JP4415532B2 - カップリング装置及びこれを有する画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動軸と従動軸とを結合するカップリング装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。より詳しくは、本発明は、特に画像形成装置本体に対して着脱自在なサブユニットを有する画像形成装置に適用されるものである。ここで、サブユニットとは、自らは駆動源を持たず、画像形成装置本体に装着されてはじめて本体側から駆動力を得るものであって、例えば像形成手段の一部又は全部をカートリッジ化したプロセスカートリッジを含む。画像形成装置には、例えば電子写真画像形成方法を用いて画像を記録媒体に記録するものであり、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LBP等)、ファクシミリ、ワードプロセッサ等を含む。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置において、画像形成装置本体に対して着脱自在なサブユニットから画像形成装置本体から駆動力を伝達する手段としてカップリング装置を用いるものが知られている(特許文献1)。この従来例は、断面が複数の角部を有する非円形のねじれた孔と、この孔に嵌合する、断面が複数の角部を有する非円形のねじれた突起とを有して、この孔と突起とが嵌合した状態で回転することにより、突起の中心と孔の中心とが略一致し、かつ突起が孔の方向へ引く込み力を受けた状態で駆動力が伝達されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2875203号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例には以下のような問題点があった。
(1)多角形のねじれた孔と多角形のねじれた突起を突起を用いているので、その孔と突起との中心を正確に保持しつつ加工することが困難であった。
(2)多角形の孔と多角形の突起の角部とで中心が決定されるので、孔及び突起の角部の磨耗によりその中心が初期状態からずれるおそれがあった。
(3)孔と突起との間には間隙を設けて結合・解除が容易であるように構成されているので、孔と突起とのガタは、連結を解除する際には大きいほど好ましいが、それらの形状が孔と突起との相似比によって決まるため、ガタの調整が比較的困難で、間隙を大きくしようとした場合、突起の大きさ伝達力から自ずと下限が決定されるため、孔を全体的に大きくしなければならず、装置全体の大型化を招いていた。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、突起形状をシンプルな形とし、製造が容易であり、駆動軸と従動軸の回転中心を一致させることが容易であり、かつ調整も容易であるカップリング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、駆動軸と従動軸とを結合するカップリング装置において、前記駆動軸及び従動軸のいずれか一方に該一方の回転中心から半径方向に等間隔に形成された少なくとも3つの突起と、これら突起に係合するよう前記駆動軸及び従動軸の他方に形成され、該他方の回転中心に向けて傾斜した面からなる少なくとも3つの係合面と、を有するカップリング装置にある。突起と係合面が係合すると、係合面が回転中心に向けて傾斜しているので、駆動軸と従動軸とが回転中心を一致させるように作用する。
【0007】
本発明の第2の特徴とするところは、駆動軸と従動軸とを結合するカップリング装置において、前記駆動軸及び従動軸のいずれか一方に回転中心を挟んで対向するよう形成された2つの突起と、これら突起に係合するよう前記駆動軸及び従動軸の他方に形成された係合面と、前記駆動軸又は従動軸の回転中心に形成された中心軸と、この中心軸が当接し、前記突起と係合面とが係合するときに前記中心軸を回転中心に合致するよう案内する案内面とを有するカップリング装置にある。突起と係合面が係合すると、中心軸が案内面により回転中心と合致するように案内されるので、駆動軸と従動軸とが回転中心を一致させるように作用する。
【0008】
上記カップリング装置においては、突起及び係合面が回転時に前記駆動軸と従動軸とが互いに引き合うようにねじれているように構成することが好ましい。
【0009】
このようなカップリング装置を画像形成装置に用いることが有効である。即ち、本発明の第3の特徴とするところは、画像形成装置本体に対して着脱自在なサブユニットを有する画像形成装置において、前記画像形成装置側本体に設けられた駆動軸と、前記サブユニットに設けれた従動軸と、この駆動軸と前記従動軸とを結合するカップリング装置とを有し、このカップリング装置は、前記駆動軸及び従動軸のいずれか一方に該一方の回転中心から半径方向に等間隔に形成された少なくとも3つの突起と、これら突起に係合するよう前記駆動軸及び従動軸の他方に形成され、該他方の回転中心に向けて一定角度をなす少なくとも3つの係合面と、を有してなる画像形成装置にある。
【0010】
また、本発明の第4の特徴とするところは、画像形成装置本体に対して着脱自在なサブユニットを有する画像形成装置において、前記画像形成装置側本体に設けられた駆動軸と、前記サブユニットに設けれた従動軸と、この駆動軸と前記従動軸とを結合するカップリング装置とを有し、このカップリング装置は、前記駆動軸及び従動軸のいずれか一方に回転中心を挟んで対向するよう形成された2つの突起と、これら突起に係合するよう前記駆動軸及び従動軸の他方に形成された係合面と、前記駆動軸又は従動軸の回転中心に形成された中心軸と、この中心軸が当接し、前記突起と係合面とが係合するときに前記中心軸を回転中心に合致するよう案内する案内面とを有してなる画像形成装置にある。
【0011】
ここで、サブユニットは、例えばプロセスカートリッジであり、感光体である像担持体を有し、従動軸は、例えばこの像担持体の回転軸となる。感光体には、転写装置である転写ローラが圧接され、駆動軸と従動軸との中心をずらす方向の力が加わる。そこで、この力よりも駆動軸と従動軸の回転中心を一致させる力を強くすることにより、駆動軸と従動軸との回転中心を常に一致させることができる。
【0012】
前記カップリング装置は、駆動軸と従動軸との結合部分に外装されたカム装置を有し、このカム装置は、前記サブユニットを前記画像形成装置本体から着脱するためのカバー部に連結されてなることが好ましい。カバー部を開くと、このカバー部に連結されたカム装置が作動し、駆動軸と従動軸との結合を解く。カム装置は、駆動軸と従動軸との結合部分に外装されているので、カム装置を配置するスペースを小さくすることができ、装置全体を小型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に給紙ユニット18が配置されている。
【0014】
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22は、給紙ユニット本体20に対して摺動自在に装着され、正面方向(図1及び図2の右方向)に引き出される。また、給紙カセット22の奥端近傍上部にはナジャーロール24が配置され、このナジャーロール24の前方にリタ−ドパッド26とフィードロール28が配置されている。
【0015】
搬送路30は、給紙ユニット18から排出口32までの用紙通路であり、この搬送路30は、画像形成装置本体12の裏面(図1の左側面)近傍にあって、給紙ユニット18から定着装置34まで略鉛直に形成されている部分を有する。この搬送路30の定着装置34の上流側に後述する転写装置40と像担持体42が配置され、さらに転写装置40と像担持体42の上流側にレジストロール36が配置されている。さらに、搬送路30の排出口32の近傍には排出ロール38が配置されている。
【0016】
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からナジャーロール24により送り出された記録媒体は、リタードパッド26びフィードロール28により捌かれて搬送路30に導かれ、レジストロール36により一次停止され、タイミングをとって後述する転写装置40と像担持体42との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置34により定着され、排出ロール38により排出口32から排出部16へ排出される。
【0017】
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体42と、この像担持体42一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置44と、この帯電装置44により帯電された像担持体42に、光により潜像を書き込む光書込み装置46と、この光書込み装置46により形成された像担持体42の潜像を現像剤により可視化する現像装置48と、この現像装置48による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置40と、像担持体42に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置50と、転写装置40により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置34とから構成されている。光書込み装置46は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、前述した給紙ユニット18と平行で画像形成装置本体12の正面近傍に配置され、現像装置48内を横切って像担持体42を露光する。この像担持体42の露光位置が潜像書込み位置Pとなる。なお、この実施形態においては、光書込み装置46として走査型のレーザ露光装置を用いたが、他の実施形態としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
【0018】
プロセスカートリッジ52は、像担持体42、帯電装置44、現像装置46及びクリーニング装置48を一体化したものである。このプロセスカートリッジ52は、排出部16のカバー部54の直近下方に配置されており、排出部16に設けられたカバー部54を開いたときに形成される開放部56を介してを脱着される。
【0019】
図2に示すように、画像形成装置本体12には、プロセスカートリッジ受け部58が形成されている。このプロセスカートリッジ受け部58は、案内溝等からなる案内部60を有し、このプロセスカートリッジ受け部58の案内部60に沿ってプロセスカートリッジ52がプロセスカートリッジ受け部58に装着される。
【0020】
図3において、上記プロセスカートリッジ52の詳細が示されている。プロセスカートリッジ52は、現像装置48と像担持体カートリッジ部62とから構成され、さらに現像装置54は、現像剤カートリッジ部64及び現像装置本体部66から構成され、この像担持体カートリッジ部62、現像剤カートリッジ部64及び現像装置本体部66がそれぞれ分離可能となっている。
【0021】
像担持体カートリッジ部62は、像担持体カートリッジ本体68に像担持体42と帯電ロール(帯電装置)44とが回転自在に支持されていると共に、帯電ロール44の上部に残現像剤収納部70が形成され、この残現像剤収納部70の像担持体側開口部分にクリーニングブレード(クリーニング装置)50が像担持体42に押圧接触するように設けられている。また、残現像剤収納部70のクリーニングブレード近傍には搬送パドル72が設けられている。したがって、像担持体42の残現像剤は、クリーニングブレード50により掻き落とされ、搬送パドル72により残現像剤収納部70の奥側に搬送され、残現像剤収納部70に収納されるようになる。
【0022】
図4にも示すように、現像装置48は、この実施形態においては二成分現像方式が採用されている。この現像装置48の現像剤カートリッジ部64には、前述した光書込み装置46からの光が通過するための窓部74が形成されている。また現像剤カートリッジ部62には、この窓部74を挟んで上部に現像剤供給部76が設けられ、下部に現像剤回収部78が設けられている。現像剤供給部76は、第1の攪拌搬送部材80が回転自在に配置されていると共に、現像剤供給口82が形成されている。この現像剤供給口82は、現像装置本体部66に設けられた現像剤通路84に接続されている。この現像剤通路84は、窓部74を避ける位置に形成されている。また、この現像剤通路84には、第2の攪拌搬送部材86が回転自在に配置されている。
【0023】
現像装置本体部66は、像担持体42に対向する現像ロール88を有する。また、現像装置本体部66は、現像ロール88に現像剤を供給するための第3の攪拌搬送部材90と第4の攪拌搬送部材92とが配置されている。この第3の攪拌搬送部材90と第4の攪拌搬送部材92とは、互いに逆方向に巻かれたオーガ部分を有し、分離壁94をもって隔てられ、この分離壁94の両端に形成された現像剤循環口96接続されている。また、分離壁94の他端(図3及び図4では手前端)には、第4の攪拌搬送部材92の上部に廃現像剤排入口98が形成されている。この廃現像剤排入口98は、現像ロール88に供給すべき現像剤の一部が廃現像剤として排出される。
【0024】
図4及び図5に示すように、廃現像剤搬送装置100は、現像装置本体部66の側面部分に設けられ、廃現像剤搬送路102を有する。この廃現像剤搬送路102は、前述した廃現像剤入口98と、現像剤カートリッジ部62の側面部分に形成された廃現像剤出口104とを接続していると共に、回収ファン106を有する。この回収ファン106が回転すると、廃現像剤入口98からの現像剤を廃現像剤出口104を介して現像剤回収部78に供給する。この現像剤回収部78には第5の攪拌搬送部材108が設けられている。
【0025】
したがって、図4の矢印で示すように、現像剤供給部76の現像剤は、第1の攪拌搬送部材80の回転により現像剤収納部76から現像剤通路84に供給され、第2の攪拌搬送部材86の回転により現像装置本体部66に供給される。この現像装置本体部66に供給された現像剤は、第3の攪拌搬送部材90と第4の攪拌搬送部材92の回転により隔壁94の周囲で現像剤循環口96を介して循環される。この循環される現像剤の一部は現像ロール88に供給され、他の一部は廃現像剤搬送装置100により廃現像剤として現像剤回収部78に回収されるものである。
【0026】
次にプロセスカートリッジ52の駆動伝達系について説明する。図7及び図8において、プロセスカートリッジ52の駆動伝達系は、画像形成装置本体12に設けられた駆動モータ110からカップリング装置112を介して駆動力が伝達される。カップリング装置112は、駆動軸114と従動軸116とが噛み合うように構成されている。駆動軸114は、カップリングギア118が固定されており、この駆動軸114とカップリングギア118とは、画像形成装置本体12に設けられた支持軸120に摺動、回転自在に支持されている。このカップリングギア118は、駆動モータ110に設けられた駆動ギア122と噛み合っている。このカップリングギア118と駆動ギア122とは、はすばギアから構成されている。また、駆動軸114と支持軸120との間には、トルクリミッタ124が介在されているていると共に、カップリングギア118をプロセスカートリッジ52から離す方向に付勢する弾性体(ばね)126が設けられている。
【0027】
本実施の形態では、駆動伝達系は以下のように動作する。
即ち、今、駆動モータ110が所定方向に伝達すると、駆動軸ギア122とカップリングギア118との噛合部には回転方向とトルクリミッタ124の負荷により図中矢印B方向へのスラスト力が発生する。すると、このスラスト力により駆動軸114が弾性体126の付勢力に抗して従動軸116に連結される。
一方、駆動モータ110が停止すると、駆動軸ギア122とカップリングギア118との噛合部には前記スラスト力がなくなるため、駆動軸116が弾性体126の付勢力によって後退移動し、駆動軸114と従動軸116との連結状態は解除される。
尚、カップリング装置112の連結状態を解除する際に、駆動モータ110を連結時とは逆回転させ、これにより、駆動軸ギア122とカップリングギア118との噛合部に連結時とは逆方向のスラスト力を生じさせ、両者の連結状態を解除するようにしてもよい。
このような連結解除機構を用いるようにすれば、カップリング装置112の連結を解除するために専用の別部品が不要になり、その分、連結解除機構の構造を簡略化することができる。
【0028】
次に上記カップリング装置112の具体例を説明する。
図8において、カップリング装置112に関する第1例が示されている。従動軸116には、回転中心から放射状に延びた3つの突起128が股に分かれて形成されている。また、駆動軸114には、駆動軸114の周縁で周方向に略等間隔を隔てて突出部130が形成されている。この突出部130は、回転中心Oに向けて傾斜した係合面132を有し、この係合面132に突起128の一部が係合するようになっている。即ち、駆動軸114が図中時計方向に回転すると、係合面132に突起128が当接する。このとき、係合面132が回転中心Oに向けて角度θだけ傾斜しているので、突起128の当接部分にはそれぞれ駆動軸114から回転中心Oに向かう分力を受け、駆動軸114と従動軸116との回転中心が一致するようになる。
【0029】
突起128と係合面132との係合部分は、周方向にねじれるように傾斜させることにより、駆動軸114の回転時に駆動軸114と従動軸116とが互いに引き合う方向に力を生じさせることができる。即ち、駆動軸114を回転駆動したときに、突起128と突出部130とは互いに離脱することなく係合状態を保ちながら、回転し、駆動軸114の回転中心と従動軸116のそれとは略一致するとともに、従動軸116が駆動軸114へ引き込まれるため、別途従動軸116が駆動軸114に対し回転軸方向に逃げるのを防止する機構を追加する必要がない。
【0030】
次に上記係合面132の接触角度θの値がどの程度であれば適性かを検討する。
まず、従動軸に受ける外力について検討する。図9において、従動軸が像担持体の回転軸であるとすると、像担持体42には転写ロール40がニップされているので、従動軸には転写ロール40からの圧力とプロセスカートリッジの重量が加わる。図9は像担持体42とに加わる力のかかり方を表した力線図である。
Ft1:転写ロールの加圧力(左側)
Fw1:プロセスカートリッジの重量
Fg1:カップリング装置に軸ずれを起こす外力 (Ft1とFw1の合力)
α:転写ロールの加圧角度
β:合力の角度
とすると、
Fg1=√(Fw1−Ft1×sinα)+(Ft1×cosα) ・・・▲1▼
β=arct(Ft1×cosα)/(Fw1−Ft1×sinα) ・・・▲2▼
と表される。
ここで例えば、
Ft1=1.2Kgf、Fw1=2.8Kgf、α=25°とすると、
Fg1=2.3Kgf、β=25.4°となる。
【0031】
次にカップリング装置112における力のかかり方について図10を用いて説明する。
図10は前述した第1例のカップリング装置112にかかる力を表した力線図である。
Tc:従動軸の負荷トルク
Fc1:接点での従動軸反力
Fch1:従動軸を駆動軸側斜面から滑らす方向への力
Fcv1:従動軸を駆動軸へ押付ける方向への力
r1:回転中心〜接点の半径
θ:接触角度
γ:Fg1〜Fch1のずれ角
μ:接点での摩擦力
とすると、
Fch1=(Tc/r1)×cos(90゜−θ) ・・・▲3▼
Fcv1=(Tc/r1)×cosθ ・・・▲4▼
と表される。接点を離そうとする力の効率が一番大きいγ=0°の時に次式が成り立たなければならない。
Fch1−μ×Fcv1>Fg1 ・・・▲5▼
ここで例えば、
Tc=11.6kgf・cmとし、Tcの負荷が軽い方に変動した場合を考慮して安全率を付加する。
安全率 1.5
Tc=7.7kgf・cm
r1=0.82cm
θ=27°
μ=0.3
とすると、
Fch1=4.3kgf
Fcv1=8.4kgf
Fch1−μ×Fcv1=1.8kgf
となる。
【0032】
このような計算の結果は表1のようになる。
【表1】
Figure 0004415532
【0033】
これより傾斜角度θは30°以上に設定しなければならないことが理解される。また、接触角度は大きくすればする程、回転方向の力の分力が、回転軸中心へ向かうため、伝達ロスが大きくなる。従って発明者は本実施の形態においては、接触角度を34.5°に設定した。
以上のように構成すれば、駆動軸によって、従動軸を回転駆動したときに、それぞれの突起部は互いに離脱することなく係合状態を保ちながら、回転し、3点の接触点によって、駆動軸の回転中心と従動軸のそれとは、略一致する。
【0034】
図11において、カップリング装置112に関する第2例が示されている。この第2例においては、駆動軸114側は前述した第1例と同様であるが、従動軸116の3つの突起128を円柱状とし、この円柱状の突起128の稜線部分が駆動軸114の係合面132に当接するようにしたものである。このように、突起128を円柱状のような製造しやすい構造とすることにより信頼性を向上させることができると共に、コストを低減することができる。
【0035】
図12及び図13において、カップリング装置112に関する第3例が示されている。従動軸116は、回転中心に対して対称配置となる、2つの楕円状の突起128と、回転中心と同軸上で突出した中心軸134とを有する。ここで突起128の形状は円形であってもよいし、他の形状であってもよい。駆動軸114は、従動軸116の突起128と対抗する2つの突出部130を有する。この突出部130は、それぞれ直径方向に切断された面からなる係合面132を有し、この係合面132に従動軸116の突起128が係合する。また、駆動軸114には例えば長穴形状の凹部136が形成され、この凹部136の両側が案内面138a,138bを構成しており、この凹部136に従動軸116の中心軸134が嵌合し、突起128が係合面132に係合したときに、案内面138a,138bに沿って中心軸134を回転中心に案内するようにしてある。
【0036】
次に第3例に係るカップリング装置112の作動について説明する。
図12は、駆動軸114がTd方向の時計周りに回転している所に、従動軸116の中心軸134が駆動軸114の凹部136に入り込んで来た後、係合面132の一方(C面)で最初の1点目の接触が発生した状態である。
駆動軸114の回転トルクTdと従動軸116の負荷トルクTcによって従動軸116にはFdv1の反力Fc1が発生しその分力Fch1、Fcv1によって従動軸116はC面に接触しながら滑っていく。
ここで、
Fd1:駆動軸114回転中心と接点を結ぶ線に垂直な方向の駆動軸114の力
Fdv1:従動軸116回転中心と接点を結ぶ線に垂直な方向の従動軸116を回転させようとする駆動軸の力(Fd1の分力)
Fc1:Fdv1の反力(従動軸116の負荷トルクで発生する力)
Fcv1:Fc1のC面に垂直方向の分力
Fch1:Fc1のC面に水平方向の分力
とする。
【0037】
従動軸116C面に接触した個所がFcv1方向に滑っていくと、従動軸116の中心軸134は駆動軸114の凹部136の案内面138a,138bに沿ってx方向に移動し、図12のように結合が完了し、中心軸134と案内面138a,138bでy方向の位置出しをして、x方向は2点接触で位置出しをする。
以上のように構成すれば、駆動軸114によって、従動軸116を回転駆動させたときに、それぞれの突起128と突出部130は互いに離脱することなく係合状態を保ちながら、回転し、中心軸134と案内面138a,138bでy方向の位置出しをして、x方向は2点接触で位置出しがされ、駆動軸114の回転中心と従動軸116のそれとは、略一致する。
【0038】
図14乃至20図において、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジ52が示されている。このプロセスカートリッジ52は、像担持体ユニット140と現像装置ユニット142とから構成されており、図4に示すように、像担持体ユニット140と現像装置ユニット142とは、結合ピン144a,144bを介して回動自在に結合されている。また、像担持体ユニット140と現像装置ユニット142とは、引っ張りばね146と押圧ばね148とにより互いに付勢され、像担持体42に現像ロール88がトラッキング用キャップを介して押し付けられるようになっている。
なお、プロセスカートリッジ52の側面(像担持体ユニット140及び現像装置ユニット142の一方又は双方の側面)には、印刷枚数等を記憶するためのメモリ150が設けれている。
【0039】
像担持体ユニット140は、像担持体ユニット本体152を有し、この像担持体ユニット本体152に像担持体42と帯電装置44とがそれぞれ像担持体用ベアリング154a,154b及び帯電装置用ベアリング156a,156bを介して回転自在に支持されている。帯電装置用ベアリング156a,156bは給電部分を兼ねている。また、像担持体ユニット本体152には、例えば2つのフィンガー158a,158bが回動自在に支持されており、このフィンガー158a,158bは、フィンガー用ばねにより該フィンガー158a,158bの先端が像担持体42の表面に押し付けられ、像担持体42に巻き付こうとする記録媒体を剥がすようにしてある。また、像担持体ユニット本体152内でクリーニング装置(クリーニングブレード)50の上方には、現像剤回収部70が形成され、クリーニング装置50で掻き落とされた現像剤がこの現像剤回収部70に回収される。この現像剤回収部70にはパドル72が回転自在に設けられ、このパドル72は、パドル用ギア160を介して像担持体ユニット本体140に支持されており、回転することにより回収した現像剤を現像剤回収部70の奥側に搬送する。また、像担持体ユニット本体140の上部には、シャッタ162が開閉自在に設けられ、このシャッタ162は、シャッタ用シャフト164を介して像担持体ユニット本体140に移動自在に支持されている。このシャッタ162は、プロセスカートリッジ52が装着される前には、像担持体42の開放部分を閉じ、プロセスカートリッジ52が装着された場合には、像担持体42が表に出るように開かれるものである。
【0040】
現像装置ユニット142は、フロントハウジング166とリアハウジング168とを接合して構成された現像装置ユニット本体170を有し、この現像装置ユニット本体170内は、現像剤を収納する現像剤収納空間172と、現像ロール88が配置された現像部174とに分かれている。現像剤収納空間172は、光書込み装置からの走査光路を境として、上部に位置する第1の現像剤収納部176aと、下部に位置する第2の現像剤収納部176bとに隔壁178を介して分けられている。第1の現像剤収納部176aの現像剤収納容積は、第2の現像剤収納部176bの現像剤収納容積よりも大きくなっている。
【0041】
図15に示すように、隔壁178は、光書込み装置からの走査光路を形成する例えば四角形状の窓部74を形成していると共に、この窓部74の両側で現像装置ユニット本体170と共に現像剤通路84a,84bを構成している。現像剤通路84a,84bは、第1の現像剤収納部176aと第2の現像剤収納部176bとを連通させている。第1の現像剤収納部176aには、第1の攪拌搬送部材80が回転自在に配置されている。この第1の攪拌搬送部材80は、軸線方向中央部から両端に向けて、それぞれ異なった巻き方向で、らせん状に形成された線材から構成されており、第1の現像剤収納部176aに収納された現像剤を現像剤通路84a,84bに供給する。また、第2の現像剤収納部176bには、第2の攪拌搬送部材86が第1の攪拌搬送部材80の下方位置で回転自在に配置されている。この第2の攪拌搬送部材86は、軸線方向端部から中央に向けて互いに異なる方向に形成されたスクリューシャフトからなり、現像剤を均等に分散させるため、両側の現像剤通路84a,84bからの現像剤が中心方向に搬送されるようにしてある。したがって、図15の矢印で示すように、第1の現像剤収納部176aに収納された現像剤は、第1の攪拌搬送部材80の回転により両側に搬送され、現像剤通路84a,84bを介して第2の現像剤収納部176bに落下し、第2の攪拌搬送部材86の回転により均等に分散されて後述する現像ロール88側に搬送される。
【0042】
第2の現像剤収納部176bには、さらに第3の攪拌搬送部材90と第4の攪拌搬送部材92とが配置されている。第3の攪拌搬送部材90は、第2の攪拌搬送部材86で搬送された現像剤を第4の攪拌搬送部材92に搬送する。第4の攪拌搬送部材92は、第2の現像剤収納部176bの出口部分に配置され、第3の攪拌搬送部材90により搬送された現像剤を現像ロール88に搬送すると共に、この新しい現像剤と、現像ロール88から掻き落とされた劣化した現像剤とを混合する。
【0043】
現像ロール88は、周知のように、マグネットロールにスリーブを巻装したものであり、両側にはトラッキング用キャップ178a,178bが設けられ、このトラッキング用キャップ178a,178bが像担持体42に接し、前述したように引っ張りばね146と押圧ばね148とにより像担持体42に押し付けられることにより現像ギャップを確保するようになっている。この現像ロール88には、例えば樹脂から構成された層厚規制部材180が接触しており、この層厚規制部材180によって、現像ロール88の表面に付着した現像剤の層厚を規制する。また、この現像ロール88の側面は現像ロール用シール部材182によりシールされている。
なお、184a,184bは、現像装置ユニット本体170に着脱自在に装着された現像剤キャップであり、この現像剤キャップ184a,184bを抜くことにより第1の現像剤収納部176a又は第2の現像剤収納部176bに現像剤が供給される。
【0044】
次にこの第2の実施形態におけるプロセスカートリッジ52の駆動伝達系について説明する。
プロセスカートリッジ52における駆動伝達系は、前述した第1の実施形態と同様に、画像形成装置本体に設けられた駆動モータから後述するカップリング装置を介して像担持体42に伝達されさらに現像ロール用ギア186、各攪拌搬送部材用ギア188及びアイドルギア190を介して現像ロール88及び各攪拌搬送部材80,86,90,92に伝達される。攪拌搬送部材用ギア188の軸受け部分には攪拌搬送部用シール部材192が挿入されている。さらに、現像装置ユニット本体170の側面には、各攪拌搬送部材用ギア188及びアイドルギア190を囲むギアカバー194が設けられている。
【0045】
図21乃至図29において、この第2の実施形態におけるカップリング装置112は、前述した第1の実施形態の第3例(図12及び図13)とほぼ同様の構成を有している。即ち、前述したカップリングギア118のプロセスカートリッジ側中心には駆動軸114が突出形成され、この駆動軸114の端面の中心周囲にボス部196が突出形成され、このボス部196内に前述した長円状の凹部136が形成されている。また、駆動軸114の端面には、ボス部196から180°隔てて突出部130が形成され、この突出部130の周方向端部に係合面132が形成され、この係合面132は周方向に傾斜している。
【0046】
一方、像担持体42の一端には従動軸116が突出形成され、この従動軸116の端面中心には、前述した円柱状の中心軸134が突出形成されている。また、従動軸116の端面周縁には、前述した突起128が180°隔てて突出形成されている。この突起128の周方向端部は周方向に傾斜している。
【0047】
駆動軸114と従動軸116とは、駆動軸114の凹部134に従動軸116の中心軸134が嵌合すると共に、駆動軸114の係合面132に従動軸116の突起128が係合して、結合される。したがって、駆動軸114によって、従動軸116を回転駆動させたときに、それぞれの突起128と突出部130は互いに離脱することなく係合状態を保ちながら、それぞれの回転中心が一致するようになる。
【0048】
前述した第1の実施形態においては、駆動モータの駆動により駆動軸114と従動軸116との結合、解除を行なうよう構成したが、この第2の実施形態においては、図23乃至図29に示すように、画像形成装置本体のカバー部54と連動するカム装置198により、駆動軸114と従動軸116との結合、解除を行なうように構成してある。
【0049】
即ち、カム装置198は、円筒状に形成された可動カム200を有し、この可動カム200が駆動軸114の周囲で駆動軸114に対して回動自在に支持され、かつこの可動カム200の一端がカップリングギア118の端面に当接している。この可動カム200の内側には第1のカム面202が形成されている。また、この可動カム200には周方向に延びる腕部204が固装され、この腕部204に連結部材206の一端が摺動自在に連結され、この連結部材206の他端がカバー部54に連結されている。また、カップリングギア118と画像形成装置本体との間にはカップリングギア118をプロセスカートリッジ52側へ付勢する弾性体126が介在されている。
【0050】
一方、プロセスカートリッジ52には、従動軸116の周囲を囲むように円筒状のフランジ部208が突出形成され、さらにこのフランジ部208の内側には、同じく円筒状の固定カム210が突出形成されている。この固定カム210の端面に第2のカム面212が形成されている。可動カム200の円筒部分は、このフランジ部208と固定カム210との間に摺動自在に嵌合している。また、第1のカム面202と第2のカム面212とが噛み合い、この第1のカム面202と第2のカム面212のそれぞれの谷と山の部分が当接すると、弾性体126の付勢により駆動軸114と従動軸116とが結合され、可動カム200が回転して、第1のカム面202と第2のカム面212のそれぞれの山と山の部分が当接すると、弾性体126の付勢に抗して駆動軸114と従動軸116との結合が解除されるようにしてある。
なお、フランジ部208と固定カム210とには、可動カム200の腕部204の移動を許容するための切欠き214a,214bが形成されている。
【0051】
上記構成において、図28に示すように、カバー部54が閉じられている場合は、可動カム200の第1のカム面202が図示の位置あり、弾性体126の付勢によりカップリングギア118がプロセスカートリッジ側に押圧されて駆動軸と従動軸とは結合状態にある。一方、カバー部54が閉じれると、図29に示すように、カバー部54と連結された可動カム202が図中時計方向に一定角度回転し、カップリングギア118が弾性体126に抗して画像形成装置本体側に移動し、駆動軸と従動軸との連結が解除されるものである。
【0052】
この実施形態においては、カップリング装置112にカム装置198が外装されているので、カム装置198を配置するスペースを小さくすることができ、装置全体を小型化することができる。
【0053】
なお、上記2つの実施形態においては、駆動軸114に係合面132を、従動軸116に突起128を設けたが、逆に駆動軸114に突起128を、従動軸116に突起128を設けてもよい。また、駆動軸114に案内面138a,138bを、従動軸116に中心軸134を設けたが、同様に、駆動軸114に中心軸134を、従動軸116に案内面138a,138bを設けてもよいものである。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次の効果を奏する。
(1)突起形状をシンプルなものとしたので、製造が容易であり、コストを下げることができる。
(2)突起形状の位相を適宜設定するだけで、駆動軸と従動軸とのガタを調整できるため、連結を解除する際にガタを調整した場合に容易に対応可能である。
(3)駆動軸と従動軸とのガタを増加させても装置全体を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置であって、プロセスカートリッジを取り外した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジを示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジを示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの廃現像剤搬送装置を示し、(a)は側面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの側面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジを示す平面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るカップリング装置の第1例を示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態において、転写ロールと像担持体とにかかる力かかり方を示す力線図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係るカップリング装置の第1例における力のかかり方を示す力線図である。
【図11】本発明の第1の実施形態に係るカップリング装置の第2例を示す断面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態に係るカップリング装置の第1例における力のかかり方を示す力線図であり、突起が係合面の一面に係合した状態を示す。
【図13】本発明の第1の実施形態に係るカップリング装置の第1例における力のかかり方を示す力線図であり、突起が係合面の二面に係合した状態を示す。
【図14】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジを示す断面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジにおいて、現像剤の供給経路を示す側面図である。
【図16】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジを示す斜視図である。
【図17】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの像担持体ユニットを示す分解斜視図である。
【図18】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの現像装置ユニットを示す分解斜視図である。
【図19】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの現像装置ユニットを示す斜視図である。
【図20】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に用いたプロセスカートリッジの現像装置ユニットを示す背面から見た分解斜視図である。
【図21】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置を示す一方向から見た分解斜視図である。
【図22】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置を示す他方向から見た分解斜視図である。
【図23】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着した状態を示す一方向から見た斜視図である。
【図24】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着した状態を示す他方向から見た斜視図である。
【図25】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを含めて一方向から見た分解斜視図である。
【図26】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着した状態を示す正面図である。
【図27】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着した状態を示す図26のD−D線断面図である。
【図28】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着し、カバー部を閉じた状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図29】本発明の第2の実施形態に係るカップリング装置において、可動カムを装着し、カバー部を開いた状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成手段
16 排出部
40 転写装置
42 像担持体
52 プロセスカートリッジ
54 カバー部
110 駆動モータ
112 カップリング装置
114 駆動軸
116 従動軸
118 カップリングギア
128 突起
132 係合面
136 凹部
138a,138b 案内面
198 カム装置
200 可動カム
202 第1のカム面
206 連結部材
210 固定カム
212 第のカム面

Claims (4)

  1. 駆動軸と従動軸とを結合するカップリング装置において、
    前記駆動軸及び従動軸のいずれか一方に形成され、該一方の回転中心から放射状に延びた少なくとも3つの突起と、
    前記駆動軸または従動軸の他方に形成され、該他方の回転中心に向けて傾斜した面からなる係合面であって前記突起の側面と係合する係合面を形成する突出部と、
    を有し、
    前記係合面と前記突起の側面が係合して回転した状態で、前記突起が回転中心に向かう分力を受けると共に、前記突出部の一部が、隣り合う前記突起に接する接線よりも内側に入り込むことを特徴とするカップリング装置。
  2. 画像形成装置本体に対して着脱自在なサブユニットを有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置側に設けられた駆動軸と、前記サブユニットに設けられた従動軸と、この駆動軸と前記従動軸とを結合するカップリング装置を有し、
    このカップリング装置は、前記駆動軸または従動軸のいずれか一方に形成され、該一方の回転中心から放射状に延びた少なくとも3つの突起と、
    前記駆動軸または従動軸の他方に形成され、該他方の回転中心に向けて傾斜した面からなる係合面であって前記突起の側面と係合する係合面を形成する突出部と、
    を有し、
    前記係合面と前記突起の側面が係合して回転した状態で、前記突起が回転中心に向かう分力を受けると共に、前記突出部の一部が、隣り合う前記突起に接する接線よりも内側に入り込むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたサブユニットであって、
    前記画像形成装置本体は、前記サブユニットに設けられた従動軸と結合する駆動軸を有し、該駆動軸は該駆動軸の回転中心に向けて傾斜した面からなる係合面を形成する突出部を備え、
    前記サブユニットは、前記従動軸の回転中心から放射状に延びた少なくとも3つの突起を備え、該サブユニットを前記画像形成装置に装着して前記駆動軸と前記従動軸とを結合させ、前記突起の側面と前記係合面とが係合して回転した状態で、前記突起が回転中心に向かう分力を受けると共に、前記突出部の一部が、隣り合う前記突起に接する接線よりも内側に入り込むことを特徴とするサブユニット。
  4. 請求項3に記載のサブユニットにおいて、
    前記サブユニットは像担持体を有し、前記従動軸は前記像担持体の回転軸であることを特徴とするサブユニット。
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