JP2002234202A - プリンタ装置及びプリント方法 - Google Patents

プリンタ装置及びプリント方法

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JP2002234202A
JP2002234202A JP2001034716A JP2001034716A JP2002234202A JP 2002234202 A JP2002234202 A JP 2002234202A JP 2001034716 A JP2001034716 A JP 2001034716A JP 2001034716 A JP2001034716 A JP 2001034716A JP 2002234202 A JP2002234202 A JP 2002234202A
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Hitoshi Kamoda
仁 鴨田
Naoki Takizawa
直樹 滝沢
Keitaro Hayakawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プリンタ装置に関し、装填されるイ
ンクリボンと印画媒体に応じた制御処理を実行すること
を提案する。 【解決手段】プリンタ装置に装填されるインクリボン4
0と一体に設けられた第1の記憶手段42から、当該装
填されたインクリボン40固有の情報を読み出すと共
に、プリンタ装置に装填される印画媒体45と一体に設
けられた第2の記憶手段47から、当該装填された印画
媒体45固有の情報を読み出し、当該読み出した各情報
に応じた制御処理を実行することにより、プリンタ装置
に装填されるインクリボン40と印画媒体45に関する
種々の情報を得ることができ、かくしてプリンタ装置に
装填されるインクリボン40と印画媒体45に応じた制
御処理を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置及びプ
リント方法に関し、例えば熱転写型のプリンタに適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写型のプリンタにおいては、
インクリボンの一面に塗布された染料等のインクを印画
紙に熱転写することにより、例えばパーソナルコンピュ
ータから供給される画像データに応じた画像を印画紙に
印画し得るようになされている。
【0003】この熱転写型のプリンタに用いられるイン
クリボンとしては種々の種類のものが存在し、しかも各
種類毎に印画条件が異なるため、1台のプリンタで複数
種類のインクリボンを使い分ける場合には、その都度、
使用するインクリボンに応じた印画条件で印画を実行す
る必要がある。
【0004】このため、インクリボンの供給リールに
は、当該インクリボンの種別情報などのような印画制御
に必要なデータを格納したIC(Integrated Circuit)
タグが、予め取り付けてられている。
【0005】従って熱転写型のプリンタは、インクリボ
ンが装填されると、当該インクリボンの供給リールに取
り付けられているICタグから印画制御に必要なデータ
を読み出し、当該読み出したデータに基づいて印画を実
行することにより、複数種類のインクリボンを使い分け
ることを可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
プリンタにおいては、使用されるインクリボンと印画紙
の組合せが予め決められているが、この場合、インクリ
ボンの種別情報しか得ることができないため、印画を実
行する前にインクリボンの種別と印画紙の種別とのミス
マッチを検出することができず、当該ミスマッチによっ
て印画画像の画質が劣化することがあった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、インクリボンと印画紙の種別とのミスマッチによる
印画画像の劣化を防止するプリント装置及びプリント方
法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、インクリボン及び印画媒体が装填
されるプリンタ装置において、当該プリンタ装置に装填
されるインクリボンと一体に設けられ、当該装填された
インクリボン固有の情報を記憶する第1の記憶手段と、
プリンタ装置に装填される印画媒体と一体に設けられ、
当該装填された印画媒体固有の情報を記憶する第2の記
憶手段と、第1及び第2の記憶手段から各情報をそれぞ
れ読み出し、当該読み出した各情報に応じた制御処理を
実行する制御手段とを設けた。この結果、プリンタ装置
に装填されるインクリボンと印画媒体に関する種々の情
報を得ることができ、かくしてプリンタ装置に装填され
るインクリボンと印画媒体に応じた制御処理を実行する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】図1において、1は全体としてプリンタシ
ステムの構成を示し、顧客の要求に応じてディジタルス
チルカメラ2、メモリカード3、CD−ROM(Compac
t Disc-Read Only Memory )4をパーソナルコンピュー
タ5の所定位置にセットする。
【0011】パーソナルコンピュータ5は、当該セット
されたディジタルスチルカメラ2、メモリカード3、C
D−ROM4から必要に応じて画像データを読み込み、
当該読み込んだ画像データを印画用の画像データに変換
した後、これをプリンタ6A及び6Bに選択的に送出す
る。
【0012】プリンタ6A及び6Bは、ロール紙状の印
画紙を用いて印画する昇華性プリンタでなり、パーソナ
ルコンピュータ5から供給される印画用の画像データに
応じた画像を印画紙に印画し、当該画像が印画された印
画紙(以下、これをプリント画と呼ぶ)を排紙する。そ
の後、この排紙されたプリント画は顧客に提供される。
【0013】ここでパーソナルコンピュータ5の回路構
成を図2に示す。パーソナルコンピュータ5は、パーソ
ナルコンピュータ本体5Aとキーボード・マウス5Bと
モニタ5Cとから構成されている。
【0014】パーソナルコンピュータ本体5AのCPU
(Central Processing Unit )10は、ROM(Read O
nly Memory)11に格納されているプログラムを必要に
応じて読み出し、当該読み出したプログラムをRAM
(Random Access Memory)12に展開して記憶する。そ
してCPU10は、このRAM12に展開されているプ
ログラムを読み出して実行することにより、バスB1に
接続されている各回路の動作を制御する。
【0015】キーボード・マウス・インターフェイス1
3は、オペレータがキーボード・マウス5Bを操作する
ことに応じて入力される操作情報をCPU10に通知す
る。CPU10は、この操作情報を解析し、その結果、
オペレータがディジタルスチルカメラ2から画像データ
を読み込むための操作を行ったと判断した場合には、当
該操作に応じた指示情報を生成し、これをカメラコント
ロール14に送出する。
【0016】カメラコントロール14は、この指示情報
に基づいてディジタルスチルカメラ2から画像データを
読み込み、これをRAM12に展開して記憶する。因み
に、カメラコントロール14は、ディジタルスチルカメ
ラ2から読み込まれる画像データのデータ量が大きい場
合には、当該画像データを必要に応じてハードディスク
ドライグ15に送出し記録する。
【0017】またCPU10は、キーボード・マウス・
インターフェイス13から供給される操作情報を解析
し、その結果、オペレータがメモリカード3から画像デ
ータを読み込むための操作を行ったと判断した場合に
は、当該操作に応じた指示情報を生成し、これをメモリ
カードスロット16に送出する。
【0018】メモリカードスロット16は、この指示情
報に基づいてメモリカード3から画像データを読み込
み、これをRAM12に展開して記憶する。
【0019】さらにCPU10は、キーボード・マウス
・インターフェイス13から供給される操作情報を解析
し、その結果、オペレータがCD−ROM4から画像デ
ータを読み込むための操作を行ったと判断した場合に
は、当該操作に応じた指示情報を生成し、これをCD−
ROMドライブ17に送出する。
【0020】CD−ROMドライブ17は、この指示情
報に基づいてCD−ROM4から画像データを読み込
み、これをRAM12に展開して記憶する。
【0021】この状態において、CPU10は、RAM
12に記憶されている画像データをビデオコントロール
18に送出する。ビデオコントロール18は、RAM1
2から画像データが供給されると、当該画像データを構
成する各画像のサムネイル画像を生成し、当該サムネイ
ル画像の一覧をモニタ5Cに表示する。
【0022】そしてオペレータが、このモニタ5Cに表
示されているサムネイル画像を目視しながら、キーボー
ド・マウス5Bを操作することにより、印画対象の画像
を選択する選択操作を行うと、キーボード・マウス・イ
ンターフェイス13は、当該選択操作に応じた操作情報
をCPU10に通知する。
【0023】CPU10は、この操作情報に基づいて、
RAM12に記憶されている画像データの中から、オペ
レータによって選択されたサムネイル画像に対応する画
像データを読み出し、当該読み出した画像データを1フ
レーム毎に順次SCSI(Small Computer System Inte
rface )19を介してプリンタ6A及び6Bに選択的に
送出する。これと共にCPU10は、画像データを印画
するための制御データを生成し、これをSCSI19を
介してプリンタ6A又は6Bに選択的に送出する。
【0024】ここでプリンタ6Aにおいては、2Lサイ
ズ(5×7インチ)の印画を実行する2L用リボンフォ
ーマットのインクリボンが装填され、当該2L用リボン
フォーマットのインクリボンに塗布されたインクを、5
インチ幅のロール紙状の印画紙に熱転写することによ
り、印画を実行する。
【0025】これに対してプリンタ6Bにおいては、L
サイズ(3.5×7インチ)の印画を実行するL用リボ
ンフォーマットのインクリボンが装填され、当該L用リ
ボンフォーマットのインクリボンに塗布されたインク
を、プリンタ6Aと同一の5インチ幅のロール紙状の印
画紙に熱転写することにより、印画を実行する。
【0026】プリンタ6A及び6Bは、図3に示すよう
に、同一の回路構成でなり、ここではプリンタ6Aの回
路構成について説明する。プリンタ6Aは、パーソナル
コンピュータ5から1フレーム毎に送られてくる画像デ
ータをSCSI25を介してRAM26に転送して記憶
する。
【0027】プリンタ6Aは、オペレータがキー27を
操作することにより得られる操作情報をCPU28に通
知する。CPU28は、ROM29に格納されているプ
ログラムを必要に応じて読み出し、当該読み出したプロ
グラムをRAM26に展開して記憶する。そしてCPU
28は、このRAM26に展開されているプログラムを
読み出して実行することにより、バスB3に接続されて
いる各回路の動作を制御する。
【0028】センサ部30は、例えば印画を実行する際
の位置決めに用いられるセンサ、印画紙のエッジを検出
するためのセンサのような種々のセンサからなり、その
検出結果をCPU28に通知する。
【0029】CPU28は、パーソナルコンピュータ5
から送られてくる制御データに基づいて、ヘッドコント
ローラ31を介してサーマルヘッド32を駆動すると共
に、メカコントローラ33を介してプラテン及びインク
リボンのモータ34並びにペーパーカッタ35を駆動す
ることにより、RAM26に記憶されている画像データ
に応じた画像を印画紙に印画し、当該画像が印画された
プリント画を排紙する。またLCD(Liquid Crystal D
isplay)ユニット36は、例えばプリンタ6Aの現在の
動作状態のような種々の情報を表示する。
【0030】ところでこのプリンタ6Aにおいては、図
4に示すように、インクリボン40の供給リール41
に、当該インクリボン40の種別情報などのような印画
制御に必要なデータを格納したIC(Integrated Circu
it)タグ42が貼り付けられると共に、ロール紙状の印
画紙45のホルダ46に、当該印画紙の種別情報などの
ような印画制御に必要なデータを格納したICタグ47
が貼り付けられている。
【0031】図5に示すように、ICタグ42及び47
は同一の構成でなり、環状のフレキシブル配線板50の
一面に、パターンでなるループ状のアンテナ(以下、こ
れをタグ側アンテナと呼ぶ)51が形成されると共に、
当該タグ側アンテナ51と電気的に接続されるようにし
て半導体集積回路チップでなるICチップ52が実装さ
れている。
【0032】ICチップ52は、図3に示すように、イ
ンクリボン40の種別や初期印画可能枚数などのデータ
が予め格納されたEEPROM( Electrically Erasab
le Programmable ROM)と、タグ側アンテナ51を介
して外部と通信する通信部56とから構成されている。
【0033】同様にして、ICタグ47のICチップ6
0は、印画紙45の種別や初期印画可能枚数などのデー
タが予め格納されたEEPROM61と、タグ側アンテ
ナ62を介して外部と通信する通信部62とから構成さ
れている。
【0034】通信部52(63)は、受信時、タグ側ア
ンテナ51(62)を介して受信した受信信号をディジ
タルデータに変換し、当該変換したディジタルデータを
EEPROM55(61)に格納するのに対して、送信
時、EEPROM55(61)から所望のディジタルデ
ータを読み出し、当該読み出したディジタルデータを送
信信号に変換しタグ側アンテナ62を介して外部に送信
するようになされている。
【0035】かくしてICタグ42(47)において
は、外部からの書込み要求や読出し要求に応じて、必要
なデータをICチップ52(60)内のEEPROM5
5(61)に書き込み、又は当該EEPROM55(6
1)に格納されたデータを読み出して外部に発信するこ
とができるようになされている。
【0036】ここでICタグ42(47)のEEPRO
M55(61)内に格納されるデータの内容及びEEP
ROM55(61)におけるこれらデータのデータフォ
ーマットを図6に示す。
【0037】図6に示すように、ICタグ42のEEP
ROM55内に格納されるデータとしては、総データの
数、インクリボンの種別、ロットナンバー、初期印画可
能枚数、画質補正用の特性データ(イエロー発色特性、
マゼンタ発色特性、シアン発色特性及びラミネート特
性)、インクリボンの残量がある。
【0038】一方、ICタグ47のEEPROM61内
に格納されるデータとしては、総データの数、印画紙の
種別、ロットナンバー、初期印画可能枚数、画質補正用
の特性データ(染料転写特性、予備データ)、印画紙の
残量がある。
【0039】ところでプリンタ6Aにおいては、図3及
び図4に示すように、インクリボンが装填されたとき、
インクリボン用のICタグ42のタグ側アンンテナ51
と所定距離を介して対向するように、アンテナ(以下、
これをインクリボン用プリンタ側アンテナと呼ぶ)65
が設けられている。
【0040】またプリンタ6Aにおいては、印画紙が装
填されたとき、印画紙用のICタグ47のタグ側アンン
テナ62と所定距離を介して対向するように、アンテナ
(以下、これを印画紙用プリンタ側アンテナと呼ぶ)6
6が設けられている。
【0041】さらにプリンタ6Aにおいては、インクリ
ボン用プリンタ側アンテナ65及び印画紙用プリンタ側
アンテナ66を介して、インクリボン用のICタグ42
及び印画紙用のICタグ47と通信を行うための通信制
御回路67が設けられており、当該通信制御回路67は
CPU28の制御に基づいて動作するようになされてい
る。
【0042】通信制御回路67は、受信時、インクリボ
ン用タグ側アンテナ65又は印画紙用タグ側アンテナ6
6を介して受信した受信信号をそれぞれディジタルデー
タに変換し、これをRAM26に格納すると共に、送信
時、CPU28から与えられたディジタルデータを送信
信号に変換し、これをインクリボン用タグ側アンテナ6
5又は印画紙用タグ側アンテナ66を介してタグ側アン
テナ51又は62に向けて送信する。このようにプリン
タ6Aは、ICタグ42及び47のEEPROM55及
び61に対してデータの読み書きを行い得るようになさ
れている。
【0043】すなわち、オペレータがインクリボン及び
印画紙(以下、これらをメディアと呼ぶ)をプリンタ6
Aに装填すると、プリンタ6AのCPU28は、図7に
示すICタグ読出し処理手順RT1を実行する。この図
7においてCPU28はICタグ読出し処理手順RT1
に入ると、ステップSP1において、メディアが装填さ
れたことを検出し、続くステップSP2に移って、IC
タグ42及び47に格納されているデータを読み込み、
これをRAM26に転送して記憶する。
【0044】そしてCPU28は、RAM26に記憶さ
れているデータを基にインクリボン40の種別と印画紙
45の種別を判別し、インクリボン40と印画紙45の
組合せが正当であるか否かを判断する。
【0045】ステップSP2において否定結果が得られ
ると、このことは装填されたインクリボン40と印画紙
45の組合せが間違っていることを表しており、このと
きCPU28はステップSP3に移って、例えば「メデ
ィアミスマッチ」などのようなエラーメッセージをLC
Dユニット36に表示しオペレータに通知した後、続く
ステップSP1に移って、肯定結果が得られるまで当該
ステップSP1及びSP2を繰り返す。
【0046】ステップSP2において肯定結果が得られ
ると、このことは装填されたインクリボン40と印画紙
45の組合せが正しいことを表しており、このときCP
U28はステップSP4に移って、インクリボン40の
残量と印画紙45の残量とを比較し、インクリボン40
の残量が印画紙45の残量より少ないか否かを判断す
る。
【0047】ステップSP4において肯定結果が得られ
ると、このことはインクリボン40の残量が印画紙45
の残量より少ないことを表しており、このときCPU2
8はステップSP5に移って、インクリボン40の残量
を基にメディアの残量を表示する。
【0048】これに対してステップSP4において否定
結果が得られると、このことは印画紙45の残量がイン
クリボン40の残量より少ないことを表しており、この
ときCPU28はステップSP5に移って、印画紙45
の残量を基にメディアの残量を表示する。
【0049】なおCPU28は、印画を実行したときな
どのようにメディアを使用した場合には、RAM26に
格納されている残量情報を更新すると共に当該更新した
内容をLCDユニット36に表示し、さらにICタグ4
2及び47に対しても残量情報の更新を行う。
【0050】続いてCPU28は、ステップSP7にお
いて、インクリボン40及び印画紙45の画質補正用の
特性データに基づいて、インクリボン40の種別による
色補正やロット間のばらつきなどの補正を行うためのル
ックアップテーブルでなる補正パラメータを生成する。
【0051】ここでプリンタ6AのCPU28は、図8
に示すように、画像データX(k=イエローY、マゼ
ンタM、シアンC)に対応する理想印画濃度Dを得る
ために、画像データXをメディアの発色特性Fに合
わせながら印画データZに変換するが、その際、変換
テーブルであるルックアップテーブルを使用する。
【0052】CPU28は、当該ルックアップテーブル
を生成する際、プリンタ6Aにセットされているインク
リボン40及び印画紙45の発色特性Fを参照しなが
ら生成することにより、安定した色再現を実現してい
る。
【0053】すなわちCPU28は、次式
【0054】
【数1】
【0055】を用いて、インクリボン40の各色の発色
特性データ(Y、M、C)に印画紙45の転写特
性Tを乗算することにより、プリンタ6Aに装填され
ているメディアの発色特性(Y' 、M’、C’)
を得る。
【0056】因みに、インクリボン40の発色特性デー
タ(Y、M、C)とは、基準となる印画紙に対し
ての発色特性とし、印画紙45の転写特性Tとは、基
準となる印画紙からの変換率とする。
【0057】CPU28は、得られた発色特性(Y'
、M’、Cn’)に基づいて、印画データZに対
しての発色濃度Dを表す発色特性Fの関数、すなわ
ち次式
【0058】
【数2】
【0059】をスプライン関数(補間のための関数)よ
って生成する。
【0060】このようにCPU28は、この発色特性F
の関数を用いて、画像データX に対応する理想印画
濃度Dが得られる印画データZを得ることができ、
これにより画像データXから印画データZに変換す
るための変換用のルックアップテーブルを生成する。そ
してCPU28は、ステップSP8に移って当該処理手
順を終了する。
【0061】このようにして、2L用リボンフォーマッ
トのインクリボンとロール紙状の印画紙がプリンタ6A
に装填されると共に、L用リボンフォーマットのインク
リボンとロール紙状の印画紙がプリンタ6Bに装填され
ると、パーソナルコンピュータ5のCPU10は、図9
及び図10に示す印画制御処理手順RT2を実行する。
【0062】このパーソナルコンピュータ5のCPU1
0は、印画制御処理手順RT2に入ると、ステップSP
10において、各プリンタ6A及び6BのRAM26か
らメディアの残量情報すなわち印画可能枚数の情報をそ
れぞれ読み出し、これらをRAM12に記憶する。ここ
では例えばプリンタ6Aの印画可能枚数をm枚、プリン
タ6Bの印画可能枚数をn枚とする。
【0063】そしてCPU10は、ステップSP11に
おいて、オペレータによってディジタルスチルカメラ
2、メモリカード3、CD−ROM4のうちいずれかの
媒体が指定されると、当該指定された媒体から画像デー
タを読み込み、これをRAM12に記憶する。
【0064】CPU10は、続くステップSP12にお
いて、当該読み込んだ画像データを構成する各画像を一
覧表示し、オペレータの指定操作に応じて当該読み込ん
だ画像データが印画対象の画像を含んでいるか否かを判
断する。
【0065】ステップSP12において否定結果が得ら
れると、このことは当該読み込んだ画像データが印画対
象の画像を含んでいないことを表しており、このときC
PU10はステップSP11に移って、肯定結果が得ら
れるまでステップSP11及びSP12を繰り返す。
【0066】これに対してステップSP12において肯
定結果が得られると、このことは当該読み込んだ画像デ
ータが印画対象の画像を含んでいることを表しており、
このときCPU10はステップSP13に移って、オペ
レータの指定操作に応じて、当該読み込んだ画像データ
を構成する各画像の中から印画対象の画像を選択すると
共に、印画サイズ、印画枚数などを設定する。例えば2
Lサイズの画像の印画枚数をp枚、Lサイズの画像の印
画枚数をq枚とする。
【0067】そしてCPU10は、ステップSP14に
おいて、当該選択された画像の印画を許可する指示がオ
ペレータによって行われたか否かを判断し、肯定結果が
得られるまでステップSP13及びSP14を繰り返
す。
【0068】これに対してステップSP14において肯
定結果が得られると、ことことはオペレータが当該選択
された画像の印画を許可したことを表しており、このと
きCPU10はステップSP15に移って、指定された
印画枚数と各プリンタ6A及び6Bの印画可能枚数とを
比較する。
【0069】その結果、CPU10は、ステップSP1
6において、次式
【0070】
【数3】
【0071】が成立し、メディアの残量が不足している
か否かを判断する。
【0072】ステップSP16において肯定結果が得ら
れると、このことはメディアの残量が不足していること
を表しており、このときCPU10はステップSP17
に移って、メディアの残量が不足していることを表す警
告メッセージを表示した後、続くステップSP18に移
って、印画を実行する指示がオペレータによって行われ
たか否かを判断する。
【0073】ステップSP18において否定結果が得ら
れると、このことは印画を中断する指示がオペレータに
よって行われたことを表しており、このときCPU10
はステップSP10に移って上述の処理を繰り返す。ス
テップSP18において肯定結果が得られると、このこ
とは印画を実行する指示がオペレータによって行われた
ことを表しており、このときCPU10はステップSP
19に移る。
【0074】CPU10は、ステップSP19におい
て、Lサイズの画像の印画枚数qがプリンタ6Bの印画
可能枚数nより小さいか否かを判断する。ステップSP
19において肯定結果が得られると、このことはLサイ
ズの画像の印画枚数qがプリンタ6Bの印画可能枚数n
より小さいことを表しており、このときCPU10はス
テップSP20に移って、プリンタ6Aに対して2Lサ
イズの画像をp枚、プリンタ6Bに対してLサイズの画
像をq枚印画するように画像データを送出する。
【0075】これに対してステップSP19において否
定結果が得られると、このことはLサイズの画像の印画
枚数qがプリンタ6Bの印画可能枚数nより大きいこと
を表しており、このときCPU10はステップSP21
に移って、プリンタ6Aに対して2Lサイズの画像をp
枚とLサイズの画像をq−n枚、プリンタ6Bに対して
Lサイズの画像をn枚印画するように画像データを送出
する。
【0076】そしてCPU10は、ステップSP22に
おいて、オペレータによって選択された画像を全て印画
したか否かを判断し、肯定結果が得られるまで当該ステ
ップSP22を繰り返す。ステップSP22において肯
定結果が得られると、このことは当該選択された画像が
全て印画されたことを表しており、このときCPU10
はステップSP23に移って当該処理手順を終了する。
【0077】ここで、印画制御処理手順RT2のステッ
プSP21において、パーソナルコンピュータ5のCP
U10が、2L用リボンフォーマットのインクリボンが
装填された2L用のプリンタ6Aに対して2Lサイズの
画像を印画するように制御する際の2L印画制御処理手
順RT3を図11に示す。
【0078】この図11においてCPU10は2L印画
制御処理手順RT3に入ると、ステップSP30におい
て、印画対象の画像をプリンタ6AのRAM26に書き
込む際の領域を、原点から2Lサイズまでの領域と指定
する。
【0079】そしてCPU10は、ステップSP31に
おいて、2Lサイズの画像データをプリンタ6Aに送出
し、当該送出した画像データをRAM26の指定領域に
書き込ませ、続くステップSP32に移って、プリンタ
6Aに対してプリントモードすなわち印画範囲を2Lサ
イズと指定した後、ステップSP33において、カット
モードすなわちカット位置を2Lサイズと指定する。
【0080】プリンタ6Aは、ステップSP34におい
て、指定された印画範囲に合わせてペーパーの頭出しを
行い、2Lサイズの画像の印画を行った後、カット位置
を2Lサイズの印画画像の上下2箇所とすることによ
り、カット及び排紙動作を実行する(図12)。そして
CPU10はステップSP35に移って当該処理手順を
終了する。
【0081】次いで、印画制御処理手順RT2のステッ
プSP21において、パーソナルコンピュータ5のCP
U10が、2L用のプリンタ6Aに対してLサイズの画
像を2枚印画するように制御する際のL+L印画制御処
理手順RT4を図13に示す。
【0082】この図13においてCPU10はL+L印
画制御処理手順RT4に入ると、ステップSP40にお
いて、印画対象の画像をプリンタ6AのRAM26に書
き込む際の領域を、原点からLサイズまでの領域と指定
し、続くステップSP41に移って、Lサイズの画像デ
ータをプリンタ6Aに送出し、当該送出した画像データ
をRAM26の指定領域に書き込ませる。
【0083】そしてCPU10は、ステップSP42に
おいて、印画対象の画像をプリンタ6AのRAM26に
書き込む際の領域を、位置LからLサイズまでの領域と
指定し、続くステップSP43に移って、Lサイズの画
像データをプリンタ6Aに送出し、当該送出した画像デ
ータをRAM26の指定領域に書き込ませる。
【0084】次いでCPU10は、ステップSP44に
おいて、プリンタ6Aに対してプリントモードすなわち
印画範囲をL+Lサイズと指定した後、ステップSP4
5に移って、カットモードすなわちカット位置をL+L
サイズと指定する。
【0085】プリンタ6Aは、ステップSP46におい
て、指定された印画範囲に合わせてペーパーの頭出しを
行い、L+Lサイズの画像の印画を行った後、カット位
置を2枚のLサイズの印画画像の上下各2箇所すなわち
4箇所とすることにより、カット及び排紙動作を実行す
る(図14)。そしてCPU10はステップSP47に
移って当該処理手順を終了する。
【0086】続いてプリンタ6Aの印画処理手順RT5
を図15に示す。この図15においてプリンタ6AのC
PU28は印画処理手順RT5に入ると、ステップSP
50において、パーソナルコンピュータ5によって指定
されたプリントモードが2Lサイズか否かを判断する。
【0087】ステップSP50において肯定結果が得ら
れると、このことは指定されたプリントモードが2Lサ
イズであることを表しており、このときCPU28はス
テップSP51に移って、ペーパー印画開始位置を2L
位置と設定すると共に、印画サイズを2Lと設定する。
【0088】これに対してステップSP50において否
定結果が得られると、このことは指定されたプリントモ
ードがL+Lサイズであることを表しており、このとき
CPU28はステップSP52に移って、ペーパー印画
開始位置をL+L位置と設定すると共に、印画サイズを
L+Lと設定する。
【0089】そしてCPU28は、ステップSP53に
おいて、ペーパー印画開始位置に合わせてペーパーの頭
出しを行い、続くステップSP54に移って、設定され
た印画サイズの印画を実行する。
【0090】そしてCPU28は、ステップSP55に
おいてパーソナルコンピュータ5によって指定されたカ
ットモードが2Lサイズか否かを判断する。ステップS
P55において肯定結果が得られると、このことは指定
されたカットモードが2Lサイズであることを表してお
り、このときCPU28はステップSP56に移って、
カット位置を2Lサイズの印画画像の上下2箇所と設定
する(図12)。因みに図12の図中のΔYはキリシロ
を示す。
【0091】これに対してステップSP55において否
定結果が得られると、このことは指定されたプリントモ
ードがL+Lサイズであることを表しており、このとき
CPU28はステップSP57に移って、カット位置を
2枚のLサイズの印画画像の上下各2箇所すなわち4箇
所と設定する(図14)。因みに図14の図中のΔYは
キリシロを示す。
【0092】そしてCPU28は、ステップSP58に
おいて、設定されたカット位置に基づいて印画紙を排紙
しながらカットを実行し、続くステップSP59に移っ
て当該処理手順を終了する。
【0093】以上の構成において、プリンタ6A(6
B)は、当該プリンタ6A(6B)に装填されるインク
リボン40と印画紙45の両方に、種別、残量、画質補
正用の特性データなどの印画制御に必要なデータを格納
したICタグ42及び47を設け、必要に応じて当該I
Cタグ42及び47に対してデータの読み書きを行う。
【0094】これによりプリンタ6A(6B)は、装填
されたインクリボン40と印画紙45のそれぞれの種別
を判別し、印画を実行する前にインクリボン40の種別
と印画紙45の種別とのミスマッチを検出することがで
き、従って当該ミスマッチの状態で印画が実行されるこ
とを回避することができる。
【0095】またプリンタ6A(6B)は、装填された
インクリボン40の残量と印画紙45の残量を比較し、
当該残量の少ないメディアの残量をLCDユニット36
に表示することにより、オペレータに正確な残量を通知
することができる。従ってオペレータは、例えば紙交換
を繰り返すことによって印画紙が排紙され、印画紙のみ
の残量が減少した場合であっても、正確な残量を知るこ
とができる。
【0096】またプリンタ6A(6B)は、インクリボ
ン40及び印画紙45の画質補正用の特性データに基づ
いて補正パラメータを生成することにより、一段と高精
度な色再現補正を行い得る。
【0097】ところで、2L用リボンファーマットのイ
ンクリボン40が装填された2L用のプリンタ6Aは、
2Lサイズの画像を1枚又はLサイズの画像を2枚選択
的に印画することができ、Lサイズの画像を2枚印画す
る場合、インクリボン40及び印画紙45の頭出しが1
回で済む分、L用リボンファーマットのインクリボン4
0が装填されたL用のプリンタ6Bに比して高速に印画
を行うことができる。
【0098】従ってプリンタシステム1は、Lサイズの
画像を印画する際には、プリンタ6A及び6Bの空き状
況に応じて当該プリンタ6A及び6Bに選択的に印画を
行わせることにより、印画時間を短縮して高速に印画を
行い得る。
【0099】以上の構成によれば、インクリボン40と
印画紙45の両方に、印画制御に必要なデータを格納し
たICタグ42及び47を設け、必要に応じて当該IC
タグ42及び47に対してデータの読み書きを行うこと
により、プリンタ6A及び6Bに装填されているインク
リボン40と印画紙45に関する情報を得ることがで
き、従って当該装填されたインクリボン40と印画紙4
5に応じた印画を実行することができる。
【0100】また、2L用のプリンタ6AによってLサ
イズの画像を2枚印画し得るようにしたことにより、2
Lサイズの画像を1枚又はLサイズの画像を2枚印画す
ることを選択的に実行することができ、Lサイズの画像
を2枚印画する場合には、L用のプリンタ6Bに比して
高速に印画を行うことができる。
【0101】なお上述の実施の形態においては、インク
リボンのICタグ42に画質補正用の特性データとして
発色特性を格納した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば基準となるインクリボンに対しての
差分又は変化率のような他の種々のデータを格納するよ
うにしても良い。
【0102】また上述の実施の形態においては、2Lサ
イズの画像の印画枚数をp枚、Lサイズの画像の印画枚
数をq枚とした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えばLサイズの画像を複数枚印画する際、偶
数枚を2L用のプリンタ6Aによって印画させると共
に、奇数枚をL用のプリンタ6Bによって印画させるこ
とにより、メディアの無駄を回避することができる。
【0103】また上述の実施の形態においては、2Lサ
イズ(5×7インチ)とLサイズ(3.5×7インチ)
の印画を実行する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば4×6インチと6×8インチなどのよ
うに、幅を共有する異なるサイズの他の種々のサイズの
印画を実行するようにしても良い。
【0104】また上述の実施の形態においては、印画媒
体として印画紙を適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、他の種々の印画媒体を適用するよう
にしても良い。
【0105】また上述の実施の形態においては、第1の
記憶手段としてICタグ42を適用した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、プリンタ装置に装填さ
れるインクリボンと一体に設けられ、当該装填されたイ
ンクリボン固有の情報を記憶する他の種々の第1の記憶
手段を適用するようにしても良い。
【0106】また上述の実施の形態においては、第2の
記憶手段としてICタグ47を適用した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、プリンタ装置に装填さ
れる印画媒体と一体に設けられ、当該装填された印画媒
体固有の情報を記憶する他の種々の第2の記憶手段を適
用するようにしても良い。
【0107】また上述の実施の形態においては、制御手
段としてCPU28を適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、第1及び第2の記憶手段から各
情報をそれぞれ読み出し、当該読み出した各情報に応じ
た制御処理を実行する他の種々の制御手段を適用するよ
うにしても良い。
【0108】また上述の実施の形態においては、プリン
タ装置としてプリンタ1を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、所定の第1のサイズの画像
を印画するためのインクリボンとロール状の印画媒体が
装填された他の種々のプリンタ装置を適用するようにし
ても良い。
【0109】また上述の実施の形態においては、印画手
段としてサーマルヘッド32、プラテン及びインクリボ
ンのモータ34を適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、第1のサイズをインクリボンの送り
方向に沿って所定数に分割することにより形成される第
2のサイズの画像を順次印画媒体に印画する他の種々の
印画手段に適用するようにしても良い。
【0110】さらに上述の実施の形態においては、切断
手段としてペーパーカッタ35を適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、第2の画像が連続し
て印画された印画媒体を、印画された各第2の画像の境
界で切断する他の種々の切断手段に適用するようにして
も良い。
【0111】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、プリンタ
装置に装填されるインクリボンと一体に設けられた第1
の記憶手段から、当該装填されたインクリボン固有の情
報を読み出すと共に、プリンタ装置に装填される印画媒
体と一体に設けられた第2の記憶手段から、当該装填さ
れた印画媒体固有の情報を読み出し、当該読み出した各
情報に応じた制御処理を実行することにより、プリンタ
装置に装填されるインクリボンと印画媒体に関する種々
の情報を得ることができ、かくしてプリンタ装置に装填
されるインクリボンと印画媒体に応じた制御処理を実行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタシステムの一実施の形態
を示す略線図である。
【図2】パーソナルコンピュータの回路構成を示すブロ
ック図である。
【図3】プリンタの回路構成を示すブロック図である。
【図4】プリンタにおけるICタグ周辺の回路構成を示
すブロック図である。
【図5】ICタグの構成を示す略線図である。
【図6】ICタグのデータフォーマットを示す略線図で
ある。
【図7】ICタグ読出し処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】ルックアップテーブルの生成を示す略線図であ
る。
【図9】印画制御処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】印画制御処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】2L印画制御処理手順を示すフローチャート
である。
【図12】2L印画の印画イメージを示す略線図であ
る。
【図13】L+L印画制御処理手順を示すフローチャー
トである。
【図14】L+L印画の印画イメージを示す略線図であ
る。
【図15】印画処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……プリンタシステム、2……ディジタルスチルカメ
ラ、3……メモリカード、4……CD−ROM、5……
パーソナルコンピュータ、6……プリンタ、10、28
……CPU、11、29……ROM、12、26……R
AM、13……キーボード・マウス・インターフェイ
ス、14……カメラコントロール、15……ハードディ
スクドライブ、16……メモリカードスロット、17…
…CD−ROMドライブ、18……ビデオコントロー
ル、19、25……SCSI、27……キー、30……
センサ部、31……ヘッドコントローラ、32……サー
マルヘッド、33……メカコントローラ、34……プラ
テン・リボン・モータ、35……ペーパーカッタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 17/36 B41J 29/42 F 29/42 31/00 C 31/00 B65H 35/06 B65H 35/06 B41J 3/20 117A (72)発明者 滝沢 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 早川 敬太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB17 AC06 AD04 AE04 AE10 AF51 LA03 LB17 LC02 2C060 CA11 CB01 2C061 AQ04 AS06 CQ34 CQ39 2C065 DA11 DA37 DA38 2C068 AA02 AA06 EE58 EE62 EE98 NN01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボン及び印画媒体が装填されるプ
    リンタ装置において、 上記プリンタ装置に装填される上記インクリボンと一体
    に設けられ、当該装填された上記インクリボン固有の情
    報を記憶する第1の記憶手段と、 上記プリンタ装置に装填される上記印画媒体と一体に設
    けられ、当該装填された上記印画媒体固有の情報を記憶
    する第2の記憶手段と、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各情報をそれぞれ
    読み出し、当該読み出した各情報に応じた制御処理を実
    行する制御手段とを具えることを特徴とするプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】上記第1の記憶手段には上記インクリボン
    の種別を示す種別情報が格納されると共に、上記第2の
    記憶手段には上記印画媒体の種別を示す種別情報が格納
    され、上記制御手段は、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各種別情報をそれ
    ぞれ読み出し、当該読み出した上記各種別情報に基づい
    て、上記プリンタ装置に装填された上記インクリボンと
    上記印画媒体の組合せの正当性を判断しその判断結果を
    表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタ装置。
  3. 【請求項3】上記第1の記憶手段には上記インクリボン
    の残量を示す残量情報が格納されると共に、上記第2の
    記憶手段には上記印画媒体の残量を示す残量情報が格納
    され、上記制御手段は、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各残量情報をそれ
    ぞれ読み出して比較し、当該比較結果に応じて上記イン
    クリボン又は上記印画媒体の残量を表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、 必要に応じて上記第1及び第2の記憶手段に格納されて
    いる上記各残量情報を更新することを特徴とする請求項
    3に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】上記第1の記憶手段には上記インクリボン
    における画質補正用の特性情報が格納されると共に、上
    記第2の記憶手段には上記印画媒体における画質補正用
    の特性情報が格納され、上記制御手段は、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各特性情報をそれ
    ぞれ読み出し、当該読み出した上記各特性情報に基づい
    て画質補正を実行することを特徴とする請求項1に記載
    のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】所定の第1のサイズの画像を印画するため
    のインクリボンとロール状の印画媒体が装填されたプリ
    ンタ装置において、 上記第1のサイズを上記インクリボンの送り方向に沿っ
    て所定数に分割することにより形成される第2のサイズ
    の画像を順次上記印画媒体に印画する印画手段と、 上記第2の画像が連続して印画された上記印画媒体を、
    上記印画された上記各第2の画像の境界で切断する切断
    手段とを具えることを特徴とするプリンタ装置。
  7. 【請求項7】上記印画手段は、 上記第1のサイズの画像と上記第2のサイズの画像を選
    択的に上記印画紙に印画し、 上記切断手段は、 上記印画された上記画像のサイズに応じて上記印画紙を
    切断することを特徴とする請求項6に記載のプリンタ装
    置。
  8. 【請求項8】インクリボン及び印画媒体が装填されるプ
    リンタ装置のプリント方法において、 上記プリンタ装置に装填される上記インクリボンと一体
    に設けられた第1の記憶手段に、当該装填された上記イ
    ンクリボン固有の情報を記憶し、 上記プリンタ装置に装填される上記印画媒体と一体に設
    けられた第2の記憶手段に、当該装填された上記印画媒
    体固有の情報を記憶する第1のステップと、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各情報をそれぞれ
    読み出し、当該読み出した各情報に応じた制御処理を実
    行する第2のステップとを具えることを特徴とするプリ
    ント方法。
  9. 【請求項9】上記第1のステップでは、 上記第1の記憶手段に上記インクリボンの種別を示す種
    別情報を格納すると共に、上記第2の記憶手段に上記印
    画媒体の種別を示す種別情報を格納し、 上記第2のステップでは、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各種別情報をそれ
    ぞれ読み出し、当該読み出した上記各種別情報に基づい
    て、上記プリンタ装置に装填された上記インクリボンと
    上記印画媒体の組合せの正当性を判断しその判断結果を
    表示手段に表示することを特徴とする請求項8に記載の
    プリント方法。
  10. 【請求項10】上記第1のステップでは、 上記第1の記憶手段に上記インクリボンの残量を示す残
    量情報が格納すると共に、上記第2の記憶手段に上記印
    画媒体の残量を示す残量情報を格納し、 上記第2のステップでは、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各残量情報をそれ
    ぞれ読み出して比較し、当該比較結果に応じて上記イン
    クリボン又は上記印画媒体の残量を表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項8に記載のプリント方法。
  11. 【請求項11】上記第2のステップでは、 必要に応じて上記第1及び第2の記憶手段に格納されて
    いる上記各残量情報を更新することを特徴とする請求項
    10に記載のプリント方法。
  12. 【請求項12】上記第1のステップでは、 上記第1の記憶手段に上記インクリボンにおける画質補
    正用の特性情報を格納すると共に、上記第2の記憶手段
    に上記印画媒体における画質補正用の特性情報を格納
    し、 上記第2のステップでは、 上記第1及び第2の記憶手段から上記各特性情報をそれ
    ぞれ読み出し、当該読み出した上記各特性情報に基づい
    て画質補正を実行することを特徴とする請求項8に記載
    のプリント方法。
  13. 【請求項13】所定の第1のサイズの画像を印画するた
    めのインクリボンとロール状の印画媒体が装填されたプ
    リンタ装置のプリント方法において、 上記第1のサイズを上記インクリボンの送り方向に沿っ
    て所定数に分割することにより形成される第2のサイズ
    の画像を順次上記印画媒体に印画する第1のステップ
    と、 上記第2の画像が連続して印画された上記印画媒体を、
    上記印画された上記各第2の画像の境界で切断する第2
    のステップとを具えることを特徴とするプリント方法。
  14. 【請求項14】上記第1のステップでは、 上記第1のサイズの画像と上記第2のサイズの画像を選
    択的に上記印画紙に印画し、 上記第2のステップでは、 上記印画された上記画像のサイズに応じて上記印画紙を
    切断することを特徴とする請求項13に記載のプリント
    方法。
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