JP4622385B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、画像形成装置本体に着脱可能な部品に無線タグが取り付けられる画像形成装置に関する。
電子写真画像形成プロセスを用いる複写機等の電子写真画像形成装置においては、一様に帯電させた感光体ドラムと呼ばれる電子写真感光体に選択的な露光をして静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで顕像化するとともに、このトナー像を記録媒体に転写して画像記録を行う。このような装置にあっては、未使用のトナーを収納する容器をカートリッジ化してトナーカートリッジとし、あるいは電子写真感光体をカートリッジ化し、さらに電子感光体とその周辺の帯電装置、現像装置、クリーニング装置等も含めてプロセスカートリッジとすることが行われる。
これらのカートリッジが消耗され、やがて交換時期になると消費者等により取外され、新しいカートリッジに交換される。このように交換可能な消耗部品には、その消耗部品の履歴等をトレースするために、無線交信可能なメモリモジュールが取り付けられることがある。例えば、このメモリモジュールに、そのカートリッジの仕様等を記憶させておけば、カートリッジの交換の際に、複写機の仕様に合うものかどうかが判別でき、複写機の性能を保証できる。また、交換後に回収・リサイクルを行うときも、そのカートリッジの仕様等が読み出せるので、正しく回収・リサイクルを行うことができる。また、消費者の使用状況を記憶するようにすれば、それを読み出すことで故障解析等を容易に行うことができ、また消費者の消費動向等のデータを収集できるので、サービス向上に役立てることができる。
このような無線機能付きメモリモジュールとしては、アンテナと無線インタフェースと書き換え可能な半導体メモリ等を組合せた回路モジュールを用いることができる。例えば、アンテナ付きRFID(Radio Frequency Identity)チップ、あるいは非接触ICチップ、あるいは無線タグ(TAG)等と呼ばれるものを用いることができる。そして、このような無線タグは、カートリッジのみならず、交換可能な部品やユニット、例えば回路基板等にも付されて用いられる。
無線タグと、装置本体側の送受信装置とは、近接して配置することが好ましい。特許文献1には、プロセスカートリッジを装置本体側に位置決めするためにプロセスカートリッジを感光体ドラムの軸線方向に付勢する付勢部材に装置本体側の送受信装置を配置し、付勢部材の対向する位置に無線タグを配置することが開示されている。
特開2003−195725号公報
近年、複写機等の画像形成装置の小型化が進展するとともに、カートリッジ等の小型化も進み、無線タグを備える各種カートリッジや各種ユニット等の位置が近接し、複数の無線タグが近接して配置されることがある。このように、ごく近い位置関係で複数の無線タグが配置されると、カートリッジを交換してその無線タグに装置本体側の送受信部からアクセスするとき、隣接する無線タグが反応し、相互の干渉が起こりうる。
したがって、装置本体側の送受信装置と、装置本体側に着脱可能に組み込まれる部品に取り付けられた無線タグとの間の、より正確な位置関係の確保が望まれる。特許文献1においては、プロセスカートリッジの位置決め付勢部材の位置に、無線タグと本体側送受信装置を設けたものであり、無線タグに本体側送受信装置を押し付けることで、隙間方向の位置関係の確保を図っているが、平面的な位置関係は必ずしも正確でないことがある。
本発明は、平面的な位置関係を含めて、無線タグと本体側送受信装置との間のより正確な位置関係の確保を可能とする画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体と、画像形成装置本体に着脱可能な部品と、着脱可能部品に取り付けられる無線タグと、画像形成装置本体側に設けられ、無線タグと無線交信するための本体側送受信部と、を備える画像形成装置であって、着脱可能部品は、感光体又は感光体を含むプロセスカートリッジであって画像形成装置本体と位置決めするための位置決め基準部としての感光体中心軸を有し、前記感光体は、前記感光体中心軸と同軸に配置されて他との位置決めに用いられる感光体側位置決め部材に支持され、前記無線タグは前記感光体位置決め部材上に取り付けられており、前記画像形成装置は、前記感光体と所定の位置関係で配置される現像ロールを更に備え、前記現像ロールは、その中心軸と同軸に配置され前記感光体側位置決め部材との位置決めに用いられる現像ロール側位置決め部材に支持され、前記本体側送受信部は前記現像ロール側位置決め部材上に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の別態様の画像形成装置は、画像形成装置本体と、画像形成装置本体に着脱可能な部品と、
着脱可能部品に取り付けられる無線タグと、画像形成装置本体側に設けられ、無線タグと無線交信するための本体側送受信部と、を備える画像形成装置であって、着脱可能部品は感光体又は感光体を含むプロセスカートリッジであって画像形成装置本体と位置決めするための位置決め基準部としての感光体中心軸を有し、前記感光体は、前記感光体中心軸と同軸に配置されて他との位置決めに用いられる感光体側位置決め部材に支持され、前記無線タグは前記感光体位置決め部材上に取り付けられており、前記画像形成装置は前記感光体と所定の位置関係で配置されるLEDプリンタヘッドを更に備え、前記本体側送受信部は前記LEDプリンタヘッド側に取り付けられることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置よれば、画像形成装置に備えられる現像ロールを感光体と所定の位置関係で配置するために、現像ロールの中心軸と同軸に配置され、感光体側位置決め部材との位置決めに用いられる現像ロール側位置決め部材を有するものとし、本体側送受信部は、現像ロール側位置決め部材上に取り付けられることとする。これにより、無線タグは感光体側位置決め部材上に、本体側送受信部は、現像ロール側位置決め部材上に、それぞれ配置されるので、無線タグと本体側送受信装置との間のより正確な位置関係の確保が可能となる。
また、本発明の別態様の画像形成装置によれば、露光源として用いられるLEDプリンタヘッドは、感光体と所定の位置関係で配置されるが、本体側送受信部を、LEDプリンタヘッド側に取り付けられることとしたので、感光体側位置決め部材上の無線タグと本体側送受信装置との間のより正確な位置関係の確保が可能となる。

以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態に付き詳細に説明する。以下において、画像形成装置としては、露光源としてLEDプリンタヘッドを備える複写機とし、画像形成装置本体に着脱可能な部品として、感光体ドラムを含むプロセスユニットを取り上げる。ここで、プロセスカートリッジは、感光体ドラムの他、帯電ローラ、現像手段、クリーニング手段を含むものとして説明するが、感光体ドラムを含んでいればよく、これらをすべて含まなくてもよい。また、これら以外の要素、例えば電源等を含んでもよい。
また、着脱可能部品として、プロセスカートリッジそれ以外の交換部品、例えば現像カートリッジ又は現像ユニット、トナーカートリッジ、あるいは感光体ドラムをユニット化した感光体ユニット等の交換部品や、回路基板等であってもよい。また、露光源としてレーザビームスキャナ等を用いる画像形成装置でもよい。また画像形成装置としては、複写機以外のファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置であってもよい。また、カラー画像形成装置でもモノクロ画像形成装置でもよい。
また、市場でいわゆる無線タグと呼ばれているものにはさまざまな種類があるが、本明細書中で用いる無線タグの語は、市場で用いられる用語の如何を問わず、リーダライタのような無線送受信端末と無線交信が可能で、製品及び外箱に固定して取り付けが可能な、アンテナを含む無線機能付メモリモジュールを広くさすものとする。
図1は、電子写真複写機である画像形成装置10の構成を示す図である。画像形成装置10は、装置本体部12と、これに着脱可能に設けられるプロセスカートリッジ20を含む。プロセスカートリッジ20は、感光体ドラム30を含む電子写真の画像形成を行う主要要素をまとめてカートリッジ化したものである。装置本体部12には、さらに、感光体ドラム30に露光するための露光光学系としてのLEDプリンタヘッド14、紙等の画像転写媒体を搬送する搬送系16、未使用の紙等を収納するストッカー18が備えられる。
プロセスカートリッジ20は、装置本体部12に交換可能に組み込まれるもので、カートリッジ筐体22の内部に電子写真画像形成を行う各要素が収納される。カートリッジ筐体22の一部には露光部24が設けられ、内部には、感光層を有し、中心軸38の周りに回転する感光体ドラム30と、感光体ドラム30の表面を帯電させる帯電ローラ32と、露光部24からの光像によって感光体ドラム30上に形成される静電潜像を現像して可視像化したトナー像とする現像ローラ34を含む現像手段と、トナー像を転写ローラ等で記録媒体に転写した後感光体ドラム30に残留するトナーを除去する図示されていないクリーニング手段とが収納される。
図2は、プロセスカートリッジ20に無線タグ60を取り付ける様子を示す図である。プロセスカートリッジ20は、装置本体部12に挿入する際、所定の組み込み位置にきちんと位置決めされて収納されるように、各種の位置決め手段が用いられる。図2の例では、プロセスカートリッジ20のカートリッジ筐体22に1組の位置決め穴40,42が設けられる。そして、装置本体部12側に設けられる1組の位置決めピン50,52と合わせながら、プロセスカートリッジ20の位置が決められる。この1組の穴40,42と1組のピン50,52の組み合わせを、位置決めと回転止めとに使い分けるため、一方を長穴としてもよい。
無線タグ60は、カートリッジ筐体22の外壁において、1組の位置決め穴40,42の近傍に取り付けられる。好ましくは、図2に示すように、1組の位置決め穴40,42に挟まれた領域に取り付けられるのがよい。また、本体側送受信装置70は、装置本体部において、1組の位置決めピン50,52の近傍に取り付けられる。好ましくは、図2に示すように、1組の位置決めピン50,52に挟まれた領域に配置されるのがよい。ここで、本体側送受信装置70とは、無線タグ60と無線交信を行う機能を有する装置である。具体的には、アンテナと、送受信回路を有する回路装置で、図示されていない装置本体制御部に接続される。
図3は、無線タグ60の平面図及び側面図である。無線タグ60は、概略矩形形状の電子部品搭載回路モジュールであり、回路基板62の上に無線タグIC64が配置され、これに接続されるアンテナを構成する周回配線66がパターンとして形成され、全体として、適当な樹脂ポッティングあるいは樹脂封止が施される。必要があれば他の電子部品68も配置され接続される。寸法の一例を述べると、回路基板62は厚みが約0.4mmで、約22mm角の形状を有する。無線タグIC64は、厚みが約0.9mmで、その大きさは縦横ともそれぞれ数mm程度である。アンテナを構成する周回配線は、例えば4ターン程度巻回される。なお、これらの数値は、あくまで説明のための一例に過ぎず、これ以外のものであってもよい。
位置決め用の穴40,42とピン50,52との間のはめあいは、相当高い精度が可能で、例えば、(1/10〜1/100)mm程度の精度は容易に実現できる。したがって、これらの穴40,42を基準に、その間に挟まれた領域に無線タグ60を別途精度よく取り付け、ピン50,52を基準に、その間に挟まれた領域に本体側送受信装置70を別途精度よく取り付けることで、無線タグ60のアンテナを構成する周回配線66を、平面的位置関係を含めて、本体側送受信装置70により正確に向かい合わすことができる。
なお、穴40,42は、貫通穴でもよく、また、位置決めが十分な程度の深さを有すれば、底のある穴であってもよい。また、ピン50,52又は軸は、一様な直径の円柱状形状であってもよく、先端が先細りになるテーパ形状のものでもよい。また、断面形状は円でなくても楕円、矩形、多角形等あるいはこれらを組み合わせた形状でもよく、長手方向で断面形状が変化してもよい。これらにはまりあうように、穴40,42の形状も対応付けて形成される。また、ピン50,52又は軸の外周にねじを切り、穴40,42をねじ穴としてもよい。また、位置決め用のピン又は軸をプロセスカートリッジ20側に設け、これに対応する穴を装置本体部12側に設けるものとしてもよい。
図4、図5は、平面的位置関係を含めて位置決めをさらに精度よく行える無線タグ72の構成を示す図である。図2、図3と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。この例において無線タグ72は、回路基板74に1組の穴76,78が設けられ、この穴76,78は装置本体部12に設けられる位置決め用の1組のピン50,52にちょうど通される配置関係と大きさを有する。すなわち、この穴76,78の配置関係は、カートリッジ筐体22に設けられる位置決め用の穴40,42の配置関係と同じで、穴76,78の寸法は、穴40,42と同じか若干大きめが好ましい。
このように無線タグ72に、1組のピン50,52にちょうど通される穴76,78を設けることで、装置本体部12側にプロセスカートリッジ20が位置決めされて固定されると同時に、無線タグ60も位置決めされ、装置本体部12側とプロセスカートリッジ20との間に挟まれて固定される。したがって、無線タグ72とプロセスカートリッジ20との間の位置決めに特別な作業を要せずに、無線タグ72と本体側送受信装置70との間の位置関係をより正確に確保できる。
プロセスカートリッジ20は、上記のようにさまざまな要素をまとめて1つのユニットとしているが、その中でも中核の要素は、感光体ドラム30である。感光体ドラム30は中心軸38の周りに回転するので、この中心軸38に対する他の要素の平面的位置関係を含めた配置関係は、画像形成プロセスに大きな影響を与える。したがって、この中心軸38を基準にして、プロセスカートリッジ20における各要素の配置関係が考慮され、また、装置本体部12との配置関係も考慮される。換言すれば、画像形成装置10の多くの要素は、この中心軸38に対する平面的位置関係を含めた位置決めの確保が常に検討される。その意味で、感光体ドラム30の中心軸38は、プロセスカートリッジ20における平面的位置関係を含めた位置決めの基準部の1つである。
図6は、プロセスカートリッジ20の感光体ドラム30を収納する部分を示す図である。図1、図3等と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。感光体ドラム30は、外径が例えば30〜40mmのアルミニウム製のシリンダの上に有機感光体が塗布されたものである。シリンダの長手方向両端面にはポリアセタール等の潤滑性のよい樹脂でできたフランジがはめ込まれ、フランジの中心部には、金属製の中心軸38が感光体ドラム30の回転中心軸として貫通するための開口が設けられる。そして、中心軸38は、プロセスカートリッジ20のカートリッジ筐体22の両支持部材80,81に支持され、外側に突き出る。
この中心軸38は、上記のように、プロセスカートリッジ20における平面的位置関係を含めた位置決めの基準部の1つであるので、中心軸38と位置決めしてその近傍に無線タグを取り付けることが好ましい。図6では、支持部材80の上に、無線タグ82を取り付ける例を示している。無線タグ82の回路基板84には、中心軸38を通すための穴86がほぼ中心に設けられる。アンテナを構成する周回配線88も、この穴86の周りに巻回される。
このように、感光体ドラム30の中心軸38を真中に通すような穴86を無線タグ82に設けることで、無線タグ82は中心軸38に対し平面的位置関係が精度よく位置決めされて配置されることができる。感光体ドラム30の中心軸38は、装置本体部12に対しても位置決めの基準部として用いられるので、本体側送受信部をこの中心軸38の周りに配置することで、無線タグ82のアンテナを構成する周回配線88を、より正確な位置関係で本体側送受信装置に向かい合わすことができる。
図6の例では、無線タグ82は、中心軸38に同軸上に配置される。これ以外に、中心軸38と位置決めを行った上で、中心軸38の近傍に無線タグを配置するものとしてもよい。また、図6の例では、無線タグ82は、支持部材80の上に配置される。支持部材80は、中心軸38と同軸に配置される軸受部を支持する部材である。このように、中心軸38と同軸に配置され、他との位置決めに用いられるものであれば、支持部材80,81以外のものでも、そこに無線タグを配置してもよい。
例えば、図1に戻ると、現像ローラ34は感光体ドラム30との位置関係、とくに隙間関係がきわめて重要であり、これらの間の位置決めに、現像ローラ34に同軸に配置されるブロックと、感光体ドラム30の中心軸38に同軸に配置されるブロックとが用いられる。これらの位置決めに用いられるブロックとしては、回転軸を支持する軸受、軸受を支持する部材、軸を固定するキャップ、あるいは突き当て部材等が用いられる。具体的に感光体ドラム30と現像ローラ34との間の管理された隙間を確保するには、感光体ドラム30の中心軸38からの寸法が管理された位置決め部品に、現像ローラ34の中心軸からの寸法が管理された位置決め部品を突き当てることが行われる。このような突き当てによる隙間管理は、トラッキングと呼ばれることがある。トラッキングに用いられる位置決め部品は、画像形成装置10の構成によって選択することができる。例えば、軸を支持する軸受部を用いることが便利なときはこれを用いてもよく、軸を固定するキャップを用いることが便利なときはこれを選択して用いてもよい。
このように、感光体ドラム30の中心軸38から同軸で寸法が管理された位置決め部品と、現像ローラ34の中心軸から同軸で寸法が管理された位置決め部品が用いられるときは、感光体ドラム30の中心軸38と同軸の位置決め部材上に無線タグを取り付け、現像ローラ34中心軸と同軸の位置決め部材上に本体側送受信装置を取り付けることができる。このことで、平面的位置関係を含めて、精度よく、無線タグを本体側送受信装置に向かい合わせることができる。
感光体ドラム30の中心軸38は、装置本体部12においても位置決めの基準部として働くので、感光体ドラム30に対し性能上精度よく位置決めされる他の要素側に本体側送受信装置を取り付け、感光体ドラム30の中心軸38と同軸の位置決め部材上に無線タグを取り付けることができる。図1に再び戻ると、LEDプリンタヘッド14は、感光体ドラム30との配置関係の精度が要求される。そこで、LEDプリンタヘッド14側に本体側送受信装置を取り付け、これに向かい合うように感光体ドラム30の中心軸38と同軸の位置決め部材上に無線タグを取り付けることがよい。このことで、平面的位置関係を含めて、精度よく、無線タグを本体側送受信装置に向かい合わせることができる。
本発明に係る実施の形態における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、位置決め用のピンと穴を用いてプロセスカートリッジに無線タグ60を取り付ける様子を示す図である。 無線タグ60の平面図及び側面図である。 本発明に係る実施の形態において、さらに精度よくプロセスカートリッジに無線タグ60を取り付ける様子を示す図である。 図4で用いられる無線タグの平面図及び側面図である。 本発明に係る実施の形態において、プロセスカートリッジの感光体ドラムの中心軸を基準として無線タグを取り付ける様子を示す図である。 図6で用いられる無線タグの平面図及び側面図である。
符号の説明
10 画像形成装置、12 装置本体部、14 LEDプリンタヘッド、16 搬送系、18 ストッカー、20 プロセスカートリッジ、22 カートリッジ筐体、24 露光部、30 感光体ドラム、32 帯電ローラ、34 現像ローラ、38 中心軸、40,42,76,78,86 穴、50,52 ピン、60,72,82 無線タグ、62,74,84 回路基板、64 無線タグIC、66,88 周回配線、68 電子部品、70 本体側送受信装置、80,81 支持部材。

Claims (2)

  1. 画像形成装置本体と、
    画像形成装置本体に着脱可能な部品と、
    着脱可能部品に取り付けられる無線タグと、
    画像形成装置本体側に設けられ、無線タグと無線交信するための本体側送受信部と、
    を備える画像形成装置であって、
    着脱可能部品は感光体又は感光体を含むプロセスカートリッジであって画像形成装置本体と位置決めするための位置決め基準部としての感光体中心軸を有し、前記感光体は、前記感光体中心軸と同軸に配置されて他との位置決めに用いられる感光体側位置決め部材に支持され、前記無線タグは前記感光体位置決め部材上に取り付けられており、
    前記画像形成装置は、前記感光体と所定の位置関係で配置される現像ロールを更に備え、
    前記現像ロールは、その中心軸と同軸に配置され前記感光体側位置決め部材との位置決めに用いられる現像ロール側位置決め部材に支持され、前記本体側送受信部は前記現像ロール側位置決め部材上に取り付けられる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体と、
    画像形成装置本体に着脱可能な部品と、
    着脱可能部品に取り付けられる無線タグと、
    画像形成装置本体側に設けられ、無線タグと無線交信するための本体側送受信部と、
    を備える画像形成装置であって、
    着脱可能部品は感光体又は感光体を含むプロセスカートリッジであって画像形成装置本体と位置決めするための位置決め基準部としての感光体中心軸を有し、前記感光体は、前記感光体中心軸と同軸に配置されて他との位置決めに用いられる感光体側位置決め部材に支持され、前記無線タグは前記感光体位置決め部材上に取り付けられており、
    前記画像形成装置は前記感光体と所定の位置関係で配置されるLEDプリンタヘッドを更に備え、
    前記本体側送受信部は前記LEDプリンタヘッド側に取り付けられる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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