JP4167589B2 - 収納容器、トナー収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

収納容器、トナー収納容器及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、収納容器、トナー収納容器及びこのトナー収納容器を使用する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ等)に使用されるトナー収納容器では、トナー収納容器の搬送時や、画像形成装置に対してトナー収納容器を着脱する際におけるトナーの漏れ出しを防止するため、トナー収納容器本体に形成された筒状の口部の内周側に内キャップを嵌合し、内キャップを嵌合した口部の外周側に外キャップを嵌合している(例えば、特許文献1、2参照)。これらのトナー収納容器では、内キャップの外径寸法と口部の内径寸法とをほぼ同じに形成し、口部の内周側への内キャップの嵌合を内キャップの弾性を利用して行っている。
トナー収納容器を画像形成装置内に取り付ける場合には、外キャップを外して内キャップのみを嵌合させたトナー収納容器を画像形成装置内の取り付け位置にセットすると、画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により内キャップの嵌合が自動的に外される。内キャップの嵌合が外されたトナー収納容器がトナー収納容器の中心線周りに回転駆動されることにより、トナー収納容器内に収納されているトナーが口部から排出され、画像形成装置内の画像形成部に補給される。なお、内キャップ着脱機構により外された内キャップは、内キャップ着脱機構により保持された状態を維持され、トナー収納容器内のトナーが消費された後にトナー収納容器を画像形成装置から取り外す際に、内キャップ着脱機構により保持されていた内キャップが口部の内周側に嵌合される。これにより、トナー収納容器を画像形成装置から取り外す際におけるトナー収納容器内に残留しているトナーの漏れ出しが防止される。
特開平10−111596号公報 特開2003−84553公報
上述したトナー収納容器の内キャップは、プラスチック材などで形成され、通常1〜3kgfの嵌合力で嵌合されている。プラスチック材などで形成されている内キャップに対してこのような嵌合力が付与された状態が長時間持続されると、内キャップはクリープ変形を生じ、口部に対する嵌合力が低下し、口部から外れ易い状態になる。
このため、トナー収納容器を画像形成装置にセットするために外キャップを外してトナー収納容器を斜めに傾けた場合、口部から内キャップが外れてトナーが漏れ出すことがある。
外キャップが嵌合されている場合であっても、口部に対して内キャップが外れ易い状態になっていると、トナー収納容器を落下させたりしてトナー収納容器に衝撃が加わったときに内キャップと口部との間に隙間が生じ、その隙間からトナーが漏れ出し、漏れ出したトナーが口部と外キャップとの間に溜まる。口部と外キャップとの間にトナーが溜まっていると、そのトナーは外キャップを外したときに飛散して周囲を汚すことがある。また、口部と外キャップとの間に溜まったトナーは、凝集して粒状となり、粒状に凝集したトナーが画像形成に用いられることにより画像品質を低下させるという問題を生じる。
本発明の目的は、収納容器本体の口部に内キャップと外キャップとを嵌合させている場合、及び、外キャップを外して内キャップのみを嵌合させている場合において、トナーなどの収容物が口部から漏れ出さないようにすることである。
請求項1記載の発明の収納容器は、筒状の口部が形成された収納容器本体と、前記口部の内周側に着脱可能に嵌合された内キャップと、前記口部の外周側に着脱可能に嵌合された外キャップとを有し、前記口部に、この口部の内周面から突出したリング状の第1凸部と、前記口部の先端側端部に位置するシール面部とが設けられ、前記内キャップに、この内キャップの外周面から突出して前記第1凸部の内径寸法より大きな外径寸法を有するリング状の第2凸部と、前記口部の外部から前記シール面部に弾性的に当接することで前記第2凸部の側面を前記第1凸部の側面に圧接させる向きに前記内キャップを付勢する弾性シール部とが設けられ、前記外キャップに、この外キャップが前記口部に嵌合されているときに前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との圧接が解除される位置へ前記内キャップが移動するように前記弾性シール部を押圧して圧縮する押圧部が設けられている。
したがって、内キャップを口部の内周側に嵌合させ、外キャップを口部の外周側に嵌合させると、口部のシール面部に当接されている内キャップの弾性シール部が外キャップの押圧部により押圧されて圧縮され、シール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなり、収納容器本体内に収納されている収納物が口部から漏れ出すことが防止される。このとき、内キャップは弾性シール部が圧縮されることにより口部の奥側へ移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面との圧接が解除されている。
外キャップの嵌合を外した場合には、押圧部により押圧されて圧縮されていた弾性シール部が圧縮状態から復元し、復元した弾性シール部の弾性力により内キャップが口部の出口側へ移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面とが圧接される。外キャップを嵌合させているときに内キャップの第2凸部がクリープ変形を生じることがなく、外キャップの嵌合を外すことにより圧接された第2凸部の側面と第1凸部の側面との間では十分なシール効果が得られ、収納容器本体内に収納されている収納物が口部から漏れ出すことが防止される。
請求項2記載の発明のトナー収納容器は、筒状の口部が形成されたトナーを収納するトナー収納容器本体と、前記口部の内周側に着脱可能に嵌合された内キャップと、前記口部の外周側に着脱可能に嵌合された外キャップとを有し、前記口部に、この口部の内周面から突出したリング状の第1凸部と、前記口部の先端側端部に位置するシール面部とが設けられ、前記内キャップに、この内キャップの外周面から突出して前記第1凸部の内径寸法より大きな外径寸法を有するリング状の第2凸部と、前記口部の外部から前記シール面部に弾性的に当接することで前記第2凸部の側面を前記第1凸部の側面に圧接させる向きに前記内キャップを付勢する弾性シール部とが設けられ、前記外キャップに、この外キャップが前記口部に嵌合されているときに前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との圧接が解除される位置へ前記内キャップが移動するように前記弾性シール部を押圧して圧縮する押圧部が設けられている。
したがって、内キャップを口部の内周側に嵌合させ、外キャップを口部の外周側に嵌合させると、口部のシール面部に当接されている内キャップの弾性シール部が外キャップの押圧部により押圧されて圧縮され、シール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなり、トナー収納容器本体内に収納されている収納物であるトナーが口部から漏れ出すことが防止される。このとき、内キャップは弾性シール部が圧縮されることにより口部の奥側へ移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面との圧接が解除されている。
外キャップの嵌合を外した場合には、押圧部により押圧されて圧縮されていた弾性シール部が圧縮状態から復元し、復元した弾性シール部の弾性力により内キャップが口部の出口側へ移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面とが圧接される。外キャップを嵌合させているときに内キャップの第2凸部がクリープ変形を生じることがなく、外キャップの嵌合を外すことにより圧接された第2凸部の側面と第1凸部の側面との間では十分なシール効果が得られ、収納容器本体内に収納されているトナーが口部から漏れ出すことが防止される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のトナー収納容器において、前記第2凸部の外径寸法“D”が前記第1凸部の内径寸法“d”に対し、“0.05mm≦D−d≦1.5mm”に設定されている。
したがって、0.05mm≦D−dに設定することにより、第2凸部の側面と第1凸部の側面との圧接寸法を確保でき、外キャップを外しているときにおける口部からのトナーの漏れ出しが防止される。また、D−d≦1.5mmに設定することにより、内キャップを口部に着脱する際に要する力が抑制され、口部に対する内キャップの着脱操作をスムーズに行える。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のトナー収納容器において、前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との少なくとも一方が、テーパ面形状又はR面形状に形成されている。
したがって、第2凸部の側面が第1凸部の側面に当接されている内キャップを、口部から嵌合を外すために第2凸部の側面と第1凸部の側面との圧接力が強まる方向へ引っ張ったとき、第2凸部と第1凸部とが撓み変形し易くなり、口部から内キャップの嵌合を外す際における口部や内キャップの破損が防止される。
請求項5記載の発明は、請求項2ないし4のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記シール面部が弾性部材により形成されている。
したがって、弾性シール部がシール面部に食い込む状態となるためシール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなり、口部からのトナー漏れがより一層確実に防止される。
請求項6記載の発明は、請求項2ないし5のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップはアニール処理が施されている。
したがって、内キャップがクリープ変形を生じにくくなり、特に、弾性シール部のクリープ変形が小さくなることにより弾性トール部が圧縮状態から復元したときの弾性力が高くなり、第2凸部の側面と第1凸部の側面との圧接力が高くなって圧接された第2凸部の側面と第1凸部の側面との間でのシール効果がより高くなり、収納容器本体内に収納されているトナーが口部から漏れ出すことがより一層効果的に防止される。
請求項7記載の発明は、請求項2ないし6のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記口部に、前記第1凸部が形成されたスペーサ部材が取り付けられている。
したがって、口部が形成されたトナー収納容器本体と第1凸部が形成されたスペーサ部材とを別個に形成し、スペーサ部材を口部に取り付けることにより、トナー収納容器本体の成形が容易になる。また、第1凸部の寸法精度を高めることが可能になるために、第2凸部の側面が圧接された際のシール性能が高くなり、内キャップの着脱の作業性が高くなる。さらに、トナー収納容器本体と第1凸部が形成されたスペーサ部材との材質を変えることができ、例えば、スペーサ部材を硬度が高く変形しにくい材料で成形することにより、成形後における第1凸部の変形や収縮が原因となるトナー漏れの発生が防止される。
請求項8記載の発明は、請求項2ないし7のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記口部の内周側に、前記シール面部に向けて次第に拡開する拡開部が形成されている。
したがって、内キャップを口部に嵌合させる際には内キャップが拡開部に沿って口部の内周側に案内されるので、内キャップを口部に嵌合させる作業の精度が向上する。
請求項9記載の発明は、請求項2ないし8のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップに、前記口部への嵌合が外された前記内キャップが前記口部から所定寸法離反したときに前記トナー収納容器本体内における前記口部の縁部に係合して前記内キャップが前記口部から所定寸法以上離反することを規制するアンカー部材が設けられている。
したがって、トナー収納容器を画像形成装置内にセットして画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により口部への内キャップの嵌合が外されたとき、内キャップが所定寸法以上口部から離反しようとするとアンカー部材が前記トナー収納容器本体内における前記口部の縁部に係合するので、内キャップが所定寸法以上口部から離反することが規制され、内キャップがトナー収納容器本体から脱落することが防止される。これにより、使用後のトナー収納容器を画像形成装置から取り外す際には、内キャップが口部に確実に嵌合される。
請求項10記載の発明は、請求項2ないし9のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップに、画像形成装置内にセットされている前記トナー収納容器本体の前記口部への前記内キャップの嵌合が前記画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により外されているときに前記口部の内周面に当接する当接片が設けられている。
したがって、トナー収納容器を画像形成装置内にセットして画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により口部への内キャップの嵌合が外され、トナー収納容器内のトナーを画像形成装置内の現像部に供給するためにトナー収納容器をトナー収納容器の中心線周りに回転させた場合、口部の内周面に対して当接片が相対的に摺接することになり、口部の内周面に付着しているトナーが掻き落とされる。これにより、口部の内周面に付着したままになって無駄に廃棄されるトナーが低減される。
請求項11記載の発明は、トナー収納容器が着脱可能に装着され、前記トナー収納容器から供給されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置において、前記トナー収納容器は請求項2ないし10のいずれか一記載のトナー収納容器である。
したがって、この画像形成装置では、トナー収納容器を画像形成装置内にセットする際におけるトナーの漏れ出しが防止され、漏れ出したトナーにより画像形成装置内が汚れるということが防止される。
請求項1記載の発明の収納容器によれば、内キャップを口部の内周側に嵌合させ、外キャップを口部の外周側に嵌合させると、口部のシール面部に当接されている内キャップの弾性シール部が外キャップの押圧部により押圧されて圧縮され、シール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなって収納容器本体内に収納されている収納物が口部から漏れ出すことを防止できる。また、外キャップの嵌合を外した場合には、押圧部により押圧されて圧縮されていた弾性シール部が圧縮状態から復元し、復元した弾性シール部の弾性力により内キャップが移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面とが圧接されるので、この圧接によるシール効果により収納容器本体内に収納されている収納物が口部から漏れ出すことを防止できる。
請求項2記載の発明のトナー収納容器によれば、内キャップを口部の内周側に嵌合させ、外キャップを口部の外周側に嵌合させると、口部のシール面部に当接されている内キャップの弾性シール部が外キャップの押圧部により押圧されて圧縮され、シール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなって収納容器本体内に収納されているトナーが口部から漏れ出すことを防止できる。また、外キャップの嵌合を外した場合には、押圧部により押圧されて圧縮されていた弾性シール部が圧縮状態から復元し、復元した弾性シール部の弾性力により内キャップが移動し、第2凸部の側面と第1凸部の側面とが圧接されるので、この圧接によるシール効果により収納容器本体内に収納されているトナーが口部から漏れ出すことを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載のトナー収納容器において、前記第2凸部の外径寸法“D”が前記第1凸部の内径寸法“d”に対し、“0.05mm≦D−d≦1.5mm”に設定されているので、外キャップを外しているときにおける口部からのトナーの漏れ出しを防止でき、さらに、内キャップを口部に着脱する際に要する力を抑制して口部に対する内キャップの着脱操作をスムーズに行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2又は3記載のトナー収納容器において、前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との少なくとも一方が、テーパ面形状又はR面形状に形成されているので、口部から内キャップの嵌合を外す際における口部や内キャップの破損を防止できる。
請求項5記載の発明によれば、請求項2ないし4のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記シール面部が弾性部材により形成されているので、弾性シール部がシール面部に食い込む状態となるためシール面部と弾性シール部との間のシール性が高くなり、口部からのトナー漏れをより一層確実に防止できる。
請求項6記載の発明によれば、請求項2ないし5のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップはアニール処理が施されているので、内キャップがクリープ変形を生じにくくすることができ、内キャップによるシール性能を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項2ないし6のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記口部に、前記第1凸部が形成されたスペーサ部材が取り付けられているので、トナー収納容器本体の成形を容易にすることができ、また、第1凸部の寸法精度を高めることが可能になるために第2凸部の側面が圧接された際のシール性能を高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項2ないし7のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記口部の内周側に、前記シール面部に向けて次第に拡開する拡開部が形成されているので、内キャップを口部に嵌合させる作業の精度を向上させることができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項2ないし8のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップに、前記口部への嵌合が外された前記内キャップが前記口部から所定寸法離反したときに前記トナー収納容器本体内における前記口部の縁部に係合して前記内キャップが前記口部から所定寸法以上離反することを規制するアンカー部材が設けられているので、トナー収納容器を画像形成装置内にセットして画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により内キャップの口部への嵌合が外されたとき、内キャップがトナー収納容器本体から脱落することをアンカー部材に防止することができ、使用後のトナー収納容器を画像形成装置から取り外す際には、内キャップを口部への確実に嵌合させることができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項2ないし9のいずれか一記載のトナー収納容器において、前記内キャップに、画像形成装置内にセットされている前記トナー収納容器本体の前記口部への前記内キャップの嵌合が前記画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により外されているときに前記口部の内周面に当接する当接片が設けられているので、トナー収納容器を画像形成装置内にセットして画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により口部への内キャップの嵌合が外され、トナー収納容器内のトナーを画像形成装置内の現像部に供給するためにトナー収納容器をトナー収納容器の中心線周りに回転させた場合、口部の内周面に付着しているトナーを当接片によって掻き落とすことができる。
請求項11記載の発明の画像形成装置によれば、請求項2ないし10のいずれか一記載のトナー収納容器を使用しているので、トナー収納容器を画像形成装置内にセットする際におけるトナーの漏れ出しを防止でき、漏れ出したトナーにより画像形成装置内が汚れるということを防止できる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は画像形成装置である複写機の全体構造を簡略化して示す平面図、図2は内キャップと外キャップとを口部に嵌合させたトナー収納容器を示す縦断正面図、図3は外キャップを外して内キャップのみを口部に嵌合させたトナー収納容器を示す縦断正面図、図4は複写機内に設けられている内キャップ着脱機構により口部への内キャップの嵌合を外した状態を示す縦断正面図である。
画像形成装置である複写機1には電子写真方式で画像形成を行う画像形成部(図示せず)が設けられ、この画像形成部の現像部へ補給するトナーを収納した収納容器であるトナー収納容器2が着脱可能に取り付けられるホルダー3が設けられている。このホルダー3は支持ピン4を支点として略水平面内で回動自在に設けられており、図1において破線で示したトナー補給位置と仮想線で示したトナー収納容器2の着脱位置との間で回動可能である。ホルダー3を仮想線で示した着脱位置へ回動させてトナー収納容器2を取り付け、トナー収納容器2を取り付けたホルダー3を破線で示したトナー補給位置へ回動させることにより、トナー収納容器2内に収納されたトナーが画像形成部の現像部へ補給される。
トナー収納容器2は、図2ないし図4に示すように、一端に円筒状の口部5が形成されて他端が閉止された円筒状の収納容器本体であるトナー収納容器本体6と、口部5の内周側に着脱可能に嵌合された内キャップ7と、口部5の外周側に着脱可能に嵌合された外キャップ8とを有している。各部材の材質は、トナー収納容器2がポリエステル、内キャップ7がポリエチレン、外キャップ8がポリプロピレンである。
トナー収納容器本体6の内周面には、このトナー収納容器2の中心線が略水平向きとなるように位置付けしてその中心線周りに回転させたとき、収納されているトナーを口部5に向けて案内する螺旋状突起9が形成されている。さらに、トナー収納容器本体6における口部5が形成されている端面側には、螺旋状突起9により口部5側へ案内されたトナーを、トナー収納容器本体6の中心線周りの回転に伴ってトナー収納容器本体6の内周側底部から口部5に案内する案内用傾斜部(図示せず)が形成されている。この案内用傾斜部は、トナー収納容器本体6内のトナー残量が少なくなった状態において特に有効に機能する部分であり、螺旋状突起9と案内用傾斜部とを形成することにより、消費されずにトナー収納容器本体6内に残留するトナーを低減させることができる。
口部5は、トナー収納容器本体6と一体に形成されており、口部5はトナー収納容器2の中心線上に位置し、トナー収納容器本体6よりも小径に形成されている。口部5には、第1凸部10と、シール面部11と、拡開部12と、ネジ部13とが形成されている。
第1凸部10は、口部5の内周部に形成されて口部5の内周面から突出したリング状の部分であり、内径寸法が“d”に設定されている。
シール面部11は、口部5の先端側端部に形成されたリング状の部分であり、後述するように、口部5に内キャップ7を嵌合させたときに内キャップ7の弾性シール部が当接される。
拡開部12は、口部5の内周側に形成され、シール面部11に向けて次第に拡開するテーパ面状に形成された部分である。
ネジ部13は、口部5の外周部に形成された部分であり、このネジ部13と外キャップ8の後述するネジ部とが螺合されることにより外キャップ8が口部5の外周部に嵌合される。
内キャップ7は、口部5の内周側に着脱可能に嵌合される部品であり、第2凸部14と、弾性シール部15と、把持用突起16とが形成されている。
第2凸部14は、内キャップ7の外周部に形成されて外周面から突出したリング状の部分であり、外径寸法が“D”に設定されている。この外径寸法“D”は、第1凸部10の内径寸法“d”に対し、“0.05mm≦D−d≦1.5mm”に設定されている。
弾性シール部15は、内キャップ7を口部5に嵌合させたときに口部5の外部から口部5のシール面部11に当接され、弾性を有する部分である。弾性シール部15がシール面部11に当接することにより、弾性シール部15の付勢力により第2凸部14の側面14aが第1凸部10の側面10aに圧接される向きに内キャップ7が付勢される(図3参照)。
第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとは、テーパ面形状に形成されている。なお、テーパ面形状に代えてR面形状としてもよい。
把持用突起16は、トナー収納容器2を取り付けたホルダー3を図1の破線で示したトナー補給位置へ回動させた後、図4に示すように複写機1内に設けられている内キャップ着脱機構17により把持され、内キャップ着脱機構17により内キャップ7を口部5に着脱するために用いられる部分である。
また、この内キャップ7は、成形後にアニール処理が施されている。このアニール処理を施すことにより、内キャップ7がクリープ変形を生じにくくなる。
外キャップ8は、口部5の外周側に着脱可能に嵌合される部品であり、押圧部18と、ネジ部19とが形成されている。
ネジ部19は、外キャップ8の内周部に形成された部分であり、このネジ部19と口部5のネジ部13とを螺合させることにより外キャップ8が口部5の外周部に嵌合される。
押圧部18は、外キャップ8が口部5の外周側に嵌合されているときに第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとの圧接が解除される位置へ内キャップ7が移動するように弾性シール部15を押圧して圧縮する。
このような構成において、トナー収納容器2は、トナー収納容器本体6内にトナーを収納した後に口部5の内周側に内キャップ7が嵌合され、口部5の外周側に外キャップ8が嵌合される。そして、トナー収納容器2は、口部5に内キャップ7と外キャップ8とを嵌合させた状態で搬送され、保管される。
ここで、口部5に内キャップ7と外キャップ8とが嵌合された状態が図2に示す状態である。口部5の外周部に嵌合された外キャップ8はネジ部13とネジ部19とが螺合され、口部5のシール面部11に当接されている内キャップ7の弾性シール部15が外キャップ8の押圧部18により押圧されて圧縮されている。弾性シール部15が押圧部18により押圧されて圧縮されることにより、口部5の内周部に嵌合されている内キャップ7は口部5の奥側へ移動し、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとが離反し、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとの圧接状態が解除される。なお、口部5の外周側に外キャップ8を嵌合させた状態では、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとが圧接されることによるシール効果はなくなるが、口部5のシール面部11に当接されている内キャップ7の弾性シール部15が外キャップ8の押圧部18に押圧されて圧縮されているので、シール面部11と弾性シール部15との間のシール性が高くなり、トナー収納容器本体6内に収納されているトナーが口部5から漏れ出すことが防止される。
トナー収納容器2を複写機1内にセットする場合には、図3に示すように外キャップ8を口部5から外し、内キャップ7を口部5に嵌合した状態のトナー収納容器2を図1の仮想線で示した着脱位置へ回動させたホルダー3に取り付け、トナー収納容器2を取り付けたホルダー3を図1の仮想線で示す位置へ回動させる。
図3に示すように口部5への外キャップ8の嵌合を外すことにより、押圧部18により押圧されて圧縮されていた弾性シール部15が圧縮状態から復元し、圧縮状態から復元した弾性シール部15の弾性力により内キャップ7が口部5の開口側へ移動し、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとが圧接される。外キャップ8が嵌合されていた保管時などにおいて、内キャップ7の第2凸部14はクリープ変形を生じていないので、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとが圧接された部分では十分なシール効果が得られ、トナー収納容器2内に収納されているトナーが口部5から漏れ出すことが防止される。なお、内キャップ7の弾性シール部15は、長期間に亘って押圧部18により押圧されて圧縮されているためにクリープ変形を生じ、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとを圧接させる向きに内キャップ7に作用する弾性力は低下するが、第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとを圧接させるために必要な弾性力は維持される。
ここで、口部5に嵌合された内キャップ7の嵌合を外す際に必要な力(内キャップ7の嵌合力:kgf)と、第2凸部14の外径寸法“Dmm”と第1凸部10の内径寸法“dmm”との差“D−d”についての実験結果を図5のグラフに示す。図5のグラフに示すように、“D−d”の値が大きくなることにより嵌合力が大きくなる。なお、この実験で使用した内キャップ7は、材料としてポリエチレンを用い、肉厚を0.5mmとし、成形後に95℃75秒のアニール処理を行った。
つぎに、クリープ変形による内キャップの嵌合力の低下(嵌合力の低下は、シール性能の低下となる)に関する実験結果を図6のグラフに基づいて説明する。実験では、従来構造のトナー収納容器と本実施の形態のトナー収納容器2について行い、内キャップと外キャップとを嵌合させた従来例のトナー収納容器と本実施の形態のトナー収納容器2とを、50℃の環境下に1時間放置し、ついで、55℃の環境下に1時間放置した後に内キャップを取り外し、そのときの嵌合力を測定することにより行った。なお、この実験でも、トナー収納容器2の内キャップ7は、材料としてポリエチレンを用い、成形後に95℃75秒のアニール処理を行った。従来例のトナー収納容器では、初期状態が2.06kgfであったのが実験時間経過後は0.22kgfとなった。これに対し本実施の形態のトナー収納容器2では、初期状態が2.16kgfであったのが実験時間経過後は1.96kgfとなった。
外キャップ8を口部5から外したトナー収納容器2をホルダー3に取り付け、そのホルダー3を図1に破線で示したトナー補給位置へ回動させると、複写機内に設けられている内キャップ着脱機構17が作動し、図4に示すように、内キャップ着脱機構17が内キャップ7の把持用突起16を把持して口部5の外方へ引っ張ることにより内キャップ7の口部5への嵌合が外される。そして、図4に示した状態でトナー収納容器2をトナー収納容器2の中心線周りに回転させることにより、トナー収納容器本体6内のトナーが口部5から送り出されて現像部に補給される。内キャップ7を引っ張って口部5への嵌合を外す場合において、圧接されている第2凸部14の側面14aと第1凸部10の側面10aとがテーパ面であるため、引っ張りに伴って第2凸部14と第1凸部10とが撓み変形し易くなり、口部5から内キャップ7を取り外す際における口部5や内キャップ7の破損が防止される。このため、後述するように、トナー収納容器2をホルダー3から取り外す際に口部5に内キャップ7を嵌合させた際に、その嵌合部分からの残留トナーのこぼれ落ちが防止される。
内キャップ着脱機構17により把持されて口部5から外された内キャップ7は、内キャップ着脱機構17による把持状態を維持される。そして、トナー収納容器本体6内にトナーが無くなったためにトナー収納容器2をホルダー3から外す際に、内キャップ着脱機構17が作動することにより口部5の内周側に内キャップ7が嵌合され、トナー収納容器本体6の交換時における口部5からの残留トナーのこぼれ落ちが防止される。また、口部5に拡開部12が形成されているため、内キャップ着脱機構17により口部5の内周側へ内キャップ7を嵌合させる作業の精度が向上し、嵌合ミスの発生が防止される。
本発明の第2の実施の形態を図7に基づいて説明する。なお、図1ないし図6において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
本実施の形態の基本的な構造は第1の実施の形態と同じであり、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、口部5の先端側端部に位置するシール面部21がウレタンなどの弾性部材により形成されている点である。この弾性部材により形成されたシール面部21はリング状に形成され、口部5の先端側端部に貼り付けられている。
このような構成において、口部5の外周部に外キャップ8を嵌合している場合、及び、外キャップ8を外した場合のいずれの場合にも、内キャップ7の弾性シール部15がシール面部21に食い込む状態となるためシール面部21と弾性シール部15との間のシール性が高くなる。
本発明の第3の実施の形態を図8及び図9に基づいて説明する。本実施の形態の基本的構造は第1の実施の形態と同じであり、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、口部5の内周側にスペーサ部材22が嵌合され、このスペーサ部材22に、第1凸部10と、シール面部11と、拡開部12とが形成されている点である。
スペーサ部材22は、口部5やトナー収納容器本体6を形成しているポリエステルよりも硬度の高いポリカーボネート等の材料で形成されている。このスペーサ部材22は口部5に対して着脱する必要がない部品であるので、口部5の内周側に形成された凸部23とスペーサ部材22に形成された爪部24とを係合させることにより、強固に嵌合されている。
このような構成において、口部5とスペーサ部材22を別個に成形し、スペーサ部材22にリング状の第1凸部10や拡開部12を形成したことにより、トナー収納容器本体6の成形が容易になる。また、硬質の材料で形成されたスペーサ部材22に第1凸部10を形成することにより第1凸部10の寸法精度を高めることができ、第1凸部10の側面10aと第2凸部14の側面14aとを圧接させたときのシール性能を向上させることができる。さらに、第1凸部10が形成されたスペーサ部材22をトナー収納容器本体6よりも硬質の材料を用いて成形することにより、成形後における第1凸部10の変形や収縮が原因となるトナー漏れの発生を防止できる。
本発明の第4の実施の形態を図10に基づいて説明する。本実施の形態では、上述した各実施の形態における内キャップ7の底面部にアンカー部材25が設けられている。このアンカー部材25は、内キャップ7が口部5の内周側に嵌合されているときにはトナー収納容器本体6内に延出して位置している。また、このアンカー部材25は、内キャップ着脱機構17により把持用突起16を把持された内キャップ7が口部5の開口側へ引っ張られて口部5の内周側への嵌合が外され、口部5への嵌合が外された内キャップ7が口部5から所定寸法離反したときにトナー収納容器本体6内における口部5の縁部に係合するように位置付けられている。
このような構成において、複写機1内にセットされたトナー収納容器2の内キャップ7が内キャップ着脱機構17により引っ張られて口部5の内周側への嵌合が外された後、何らかの原因で内キャップ7がトナー収納容器本体6から離反する方向に移動した場合には、アンカー部材25がトナー収納容器本体6内における口部5の縁部に係合するので、内キャップ7の脱落が防止される。これにより、使用後のトナー収納容器2を複写機1から取り外す際には、内キャップ7を口部5の内周側に確実に嵌合させることができ、使用後のトナー収納容器2を取り外す際において内キャップ7が嵌合されていない口部5から残留トナーがこぼれ落ちるということが防止される。
本発明の第5の実施の形態を図11に基づいて説明する。本実施の形態では、上述した各実施の形態における内キャップ7の底面部に当接片26が設けられている。この当接片26は、内キャップ7が口部5の内周側に嵌合されているときにはトナー収納容器本体6内に延出して位置している。また、この当接片26は、内キャップ着脱機構17により把持用突起16を把持された内キャップ7が口部5の開口側へ引っ張られて口部5の内周側への嵌合が外されているときに、口部5の内周面に当接するように位置付けられている。
このような構成において、トナー収納容器2を複写機1内にセットし、複写機1内に設けられている内キャップ着脱機構17により口部5への内キャップ7の嵌合を外したとき、当接片26は、口部5の内周面に当接される。このため、トナー収納容器2内のトナーを画像形成装置内の現像部に供給するためにトナー収納容器2をトナー収納容器2の中心線周りに回転させた場合、口部5の内周面に当接している当接片26が相対的に口部5の内周面に摺接することになり、口部5の内周面に付着しているトナーが掻き落とされる。これにより、口部5の内周面に付着したままになって無駄に廃棄されるトナーが低減される。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置である複写機の全体構造を簡略化して示す平面図である。 内キャップと外キャップとを口部に嵌合させたトナー収納容器を示す縦断正面図である。 外キャップを外して内キャップのみを口部に嵌合させたトナー収納容器を示す縦断正面図である。 複写機内に設けられている内キャップ着脱機構により口部への内キャップの嵌合を外した状態を示す縦断正面図である。 第2凸部の外径寸法と第1凸部の内径寸法との差と内キャップ7嵌合力との関係を示すグラフである。 クリープ変形による内キャップの嵌合力の低下を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態のトナー収納容器を示す縦断正面図である。 本発明の第3の実施の形態のトナー収納容器において口部にスペーサ部材を嵌合した状態を示す縦断正面図である。 スペーサ部材に内キャップを嵌合した状態を示す縦断正面図である。 本発明の第4の実施の形態のトナー収納容器を示す縦断正面図である。 本発明の第5の実施の形態のトナー収納容器を示す縦断正面図である。
符号の説明
2 収納容器、トナー収納容器
5 口部
6 収納容器本体、トナー収納容器本体
7 内キャップ
8 外キャップ
10 第1凸部
10a 側面
11 シール面部
12 拡開部
14 第2凸部
14a 側面
15 弾性シール部
18 押圧部
21 シール面部
22 スペーサ部材
25 アンカー部材
26 当接片

Claims (11)

  1. 筒状の口部が形成された収納容器本体と、前記口部の内周側に着脱可能に嵌合された内キャップと、前記口部の外周側に着脱可能に嵌合された外キャップとを有し、
    前記口部に、この口部の内周面から突出したリング状の第1凸部と、前記口部の先端側端部に位置するシール面部とが設けられ、
    前記内キャップに、この内キャップの外周面から突出して前記第1凸部の内径寸法より大きな外径寸法を有するリング状の第2凸部と、前記口部の外部から前記シール面部に弾性的に当接することで前記第2凸部の側面を前記第1凸部の側面に圧接させる向きに前記内キャップを付勢する弾性シール部とが設けられ、
    前記外キャップに、この外キャップが前記口部に嵌合されているときに前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との圧接が解除される位置へ前記内キャップが移動するように前記弾性シール部を押圧して圧縮する押圧部が設けられている収納容器。
  2. 筒状の口部が形成されたトナーを収納するトナー収納容器本体と、前記口部の内周側に着脱可能に嵌合された内キャップと、前記口部の外周側に着脱可能に嵌合された外キャップとを有し、
    前記口部に、この口部の内周面から突出したリング状の第1凸部と、前記口部の先端側端部に位置するシール面部とが設けられ、
    前記内キャップに、この内キャップの外周面から突出して前記第1凸部の内径寸法より大きな外径寸法を有するリング状の第2凸部と、前記口部の外部から前記シール面部に弾性的に当接することで前記第2凸部の側面を前記第1凸部の側面に圧接させる向きに前記内キャップを付勢する弾性シール部とが設けられ、
    前記外キャップに、この外キャップが前記口部に嵌合されているときに前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との圧接が解除される位置へ前記内キャップが移動するように前記弾性シール部を押圧して圧縮する押圧部が設けられているトナー収納容器。
  3. 前記第2凸部の外径寸法“D”が前記第1凸部の内径寸法“d”に対し、“0.05mm≦D−d≦1.5mm”に設定されている請求項2記載のトナー収納容器。
  4. 前記第2凸部の側面と前記第1凸部の側面との少なくとも一方が、テーパ面形状又はR面形状に形成されている請求項2又は3記載のトナー収納容器。
  5. 前記シール面部が弾性部材により形成されている請求項2ないし4のいずれか一記載のトナー収納容器。
  6. 前記内キャップはアニール処理が施されている請求項2ないし5のいずれか一記載のトナー収納容器。
  7. 前記口部に、前記第1凸部が形成されたスペーサ部材が取り付けられている請求項2ないし6のいずれか一記載のトナー収納容器。
  8. 前記口部の内周側に、前記シール面部に向けて次第に拡開する拡開部が形成されている請求項2ないし7のいずれか一記載のトナー収納容器。
  9. 前記内キャップに、前記口部への嵌合が外された前記内キャップが前記口部から所定寸法離反したときに前記トナー収納容器本体内における前記口部の縁部に係合して前記内キャップが前記口部から所定寸法以上離反することを規制するアンカー部材が設けられている請求項2ないし8のいずれか一記載のトナー収納容器。
  10. 前記内キャップに、画像形成装置内にセットされている前記トナー収納容器本体の前記口部への前記内キャップの嵌合が前記画像形成装置内に設けられている内キャップ着脱機構により外されているときに前記口部の内周面に当接する当接片が設けられている請求項2ないし9のいずれか一記載のトナー収納容器。
  11. トナー収納容器が着脱可能に装着され、前記トナー収納容器から供給されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置において、
    前記トナー収納容器は請求項2ないし10のいずれか一記載のトナー収納容器である画像形成装置。

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