示すように、容器本体32Y2の回転がさらに進んで、突起部32Y2bが保持部95(保持面)の位置を通過して保持部95に当接しない状態になった直後に、容器本体32Yが自重落下により下方(黒矢印方向である。)に移動する。そして、このように容器本体32Y2が上下動することによって、容器本体32Y2に振動が与えられることになる。すなわち、本実施の形態では、容器本体32Y2が1回転する間に1回だけ突起部32Y2bが保持部95に接離して、容器本体32Y2が加振されることになる。
そして、このように容器本体32Y2に適宜に振動が与えられることで、容器本体32Y2の内壁面にトナーが付着してしまう不具合が抑止されて、トナーエンド時において容器本体32Y2内に残留するトナーの残量を軽減することができる(トナー容器32Y内のトナーを無駄なく消費することができる)。さらには、容器本体32Y2の内部に収容されたトナーが凝集しそうになっても、容器本体32Y2に適宜に振動が与えられるため、そのようなトナーの凝集を抑止することができる。
そして、本実施の形態において、容器本体32Y2の従動カップリング32Y2bは、突起部32Y2cが保持部95に当接して容器本体32Y2が上下動(往復移動)するときに、駆動カップリング90に嵌合した状態で駆動カップリング90の嵌合面90aに対して所定方向(径方向である。)に摺動可能に構成されている。すなわち、従動カップリング32Y2bは、容器本体32Y2が所定方向に移動したときに、駆動カップリング90に嵌合した状態のまま、その移動する方向と同じ方向に摺動可能に構成されている。
詳しくは、図10に示すように、突起部32Y2cは、容器本体32Y2を回転軸方向にみたときに、駆動カップリング90の嵌合面90aを摺動する従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1を通る仮想直線Xが外周面に交わる位置又はその近傍に形成されている。
具体的に、図10(A)に示すように、駆動カップリング90から従動カップリング32Y2bに駆動が伝達されて、容器本体32Y2は、その外周面が保持部95(保持面)に当接した状態で矢印方向に回転する。
そして、図10(B)に示すように、容器本体32Y2の回転が進んで、容器本体32Y2の突起部32Y2bが保持部95(保持面)に当接した状態になると、保持部95を乗り上げるように、容器本体32Yが上方(黒矢印方向である。)に移動する。このとき、図10(B)に示すように、上下方向の位置が固定された駆動カップリング90の篏合面90aを、従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1が摺動しながら、従動カップリング32Y2bとともに容器本体32Y2が上方(黒矢印方向である。)に移動することになる。
そして、図10(C)に示すように、容器本体32Y2の回転がさらに進んで、突起部32Y2bが保持部95(保持面)の位置を通過した直後に、容器本体32Yが自重落下により下方(黒矢印方向である。)に移動する。このとき、図10(C)に示すように、上下方向の位置が固定された駆動カップリング90の篏合面90aを、従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1が摺動しながら、従動カップリング32Y2bとともに容器本体32Y2が下方(黒矢印方向である。)に移動することになる。
このように、突起部32Y2cが保持部95に当接して容器本体32Y2が上下動して加振されるときに、容器本体32Y2の底部に形成された従動カップリング32Y2b(摺動面32Y2b1)が、その上下動に合わせて駆動カップリング90の篏合面90aを同じ方向に摺動するため、駆動カップリング90から従動カップリング32Y2bへの駆動伝達ロスが生じることなく、駆動カップリング90と従動カップリング32Y2bとが嵌合する部分に大きな負荷がかかることなく、容器本体32Y2の回転駆動が良好におこなわれることになる。したがって、容器本体32Y2の駆動不良が生じてしまったり、容器本体32Y2に充分な振動を与えられなかったり、容器本体32Y2を回転駆動するための部品が破損してしまったりする不具合も確実に軽減されることになる。
すなわち、突起部32Y2cが、容器本体32Y2を回転軸方向にみたときに、上述した仮想直線Xが外周面に交わる位置又はその近傍に形成されていない場合(例えば、突起部32Y2cが、図10に示す位置から周方向に90度ずれて配置されている場合などである。)には、突起部32Y2cが保持部95に当接して容器本体32Y2が上下動して加振されるときに、容器本体32Y2の底部に形成された従動カップリング32Y2b(摺動面32Y2b1)が、その上下動によって駆動カップリング90の篏合面90aに強く当接したり離間したりするため、駆動カップリング90から従動カップリング32Y2bへの駆動伝達ロスが生じたり、駆動カップリング90と従動カップリング32Y2bとが嵌合する部分に大きな負荷がかかったりして、上述した種々の不具合が生じてしまうことになる。
ここで、本実施の形態において、駆動カップリング90の嵌合面90aと、嵌合面90aに対して摺動可能に嵌合する従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1と、のうち、少なくとも一方を、低摩擦材料で形成することが好ましい。例えば、駆動カップリング90の嵌合面90aと、従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1と、にそれぞれフッ素コーティングを施すことができる。
これにより、駆動カップリング90の嵌合面90aと、従動カップリング32Y2bの摺動面32Y2b1と、の摺動抵抗が減ぜられて、上述した駆動カップリング90から従動カップリング32Y2bへの駆動伝達ロスを減ずる効果や、駆動カップリング90と従動カップリング32Y2bとが嵌合する部分にかかる負荷を減ずる効果が、さらに確実に発揮されることになる。
ここで、図11を参照して、本実施の形態において、突起部32Y2cは、容器本体32Y2の回転方向(矢印方向である。)に沿って回転方向上流側端部から頂部32Y2c1の位置までは外周面からの突出量が緩やかに漸増するように第1傾斜面32Y2c2が形成されて、容器本体32Y2の回転方向に沿って頂部32Y2c1の位置から回転方向下流側端部までは外周面からの突出量が急激に減少するように第2傾斜面32Y2c3が形成されている。
具体的に、本実施の形態における突起部32Y2cは、周方向の全体の長さが9mm程度に設定され、回転方向上流側端部から頂部32Y2c1までの周方向の長さが7mm程度に設定され、頂部32Y2c1から回転方向下流側端部までの周方向の長さが2mm程度に設定されている。また、外周面から頂部32Y2c1までの高さ(突出量)は、1.4mm程度に設定されている。
このように構成することで、突起部32Y2cが容器本体32Y2の回転を妨げることなく、容器本体32Y2に効果的に振動を与えることができる。
また、本実施の形態では、突起部32Y2cの頂部32Y2c1が破損するのを防止するために、頂部32Y2c1を尖頭状に形成するのではなくて、頂部32Y2c1をR状(R2mm程度である。)に形成している。
なお、本実施の形態におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y2の外周面に、周方向に1つの突起部32Y2cを形成した。
これに対して、図12に示すように、容器本体32Y2の外周面に、周方向に2つの突起部32Y2cを形成することもできる。その場合、突起部32Y2cは、容器本体32Y2の回転軸を中心にして180度位相がずれた位置であって、上述した仮想直線Xが外周面に交わる位置又はその近傍に、それぞれ形成されることになる。
そのような場合には、容器本体32Y2が1回転する間に、容器本体32Y2が2回加振されることになるが、その2回のそれぞれの加振時において、同じように従動カップリング32Y2bが駆動カップリング90を摺動しながら、容器本体32Y2が回転駆動されて、本実施の形態のものと同様の効果が得られることになる。
以上説明したように、本実施の形態におけるトナー容器32Y(粉体容器)は、容器本体32Y2に、容器本体32Y2が回転するときに画像形成装置本体100の保持部95に当接して容器本体32Y2を所定方向に往復移動させる突起部32Y2cが、容器本体32Y2の外周面から突出するように形成されて、容器本体32Y2の底部に形成された従動カップリング32Y2bが、突起部32Y2cが保持部95に当接して容器本体32Y2が往復移動するときに、画像形成装置本体100の駆動カップリング90に嵌合した状態で駆動カップリング90の嵌合面90aに対して所定方向(往復移動の方向と同じ方向)に摺動可能に構成されている。
これにより、駆動カップリング90と容器本体32Y2の従動カップリング32Y2bとが嵌合する部分に大きな負荷がかかることなく、容器本体32Y2の内壁面にトナー(粉体)が付着してしまう不具合を軽減することができる。
なお、本実施の形態では、粉体としてのトナーが収容された粉体容器としてのトナー容器32Yに対して本発明を適用したが、トナー以外の粉体やトナーを含む粉体が収容された粉体容器に対しても本発明を適用することもできる。特に、本実施の形態では、トナー容器32Y内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置5Yに適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y内に2成分現像剤を収容して、2成分現像剤を現像装置に補給するように粉体補給装置を構成することもできる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y2の外周面に、回転軸方向に1つの突起部32Y2cを形成した。
これに対して、容器本体32Y2の外周面に、回転軸方向に複数の突起部32Y2cを形成することもできる。その場合、複数の突起部32Y2cは、容器本体32Y2を回転軸方向にみたときに、周方向の同じ位置に形成されることになる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y 現像装置、
32Y、32M、32C、32K トナー容器(粉体容器)、
32Y1 キャップ部、
32Y2 容器本体、
32Y2b 従動カップリング(駆動入力部、爪部材)、
32Y2b1 摺動面、
32Y2c 突起部、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置(粉体補給装置)、
90 駆動カップリング(駆動伝達部)
90a 嵌合面、
95 保持部、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
A 開口部(排出口)、 W トナー排出口、 X 仮想直線。
特許第5534431号公報

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置される粉体容器であって、
    前記画像形成装置本体の駆動カップリングに嵌合する従動カップリングが底部に形成されて、前記駆動カップリングから前記従動カップリングに駆動が伝達されて所定の回転方向に回転することで、内部に収容された粉体を排出口に向けて回転軸方向に搬送する略円筒状の容器本体を備え、
    前記容器本体は、前記容器本体の外周面から突出するように形成されて、前記容器本体が回転するときに前記画像形成装置本体において前記容器本体を回転可能に保持する保持部に当接して前記容器本体を所定方向に往復移動させる突起部を具備し、
    前記従動カップリングは、前記突起部が前記保持部に当接して前記容器本体が往復移動するときに、前記駆動カップリングに嵌合した状態で前記駆動カップリングの嵌合面に対して前記所定方向に摺動可能に構成されたことを特徴とする粉体容器。
  2. 前記突起部は、前記容器本体を回転軸方向にみたときに、前記駆動カップリングの前記嵌合面を摺動する前記従動カップリングの摺動面を通る仮想直線が前記外周面に交わる位置又はその近傍に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の粉体容器。
  3. 前記従動カップリングは、前記容器本体の回転軸を中心にして180度位相がずれた位置に、それぞれ、前記駆動カップリングの前記嵌合面に当接する前記摺動面が形成され、
    前記突起部は、前記容器本体の回転軸を中心にして180度位相がずれた位置であって、前記仮想直線が前記外周面に交わる位置又はその近傍に、それぞれ形成されたことを特徴とする請求項2に記載の粉体容器。
  4. 前記駆動カップリングの前記嵌合面と、前記嵌合面に対して摺動可能に嵌合する前記従動カップリングの摺動面と、のうち、少なくとも一方は、低摩擦材料で形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の粉体容器。
  5. 前記突起部は、前記容器本体の回転方向に沿って頂部の位置までは前記外周面からの突出量が緩やかに漸増するように形成されて、前記容器本体の回転方向に沿って前記頂部の位置からは前記外周面からの突出量が急激に減少するように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の粉体容器。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の粉体容器が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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