JP3080522B2 - トナー補給容器及びカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

トナー補給容器及びカートリッジ及び画像形成装置

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JP3080522B2
JP3080522B2 JP05261256A JP26125693A JP3080522B2 JP 3080522 B2 JP3080522 B2 JP 3080522B2 JP 05261256 A JP05261256 A JP 05261256A JP 26125693 A JP26125693 A JP 26125693A JP 3080522 B2 JP3080522 B2 JP 3080522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンターやファクシミ
リ等のシート材に画像形成を行なう画像形成装置の構成
に関するものであり、より詳しくはそのトナー補給構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では、トナー補給の
煩わしさをユーザーに与えないように、特公平3−10
942号公報等に開示されるように、現像手段が消費す
るトナーを収容するトナー貯蔵部及びクリーニング手段
で感光体から除去されるトナーを収容する廃トナー収容
部を一体的に構成したカートリッジを用いて、感光体寿
命到達時に感光体とトナー貯蔵部あるいは廃トナー収容
部を一体的に交換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術では、感光体などの主要構成部の稼動寿命に相
応した所定の量のトナーを一体構成のケーシング内に封
入したカートリッジとして装着しており、画像形成装置
またはカートリッジが大型化して小型の画像形成装置の
構成が困難であり、しかも、カートリッジが大型で重い
ため交換の作業に両手を必要とするなど作業性に改良の
余地を残していた。
【0004】ところで、昨今のコンピュータを取り巻く
環境は、小型なノートタイプのコンピュータの台頭から
益々ダウンサイジングに拍車がかかるとともに、パーソ
ナルユースの市場が拡大して、個人の卓上でも余裕を持
って配置出来るようにコンピュータの小型化に相応した
プリンタやファクシミリ等の外部端末機の小型化の要求
と個人でもメインテナンス作業の容易な商品の要求が高
まってきた。
【0005】そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、小型で安価で取
扱いの容易なトナー補給容器及びこれを用いた装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナーを密封
し現像手段を有する装置部に着脱自在に装着して底面か
らトナーを補給するトナー補給容器であって、底面が平
面状で幅より奥行きの大きい縦長の筒状の容器と、該容
器の底面に設けられ前記装着部の凸部と係合する凹部及
び該凹部に隣接してトナーを自重落下させる開口と、前
記開口を上面で塞ぎ回動可能に前記容器内部に配置した
シャッター穴部を有するシャッターと、前記容器の奥行
き方向に並列に配置し回転軸を回転駆動することによっ
てトナーを攪拌する複数の攪拌部材と、前記複数の攪拌
部材の回転軸を相互に回転連結するギヤと、前記複数の
攪拌部材のいずれか1を前記底面で前記装着部側の駆動
手段に回転連結する連結手段とを備え、前記凹部を前記
装着部の凸部に係合して回動させ前記シャッターを回動
させてシャッター穴部と前記開口を連通させ装着するこ
とを特徴とする。
【0007】また、感光体と該感光体にトナー像を現像
する現像手段とを少なくとも有し、画像形成装置に着脱
自在に装着するカートリッジにおいて、トナーを貯蔵す
る前記現像手段の貯蔵部とトナーを回収する前記感光体
側の回収部との間をエンドレスでトナーを循環搬送する
トナー搬送手段を設け、前記回収部から前記貯蔵部にト
ナーを循環搬送する前記トナー搬送手段の搬送路にトナ
ーを補給するトナー補給部を設けると共に、前記トナー
補給部は、前記トナー搬送手段の駆動軸の先端に設けた
装着用凸部とトナー落下用開口とを有し、前記装着用凸
部に着脱自在に装着されるトナー補給容器から前記トナ
ー落下用開口を通して前記搬送路にトナーを自重落下さ
せるように構成し、前記搬送路でトナーを循環搬送しな
がら前記貯蔵部へトナーの供給、前記回収部からトナー
の回収を行うように構成したことを特徴とする。
【0008】さらに、感光体と該感光体にトナー像を現
像する現像手段とを少なくとも有し、前記現像手段にト
ナーを補給するトナー補給容器を着脱自在に装着する装
着部を有する画像形成装置において、トナーを貯蔵する
前記現像手段の貯蔵部とトナーを回収する前記開口体側
の回収部との間をエンドレスでトナーを循環搬送するト
ナー搬送手段を設け、前記回収部から前記貯蔵部にトナ
ーを循環搬送する前記トナー搬送手段の搬送路の上面に
トナーを補給するトナー補給部を設けると共に、前記ト
ナー補給部は、前記トナー搬送手段の駆動軸の先端に設
けた装着用凸部とトナー落下用開口とを有し、前記装着
用凸部に着脱自在に装着されるトナー補給容器から前記
トナー落下用開口を通して前記搬送路にトナーを自重落
下させるように構成し、前記搬送路でトナーを循環搬送
しながら前記貯蔵部へトナーの供給、前記回収部からト
ナーの回収を行うように構成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図14を用いて本発明を詳細に
説明する。
【0010】図1〜図14は本発明のカートリッジ及び
画像形成装置の適切な一実施例を示し、図1は、本発明
の画像形成装置の全容を示す左側面要部第一断面図であ
り、図2は、正面要部第一断面図であり、図3は、正面
要部第二断面図であり、各々の図は異なった位置で断面
図示していて、各々図中一点鎖線から左側は図示省略し
ている。
【0011】図4は、本発明のカートリッジの左側面要
部第一断面図であり、図5は、本発明のカートリッジの
左側面要部第二断面図であり、各々の図は異なった位置
で断面図示している。
【0012】図6は、本発明の画像形成装置の右側面要
部第一断面図であり、図7は、本発明の画像形成装置の
右側面要部第二断面図であり、各々の図は異なった位置
で断面図示している。
【0013】図8は、本発明の画像形成装置の回転駆動
伝達部を示す第一展開断面図であり、図9は、本発明の
画像形成装置の回転駆動伝達部を示す第二展開断面図で
あり、図10は、本発明の画像形成装置の回転駆動伝達
部を示す第三展開断面図であり、各々異なった回転駆動
経路を示す。
【0014】図11は、本発明のカートリッジの右側面
要部断面図であり、被回転駆動関係を示している。
【0015】図12は、本発明のカートリッジの上面要
部断面図であり、図中一点鎖線から左側は図示省略して
いる。
【0016】図13は、本発明のカートリッジの回転駆
動に関わる説明図である。
【0017】図14は、本発明のカートリッジの要部斜
視図である。
【0018】まず、図1に基づいて他の図も引用しなが
ら本実施例の画像形成部から説明をする。
【0019】本実施例の画像形成手段の主要部は、図1
の左側要部断面図に示す如く略中央部に配置した感光体
1,帯電ローラ2,クリーナ部90,現像部10,トナ
ー搬送部30,30aによって構成されている。
【0020】図1と図4及び図5を参照して画像形成プ
ロセス順に説明すると、本実施例における帯電ローラ2
は、例えばゴム等の半導電性の弾性体で形成され、図中
矢印方向に回転する感光体1に従動しながらDC(−)
2kv以下程度のバイアスを印加すると、感光体1を
(−)600V〜(−)700Vの帯電電位に帯電させ
る事が出来る構成である。
【0021】尚、帯電ローラ2は図示省略した押圧機構
によって感光体1に向かって押圧支持され、略々1kg
の総圧力で感光体1に圧接している。
【0022】次に、後で詳述する露光器40から照射さ
れて光路49から入射する光ビームによって、感光体1
は像露光されて潜像を形成し、この像露光部の電位は
(−)50V〜(−)150Vになる。
【0023】次に、現像部10では、例えば発泡ゴム等
の半導電性の弾性体で形成され、図中矢印方向に回転す
る供給ローラ13は、上記の帯電電位と同極性に帯電可
能なトナーを貯蔵する貯蔵部11内のトナーをその表面
にコーティングして回転し、図中矢印方向に回転する例
えばゴム材等の半導電性の弾性体で形成された現像ロー
ラ12と摺擦してトナーを(−)極性に摩擦帯電させる
とともに、現像ローラ12の表面にトナーをコーティン
グさせる。
【0024】この現像ローラ12の表面にコーティング
されたトナーは、例えばステンレス鋼板等の弾性体で形
成されて現像ローラ12の外周に略々1Kgの総圧力で
ほぼ軸方向全域にわたって当接していてコーティングさ
れたトナーを所定の厚さのコーティング層に規制するた
めの規制ブレード14と摺擦する事によって、略々10
μm程度の薄層化されたトナー層に規制されるととも
に、より一層均一な(−)極性に摩擦帯電する。
【0025】尚、現像ローラ12にはDC(−)200
V〜(−)300V程度のバイアスが印加されていて、
薄層化したトナー層は、感光体1へと搬送されて現像ロ
ーラ12と感光体1が圧接して構成するニップ部及びこ
の近傍で感光体1の像露光部に反転現像される。
【0026】ところで、貯蔵部11内のトナーは、図4
のカートリッジの左側面要部断面図に詳細図示される如
く、カートリッジ上ケース17と、カートリッジ下ケー
ス18と、規制ブレード14と、この規制ブレード14
の押え部材16と、現像ローラ12及び供給ローラ13
によって包囲形成された空間を例えば発泡ゴム材等で形
成されて弾性を有するシール15によって仕切られた狭
隘な所定の空間内に貯蔵された状態にある。
【0027】次に、感光体1の像露光部に反転現像され
たトナー像は、後で詳述する転写部80で転写される
が、転写残りのトナーは例えばマイラーシート材等の薄
板材で形成されたすくいシート91を摺り抜けて感光体
1に圧接しているクリーニングブレード92によって掻
き落され、上述のすくいシート91とクリーニングブレ
ード92によって形成される所定の空間93内に貯蔵さ
れる。
【0028】尚、クリーニングされた感光体1は再び次
の画像形成プロセスへ移行が可能であり、クリーニング
後、感光体1に残留した電位を光照射等により除電すれ
ば、感光体1の表面電位をより一層初期状態に近づける
ことができる。
【0029】ここでトナーの扱いに関して説明する。
【0030】従来の画像形成装置では感光体などの主要
構成部の稼動寿命に相応した所定量のトナーを一体構成
のケーシング内に封入したカートリッジとして装着して
おり、装置全体を大型化するばかりでなく、交換メンテ
ナンスの作業性の充実は図られてはいるものの高価な画
像形成装置であったが、本実施例では従来の概念とは全
く異なる構成にしてある。
【0031】まず、貯蔵部11内のトナーは上述の画像
形成プロセスに支障のない必要最小限の貯蔵量にとどめ
て、貯蔵部11の空間スペースを縮小している。
【0032】そして、上記の現像にともなって減少する
トナーは、貯蔵部11の空間内を後で詳述するトナーを
移送するトナー搬送部30aから落下補給される構成に
してある。
【0033】一方、クリーニングブレード92によって
掻き落されたトナーは、すくいシート91とクリーニン
グブレード92によって形成された所定の空間93内に
貯蔵されて、貯蔵量の増加にともなってトナー搬送部3
0へと移行する。
【0034】そして、上記トナー搬送部30,30aに
は後で詳細図示説明するがエンドレスのコイルスプリン
グ31,31a(図中説明の都合上分けてあるがエンド
レスで一体のものである)を含むトナー搬送手段によっ
てトナーを搬送する機構を備えてあり、図中感光体1を
略中間にして略々水平左右位置に配置されているトナー
搬送部30,30aは、後で詳述する構造によって双方
が連結されていてトナー搬送部30とトナー搬送部30
aのトナーは循環搬送される構造に構成してある。
【0035】次に、トナーの循環機能に関して説明す
る。
【0036】上述の現像にともなって消費される貯蔵部
11内のトナー量(現像トナー量)に対して、クリーニ
ングブレード92によって掻き落されてトナー搬送部3
0へ移行した転写残りのトナー量(再生トナー量)の関
係は、本実施例では10%〜30%の割合になってい
て、上述したトナーが循環搬送される構造に構成してあ
っても現像の繰り返しによってトナーは消費されて、貯
蔵部11内のトナーは減少していく事になる。
【0037】そこで、本実施例では、この減少したトナ
ーを補う為に、後で詳述するが上記のトナーを循環させ
る搬送経路中に自重落下するトナー補給手段を配置して
いて、減少した分のトナーを補給して上述の再生トナー
とともに循環搬送し、トナー搬送部30aから貯蔵部1
1に落下補給される構成にしてある。
【0038】次に、現像ローラ12と感光体1が圧接し
て構成するニップ部の安定した構造について、図2と図
4,図5及び図12を参照して説明する。
【0039】前述の例えば発泡ゴム等の半導電性の弾性
体で形成さた供給ローラ13と例えばゴム材等の半導電
性の弾性体で形成された現像ローラ12は、各々その芯
金として金属性の剛体部を有していて、その弾性体の両
端に延在した支持部12a及び13aを各々備え、この
支持部12a及び13aは、図2に示す如く、支持部材
5によって回転自在に支持されている。尚、図中供給ロ
ーラ13と現像ローラ12は右側を支持した状態を図示
しているが反対側も同様な支持構造であり、支持部材5
Aによって回転自在に支持されている。
【0040】尚、この供給ローラ13と現像ローラ12
の支持ピッチに関しては、供給ローラ13と現像ローラ
12の外周同士が接するピッチより狭い固定されたピッ
チで支持され、双方のローラの外周はその長手方向全域
にわたって均等に接する様にして、図4,図5に詳細図
示する位置関係に構成してある。
【0041】そして、供給ローラ13と現像ローラ12
は、各々図示矢印方向に回転駆動されて摺擦する構成で
あり、上記支持ピッチ間を極端に狭くすると回転駆動ト
ルクが大きくなったり、また、この双方のローラニップ
間で摺擦されるトナーの劣化が激しくなるので、この支
持に関わる構成部材のばらつき吸収を鑑みて本実施例で
は、供給ローラ13と現像ローラ12の外周同士が接す
るピッチより0.2mm狭い固定したピッチで支持して
いる。
【0042】供給ローラ13と現像ローラ12の両端を
各々回転可能に支持した支持部材5と支持部材5Aは、
連結部材6を介して例えばネジ等の固定手段によって強
固に連結されて一体構成になっていて、図12に示す如
く、支持部材5はカートリッジ下ケース18の一部に挿
通する支持ピン7によって回動可能に支持されており、
図12では片側のみ支持した状態を示しているが反対側
も同様な支持構造であり、支持部材5Aはカートリッジ
下ケース18の一部に挿通する支持ピン7Aによって回
動自在に支持されている。
【0043】そして、供給ローラ13と現像ローラ12
の両端を各々回転可能に支持して連結部材6によって連
結された状態で前述の規制ブレード14ととともに支持
ピン7及び支持ピン7Aを支軸にして、前述した画像形
成プロセスに支障のない必要最小限の貯蔵量にとどめて
構成したトナーの貯蔵部11の空間内で感光体1に対し
て一体的に回動可能である。
【0044】尚、図4及び図5に図示する位置に支持ピ
ン7及び支持ピン7Aを配置したときに上記一体構成の
基で容易に回動可能ならしめる為に、カートリッジ下ケ
ース18と支持部材5及び支持部材5Aの関係は回動方
向にフリーになるように間隙を構成してあり、この間隙
は図示省略した弾性を有するシール部材によって遮蔽さ
れてトナーの洩れを防止している。
【0045】一方、上記状態で現像ローラ12と感光体
1が圧接して安定したニップ部を構成する為に、両端の
フック部をカートリッジ下ケース18にセットして支持
部材5及び支持部材5Aにその張力を付与して現像ロー
ラ12を感光体1方向に付勢するスプリング8及び8A
も具備されている。
【0046】ところで、前述の支持ピン7及び支持ピン
7Aによる支持部材5及び支持部材5Aの支持構造に関
して、本実施例では左右の支持位置に通り違いが生じて
も回動不具合を防止する手段として、一方の支持部では
カートリッジ下ケース18及び支持部材5の支持ピン7
が挿通する挿通部は、支持ピン7と同様な円形形状で形
成され、他方の支持部ではカートリッジ下ケース18及
び支持部材5Aの支持ピン7Aが挿通する挿通部は、支
持ピン7Aが感光体1に対して接離移動自在な長円形開
口18bを形成して、上記構成の回動不具合の発生を防
止している。
【0047】尚、この長円形形状の開口18bを本実施
例ではカートリッジ下ケース18に形成したが、この逆
でカートリッジ下ケース18は円形の開口にして支持部
材5A側の開口を長円形形状に形成しても良く、あるい
は双方の開口を長円形形状に形成しても上記構成の回動
不具合の発生は防止される。
【0048】ここで、図2、図3、図11、図12及び
図14を参照してトナー補給手段及びトナーを循環搬送
するトナー搬送手段について説明する。
【0049】図4及び図5で示された如くトナーを循環
搬送するエンドレスのコイルスプリング31,31aを
カートリッジ上ケース17とカートリッジ下ケース18
とによるカートリッジケース201によって封入した状
態に対して、トナー補給容器20は着脱操作自在(着脱
機構は図示説明詳細割愛)に構成され、その内部には所
定量のトナーを封入していて、トナー封入状態で装着し
てトナー補給し、このトナーが消費されると新たなトナ
ー補給容器20と交換する構成にしてある。
【0050】尚、トナーを循環搬送するエンドレスのコ
イルスプリング31,31aは、図中説明の都合上符号
を分けてあるがエンドレスで一体のものであり、図12
では一点鎖線から左側を省略しているがエンドレスに構
成されている。
【0051】トナー補給容器20の主要部は、図中下方
に底部を有する筒状に形成された補給容器ケース21
と、この上方に固着されてトナーを密封するカバー22
と、補給容器ケース21とカバー22によってトナーと
ともに密封されて回転可能なトナーを攪拌する複数の羽
根部23bを有する複数のアジテータ23とから構成さ
れていて、トナーを循環搬送するエンドレスのコイルス
プリング31,31aをカートリッジ上ケース17とカ
ートリッジ下ケース18とによって封入した状態に対し
て着脱操作自在(着脱機構は図示説明詳細割愛)であ
る。
【0052】一方、図12によれば、上記トナーを循環
搬送するエンドレスのコイルスプリング31,31aを
矢印方向に駆動する為に、カートリッジ上ケース17と
カートリッジ下ケース18によって循環移動可能に封入
されたエンドレスのコイルスプリング31,31aの配
置経路の一部にコイルスプリング31,31aの駆動手
段25が配置されており、その一部に突端がクサビ状に
形成されていて回転可能な凸部25aがカートリッジ上
ケース17から突出していて、上記トナー補給容器20
を所定の位置に装着すると、このクサビ状に形成された
回転可能な凸部25aと一方のアジテータ23の一端に
形成した凹部23cが係合して回転駆動される。また、
図14によれば、エンドレスのトナー循環搬送手段であ
るコイルスプリング31は、現像部の案内溝202及び
クリーナ部の案内溝203で案内されており、現像部で
は、トナーを補充し、クリーナ部では、トナーを回収す
るものである。
【0053】尚、上記トナーを循環搬送するエンドレス
のコイルスプリング31,31aの駆動手段25として
は、コイルスプリング31,31aに係合可能な回転体
なら駆動可能であるが、本実施例ではコイルスプリング
31,31aの張架された状態のリード角に近似する捻
れ角を有するヘリカルギヤを採用してコイルスプリング
31,31aとの係合関係を安定させている。
【0054】上記構成で駆動される一方のアジテータ2
3と他方のアジテータ23の一部にはギヤ部23aが形
成されており、このギヤ部23aはアイドルギヤ24に
よって回転連結されている。
【0055】そして、アジテータ23の回転によって攪
拌されるトナーは、補給容器ケース21の底部に形成さ
れた開口21aと、この開口21aに対向して設けたカ
ートリッジ上ケース17の開口17aを通じてトナーを
循環搬送するエンドレスのコイルスプリング31,31
aが配置されたトナー循環搬送経路中に自重落下する構
成である。
【0056】ここで、トナーの補給構造について、図1
1、図14を用いて説明する。
【0057】まず、トナー補給容器20は、カートリッ
ジケース201の感光体1の画像形成領域よりも外側、
即ち感光体1を露光する光が通過する領域よりも外側の
カートリッジケース201の上面に設けられた平面部
に、トナー補給容器20の底面に形成された平面部を一
致させるように載置される。次に、トナー補給容器20
を手動で60度程度平面部で回転させて、トナー補給容
器20をカートリッジケース201に係止し、同時に、
シャッター205を回動させて、トナー容器20の内部
とコイルスプリング31が存在するトナー搬送部とを連
通させてトナー補給を可能にする。プリント開始信号等
の所定の信号を受けて、装置が駆動状態になると、アジ
テータ23で攪拌されたトナーは、トナー補給容器20
の底部に設けられ回動自在なシャッター205に形成さ
れたシャッター穴部204で、上記の開口21a及び開
口17aと連通してトナーを補給する。
【0058】このように、トナー補給容器20の底面部
は平面状に形成され、カートリッジケース201の装着
部に形成された平面部への装着を容易にするとともに、
シャッター205をシャッターカバー206で覆い、シ
ャッター205の回動動作を円滑にするとともにトナー
の飛散を防止している。また、トナー補給容器20の装
着部を感光体1の回転軸方向で感光体1よりも外側に配
置することにより露光光の通過領域と干渉しないのは言
うまでもなく、縦長のトナー補給容器としても装置本体
の高さを高くすることがなく、カートリッジケース20
1の感光体1の端部と対面する側壁部をトナー補給容器
20の位置決めを行うことができる。
【0059】もとより本発明では、画像形成装置を小型
化することを目的の一つとしているので、トナー補給容
器20も当然のことながら小型化する必要がある。そこ
で、本実施例では図14に示されるような小型で縦長の
トナー補給容器とした。トナー補給容器20は、感光体
1の外側に配置できるように幅30〜50mm、奥行3
0〜90mmの平面部を有することが好ましく、また、
手動で操作できるように縦長とするとともに手でつかみ
易いように高さを60〜100mmとするのが好まし
く、幅と奥行と高さを比べたときに高さを最も大きい値
にして縦長の外形とすると、手でつかみ易いだけでな
く、側面での位置決めも正確かつ容易である。尚、トナ
ー補給容器20は、カートリッジに装着されても画像形
成装置本体の一部品に装着されても同様の構成で小型化
を達成できるが、カートリッジを用いないで画像形成装
置を構成する場合には、トナー補給容器着脱のためだけ
に本体の開閉を行うのみで良く、画像形成装置の開閉機
構は最も簡略かつ小型とすることができる。一方、トナ
ー補給容器20内部のトナーが存在可能な空間の容積
は、200cc以下としてより一層の小型化を達成して
いるが、通常、A4サイズの印字に必要なトナー量は非
磁性のトナーの場合(比重は約1)、1枚当たり平均で
50mg程度であるから充填率が25%としても約10
00枚の印字が可能で、トナー補給容器の交換頻度は平
均で1〜数カ月程度あるから、交換の煩わしさを感じる
こともない。尚、仮に充填率を50%まで上げることが
できたとしても500枚程度の印字を可能にするため、
上記の容積を50cc以上は確保することが好ましい。
【0060】ところで、コイルスプリング31,31a
が配置されたトナー循環搬送経路中に自重落下したトナ
ーは、駆動手段25の駆動によって図12中矢印方向に
循環搬送されてトナー搬送部30aに移行すると供給ロ
ーラ13の上部から自重落下して、図4で前述したトナ
ーの貯蔵部11内に貯蔵されるが、前述した如くトナー
の貯蔵部11は極めて狭隘に構成してあるので、画像形
態によって異なるトナーの消費量と供給量の関係からト
ナーの貯蔵部11内が満杯になる事も有り、この状態で
はトナーは自重落下せずにコイルスプリング31,31
aによって循環搬送され、前述したトナー補給容器20
からのトナーの自重落下も中断される構成にしてある。
【0061】このように、トナー循環搬送経路中のトナ
ーの消費状況に応じて、トナー循環搬送経路中にトナー
を供給するとともに、現像部のトナーの消費状況に応じ
て、トナーを現像部に供給することにより、トナーをパ
ッキングさせることなく、安定なトナー搬送及び現像状
態を維持することができる。
【0062】以上が本実施例の画像形成手段の主要部で
り、感光体1,帯電ローラ2,クリーナ部90,現像部
10,トナー搬送部30,30aを上述の如くの関係に
配置し、主として主要部を受け持つカートリッジ下ケー
ス18及びそのカバー的な役割も受け持つカートリッジ
上ケース17によって、これらをユニット構成にしたカ
ートリッジとして本体に対して着脱可能な構成であり、
上記構造部のメンテナンス時には一体的に取り外して修
理または交換を行う構成である。
【0063】そして、このカートリッジと本体の関係に
ついては、上記図11の一部に詳細図示される如く、一
方ではカートリッジ下ケース18にその基準となって位
置決めされる被位置決め部として凹部が形成され、この
凹部に装置の内部構成の基準となるメインシャーシ10
0に形成した位置決め部としての凸部100aが係合し
て、高さ方向及び平面内方向の所定の位置決めを行い、
他方では同様にメインシャーシ100の一部100bに
よって高さ方向の所定の位置決めがされ、図示省略した
固定手段によってメインシャーシ100に固定されてい
る。
【0064】尚、上記メインシャーシ100の主要構成
は、図1,図3,図12に図示される如く、本実施例で
は板金構造で形成しており、まず、図1で板金構成のマ
ザー面になり後で詳述するユニット化した露光器40を
位置決め保持する第1面100cを基準にして、この第
1面100cからL文字状に折り曲げて後で詳述するユ
ニット化した定着部60及びユニット化した給紙部70
と転写部80を位置決め保持する第2面100dを形成
し、次いで、図3,図12に図示され、上記第1面10
0cの第2面100dと直交する左右両端を第2面10
0dと同一方向に折り曲げて形成し、上記カートリッジ
を位置決め保持する第3面100e(図3,図12では
一点鎖線から左側を省略しているが右側と同様な構成で
あり第3面100eが形成されている)を形成した板金
一体構造である。
【0065】そして、上記第1面100c,第2面10
0d,第3面100eの相互の関係を位置付けるととも
に、剛性を高める為に、第3面100eの一部に開口を
形成して第2面100dの一部にこの開口に係合可能な
凸部を形成し、第3面100eを折り曲げる過程でその
双方が嵌合する結合部100fを有する構成にしてあ
り、第1面100c,第2面100d,第3面100e
の相互の関係は無理なく高精度が達成され、結合部10
0fの効用によって高剛性でもある。
【0066】尚、結合部100fに関しては、単なる双
方の嵌合で有っても有効であるが、本実施例では更に安
定性を増すために、この結合部100fに加締めの締結
処置を施してある。
【0067】次に、感光体1の像露光部に反転現像され
たトナー像を転写する転写部80に関して説明する。
【0068】本実施例の転写80の主要部は、図示省略
した押圧機構によって感光体1に向かってその下方から
数100gの総圧力で押圧され、感光体1の像露光部の
潜像に反転現像されたトナー像とは逆極性のDC1KV
前後のバイアスを印加する手段を備えていて、例えばゴ
ム等の導電性または半導電性の弾性体で形成された回転
自在な転写ローラ81と、後で詳述するシート材搬送部
70の主要構成部材とともにこの転写ローラ81を支持
するシート材搬送ベース71から構成され、このシート
材搬送ベース71は装置の内部構成の基準となるメイン
シャーシ100に形成した位置決め部に対する被位置決
め部71aの係合によって所定の位置に位置決めされ、
例えばネジ等の固定手段によってメインシャーシ100
に固定されている。
【0069】そして感光体1と転写ローラ81の押圧作
用によって形成されたニップ部に搬送されたトナー像
は、後で詳述するシート材搬送部70から給送されたシ
ート材とこのニップ部で合流して転写される。
【0070】次に、感光体1のトナー像が転写されたシ
ート材を給送し、これを定着せしめる定着部60に関し
て説明する。
【0071】本実施例の定着部60の主要部は、シート
材搬送方向下流側に配置されてアルミパイプ材の中空部
に発熱手段としてハロゲンヒータ等の発熱体を内蔵して
回転自在な定着ローラ63と、シート材に転写されたト
ナー像をシート材に押圧する押圧手段として、スプリン
グ等の押圧部材等によって押圧されて変位自在なレバー
66からなる押圧機構によって定着ローラ63に向かっ
て数Kgの総圧力で押圧されていて、例えばシリコンゴ
ム等の半導電性の弾性体を少なくも表面に形成して定着
ローラ63と同一周速度で回転可能な加圧ローラ67が
装備され、そして、上記押圧機構の押圧力を解除するた
めに図1中実線で示した位置と図中2点鎖線で示した位
置とに回動可能で装置前面から操作可能な操作レバー6
8と、この操作レバー68の回動に連動して図1中矢印
方向に変位してレバー66の変位を司るカム69と、搬
送されるシート材を装置外部に排出する排紙ローラ対6
1と、上記構成部材を支持して定着部60をユニット構
成に受け持つ定着ベース64とから構成され、この定着
ベース64は、装置の内部構成の基準となるメインシャ
ーシ100に形成した位置決め部に対する被位置決め部
64aの係合によって所定の位置に位置決めされ、例え
ばネジ等の固定手段によってメインシャーシ100に固
定されている。
【0072】そして定着ローラ63と加圧ローラ67の
押圧作用によって形成されたニップ部に転写部80から
シート材に転写されて搬送されたトナー像は、このニッ
プ部で所定の温度でシート材に定着される。
【0073】次に、転写部80に向けて紙等のシート材
を給送する給紙部70について説明する。
【0074】多数枚の紙等のシート材Pを収納して装置
後部に配置された給紙トレー72には、その下端部にシ
ート材Pをゴム等の高摩擦抵抗材で形成されて給紙部7
0の回転自在な給紙ローラ73に向けて選択的に押圧す
る周知の押圧機構74が具備されていて、装置本体に対
して着脱可能に支持されている。
【0075】そして、装置本体側の給紙部70は、給紙
ローラ73にシート材Pを介して対向配置され、多数枚
のシート材Pから最上位の1枚のシート材のみが給紙ロ
ーラ73の回転によって給送される様にシート材の分離
や2枚目以後のシート材が給送されない様に給送防止作
用をするシート材給送制御機構75と、シート材搬送ベ
ース71と対向配置されてシート材搬送路を形成するシ
ート材ガイド76と、このシート材搬送路内に配置され
ていてシート材の有無を検知するフォトセンサー等を含
むシート材検知手段77と、上記シート材搬送部70の
主要構成機構とともに前述した転写ローラ81を支持す
るシート材搬送ベース71から構成され、更に、図示省
略しているが前述した定着部60の装置前面から操作可
能な操作レバー68の操作に連動する押圧力解除機構に
例えばリンク機構などの作動手段によって接続し、この
操作レバー68の操作に連動して感光体1に対する転写
ローラ81の押圧を解除する機構も具備し、給紙部70
と転写部80はシート材搬送ベース71によってユニッ
ト構成に受け持たれており、前述した如くこのシート材
搬送ベース71は装置の内部構成の基準となるメインシ
ャーシ100に形成した位置決め部に対する被位置決め
部71aの係合によって所定の位置に位置決めされ、例
えばネジ等の固定手段によってメインシャーシ100に
固定されている。
【0076】上記構成で給紙ローラ73を回転駆動する
と、1枚のシート材がシート材搬送経路をたどり、前述
の転写部80へと給送される。
【0077】ここで、このシート材の給送制御について
説明する。
【0078】所望の司令で給紙ローラ73を回転駆動し
て1枚のシート材をシート材搬送経路内に給送し、シー
ト材検知手段77の検知信号に応じて給紙ローラ73
は、シート材を挟持した状態で停止して上述した転写に
そなえた待機(スタンバイ)をする。
【0079】尚、この給紙ローラ73の停止タイミング
は、シート材検知手段77の検知信号によって停止して
も良いが、この検知信号からタイマー等の遅延手段で所
定時間経過後に停止して待機しても良い。
【0080】即ち、前述した現像ローラ12と感光体1
が圧接して構成するニップ部で感光体1の像露光部に反
転現像されたトナー像が、感光体1の回転によって感光
体1と転写ローラ81が圧接して構成するニップ部を形
成した転写部80に到達する時間と、上記待機状態から
シート材を給送してシート材が転写部80に到達する時
間が所望の関係に制御出来れば良く、本実施例では後者
を採用している。
【0081】ところで、本実施例では給紙部70のシー
ト材搬送経路内にシート材の有無を検知するフォトセン
サー等を含むシート材検知手段77を配置していて、も
う一方では図示省略しているが定着部60の定着ローラ
63と加圧ローラ67の押圧作用によって形成されたニ
ップ部よりシート材搬送方向下流側に類似する第2シー
ト材検知手段を具備していて、シート材搬送状態を検知
し、シート材検知手段77とこの第2シート材検知手段
からの検知信号を所定の関係に処理して装置内のジャム
状態を監視している。
【0082】尚、本実施例の画像形成装置はコンパクト
に構成されていて、ジャム処理に際しては、給紙部70
側でジャム状態の場合はシート材を装置後方に引き抜
き、定着部60側でジャム状態の場合は前述した装置前
面から操作可能な操作レバー68の操作によって定着ロ
ーラ63に対する加圧ローラ67の押圧力及び感光体1
に対する転写ローラ81の押圧を解除して、シート材を
装置前方に引き抜いて処理可能に構成されている。
【0083】次に、感光体1に潜像露光する露光器40
について説明する。
【0084】露光器40の主要部は、1万数千rpmで
回転するモータ41と、このモータ41の回転を制御す
る図示省略した制御回路基板と、モータ41の出力軸に
装着されて回転し、図示省略した半導体レーザ等の発光
素子から発射された光ビームを偏向走査する偏向走査手
段43と、この光ビームを感光体1に向けて照射する光
路49を形成する反射ミラー44等と、上記主要構成部
材を収納してユニット化して構成する露光器ケース42
から構成され、この露光器ケース42は装置の内部構成
の基準となるメインシャーシ100に形成した位置決め
部に対する被位置決め部42aの係合によって所定の位
置に位置決めされ、例えばネジ等の固定手段によってメ
インシャーシ100に固定されている。
【0085】尚、上記偏向走査手段43に関しては、先
に本出願人によって出願された特願平5−121995
に詳細説明されている様に、小型で安価な光走査を可能
とするものであり、本実施例では偏向走査手段43から
感光体1に至る光路長を略々200mmに設定したが、
140mm程度の短光路長の対応も可能である。
【0086】次に、以上前述した各機構部の制御を司る
制御部50について説明する。
【0087】制御部50の主要部は装置の最下端部に配
置され、少なくも電源回路部と各機構部の運転制御回路
部を配置し、図示省略したが外部からの信号を受けるた
めのインターフェースコネクタや電源入力コネクタ等の
入出力に係わる接続手段が接続され、制御部50はコン
パクトに集中配備されている。
【0088】ここからは、上述した各構造部の駆動関係
について図2及び図3,図6及び図7,図8,図9,図
10,図11,図12,図13を参照して説明する。
【0089】本実施例の駆動伝達部の主要部は、上記メ
インシャーシ100の右側面即ち第3面100eに集中
配置してあり、輪列第1受け101及び輪列第2受け1
02を対向して設け、この2つの輪列受けに出力軸に駆
動ギヤ103aを具備した駆動モータ103及び後で詳
述する数種の駆動ギヤ列を回転自在に支持してユニット
構成にし、内部構成の基準となるメインシャーシ100
の第3面100eに形成した位置決め部に対する被位置
決め部の係合によって所定の位置に位置決めされ、例え
ばネジ締めなどの固定手段によって固定されている。
【0090】本実施例ではこの輪列第1受け101及び
輪列第2受け102を板金構成にして有り、後で詳述す
るがその特質を生かして安価に構成する手段を有してい
る事が特徴である。
【0091】図6及び図7を参照して本実施例の駆動系
統の全容を説明する。図6及び図7は本発明の画像形成
装置に用いる駆動系の適切な一実施例を示す右側面要部
断面図であり、各々の図は異なった位置で断面図示して
いて、図6は上記輪列第1受け101及び輪列第2受け
102を含んで図示していて、図7はわかりやすくする
為にこの2つの輪列受けを省略して各々のギヤ列を見や
すくしており、図6及び図7ともに各ギヤの回転中心位
置に図中+印しを付記してある。(図11及び図13も
同様) まず、図7を参照して本実施例の駆動系統について、上
記駆動モータ103の出力軸に具備した駆動ギヤ103
aによって駆動される共通したA#ギヤから先の個別の
駆動系統別に説明する。
【0092】<第1駆動系統>前述の感光体1を回転駆
動する第1駆動系統は、A#ギア→J#ギア→K#ギア
→L#ギアの順に駆動され、L#ギアは感光体1の一端
に例えば接着などの固着手段によって固着されたギヤで
あり、感光体1と一体構成にされていて前述したカート
リッジの着脱によって、この第1駆動系統に接続または
離脱する。
【0093】尚、本実施例のカートリッジ着脱は、カー
トリッジを図中上下方向に移動して行われる。
【0094】<第2駆動系統>前述の現像部10の主要
構成部材である現像ローラ12を回転駆動する第2駆動
系統は、A#ギア→B#ギア→C#ギア→F#ギア→G
#ギアの順に駆動され、G#ギアは前述の現像ローラ1
2の一端側に延在した支持部12aの突端に例えば圧入
などの固着手段によって固着されたギヤであり、前述し
たカートリッジの着脱によって、この第2駆動系統に接
続または離脱する。
【0095】<第3駆動系統>前述の現像部10の主要
構成部材である供給ローラ13を回転駆動する第3駆動
系統は、A#ギア→B#ギア→C#ギア→D#ギア→E
#ギアの順に駆動され、E#ギアは前述の供給ローラ1
3の一端側に延在した支持部13aの突端に例えば圧入
などの固着手段によって固着されたギヤであり、前述し
たカートリッジの着脱によって、この第3駆動系統に接
続または離脱する。
【0096】<第4駆動系統>前述のトナーを循環搬送
するエンドレスのコイルスプリング31,31aを駆動
する駆動手段25及びトナー補給容器20のアジテータ
23を回転駆動する第4駆動系統は、A#ギア→B#ギ
ア→C#ギア→F#ギア→H#ギア→V#ギア(V#ギ
アは図6に図示)の順に駆動され、V#ギアは前述の駆
動手段25の一端側に例えば圧入などの固着手段によっ
て固着されたヘリカルギヤであり、これを駆動するH#
ギアは前述のカートリッジ下ケース18に回転自在に支
持されたヘリカルギヤであって、前述したカートリッジ
の着脱によって、H#ギアがこの第4駆動系統に接続ま
たは離脱する。
【0097】<第5駆動系統>前述の給紙ローラ73を
回転駆動する第5駆動系統は、A#ギア→B#ギア→M
#ギア→N#ギアの順に駆動され、N#ギアは前述の給
紙ローラ73の一端側に配置したクラッチに装備したギ
ヤであり、常時この第5駆動系統に接続している。
【0098】<第6駆動系統>前述の定着ローラ63を
回転駆動する第6駆動系統は、A#ギア→P#ギア→Q
#ギア→R#ギアの順に駆動され、R#ギアは前述の定
着ローラ63の一端側に装備したギヤであり、常時この
第6駆動系統に接続している。
【0099】<第7駆動系統>前述の排紙ローラ対61
を回転駆動する第7駆動系統は、A#ギア→P#ギア→
S#ギア→T#ギア→U#ギアの順に駆動され、U#ギ
アは前述の排紙ローラ対61の一端側に装備したギヤで
あり、常時この第7駆動系統に接続している。
【0100】上記の如く本実施例の駆動系統は、回転駆
動力の一極集中を避けて、各主要部を分散駆動してい
る。
【0101】次ぎに、上記各駆動系統の要部について詳
細説明をする。
【0102】<第1駆動系統>A#ギア→J#ギア→K
#ギア→L#ギアの順に駆動さる感光体1を回転駆動す
る第1駆動系統は、図8及び図11に詳細図示する構造
であり、図8はこの第1駆動系統を展開断面図示してい
る。
【0103】輪列第1受け101に装着した駆動モータ
103の出力軸に具備された駆動ギヤ103aは、輪列
第1受け101及び輪列第2受け102の各々に内面を
鏡面状態にして形成したバーリング部101a及び10
2aによって回転自在に支持されたA#ギヤを駆動し、
更に輪列第2受け102に対向して設けられた輪列第1
受け101のプロジェクション部101bに圧入保持さ
れたプッシュJaを介して回転自在に支持されたJ#ギ
ヤを経由してK#ギヤを駆動してL#ギヤに至る。
【0104】ここで、前述した如く、L#ギアはカート
リッジの着脱によってこの駆動系統に接続または離脱す
る構成なので、本実施例ではこの着脱に際してK#ギヤ
とL#ギヤの噛み合い関係を容易にする手段として、K
#ギヤをK1#ギヤとK2#ギヤの2重構造にして、一
方のK1#ギヤはA#ギヤと同様に輪列第1受け101
に内面を鏡面状態にして形成したバーリング部101c
よって回転自在に支持し、他方のK2#ギヤは、一端を
輪列第1受け101に対向して設けられて外周部を鏡面
状態にして形成した輪列第2受け102のプロジェクシ
ョン部102bで支持し、K2#ギヤの他端はK1#ギ
ヤの内部に挿通して回動自在に支持され、このK1#ギ
ヤとK2#ギヤは一体となって回転自在に構成されてい
て、図中K1#ギヤとK2#ギヤの2重構造部分をA視
断面図示した如く、一方のK1#ギヤに凹部K1#aと
凸部K1#bを各々点対称位置に形成し、この凹部K1
#a内に凹部K2#aと凸部K2#bを各々点対称位置
に形成した他方のK2#ギヤが挿嵌されて互いに所定の
角度分相対的に回動可能にしてあり、そして、双方の凹
部K1#aとK2#aとに圧縮バネKSを配し、互いに
一方方向に回動付勢されて双方の凸部K1#bとK2#
bが当接して停止状態を維持(A視断面1)していて、
K2#ギヤとL#ギヤが噛み合う構造にしてある。
【0105】そして、K1#ギヤを図中矢印方向に回転
駆動すると、A視断面2に図示する如く、僅かな時間内
に於てL#ギヤと噛み合って回転負荷を有するK2#ギ
ヤは停止したままで圧縮バネKSが圧縮されてK1#ギ
ヤのみが回転し、K1#ギヤの点対称位置に形成した第
2凸部K1#cとK2#ギヤの点対称位置に形成した第
2凸部K2#cが当接して、K2#ギヤを図中矢印方向
に回転させてL#ギヤを図11中矢印方向に駆動させる
構成にしてある。
【0106】上記構成では、L#ギヤを図11中矢印方
向に駆動させた後に回転駆動停止して、前述のカートリ
ッジを図11中上方に取り出すと、L#ギヤとK2#ギ
ヤは互いに系脱可能な位置に配置されているので、その
噛み合いは無理なく離脱してK2#ギヤの回転駆動負荷
が解放され、圧縮バネKSが伸長してK2#ギヤを図8
中A視断面2の矢印方向に回動させて、上記A視断面1
の状態に至り、一方、今度はA視断面1の状態の時にカ
ートリッジを図11中上方より装着すると、L#ギヤと
K2#ギヤが噛み合い状態に至る過程で前述した感光体
1と現像ローラ12の圧接関係で発している被回転駆動
負荷によって、L#ギヤはK2#ギヤを通常の回転方向
とは逆の方向即ち、上記圧縮バネKSの伸長力に抗して
図11のK2#ギヤを所定の角度分だけ反時計方向に回
動せしめて装着される構造であり、K2#ギヤを所定の
角度分だけ反時計方向に回動せしめても、図8中A視断
面2の状態迄は至らない様に上記第2凸部K1#cと第
2凸部K2#cの関係を構成してある。
【0107】尚、本実施例の上記駆動モータ103は、
安価なPM型ステッピングモータを用いていて、入力パ
ルスや電流等の制御によって滑らかな連続回転駆動を可
能にしている。
【0108】<第2駆動系統>A#ギア→B#ギア→C
#ギア→F#ギア→G#ギアの順に駆動される現像部1
0の主要構成部材である現像ローラ12を回転駆動する
第2駆動系統は、図9と図10及び図11に詳細図示す
る構造であり、図9及び図10はこの第1駆動系統を展
開断面図示している。
【0109】輪列第1受け101と駆動モータ103と
輪列第1受け101及び輪列第2受け102とA#ギヤ
の関係は上記第2駆動系統と同一なものなので説明を割
愛してA#ギヤから先の駆動について説明を進める。
【0110】A#ギヤは、輪列第2受け102に設けた
バーリング部102cに圧入保持されたプッシュBaを
介して回転自在に支持された一対のB#ギヤを経由して
C#ギヤを,更にF#ギヤを駆動(図10)してその回
転駆動はG#ギヤに至る。尚、ここで、図9のC#ギヤ
と図10のC#ギヤは、同一のものである。
【0111】一対のB#ギヤはB1#ギヤとB2#ギヤ
で構成され、B1#ギヤとB2#ギヤは図中Bで示す小
判型の係合部と被係合部の圧入によって結合されていて
一体となって回転可能である。
【0112】次段輪列のC#ギヤは、後で説明する第3
駆動系統への回転駆動伝達分岐機能も有していてB2#
ギヤから駆動される。
【0113】C#ギヤの主要部は、輪列第2受け102
に内面を鏡面状態にして形成したバーリング部102d
によって回動自在に支持された軸受機能と後で詳述する
タンブラ機能を有するタンブラアームC1と、このタン
ブラアームC1に挿通して他端を輪列第1受け101に
内面を鏡面状態にして形成したバーリング部101dに
よって回転自在に支持された主軸C2と、タンブラアー
ムC1と主軸C2の鍔部でスラスト方向のガイドをされ
ていて、後で詳述する主軸C2と2重構造の基に回動自
在なC2#ギヤと、B2#ギヤから駆動されて図中Cで
示す小判型の係合部と被係合部の圧入によって主軸C2
と結合されて一体となって回転可能なC1#ギヤとによ
って構成されていて、C2#ギヤからF#ギヤを介して
G#ギヤを回転駆動する。
【0114】F#ギヤはF1#ギヤとF2#ギヤの2重
構造に構成し、前述の第1駆動系統のK#ギヤと同様に
一方のF2#ギヤは輪列第1受け101に内面を鏡面状
態にして形成したバーリング部101eよって回転自在
に支持し、他方のF1#ギヤは、一端を輪列第1受け1
01に対向して設けられて外周部を鏡面状態にして形成
した輪列第2受け102のプロジェクション部102e
で支持し、F1#ギヤの他端はF2#ギヤの内部に挿通
して回動自在に支持され、このF1#ギヤとF2#ギヤ
は一体となって回転自在に構成されている。(F#ギヤ
の2重構造については後で第4駆動系統の項で説明す
る) ここで、前述した如く、G#ギアはカートリッジの着脱
によってこの第2駆動系統のF1#ギヤに接続または離
脱する構成なので、本実施例ではこの着脱に際してF1
#ギヤとG#ギヤの噛み合い関係を容易にする手段とし
て、上記C#ギヤに前述の第1駆動系統のK#ギヤと同
様な作用を行う仕組みを構成してある。
【0115】即ち、図10中C2#ギヤと主軸C2の2
重構造部分及びF1#ギヤとF2#ギヤの2重構造部分
をB−B断面図示した如く、一方のC2#ギヤに凹部C
2#aと凸部C2#bを各々点対称位置に形成し、この
凹部C2#a内に凹部C2aと凸部C2bを各々点対称
位置に形成した他方の主軸C2が挿嵌されて互いに所定
の角度分相対的に回動可能にしてあり、そして、双方の
凹部C2#aとC2aとに図示簡略化した圧縮バネCS
を配し、互いに一方方向に回動付勢されて双方の凸部C
2#bとC2bが当接して停止状態を維持(B−B断面
1)していて、C2#ギヤとF1#ギヤが噛み合う構造
にしてある。
【0116】そして、C1#ギヤから主軸C2を図中矢
印方向に回転駆動すると、B−B断面2に図示する如
く、僅かな時間内に於てF1#ギヤと噛み合って回転負
荷を有するC2#ギヤは停止したままで圧縮バネCSが
圧縮されて主軸C2のみが回転し、主軸C2の点対象位
置に形成した第2凸部C2cとC2#ギヤの点対象位置
に形成した第2凸部C2#cが当接して、C2#ギヤを
図中矢印方向に回転させてF1#ギヤを駆動させる構成
にしてある。
【0117】上記構成では、主軸C2を図11中矢印方
向に駆動させた後に回転駆動停止して、前述のカートリ
ッジを図11中上方に取り出すと、G#ギヤとF1#ギ
ヤは互いに系脱可能な位置に配置されているので、その
噛み合いは無理なく離脱してF1#ギヤとともにC2#
ギヤの回転駆動負荷が解放され、圧縮バネCSが伸長し
てC2#ギヤを図10中B−B断面2の矢印方向に回動
させて、上記B−B断面1の状態に至り、一方、今度は
B−B断面1の状態の時にカートリッジを図11中上方
より装着すると、G#ギヤとF1#ギヤが噛み合い状態
に至る過程で、前述した感光体1と現像ローラ12の圧
接関係または現像ローラ12と規制ブレード14,供給
ローラ13の圧接関係で発している被回転駆動負荷によ
って、G#ギヤはF1#ギヤを介してC2#ギヤを通常
の回転方向とは逆の方向即ち、上記圧縮バネCSの伸長
力に抗して図11の2#ギヤを所定の角度分だけ反時計
方向に回動せしめて装着される構造であり、C2#ギヤ
を所定の角度分だけ反時計方向に回動せしめても、図1
0中B−B断面2の状態迄は至らない様に上記第2凸部
C2cと第2凸部C2#cの関係を構成してある。
【0118】<第3駆動系統>A#ギア→B#ギア→C
#ギア→D#ギア→E#ギアの順に駆動される現像部1
0の主要構成部材である供給ローラ13を回転駆動する
第3駆動系統は、図9と図10及び図11に詳細図示す
る構造であり、図9及び図10はこの第1駆動系統を展
開断面図示している。
【0119】図9及び図10に関して、駆動モータ10
3からC#ギヤ迄の駆動は、上記第2駆動系統で説明し
た内容と同様なので説明を割愛し、C#ギヤから先の駆
動について説明を進める。
【0120】前述した如く、C#ギヤは、第2駆動系統
と第3駆動系統の回転駆動伝達分岐機能を有していてB
2#ギヤから駆動される。
【0121】輪列第2受け102に内面を鏡面状態にし
て形成したバーリング部102cによって一端が回動自
在に支持されて主軸C2の軸受機能とタンブラ機能を有
するタンブラアームC1は、図9に図示するごとく他端
にD#ギヤを回転自在に支持する軸受け部C1aを有
し、輪列第2受け102に形成した開口102fに挿嵌
していて、双方の遊隙分だけ回動可能にして規制されて
いる。
【0122】そして、タンブラアームC1の軸受け部C
1aによって回転自在に支持されたD#ギヤは、上記C
1#ギヤに駆動されてE#ギヤを駆動する。
【0123】ここで、C1#ギヤとタンブラアームC1
及びD#ギヤからなる遊星駆動機構について説明する。
【0124】図11に於て、本実施例の遊星駆動機構
は、C#ギヤ(C1#ギヤ)は図中矢印方向に回転駆動
されてC1#ギヤとD#ギヤの噛み合点におけるギヤの
圧力角の方向,及び図中矢印方向に回転駆動される主軸
C2とタンブラアームC1の摩擦によってその回転方向
にC#ギヤと同軸の軸芯でタンブラアームC1は回動付
勢され、D#ギヤは自転及び公転をする遊星運動をしが
らE#ギヤに向かって近付く方向に遊星移動する構成で
あり、この遊星付勢作用はE#ギヤの負荷が有っても、
また、無くても作用し、タンブラアームC1は、上記輪
列第2受け102に形成した開口102fと軸受け部C
1aとの遊隙分だけ遊星付勢移動して移動規制される構
造である。
【0125】この遊星駆動機構を基に、D#ギヤとE#
ギヤの噛み合い状態を安定させる手段として、本実施例
では一方のD#ギヤの一部にギヤ部と同軸な第1円周部
D#aを形成し、同様に他方のE#ギヤの一部にもギヤ
部と同軸な第2円周部E#aを形成して、この双方が当
接して回転可能に構成してあり、この第1円周部D#a
と第2円周部E#aの当接状態のピッチ間距離は、D#
ギヤとE#ギヤの噛み合い状態で適度のバックラッシュ
が生ずる様に関係つけてある。
【0126】ここで、前述した如く、E#ギアはカート
リッジの着脱によってこの駆動系統のD#ギヤに接続ま
たは離脱する構成であり、カートリッジの着脱に関する
説明をする。
【0127】上記構成でC#ギヤ(C1#ギヤ)を図1
1中矢印方向に駆動させた後に回転駆動停止すると、上
記遊星駆動機構によって遊星移動付勢されていたD#ギ
ヤ及びタンブラアームC1は、その付勢力から解放され
てフリー状態になっているので、前述のカートリッジを
図11中上方に取り出す時に、D#ギヤはE#ギヤから
離れる方向に移動してカートリッジの取り出しは極めて
容易である。
【0128】一方、今度は上記カートリッジを取り出し
た後の状態の時に、カートリッジを図11中上方より装
着すると、D#ギヤとE#ギヤは噛み合うか遊隙を有し
た状態になるが、上述した如くC#ギヤ(C1#ギヤ)
を図11中矢印方向に駆動させると、D#ギヤはE#ギ
ヤの負荷が有っても、また、無くても上記遊星運動をし
ながらE#ギヤに向かって近付く方向に移動して双方の
ギヤは噛み合う。
【0129】また、D#ギヤがE#ギヤに近付いた方向
に移動している状態の時にカートリッジを図11中上方
より装着すると、上記D#ギヤ及びタンブラアームC1
は、その付勢力から解放されてフリー状態になっている
ので、D#ギヤはE#ギヤと噛み合いながら所定の位置
に移動する。
【0130】今度は、D#ギアがE#ギアと噛み合って
E#ギアに所定の回転負荷が生じていて回転駆動される
場合について説明する。
【0131】上記回転負荷が大きければ大きいほどD#
ギアに対する遊星移動付勢力は、特に上述したC1#ギ
ヤとD#ギヤの噛み合点におけるギヤの圧力角の方向の
遊星移動付勢力が大きくなって、D#ギヤはE#ギヤに
向かって近付くわけであるが、上述の第1円周部D#a
と第2円周部E#aの当接状態によって付勢移動は規制
されて、D#ギヤとE#ギヤの噛み合いは適度なバック
ラッシュを有して回転駆動される構造である。
【0132】<第4駆動系統>A#ギア→B#ギア→C
#ギア→F#ギア→H#ギア→V#ギア(図6に図示)
の順に駆動されるトナーを循環搬送するエンドレスのコ
イルスプリング31,31aを駆動する駆動手段25及
びトナー補給容器20のアジテータ23を回転駆動する
第4駆動系統は、図9と図10及び図11に詳細図示す
る構造であり、図9及び図10はこの第1駆動系統を展
開断面図示している。
【0133】図9及び図10に関して、駆動モータ10
3からF1#ギヤ迄の駆動は、上記第2駆動系統で説明
した内容と同様なので説明を割愛し、F1#ギヤから先
の駆動について説明を進める。
【0134】第2駆動系統の項で前述した如く、F#ギ
ヤはC#ギヤと同様にF1#ギヤとF2#ギヤの2重構
造に構成されていて、そのF2#ギヤがH#ギヤを駆動
してV#ギアを駆動する構成である。
【0135】ここで、前述した如く、H#ギアはカート
リッジの着脱によってこの第4駆動系統のF2#ギヤに
接続または離脱する構成なので、本実施例ではこの着脱
に際してF2#ギヤとH#ギヤの噛み合い関係を容易に
する手段として、上記F#ギヤに前述の第2駆動系統の
C#ギヤと同様な作用を行う仕組みを構成してある。
【0136】即ち、図10中C2#ギヤと主軸C2の2
重構造部分及びF1#ギヤとF2#ギヤの2重構造部分
をB−B断面図示した如く、一方のF1#ギヤに凹部F
1#aと凸部F1#bを各々点対称位置に形成し、この
凹部F1#a内に凹部F2#aと凸部F2#bを各々点
対称位置に形成した他方のF2#ギヤが挿嵌されて互い
に所定の角度分相対的に回動可能にしてあり、そして、
双方の凹部F1#aとF2#aとに図示簡略化した圧縮
バネFSを配し、互いに一方方向に回動付勢されて双方
の凸部F1#bとF2#bが当接して停止状態を維持
(B−B断面1)していて、F2#ギヤとH#ギヤが噛
み合う構造にしてある。
【0137】そして、F1#ギヤからF2#ギヤを図中
矢印方向に回転駆動すると、B−B断面2に図示する如
く、僅かな時間内に於てV#ギヤと噛み合って回転負荷
を有するF2#ギヤは停止したままで圧縮バネFSが圧
縮されてF1#ギヤのみが回転し、F1#ギヤの点対称
位置に形成した第2凸部F1#cとF2#ギヤの点対称
位置に形成した第2凸部F2#cが当接して、F2#ギ
ヤを図中矢印方向に回転させてV#ギヤを駆動させる構
成にしてある。
【0138】上記構成では、F1#ギヤを図11中矢印
方向に駆動させた後に回転駆動停止して、前述のカート
リッジを図11中上方に取り出すと、F2#ギヤとH#
ギヤは互いに系脱可能な位置に配置されているので、そ
の噛み合いは無理なく離脱してF2#ギヤの回転駆動負
荷が解放され、圧縮バネFSが伸長してF2#ギヤを図
10中B−B断面2の矢印方向に回動させて、上記B−
B断面1の状態に至り、一方、今度はB−B断面1の状
態の時にカートリッジを図11中上方より装着すると、
F2#ギヤとH#ギヤが噛み合い状態に至る過程で、前
述したトナーを循環搬送するエンドレスのコイルスプリ
ング31,31aを駆動する駆動手段25等に関わる被
回転駆動負荷によって、V#ギヤを介してH#ギヤはF
2#ギヤの通常の回転方向とは逆の方向即ち、上記圧縮
バネFSの伸長力に抗して図11のF2#ギヤを所定の
角度分だけ反時計方向に回動せしめて装着される構造で
あり、F2#ギヤを所定の角度分だけ反時計方向に回動
せしめても、図10中B−B断面2の状態迄は至らない
様に上記第2凸部F1#cと第2凸部F2#cの関係を
構成してある。
【0139】ところで、第4駆動系統では上述のギヤの
2重構造をC#ギヤとF#ギヤに直列構成に有している
ので、カートリッジの装着時にH#ギヤとF2#ギヤが
G#ギヤとF1#ギヤより先に噛み合って上記の作動が
成される場合に、F#ギヤの構成の中で作動がなされ
て、後から噛み合うG#ギヤとF1#ギヤの噛み合いに
影響しない独立した作動が可能になる様に、上記圧縮バ
ネCSと圧縮バネFSが付勢する各々のギヤの付勢トル
クのバランスを考慮してある。
【0140】次ぎに、上述の駆動ギヤ列を支持してユニ
ット構成にしてメインシャーシ100の第3面100e
に固定した駆動伝達部とカートリッジ側の被駆動部の関
係について図13を参照して説明する。
【0141】本実施例では、本体側の駆動部とカートリ
ッジ側の被駆動部の関係に於て、駆動力または被駆動力
の一極集中を避けて双方とも高剛性な構成を必要としな
いでコンパクトに、また、安価に構成可能になる様にこ
れを分散化した構成にしてあり、まずその具体的内容に
ついて説明する。
【0142】本体側の駆動部とカートリッジ側の被駆動
部の力の作用関係は、本体側の駆動ギヤとカートリッジ
側の被駆動ギヤの噛み合点におけるギヤの圧力角の方向
によって示され、各駆動系統別に次の様になっている。
【0143】<第1駆動系統>K2#ギヤからL#ギヤ
を駆動する力の作用方向は、図中左斜め上方に向かった
矢印L方向である。
【0144】<第2駆動系統>F#ギアからG#ギアを
駆動する力の作用方向は、図中右斜め上方に向かった矢
印G方向であり、上記K2#ギヤからL#ギヤを駆動す
る力の作用方向矢印LとはαGの角度分方向が異なって
いて、本実施例の具体的角度は略95degである。
【0145】<第3駆動系統>D#ギアからE#ギアを
駆動する力の作用方向は、図中右斜め上方に向かった矢
印E方向であり、上記K2#ギヤからL#ギヤを駆動す
る力の作用方向矢印LとはαEの角度分方向が異なって
いて、本実施例の具体的角度は略55degである。
【0146】<第4駆動系統>F#ギアからH#ギアを
駆動する力の作用方向は、図中右斜め上方に向かった矢
印H方向であり、上記K2#ギヤからL#ギヤを駆動す
る力の作用方向矢印LとはαHの角度分方向が異なって
いて、本実施例の具体的角度は略85degである。
【0147】上記の如く、本実施例では上記K2#ギヤ
から感光体1を駆動する力の作用方向矢印Lに対して、
前述の現像部10の主要部を成す現像ローラ12及び供
給ローラ13とトナーを循環搬送するエンドレスのコイ
ルスプリング31,31aを駆動する駆動手段25及び
トナー補給容器20のアジテータ23を回転駆動する力
の作用方向は、各々異なった方向に作用しており、更
に、この力の作用位置が分散していてカートリッジ側の
被駆動部,または本体側の駆動部は、高剛性に構成しな
くても良い構造に成っている。
【0148】以上が本実施例に於ける本体側の駆動力ま
たはカートリッジ側の被駆動力の一極集中を避けて構成
した各駆動系統別の関係で有り、一方、上記各々の駆動
力を略合成すると図中斜め上方に向かった矢印T方向に
なり、上記K2#ギヤから感光体1を駆動する力の作用
方向矢印LとはαTの角度分方向が異なっていて、この
作用方向矢印Lと作用方向矢印Tが直列に作用しないの
で、カートリッジの固定に際して、その固定力を軽減出
来る構造である。
【0149】尚、カートリッジの着脱,または、各構成
要件の構成バラツキから上記本体側の駆動ギヤとカート
リッジ側の被駆動ギヤの噛み合点におけるギヤの圧力角
の方向は、プラスマイナス15deg程度のバラツキを
考慮する必要があり、本実施例の構成では、少なくも上
記略合成したた矢印T方向に作用する駆動力がK2#ギ
ヤから感光体1を駆動する力の作用方向矢印Lに対し
て、プラスマイナス15deg以上異なった図13に示
す線L1及びL2と平行な領域以上に異なった方向に作
用すると、上記の効用が発揮される構造である。
【0150】一方、今度は、前述の現像部10の主要部
を成す現像ローラ12及び供給ローラ13に作用する駆
動力と現像部10の構造関係に着目してみる。
【0151】図4,図5及び図12で前述した如く、現
像部10の主要部である供給ローラ13と現像ローラ1
2の両端を各々回転可能に支持した支持部材5と支持部
材5Aは、連結部材6を介して例えばネジ等の固定手段
によって強固に連結されて一体構成になっていて、図1
2に示す如く、支持部材5はカートリッジ下ケース18
の一部に挿通する支持ピン7によって回動可能に支持さ
れており、図12では片側のみ支持した状態を示してい
るが反対側も同様な支持構造であり、支持部材5Aはカ
ートリッジ下ケース18の一部に挿通する支持ピン7A
によって回動自在に支持されていて、前述の規制ブレー
ド14とともに支持ピン7及び支持ピン7Aを支軸にし
て感光体1に対して一体的に回動可能に構成されてお
り、図13で上記した第2駆動系統の矢印G方向に作用
する駆動力と第3駆動系統の矢印E方向に作用する駆動
力の作用によって、上記現像部の主要部は支持ピン7を
支持中心にして図中矢印110方向、即ち、感光体1か
ら上記現像部10が離れる方向に回動移動付勢される。
【0152】従って、本実施例の上記の構成は、感光体
1と現像ローラ12の摺擦ニップ部で双方に食い込み現
象が生じて過大な駆動力になることもなく、ニップ幅が
安定するとともに、前述した如く感光体1と現像部10
の駆動作用位置が分散していて、カートリッジ側の被駆
動部,または本体側の駆動部は、高剛性に構成しなくて
も良い構造に成っていて、カートリッジ側の被駆動部,
または本体側の駆動部に一極集中した負荷状態が無いの
で、振動やビビリが抑制されて回転ジッタの少ない駆動
が可能な構成である。
【0153】尚、本実施例では前述したごとく、上記状
態で現像ローラ12と感光体1が圧接して安定したニッ
プ部を構成する為に、両端をカートリッジ下ケース18
にセットして支持部材5及び支持部材5Aにその張力を
付与して現像ローラ12を感光体1方向に付勢するスプ
リング8及び8Aも具備してあるので、上記の如く現像
部の主要部が支持ピン7を支持中心にして図中矢印11
0方向、即ち、感光体1からが離れる方向に回動移動付
勢されても、これに抗して現像ローラ12と感光体1の
安定したニップが形成される構造である。
【0154】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、トナー
補給容器を感光体の画像形成領域よりも外側で着脱自在
にし、トナー補給容器底面の平面状装着部を被補給部と
係合させてトナー補給を行う構成としたことにより、画
像形成装置本体の余剰空間を利用してトナー補給容器を
配置して画像形成装置本体を小型化できるとともに、ト
ナー補給容器も小型化して片手でも操作可能で煩雑な着
脱操作が必要なくなった。
【0155】また、このようなトナー補給容器を着脱自
在とようにカートリッジまたは画像形成装置の装着部を
構成することにより、小型で安価で取扱いの容易な画像
形成装置を、特にパーソナルユース市場で、提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す左側
面要部第一断面図。
【図2】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す正面
要部第一断面図。
【図3】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す正面
要部第二断面図。
【図4】 本発明のカートリッジの一実施例を示す左側
面要部第一断面図。
【図5】 本発明のカートリッジの一実施例を示す左側
面要部第二断面図。
【図6】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す右側
面要部第一断面図。
【図7】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す右側
面要部第二断面図。
【図8】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す第一
展開断面図。
【図9】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す第二
展開断面図。
【図10】 本発明の画像形成装置の一実施例を示す第
三展開断面図。
【図11】 本発明のカートリッジの一実施例を示す右
側面要部断面図。
【図12】 本発明のカートリッジの一実施例を示す上
面要部断面図。
【図13】 本発明のカートリッジの一実施例を示す回
転駆動に関わる説明図。
【図14】 本発明のカートリッジの一実施例を示す要
部斜視図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 10 現像部 11 貯蔵部 12 現像ローラ 13 供給ローラ 17 カートリッジ上ケース 18 カートリッジ下ケース 20 トナー補給容器 23 アジテータ 25 駆動手段 30,30a トナー搬送部 31 コイルスプリング 40 露光器 50 制御部 60 定着部 70 給紙部 80 転写部 90 クリーナ部 92 クリーニングブレード 201 カートリッジケース 202 現像部の案内溝 203 クリーナ部の案内溝 204 シャッター穴部 205 シャッター 206 シャッターカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−107572(JP,A) 特開 平4−107585(JP,A) 特開 昭62−296158(JP,A) 特開 平2−132476(JP,A) 特開 平5−249825(JP,A) 特開 平3−192379(JP,A) 実開 平4−130969(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを密封し現像手段を有する装置部
    に着脱自在に装着して底面からトナーを補給するトナー
    補給容器であって、 底面が平面状で幅より奥行きの大きい縦長の筒状の容器
    と、 該容器の底面に設けられ前記装着部の凸部と係合する凹
    部及び該凹部に隣接してトナーを自重落下させる開口
    と、 前記開口を上面で塞ぎ回動可能に前記容器内部に配置し
    たシャッター穴部を有するシャッターと、 前記容器の奥行き方向に並列に配置し回転軸を回転駆動
    することによってトナーを攪拌する複数の攪拌手段と、 前記複数の攪拌手段の回転軸を相互に回転連結するギヤ
    と、 前記複数の攪拌手段のいずれか1を前記底面で前記装着
    部側の駆動手段に回転連結する連結手段とを備え、前記
    凹部を前記装着部の凸部と係合して回動させ前記シャッ
    ターを回動させてシャッター穴部と前記開口を連通させ
    装着することを特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 前記連結手段は、前記回転軸の下端に前
    記凹部を設け前記駆動手段の駆動軸の上端に設けられた
    凸部と係合し駆動されるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 前記ギヤは、前記攪拌手段の回転軸の上
    端部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    トナー補給容器。
  4. 【請求項4】 感光体と該感光体にトナー像を現像する
    現像手段とを少なくとも有し、画像形成装置に着脱自在
    に装着するカートリッジにおいて、 トナーを貯蔵する前記現像手段の貯蔵部とトナーを回収
    する前記感光体側の回収部との間をエンドレスでトナー
    を循環搬送するトナー搬送手段を設け、前記回収部から
    前記貯蔵部にトナーを循環搬送する前記トナー搬送手段
    の搬送路にトナーを補給するトナー補給部を設けると共
    に、 前記トナー補給部は、前記トナー搬送手段の駆動軸の先
    端に設けた装着用凸部とトナー落下用開口とを有し、前
    記装着用凸部に着脱自在に装着されるトナー補給容器か
    ら前記トナー落下用開口を通して前記搬送路にトナーを
    自重落下させるように構成し、 前記搬送路でトナーを循環搬送しながら前記貯蔵部へト
    ナーの供給、前記回収部からトナーの回収を行うように
    構成したことを特徴とするカートリッジ。
  5. 【請求項5】 感光体と該感光体にトナー像を現像する
    現像手段とを少なくとも有し、前記現像手段にトナーを
    補給するトナー補給容器を着脱自在に装着する装着部を
    有する画像形成装置において、 トナーを貯蔵する前記現像手段の貯蔵部とトナーを回収
    する前記開口体側の回収部との間をエンドレスでトナー
    を循環搬送するトナー搬送手段を設け、前記回収部から
    前記貯蔵部にトナーを循環搬送する前記トナー搬送手段
    の搬送路の上面にトナーを補給するトナー補給部を設け
    ると共に、 前記トナー補給部は、前記トナー搬送手段の駆動軸の先
    端に設けた装着用凸部とトナー落下用開口とを有し、前
    記装着用凸部に着脱自在に装着されるトナー補給容器か
    ら前記トナー落下用開口を通して前記搬送路にトナーを
    自重落下させるように構成し、 前記搬送路でトナーを循環搬送しながら前記貯蔵部へト
    ナーの供給、前記回収部からトナーの回収を行うように
    構成したことを特徴とする画像形成装置。
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