JP2006146102A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像ローラと電子写真感光体ドラム間の押圧力を安定して維持する。
【解決手段】 電子写真画像形成装置本体Pから駆動が伝達された際に、ギア支持部材96は、揺動枠体42から伝達された駆動力により第1アイドラギアが移動するのに伴い揺動枠体42に当接し、現像ローラ20が電子写真感光体ドラム10に向かって移動可能な方向に対して略直交する向きに揺動枠体42を押圧する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられる現像装置、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関する。
電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及びこれに作用する帯電装置、現像装置、クリーニング装置等の各種プロセス手段を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
上記プロセスカートリッジとして、感光体ドラムや現像ローラ等の回転部材を別々の枠体により支持し、各回転部材をギアにより連結することで駆動を伝達する構成が特許文献1に開示されている。
また、特許文献1に記載のプロセスカートリッジは、感光体ドラムから現像ローラに駆動が伝達される際に、ギア歯面に生じる圧力角方向の力を、現像ローラを感光体ドラムに押圧する方向に作用させ、押圧力の減少を防止するものである。
特開2003−122119号公報 (第5頁、第10図)
本発明は、従来の技術を更に発展させたものであり、その目的とするところは現像ローラと電子写真感光体ドラム間の押圧力を安定して維持することが可能な現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
電子写真画像形成装置に用いられる現像装置であって、電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像剤で現像する現像ローラと、
前記現像ローラを回転可能に支持する第一枠体と、
前記現像剤を収納する現像剤収納部と、
前記現像剤収納部内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記現像剤収納部及び前記搬送部材を有し、前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムに向かって移動可能となるように前記第一枠体を支持する第二枠体と、
前記第二枠体の長手方向の端部に設けられた、前記第二枠体が有する前記搬送部材に前記第一枠体から駆動力を伝達するギアと、
前記ギアを移動可能に支持するギア支持部材と、を有し、
前記電子写真画像形成装置本体から駆動が伝達された際に、前記ギア支持部材は、前記第一枠体から伝達された駆動力により前記ギアが移動するのに伴い前記第一枠体に当接し、前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムに向かって移動可能な方向に対して略直交する向きに前記第一枠体を押圧することを特徴とする。
本発明によれば、現像ローラと電子写真感光体感光体ドラム間の押圧力を安定して維持することができる。
以下に図面及び実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の大きさ、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(電子写真画像形成装置の全体構成及び動作)
まず、本実施の形態に係る電子写真画像形成装置(レーザビームプリンタ)の一例について図22により説明する。
電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)Pは、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)4に現像剤(以下、トナーという)による画像を形成するものである。
電子写真感光体としてのドラム形状の感光体ドラム10表面は、帯電手段11によって一様に帯電される。帯電された感光体ドラム10は、光学手段1から画像情報に応じたレーザ光Lが照射され、その表面に画像情報に応じた潜像が形成される。ここで、感光体ドラム10表面に形成された潜像を現像手段によって現像することで、トナー像が形成される。
一方、トナー像の形成と同期して、カセット6aにセットした記録媒体4はピックアップローラ6b、フィードローラ6h、搬送ガイド6c、及びレジストローラ対6eで搬送される。そして、記録媒体4は、感光体ドラム10と一定の電圧を印加された転写ローラ3とで形成されたニップ部を通る。このとき感光体ドラム10上に現像されたトナー像が記録媒体4に転写される。
トナー像の転写を受けた記録媒体4は搬送ガイド6fで定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5c、及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有しており、そのニップ部を通過する記録媒体4に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。その後、記録媒体4は排出ローラ対6iで搬送され、排出トレイ7へと排出される。
本実施の形態では、ピックアップローラ6b、フィードローラ6h、搬送ガイド6c、レジストローラ対6e、搬送ガイド6f、排出ローラ対6i等により記録媒体を搬送する搬送手段が構成されている。
(プロセスカートリッジの全体構成)
図2に本発明を適用できる現像装置を備えたプロセスカートリッジの全体構成を示す。図2に示すプロセスカートリッジ(以下、カートリッジという)Cは、感光体ユニットBと現像装置ユニットAに大別される。
感光体ユニットBは、静電潜像が形成される感光体ドラム10、感光体ドラム10の感光層表面を一様に帯電するための帯電手段11、及び記録媒体4に転写されずに感光体ドラム10上に付着している残留トナーを感光体ドラム10表面からかき落とし、廃トナー容器12に貯蔵するためのクリーニング手段14が配置されている。
現像装置ユニットAは、トナー(現像剤)を収納するトナー(現像剤)収納部21、感光体ドラム10表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像し、可視画像を形成する現像剤担持体としての現像ローラ20、トナーに摩擦帯電電荷を付与し、現像ローラ20の表面上にトナー層を形成する現像ブレード22、現像ローラ20の半径方向のトナー漏洩を防止する噴出し防止シート25などが配置されている。
現像装置ユニットAと感光体ユニットBはカートリッジCの長手方向両端に設けられた、カバー(不図示)によって一体に結合されている。なお、図2において、感光体ドラム10は時計回りに回転している。
また、現像装置ユニットAは、トナー収納部21内のトナーをトナー搬送部材23の回転によって現像ローラ20に搬送する。そして、固定磁石28を内蔵した現像ローラ20を回転させるとともに、現像ブレード22によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ20の表面に形成する。
現像ローラ20と現像ブレード22は支持枠体40に保持されている。現像ローラ20はスペーサコロ26によって感光体ドラム10に対して一定のクリアランス(隙間)を保っている。そして、現像ローラ20は、付勢バネ32(不図示)により感光体ドラム10に押圧されており、表面に形成されたトナー層を感光体ドラム10の現像領域に供給する。そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム10へ転移させることによってトナー像を形成する。ここで、現像ブレード22は、現像ローラ20の周面のトナー量を規定するとともに摩擦帯電電荷を付与するものである。また、現像ローラ20の近傍には現像室内のトナーを撹拌し搬送するトナー撹拌部材24が回転可能に取り付けられている。
画像形成装置本体に設けられた転写ローラ3は、前記トナー像と逆極性の電圧が印加され、感光体ドラム10に形成されたトナー像を記録媒体4に転写する。その後、クリーニング手段14によって感光体ドラム10上の残留トナーを除去する。クリーニング手段14は感光体ドラム10に当接して設けられた弾性クリーニングブレード14aによって感光体ドラム10に残留したトナーをかき落として廃トナー容器12に集める。
本発明に係る実施の形態の詳細を実施例をもとに説明する。本実施例ではプロセスカートリッジを例にして説明するが、現像装置の範囲を限定するものではない。
図3に実施例1に係るプロセスカートリッジの現像装置ユニットAにおける支持枠体40の構成を示す。ここで、現像装置ユニットAは、現像装置を構成する部材をユニット化したものである。しかし、本発明は、ユニット化された現像装置に限らず、画像形成装置本体の内部に現像装置を構成する部材を個別に配置した現像装置にも適用できる。
支持枠体40は、移動枠体41、揺動枠体42、スライド枠体43から構成されており、各部材は一体に固定されている。また、支持枠体40は、現像ローラ20を回転可能に支持するために、現像ローラ20の両端に、現像ローラ20とほぼ同心で現像ローラ20の外径より感光体ドラム10と現像ローラ20の規定クリアランス分外径の大きいスペーサコロ26が回動可能に設けられている。
現像ローラ20上のトナー層厚を規制する規制手段は、現像ブレード板金29に現像ブレード22が一体成形、又は接着されて構成されている。現像ブレード22の先端は現像ローラ20に当接している。現像ローラ20の両端部には、現像ローラ20端部表面のトナーを長手方向内側に寄せるスクレーパ100と、スペーサコロ26の表面のトナーをかき落とすコロスクレーパ101が設けられている。
図4に示すように、円筒形の現像ローラ20は両端にフランジ部材20a、20bが圧入されており、軸受27を介してそれぞれ揺動枠体42、スライド枠体43に回動可能に支持されている。現像ローラ20の内部には固定磁石28が設けられている。
図5に示すように、現像ローラ20と現像ブレード22とを保持した支持枠体40は、現像器枠体50内に設置される。現像器枠体50は、トナー収納部21とトナー搬送部材23とを有し、現像ローラ20が感光体ドラム10に向かって移動可能となるように支持枠体40を支持する。
具体的には、揺動枠体42には揺動アーム46と、その端部に揺動穴47が設けられている。一方、現像器枠体50からは支持アーム55が延びており、その端部に固定穴56が設けられている。
そして、係合ピン80が、揺動枠体42の揺動穴47と回動可能に、かつ、現像器枠体50の固定穴56に圧入されることで、揺動枠体42と現像器枠体50は回動可能に係合されている。つまり、現像器枠体50は、支持枠体40の長手方向の端部を構成する揺動枠体42を回動可能に支持する。
揺動枠体42と現像器枠体50の間には付勢バネ32が設けられており、支持枠体40に設けられた現像ローラ20をスペーサコロ26により感光体ドラム10に対して一定のクリアランスをもって押圧している。
ここで、係合ピン80の位置について図6を参照して説明する。現像ローラギア90は、感光体ドラム10(点線で表記)の端部に設けられたドラムギア10bから駆動を伝達されている。図中矢印H,Kはそれぞれのギアの回転方向を示す。揺動枠体42には、ドラムギア10bから現像ローラギア90への駆動伝達に伴うギア歯面の圧力角方向(歯形が噛み合ったときの力の伝わる方向)への力F(図中矢印)の作用によって、係合ピン80を中心としたモーメントが発生する。係合ピン80と力Fの作用点を結んだ線と水平線がなす角度をθa、力Fの作用方向と水平線がなす角度をθbとする。
このとき、係合ピン80の位置をθa<θbとなるような位置に設定する。こうすることで、力Fにより発生したモーメントは現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧する方向に働く。その結果、力Fによって現像ローラ20の感光体ドラム10への押圧力が減少することがなくなり、押圧力減少によるスペーサコロ26と感光体ドラム10の離間が防止できる。
また、トナー収納部21には、内蔵されたトナー搬送部材23(図2参照)と結合され、回転駆動を伝達するカップリング凸部材30が設けられている。
図7においてスライド枠体43のほぼ上下面にはスライド方向を規定するスライド平面43a、43bが平行に設けられている。一方、支持枠体40が現像器枠体50内に設置されたとき、スライド枠体43のスライド平面43a、43bと対向する部位には、微小なクリアランスを設けて案内平面51a、51bが設けられている。さらに、現像器枠体50と支持枠体40の長手方向の位置決めをするため、現像器枠体50には位置決めボス52が、移動枠体41には、短手方向に長径をもつ位置決め長穴41eが設けられている。このような構成をとることで、スライド枠体43は、スライド平面43a、43bと案内平面51a、51bにより、現像ローラ20を感光体ドラム10に当接させる方向にスライドすることができる。
図8に示すようにスライド枠体43と現像器枠体50の間には付勢バネ32が設けられている。そして、付勢バネ32は、支持枠体40に設けられた現像ローラ20をスペーサコロ26により感光体ドラム10に対して一定のクリアランスをもって押圧している。
スライド枠体43のスライド方向について説明する。図8に示すように、前述のドラム
ギア10bから現像ローラギア90への駆動伝達に伴うギア歯面の圧力角方向への力Fの作用方向とスライド方向がなす角度をθcとする。このとき、スライドの角度を、θcが鋭角となるような位置に設定する。こうすることで、力Fのスライド方向への分力F’は現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧する方向に働く。その結果、力Fによって現像ローラ20の感光体ドラム10への押圧力が減少することがなくなり、押圧力減少によるスペーサコロ26と感光体ドラム10の離間が防止できる。
図9で感光体ユニットBの構成を説明する。感光体ユニットBは、廃トナー容器12に、帯電手段11、クリーニング手段14、感光体ドラム10が保持されている。感光体ドラム10は、その長手方向の一方の端部に、カップリング10a、ドラムギア10bが設けられており、ドラム軸受15を介して廃トナー容器12に回動可能に軸支されている。感光体ドラム10の他方の端部には、転写ローラ駆動ギア10cが設けられており、ドラム軸16を介して廃トナー容器12に回動可能に軸支されている。
現像装置ユニットAと感光体ユニットBは長手方向の両端を、駆動側カバー120、非駆動側カバー121によって結合されている(図10)。
(駆動伝達の概略構成)
図11を参照して駆動伝達手段を説明する。図11では説明のため、廃トナー容器12等を略している。画像形成装置本体Pから、感光体ドラム10の端部に設けられたカップリング10aを介して感光体ドラム10が回転駆動される。同じく感光体ドラム10の端部に設けられたドラムギア10bにより、現像ローラ20の端部に設けられた現像ローラギア90に駆動が伝達され、現像ローラ20が回転駆動される。次に、第1アイドラギア91、第2アイドラギア92、送りギア93の順に駆動が伝達される。
第1アイドラギア91は、支持枠体40に設けられた現像ローラギア90から現像器枠体50が有するトナー搬送部材23(図2参照)やトナー撹拌部材24(図2参照)等の搬送部材に駆動力を伝達する。送りギア93にはカップリング凹部93a(図12参照)が設けられており、カップリング凸部材30(図5参照)と結合されて、トナー搬送部材23(図2参照)を回転駆動している。次いで、第3アイドラギア94、撹拌ギア95と駆動伝達される。撹拌ギア95はトナー撹拌部材24(図2参照)の端部に設けられており、トナー撹拌部材24を回転駆動する。
上記ギアのうち、第1アイドラギア91、第2アイドラギア92、送りギア93、第3アイドラギア94は、駆動側カバー120に支持されている(図12参照)。
第1アイドラギア91の支持について図13に詳細を示す。ギア支持部材96の揺動軸穴96aは駆動側カバー120に設けられた第2アイドラギア92の支持軸120aと同軸に設けられた端部軸120bに回動可能に軸支されている。ギア支持部材96のギア支持軸96bには第1アイドラギア91が軸支されている。ギア支持軸96bの先端は、駆動側カバー120に設けられたラフガイド溝120cにガイドされ、ラフに位置が決められている。そのため、第1アイドラギア91は第2アイドラギア92の支持軸120aを回転中心として揺動できるように、ギア支持部材96により移動可能に支持されている。
図1,図14にギア支持部材96の揺動位置決めの構成を示す(図では説明のため、図1では現像ローラギア90を点線で示し、図14では現像ローラギア90を略している)。ギア支持部材96には位置決め突起96cが、揺動枠体42には当接部42aが設けられている。図1,図14において、画像形成装置本体Pから駆動が伝達されると、現像ローラギア90は図中矢印Gの方向に回転する。そして、現像ローラギア90から第1アイドラギア91へ駆動が伝達される(図1参照)。
この際、ギア支持部材96は、現像ローラギア90と第1アイドラギア91との噛み合い時におけるギア歯面の圧力角方向への力(図1中矢印FD)の作用によって、図中矢印Dの方向に揺動する。そして、ギア支持部材96の位置は、力FDによって位置決め突起96cが揺動枠体42の当接部42aに当接することで決められる。つまり、ギア支持部材96は、支持枠体40から伝達された駆動力により第1アイドラギアが移動するのに伴い支持枠体40を構成する揺動枠体42の当接部42aに当接して位置決めされる。
このような構成にすることで、感光体ドラム10と現像ローラ20間のクリアランスを一定に保つために現像器枠体50に対する支持枠体40の位置が変動しても、第一アイドラギア91と現像ローラギア90の回転軸間距離を一定に保つことができる。
一方、この当接部42aには、ギア支持部材96の位置決め突起96cから、当接部42aの面に垂直な方向に力FEを受けることになる。この力FEは、揺動枠体42に係合ピン80を支点としたモーメントを発生させ、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力に影響を与える。
発生するモーメントを図15で説明する。ギア支持部材96の位置決め突起96cと揺動枠体42の当接部42aとの当接点と、揺動枠体42の揺動中心を結んだ線Rに対して、力FEの方向がなす角をθdとする。前記当接点と揺動枠体42の揺動中心との距離をL3とすると、モーメントは、FE×sinθd×L3で表される。力FEは、トナー搬送部材23やトナー撹拌部材24におけるトナーの搬送抵抗(撹拌抵抗)の変化にあわせて変動するため、このモーメントも変動してしまう。その結果、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力も変動してしまう。
ここで、図1に示すように、ギア支持部材96が支持枠体40を押圧する際の力FEの向きを揺動枠体42の揺動中心(係合ピン80の位置)近傍になるように、ギア支持部材96及び支持枠体40を構成することで発生するモーメントを小さくできる。
つまり、現像ローラ20が感光体ドラム10に向かって移動可能な方向に対してほぼ直交する向きに揺動枠体42を押圧するとよい。具体的には、図15に示すθdを±6°以下にすると、力FEによるモーメントの大きさを力FEの約10%以下に抑えることができて好適である。
力FEの向きが、揺動中心よりトナー収納部21側に向いているときは、力FEによるモーメントは現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力を減少させるように作用する。しかし、上述の構成によれば、減少する力の大きさを付勢バネ32の押圧力に対してかなり小さくできるため、押圧力の減少はほとんどない。こうすることで、力FEの押圧力への影響を少なくし、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力を安定させることができる。その結果、押圧力増加によるスペーサコロ等の磨耗を減少させ、押圧力減少による現像ローラと感光体ドラムの離間等が発生しない。これにより現像ローラ20と感光体ドラム10のクリアランスを安定させて現像を行うことができるため、良好な画像を得ることが可能になる。
さらに、ギア支持部材96が揺動枠体42を押圧する力FEの方向は、ギア支持部材96が揺動枠体42に当接する当接部42aから支持枠体40の長手方向の端部を回動可能に支持する揺動中心(係合ピン80の位置)へ向かう方向より、わずかに感光体ドラム10側に向けるとよい(図1中FE’)。この構成によれば、モーメントは現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する方向に働く。すなわち、モーメントの影響を小さくできるとともに、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力が減少することがなくなる。
このとき、θd<6°とすると力FEによるモーメントの大きさを力FEの約10%以下に抑えることができて好適である。こうすることで、押圧力増加によるスペーサコロ等の磨耗を減少させ、押圧力減少による現像ローラ20とスペーサコロ26の離間が発生しない。これにより、現像ローラ20と感光体ドラム10のクリアランスをより安定させて現像できるため、より良好な画像を得ることが可能になる。
図16に実施例2に係るプロセスカートリッジの現像装置ユニットAにおける支持枠体40の構成を示す。本実施例では、実施例1の支持枠体40の駆動側構成が異なる。
駆動側スライド枠体63のほぼ上下面にはスライド方向を規定するスライド平面63a、63bが平行に設けられている。一方、図17に示すように、支持枠体40が現像器枠体50内に設置されたとき、駆動側スライド枠体63のスライド平面63a、63bと対向する部位には、微小なクリアランスを設けて案内平面53a、53bが設けられている。
このような構成をとることで、支持枠体40の長手方向の端部に設けられた駆動側スライド枠体63は、その長手方向の端部に設けられたスライド平面63a、63bと案内平面53a、53bにより、現像ローラ20を感光体ドラム10に当接させる方向にスライドする。
支持枠体40と現像器枠体50の間には付勢バネ32が設けられており、支持枠体40に設けられた現像ローラ20をスペーサコロ26により感光体ドラム10に対して一定のクリアランスをもって押圧している。
ここで、スライド方向について図18で説明する。現像ローラギア90は、感光体ドラム10(点線で表記)の端部に設けられたドラムギア10bから駆動が伝達される。図中矢印H,Kはそれぞれのギアの回転方向を示す。駆動側スライド枠体63には、ドラムギア10bから現像ローラギア90への駆動伝達に伴うギア歯面の圧力角方向への力(図中矢印F)が作用する。図に示すように、力Fの作用方向とスライド方向がなす角度をθeとする。このとき、スライドの角度を、θeが鋭角となるような位置に設定する。こうすることで、力Fのスライド方向への分力F’は現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧する方向に働く。その結果、力Fによって現像ローラ20の感光体ドラム10への押圧力が減少することがなくなり、押圧力減少によるスペーサコロ26と感光体ドラム10の離間が防止できる。
図19,図20にギア支持部材96の揺動位置決めの構成を示す(図では説明のため、図19では現像ローラギア90を点線で示し、図20では現像ローラギア90を略している)。ギア支持部材96には位置決め突起96cが、駆動側スライド枠体63には当接部63cが設けられている。現像ローラギア90は図中矢印Gの方向に回転している。ギア支持部材96は現像ローラギア90から第1アイドラギア91への駆動伝達に伴う、ギア歯面への圧力角方向の力(図中矢印FD)の作用によって、図中矢印Dの方向に揺動する。このとき、ギア支持部材96の位置は、力FDによって位置決め突起96cが、駆動側スライド枠体63の当接部63cに当接することで決められる。
この当接部63cには、ギア支持部材96の位置決め突起96cから当接部63cの面に垂直な方向に力FEを受けることになる。この力FEのスライド方向への分力は、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力に影響を与える。
この分力を図21で説明する。駆動側スライド枠体63のスライド方向と直交する方向
Mと、力FEの方向がなす角をθfとする。スライド方向への分力はFE×sinθfで表される。力FEは、トナー搬送部材23やトナー撹拌部材24におけるトナーの搬送抵抗(撹拌抵抗)の変化にあわせて変動するため、この分力も変動してしまう。その結果、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力も変動してしまう。
ここで、図19に示すように、ギア支持部材96が駆動側スライド枠体63を押圧する力FEの方向を、駆動側スライド枠体63のスライド方向に対して略直交する方向に作用するように向けることで、スライド方向への分力を小さくすることができ、押圧力への影響を少なくすることができる。
具体的には、図21に示すθfを±6°以下にすると、力FEのスライド方向への分力を10%以下に抑えることができて好適である。力FEの向きが、スライド方向と直交する方向よりトナー収納部21側に向いているときは、力FEのスライド方向への分力は現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力を減少させるように作用する。しかし、この構成によれば、減少する力の大きさを付勢バネ32の押圧力に対してかなり小さくできるため、押圧力の減少はほとんどない。こうすることで、力FEの押圧力への影響を少なくし、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力を安定させることができる。その結果、押圧力増加によるスペーサコロ26等の磨耗を減少させ、押圧力減少によるスペーサコロ26と感光体ドラム10の離間等が発生しない。また、これにより、現像ローラ20と感光体ドラム10のクリアランスを安定させて現像できるため、良好な画像を得ることが可能になる。
さらに、力FEの向きを駆動側スライド枠体63のスライド方向に対して直交する方向Mよりわずかに感光体ドラム10側に傾けて作用させる(図19中FE’)ことで、分力は現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する方向に働く。こうすることで、力FEのスライド方向への分力を小さくすることができるとともに、現像ローラ20を感光体ドラム10へ押圧する力が減少することがなくなる。また、このとき、θf<6°とすると力FEの押圧力増加への影響を力FEの約10%以下に抑えることができて好適である。このような構成にすることで、押圧力増加によるスペーサコロ等の磨耗を減少させ、押圧力減少による現像ローラ20と感光体ドラム10間の離間が発生しない。また、現像ローラ20と感光体ドラム10のクリアランスをより安定させて現像できるため、より良好な画像を得ることが可能になる。
実施例1に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する側面図である。 本実施の形態に係る現像装置を備えたプロセスカートリッジの断面図である。 実施例1に係る現像装置ユニットAの支持枠体の構成を説明する斜視図である。 実施例1に係る現像装置が備える現像ローラ部近傍の断面図である。 実施例1に係る現像装置の斜視図である。 実施例1に係る現像装置の側面図である。 実施例1に係る現像装置のスライド部を説明するための要部斜視図である。 実施例1に係る現像装置のスライド部を説明するための要部側面図である。 実施例1に係る感光体ユニットを説明するための分解斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジの全体斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジにおける駆動伝達を説明するための斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジにおける駆動伝達を説明するための駆動側カバーの斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジにおける駆動側カバーの分解斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する要部斜視図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する要部側面図である。 実施例2に係る現像装置ユニットAの支持枠体の構成を説明する斜視図である。 実施例2に係る現像装置の要部斜視図である。 実施例2に係るプロセスカートリッジの駆動伝達を説明するための要部側面図である。 実施例2に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する側面図である。 実施例2に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する要部斜視図である。 実施例2に係るプロセスカートリッジにおける揺動部材の揺動位置決めの構成を説明する要部側面図である。 本実施の形態に係る電子写真画像形成装置の断面図である。
符号の説明
10 感光体ドラム
20 現像ローラ
21 トナー収納部
23 トナー搬送部材
24 トナー撹拌部材
26 スペーサコロ
32 付勢バネ
40 支持枠体
41 移動枠体
42 揺動枠体
42a 当接部
43 スライド枠体
43a スライド平面
46 揺動アーム
47 揺動穴
50 現像器枠体
63 駆動側スライド枠体
63c 当接部
80 係合ピン
90 現像ローラギア
91 第1アイドラギア
93 送りギア
95 撹拌ギア
96 ギア支持部材
96a 揺動軸穴
96b ギア支持軸
96c 突起
120 駆動側カバー
120a 支持軸
120b 端部軸
A 現像装置ユニット
B 感光体ユニット
C プロセスカートリッジ
P 画像形成装置本体

Claims (10)

  1. 電子写真画像形成装置に用いられる現像装置であって、
    電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像剤で現像する現像ローラと、
    前記現像ローラを回転可能に支持する第一枠体と、
    前記現像剤を収納する現像剤収納部と、
    前記現像剤収納部内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記現像剤収納部及び前記搬送部材を有し、前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムに向かって移動可能となるように前記第一枠体を支持する第二枠体と、
    前記第二枠体の長手方向の端部に設けられた、前記第二枠体が有する前記搬送部材に前記第一枠体から駆動力を伝達するギアと、
    前記ギアを移動可能に支持するギア支持部材と、を有し、
    前記電子写真画像形成装置本体から駆動が伝達された際に、前記ギア支持部材は、前記第一枠体から伝達された駆動力により前記ギアが移動するのに伴い前記第一枠体に当接し、前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムに向かって移動可能な方向に対して略直交する向きに前記第一枠体を押圧することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第二枠体は、前記第一枠体の長手方向の端部を回動可能に支持していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記ギア支持部材が前記第一枠体を押圧する方向は、前記ギア支持部材が前記第一枠体に当接する当接点から前記第一枠体の長手方向の端部を回動可能に支持する軸へ向かう方向より、前記電子写真感光体ドラム側に傾いていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記ギア支持部材が前記第一枠体と当接する向きは、前記第一枠体と前記第二枠体との回動中心と、前記ギア支持部材が前記第一枠体と当接する部分とを結んだ直線に対して、6°以下であることを特徴とする請求項2または3に記載の現像装置。
  5. 前記第二枠体は、前記第一枠体の長手方向の端部をスライド可能に支持していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記ギア支持部材が前記第一枠体を押圧する方向は、前記第一枠体の長手方向の端部をスライド可能な方向と略直交する方向より、前記電子写真感光体ドラム側に傾いていることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記ギア支持部材が前記第一枠体と当接する向きは、前記第一枠体が前記第二枠体に対してスライド移動する方向と直交する直線に対して、6°以下であることを特徴とする請求項5または6に記載の現像装置。
  8. 前記ギア支持部材は、回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 電子写真画像形成装置に対し着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体ドラムと、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 電子写真感光体ドラムと、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置と、
    記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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