JP5353524B2 - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

トナー容器及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5353524B2
JP5353524B2 JP2009172527A JP2009172527A JP5353524B2 JP 5353524 B2 JP5353524 B2 JP 5353524B2 JP 2009172527 A JP2009172527 A JP 2009172527A JP 2009172527 A JP2009172527 A JP 2009172527A JP 5353524 B2 JP5353524 B2 JP 5353524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
container
main body
toner container
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009172527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011027936A (ja
Inventor
知司 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009172527A priority Critical patent/JP5353524B2/ja
Priority to US12/842,680 priority patent/US8532542B2/en
Priority to US12/987,411 priority patent/US8311447B2/en
Publication of JP2011027936A publication Critical patent/JP2011027936A/ja
Priority to US13/964,734 priority patent/US9213261B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5353524B2 publication Critical patent/JP5353524B2/ja
Priority to US14/751,548 priority patent/US9436127B2/en
Priority to US15/058,595 priority patent/US9529303B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に設置される筒状のトナー容器と、それが設置された画像形成装置と、に関し、特に、容器本体内に設置されたアジテータ、スクリュ、コイル等の搬送部材によって内部に収容されたトナーをトナー排出口に向けて長手方向に搬送するトナー容器及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機等の画像形成装置においては、画像形成装置本体に着脱自在に設置される筒状のトナー容器(トナーボトル)が多く用いられている(例えば、特許文献1、2等参照。)。
特許文献1や特許文献2の図19等において、画像形成装置本体に交換自在に設置されるトナー容器(トナーカートリッジ)は、その内部にアジテータ、スクリュ、コイル等の搬送部材が設置されている。この搬送部材は、画像形成装置本体から駆動力が伝達されて所定方向に回転することで、トナー容器内のトナーを、トナー容器の一端側に形成されたトナー排出口に向けて長手方向に搬送する。
一方、特許文献3等には、トナー容器の外周面に設置されたシャッタ上に電子情報格納部(IDタグ)を設置する技術が開示されている。詳しくは、電子情報格納部(IDタグ)には、トナーの種類やロット等の種々の情報が電子情報として記憶(格納)されている。そして、トナー容器の電子情報格納部材と、画像形成装置本体に設置された通信回路(アンテナ)と、の間で情報のやり取りがおこなわれる。
上述した特許文献3等のトナー容器は、その外周面に設置されたシャッタ上に電子情報格納部が設置されているために、ユーザーの不注意によりトナー容器を何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしたときに、電子情報格納部が直接的にダメージを受けて破損してしまう可能性が高かった。
このような不具合を防止するために、トナー容器の内周面から内側に突出する突出部(外周面から凹んだ凹部)を設けて、その突出部(凹部)に電子情報格納部を埋設する方策が考えられる。
しかし、上述した特許文献3等のように、内部に搬送部材が設置されたトナー容器に対して、このような突出部(凹部)を設けてしまうと、その部分にトナーが滞留しまう不具合が生じてしまっていた。そして、このように突出部にトナーが滞留することにより、搬送部材によるトナー容器内のトナー搬送性が低下してトナー排出口からのトナー排出不良が生じてしまったり、トナーエンド時のトナー容器内のトナー残量が多くなってしまったりしていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、容器本体内のトナーをトナー排出口に向けて長手方向に搬送する搬送部材が設置されたトナー容器であって、トナー容器の内周面から内側に突出する突出部を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合が生じることのない、トナー容器及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー容器は、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるトナー容器であって、一端側に形成された開口部に繋がるように周面上に形成された切欠部を有する筒状の容器本体と、前記容器本体の前記開口部及び前記切欠部に嵌合されるとともに、容器の内部に収容されたトナーを排出するためのトナー排出口が前記切欠部に嵌合する位置に形成されたフランジ部材と、前記画像形成装置本体に設置された状態で前記容器本体とともにおこなわれる前記フランジ部材の回転操作に連動して前記トナー排出口を開閉するために容器の周面上に設置されたシャッタ部材と、前記容器本体の内部に回転自在に設置されるとともに、他端側にて前記画像形成装置本体から伝達される駆動力によって所定方向に回転して前記容器本体に収容されたトナーを他端側から前記トナー排出口に向けて長手方向に搬送する搬送部材と、を備え、前記容器本体は、その内周面から内側に突出した突出部を具備し、前記搬送部材は、可撓性を有する羽根部材を具備し、前記突出部に喰い込む前記羽根部材の喰込量を5mm以下に設定したものである。
また、請求項2記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1に記載の発明において、前記突出部は、前記容器本体の内周面から突出する突出量が5mm以下に設定されたものである。
また請求項3記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記突出部は、その外周面側に、電子情報が格納された電子情報格納部材が設置されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたものである。
本発明は、容器本体内のトナーをトナー排出口に向けて長手方向に搬送する搬送部材が設置されたトナー容器であって、トナー容器の内周面から内側に突出する突出部を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合が生じることのない、トナー容器及び画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置を示す斜視図である。 トナー補給装置を示す上面図である。 トナー補給装置を示す側面図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す上面図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図である。 トナー容器を示す斜視図である。 シャッタ部材が開放された状態の、トナー容器を示す斜視図である。 トナー容器を示す概略断面図である。 トナー容器を示す分解図である。 トナー容器の容器本体を長手方向にみた断面図である。 電子情報格納部材が設置された設置部を示す拡大図である。 トナー容器から電子情報格納部材を分離する手順を示す図である。 トナー容器をフランジ部材側から長手方向にみた図である。 この発明の実施の形態2におけるトナー容器の、電子情報格納部材が設置された設置部を示す拡大図である。 この発明の実施の形態3におけるトナー容器を示す、(A)概略断面図と、(B)概略斜視図と、である。 この発明の実施の形態4におけるトナー容器の容器本体を示す概略図である。 別の形態の容器本体を示す概略図である。 さらに別の形態の容器本体を示す概略図である。 トナー容器の底部の近傍を示す断面図である。 軸受部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態5におけるトナー容器を示す概略断面図である。 容器本体を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図15にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている(図3〜図6をも参照できる。)。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3等を参照できる。)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3〜図7にて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kについて詳述する。
図3を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。
なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置50Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kが装置本体100のトナー容器収容部31に装着されると、その装着動作に連動して、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材が移動してトナー排出口Wが開放されるとともに、トナー補給装置32Y、32M、32C、32Kの本体側シャッタ89(図5を参照できる。)が移動してトナー補給口が開放されて、トナー排出口Wとトナー補給口が連通する。これにより、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容されたトナーが、トナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kのトナー補給口からトナータンク部内に貯溜されることになる。
ここで、図7の模式図を参照して、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、その内部に搬送部材32Y3が回転自在に設けられている。この搬送部材32Y3は、駆動部71(駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア91等で構成されている。)によって図7の矢印方向に回転駆動される。そして、搬送部材32Y3は、トナー容器32Y(容器本体32Y1)の内部に収容されたトナーを長手方向に搬送して(図7の左方から右方への搬送である。)、トナー排出口Wからトナーが排出される。すなわち、駆動部71によってトナー容器32Yの搬送部材32Y3が適宜に回転駆動されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(トナー容器収容部31)は、トナータンク部61Y、トナー搬送スクリュ62Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア列81〜82、91、92、駆動伝達軸81a、アンテナ基板120、等で構成されている。
図3〜図6を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの奥側(トナー容器の着脱方向奥側である。)には、トナー容器の底部に配設されたカップリング32Y6(図7、図10等を参照できる。)に係合する駆動カップリング90が設置されている。カップリング32Y6は、搬送部材32Y3の底部側(他端側)の軸部に設置されていて、搬送部材32Y3とともに回転する。そして、駆動カップリング90には駆動モータ80の駆動力が2段ギア91を介して伝達されると、駆動カップリング90によってトナー容器32Yの搬送部材32Y3が所定方向に回転駆動される。
一方、2段ギア91に噛合するギア92は、駆動伝達軸81aを介して、トナー補給装置60Yの手前側(トナー容器の着脱方向手前側である。)に設置されたギア81に駆動力を伝達する。そして、手前側のギア81に伝達された駆動力によって、ギア列81〜82を介して、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yの回転駆動がおこなわれる。
ここで、図1を参照して、装置本体100の手前側(図1の紙面垂直方向手前側である。)に設置された本体カバー(不図示である。)を開放すると、各トナー容器収容部31Y、31M、31C、31K(トナー容器収容部31)が露呈される。そして、装置本体100の手前側から各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作である。)がおこなわれる。
また、図6を参照して、本実施の形態1では、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在に並設される、トナー容器収容部31(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)の保持部に、アンテナ基板120が設置されている。詳しくは、アンテナ基板120には、トナー容器収容部31に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kの周面の設置部32Y1cに設置された電子情報格納部材としてのRFID32Y10(図8〜図10等を参照できる。)とそれぞれ通信をおこなうための4つのアンテナ121Y、121M、121C、121KがそれぞれのRFID32Y10(イエローのトナー容器32Y以外のものは図示を省略している。)に対向するように同一平面上に並設されている。さらに詳しくは、アンテナ基板120は、トナー容器収容部31に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kに対して下方に配設されている。
そして、トナー容器32Y、32M、32C、32KのRFID(電子情報格納部材)と、アンテナ121Y、121M、121C、121K(アンテナ基板120)が設置された画像形成装置本体100と、の間で必要な情報の授受がおこなわれる。双方の間で通信される情報としては、トナー容器の製造番号、リサイクル回数等の情報や、トナーの容量、ロット番号、色等の情報や、画像形成装置本体100の使用履歴等の情報がある。RFID32Y10(電子情報格納部材)には、これらの電子情報が画像形成装置本体100に設置される前に予め格納されている(又は、設置された後に装置本体100から受け取った情報が格納される)。
なお、本実施の形態1では、アンテナ基板120が、トナー容器収容部31に並設されたトナー容器32Y、32M、32C、32Kのトナー排出口Wに対して装着方向奥側(図6(A)の下方である。)に配設されている。
このような構成により、アンテナ基板120をトナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方に配設した場合であって、トナー排出口Wからトナーが漏出した場合であっても、アンテナ基板120上にトナーが直接的に落下しにくくなる。その結果、RFID(電子情報格納部材)とアンテナ121Y、121M、121C、121Kとの間にトナーが介在して双方間の通信感度が悪化する不具合を抑止することができる。
次に、図5、図7等を参照して、トナー補給装置60Yの手前側の構成・動作について簡単に説明する。
トナー補給装置60Yの手前側には、トナータンク部61Y、トナー搬送スクリュ62Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、ギア列81〜82、等が設置されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yのトナー排出口Wの下方に配設されていて、トナー容器32Yのトナー排出口Wから排出されたトナーが貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送スクリュ62Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図7を参照して、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70の制御により駆動部71(駆動モータ80、ギア91、駆動カップリング90)によってトナー容器32Yの搬送部材32Y3を所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の表示部(不図示である。)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61Yの中央(トナーエンドセンサ66Yの近傍である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65Yが設置されている。撹拌部材65Yは、軸部に可撓性部材が設置されたものであって、図7の時計方向に回転することによりトナータンク部61Y内のトナーを撹拌する。さらに、撹拌部材65Yの可撓性部材の先端が、回転周期でトナーエンドセンサ66Yの検知面に摺接することで、トナーエンドセンサ66Yの検知面にトナーが固着して検知精度が低下する不具合を抑止している。
図示は省略するが、トナー搬送スクリュ62Yは、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送するものである。詳しくは、トナー搬送スクリュ62Yは、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方に向けてトナーを直線的に搬送する。そして、トナー搬送スクリュ62Yによって搬送されたトナーは、トナー落下経路64Y(図2を参照できる。)を自重落下して現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
次に、図8〜図15にて、トナー容器32Y、32M、32C、32Kについて詳述する。
図8〜図11を参照して、トナー容器32Yは、筒状のトナー容器であって、容器本体32Y1、フランジ部材32Y2、搬送部材32Y3、シャッタ部材32Y4、電子情報格納部材としてのRFID32Y10、等で構成される。
トナー容器32Yは、一端側に形成された開口部K(図11を参照できる。)に、フランジ部材32Y2が嵌合(接合)されたものであって、その内部に搬送部材32Y3が設置されている。フランジ部材32Y2には、トナー排出口Wが形成されていて、この部分が容器本体32Y1の切欠部KQに嵌合する。
図11を参照して、容器本体32Y1は、筒状に形成されていて、一端側に開口部Kが設けられ、他端側(駆動側)に穴部Bが設けられている。容器本体32Y1の一端側には開口部Kに繋がるように切欠部KQが周面上に形成されている。そして、この開口部K及び切欠部KQに嵌合するように、トナー排出口Wが形成された部分を切欠部KQの位置に合わせて、フランジ部材32Y2を容器本体32Y1に接合する。他方、容器本体32Y1の他端側(底部)に形成された穴部Bには、搬送部材32Y3の他端側を回転自在に保持する軸受部材32Y5が挿設される。さらに、容器本体32Y1の底部において、外側から軸受部材32Y5を覆うように搬送部材32Y3の軸部32Y3aにシール部材32Y7が設置され、さらにその外側の軸部32Y3a上にカップリング32Y6が固設される。なお、搬送部材32Y3の一端側は、フランジ部材32Y2に形成された穴部に挿入され保持される(図10を参照できる。)。
そして、容器本体32Y1に内設された搬送部材32Y3は、画像形成装置本体100の駆動カップリング90(カップリング32Y6に係合する。)から駆動力を受けて所定方向に回転して、容器本体32Y1の内部に収容されたトナーが他端側からトナー排出口W(一端側)に向けて長手方向に搬送される。そして、搬送されたトナーは、容器本体32Y1に連通するトナー排出口W(トナー容器32Yの周面に設けられている。)から排出されて、トナー補給装置60Yのトナータンク部61Yに補給される(図7等を参照できる。)。
ここで、図8及び図9を参照して、容器本体32Y1の周面上には、電子情報格納部材としてのRFID32Y10(電子基板)を設置するための設置部32Y1c、非互換用の突起部材32Y1d、カラー識別用リブ32Y1e、ガイドリブ32Y1f、等が設けられている。
RFID32Y10を設置するための設置部32Y1cは、容器本体32Y1の内周面から内側に突出した突出部(凹部)である(図12を参照できる。)。そして、この凹状の設置部32Y1cにはめ込むように、RFID32Y10が非接着・非溶着で設置される。このように、凹状の設置部32Y1cにRFID32Y10を埋設することで、ユーザーの不注意によりトナー容器32Yを何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしたときであっても、RFID32Y10が直接的にダメージを受けて破損してしまう可能性が低くなる。なお、設置部32Y1cの構成・動作については、後で詳しく説明する。
非互換用の突起部材32Y1dは、トナー容器32Yが画像形成装置本体100に対して長手方向に装着されるときに画像形成装置本体100に係合して異なる種類の容器の誤セットを防止するためのものである。例えば、非互換用の突起部材32Y1dは、メーカーとは別の会社が画像形成装置を別ブランドで販売するとともにメーカーがトナー容器をその別会社に供給する場合等であって、メーカーの自社ブランドのトナー容器を別会社のものと区別するとき等に設けられる。非互換用の突起部材32Y1dは、シャッタ部材32Y4(トナー排出口を閉鎖した状態のものである。)とともにRFID32Y10(電子基板)を挟むようにトナー容器32Yの周面上に形成されている。
カラー識別用リブ32Y1eは、イエロー用のトナー補給装置60Yに、イエロー用のトナー容器32Yとは異なる色のトナー容器32M、32C、32Kが誤セットされないように構成されている。すなわち、図8及び図9に示すイエロー用のカラー識別用リブ32Y1eと、マゼンタ用のカラー識別用リブと、シアン用のカラー識別用リブと、ブラック用のカラー識別用リブと、は互いにそのリブ位置が異なり、対応するトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kにのみ合致するように形成されている。
また、ガイドリブ32Y1fは、トナー補給装置の挿入口に対して、トナー容器32Yが正しい姿勢で着脱されるように案内するためのものである。
なお、容器本体32Y1は、PET、PE、PP等の樹脂材料にて形成されていて、ブロー成形又は2軸延伸ブロー成形にて形成したものである。このように、ブロー成形又は2軸延伸ブロー成形を用いることで、RFID32Y10を設置するために凹状の設置部32Y1c等を容易に形成することができる。
一方、フランジ部材32Y2は、PS等の樹脂材料にて形成されていて、射出成形にて形成したものである。フランジ部材32Y2は、容器本体32Y1に当接する部分を接着又は熱溶着して容器本体32Y1に固定されている。
フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とを接着剤を用いて接着する場合には、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とを嵌合した後に、その当接部の外周部分をコーティングするように接着剤を塗布する方法を用いることが好ましい。フランジ部材32Y2と容器本体32Y1との接合に接着剤を用いる場合には、接合に係る製造装置が安価になるとともに、双方の部材32Y1、32Y2の接合強度を高めることができる。
フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とを熱溶着する場合には、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とを嵌合した後に、その当接部の外周部分に熱を加えて双方の部材32Y1、32Y2を熱溶着することになる。このような場合には、接着剤を用いて接合する場合に比べて、接着剤の乾燥時間が不要となるために、トナー容器32Yの生産性を高めることができる。
なお、製造工程時におけるトナー容器32Yへのトナーの充填は、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1との接着又は熱溶着が終了した後(トナー容器32Yの組立てが終了した後)に、トナー排出口Wからおこなうことができる。
ここで、図8〜図11を参照して、フランジ部材32Y2には、把持部32Y2a、トナー排出口W、シャッタ部材32Y4、等が設けられている。
シャッタ部材32Y4は、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に設置された状態で容器本体32Y1とともにおこなわれるフランジ部材32Y2の回転操作に連動してトナー排出口Wを開閉するように、トナー容器32Y(フランジ部材32Y2)の周面上に設置されている。
詳しくは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)にトナー容器32Yを装着する場合、ユーザーはトナー容器32Y(フランジ部材32Y2)の把持部32Y2a(図8の状態のものである。)を把持しながら、トナー容器32Yの容器本体32Y1の底部から装置本体100の挿入口に向けてトナー容器32Yを押し込む。このとき、トナー容器32Y上のガイドリブ32Y1fが装置本体100の案内溝に係合してトナー容器32Yの周方向の姿勢が規制される。その後、周方向の姿勢が規制された状態のままさらに押し込まれて、トナー容器32Yの底部に設けられたカップリング32Y6が駆動カップリング90に係合した後に、把持部32Y2aを時計方向に約90度だけ手動回転させることで、シャッタ部材32Y4がトナー補給装置60Yに設けられた係合部材(不図示である。)に係合して回転が規制されて、トナー排出口Wが開放される。このとき、トナー排出口Wは下方に向いてトナータンク部61Yのトナー補給口と係合(連通)した状態(図3〜図7の状態である。)で、トナー容器32Y(容器本体32Y1とフランジ部材32Y2とである。)がトナー補給装置60Yに固定保持される。これに対して、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)からトナー容器32Yを取出する場合には、上述した装着時の操作と逆の手順で操作がおこなわれることになる。
なお、トナー排出口Wとその周囲に対向するシャッタ部材32Y4の対向面には、発泡ポリウレタン等からなるシール部材が貼着されている。これにより、シャッタ部材32Y4によってトナー排出口Wを閉鎖した状態(図8の状態である。)での、トナー容器32Y内のトナーがトナー排出口Wの近傍から漏出する不具合が抑止される。
図10〜図12を参照して、搬送部材32Y3は、軸部32Y3a上に、厚さが188μm程度の薄肉のPET等の樹脂材料で形成された可撓性を有する羽根部材32Y3bが軸方向にわたって複数設けられたものである。そして、搬送部材32Y3の軸部32Y3aは、一端側がフランジ部材32Y2の穴部に支持され、他端側が軸受部材32Y5を介して容器本体32Y1の穴部Bに支持される。さらに、搬送部材32Y3の軸部32Y3aの他端側には、軸受部材32Y5の外側に、シール部材32Y7、カップリング32Y6が順次設置される。カップリング32Y6は、搬送部材32Y3の軸部32Y3aにはめ込まれ、搬送部材32Y3とともに一体的に回転する。上述したように、本実施の形態1では、搬送部材32Y3の羽根部材32Y3bを可撓性を有し軟質な材料で形成しているために、トナー容器32Yの内周面に摺接してもそのときの負荷抵抗を小さくできるとともに、搬送するトナーに与えるダメージも小さくすることができる。
なお、搬送部材32Y3の羽根部材32Y3bの配列、配置数、形状等は、本実施の形態1のものに限定されるものではない。
このように、本実施の形態1におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y1とフランジ部材32Y2とが強固に接合されたものである。そのため、内周部に螺旋状の突起部が形成されていて所定方向に回転駆動される容器本体の頭部に、非回転で画像形成装置本体に保持されるキャップ部が設置されたトナー容器(特開2007−178969等に開示されたものである。)のように、ユーザーの不注意によりトナー容器を何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしたときに、キャップ部と容器本体との間に設けたシール材に瞬間的に隙間が生じて、そこからトナーが噴出してしまうような不具合が生じることがない。すなわち、本実施の形態1におけるトナー容器32Yは、容器本体32Y1とフランジ部材32Y2とが強固に接合されているために、ユーザーの不注意によりトナー容器を何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしても、双方の部材32Y1、32Y2の間からトナーが噴出するような不具合は発生しない。
以下、本実施の形態1におけるトナー容器32Yにおいて、さらに特徴的な構成・動作について詳述する。
図12(設置部32Y1cの位置を通る断面図である。)を参照して、トナー容器32Yの容器本体32Y1に形成された設置部32Y1cは、容器本体32Y1の内周面から内側に向けて高さHだけ突出した突出部(凹部)である。このように、容器本体32Y1の外周面から凹んだ位置(設置部32Y1c)にRFID32Y10を埋設することで、ユーザーの不注意によりトナー容器32Yを何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしたときであっても、RFID32Y10が直接的に物体や地面にぶつかって破損してしまう可能性が低くなる。
しかし、このように内周面から内部に向けて突出する突出部32Y1c(設置部)は、搬送部材32Y3によって長手方向(図12の紙面垂直方向である。)に搬送されるトナーのスムーズな流れを制限してしまう可能性がある。具体的には、突出部32Y1c(設置部)の近傍でトナーが滞留してしまうことがあった。そして、このようにトナーの滞留が生じてしまうと、搬送部材32Y3によるトナー容器32Y内のトナー搬送性が低下してトナー排出口Wからのトナー排出不良が生じてしまったり、トナーエンド時のトナー容器32Y内のトナー残量が多くなってしまったりしていた。
このような不具合を解決するために、本実施の形態1では、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hを5mm以下に設定している(H≦5mm)。本願発明者は、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hが5mm以下であれば、突出部32Y1cでのトナーの滞留の程度がほとんど無視できるものであることを、実験やシミュレーションを通じて知得した。
さらに、本実施の形態1では、図12を参照して、搬送部材32Y3に設置された可撓性を有する羽根部材32Y3bは、突出部32Y1c(設置部)に喰い込む喰込量δを5mm以下に設定している(0mm<δ≦5mm)。ここで、突出部32Y1cに対する羽根部材32Y3bの「喰込量」とは、突出部32Y1cがなかったと仮定したときに、実際には存在する突出部32Y1cの位置にオーバーラップする量である。したがって、実際には、突出部32Y1cに対して羽根部材32Y3bが当接して、図12に示す喰込量δに応じて羽根部材32Y3bが撓むことになる。
羽根部材32Y3bを突出部32Y1cに喰い込ませることで、突出部32Y1cの近傍に停滞するトナーの流動を促進することができるために、先に説明したトナー停滞による不具合をさらに軽減することができる。また、突出部32Y1cへの羽根部材32Y3bの喰込量δを5mm以下に制限したのは、喰込量δが5mmを超えてしまうと、突出部32Y1cとの摺接によって、羽根部材32Y3bの先端温度が上昇する程度が大きくなるためである。このように、羽根部材32Y3bの先端温度が大きく上昇すると、その周囲のトナーが凝集(固着)してしまい、その凝集トナーがそのまま現像装置5Yに補給されることによって出力画像上に白ポチ画像が生じてしまうことになる。したがって、突出部32Y1cへの羽根部材32Y3bの喰込量δを上述の範囲に設定した。
なお、本実施の形態1では、高さHや羽根部材32Y3bの喰込量δが制限される突出部を、外周面側にRFID32Y10が設置される設置部32Y1cとした。しかし、高さHや羽根部材32Y3bの喰込量δを制限すべき突出部は、RFID32Y10が設置される設置部32Y1cに限定されることなく、その他に容器本体32Y1の内周面から内側に向けて突出する突出部(凹部)が存在する場合には、その突出部の高さHや、その突出部に対する羽根部材32Y3bの喰込量δも、それぞれ上述した範囲に制限する必要がある。
ここで、先に説明したように、本実施の形態1におけるトナー容器32Yの外面に設けられた設置部32Y1c(凹部)には、電子情報が格納された電子情報格納部材としてのRFID32Y10が、接着剤や熱溶着を用いることなく、設置されている。
図13(A)はRFID32Y10が設置された設置部32Y1cを示す拡大上面図であって、図13(B)はRFID32Y10が設置された設置部32Y1cを示す拡大断面図である。
図13を参照して、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の移動を規制する第1規制部材としての壁部32Y1c1と、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の移動を規制する第2規制部材としての蓋部材32Y1mと、によって、RFID32Y10が設置部32Y1cに非接着・非溶着で設置されている。そして、RFID32Y10と蓋部材32Y1m(第2規制部材)との係合を解除することによって、特別な治具等を用いることなく、RFID32Y10をトナー容器32Yから独立して分離できるように構成されている。
具体的に、図13を参照して、第1規制部材としての壁部32Y1c1は、容器本体32Y1の設置部32Y1cにおいて、RFID32Y10の周りを囲むように外面(外周面)から外側に向けて突出するように形成されている。このように形成された壁部32Y1c1によって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向(図13(B)の左右方向及び紙面垂直方向である。)の位置決めがされる。
また、第2規制部材としての蓋部材32Y1mは、壁部32Y1c1の内側に嵌合するように、起立部32Y1m1が設けられている。さらに、この起立部32Y1m1は、RFID32Y10の天面の一部を覆うように、RFID32Y10に当接する。なお、蓋部材32Y1mには開口が設けられていて、蓋部材32Y1mを設置部32Y1cに装着した場合であっても、外側からRFID32Y10の天面の一部が露呈するように構成されている。このように構成された蓋部材32Y1mによって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向(図13(B)の上下方向である。)の位置決めがされる。
ここで、蓋部材32Y1の起立部32Y1m1と、容器本体32Y1の壁部32Y1c1と、は、双方の部材の良好な嵌め合いが可能になるような寸法で形成されている。これにより、トナー容器32Yにある程度大きな外力が作用しても、蓋部材32Y1が簡単に設置部32Y1cから脱落して、RFID32Y10も同時に脱落してしまう不具合を抑止することができる。
さらに、図14に示すように、蓋部材32Y1mを壁部32Y1c1から矢印方向に取り外して、RFID32Y10と蓋部材32Y1mとの係合を解除することによって、RFID32Y10をトナー容器32Yから容易に分離することができる(白矢印方向の分離である。)。
したがって、リサイクル処理時に、RFID32Y10の分離作業の効率を高めることができる。
詳しくは、トナー容器32Yの容器本体32Y1を再使用する場合には、容器本体32Y1内部のトナーの汚れを水やエアー等を用いて洗浄しなければならない。その際に、トナー容器32YにRFID32Y10が設置された状態であると、RFID32Y10が水やエアーによって破損してしまうことがある。したがって、トナー容器32Yの容器本体32Y1を洗浄する前に、容器本体32Y1からRFID32Y10を効率的に分離する必要がある。そして、洗浄後の容器本体32Y1に、データの再入力等がされた後のRFID32Y10を再び設置することになる。
また、トナー容器32Yの容器本体32Y1を再利用(原材料化)する場合等にも、異材料からなるRFID32Y10を容器本体32Y10から効率的に分離する必要がある。そして、分離したRFID32Y10は、データの初期化等がされた後に、再使用されることになる。
さらに、本実施の形態1によれば、接着剤を用いたり、熱溶着をおこなうための治具を用いたりすることなく、トナー容器32YへのRFID32Y10の装着・分離を簡単におこなうことができる。したがって、トナー容器32Yの製造工程において、トナー容器32YへのRFID32Y10の組付け作業性を高めることもできる。また、トナー容器32Yのメンテナンス工程において、トナー容器32YへのRFID32Y10の交換作業性を高めることもできる。
また、本実施の形態1では、図8、図9等を参照して、RFID32Y10が、壁部32Y1c1(第1規制部材)と蓋部材32Y1m(第2規制部材)とによって、容器本体32Y1の周面から内部側に凹んだ位置であってトナー排出口W(切欠部KQ)に近い位置に位置決めされている。
そして、図15に示すように、RFID32Y10と壁部32Y1c1(第1規制部材)と蓋部材32Y1m(第2規制部材)とは、容器本体32Y1をフランジ部材32Y2の側からみたときに、シャッタ部材32Y4によってトナー排出口Wを閉鎖した状態のフランジ部材32Y2の投影面内に入るように配設されている。換言すると、RFID32Y10は、シャッタ部材32Y4がトナー排出口Wを閉鎖した状態で、トナー容器32Yの長手方向からみてシャッタ部材32Y4を含む容器32Yの投影領域に内在するように配設されている。これにより、ユーザーの不注意によりトナー容器32Yを何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしたときであっても、シャッタ部材32Y4が直接的に真先に物体や地面にぶつかる可能性が高くなり、RFID32Y10が直接的にダメージを受けて破損してしまう可能性が低くなる。
以上説明したように、本実施の形態1では、容器本体32Y1内のトナーをトナー排出口Wに向けて長手方向に搬送する搬送部材32Y3が設置されたトナー容器32Yであって、トナー容器32Yの内周面から内側に突出する突出部32Y1c(設置部)を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合を低減することができる。
実施の形態2.
図16にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図16は、実施の形態2におけるトナー容器の、RFID32Y10(電子情報格納部材)が設置された設置部32Y1cを示す拡大図であって、前記実施の形態1における図13に相当する図である。本実施の形態2におけるトナー容器32Yは、設置部32Y1cの構成が、前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態2におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、容器本体32Y1、フランジ部材32Y2、搬送部材32Y3、シャッタ部材32Y4、電子情報格納部材としてのRFID32Y10、等で構成される。
また、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の移動を規制する第1規制部材と、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の移動を規制する第2規制部材と、によって、RFID32Y10が設置部32Y1cに非接着・非溶着で設置されている。そして、RFID32Y10と第1規制部材や第2規制部材との係合を解除することによって、特別な治具等を用いることなく、RFID32Y10をトナー容器32Yから独立して分離できるように構成されている。
さらに、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hが5mm以下に設定され、突出部32Y1c(設置部)に対する羽根部材32Y3bの喰込量δが5mm以下に設定されている。
ここで、本実施の形態2のトナー容器32Yは、第1規制部材や第2規制部材の構成が、前記実施の形態1のものと相違する。ここでは、図16(A1)及び(A2)、図16(B1)及び(B2)、図16(C1)及び(C2)、図16(D1)及び(D2)、図16(E1)及び(E2)、にそれぞれ示す5つの形態を説明する。上述した図16の各図は、それぞれ、前記実施の形態1における図13(A)及び(B)に相当するものである。
図16(A1)及び(A2)に示すトナー容器は、第1規制部材としての壁部32Y1c1は、前記実施の形態1のものとほぼ同様に構成されている。
また、第2規制部材としての蓋部材32Y1mは、壁部32Y1c1の外側に嵌合するように、起立部が設けられている。このように構成された蓋部材32Y1mによって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の位置決めがされる。
図16(B1)及び(B2)に示すトナー容器は、第1規制部材としての壁部32Y1c1は、前記実施の形態1のものとほぼ同様に構成されている。
また、第2規制部材としての蓋部材32Y1mは、図中の破線で囲んだ領域NZにて壁部32Y1c1に粘着剤を介して粘着されている。このように構成された蓋部材32Y1mによって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の位置決めがされる。ここで、上述した粘着剤は、トナー容器32Yにある程度大きな外力が作用しても蓋部材32Y1が簡単に壁部32Y1c1から脱落することなく、リサイクル作業時には比較的容易に壁部32Y1c1から分離できる程度の粘着力を有したものである。
図16(C1)及び(C2)に示すトナー容器は、第1規制部材としてのボス部32Y1c2は、容器本体32Y1の設置部32Y1cにおいて、外面から外側に向けて突出するように複数本設置されている。そして、これらの複数のボス部32Y1c2は、RFID32Y10に形成された穴部に挿入される。このように形成されたボス部32Y1c2によって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の位置決めがされる。
また、第2規制部材としてのフック部32Y1c3は、容器本体32Y1の設置部32Y1cにおいて、外面から外側に向けて突出するように複数本設置されている。そして、これらの複数のフック部32Y1c3は、RFID32Y10天面の一部に係合する。このように構成されたフック部32Y1c3によって、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の位置決めがされる。
そして、フック部32Y1c3を弾性変形させた状態でRFID32Y10とフック部32Y1c3との係合を解除することによって、RFID32Y10をトナー容器32Yから容易に分離することができる。
図16(D1)及び(D2)に示すトナー容器は、容器本体32Y1の設置部32Y1c(凹部)に着脱自在に設置される保持部材32Y1nが、第1規制部材としての機能と、第2規制部材としての機能と、を有するように構成している。保持部材32Y1nは、比較的軟質な樹脂材料で形成されていて、RFID32Y10の四隅を保持するための穴部が形成されている。そして、保持部材32Y1nを設置部32Y1cから取り出した状態で、保持部材32Y1nを撓ませることで、保持部材32Y1nに対して非接着・非溶着で保持されたRFID32Y10が容易に着脱される。さらに、保持部材32Y1nは、図中の破線で囲んだ係合部Q1で設置部32Y1cに係合して、設置部32Y1cにおける面方向及び直交方向の位置が定まる。
そして、保持部材32Y1nを設置部32Y1c(凹部)から取り外した後に、保持部材32Y1nを弾性変形させた状態でRFID32Y10と保持部材32Y1nとの係合を解除することによって、RFID32Y10をトナー容器32Yから容易に分離することができる。
図16(E1)及び(E2)に示すトナー容器は、保持部材32Y1nが、図16(D1)及び(D2)に示すものと同様に、第1規制部材及び第2規制部材として機能するように構成されている。ここで、容器本体32Y1には、保持部材32Y1nが挿設されるための貫通穴が設けられている。したがって、容器本体32Y1の貫通穴に保持部材32Y1nが挿設されることで、その貫通穴が封止されて、その保持部材32Y1n自体が前記実施の形態1における設置部32Y1c(突出部)として機能することになる。さお、保持部材32Y1nは、図中の破線で囲んだ係合部Q2で係合して、設置部32Y1cにおける面方向及び直交方向の位置が定まる。
そして、保持部材32Y1nを容器本体32Y1の貫通穴から取り外した後に、保持部材32Y1nを弾性変形させた状態でRFID32Y10と保持部材32Y1nとの係合を解除することによって、RFID32Y10をトナー容器32Yから容易に分離することができる。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、容器本体32Y1内のトナーをトナー排出口Wに向けて長手方向に搬送する搬送部材32Y3が設置されたトナー容器32Yであって、トナー容器32Yの内周面から内側に突出する突出部32Y1c(設置部)を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合を低減することができる。
実施の形態3.
図17にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図17(A)は実施の形態3におけるトナー容器を示す概略断面図であって、図17(B)はその概略斜視図である。本実施の形態3におけるトナー容器32Yは、主として、フランジ部材32Y2の端面にトナー充填口KRが形成されている点が、前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態3におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、容器本体32Y1、フランジ部材32Y2、搬送部材32Y3、シャッタ部材32Y4、電子情報格納部材としてのRFID32Y10、等で構成される。
また、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の移動を規制する第1規制部材と、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の移動を規制する第2規制部材と、によって、RFID32Y10が設置部32Y1cに非接着・非溶着で設置されている。そして、RFID32Y10と第1規制部材や第2規制部材との係合を解除することによって、特別な治具等を用いることなく、RFID32Y10をトナー容器32Yから独立して分離できるように構成されている。
さらに、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hが5mm以下に設定され、突出部32Y1c(設置部)に対する羽根部材32Y3bの喰込量δが5mm以下に設定されている。
ここで、本実施の形態3では、図17に示すように、フランジ部材32Y2の端面に、トナーを充填するためのトナー充填口KRが形成されている。さらに、そのトナー充填口KRを封止する封止部材としてのキャップ32Y2cが着脱自在に設置されている。
このように、トナー充填口KRをフランジ部材32Y2の端面に設けることで、トナー容器32Yの長手方向を垂直方向にした状態で(トナー容器32Yの底部を静置面とした状態で)、トナー容器32Yの上方のトナー充填口KRからトナーを充填することができるために、製造工程時におけるトナー容器32Yへのトナー充填作業の効率が向上する。なお、トナー容器32Yへのトナー充填作業が終了した後には、トナー充填口KRにキャップ32Y2cが装着されて、トナー充填口KRからのトナー漏出が防止される。さらに、トナー容器32Yのリサイクル処理時には、トナー充填口KRからキャップ32Y2cが分離されて、トナー容器32Yの清掃工程やトナー再充填作業がおこなわれる。
ここで、本実施の形態3では、フランジ部材32Y2に設けられた把持部32Y2aが、トナー充填口KRへのキャップ32Y2cの着脱を妨げたり、トナー充填口KRからのトナー充填作業を妨げたりしないように、把持部32Y2aに逃げ部32Y2a10が形成されている。具体的には、図17(B)に示すように、把持部32Y2aは、長手方向にみたときにトナー充填口KRと重なる部分に、凹状の逃げ部32Y2a10が設けられている。
また、本実施の形態3では、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とが接着や熱溶着によって接合されているのではなく、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とが当接する部分(図中の領域Sである。)の一部又は全部を外側からテープ材で貼着することで、双方の部材32Y1、32Y2を接合している。
このような構成により、トナー容器32Yのリサイクル処理時において、フランジ部材32Y2と容器本体32Y1とを分解する必要が生じたとき(例えば、搬送部材32Y3の交換をおこなう場合等である。)であっても、その分解作業が容易におこなわれることになる。
以上説明したように、本実施の形態3でも、前記各実施の形態と同様に、容器本体32Y1内のトナーをトナー排出口Wに向けて長手方向に搬送する搬送部材32Y3が設置されたトナー容器32Yであって、トナー容器32Yの内周面から内側に突出する突出部32Y1c(設置部)を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合を低減することができる。
実施の形態4.
図18〜図22にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図18(A1)は実施の形態4におけるトナー容器の容器本体32Y1の組付け前の状態を示す概略正面図であり、図18(A2)はその概略側面図である。図18(B1)は実施の形態4におけるトナー容器の容器本体32Y1の組付け後の状態を示す概略正面図であり、図18(B2)はその概略側面図である。また、図19は、別の形態の容器本体32Y1の組付け後の状態を示す概略正面図である。また、図20(A)はさらに別の形態の容器本体32Y1の組付け前の状態を示す概略正面図であり、図20(B)はその組付け後の状態を示す概略正面図である。また、図21は、トナー容器32Yの底部の近傍を示す断面図である。図22は、軸受部材32Y5を示す正面図である。
本実施の形態4におけるトナー容器32Yは、主として、容器本体32Y1が周方向に2つに分割されたものを組付けたものである点が、前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態4におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、容器本体32Y1、フランジ部材32Y2、搬送部材32Y3、シャッタ部材32Y4、電子情報格納部材としてのRFID32Y10、等で構成される。
また、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の移動を規制する第1規制部材と、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の移動を規制する第2規制部材と、によって、RFID32Y10が設置部32Y1cに非接着・非溶着で設置されている。そして、RFID32Y10と第1規制部材や第2規制部材との係合を解除することによって、特別な治具等を用いることなく、RFID32Y10をトナー容器32Yから独立して分離できるように構成されている。
さらに、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hが5mm以下に設定され、突出部32Y1c(設置部)に対する羽根部材32Y3bの喰込量δが5mm以下に設定されている。
ここで、図18に示すように、本実施の形態4における容器本体32Y1は、周方向に2つに分割された状態のものを接着又は接溶着により接合して形成したものである。すなわち、第1の分割容器本体32Y1Aと、第2の分割容器本体32Y1Bと、を別々に形成した後に、図18(A1)及び(A2)に示すように、双方の分割容器本体32Y1A、32Y1Bを白矢印方向に移動する。そして、図18(B1)及び(B2)に示すように、双方の分割容器本体32Y1A、32Y1Bの位置合わせをおこなった後に、当接部分(図の破線部分である。)を接着又は熱溶着によって接合する。
このように、容器本体32Y1を周方向に2つに分割した構成にすることで、それぞれの分割容器本体32Y1A、32Y1Bを射出成形にて形成することができるので、容器本体32Y1に複雑な形状の凹凸部を形成する場合等であっても、その形状を簡単に具現化することができる。さらに、容器本体32Y1への搬送部材32Y3の設置は、双方の分割容器本体32Y1A、32Y1Bの合体と同時におこなうことができるために、その作業性が向上する。
図19に示す容器本体32Y1は、周方向に分割された2つの分割容器本体32Y1A、32Y1Bの当接部分(図の破線部分である。)が外側に出っ張らないように周方向に接合面を形成している。このような場合であっても、上述したものと同様の効果を得ることができる。
図20に示す容器本体32Y1は、周方向に2つに分割された分割容器本体32Y1A、32Y1Bが、シール材32Y1Dを挟み込んだ状態で固定部材32Y1E(クリップ)によって着脱自在に固定して形成されたものである。
このように構成されたものは、固定部材32Y1E(クリップ)を取り外すことで、容器本体32Y1を2つの分割容器本体32Y1A、32Y1Bに容易に分離することができるために、リサイクル処理時の容器本体(分割容器本体32Y1A、32Y1B)の清掃作業の効率が向上する。
なお、図21を参照して、上述したいずれの形態の分割容器本体32Y1A、32Y1Bにも、その底部には、軸受部材32Y5を挟み込んで固定するための半円状の溝部や、封止部材としてのシール部材32Y7を挟み込んで固定するための半円状の凸部が形成されている。
そして、本実施の形態4では、図22に示すように、軸受部材32Y5に、搬送部材32Y3の軸部32Y3aが挿入される穴部32Y5aとは別に、トナーを充填するためのトナー充填口32Y5bが放射状に4つ形成されている。そして、トナー容器32Yの製造工程において、トナー容器32Yを組み付けた後に、このトナー充填口32Y5bからトナーを充填する。
このように、トナー充填口32Y5bをトナー容器32Yの底部に設けることで、トナー容器32Yの長手方向を垂直方向にした状態で(トナー容器32Yの底部を上面とした状態で)、トナー容器32Yの上方のトナー充填口32Y5bからトナーを充填することができるために、製造工程時におけるトナー容器32Yへのトナー充填作業の効率が向上する。なお、トナー容器32Yへのトナー充填作業が終了した後には、トナー充填口32Y5bを封止するために、軸受部材32Y5上に封止部材としてのシール部材32Y7が密着するように設置されて、トナー充填口32Y5bからのトナー漏出が防止される。
以上説明したように、本実施の形態4でも、前記各実施の形態と同様に、容器本体32Y1内のトナーをトナー排出口Wに向けて長手方向に搬送する搬送部材32Y3が設置されたトナー容器32Yであって、トナー容器32Yの内周面から内側に突出する突出部32Y1c(設置部)を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合を低減することができる。
実施の形態5.
図23及び図24にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図23は、実施の形態5におけるトナー容器32Yを示す概略断面図である。図24(A)は容器本体を組付ける前の状態を示す平面図であって、図24(B)は容器本体を組付けた後の状態を示す斜視図である。
本実施の形態5におけるトナー容器32Yは、主として、容器本体32Y1の他端側にも開口部(第2開口部)が形成されていて、そこにフランジ部材(第2フランジ部材32Y20)が嵌合されている点が、容器本体32Y1の一端側にのみ開口部Kが形成されていて、そこにフランジ部材32Y2が嵌合されている前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態5におけるトナー容器32Yも、前記実施の形態1のものと同様に、容器本体32Y1、フランジ部材32Y2、搬送部材32Y3、シャッタ部材32Y4、電子情報格納部材としてのRFID32Y10、等で構成される。
また、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に沿った面方向の移動を規制する第1規制部材と、RFID32Y10のトナー容器32Yの外面(外周面)に直交する方向の移動を規制する第2規制部材と、によって、RFID32Y10が設置部32Y1cに非接着・非溶着で設置されている。そして、RFID32Y10と第1規制部材や第2規制部材との係合を解除することによって、特別な治具等を用いることなく、RFID32Y10をトナー容器32Yから独立して分離できるように構成されている。
さらに、突出部32Y1c(設置部)の突出量Hが5mm以下に設定され、突出部32Y1c(設置部)に対する羽根部材32Y3bの喰込量δが5mm以下に設定されている。
ここで、本実施の形態5におけるトナー容器32Yは、前記実施の形態1のものとは異なり、容器本体32Y1の他端側(フランジ部材32Y2が設置される開口部K及び切欠部KQが形成された一端側とは異なる端部である。)にも、開口部(第2開口部)が形成されている。そして、この第2開口部には、搬送部材32Y3の他端側を保持する軸受部材32Y5が設置される第2フランジ部材32Y20が嵌合されて接着(又は熱溶着)される。
このように構成されたトナー容器32Yも、容器本体32Y1とフランジ部材32Y2とが強固に接合されるとともに、容器本体32Y1と第2フランジ部材32Y20とが強固に接合されるために、ユーザーの不注意によりトナー容器を何処かにぶつけてしまったり落としてしまったりしても、いずれの部材32Y1、32Y2、32Y20の間からもトナーが噴出するような不具合は発生しない。
なお、本実施の形態5のように構成されたトナー容器32Yにおいては、図24に示すように、容器本体32Y1を1枚のフィルム状部材32Y100で形成することもできる。すなわち、図24(A)に示すように、切欠部KQが形成された1枚の略矩形状のフィルム状部材32Y100を形成する。そして、図24(B)に示すように、このフィルム状部材32Y100の端部(破線で囲んだ部分である。)を合わせるように筒状に巻いた後に、その端部を接合することにより、安価な筒状の容器本体32Y1を形成することができる。その後、筒状の容器本体32Y1の両端に形成された開口部に、それぞれ、フランジ部材32Y2、32Y20を嵌合させて、図23で説明したものと同様のトナー容器32Yを形成する。
なお、このように容器本体32Y1をフィルム状部材32Y100で形成する場合には、その周面に、前記実施の形態1における凹状の設置部32Y1cを形成するのが難しくなる。したがって、そのような場合には、凹状の設置部32Y1cをフランジ部材32Y2に形成することになる。
以上説明したように、本実施の形態5でも、前記各実施の形態と同様に、容器本体32Y1内のトナーをトナー排出口Wに向けて長手方向に搬送する搬送部材32Y3が設置されたトナー容器32Yであって、トナー容器32Yの内周面から内側に突出する突出部32Y1c(設置部)を設けても、その部分にトナーが滞留しまう不具合を低減することができる。
なお、前記各実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32K内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32K内に2成分現像剤を収容することもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態において、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kは、図1を参照して、いずれも、トナータンク部(61Y)、トナー搬送部(62Y、63Y)、トナー落下経路(64Y)で形成されるトナー搬送経路が逆N字状(ロシア文字のИ字状)に形成されている(図1の紙面奥側からみた場合にはN字状となる。)。そして、各色のトナー搬送部(62Y、63Y)は、対応する色のプロセスカートリッジ(作像部6Y)の上方であって、装置本体100に対するプロセスカートリッジの着脱口の上方に設けられている。また、各色のトナー容器(32Y)、トナータンク部(61Y)、トナー搬送部(62Y)の搬送方向上流側は、対応する色のプロセスカートリッジではなく、隣接するプロセスカートリッジ(図1の左隣である。)の上方に設けられている。このような構成により、複数のプロセスカートリッジ(作像部)が並列に配設されたタンデム式の画像形成装置において、プロセスカートリッジ(作像部)の着脱操作をおこなう際にプロセスカートリッジとトナー補給装置とが干渉することなく、各色のトナー容器からプロセスカートリッジまでの縦方向のレイアウトをコンパクト化することができるとともに、トナー補給量のばらつきを生じさせない画像形成装置を提供することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y 現像装置、
31 トナー容器収容部、
32Y、32M、32C、32K トナー容器、
32Y1 容器本体、
32Y1c 設置部(突出部)、
32Y1c1 壁部(第1規制部材)、
32Y1c2 ボス部(第1規制部材)、
32Y1c3 フック部(第2規制部材)、
32Y1m 蓋部材(第2規制部材)、
32Y1n 保持部材(第1、第2規制部材)、
32Y2 フランジ部材、
32Y2a 把持部、
32Y2c キャップ(封止部材)、
32Y3 搬送部材、
32Y3a 軸部、 32Y3b 羽根部材、
32Y4 シャッタ部材、
32Y5 軸受部材、 32Y5b トナー充填口、
32Y6 カップリング、
32Y7 シール部材(封止部材)、
32Y10 RFID(電子情報格納部材)、
32Y20 第2フランジ部材、
100 画像形成装置本体(装置本体)、
W トナー排出口、 K 開口部、 KQ 切欠部、 KR トナー充填口。
特開2004−85812号公報 特開2007−178969号公報 特開2008−20617号公報

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるトナー容器であって、
    一端側に形成された開口部に繋がるように周面上に形成された切欠部を有する筒状の容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部及び前記切欠部に嵌合されるとともに、容器の内部に収容されたトナーを排出するためのトナー排出口が前記切欠部に嵌合する位置に形成されたフランジ部材と、
    前記画像形成装置本体に設置された状態で前記容器本体とともにおこなわれる前記フランジ部材の回転操作に連動して前記トナー排出口を開閉するために容器の周面上に設置されたシャッタ部材と、
    前記容器本体の内部に回転自在に設置されるとともに、他端側にて前記画像形成装置本体から伝達される駆動力によって所定方向に回転して前記容器本体に収容されたトナーを他端側から前記トナー排出口に向けて長手方向に搬送する搬送部材と、
    を備え、
    前記容器本体は、その内周面から内側に突出した突出部を具備し、
    前記搬送部材は、可撓性を有する羽根部材を具備し、
    前記突出部に喰い込む前記羽根部材の喰込量を5mm以下に設定したことを特徴とするトナー容器。
  2. 前記突出部は、前記容器本体の内周面から突出する突出量が5mm以下に設定されたことを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記突出部は、その外周面側に、電子情報が格納された電子情報格納部材が設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー容器。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
JP2009172527A 2009-07-23 2009-07-23 トナー容器及び画像形成装置 Active JP5353524B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009172527A JP5353524B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 トナー容器及び画像形成装置
US12/842,680 US8532542B2 (en) 2009-07-23 2010-07-23 Toner container and manufacturing method for toner container
US12/987,411 US8311447B2 (en) 2009-07-23 2011-01-10 Toner container and manufacturing method for toner container
US13/964,734 US9213261B2 (en) 2009-07-23 2013-08-12 Toner container and manufacturing method for toner container
US14/751,548 US9436127B2 (en) 2009-07-23 2015-06-26 Toner container and manufacturing method for toner container
US15/058,595 US9529303B2 (en) 2009-07-23 2016-03-02 Toner container and manufacturing method for toner container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009172527A JP5353524B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 トナー容器及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011027936A JP2011027936A (ja) 2011-02-10
JP5353524B2 true JP5353524B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=43636768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009172527A Active JP5353524B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 トナー容器及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5353524B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562800B (zh) * 2011-03-30 2017-05-10 株式会社理光 墨粉存储容器和图像形成设备
JP5772186B2 (ja) * 2011-04-25 2015-09-02 株式会社リコー 粉体収納容器および画像形成装置
JP5853404B2 (ja) * 2011-04-25 2016-02-09 株式会社リコー 粉体収納容器および画像形成装置
JP5595976B2 (ja) * 2011-05-27 2014-09-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
CA3039367C (en) 2011-11-25 2023-01-31 Ricoh Company, Limited Powder container and image forming apparatus
JP5435380B1 (ja) * 2011-11-25 2014-03-05 株式会社リコー 粉体収納容器及び画像形成装置
JP5850994B2 (ja) * 2014-08-01 2016-02-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
JP5850995B2 (ja) * 2014-08-04 2016-02-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
JP5853064B2 (ja) * 2014-08-04 2016-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
JP6380273B2 (ja) * 2015-07-23 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2986679B2 (ja) * 1994-06-17 1999-12-06 シャープ株式会社 トナーカートリッジ
JP3747720B2 (ja) * 1999-12-24 2006-02-22 富士ゼロックス株式会社 現像剤カートリッジ
JP3893861B2 (ja) * 2000-08-18 2007-03-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びこれに用いる交換部品
JP2007298543A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Fuji Xerox Co Ltd トナーカートリッジ
JP5168006B2 (ja) * 2007-09-27 2013-03-21 セイコーエプソン株式会社 消耗品カートリッジ及びそれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011027936A (ja) 2011-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5353524B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
US9529303B2 (en) Toner container and manufacturing method for toner container
JP5541606B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP4789982B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを用いた画像形成装置
US8929780B2 (en) Toner container, image forming apparatus, toner container producing method and toner container recycling method
JP5327577B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
TWI479283B (zh) Powder container, toner cartridge, developing device, processing unit, image forming apparatus, and powder container
JP5476871B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5327626B2 (ja) 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置
JP2009069417A (ja) 画像形成装置
JP2012252178A (ja) トナー容器、及び、画像形成装置
JP5304124B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP5495096B2 (ja) 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置
JP5365121B2 (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
JP2011118160A (ja) コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置
JP4315442B2 (ja) 画像形成装置
JP5146735B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP5598741B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP4392751B2 (ja) トナー容器、及び、それを備えた画像形成装置
US11934112B2 (en) Image forming apparatus having a control mode to vibrate a data recording medium
JP5812391B2 (ja) 粉体収納容器、及び画像形成装置
JP2010266525A (ja) コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置
JP2017003928A (ja) 粉体容器、及び、画像形成装置
JP2009086131A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130812

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5353524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151