JP5812391B2 - 粉体収納容器、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の粉体収納容器において、上記キャップ部材に、中央演算装置(CPU)、入出力インターフェース部、ロム(ROM)、及びラム(RAM)を有する集積回路(ICチップ)を設けたアイ・シー・タグ(ICタグ)が装着されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2のいずれか一に記載の粉体収納容器において、上記排出口以外の場所に保持された上記キャップ部材を取り外し、上記排出口に再度装着できることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の画像形成装置の発明は、記録媒体上に粉体を付着させて画像形成を行なう画像形成装置において、上記粉体を収納する粉体収納容器として、請求項1乃至3のいずれか一に記載の粉体収納容器を備えたことを特徴とするものである。
本発明は、キャップ部材を排出口以外の場所にも保持可能なように、粉体収納容器とキャップ部材とを形成しているので、粉体収納容器を用いる装置本体に装着中、粉体収納容器から取り外したキャップ部材を粉体収納容器に保持できる。すなわち、キャップ部材を粉体収納容器の排出口以外の場所に保持可能に形成し、キャップ部材自体にその紛失を防止する機能を持たせている。したがって、粉体収納容器から取り外したキャップ部材を粉体収納容器に保持することで、キャップ部材を紛失してしまうことを防げる。
まず、本実施形態におけるトナーカートリッジ70の第1の実施例である実施例1について、図を用いて説明する。ここで、図3は、本実施例に係るトナーカートリッジ70の構成を示す説明図、図4は、トナー補給装置に装着される前のトナーカートリッジ70の状態の説明図である。図5は、トナー補給装置に装着されたトナーカートリッジ70の状態の説明図、図6は、トナーカートリッジ70の管挿入部材の別の構成を示す構成図、図7は、トナーカートリッジ70の保管時の状態の説明図である。そして、図8は、開口部から取り外したキャップ部材を保持する構成の説明図である。
次に、本実施形態におけるトナーカートリッジ70の第2の実施例である実施例2について、図を用いて説明する。本実施例と実施例1とでは、本実施例では、プリンタ本体への装着時、プリンタ本体に設けられた部材と嵌め合う構成をキャップ100に設けていることに係る点のみ異なる。その他の構成・動作に関わる点は上述した実施例1の粉体搬送装置35と同様であるので、同様な点は適宜省略して説明する。ここで、図9は、本実施例に係る排出口から取り外したキャップ部材を保持する構成の説明図、図10は、キャップ部材と本体に設けた嵌め合い部材との軸方向に垂直な平面図である。
本実施形態におけるトナーカートリッジ70の第3の実施例である実施例3について、図を用いて説明する。本実施例と実施例1、2とでは、キャップ100にプリンタ本体との通信手段であるアイ・シー・タグ(以下、ICタグという)を設けていることに係る点のみ異なる。その他の構成・動作に関わる点は上述した実施例1、2の粉体搬送装置35と同様であるので、同様な点は適宜省略して説明する。ここで、図11は、本実施例に係るキャップ部材にICタグを設けた構成の説明図である。また、本実施例では、実施例1のキャップ100にICタグを設けた構成について説明する。
本実施形態におけるトナーカートリッジ70の第4の実施例である実施例4について、図を用いて説明する。本実施例と実施例1乃至3とでは、本実施例のキャップ部材に、トナーカートリッジ70内に収容するトナーの色に対応してキャップ保持部に形成した識別用凸部に嵌め合う識別用凹部を設けたことに係る点のみ異なる。その他の構成・動作に関わる点は上述した実施例1乃至3の粉体搬送装置35と同様であるので、同様な点は適宜省略して説明する。ここで、図12は、本実施例に係るキャップ部材とキャップ保持部の説明図である。また、本実施例では、実施例1のキャップ100に識別用凹部を設けた構成について説明する。
また、本実施形態のトナーカートリッジ70では、次の作用効果を奏することができる。プリンタ本体に設けた嵌め合い部材120の凹部122と、キャップ100の覆板部102に設けた凸部105とは、トナーカートリッジ70のプリンタ本体への装着時に嵌め合わされる。この凹部122と凸部105とが嵌め合わせた状態で、トナーカートリッジ70のプリンタ本体へ装着、つまりカートリッジセットが完了しない。このように構成されているので、使用者は、トナーカートリッジ70から取り外したキャップ100をトナーカートリッジ70に必ず保持させることになり、キャップ100を紛失してしまうことを確実に防げる。
また、本実施形態のトナーカートリッジ70では、次の作用効果を奏することができる。嵌め合い部材120の凹部122とキャップ100の凸部105との嵌め合いを介して、トナーカートリッジ70を回転駆動させる。このように回転駆動することで、トナーカートリッジ70の排出口である開口部72側にギヤ73及び原動ギヤ81を設けずとも、カートリッジ70を回転駆動することができる。そして、カートリッジ70を回転させてボトル部71に形成されたスパイラル状の突起71aの回転によりトナーは開口部72側に移動させることができる。したがって、トナーカートリッジ70にキャップ100を保持させなくては、トナーカートリッジ70の回転駆動ができず、使用者は、キャップ100をトナーカートリッジ70に必ず保持させる必要が生じる。よって、キャップ100を紛失してしまうことを確実に防げる。
また、本実施形態のトナーカートリッジ70では、次の作用効果を奏することができる。トナーカートリッジ70自体や収納するトナーの情報等を記憶させたICタグ106をキャップ100に装着することで、トナーカートリッジ70をプリンタ本体に装着する際、プリンタ本体と通信を行う。そして、正しいトナーカートリッジ70であるか否かを判断できる。つまり、カートリッジセット検知を行う。したがって、誤ったトナーカートリッジをセットすることに起因したプリンタ本体の故障等の不具合を防止することができる。そして、キャップ100をトナーカートリッジ70のカートリッジ凹部110に保持させなくてはプリンタ本体のとの通信が行えないため、正しいトナーカートリッジ70が装着されたことを検知できず、プリンタ本体を稼動できない。したがって、使用者はトナーカートリッジ70から取り外したキャップ100をトナーカートリッジ70に必ず保持させることになり、キャップ100を紛失してしまうことを確実に防げる。
また、本実施形態のトナーカートリッジ70では、次の作用効果を奏することができる。トナーカートリッジ70の使用後、トナーカートリッジ70を交換する場合には、キャップ100はカートリッジ凹部110に圧入するようにして嵌め合わせて保持させているので、所定以上の力を加えキャップ100を取り外せる。この取り外したキャップ100でトナーカートリッジ70のトナーの排出口である開口部72を再封印することにより、使用後のトナーカートリッジ70を密閉できる。したがって、使用後のトナーカートリッジ70の保管時及び搬送時(回収時)に、トナーカートリッジ70が転倒して開口部72から残トナーが外部に飛散することによる汚染を防止できる。
また、本実施形態のプリンタでは、上述したいずれかのトナーカートリッジ70を備えることで、上述したいずれかのトナーカートリッジ70と同様な作用・効果を奏することができる。
71 ボトル部
71a 突起
72 開口部
73 ギヤ
74、90 管挿入部材
75、91 フランジ部材
75a、91a 管挿入部
75b、91b 管挿入経路
76、92 弾性部材
77、93 シャッタ部材
78、94 スプリング部材
81 原動ギヤ
82 管部材
82a 開口部
83 チューブ
84 粉体ポンプ
91c 円錐面
95 螺子凸部
100 キャップ
101 筒部
102 覆板部
103 把手部
104 螺子凹部
105 凸部
106 ICタグ
110 カートリッジ凹部
120 嵌め合い部材
122 凹部122
123 軸
124 エンドリング
130 支持部130
131 アンテナ
J 識別用凹部
J’ 識別用凸部
Claims (4)
- 粉体を収納する粉体収納容器において、
上記粉体の排出口を封印する着脱可能なキャップ部材を備え、
上記粉体収納容器と上記キャップ部材とは、該キャップ部材を上記排出口以外の場所にも保持可能なように形成され、
上記キャップ部材に、上記粉体収納容器を装着する装置本体の部材と、互いに嵌め合う部分を設け、
上記嵌め合う部分から回転駆動力が伝達されることを特徴とする粉体収納容器。 - 請求項1に記載の粉体収納容器において、
上記キャップ部材に、
中央演算装置(CPU)、入出力インターフェース部、ロム(ROM)、及びラム(RAM)を有する集積回路(ICチップ)を設けたアイ・シー・タグ(ICタグ)が装着されていることを特徴とする粉体収納容器。 - 請求項1乃至2のいずれか一に記載の粉体収納容器において、
上記排出口以外の場所に保持された上記キャップ部材を取り外し、
上記排出口に再度装着できることを特徴とする粉体収納容器。 - 記録媒体上に粉体を付着させて画像形成を行なう画像形成装置において、
上記粉体を収納する粉体収納容器として、請求項1乃至3のいずれか一に記載の粉体収納容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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