JP2013205694A - 画像形成装置 - Google Patents

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康之 石黒
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Hitoshi Nagahama
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Abstract

【課題】装置内およびその周辺を消耗品により汚すことなく容易に消耗品容器を交換することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ500を着脱可能に装着される画像形成装置100であって、トナーカートリッジ500を画像形成装置100に着脱可能に支持するトナーカートリッジトレイ400と、トナーを一時的に貯留する中間ホッパ600を備え、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100から外側へ移動可能に設け、トナーカートリッジトレイ400を介してトナーカートリッジ500からのトナーを中間ホッパ600に供給するように構成し、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積をA、トナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積をB、中間ホッパ600の補給口611の面積をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たすように構成することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、トナーカートリッジ等の消耗品容器を着脱可能に装着される画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式による画像形成装置では、トナー容器(トナーカートリッジやトナーボトル)に収納されたトナー(消耗品)を現像装置に対してトナー消費に応じて自動的にトナー供給を行うようにしたものが多く用いられている。そして、このような画像形成装置は、使用済みのトナー容器(以下、「トナーカートリッジ」と称する。)を、ユーザによって容易に交換可能に構成されている。
そして、このようなトナーカートリッジを用いる画像形成装置において、トナーカートリッジの交換を容易にするようにしたものが知られている。
従来技術として、画像形成装置において、カートリッジ支持部材(トレイや引出し部)にドラムカートリッジ(プロセスカートリッジ)と現像カートリッジ(トナーカートリッジ)を装着した状態において、各々のカートリッジを独立して押圧、位置決めする機構を設けるようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
このように構成することで、カートリッジ支持部材から、プロセスカートリッジ及び現像カートリッジを取り外す際の操作性を向上させることができる。
特開2010−266854号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、カートリッジ支持部材からプロセスカートリッジ及び現像カートリッジを取り外す操作を容易にできる。しかしながら、カートリッジ支持部材がトナー(消耗品)により汚れていた場合、カートリッジを交換する際にトナーが落下してカートリッジの交換位置(画像形成装置外)の床を汚してしまうといった問題がある。
延いては、汚れていない新品のカートリッジを装着した場合、新品のカートリッジもカートリッジ支持部材に溢れたトナーによって汚れてしまい、再びカートリッジの交換位置(画像形成装置の外側)の床を汚してしまうといった繰り返しの問題が生じる。これにより、画像形成装置を扱うユーザにとってはカートリッジの交換作業が煩雑になり、延いては、印刷することに悪影響を及ぼすという問題が発生するおそれがある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、消耗品を着脱可能に装着される画像形成装置において、装置内およびその周辺を消耗品により汚すことなく容易に消耗品容器を交換することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は、次の通りである。
本発明は、消耗品を収容する消耗品容器(例えば、トナーカートリッジ)が着脱可能に装着される画像形成装置であって、前記消耗品容器を画像形成装置に着脱可能に支持する消耗品容器支持部と、前記消耗品容器から供給された消耗品を一時的に貯留する消耗品補給部(画像形成手段または中間ホッパ)とを備え、前記消耗品容器支持部を、前記画像形成装置内部から外側へ移動可能(または、ユーザにより引出し可能)に設け、前記消耗品容器支持部を介して前記消耗品容器からの消耗品を前記消耗品補給部に供給するように構成し、前記消耗品容器内部から外部へ消耗品を供給するための消耗品供給口の面積をA、前記消耗品容器支持部の前記消耗品容器から供給された消耗品を通過可能にするための開口部の面積をB、前記消耗品補給部(中間ホッパ)に前記消耗品容器から供給された消耗品を導入するための消耗品補給口の面積をCとしたとき、A<B<C、またはA<C<Bの何れかの関係を満たすことを特徴とするものである。
また、本発明は、前記消耗品容器支持部の構成として、前記消耗品容器支持部の開口部と前記消耗品補給部の消耗品補給口とが対向するように、前記消耗品容器支持部を前記画像形成装置内部の画像形成位置(例えば、装置内に配置された現像装置へのトナー補給位置)に位置決めする第1の位置決め手段を有することが好ましい。
また、本発明は、前記消耗品容器支持部の構成として、前記消耗品容器の消耗品供給口と前記消耗品容器支持部の開口部とが対向するように、前記消耗品容器を前記消耗品容器支持部内(前記消耗品容器支持部内の所定の位置)に位置決めするための第2の位置決め手段を有することが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の構成として、前記消耗品容器と連結して前記消耗品容器内の消耗品を搬送する消耗品搬送部材を駆動する駆動伝達手段を備え、前記消耗品容器支持部を構成する筐体の側壁部には、前記消耗品容器と前記駆動伝達手段とを連結するための連通路である開口部を形成し、前記消耗品容器支持部を構成する筐体の底部には、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部を形成することが好ましい。
また、本発明は、前記消耗品容器支持部の開口部の面積として、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部を含み、前記消耗品容器支持部の筐体の側壁部の開口部を含まないことが好ましい。
また、本発明は、前記第1の位置決め手段の構成として、少なくとも前記消耗品容器支持部を構成する筐体の一部を保持することが好ましい。
本発明の画像形成装置によれば、消耗品を収容する消耗品容器(例えば、トナーカートリッジ)が着脱可能に装着される画像形成装置であって、前記消耗品容器を画像形成装置に着脱可能に支持する消耗品容器支持部と、前記消耗品容器から供給された消耗品を一時的に貯留する消耗品補給部(画像形成手段または中間ホッパ)とを備え、前記消耗品容器支持部を、前記画像形成装置内部から外側へ移動可能(または、ユーザにより引出し可能)に設け、前記消耗品容器支持部を介して前記消耗品容器からの消耗品を前記消耗品補給部に供給するように構成し、前記消耗品容器内部から外部へ消耗品を供給するための消耗品供給口の面積をA、前記消耗品容器支持部の前記消耗品容器から供給された消耗品を通過可能にするための開口部の面積をB、前記消耗品補給部(中間ホッパ)に前記消耗品容器から供給された消耗品を導入するための消耗品補給口の面積をCとしたとき、A<B<C、またはA<C<Bの何れかの関係を満たすことで、前記消耗品容器の消耗品供給口から前記消耗品補給部の消耗品補給口へ消耗品が供給される時に、前記消耗品供給口から供給される消耗品を、前記消耗品容器支持部を汚すことなく開口部を通過させて、前記消耗品補給部の消耗品補給口に供給することができる。これにより、消耗品供給時の消耗品飛散による消耗品容器支持部の汚れや機内汚れ、延いては印刷物の消耗品汚れを防止することができる。
また、前記消耗品容器支持部を引き出して画像形成装置外で消耗品容器を交換しても、消耗品容器支持部を消耗品により汚すことがないので、画像形成装置の周囲を消耗品で汚すことがなく、容易に消耗品容器の交換を行うことができる。
また、本発明によれば、前記消耗品容器支持部の構成として、前記消耗品容器支持部の開口部と前記消耗品補給部の消耗品補給口とが対向するように、前記消耗品容器支持部を前記画像形成装置内部の画像形成位置(例えば、装置内に配置された現像装置へのトナー補給位置)に位置決めする第1の位置決め手段を有することで、前記消耗品補助部に対して前記消耗品容器支持部を容易に位置決めすることができる。
また、本発明によれば、前記消耗品容器支持部の構成として、前記消耗品容器の消耗品供給口と前記消耗品容器支持部の開口部とが対向するように、前記消耗品容器を前記消耗品容器支持部内(前記消耗品容器支持部内の所定の位置)に位置決めするための第2の位置決め手段を有することで、前記消耗品容器支持部に対して前記消耗品容器を正確に位置決めすることができるので、より一層消耗品容器から前記消耗品補給部への消耗品供給路が安定し、消耗品供給時の消耗品飛散による消耗品容器支持部の汚れや機内汚れ、延いては印刷物の消耗品汚れを防止することができる。
また、本発明によれば、前記画像形成装置の構成として、前記消耗品容器と連結して前記消耗品容器内の消耗品を搬送する消耗品搬送部材を駆動する駆動伝達手段を備え、前記消耗品容器支持部を構成する筐体の側壁部には、前記消耗品容器と前記駆動伝達手段とを連結するための連通路である開口部を形成し、前記消耗品容器支持部を構成する筐体の底部には、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部を形成することで、前記消耗品容器支持部を前記画像形成装置内部の画像形成位置に押し込むことで、前記駆動伝達手段と前記消耗品容器内の前記消耗品搬送部材とを連結して駆動(回転駆動)を容易に伝達することができる。
また、本発明によれば、前記消耗品容器支持部の開口部の面積として、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部を含み、前記消耗品容器支持部の筐体の側壁部の開口部を含まないことで、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部の面積を大きくして、前記消耗品容器内から供給される(すなわち、その自重によって排出される)消耗品を前記消耗品容器の開口部を通過して確実に前記消耗品補給部の消耗品補給口に供給することができる。
また、本発明によれば、前記第1の位置決め手段の構成として、少なくとも前記消耗品容器支持部を構成する筐体の一部を保持する構成とすることで、前記消耗品容器支持部を画像形成位置に正確に固定保持できるので、安定して消耗品容器から消耗品補給部へ消耗品の供給が可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置を構成する現像装置の構成を断面図で示す説明図である。 前記現像装置に装着される中間ホッパの構造を示す説明図である。 (a)は前記画像形成装置に搭載されるトナーカートリッジの構成を示す説明図、(b)は(a)のA矢視図である。 (a)は前記画像形成装置の構成を示す斜視図、(b)は(a)のA部の詳細図である。 前記画像形成装置に設けられたトナーカートリッジトレイとトナーカートリッジと中間ホッパとの位置関係を示す説明図である。 前記トナーカートリッジトレイの構成を示す平面図である。 図7の画像形成装置内側から見た前記トナーカートリッジトレイの正面図である。 図7のA−A断面矢視図である。 図7のB−B断面矢視図である。 図7のC−C断面矢視図である。 前記画像形成装置におけるトナーカートリッジと装置本体駆動側との連結構造を示す説明図である。 (a)は前記トナーカートリッジと装置本体駆動側とを連結した状態を示す説明図、(b)は(a)のB矢視図である。 前記トナーカートリッジの駆動部の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置に設けられたトナーカートリッジトレイとトナーカートリッジと中間ホッパの構成の変形例を示す説明図である。 前記トナーカートリッジトレイの変形例の正面図である。 前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のA−A断面矢視図である。 前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のB−B断面矢視図である。 前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のC−C断面矢視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
本実施形態は、図1に示すように、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム3と、感光体ドラム3表面を帯電させる帯電器(帯電装置)5と、感光体ドラム3表面に静電潜像を形成する露光ユニット(露光装置)1と、感光体ドラム3表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置2と、現像装置2にトナーを補給するトナー補給装置(図示省略)と、感光体ドラム3表面のトナー像を記録媒体に転写する中間転写ベルトユニット(転写装置)8と、トナー像を記録媒体に定着させる定着ユニット(定着装置)12とを備え、トナー補給装置には消耗品情報を記憶する記憶手段を備えた消耗品を収容するトナーカートリッジ(消耗品容器)を着脱可能に装着され、電子写真方式によりトナーを用いて画像を形成する画像形成装置100であって、この画像形成装置の特徴的な構成として、本発明に係る画像形成装置の構成を採用したものである。
まず、画像形成装置100の全体構成について説明する。
以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
画像形成装置100は、図1に示すように、外部から伝達された画像データに応じて、所定の用紙(例えば、記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体110と、自動原稿処理装置120とにより構成されている。
装置本体110は、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、転写部6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体110の上部に設けられた画像読取り部90の上側には、原稿が載置される透明ガラスからなるプラテンガラス(原稿載置台)92が設けられ、そのプラテンガラス92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。
自動原稿処理装置120は、プラテンガラス92の上に自動で原稿を搬送する。
また、自動原稿処理装置120は、矢印M方向に回動自在に構成され、プラテンガラス92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。
従って、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
また、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)以外にも、例えばシアン(C)およびマゼンタ(M)と同一の色相で濃度がより薄い特性をもつライトシアン(LC)およびライトマゼンタ(LM)を加えた6色であっても良い。
これら6色とすることで、より鮮明な高画質のフルカラー画像を得ることができる。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。
露光ユニット1は、外部から入力した画像データまたは原稿から読み取って得られた画像データに応じて、帯電された感光体ドラム3を露光することにより、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム3の表面に形成する画像書込み装置である。露光ユニット1には、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。
現像装置2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(Y,M,C,B)のトナーにより顕像化するものである。
感光体ドラム3は、円筒状を呈し、露光ユニット1の上方に配設され、その表面がクリーナユニット4によりクリーニングされ、クリーニングされた表面が帯電器5により均一に帯電される。
クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている転写部6は、無端状の中間転写ベルト(無端ベルト)61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。中間転写ローラ64は、Y,M,C,Bの各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動するように構成されている。
中間転写ベルト61は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成され、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61上に順次重ね合わせて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。
中間転写ローラ64は、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラであって、中間転写ベルト61に対して感光体ドラム3のトナー像を中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与えるようにされている。詳しくは、中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
上述したように、各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化されたトナー像は中間転写ベルト61上に積層される。積層された画像情報としてのトナー像は、中間転写ベルト61とともに搬送されて、搬送される用紙と中間転写ベルト61との接触位置(2次転写位置,所定位置)に移動し、この接触位置に配置されている転写ローラ10によって用紙上に転写される。
中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われずに中間転写ベルト61に残存したトナーは、次工程で形成されるトナー像に対してトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように構成されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の露光ユニット1の下側に設けられている。また、装置本体110の外側部には、外側より用紙を供給可能な手差し給紙カセット82が設けられている。
この手差し給紙カセット82にも画像形成に使用する用紙を複数枚積載することができる。装置本体110の上方には、印刷済みの用紙をフェイスダウンで集積するための排紙トレイ91が設けられている。
また、装置本体110には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82の用紙を転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81乃至手差し給紙カセット82から排紙トレイ91に到る用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d、レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って設けられている。尚、搬送ローラ12bは、用紙を排紙トレイ91に排出する排紙ローラとして機能するため、排紙ローラと称する。
ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
ピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されている用紙を一旦保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端と用紙の先端を合わせるタイミングで用紙を転写ローラ10に搬送する機能を有している。
定着ユニット7は、定着ローラ70として1対のヒートローラ71と加圧ローラ72を備えており、ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、用紙を挟んで回転搬送するようになっている。
ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、対向して配置されて、ヒートローラ71と加圧ローラ72との圧接箇所には、定着ニップ部が形成されている。
ヒートローラ71は、所定の定着温度となるように制御部(図示せず)によって温度制御される。この制御部は、ヒートローラ71の周囲に設けられたヒートローラ71の温度と検出する図示しない温度検出器(非接触式のサーミスタ)からの検出信号に基づいてヒートローラ71の表面温度が160〜200℃の範囲となるように制御する。
また、ヒートローラ71は、加圧ローラ72とともにトナーを用紙に熱圧着することにより、用紙に転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、用紙に対して熱定着させる機能を有している。また、ヒートローラ71には、図1に示すように、ヒートローラ71を外部から定着するための外部定着ベルト73が設けられている。
一方、加圧ローラ72も、ヒートローラ71と同様に円筒状の金属製の芯金の周面に弾性層が設けられて構成されている。そして、ヒートローラ71に対して所定の圧力で当接されるようになっている。
そして、画像形成装置100は、図示しないネットワーク回線(LAN、電話回線等)を介してPC、FAX、およびメーカー、販売先またはリース先等のデータ管理サーバに接続されている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置100を構成する現像装置2の構成について図面を参照して説明する。
図2は本実施形態の画像形成装置を構成する現像装置の構成を断面図で示す説明図、図3は前記現像装置に装着される中間ホッパの構造を示す説明図である。
現像装置2は、図2に示されるように、現像ローラ231、第1および第2トナー搬送ローラ232,233、現像槽234、トナー濃度センサ235、ならびにドクターブレード236を有している。
現像槽234は、現像装置2の外装部を形成するものであり、上部に現像剤であるトナーを導入するためのトナー導入口234aが開口形成されている。また、現像槽234の感光体ドラム3に面する側には、開口部234bが形成されている。現像槽234の内部には、現像ローラ231、第1トナー搬送ローラ232および第2トナー搬送ローラ233が配設されている。
現像ローラ231は、現像槽234に形成された開口部234b付近に設けられており、開口部234bから露出して感光体ドラム3と当接または近接している。この現像ローラ231は、上述した磁気ブラシを形成するためのマグネットローラとなっている。
第1トナー搬送ローラ232および第2トナー搬送ローラ233は、現像槽234の底部側で現像ローラ231と平行になるように配置され、現像槽234内に供給されたトナーをキャリアとともに撹拌しながら現像ローラ231に搬送する。また、現像槽234の底部には、トナー濃度センサ235が設けられている。このトナー濃度センサ235は透磁率センサであり、現像槽234内のトナーとキャリアとの割合を検知する。
また、現像装置2の上方に配設されたトナー補給装置700は、トナーを供給するトナーカートリッジ(消耗品容器)500と、トナーカートリッジ500を配置するトナーカートリッジトレイ400と、トナーカートリッジトレイ400の下方に配置された中間ホッパ(消耗品補給部)600と、中間ホッパ600を介してトナーカートリッジ500から供給されたトナーを現像装置2に導くためのトナー搬送路612と、図示しない第1、第2のモータとを備える。
中間ホッパ600は、図3に示すように、第1および第2搬送スクリュー601,603と、仕切り板607と、補給口(消耗品補給口)611と、圧電センサ216と、トナー補給口(供給口)613とを備える。
第1および第2搬送スクリュー601,603は、トナーカートリッジ500から補給口611に補給された現像剤であるトナーを攪拌して搬送し、供給口613から排出する。
具体的には、第1および第2搬送スクリュー601,603は、攪拌翼605を有し、現像装置2の背面側に配された第2モータ(図示せず)から駆動力が伝達されるギアが取り付けられており、ギアから伝達される駆動力により回転し、トナーを攪拌する。
また、第1および第2搬送スクリュー601,603は、それぞれ同一の形状を有し、それぞれの攪拌翼605は螺旋状に形成されている。このため、第1および第2搬送スクリュー601,603は、回転により1方向にトナーを搬送することができる。第2モータは、第1搬送スクリュー601が回転によりトナーを前面側から背面側に搬送する向きに第1搬送スクリュー601を駆動する。また、第2搬送スクリュー603が回転によりトナーを背面側から前面側に搬送する向きに駆動する。
第1および第2搬送スクリュー601,603の間には、両者の間を仕切る仕切り板607が配設されている。これにより、第1搬送スクリュー601が配されている第1搬送経路615と、第2搬送スクリュー603が配されている第2搬送経路617とが仕切り板607により区画される。
ここで、仕切り板607は、中間ホッパ600の内部を、その長手方向の両端部となる背面側と前面側とを除いて仕切り、第1および第2搬送スクリュー601,603の回転軸方向の両端部を中間ホッパ600の壁面から離間して配置されている。これにより、中間ホッパ600における背面側と前面側とに、第1搬送経路615と第2搬送経路617とを連通する連絡部がそれぞれ形成されている。
したがって、補給口611から補給されたトナーは、第1搬送スクリュー601により第1搬送経路615を前面側から背面側に搬送された後、背面側の連結部を通って第2搬送経路617に送られ、第2搬送スクリュー603により第2搬送経路617を背面側から前面側に搬送される。これにより、中間ホッパ600内のトナーは、第1搬送経路615と第2搬送経路617とを循環する。また、第2搬送経路617に送られたトナーは、再び第1搬送スクリュー601により第1搬送経路615を前面側から背面側に搬送された後、供給口613から排出され、トナー搬送路612を経由して現像装置2に供給される。
圧電センサ216は、中間ホッパ600の内壁面のうち底部、ここでは第2搬送経路617の底部に設けられ、外部から加えられる力に応じた電圧を出力する。このため、中間ホッパ600内のトナー量が多くなると、トナーの自重や底部と第2搬送スクリュー603の攪拌翼605との挟まりによって生じる圧力が大きくなり、圧電センサ216に対して外部から加えられる力は大きくなる。逆に、中間ホッパ600内のトナー量が少なくなると、トナーの自重や底部と第2搬送スクリュー603の攪拌翼605との挟まりによって生じる圧力が小さくなり、圧電センサ216に対し外部から加えられる力は小さくなる。したがって、圧電センサ216は、中間ホッパ600内のトナー量に応じた電圧を出力する。
次に、トナーカートリッジ500について図面を参照して説明する。
図4(a)は本実施形態の画像形成装置に搭載されるトナーカートリッジの構成を示す説明図、(b)は(a)のA矢視図である。
トナーカートリッジ500は、図4(a),(b)に示すように、略矩形状断面を有する柱状体で構成され、補給トナーが収容されているトナー収容部502を備えている。
トナー収容部502の底部(図中下側)にトナー補給口(消耗品供給口)540が設けられている。
トナーカートリッジ500の画像形成装置100本体に向けて装着される一端部500aには、消耗品情報が記憶された記憶部(記憶手段)501が設けられている。
記憶部501は、ICチップ(例えば、無線ICタグ、接点式CRUMなどの不揮発性メモリ)、バーコード、QRコード(登録商標)等の2次元コードの何れかを用いて構成されている。本実施形態では、記憶部501には、トナーカートリッジ500に関する情報を格納するEEPROM等を内蔵したデバイス等で構成される不揮発性メモリの接触型CRUMが備えられ、このメモリにはトナーカートリッジの型番、製造箇所、トナー残量(逐次更新される)、新品か否か、などの情報が記憶されている。
記憶部501には、記憶部位置決めボス504が設けられている。この記憶部位置決めボス504は、トナーカートリッジ500を画像形成装置100に装着する際に、記憶部501を画像形成装置100本体側の記憶部用コネクタ(図示省略)に対して位置決めするための位置決め部材である。図中の符号505は接続端子、506は記憶部501をトナーカートリッジ500に取付けるための取付け穴を示す。
次に、本実施形態に係る画像形成装置100の特徴的な構成について図面を参照して詳細に説明する。
図5(a)は本実施形態の画像形成装置の構成を示す斜視図、(b)は(a)のA部の詳細図、図6は前記画像形成装置に設けられたトナーカートリッジトレイとトナーカートリッジと中間ホッパとの位置関係を示す説明図、図7は前記トナーカートリッジトレイの構成を示す平面図、図8は図7の画像形成装置内側から見た前記トナーカートリッジトレイの正面図、図9は図7のA−A断面矢視図、図10は図7のB−B断面矢視図、図11は図7のC−C断面矢視図である。
画像形成装置100は、図5(a)に示すように、トナーカートリッジ(消耗品容器)500を画像形成装置100に着脱可能に支持するトナーカートリッジトレイ(消耗品容器支持部)400を備えている。
画像形成装置100の操作側には、液晶パネルを用いた表示部204、テンキーなどで構成される入力部205が設けられている。
本実施形態では、表示部204は、トナーカートリッジ500にトナーが無くなったときにトナーカートリッジ500の交換を知らせる。
トナーカートリッジトレイ400は、画像形成装置100の操作側を正面とすると、図5(a)に示すように、図中前側の正面110a側に出没可能に構成されている。
トナーカートリッジトレイ400上には、複数のトナーカートリッジ500が装置内に装着された状態で、各々のトナーカートリッジ500に対応する現像装置2と対向する位置に並設配置される。
トナーカートリッジトレイ400上には、図5(a)に示すように、図中左側から右側に向かい、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B1)、(B2)の順に5本のトナーカートリッジ500が装着されている。
また、トナーカートリッジトレイ400には、突出側端部400aにユーザが手動でトナーカートリッジトレイ400を引き出せるように取手部401が設けられている。
取手部401には、図5(b)に示すように、下側からユーザ等が手指を挿入可能なように、下部が開口した凹部401aが形成されている。
トナーカートリッジトレイ400は、図示しないガイド部に沿って画像形成装置100の装置本体110内への挿脱が可能とされている。
画像形成装置100内のトナーカートリッジトレイ400が収納される部分の下方には、記録紙が収容される給紙カセット81が収納されるように構成されている。
給紙カセット81は、トナーカートリッジトレイ400と同様に画像形成装置100の正面110a側にトナーカートリッジトレイ400と同一方向に出没可能に構成されている。
ここで、トナーカートリッジトレイ400とトナーカートリッジトレイ400に配置されるトナーカートリッジ500と中間ホッパ600との位置関係について図面を参照して説明する。
図6に示すように、トナーカートリッジ500は、トナーカートリッジトレイ400上でトナーカートリッジ500の筐体510に形成されたトナー補給口(消耗品供給口)540とトナーカートリッジトレイ400の筐体の底面400bに形成された開口部410とが対向するように配置される。トナー補給口540はトナーカートリッジシャッター550により開閉される。
トナーカートリッジトレイ400の底面400bには、トナーカートリッジ500の下側でトナーカートリッジシャッター550が移動可能なようにトナーカートリッジ500を高さ方向の位置決めをして、トナーカートリッジ500とトナーカートリッジトレイ400の底面400bとの間に隙間を形成するリブ430が設けられている。
トナーカートリッジトレイ400は、中間ホッパ600の上方においてトナーカートリッジトレイ400の開口部410と中間ホッパ600の上面(天面)600aに形成された補給口611とが対向するように配置される。
トナーカートリッジトレイ400の筐体のリア側壁面400cには、トナーカートリッジ500内部のトナーを搬送するトナー搬送部材520をトナーカートリッジ側カップリング530を介して回転駆動するための駆動部材(図示省略)を通過可能にする開口部420が形成されている。
本実施形態では、トナーカートリッジ500内部から外部へトナーを供給するためのトナー補給口540の面積をA、トナーカートリッジトレイ400のトナーカートリッジ500から供給されたトナーを通過可能にするための開口部410の面積をB、中間ホッパ600にトナーカートリッジ500から供給されたトナーを導入するための補給口611の面積をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たすように構成されている。
すなわち、トナーカートリッジトレイ400の底面400bの開口部410の開口範囲がトナーカートリッジ500のトナー補給口540の開口範囲よりも大きく形成され、かつ、中間ホッパ600の補給口611の開口範囲がトナーカートリッジトレイ400の底面400bの開口部410の開口範囲よりも大きく構成されている。
本実施形態では、例えば、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積Aを20mm×20mm=400mm、トナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積Bを30mm×30mm=900mm、及び中間ホッパ600の補給口611の面積Cを40mm×40mm=1,600mm、とする正方形であってもよい。また、夫々の形状を円形、楕円形、長丸孔形、台形、または長方形としてもよい。すなわち、A<B<Cを満足して、且つ補給トナーの自重落下を妨げない構成であればよい。
次に、トナーカートリッジトレイ400の構成について詳しく説明する。
トナーカートリッジトレイ400は、図6に示すように、トナーカートリッジトレイ400の開口部410と中間ホッパ600の補給口611とが対向するよう図7に示すように、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100内部の画像形成位置(例えば、装置内に配置された現像装置2へのトナー補給位置)に位置決めするトナーカートリッジトレイ位置決め部材(第1の位置決め手段)111を備えている。
トナーカートリッジトレイ位置決め部材111は、画像形成装置100のリア側に構成されたリア側板120に設けられた位置決め用ボス111aと、トナーカートリッジトレイ400のリア側に位置決め用ボス111aに対応して設けられた位置決めボス用穴111bとにより構成される。
位置決め用ボス111aは、リア側板120のトナーカートリッジトレイ400の幅方向に沿った位置で、該トナーカートリッジトレイ400と対向する位置で2個所に形成されている。
位置決めボス用穴111bは、トナーカートリッジトレイ400の幅方向に沿ったリア側の両側端部で、位置決め用ボス111aと対向する位置で2個所に形成されている。
また、リア側板120には、トナーカートリッジ500の記憶部501に対応した記憶部用コネクタ121が設けられている。
トナーカートリッジトレイ400をリア側板120に向かい移動して、リア側板120の位置決め用ボス111aとトナーカートリッジトレイ400の位置決めボス用穴111bとを嵌合させることで、画像形成装置100内において中間ホッパ600に対してトナーカートリッジトレイ400が位置決めされる。このとき、トナーカートリッジ500の記憶部501とリア側板120の記憶部用コネクタ121とは接続された状態となる。
このようにして、トナーカートリッジトレイ400を確実に且つ容易に画像形成装置100に保持することができる。そして、トナーカートリッジ500の記憶部501に記憶された記憶情報を画像形成装置100側で読み出したりできるように、トナーカートリッジ500と画像形成装置100との通信を確実に且つ容易に確立することができる。
トナーカートリッジトレイ400の筐体のリア側壁面400cには、図8に示すように、トナーカートリッジ500を回転駆動するための駆動部材を連通可能にするとともに、記憶部501と記憶部用コネクタ121とが接続可能にする開口部420と、位置決めボス用穴111bが形成されている。
また、トナーカートリッジトレイ400の幅方向の両側端には、トナーカートリッジトレイガイド部440が幅方向に突出形成されている。トナーカートリッジトレイガイド部440は、画像形成装置100内部の図示しないガイド部に沿って移動可能に構成されている。
また、トナーカートリッジトレイ400には、図6に示すように、トナーカートリッジ500のトナー補給口540とトナーカートリッジトレイ400の開口部410とが対向するように、図7に示すように、トナーカートリッジ500をトナーカートリッジトレイ400内の所定の位置に位置決めするためのトナーカートリッジ位置決めリブ(第2の位置決め手段)112が設けられている。
トナーカートリッジ位置決めリブ112の構成として、トナーカートリッジ500のトナーカートリッジトレイ・リア側を位置決めするリア側リブ112aと、トナーカートリッジ500の胴部の外周を位置決めする胴側リブ112bと、トナーカートリッジ500のトナーカートリッジトレイ・フロント側を位置決めするフロント側リブ112cを備えている。
胴側リブ112bは、図9,図10に示すように、トナーカートリッジ500を挟んで対向して設けられ、上側が上方に向かい広く開口するように傾斜して形成されて、トナーカートリッジ500を装着し易く構成されている。そして、下側がトナーカートリッジ500の胴部(筐体)との間に殆ど隙間が無いように形成され、トナーカートリッジトレイ400に対してトナーカートリッジ500の横方向、すなわちトナーカートリッジトレイ400の幅方向の取り付け誤差を無くすように構成されている。
リア側リブ112aとフロント側リブ112cは、図11に示すように、トナーカートリッジトレイ400に対してトナーカートリッジ500の前後方向の位置決めを行うように構成されている。そして、リア側リブ112aとフロント側リブ112cは、上側が上方に向かい広く開口するように傾斜して形成されて、トナーカートリッジ500を装着し易く構成されている。そして、下側がトナーカートリッジ500に対して若干の隙間dをとるように形成されている。
詳しくは、リア側リブ112aとフロント側リブ112cは、トナーカートリッジ500がリア側の記憶部501側に若干の隙間dをとって位置決めするように構成されている。この隙間dによって、トナーカートリッジトレイ位置決め部材111によりトナーカートリッジトレイ400が画像形成装置100内に位置決めされる際に、トナーカートリッジ500の記憶部501と画像形成装置100のリア側板120に設けられた記憶部用コネクタ121とが嵌合する時の衝撃を抑制して、無理に嵌合することにより破損することを防止している。
次に、トナーカートリッジトレイ400が装置本体110内に装着された時のトナーカートリッジ500と駆動側の連結構造について図面を参照して説明する。
図12は本実施形態に係る画像形成装置におけるトナーカートリッジと装置本体駆動側との連結構造を示す説明図、図13(a)は前記トナーカートリッジと装置本体駆動側とを連結した状態を示す説明図、(b)は(a)のB矢視図である。
トナーカートリッジ500は、図12に示すように、筐体510と、トナーを搬送するトナー搬送部材520と、回転駆動をトナー搬送部材520に伝達するトナーカートリッジ側カップリング530とを備えている。筐体510の底部には、トナーカートリッジ500から中間ホッパ600にトナーを補給するトナー補給口540が形成されるとともに、トナー補給口540を開閉するトナーカートリッジシャッター550が設けられている。
トナー補給口540は、トナーカートリッジ500がトナーカートリッジトレイ400に装着された状態で、トナーカートリッジトレイ400が装置本体110に挿入されて画像形成位置に装着された時に、中間ホッパ600のトナー供給口(図示省略)と対向するようになっている。
画像形成装置100の装置本体110には、トナーカートリッジ側カップリング530に駆動を伝達する本体側カップリング130を回転自在に支持する本体側カップリング支持部材140が設けられている。
本体側カップリング支持部材140には、トナーカートリッジ500が装置本体110内に装着された状態で、トナーカートリッジ500のトナーカートリッジシャッター550に対向する位置にカートリッジシャッター押圧部141が設けられている。
トナーカートリッジトレイ400をユーザが押し込むことで、図13(a)に示すように、トナーカートリッジ側カップリング530と本体側カップリング130とが嵌合するとともに、カートリッジシャッター押圧部141がトナーカートリッジシャッター550に当接して、トナーカートリッジシャッター550を移動させてトナー補給口540を開口状態にするように構成されている。
カートリッジシャッター押圧部141には、図13(b)に示すように、トナーカートリッジシャッター550を移動させてトナー補給口540を開口状態にする位置で、少なくともトナー補給口540と対向する部分を切り欠いた切欠部142が形成されている。
ここで、トナーカートリッジ側カップリング530と本体側カップリング130との連結動作について説明する。
図14は本実施形態のトナーカートリッジの駆動部の構成を示す説明図である。
本体側カップリング130には、図14に示すように、トナーカートリッジ側カップリング530と同じ形状の連結受け穴131が形成されている。この連結受け穴131にトナーカートリッジ側カップリング530を嵌合させることで本体側カップリング130とトナーカートリッジ側カップリング530とが連結される。
なお、本体側カップリング130の軸芯とトナーカートリッジ側カップリング530の軸芯とが合致しないと、連結受け穴131の凹部131aとトナーカートリッジ側カップリング530の凸部530aとが衝突して摩耗損傷する。
トナーカートリッジ側カップリング530は、図14に示すように、嵌合吸収ばね531により本体側カップリング130側に押し付けられることで安定した状態で連結される。
このとき、トナーカートリッジ500のトナーカートリッジシャッター550は、本体側カップリング支持部材140のカートリッジシャッター押圧部141によりトナー補給口540が開口する位置まで移動する。そして、図13(b)に示すように、カートリッジシャッター押圧部141の切欠部142がトナー補給口540と対向する位置に配置される。これにより、トナー補給口540は中間ホッパ600へのトナー供給が可能な状態となる。
すなわち、トナーカートリッジ500がトナーカートリッジトレイ400とともに画像形成装置100に挿入され、画像形成位置に位置したとき(奥まで挿入されたとき)、本体側カップリング130とトナーカートリッジ側カップリング530とが嵌合し、トナーカートリッジ500の図示しないトナー補給スパイラルを駆動して、トナーカートリッジ500から中間ホッパ600にトナーを補給する。
トナーカートリッジ500の記憶部501が接触式のCRUMであった場合は、本体側カップリング130のトナーカートリッジ側カップリング530側への移動に合わせて、本体側の図示しない検知部が接触式のCRUM側へ移動し、通信が可能となる。
なお、トナーカートリッジ500の記憶部501が非接触式のICタグの場合は、実質通信距離が30mm程度あるので、本体側の図示しない検知部が非接触式のICタグへ移動する必要はない。
次に、本実施形態の画像形成装置100の特徴的な構成についてブロック図を参照して説明する。
図15は本実施形態の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。
画像形成装置100は、図15に示すように、電気的構成として、画像形成装置100の動作を制御する制御部201、記憶部(記憶手段)202、判定部(判定手段)203、表示部204、入力部205、ネットワーク回線を介してPC等とLAN接続等を行う通信部206、画像処理を行う画像処理部208、画像形成を行う画像形成部209、トナー像の定着処理を行う定着部210、スキャナにおいて画像の読み取りを行う読取部207、後処理装置(図9の周辺機器を指す)の動作を制御する制御部211などを備えている。
制御部201は、表示部204、入力部205、通信部206、読取部207、画像処理部208、画像形成部209、定着部210、トナー濃度センサ235(図2を参照)、とそれぞれ接続され、画像形成装置100全体を制御する。
なお、制御部201が実行するプログラムを記憶する記憶媒体としては、メモリカードに限られず、フレキシブルディスク、光ディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の媒体であってもよい。
通信部206は、制御部201からの指示に従って、接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
読取部207は、原稿読取位置まで搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像処理部208に出力する。
画像処理部208は、読取部207から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施した後、画像形成部209に出力する。給紙部(図示しない)は、給紙カセット81および手差し給紙カセット82に収納された用紙を画像形成部209に搬送する。
画像形成部209は、データ処理後の画像データに基づいて、給紙部(図示しない)により搬送される用紙に画像を形成する。そして、画像形成部209は、画像を形成した後の用紙を排紙トレイ91上に排出する。
定着部210(図1の定着ユニット7に相当)は、画像形成部209にて用紙上に形成されたトナー画像を溶融させて用紙に定着させる。
トナー濃度センサ235は、例えば透磁率センサであり、現像装置2の底面周辺の単位体積当りのキャリアに含まれる鉄分の透磁率を読み取る。透磁率が大きいほどトナー濃度は小さい。トナー濃度センサ235は、読み取った透磁率を制御部201に出力する。
表示部204は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electoro Luminescence Display)、電気泳動を利用した電子ペーパー等のディスプレイ、プラズマディスプレイ(PDP)、プラズマチューブアレイディスプレイ(PTAD)、電子放出素子を用いたディスプレイ(FED、SED)等の表示装置であり、ユーザに対する設定画面等の指示メニューや取得した画像データに関する情報を含む画面を表示する。
入力部205は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。
なお、入力部205が備える複数のキーは、スイッチを備えたハードキーである。また、入力部205は、キーの一部としてタッチパネルを含んでいても、あるいはタッチパネルそのもので構成されていてもよい。
入力部205がタッチパネルを含む場合、あるいはタッチパネルから構成されている場合、タッチパネルは、表示部204上に設けられる。本実施形態の入力部205は、タッチパネルを含んでいるものとする。なお、指装着型のウェアラブル・インタフェースを用いたジェスチャ入力を用いてもよい。
判定部203は、図示しない検知部により検出された検出結果(トナーの残量)に基づき、トナーカートリッジ500内のトナーが無くなったか否かを判定する。また、図示しない検知部によりトナーカートリッジ500が検出されたか否かの検出結果に基づき、トナーカートリッジ500が装着されたか否かを判定する。また、図示しない検知部によりトナーカートリッジトレイ400が検出されたか否かの検出結果に基づき、トナーカートリッジトレイ400が装着されたか否かを判定する。
次に、本実施形態の画像形成装置100におけるトナーカートリッジ500の交換、装着する時の操作について図面を参照して説明する。
画像形成装置100において、トナーカートリッジ500を交換(または装着)する場合は、図5(a),(b)に示すように、トナーカートリッジトレイ400の取手部401の凹部401aに下方から指を差し入れて取手部401を把持して、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100の内側から外側に引き出す。
このとき、トナーカートリッジトレイ400は、画像形成装置100の前側の正面110aから外側に突出して露出され、トナーカートリッジトレイ400内に収容されたトナーカートリッジ500が交換可能な状態となる。
本実施形態の画像形成装置100においては、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積Aと、トナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積B、中間ホッパ600の補給口611の面積Cとを、A<B<Cの関係を満たすように構成されているので、トナーカートリッジ500から中間ホッパ600にトナー補給が行われるときに、補給トナーによってトナーカートリッジトレイ400が汚れたり、中間ホッパ600が汚れたりすることを防止することができる。
したがって、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100の外部に引き出した時に、トナー飛散やトナーの落下によりトナーカートリッジトレイ400の下方の床を汚してしまうという問題を解消することができる。
また、トナーカートリッジトレイ400からトナーカートリッジ500を取り出して交換する際には、トナーカートリッジ位置決めリブ112(リア側リブ112a、胴側リブ112b、フロント側リブ112c)によりトナーカートリッジ500を所定の位置に確実に配置することができる。さらに、トナーカートリッジ位置決めリブ112の上側が上方に向かい広く開口するように傾斜して形成したので、容易に交換作業を行うことができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、トナーを収容するトナーカートリッジ500が着脱可能に装着される画像形成装置100において、トナーカートリッジ500を画像形成装置100に着脱可能に支持するトナーカートリッジトレイ400と、トナーカートリッジ500から供給されたトナーを一時的に貯留する中間ホッパ600とを備え、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100内部から外側へ移動可能(または、ユーザにより引出し可能)に設け、トナーカートリッジトレイ400を介してトナーカートリッジ500からのトナーを中間ホッパ600に供給するように構成し、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積をA、トナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積をB、中間ホッパ600の補給口611の面積をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たすように構成したので、トナーカートリッジ500のトナー補給口540から中間ホッパ600の補給口611へトナーが供給される時に、トナー補給口540から供給されるトナーを、トナーカートリッジトレイ400を汚すことなく開口部410を通過させて、中間ホッパ600の補給口611に供給することができる。これにより、トナー供給時のトナー飛散によるトナーカートリッジトレイ400の汚れや機内汚れ、延いては印刷物の消耗品汚れを防止することができる。そして、トナーカートリッジトレイ400を画像形成装置100の外部に引き出した時に、トナー飛散やトナーの落下によりトナーカートリッジトレイ400の下方の床を汚してしまうという問題を解消することができる。
なお、本実施形態では、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積A、トナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積B、中間ホッパ600の補給口611の面積Cを、A<B<Cの関係を満たすように構成しているが、本発明は、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積Aよりもトナーカートリッジトレイ400の開口部410の面積Bや中間ホッパ600の補給口611の面積Cを大きくして、トナーが溢れることなく中間ホッパ600にトナー補給するものであれば、これに限定されるものではない。
(変形例)
以下に、本実施形態のトナーカートリッジトレイ400とトナーカートリッジ500と中間ホッパ600の構成の変形例について図面を参照して説明する。
図16は本実施形態の画像形成装置に設けられたトナーカートリッジトレイとトナーカートリッジと中間ホッパの構成の変形例を示す説明図、図17は前記トナーカートリッジトレイの変形例の正面図、図18は前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のA−A断面矢視図、図19は前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のB−B断面矢視図、図20は前記トナーカートリッジトレイの変形例における図7のC−C断面矢視図である。
変形例は、図16に示すように、実施形態の画像形成装置100の構成と同様に、トナーカートリッジトレイ1400上でトナーカートリッジ500のトナー補給口540とトナーカートリッジトレイ1400の筐体の底面1400bに形成された開口部1410とが対向するように配置される。トナー補給口540はトナーカートリッジシャッター550により開閉される。
トナーカートリッジトレイ1400の開口部1410は、トナーカートリッジトレイ1400の筐体の底面1400bにおいて、トナーカートリッジ500の下側で、少なくともトナーカートリッジシャッター550と該トナーカートリッジシャッター550を移動する駆動部材(図示省略)が移動可能な範囲を含み開口形成されている。
トナーカートリッジトレイ1400は、中間ホッパ600の上方においてトナーカートリッジトレイ1400の開口部1410と中間ホッパ600の上面(天面)600aに形成された補給口(消耗品補給口)611とが対向するように配置される。
トナーカートリッジトレイ1400の筐体のリア側壁面1400cには、トナーカートリッジ500内部のトナーを搬送するトナー搬送部材520をトナーカートリッジ側カップリング530を介して回転駆動するための駆動部材(図示省略)を通過可能にする開口部1420が形成されている。
変形例では、トナーカートリッジ500内部から外部へトナーを供給するためのトナー補給口540の面積をA、トナーカートリッジトレイ1400のトナーカートリッジ500から供給されたトナーを通過可能にするための開口部1410の面積をB、中間ホッパ600にトナーカートリッジ500から供給されたトナーを導入するための補給口611の面積をCとしたとき、A<C<Bの関係を満たすように構成されている。
すなわち、トナーカートリッジトレイ1400の底面1400bの開口部1410の開口範囲が、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の開口範囲よりも大きく形成され、かつ、中間ホッパ600の補給口611の開口範囲よりも大きく構成されている。
変形例では、例えば、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積Aを20mm×20mm=400mm、トナーカートリッジトレイ1400の開口部1410の面積B1を60mm×60mm=1,800mm、及び中間ホッパ600の補給口611の面積Cを40mm×40mm=1,600mmとする正方形であってもよい。また、夫々を円形、楕円形、長丸孔形、台形、または長方形であってもよい。すなわち、A<C<Bを満足して、且つ補給トナーの自重落下を妨げない構成であればよい。
以上のように、変形例によれば、トナーカートリッジ500のトナー補給口540の面積Aよりも中間ホッパ600の補給口611の面積Cを大きくして、さらに中間ホッパ600の補給口611の面積Cよりもトナーカートリッジトレイ1400の開口部1410の面積Bを大きく構成したので、トナーカートリッジ500から中間ホッパ600にトナー補給が行われるときに、補給トナーによってトナーカートリッジトレイ1400が汚れたり、中間ホッパ600が汚れたりすることを防止することができる。
さらに、トナーカートリッジトレイ1400とトナーカートリッジ500との間に隙間を形成するリブを設けることなく、トナーカートリッジシャッター550を移動することができるので、装置構成の簡略化を図ることができる。
なお、上述した実施形態や変形例では、複数のトナーカートリッジ500を装着可能な画像形成装置100に適用した例について説明したが、トナーカートリッジを交換可能なトナーカートリッジトレイを備える画像形成装置であれば、上述したような構成の画像形成装置に限定されるものではなく、その他の画像形成装置にも展開が可能である。
以上のように、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100 画像形成装置
110 装置本体
110a 正面
111 トナーカートリッジトレイ位置決め部材(第1の位置決め手段)
111a 位置決め用ボス(第1の位置決め手段)
111b 位置決めボス用穴(第1の位置決め手段)
112 トナーカートリッジ位置決めリブ(第2の位置決め手段)
112a リア側リブ(第2の位置決め手段)
112b 胴側リブ(第2の位置決め手段)
112c フロント側リブ(第2の位置決め手段)
120 リア側板
121 記憶部用コネクタ
400,1400 トナーカートリッジトレイ(消耗品容器支持部)
400b,1400b 底面
400c,1400c リア側壁面
410,420,1410,1420 開口部
430 リブ
500 トナーカートリッジ(消耗品容器)
540 トナー補給口(消耗品供給口)
550 トナーカートリッジシャッター
600 中間ホッパ(消耗品補給部)
611 補給口(消耗品補給口)
700 トナー補給装置

Claims (6)

  1. 消耗品を収容する消耗品容器が着脱可能に装着される画像形成装置であって、
    前記消耗品容器を画像形成装置に着脱可能に支持する消耗品容器支持部と、
    前記消耗品容器から供給された消耗品を一時的に貯留する消耗品補給部とを備え、
    前記消耗品容器支持部は、前記画像形成装置内部から外側へ移動可能に設けられ、
    前記消耗品容器支持部を介して前記消耗品容器からの消耗品を前記消耗品補給部に供給するように構成され、
    前記消耗品容器内部から外部へ消耗品を供給するための消耗品供給口の面積をA、前記消耗品容器支持部の前記消耗品容器から供給された消耗品を通過可能にするための開口部の面積をB、前記消耗品補給部に前記消耗品容器から供給された消耗品を導入するための消耗品補給口の面積をCとしたとき、
    A<B<C、またはA<C<Bの何れかの関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記消耗品容器支持部は、前記消耗品容器支持部の開口部と前記消耗品補給部の消耗品補給口とが対向するように、前記消耗品容器支持部を前記画像形成装置内部の画像形成位置に位置決めする第1の位置決め手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記消耗品容器支持部は、前記消耗品容器の消耗品供給口と前記消耗品容器支持部の開口部とが対向するように、前記消耗品容器を前記消耗品容器支持部内に位置決めするための第2の位置決め手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記消耗品容器と連結して前記消耗品容器内の消耗品を搬送する消耗品搬送部材を駆動する駆動伝達手段を備え、
    前記消耗品容器支持部を構成する筐体の側壁部には、前記消耗品容器と前記駆動伝達手段とを連結するための連通路である開口部が形成され、
    前記消耗品容器支持部を構成する筐体の底部には、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記消耗品容器支持部の開口部の面積は、前記消耗品容器の消耗品供給口と対向する開口部を含み、前記消耗品容器支持部の筐体の側壁部の開口部を含まないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の位置決め手段は、少なくとも前記消耗品容器支持部を構成する筐体の一部を保持することを特徴とする請求項1から5のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102814A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 富士ゼロックス株式会社 トナー搬送装置及び画像形成装置
JP2016048311A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤搬送機構、画像形成装置
JP2016109712A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 シャープ株式会社 画像形成装置

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