JPH11315891A - 回転体駆動装置 - Google Patents

回転体駆動装置

Info

Publication number
JPH11315891A
JPH11315891A JP10137573A JP13757398A JPH11315891A JP H11315891 A JPH11315891 A JP H11315891A JP 10137573 A JP10137573 A JP 10137573A JP 13757398 A JP13757398 A JP 13757398A JP H11315891 A JPH11315891 A JP H11315891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotating body
rotation
transmission
connected gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10137573A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Amauchi
康二 天内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10137573A priority Critical patent/JPH11315891A/ja
Publication of JPH11315891A publication Critical patent/JPH11315891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえばプリンタ本体内に着脱自在に取り付
ける感光体ドラムのような回転体を、駆動モータでギヤ
伝達手段を介して駆動する回転体駆動装置において、回
転体を取り付ける際の取付操作性を向上する。 【解決手段】 プリンタ本体内に備えるギヤ伝達手段
に、ギヤ軸59上に固定して上流側の部材である駆動伝
達ギヤ53と、同じギヤ軸59上に回転自在に下流側の
部材である被連結ギヤ54を備える。それらの対向する
側面には各々2つの係合凸部53b・54cを設け、そ
れらの係合凸部を、駆動伝達ギヤ53に対して被連結ギ
ヤ54に回転伝達方向の遊びを設けるように係合する。
これにより、ガイド部45aで案内してプロセスカート
リッジを取り付けるとき、感光体ドラムの連結ギヤ55
が被連結ギヤ54と干渉すると、遊びに基づき被連結ギ
ヤ54が回転伝達方向に回転して連結ギヤ55に噛み合
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複写機
・プリンタ・ファクシミリやそれらの複合機などに適用
し得る。詳しくは、そのような複写機等において、駆動
モータの回転をギヤ伝達手段を介して伝達して感光体ド
ラム等の回転体を駆動する回転体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばレーザプリンタの中に、
メンテナンス時の便宜性等を考慮し、回転体である感光
体ドラムを、帯電・書込み・現像・クリーニング等にか
かわる手段の全部または一部とともにユニット化して1
つのプロセスカートリッジを構成し、そのプロセスカー
トリッジを、プリンタ本体内で左右に対向して設ける側
板間に着脱自在に取り付けて交換可能としたものがあ
る。
【0003】そして、たとえばその交換時、新しいプロ
セスカートリッジを取り付けるときは、正面カバーを開
け、たとえば図9に示すように、プロセスカートリッジ
の両側端部に設ける位置決めボス部1を、それぞれ対向
側板2に設けるガイド溝2aに係合し、そのガイド溝2
aに沿ってすべらせて奥側の所定位置へと挿入する。そ
うして、感光体ドラムの連結ギヤ3をプリンタ本体側の
被連結ギヤ4に噛み合わせ、その被連結ギヤ4を含む不
図示のギヤ伝達手段を介して駆動モータの回転を感光体
ドラムに伝達できるようにしていた。
【0004】しかし、そのようにプロセスカートリッジ
を取り付けるとき、連結ギヤ3と被連結ギヤ4を噛み合
わすものでは、この取り付け時に連結ギヤ3が被連結ギ
ヤ4と干渉し、連結ギヤ3の回転負荷の方が大きい場合
には、被連結ギヤ4の方を回転して両ギヤ3・4を噛み
合わせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、今日のレー
ザプリンタでは、1つの駆動モータで多くの部材を駆動
する場合が多いから、被連結ギヤ4にもかなり大きな回
転負荷が加わっており、その大きな回転負荷に打ち勝っ
てプロセスカートリッジを取り付けるには、それだけ大
きな押し込み力を必要とし、プロセスカートリッジの取
付操作性が悪いという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下に図面を用いて説明する実施
の形態のとおり、感光体ドラム12のような回転体を着
脱自在に設け、その回転体を取り付けたとき、該回転体
の連結ギヤ55をギヤ伝達手段Gの被連結ギヤ54に噛
み合わせ、駆動モータの回転を該ギヤ伝達手段Gを介し
て伝達して前記回転体を駆動する回転体駆動装置におい
て、前記回転体の取り付け時に前記連結ギヤ55が前記
被連結ギヤ54と干渉するとき、その被連結ギヤ54に
回転伝達方向aの回転力が作用する構成とするととも
に、前記ギヤ伝達手段Gの上流側の部材、たとえば駆動
伝達ギヤ53に対して下流側の部材、たとえば被連結ギ
ヤ54に回転伝達方向aの遊びを設けてなる、ことを特
徴とする。
【0007】そして、回転体の取り付け時に、その回転
体側の連結ギヤ55がギヤ伝達手段Gの被連結ギヤ54
と干渉してその被連結ギヤ54に回転伝達方向aの回転
力が作用したとき、ギヤ伝達手段Gの上流側の部材に対
して有する下流側の部材の遊びに基づきその被連結ギヤ
54を回転伝達方向aに回転して連結ギヤ55と噛み合
わす。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回転体駆動装置において、たとえば以下に図面を用い
て説明する実施の形態のとおり、前記ギヤ伝達手段Gの
1の駆動伝達ギヤ53と同軸に前記被連結ギヤ54を設
け、その被連結ギヤ54に前記駆動伝達ギヤ53に対し
て回転伝達方向aの遊びを設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0009】そして、回転体の取り付け時に、回転伝達
方向aの遊びに基づき同軸上の駆動伝達ギヤ53に対し
て被連結ギヤ54を回転して連結ギヤ55と噛み合わ
す。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の回転体駆動装置において、たとえば以下に図面を用い
て説明する実施の形態のとおり、前記被連結ギヤ54と
前記駆動伝達ギヤ53間に防振材60を介在させてな
る、ことを特徴とする。
【0011】そして、駆動モータの回転をギヤ伝達手段
Gを介して回転体に伝達するとき、駆動伝達ギヤ53の
回転を防振材60を介して被連結ギヤ54に伝達する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の回転体駆動装置において、たとえば以下に図面を用い
て説明する実施の形態のとおり、前記回転体を支持す
る、たとえばモールド側板40のような部材に、前記回
転体を所定位置へと案内するガイド部45aとともに、
その所定位置にクリック感を持って位置決めする凹部4
5bを形成してなる、ことを特徴とする。
【0013】そして、回転体を取り付けるとき、支持部
材のガイド部45aで案内してクリック感を持って該支
持部材の凹部45bに落し込み、所定位置に位置決めす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明の
一例である回転体駆動装置を備えるレーザプリンタの全
体概略構成を示す。図中符号10は、プリンタ本体であ
る。プリンタ本体10には、その内部正面(図中右側)
寄りに、感光体ドラム(この発明でいう「回転体」)1
2を設ける。
【0015】稼動時は、この感光体ドラム12を図中矢
示方向(反時計方向)に回転する。そして、はじめに表
面をローラ状の帯電手段13で一様に帯電し、次いで光
書込み手段14からレーザ光Lを照射して書込みを行
い、感光体ドラム12の表面に静電潜像を形成する。
【0016】その後、感光体ドラム12の回転ととも
に、スリーブ状の現像手段15でトナー室16内のトナ
ー17を付着して感光体ドラム12上の静電潜像を現像
する。
【0017】他方、給紙ローラ18を回転し、不図示の
付勢部材でその給紙ローラ18に押し当てる給紙カセッ
ト19内のシート状の記録媒体20を上から順に繰り出
し、分離パッド21で分離して1枚ずつ送り出し、レジ
ストローラ対22間に突き当てて止める。そして、前述
した感光体ドラム12上の画像にタイミングを合わせて
レジストローラ対22を回転し、感光体ドラム12の正
面側に搬送し、そこでローラ状の転写手段23で感光体
ドラム12上の画像をその記録媒体20に転写する。
【0018】画像転写後の記録媒体20は、そのまま搬
送して定着手段24の定着ローラ25と加圧ローラ26
間を通してそれらで熱と圧力とを加えて記録媒体20上
の転写画像を定着して後、画像面を下にして排出ローラ
対27でプリンタ本体10上に後方に向け排出し、排紙
部28上にスタックする。
【0019】一方、画像転写後の感光体ドラム12は、
その回転とともにブレード状のクリーニング手段29で
残留トナーを除去し、再度の帯電手段13による帯電に
備える。
【0020】ところで、上述した図示レーザプリンタで
は、プリンタ本体10の正面側に、取付軸32を支点に
下縁側を中心として上下に開閉自在に正面カバー33を
備える。その正面カバー33に対しさらに同じ取付軸3
2を支点として上下に開閉自在に手差し給紙トレイ34
を備える。そして、図示するように手差し給紙トレイ3
4を開き、その底板35上に記録媒体をセットし、手差
し給紙ローラ36を回転して上から順に繰り出し、分離
パッド37で分離して1枚ずつ送り込み、レジストロー
ラ対22間に突き当てて止め、手差し給紙したその記録
媒体にも同様に画像を形成して排紙部28上に排出する
ことができるようにする。
【0021】また、図示レーザプリンタでは、メンテナ
ンス時の便宜性等を考慮し、感光体ドラム12を、帯電
手段13と現像手段15とクリーニング手段29ととも
にユニットケース39に収納してユニット化し、1つの
プロセスカートリッジ30を構成する。
【0022】プロセスカートリッジ30は、図1に示す
ように、ユニットケース39に、その正面側に転写手段
23と対向する転写窓39aを開け、その転写窓39a
から感光体ドラム12の一部を臨ませてなる。感光体ド
ラム12には、図2に示すように、その一端にハスバ歯
車からなる連結ギヤ55を設けてなる。さらに、ユニッ
トケース39には、その両側端部に円筒状の位置決めボ
ス部44を設ける。
【0023】そして、このプロセスカートリッジ30
を、プリンタ本体10内で左右(図1中手前と奥側)に
対向して設けるモ−ルド側板間に着脱自在に取り付けて
交換可能とする。
【0024】一方、プリンタ本体10側には、図3に示
すように、モ−ルド側板(右側側板の一部のみ示す)4
0に、正面側縁から斜め下方のプロセスカートリッジ3
0の所定位置へ向けてガイド溝45を設ける。そして、
そのガイド溝45の下縁に沿ってガイド部45aを形成
する。また、ガイド溝45には、その底縁に円弧状の凹
部45bを設けてなる。
【0025】さらに、このモ−ルド側板40には、図示
する一方の右側側板に駆動モータを取り付け、その駆動
モータの回転を伝えてプリンタ本体10に備える各種の
被駆動部材を駆動する構成としている。
【0026】図4に、この駆動モータの回転を、感光体
ドラム12のほか、給紙ローラ18・レジストローラ2
2・定着ローラ25等に伝えるギヤ伝達手段Gの概略構
成を示す。ギヤ伝達手段Gにおいて符号50は、駆動モ
ータのモータギヤであり、そのモータギヤ50から、い
くつかのギヤ51〜54を介して駆動モータの回転を連
結ギヤ55に伝えて感光体ドラム12を回転するように
なっている。
【0027】また、ギヤ伝達手段Gでは、駆動モータの
回転を、モータギヤ50から下方のいくつかのギヤを介
して給紙クラッチギヤ56に伝達するとともに、途中で
分岐してレジストクラッチギヤ57へ伝達する。さら
に、駆動モータの回転を、ギヤ52で分岐していくつか
のギヤを介し上方の定着ローラギヤ58へ伝達する。
【0028】ところで、この発明による回転体駆動装置
では、ギヤ伝達手段Gの中で、感光体ドラム12の連結
ギヤ55と噛み合うプリンタ本体側の被連結ギヤ54
と、その被連結ギヤ54と同じギヤ軸59上に設ける駆
動伝達ギヤ53を、たとえば図2および図5に示すよう
に構成する。
【0029】駆動伝達ギヤ53は、ハスバ歯車からな
り、その一側の側面に、中心穴53aまわりに略180度
の間隔を隔てて2つの係合凸部53bを設ける。そし
て、この駆動伝達ギヤ53を、上記モ−ルド側板40で
回転自在に支持するギヤ軸59に固定する。
【0030】一方、被連結ギヤ54は、やや小径なハス
バ歯車で、その一側に円筒状の回転連結部54aを有
し、その回転連結部54aの外面に、中心穴54bまわ
りに略180度の間隔を隔てて2つの係合凸部54cを設
けてなる。
【0031】そして、回転連結部54aを駆動伝達ギヤ
53と対向してギヤ軸59上に設け、係合凸部54cを
駆動伝達ギヤ53の係合凸部53b間に入れて配置す
る。さらに、被連結ギヤ54は、ギヤ軸59上に回転自
在に設け、駆動伝達ギヤ53に対して図3中矢印aで示
す回転伝達方向に回転できる遊びを形成してなる。
【0032】そうして、上述したレーザプリンタでは、
前述のように記録を開始するときは、その前に予め、前
記駆動モータを作動してギヤ伝達手段Gの駆動伝達ギヤ
を回転子、その1つの駆動伝達ギヤ53を回転伝達方向
aに回転して被連結ギヤ54と互いの係合凸部53b・
54cを予め係合状態にしておく。
【0033】その後、記録時に、改めて駆動モータを作
動してギヤ伝達手段Gの各駆動伝達ギヤを回転する。そ
して、その1つの駆動伝達ギヤ53を回転伝達方向aに
回転し、被連結ギヤ54を、互いの係合凸部53b・5
4cの係合を介して同期して回転する。そして、駆動モ
ータの回転を、その被連結ギヤ54と連結ギヤ55の噛
み合いを介して伝達して感光体ドラム12を回転する。
【0034】ところで、プロセスカートリッジ30を、
たとえば新しいものと交換すべく取り出すときは、上述
した正面カバー33を開ける。そして、プロセスカート
リッジ30を、図6に示すように、その位置決めボス部
44をガイド部45aで案内してプロセスカートリッジ
30を矢示するように正面側に取り出す。このとき、ギ
ヤ伝達手段Gの方より、連結ギヤ55を含むプロセスカ
ートリッジ30内に有するギヤ列(図示省略)の方が回
転負荷が大きいため、このプロセスカートリッジ30の
取り出し動作に応じ、被連結ギヤ54の方を図6中矢印
bで示す方向に回転して両ギヤ55・54の噛み合いを
外す。
【0035】しかる後、新しいプロセスカートリッジ3
0を取り付けるときは、位置決めボス部44をすべらせ
ながらガイド部45aで所定位置へと案内し、図7に示
すように、クリック感をもって凹部45bに落し込み、
所定位置に位置決めする。
【0036】このとき、感光体ドラム側の連結ギヤ55
がギヤ伝達手段G側の被連結ギヤ54と干渉してその被
連結ギヤ54に回転伝達方向aの回転力が作用したと
き、駆動伝達ギヤ53に対して有する遊びに基づき、そ
の被連結ギヤ54を回転伝達方向aに回転して連結ギヤ
55と噛み合わす。
【0037】ところで、上述したレーザプリンタでは、
ギヤ伝達手段Gにおいて被連結ギヤ54と駆動伝達ギヤ
53間に防振材を介在させる構成にするとよい。たとえ
ば図8に示すように、駆動伝達ギヤ53の係合凸部53
bにおける被連結ギヤ54の係合凸部54cと当接する
面に、たとえば硬質ゴム等からなる防振材60を貼り付
ける。そして、駆動モータの回転をギヤ伝達手段Gを介
して感光体ドラム12へ伝達するとき、駆動伝達ギヤ5
3の回転を防振材60を介して被連結ギヤ54に伝達す
る。そうして、その回転伝達時に、ギヤ伝達手段Gにお
いてギヤの噛み合いにより生ずる振動を、防振材60で
吸収して感光体ドラム12へと伝わらないようにする。
【0038】また、上述したレーザプリンタでは、ギヤ
伝達手段Gの中で駆動伝達ギヤ53に対して被連結ギヤ
54に遊びを設けるが、その被連結ギヤ54に限らず、
たとえばギヤ伝達手段Gのいづれかの上流側の駆動伝達
ギヤに対して下流側の駆動伝達ギヤに遊びを設けるよう
にしてもよい。もちろん、そのようなギヤに限らず、ギ
ヤ伝達手段Gにおけるギヤ軸等をギヤに対して遊びを設
けるようにすることもできる。
【0039】
【発明の効果】したがって、請求項1および2に記載の
発明によれば、回転体の取り付け時に、その回転体の連
結ギヤがギヤ伝達手段の被連結ギヤと干渉して該被連結
ギヤに回転伝達方向の回転力が作用したとき、その回転
伝達方向に被連結ギヤが回転して連結ギヤと噛み合える
ように、ギヤ伝達手段の上流側の部材に対して下流側の
部材に回転伝達方向の遊びを設ける構成とするため、従
来のようにギヤ伝達手段の大きな回転負荷を受けること
なく、回転体を容易に取り付けることができ、それだけ
取付操作性を良くすることができる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、ギヤ伝達
手段の1の駆動伝達ギヤと同軸に前記被連結ギヤを設
け、その被連結ギヤと駆動伝達ギヤ間に防振材を介在さ
せることにより、駆動モータの回転をギヤ伝達手段で回
転体に伝達するとき、ギヤの噛み合いにより生ずる振動
を防振材で吸収してそれが回転体へ伝わることを阻止す
ることができる。その結果、回転体が、たとえば感光体
ドラム等の像担持体であれば、そのようなギヤの噛み合
いによる振動が伝わって画像品質に悪影響を与えること
を防止する等の効果を得ることができる。
【0041】請求項4に記載の発明によれば、回転体を
取り付けるときに、その回転体をガイド部で所定位置へ
案内し、その指定位置で凹部に落し込むようにするか
ら、その落し込みによりクリック感をもって回転体の取
り付けの確認をすることができ、これにより、回転体の
取付操作性をより一層良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例である回転体駆動装置を備える
レーザプリンタを左側から見て示す全体概略構成図であ
る。
【図2】そのレーザプリンタに備えるプロセスカートリ
ッジの一部とともに、プリンタ本体側の被連結ギヤと駆
動伝達ギヤを示す斜視図である。
【図3】その駆動伝達ギヤから感光体ドラムへの回転伝
達状態を説明する概略説明図である。
【図4】上記回転体駆動装置に備えるギヤ伝達手段の概
略構成図である。
【図5】上記駆動伝達ギヤを、その係合凸部の側から見
て示す斜視図である。
【図6】上記プロセスカートリッジの取り出し時におけ
る感光体ドラム側の連結ギヤとプリンタ本体側の被連結
ギヤの噛み合い解除状態を説明する概略説明図である。
【図7】そのプロセスカートリッジの取り付け時におけ
る感光体ドラム側の連結ギヤとプリンタ本体側の被連結
ギヤの噛み合い状態を説明する概略説明図である。
【図8】上記駆動伝達ギヤの他例を、図5と同じ向きで
示す斜視図である。
【図9】従来のレーザプリンタのプロセスカートリッジ
の取り付け時における感光体ドラム側の連結ギヤと、プ
リンタ本体側の被連結ギヤの噛み合い状態を説明する概
略説明図である。
【符号の説明】
12 感光体ドラム(回転体) 40 モールド側板(支持部材) 45a ガイド部 45b 凹部 53 駆動伝達ギヤ 54 被連結ギヤ 55 連結ギヤ 60 防振材 a 回転伝達方向 G ギヤ伝達手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を着脱自在に設け、その回転体を
    取り付けたとき、該回転体の連結ギヤをギヤ伝達手段の
    被連結ギヤに噛み合わせ、駆動モータの回転を該ギヤ伝
    達手段を介して伝達して前記回転体を駆動する回転体駆
    動装置において、 前記回転体の取り付け時に前記連結ギヤが前記被連結ギ
    ヤと干渉するとき、その被連結ギヤに回転伝達方向の回
    転力が作用する構成とするとともに、前記ギヤ伝達手段
    の上流側の部材に対して下流側の部材に回転伝達方向の
    遊びを設けてなる、回転体駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ギヤ伝達手段の1の駆動伝達ギヤと
    同軸に前記被連結ギヤを設け、その被連結ギヤに前記駆
    動伝達ギヤに対して回転伝達方向の遊びを設けてなる、
    請求項1に記載の回転体駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記被連結ギヤと前記駆動伝達ギヤ間に
    防振材を介在させてなる、請求項2に記載の回転体駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体を支持する部材に、前記回転
    体を所定位置へと案内するガイド部とともに、その所定
    位置にクリック感を持って位置決めする凹部を形成して
    なる、請求項1に記載の回転体駆動装置。
JP10137573A 1998-05-01 1998-05-01 回転体駆動装置 Pending JPH11315891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10137573A JPH11315891A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 回転体駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10137573A JPH11315891A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 回転体駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11315891A true JPH11315891A (ja) 1999-11-16

Family

ID=15201887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10137573A Pending JPH11315891A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 回転体駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11315891A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251269A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7167674B2 (en) 2004-11-30 2007-01-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet storage cassette and image forming apparatus
JP2007072448A (ja) * 2005-08-08 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007079427A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Printing Systems Ltd 画像形成装置
US7526231B2 (en) 2005-08-08 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Driven unit installable in an image forming apparatus with a reduced force
US7761032B2 (en) * 2005-09-29 2010-07-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Drum unit with photosensitive drums for attachment with an image forming apparatus main body
CN102141767A (zh) * 2010-01-29 2011-08-03 兄弟工业株式会社 盒和成像设备
JP2017211570A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
CN107544231A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 佳能株式会社 成像设备和盒

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167674B2 (en) 2004-11-30 2007-01-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet storage cassette and image forming apparatus
JP4647351B2 (ja) * 2005-03-10 2011-03-09 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006251269A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007072448A (ja) * 2005-08-08 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7526231B2 (en) 2005-08-08 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Driven unit installable in an image forming apparatus with a reduced force
JP2007079427A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Printing Systems Ltd 画像形成装置
US7761032B2 (en) * 2005-09-29 2010-07-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Drum unit with photosensitive drums for attachment with an image forming apparatus main body
CN102141767A (zh) * 2010-01-29 2011-08-03 兄弟工业株式会社 盒和成像设备
JP2011158587A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Brother Industries Ltd カートリッジおよび画像形成装置
US8498553B2 (en) 2010-01-29 2013-07-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartridge and image forming apparatus
US8953981B2 (en) 2010-01-29 2015-02-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartridge and image forming apparatus including joint member that receives and transfers driving forces
US10248076B2 (en) 2010-01-29 2019-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartridge with movable joint and image forming apparatus
JP2017211570A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
CN107544231A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 佳能株式会社 成像设备和盒
JP2018004818A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4464435B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4651131B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP3745049B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4444997B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US5047803A (en) Image forming apparatus with detachably mountable process cartridge
US6735403B2 (en) Image forming apparatus to which a developing cartridge or process cartridge are detachably mountable comprising driving control means for permitting and preventing transmission of a driving force to a winding member
JP4701830B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3848607B2 (ja) カプリング装置と現像カートリッジ及びこれらを採用した電子写真方式印刷機
US20080253803A1 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
WO2006046466A1 (ja) 画像形成装置、トナーカートリッジ、現像カートリッジ、及び感光体カートリッジ
KR100730324B1 (ko) 화상 형성 유닛, 잠상 담지체 유닛, 현상 유닛 및 화상형성 장치
US20190163121A1 (en) Image forming apparatus and cartridge mountable on the same
JPH11315891A (ja) 回転体駆動装置
JP5021087B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2614384B2 (ja) プロセスカートリッジ、クリーニングフレーム、現像フレーム、結合部材、プロセスカートリッジの組み立て方法、及び、記録装置
JPH1078736A (ja) 画像形成装置
JP3982986B2 (ja) 画像形成装置
CN115248541A (zh) 成像装置
JP3020597B2 (ja) 電子写真装置
JP6059601B2 (ja) 画像形成ユニット及び画像形成装置
US11782383B2 (en) Process cartridge
JPH09244367A (ja) プロセスユニット
JPH06148967A (ja) 作像カートリッジの位置決め装置
JP3745048B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3066759B2 (ja) カラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822