JP3003791B2 - カラー印刷装置 - Google Patents

カラー印刷装置

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JP3003791B2 JP6108493A JP6108493A JP3003791B2 JP 3003791 B2 JP3003791 B2 JP 3003791B2 JP 6108493 A JP6108493 A JP 6108493A JP 6108493 A JP6108493 A JP 6108493A JP 3003791 B2 JP3003791 B2 JP 3003791B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー印刷装置に関
し、特に赤と青と黄と黒の4色分のイメージバッファ
全部は確保できなくても、黒以外の3色分のイメージバ
ッファを用いてカラー印刷可能にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、企業などにおいてオフィスオート
メーションの進展に伴い、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションを導入する一方、これらコンピュータ
等と高速印字が可能なプリンタとをネットワークシステ
ムとして同一ケーブルで接続し、コンピュータ等に記憶
させた所望の印字データを送信して所望のプリンタで文
字や記号やマークや画像などを印刷可能になっている。
更に、サーマル印字方式やドット印字方式のプリンタに
おいては、赤、青、黄、黒をこの順序で連続させたロー
ル状の印字リボンを装着する一方、これら4色の印字リ
ボンを用いて、各種の画像をフルカラーで印刷し得るも
のが実用化され、インクジェット方式のプリンタにおい
ては、これら4色のインクを各色毎に順次噴射させてフ
ルカラーで印刷し得るものが実用化されている。
【0003】このカラー印刷可能なプリンタの制御装置
内に設けたROMには、文字や記号に関するフォントデ
ータや種々の制御プログラムを格納する一方、RAMに
は、一般に、受信したデータを格納するメモリ、そのR
OMに格納されていない特殊なフォントデータを格納す
るフォントデータメモリ、受信した印字データをドット
パターンの画像データに変換して各色毎に格納する複数
の画像データメモリ(イメージバッファ)などが設けら
れている。そして、コンピュータなどから送信された4
色分の印字データは受信データメモリに格納するととも
に、送信されたフォントデータはフォントデータメモリ
に格納するようになっている。この画像データメモリ
は、例えば、A4版で各色毎に「1MB」の大容量を有
するものである。
【0004】ここで、受信データメモリは受信した略所
定量の印字データを格納する関係上、所定容量になって
いるが、フォントデータメモリに関しては、作業能率を
向上させる上から、送信されたフォントデータを優先的
に確保し得るように、データ量に応じてそのメモリ容量
を変更可能に構成され、画像データメモリは、これら受
信データメモリやフォントデータメモリに必要なメモリ
容量を差し引いた残りのメモリ容量を適用するように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、カラ
ー印刷可能なプリンタの制御装置内に設けたRAMにお
いては、画像データメモリとして、受信データメモリや
フォントデータメモリに必要なメモリ容量を差し引いた
残りのメモリ領域を適用するようになっているので、フ
ォントデータのデータ量が大幅に増加すると、フォント
データメモリのメモリ容量が大きく設定され、画像デー
タメモリのメモリ領域が縮小され、4色分の画像データ
メモリを確保できなくなり、エラーメッセージが出さ
れ、カラー印刷できないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、赤と青と黄と黒の4色に
対応する4つのイメージバッファを全部は確保できない
場合には黒以外の3つのイメージバッファを有効活用し
て、カラー印刷し得るようにしたカラー印刷装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】求項のカラー印刷装
置は、図の機能ブロック図に示すように、赤、青、
黄、黒の4色を用いて印字媒体にカラー印刷可能な印刷
手段と、外部から送信されインターフェースを介して受
信された印字データを記憶する印字データ記憶手段であ
って、4色の各色用印字データをドットパターンに展開
したドットパターンデータを順次記憶する為の4つのイ
メージバッファを備えた印字データ記憶手段とを有する
カラー印刷装置において、受信した印字データに基い
て、印字データ記憶手段に4つのイメージバッファを確
保できるか否か判別する判別手段を設け、判別手段が4
つのイメージバッファを確保不可能と判別したときに
は、黒色用のイメージバッファ以外の3つのイメージバ
ッファを前記印字データ記憶手段に確保する領域確保
段と、黒色用の印字データを、赤色用イメージバッファ
と、青色用イメージバッファと、黄色用イメージバッフ
ァとに夫々ドットパターンデータとして展開するデータ
展開制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】求項のカラー印刷装置においては、判別手
段は、外部から送信されインターフェースを介して受信
した印字データに基いて、印字データ記憶手段に、4つ
のイメージバッファを確保できるか否か判別するので、
領域確保手段は、判別手段により4つのイメージバッフ
ァを確保不可能と判別されたときには、黒色用のイメー
ジバッファ以外の赤色用イメージバッファと青色用イメ
ージバッファと黄色用イメージバッファとを夫々印字デ
ータ記憶手段に確保する。その結果、データ展開制御手
段は、これら確保された3つのイメージバッファに、赤
色用と青色用と黄色用の印字データを展開したドットパ
ターンデータを夫々対応させて格納する上、黒色用の印
字データを展開したドットパターンを格納するので、黒
色用のイメージバッファが確保できなくても、赤色と青
色と黄色に加えてこれら3色の合成による黒色からなる
フルカラー印刷を行なうことができる。
【0009】このように、赤、青、黄、黒の4色の為の
4つのイメージバッファの全部は確保できないときに
は、黒色用以外の赤色用と青色用と黄色用の3つのイメ
ージバッファに、赤色用と青色用と黄色用のドットパタ
ーンデータを夫々格納するのに加えて黒色用のドットパ
ターンデータが夫々格納されて印刷されるので、黒色用
のイメージバッファ確保できなくても、赤色と青色と
黄色に加えてこれら3色の合成による黒色を加味して
ルカラー印刷を行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、パーソナルコンピュータなどの
外部機器から送信されたジョブの印字データを受信して
カラー印刷可能なサーマル印字方式のラインプリンタL
Pに本発明を適用した場合の実施例である。ラインプリ
ンタLPの制御系について、図のブロック図に基づい
て説明するが、この制御系は基本的には一般的なライン
プリンタの制御系と同様なので簡単に説明するものとす
る。
【0011】このラインプリンタLPのコントロールユ
ニット10は、CPU11と、このCPU11にデータ
バスなどのバス18を介して接続されたROM12、R
AM13及びエンジン制御部14などから構成され、コ
ンピュータなどの外部機器(図示略)からデータ受信用
インターフェース(I/F)15を介して受信したシリ
アルやパラレルの印字データがバス18に供給される。
また、液晶ディスプレイ(LCD)17を表示駆動する
為のディスプレイコントローラ(LCDC)16には、
このバス18を介して駆動信号が供給される。
【0012】前記エンジン制御部14は、CPUやRO
M及びRAMを備えたマイクロコンピュータからなり、
1ライン分の発熱素子を設けたサーマルヘッド20、ラ
インフィードモータ21リボン送りモータ22、リボン
検出器23などからなるプリント機構PMに接続されて
いる。ここで、印字リボン(図示略)は、印字用紙と略
同等のリボン幅と長さを有するシアン(赤)、マゼンダ
(青)、イエロー(黄)の3色がこの順序に連続して設
けられた3色用印字リボン、或いはこれら3色にブラッ
ク(黒)を追加した4色(フルカラー)がこの順序に連
続して設けられた4色用印字リボンであり、これら3色
用印字リボン又は4色用印字リボンが択一的に取付け可
能である。前記リボン検出器23は、3色用印字リボン
の場合には、シアンとイエローとの間のマーク部分の長
さに応じて、また4色用印字リボンの場合には、シアン
とブラックとの間のマーク部分の長さに応じて、印字リ
ボンの色数と印字開始位置つまりシアンの開始位置を検
出するものである。
【0013】前記ROM12には、後述のフォントデー
タ格納処理制御や印字処理制御や種々の制御を含むメイ
ン制御プログラムが格納されている。RAM13には、
に示すように、受信した受信データのうちの印字処
理する印字データや定型フォームデータを格納する印字
データメモリが開始アドレスA0(RAM13の先頭ア
ドレス)から末尾アドレス(A2−1)に亙って所定量
分設けられ、また外部機器から送信された文字や記号や
マークなどの印字の為の共通のフォントデータを格納す
る為の共通フォントデータメモリが印字データメモリに
連続させて開始アドレスA2から末尾アドレス(A3−
1)に亙って設けられている。更に、このRAM13の
末尾部には、特定の文書にだけ用いる文書内有効フォン
トデータを格納する文書内有効フォントデータメモリが
開始アドレスA5から末尾アドレスE0(終了アドレ
ス)に亙って設けられている。
【0014】ここで、共通フォントデータメモリと文書
内有効フォントデータメモリとの間に設けられた画像デ
ータメモリ(イメージバッファ)の開始アドレスA3
は、共通フォントデータのデータ量に応じて変動するの
に伴って変更されるとともに、その末尾アドレスA4
は、文書内有効フォントデータのデータ量に応じて変動
するのに伴って変更される。即ち、画像データメモリの
メモリ容量は、共通フォントデータと文書内有効フォン
トデータのデータ量に応じて拡大又は縮小される。尚、
これらRAM13に設けられた各メモリの先頭アドレス
A0、A2・・A5は、フォントデータを受信する毎に
求められ、メモリ管理バッファに更新されて格納され
る。
【0015】次に、コントロールユニット10で行なわ
れるメイン制御のルーチンについて、図〜図のフロ
ーチャートに基いて説明する。但し、受信した印字デー
タ中には、印字する文字や記号のデータに先行して、シ
アン、マゼンダ、イエロー及びブラックの色指定データ
が各ページ毎に含まれるとともに、フォームフィードコ
マンド(FFコマンド)が1ページ毎に含まれているも
のとする。尚、図中符号Si(i=11、12、13・
・・・)は各ステップである。ラインプリンタLPに電
源が投入されるとこの制御が開始され、先ず初期設定が
実行された後、外部機器から送信されたデータを受信し
たときに(S11:Yes)、そのデータがフォントデータ
のときには(S12:Yes )、フォントデータ格納処理制
御(図参照)が実行される(S13)。
【0016】この制御が開始されると、先ずフォントデ
ータに先行して受信した文字数データや大きさデータな
どに基いて、フォントデータのデータ量が求められ、更
にそのデータ量に応じて、共通フォントデータのときに
はその末尾アドレス(A3−1)が求められる一方、文
書内有効フォントデータのときにはその開始アドレス
(A5)が求められ(S21)、図に示すように、各メ
モリの開始アドレスA2、A3、A5がRAM13用の
メモリ管理バッファに更新して登録され(S22)、受信
したフォントデータが共通フォントデータ又は文書内有
効フォントデータメモリに夫々格納され(S23)、この
制御を終了してメインルーチンのS11にリターンする。
【0017】一方、受信したデータが印字データのとき
には(S11:Yes 、S12:No、S14:Yes )、印字処理
制御(図参照)が実行される(S15)。この制御が開
始されると、先ず画像データメモリの開始アドレスA3
と文書内有効フォントデータメモリの開始アドレスA5
とがメモリ管理バッファから読込まれる(S31)。次
に、リボン送りモータ22を逆転及び正転駆動させて、
リボン検出器23からの検出信号に基いて判定された結
果、印字リボンが4色用印字リボンのときに(S33:Ye
s )、画像データメモリの開始アドレスA3に、印字用
紙(A4版)1色分のデータ量を1MB(メガバイト)
として、4色分の4MBに相当するアドレス増加分ΔA
を加算した末尾アドレスA4が文書内有効フォントデー
タメモリの開始アドレスA5以下のときには(S34:Ye
s )、図4に示すように、画像データメモリに、シアン
用とマゼンダ用とイエロー用とブラック用との4色分の
画像データメモリが各1MBずつ順次設定され(S3
5)、4色フラグ4Fがセットされる(S36)。
【0018】一方、印字リボンが4色用印字リボンであ
っても、4MBに相当する画像データメモリの末尾アド
レスA4が文書内有効フォントデータメモリの開始アド
レスA5よりも大きくなって、4色分のメモリ容量が確
保できなきいとき(S33:Yes 、S34:No)、又はリボ
ン検出器23からの検出信号に基いて判定された結果、
印字リボンが3色用印字リボンのときに(S33:No)、
画像データメモリの開始アドレスA3に、3色分の3M
Bに相当するアドレス増加分ΔAを加算した末尾アドレ
スA4が文書内有効フォントデータメモリの開始アドレ
スA5以下のときには(S42:Yes )、画像データメモ
リに、ブラック用の画像データメモリを除いたシアン用
とマゼンダ用とイエロー用との3色分の画像データメモ
リが各1MBずつ順次設定され(S43)、4色フラグ4
Fがリセットされる(S44)。尚、開始アドレスA3
に、3色分の3MBに相当するアドレス増加分ΔAを加
算した末尾アドレスA4が文書内有効フォントデータメ
モリの開始アドレスA5よりも大きいときつまり3色分
の画像データメモリが確保できないときには(S42:N
o)、エラーメッセージがディスプレイ17に表示され
(S45)、印字処理を中止してメインルーチンのS11に
リターンする。
【0019】次に、受信データが読込まれ(S37)、フ
ォームフィードコマンド(FFコマンド)でないときに
は(S38:No)、受信した文字コードデータなどの印字
データが印字データメモリに格納され(S39)、S37以
降が実行される。ところで、読込んだ受信データがフォ
ームフィードコマンドのときには(S38:Yes )、印字
データメモリに格納された1ページ分の印字データを印
字するカラー印字処理制御(図参照)が実行される
(S40)。この制御が開始されると、先ず画像データ展
開処理制御(図参照)が実行される(S51)。
【0020】この制御が開始されたときに、4色フラグ
4Fがセットされているときには(S71:Yes )、先ず
シアンの色指定データで指定されたシアン用の印字デー
タが印字データメモリから読込まれて画像データ(ドッ
トパターンデータ)に展開され、この画像データがシア
ン画像データメモリに格納される(S75)。そして、以
下同様に、マゼンダの色指定データで指定されたマゼン
ダ用の印字データ、イエローの色指定データで指定され
たイエロー用の印字データ、ブラックの色指定データで
指定されたブラック用の印字データが夫々印字データメ
モリから読込まれて画像データに展開され、これら画像
データがマゼンダ用、イエロー用、ブラック用の画像デ
ータメモリに夫々対応させて格納され(S76〜S78)、
この制御を終了してカラー印字処理制御のS52にリター
ンする。
【0021】ところで、この制御が開始されたときに、
4色フラグ4Fがリセットされているときつまりブラッ
クの印字が不可能なときには(S71:No)、先ずシアン
とブラックの色指定データで指定されたシアン用とブラ
ック用の印字データが印字データメモリから読込まれて
画像データに展開され、この画像データがシアン画像デ
ータメモリに格納される(S72)。そして、以下同様
に、マゼンダとブラックの色指定データで指定されたマ
ゼンダ用とブラック用の印字データ、イエローとブラッ
クの色指定データで指定されたイエロー用とブラック用
の印字データが夫々印字データメモリから読込まれて画
像データに展開され、これら画像データがマゼンダ用、
イエロー用の画像データメモリに夫々対応させて格納さ
れ(S73〜S74)、この制御を終了して前記S52にリタ
ーンする。
【0022】次に、カラー印字処理制御において、先ず
シアン画像データメモリからシアンの画像データが読出
され、エンジン制御部14からプリント機構PMに画像
信号が出力されて、シアンの印字リボンを介して印字用
紙に印字される(S52)。次に、サーマルヘッド20が
印字開始位置に対応するまで、リボン送りモータ22を
逆転駆動して印字用紙が所定量分戻し駆動される(S5
3)。但し、このときには、シアン印字リボンの次のマ
ゼンダ印字リボンがサーマルヘッド20に対応してい
る。そして、同様に、マゼンダ画像データメモリからマ
ゼンダの画像データが読出され、エンジン制御部14か
らプリント機構PMに画像信号が出力されて、マゼンダ
の印字リボンを介して印字用紙に印字される(S54)。
【0023】次に、サーマルヘッド20が印字開始位置
に対応するまで、印字用紙が所定量分戻し駆動される
(S55)。このとき、マゼンダ印字リボンの次のイエロ
ー印字リボンがサーマルヘッド20に対応している。次
に、イエロー画像データメモリからイエローの画像デー
タが読出され、エンジン制御部14からプリント機構P
Mに画像信号が出力されて、イエローの印字リボンを介
して印字用紙に印字される(S56)。ところで、前述し
たように、画像データ展開処理時に4色フラグ4Fがリ
セットされていて、印字されたこれらシアン、マゼン
ダ、イエローの画像データ中に、ブラックの画像データ
が夫々含まれている場合には、ブラックの画像データが
シアン、マゼンダ、イエローの3色で重ね印字されるこ
とから、印字用紙上に略黒で印字されている。
【0024】そして、4色フラグ4Fがリセットされて
いるときには(S57:No)、ブラックの画像データはシ
アン、マゼンダ、イエローの3色により黒で印字されて
いるので、この制御を終了して、印字処理制御のS41へ
移行する。しかし、4色フラグ4Fがセットされている
ときには(S57:Yes )、これらシアン、マゼンダ、イ
エローの各色で対応する画像データだけを印字したの
で、先ず印字用紙が所定量分戻し駆動され(S58)、ブ
ラック画像データメモリからブラックの画像データが読
出され、エンジン制御部14からプリント機構PMに画
像信号が出力されて、ブラックの印字リボンを介して印
字用紙に印字され(S59)、同様に印字処理制御のS41
へ移行する。
【0025】次に、印字処理制御において、印字データ
を継続して受信しているときには(S41:Yes )、S37
〜S41が繰り返して実行され、データ受信の終了時には
(S41:No)、この制御を終了してメインルーチンのS
11にリターンする。ところで、受信したデータがフォン
トデータでも印字データでもないときには(S10:Yes
、S12・S14:No)、そのデータの種類に応じた処理
が実行され(S16)、S11に戻る。
【0026】以上説明したように、シアン(赤)、マゼ
ンダ(青)、イエロー(黄)、ブラック(黒)の4色の
為の4つの画像データメモリの全部をRAM13に確保
できないときには、ブラック用の画像データメモリ以外
シアン用とマゼンダ用とイエロー用の3つの画像デー
タメモリに、シアン用とマゼンダ用とイエロー用のドッ
トパターンからなる画像データが夫々格納され且つこれ
ら3つの画像データメモリに夫々ブラック用のドットパ
ターンデータが格納されて印刷されるので、ブラック用
の画像データメモリ確保できなくても、シアンとマゼ
ンダとイエローに、これら3色の合成によるブラック
加味してフルカラー印刷を行なうことができる。更に、
確保できなかったブラック用の画像データメモリを印字
データの記憶用などに適用することができる。
【0027】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、判別手段に相当するものは、メモリ管理バッファに
記憶された開始アドレスと印字処理制御の特にS34であ
り、領域変更手段に相当するものは、印字処理制御の特
にS43であり、データ展開制御手段に相当するものは、
画像データ展開処理制御の特にS72〜S74である。
【0028】尚、前記フォントデータメモリや画像デー
タメモリをRAM13に設けたが、ハードディスクやフ
ロッピーディスクなどの外部記憶装置に設けることも可
能である。尚、ワイヤードット印字方式のプリンタやイ
ンクジェット方式のプリンタなど、複数色のインク又は
印字リボンを用いてカラー印刷可能な種々のプリンタに
本発明を適用し得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項のカラー
印刷装置によれば、判別手段と、領域確保手段と、デー
タ展開制御手段とを設け、赤、青、黄、黒の4色の為の
4つのイメージバッファの全部は確保できないときに
は、黒色用のイメージバッファ以外の赤色用と青色用と
黄色用の3つのイメージバッファに、赤色用と青色用と
黄色用のドットパターンデータが夫々格納され且つこれ
ら3つのイメージバッファに黒色用のドットパターンデ
ータが夫々格納されて印刷されるので、黒色用のイメー
ジバッファ確保できなくても、赤色と青色と黄色に、
これら3色の合成による黒色を加味してフルカラー印刷
を行なうことができる。更に、確保できなかった黒色用
のイメージバッファを印字データの記憶用に適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の構成を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】レーザプリンタの制御系のブロック図である。
【図3】RAMのメモリマップを示す図である。
【図4】メインルーチンの概略フローチャートである。
【図5】フォントデータ格納処理制御のルーチンのフロ
ーチャートである。
【図6】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図7】カラー印字処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図8】画像データ展開処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
LP ラインプリンタ 10 コントロールユニット 11 CPU 12 ROM 13 RAM 20 サーマルヘッド PM プリント機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 2/525 G06F 3/12 H04N 1/23

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 、青、黄、黒の4色を用いて印字媒体
    にカラー印刷可能な印刷手段と、外部から送信されイン
    ターフェースを介して受信された印字データを記憶する
    印字データ記憶手段であって、4色の各色用印字データ
    をドットパターンに展開したドットパターンデータを順
    次記憶する為の4つのイメージバッファを備えた印字デ
    ータ記憶手段とを有するカラー印刷装置において、 受信した印字データに基いて、印字データ記憶手段に4
    つのイメージバッファを確保できるか否か判別する判別
    手段を設け、 前記判別手段が4つのイメージバッファを確保不可能と
    判別したときには、黒色用のイメージバッファ以外の
    つのイメージバッファを前記印字データ記憶手段に確保
    する領域確保手段と、 前記黒色用の印字データを、赤色用イメージバッファ
    と、青色用イメージバッファと、黄色用イメージバッフ
    ァとに夫々ドットパターンデータとして展開するデータ
    展開制御手段と、 を備えたことを特徴とするカラー印刷装置。
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