JP2015102814A - トナー搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受入部を画像形成装置本体から取り外す際、トナー搬送装置に設けられた開閉部の第2開口部の縁に付着したトナーが、画像形成装置内に落下することを抑制する。【解決手段】トナー搬送装置86は、筒状に形成され、一端側から自重によりトナーが搬送され、他端側に形成された第1開口部96からトナーを受入れる受入部78にトナーを落下させる搬送部92と、第2開口部102が形成され、搬送部92におけるトナーの搬送方向と交差する方向に移動可能であって、受入部78が本体10Aに取り付けられた場合に第1開口部96に重ねて第1開口部96を開放し、受入部78が本体10Aから取り外された場合に第1開口部96を閉止する開閉部100と、を備え、搬送部92と第2開口部102とは、受入部78が本体10Aに取り付けられた状態で下方から見ると、少なくとも搬送部92の一部が第2開口部102の内側に張り出す関係を有する。【選択図】図13

Description

本発明は、トナー搬送装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、その底部に形成され、現像装置に対するトナー供給用の開口と、閉止及び開放位置との間で位置変更が可能なシャッタ部材と、前記現像装置に対する着脱動作に応じて前記シャッタ部材を開閉動作させるトナー貯留容器の構成が開示されている。
特開2005−107141号公報
本発明の課題は、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、トナー搬送装置に設けられた開閉部の第2開口部の縁に付着したトナーが、画像形成装置内に落下することを抑制することである。
本発明の請求項1記載のトナー搬送装置は、筒状に形成され、一端側から自重によりトナーが搬送され、他端側に形成された第1開口部から前記トナーを受入れる受入部に前記トナーを落下させる搬送部と、一部に第2開口部が形成され、前記搬送部における前記トナーの搬送方向と交差する方向に移動可能であって、前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた場合に前記第2開口部を前記第1開口部に重ねて該第1開口部を開放し、前記受入部が画像形成装置本体から取り外された場合に前記第1開口部を閉止する開閉部と、を備え、前記搬送部と前記第2開口部とは、前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、少なくとも前記搬送部の一部が前記第2開口部の内側に張り出す関係を有する。
本発明の請求項2記載のトナー搬送装置は、請求項1記載のトナー搬送装置において、前記開閉部は、前記受入部が前記画像形成装置本体から前記交差する方向へ取り外されることに伴い前記受入部が取り外される方向に移動して前記第1開口部を閉止し、前記受入部が前記画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、前記受入部が取り外される方向後端側において、少なくとも前記搬送部の一部が前記第2開口部の内側に張り出している。
本発明の請求項3記載のトナー搬送装置は、請求項1又は2記載のトナー搬送装置において、前記開閉部は、前記受入部が前記画像形成装置本体から前記交差する方向へ取り外されることに伴い前記受入部が取り外される方向に移動して前記第1開口部を閉止し、前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、前記受入部が取り外される方向先端側において、前記搬送部が前記第2開口部の内側に張り出していない。
本発明の請求項4記載のトナー搬送装置は、請求項2又は3記載のトナー搬送装置において、前記搬送部の一端側に第3開口部で連結され、前記搬送部に前記トナーを動力により搬送する他の搬送部、を備え、該他の搬送部は、前記第3開口部における前記受入部が取り外される方向先端側よりも後端側に多く前記トナーを搬送する。
本発明の請求項5記載のトナー搬送装置は、請求項4記載のトナー搬送装置において、前記他の搬送部は、動力を受けて自軸中心に回転される前記螺旋体により、前記軸より下方で前記交差する方向先端側から後端側に前記トナーを寄せつつ搬送させることで、前記第3開口部の前記受入部が取り外される方向先端側よりも後端側に多く前記トナーを受け渡す。
本発明の請求項6記載の画像形成装置は、潜像が形成される像保持体と、前記受入部が設けられ、該受入部で受け入れたトナーを用いて該像保持体に形成された前記潜像をトナー像として現像する現像装置と、前記受入部にトナーを搬送して補充するトナー補充装置を構成する請求項1〜5何れか1項記載のトナー搬送装置と、を備えている。
請求項1のトナー搬送装置によれば、受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、搬送部が開閉部の第2開口部の内側に張り出していない場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下が抑制される。
請求項2のトナー搬送装置によれば、受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、受入部が取り外される方向奥側において、搬送部の一部が第2開口部の内側に張り出していない場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下が抑制される。
請求項3のトナー搬送装置によれば、受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、第2開口部の内側に張り出す搬送部の面積が同等であって、搬送部の一部が、受入部が取り外される方向先端側で、第2開口部の内側に張り出している場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下が抑制される。
本発明の請求項4記載のトナー搬送装置によれば、他の搬送部が、第3開口部における受入部が取り外される方向後端側よりも先端側に多くトナーを搬送する場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、開閉部の第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下が抑制される。
本発明の請求項5記載のトナー搬送装置によれば、他の搬送部が、第3開口部における受入部が取り外される方向後端側よりも先端側に多くトナーを搬送する場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、開閉部の第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下が抑制される。
本発明の請求項6記載の画像形成装置によれば、トナー補充装置を構成する請求項1〜4何れか1項のトナー搬送装置を有しない場合に比べて、受入部を画像形成装置本体から取り外す際、開閉部の第2開口部の縁に付着したトナーの画像形成装置内への落下に起因する画像形成不良が抑制される。
実施形態の画像形成装置の全体構成を示す装置奥行き方向手前側(正面側)から見た概略図である。 実施形態の画像形成装置を構成するトナー画像形成部及びトナー補充装置を正面側から見た概略図である。 実施形態の画像形成装置を構成するトナー補充装置の斜視図である。 図3の4−4切断面を示す断面図である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態において、トナー搬送装置及び現像装置の一部を正面側から見た概略図(断面図)である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態において、トナー搬送装置及び現像装置の一部を装置幅方向右側から見た概略図(断面図)である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態において、トナー搬送装置及び現像装置の一部を装置高さ方向上側から見た概略図(断面図)である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態における、トナー搬送装置の一部を示す図であって、(A)はトナー搬送装置の一部を装置高さ方向斜め下側から見た概略図(斜視図)、(B)はトナー搬送装置の一部を装置高さ方向斜め上側から見た概略図(斜視図)である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態において、トナー搬送装置の一部を装置高さ方向下側(下方)から見た概略図である。 実施形態のトナー搬送装置を構成する開閉部材を装置高さ方向斜め上側がら見た概略図(斜視図)である。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り外されている状態において、トナー搬送装置の一部を装置幅方向右側から見た概略図(断面図)である。 実施形態のトナー搬送装置に取り付けられた現像装置が、取り外される様子を示す図(トナー搬送装置の一部を装置幅方向右側から見た概略図(断面図))である。(A)、(B)、(C)、(D)、(E)の順に、取り外されていく様子を示している。 実施形態のトナー補充装置を構成するトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態における、トナー搬送装置及び現像装置の一部を示す図であって、(A)は装置高さ方向下側から見た概略図、(B)は正面側から見た概略図(断面図)、及び、(C)は装置幅方向右側から見た概略図(断面図)である。 比較例のトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態における、トナー搬送装置及び現像装置の一部を示す図である。(A)及び(B)は比較例1を示す図であって、(A)は装置高さ方向下側から見た概略図、(B)は正面側から見た概略図(断面図)である。(C)及び(D)は比較例2を示す図であって、(C)は装置高さ方向下側から見た概略図、(D)は正面側から見た概略図(断面図)である。 実施形態の変形例のトナー搬送装置に現像装置が取り付けられている状態における、トナー搬送装置及び現像装置の一部を示す図である。(A)及び(B)は変形例1を示す図であって、(A)は装置高さ方向下側から見た概略図、(B)は正面側から見た概略図(断面図)である。(C)及び(D)は変形例2を示す図であって、(C)は装置高さ方向下側から見た概略図、(D)は正面側から見た概略図(断面図)である。(E)及び(F)は変形例3を示す図であって、(E)は装置高さ方向下側から見た概略図、(F)は正面側から見た概略図(断面図)である。(G)及び(H)は変形例4を示す図であって、(G)は装置高さ方向下側から見た概略図、(H)は正面側から見た概略図(断面図)である。
≪本実施形態≫
<概要>
本実施形態の一例について、図面に基づき説明する。まず、画像形成装置10の全体構成及び動作(画像形成工程及び後処理工程)の概要を説明し、次いで、本実施形態の要部であるトナー補充装置80及びこれを構成するトナー搬送部86について詳しく説明する。なお、以下の説明では、図面に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Xで示す方向の装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(適宜矢印Zで示す)を装置奥行き方向とする。なお、図1において、画像形成装置10の正面側とは、装置奥行き方向手前側である。
<画像形成装置の構成>
画像形成装置10は、図1に示されるように、電子写真方式により媒体Pに画像を形成する画像形成部12と、媒体Pを搬送する媒体搬送部50と、画像が形成された媒体Pに対する後処理等を行う後処理部60と、を含んで構成されている。さらに、画像形成装置10は、上記各部の制御を行う制御部70を含んで構成されている。
〔画像形成部〕
画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成された画像を媒体Pに転写する転写装置30と、媒体Pに転写されたトナー画像を媒体Pに定着する定着装置40と、を含んで構成されている。さらに、画像形成部12は、トナー画像形成部20にトナーTを補充するトナー補充装置80を含んで構成されている。
〈トナー画像形成部〉
トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数設けられている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられている。そして、図1に示すY、M、C及びKは、上記各色を示している。上記の説明では、トナー画像形成部20Y、20M、20C、20Kを、トナー画像形成部20として説明している。
また、トナー画像形成部20Y、20M、20C、20Kは、用いられるトナー以外はほぼ同様の構成とされている。以下の説明では、トナー画像形成部20Y、20M、20C、20K及びこれらを構成する各部材等について、トナー色毎の区別が不要な場合は添字Y、M、C、Kを省略する。
トナー画像形成部20は、感光体ドラム22と、帯電装置24と、露光装置26と、現像装置28と、を含んで構成されている。
(感光体ドラム)
感光体ドラム22は、円筒状に形成され、駆動手段(図示省略)によって自軸周りに回転駆動されるようになっている。感光体ドラム22の外周面には、一例として負の帯電極性を呈する感光層が形成されている。各色の感光体ドラム22は、正面側から見て装置幅方向に沿って直線状に並べて配置されている。ここで、感光体ドラム22は、像保持体の一例である。
(帯電装置)
帯電装置24は、感光体ドラム22の外周面(感光層)を負極性に帯電させるようになっている。本実施形態では、帯電装置24は、感光体ドラム22の外周面にロールを接触させて行う帯電ロールとされている。各色の帯電装置24は、各色の感光体ドラム22の装置高さ方向上側に配置されている。
(露光装置)
露光装置26は、帯電装置24により帯電された感光体ドラム22の外周面に、静電潜像を形成するようになっている。具体的には、制御部70を構成する画像信号処理部(図示省略)から受け取った画像データに応じて、変調した露光光を帯電装置24により帯電された感光体ドラム22の外周面に照射するようになっている。露光装置26による露光光の照射によって、感光体ドラム22の外周面には静電潜像が形成されるようになっている。本実施形態では、露光装置26は、光源(図示省略)から照射された光ビーム(図1の露光装置26から感光体ドラム22に向く矢印)を、ポリゴンミラー等を含む光走査手段(図示省略)で走査しつつ感光体ドラム22の表面を露光する構成とされている。また、各色の露光装置26は、各色の感光体ドラム22の装置高さ方向上側に配置されている。
(現像装置)
現像装置28は、トナーT及びキャリアを含む現像剤で感光体ドラム22の外周面に形成された静電潜像を、トナー画像として現像するようになっている。現像装置28は、現像剤を収容する収容部28A(図2参照)と、収容部28Aに収容された現像剤を回転しながら感光体ドラム22に供給する現像ロール28B(図2参照)と、受入部78(図5及び図6参照)と、を含んで構成されている。受入部78は、その一端側に開口部78Aが形成された筒状の部材であり、開口部78A側からトナー補充装置80のトナーTを受入れるようになっている。受入部78の他端側には開口部が形成されており、受入部78の他端側は、収容部28Aに連結されている(図示省略)。また、収容部28Aには、開口部(図示省略)が形成されている。そして、受入部78の開口部78A側から受入れられたトナーTは、収容部78Aに形成された開口部から収容部28Aに収容されるようになっている。各色の現像装置28は、各色の感光体ドラム22に対し、正面側から見て装置幅方向右側に配置されている。
現像装置28では、感光体ドラム22の外周面に形成された静電潜像をトナー画像として現像することに伴い、現像装置28の内部のトナーTが消費されるようになっている。そして、現像装置28には、受入部78を通じて、トナーTが補充されるようになっている。なお、現像装置28の内部のキャリアは、消費及び補充されない。
なお、現像装置28には、その内部に収容されたトナーTの量(残量)を、収容されたキャリアの量との関係に基づいて測定するトナー濃度センサ(図示省略)が設けられている。トナー濃度センサは、予め定められたタイミングで現像装置28の内部のトナーTの量(残量)を測定し、その結果が送信された制御部70により、トナー補充装置80から現像装置28へトナーTが補充されるようになっている。
また、現像装置28(及び受入部78)は、画像形成装置本体10Aに対して、取り外し可能に取り付けられている(図1参照)。現像装置28(図5及び図6参照)は、画像形成装置10を正面側から見て、装置奥行き方向手前側に引き出されることで、画像形成装置本体10Aから取り外されるようになっている。ここで、画像形成装置本体10Aとは、画像形成装置10から、現像装置28等のいわゆる交換可能な部品、部材、ユニット等を除いた物をいう。
〔転写装置〕
転写装置30は、各色の感光体ドラム22に形成されたトナー画像を転写ベルト36に重畳して1次転写し、更に、重畳されたトナー画像を媒体Pに2次転写するようになっている(図1参照)。
具体的には、転写ベルト36は、図1に示されるように、無端状を成し、複数のロール32、32B、32D、32Tに巻き掛けられて姿勢が決められている。本実施形態では、転写ベルト36は、正面側から見て装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。ロール32Dは、モーター(図示省略)の動力により転写ベルト36を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。ロール32Tは、転写ベルト36に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。ロール32Bは、2次転写ロール34の対向ロールとして機能する。
転写ベルト36は、前述した姿勢で装置幅方向に延びた上辺部において、各色の感光体ドラム22に装置高さ方向下側から接触している。そして、転写ベルト36は、各感光体ドラム22に形成されたトナー画像を、1次転写バイアス電圧が印加された1次転写ロール38と感光体ドラム22の外周面との電界により、1次転写させるようになっている。また、転写ベルト36は、鈍角を成す装置高さ方向下側の頂部において2次転写ロール34が接触されて転写ニップNTを形成するようになっている。そして、転写ベルト36は、転写ベルト36に重畳して1次転写されたトナー画像を、2次転写バイアス電圧が印加されたロール32Bと2次転写ロール34との電界により、転写ニップNTを通過する媒体Pに転写させるようになっている。
〔定着装置〕
定着装置40は、転写装置30においてトナー画像が転写された媒体Pに、トナー画像を定着させるようになっている(図1参照)。本実施形態では、定着装置40は、定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、トナー画像を媒体Pに定着する構成とされている。
〔トナー補充装置〕
トナー補充装置80は、トナーTを現像装置28へ補充する機能を有している。トナー補充装置80は、トナー収容部82に収容されているトナーTを、リザーブタンク84及びトナー輸送部86を介して、現像装置28へ補充するようになっている。
トナー補充は、トナー濃度センサにより測定された現像装置28の内部のトナーTの量(残量)が予め定められたトナーTの量(残量)に満たない場合、制御部70に制御されて行われるようになっている。なお、トナー補充装置は、本実施形態の要部であるため、詳しくは後段で説明する。
〔媒体搬送部〕
媒体搬送部50は、画像形成部12に媒体Pを供給する媒体供給部52と、画像が形成された媒体Pを排出する媒体排出部54と、を含んで構成されている。さらに、媒体搬送部50は、媒体Pの両面に画像を形成させる際に用いられる媒体戻し部58と、転写装置30から定着装置40まで媒体Pを搬送する中間搬送部56と、を含んで構成されている。
媒体供給部52は、画像形成部12の転写ニップNTに対し、2次転写の転写タイミングに合わせて媒体Pを1枚ずつ供給するようになっている。媒体排出部54は、定着装置40にてトナー画像が定着されて画像が形成された媒体Pを、媒体排出部56から装置外に排出するようになっている。媒体戻し部58は、一方の面に画像が形成された媒体Pの他方の面に画像を形成する場合に、媒体Pの表裏を反転して画像形成部12(媒体供給部52)に再度搬送させるようになっている。
〔後処理部〕
後処理部60は、媒体冷却部62と、矯正装置64と、画像検査部66と、を含んで構成されている。媒体冷却部62は、画像形成部12で画像が形成された媒体Pを冷却する
ようになっている。矯正装置64は、媒体冷却部62で冷却された媒体Pの湾曲を矯正するようになっている。画像検査部66は、矯正装置64で媒体Pの湾曲が強制された後、当該媒体Pに形成された画像を検査するようになっている。
<画像形成装置の動作>
画像形成装置10による媒体Pへの画像形成工程及びその後に行われる後処理工程の概要を説明する。
画像形成指令を受けた制御部70は、トナー画像形成部20、転写装置30及び定着装置40を作動させる。これにより、感光体ドラム22及び現像装置28の現像ロール28Bが回転され、転写ベルト36が周回される。また、加圧ロール40Aが回転されるとともに、定着ベルト40Bが周回される(図1参照)。さらに、これらの動作に同期して、制御部70は、媒体搬送部50等を作動させる。
これにより、各色の感光体ドラム22は、回転されながら帯電装置24によって帯電される。また、制御部70は、画像信号処理部で画像処理が施された画像データを、各色の露光装置26に送る。露光装置26は、画像データに応じて露光光Lを出射して、帯電した感光体ドラム22に露光する。そうすると、感光体ドラム22の外周面に静電潜像が形成される。感光体ドラム22に形成された静電潜像は、現像装置28から供給される現像剤によってトナー画像として現像される。これにより、各色の感光体ドラム22には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のうち、対応する色のトナー画像が形成される。
各色の感光体ドラム22に形成された各色のトナー画像は、各色の1次転写ロール38を通じた転写バイアス電圧の印加によって、周回する転写ベルト36に順次1次転写される。これにより、転写ベルト36には、4色分のトナー画像が重畳されたトナー画像が形成される。このトナー画像は、転写ベルト36の周回によって転写ニップNTに搬送される。転写ニップNTには、このトナー画像の搬送にタイミングを合わせるように、媒体供給部52により媒体Pが供給される。転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、トナー画像が転写ベルト36から媒体Pに2次転写される。
トナー画像が転写された媒体Pは、中間搬送部56によって転写装置30の転写ニップNTから定着装置40の定着ニップNFに向けて、負圧吸引されながら搬送される。その後、トナー画像が転写された媒体Pには、定着装置40の定着ニップNFを通過しながら、熱及び加圧力(定着エネルギー)が付与される。これにより、媒体Pに2次転写されたトナー画像は、媒体Pに定着される。
定着装置40から排出された媒体Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。定着工程により加熱された媒体Pは、まず媒体冷却部62において冷却される。次いで、媒体Pは、矯正装置64によって湾曲が矯正される。さらに、媒体Pに定着されたトナー画像は、画像検査部66によって、トナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等の有無や程度が検出される。そして、媒体Pは、媒体排出部54に排出される。
一方、媒体Pにおける、画像が形成されていない非画像面に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)、制御部70は、画像検査部66の通過後の媒体Pの搬送経路を、媒体排出部54から媒体戻し部58に切り替える。これにより、媒体Pは、その表裏が反転されて媒体供給部52に戻される。この媒体Pの裏面には、前述した表面への画像形成工程と同様の工程で画像が形成される。媒体Pは、前述した表面への画像形成後の後処理工程と同様の工程を経て、媒体排出部54から装置外に排出される。
<要部の構成>
〔全体〕
次に、本実施形態の要部であるトナー補充装置80及びトナー補充装置80を構成するトナー搬送部86について、図面に基づき説明する。トナー補充装置80は、図1に示されるように、各色のトナー画像形成部20に対応して設けられ、各色のトナー画像形成部20の装置高さ方向上側に、正面側から見て装置幅方向に沿って直線状に並べて配置されている。トナー補充装置80は、図1、図2及び図4に示されるように、トナー収容部82と、リザーブタンク84と、トナー輸送部86と、を含んで構成されている。
〔トナー収容部〕
トナー収容部82は、図3に示されるように、円筒形状の長尺状の筒体であり、その内部にトナーTを収容するようになっている。また、トナー収容部82の内部には、収容されたトナーTを搬送する搬送部材82A(図4参照)が備えられている。なお、各トナー収容部82は、その長尺方向が装置奥行き方向に沿うようにして、画像形成装置本体10A(図1参照)に交換可能に取り付けられている。
〔リザーブタンク〕
リザーブタンク84は、トナー収容部82に連結されて、トナー収容部82の装置高さ方向下側に設けられている(図2〜図4参照)。リザーブタンク84は、長尺状の容器であり、その内部にトナー収容部82から搬送されるトナーTを収容するようになっている。
また、リザーブタンク84の内部には、オーガ84Aが配置されており(図4参照)、オーガ84Aは、自軸中心に回転するようになっている。そして、オーガ84Aの回転に伴い、リザーブタンク84の内部に収容されたトナーTが後述する上流側搬送部88との連結部位84Bまで搬送されるようになっている(図4参照)。
〔トナー搬送部〕
トナー搬送部86は、図2及び図4に示されるように、上流側搬送部88と、トナー搬送部本体90と、下流側搬送部92と、シャッタ部材100と、を含んで構成されている。ここで、トナー搬送部86とは、トナー搬送装置の一例である。
〈上流側搬送部〉
上流側搬送部88は、リザーブタンク84に連結されて、一端部側(リザーブタンク84との連結部位84B側)から他端部に向けて、トナーTを自重により搬送させるようになっている(図4参照)。なお、上流側搬送部88の他端部とトナー搬送部本体90とは連結されており、その連結部分には、開口部88Aが形成されている(図4参照)。そのため、上流側搬送部88を自重により搬送されたトナーTは、開口部88Aからトナー搬送部本体90に落下によって受け渡されるようになっている(図4参照)。
〈トナー搬送部本体〉
トナー搬送部本体90は、円筒状の筒体と、オーガ94と、を備えている(図3及び4参照)。トナー搬送部本体90(又はその自軸)は、トナー補充装置80を正面側から見ると、装置高さ方向に対して斜めに配置されている(図1、図2及び図4参照)。トナー搬送部本体90における、上流側搬送部88との開口部88Aは、後述する下流側搬送部92との開口部88Bよりも、装置高さ方向上側とされている(図4参照)。
(オーガ)
オーガ94は、トナー搬送部本体90の内周面側に配置されており、自軸中心に矢印R方向に回転するようになっている(図4〜図7参照)。オーガ94は、図5〜図7に示されるように、トナー搬送部本体90の自軸方向に沿った軸94Aと、軸94Aの外周面に螺旋状に形成された螺旋部94Bと、を有している。オーガ94がモーター(図示省略)により動力を受けて矢印R方向に回転すると、螺旋部94Bは、トナー搬送部本体90の内部における軸94Aの下側(下方)のトナーTを、装置奥行き方向手前側から奥側に寄せるとともに、上流側から下流側へ搬送するようになっている(図4参照)。また、トナー搬送部本体90は、螺旋部94Bにより搬送されるトナーTを、効率良く(単位時間当たりの搬送量を多く)搬送するために、トナー搬送方向下流側(後述する開口部88Bのある側)が上流側(開口部88Aのある側)よりも下方になるように傾斜している(図4参照)。ここで、トナー搬送部本体90とは、下流側搬送部92と異なる搬送部の一例である。また、オーガ94は、螺旋体の一例である。
〈下流側搬送部〉
下流側搬送部92は、装置高さ方向から見ると、その外周面側及び内周面側が四角形状の筒体とされている(図8(A)及び(B)参照)。また、下流側搬送部92におけるトナーTの落下する方向は、装置高さ方向の上側から下側に向く方向とされている(図5及び図6参照)。
下流側搬送部92の両端部には、開口部が形成されている(図4〜図6参照)。下流側搬送部92の一端部は、トナー搬送部本体90のトナー搬送方向下流側の部位と連結されており、その連結部分には、開口部88Bが形成されている(図4〜図6参照)。ここで、下流側搬送部92は、搬送部の一例である。開口部88Bは、第3開口部の一例である。また、下流側搬送部92の他端側(他端部)の開口部は、開口部96とされている(図4〜図7参照)。ここで、開口部96は、第1開口部の一例である。
以上のような構成のため、上流側搬送部88からトナー搬送部本体90に落下により受け渡されたトナーTは、トナー搬送部本体90の配置(斜め配置)及びオーガ94の回転により、下流側搬送部92の開口部88Bへ、搬送されるようになっている(図4参照)。また、オーガ94は、下流側搬送部92の開口部88Bにおいて、装置奥行き方向手前側よりも奥側に多くトナーTを受け渡すようになっている。その結果、下流側搬送部92は、受け渡されたトナーTを、第1開口部96における装置奥行き方向手前側よりも奥側に多く搬送するようになっている。
〈シャッタ部材〉
シャッタ部材100は、図8(A)及び(B)並びに図9、図10に示されるように、シャッタ部材本体100Aと、上面側弾性部100Bと、下面側弾性部100Cと、を備えている。シャッタ部材100は、装置高さ方向から見ると、長尺状の部材とされており、その長尺方向が装置奥行き方向に沿うようにして、下流側搬送部92の下側に取り付けられている(図8(A)及び(B)参照)。また、シャッタ部材本体100A並びに上面側弾性部100B及び下面側弾性部100Cは、それぞれ長尺状の板状部材とされている。なお、本実施形態では、上面側弾性部100B及び下面側弾性部100Cは弾性部材(一例としてゴム材)、シャッタ部材本体100Aは上面側弾性部100B及び下面側弾性部100Cよりも剛性の高い部材(一例としてポリプロピレン)とされている。ここで、シャッタ部材は、開閉部の一例である。
シャッタ部材本体100Aの上面(装置高さ方向上側の面)には、その装置幅方向の両端部の内側の部位を覆うように、上面側弾性部100Bが接着されて固定されている(図10参照)。また、シャッタ部材本体100Aの下面(装置高さ方向下側の面)には、その短手方向の内側の部位及び装置奥行き方向奥側の部位以外の部位を覆うように、下面側弾性部100Cが接着されて固定されている(図8(A)参照)。そして、シャッタ部材本体100Aにおける装置奥行き方向奥側の端部には、上面側弾性部100Bの上面よりも装置高さ方向上側に突起した突起100A1が形成されている。
シャッタ部材100の装置奥行き方向手前側の部位には、装置高さ方向から見て、装置奥行き方向に沿う正方形状の貫通穴102が形成されている(図8(A)、図9及び図10参照)。ここで、貫通穴102は、第2開口部の一例である。
また、下流側搬送部92(又は開口部96)を挟んだ装置幅方向両側の部位には、シャッタ部材100の装置幅方向及び高さ方向への移動を制限し、装置奥行き方向への移動を可能に、シャッタ部材本体100Aを支持する一対のガイド部材110が設けられている(図8(A)及び(B)参照)。そして、シャッタ部材本体100Aは、上面側弾性部材100Bを押圧しながら、下流側搬送部92の下側に取り付けられている(図8(B)参照)。
通常、現像装置28は、画像形成装置本体10Aに取り付けられて画像形成装置10を構成しており(図1参照)、シャッタ部材100の貫通穴102は、下流側搬送部92の開口部96に重なって、開口部96を開放している(図5〜図7参照)。シャッタ部材100は、現像装置28が画像形成装置本体10Aから取り外される際、装置奥行き方向手前側に移動することに伴い、シャッタ部材100自体も装置奥行き方向手前側に移動して(ずれて)、開口部96を閉止するようになっている(図12(A)〜(E)参照)。なお、現像装置28が、更に装置奥行き方向手前側に移動すると、シャッタ部材100に形成された突起100A1が、下流側搬送部92に突き当るようになっている。そのため、シャッタ部材100は、装置奥行き方向手前側への移動が制限されて、開口部96を覆ったままとなる。ここで、装置奥行き方向手前側(矢印Zの方向手前側)とは、受入部78が取り外される方向の一例である。
現像装置28は、現像装置28が画像形成装置本体10Aから取り外される場合と逆の動作により、画像形成装置本体10Aに取り付けられるようになっている。そして、この動作に伴い、装置奥行き方向奥側に移動して、開口部96を開放するようになっている(図12(A)〜(E)参照)。なお、シャッタ部材100は、現像装置28が装置奥行き方向奥側に移動することに伴い、現像装置28の一部にシャッタ部材100の装置奥行き方向手前側の部位が押圧されることで、装置奥行き方向奥側に移動するようになっている。
〔開放状態における下流側搬送部とシャッタ部材との関係〕
次に、下流側搬送部92とシャッタ部材100との関係について、図面を参照しつつ説明する。前述のとおり、シャッタ部材100は、現像装置28が装置奥行き方向への移動することに伴い、シャッタ部材100の貫通穴102を下流側搬送部92の開口部96に重ねて開口部96を開放し、閉止するようになっている。以下、開放状態における下流側搬送部92とシャッタ部材100との関係について説明する。なお、開放状態とは、現像装置28が画像形成装置本体10Aに取り付けられて、下流側搬送部92の開口部96が開放されている状態をいう。
シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部92の内周面は、装置奥行き方向手前側において、シャッタ部材100に形成された貫通穴102の内周面に重なっている(図9及び図13(A)参照)。別の見方をすれば、シャッタ部材100を装置幅方向から見ると、下流側搬送部92における装置奥行き方向手前側の内周面は、貫通穴102の内周面が形成する直線上で重なっている(図13(C)参照)。
これに対して、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部92における装置幅方向手前側以外の内周面は、シャッタ部材100に形成された貫通穴102の内周面よりも内側に張り出している(図9及び図13(A)〜(C)参照)。換言すれば、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、少なくとも下流側搬送部92の一部は、貫通穴102の内側に張り出している。
このため、現像装置28へのトナー補充動作の際、下流側搬送部92の開口部88Bから開口部96に向けて自重により搬送されるトナーTは、貫通穴102における装置幅方向手前側以外の内周面に付着し難くなっている。
<トナー補充動作>
次に、トナー補充装置80による現像装置28へのトナー補充動作について、図面に基づいて説明する。
現像装置28の内部のトナーTの量(残量)は、現像装置28に設けられたトナー濃度センサ(図示省略)により、予め定められたタイミングで測定される。トナー濃度センサにより測定された結果は、制御部70に送信される。
制御部70は、現像装置28の内部のトナーTの量(残量)が予め定められたトナーTの量(残量)を満たしていないと判断すると、トナー補充装置80を作動させる。具体的には、制御部70は、リザーブタンク84のオーガ84A及びトナー搬送部本体90のオーガ94を、モーター(図示省略)によりそれぞれの自軸を中心に回転させる(図4参照)。なお、トナー収容部82の搬送部材82Aは、リザーブタンク84にトナーTを補充させるために、適宜自軸中心に回転される(図4参照)。
搬送部材82Aが回転されると、トナー収容部82の内部に収容されたトナーTがリザーブタンク84の内部に受け渡される(図4参照)。さらに、リザーブタンク84の内部に搬送されたトナーTは、オーガ84Aの回転に伴い、トナー搬送部86を構成する上流側搬送部88に受け渡される(図4参照)。上流側搬送部88に受け渡されたトナーTは、自重により開口部88Aに搬送されてトナー搬送部本体90に落下により受け渡される(図4参照)。そして、トナー搬送部本体90に落下により受け渡されたトナーTは、オーガ94の回転及びトナー搬送部本体が斜めに配置されていることにより、開口部88Aから開口部88Bへ(トナーTの搬送方向上流側から下流側へ)向けて搬送される(図4参照)。
トナー搬送部本体90を搬送されて開口部88Bの手前に到達したトナーTは、開口部88Bから下流側搬送部92に受け渡される。そして、下流側搬送部92に受け渡されたトナーTは、開口部88Bから開口部96に向けて、自重により搬送されて、開口部96から現像装置28の受入部78に落下する。
そして、制御部70により、現像装置28の内部のトナーTの量(残量)が予め定められたトナーの量(残量)を満たしたと判断されると、トナー補充装置80を駆動させるモーターの回転が停止されて、トナー補充動作が終了する。
<本実施形態の作用>
以下、本実施形態の作用について、図面を参照しつつ説明する。以下の比較例(比較例1〜比較例4)において、本実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
〔比較例1との比較〕
まず、本実施形態の比較例として以下に説明する比較例1を想定したうえで、本実施形態と比較する。
比較例1のトナー搬送部は、開放状態において、シャッタ部材100Dを装置高さ方向下側(下方)から見ると、下流側搬送部920の内周面は、全周に渡って、シャッタ部材100Dに形成された貫通穴102Dの縁に重なっている(図14(A)参照)。換言すれば、シャッタ部材100Dを装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部920は、貫通穴102Dの内側に張り出していない(図14(A)参照)。この点以外の構成は、本実施形態の構成と同様である。なお、シャッタ部材100Dを装置高さ方向下側から見た場合の貫通穴102Dの面積は、本実施形態のシャッタ部材100を装置高さ方向下側から見た場合の貫通穴102の面積よりも狭くされている。ただし、いずれの場合も、下流側搬送部92、920から受入部78への流路面積は同じである。ここで、流路面積とは、開放状態におけるシャッタ部材100、100Dを装置高さ方向下側から見た場合、貫通穴102、102Dの内側の面積からその内側に張り出した下流側搬送部の面積を引いた面積をいう。比較例1のように、下流側搬送部920が貫通穴102Dの内側に張り出していない場合の流路面積は、貫通穴102Dの内側の面積となる。
ここで、シャッタ部材100の貫通穴102の内周面に対するトナーTの付着を抑制するためには、貫通穴102の内側を張り出す下流側搬送部92の面積が大きい方がよい。しかしながら、上記面積が大きいほど(開口面積が小さいほど)受入部78に受入れられるトナーTの搬送効率が低下し得ることから、トナーTの搬送効率を向上させるためには、上記面積が小さい方がよい。本実施形態は、貫通穴102の内周面に対するトナーTの付着とトナーTの搬送効率とのバランスを考慮し、開放状態における貫通穴102の内側に張り出す下流側搬送部92の配置構成について見出したものである。ここで、トナーTの搬送効率とは、単位時間当たりに受入部78に受け入れられるトナーTの量をいう。
比較例1の場合、トナー補充動作の際、下流側搬送部の開口部88Bから自重により搬送されるトナーTの一部は、貫通穴102Dを通過して、現像装置28の受入部78に落下する。しかしながら、貫通穴102Dのすべての内周面が下流側搬送部920のすべての内周面に重なった構成であるため、トナーTの一部は、貫通穴102Dの内周面に接触し易く、そのまま貫通穴102Dの縁に付着する場合がある。そして、現像装置28が画像形成装置本体10Aから取り外される際、シャッタ部材100Dの貫通穴102Dは、現像装置28の取り外しに起因する振動を受けて、画像形成装置本体10A内部でむき出し状態となる(図12(E)の102参照)。その結果、貫通穴102Dの縁に付着したトナーTは、画像形成装置10内に落下する虞がある。
これに対して、本実施形態の場合、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部92の一部は、貫通穴102における装置奥行き方向手前側以外の3面の内側に張り出している(図9及び図13(A)参照)。換言すれば、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、少なくとも下流側搬送部92の一部は、貫通穴102の内側に張り出している。このため、下流側搬送部92を自重により搬送されるトナーTは、比較例1の場合に比べて、貫通穴102の縁に付着することなく、貫通穴102を通過して受入部78に落下し易い。
したがって、本実施形態のトナー搬送部86によれば、比較例1に比べて、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、シャッタ部材100の貫通穴102の縁に付着したトナーTが、画像形成装置10内に落下することが抑制される。
また、比較例1のトナー搬送部では、装置奥行き方向奥側において、下流側搬送部92の内周面が、貫通穴102Dの内側に張り出していない。このため、トナーTの一部は、貫通穴102Dの装置奥行き方向奥側の縁に付着し得る。
ここで、本実施形態及び比較例1のいずれの場合でも、現像装置28が画像形成装置本体10Aから取り外される際、貫通穴102、102Dの装置奥行き方向奥側の内周面は、受入部78の上側を経由せずに移動する(図6及び図12参照)。このため、貫通穴102の装置奥行き方向奥側の縁に付着したトナーTは、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際の振動等に起因して、受入部78の開口部78A内に落下せずに画像形成装置10内に落下し得る。
しかしながら、本実施形態の場合、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部92の一部は、貫通穴102の装置奥行き方向奥側から張り出している(図9及び図13(A)参照)。このため、本実施形態のトナー搬送部86は、比較例1の場合に比べて、同等のトナーTの搬送効率を有しつつ、貫通穴102の装置奥行き方向奥側の内周面にトナーTが付着し難い。
したがって、本実施形態のトナー搬送部86によれば、下流側搬送部92における装置奥行き方向奥側の内周面が貫通穴102Dの内側に張り出していない場合に比べて、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、シャッタ部材100の貫通穴102の縁に付着したトナーTが、画像形成装置10内に落下することが抑制される。
〔比較例2との比較〕
まず、本実施形態の比較例として以下に説明する比較例2を想定したうえで、本実施形態と比較する。
比較例2のトナー搬送部922は、開放状態において、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部の装置奥行き方向手前側及び装置幅方向両側の内周面は、シャッタ部材100に形成された貫通穴102の内周面から張り出している(図14(C)参照)。また、装置奥行き方向手前側において、下流側搬送部922の内周面は、貫通穴102の内側に張り出していない(図14(C)参照)。なお、比較例2は、本発明の一態様である。本実施形態と比較例2とは、貫通穴102の内側を張り出す下流側搬送部の面積及び開放状態における開口面積が同じである。
比較例2の場合、前述のとおり、貫通穴102の装置奥行き方向奥側の縁に付着したトナーTは、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際の振動等に起因して、受入部78の開口部78A内に落下せずに画像形成装置10内に落下する虞がある。
これに対して、本実施形態の好ましい態様の場合、シャッタ部材100を装置高さ方向下側から見ると、下流側搬送部92の一部は、貫通穴102の内側において、装置奥行き方向手前側の内周面からは張り出していない(図9及び図13(A)参照)。
現像装置28が画像形成装置本体10Aから取り外される際、貫通穴102の装置奥行き方向手前側の内周面は、受入部78の開口部78Aの装置奥行き方向手前側の内周面から奥側の内周面よりも更に奥に移動する(図12参照)。このため、貫通穴102の装置奥行き方向手前側の縁に付着したトナーTは、現像装置28の取り外しに伴い、受入部78内に落下し易い。
したがって、本実施形態の好ましい態様のトナー搬送部86によれば、比較例2に比べて、同等のトナーTの搬送効率を有するにも関わらず、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、シャッタ部材100の貫通穴102の縁に付着したトナーTが、画像形成装置10内に落下することが抑制される。
〔比較例3との比較〕
まず、本実施形態の比較例として以下に説明する比較例3を想定したうえで、本実施形態と比較する。
比較例3のトナー搬送部は、本実施形態のトナー搬送部86に対して、トナー搬送部本体の内周面側に配置されているオーガの構成が異なる。具体的には、オーガが矢印R方向と反対方向に回転すると、オーガを構成する螺旋部は、トナー搬送部本体の内部におけるオーガの軸の下側(下方)のトナーTを、装置奥行き方向奥側から手前側に寄せるようになっている。換言すれば、比較例3のオーガでは、本実施形態のオーガ94に対して、軸に対する螺旋部の傾き及び回転方向が逆の関係になっている。なお、比較例3は、本発明の一態様である。
このような構成のため、比較例3の場合、トナー搬送部本体90のトナーTは、下流側搬送部92の開口部88Bにおいて、装置奥行き方向奥側よりも手前側に多く受け渡される。開口部88Bに受け渡されたトナーTは、その後下流側搬送部92の内周面側を自重により搬送される。この場合、自重により搬送されるトナーTの一部は、シャッタ部材100の貫通穴102における装置奥行き方向手前側の縁に付着し得る。
これに対して、本実施形態の場合、オーガ94は自軸に対して矢印R方向に回転されるため、トナー搬送部本体90のトナーTは、下流側搬送部92の開口部88Bにおいて、装置奥行き方向手前側よりも奥側に多く受け渡される。このため、トナー搬送部86では、比較例3の場合に比べて、シャッタ部材100の貫通穴102における装置奥行き方向手前側の縁に付着するトナーTの量が少ない。なお、シャッタ部材100の貫通穴102における装置奥行き方向手前側の縁に付着したトナーTは、現像装置28を取り外す際、受入部78に落下し得るが、一部のトナーTは受入部78以外の画像形成装置10内に落下すると推定される。そのため、画像形成装置10内に落下するトナーTの量を少なくするためには、シャッタ部材100の貫通穴102における装置奥行き方向手前側の縁に付着するトナーTの量が少ない方がよい。
したがって、本実施形態のトナー搬送部86によれば、比較例3に比べて、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、シャッタ部材100の貫通穴102の縁に付着したトナーTが、画像形成装置10内に落下することが抑制される。
〔その他〕
また、画像形成装置10内に落下したトナーTは、例えば、感光体ドラム22、帯電装置24(帯電ロール)、2次転写ロール34、転写ベルト36、定着装置40等の画像形成装置10の各部に付着し得る。そして、これらの各部にトナーTが付着すると、トナーTの付着に起因する画像形成不良が発生する虞がある。
したがって、本実施形態の画像形成装置10によれば、比較例1〜4のトナー搬送部を備えた画像形成装置に比べて、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、貫通穴102の縁に付着したトナーTの落下に起因する画像形成不良が抑制される。
≪本実施形態の変形例≫
以下、本実施形態の変形例について、図15(A)〜(H)を参照しつつ説明する。以下の変形例(変形例1〜変形例4)において、本実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。なお、変形例(変形例1〜変形例4)は、いずれも、開放状態におけるシャッタ部材100の一部と下流側搬送部92A、92B、92C、92Dの一部との関係を示している。
<変形例1>
変形例1のトナー搬送部86Aは、図15(A)及び(B)に示されるように、本実施形態のトナー搬送部86の下流側搬送部92に換えて下流側搬送部92Aを備えている点で異なる。そして、変形例1のトナー搬送部86Aは、シャッタ部材100の貫通穴102の内周面全体から下流側搬送部92Aの一部が張り出している。この点以外は、本実施形態と同様の構成である。
<変形例2>
変形例2のトナー搬送部86Bは、図15(C)及び(D)に示されるように、本実施形態のトナー搬送部86の下流側搬送部92に換えて下流側搬送部92Bを備えている点で異なる。下流側搬送部92Bは、装置奥行き方向又は幅方向から見ると、下側の開口部の内周面がシャッタ部材100の貫通穴102の内周面と一致し、上側の対向する内周面同士の間隔が貫通穴102の対向する内周面同士の間隔よりも狭くなっている。そして、変形例2のトナー搬送部86Bは、シャッタ部材100の貫通穴102の内周面全体から下流側搬送部92Bの一部が張り出している。この点以外は、本実施形態と同様の構成である。
<変形例3>
変形例3のトナー搬送部86Cは、図15(E)及び(F)に示されるように、本実施形態のトナー搬送部86の下流側搬送部92に換えて下流側搬送部92Cを備えている点で異なる。下流側搬送部92Cは、装置奥行き方向又は幅方向から見ると、下側の開口部端部がシャッタ部材100の貫通穴102の内周面から内側に張り出しており、上側の対向する内周面同士の間隔は、開口部端部における対向する内周面同士の間隔よりも広くなっている。そして、変形例3のトナー搬送部86Cは、シャッタ部材100の貫通穴102の内周面全体から下流側搬送部92Cの一部が張り出している。この点以外は、本実施形態と同様の構成である。
<変形例4>
変形例4のトナー搬送部86Dは、図15(G)及び(H)に示されるように、本実施形態のトナー搬送部86の下流側搬送部92に換えて下流側搬送部92Dを備えている点で異なる。下流側搬送部92Dは、装置高さ方向下側から見ると、貫通穴102の装置奥行き方向両側及び装置幅方向右側の3面のすべての領域から張り出している。また、下流側搬送部92Dは、貫通穴102の装置幅方向左側における内周面の中央部において、外側にあるため張り出していない。つまり、変形例4のトナー搬送部86Dは、シャッタ部材100の貫通穴102の内周面全体から下流側搬送部92Dの一部が張り出している。この点以外は、本実施形態と同様の構成である。
<変形例(変形例1〜4)の作用>
変形例のトナー搬送部86A、86B、86C、86Dによれば、比較例1に比べて、現像装置28を画像形成装置本体10Aから取り外す際、シャッタ部材100の貫通穴102の縁に付着したトナーTが、画像形成装置10内に落下することが抑制される。
また、変形例のトナー搬送部86A、86B、86C、86Dを備えた画像形成装置10によれば、比較例1の場合に比べて、現像装置28を取り外す際、貫通穴102の縁に付着したトナーTの落下に起因する画像形成不良が抑制される。
以上のとおり、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の実施形態が可能である。
例えば、本実施形態では、現像装置28には、トナーT及びキャリアを含む現像剤が収容されているとして説明したが、トナーTのみを現像剤とする現像装置としてもよい。
また、本実施形態では、開放状態において、下流側搬送部92の一部がシャッタ部材100の貫通穴102から張り出すとして説明したが、下流側搬送部92を本体部と上記一部とを組み合わせた部材としてもよい。
また、本実施形態では、下流側搬送部92の内周面は四角形状であるとして説明したが、トナーTを自重により搬送できれば、特にこの形状に限られない。
また、本実施形態では、シャッタ部材100の貫通穴102は正方形状であるとして説明したが、開放状態において、装置高さ方向下側(下方)から見た場合、貫通穴102の内側に下流側搬送部92の少なくとも一部が張り出す形状であればよい。
また、本実施形態では、トナー補充装置80は、トナー収容部82と、リザーブタンク84と、トナー搬送部86と、を含んで構成されているとして説明した。しかしながら、トナー搬送部86には、現像装置28に補充されるトナーTが搬送されていればよく、リザーブタンク84を設けずにトナー収容部82とトナー搬送部86とを直接連結してトナーTを搬送してもよい。
また、本実施形態では、トナー搬送部86は、上流側搬送部88と、トナー搬送部本体90と、下流側搬送部92と、を含んで構成されているとして説明した。しかしながら、トナー収容部82に収容されたトナーTが下流側搬送部92を自重により搬送されて現像装置28に補充されればよい。例えば、トナー搬送部86を下流側搬送部92のみで構成し、リザーブタンク84(又はトナー収容部82)に直接連結してもよい。
また、本実施形態では、トナー搬送部86は、現像装置28に補充されるトナーTを搬送する機能を有するとして説明した。しかしながら、トナーTを搬送する機能を有するものであれば、これに限られない。例えば、感光体ドラム、転写ベルト等から除去されたトナーTの搬送装置として用いることも可能である。
10 画像形成装置
22 感光体ドラム(像保持体の一例)
28 現像装置
78 受入部
80 トナー補充装置
86、86A、86B、86C、86D トナー搬送部(トナー搬送装置の一例)
88B 開口部(第3開口部の一例)
90 トナー搬送部本体(他の搬送部の一例)
92、92A、92B、92C、92D 下流側搬送部(搬送部の一例)
94 オーガ(螺旋体の一例)
94A 軸
94B 螺旋部
96 開口部(第1開口部の一例)
100 シャッタ部材(開閉部の一例)
102 貫通穴(第2開口部の一例)
T トナー
Y トナー搬送部におけるトナーの搬送方向(搬送部におけるトナーの搬送方向の一例)
Z 装置奥行き方向(搬送部と交差する方向の一例)

Claims (6)

  1. 筒状に形成され、一端側から自重によりトナーが搬送され、他端側に形成された第1開口部から前記トナーを受入れる受入部に前記トナーを落下させる搬送部と、
    一部に第2開口部が形成され、前記搬送部における前記トナーの搬送方向と交差する方向に移動可能であって、前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた場合に前記第2開口部を前記第1開口部に重ねて該第1開口部を開放し、前記受入部が画像形成装置本体から取り外された場合に前記第1開口部を閉止する開閉部と、を備え、
    前記搬送部と前記第2開口部とは、前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、少なくとも前記搬送部の一部が前記第2開口部の内側に張り出す関係を有する、
    トナー搬送装置。
  2. 前記開閉部は、前記受入部が前記画像形成装置本体から前記交差する方向へ取り外されることに伴い前記受入部が取り外される方向に移動して前記第1開口部を閉止し、
    前記受入部が前記画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、前記受入部が取り外される方向後端側において、少なくとも前記搬送部の一部が前記第2開口部の内側に張り出している、
    請求項1記載のトナー搬送装置。
  3. 前記開閉部は、前記受入部が前記画像形成装置本体から前記交差する方向へ取り外されることに伴い前記受入部が取り外される方向に移動して前記第1開口部を閉止し、
    前記受入部が画像形成装置本体に取り付けられた状態で下方から見ると、前記受入部が取り外される方向先端側において、前記搬送部が前記第2開口部の内側に張り出していない、
    請求項1又は2記載のトナー搬送装置。
  4. 前記搬送部の一端側に第3開口部で連結され、前記搬送部に前記トナーを動力により搬送する他の搬送部、を備え、
    該他の搬送部は、前記第3開口部における前記受入部が取り外される方向先端側よりも後端側に多く前記トナーを搬送する、
    請求項2又は3記載のトナー搬送装置。
  5. 前記他の搬送部の内側には、軸と該軸に螺旋状に形成された螺旋部とを有する螺旋体が設けられ、
    前記他の搬送部は、動力を受けて自軸中心に回転される前記螺旋体により、前記軸より下方で前記交差する方向先端側から後端側に前記トナーを寄せつつ搬送させることで、前記第3開口部の前記受入部が取り外される方向先端側よりも後端側に多く前記トナーを受け渡す、
    請求項4記載のトナー搬送装置。
  6. 潜像が形成される像保持体と、
    前記受入部が設けられ、該受入部で受け入れたトナーを用いて該像保持体に形成された前記潜像をトナー像として現像する現像装置と、
    前記受入部にトナーを搬送して補充するトナー補充装置を構成する請求項1〜5何れか1項記載のトナー搬送装置と、
    を備えた画像形成装置。
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